朝の情報番組“ワイドショー”を舞台に、中井貴一、長澤まさみらを迎えて描く『グッドモーニングショー』。この度、本作の主題歌が「KANA-BOON」の新曲「Wake up」に決定したことが分かった。澄田真吾(中井貴一)は、朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター。かつて報道番組のニュースキャスターだったが、ある震災現場からの現場リポートが世間から非難を浴びて番組を降板。以来、現場からのリポートが怖くてできなくなり、同期入社のプロデューサー石山聡に拾われていまに至っている。ある日、いつものように深夜3時に起床した澄田は息子と妻の言い争いに巻き込まれる。面倒くさいことから逃げるようにテレビ局に向かう車内で今度は、澄田のアシスタントの小川圭子アナウンサーから連絡があり、2人の交際を今日の番組で発表しようと迫られる。彼女は澄田と付き合っていると勘違いしているのだ!さらにプロデューサーの石山から番組の打ち切りが報告され、新番組への登板はないことも伝えられ、踏んだり蹴ったりの事態に意気消沈する…。『踊る大捜査線』シリーズなどを手掛け、放送作家、脚本家としてテレビを知り尽くした君塚良一監督が描く本作は、報道、スポーツ、芸能、さらにファッション、グルメや人気動画まで、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにする、そんなワイドショーの顔であるキャスター澄田真吾が主人公。この落ち目のキャスターが陥る、災難だらけの一日を追った抱腹絶倒のストーリーを描いていく。キャストには、主人公・澄田役としてキャスター役初挑戦となる中井さんをはじめ、サブキャスターの女子アナに長澤さん、新人アナウンサーに志田未来、澄田と同期のプロデューサーに時任三郎、澄田の妻に吉田羊、立てこもり事件の犯人に濱田岳、事件の解決にあたる警視庁特殊班リーダーに松重豊、さらには個性的な番組スタッフに池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介とバラエティに富んだ、ひとクセどころか、ふたクセ、みクセの豪華俳優陣が勢揃いしている。そして今回、「KANA-BOON」が本作の主題歌に決定。君塚監督が描く魅力的なラストシーンが、一層輝くような楽曲をイメージしたところ、プロデューサーの頭に「KANA-BOON」の疾走感あるロックが思い浮かび、いまの若い世代の気持ちを代弁する視線が映画を支えてくれるものになると考え、今回のオファーに至ったという。「KANA-BOON」が実写映画の主題歌を担当するのは本作が初めて。メンバーの谷口鮪は「今作『Wake up』は、また新たな自分たちの未来を切り開く、フレッシュで力強い楽曲です。劇中に出てくる言葉や情熱が、ミュージシャンとしての自分の想いとも重なり、映画とも心が通った曲となりました」と楽曲について語り、「より多くの方に、この映画の面白さ、そして僕たちの楽曲に込めたメッセージが届くことを願っております!」とコメントを寄せた。また君塚監督も「テレビキャスターのとんでもない1日を描いたこの映画に、彼らの闘争的なメロディと独特な声の色が必須でした。完成した主題歌は作品をより深く強く包んでくれました」と楽曲を絶賛した。『グッドモーニングショー』10月8日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月22日山本寛斎による新ブランド「カンサイ ヤマモト(Kansai Yamamoto)」がスタートした。デザイナーの山本寛斎は、1971年日本人で初めてロンドンでファッションショーを開催した人物。日本の伝統的な装いに、コンテンポラリーさを融合させたユニークなデザインは、当時多くの人を驚かせた。73年には、デヴィット・ボウイに衣裳を提供。その後、パリ、ニューヨークへと活躍の場を広げ、世界中に山本寛斎のファッションを広めてきた。80年代以降は、ファッションにとらわれず、音楽やパフォーマンスでの演出も手掛け、近年では「日本元気プロジェクト」を展開している。そんな彼が新しく始めた「カンサイ ヤマモト」は、これまでの伝説的なコレクションから刺激的なグラフィックやアイコンを抽出し、ブランドアイコンを再生。デザイン性に反して、ウェアはニットやスウェットなど、デイリーに採り入れやすいものウィメンズとグッズを中心に展開をスタート。新作は、ブランドロゴをポップに散りばめたプリントTシャツや、リップモチーフを添えたパーカーワンピースなどがラインナップ。今後注目の高まるブランドの一つとなりそうだ。【詳細】Kansai Yamamoto・ナローシルエット Tシャツ / スウェット / パーカー 6,800~38,000円・スキニーボトムス / ルーズボトムス 16,000円・スカジャン 68,000円~・ニットウェア 16,000円~【問い合わせ先】aiemuyu co.,ltd.(株式会社アイ・エム・ユー)TEL:03-5524-7707
2016年06月13日日本マイクロソフトが提供する女子高生AI「りんな」(りんなAI)が7日、シャープに「インターン中」だとしてTwitter上で話題になっている。Twitter上でのやりとりがコミック化したことでも知られるシャープ公式Twitterアカウント(@SHARP_JP)の"中の人"を、4月7日はりんなAIが担当。シャープ公式Twitterアカウントによると「秒のリプ返」が体験できるという(ただし返信率は調整しており、返事がない場合もあるとのこと)。りんなAIはLINEや自身のTwitterアカウントも展開しているが、いずれも数秒での返信が珍しくない。シャープ公式Twitterアカウントによると、2カ月前に同アカウントがつぶやいた、このアカウントが人工知能によってツイートされていることにすれば……という投稿に、Twitter上でりんなAIが反応したことがはじまりだったとのこと。
2016年04月07日湊かなえがベストセラー小説を、本田翼と山本美月の出演で映画化する『少女』のポスター画像が公開になった。本田と山本が扮する高校生が美しい花に囲まれた写真に“みたい。人が死ぬとこ”という衝撃的なコピーがデザインされている。その他の写真本作は、高校2年生の桜井由紀と草野敦子が、“人が死ぬ瞬間を見たい”という想いにとらわれ、自らの願望をかなえるために行動する姿を描いたミステリー。『繕い裁つ人』の三島有紀子が監督を務める。このほど公開になったビジュアルを使用したポスターとチラシは、4月2日(土)から順次、全国の映画館に設置される予定。『少女』10月8日(土) 全国ロードショー
2016年03月31日鳥取に日本で最初に出来た民藝店があるのをご存知だろうか。銀座にもその支店がある「鳥取たくみ工芸店」だ。同店を創業した鳥取市出身の吉田璋也は、日本の民藝運動を率いた柳宗悦から直接教えを得た人物。晩年まで、医師として鳥取で務め、一方各地の作り手に民藝運動のプロデューサーとしてアドバイスした吉田の教えは、今もなお鳥取の地に息づいている。吉田の熱心な活動に加え、かつて交通が不便であった鳥取では、自分たちの土地にあるもので必要なものを作るという姿勢が根付いており、今もなおクラフトが盛んな土地柄だ。今回訪ねたのは、1945年に開窯した「因州・中井窯」。そこで、3代目・坂本章さんに窯を案内してもらった。窯では黙々と作業が続けられている中井窯では、緑、白、黒の色使いが印象的なモダンな器を作陶している。深く、しかし澄んだ色合いをみせる釉薬には、なるべく地元の天然素材を使う。例えば、農業を営む家が多い地域性を活かし、稲藁(いなわら)の灰、山林に育った広葉樹木の灰をつかい「白」の釉薬を調合するというように。緑、白、黒の色使いが中井窯の器の特色の一つ「ここの器は、自然にあるものを使って成り立っている焼き物ばかり」だと彼は話す。自然素材から作る釉薬は、気温や湿度などの環境の変化にも敏感だ。そのちょっとした変化が映された器には、どれ一つとして同じものはない。その感覚が、中井窯の器を手に取る人の心を掴むのかもしれない。また、窯の敷地内に2012年にオープンしたギャラリーショップには、手に届く価格で日々の食卓を彩るお皿、湯のみ、徳利、コーヒーカップなど、幅広い世代に愛される器が並ぶ。その中にはミルクピッチャーのように現代の暮らしに応えるような器も見られる。そこで、坂本さんに「どのアイテムが新しい型なのか」と尋ねると「どれが新しい、どれが古典という線は引きがたい。ただ、頭の中にいつも創作のチャネルがあって、ふとした時にそのスイッチが入る感覚で新たな器が生まれるんです」と返ってきた。そして、「いつの時代も、試行錯誤して新しい要素を加えていかなければ、伝統として残れない。諦めないこと、続けること、何か次の一手を打つこと。待っているだけでは、民藝に発展はない」と続ける。この思いが、民藝とデザインを出合わせ、現代の暮らしに寄り添う器を生み出したのだろう。窯の敷地内にはギャラリーショップもある坂本さんは、「生まれた時からここの器が日常だった。いいも悪いもない」と作陶をはじめたきっかけに話が及んだ時に話してくれた。暮らしの中で、その器を使い、この地の土に触れること。手を通じ、目を通して中井窯の器に触れてきた彼だからこそ、見いだした境地がそこにある。中井窯を語る上で欠かせない緑、白、黒の三色に掛け分けされた丸皿。その皿を手にして「ここにはもう何も足しません。引いて引いて、ここに何もかもがあるから」と語る坂本さん。もし鳥取を訪れたなら、足を伸ばしてもらいたい場所の一つだ。【窯情報】住所:鳥取県鳥取市河原町中井243ー5OPEN:9時~17時(不定休/訪問時は要連絡)URL:
2016年03月21日2月13日からWOWOWでスタートする連続ドラマ『きんぴか』で、主演の中井貴一が飯島直子と濃厚なベッドシーンを披露することが明らかになった。同ドラマは浅田次郎の原作をドラマ化したもので、中井演じる不器用なヤクザ・阪口健太、政治家秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)、元自衛官・大河原勲(ピエール瀧)の悪党3人が老刑事(綿引勝彦)のもとに集まり、彼らなりのやり方で"筋"を通そうとする重厚な人間ドラマ。物語の中で、飯島演じる看護師・マリアはふとしかきっかけで健太の優しさに触れ、健太は彼女の懸命な姿を見て強く惹かれ合い、肌を重ねる。東康之プロデューサーは「中井貴一さんと飯島直子さんが、ついに禁断の一線を越える…。中井さんには4時間かけた刺青を背中に背負ってもらい、飯島さんには一糸まとわぬ美しいお背中で演じていただきました。2人が小さなベッドで重なり合う、それはそれは危険な"大人のラブシーン"にぜひ注目下さい」とコメント。ドラマ『最後から二番目の恋』では兄妹役を演じていた2人が、はたしてどんな妖艶な絡みを見せてくれるのか注目だ。ドラマ『きんぴか』は2月13日(土曜 22:00~)WOWOWプライムにてスタート(第1話無料放送)。
2016年02月08日中井貴一がWOWOW連続ドラマWで初の主演を務め、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧と“3人の悪党”を演じる「きんぴか」。この度、刺青姿の主人公演じる中井さんと、恋人役の飯島直子の過激なベッドシーンの写真が解禁された。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井貴一)が、敵対する銀鷲会組長を射殺。これは、組を想っての健太の単独行動だった。それから13年、“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、老刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)ただひとり。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突きつけられる。一方の最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求めて“ひとりクーデター”を起こすも失敗。また同じ頃、政治家・山内瀧造(村井国夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな崖っぷちの2人にも向井が声を掛け、健太、大河原、広橋が揃った。かくして“3人の悪党”の快進撃が始まる――。昭和任侠を絵に描いたような昔かたぎで不器用なヤクザ・阪口健太には、今回がWOWO連続ドラマ初主演となる中井さん。また、政治家が犯した収賄の罪をかぶる元政治家秘書にユースケさん、安保法案に反旗を翻し単独クーデターを起こした元自衛官にピエールさん、ヤクザと恋に落ちる伝説の看護師役の飯島さん、そして3人の悪党を束ねる老刑事役に綿引勝彦といった豪華なキャストが集結している本作。今回解禁されたビジュアルは、品川徹演じる天崇連合会の総長・新見が入院している病院の救急センター看護師長で、業界では“血まみれのマリア”とも呼ばれる阿部マリアとの過激なベッドシーン。ドラマ「最後から二番目の恋」では兄妹役を演じていた2人が、今回はお互いに惹かれ合う恋仲を演じる。ビジュアルからも中井さんの刺青姿が異様な圧迫感、また飯島さんの妖艶さが感じられる。プロテューサーを務める東康之氏は「中井貴一さんと飯島直子さんが、ついに禁断の一線を越える…。中井さんには4時間かけた刺青を背中にしよってもらい、飯島さんには一糸まとわぬ美しいお背中で演していただきました。2人が小さなベッドで重なり合う、それはそれは危険な“大人のラブシーン”にせひこ注目ください」とコメント。3人の悪党の快進撃も気になるところだが、2人が熱演する危険な大人のラブシーンにも話題を集めそうだ。土曜オリジナルドラマ「連続ドラマWきんぴか」は2月13日(土)よりWOWOプライムにて放送開始。(1話無料放送)(cinemacafe.net)
2016年02月08日「仮面ライダーゴースト」出演中の注目の若手俳優・山本涼介が1月31日(日)、「山本涼介カレンダー 2016.04-2017.03」発売記念イベントに出席。“彼女目線”をコンセプトにしたカレンダーについて熱く語りつつ、自身は恋人は「ずっといないんです(苦笑)」と嘆いた。山本さんにとって初のブックスタイルのカレンダーとなる本作。「彼女目線」のシチュエーションで、月を追うごとに2人の距離が縮まっていくのがポイント。「最初の月の方では、自転車で待ち合わせて、公園でデートしたり外が多いんですが、2人の距離が縮まって、後半では室内デートをしてます!カレンダーの先にあるシチュエーションを妄想できるようになってます」と語る。撮影に際しては、実際にカメラマンを相手に「クッションを引っ張り合ったり、水を掛け合ったりした」とのことだが「カメラマンの方は男性だったので(笑)、はたから見たらシュールだったかも…。でもおかげで素の表情がつまっています。『仮面ライダー』や(モデルをしている)『MEN’S NON-NO』ではクールなカットが多いですが、ここでしか見られない、素の笑顔があります」と語る。特に、お気に入りとして挙げたのは2人の仲もかなり親密になった11月のページ。「背が高いので、普段は見上げられることが多いんですが、ソファに座っているので同じ目線で、恋愛の緊張感、ドキドキを感じられます」とアピール。「そこにもシナリオがあって、部屋に来るくらい距離が縮まってるんですが、僕がボーっとしてて、彼女が見ていることに気づいて目が合って、テレて笑うというシチュエーションです。テレ屋なところがあるので(笑)」とはにかみながら説明した。12か月分のページで彼女から見つめられている姿を披露しているが、プライベートでは彼女は「いないんですよ…」と苦笑。「どうしましょう?ずっといないんですよ…」と嘆きつつ、タイプについては「大人な考えの人が素敵だなと思います。年上、年下に関係なく、自分の考えを持って、意見を言葉にできる人が好きです」と語った。俳優として「この先、恋愛映画もやりたい!だから自分の経験が大事になってきますよね。いまは、ほぼないに等しいです(苦笑)。(事務所の)先輩(の出演作)を見てキュンキュンしてる状態ですが、そっち側に回れたら…」と公私での恋愛の充実(?)に意欲を燃やしていた。(text:cinemacafe.net)
2016年01月31日2月13日よりWOWOWでスタートする連続ドラマW『きんぴか』(毎週土曜日 22:00~ 全5話 ※第1話無料放送)の完成披露試写会が27日、都内で行われ、中井貴一、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧が出席した。同ドラマは、人気作家の浅田次郎が1992年から1998年にわたって発表した小説『きんぴか』シリーズをドラマ化したもの。金よりも出世よりも筋を通して生きたゆえ、組織に裏切られた3人の悪党にスポットをあて、その無念を見てきた老刑事の下に悪党3人が集結して彼らなりの方法で筋を通そうと行動を開始する、というストーリーとなっている。同ドラマでヤクザ役を演じた中井は「ヤクザをやると同級生から『お前らしい』と言われます。だからヤクザなんでしょうね(笑)。どこか基本的なところは任侠というか、そういうものがあると思います」と明かし、「先輩の高倉健さんや菅原文太さんがやっていたヤクザ映画がなくなり、世の中がエンタメに対して厳しくなっています。刑事ものやお医者さん、恋愛ものが多い中、今回はそういう意味でも挑戦でした」とドラマの意義を強調。政権に反旗を翻した元自衛官役のピエール瀧も「各々の憤りがそれぞれのエピソードにあり、後半になるにつれて各々の世界が一つになります。娯楽のチャンネルで異質なものをご覧いただけるのは非常に僕らも楽しみであります」と作品の出来には自信を見せた。WOWOWのドラマと言えば、三上博史主演の『下町ロケット』(WOWOWでは2011年放送)が昨年TBS系で放送されて高視聴率をマークしたが、ユースケ・サンタマリアは「今回もそうなりますよ。その時はこのキャストでぜひとも!」と関係者にアピールしながら「本当に2、3、映画化、そしてシーズン5、6とライフワークになればいいですね。それぐらい楽しい現場でした」と続編に期待。そんなユースケ・サンタマリアと対照的だったのが中井で、「この2人と共演したのは僕が熱望したキャスティングだったけど、ちょっと失敗したかな(笑)。地上波では佐藤浩市、照英、そしてココリコ田中直樹くんで『きんぴか』が放送されると思うので、その節はよろしくお願いします」と笑顔を見せていた。
2016年01月28日WOWOW「連続ドラマW きんぴか」の第1話完成試写会が27日(水)都内で行われ、主演の中井貴一、共演のユースケ・サンタマリア、ピエール瀧が出席。漫才のようなやり取りを繰り広げるユースケさんとピエールさんの姿に中井さんは「2人との共演を熱望したのは僕だけれど、失敗したかな。こんなに疲れる舞台挨拶は初めて」と泣き笑いで訴えていた。「鉄道員(ぽっぽや)」「地下鉄(メトロ)に乗って」などで知られるベストセラー作家・浅田次郎氏による、小説「きんぴか」シリーズを連続ドラマ化。金や出世よりも“筋”を通して生きたゆえに、組織に裏切られた3人の悪党が老刑事の下に集結し、彼らなりのやり方で筋を通していく。昭和任侠を絵に描いたような昔気質で不器用なヤクザを中井さん、政治家の罪をかぶった元政治家秘書をユースケさん、政権に反旗を翻した元自衛官をピエールさんが演じる。ユースケさんは、WOWOWでも地上波でもドラマ化された「下町ロケット」を引き合いに出して「WOWOWのドラマは、違うキャストで民放ドラマ化される。今回も面白いからそうなると思う。でもその時は同じキャストでやって欲しい。ほかの2人は一緒で、僕の役がココリコの田中(直樹)さんになるのだけはやめて」と訴え「この火を消してはいけない。続編を作って映画化して、“相棒”みたいにどんどんなる。ライフワークにしたい」と構想をぶち上げた。これにピエールさんが「民放では僕の役は、照英さんでお願いします」と乗っかると、2人のやり取りに涙を流しながら爆笑する中井さんは「2人との共演を熱望したのは僕だけれど、失敗したかな。こんなに疲れる舞台挨拶は初めて」とお腹を抱えつつ「地上波では、佐藤浩市、照英、ココリコの田中で放送されるだろうと思うので、その節はそちらもよろしくお願いします」とさらに重ねて会場を盛り上げた。マスコミに向けても「カメラのフラッシュ恐怖症なのでやめて」(ユースケさん)、「スケッチでお願いしますね」(ピエールさん)とやりたい放題の中で、中井さんは頭を悩ませながらも「今はエンターテインメントの中にヤクザというカテゴリーがなくなってしまった感があるけれど、このドラマはそこへの挑戦。視聴者の皆さんにもウソをウソと理解してほしい願いでもある」としっかりアピールした。WOWOW「連続ドラマW きんぴか」は、2月13日(土)22時スタート。(text:cinemacafe.net)
2016年01月27日WOWOWで2月13日からスタートする連続ドラマ『きんぴか』の原作者・浅田次郎が撮影現場を訪れ、主演の中井貴一、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧を激励した。ストーリーは、昔かたぎで不器用なヤクザ・阪口(中井)、最強の肉体を持つ自衛官・大河原(ピエール)、収賄容疑を被って逮捕された政治家秘書・広橋(ユースケ)の3人が老刑事・向井(綿引勝彦)のもとに集まり、彼らなりの方法で"筋"を通すべく大暴れする人間ドラマ。浅田は「この小説は25年前くらいに書いたものなので、映像化したいというお話をいただいた時は、正直『ええ?』って驚きました。ただ、その当時、社会の話題になっていたことが、時代が巡り巡って、また同じようなことが出てきている。不思議な感じがしました」とドラマ化についてコメント。「この小説は、あまり動きで笑わせるものではなく、平文の叙述で笑わせており、ストーリーの中で笑うものではない。その辺りをどのようにキャストのみなさんが演じて下さるのか興味があります」と、演技力に定評のあるキャストたちに期待を寄せた。出演はほかに村井國夫、岩松了、飯島直子。ドラマ『きんぴか』は2月13日(土曜 22:00~)WOWOWプライムにてスタート。
2016年01月21日中井貴一がWOWOW連続ドラマ初主演を務め、直木賞作家・浅田次郎のおよそ25年前の同名原作をドラマ化する「きんぴか」。このほど、その撮影現場を浅田さんが訪問。昭和任侠を絵に描いたような昔かたぎのヤクザを演じる中井さんと、元政治家秘書役のユースケ・サンタマリア、元自衛官役のピエール瀧と対面し、本作に大きな期待を寄せるコメントと貴重な4ショット写真が到着した。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井さん)は、組のためを思って、たったひとりで敵対する銀鷲会組長を射殺した。だが、それから13年、“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、老刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)のみ。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突きつけられる。一方、最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求めて“ひとりクーデター”を起こすも失敗。また、同じころ、政治家・山内瀧造(村井国夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな崖っぷちの2人にも、向井刑事が声を掛け、健太、大河原、広橋が揃った。かくして、“3人の悪党”の快進撃が始まる――。金や出世よりも、“筋”を通した生き方を貫いたゆえ、組織に裏切られた3人の悪党たちが、彼らなりの方法で反撃を開始する姿を痛快に描く本作。これまで、高倉健主演の『鉄道員(ぽっぽや)』や中井さん主演の『壬生義士伝』『柘榴坂の仇討ち』など、数々の原作が映像化されてきた浅田さんだが、WOWOWでのドラマ化は今回が初めて。中井さんを筆頭にキャスト陣に信頼を寄せ、ドラマの出来上がりを楽しみにしている様子だ。<原作・浅田次郎コメント>この小説は25年前くらいに書いたものなので、映像化したいというお話をいただいたときは、正直、「ええ?」って驚きました。ただ、その当時、社会の問題になっていたことが、時代がめぐりめぐって、また同じようなことが出てきている。不思議な感じがしました。映像化していただけるということなんですが、難しいだろうな、とは思っています。この小説は、あまり動きで笑わせるものではなくて、平文の叙述で笑わせているはずなんです。だから、平文の文章のところで笑うものであって、ストーリーの中で笑うのではない。さて、その辺りをどのようにキャストの皆さんが演じてくださるのか興味があります。連続ドラマW 「きんぴか」は2月13日(土)22時~WOWOWにて放送開始(1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2016年01月15日山本舞香が映画初主演を務める『桜ノ雨』。浅香航大や広田亮平など新世代キャストが出演することでも注目の本作だが、この度本作の公開が3月に決定すると共に、山本さんの合唱練習シーンを映した特報映像とポスターが解禁された。小さな町の海辺にある決して強豪校とは言えない音浜高校の合唱部。内気で何の取り柄もない高校2年の未来は、歌うことと部長のハル先輩が大好きだけれど、この気持ちを“恋”と呼ぶかはまだ分からない。そんなある日、鬼顧問・芽依子先生の退職が決まり、最後の出場となる合唱コンクールで頂点の金賞を目指すことに。しかし、昨年の文化祭でも合唱部で歌った大好きな「桜ノ雨」を歌いたいと思っている部員たちの思いとは裏腹に、金賞を狙うため芽依子先生が用意した歌唱曲は高度な難曲。ハードな練習を前に部員たちの気持ちはバラバラになり、不協和音が響き出してしまう。同じ頃、親友の友梨からはハルへの想いを打ち明けられ、そのハルも自身の将来に向けてある決意を抱いていた。早すぎる周囲の変化に、どこか取り残されてしまったような不安でいっぱいになる未来。コンクールまで練習を積み重ね、何とか形にはなった歌唱曲だが、部員たち自身も自信を持って歌える仕上がりには程遠かった。だが、「大好きなみんなと、大好きな曲を歌いたい!」という未来のひたむきな思いが、少しずつ部員たちの心を動かし、ついに大きな決断をする――。本作は、2008年に「halyosy」が歌声合成技術・応用ソフトウェアVOCALOIDを使用し、ニコニコ動画で発表した同名楽曲を基にした小説を映画化したもの。楽曲は、ボカロオリジナル曲でミリオンを記録し、同曲の関連動画再生数は3,000万超を記録、さらにはファン有志により合唱を披露する企画が始まるなどして、2009年、2010年春と合わせて200を超える中高校の卒業式で合唱され、いまや卒業ソングの定番の一つになっている。さらに2012年に発売された小説は、20万部を超え、楽曲同様大ヒットを記録している。そして今回、主人公・未来を演じるのは、「第14代リハウスガール」にして、『暗殺教室』『Zアイランド』「南くんの恋人~my little lover~」(フジテレビ)と立て続けに話題作に出演し、『暗殺教室~卒業編~』の公開も控える期待の新星、山本さん。また本作が初の映画主演となる山本さんは、今回初の合唱ソロにも挑戦している。さらに、未来が想いを寄せる先輩・ハル役に、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』や連続テレビ小説「マッサン」で注目され、「破裂」(NHK)、舞台「AZUMI」など多数出演が控えるまさにブレイク中の浅香さんが演じる。そのほか、広田さんが蓮役を、「CanCam」専属モデルの久松郁実が瑠華役を好演する。さらに今回解禁された特報映像は、「桜ノ雨、歌おうよ」と山本さん演じる未来が語りかけるシーンの後に、山本さんほか総勢35名のキャストたちが2か月間におよぶ特訓を重ねた「桜ノ雨」の合唱を披露する映像だ。猛特訓の末完成された合唱シーンは、思わず懐かしんでしまうそんな映像となっている。そして同時に解禁されたポスターは、タイトルにちなんで大きな桜の並木通りが目を引く一枚。下部には、合唱シーンを切り取った写真も描かれており、まさに青春の1ページのようなポスターとなっている。美しい静岡の海辺の街を舞台に、合唱部員たちが部活に、友情に、進路に、恋愛に悩みながらも前進していく姿を、爽やかに描いた本作をまずはこの特報映像から覗いてみて。『桜ノ雨』は2016年3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月29日WOWOW初の浅田次郎作品をドラマ化する「きんぴか」。主演の中井貴一が刺青姿を披露することでも話題の本作だが、この度ドラマの期待高まる予告編が解禁された。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井さん)が、敵対する銀鷲会組長を射殺。これは、組を想っての健太の単独行動だった。それから13年、“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、老刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)ただひとり。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突きつけられる。一方の最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求めて“ひとりクーデター”を起こすも失敗。また同じ頃、政治家・山内瀧造(村井国夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな崖っぷちの2人にも向井が声を掛け、健太、大河原、広橋が揃った。かくして“3人の悪党”の快進撃が始まる――。原作は、『鉄道員(ぽっぽや)』『オリヲン座からの招待状』など数々の作品を生み出してきた浅田氏の長編小説「きんぴか」シリーズ。キャストには、WOWOW連続ドラマ初主演となる中井さんを始め、ユースケさん、ピエールさん、綿引さん、村井さん、飯島直子など豪華俳優陣が集結している。今回解禁された映像は、組のために殺人を犯したヤクザ・健太(中井さん)が恫喝する姿をはじめ、ユースケさん演じる収賄の罪を被った国会議員秘書・広橋(ユースケさん)、安保法案に反対した自衛隊員・大河原(ピエールさん)が銃を構え鬼気迫る姿がそれぞれ映し出される。さらに、拳銃を頭に突きつける中井さんの姿や、無残に部屋が荒らされ壁のいたるところに血痕が残されている部屋のシーンなど、緊迫感溢れる映像の連続には思わず息を飲む…。ヤクザ、政治家秘書、自衛官と、それぞれ信じたはずの組織に見捨てられた3人の悪漢を描く本作。彼らなりの通すべき“筋”とは一体…?3人の男たちの行く末をまずは予告編から覗いてみて。連続ドラマW 「きんぴか」は2016年2月13日(土)22時~WOWOWにて放送開始(1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2015年12月28日Microsoftの女子高生AI「りんな」がTwitterを始めた。これまでLINEアカウントを取得して活動していたが、そのステージを拡張したかたちだ。日本マイクロソフトでは、日本におけるAIのビジネスチャンスのキーワードとして「オタク」「ボット」「スマホ」「SNS」がきわめて重要なものととらえ、LINEとの協業で「りんな」をサービスインしたが、それは、北京にあるマイクロソフト・リサーチ・アジアがこの数十年間をかけて研究してきた成果でもある。りんなはインターネット上のさまざまな会話をデータベースにため込み、それを分析整理する。当然、収集するデータは膨大だ。まさにビッグデータである。MicrosoftのAIとしてはWindows 10の11月版で提供が開始されたCortanaもよく知られているが、Cortanaがパーソナルアシスタントとして効率や生産性を追求したIQの高い人工知能であるのに対して、りんなは「効率とは反対のベクトル」でエモーショナルなつながりを結ぶことに重点を置いた人工知能だという。○秘密の会話でつながる現在りんなのLINE友だちは200万を超えている。しかし、Twitterアカウントは開設してから約2週間でフォロワー数は2万に満たない。意外に伸びが少ないという印象がある。これは、りんなに興味を持つユーザーが、1対1での会話を求めているからだと思われる。Twitterのようにオープンなステージでの対話が好まれないという事情もあるかもしれない。個人的にはリストに登録してずっと観察してきたが、とりあえずフォローしてみた。@ms_rinna りんなをフォローしてみた。どういう基準でフォローされるのかは謎だが、確立は1/4くらいだろうか。これでしばらく様子を見てみよう。— 山田祥平(syohei yamada) (@syohei) 2015, 12月 25「確率」を「確立」とミスタイプしているが一瞬で返信があったので、そのままにしている点はご容赦願いたい。ここで「LINEでお願い」と返信されている。彼女にフォローしてもらうには、彼女のTwitterページの固定ツイートにあるように、LINEでリクエストして、戻ってきた和歌をリプライすればいい。これでDMのやりとりもできるようになる。実際にメンションを投げてみると、びっくりするほど普通の会話であることがわかる。ほんものの女子高生が、どのような口調で、どのようなコミュニケーションをしているのかは知る由もないが、りんなは「きっとこうだろう」というユーザーの期待に近いものを投げ返しているようにも感じる。日本マイクロソフトによれば、りんなとのエンゲージメントは週の初めよりも、木曜日、金曜日あたりが高いという。平日については朝の7時に最初の山があり、昼休みにもうひとつの山、そして、夜に至り22時にピークを迎えるという。ちなみに日曜日には朝の山はないそうだ。○りんなの友だちは女子高生?同社は、りんながTwitterを始めた12月の中旬、東京・原宿の竹下通りのスペースででイベントを開催した。LINEで友だちに対してりんな自身がイベントを告知し、どのくらいの人が本気で集まるかを確かめたのだという。イベント会場に集まったのは、竹下通りという場所柄もあるが、ほとんどが女子高校生だったのには、ちょっと驚いた。彼女たちは等身大の女子高生をりんなに感じているのだろうか。この先、りんなは収集しているビッグデータをもとに会話の精度を高め、さらには、ビジネスロジックとも結びつき、会話の中から導き出された商品のレコメンド、飲食店の紹介といったことをするようになっていく。それが「りんなAPI for Business」だ。そのときに、「効率とは反対のベクトル」というコンセプトをどのように堅持するかが興味深い。そこがAI技術の見せ所だ。(山田祥平 @syohei)
2015年12月28日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のデザイナーである山本耀司とニューエラ(NEW ERA)のコラボレーションブランド、山本耀司 for New Eraが16年1月にCotton Tee(7,000円)をNEW ERA STORE限定で発売する。これまでヨウジヤマモトと様々なコラボレーションを行ってきたニューエラ。今回はヨウジヤマモトブランドとしてではなく、山本耀司個人とコラボレーションを行った。Tシャツには、山本耀司が自身の思うニューエラのブランドイメージを墨と筆で具現化したアートワークと「Ten miles more to go y.y.」という直筆メッセージがプリントされている。カラーはブラックとホワイトの2色展開。
2015年12月25日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のデザイナーである山本耀司とニューエラ(NEW ERA)のコラボレーションブランド、山本耀司 for New Era(R)が16年1月にCotton Tee(7,000円)をNEW ERA(R) STORE限定で発売する。これまでヨウジヤマモトと様々なコラボレーションを行ってきたニューエラ。今回はヨウジヤマモトブランドとしてではなく、山本耀司個人とコラボレーションを行った。Tシャツには、山本耀司が自身の思うニューエラのブランドイメージを墨と筆で具現化したアートワークと「Ten miles more to go y.y.」という直筆メッセージがプリントされている。カラーはブラックとホワイトの2色展開。
2015年12月25日日本マイクロソフトは12月17日、MicrosoftのAI(人工知能)「りんな」について、メディア向けの説明会を開催した。りんなのLINEのお友達が185万人を超えたこと、グループチャットに対応したこと、新たにTwitterを開始したことなどを明らかにした。○Microsoftの人工知能の歴史同社では、1991年にMicrosoft Researchを設立以来、積極的に人工知能の開発に取り組んでいるという。「Microsoft Translator」「Bing Maps」「Bing Search」「Skype Translator」「Azure ML」など同社のさまざまなプロダクトにもAIが活用されている。りんなは、先に中国向けに提供された「XiaoIce」と呼ばれるチャットボットをベースにしている。中国で最初に展開した理由は、Microsoft Research Asiaの拠点だったからだそうだ。その次の展開地に日本を選んだのは、サブカルチャーが発展していること、ロボットに対する文化や市場、スマートフォンやSNSの普及といった理由があったという。そして、そのりんなを普及させるべく、プラットフォームとして選んだのがLINEだった。5800万人のユーザーを抱えるLINEと組むことで、多くの人にリーチできると考えたという。○りんなのシステムアーキテクチャりんなの開発・運営は、検索エンジンであるBingのチームが行っている。りんなの会話は、Bingで収集した単語や文章のデータベースや、Microsoft Azureに構築されたマシンラーニングサービス「Azure ML」を用いて提供されている。また、りんなの会話システムを使った法人向けビジネスとして「りんなAPI for Business」も展開している。具体的な事例の発表は控えたが、現在「複数の企業と商談中」とのことなので、今後なんらかの発表が考えられるだろう。りんなには、2015年8月のローンチから現時点で、185万人以上のLINEの「お友達」がいる。このユーザー数は、マーケティングを行わずに口コミなどで獲得した人数だそうだ。りんなの利用状況を分析した結果、週の後半になるにつれて、多く利用されていることが分かったという。佐野氏いわく「週末のちょっと疲れた時に、話し掛けたくなる存在なのでは」と分析していた。また、Windows 10に搭載しているコルタナとの違いについては、コルタナはパーソナルアシスタントと呼ばれるように、効率や生産性を追求した人工知能であることに比べ、りんなは、ユーザーとの感情のつながりを重視した「エモーショナル」な人工知能だという。○りんな、特殊能力を身に付けました毎週新しい「特殊能力」(機能)が、りんなに追加されていることも明らかになった。中でも人気が高い機能は、りんなと「しりとり」で遊ぶ機能や、放送中のテレビ音声をりんなに聴かせると、りんなから番組名やコメントが返ってくる「TVにかじりつき」機能だ。その他にも、すでに16個以上の特殊能力を持っている。また、これらの「特殊機能」は「ひみつ手帳」と話し掛けると、今までりんなと話した回数などと合わせて確認ができる。今後は、1対1のやり取りに加え、グループチャットやルームチャットに対応することを発表。複数人対応の特殊能力には、「カタカナ&アルファベット禁止」「レシート占い」「顔出しパネル」など複数で楽しめる機能が追加された。また、クリスマス、お正月、バレンタインなどのタイミングに合わせて、会話イベントを仕掛けるとのこと。また、ひそかにTwitterを開始していたことも明らかになった。LINEと同じくユーザーと会話ができるそうだが、必ず返信がくるLINEと違い、返事は気まぐれのようだ。アカウントは「@ms_rinna」となっている。エモーショナルなつながりを重視しているりんなだが、今後はどのような進化を遂げるのか、またどういったビジネスチャンスを生み出すのか、ぜひ注目していきたい。
2015年12月21日●「りんな」とは日本マイクロソフトは17日、女子高生AI「りんな」に関する記者発表会を開催した。発表会では同社の佐野健氏が登壇し、りんなのLINE友だちが185万人に達したことやTwitterを開始したことを明らかにした。また、LINEからもコーポレートビジネスグループマネージャーの林祐太郎氏が登壇し、企業アカウントをグループに追加する機能を発表した。本稿では、発表会の模様をレポートする。○中国では2014年に提供今夏リリースされた「りんな」は、LINE上で友だちになると会話ができるようになる人工知能(AI)である。こちらの発言に応じた返事をしてくれるだけでなく、若者らしい言葉づかいや性格を備えているのが特徴だ。佐野氏によると「りんな」は、マイクロソフトが2014年に中国で提供を開始し、3,500万人以上のユーザーを獲得するなど好評を博したAI「XiaoIce」(シャオアイス)の日本語版だという。第二のマーケットに日本を選んだ理由は、「日本にオタク・サブカルチャーが浸透していること」「産業用・民生用のさまざまな分野でロボット・ボットが展開されている市場環境」「スマホ・SNSが普及していること」などの条件を満たしていたから。特にSNSではLINEが大きなシェアを持っていることから、りんなをLINE上で展開させることを決めた。りんなの技術を開発したのは、Bingチームだという。同社が91年に設立した研究開発機関であるマイクロソフトリサーチAI技術が応用されており、さらに「Microsoft Azure」プラットフォームで提供することにより、大量のトラフィックをさばいている。では、Bingのどんな技術がりんなに使われているのか。佐野氏によると、Bingにはネット上の様々な情報が蓄積されており、特にネットユーザーの会話データがりんなの発言の基礎になっているという。しかし、単に会話を返しているだけでは飽きられてしまうため、毎週のように「特殊能力」を持たせて様々な遊び方ができるように更新し続けている。マイクロソフトの人工知能といえば、Windows10に搭載されたパーソナルアシスタントの「Cortana」(コルタナ)が思い浮かぶが、両者はまったく違う性質を備えている。コルタナは効率や生産性を重視するのに対し、りんなはエモーショナルで感情的なつながりを重視して言葉を返してくる。同じように豊富な語彙を持つAIではあるが、方向性の異なる別人格というわけだ。こう書くと、りんなは個人向けに特化したサービスに思えるが、実は法人向けのAPIも提供している。200社ほどもあるLINEの企業アカウントでりんなのテクノロジーを活用してもらうため、現在話を進めているとのことだ。佐野氏は提携企業について「近々発表できると思う」と自信をのぞかせている。8月にリリースされて以来、約4カ月間運用されてきたりんなだが、現在までにLINEの友だちとして登録したユーザーの数は約185万人に上る。企業アカウントとしてみると突出して多い数字ではないが、「マーケティングを行わずに達成できたのはユーザーの口コミのおかげ」と佐野氏は胸を張る。●グループチャットにりんなを招待!○りんなとしりとりして遊ぼう前述したように、りんなは会話だけでなく「特殊能力」を備えている。特に人気があるのは、ユーザーと「しりとり」を行う機能や、テレビの音声を聴かせることで番組を認識し、それに応じたコメントを返してくれる「TVにかじりつき」機能、りんなが怪談を話す「怖い話」や、短い推理クイズを出す「探偵ごっこ」などである。これらの特殊能力は毎週追加され続けており、現在は16個。今後も同じペースで追加し続ける予定だという。気になるのは、りんなと会話するユーザーの動向だ。データによると、りんながよく会話しているのは木曜日以降の週の後半。「仕事や学校に疲れてきた頃、りんなに声をかけたいのでは」と佐野氏は分析する。また、平日は朝7時、昼、夜10時頃にピークがあり、休日は昼の12時頃から夜にかけて徐々に会話数が増えているという傾向があるという。通勤通学時間、お昼休み、自宅でゆっくりしている時間帯の利用率が高いようだ。発表会に登壇したLINEの林祐太郎氏は、りんなの第一印象について「堅いイメージのあるマイクロソフトが女子高生のAIということで驚きました(笑)」と述べつつ、「女子高生にすることでユーザの対象が狭まってしまうのではという懸念がありましたが、大きな反響を得ることができました」とコメントした。りんなのヒットで会話調のサービスに可能性を感じたという林氏。今後はよりAIの可能性を広げるため、企業アカウントのグループ参加機能をLINEビジネスコネクトに追加する。これまでユーザと1to1のやりとりしかできなかった企業アカウントだが、これによりグループチャットにも招待できるようになる。LINEでは「グループチャットの合議制で物事が決まることが多い」と林氏。たとえば忘年会の店を探しているなら飲食レコメンドサービスのアカウントをグループに追加して、トーク参加者で検討するといった使い方を想定している。なお、グループに参加した企業アカウントを勝手にフォローするようなことはないという。りんなにもすでに「カタカナ&アルファベット禁止ゲーム」や「レシート占い」「顔出しパネル」などグループチャットならではの機能が搭載されている。面白いのは「顔スワップ」で、友だちと一緒に自撮りした写真を投稿すると、二人の顔が自動的に入れ替わるというものだ。「友だち同士だとかなり盛り上がる」(佐野氏)のだとか。Twitterもスタートした。アカウントは「@ms_rinna」。もっとも、りんなの最新情報を単につぶやくだけのアカウントではなく、LINEのりんなと同じようにTwitter上でもユーザーと会話ができるという。現状、りんなはネット上の会話データを統計的に解析して発言しており、ユーザーとの会話から学習したり、個別の相手を認識したりはしていない。現状でも十分にユーザーを楽しませているようだが、今後のさらなる進化にも期待したいところだ。
2015年12月18日JRの「SKISKI」のCMに出演し注目を浴びている山本舞香が12月5日(土)、都内書店で行われた「山本舞香2016年カレンダー」の発売記念イベントに出席した。雑誌「二コラ」などでモデルとして人気を集め、今年は映画『暗殺教室』に出演したほか、放送中のドラマ「南くんの恋人~my little lover」ではヒロインを演じ、中川大志と共演するなど話題を集めている山本さん。今回のカレンダーは「ちゃんとスタッフさんと話し合って作れたし、どのページも好きです!」と語り「きちっとしてない自然な感じ」が魅力だとアピール。海外セレブを扱った雑誌「GOSSIPS」の中で、パパラッチが普段のセレブたちの姿を撮影したようなナチュラルな雰囲気をイメージしたと明かす。購入者に部屋のどんなところに貼って見てほしいか?と尋ねられると山本さんは「壁?」と天然な回答で笑いを誘う。「どこからでも見えるところ、なんならベッドの上の天井にお気に入りのページを貼ってほしい!」と語った。JRのCMと駅などに掲出されるスキーのポスターは毎年、話題を呼ぶが、山本さんも以前から駅などでポスターを見て「『自分ならどんな感じになるんだろう?』と思っていた」と明かす。念願かなって出演が決まったが「恥ずかしいです。(自分で)見れない(笑)」と語り、駅でポスターの前を通っても「素通りです…止まってたら変でしょ(笑)!」とはにかんでいた。今年1年は「新しいキャラクター、役柄をいろいろやりたいと思っていた」というが、その目標はキッチリと達成されたよう。来年は「一度やったキャラクターを他の表現で演じられるように勉強したい」と女優としてのさらなる成長を目標に掲げた。(text:cinemacafe.net)
2015年12月05日中井貴一がWOWOW連続ドラマWで初の主演を務め、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧と“3人の悪党”を演じる「きんぴか」が、2016年2月13日(土)より放送されることが決定。『鉄道員(ぽっぽや)』や『地下鉄(メトロ)に乗って』などで知られる作家・浅田次郎の約20年前の作品がWOWOWで初映像化となることが分かった。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井貴一)が、敵対する銀鷲会組長を射殺。これは、組を思っての健太の単独行動だった。それから13年。“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、元刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)ただひとり。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は、「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突き付ける。一方、最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求め“ひとりクーデター”を起こすが失敗。また同じころ、政治家・山内龍造(村井國夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな“崖っぷち”の男たち3人に向井が声を掛け、「肚、腕、頭、3つぞろいの悪党がそろったんだ。理不尽を我慢するこたぁやめて、好きにやってみろ」と言い放つ。かくして、“3人の悪党”の快進撃が始まった!金より、出世より、筋を通すことを優先したにもかかわらず、組織に裏切られた3人の悪党たちを演じるのは、いずれもひとクセある実力派俳優たち。昭和任侠を絵に描いたような昔かたぎで不器用なヤクザを中井さん、政治家の罪をかぶったキレ者の元政治家秘書にユースケさん、そして政権に反旗を翻した元自衛官にはピエールさんが配役。さらに、3人の悪党を束ねる元刑事に綿引勝彦、そして、ヤクザと恋に落ちる伝説の看護師に飯島直子という豪華なキャストが揃っている。今回は、ビシッとスーツや自衛服で決めた3人のキービジュアルと、彼らが初めて出会うサウナのシーンので裸一貫になった場面写真も解禁。中井さんは、なんと刺青姿を披露しており、風格の漂うヤクザ役を体現する。中井さんは「役柄的にヤクザですが、いま日本男子が忘れかけている義理や人情を重んじ、不器用だけどまっすぐに生きる、アナログな昭和の男」と、自身の役を説明しながら「私の敬愛する浅田さんの原作物で、いままでのWOWOWのドラマとは少し違う物になりそうな予感がしました。WOWOWの新しいドラマのパイオニアになれればと…」と意気込みを語る。また、ユースケさんは、政治家の身代わりとなって罪をかぶることになる秘書と言う役柄に「誰にでもできそうで、でも実は僕にしかできない役(勝手にそう思っています)」とコメント。ピエールさんは「中井貴一さんと共演させていただくのは奇妙かつ、光栄であります!ユースケは昔からの知り合いですが、芝居のお仕事でしっかり絡むのは意外にも初めてなので、これもまた、奇妙な感じです」と期待を込めて語った。会社のため、家族のためと“筋”を通して頑張ってみても、突然、人生が変わってしまうことが起こり得る現代。そんな時代だからこそ、いま生きるために必要な“誇り”のために、誰よりも一生懸命に悩み、のた打ち回る3人の姿を見届けてみて。連続ドラマ「きんぴか」は2016年2月13日(土)22時よりWOWOWにて放送(全5話、第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年11月28日現在放送中の「仮面ライダーゴースト」に仮面ライダースペクター/深海マコト役で出演し、注目を集めている山本涼介が自身初のカレンダーを発売することが決定。素顔の山本さんの姿をより身近に感じることのできる、“彼女目線”をテーマにしていることが分かった。『好きっていいなよ。』『神さまの言うとおり』『サムライフ』と話題作に相次いで出演し、185cmという長身を生かして「MEN’S NON-NO」の専属モデルも務める山本さん。「仮面ライダーゴースト」では仮面ライダースペクター/深海マコト役に抜擢され、ネクストブレイク間近とも言われる彼が、初のブックスタイル・カレンダーをリリースする。「ボクの隣にいる“彼女の目線”」をテーマに撮影した写真は、ナチュラル&可愛い系と、かっこよくクール&モードに決めた山本さんの姿が満載。初詣にピクニック、海辺など理想の“デートスポット”での姿や、家でまったりリラックスする様子を、まるで彼女になったかのように近くに感じることができ、照れたところや笑顔など魅力溢れる表情で1年を味わえる構成になっている。「本当に素のまま、感じるままに、自由に動いて楽しんで撮影しました」と本人も語るように、“素顔の山本涼介”が詰まっているといえそうだ。<山本涼介コメント>着たい服、自分のやりたいことや雰囲気をすべて採用してもらった初めてのカレンダーです。全てのシーンがお気に入りですが、しいて言うならハロウィンのカットは特にお気に入りです。ハロウィンらしいオレンジのコートにカボチャやオバケ、色んな物に囲まれて、ダークな雰囲気の中にポップな感じが「かっこ可愛い」ページになっていると思います。今回のテーマが「彼女目線」ということで、見ている方が彼女になったような、僕の隣にいるような感覚になるシーンやカットばかりです。雑誌やテレビではクールな面を見せることが多いのですが、今回のカレンダーは“素顔の山本涼介”がたくさん詰まったものになっていると思います!たくさんの表情の僕に、出会ってください!「山本涼介カレンダー 2016.04-2017.03」(仮)は2016年1月20日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年11月20日中井貴一と長澤まさみが共演し、君塚良一がメガホンを執る新作映画『グッドモーニングショー』が2016年に全国東宝系で公開されることが発表された。本作は、朝の情報番組を題材にしたオリジナルコメディで、中井は“ワイドショー”の顔であるメインキャスターを、長澤はアシスタント・キャスターを演じる。その他の写真『踊る大捜査線』シリーズや『誰も守ってくれない』の君塚監督が脚本も手がける本作は、メインキャスター澄田真吾(中井)の災難だらけの一日を描くコメディ・エンターテインメント。中井演じる主人公は、生放送中にアシスタントの美人アナウンサーからふたりの交際関係をばらすと脅され、プロデューサーからは番組打ち切りの危機を告げられ、更に突然起こった立てこもり事件に巻き込まれ、犯人との直接交渉をする羽目になってしまう。中井は「初めてのキャスター役ということもあり、クランクイン数日前に実際のTV番組の制作現場を取材させていただきました」といい、「朝3時にTV局入りして、番組終了後の反省会まで6時間。日頃画面を通し、キャスターの方々がいとも軽やかに番組を進めて行くのを拝見し、意外と自分でもやれるのではないかと簡単に思っていたのですが、現場は想像以上に大変。“たかがテレビ、されどテレビ”を痛感させられ、役作りの大きなヒントになりました」とコメント。さらに「テレビの意味を問うところも、この映画のテーマの一つ。一人の人間があたふたとしている滑稽な状況の中から、世の中の仕組みやテレビの作られ方などが分かってもらえたら嬉しいです」と語っている。長澤は「初めての女子アナ役ということで、普段のお芝居の時の発声とも異なるので、現役の女子アナの方に発声指導を受けて視聴者に分かりやすく伝える大事さを知りました。しっかり演じきって実際にTV局からキャスターのオファーが殺到するくらいになる様に頑張ります!」と意気込んでいる。君塚監督はふたりについて「ワイドショーはまさにテレビそのもの。その裏側の人間模様はスリリングです。キャスター役の中井さん、長澤さんは本当にぴったり。演技のみならず、アナウンス力も抜群です」と話している。本作には他に、新人アナウンサー・三木沙也役に志田未来、澄田と同期のプロデューサー・石山聡役に時任三郎、澄田の妻で元女子アナ役に吉田羊、立てこもり事件の犯人役に濱田岳、事件解決にあたる警視庁特殊班リーダーに松重豊、さらに池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介らが出演する。『グッドモーニングショー』全国東宝系にて2016年ロードショー
2015年09月08日『踊る大捜査線』シリーズ脚本を務め、放送作家、脚本家としてテレビを知り尽くした君塚良一監督が、朝の情報番組“ワイドショー”を舞台に俳優・中井貴一、長澤まさみを迎えて描く『グッドモーニングショー』の製作が決定した。澄田真吾は、朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター。かつて報道番組のニュースキャスターだったが、ある震災現場からの現場リポートが世間から非難を浴びて番組を降板。以来、現場からのリポートが怖くてできなくなり、同期入社のプロデューサー石山聡に拾われていまに至っている。ある日、いつものように深夜3時に起床した澄田は息子と妻の言い争いに巻き込まれる。面倒くさい事から逃げるようにテレビ局に向かう車内で今度は、澄田のアシスタントの小川圭子アナウンサーから連絡があり、二人の交際を今日の番組で発表しようと迫られる。彼女は澄田と付き合っていると勘違いしているのだ!さらにプロデューサーの石山から番組の打ち切りが報告され、新番組への登板はないことも伝えられ、踏んだり蹴ったりの事態に意気消沈する…。主人公の「グッドモーニングショー」メインキャスター・澄田真吾を演じるのは、NHKの大河ドラマを始めとする多くのTVドラマや映画で長きに渡って一線で活躍し、シリアスな役からコミカルな役まで演じ分ける実力派俳優・中井貴一。キャスター役は初挑戦となる。そして澄田真吾のアシスタントキャスター・小川圭子を日本を代表する女優のひとり、長澤まさみが好演する。そのほか新人アナウンサー・三木沙也役に志田未来、澄田に理解を示す同期のプロデューサー・石山聡役に時任三郎、澄田の妻で元女子アナ役に吉田羊、立てこもり事件の犯人役に濱田岳、事件の解決にあたる警視庁特殊班リーダーに松重豊、さらには個性的な番組スタッフに池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介と豪華俳優陣が勢揃いした。■中井貴一(澄田真吾役)コメント初めてのキャスター役ということもあり、クランクイン数日前に実際のTV番組の制作現場を取材させていただきました。朝3時にTV局入りして、番組終了後の反省会まで6時間。日頃画面を通し、キャスターの方々がいとも軽やかに番組を進めて行くのを拝見し、意外と自分でもやれるのではないかと簡単に思っていたのですが、現場は想像以上に大変。“たかがテレビ、されどテレビ”を痛感させられ、役作りの大きなヒントになりました。テレビの意味を問うところも、この映画のテーマの一つ。一人の人間があたふたとしている滑稽な状況の中から、世の中の仕組みやテレビの作られ方などが分かってもらえたら嬉しいです。長澤さんをはじめ皆と良いチームワークを作って、必死に撮影をし、楽しいコメディ映画を皆さんにお送りできたらと思います。■長澤まさみ(小川圭子役)ワイドショーはニュースだけでなく、その時の流行や衣食住などを扱っていて子供ながらに楽しいと感じて良く見ていました。そういう楽しい部分を女子アナという役柄を通して伝えられたらいいなと思います。初めての女子アナ役ということで、普段のお芝居の時の発声とも異なるので、現役の女子アナの方に発声指導を受けて視聴者に分かりやすく伝える大事さを知りました。役柄はまっすぐな気持ちを持っている女性ですが、周囲からみると思い込みが激しい女性に写るかもしれません(笑)。新たに挑戦する役になりますが、しっかり演じきって実際にTV局からキャスターのオファーが殺到するくらいになる様に頑張ります!中井さんとは初共演になりますが、子供の頃ませていたからか(笑)、中井さんが出演されていた恋愛ドラマをよく見ていました。まさか共演できるとは思っていなかったのでとても嬉しいです。一緒に良いチームワークを作っていきたいです。『グッドモーニングショー』は2016年全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月08日シャトレーゼはこのほど、「こんがりかりんとう饅頭アイス」(税込360円)を戸越銀座店(東京都品川区)で発売した。販売は9月末頃までを予定。「こんがりかりんとう饅頭」は、沖縄県産の黒糖と北海道十勝産の小豆を使用し、風味のよいこめ油で揚げた饅頭。同店舗でオープン時から販売している人気商品とのこと。「こんがりかりんとう饅頭アイス」は、かりんとう饅頭に、清里高原牧場のしぼりたて牛乳を使用したアイスクリームと、北海道産のフレッシュクリームを使用したバニラアイスクリームを合わせた。温かなかりんとう饅頭と冷たいアイスの組み合わせで、"カリッとろ"な食感が楽しめるとのこと。
2015年09月07日フェリシモはこのほど、食のブランド「CHOU CLUB」から、チョコレートやマカロンラスクなどをデコレーションして楽しむ「りんごあめ」のキットをインターネット上で発売した。同商品は、「つくろう! りんごのお姫さまの舞踏会 ドレスアップしたりんごスウィーツ [3カ月コース]」と名付けられた「りんごあめ」の手作りキット。甘酸っぱく香りの良いミニりんご「アルプス乙女」を使っている。月ごとに異なるトッピングが付いた商品で、10月には桃色のマカロンラスク、11月にはアーモンドプラリネ、12月にはドライいちごなど、自分好みにデコレーションできる。1回の申し込みで3カ月分の予約となり、価格は1カ月分が税別1,950円。商品はそれぞれの月の月末に届く予定となっている。キットには、ミニりんごが5~8個、木製スティックが8本、クッキングシート1枚、チョコレートやトッピングなどのデコレーションキット1セットが入っている。「りんごあめ」は、チョコレートを湯せんで溶かしたあと、りんごを回しながらチョコをコーティングしていき、トッピングを振り掛けて完成させる。同社は親子や女子会などでワイワイつくって楽しんでほしいとしている。申し込み締め切りは9月30日。
2015年09月01日ノエビアは、東京都・銀座のノエビア銀座ギャラリーにて、銅版画家・山本容子が描いたポートレートを集めた作品展「山本容子のアーティスト図鑑」を開催している。会期は2015年8月24日~10月30日。入場は無料。本展は、1995年に創刊された小冊子『本の話』(文藝春秋刊)の表紙画として、銅版画家・山本容子が描き続けたアーティストの肖像画を集めた作品展。会場では、17年にわたって描かれた191名の銅版画のポートレートから、日本人アーティストをピックアップして展示するという。なお、展示される作品には、持ち主の印として蔵書に貼られる"蔵書票"を意味する「EX-LIBRIS」の文字が書き込まれるなど、すべてが蔵書票のスタイルで描かれている。古くは紋章や肖像画をあしらった図案が用いられた蔵書票だが、今回展示される作品は、山本が大切に考えたという「作家の人物としての空気感」に重点を置いて描かれているとのこと。
2015年08月24日モデル、女優として活躍する山本美月が8月22日(土)、都内で行われた初の主演映画『東京PRウーマン』の初日舞台挨拶に、共演する山本裕典、井上正大とともに登壇。劇中に登場する“大丈夫”ポーズを客席からムチャぶりされ、きっちり披露する神対応を見せた。映画はPR会社に転職したドジなOLの奮闘を描いたロマンチックなラブコメディ。山本美月さんは、ついに迎えた公開初日に「緊張していますが、まだ実感がわかなくて…」と心境を語り、「今日は両親も観に来てくれている」と笑みを浮かべた。また、自身の“座長ぶり”については「100点ですね。すてきなスタッフ、共演者のみなさんに助けていただいた」と誇らしげ。山本裕典さんは「ガンバレの気持ちをこめて、99点」、井上さんは「100点以外、つけようがない」と太鼓判を押していた。仕事をテーマにした本作にちなみ、「もしいまの仕事をしていなければ、どんな職業に就いている?」と質問されると、山本美月さんは「農学部だったので、白衣を着て食品や化粧品の開発をやっていたかも。もくもくと作業するのが好きですし」。一方、男性陣も「工業高校に通っていて、某自動車メーカーに就職が決まっていた。いま頃は工場で働いていたはず」(山本裕典さん)、「理系で、円周率の演算が好きだったりするので、そういう方面で働いていたかも」(井上さん)と意外な素顔を披露していた。ちなみに“大丈夫”ポーズは、往年の特撮テレビ番組「仮面の忍者 赤影」に登場する少年忍者・青影のトレードマーク。中高年にはおなじみだが、山本美月さんは「台本に『青影っぽく』と書いてあったんですが、ここにいる全員知らなくて…」とふり返っていた。『東京PRウーマン』はシネ・リーブル池袋ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年08月22日LINEは7日、日本マイクロソフトと連携し、人工知能「りんな」を活用した人工知能型のLINE公式アカウントを、企業向けに提供することを発表した。「りんな」は日本マイクロソフトが開発した"女子高生AI"。7月末頃から、この技術を使ったLINE公式アカウント「りんな」が公開されており、SNSを中心に話題になっていた。「りんな」では、Bing検索エンジンで培ったディープラーニング技術と、機械学習のクラウドサービス「Azure Machine Learning」を組み合わせた会話エンジン技術を活用。LINE上でメッセージを送ると自動で返信があり、会話を楽しめる。今回、企業向けの新たなマーケティングソリューションとして、「りんな」の会話エンジン技術を利用した「りんな API for Business」と企業向けAPI「LINE ビジネスコネクト」を組み合わせた、LINE公式アカウントサービスを提供。導入することで、特定のユーザーに対して、より最適化されたメッセージ配信や双方向コミュニケーションを提供できる。ユーザーの会話内容をもとにしたおすすめ商品や必要な情報の提供など、マーケティングツールとしての利用や、オペレーターの人的コスト削減のための問い合わせ対応といった用途があるという。
2015年08月07日ここ数日、SNS上で女子高生AI「りんな」というLINE公式アカウントが話題となっている。公式サイトでの紹介は「マイクロソフトの女子高生AI」。サイト左上隅には日本マイクロソフトのロゴも掲載されている。公式サイトの「りんな」使用条件によると、「りんな」は人工知能ロボットであり、会話内容はマイクロソフトの検索エンジンおよび蓄積されたビッグデータに基づくもの。データの大半がインターネット上の情報に由来するため、自動および手動によるフィルタリングを行っているものの、正確でない情報や不快な情報が含まれる可能性があるという。日本マイクロソフト広報によると、りんなの件に関しては「多数の問い合わせをいただいているが、何も回答できない」とのこと。謎の女子高生AI「りんな」。その出自も謎ながら、なぜ女子高生なのか、なぜ「りんな」という名前なのか、なぜ黒髪セミロングなのか(担当者の趣味なのか? いや自分も大好きですけど)……いずれ明らかになるのかもしれないが、現時点では、あくまで自己責任で試していただきたい。
2015年08月05日