anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.83パンチョあるある
2018年02月27日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.82メイク教室
2018年02月20日布施明が毎年行っている、恒例の秋春ツアー。年をまたいで継続中である、この『AKIRA FUSE LIVE 2017-2018ROUTE 70 -来し方行く末‐』の終盤戦を飾る東京公演が、来る3月10日(土)、Bunkamuraオーチャードホールにて開催される。すでに10年以上も毎年行っているという、この恒例の秋春ツアーの意味について、彼はこんなふうに語っている。【チケット情報はこちら】「やっぱり、自分にとっては、ライブがメインなんですよね。テレビとか音源とかいろいろ活動はあるけど、もともとジャズ喫茶と言われた場所から出てきた男なので(笑)。お客さんを前にして歌うっていうのが、やっぱり好きなんです。あと、ライブっていうのは、本当に“生き物”なんですよね。同じ曲を歌っていても、その年、その月で、どんどん変わっていく。そこが自分で歌っていても、すごく面白いところなんです」“ROUTE 70 -来し方行く末-”とサブタイトルのつけられた今回のツアー。そこには、彼のどんな思いが込められているのだろうか。「実は、このツアーの最中に70歳になりまして。で、そういうのをうたったほうがいいって、スタッフは言うんだけど、自分の年齢なんて声高に言いたくないじゃないですか(笑)。なので、“ROUTE 70”……“国道70線”みたいな言い方にさせてもらって。で、“来し方行く末”っていうのは、まさに今まで来た道と、これから行く先みたいなものです。今まで来た道は、もう変えることはできないけれど、それを全部認めた上で真似しないことが大事というか。やっぱり、僕ら団塊の世代の人間は、1ミリでもいいから前に行きたいみたいな思いが、すごく強いんですよね」2015年に、デビュー50周年を迎えた布施。その伸びやかで圧倒的な歌声は、今も健在だ。『君は薔薇より美しい』、『霧の摩周湖』、『シクラメンのかほり』、『My Way』など、ヒット曲や人気曲を披露することが、あらかじめ告知されているこのライブ。しかしそれは、50周年のときのような、いわゆる集大成然としたライブとは、少々趣が異なるようだ。「50周年のコンサートで、ひとつ集大成みたいなものをやったから、今回もそういうことをちょっとは意識しようと思ったんだけど……結局そうはならなかったね(笑)。僕自身、やっぱり歩み続けているわけだから。今年は、新しいアルバムを出せるよう、今いろいろと準備をしているので、今回のライブでは、そのあたりの変化を見てもらえたら嬉しいです。あと、今回のツアーは、去年の8月の終わりから同じメンバーでずっとやっているので、この春のライブは間違いなくいいものになると思います」チケットは発売中。取材・文:麦倉正樹
2018年02月14日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.81猫にだっている
2018年02月13日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.80伝われ!
2018年02月06日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.79腸に効きます
2018年01月09日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.782018謹賀新年
2018年01月02日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.77教訓
2017年12月26日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.76ロングインタビュー
2017年12月19日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.75クリプレリクエスト
2017年12月12日じっくり火にかけて作る、温かい煮込み料理で寒さを乗り切ろう。料理研究家・植松良枝さんが教えてくれたのは、ハンガリーのシチュー、グヤーシュです。「煮込みは一度にたくさん作り、煮返しながら少しずつ味を変えて何日かかけて楽しみます」と、植松さん。「グヤーシュはハンガリーのシチュー。現地でもいろいろな種類があります。加える水や赤ワインの量を加減して、ボテッと濃厚にしても、サラッとスープ風に仕上げてもいい。ご飯を入れてリゾットにも」。植松さんのグヤーシュは野菜が主役。「牛肉は旨味出しと味のまとめ役と考えて。切り落とし肉でもいいし、豚肉に替えても作れますよ」グヤーシュ野菜がたっぷり摂れるハンガリアンシチュー。自分好みにいろいろアレンジも。材料/4~6人分牛シチュー用肉(モモ、すねなど)…350~400g、にんにく…1かけ、玉ねぎ…大1個、にんじん…中1本、セロリ…1本、じゃがいも…1個、キャベツ…中玉1/6個、水…1L、トマトピュレ…1/2カップ、赤ワイン…1カップ、パプリカパウダー…大さじ1と1/3、オリーブオイル…大さじ1/2、バター…大さじ1、ローリエ…2枚、赤唐辛子…1本、塩・こしょう…各適量、サワークリーム…適量作り方(1)牛肉は2cm角に切って塩こしょうをまぶし、薄力粉(分量外)をはたく。(2)熱したフライパンにオイルとバターをひき、強火で牛肉を焼きつけ、いったん取り出す。続けて、薄切りにしたにんにくと玉ねぎ1/2個分を炒め合わせる。(3)鍋に(2)を全て入れ、ローリエと唐辛子、赤ワイン、水を加えて、丁寧にアクを取りながら肉が柔らかくなるまで煮る(1時間ほど。圧力鍋の場合は15分ほど圧力をかけて煮て、柔らかくなっていたら取り出し、まだ少し硬ければ入れたままスープを少し煮詰める)。(4)煮上がった(3)の表面に浮いた脂をレードルで適宜すくう。それぞれ1.5cmの角切りにした残りの玉ねぎ、にんじん、セロリと、トマトピュレ、パプリカパウダー、塩小さじ1強を入れて中火で煮、10分ほどしたらじゃがいも(1.5cm角切り)とキャベツ(2cm角切り)を加えて、じゃがいもが柔らかくなるまで10~15分ほど煮る。(5)器によそい、サワークリームを添える。うえまつ・よしえ料理研究家。代々木公園のベトナム料理店『ヨヨナム』の監修も。『スペイン・バスク 美味しいバル案内』など著書も多数。※『anan』2017年12月13日号より。写真・山口 明文・村岡俊也(by anan編集部)
2017年12月10日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.74イケメンな朝活
2017年12月05日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.73そんなキャラか
2017年11月28日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.72それどこ情報
2017年11月14日老舗からニューオープンまで、定番から新作まで、仕事柄、京都のさまざまなことに精通。「東京へ出張に行くときや、京都にいらした地方の方と会うときなど、ご挨拶がてら京都の味を差し上げる機会も多いです」と、京都の手みやげ情報にも詳しいライター&コーディネーター・大和まこさん。「もともと京都には名品がたくさんありますが、最近は老舗が新展開する和菓子なども増えていて、手みやげを選ぶ楽しみがますます広がっています」そんな中から、贈る相手やTPOに合わせた気の利いた手みやげ選びは、幅広い情報を持つ大和さんの真骨頂。「例えば、京都が好きで京都に何度も来ている詳しい方とお会いするときには、話題の新作や季節限定のものなど、相手が知らないであろうちょっとレアなものを差し上げたり。相手の好みがわからないときは、吹よせや麩饅頭など万人受けする味、人数がわからないときは臨機応変に切り分けられるものを選ぶと間違いがありません」そんな大和さんオススメの“京都の手みやげ”がこちら!千代(ちしろ)豆腐店『京都 祇園セット』「料理家や料理好きな方とお会いするときに選ぶ豆乳とゆば。特に豆乳は濃厚で、甘みが強くて、食通の人も“こんなおいしいのは初めて!”と感動してくれます。」手作り豆腐店自慢の極上豆乳1lと極上生ゆば、汲み上げゆばのセット。¥2,678(税込み)。通販可。●京都府京都市東山区新宮川町松原下ル西御門町464‐2TEL:075・561・448410:00~18:00日曜休ぎぼし『吹よせ』「好みがよくわからない人や、辛党の人への手みやげには、老舗の昆布専門店が作る吹よせが強い味方。上品な味で、あれこれ入っていて飽きがこないのです。」昆布、海老煎餅など20種類以上が入ったお好みあられ。缶入りはサイズ展開も豊富。缶入り160g ¥1,200。通販可。●京都府京都市下京区柳馬場通四条上ルTEL:075・221・28249:00~17:30日・祝日休麩嘉(ふうか) 本店『麩饅頭』「甘党じゃなくても“これは別”という人が多い、みずみずしくて甘さ控えめの麩饅頭。本店限定の粽(ちまき)のようなパッケージもお気に入り。青海苔を練りこんだ生地と、優しい甘さのこしあんが好相性。5個結び¥1,134(税込み)。要予約。通販可。●京都府京都市上京区西洞院椹木町上ル東裏辻町413TEL:075・231・15849:00~17:00月曜(1~8月は最終日曜も)休吉村和菓子店『焼き鳳瑞(ほうずい) 種まき』「東京に住む京都好きと会うときには、目新しいもの、季節限定品を選ぶように。昨年登場のメレンゲ菓子は、おいしくて、気取らないけれど素敵な見た目もいい!」老舗の『亀屋良長』の新ブランド。体に優しい素材使いが特徴。9個箱入り¥1,000。通販可。●京都府京都市下京区四条通油小路西入ル柏屋町17‐19亀屋良長店内TEL:075・221・20059:00~18:00無休鍵善良房(かぎぜんよしふさ)『飴雲(あめぐも)』「とてもモダンで、食べてもおいしい干菓子は、お茶の時間をゆっくり楽しめる大人の女性に。小ぶりで軽く、型崩れしにくいから持ち運びも気楽。」落雁に州浜で模様を描いたモダンなルックスの干菓子。意匠は季節替わり。¥880(税込み)。通販可。●四条本店京都府京都市東山区祇園町北側264TEL:075・561・18189:00~18:00月曜休(祝日の場合は翌日休)越後家多齢堂(えちごやたれいどう)『カステイラ』「卵の風味が高くて、優しい味わいのカステラ。人数に合わせて切り分けられるので大人数の際に重宝。レトロなパッケージや掛け紙も素敵で特別感が。」江戸末期創業、京都唯一のカステラ専門店。懐かしい味に心和む。木箱入り22×24cm¥5,500(税込み)。通販可。●京都府京都市上京区今出川通千本東入ルTEL:075・431・02899:00~18:00水曜、第3火曜休やまと・まこ京都ライター歴19年。女性誌を中心に京都特集を担当する。弊社『&Premium』では「京都さんぽ部」を連載中。※『anan』2017年11月8日号より。写真・山口 明スタイリスト・中根美和子文・野尻和代撮影協力・UTUWA(by anan編集部)
2017年11月06日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.71さしすせそ
2017年10月31日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.70グレーな部分
2017年10月24日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.69モテテク
2017年10月17日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.68モデル志望
2017年10月10日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.67中の上
2017年10月03日見て楽し、食べてうれしい、口福の縁起菓子。願うは、厄除け・盛運!泰平の世となった江戸時代。砂糖が安定して流通し、都市や城下町では庶民の間にもお菓子文化が花開きました。病気を避け、福を呼び、幸せになりたいと望む人々の気持ちを投影した縁起担ぎの菓子が次々生まれ、今も受け継がれています。そこでここでは、虎屋文庫・森田環さんが“厄除け・盛運”菓子をピックアップ!辻占古の時代、夕暮れ時に道の辻に立ち、すれ違う人の会話から未来を占うことを辻占と呼んでいました。江戸に入り、おみくじの紙片が入った辻占煎餅なる菓子が生まれ、かりんとうや豆など種類や形も豊富に。いつの世も占いは不動の人気。ハトマメ屋「金トキ豆・そばこ豆」マメの形をした小麦粉の焼き菓子は、ほんのりとした糖蜜の甘さと香ばしさが特徴。おみくじの紙と一緒に三角の袋に入っている。各10包入りで1袋¥453。●福岡県朝倉市宮野1910‐3TEL:0946・52・00369:00~19:00水曜休運盛南京(かぼちゃ)、人参、蓮根など、冬至に食べると滋養に良いとされる食材「冬至の七草」の共通点は、どれも「ん」が2度つき、「ん」で終わること。この日を境に日照時間が延びていくことから、運気も復活すると信じられ、「運盛」と呼んで縁起を担ぐ風習があります。博多運盛「運盛饅頭」野菜餡(南京、隠元、レモン、蓮根、銀杏、大根、金柑、人参)が入った運盛饅頭は店頭販売のみ。8種箱入り¥1,998。同じ餡を挟んだ「うんどら」(8種入り¥1,360)は地方発送可。●福岡県福岡市博多区上川端町12‐31‐1FTEL:092・282・001710:00~19:00日・祝日休茅の輪年中行事に合わせ、寺社の参道では多くの厄除け菓子も誕生しました。6月の神事・茅の輪くぐりは、輪を通ることで罪穢れや疫病を祓い無病息災を祈るもの。愛知・津島神社の名物「くつわ」はこの茅の輪を模して生まれた神聖な菓子です。角政「くつわ」もち米とうるち米の団子を蒸し、砂糖とゴマを練り込み揚げたくつわは1包み¥540。くつわと並ぶ名物、揚げ菓子「あかだ」も無病息災を願う神饌菓子。●愛知県津島市馬場町7TEL:0567・26・28578:00~19:30無休森田 環さんもりた・たまき室町時代後期創業の和菓子店『とらや』にある資料室「虎屋文庫」の研究主査として、和菓子文化の歴史調査や資料収集などを行っている。お菓子の価格はすべて税込みの金額です。※『anan』2017年10月4日号より。写真・山口 明スタイリスト・荻野玲子構成、文・つるや ももこ(by anan編集部)
2017年10月02日季節の節目や、年中行事を通して、豊作や家族の幸福、子孫繁栄などを願ってきた日本人。それらの行事や祝い事と切り離せないのがお菓子の存在です。食欲の秋、おいしく福をいただきましょう。開運、ご利益を望むなら、外せない願い事は縁結び。土地に息づく嫁入り菓子から、お守りと一緒に渡したい聖地の門前みやげ、引き出物などにも定番になっている、夫婦円満の願いが込められた菓子もあります。ではさっそく、そんな良縁にちなんだ菓子をご紹介します!教えてくれたのは、虎屋文庫・森田環さんです。嫁入り菓子西讃岐地方では、嫁入りの際に、ご近所さんや結婚式、披露宴で「おいり」という米菓子を配る風習が残っています。丸く福々しい形に花嫁の初々しさを重ね、見ているだけで幸せになれそうな縁起菓子です。御菓子司寳月堂(ほうげつどう)「おいり」「おいり」とは嫁入りのことではなく、天日干しした餅を機械で煎って膨らませるため。桃色、緑、紫、白と淡い色彩が美しいあられ。寿箱入り¥497。●香川県丸亀市米屋町16 TEL:0877・23・03009:00~18:30元日休結びしめ縄や水引など神事や慶事の場に、「結び」は欠かせません。出産など、何度も迎えたいおめでたいことには花結び。結婚など一度きりのお祝いにはあわじ結びを。その前に、縁結びを願いましょう。いづも寒天工房「紅白縁結びかん・金紫縁結びかん」縁結びの総本社「出雲大社」の門前で生まれた菓子は、お守りとセットにしておみやげに。各2個入り¥280。4個入り(¥440)も。●島根県出雲市大社町杵築南1364‐11TEL:0853・53・537711:00~16:00水曜休夫婦鳥仲睦まじい二人を指しておしどり夫婦ともいう通り、つがいの鳥=家庭円満の象徴とされています。古くから琵琶湖に生息する鳰(にお)(カイツブリ)も、巣作りから子育てまで雄雌が協力し合い暮らす仲の良い鳥です。長久堂「鳰の浮巣」お湯を注ぐと葛が溶けて夫婦鳥がぽこんと浮かぶ。碗の中を琵琶湖に見立てた雅な菓子。3種(葛・抹茶・小豆)各2個、6個箱入り¥1,361より。●京都府京都市北区上賀茂畔勝町97‐3TEL:075・712・44059:00~18:00不定休森田 環さんもりた・たまき室町時代後期創業の和菓子店『とらや』にある資料室「虎屋文庫」の研究主査として、和菓子文化の歴史調査や資料収集などを行っている。お菓子の価格はすべて税込みの金額です。※『anan』2017年10月4日号より。写真・山口 明スタイリスト・荻野玲子構成、文・つるや ももこ(by anan編集部)
2017年10月02日季節を映す上生菓子や、節句などに欠かせない行事菓子。その、美しく可愛らしい姿の中に、実は深い意味も込められていることを知っていますか?「お正月におせちやお餅を食べるように、行事とともに受け継がれてきた食文化が日本には息づいています。和菓子でいえば、例えばひな祭りに草餅が食べられてきたのは、よもぎの強い香りが厄を除けるからといわれています。端午の節句の柏餅が柏の葉で包まれているのは、柏は新しい葉ができるまで古い葉が落ちないから。そこに家の継続、ひいては子孫繁栄の願いが込められているんです」(虎屋文庫・森田環さん)秋、十五夜を「芋名月」、十三夜を「栗名月」「豆名月」と呼びそれらをお供えする風習があるが、これもまた、月に豊かな実りを感謝する意があると森田さん。食材を尊び、体に取り込むことで生きる力をいただく。日本人らしい考え方ともいえます。まずは素材。その上で、職人が趣向を凝らす菓子の意匠には、より良く生きたいという、いつの世にも共通する人々の願いが込められているのです。そんな“秋”を感じる縁起菓子がこちら!紅葉「紅葉の錦」とは、色づく紅葉を絢爛な錦に例えた秋の季語。華やかで艶やかな色彩は、春の桜に並んで日本人の心に深く刻まれ、思い描くだけで心を高揚させ、凛とした気持ちにさせてくれます。とらや「秋の彩(あきのいろどり)」深まる秋とともに野山の木々が色づいていく様子を、紅と黄色のそぼろで表現したきんとん製のお菓子。¥486。1個より購入可能。販売期間(10/1~15)。●とらや 東京ミッドタウン店東京都港区赤坂9‐7‐4D‐B117東京ミッドタウン ガレリアB1TEL:03・5413・354111:00~21:00元日休(東京ミッドタウンに準ずる)月見中秋の名月を愛でる習慣は平安時代からあったようで、時とともに秋の実りを感謝する行事に。旧暦の9月13日は「後の月」ともいわれ、中秋と同じように月見が楽しまれてきました。とらや「月下の宴(げっかのうたげ)」野山を駆けるうさぎがふと立ち止まり、美しく輝く月を愛でている。しっとりとした口当たりの薯蕷饅頭。¥486。1個より購入可能。販売期間(10/1~15)。●とらや 東京ミッドタウン店東京都港区赤坂9‐7‐4D‐B117東京ミッドタウン ガレリアB1TEL:03・5413・354111:00~21:00元日休(東京ミッドタウンに準ずる)菊現代で菊というと仏花を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、菊は古くから不老長寿の象徴。日本の五節句のひとつ、9月9日の重陽の節句は菊の節句ともいわれ、とても縁起が良い花です。とらや「小佐女菊(こさめぎく)」餡に小麦粉と寒梅粉を加えて蒸し、もみ込んだ生地(羊羹製)で、小雨(小佐女)に濡れそぼる花びらが繊細に表現されている。¥486。1個より購入可能。販売期間(10/1~15)。●とらや 東京ミッドタウン店東京都港区赤坂9‐7‐4D‐B117東京ミッドタウン ガレリアB1TEL:03・5413・354111:00~21:00元日休(東京ミッドタウンに準ずる)かぼちゃ(南京)日の出から日没までの時間が最も短い日「冬至」は、太陽が生まれ変わる日(一陽来復)とされ、運気向上のため「ん」が付く食べものが縁起が良いとされています。かぼちゃの別名は「なんきん」。旬を食べることが福そのもの。鎌倉いとこ「かぼちゃきんつば」厄除けの食材、赤色の小豆が入った優しい甘さのきんつば。6個箱入り¥1,230より。店頭では1個売りもあり。●神奈川県鎌倉市長谷3‐10‐22TEL:0467・24・638210:30~17:30(売り切れ次第終了)不定休栗「一に打ち鮑、二に勝ち栗、三に昆布」。打って勝って喜ぶという、戦国時代の戦前のげん担ぎの儀式に由来し、栗は、古くから勝負運を上げる食べ物として受け継がれてきました。すや「栗きんとん」木曽の山の恵みを味わえる滋味豊かな栗きんとん。6個箱入り¥1,533より。販売期間は9月~1月(早期終了の場合あり)。●岐阜県中津川市新町2‐40(本店)TEL:0573・65・20788:00~19:00(9月~12月は8:00~20:00)水曜休(9~12月は無休)さつまいも栽培が盛んになったのは江戸時代のことで、おせちの栗きんとんの餡に欠かせない食材。きんとん(金団)とはつまり、輝く財宝のこと。黄金色=おめでたい。そんなイメージが定着しています。舟和本店「黄金色の芋金貨(プレーン)」芋ようかんの上品な甘さそのままに、薄焼き煎餅に仕上げた一品。50g¥389。●東京都台東区浅草1‐3‐5(雷門店)TEL:03・5828・270110:00~19:00(土曜9:30~20:00、日・祝日9:30~19:30)無休森田 環さんもりた・たまき室町時代後期創業の和菓子店『とらや』にある資料室「虎屋文庫」の研究主査として、和菓子文化の歴史調査や資料収集などを行っている。お菓子の価格はすべて税込みの金額です。※『anan』2017年10月4日号より。写真・山口 明スタイリスト・荻野玲子構成、文・つるや ももこ(by anan編集部)
2017年10月02日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.66バンド
2017年09月26日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.65ブランディング
2017年09月19日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.64肩書か
2017年09月12日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.63魚偏
2017年09月05日この1~2年、専門店が相次いでオープンし、ますます盛り上がりを見せるパクチー料理のお店。その中でも、いち早くパクチーのおいしさと魅力に気づき、ブームを牽引してきた、火付け役的な名店がコチラ。ラテン系創作バル:シラントロ 代々木上原バルスペインやメキシコ料理を自由にアレンジ。「シラントロ」とはスペイン語でパクチーのこと。世界中を旅した店主の神山和樹さんが、スペインとメキシコ料理をベースに、独自のエッセンスを加えた創作料理でもてなす。パクチーは、千葉や熊本の契約農家から直送。フレッシュなままどっさりと料理に盛り付けるだけでなく、さまざまな食材と合わせたパクチーペーストを数種類作り、肉や魚介料理、パスタに合わせるなど、おいしい食べ方を幅広く発信している。パクチーで色付けしたご飯を使った「緑のパエリア」をはじめ、ほかでは味わえない料理の数々に、連日パクチニストが殺到!写真は、鯛を丸ごと一匹使った「緑のパエリア」¥2,980(2日前までに要予約)。写真は、パクチー一色の「冷製シラントロパスタ」¥1,300(左)と、ラム肉とパクチーペーストで作る「自家製ラム肉のソーセージ」¥1,180。【SHOP DATA】東京都渋谷区西原3‐2‐4フロンティア代々木上原3FTEL:03・6416・800118:00~24:00LO(土・日曜ランチビュッフェ11:30~15:00、土・日・祝日17:30~)無休元祖専門店:パクチーハウス東京まさに聖地。世界初のパクチー専門店。「2007年のオープン当初は、『バクチ(博打)の店ですか』と聞かれるくらい、パクチーを知らない人が多かったんですよ(笑)」と、オーナーの佐谷恭さん。バックパッカーだった佐谷さんは、日本以外のさまざまな国でパクチーが多用されていることを知り、食を通して異文化交流を楽しんでほしいと、お店を開店。今や聖地として、日本中からパクチー愛好家が集まるまでに!50種類以上の全メニューにパクチーを使用しているのが特徴。追加のパクチー“追(つい)パク”も無料。声の大きさによって量が変わるので、大きな声で「追パク~」と叫ぼう。写真は、パクチーの花からとったハチミツをかけた「パク塩アイス」(左)、後味さっぱりの「パクチーシャーベット」各¥400。写真は、パクチーとラム肉の「ヤンパク」、モヒートの「パクチーもヒートアップ!」各¥890。【SHOP DATA】予約は1か月前から受け付け。東京都世田谷区経堂1‐25‐18‐2FTEL:03・6310・035518:00~22:00LO無休(ただし月に数日の臨時休業あり。Facebookをチェック)香菜たっぷり中華:中村 玄(なかむら げん)唐辛子と香菜の複雑妙味なおいしさが爆発。恵比寿のマンション2階にひっそりと佇む中華料理店。席に座るやいなや、お通しの香菜(シャンツァイ)(パクチーのこと)と唐辛子スナックが運ばれ、食欲を刺激!香菜を使ったメニューが数多く揃い、名物は、数年前から北京で大流行している汁なし鍋「麻辣香鍋(マーラーシャングォ)」。20種類以上の旬の野菜の素揚げに、お好みで追加できる肉や魚介、そして四川特産の「朝天唐辛子」をたっぷりと入れ、火鍋醤と呼ばれる自家製タレで一気に炒めて、香菜をのせて提供される。ここにさらにお通しの香菜をどっさりと投入するのがおすすめの食べ方。味も辛さも本場を凌ぐレベルの高さ!写真の「麻辣香鍋」は、基本の野菜セット¥2,200、追加の鶏モモ、豚バラ、ソフトシェル海老各¥800(共に税込み)。辛さも5段階から選べる。写真奥左から時計回りに「激辛パクチーサラダ」¥1,300、「香菜焼売」¥600、パクチーソースたっぷりの「翡翠棒棒鶏」¥1,000(すべて税込み)。【SHOP DATA】お通しの香菜はおかわり自由。東京都渋谷区恵比寿南1‐18‐11西田ビル201TEL:03・3711・589718:00~23:00LO(土曜~22:00LO)※9月から日曜営業開始予定。不定休※『anan』2017年8月30日号より。写真・山口 明文・鈴木恵美(by anan編集部)
2017年08月29日anan猫さま特集の表紙を2度飾った、ヅラ猫パンチョと弟分ガバチョの物語。大阪在住の義兄弟猫が繰り広げる、おしゃれなのにコテコテな日常をお送りします。写真・山口明 構成・山口明、岡あゆみ【パンチョとガバチョ】vol.62絡みたい
2017年08月29日サードウェーブコーヒーブームに続くのは、新しい感覚で楽しむジャパニーズティー?日本人が慣れ親しんだ飲み物だからこそ、その味わいには、新鮮な驚きが!“日本茶ニューウェーブ”に注目します!クラフトティー:artless craft tea&coffee(アートレス クラフト ティー アンド コーヒー)黒いウッド調の茶室がスタイリッシュ。日本古来の美を再解釈し、現代のセンスと融合させたティー&コーヒースタンド。店内には人間国宝が製作した茶釜が置かれ、さながら現代の茶室のよう。シックで落ち着いた空間で、五感を研ぎ澄ませながらお茶を楽しむことができる。茶葉は店名と同様、クラフト感にこだわって、全国の小規模農園で生産される有機や無農薬のものを厳選。家でお茶を淹れるきっかけ作りをしたいという想いから、熱湯を注いでもおいしく飲める品種を中心に提供している。丁寧に育てられた茶葉は、どれも優しい味わいが印象的で、ほっとするおいしさ。写真は、くき玉露・玉露雁ヶ音¥700(税込み)。レザースリーブやコースターは、元靴職人だったというバリスタによるハンドメイド。【SHOP DATA】茶葉は25g¥1,000~。オリジナルのペーパーキャニスター付き。東京都目黒区上目黒2‐45‐12nakame gallery street J2(85)TEL:03・6434・134511:00~20:00不定休次世代茶屋:幻幻庵(げんげんあん)お茶を自由な発想でプレゼンテーション。日本茶の自由さ、楽しさをもっと知ってほしいと、今年4月にオープン。店内はラジカセやけん玉などが無造作に置かれた自由な雰囲気で、淹れ方もユニーク。ガラスの薬瓶でハンドシェイクしたり、台湾のテイスティング用茶器とビーカーを使ったり、本格的な味わいにこだわりながらもインパクトと意外性を意識しているそう。「まずは日本茶に興味を持ってもらうことが重要。それが生産者の人たちをバックアップすることに繋がると思っています」と、店長の田邊瞭さん。これまでにない発想で飲む日本茶は、すっきりとした味わいが印象的。写真は、アイス水出し茶S¥350、アイスほうじ茶S¥400(共に税込み)。【SHOP DATA】波佐見焼の茶碗 各¥1,000は、ティーバッグ1個付き。夜はウイスキーやジンと日本茶をあわせたアルコール類も提供。東京都渋谷区宇田川町4‐8TEL:なし11:00~24:00不定休日本茶スタンド:UNI STAND(ユニ スタンド)ハンディサイズの急須で丁寧にドリップ。高品質な茶葉をカジュアルに楽しめる日本茶スタンド。シングルオリジンの茶葉を常時10種類ほど扱い、バリスタならぬ“茶リスタ”を名乗る店主の小山和裕さんがハンドドリップする。お茶を淹れるのは、片手に収まるほどの小さな急須。「このサイズを生かして、料理のようなイメージで淹れています」というお茶は、一煎目では出汁をとる感覚で甘みを抽出。そして二、三煎目で、調味料を足すかのように渋みや深み、コクを引き出して一杯に凝縮する。茶葉が持つすべての味わいを抽出したお茶は、複雑で美味。新しいお茶のおいしさに出合える。写真は、日本茶シングルオリジンM¥550。抹茶のブランマンジェ¥450(共に税込み)は本格的な抹茶の味わいが広がる濃厚な味で、日本茶のお供にぴったり。【SHOP DATA】茶葉は店で飲むことができるシングルオリジンを中心に販売。50g¥1,000~。東京都三鷹市下連雀1‐16‐1吉祥寺GALAXY3 002TEL:03・6408・908510:00~19:00火曜休※『anan』2017年8月30日号より。写真・山口 明文・宮尾仁美(by anan編集部)
2017年08月24日