音楽フェスや舞台などのイベントは、ファンが憧れの人に間近で会えるチャンス。どれほど嬉しくとも、大多数の客がマナーを守っているのですが、興奮した雰囲気に飲まれ、軽率な行動に出る人もいるようです。2023年8月には、韓国出身のDJである、DJ SODAさんが大阪府内でパフォーマンスを行った際、複数の観客に胸を触られるなどの被害が発生。不同意わいせつと暴行の罪で、観客の男女3人が告発され、話題となりました。類似のケースは、以前から多数のイベントで起こっていたとされ、観客のマナーの改善を望む声が上がっています。白川裕二郎が自身の被害について投稿歌謡グループ『純烈』のメンバーである白川裕二郎さんは、2023年11月2日にX(Twitter)を更新。イベントで握手をする際、せっかくの対面のため、スマホのカメラ越しではなく、直接目を見てほしいという想いをつづりました。それと同時に、無断で他人の下半身に触ることについて、苦言を呈しています。ファンの方の所に握手しに行かせてもらってるけどカメラ構えながらってのは拒否してるって事なんでしょう。おいらは目を見て握手したいんだが…。んでもって握手しに行ってるのになんでおけつをおばちゃんは触るんだろ。目の前に魅力的なヒップがあるからかもしれんが嫌なもんは嫌なんだよね。— 白川裕二郎 (@junretsu_yujiro) November 2, 2023 「嫌なものは嫌」と、はっきりつづっている白川さん。観客側は軽い気持ちで触れたのかもしれませんが、白川さん側からするとまぎれもない性加害でしょう。白川さんの発信には「いってくれてありがとう」という声のほか、このようなコメントが寄せられています。・普通に加害行為。NGなボディタッチはマジでやめて!・女性がされてNGなことは、男性も同じ。どうして「接近=どこでも触っていい」と思えるわけ?・このままだと、ハイタッチや撮影会などの文化がなくなってしまうよ。・以前の公演で、しっかりと目を見て握手してくださり嬉しかったです。この投稿が当事者まで届きますように。・男女が逆の出来事だったら、もっと大事になっていたと思う。男性の被害が、過少に見積もられる風潮はダメでしょ!もはや、不要なボディタッチは『イベントでありがちの戯れ』では済まされません。憧れの人を傷付けることがないよう、観客側はマナー向上に努めたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年11月05日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「続・早起き」です。以前、この連載で“早起き”をテーマにしたのは『おはスタ』のレギュラーが決まったばかりのころでした。早朝の生放送でいつか遅刻をしてしまいそうだと心配をしていたわけですが、今のところ『おはスタ』では遅刻をせずに済んでいます。ところが先日、別の番組、ラジオの生放送で思い切り遅刻をしてしまいました…。なんと、1時間40分の大遅刻。完全に僕の寝坊が原因です。眠りが深くなりすぎてしまい、アラームが鳴っていることにまったく気がつきませんでした。本当に社会人としてこれはいかんなと猛省しました。ミュージシャンって一般的に朝が弱いイメージがあるのではないかと思います。午前中なんて起きてなさそう。だからちょっとくらい遅刻しても、まあそういうものか、と思われてしまう。でも、それはまったくの甘えだと思います。言った時間にはきちんと集合しよ、とみんなに言いたいです。もちろん僕もそうでないといけません。なぜ、ミュージシャンは遅刻しがち(というイメージ)なのかというと、生活のリズムが整っていないことが大きな原因なのではと推測します。僕の場合もそうですが、日によってスケジュールがまったく違います。『おはスタ』の日は朝の4時半に起きますし、深夜まで作業をしていると昼過ぎに起きることもある。何かの撮影があると夜中の3時に帰宅することもあります。うちのマネージメントは優秀なので、僕の睡眠時間を確保するスケジューリングをいつも意識してくれています。1週間の生活リズムの一定化は難しいですが、前の日が遅かった翌日は午前中の仕事を入れないでいてくれるとか、僕が寝不足にならない、体に無理をさせないスケジュールを配慮してくれます。それに僕は、ライブのあと眠れないんです。アドレナリンが大量に放出されてしまっているせいか、興奮状態が続きなかなか寝つけません。なので、ライブが連日あると、どうしても寝不足になってしまう結果に。ミュージシャンとしては、これはどうやってリセットして、いい睡眠がとれるかを追求したいところです。大谷翔平選手は睡眠をとても大切にされていて、毎日最低でも8時間、睡眠をとられていることで有名です。早起きをするためには、その前にいい睡眠をどうすればとれるかを考えるのが肝心かもしれません。まずは、フワちゃんにおすすめしてもらった噂のマットレスでも買おうかな…。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)が開催中!※『anan』2023年11月8日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年11月04日地域総合経済団体である岡崎商工会議所(所在地:愛知県岡崎市竜美南1-2、会頭:大林 市郎)は、岡崎商工会議所 徳川家康公 岡崎プロジェクトの主導のもと、2023年大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせ、大河ドラマへの気運を盛り上げ、地域振興につなげるための歴史講演会を2023年12月1日(金)に岡崎商工会議所 1階 大ホールで開催します。イベント詳細: 歴史講演会 第8弾 開催のご案内■「歴史講演会」開催の背景大河ドラマ「どうする家康」の放送を機に、265年もの長きに亘る天下泰平の世の礎を築いた徳川家康公に注目が集まっていました。これを契機に、徳川家康公の偉業を学ぶ機会として、徳川家康公生誕の地 岡崎の地元事業者はじめ、従業員等や大河ドラマの放送を楽しみにしている方に向け、ドラマの予習や展開に合わせた講演会を開催しています。〔参考:第1弾2022年2月7日~第8弾2023年12月1日〕■第8弾『大坂夏の陣、いざ天下泰平の世へ~戦国の終焉、その悲惨な戦いの実相~』について本講演会では、「大坂夏の陣、いざ天下泰平の世へ~戦国の終焉、その悲惨な戦いの実相~」をテーマに、豊臣氏との最後の激突、戦国の終焉を示す大坂夏の陣について説明します。前回の第7弾(テーマ:三河武士たちの関ケ原)は、614名(会場:172名、オンライン:146名、オンデマンド配信:296名)の方々にご聴講いただきました。過去の講演会録画は、岡崎商工会議所公式YouTubeにて公開しています。〔過去7回分の累計再生回数 24.5万回(2023年10月31日時点)〕公式YouTube: ■『岡崎商工会議所 徳川家康公 岡崎プロジェクト』について2023年大河ドラマ「どうする家康」の放送決定を契機として、岡崎の魅力ある地域資源を全国へさらに発信・誘客し、会員事業所全体で盛り上げるため2021年7月27日に発足しました。〔座長 太田 健介副会頭(太田油脂株式会社 代表取締役社長)〕■開催概要イベント名 :大坂夏の陣、いざ天下泰平の世へ~戦国の終焉、その悲惨な戦いの実相~開催日時 :12月1日(金) 18:30~20:30参加方法 :(1)会場での聴講(定員200名) ※申込先着順岡崎商工会議所 1階 大ホール(〒444-8611 愛知県岡崎市竜美南1-2)(2)オンライン聴講(講演4日前に、参加URLをメールにてお送りします)(3)オンデマンド配信(講演一週間後を目途にメールにてご連絡します)会場アクセス:【名鉄東岡崎駅から】※バス(1)南口バスターミナル11番のりばから「竜美丘循環」(乗車10分)【保育園前】下車 徒歩2分(2)14番のりば美合(商工会議所前・緑丘経由)、緑丘(商工会議所前・上地三丁目経由)行(乗車8分)【商工会議所前】下車 徒歩2分【JR岡崎駅から】※バス(1)東口バス停より、名鉄バスに乗車「東岡崎」「大樹寺」「大門」「滝団地」「東名岩津」「奥殿陣屋」行(乗車時間8分)【岡崎警察署前】下車、国道248号線沿いに南下し、イオン岡崎ショッピングセンター前の信号向かい側の5階建てのビル(徒歩8分)参加費 :無料主催 :岡崎商工会議所・徳川家康公 岡崎プロジェクト共催 :全国家康公ネットワーク申込方法 :以下URLより、必要事項をご入力ください。【申込フォーム】 公式サイト :【特設サイト】 <岡崎を発信するツールとして人気>■オリジナル手ぬぐい『家康公岡崎絵巻』について岡崎市内在住のペン画家 柄澤 照文氏により、岡崎在城時代(生誕~6才、19~29才)の徳川家康公にまつわる出来事が描かれた、生誕地 岡崎ならではの手ぬぐいです。普段使いをはじめ、岡崎の手土産やプレゼントなど幅広くご利用ください。【手ぬぐい販売先(19ヶ所)】(1)お休み処 いちかわ (2)まるや八丁味噌 (3)大樹寺(4)カクキュー八丁味噌 (5)岡崎市観光協会 (6)彩雲堂(7)オカプレ・マーケット (8)道の駅「藤川宿」(9)観光みやげ店「おかざき屋」 (10)大庭園露天風呂おかざき楽の湯(11)岡崎ニューグランドホテル (12)大正庵釜春本店(13)みんなの笑会場 さくらこ。 (14)大賀屋呉服店 (15)正文館書店 本店(16)正文館書店 シビコ店 (17)新美時計店(18)らんパーク(株式会社太田商店) (19)岡崎商工会議所販売先詳細: 手ぬぐい『家康公岡崎絵巻』活用例「ドリンクホルダー」活用例「ティッシュカバー」■LINEスタンプ『金色の鎧姿の元康くん』について桶狭間の戦いで、金陀美具足(きんだみぐそく)の鎧を身に着けた若き徳川家康公(当時:松平元康)をイメージしたイラストに、書家 丹羽 勁子氏のしなやかで力強い文字が添えられたスタンプです。会社の方々・ご家族・ご友人とのコミュニケーションツールとして、仕事やプライベートでぜひご活用ください。【スタンプ(1セット 8種類)】購入サイト: LINEスタンプ 見本(3種類)■会社概要商号 : 岡崎商工会議所法人番号: 1180305000908代表者 : 会頭 大林 市郎所在地 : 〒444-8611 愛知県岡崎市竜美南1-2設立 : 1892年11月15日事業内容: “商工会議所法”により運営される地域総合経済団体URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】岡崎商工会議所 総務企画部 広報観光・商業振興担当TEL : 0564-53-6161MAIL: kankou@okazakicci.or.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月01日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「パラレルワールド」です。僕はスポーツ観戦が好きです。今年は、印象に残るスポーツの名場面がいくつもありました。そういうシーンを目の当たりにすると、もし僕が大谷翔平選手だったら、渡邊雄太選手だったら、伊東純也選手だったら、どんなプレーをするんだろうかと想像してしまいます。野球選手だったらめっちゃ盗塁するタイプがええな…など、勝手な“パラレルワールド”に浸っています。みなさんは、そういう妄想をしませんか?スポーツ選手だったら…、というのはちょっと飛躍しすぎたかもしれません。スポーツ選手以外だと、映画監督だったらという妄想もよくします。もともと僕は中高生の頃、映画監督になりたいという夢を抱いていました。立命館大学に映像学部があり、そこで学びたいと具体的に思っていたくらいです。でも、調べていくうちになかなか学費が高いことがわかり、母子家庭の我が家では目指すのが厳しいのではないかと諦めました。でも、もしあのとき受けていて合格していたら…、今とは違う夢を追いかけていたのでは?と考えることがあります。とはいえ、もし映画監督の道を進んでいたとしても、とても厳しい世界です。道半ばで、たぶん助監督になって数年くらいとかでドロップアウトしていたかもしれません。幸運なことに今僕は、演者として映画作品にかかわれる職種につきました。映画の現場は少ないですがいくつか経験させていただいています。どの現場でも、スタッフさん…特にさまざまな役割をこなさないといけない助監督さんは、めちゃくちゃ大変そうです。映画監督になりたい、と夢を抱いていた頃はそんな厳しい現実を知りもしないですから。現実のこととしてぶち当たっていたら、どこまで夢を追い続けることができたのかはわからないな、とも思います。でも、今回のテーマのパラレルワールドはあくまで妄想。別の世界の話です。頭の中で考えているだけなら誰もが自由に発想して好きな職業に就くことができます。僕が映画監督だったら、山﨑努さんばっかり使う映画監督になりたい。この映画監督といえばこの俳優、みたいな名タッグってあるじゃないですか。あれに憧れるんです。山﨑努さんを主人公に、シリアスなもの、コミカルなもの、ハートウォーミングなもの…たくさん撮ってみたいです。どんな人物像がいいかと考えるだけで楽しいです。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)が開催中!※『anan』2023年11月1日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年10月29日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「マルチプレイヤー」です。一般にマルチプレイヤーとは複数の楽器を演奏できる音楽家のことですが、そこから転じて、複数の役割をこなせる人のこともマルチプレイヤーと呼ぶと思います。芸能の世界でも、マルチに活躍されている方が多いですよね。俳優さんや芸人さんが歌を歌って音楽活動をしているだけなら昔からあることですが、最近では本格的にバンドを組んで、楽器の演奏や作詞・作曲などをとても見事に手がけている方もいらっしゃいます。そうやって、お芝居の世界も、お笑いの世界も、音楽の世界もシームレスで自由に行き来ができることは本当に素晴らしいことだと思います。僕自身も、ミュージシャンでありながら、お芝居の仕事をさせていただいたり、バラエティ番組に出演させていただくことがありますが、どの現場でも温かく迎え入れてもらえるのはありがたいことだなと思っています。いろんな人が、いろんな場所で自分の才能を存分に発揮できる世の中は、芸能の世界に限らずそうあるべきだと思います。学生の部活だって、野球部に入ったら野球だけとか縛らないでいいんじゃないか、と僕は思うんです。スポーツが得意な子は多分、どのスポーツだって得意。野球部と陸上部とバスケットボール部を掛け持ちしたっていい。いろんなことにチャレンジしてみて、その中でもこれがもっともやりたい、得意だなというのを見つければいい。大谷翔平選手だって二刀流で注目を集めました。どれか1つだけになんて絞らなくていい、できることはなんでもチャレンジしたほうが個性が伸びるというのは、新しい時代のひとつの価値観だと思います。それに、やってみないと自分に向いているか向いていないかなんてわからないです。僕も以前、とあるフェス会場のバックステージにダーツの機械が置いてあって試しに投げてみたら、めっちゃダーツがうまかった。その後、関ジャニ∞の丸山隆平さんにダーツバーに連れていってもらったのですが、その時もやっぱりすごく高得点をあげることができた。自分でまったく気づいてなかったですが、ダーツの才能が僕の中に眠っていました。いろんなことに挑戦していれば、自分にはこれが向いているという“なにか”に、いずれ出合えると思います。それがたくさん見つかれば、マルチプレイヤーになることだって夢じゃないと思います。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)がスタート!※『anan』2023年10月25日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年10月20日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ソニー製品」です。僕が所属しているレコードレーベルはソニー・ミュージックレーベルズのSMEレコーズです。マネージメントをお願いしているのもソニー・ミュージックアーティスツという会社です。ミュージシャンとして拾っていただいた当初からずっと変わらずソニーにお世話になっています。そうである以上、音楽を聴く製品に関してもソニーグループのものを使わせていただこうと、大きくひっくるめたところの“自社”製品を愛用しています。最近買ったものでいうと、ワイヤレスイヤホンを購入しました。普通に家電量販店へ行って試聴をしてみて、これがいいなと思って買いました。〈LinkBuds(リンクバッズ)〉というBluetoothイヤホンです。低域もしっかりとしていて音質のバランスがとてもよく、フラットで聴きやすくて気に入っています。イヤホンは、低音を効かすなどイコライザーを細かく設定することができるものやさまざまな種類があるので、試聴は必ずして、自分に合うものを見つけるのがいいと思います。〈LinkBuds〉は価格もお手頃だし、おすすめです。今、アルバム制作の真っ最中ですが、できあがった曲は家のスピーカーやマスタリングスタジオの冷蔵庫みたいにでっかいスピーカーでまず試聴して細かなところまでチェックします。でも、その後にスマホに落としてワイヤレスイヤホンで聴く作業も必ずやります。音楽を聴く環境は人それぞれですが、多くの人がイヤホンやスマホ内蔵のスピーカーで聴いているんじゃないかと思います。なので、みなさんが最も聴く状態と近い環境下で、どう音が鳴っているかを確認するのはとても大切な作業なんです。あとは、新幹線の移動時間もワイヤレスイヤホンで音楽を聴いていますね。家のオーディオ環境でいうと、楽曲を制作する仕事部屋で使用しているスピーカーはフランスのFOCAL(フォーカル)のもの。これは、僕が上京したばかりのころ、音響マニアである橘慶太さんが僕の耳に合うものを選んでくれたものなので他社製ですが、リビングに置いてあるのはやはりソニー製のコンポです。仕事部屋はあくまで仕事として音楽を聴くための場所なので、ゆったり落ち着いて自分のために聴くときにはこのコンポで音楽を流します。これも、みなさんご存じの家電量販店で普通に買ったものです。音楽は作るのも、聴くのもぜひソニー製でお願いします!おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)がスタート!※『anan』2023年10月18日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年10月15日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「『OT WORKS III』余談」です。10月4日に僕のタイアップ作品を集めたアルバム『OT WORKS』シリーズの最新版『OT WORKS III』が発売になりました。アルバムの内容については、この号の後ろの方にあるEntertainment Newsでお話しさせていただきました。1ページも割いていただいています。anan編集部のみなさん、いつもありがとうございます!なので今回の連載ページでは、普段話せないアルバムの余談をご紹介できればと思います。なかなか語る機会がないのですが、このアルバムシリーズでは毎回ジャケットに動物が登場しています。みなさんお気づきだったでしょうか。今回は雷鳥と牛です。この発想は、僕と母が大好きなイギリスのバンドQueenのアルバムジャケットから得ました。エンブレム風のデザインのものがあり、それがかっこいいなと思っていて、いつか自分のアルバムでもやってみたいと思っていたんです。Queenのエンブレムにはライオンが2頭描かれていた。それが僕のアルバムだったら何だろうと考えた結果、『OT WORKS』でエンブレムを支えるワニとペンギンになりました。ペンギンはみなさんご存じ、僕のステージ上唯一の友だち“てっくん”。それと「感情のピクセル」という曲の中で登場する“ワニさん”。岡崎体育楽曲由来の動物ということでこの2つが選ばれました。これらがその後も踏襲されるのかと思いきや、『OT WORKS II』ではタヌキとキツネに変わっています。これは、アルバム収録曲のビッケブランカさんとのコラボレーション曲「化かしHOUR NIGHT」に由来しています。うまいこと動物にちなんだ曲があってよかったです。そして今回の3枚目、収録曲のどこかに動物がいないか!?と探したところ、僕がテーマソング「富山におるちゃ」を書き下ろしたマスコットキャラクター“きとっピ”のたからものが雷鳥のポーチ。そして、ヤバイTシャツ屋さんと初コラボした「Beats Per Minute 220」はレッドブル主催のイベントで生まれた曲。レッドブルのロゴに描かれているのは赤い牛…なんとか動物2つ見つけました!今後のタイアップで都合よく動物がやってきてくれるのかどうかは分かりません。『OT WORKS IV』のためにぜひパンダの曲とか書きたいところです。和歌山のアドベンチャーワールドさん、テーマソングを欲していませんか?オファー、お待ちしております!おかざきたいいくアナログ盤12インチシングル『サブマリン』を10/4に同時発売。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」が、10/7からスタート!※『anan』2023年10月11日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年10月07日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「モチベーション」です。みなさん、モチベーションはどうやって上げていますか?人生にはさまざまなターニングポイントがあると思います。熱中しているスポーツの大会や受験、就職活動など、ここぞという頑張りどころではモチベーション=やる気を高めて取り組まないといけない。今、僕もまさにその意識を高めないといけない最中にいます。オリジナルアルバムを制作中なので、そこに向けて集中しないといけないのですが、どうやって日々のモチベーションを上げればいいのか、いまいち掴めずに過ごしています。これは持論ですが、人間は生まれてくる時にもっとも“やってやる”という気持ちがあるのではないか。心地よい羊水に包まれた安心安全な母体から出て、苦しい産道を通り生まれ出てくるって、どれだけ強い意欲があるのでしょうか。「生きるぞ!」という人間としての原動力、命の叫びを感じます。最初にあっただろう、そんな強いモチベーションを今こそ僕は取り戻したいです。人間も30年ほどやっていると、疲れたとか休みたいとか、ちょっとだけ寝たいなどが、どうしても先に出てきてしまいます。頭ではもっと作品に磨きをかけたい、もっと頑張って制作に打ち込みたいと思っていますが、頭と体の求めることの乖離がすごすぎます。どうすれば強いモチベーションを保てるのか、知りたいと思っています。一つ、やる気を保つために大切なことは、目標を明確に掲げることではないかと感じています。受験や就職などは「この学校に入りたい」「この会社で働きたい」という明確な目指す先があります。デビューした当時の僕の目標は「30歳までに〈さいたまスーパーアリーナ〉でワンマンライブをする」でした。これも、受験や就職と同じで、かなり明確で努力の方向性を定めやすい良い目標だったと思います。目標を立てる時に大事なのは、それを実現するために何をすればいいのか、わかりやすく道筋が見えていること。道筋がわかっていると、どうすれば効率よく目標に向かっていけるかもわかります。そのことがモチベーションアップにも繋がります。今の僕には、それが足りないのかもしれません。今の最大の目標は「紅白歌合戦に出場する」こと。そのための道筋には一体、どんなルートがあるのか?いい楽曲、いいアルバムを出すことが一つの道筋になると信じて、モチベーションをがんがん上げていきたいです。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』と『サブマリン』アナログ盤12インチシングルを10/4に同時発売。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(10/7~12/23)の開催が決定。※『anan』2023年10月4日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年09月30日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「夜食」です。夜食を作って食べるのが好きです。最近は、人間ドックの結果が悪く、かかりつけの病院の先生に太りすぎないようにと注意をされているので、目玉焼きを一つだけとか、カロリーを摂りすぎないように気をつけつつ、夜食を楽しんでいます。夜食作りは実家にいた頃からの習慣です。作業が一区切りつくと、「よし作るか!」となります。作業が終わる時間次第で作り始める時間も変わるので、深夜のこともあれば、もうそれ朝ごはんやろ?という時間になることもあります。朝7時に食べれば、それから寝るとしても朝ごはんなのではないでしょうか。だめでしょうか。実家にいた頃は冷蔵庫に食材が豊富にあったので、玉ねぎ半分とか、余った食材を使ってどんな料理が作れるか工夫することが好きでした。なんでもみじん切りにしてチャーハンにするとか。卵と納豆パックを使った納豆だし巻きもよく作るメニュー。卵3個をといて、そこに醤油とだしを入れて、塩こしょうをちょっとして納豆をひとパック入れます。一気にかき混ぜてそのままフライパンでだし巻きを作る。これはタンパク質まみれなので、先生にも怒られないメニューかと思います。もう一つ、最近のお気に入りはカルボナーラ・ペペロンチーノ。ペペロンチーノは僕の得意料理の一つ。それに、生クリームと卵を加えるのが、カルボナーラ・ペペロンチーノです。生クリームを入れることで、ニンニクと唐辛子の辛味がマイルドになります。本来別々のメニューであるお互いのいいところを引き立て合ってすごくおすすめです。でも、これは高カロリーなので夜中に食べているとバレたら叱られてしまうかもしれません。でも、夜食作りは続けたいです。自炊はお金の節約にもなりますし。最近は宅配でなんでも届けてもらえるじゃないですか。アプリひとつで。とても便利なのですが、頼りすぎるのはよくないのではと思っています。スーパーに行って、食材を買って、料理をして、食べ終わったら洗い物をする。そういう、人として社会性のある生活習慣を守っていきたい。面倒だから、お手軽だからと便利なものばかり利用していると人としての尊厳まで失われてしまうのではないか、と危惧しています。浮世離れしがちなミュージシャン業だからこそ人間らしい生活感に立ち返れる夜食作りを大切にしたいです。病院の先生には、多少目を瞑ってもらいたいです。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』と『サブマリン』アナログ盤12インチシングルを10/4に同時発売。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(10/7~12/23)の開催が決定。※『anan』2023年9月27日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年09月21日定期的に炎上が取り沙汰される二郎系ラーメン。今度は熊本県内のある店の“メニュー”が波紋を呼んでいる。騒動の舞台は、熊本市内のラーメン店「ラーメンけんじろう」。一般的なラーメン店よりボリュームが多く、お好みで野菜やニンニクのトッピング類の量をオーダーできるいわゆる“二郎系ラーメン”として、人気を博している店だ。今回、問題となっているのはそのメニュー名。9月20日に同店を訪れたあるユーザーがX(旧Twitter)で、「女子供ラーメン」と書かれたメニューが存在することを報告し、店長から通常メニューは量が多いことから、女性や子供の逃げ道として用意されたメニューであると説明を受けたという。「女子供」とメニュー名に入れることに疑問を呈していた。また、あわせて投稿されたメニューの写真には、「女子供用ミニラーメン」という表記があり、すぐ下には「※女子供のみ注文可150g」と書かれている。通常の「小ラーメン」の麺のグラム数300gの半量に設定されているようだ。客の食べられる量に対応するため、麺の量を調整したり、通常より少ない「ミニラーメン」のようなメニューを設けるラーメン店は少なくない。この投稿はたちまちX上で拡散され、少ない量のメニューを「女子供用」と限定するような書き方をした同店に対して、批判的な声が相次ぐことに(現在、投稿は削除されている)。《女子供ラーメン叩いてる人は言葉狩りってやつ意味わかんなくて死ぬ 女子供って嫌な使い方されることの方が多いだろ》《女子供ラーメンのやつ、「合理的でわかりやすい」とか言って堂々と女をバカにできるフレーズを使ってることにキャッキャしてるリプがたくさんついててキツい》《女子供ラーメンはだめだろ》《レディースとかお子様用とかなら誰も文句言わないのに名称が「女子供」ってだけで文句言うなって意見があるけど、その言い方に地方独自の差別的な言葉遣いを感じるんだよな》いっぽうで、多くの量を食べられない人からは、歓迎する声も。《女子供ラーメンわかりやすくていいじゃん》《麺が少ないだけだから、ガチの田舎っぺの悪気のない差別的な言い方してるだけっぽくてほんとに面白い》《女子供ラーメン、名称はともかく関東の二郎系ラーメン屋でも導入して欲しいな。たまに食べたくなるけどもう小ラーメンでも多いのよ。「女子供老人胃弱ラーメン」みたいな感じで》また、「小ラーメン」を麺少なめで注文しても値段は変わらず1000円なのに対して、同じ麺量の「女子供ラーメン」は800円で200円安く設定されていることから、店側の気遣いを指摘する人も。《中身は小ラーメン麺少なめと同じなのに女子供ラーメンにすれば200円安くするという最高に差別的なメニューですね 女子供は大人の男が守るものだという九州男児の心意気が見て取れますが、これを問題として一人前扱いしてもらいたいなら小ラーメン麺少なめか他の通常メニューを頼めばいいのではないか?》
2023年09月21日岡崎ビジネスサポートセンター・オカビズ(所在地:愛知県岡崎市、センター長:高嶋 舞)がサポートをする岡崎市の機材レンタル業・株式会社トーワレンテック(所在地:岡崎市真福寺、代表取締役:石田 哲也)では、優秀な人材を採用するために福利厚生の充実に努めており、新しく「無限整体」が2023年9月5日に開始し、福利厚生の数が30個になったことをお知らせいたします。「無限整体」は、56歳にして未だ現役であるサッカー界のレジェンドと専属契約をしていたスポーツ整体師の施術を回数無制限で受けられるもので、そのほかにも、ジム通い放題、プロテイン飲み放題、お米や野菜の支給、おやつや熱中症対策の飲み物・塩タブレットの支給などの福利厚生があります。トーワレンテック■背景/企業の51.4%が「人材不足」の一方で人材過剰な職業も。ミスマッチが課題。・帝国データバンクの「人材不足に対する企業の動向調査(2023年4月)」によると、企業の51.4%で「人材不足」・一方で一般事務や会計事務、運搬や清掃・包装等の職業では人材の余剰が発生している(出典:厚生労働省「一般職業紹介状況について」)・企業と求職者の間で求める能力や資格、労働条件などにミスマッチがある■概要/“無限整体”、米の支給、プロテイン飲み放題も!充実しすぎている30項目の福利厚生・当社では採用力や定着率向上のために30個の福利厚生を用意・「若いときに資産をつくってほしい」との思いから衣食住にわたってサポートする・代表の石田がサラリーマン時代に不要だと感じていた会議や朝礼などをなくすなど福利厚生の充実以外にも職場環境の改善に努めている<福利厚生の一覧>(1)社宅控除 (2)住宅控除 (3)制服・安全靴支給 (4)健康診断・人間ドック(5)資格取得控除 (6)奨学金控除 (7)中小企業退職金制度 (8)歓送迎会(9)社員旅行 (10)親睦会 (11)帰省手当(ガソリン代・ETC代)(12)インフルエンザ予防接種 (13)DX福利厚生サービス(14)フィットネス・スポーツジム (15)GYM・パワーラック社内完備(16)Office de YASAIサービス利用(冷凍食品・サラダ等50%OFF)(17)オフィスおかん(お惣菜100円) (18)熱中症対策ドリンク支給(19)熱中症アメ・グミ・inタブレット支給 (20)自販機無料購入(21)「空調服」・長袖インナーユニフォーム支給 (22)残業時食事補助(23)HAPPY RICE-DAY(誕生日に米をプレゼント) (24)静岡新茶(25)年越しそば・うどん、鏡餅配付 (26)社内バーベキュー懇親会(27)お中元・お歳暮 (28)災害時・有事備蓄食料保管 (29)プロテイン飲み放題(30)スポーツ整体師の施術を回数無制限に受けられる“無限整体”■事業者概要/株式会社トーワレンテック1958(昭和33)年創業。以来、愛知県岡崎市に根ざして東海エリアを中心に仮設ユニットハウスや仮設トイレ、各種OA機器、備品、業務用機器のレンタルサービスを展開。事業に必要なとき、必要な分だけを最短で調達できることが強み。建設現場事務所やイベント施設、住宅販売事務所などの用途で利用されている。屋号 : 株式会社トーワレンテック創業 : 1958(昭和33)年所在地: 愛知県岡崎市真福寺町牛落17-1事業 : 仮設ユニットハウス/エアコン/備品のレンタルおよび建設機械、空調設備の請負、メンテナンスHP : ■オカビズサポート採用に困っていると相談にお越しになりました。お話を聞くととてもたくさんの福利厚生サポートがあることに気づきました。社長がサラリーマンだった時に「このサービスが欲しい」そう思ったものを次々と積み重ねられているそうです。そこで、その福利厚生メニューをしっかりと打ち出し、知ってもらうことで、興味を持ってもらえるよう、アドバイザーも入りながらサポートをしました。>オカビズ オカビズの相談風景 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月19日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「キャンプ」です。キャンプと音楽は意外と密接な関係にあります。「フジロック」や「ライジングサン」などロックフェスティバルの登場から、フェスでテントを張ってキャンプしながら参加することが定番となりました。日本のキャンプブームの火付けには、このフェスカルチャーの浸透も大きく影響していると思います。ほぼ同時期に、この2つが日本の若者カルチャーに定着したように思います。最近は、ギアも手軽でおしゃれなものがたくさん出ています。先日、京都のロケ番組で見せていただいたのですが、空気を入れるだけで張れるテントなんかもあるんですね。面倒な骨組みをすることなく、ものの数分でパッとテントが立てられる。そういう気軽さが本気のキャンプ好き以外も「行ってみたい」と思わせる土壌になっているのでしょう。岡崎体育はといえば、ガチキャンプはしたことがありません。やりたい気持ちはありますが、初心者ゆえ何もわからないなか、一歩踏み出すことができないでいます。できれば最初は、キャンプ慣れしている方と一緒にやりたいところ…。さらにそれがミュージシャンだとベストです。ミュージシャンと一緒にキャンプに行くのは絶対おすすめだと思います。なぜなら焚き火の前で音楽を奏でてくれるからです。キャンプといえばいにしえよりキャンプファイヤー。火を囲んですることといえば当然、歌。それしかありません。それがプロのミュージシャンだったら最高ですよね。ギターで弾き語りとかしてもらいたいです。理想は奥田民生さんとか、山崎まさよしさんとか…。先輩方にずっとキャンプに付き合っていただくのは恐縮なので、焚き火だけ参加でお願いしたいです。焚き火前入り、焚き火後出のスペシャルゲストで、ぜひ参加していただけないでしょうか。…というのは冗談としても、いつかキャンプに行ってみたいです。自然の中に身を置くことでいろんなことから脱却できそう。クリエイティビティも刺激されそうです。キャンプ好きって今すごく多いですよね。だから「なんでそんなに好きなん!?」とその理由を知りたいです。一体、何をもたらしてくれるのでしょうか。でも行くとしたら高機能キャンプ場がいいです。温水洗浄機付きのトイレは必須ですし、しんどくなったときに駆け込める救護施設があるとうれしい…。こんな僕とご一緒していただけるミュージシャンキャンパーの方おられましたら、ぜひご連絡ください。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』と『サブマリン』アナログ盤12インチシングルを10/4に同時発売。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(10/7~12/23)の開催が決定。※『anan』2023年9月20日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年09月16日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「閃光ライオット」です。この夏、Zepp DiverCity(TOKYO)で開催された「閃光ライオット」のファイナルで特別審査員を務めました。「閃光ライオット」とは、10代のアーティストのみによる“ティーンネイジロックフェス”。コンテストやオーディションとは一線を画し、決勝のステージを目指し全国のアマチュアアーティストたちが集まる、“音楽の甲子園”的存在です。今年、9年ぶりに開催されました。これまでに、初代グランプリのGalileo Galileiに始まり、緑黄色社会、ねごと、のちにOKAMOTO’Sとなるズットズレテルズなどが出場し、多数のプロミュージシャンを輩出してきました。岡崎体育自身はこれまで「閃光ライオット」とはまったく何の関係もありませんが、今回特別審査員に抜擢いただいたので精一杯その役割を果たしてきました。なぜ選んでいただいたのかは、よくわかっていません。2月にNHKの「のど自慢チャンピオン大会」でも審査員を務めさせていただいたので、その経験が評価されたのかもしれません。いや、僕のプロデューサー的視点が評価されたのかもしれません。もはや審査員の僕のほうが、なんで自分が選ばれたのだろう…、運営が求める正しい審査員目線で審査できるのだろうか…と、ドキドキしてしまいました。とはいえ自分なりにしっかり指針を持って選びたいと思いました。僕が大事にしたポイントは、どれだけ彼らがアーティストとして大成するか、世の中に影響を与える存在になれる可能性があるのかということ。もう少しレコード会社の人っぽい視点で申し上げると、どのアーティストが最も売れそうか、というのを判断の基準にさせていただきました。なぜそういう指針にしたかというと、僕自身が夢重視で活動してきたミュージシャンだからです。みなさんまだ学生さんなので、高校生活の思い出作りでバンドをしている、このステージが終わったらバンドを解散して受験勉強に専念する、という子もいると思います。もちろん、それも否定しませんが、“将来、絶対プロになる”という気概や意識を持っている人のほうが絶対に強いと思うんです。そんな視点で見ていた僕がもっとも気になったのが、島根県出雲出身の18歳のシンガーソングライター、shokiくん。みなさん、彼の名前は覚えておいたほうがいいと思いますよ。それくらい、すばらしい才能でした。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』と『サブマリン』アナログ盤12インチシングルを10/4に同時発売。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(10/7~12/23)の開催が決定。※『anan』2023年9月13日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年09月09日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「岡崎体育流暑さ対策」です。猛暑を通り越し、殺人的な暑さの日々が続いています。もう夏休みも終わりですが、まだまだこの暑さは続きそうですね。みなさん、暑さ対策は9月になってもしっかりしてください。僕も、ロケ撮影のときや屋外のフェスなどに参加するときには、暑さ対策を徹底しています。ご存じかと思いますが、のぼせ防止には体内の血液を冷やすといいそうです。動脈が通っている部分を冷やしてあげると、そこから冷えた血液が全身を巡るので、体温を下げることができます。なので、首や腋の下、太ももの付け根などを、叩いて割ると冷たくなる保冷剤みたいなやつで、しっかり冷やしてくださいね。夏フェスも9月に開催されるものがたくさんありますよね。みなさん、しっかり対策をして楽しんでいただきたいです。今年の夏にじっくり考えましたが、リスク管理を徹底したい男・岡崎体育としては、究極の暑さ対策は“外に出ない”。これに尽きると思います。なので、僕はこの夏、お仕事以外ではほとんど外に出ていません。どんなに楽しそうなお誘いを受けても基本、プライベートは断りました。また、室内にいたとしても油断してはいけません。無理をせずエアコンをつけてください。おじいちゃん、おばあちゃん世代の方々は、まだまだ「エアコンをつけるのは体に悪いから」とつけないでいることも多いと思います。しかし、そういう考え方はもう古いと思っていただいて結構です。エアコンをつけないで室内がサウナ状態になって熱中症になってしまっては元も子もありません。おじいちゃん、おばあちゃん世代の方々はあまりこの連載を読んでいないかもしれませんが、“国民の孫・岡崎体育”からのお願いと思って聞いてほしいです。エアコンをつけてください。それと、水分補給をしっかりすることもとても大事ですよね。僕は夏だけでなくオールシーズン、水を1日2Lは飲むようにしています。おすすめは、新しいボトルが誕生した天然水の「い・ろ・は・す」です。ごくごく飲めます。というわけでまとめますと、岡崎体育流の暑さ対策は、水は日頃から2L飲む、直射日光に当たらないようにして体温を上げない、そのためにはできれば外出しない、です。でも、ライブやイベントにはぜひとも足を運んでいただきたい。なのでそういうときはリスク管理をしっかりして、無理することなく楽しんでほしいです。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』と『サブマリン』アナログ盤12インチシングルを10/4に同時発売。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(10/7~12/23)の開催が決定。※『anan』2023年9月6日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年09月03日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「養生」です。この数か月、新型コロナウイルスに罹患してしまったり、それとは別に急な発熱があったりと、体調を崩すことが多かったです。ゆえに今、“養生”をすることに専念しています。養生とは、生活習慣を見直し、体の状態を整えてあげること。健康を増進することで、免疫力を上げ、病気になりにくいボディ作りを目指しています。具体的に何をしているのかというと、うちのディレクターからは8年ほど前から風邪をひくたびに、「ビタミンCを摂取し、とにかく睡眠をとりなさい」と言われていますので、風邪をひいたらまずそれを厳守するようにしています。かむかむレモンをたくさん食べます。今回はそれにプラスして、自分なりに民間療法をあれこれ調べて試しています。そうすると、これまで常識だと思っていたことと違うことがあって驚いています。生姜は体を温めるから風邪をひいたときに摂取するといいと思っていたのですが、熱があるとき、または熱が上がっている状態のときには、余計な熱を体内に溜めてしまうからあまりよくないのだそうです。また、生姜には体や粘膜を乾燥させる性質があるので、乾燥からくる咳の症状にはよくないという説もあり、それも知りませんでした。養生では、症状や体の状態に合ったものを摂取することが肝心。僕は気管支がウィークポイント。すぐに喉を傷めてしまいます。なので、今回は気管の炎症などによいとされている“白い食べ物”をたくさん摂るようにしました。大根や梨などがそれに当たるそうです。なかでも大根は、ファイトケミカルという免疫力を向上させる栄養素があってめちゃくちゃいいということを今回知りました。知り合いの方に、切った大根をはちみつに漬けて作る、大根はちみつの作り方も教えてもらったので、今度試してみたいと思います。湯治とかも行きたいですし、鍼灸もやってみたい。とにかく今は、健康な体を目指したいです。いちばん大事なのはやはり日々食べるもの、生活習慣なんだなと思います。例えば、インスタント食品ばかり食べていたらやっぱりあかんよな、と。もちろんインスタント食品は手軽でおいしくていいんですが、でも熱が40°Cあるときには食べなくてもいいかも…。みなさんも、風邪をひいたり体調を崩したりしたら、無理をせず野菜など体の負担にならない優しいものを食べて過ごしてください。僕もそうします。おかざきたいいくコンセプト・アルバム『OT WORKS III』と『サブマリン』アナログ盤12インチシングルを10/4に同時発売。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(10/7~12/23)の開催が決定。※『anan』2023年8月30日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年08月26日毎年お盆の時期に飾られる『精霊馬』。帰ってくるご先祖様の乗り物として、キュウリやナスなどの野菜を馬や牛に見立てて作られます。お盆になると、ネット上では各家庭の個性豊かな精霊馬が投稿され、たびたび話題になることも。あの『有名ラーメン店』も個性的な精霊馬をSNSに投稿し、反響を呼んでいます。『ラーメン二郎』の精霊馬が話題に「二郎スタイルのお盆」こんなコメントとともに、1枚の写真を投稿したのは、東京都江東区にある『ラーメン二郎』亀戸店のSNSアカウント。『ラーメン二郎』といえば、山盛りの野菜にジューシーなチャーシュー、お好みでニンニクや脂などをトッピングした、ボリュームたっぷりのラーメンで人気を博しています。そんな『ラーメン二郎』のお盆とは、どのようなものなのでしょうか。こちらをご覧ください!二郎スタイルのお盆 pic.twitter.com/SQZkmbT2TQ — ラーメン二郎亀戸店 (@jiro_kame) August 15, 2023 精霊馬に見立てているのは、なんとチャーシューとニンニク!割り箸をさしたチャーシューはどっしりと堂々なたたずまい、そしてその横にはつまようじをさしたニンニクがちょこんと並んでいます。まさに『ラーメン二郎』の象徴ともいえる2つの食材を使った、ジャンキーな精霊馬は注目を集め、3万件以上もの『いいね』を集めました。根強い人気を持つ『ラーメン二郎』には、『ジロリアン』と呼ばれる熱狂的なファンも多く存在します。もし『ジロリアン』のご先祖様がいたら、大好きなチャーシューとニンニクに乗って、『二郎スタイル』であの世へ帰ってほしいですね…![文・構成/grape編集部]
2023年08月16日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「AI」です。ChatGPTなどの生成AIが話題です。これは、僕のような仕事をしている人間からすると、はっきり言って脅威です。芸術の分野にAIが進出してくるのはまだ先だと思っていましたが、進化の速度を甘くみていたようです。先日も、AIでかわいらしい女性の姿を生成して、それでSNSのアカウントを作り、まるでその女性が実在するかのようにやりとりをしていたというニュースを読みました。実際の中身は普通のおじさんだったそうです。もう何を信じていいかわからない…という恐怖を感じました。実は、僕もAIに作詞を頼んだことがあります。友達と遊びでやっただけですが、AIに歌詞を書いてもらい、それで曲を作るというのを実践してみたんです。その時はAIが考えた歌詞がまだギリださくて「よしよし、まだこのレベルか」と思いました。でも、その時一緒に遊んでいた友人が「岡崎体育っぽい歌詞を書いて」とお願いをしたら、20分くらい考えてからコミックソング的なものを返してきたんです。AIが“岡崎体育っぽい”を認識して、おかしみのある歌詞を返したことにちょっとゾクッとしましたが、その歌詞もまた、コミックソングとしてのクオリティはまだまだ低いものでした。岡崎体育とAIの見分けはまだつきそうです。たぶんですが、作詞より作曲のほうが先にAIが台頭してきそうです。歌詞は膨大な日本語から、言語センスという感覚的なものに依って生み出されています。だから、学習しないといけないことが幅広いし、深度もあって難しいと思います。一方、作曲は12個の音の組み合わせでしかない。コード進行とスケールを覚えたら“っぽい”楽曲がすぐ作れるようになるのでしょうか。そうなったら本当に作曲家の仕事がなくなってしまう。これは、どうすればいいのでしょうか。BUMP OF CHICKENさんが10年前に初音ミクとコラボして曲を出した時、衝撃を受けました。でもそうやって、デジタルの世界やAIの技術を受け入れていく姿勢が、今のミュージシャンには必要なのかもしれない……。実を言うと、僕も今、AIとどう付き合っていくべきかを考えた曲を用意しています。AIというか、スマホなしでは生きられない今の現代人に向けた歌になる予定です。ニューアルバムに収録するので、ぜひみなさんにも聴いて考えてみてほしいです。おかざきたいいくTVアニメ「マッシュル‐MASHLE‐」オープニングテーマ曲「Knock Out」が好評発売中。「SUMMER SONIC 2023」8/20、「風とロック芋煮会2023 風とロックイモニーパーク」9/9などの夏フェスに出演決定。※『anan』2023年8月16日‐23日合併号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年08月12日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「プールの思い出」です。夏ですね!夏といえばプール。プールと音楽のエピソードといえば、子供の頃に通っていた、太陽が丘ファミリープールのことを思い出します。夏になると家の近所にあったこのプールに友達と出掛けるのが定番でした。ウォータースライダーや波のプールなんかもあってとても楽しい。でも、京都府の施設なので小中学生はお手頃価格で遊べたんです。10歳くらい、小3か小4の時だったと思うのですが、友達4人で夏休みにプールへ行きました。夏休みだから当然、混んでる。どこも人がいっぱいだったのを避けてか、僕たちは競泳用プールのエリアにたどり着きました。そこには誰もいなくて、静かな25mプールの水がなんだかすごくきれいだなと思ったのを覚えています。当時、競泳用プールも開放されていたはずですが、なぜかそのタイミングだけ他に誰もいなかった。人がいないことをいいことに、僕たち4人はそのプールで思い切り遊びました。さっきまでの喧騒を離れて、まるで貸し切りのような静かなプールで4人だけで遊んでいるのがすごく不思議な感覚でした。その時にスピーカーから流れていたのが、当時流行っていた宇多田ヒカルさんの「Automatic」。遊び疲れた僕は、プールサイドにある観客席に座って残りの3人が遊んでいるのを眺めていました。その時のなんだか妙な感じを覚えています。青春ぽいのか、異世界へ迷い込んだようなのか…、そしてその背景で流れていた「Automatic」。今もこの曲を聴いたり、夏がくると、その記憶がフッとよぎります。その時は、たしかあとから別のお客さんがやってきて、僕たちも別のプールに行こう!と移動したように記憶しています。その競泳用プールで泳いだのはその夏だけの出来事でした。だからなのか「Automatic」を聴いたその時の記憶が今も強烈に残っています。レジャー施設でかかっている流行歌って、その時のシーンと一緒に深く記憶に刻まれることがありますよね。みなさんも、そういう夏の場面と一緒にメモリーされている曲があるのではないでしょうか。今の子供たちだと米津玄師くんの曲とかなのかな、と思いました。米津くんは神秘的な雰囲気をまとった曲も多いので、子供の頃の夏の想い出となんだかリンクしやすそうです。みなさんにも、そういう夏の物語の主人公になれるような記憶の一曲をこの夏、見つけてほしいです。おかざきたいいくTVアニメ『マッシュル‐MASHLE‐』オープニングテーマ曲『Knock Out』が好評発売中。「SUMMER SONIC 2023」8/20、「風とロック芋煮会2023 風とロックイモニーパーク」9/9などの夏フェスに出演決定。※『anan』2023年8月9日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年08月05日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「木村昴さん」です。前回、人の話を聞いて場を回せるMCになりたいという話をしましたが、身近に僕が憧れる会話のプロがいました。その人こそ今回のテーマ、木村昴さんです。僕がレギュラー出演しているテレビ東京系列で放送中の『おはスタ』のメインMCをしていて、仲良くさせていただいています。番組では“スバにぃ”としておなじみです。子ども番組のMCですから、スバにぃの時はテンションが180~200%上がっている状態だと言っていいくらい、とてもテンションが高いです。とはいえ、木村さんは常日頃からテンションの高さが100の状態の方。テレビでみなさんが見ている木村さんそのままで、普段も接してくれていると思って間違いないです。「あれ、今日はテンション低いな、機嫌が悪いのかな」というようなところなんて見たことがない。でも、木村さんだって人間です。体調の悪い時だってあるはず。でも、そういう時は表に出てこず、人に心配をさせない方です。なんかそういうところ“猫みたいやな”と思ってます。木村さんのその人柄はもちろんプライベートでも変わりません。僕と木村さん、そしてフワちゃんの3人は実はとても仲良しで、3人で何度かごはんに行っています。テンションが高く、ワーワーしゃべるタイプの二人と人見知りキャラの岡崎体育。どう考えてもなんだか合わないように思われるかもしれませんが、オセロのようなもので、元気と元気に挟まれると僕もつられて元気になります。定期的に二人にお会いしていると元気をチャージできてとてもいいです。話を戻します。そんな木村昴さんにも人の話を聞く極意を聞いてみたい。番組でもそうですし、プライベートの飲み会でも、とても上手に話を引き出してくれます。前回話した、僕が苦手な相槌の打ち方もとても上手です。ほんまに全部のことに興味があって好奇心があるから、熱心に聞いてくれるのだと思います。自分が知らないことがあっても「え?ってことはさ…」と向こうからあれこれと質問をしてくれる。なんだか“全自動マッサージ機みたいやな”とも思いました。こっちのことを自然とほぐしてくれて、気持ちよくリラックスさせてくれる。僕は聞きたいことだけ聞くと「へー」で終わって会話が続かないところがある。人の話を掘り下げて、会話のラリーを続けるコツを学びたいなと思います。おかざきたいいくTVアニメ『マッシュル‐MASHLE‐』オープニングテーマ曲『Knock Out』が好評発売中。「SUMMER SONIC 2023」8/20、「風とロック芋煮会2023 風とロックイモニーパーク」9/9などの夏フェスに出演決定。※『anan』2023年8月2日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年07月29日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「MC」です。先日、『まつもtoなかい』(フジテレビ系)に出演させていただきました。ご存じかと思いますが『まつもtoなかい』はダウンタウンの松本人志さんと中居正広さんがMCを務める番組。僕は日本を代表する名MCのお二人に、“MCの極意”を伺いたいと思っていました。でも番組をご覧になられた方はお分かりかと思いますが、実のところまったく参考にならない回答しか得られませんでした。お二人とお話しできたのは大変楽しかったのですが、そのレベルに達するには僕にはまだまだ修業が必要のようです。MCができるようになりたい、という憧れのルーツを辿ると、母親に辿り着くのかなと思います。僕の母親は結婚式やイベントなどの司会を仕事にしていました。実際にMCをしている現場を見に行くことはなかったですが、僕の保育園や小学校時代の謝恩会や茶話会などで、母は司会を買って出てやってくれていた。それで初めて母の仕事ぶりを間近で見て驚いたことを覚えています。小学校6年生が茶話会でおとなしくしているわけもなく、盛り上がって騒ぐわけです。でもそれを母は、見事な手腕で捌いていた。先生たちよりうまく言うことを聞かせていたんです。クラスメイトたちも「岡のオカンが注意しているから言うこと聞かなあかん」となったのかもしれませんが、でも自分の母がマイク一本で学年全員を静かにさせた、というのはちょっとかっこいいなと思いました。これまでもいくつかの番組でMCをさせていただいたことはありますが、まだまだ母の足元にも及ばないなと思います。この間も、綾小路翔さんのラジオ番組に呼んでいただき、その出演番組をラジコのタイムフリーで聴いたのですが、「うん、うん」って普通に相槌を打っていて、事務所の先輩の話を聞く態度ではない。「お前、“うん”ってなんやねん、そこは“はい”やろ!」と、ゲストとはいえ自分の相槌に納得いきませんでした。僕の話を聞く姿勢の理想は関ジャニ∞の村上(信五)さん。以前、一緒に番組に出た際に、話を聞く技術が素晴らしいと感じたんです。相槌のタイミング、ちゃんと聞いてくれている視線、なんならカラダは前のめりでした。そういう相手だと人はどんどん話をしたいと思うんやろなと思いました。僕は感じのいい相槌の仕方からまず覚えないといけないと思います。ミュージシャンナンバーワンMCへの道はまだまだ遠そうです。おかざきたいいく対バン形式の自主企画イベント「okazakitaiiku purezentsu“TECHNIQUE”」Vol.5、6を7/22・23に京都・宇治市文化センター 大ホールで開催。TVアニメ『マッシュル‐MASHLE‐』オープニングテーマ曲『Knock Out』が好評発売中。※『anan』2023年7月26日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年07月22日とにかく汗をかきやすい真夏シーズン、あると便利なのが【ワークマン】の吸汗速乾機能付きTシャツです。ワークマンならただ便利なだけでなく、見た目もキュートなTシャツが揃っているので注目ですよ。バリエーション豊かなワークマンのTシャツから、今回はイチオシの4品を厳選してご紹介。「毎日でも着たくなる」ような魅力を早速チェックしていきましょう!真夏のマリンコーデにぴったりなボーダーTシャツ出典:WORKMAN異なるピッチのボーダー柄が組み合わさった「レディースドライリラックスボーダーTシャツ」は、一目見てかわいい!と思えるデザインが魅力。シンプルなデニムパンツと合わせるだけでも、一気にマリンルックに近づくことができます。身頃部分がゆったりめで、ストレスフリーに着られるのも嬉しいところ。「ポケッタブル」で持ち運びも楽ちんなので、旅行やアウトドアにもピッタリ。シンプルだからこそ何枚も欲しくなるドライTシャツ出典:WORKMANこちらの「レディースドライサイドポケットTシャツ」は、何枚あっても嬉しいシンプルな無地デザイン。ポリエステル100%の吸汗速乾生地で、着心地も快適そう。アウトドアはもちろん、ちょっとしたお散歩やデイリーコーデに採用するのもありです。10種類以上のカラーバリエーションがあるので、お気に入りをチョイスしてみて。UVカット機能付きが嬉しいキレイめ無地Tシャツ出典:WORKMAN優しい色合いと腕部分の切り替えデザインが印象的な「レディースSOLOTEX(R)(ソロテックス)使用シーンレスTシャツ」。吸汗速乾にUVカット機能までついていて、夏にヘビロテしたくなる1枚です。大人ムードの無地Tなので、あえてキレイめコーデに投入するのもあり。キャミワンピとの組み合わせなど、レイヤードスタイルにも重宝できそうなデザインです。爽やかさ満点のノースリーブTシャツ出典:WORKMAN真夏により一層涼しく過ごしたいなら、こちらの「レディースソロテックス(R)使用シーンレスノースリーブTシャツ」もおすすめ。ノースリーブタイプのTシャツで、肩が露出し過ぎない絶妙なバランスがGOODです。型崩れしにくくシワになりにくいという「イージーケア」であるところも、ワークマンならでは。キレイなカラーと素材感で、ジャケットやカーディガンにINする1枚としてもぴったりです。※すべての商品情報・画像はWORKMAN出典です。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。Writer:Anchan
2023年07月18日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「握手会」です。過去、岡崎体育が握手会をしたのはたった1回だけ。タイアップ楽曲をまとめた『OT WORKS』リリース時に、発売記念イベントとして関東と関西で開催しました。たくさんの方が会いに来てくださったのを覚えています。その時に、お客さんの一人に「あー、手が湿っている」と言わせてしまったのが記憶に残っています。「やっぱり」です。汗っかきの僕は「べちゃべちゃな汗ばんだ手で申し訳ない…」と思っていたので、他のお客さんにも「湿ってる…」と不快な思いをさせてしまう危険性が高いと判断して、その後開催を控えています。でも、ファンの方々と触れ合うイベントというのは大事にしたいので、岡崎体育らしい接触イベントを今後は考えていきたいと思います。たとえば、“会釈会”というのはいかがでしょうか。お互い向き合ってちょっと会釈をしてから会話を二言、三言交わす…なんて奥ゆかしくて大人な感じがしていいのではないかと思います。目と目を合わせて会釈するだけなんて、ちょっと雅なイベントになりそうです。または“逆握手会”というのはいかがでしょうか。そもそも岡崎体育が「握手してあげましょう」というのがおこがましくて、自分で言うのもなんだかむず痒い気持ちがしてしまいます。それならば、逆に僕がファンの皆さんに「握手してください!」とお願いしてまわる逆握手会をしてみたい。ファンの方々に個室に入っていてもらい、僕のほうが歩いて握手をしに行くし、僕が流されていくというシステムならばアリかな?という気がします。いずれにしても、直接会いたいと思ってくださることや、自分の思いを直接伝えたいと思っていただけるというのはとてもありがたいことです。握手をしている時間なんて10秒くらいのこと。そこに思いを詰め込んで、「こういうところが好きです」と伝えてくれる時間はかけがえのないものです。でも、それに対してうまく返すことができないのもちょっと悩んでしまいます。結局「ありがとうございます」しか言えないんです。こちらとしても10秒の中で、「きみの気持ちしっかり受け取ったで。いつも応援してくれてありがとう。また会いに来てな!」を伝えられるワードがあればいいのですが、結局は強めに「ありがとうございます!」と言うほかないのが、なんかちょっともどかしいです。おかざきたいいく対バン形式の自主企画イベント「okazakitaiiku purezentsu“TECHNIQUE”」Vol.5、6を7/22・23に京都・宇治市文化センター 大ホールで開催。TVアニメ『マッシュル‐MASHLE‐』オープニングテーマ曲『Knock Out』が好評発売中。※『anan』2023年7月19日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年07月16日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「バンドマンボーカル飲み会」です。前回、岡崎体育の自主企画イベント「TECHNIQUE」に出演してもらうアーティストを紹介しましたが、そこでMy Hair is Badのボーカル、椎木(知仁)くんとは“バンドマンボーカル飲み会”で出会ったと書きました。「ん?そんな飲み会があるの?」と気になった読者の方、きっといますよね?実はバンドマンたちは、ギターだけで集まる、ドラムだけで集まるみたいな飲み会を結構しているんです。今回、僕が呼んでいただいたのはラウド系の人たちが集まるバンドマンボーカル飲み会です。僕はバンドでもボーカルでもないソロアーティストなのですが……、なぜかボーカル枠に認めてもらえたので参加させていただきました。その飲み会には15~16人くらいが参加していたのかな?いろんなバンドのボーカルの方たちがいて、僕が知っている有名なバンドの方などもいらして、とても楽しかったです。バンド同士って親交を深めるタイミングが意外と少ないんです。フェスとかライブで顔を合わせますが、挨拶だけして終わったりだとか。なので、いろんな方と会えただけでもすごくうれしかったですね。飲み会で話すことは……。まあ、一言で言えばさまざまなぶっちゃけ話ですよね。ミュージシャンのお金事情の話、裏でコイツこんなこと言ってた話、フェスの運営の仕方についてなど……、興味深い話ばかりです。このときは僕とマイヘアの椎木くんがいちばんの若手だったので、いろんな話題が出たのですが、話についていくので精一杯。僕たちが話を広げるということは基本なくて……。でも最後にある先輩が「なあ、岡ちゃんどう思う?」と振ってくれるので、そこでズバッと一言オチを言って、みんなで「そうだよな、ガハハ!」みたいな感じ。海賊たちみたいな豪快で気持ちいい飲み会でした。みなさんバンドマンでない僕にも優しくて「岡ちゃんはどんな感じなの?」「なんでバンドじゃなくて一人でやろうと思ったの?」などと掘り下げようとしてくれて、うれしかったです。バンドマンじゃないけど仲間に入れてあげよう、一員と認めてあげようと思って気を使ってくださったのが本当に居心地よかったので、またバンドマンボーカル飲み会に参加させていただきたいです。でも基本ずっと家にいるミュージシャンなので主催は難しそうです。声をかけてもらえたらうれしいです…!おかざきたいいく対バン形式の自主企画イベント「okazakitaiiku purezentsu“TECHNIQUE”」Vol.3、4は、7/5・6に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で、Vol.5、6は7/22・23に京都・宇治市文化センター 大ホールで開催。※『anan』2023年7月12日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年07月08日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「TECHNIQUE Vol.3~6」です。約2年4か月ぶりに岡崎体育の自主企画イベントである「TECHNIQUE」を東京と地元・京都で2回ずつ計4回、開催します。この企画では僕がすごいテクニックを持っていると思うアーティストたちに出演を依頼しています。毎回、1アーティスト。なので今回は計4組のアーティストに出演いただきます。せっかくなのでここで紹介させていただければと思います。まず初日がGirls2。彼女たちとは僕がレギュラー出演している『おはスタ』のおはガールとして出会いました。番組で踊ってもらうコーナーがあり、そこで彼女たちのダンスに触れて「これは只者ではない!」と感動しました。それからライブも拝見して彼女たちの魅力に引き込まれました。岡崎体育ファンにもプロフェッショナルな彼女たちのステージをぜひ堪能してほしい。次はMy Hair is Bad。彼らは新潟・上越市出身の3人組ロックバンド。どこにも属してない本当に自分たちのロックを追求するバンドです。ベースのバヤくん(山本大樹)はゲーム仲間。でもそれがきっかけではなく…。それとは別に、バンドマンボーカル飲み会なるものがあり、なぜか僕も誘ってもらって。そこでボーカルの椎木(知仁)くんとおしゃべりする機会があり、彼がとても人懐こく素敵な人柄で、一瞬で「あ、好きー」となりました。その記憶が強く、いつか一緒にできたらと思うようになりました。僕とマイヘアは接点がそんなにないように見えるから、意外な組み合わせとどちらのファンも感じるのではと思います。だからこそ一緒のステージを楽しみにしてほしいです。一方、3日目の阿部真央は同い年で同志のような存在。あのボーカルテクニックはまさに「TECHNIQUE」に相応しい。僕は日本一のボーカリストだと思っているので、彼女の歌声をぜひ多くの人に聴いてもらいたい。業界で数少ない、僕がタメ口で話せる相手です。気心知れた二人のコラボも楽しみにしてほしいです。最後のLOSTAGEはデビュー前からお世話になっている先輩ロックバンド。奈良在住でメンバーそれぞれが奈良でお店を持っています。彼らの作る音楽が純粋に好きですし、人柄もすごくいい。この日に来てもらえたら素の僕がいちばん見られるんじゃないかなと。この日はコラボより僕が客席からステージを観たいくらいなんです。一人の音楽ファンとしてLOSTAGEのライブを楽しめたらと思ってます。おかざきたいいく対バン形式の自主企画イベント「okazakitaiiku purezentsu“TECHNIQUE”」Vol.3、4は、7/5・6に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で、Vol.5、6は、7/22・23に京都・宇治市文化センター 大ホールで開催。※『anan』2023年7月5日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年07月01日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「新アー写」です。先日、アーティスト写真を新しいものにしました。2年ぶりくらいに変えました。これまでジェットコースターに乗ったり、モンゴルで馬に乗ったり、犬と一緒に撮影したり…。何かしら岡崎体育+αの要素を加えていましたが、今回は僕一人きりのスタジオ撮影です。ただ写真を見ていただければわかると思いますが僕が何かをかぶっています。ヌルヌルとしたものです。そうです、みなさんのご想像通り、今回ローションをかぶりました。なぜこのコンセプトにたどり着いたかというと、最初、TikTokで外国の方が、ツルツルのフローリングを滑りながら『VOGUE』みたいなポーズを決めているという動画があって、それを見て「めっちゃスタイリッシュや!僕もこれをやってみたい」と思ったんです。ポーズを決めてヌルヌルの床をツーッと滑る躍動感。それをMVで表現できたら…と思ったのですが、スタッフに相談したところ、「それはちょっと危ないし、床をヌルヌルさせていいセットを用意するのが難しい」と言われました。それならば、せめてアーティスト写真で表現ができないかと。ただ、動画なら奥から手前にツーッと滑る面白さを表現できそうですが、静止画だとどうでしょうか?伝わるかどうか微妙です。検討の結果、“床を滑る”という要素がなくなり、“ヌルヌル”だけが要素として残り、岡崎体育がローションをかぶるという話にまとまりました。当初の僕の思惑とはまあまあ違うことになりましたが、でもこれまでの人生でヌルヌルをかぶったことはないし、「なんだか面白そう」と思って話を進めました。撮影場所もあれこれ検討しましたが、ヌルヌルを受け入れてくれる場所があまりなく、結局スタジオでローションをかぶりました。撮影は一発勝負。僕が頭からかぶったローションを頭を振って振り払っている一瞬を切り取っていただきました。緊張感のあるワンシーンです。どうですか?この説明があってやっと、どうしてこのアー写にたどり着いたか理解していただけたのではないかと思います。あの写真を初めて見たファンのみなさんのとまどいをSNSなどで拝見して、正直これはミスったのか…?と思いました。でも、他にないアー写であることは間違いない。僕を知らない人もこれはなんだ?と、目にとまる一枚なのではないでしょうか。僕的にはとても満足しています!おかざきたいいくTVアニメ『マッシュ‐MASHLE‐』オープニングテーマの新曲「Knock Out」のシングルパッケージが好評発売中。7月には対バン形式の自主企画イベント「okazakitaiiku purezentsu“TECHNIQUE”」を東京・京都で開催。※『anan』2023年6月28日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年06月24日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「発売延期」です。先日、自分のオフィシャルブログでも記事を書いたのですが、7月に予定していた僕の5枚目のオリジナルアルバム『録音』の発売を延期することになってしまいました。「もう出せる!出るぞ!」と思って、5月24日にリリースした『Knock Out』のシングルCDにお知らせのチラシを封入したんです。ファンのみなさんに、「新しいアルバムが出るんだ!」と喜んでいただきたい、びっくりしてもらいたい、と思ってサプライズ封入したものの、その後、発売延期が決定。だいぶダサいことをしてしまいました。ブログでも謝罪させていただいてますが、あらためてここでも楽しみにしてくださったみなさんにお詫び申し上げたいと思います。7月にアルバムをリリースすることができなくて、本当にごめんなさい。なぜ延期することになったかといえば、端的に言えば間に合わせることができなかったんです。いや、間に合うつもりでいました。7月にリリースするって決めたし、「絶対やってやるんだ」と必死になっていました。音楽制作を優先させたいと思いつつ、でも、今オファーを頂いている音楽以外の仕事やレギュラーでやらせていただいているTV番組やラジオ、雑誌の連載……それらも手を抜くわけにはいかない。岡崎体育は焦りすぎていたのかもしれません。なんか、それが周りからは、僕がいっぱいいっぱいになっているように見えたようです。その様子を見ていた、レコード会社のスタッフが「岡崎くん、アルバムのリリースタイミング見直しましょう。このまま進めても納得のいくものができないかもしれない」と言ってくれたんです。そう言われたとき、複雑な心境でした。間に合わせることができなかった、という自分の無力感や虚無感と、急いで作曲しなくてええんや、という緊張の糸がフッと解けたような安心感と。いろんな意味で、肩の力が抜けてしまった瞬間でした。延期をする。そう腹くくって決めた以上は延期した分、さらにいいアルバムにしようと今は気持ちを切り替えました。これを読んでくれている読者の方で楽しみにしてくれていた方がいたらお待たせしてしまって本当に申し訳ないけれど、その分いま出せるパワーを注ぎ込んだいいアルバムになると思います。そのまま、ぜひ楽しみキープのままで待っていてほしいです!3~4か月後にはめっちゃいいアルバム、出ます!おかざきたいいくTVアニメ『マッシュ‐MASHLE‐』オープニングテーマの新曲「Knock Out」のシングルパッケージが好評発売中。7月には対バン形式の自主企画イベント「okazakitaiiku purezentsu“TECHNIQUE”」を東京・京都で開催。※『anan』2023年6月21日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年06月17日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「鳥居強右衛門」です。大河ドラマ『どうする家康』に僕が演じる鳥居強右衛門(とりいすねえもん)がついに登場しました。ご覧になった皆さんはご存じのことと思いますが、出てきたその日のうちに死にました。1話限定の出演だったわけですが、それでも僕が登場するこの第21回は“鳥居強右衛門回”と言っていいほど、半分以上彼のエピソードで尺をとっています。鳥居強右衛門というヒーローがいたことが、とても印象に残る回になったのではないかと思います。今回、演じてみて難しいなと思ったのは突き飛ばされ方です。鳥居強右衛門という男は、主君の戦国武将・奥平信昌に忠誠を誓い、長篠城を守るために奔走する男気のあるやつなのですが、普段はだらしなくて失礼な男なんです。とにかく人にすがりつく。人にあられもなくすがりついては、突き飛ばされます。ドラマの中ではいろんな人に5回ほど突き飛ばされます。僕はきょうだいのいない一人っ子です。ケンカもせずにここまで平穏に育ってきましたので、幼少のころから突き飛ばされる経験などありません。どういうふうに体重移動をしたら突き飛ばされたときに痛くないのかもよくわからない。気づけば、僕の膝はずっと傷だらけでした。登場回数はこの1回だけですが、僕がこの作品の中でもっとも突き飛ばされているのではないかと思います。僕の受け身の取れてない突き飛ばされ具合も、皆さんに楽しんでいただけたらうれしいです。史実を見ると仏頂面で硬派なイメージの鳥居強右衛門ですが、ドラマでは監督の意向でちょっとひょうきんなキャラクターに演出されていました。それも僕に合っていたように思います。また、走ると自然に歌を口ずさむ癖があるのですが、そこもミュージシャンである僕の特性を生かしてくれたのかな、と思いました。この鼻歌は物語の中でも大事な役割を果たしているのですが、その当時にあってもおかしくないメロディラインでないといけないので、歴史の先生や歌の指導の先生監修のもと作られています。これもまた大河ドラマに出演しないとできないことだと思うので、とてもいい経験になりました。鳥居強右衛門は、地元である愛知県の新城市では今も愛されている存在です。そのイメージを崩さずに、さらに愛される存在になれたらと思って演じたので、皆さんに気に入っていただけたら、がんばって演じた甲斐があります!おかざきたいいくTVアニメ『マッシュル‐MASHLE‐』オープニングテーマの新曲「Knock Out」のシングルパッケージが好評発売中。7月には対バン形式の自主企画イベント「okazakitaiiku purezentsu“TECHNIQUE”」を東京・京都で開催。※『anan』2023年6月14日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年06月10日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「推し活」です。この連載を読んでくれている方々にも、何かしら好きな人=“推し”がいるのではないでしょうか。みなさんは年間、推しを応援する活動“推し活”にどれくらいお金を使っていますか?いや、これはいやらしい話でもなんでもなく、アーティストとして活動するためには、どうしたって資金が必要です。アーティストに良い活動をしてもらうためには“課金”というファンの応援は必要不可欠なんです。お金を払っていただいて、CDを買ってもらう、ライブに来てもらう、グッズを買ってもらう。そういうことが、アーティスト活動をしている人のガソリンになります。なので推し活は、好きなアーティストのためになることですから、みなさんガンガンしていっていいのではないでしょうか。こういった、ファンの方が好きな対象のことを“推し”と呼ぶようになったのは、いつ頃からなのでしょうか。僕はAKB48の存在が大きかったんじゃないかなと思います。AKB48のプロデューサー・秋元康さんは総選挙というシステムを生み出し、ファンの投票で、今誰がいちばん人気があるのかランキングが分かるようにしました。それを行った結果、それぞれのファンの間で「俺がなんとか順位を上げてあげなきゃ」とか「私が彼女を支えてあげる」という意識が生まれた。“推す”ってすごく能動的な言葉ですよね。自分が自ら何かを推しているんです。強制的でも受け身でもなく、叶えたいことのために、その推進力になるために、自ら行動する。ファンという存在の自己肯定感を高めてくれる言葉なのではないかと思います。AKB48の総選挙は終わってしまいましたが、推し活という文化は残りました。今後、それがどう進化していくのかも楽しみです。個人的には、推し活がもっともっとパーソナルなものになればいいなと思います。より自分自身のために推せるようになれたらいい。たとえば、学生なら推し教科を作るとか、社会人なら推し営業先を作るとか…。僕は自分のカラダの中に推しを見つけたいです。臓器なら肝臓を推したい。先日、人間ドックを受けてまだその結果は受け取っていないのですが、肝臓の数値が悪いんじゃないかとちょっと心配なんです。だから、肝臓がんばれ!オルニチン働け!と自分の肝臓のことを推してあげたい。成績が悪いようなら、サプリとかで課金してあげたいと思います。おかざきたいいく「Knock Out」のシングルパッケージ(CD+DVD期間生産盤)が発売中。7月には対バン形式の自主企画イベントokazakitaiiku purezentsu“TECHNIQUE”」を東京・京都で開催。※『anan』2023年6月7日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年05月31日合同会社博雲堂(本社:広島県安芸郡熊野町、代表社員:中村 秀子、開発者:中村 隆)は、日本発(自社調べ)の「メイクブラシ専用速乾タオル(速乾ブラシスタンド付き)」の発売を2023年5月29日より開始しました。今までメイクブラシを洗うと乾燥に時間がかかり、使いたい時には乾いていないことがありましたが、この速乾タオルを使えばその心配はなくなり、夜洗浄しても翌朝にはしっかりと乾燥した状態でご使用いただけます。メイクブラシ専用速乾タオル(速乾ブラシスタンド付き)「メイクブラシ専用速乾タオル(速乾ブラシスタンド付き)」 【「メイクブラシ専用速乾タオル(速乾ブラシスタンド付き)」の開発背景】メイクブラシをしっかり乾かさないと、雑菌の繁殖・ブラシの変形・抜け毛・ブラシの寿命の短縮などの要因となってしまいますが、乾かすまで時間がかかり非常に面倒なことから、適当に済ませてしまう方が多くいます。また、お客様からのお問い合わせで早く乾かすコツや、夜洗って朝にはそのメイクブラシを使いたいという声が多くありました。この問題を解決しブラシを清潔に保つために、「メイクブラシ専用速乾タオル(速乾ブラシスタンド付き)」の開発に取り組みました。最初は、既存のタオルに何かしらの加工を施してメイクブラシを速乾させる方法を模索していましたが、試行錯誤の末に、メイクブラシを完全に乾燥させることができず菌が繁殖する原因になってしまうことから、それでは不十分だということが分かりました。そこで、新しい素材の開発に着手しました。速乾性に優れ抗菌性もある素材を模索し、多くの素材を試しては棄て、また試してを繰り返し、長い年月が過ぎたある日、ついに理想の素材を発見したのです。これで完成というわけではなく、素材の特性を最大限に活かし、メイクブラシを速乾させるための形状やサイズなどを引き続き試行錯誤し、数多くのプロトタイプを製作しました。さらに、肌に優しい素材であることも大切であるということから、繰り返し検証し、改良を加えました。そして、3年という長い歳月をかけ、ついに理想の「メイクブラシ専用速乾タオル(速乾ブラシスタンド付き)」を開発することに成功しました。これからは、面倒で時間がかかるメイクブラシの洗浄も、手軽かつ短時間で完了することができます。【メイクブラシをしっかり乾かさないとはいけない3つの理由】1. 生乾きは菌やウィルスの宝庫。肌荒れの原因に!中途半端に乾燥した状態で保管すると雑菌が繁殖しやすくなります。これは肌トラブルの原因になることがあります。メイクブラシは、しっかり乾かさないと、カビの温床になりやすく、メイクと一緒にカビや菌を肌に塗っている可能性があります。2. メイクブラシが変形し、化粧ノリが悪くなる。中途半端に乾燥したメイクブラシを使うと、ブラシの毛先が変形してしまうことがあります。毛先が広がったり、曲がったりすることがあり、メイクの仕上がりが悪くなることがあります。シャンプーで洗うと、メイクブラシの獣毛(人間の髪の毛と同じ)の必要な油分を取り去り、キューティクルの薄い膜を破壊するパワーがあります。「毛の組織を壊す」「タンパク質を変形させる作用」「浸透力が強い」つまりキューティクルがはげて毛がバシバシになります。そして、メイクブラシの肌触りも落ち、チクチク感が残り、そして肌へあたるチクチク感がシミなどの原因になります。3. 抜け毛などメイクブラシの寿命を縮める。中途半端に乾燥したメイクブラシを長期間使用すると、ブラシの毛先が傷んだり、抜け落ちたりすることがあります。その結果、ブラシの寿命が短くなることがあります。また、毛の根元のカビや菌が残り、カビの嫌な臭いが残ります。【メイクブラシ専用速乾タオル(速乾ブラシスタンド付き)の特徴について】■圧倒的な吸水性と速乾性メイクブラシ専用速乾タオル(速乾ブラシスタンド付き)は合成繊維の一種で、ポリエステルやナイロンなどを原料としています。他の素材と異なるのは、繊維の細さです。直径8マイクロメートル以下で、髪の毛の100分の1以下という細さ。また、隙間があることで高密度のマイクロファイバーはより速く水分吸い上げることができます。メイクブラシ専用速乾タオル(速乾ブラシスタンド付き)は髪の毛よりも細い糸を使った、素早い吸水力と速乾性が特徴の繊維です。髪や肌にそっと当てるだけで細かな水分までしっかりと吸い上げ、その圧倒的な乾きの速さは綿100%のタオルと比較すると3分の1もの差があります。■肌さわりの滑らかさでメイクブラシの負担を最小限に!布を作るための編み機で生産した、今までにないふわふわ感のあるタオルです。生地に厚みとクッション性が生まれ、そのふわふわ感はまるで毛布のよう。さらにパイル生地のループ状の部分をカット、シャーリング仕様にすることで滑らかな肌触りを実現しました。スナッキング(ひっかかり)が非常に少なく、摩擦で生じるメイクブラシの負担を軽減します。■使い勝手のよいサイズ感サイズは30cm×30cmフェイスタオルより少し小さめ、メイクブラシを3~5本洗浄される方、毛量の多いフェイスブラシ、チークプラシにもおすすめのサイズです。【「メイクブラシ専用速乾タオル(速乾ブラシスタンド付き)」概要】名称 : メイクブラシ専用速乾タオル(速乾ブラシスタンド付き)発売開始日 : 2023年5月29日希望小売価格: 1,500円(税抜) メイクブラシスタンド付きURL : <使用方法>1. メイクブラシを洗います。2. 洗浄後、メイクブラシの速乾タオルに包み、手で軽く押さえるようにして水分を取り除きます。3. 余分な水分を取り除いたら、速乾ブラシスタンドで穂先を下にして、自然乾燥させてください。【会社概要】商号 : 合同会社博雲堂代表者 : 代表社員 中村 秀子所在地 : 〒737-2414 広島県安芸郡熊野町中溝5丁目2-30設立 : 昭和5年4月設立事業内容: 熊野筆製造・卸販売等 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月29日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「セルフリミックス」です。リミックスとは、既存の曲の音源データを使い、それを自由に組み替えて新しくアレンジすることです。元の楽曲の違う一面を引き出したり、構成をガラッと変えてまったく別の曲のように作り上げることができます。僕はデビュー前からミュージシャン仲間などの依頼を受け、リミックスをいろいろ手がけてきました。同期ミュージシャンのヤバTは、シングルを出すたびにオーダーをくれ、毎回、僕のリミックスをシングルにつけてくれています。ほかにも秦基博さんの名曲「鱗」をリミックスさせていただくなど、さまざまなアーティストの楽曲に関わらせていただきました。そして今号のタイトルにある“セルフリミックス”です。セルフとあるように自分の楽曲を自分でリミックスすることを指します。意外と思われるかもしれませんが、僕はこれまでセルフリミックスに手を出したことがありませんでした。今回、新曲の「Knock Out」をパッケージリリースするにあたって、カップリングをどうしようかという話になり、前々号の連載で紹介したA&Rの光永ボーイが「リミックスをやってみてはどうか」と提案してくれました。シングルパッケージには表題曲の「Knock Out」と「なにをやってもあかんわ」の岡崎体育リミックスを収録しています。なぜ、これまでセルフリミックスをしてこなかったのかといえば、ほかの方が作った曲と比べて、自分の楽曲はリミックスがやりにくいんです。自分の楽曲は、自分自身でこれがベストと思ってひとつひとつを仕上げています。ここのアレンジはこんなふうにこだわって作ったものだとか、ひとつひとつのパートに意図がある。それをわざわざ組み直すことは、し難いのです。なので、これまで自分の曲をリミックスすることを避けてきました。カリフォルニアロールってすごくおいしいです。でも、日本の寿司職人がカリフォルニアロールを発想することはなかなか難しいと思います。“寿司はこうだ”という固定観念がありますから。セルフリミックスは寿司職人がカリフォルニアロールを作るようなもの。自分が持っている既存のイメージをどのように打ち破れるかがとても大変です。…と言いつつ、今回のセルフリミックス、めちゃくちゃ固定観念を打ち破ったいいリミックスに仕上がっております。ぜひ、CDで僕の新しいカリフォルニアロールを堪能してみてください!おかざきたいいく「Knock Out」のシングルパッケージ(CD+DVD期間生産盤)を5/24に発売。7月には対バン形式の自主企画イベントokazakitaiiku purezentsu“TECHNIQUE”」を東京・京都で開催。※『anan』2023年5月31日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年05月27日