お笑いコンビ・かまいたちが4日、東京・新宿の吉本興業東京本部で行われた『キングオブコント2018』の会見に登場。山内健司が衝撃のガングロギャル姿を披露した。このたび、黒肌ギャル集団・Black Diamondの中から、“2000年からタイムスリップしたギャルサーメンバー”をコンセプトに活動するユニット「Black Diamond-from 2000-」の4人が、同ユニットの仕掛け人である“ギャル神様”ぇりもっこりと共に、コント日本一を決めるお笑いコンテスト『キングオブコント2018』に挑戦することを表明。会見で意気込みを語った。昨年の『キングオブコント2018』で優勝したかまいたちは、5人の師匠として登場。山内は、ミニスカートのへそ出しファッションにガングロメイクを施したギャル姿を現れた。会場から爆笑が起こる中、山内はパラパラ風の動きを見せ、「かわいい~!」などとギャル口調でトーク。相方の濱家隆一は「やめろ! チャンピオンの名前に傷がつく。断れ!」とツッコんだ。そして、Black Diamond-from 2000-のメンバーから“ボロネーゼ”というギャル名をつけてもらうと、山内は「ボロネーゼです」とうれしそうにあいさつ。濱家は「2017年に僕たちが倒してきたお笑い芸人に申し訳ないです」と言うも、山内は「ウケるー。アゲ―」と好き放題。なお、ギャルへの変身時間は「体も込みで20分くらい」とのこと。「文句なし。これでネタ1本やりたいなと思います」と仕上がりに満足していた。『キングオブコント2018』は、7月2日から1回戦が行われ、2回戦、準々決勝、準決勝を勝ち残ったユニットが決勝に進出。決勝は今秋に開催予定で、TBS系で生放送される。
2018年07月04日アイドルグループ・V6の岡田准一が、あいおいニッセイ同和損害保険の新CMに出演することが26日、明らかになった。新CM「プレゼンテーション」編は27日より全国でOAされる。岡田は、国内初となる、コネクティッドカー向け運転挙動反映型テレマティクス自動車保険「タフ・つながるクルマの保険」のイメージキャラクターに。CMでは、無数の走行中のクルマが映し出されたスタイリッシュな抽象空間を舞台に、岡田が新発明のクルマの保険に関するプレゼンテーションを行う。同社にとって、事実上初めてとなるCMキャラクターに起用された岡田。「自動車保険の新しい幕開け」を表現するオーラを放ち、現場の空気を盛り上げた。数多く存在するプレゼンCMと一線を画すべく、高度なCGによって創作された抽象空間で、岡田はすべての物事を頭の中で想像しながら演技し、抜群のセンスと集中力でOKテイクを連発した。予定よりも早く撮影が終了すると、満足感いっぱいの表情で現場を後にした。
2018年06月26日アイドルグループ・私立恵比寿中学の元メンバー・廣田あいか(19)が、芸能事務所・スターダストプロモーションを退社したことが23日、分かった。廣田あいか同社の公式サイトによると、「弊社所属タレントの廣田あいかですが、2018年4月20日を持って双方合意の上契約が満了致しました事をご報告いたします」。廣田は2010年に同グループに転入(加入)し、2018年1月3日の日本武道館公演で転校(卒業)。卒業を報告した昨年8月31日付のブログでは、「1番の理由は想像してた18歳と比べて今、足りないな。と思うことやってみたいな。と思うことがまだまだあり私の人生を後悔したくないので決断させて頂きました」と経緯を説明し、「いつ、何が起きるかわからないです。だからこそずっと夢を追い続けます。芸能は変わらず続けさせて頂くので転校しても、また絶対に会えます!」とつづっていた。21日に開設したツイッターで「わたし人生で"やりたいこと"全てをみんなが昨日今日なんかでわかっちゃってるなら なーんも面白くないじゃんね!」、19日付のインスタグラムで「自分が自分を決めつけなければ」とそれぞれに思いを記した廣田。22日から更新をスタートしたYouTubeにはすでに2本の動画をアップし、新たな活動をスタートしている。
2018年04月23日アイスクリーム万博「あいぱく」が、2018年4月25日(水)から5月7日(月)まで銀座三越にて開催される。「あいぱく」は、日本全国から厳選したご当地アイスクリームを一度に味わうことのできるアイスクリームイベント。過去のイベントで2時間待ちを記録した人気アイスをはじめ、「日本アイスマニア協会」がセレクトした100種類以上のご当地アイスや、あいぱく限定商品など、多彩なラインナップが登場する。さらに、音楽ライブやトークショーといった企画も用意されている。普段はなかなか食べれないご当地アイス桔梗信玄ソフトあいぱくアワード2016最高金賞を受賞したあいぱくの目玉商品「桔梗信玄ソフト」が今回も登場。香ばしいきな粉と濃厚な黒蜜、コクのあるソフトクリームが相性抜群だ。黒蜜を染み込ませたきなこ棒をプラスし、まるで和風パフェのようなリッチな仕上がり。長崎カステラ生ソフト普段は長崎県の本店でしか食べることのできない、長崎名物のカステラをアイスクリームと組み合わせた「長崎カステラ生ソフト」も注目商品。自慢のカステラは、長崎県愛野町産の新鮮な赤卵を使用し、丁寧に手焼きしたザラメと合わせた。独自製法のアイスとの組み合わせはほかでは味わえない美味しさだ。あいぱく限定・ハーゲンダッツのアイスクリームあいぱく限定商品には、ハーゲンダッツのアイスクリームを使用したスペシャルなクレープアイスが登場。スライスしたバナナを花びら型におトッピングし、ホイップクリームとチョコレートで味付けしている。プレミアムフライデーには、数量限定でストロベリー版のクレープソフトも販売される。なお、会場では保冷バッグとドライアイスのセットも販売されるので、お気に入りのアイスをテイクアウトすることも可能だ。詳細アイスクリーム万博「あいぱく TOKYO」in 銀座三越期間:2018年4⽉25⽇(⽔)〜5⽉7⽇(⽉)時間:10:30〜20:00(最終⽇16:00終了)場所:銀座三越 7F催物会場・9F銀座テラス住所:東京都中央区銀座4-6-16入場料:無料テイクアウト:アイスの持ち帰りを希望の場合、会場にて「保冷バッグ+ドライアイス」を販売。
2018年03月26日現在、「FOD」「Netflix」にて配信中の「あいのり:Asian Journey」。この度、続編となる「あいのり:Asian Journey」シーズン2の制作が決定し、この続編制作に伴い、番組への参加者を募集&オーディションを開催することが分かった。また、BSフジではシーズン1を4月29日(日)より放送開始することも決定した。「恋愛観察バラエティーあいのり」は、1999年10月から2009年3月まで約9年半に渡って地上波で放送。そして地上波での放送終了後には、CS放送「フジテレビTWOドラマ・アニメ」にてセカンドシリーズを放送してきた。その新シリーズとして昨年10月から配信されているのが、「あいのり:Asian Journey」。オーディションで選ばれた男性4人・女性3人の計7人が、お馴染みのピンク色のワゴン車「ラブワゴン」に乗りアジア各国を旅しながら、真実の愛を探していく本番組。旅の途中、参加者は意中の相手に日本に帰るためのチケットを渡し、愛を告白。告白が成功するとキスをして2人で帰国、失敗するとチケットを返され1人で帰国することになるというもの。シーズン1では、メインMCのベッキー、「オードリー」に加え、河北麻友子と大倉士門がスタジオメンバーとして参加した。また今回、シーズン2の制作決定に伴い、ラブワゴンで世界を旅しながら真実の愛を探す男女を募集。2018年4月現在で恋人がいない18歳以上の男女が対象だ。詳細や応募方法などは番組公式Webサイトを確認してみて。「あいのり:Asian Journey」シーズン2は2018年秋、FOD&Netflixにて配信スタート予定。「あいのり:Asian Journey」シーズン1はFOD&Netflixにて配信中、毎週金曜日24時55分~フジテレビにて放送、4月29日より毎週日曜日24時~BSフジにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年03月22日Netflixで配信中の恋愛バラエティ『あいのり:Asian Journey』に出演しているベッキー、裕ちゃん、アスカが15日、東京・北青山のロイヤルガーデンカフェ青山で行われた「あいのり Cafe オープニングセレモニー」に登場した。「あいのり Cafe オープニングセレモニー」に登場したベッキー同番組が残り2話で最終回を迎えることを記念して期間限定(3月18日まで)でオープンした「あいのり Cafe」。あいのりオリジナルメニューや、あいのり名物のラブワゴンを展示するなど、"あいのり"一色の同カフェについてベッキーは「最高ですよ。完璧です! もう『あいのり』から逃げられないですね。ラブワゴンもあるし、オリジナルメニューもあるし、小さいことですがポスターももらえてうれしいです」とすっかり気に入った様子。既に鑑賞したという最終回は「ビックリな結末ですよ。こういう終わり方するんだ? と。こういうのもありだなと思いましたね」と感想を述べながら「見ている方は引き続き楽しんで欲しいし、見ていない方はワンシーンだけ見てください! 一気に心を掴まれると思いますよ」とアピールした。イベントの途中からは同番組に出演して初のカップルとなった裕ちゃんとアスカも登場。この日初めて2人に会ったベッキーは「私が恋愛を語るのも変ですが、番組で偉そうなこと言っちゃっているからみんなにゴメンねって言っといてください(笑)」と恐縮しきりで、「あまり仕事という感覚じゃなくて、家でテレビを見ているような感じなんです。綺麗なコメントじゃなくて、視聴者の方もさらけ出して見ていると思うから、本音で言ったほうがいいかなと思って」と同番組に対する姿勢を吐露。同番組は出演者の真実の愛を見つける旅でもあるが、ベッキーは「乗りたかったですね。最初から乗りたかったです」と2人に羨望の眼差しを送った。また、イベント前日はホワイトデーだったが、MCからホワイトデーの質問が飛ぶ場面も。それについては「昨日は六本木でゴーヤチャンプルを食べました。人のお金だったので、それで満足です」と回答していた。
2018年03月15日フジテレビ系恋愛バラエティ『あいのり』(~2009年)に出演していたブロガーのクロリサことクロ(32)が13日、自身のブログを更新し、第1子を妊娠していることを発表した。クロのアメブロオフィシャルブログより「【ご報告】」と題したブログで、「この度、大好きなピーさんとの間に新しい命を授かりましたーー」と報告。「まだまだ言うて半信半疑な部分があったりもするんですが(結婚したことさえなんかまだ夢のようだったり。。。)何とも言えない幸せな気持ちでいっぱいです!!何よりピーさんがとっても嬉しそうで、そんな彼を見ていると、私も、より幸せな気持ちになります」と母になる喜びをつづった。続けて、「初めての妊娠で何もかもが新しいことばかりで、『えっほんと?』『壮大なドッキリ?!』『う、動いてるうううう』なんて検診の度に思ったりもしていますが、お医者さんを質問攻めにしたり、二人で本を読んで勉強したり、、instagramや楽天ルーム、ママリなどでいろ色々な情報を集めてキャプチャ撮って、自分だけのLINEグループに、オススメ、をまとめたりして、以前にも増してとっても幸せな日々を送らせてもらってます」と妊娠や出産、育児に向けてSNS等を使って勉強をしていることも明かした。そして最後に、「これからはいつもの日常ブログにプラスして、マタニティブログも色々と書いていけたらなと思います。これからもぜひ、私たち家族を暖かく見守っていただけたら嬉しいです」と呼びかけ、「元気な赤ちゃんが生まれてきてくれますように…」と締めくくった。
2018年03月13日あの伝説の番組『あいのり』が、この1月から、『あいのり Asian Journey』として8年ぶりに地上波放送リバイバル!ピンクのラブワゴンに見知らぬ男女7人が乗り込み、“真実の愛を探す地球無期限の旅”に出るこの番組は、放送が始まった’99年当時、画期的な恋愛バラエティで、参加メンバーと同世代の若者を中心に視聴者のハートを鷲掴みにしてきた。シリーズの復活にあたり、オードリーの二人とともにスタジオMCを務めるのは、ベッキーさん。「最初にオファーを受けた時、私がラブワゴンに乗る方だと本気で思いました。私の恋愛、心配されてる…って(笑)。そうしたらまさかのMCで、喜び爆発!だって、高校時代に毎週欠かさずに見ていたし、見終わった後はブログに感想を書き綴っていたぐらいの、あいのり好きだったから。今、MCの立場になっても、まるで家にいる時のようにスタジオでドキドキして、キャーキャー言いながらVTRを見ています」自他ともに認める“あいのり好き”だけあって、番組の楽しみ方にもベッキーさんなりの持論が炸裂!「普通に旅をしていた仲間が、ある日突然、恋愛対象になったりするその過程がまず面白い。旅の間は、何台ものカメラを回し続けているので、それを放送枠の30分に編集すると、エスプレッソみたいにギュッと旨味が凝縮されていて、ものすごく内容が濃くなるんです。私のおすすめは、まず普通に1回見てから、今度は編集の仕方や伏線探しをしながら2回目を見る。場合によっては、録画しておいたものを何話か遡って照らし合わせることも。ここまできたら、もうマニアですけどね(笑)」好きになったら告白、うまくいったら二人で帰国、ふられたら一人で帰国というルールもシンプルゆえに楽しみやすい、とベッキーさん。「現在放送中のアジアンジャーニーは、ミャンマーやタイを旅しているのですが、参加者のキャラがとにかく濃い!凄腕の脚本家でも書けないようなストーリー展開を生み出してくるあたり、さすがだなと思います。さらに、女子が強かったり、草食男子が多かったりして、恋愛や告白の仕方が昔とは変わってきているのも、今だからこその見所です」スタジオの共演者については、抜群のチームワークだと太鼓判を押す。「オードリーの二人とは、これまでもレギュラー番組で一緒になる機会が多かったので、芸能界の同級生的な感覚。あの春日さんが、たまにいいこと言ったりするんですよ。若(林)さんは持ち前の繊細な性格から心配してばかりで。コメンテーターの(河北)麻友子は気持ちいいぐらいガンガン突っ込むし、大倉(士門)っちは、『女子がもうわからない~』なんてつぶやいたりして。5人の性格がバラバラなところが、逆に自然にいいチーム感を生み出しているのではないでしょうか」ところで、ベッキーさんが告白するとしたら…。「私から告白することはないかな。第一印象で笑顔が私にとって素敵だなと思える男性ならキュンとして、もう恋モードになっちゃうし、自然に恋愛が始まっちゃうタイプです」1984年3月6日生まれ。タレントや女優として幅広く活躍。MCを務めるバラエティ番組『神々のスマホ』(NHK総合)が3月20日放送、主演ドラマ『くノ一忍法帖 蛍火』(BSジャパン)が4月から放送開始予定。毎週金曜24:55~フジテレビにて放送中。最新話は、NETFLIXで毎週木曜17:00(3/22のみ16:00)に配信、続いて毎週日曜17:00にFODにて公開、その後地上波放送の順。NETFLIXとFODでは地上波未公開シーンもあり。※『anan』2018年3月14日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・永田彩子ヘア&メイク・aiko(angle)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2018年03月07日女優・橋本愛が、山内マリコ原作の映画『ここは退屈迎えに来て』にて主演を務めることが決定。また門脇麦と成田凌も出演していることが明らかになった。ストーリー何者かになりたくて東京で就職したものの、10年経って何となく地元に戻った27歳の「私」(橋本愛)。実家に住みながらフリーライターとしてタウン誌で記事を書いているけれど、親からはフリーター同然の扱いで、何だか冴えない日々。高校時代に仲の良かった友だちと久々に会った勢いで「とにかく格好良くって、背が高くって、サッカー部のエースで、不良とも適度に仲がいい」憧れの椎名くん(成田凌)に連絡し、みんなで会いに行くことに。道中、「私」の中に椎名くんとの高校時代の忘れられない思い出が蘇る――。元彼「椎名」を忘れられない、東京に憧れと怖さを持ちながら地元を出ないまま暮らす「あたし」(門脇麦)。椎名がいなくなった途端に彼氏面してくる、椎名の取り巻きの中でも特に冴えない男と、断る方が面倒くさいから適当に遊んでいるけれど、心は彼といたときの青春の輝かしい記憶にいまもとらわれている。ここではないどこか――東京には「あるはずの」、自らの退屈を埋めてくれる何かを「椎名くん」に追い求めたその先には?「椎名くん」の大人になった姿とは…?橋本愛主演!!×門脇麦×成田凌ら新世代スター集結!原作は、『アズミ・ハルコは行方不明』の原作者・山内氏のデビュー作で、「R-18文学賞」読者賞受賞作「十六歳はセックスの齢」を含む連作小説。紀伊国屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!」にもランクインし、「ファスト風土」小説としてネット上でも話題騒然となった。そんな小説を、今回『ストロボ・エッジ』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『ママレード・ボーイ』の廣木隆一が映画化。何者かになりたくて東京で就職したものの、10年経って何となく戻ってきた主人公「私」を演じるのは、『告白』で脚光を浴び、『桐島、部活やめるってよ』で第86回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞し、その後、連続テレビ小説「あまちゃん」、『さよならドビュッシー』『渇き。』『美しい星』など話題作に出演する橋本愛。さらに、元彼「椎名」を忘れられない「あたし」を、『愛の渦』で体当たりの演技が注目を浴び、『オオカミ少女と黒王子』『二重生活』や、現在放送中のドラマ「トドメの接吻」ではヒロイン役で出演している若手実力派女優・門脇麦。また、高校時代みんなの憧れの存在だった「椎名くん」を、「人は見た目が100パーセント」「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」に出演し、今後も『ニワトリ★スター』『ラブ×ドック』の公開を控えるいま人気急上昇中の俳優・成田凌が演じる。キャスト&監督からコメント到着!そして今回、キャストや監督、原作者からコメントも到着!橋本愛(私役)原作を10代のときにお風呂で読んで、ああ好きだなあと思って好きな小説の映像化に関われたのはとても幸せなことでした。以前から廣木監督の現場にも興味があったので、ダブルで夢叶って嬉しかったです。田舎の景色や帰郷したときの思いとか、体が知ってることが多かったから地方出身で良かったと思いました。御縁の塊のような作品に携われて最高です。早く見たいです!門脇麦(あたし役)誰かに強く憧れて自分を認められなかったり、誰かに固執することでしか自分の存在意義を見いだせなかったり。歳を重ねるにつれて削がれていくであろう苦しくて退屈な時間もいつかは愛おしく感じられるのかな、そんな風に思える瑞々しい作品になるのではないかと思いました。廣木さん、そしてやっと橋本愛ちゃんとご一緒出来たことがとても嬉しいです。完成を観られるのを楽しみにしています。成田凌(椎名くん)一歩先にいるのか後ろにいるのか、存在したのかしなかったのか、どこか愛せるようで愛せない、椎名役を演じました。富山の地に力を借り、廣木監督をはじめスタッフや共演者の力を借り、美しい青春と草臥れた白秋の日々を過ごさせていただきました。美しい映像と混沌とした感情の中のどこかにあったであろう愛を探す人間たちの物語です。山内マリコ(原作)青春のすべてを注いだデビュー作が映画化されるなんて感無量です(しかもオール富山ロケ!)。出演者決定しました~と担当編集さんから聞き、その顔ぶれを見た日の喜びは忘れられません。橋本愛ちゃんと門脇麦さん、そしてななな、成田凌!?最高のキャスティングに震えました。本当に公開が待ち遠しいです。公開に合わせて写真集とか出してほしいです。廣木隆一(監督)ありふれた日本のどこかの風景の中、ありふれた会話。退屈きわまりない日常、でもそこにいる者たちにとってはとても特別で刺激的な時間が流れてる。いまを生きる事は決して楽しいことではないかも知れない。自分の人生がいま、どの辺なのかも。もがきながらハートを揺り動かしてくれるキャストと富山の町を走りぬけた映画です!!!!『ここは退屈迎えに来て』は2018年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年02月20日恋愛観察バラエティ「あいのり」の新シリーズ「あいのり:Asian Journey」が、現在「Netfilx」と「FOD」にて配信中。この度、本日11月30日(木)に「Netflix」にて配信された第6話より、メンバーのひとりで“自称中の下”、でっぱりんが怒り狂い大暴れする衝撃シーンが分かる予告編が解禁された。ミャンマーにて旅を進めている男女7人。この日あいのりメンバーは、ナイトマーケットに向かった。グループ分けをし、それぞれに楽しむ7人。裕ちゃんとゆめちんはお土産を選び、アスカ、ウェディング、ハト胸は、「ミャンマーの夜に乾杯~!」とお酒を楽しむ。楽しい時間はあっという間に過ぎ、自由時間終了約束の20時に。しかし、時間が過ぎてもお酒を飲んでいるアスカら3人。「ちょっとだけ」というハト胸の言葉に、結局みんなで飲み出すメンバー。そして結局、約束の時間を40分もオーバーしてラブワゴンに戻ってきたのだ。“怒らない国”ミャンマーのドライバー・ミョーさんは笑顔で許してくれたものの、あいのりスタッフはそうはいかなかった。メンバーを前に「やる気ある?」とスタッフの怒りは収まらず、今後の旅のことも考え、軽くお灸をすえるつもりで説教。それに対し反省しへこむメンバーだったが、しかしでっぱりんだけは違っていた。ラブワゴンに乗り込んだものの、飛び出し、再びスタッフを呼び出したでっぱりんは「カメラマンさんの動きとか言われたら、私たちも生活しづらいし話しづらい」などとくどくどスタッフに主張。実はこの思いには前触れがあり、1日中カメラに囲まれたあいのりの旅にストレスを感じていた女性メンバーを代表し、度々スタッフに状況を相談していたのだ。さらにスイッチの入ったでっぱりんに対し、必死になだめようとするハト胸だが、怒りの矛先は次第にハト胸にも向けられる。ハト胸は、そもそも自分たちが時間を守っていたらこんなことになっていないと言い、さらには「甘えてる?」とでっぱりんの言い分を突っぱねる。しかし、負けじとでっぱりんも涙を流し主張。それに怒ったハト胸と言い合いになり、でっぱりんは「じゃあ帰るわ、いいかげんにしろよ、ふざけんなよ!どんだけ私が女の子の意見考えて言いようと思っとうや!私だけの意見と思うなよ!お前!」とハト胸に掴みかかろうとする…。その後もでっぱりんの怒りは収まらず、スタッフ、あいのりメンバーを巻き込んでの大暴れ。「貴様!こらあ!」と平和なはずのミャンマーのナイトマーケットに罵声が響き渡り、この状況にパニックになったアスカは過呼吸に。またそれを対処するシャイボーイのとんちんかんな行動に、現場はもう誰も手が付けられないほど荒れ放題に…と大波乱の第6話となっている。到着した予告編でも、あいのり史上最悪の大ゲンカの模様がほんの少し垣間見え、この先の行く末が気になる映像となっている。「あいのり:Asian Journey」はNetflix・FODにて配信中。(cinemacafe.net)
2017年11月30日身長204cm!大活躍中のバレーボール山内晶大選手にお話を伺いました!バレーボール選手になるなんて、想像すらしてなかったんです。204cmという身長を生かし、全日本男子バレーボールチーム「龍神NIPPON」や所属の「パナソニック パンサーズ」で、ミドルブロッカーとして活躍する山内晶大選手。高校入学後にバレーボールを始め、6年目で日本代表に選ばれた才能の持ち主だ。「小中とやっていたバスケをと思ったけれど、想像以上にボディコンタクトが激しくて体の線が細い僕には無理だと。そこで体育の担当だった先生に誘われてバレーボール部に入部したんです」けっして積極的とはいえず、始めたものの、すぐに面白さに目覚めたという。「できることが増えるのが楽しくて。高校3年で国体の愛知県選抜に選ばれて、練習も含めてレベルの高いバレーに触れることができた。そこで大学に進学してバレーを続けたいと心が決まりました」愛知学院大学に進学後はチームで練習すると同時に、複数の企業チームでの練習にも積極的に参加。後に日本代表監督となった南部監督にもそこで出会う。小中学生から活躍してきた選手も多いバレーボール界で、まるでキャリアを補うようにして急速に経験を積んできた。やがて大学3年の’14年に全日本入りを果たす。「もちろんびっくりしました。自分は本当に、出会いを積み重ねた縁でここまで来れたんだなって」振り返る山内選手からは、謙虚で穏やかな人柄が伝わる。ただ与えられた大きなステージでの役割をきっちり果たし、今も大きな伸びしろを持つチーム期待の選手であり続けるのは、彼の実力ゆえ。「心がけているのは常に平常心でいること。プレー中は一連の流れで打ったり止めたりしますが、サーブは個人プレーなので、余計意識しますね。観客席に近いから応援の声も聞こえ、やるぞと思う半面、プレッシャーもある。磨きたいのは、ブロックやクイック。課題であり、目立ってもいきたい」今年9月に行われたグラチャンバレーでは残念ながら全敗。「強豪国はレベルが高かったけれど、課題も見つかり克服するためにやることもわかったのが収穫」と前を見据える。3年後にオリンピックを控えて、目指す方向は?「今はまだ全日本でもパナソニックでも若い方で先輩に頼っている部分があるけれど、これからはチームの主軸となって支えられるようなプレーヤーになっていきたいです。できることを増やして、東京オリンピック代表に選ばれるようになりたい。存在的にもパフォーマンス的にも、そして体も大きくすることを目標にしています」プライベートも気になります!・オフの日の楽しみは?「アウトレットに行ったり、家で漫画を読んだり海外ドラマを見たりしています。出かけるのは京都が好き。海外の観光客が多いから、背が高くても目立ちすぎることもなくて過ごしやすいんです」・どんな漫画を読んでる?「少年漫画が好きなんですよ。『スラムダンク』『あひるの空』『MAJOR』『GIANT KILLING』『キングダム』『ジョジョの奇妙な冒険』『宇宙兄弟』。家でゆったり読むのが楽しみです」やまうち・あきひろ1993年11月30日生まれ。愛知県名古屋市出身。パナソニック パンサーズ所属。高校から始め、大学時代から日本人では希少な大型のミドルブロッカーとして全日本代表で活躍。※『anan』2017年11月1日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・大和まこ(by anan編集部)
2017年10月26日かつて大人気を博した「恋愛観察バラエティーあいのり」が、新たに東南アジアを舞台に展開する「あいのり:Asian Journey」。このほど、キーアートとともに予告編が完成。参加メンバーの様子や、ベッキー&「オードリー」がメインMCを務めるスタジオの様子が明らかになった。1999年10月から2009年3月まで約9年半に渡って地上波で放送され、23時開始という遅い時間帯ながら平均視聴率15.3%、最高視聴率20.4%(2002年2月28日)という異例の数字で社会現象にもなった「あいのり」。地上波での放送終了後には、CS放送「フジテレビTWOドラマ・アニメ」にてセカンドシリーズ、サードシリーズが放送された。そして今回、新シリーズとして配信されるのが「あいのり:Asian Journey」だ。完成したキーアートには、ピンクのラブワゴンを見送るスタジオメンバーの姿が!メインMCであるベッキーさん、「オードリー」の若林正恭、春日俊彰に加え、スタジオ出演した河北麻友子と大倉士門がそれぞれ、あいのりのテーマカラーであるピンクをポイントとした衣装に身を包み、笑顔でラブワゴンを見送っている。また、予告編では、ピンクのラブワゴンが日本を出発し、今回の旅先である東南アジアに到着!走り出したラブワゴンには、まず男性4名の参加メンバーが先に乗り込み、期待に満ちた表情で自分のニックネームが書かれたダンボールを掲げる女子参加メンバーを探してキョロキョロとするところは、かつての「あいのり」そのまま。見つけた途端、「いたー!!」と走り出すメンバーがいるのも、ファンには嬉しい懐かしさだろう。その後、参加メンバーの男女が2人きりになって会話したり、砂浜に2人の手形をつけたりと“いい雰囲気”になったり…と、運命の出会いを求めて参加したメンバーの恋愛模様を垣間見ることができる。一方、そんな旅の様子を見ているスタジオメンバーは、あるカップルに河北さんが「いい!」と感嘆したかと思うと、若林さんも「絵になるよ~」とうっとり。さらに、「あいのり」の大ファンというベッキーさんは「私もやりたいこれ!」「これがあいのりですよ!」と大はしゃぎで、スタジオが大いに盛り上がった様子も伝わってくる。映像の最後には、含み笑いの若林さんから「ベッキーは思い出になるような恋愛とかあった?」と聞かれたベッキーさんが「知ってんだろ!」と返す、意味深な会話で締めくくられている。「あいのり:Asian Journey」は10月26日(木)よりNetflix/FODにて配信スタート。(text:cinemacafe.net)
2017年10月19日JUJUのNew Single「いいわけ」から、「ご近所物語」「NANA」などで知られる人気漫画家・矢沢あいがインスピレーションを受けて書き下ろしたキャラクターのイラストが公開された。新曲「いいわけ」は、オリジナル楽曲初となる小林武史氏がプロデュース。小林氏の甘くスリリングなアレンジが胸に迫る、恋に悩む女の本音を描く婉美な大人のラブソングに仕上がっている。なお本楽曲は、竹野内豊が主演するNHKドラマ10「この声をきみに」の主題歌にもなっている。今回のコラボは、楽曲の世界観を歌詞や音楽だけではない表現で伝えたいという想いから、主人公のイラスト書き下ろしを矢沢氏にオファーしたことで実現。矢沢氏は、「マリンブルーの風に抱かれて」「天使なんかじゃない」「ご近所物語」「Paradise Kiss」「NANA」などの代表作を持つ人気漫画家。作品はアニメ化や映画化もされており、現在21巻まで刊行されている「NANA」は休載中だ。矢沢氏は「まず曲を一日中リピートで聴き、歌詞を見なくても歌えるレベルまで叩き込んで机に向かいました。何も浮かばなければやりたくてもお断りするしかないと思っていたのですが、イラストのイメージがいっきに湧き上がってきて、お受けすることに決めました」と経緯を明かし、楽曲については「色々な設定を当てはめることができるイマジネーションを刺激される曲です。使われている言葉としては『何を足しても引いても違った』という部分がツボでした」とコメント。また「大好きな音楽に関わるお仕事ができて、とても光栄に思っています。ありがとうございます」と喜んでいる。一方JUJUさんも、「矢沢あいさんという素敵過ぎる方にイラストを描いて頂けることを聞いたときは本当に飛び上がる程、嬉しかったです」と述べ、「曲のイメージにぴったりなイラストと共に、『いいわけ』を楽しんで頂けたら…」と呼びかけている。なお、この“JUJU×矢沢あい”のコラボレーション企画の今後の展開については、「いいわけ」スペシャルページにて順次UPしていく予定だという。JUJUNew Single「いいわけ」は10月6日(金)フル配信、11日(水)CDリリース。(cinemacafe.net)
2017年10月06日男女7人が旅をしながら真実の愛を探す姿を赤裸々に映し出し、大人気を博した「恋愛観察バラエティーあいのり」の新シリーズが、「あいのり:Asian Journey」として10月26日(木)よりNetflixにて全世界配信決定。ベッキーに続いて「オードリー」がMCに参戦することが発表され、期待高まるキーアートと特報映像が公開された。以前より復活を望む声も多かった「あいのり」。「あいのり:Asian Journey」と題された新生版では、アジア各国を旅しながら、真実の愛を探す。旅のルールは変わらず、参加者は意中の相手に日本に帰るためのチケットを渡し、愛を告白。告白が成功すれば、キスをして2人で帰国、失敗するとチケットを返され1人で帰国することに…。このたび、キーアートについに新ラブワゴンが登場!地球のマークや色合いはそのままに、過去のシリーズのファンにもどこか懐かしさを覚えるビジュアルが完成。また、特報にもラブワゴンが登場、これまでの「あいのり」をふり返りながら、<訪れた国90か国以上><旅した仲間188人><結ばれたカップル44組>と、その人気を裏づける数字が示されていく。今回の旅の様子も垣間見ることができ、気になる参加メンバー男女7名のバックショットも解禁!新たな「あいのり」は、いったいどんな旅となるのか。映像の最後には「ただいま!」と復活を待ち望んだファンにとっても嬉しいナレーションが収められている。そして、以前発表されていたベッキーさんとともに、「オードリー」の若林正恭と春日俊彰がMCを務めることも決定。若林さんは「僕は恋愛偏差値に自信がある方じゃないので、驚きました!」とコメント、春日さんは「“あいのり”って言ったら歴史もあるし、大看板ですよね。春日もそこまでのぼりつめたかと、自分を褒めたいです」と語っている。ベッキーさんと、どんなトークを繰り広げるのかにも注目していて。『あいのり:Asian Journey』は10月26日(木)より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年09月13日ベッキーがフジテレビのオンデマンドサービス「FOD」にてNETFLIXとの共同製作で配信される「あいのり REBOOT(仮)」のメインMCを務めることが、3月24日(金)に行われた「2017 FODコンテンツ発表会」で明らかになった。1999年から放送され、絶大な支持を集めた「恋愛観察バラエティー あいのり」。複数の男女が“ラブワゴン”で世界各国を旅しながら、恋心が芽生え、告白を決意したら、帰国の航空券2枚を手に思いを伝え、OKならキスして2人で帰国だが、フラれたらひとりで帰国するというルールで世界中を巡り、数多くのドラマを生み出してきた。ベッキーさんは、学生の頃から同番組の大ファンだったそうで「メンバーが帰国して、お店とかを開いたら行っちゃうくらい好きだった」という。過去には久本雅美、今田耕司、加藤晴彦、ウエンツ瑛士らがスタジオでのMCを務めてきたが、自身に話が来たときは「(ラブワゴンに)乗る方だと思った(笑)。どんだけ恋愛の心配されてるのかと…」と語るが、MCのオファーについても「みなさん、『なぜ恋愛偏差値の低いベッキーが?』と思ってらっしゃると思います。私も『なぜ?』という感じです」と自虐的に語りつつも、「(学生時だから好きだったといい)思いが実ったような気持ち!」と喜びを口にする。参加者に関しては、18歳以上の男女を公募中で、先日も2千人ほどのオーディションが開催されたという。「私も番組を通じて成長していけたら!」と恋愛偏差値アップに向けて(?)意気込んでいた。このほか、FODではdTVとの共同制作ドラマ「Love or Not」などを配信。三代目J Soul Brothersの山下健二郎、劇団EXILEの町田啓太、八木将康らが出演する。また、CS・海外リメイクコンテンツとしてフジテレビの人気ドラマの中国版となる「デート~恋とはどんなものかしら~」や「プロポーズ大作戦」「感情8号線」などを配信する。FODは映像作品だけでなく、雑誌や漫画も読めるのも大きな特徴であり、雑誌は80誌超、漫画と小説は17万冊に及ぶ。ドラマ、バラエティ番組は過去に放送された名作など約5,000本。その中でも昨年だけで、オリジナル番組は166時間分あったが、今年は昨年の約3倍の500時間分を目指すと発表された。(text:cinemacafe.net)
2017年03月24日昨年ロサンゼルスで行われた単独公演の成功などで、ますます注目を集めているピアニストの桑原あい。リリースされたばかりのアルバム「Somehow,Someday,Somewhere」は、なんとエレクトリックベースにウィル・リー、ドラムスにスティーヴ・ガッドという超一流のメンバーを迎えたスペシャル盤。オリジナル楽曲に加え、バーンスタインやビル・エヴァンスなどもカバーしたラインナップで、素晴らしくグルーヴィーな仕上がりとなっている。4月2日(日)~3日(月)と7日(金)~9日(日)に行われる桑原のライブ『Ai Kuwabara Shinjuku Pit Inn 5days "5 Souls"』では、石若駿(ドラムス)や菊地成孔(サックス)ら、こちらも名だたるプレイヤーが日替わりで登場する。『Ai Kuwabara Shinjuku Pit Inn 5days "5 Souls"』チケット情報「ウィルとスティーヴは、知り合った時から『いつか一緒にやろうね』と言ってくれていたんですけど、まさか私がと思っていたんです。でも“本当に一緒にやりたい人は誰?”と考えた時、やっぱりふたりの名前が浮かんできた」という桑原。ニューヨークでのレコーディングは、リラックスした空気で進んだとか。「目を見なくても、音がピッタリ合ってしまうのが不思議でした。全員が余計な力を抜いて、ただ音楽のことだけを感じた結果、そうなったとでもいうような。だから私のピアノも、これまでで一番ナチュラルな音が出ていると思います」と桑原は語る。「たとえばスティーヴのカウントオフなんて、テンポが譜面とは違うんですよ(笑)。でもなぜかそれが心地よくて、そのまま演ってみたらやっぱり正解だったということも多かったです」と桑原は振り返る。そのエッセンスは各曲に浸透し、寺山修司の言葉をタイトルにした『All life will end someday,only the sea will remain』、桑原がフェンダーローズを弾く『Extremely Loud But Incredibly Far』など、アルバムには匂い立つような楽曲が並ぶ。話は前後するが、以前は「極限まで自分を追い込んで曲を作るタイプだった」という桑原。3年前には長いスランプに陥ったが、日本を代表して出演したモントルー・ジャズフェスティバルで出会ったのが、あのクインシー・ジョーンズだ。「『いま出せる、あなたの音楽をやりなさい』と言ってくれて、思わず即興を演ってしまいました」と桑原は笑う。クインシーは演奏を終えた桑原にハグをして、何を悩んでいるのか聞いてくれた。憑き物が落ちたようにふっきれた桑原が、帰りの飛行機の中で一気に書き上げたのが、名曲『The Back(背中)』だ。「帰って行くクインシーの広い背中を見ていたら、大切なものが見えなくなっていた自分が恥ずかしくなりました。私はもっと音楽に、貪欲になっていいんだなって」と桑原はかみしめるように語る。次のフェーズに踏み出した彼女の、新たな魅力が詰まった『5 Souls』。彼女の“今”を、ピットインという密な空間でたっぷりと味わいたい。取材・文佐藤さくら
2017年03月16日フジテレビ「恋愛観察バラエティーあいのり」の新シリーズ「あいのりREBOOT」(仮)を総合エンターテイメントサービス「FOD」、定額制動画配信サービス「Netflix」にて配信開始予定。また、新シリーズ制作決定に伴い、番組に参加を希望される男女を、2017年3月1日(水)より募集中。「あいのり」とは「恋愛観察バラエティーあいのり」は、フジテレビで1999年10月から2009年3月まで9年半にわたり地上波にて放送していた、人気番組。平均視聴率は午後11時台としては異例の15.3%、最高視聴率は20.4%(2002年2月28日)を記録し、関連書籍は累計約230万部を発行。地上波放送終了後、CS放送「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」にて2010年12月から2012年4月まで、セカンドシリーズとなる「恋愛観察バラエティーあいのり2」を、2012年6月から2013年8月まで「恋愛観察バラエティーあいのり2Z」を放送した。番組では、オーディションで選ばれた男性4人・女性3人の計7人が、「ラブワゴン」というピンク色のワゴン車に乗り様々な国を旅しながら、真実の愛を探す。旅の途中、参加者は告白することを決めると、意中の相手に日本に帰るためのチケットを渡し愛を告白。告白が成功するとキスをして2人で帰国、失敗するとチケットを返され1人で帰国するルール。92カ国に及んだ旅では44組のカップルが誕生し、うち8組が結婚した。放送開始時のコンセプトは、「地球一周無期限の旅」だったが、地球2周目に突入後は「地球無期限の旅」となり、恋愛以外にも、赴いた国の観光情報などはもちろん、その国の問題となっている事例を取り上げるなど、社会問題にも切り込み、その国に密着した情勢などを伝えてきた。また、放送を通じて、参加メンバーが人気者となり、イベントではたくさんの視聴者が集まるなど、番組自体が社会現象となった。「あいのりREBOOT」(仮)応募条件・18歳以上の男女(2017年4月現在)・本気で真実の愛を探している人・2017年4月以降、ラブワゴンに乗って世界を旅しながら恋愛することができる人住所、氏名、性別、連絡先(電話番号・メールアドレス)、年齢、職業、応募動機を明記し、顔のはっきりわかるスナップ写真を同封の上、公式サイトまたは封書にて応募。■応募方法:公式サイトまたは郵送。郵便(宛先) 〒104-0045東京都中央区築地5-6-10浜離宮パークサイドプレス11階株式会社共同テレビジョン「あいのり参加者募集係」※締め切り日は未定。お早めに!「あいのりREBOOT」(仮)概要タイトル:「あいのりREBOOT」(仮)配信日時:未定(2017年内を予定)制作協力:株式会社共同テレビジョン制作著作:フジテレビ配信プラットフォーム
2017年03月05日地上波、CS放送「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」にて放送された「恋愛観察バラエティーあいのり」が、この度新シリーズ「あいのりREBOOT」(仮)として制作されることが決定。年内に「Netflix」にて全世界配信、「FOD」にて配信される予定となっている。「恋愛観察バラエティーあいのり」は、1999年10月から2009年3月まで9年半にわたりフジテレビにて放送されていた番組。オーディションで選ばれた男性4人&女性3人の計7人が、「ラブワゴン」というピンク色のワゴン車に乗り様々な国を旅しながら、真実の愛を模索する本番組は、地上波放送終了後はCS「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」にて2010年12月から2012年4月までセカンドシリーズとなる「恋愛観察バラエティーあいのり2」を、2012年6月から2013年8月まで「恋愛観察バラエティーあいのり2Z」が放送された。番組では旅の途中、参加者は告白することを決めると、意中の相手に日本に帰るためのチケットを渡し愛を告白。告白が成功すると2人で帰国、失敗すると1人で帰国することに。92か国に及んだ旅では、これまで44組のカップルが誕生し、うち8組が結婚に至っている。また、平均視聴率は23時台としては異例の15.3%、最高視聴率は20.4%を記録し、関連書籍は累計約230万部を発行するなど人気を博していた。そして以前より復活を望む声が多かった「あいのり」が、今回配信サービスで新たにシリーズの制作が決定。海外を旅しながら、現在の日本や世界の情勢を考えるきっかけとなる作品を目指すという。また、旅の行く末を見守っていくスタジオ出演者も新たなメンバーに。加えて、番組参加希望者を、本日3月1日(水)より募集開始している。「あいのりREBOOT」(仮)は2017年、Netflix/FODにて配信予定。(cinemacafe.net)
2017年03月01日歌手の山内惠介が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材に応じた。今回「流転の波止場~究極の貴公子編~」でコラボレーションする乃木坂46について、山内は「去年、初出場の記者会見でご一緒した皆さんと2年目でコラボレーションできるというのは、とってもご縁があるなと思ってます」と喜びを語る。さらに「かわいいし、見とれちゃいますよね。皆さん20代とかですし、ああいいなぁと思います。(自分と)10歳くらい違いますから、もうおじさんですね」とデレデレだったが、報道陣から「(演歌界の)貴公子ですよね?」とツッコまれると、「ああっ!そうでした。彼女たちに貴公子に見えるように頑張らなきゃいけないな」と、気を引き締めなおしていた。乃木坂46とのコラボにあたり、同グループの"公式お兄ちゃん"であるお笑いコンビ・バナナマンにも演出を相談した山内。乃木坂46自身もノリノリだそうで、「いっぱい案を出してくれました」と顔をほころばせた。今後コラボしてみたいアーティストを聞かれると、「NHKさんで『R.Y.U.S.E.I.』をやらせてもらったので、三代目J Soul Brothersさん。本家とできたら、すごく夢のあるステージになるんじゃないかな」と、期待が膨らむ。さらに最近、松任谷由実が、山内の曲をラジオでかけてくれているそうで、「ユーミンさんとも共演させてもらえるといいな…紅白に出させていただいたことで、夢は広がる一方ですね!」と目を輝かせていた。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」で、紅組23組・白組23組の計46組が出場。紅組の司会は有村架純、白組の司会は嵐の相葉雅紀で、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。昨年は、紅組が優勝し、通算の対戦成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月29日女優の加藤あいが9日、都内で行われたトヨタ自動車の新型車『ROOMY(ルーミー)』PRイベントに出席した。同社は、新型車「ROOMY」発売に合わせて加藤と荒川良々が夫婦役で出演する新CM「くつろぎカップル」編を制作。10日より全国放映がスタートする。同車について加藤は「先程見させてもらいましたが、ぱっと見はコンパクトなんですけど中を開けるとすごくゆったりとしていて、キャッチコピーのようにお家の中の空間のような広さがあって感激しました。椅子も全部倒せてシートのアレンジも色々と出来て感動です」と気に入った様子。続けて「広々としていますし、遠くに出掛ける時もいろんな使い方ができますよね。自転車も入ってすごく便利ですね」とアピールした。荒川と夫婦役を演じた同CMについては「荒川さんは雰囲気のある面白い方だったし、息子役の男の子も明るくて最近流行っている芸人さんのモノマネをして楽しい時間を過ごせました」と満足げ。また、この日は荒川からのビデオレターが公開され、共演した加藤について「おキレイでしたよ。キレイな笑顔でお返しいただいて、優しくしていただいた印象を持っています。加藤さんはCM中にお腹に猫を抱えていたんですが、溶け込んでいましたね」という荒川のコメントを聞いた加藤は「恐縮です(笑)。それよりも(CMで荒川からもろきゅうと言われて)根菜の印象も強いので、今度は根菜の衣装にも挑戦したいです」と意欲を見せていた。
2016年11月10日2012年に鮮烈なデビューを飾って以来、ジャズ・シーンの若き担い手として注目されている桑原あい。彼女の4枚目のアルバム『ラブ・テーマ』は、桑原(ピアノ)と森田悠介(エレクトリックベース)、須川崇志(アコースティックベース)、石若駿(ドラムス)による、桑原あいトリオ・プロジェクトのカバーアルバムだ。冒頭から映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984年)の名曲『デボラのテーマ』に挑むなど、彼女の内的世界が映像となって浮かび上がるような全10曲。本作に込めた想いを、桑原に聞いた。【チケット情報はこちら】「実は私、自分のことをあまり"ジャズピアニスト"だとは思っていなくて(笑)。クラシックは今でもよく弾いているし、ミュージカルも映画も大好き。ジャンルを気にせず観たり聴いたりしてきた結果、今回は"好きなもの"ばかりが詰まったアルバムになったと思います」という桑原。その言葉通り、爽やかな『Here There and Everywhere』(レノン&マッカートニー)、美しく力強い『Finale(Tango Apasionado)』(ピアソラ)、プレーヤー全員が参加した『A Journey To Reedham』(スクエアプッシャー)、さらにマイルス・デイビスの名演で有名な『In Your Own Sweet Way』を桑原がゆったりとしたソロで聴かせるなど、次々と登場する曲はどれも鮮やかに異なる色彩を放つ。さらに注目したいのは、全曲を一発録りした点。桑原は「ずっとエンニオ・モリコーネ(『ニュー・シネマ・パラダイス』などの音楽も担当した巨匠)の大ファン。だから彼の『デボラのテーマ』は特に緊張しました」と語る。「でもリハーサルをやってから録るのは、音の道すじが見えてしまうようでイヤだったんです。個人的なエゴイズムなどを越えて、大きな意味での"愛"を表すこの曲を、心を研ぎ澄ませて出てきたものだけで奏でたかった」と桑原は言う。「5分くらいで録り終えたかと思った(笑)」という同曲は、実に11分。静謐かつライブ感あふれる1曲だ。一方、キューブリック監督の映画『バリー・リンドン』(1975年)からインスパイアされて桑原がアレンジした「ラブ・テーマ」は、映画が描く18世紀アイルランドの空気感をドラマチックに醸し出す。ちなみにアルバムタイトルも同じだが、こちらは「音楽そのものへの愛と、音楽家たちが刻んできた歴史へのリスペクトを込めました」と桑原は言う。「カバーだからといって、自分たちのものにするなんて気持ちは一切ない。全ての原曲の美しさをどこまで残せるかだよねって、皆で話しながらレコーディングしたんです」と、先人たちへの熱い想いを語ってくれた。それでもこぼれ落ちるものが個性というのなら、ここにそれがあるのは明白だ。瑞々しいアプローチの軌跡を、本作でぜひ味わってほしい。桑原あいは7月12日(火)に東京・東京オペラシティリサイタルホール、12月7日(水)に東京・サントリーホールブルーローズ(小ホール)で公演を開催。チケット一般発売は5月21(土)午前10時より。取材・文:佐藤さくら
2016年05月20日ティー・アンド・エイチはこのほど、小悪魔ageha専属モデル・おりもあいさんをイメージモデルとして起用したカラーコンタクトレンズブランド「mariage(マリアージュ)」を、全国のドン・キホーテ(一部店舗除く)とオンラインショップで販売開始する。同商品は、マンスリータイプのカラーコンタクトレンズ。着色部分が直接瞳に触れないよう、着色部分をクリアなレンズ素材で包むサンドイッチ構造となっている。レンズは独自の非球面設計により、にじみやぼやけも少なく、像がくっきりと見えやすいという。また、含水率約38.5%のレンズのため、涙の蒸発量が少なく、瞳も乾燥しにくいとのこと。クリアな視界が長持ちするよう、タンパク質・脂質などの汚れを引き寄せにくい非イオン性素材を用いている。カラーは、瞳を大きく見せるフチを採用した「アネモネブラウン」、瞳の美しさを引き立てるデザインの「デイジーアーモンド」、瞳になじむブラウンを黒フチと合わせた「ミモザブラウン」、濃すぎないフチが立体感ある瞳を演出する「マーガレットモカ」の4種。度なし・度ありの両タイプを用意する。希望小売価格は度なし(2枚)が2,592円、度あり(1枚)が1,944円。※価格はすべて税込
2016年01月27日地元、友情、恋愛、結婚……とさまざまな“居場所”について語ってきた作家・山内マリコさんのインタビューもあっという間に最終回。今回は、いよいよ家族というやっかいな“居場所”について考えます。そしてSNS全盛の時代、誰もが複数の所属先や依存先を使い分けていますが、マリコさんはこの“つながり至上主義”とも言える昨今の風潮に異議をとなえます。果たして、おひとりさまが行き着く“居場所”はどこにあるのでしょうか?第一回インタビュー<地元を出て親友と出会えた経験が恋愛よりも自分を救ってくれた>第二回インタビュー<結婚するなら“彼氏”ではなく“親友”と思える相手がいい>はこちらから“結婚/家族はいいものだ”という考えは社会からの押し付け――恋愛に向いてない人もいれば、結婚に向いてない人もいると思うのですが、結婚が“絶対しなければいけないもの”ではなくなったことで、かえって自分がどうしたいのか選択・判断する材料がなくて迷っている人も多いような気がします。山内マリコ(以下、山内):私も結婚しろと親からプレッシャーをかけられたことはなくて、逆に自分一人で「どうにかしなきゃ」と焦ってた時期がありました。選択肢があるのはいいことだけど、答えの出ない悩みが増えるということでもあるから、キツいです。昔の映画なんかを観ていると、みんなベルトコンベアに乗せられているかのように異性を紹介されて、結婚して子どもを産んでいきますからね。それが幸せかはともかく、自分で考えなくていいという意味では、楽だったかもしれない。――以前、鈴木涼美さんにインタビューしたときにも、同じようなことをおっしゃっていました。人生の選択肢が増えたせいで、その道を選んだ責任を個人が問われるようになってしまった、と。今はまだ、「結婚しないのは自由だよ、でもそのせいで損したり困ったりしても君の責任だよ」と言われているような状況だと思うんです。そんな空気のなか、結婚せずにおひとりさまでいることを選べるかと言われたら、すごく勇気がいると思います。山内:その勇気がなくて、私は「彼氏欲しい!誰か紹介して!」と言いまくってましたからね。おひとりさまの道を行くぞと腹を決められたら、そんなことは言わずに済んだけど。結婚の形って時代によって変わって当然だけど、根強い昭和モデルが現状に全然マッチしなくなったことが問題かなぁと思います。みんながみんな結婚して家庭を持つわけじゃなくなった時代なんだから、国がどんどんそれに適応していくべき。――いまだに結婚を前提とした社会の仕組みや制度は多いですよね。山内:これまでの日本は、家事や子育てや介護などの“人をケアする役割”を、家庭に押しつけてきたんですよね。妻や母親といった女の人に、それを無給で担わせてきた。同じ仕事なのに、家族以外の人に頼めば給料が発生する仕事を、タダでしてもらってきた。結婚してなくても困らない社会にするためには、そこを変えなきゃと思います。――家庭を持たないと生きていくのが不利で不便になってしまうのも、おひとりさまにとっては生きづらい要因ですね。山内:『家族という病』(幻冬舎)という本も出ましたけど、検挙された殺人事件のうち、約半数は親族間で起きているんですよね。しかも、年々その割合は増えている。だから、「家族はいいものだ」「家族は仲良くあるべき」という押し付けも危険だと思います。家族と仲がいい人はどんどん大事にすればいいけど、「うちの家族はダメだ!一緒にいたらおかしくなる!」と思えば、遠慮なく逃げていい。そして家族から離れておひとりさまを選択しても、セーフティーネットがしっかりしてるから安心、というふうになればいいんですけどね。――会社だけ、家庭だけに押し込められ、追いつめられないようにするために、最近では「逃げ道をいくつか作って、依存先は分散させた方がいい」といった考え方が提唱されるようになりましたが、それについてはどう思いますか?山内:所属先や取引先をひとつにしないっていう意味なら賛成です。定年退職後の男性は、ちょっと気の毒なくらい人生のリスタートを迫られているし、専業主婦も実はリスクが高い。昭和モデルって男女がすごく偏っているから、そこのバランスを探るのは大事なことです。ひとつの仕事がダメになったときに経済的に困らないようにするため、複数の仕事を持つとか、そういうのはいいと思う。ただ、“依存先”と言われると、「ん?」と引っかかりますね。――と、言うと?山内:自分の精神バランスをいい状態でキープするために、人やコミュニティを使い分けるみたいな考えは、あんまり好きじゃない。いざというとき、孤立しないようにいろんなコミュニティにちょこちょこ顔を出す、みたいなやり方は、性格的に苦手なんです。1人の人と仲を深め合うのは好きだけど、大勢とそこそこ仲良くするのってあんまり得意じゃないので。人間関係を自分本位にコントロールしようとする人には、抵抗があるし、警戒します。1:1の関係が向いているなら居場所をたくさん持つ必要はない――居場所を複数持つ必要はないということですか?山内:私、友達に対してもそうなんですよ。すごく仲の良い親友が、別の人とも同じくらい仲良くしていたらちょっと嫌だなって思っちゃう。心が狭いのかもしれない(笑)。今はいろんなSNSを使い分けて別々のコミュニティに所属するのが当たり前なのかもしれないけど、私はポケベル世代なので(笑)。そんなにいろんな人に心開けないし、そんなにいろんな人と気が合うはずもないんで。しかも、ネットではそれが全部見えちゃうじゃないですか。Twitter上で知り合った人が、あっちにもこっちにも話しかけて仲良くなっていくのを見ると、なんか冷めてしまう。クラスで私が最初に声をかけた子が、いつの間にか私をすっ飛ばして人気者グループに割り込んで仲良くなっていくのを見ちゃった気分というか。やっぱり心が狭いんですかね(笑)。――1人の相手と濃密な関係を築きたいタイプなんですね。山内:昔から人間関係のキャパシティがものすごく狭いから、そのときどきで仲良くしている人が本当に1人とかしかいなくて、グループで仲良くっていうのができなかったんです。単純に、性格的に1対1の関係の方が私にとっては居心地がいいから、結婚も性に合っているのかも。――とはいえ、1人の人間の中にも多面性がありますよね。平野啓一郎さんが提唱した「分人化」(表面的な「キャラ」や「仮面」ではなく、「人格」と呼べるレベルで人間にはいくつかの顔があり、相手によってそれを使い分けているという考え方)のように、たとえば夫婦という関係性を維持するために夫に見せられない一面を、親友や別の人との関係で発散したい、という人もいるのではないでしょうか?山内:それってただの浮気じゃん(笑)。別の人が同性の友達だったらいいけど、そうでないパターンの方が多い気がする。リスクヘッジ、みたいなご大層なこと言っておきながら、結局ただのズブズブな不倫してそうな感じ。「分人」って、自分探しで答えの出なかった挫折感を抱えた世代への慰め、鎮魂、みたいな側面は好きなのですが、あんまりラジカルに人格を使い分けられたら困りますよ。私は、その人としかできない話をするような関係は、すごくいいと思うんです。その人とでしか達せない深みに行けるような関係性は、大いにアリだと思います。苦手なのは、それほど深い話ができるわけでもない人と、孤立したくないからと、だらだら一緒にいること。――入れ替え可能な人と浅く付き合っていても仕方ない、と。山内:私は信頼する相手には自分を全部丸出しにするので、1人で充分足りるんですよね。やっぱり親友と出会って、腹の底まで見せ合えるような付き合いをしたっていうのが大きくて、そのおかげで夫に対してもそういう付き合いができるようになった。親友と出会う前は、心の開き方とか、腹の底まで見せる付き合いとか、あんまりわからなかった。人に心を開くには訓練が必要で、それをせずにいきなり結婚してたら、夫にいいところを見せようとしたり、思ってもいない性格の良さそうな発言をしたり、無理してたと思います。親友との蜜月のおかげで、人と深く付き合う方法みたいなものを、知らず知らずのうちに学んでたってことですね。――心を開ける相手は1人いれば充分ってことですか?山内:私の場合はね。仕事じゃないんだから、人間関係をマルチタスクでやっていこうと思ったらキリがないし、逆に気が休まらない。友達のうち、本当に胸襟を開いた付き合いができていると思える相手って、片手で収まる人数だけど、それでも「多いな、ありがたいな」と思います。でもその人たちと、毎日メールしてるわけじゃない。何年も会ってない人もいます。なので、今のレギュラーメンバーは夫、という感じですかね。人脈が豊富な方が偉いという“つながり至上主義”の風潮はしんどい――最近は“コミュ力無双”というか、SNSとかでたくさんつながってる人の方が偉いみたいな風潮があって、疲れることもありますね。山内:それってなんか地元に帰ったみたい。地元ってそういう人いない?異常に人脈が豊富な人が、偉いオーラを出してる(笑)。携帯にどれだけ登録してあるかでランク付けしようとしてくる感じ。「友達100人できるかな」っていう昭和の強迫観念に、ツールがちょうどフィットしたんでしょうね。人数が露骨に可視化されるし。私も昔はTwitterでツイートしまくっていたけど、だんだんフェードアウトしてきました。Twitter上で知り合った人たちの飲み会に、私だけ撤退して参加しない、なんてこともある(笑)。コミュニティが大きくなりすぎると、居心地が悪くなって抜けちゃうんですよ。Facebookもやってないし、mixiもパスワード忘れてログインできないけど、今くらいがちょうどいいかも。人間が安定した関係を築ける仲間の数は150人が限界だっていう“ダンバー数”という考え方があるけど、私のダンバー数は、もっと定義がシビアなので、数も少なくて充分です。――つながりすぎはよくない、と。山内:楽しければいいけど、窮屈だなぁ、面倒くさいなぁと感じたら、やめた方がいい。やめて本でも読む方が、よっぽど自分のためになると思います。“つながり至上主義”に振り回されてるのは若い人が多いと思うので、なおさら。sacaiのデザイナーの阿部千登勢さんがインタビューで言っていたんですけど、結婚・出産をしたあとにブランドを立ち上げて、子育てしながらどうやって両立させたんですか、という質問に、「私、友達に一切時間を使っていないの」ってあっさり答えていたんです。仕事上で仲良くする人はいるけど、純粋な意味での友達には時間を割かなかったんだって。――そういう割り切り方もあるんですね。山内:私は“友情至上主義”を標榜してきましたけど、実際は、仕事と主婦業でてんてこまいで、最近は友達とろくに電話する時間もないんです。それぞれの環境も変わって、「寂しいなぁ」と思うこともあったんですけど、阿部さんのインタビューを読んで、逆にすっとしました。その時々の状況で、変わっていってもいいんだなぁって。――人間関係におけるマルチタスクやリスクヘッジは、かえって維持や管理が面倒くさかったりしますもんね。山内:いい友達がたくさんいるのは素晴らしいけど、どうもそう簡単にはいかない世の中になってるのでね。昔は、孤独や寂しさを豊かに埋めるためのものとして小説や映画や音楽があって、その世界の中に自分と近い人を探したり、孤独を分かち合えるようなものを見つけたりしていたけど、今はそのためのツールが、すべて誰かとのコミュニケーションとか関係性を通したものになってる。それってとても疲れるし、しんどいと思います。やればやるほど、落ち着かないんじゃないかな。無理に誰かとつながろうとせず、一人でいられる強さを持ってる方が、はるかにかっこいいですよ。――おひとりさまにも心強いアドバイスをありがとうございました!(了)Text/福田フクスケ(プロフィール)山内マリコ(やまうち・まりこ)1980年、富山県生まれ。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞。主な著書に『ここは退屈迎えに来て』『アズミ・ハルコは行方不明』『さみしくなったら名前を呼んで』(いずれも幻冬舎)、『パリ行ったことないの』(CCCメディアハウス)、『かわいい結婚』(講談社)など。『anan』(マガジンハウス)『TV.Bros』(東京ニュース通信社)など連載も多数持つ。8月17日に最新小説集『東京23話』(ポプラ社)が発売。
2015年08月28日前回、恋愛よりも親友との出会いの方が人生にとって豊かな経験だったと語ってくれた作家の山内マリコさん。そんなマリコさんが、今の旦那さんと結婚したいと思えたのには、意外な方の助言があったようです。一方で、実際の結婚生活を営む上ではさまざまなジレンマも感じているようで、その葛藤が『かわいい結婚』(講談社)という小説にも反映されています。さて、マリコさんが思う“結婚相手の条件”とは……?対等なつもりでも気付くと夫の専属トレーナーに……――山内さんはご結婚されていて、現在は夫婦での生活が大きな“居場所”になっていると思います。今の旦那さんとはどういう経緯で結婚されたんですか?山内マリコ(以下、山内):付き合って2年くらいは別々に住んでいて、3年目に震災が起きたのをきっかけに同棲を始めました。どっちも地方出身だったから、肝心なとき近くに頼れる人がいないと怖いなと思って、「セーフティネットとして同棲しましょう!」と。それからさらに3年一緒に住んで、とりあえず籍だけ入れようと昨年結婚しました。――交際→同棲→結婚とフェーズが移行する過程で、やはり自分の“居場所”や役割が変わったという実感はありますか?山内:変わりましたね。交際の段階では超フリーダムでしたが、同棲始めたあたりで友達に割ける時間が圧倒的に少なくなってきて、結婚した今は、夫の専属トレーナーみたいな状態です。――結果にコミットしなきゃいけない、と。山内:ホントそんな感じ(笑)。もちろん自分が望んでしたことなんだけど、結婚するとなんだかんだで女の人に課せられる役割が重くて大変ですね。ゴキブリが出たら殺してくれるし、いるだけでセコムのような安心感はあるけど、基本は私がお世話係みたいになってて。家事分担の理想は5:5だけど、気が付くと8:2くらいになってるし。腹立たしいです。ごはんの好みもうるさいし、言わないと風呂に入らないし。大きなゴールデンレトリバーが抱きついてきてるような、重い荷物を背負っている感じがしますね。――大型犬と一緒(笑)。山内:犬だと思えばギリ可愛いから許せるかなぁ?という感じで(笑)。まあ、夫が家事をがんばっている時期と、サボっている時期によって、私の心のバランスもだいぶ変わってくるんですけどね。あまりにも夫がなってない時期は、腹をくくって一人で生きていくと思えたらどんなに楽でどんなに自由だろう……って考えたりもします。ないものねだりですね。“妻の役割”を果たしていない自分に後ろめたさを感じてしまう――でも、旦那さんは決して保守的な考えの持ち主というわけではなく、家事を分担してやることもお2人で了解して決めているんですよね?山内:ええ。夫は決してオラオラしてないし、亭主関白でもないし。生活費も折半しているので、別に養ってもらってるわけじゃないし。だから家事分担は5:5であるべきなんです!それでも、気が付くと怠けているから、私が自然とお世話係になってしまっている。あまりにもなってないと、「今月は家賃を払いません」とストを起こします(笑)。ただ、夫は勤め人で夜しか家にいなくて、私は一日中家で仕事をしているので、こっちの分が悪いんですよね。「これからは自分の洗濯物は自分で洗え!」と宣言しても、やってないと気になっちゃって、結局私が洗ってる。――私も以前、友人とルームシェアをしていたからわかるんですが、家事の分担って事前にきちんと決めていても、結局は衛生観念が低い方が得をするんですよね。山内:そうなのそうなの!(笑)気にならないもん勝ちなんだよね。気になるからやっちゃうんだけど、そうすると自分の時間が奪われたっていうストレスがすごい積もるんです。本当は、自由時間はすべて、本を読んだり映画を見たり、といったことに使いたいのに。(c)『かわいい結婚』(講談社)でも、別居婚や週末婚を選択するほど合理的に割り切ることはできなくて。こんな状況が一生続くのかな……とやりきれない気持ちになって書いたのが、『かわいい結婚』(講談社)という小説です(笑)。――ひょっとすると山内さんの中にも、心のどこかで「私がやらなきゃ」という役割を背負ってしまっている部分があるのかもしれませんね。山内:良妻賢母教育の呪いですよね。私たちの世代は親がたいてい専業主婦で、身の回りのことを全部お世話されて育ってきたから。自分がしてもらったのと同じように私もお世話してあげなくちゃ、と刷り込まれている部分は大きいかも。――“同棲”から“結婚”になっても、生活自体は変わらないと思うのですが、意識の上で変わったことはありましたか?山内:以前よりも、「もっと実家に顔を出そうよ」とか「お母さんに電話した?」とか、うるさく言うようになりました。放っておくと男の人って、親のことを完全スルーで生きてしまうので。夫の家族のことはすごい好きだし仲もいいんですけど、夫に皿を洗わせていると、夫のお母さんに悪いなあ……みたいな気持ちもちょっとあるんですよね。根本には、昭和の価値観が染み込んでるので。――旦那さんとはフェアな関係でありたいのに、一方では内面化してしまった“妻の役割”みたいなものに縛られ、後ろめたさを感じている自分もいる。そうして結局お世話してしまう自分にもまたいらだってしまう……引き裂かれた悩みですね。山内:ええ、今後の大きな創作テーマです(笑)。そういえば何年か前、『クローズアップ現代』で、「なぜ中高年女性が山登りにはまるのか」という特集をやっていたんです。そこでゲストの女性が、「家で皿洗いをずっとやっていると、たとえ夫が手伝ってくれてもそのやり方が気に入らなかったりして、小さなことでイライラしたりくよくよしてしまう自分が嫌になる。そういう日常の些細なもやもやをすべて忘れさせて解き放ってくれるから、山に惹きつけられるんだ」と言っていて、「超わかる!」と思った。ああ、これは私も10年20年経ったら、山行くなって(笑)。腹を割って話せる関係でないと結婚は難しい――同棲生活を経てご結婚された山内さんですが、「結婚って本当にした方がいいの?」「この人と結婚して大丈夫?」「もっといい人に出会えるのでは?」などと考えていくと、結婚するかどうしようか、なかなか決断に踏み切れない人も多いと思います。山内さんが結婚を決断された決め手はなんだったんですか?山内:実は、きっかけはジェーン・スーさんなんです。2014年の夏に、雑誌『TV Bros.』(東京ニュース通信社)でスーさんに誌上相談したときに、「こういう彼氏と同棲してるんですけど、このまま同棲でもいい気がするし、結婚するか決められないんです」って。で、東京では新しい友達もそんなにいないし、彼氏が一番親しくしている人だって言ったら、「なら、今のマリコさんには、彼氏が親友なんだよ」ってスーさんに言われて。その瞬間、彼氏だと思うとこの先どうしようともやもやするけど、同じ人を親友だと思って見てみたら、「ずっと一緒にいられるかも!」とポジティブな気持ちになれたんです。親友だったら、結婚しちゃってもいいかもなって。――“彼氏”とは結婚できないけど、“親友”となら結婚できると思えた、その違いはなんですか?山内:恋愛って、相手と腹割って話せなくないですか?腹の底を見せずに一種のまやかしを演じるのが恋愛だから、長続きさせるにはすごくエネルギーが必要だし。利害関係や支配関係が絡んで、フェアな関係でいるのは難しいと思うんです。恋愛感情をベースに結婚したら、それこそ夫に嫌われないように奴隷みたく家事をする生活になってしまう。関係性が恋愛ベースだと、より好きな方が負けだから、パワーバランスがすごくいびつで、不平等なんですよね。でもその点、友情はフェア!腹を割って話せる“親友”だと思えば、文句も意見も言えるなと、一気に結婚が「アリ」になりました。――対等であるためには“親友”にならないといけない、と。山内:夫のことは男性としても人間としても大好きだし、もちろん恋愛感情もあるけど、だからと言って機嫌とったりおもねったりはせず、バンバン主張します。彼にとっては耳の痛いことも(笑)。だから、あくまでも、気分的にはマブダチです。マブダチだと思ってからは、ケンカしてもすぐ仲直りするようになりました。前はいちいち「別れる!」とか言ってたのに。――最近さまざまな方に取材やインタビューをしていて、みなさんおっしゃるのは「恋愛感情と結婚生活は矛盾するもので、両立は難しい」という話。親友として成り立つ関係の人と結婚するのがいいという意見は、いろんな方から聞きます。山内:出発点は恋愛感情だけど、途中から友情という新たなフェーズに入って、腹を割れる関係性にならないと結婚は難しいですよね。その関係性だって流動的なものだから、毎日毎日きちんと会話をしてメンテナンスしていかなきゃいけないし。それと、恋愛にはどうしても「相手から性的に承認されることで自分の価値を確認する」みたいな側面があるけど、その欲望にはキリがないし、やり続けるのはしんどいから、自己承認をベースにするような関係は、どこかでやめた方がいい。若いうちはそんなこと言われても、「ハァ?」って感じだと思いますけど。――次回「心を開ける相手がいれば、無理して“居場所”を増やす必要はない」に続きますText/福田フクスケ(プロフィール)山内マリコ(やまうち・まりこ)1980年、富山県生まれ。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞。主な著書に『ここは退屈迎えに来て』『アズミ・ハルコは行方不明』『さみしくなったら名前を呼んで』(いずれも幻冬舎)、『パリ行ったことないの』(CCCメディアハウス)、『かわいい結婚』(講談社)など。『anan』(マガジンハウス)『TV.Bros』(東京ニュース通信社)など連載も多数持つ。8月17日に最新小説集『東京23話』(ポプラ社)が発売。
2015年08月20日地方在住の女性が感じる退屈や閉塞感を描いた『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎)で一躍注目を集めた作家の山内マリコさん。8月17日には、擬人化した東京23区が自分語りをするユニークな小説集『東京23話』(ポプラ社)が刊行されます。そんな山内さんに、地元と東京、恋愛と結婚、家族、そして友情……と、ライフステージによって移り変わる女性の“居場所”のあり方について、全3回にわたってお伺いしました。地元のマジョリティの感覚からズレていた負い目があった――山内マリコさんの作品に登場する女性たちは、しばしば“東京との距離感”“地元への違和感”を常に抱き、自分の居場所を決めかねているように見えるのですが、その微妙な感情はどこに由来するのでしょうか?山内マリコ(以下、山内):私の場合は、単純にそこまで気の合う人が周りにいなかったのが大きいかも。仲のよい友達はいるんだけど、私以上に都会志向だったし、高校時代に付き合った人と結婚を考えるとかも、ありえなかった。「この人と離れたくないから地元に残りたい」みたいな出会いをしなかったぶん、地元を離れて一度リセットするのは、織り込み済みって考えていた気がします。大学を卒業した後のことなんてその時点では考えてなかったけど、たった4年の間にどんどん地元の街なかが寂れちゃって、4年生になったときに、地元に戻ろうとは思えなかったです。もう少し自由な空気を吸っていたい!って感じで。――寂れていく街を目の当たりにすると、確かに未来や希望は感じにくいですよね。山内:もう目に見えて寂れてましたからね。地元にいた頃よりも、明らかに店とか減ってるし。郊外には大型店がどんどん進出して買い物に困ることはないんだけど、飽きるんです。街自体が単調にできてるから、行動がどうしてもパターン化してくるというか。それが苦にならない人にとっては快適だし、まったく気にならない人もいるんだろうけど。地元は富山市なんですけど、戦争でかなり焼けてしまって、作り直しているから、歴史から分断されちゃったようなところがあるんですよね。車優先のつくりになっていて、生活するにはすごく便利なんだけど、その代わり単調で、情緒がない。それで十分居心地がいいと思っている人もたくさんいるけど、私はそうじゃなかった。ものの考え方とか、何が好きかとかも、大多数の人からはズレていたし、話の合う人も少なくて。そういうはみ出し者が、自然と地元を出るんです(笑)。居場所に“しがらみ”が生まれるのは地元もネットも同じ――地方にいても情報はどんどん入ってくるし、東京との文化資本の差を感じている人もいる一方で、地元にあるもので十分満足できる、いわゆる“マイルドヤンキー”みたいな人もいると思うんですが、その違いは何だと思いますか?山内:それ、私もわからないんですよね。私の兄が、同じDNAで同じように育ったはずなのに、どこで何をどうしたらこんなに違ってくるのかっていうくらいタイプが違うんですよ。確実に言えるのは、地元で堅実にやってる兄みたいな人の方が、マジョリティってこと!東京で地方出身者の人と話すと、それが逆転して、都会で仕事が楽しくて結婚とか後回しにしてる女子が主流、みたいになるんですけどね。でも地元基準では、私の方がおかしいんだ、ズレてるんだと、忘れないようにしなきゃいけないという(笑)。マイルドヤンキーを東京目線で批判的に見たりするのは、すごく傲慢だとも思っていて。地元になじんで楽しくやっている大多数の人たちの人生を否定する気はないし、あくまでも、私はそこでうまくやれなかったという負い目があるんです。――そういう人たちにとって、大きな“居場所”の役割を果たしてきたのがインターネットですよね。SNSなどの普及によって、地元でははみ出し者だと思っていた人も、ネットには同じ気持ちの人がたくさんいるんだと連帯できるようになった恩恵ははかりしれないと思います。山内:そうですね、私の場合はちょうどmixi全盛の時代で、映画の感想を書くと全然知らない人から感想がきたり、趣味が縁になってどんどんつながっていくのがすごく楽しかった。でも、その喜びってほんの一瞬で、すぐに面倒くさいしがらみになっていっちゃうんですよね。Twitterもそう。始めたばかりの頃は楽しくて無邪気にやっていたのに、すぐに「あ、この人めんどくさい」みたいな人が出てくるし、新しい出会いのツールのはずが、しがらみだらけの使い方をしてたりして、「なんだかなぁ~」って気持ちになる。――閉塞感から解き放たれていたはずのオンラインのつながりにも、必ずしがらみが発生しちゃいますよね……。山内:東浩紀さんの『弱いつながり』(幻冬舎)という本にも、ネット上のつながりの方がむしろ強固でしがらみが強い、といったことが書かれていました。“つながり至上主義”みたいになっているところを、いかに自分がちょうどいいと思える距離感で付き合うかはすごく大事。SNSもいいけど、近所の人にニッコリあいさつする方が、精神衛生的にはかなり健全ですから。“恋愛”による自己承認より縛り付けない“友情”に救われた――自己承認を得られる“居場所”というと、特に女の人はどうしても恋愛に走りがちだと思うのですが、山内さんは、恋愛よりもシスターフッド的な女性同士の友情を、小説では描きたいとおっしゃっていますよね。山内:バブルの頃から脈々と続く恋愛至上主義に毒されていると、「どれだけドラマチックな恋愛をしたか」が自分の価値、みたいな考えになりがちですよね。特に若い女の子は、恋愛を通して自分を承認してもらったり、自己を確立させようとするんだけど、そんな恋愛をさせてくれるほど、男の人も都合よくできてない。恋愛を否定する気はさらさらないけど、私の場合は、恋愛よりも女友達と味わった経験の方が全然楽しかったし、自分のためになったし、救われたんですよね。だから、それを書きたいという気持ちがあります。もし最高の大恋愛を経験していれば、その素晴らしさを説得力満点で書けたのかもしれないけど、してないし(笑)!でも、それを「人として劣っている」とか「女として可哀想」なんて、思う必要はないんです。――もしかすると、マイルドヤンキーのように地縁でつながった地元仲間との友情を大切にする人たちも、それと同じ感覚なのかもしれませんね。山内:たしかにそうかも。ただ私の場合、気の合う大事な親友と出会えたのは大学時代で、「その子とずっとそこにいるわけじゃない」という、流動的な関係性だからこそよかったと思っているんです。当時は、同じ大学に通って、住んでいる部屋も徒歩1分くらいの距離で、寝るとき以外はずっと一緒に過ごしていました。それこそ家族みたいに濃密な関係で、このまま離れたくない、この関係がないと生きていけないと思っていたんですが、卒業したら別々の場所で、自分の人生をはじめなくちゃいけない。結局、一緒にいたのは3年くらいでしたが、その3年間で十分大事なことは分かち合えた。離れてから、お互いがそれぞれの人生に飛び立って行けた。ずっと一緒にいたら、きっとお互いを縛り付けて、苦しくなってたと思います。――“居場所”は流動的に変わっていく方が健全だということでしょうか?山内:気が向いたらパァーッと別の土地に移って、そこでゼロから生活するっていうのが好きなんですね。関係性どころか、物理的にもその方が性に合っていて、「夢はマイホーム!」みたいな志向も一切ないです。ただそれって、地元に実家があって、そこでしっかり根が張られているからこそ、思えることなのかも。そのときの縁やタイミングで出会う人や“居場所”は変わる――そういえば最近、女子会やルームシェアといった女性同士のシスターフッド的な友情を描いた作品って多い気がします。漫画でいうと東村アキコさんの『東京タラレバ娘』(講談社)とか、鳥飼茜さんの『地獄のガールフレンド』(祥伝社)とか。ドラマ『問題のあるレストラン』も、女性だけのコミュニティを作ってレストランを営む話でしたし。山内:見てた見てた!大好きなドラマでした。『地獄のガールフレンド』もついこの間読んだばかりです。『アナ雪』あたりからちょっとしたブームですよね。世界的にそういう流れみたいで、アメリカでも恋愛映画を成立させるのは難しいらしいです。――山内さんにとって理想的なシスターフッドを描いた作品って、他に何かありますか?山内:『SEX and the CITY』が、今のこの流れの源流じゃないかな。それこそ大学を卒業して親友と離れた当時は、丸一年ひたすら『SATC』をくり返し見て、彼女たちのことを勝手に友達だと思っていました(笑)。――ただ、『問題のあるレストラン』も最後はレストランがつぶれてしまったように、楽園のようなコミュニティも永遠には続かなくて、やはり流動的な関係として描かれることが多いですね。山内:人と人が出会うタイミングって、奇跡みたいなもので、その奇跡が永久に続くことはないってことでしょうかね。それこそ私、まだ若くて心がスポンジみたいに柔らかい状態の頃に、親友と思える子と出会って、仲を深め合えたけど、今はもう人間として成型の段階でかなり固まってきてて(笑)、最後にヤスリをかけるような時期だから。もしも今、彼女と出会っても、そこまでの関係にはなれなかった気もします。やっぱり、引き寄せ合うタイミングが重要なんですよね。――そのときの自分のライフステージによっても、出会いたい人、出会うべき人は変わっていくし、“居場所”も変わっていいってことですよね。山内:うん、変わりますね。たぶん私、今はもうそんなに大きく価値観を揺さぶられるような人とは、かえって出会いたくないかもしれない。今そんな出会いがあっても、面倒くさくなって「ちょっと忙しいんで」とシャットアウトしてしまうかも(笑)。――次回「結婚するなら“彼氏”ではなく“親友”と思える相手がいい」に続きます。Text/福田フクスケ(プロフィール)山内マリコ(やまうち・まりこ)1980年、富山県生まれ。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞。主な著書に『ここは退屈迎えに来て』『アズミ・ハルコは行方不明』『さみしくなったら名前を呼んで』(いずれも幻冬舎)、『パリ行ったことないの』(CCCメディアハウス)、『かわいい結婚』(講談社)など。『anan』(マガジンハウス)『TV.Bros』(東京ニュース通信社)など連載も多数持つ。8月17日に最新小説集『東京23話』(ポプラ社)が発売。
2015年08月14日6月13日(土)、お笑い芸人の極楽とんぼ・山本圭壱と、元広島カープの投手で現在はプロ野球解説者として活動する山内泰幸が、広島市内のスポーツバーでトークショーを開催する。復帰後初のメディア登場が、広島カープ公認ファンブック「WE LOVE CARP 2015」内での金本知憲氏との対談となるなど、再開後もカープ愛あふれる活動が続いている山本圭壱。今回のトーク相手は、変則的なフォームと快刀乱麻のピッチングで今でもファンにも愛される山内泰幸とあり、突っ込んだカープ語りになることは必至だ。前評判に反し苦しい序盤戦となった今シーズンについてはもちろんのこと、山内泰幸が活躍した2000年前後のチームについてもたっぷり話を聞くことができそうだ。山内泰幸と山本圭壱の「だってカープが好きなんだもん」は6月13日(土)、LOUID SPORDEにて開催。チケットは好評発売中。
2015年06月04日言われてみると、そういえば……とわからなくなる漢字の読み方。それが「愛猫」です。「あいねこ」?「あいびょう」?それと「まなねこ」?いやいや、もっと複雑な読み方があるのでは……なんて。よくわからなくなる「愛猫」の読み方を、マイナビニュース会員に聞いてみました。■かわいいので、「あいねこ」・「あいねこ。思いと読みが一致していると思うので」(32歳女性/東京都)・「あいねこ。ぬこ、みたいでかわいい」(27歳女性/東京都)・「あいねこ。ねこという響きそのものが、かわいいの代名詞」(27歳男性/東京都)・「あいねこって読みます。絶対にそっちのほうがかわいい!! 正しい読み方よりも、猫の愛らしさが伝わると思う」(34歳男性/東京都)■あいびょうだとわからないので、「あいねこ」・「あいねこ。あいびょうという言葉を知らなくても知っていても『あいねこ』なら意味が通じると思う」(40歳女性/東京都)・「あいねこ。あいびょうだとピンとこないから」(44歳男性/広島県)・「あいねこ。あいびょうは呼びにくい」(25歳女性/神奈川県)・「あいねこって読んでる。あいびょうが正しいのは知ってるけど、なんか猫が病気みたいで少しイヤかも」(32歳女性/東京都)■これが実は正しい読み方「あいびょう」・「あいびょう。辞書でそうなっているから」(29歳男性/愛知県)・「あいびょう。検定で出たから」(20歳女性/兵庫県)・「あいびょう。教科書通りに読んでいる」(34歳男性/東京都)・「あいびょうって読む。本当はあいねこ、って言いたいけど、読み方を知らないって思われそうで……」(49歳男性/広島県)■「あいびょう」は、文学的・「あいびょう。正しい日本語が好きだから」(28歳女性/神奈川県)・「あいびょう。文学的で好き」(35歳女性/神奈川県)・「あいびょう。濁音具合が好き」(23歳女性/東京都)■「まなねこ」でもいいのでは?・「ほとんど使ったことが無いが、しいて言えば『まなねこ?』とかもいいかも。愛娘と同じ感じ」(50歳以上男性/北海道)・「まなねこ。そういう読みだと思ったため」(27歳男性/埼玉県)・「まなねこ。あいびょうって、ヒョウみたいだから」(23歳女性/岐阜県)・「まなねこ。声に出しては読まないけど、愛弟子とかけて」(31歳女性/千葉県)■こんな読み方で読むのはダメ?・「あいみょう。猫って、ミャオって鳴くし……」(27歳男性/東京都)・「めねこ。響きが最高にかわいい」(27歳女性/東京都)・「みみちゃん」(50歳以上男性/秋田県)・「チーちゃん(うちの猫がチーという名前だから)」(41歳女性/東京都)・「らぶねこ」(44歳男性/愛知県)■総評「愛猫」の正しい読み方は、「あいびょう」。あまり身近では耳にしたことがない名前ですが、辞書にも載っているいるため、これが正式な読み方と考えて間違いないでしょう。ただし言葉は生きているため、「あいねこ」「まなねこ」と読む人が大半なら、もしかすると後々変わってくる可能性もあるかもしれませんね。また、「あいねこ」「あいびょう」「まなねこ」という枠組みにとらわれず、自由な発想で「愛猫」を読んでくれた方もいました。「らぶねこ」「めねこ」は、確かにそう読めなくもないかもしれませんね。読み方はどうあれ、みなさんの猫への愛がひしひしと伝わってくる結果でした。調査時期:2014年5月17日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性284名女性216名合計500名調査方法:インターネットログイン式アンケート(画像は本文と関係ありません)
2014年06月25日「携帯のアプリを見れば、その人のことが分かる」なんて言われるくらい、携帯の中身は持ち主のひととなりを表現するもの。今回は、透明感のある歌声で多くの人を魅了しているシンガーソングライターの川嶋あいさんに、スマートフォンアプリをキーワードに曲づくりや、プライベートについてお話を伺いました! ―――今日はよろしくお願いいたします! 6月25日に7枚目のアルバム「Shutter」を発売なさる川嶋さんですが、いつも曲づくりはどんな風にされているんですか?川嶋:曲づくりをするのは、自宅のキーボードの前ですね。「作ろう!」と思って作りきります。私の場合は、メロディを先に作って、そこからストーリーを膨らませて歌詞をのせていきます。メロディと歌詞との一体感や、響きを大切にしているので、何度も何度も歌いながら、語尾の母音にもこだわって作っていきます。歌詞作りは、中学生の頃から詞を書く時に愛用している辞書をア行からめくっていく中で見つけた新しい言葉を歌詞に取り入れたり、旅先や自然の中で受けたインスピレーションからフレーズが思い浮かぶこともあります。日々の生活の中で感じるドキドキ、ワクワクだったり、「もっとこうだったらいいな」という妄想(笑)や、熱い塊のような想いが、私のものづくりの原動力になっています。―――全国ツアーなど、仕事で国内のいろいろな場所や海外に行かれる機会もたくさんありますよね。今回エキサイトでは、定額でコンテンツが使い放題になる ドコモの「スゴ得」 をご紹介しています。旅の多い川嶋さんには、『地球の歩き方』などの旅系サイトがぴったりかもしれません。川嶋:わ~、こんなアプリがあったんだ! 実は海外へ行くときはいつも、書籍版の「地球の歩き方」を持って行っていたんです!―――そうなんですね! 書籍版ではエリアや国ごとに分けられているので、新しい場所に行くたびに買い足さなければなりませんが、このアプリには様々な場所の情報が網羅されているんですよ。川嶋:ページをめくるのも大好きなんですが、書籍だと旅先で持ち歩くにはちょっとかさばってしまうんですよね。家で保管しておくにも場所を取ってしまうし…。スマホ一つで色々な情報が見られるなら、本当に便利ですね! これはぜひ使いこなしたいです。 ―――最近、行って良かった国や、これから行ってみたい場所はありますか?川嶋:行ってみて良かったのは、今年行ったラオスです。数年前から携わっている、学校建設事業の視察で行ったのですが、人が穏やかで温かくて…。ごはんも美味しいんですよ。主食がもち米で、魚介類を使った料理が多いので、日本人の舌にも合うと思います。それから、オーストラリアのケアンズ。グレートバリアリーフが本当に美しくて、「この世にこんなにきれいな場所があったんだ…」と感動しました。いつか行ってみたいのは、スイスです。私、子どもの頃から“ハイジ”が大好きなんです。ハイジになりたいと思ってます(笑)アニメに出てくるあのチーズも食べてみたいですね。―――これまでに色々な国に行かれているんですね! 川嶋さんにとって、旅行の楽しみとはなんですか?川嶋:自然の中を歩いたり、国内だったら温泉もいいですね。そういえば、ラオスもスイスも、たくさんの自然に恵まれているという共通点があります。冒険することだったり、“秘境”、“大魔境”と呼ばれるような場所が大好きなんですよ(笑)。食事も旅の楽しみの一つですが、現地の人が行くようなお店を狙って食べに行くようにしています。仕事で行くときは、いつも一緒に行くスタッフと「ここ、美味しそうだね」とカンを働かせて入るんですが、意外とハズレがないんですよ。―――すごい! 鼻が利くんですね。そんな風に出かける先々で美味しいものに出合えたら幸せですよね! 『地球の歩き方」なら治安の悪いエリア情報や、その国の文化も書いてあるのでますますオススメです。ちなみに、日ごろ、ご自宅でも料理はされていますか?川嶋:作りますよ~。以前ランニングにハマりすぎて倒れてしまったことがあって、それ以来、栄養のバランスにはかなり気を遣うようになりました。仕事で出かけるときにはお弁当を作って持って行ったりも。実は私、健康オタクなんです(笑) ―――そうだったんですね。そんな川嶋さんには、『タニタの社員食堂』サイトもぜひおすすめしたいです! 野菜はもちろん、肉や魚もしっかり食べても、一食分で約500ckalという、ヘルシーなレシピが満載のサイトです。川嶋:このサイト、気になっていました! 主菜、副菜、汁物と“定食スタイル”で紹介されているところがいいですね。自炊だとつい、主菜と主食だけで済ませてしまいがちで…。―――食材別に検索ができたり、カロリーや塩分順でメニューを並び替えることもできるんですよ。掲載されているレシピを組み合わせて、オリジナル定食も作れちゃいます。川嶋:残った食材で検索することもできるんですね。レパートリーが一気に増えそう。タニタ食堂のレシピは、塩分や油は控えめなのに、しっかりおいしいって評判ですよね。作り方も、どれもそこまで難しそうなものはあんまりないし、参考にしてみたいです。―――レシピ本も大ベストセラーですが、このサイトには、本には載っていないレシピも掲載されているんですよ。ちなみに、川嶋さんの得意料理は?川嶋:カレイの煮付けとか。和食を作ることが多いですね。―――渋いですね(笑)。川嶋さんには家庭的な一面もあったんですね。ちなみに家計簿付けていたりは…?川嶋:それが、一度も付けたことがなくて。堅実に生活しなきゃ…と思う一方で、ついつい遣いすぎてしまったり…。財布の中に入っている分を遣いきってしまうクセがあります。―――わかります、やってしまいがちですよね…。お金の遣いすぎを防ぐなら、『家計簿』アプリもありますよ! あらかじめ収入や家賃、目標貯蓄額などを設定すると、生活費の予算を自動的に計算してくれます。川嶋:光熱費とか食費とか、何にいくら遣ったかがグラフ化されて、わかりやすいですね! 手書きで家計簿を付けるとなるとやっぱり面倒だし、忘れてしまいそうで。これならいちいち電卓で計算しなくてもいいんですね。しかもデザインがかわいい。これはハマりそうです! ―――気に入っていただけて嬉しいです(笑)。レシピと家計簿のアプリを使いこなしたら、曲づくりにも変化があるかもしれませんね。川嶋:堅実な女性らしい歌が生まれるかも…。プライベートでも、家庭的な女性に一歩近づけたらいいな(笑)スマートフォンに替えてから、いまいち使いこなせていなくて、地図アプリくらいしか入れていなかったんです。でも、こんなに便利で楽しいアプリがたくさんあるなら、生活の一部になりそう!―――アプリを活用することで川嶋さんの曲作りはもちろん、プライベートにもいい影響がありそうですか?川嶋:そうですね。私、一度ハマると止まらないタイプなんです(笑)これからはアプリを通じて、さらにドキドキ、ワクワクできることを探していきたいです。例えば、旅行系のアプリで気になる場所を見つけたら自分の足で実際に訪れてみて…と、世界を広げていけたら、人生もすごく豊かになりますよね。秘境アプリや冒険アプリもあったらいいな(笑)きれいな声とあたたかみのある曲とはウラハラ? に、ワクワクドキドキを大切にされている様子がとても伝わってきました! 川嶋さん、ありがとうございました! 「スゴ得コンテンツ」 は、ドコモスマートフォンで毎月380円(税抜)を支払うと、ニュースも、乗換も、レシピも、約120種類という豊富なコンテンツが好きなだけ利用できるサービスです。更に初回お申し込みから月額使用料が31日間無料! 今回、ご紹介したコンテンツも、すべて利用できちゃいます! 是非チェックしてみてくださいね。エキサイトでは「著名人にインタビューしました」というお題で特別シリーズを展開しています。他にも話題の著名人のとっておき情報を公開中! 特集「あの著名人はどんなアプリを使ってるの?」(スマホ用サイト) ■川嶋あいプロフィール2003年、I WiSHのaiとしてメジャーデビュー。デビュー作「明日への扉」はフジテレビ系恋愛バラエティ番組「あいのり」の主題歌として一大ブームを巻き起こし、90万枚のセールスを記録。その後ソロ活動を開始し、映画「ワンピース」の主題歌となった「compass」や毎年卒業ソングランキング上位にランクインされる今や卒業ソングの定番となった「旅立ちの日に…」など、川嶋あいとしても数々のヒットを出している。去年デビュー10周年を迎え、原点回帰をテーマに積極的なライブ活動やリリースを行っている。自身7枚目となるオリジナルアルバム「Shutter」は6月25日発売予定。
2014年05月20日あいおいニッセイ同和損保は、7月14、15日に東京国際フォーラムで開催される「オヤノコト.エキスポ2012」(入場無料)へ、前年に続き今年も出展することを発表した。「オヤノコト.エキスポ」とは、「高齢の親をもつ子ども世代の親孝行を応援する」というテーマのもとに、さまざまな業態の企業が「親のこと」に役立つ商品や情報を発信するイベント。同社は、これからの毎日を安心して過ごしていくために理解してもらいたい保険に関する情報の発信を目的に、介護保険や医療保険に関する各種セミナー・クイズ・アンケートなどを実施する。セミナー参加者やアンケート回答者にはオリジナル商品キャラクター「シロクマ親子」のノベルティグッズをプレゼント。また、開催期間中は、同社のプロ代理店組織「AD全国プロ会(生命・人保険委員会、商品・サービス委員会)」のメンバーや女性の募集員組織「WIN」メンバーも参画し、ブースで介護保険や医療保険等に関する疑問や不安などの声に答える「保険相談会」も実施する予定だ。また、当日は、同社が展開している商品ブランド「TOUGH(タフ)」シリーズについて、スマートフォンやタブレット端末を活用した商品プロモーションも行うとしている。開催日時は7月14日、15日の10:00~17:00。開催場所は、東京国際フォーラム展示ホール(1)。入場料は無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日あいおいニッセイ同和損保は、顧客のリスク状況のチェックや、それに応じた保険の提案などができるタブレット端末向けアプリケーション「TOUGH PORTAL」(以下「タフ・ポータル」)の、代理店向け本格展開を開始した。同アプリは、「提案アプリ」と、端末上で代理店の社員が264種類(6月1日現在)の募集ツールを検索・閲覧できる「保険カタログ・便利ツールアプリ」で構成。「提案アプリ」では、自動車保険の加入や車両入替等についての「お得なアドバイス」、リスクチェックや保険提案、交通事故データやクイズなどを交えて同社保険商品の魅力を伝えるなど、顧客のリスクに応じて4種類のラインナップを提供。また、外部の専門家によるリスクマネジメント解説動画や、警視庁・消防庁などへのリンクなど、従来の紙媒体では実現できなかった、プレゼンテーションの臨場感や納得感を高めることが可能になるという。6月1日現在で「タフ・ポータル」のダウンロード数は1,000件を超えており、同社は、今後さらに普及を促進し、顧客満足度のさらなる向上を図っていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日