岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。5回目となる今回のテーマは「関ジャニ∞(前編)」です。前の回(第3回)でもお話ししましたけど、関ジャニ∞さんには「えげつない」という楽曲を提供させていただいています。最初にお会いしたのはテレビ番組の『関ジャム 完全燃SHOW』にゲストで呼んでいただいて。自分をもっとも売り出さないとあかん時期に、なぜかおすすめの新人バンドを紹介する役で呼ばれてました。関ジャニ∞のみなさんはすごくいい感じのラフさがあって、緊張はしつつもお話ししやすかったです。そのあと『ミュージックステーション』でも一緒になったんですよね。そのとき僕は、“歌詞を忘れる”っていうのがテーマの、けっこう飛び道具的な曲をやったんです。そしたら曲終わりで村上(信五)さんがアドリブでいいツッコミを入れてくれました。まあ、よく考えればネタ曲ってわかるはずなんですけど、「これ放送事故!?」って、ざわっとしたお茶の間には、村上さんのツッコミですごくわかりやすくなったんじゃないかなと。さりげなくフォローしていただいてありがたかったです。次にMステ出たときもたまたま一緒で。なので、もうそのときには、リハの段階で村上さんに「また、つっこんでください」ってお願いしてしまいました。Mステでも僕、ひとりきりじゃないですか。それ見て、村上さんがススッて僕の隣に座ってくれて世間話とかしてくれるんです。そんなんがあって村上さんのことを、めっちゃ頼れる気のいいお兄ちゃんやんって思いましたね。楽曲を提供させていただいているので、先日、大阪・京セラドームでのライブにご招待いただいたんです。ライブはめちゃくちゃ最高で終演後に楽屋へご挨拶に行くと、メンバーのみなさんが出迎えてくれました。そしたら、他のメンバーのみなさんはライブ終わりって感じのラフなTシャツとかなんですけど、村上さんだけ真っ白のバスローブ着ていて。「うわ、マジTAKATSUKINGやん」って思いましたね。この人は、もうそういう域の人なんやと。村上さんは気のいいお兄ちゃんとかじゃない、ステージ1個上に立ってはる人なんやと思い知らされましたね。もしかしたら、バスローブの下にゴールドのネックレスもしてたんちゃうかな…。いや、多分してないんですけど。でも、もう片手にブランデーグラスと金のネックレスまで自然と浮かんで見えてくるレベルの佇まいでしたね。って、それもうマフィアそのものですやん!おかざき・たいいく2016年、『BASIN TECHNO』でメジャーデビュー。3月25日より岡崎体育ワンマンツアーが宮城・SENDAI GIGSを皮切りにスタート!※『anan』2018年1月17日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年01月16日岡崎体育の新連載「体育ですけど、オンガクです」が始まりました!第4回目となる今回のテーマは「紅白歌合戦」です。僕は今も実家暮らしです。おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に住んでいるので、やっぱり大晦日はNHKの『紅白歌合戦』を観て過ごしますね。それで23時45分になると『ゆく年くる年』でしょ。「ぼーーーーん」ってお寺の中継ね。テレビの鐘の「ぼーーーーん」を合図に年越し蕎麦出てきますよね。「ぼーーーーん」がゴングなんですよね。みなさんもそんな感じでしょうか?それともカウントダウンのパーティとか行ってるんですかね。いいですね。とはいえ、僕自身もここ数年は、ありがたいことにカウントダウンイベントに呼んでいただけることが多いので、大晦日に実家にいないことがほとんどです。一人っ子なんで、僕がいないと家族はさぞかしさみしいやろなと思います。できれば家で過ごしたいものです。だから、いつかは『紅白歌合戦』に出てみたいですね。紅白だったら画面を通して家族と大晦日感を共有できますから。それに、おじいちゃん、おばあちゃんを喜ばせてあげられる最高のステージじゃないですか。紅白に孫が出たことあるってかなりすごくないですか。これは孫冥利につきますよ。これまでの紅白の中でとくに印象に残っているのは、DJ OZMAさんの「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」ですかね。ああいう尖ったパフォーマンスを紅白でやっちゃうっていうのがすごい。紅白は格式があるし、幅広い年齢層が観るので、いろいろ制約が多いと思うんです。生放送ですし。でも、批判とか批評も覚悟の上で仕掛けていくっていうのがかっこいいです。僕も『ミュージックステーション』で口パクのネタ歌したりだとか、なにか奇をてらいたい、爪痕残したいっていう願望があるタイプなので、そういうパフォーマンスをするアーティストの方々っていうのはかっこいいと思いますし、紅白のステージでそれができるというのは、かなり憧れますね。僕が出られるとしたら何するかな?とりあえず紅組から出てみたい。紅とか白とかの壁を取り払いたいです。え、無理かな?無理か。それなら中継させてほしい。「地方在住で活動しているアーティストが今増えています」とか前振りしていただいて、地元の平等院から生中継。それを実家で観ているおじいちゃんとおばあちゃんのカットも映るとか、めっちゃいいわ。終わったらすぐ実家に帰れるのも最高ですね。おかざき・たいいく2016年、『BASIN TECHNO』でメジャーデビュー。’18年3/25より岡崎体育ワンマンツアーが宮城・SENDAI GIGSを皮切りにスタート!※『anan』2018年1月3・10日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2017年12月30日ミュージシャン・岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「アイドル」です。実は僕、アイドルにめちゃくちゃ疎いんです。意外ですか?意外ですよね。世代的には、モーニング娘。さんとか中高時代に好きなアイドルの1人や2人いていいはずなんですが、僕にはそれに当たる女性アイドルは存在しないんです。だからか、今でも同じレコード会社の乃木坂46さんたちと会社ですれ違っても目も合わせられません。マジです。小学生時代、なぜかうちの学年だけ男子の人数がめちゃくちゃ少なくて、女子のほうが3倍くらい多かったんです。男子は全部でたったの20人しかおらず、そのうち16人が野球部に入ってました。僕も遊び相手いなくなるの嫌なんで、もちろん入ってました。今でも、残りの4人は土日、何やってたんやろと思います。で、そうなってくると男子のクラス内ヒエラルキーがめちゃくちゃ低くなるんですね。女子が強くて男子が弱い。女子たちによる有力グループがいくつもあって、そいつらにいじられたくない、弱みをみせたくないという思いから、迂闊にアイドルの缶バッジとか下敷きとか手を出せないわけです。それで自然とアイドルに興味を持つという選択肢がなくなり、そのままの流れで中高と過ごしてしまった。で、今になって考えるとアイドル、めっちゃいいなあと思うんです。めちゃくちゃエンターテインメントじゃないですか。僕のやりたいことにも通じるものがある。さらに僕は1人で活動しているので、できるパフォーマンスに限界があって。グループであることの強みって半端ないなと思います。それを実感したのは初めて楽曲提供をしたときですね。僕の人生初の楽曲提供は、先週も紹介した私立恵比寿中学さん。「サドンデス」という楽曲中に、毎回、誰が勝ち残るかわからないダンスバトルが突如始まるという曲です。バトル要素強い曲って面白いなと思っていたんですけど、やっぱ1人じゃできないですから。それをエビ中にやってもらったら、メンバーたちも楽しんでくれるし、お客さんも毎回、誰が勝ち残るのか?という可変部分を面白がってくれる。今年はさらに関ジャニ∞さんにも「えげつない」って曲を提供させていただきました。これもフリースタイルラップで互いをディスり合う曲。…今のとこ、岡崎体育はアイドルをバトルさせがちって感じですが、今後ももっといろいろアイドルさんたちにエンタメ性ある曲を提供していきたいですね。おかざき・たいいく2016年、『BASIN TECHNO』でメジャーデビュー。今年、第20回文化庁メディア芸術祭「エンターテインメント部門 新人賞」を受賞。※『anan』2017年12月27日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2017年12月22日岡崎体育の新連載「体育ですけど、オンガクです」。第2回目となる今回のテーマは「さいたまスーパーアリーナ」です。前回、自己紹介として「盆地テクノ」についてお話しさせていただきました。もう一つ、僕にとって大事なキーワードが「さいたまスーパーアリーナ」です。いろんなところで敢えて公言しているんですけど、2020年までにさいたまスーパーアリーナでライブをすることを一つの目標にしています。なぜここかというと、名前がかっこいいから!…え、かっこよくないですか?ひらがなとカタカナを組み合わせた感じとか、あと、「○○アリーナ」はよくありますけど、「スーパー」ですよ。「スーパー」ついてる「アリーナ」って他にあります?ないんちゃうかな?…って、そもそも「スーパー」な「アリーナ」ってなんやねん。何がスーパーなのか。そこがまず気になる。きっと、どうスーパーかはステージに立った人間しかわからないと思うんですよね。だから、僕もさいたまスーパーアリーナのステージに立って、やっぱりここはスーパーだった…って思いたい。もう一つの理由が、音楽に本格的に取り組み始めたとき、最初に行った大きなライブ会場がさいたまスーパーアリーナだったんです。友達に誘われてニコニコ動画のイベントに行って。ニコ動の人気踊り手さんとか歌い手さんが参加していたんですけど、まあ、“プロではない”方々じゃないですか。その方たちがステージでパフォーマンスをしていて、それを見ているティーンエイジャーたちが熱狂している様にすごくショックを受けたんです。僕も、ネット発とかSNS世代のアーティストと言われることが多い。世間からの見え方としては近い存在だと思うんです。で、そのニコ動発信のみなさんがここまでやれるんなら、僕にもできるはずだ!とちょっと奮起させられたというか。パソコン1台と人間1人で、アリーナ1万6000人というキャパシティを熱狂させられたら、めちゃくちゃ気持ちいいんじゃないかと思いましたね。1万6000のお客さんって、けっこうすごい。昨年、カウントダウン ジャパンでそれぐらいの人数に僕のステージを観ていただいて。みんなの顔がわーっと並んでて、なに、なんか、もうこれ、モザイクアート?と思いましたね。目を細めたらモナリザ見えてくるんちゃうかってくらいのピクセル感で。1万6000画素ってデジカメならなかなかのものですよ。僕だけのための、そんな高画質な客席をいつか見てみたいっていうのが今のとこの最大の野望です。おかざき・たいいく2016年、『BASIN TECHNO』でメジャーデビュー。今年、第20回文化庁メディア芸術祭「エンターテインメント部門 新人賞」を受賞。※『anan』2017年12月20日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2017年12月13日岡崎体育の新連載「体育ですけど、オンガクです」が始まりました!第一回のテーマは「盆地テクノ」です。はじめまして、岡崎体育です。音楽をやっています。そんな僕の「オンガク」についての連載です。ひゃっほーい。anan読者に愛されるシャレオツ連載目指してがんばりまーす。うわーい。初回は自己紹介を兼ねて、僕が作った架空の音楽ジャンル「盆地テクノ」を知っていただこうかと。大学時代に続けていたバンドを解散して、どうする?ってなったとき、「テクノならパソコン1台でできる!」と一念発起してソロ活動をスタート。当初はテクノサウンド1本でやってたんですけど、レコード会社の人の目にとまりたい、お客さんにウケたいと、どんどん欲が出てきて、ステージングが徐々にコミック・テクノ・ポップ寄りになっていきました。そうなってくると「あれ?俺この程度でテクノを名乗ってたらテクノ界隈の人に怒られるな」と思いまして。それなら新ジャンルを作って逃げの姿勢を示そうと「盆地テクノ」の看板を掲げました。はい、クソですね。では、なぜ盆地なのか?テクノって「ブリティッシュ・テクノ」とか地域で区切られることが多いんですよ。僕は曲中に関西弁をよく使っていて故郷の京都で活動しているので、最初は「京都テクノかな?」という浅はかな考えに至ったんです。でも「京都」っていう歴史的都市と「テクノ」の双方に失礼になるだけやんと思って4秒で思いとどまりました。あぶねー。で、まぁいろいろ考えて「地形」っていうジャンルにたどり着いたんです。京都の主な地形=「盆地」をレペゼン(代表)してやろうと。まぁ同級生に「俺、盆地代表やねん!盆地!俺代表!ヒュー!」とか言ってるヤツいたらFacebookの友達申請とか絶対、拒否しますけど。でも、それがダサくていいなあと。それで頭に「盆地」をつけてお茶を濁しました。ダサい「盆地」って言葉と横文字の「テクノ」って言葉の組み合わせのバランスが絶妙で、僕は気に入っています。テクノポップとコミックソングが混ざったこの新しいジャンルこそが“岡崎体育”であり、“盆地テクノ”であることを覚えてもらえたら幸いです。ここまで書きましたけど、あれですね。全然、anan読者に愛されるような気配ないですね。クソやばいな。せめて最後にためになるようなこと書いて終わりますね。黒かベージュのタイトめのニットセーター着てポニーテールしてる女子はカワイイと思います。少なくとも僕はカワイイと思います。おかざき・たいいく2016年、アルバム『BASIN TECHNO』でメジャーデビュー。“BASIN”とは盆地のこと。今年3月、第20回文化庁メディア芸術祭「エンターテインメント部門 新人賞」を受賞。※『anan』2017年12月13日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2017年12月07日岡崎京子による漫画『リバーズ・エッジ』が実写映画化。主演に二階堂ふみを迎え、2018年2月16日(金)に全国で公開される。原作・岡崎京子、若者たちの生と欲望を鮮烈に描く繰り返されるリアルなセックスや暴力、日常を生きることに対する違和感など、若者たちの心の揺らぎをその作品の中で描いた岡崎京子。中でも雑誌「CUTiE」で1993〜94年にかけて連載された『リバーズ・エッジ』は、青春漫画の金字塔として熱狂的な支持を集める代表作の1つだ。若草ハルナ役に二階堂ふみ、山田役に吉沢亮自由に生きる女子高生・若草ハルナ役に二階堂ふみ、執拗なイジメに遭い、河原の死体を心の拠り所にしている同性愛者の山田役に吉沢亮、そして、死体の存在を共有するモデル・吉川こずえ役にSUMIREと、これからの日本映画の新時代を担う若手俳優たちが出演。そのほか、ハルナの恋人で山田をイジメる観音崎役の上杉柊平、山田への異常な愛を加速させる田島カンナ役の森川葵ら個性溢れる顔ぶれが、欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく高校生たちのリアルな姿に体当たりで挑む。『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲が監督メガホンを取るのは、窪塚洋介が主演を務めた伝説的な作品『GO』や、社会現象も引き起こした恋愛小説の実写化作品『世界の中心で、愛をさけぶ』などで知られる行定勲監督。原作に深く魅了されたという行定監督は、映画の中にオリジナルの仕掛けを加えるとともに、新しい岡崎ワールドを披露する。主題歌は小沢健二による書き下ろし小沢健二が、自身初となる映画主題歌を担当する。楽曲は、完全書き下ろしの「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」。かねてより原作者の岡崎京子と親交があったことにより、夢のタッグが実現した。また、楽曲にはメインキャストの二階堂ふみと吉沢亮も参加している。なお映画『リバーズ・エッジ』は、第 68 回ベルリン国際映画祭においてパノラマ部門で正式出品される事が決定している。ストーリー「若草さん、今晩ヒマ?僕の秘密の宝物、教えてあげる」。若草ハルナ(二階堂ふみ)は、カレシの観音崎(上杉柊平)がイジメる山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという摂食障害のモデル・吉川こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。その一方で、父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人・ルミ(土居志央梨)と同姓愛者であること隠した山田に好意を寄せるクラスメイト・カンナ(森川葵)は過激な愛情を膨らませていく。作品情報映画『リバーズ・エッジ』公開時期:2018年2月16日(金)出演:二階堂ふみ、吉沢亮、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨、森川葵監督:行定勲脚本:瀬戸山 美咲原作:岡崎京子『リバーズ・エッジ』(宝島社)主題歌:小沢健二「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」©2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
2017年11月10日京都・岡崎のロームシアター京都および岡崎エリアにて6月10日、11日に「京都岡崎音楽祭2017 OKAZAKI LOOPS」が開催される。3月25日午前10時より、チケット一般販売が開始する。劇場のロームシアター京都を中心に、平安神宮、劇場、美術館、公園、動物園、琵琶湖疏水等を有する京都の文化ゾーンのひとつである岡崎エリアで、2016年に続いて2回目の開催となる同音楽祭。今回も、音楽に加えて文学やメディア、アート、演劇といった多様なジャンルが融合し、ライブやトークイベント、作品展示などが行われる。6月10日は、第1回で存在感を発揮した京都出身の音楽家である高木正勝が手がけた映画作品の楽曲を、ピアノ(高木)とオーケストラ演奏(指揮・広上淳一、管弦楽・京都市交響楽団)で披露する「高木正勝オーケストラコンサート with 広上淳一 × 京都市交響楽団」(一般6,500円/当日7,000円、25歳以下4,000円)がロームシアター京都 メインホールで14時30分から開催される。また、同日17時30分からサウスホールでは、渋さ知らズと、ミュージシャンやダンサー約30名のメンバーで結成させた「渋さ知らズオーケストラ」(一般4,000円/当日4,500円、25歳以下3,000円)が演奏を披露する。6月11日14時30分には、ロームシアター京都 メインホールにて、気鋭のクリエイター集団アゲハスプリングス(agehasprings)プロデュースによる、J-POPアーティスト・エメ(Aimer)とOKAZAKI LOOPSストリングスが、文化と音楽の交点「node」をテーマにライブステージを繰り広げる「agehasprings produce <node_vol.1> featuring Aimer×LOOPS strings」(一般6,500円/当日7,000円、25歳以下4,000円)が、18時30分からは、小説家・平野啓一郎が毎日新聞朝刊で連載し、2016年4月に単行本化されベストセラーとなった『マチネの終わりに』の名シーンを朗読、さらに各場面に登場するギター曲をギタリストの福田進一が演奏する「『マチネの終わりに』を聴く -朗読会 × ギターコンサート-」が行われる。その他にも、野外ライブや、アーティスト・トーク、DJイベント、音にまつわる展示、回遊朗読劇、さらにはフードコートの設置なども予定されている。チケットの販売やイベントの詳細に関しては、公式サイト()にてチェック!【イベント情報】「京都岡崎音楽祭2017 OKAZAKI LOOPS」会期:6月10日~11日会場:ロームシアター京都および岡崎地域内の施設とそれらをつなぐエリア(ロームシアター京都、平安神宮、岡崎公園など)住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13およびその周辺
2017年03月25日なにこのふざけた名前に、ふざけた音楽!さらっと彼の作品に触れた人は、もしかしたらそう思うかもしれません。でもそれ、大間違い!岡崎体育、27歳。地元の京都でバイトをしながらメジャーデビューを掴んだ、今最も注目されている新人ミュージシャンの一人。オリジナリティ溢れる音楽を作る彼は、意外と消費者意識の高い、“ちょけてる”男子でした。***――デビューアルバムは、メンバーがいると取り分が減るからソロがいいと歌う「FRIENDS」など、思わず笑ってしまうコミカルな曲が話題になりました。一方で、切ないメロディと歌詞の、聴かせる曲も入っていました。その幅広さに驚いたのですが、どっちが本当の岡崎体育なんですか?岡崎:もともとインディーズで活動していたときから、ライブではみんなで歌うような楽しいネタ曲をやって、一方CDには宅録のマジメな曲を入れるというスタイルでした。だからどっちも岡崎体育ではあるんですけれども、メジャー1枚目は名刺代わりの一枚になるわけだから、両方入れたいと思ったんですよね。僕を知らない人に、まずはネタ曲で面白がってもらい、そこからマジメな曲に行き着いてもらえたらいいなって思って。でも、今までの曲を並べただけじゃ目立たないし、いくら大きなレコード会社から出してもらえるとしても、僕自身に話題性がないと、発注つかないですよね。それで、“強く打ち出せる曲を作るから、リリースを少し遅らせてほしい”とお願いをして、「MUSIC VIDEO」を書き下ろしました。――音楽のPVの“あるある”を解説する歌詞の曲ですね。あるあるを映像化したビデオで、岡崎さんを知った人も多かったのでは。岡崎:今の時代、動画投稿サイトとか、自分を表現する場所ってたくさんあるわけで、昔はメジャーデビューできたら「やった!」って感じだったと思いますが、今はそこからが大事。何かパンチを打たないと、そのまま流されちゃう。「MUSIC VIDEO」みたいな曲は、ネタ曲だし、狙って作った曲でもある。そういう意味で、バッシングや批判が出やすいリスクの高い作品ですが、それでもやっぱり話題にならなきゃ、ものを作る意味はない。あの、媚びてることがかっこ悪いって風潮、あるじゃないですか。「MUSIC VIDEO」は、媚びへつらってる曲に聞こえる人もいると思う。でも、それも振り切って極めれば、逆にカッコいいと思うんですよ。もちろん僕は、信念を持って自分の音楽を発信している人も、カッコいいと思いますし。いずれにしても、思い切りやりきることが大事。――それはこういう取材や撮影、ライブにも言えること?岡崎:はい。自分がイケメンじゃないことは理解してますが、それをわかってる上でカッコつけまくれば、それもそれでカッコいいと思うし、ライブでちょけてるのも…ちょけてるってわかります?――標準語だとなんでしょう?岡崎:調子に乗る、とかが近いかなぁ。で、ちょけてるときも、照れてたらお客さんに伝わるんですよ。だからどんなことでも、やる以上は恥を捨てて、全力でやる。――なんだか、ご自身の存在や売り出し方に対して、非常に客観的なスタンスですね?岡崎:一人っ子だから、ですかね。家に同年代の子がいないから、僕は逆に、自分に対して客観的になりがちだったのかも。一方で一人っ子は一人遊びが多いから、必然的に何かを作る時間が増えますよね。で、親は作ったものを全面的に褒めてくれるんで、その快感を覚えちゃうんです。結果、“もっと褒めて!褒められたい~!”って強く思うようになる。それが僕の活動の根源ですね、今も。◇おかざき・たいいく1989年生まれ、京都府在住。中学時代に作曲に目覚め、大学でバンド活動を。半年のサラリーマン生活を経て、'12年より“岡崎体育”名義で音楽活動を始動。'16年5月にアルバム『BASIN TECHNO』(ソニー・ミュージック)でメジャーデビュー。◇焼酎「JINRO」のCMに出演中。CMで流れているオリジナルソング「割る!」が、iTunesなどで配信限定発売中。現在フジテレビほかで深夜に放送中のアニメ『舟を編む』のオープニングテーマに抜擢された『潮風』が、12/7に期間生産限定シングルとして発売予定。ライブなど、その他情報はオフィシャルサイトで。www.okazakitaiiku.com/※『anan』2016年10月12日号より。写真・下屋敷和文
2016年10月07日京都岡崎音楽祭「OKAZAKI LOOPS」が9月3日、4日(2日は前夜祭)に、京都・岡崎内の施設と周辺エリアにて開催される。「OKAZAKI LOOPS」は、今年1月にリニューアルオープンしたロームシアター京都を中心にした岡崎エリアを舞台に開催される新しい形の音楽祭。バレエダンサーの首藤康之、音楽家の高木正勝、現代美術家の名和晃平、京都市交響楽団常任指揮者の広上淳一、西陣織の老舗・細尾の細尾真孝という5名のディレクターを中心に、音楽ライブやダンス公演、トークショー、ワークショップ、作品展示、フードコートなどの多彩なプログラムが展開される。今回は、プログラムのひとつである特別展示「『音』をとらえる」の詳細内容が発表された。同展ではロームシアター京都のプロムナードにて、“音”という形のないものを様々なマテリアルや現象としてとらえる7組のアーティストたちによる作品が展示される。ラインアップは、闇の中で音の粒と粒が飛び跳ねたりうねったりし、音の現象がまるで生き物のように感じられる新しい聴覚体験ができるサウンドインスタレーションの他、レコードのシリコン型に水を入れて凍らせた氷のレコード、楽譜の印刷された紙を用いたミュージックインタフェース、音楽と同期して歌詞が表示される次世代型スピーカーなど。その他、9月4日に公演される「OKAZAKI ANBIENT」には、みやこめっせで公演が決定した「『ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律』コンサートwith京都市交響楽団」に出演する蓮沼執太、澤井妙治、クリスチャン・フェネスらがスペシャルゲストとして参加する予定だ。また、2日には前夜祭が行われる。ロームシアター京都 メインホールを会場に、一夜限りで「―SYMPHONIC EVOLUTION SPECIAL―YEN TOWN BAND ORCHESTRA」が結成。京都市交響楽団と小林武史プロデュースのバンド、YEN TOWN BANDや、Salyu、藤巻亮太らがコラボレーションした贅沢なステージが堪能できる。
2016年08月12日「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」が、7月30日から9月11日まで、伊丹市立美術館(兵庫)で開催される。『pink』『東京ガールズブラボー』『リバーズ・エッジ』などで知られる漫画家、岡崎京子。下北沢の理髪店に生まれ育ち、短大在学中にデビュー。1985年に初めての単行本『バージン』を刊行した。以後、漫画雑誌をはじめ、週刊誌やファッション誌、音楽雑誌を舞台に次々と作品を発表してきたが、1996年に不慮の事故によって活動を休止。それ以後も、未完作品の出版や復刊が相次ぎ、2012年には、蜷川実花がメガホンをとり『ヘルタースケルター』が映画化されるなど、現在も新たな読者を獲得し続けている。昨年、東京・芦花公園の世田谷文学館でも開催されて話題を集めた本展は、女の子たちの夢や憧れを紡ぐ少女漫画とは対照的な、都市に生きる少女の日常、変容する家族像、高度資本主義下における女性の欲望や不安といった、時代の現実を果敢に描き続けた岡崎京子の、これまでの仕事を取り上げる大規模な展覧会。会場では、幻の単行本未収録作品も含む300点以上の原稿や原画をはじめ、学生時代のイラストやスケッチ、1980年から1990年代の作品掲載誌などが展示される。また、祖父江慎とコズフィッシュがデザインを手掛け、多数の原画や単行本未収録の作品、よしもとばなな、小沢健二らによるエッセイなどを掲載した約400ページにおよぶ展覧会公式カタログも販売される。なお、本展は12月3日から2017年の1月22日まで、福岡の三菱地所アルティアムに巡回する。【イベント情報】「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」会場:伊丹市立美術館住所:兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20会期:7月30日~9月11日時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)料金:一般800円、大高生450円、中小生150円休館日:月曜日
2016年07月10日タレントの田中律子が、15日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』(毎週水曜19:00~19:56)に出演し、学生時代の思い出の品に涙を見せる。この番組は、ゲストの学生時代の同級生の"今"を調査していくもの。田中が気になる同級生として挙げたのは、中学時代、男女から人気があった学年のマドンナだ。同じサッカー部の男子を好きになっていたことが分かり、ギクシャクした仲になったこともあったそうだが、サバサバして活発だったことから、現在は専業主婦ではなく、バリバリ仕事をしていると、田中は予想。そこでスタッフが調査をすると、米・ロサンゼルスにいることが判明し、サプライズで出てきた当時の思い出の品に、田中は思わず涙を見せる。また、小学校時代の田中に「お前と付き合ってやるよ」と上から目線で言ってきた男の子の現在も判明。さらに、石塚英彦もゲスト出演し、「缶蹴りで鎖骨を折った同級生」や「ヤギの乳=ハニーミルクの工場の息子だった同級生」の現在が明らかになる。
2016年06月14日2015年10月9日(金)よりTOKYO MXほかにて放送されたTVアニメ『新妹魔王の契約者 BURST』。最終話の放送を終えた12月20日(日)、ライブイベント「Metamorphose(メタモルフォーゼ) 幻のファースト・ライブ」がTSUTAYA O-EASTにて開催された。出演したのは、オープニングテーマを歌唱した石田燿子、織田かおり、美郷あき、緒方恵美ら4人から成るユニット「Metamorphose」のほか、エンディングテーマ担当の「Dual Flare」、さらにキャスト陣から朝井彩加(成瀬澪役)、福原香織(成瀬万理亜役)、ブリドカット セーラ 恵美(野中柚希役)、野水伊織(野中胡桃役)の計10名。まずは新人声優の山田悠希と山田奈都美によって結成された「Dual Flare」の2人がオープニング・アクトとして登場。TVアニメ『新妹魔王の契約者 BURST』のエンディングテーマ「Temperature」を披露した後、人前で歌うのは初めてだという「あいのうた~believe~」「OWN WAY」の2曲を初々しくも精一杯歌いあげた。会場のテンションが高まった中、ステージが暗転して「Metamorphose」の4人が登場。ユニットとして担当していたTVアニメ『新妹魔王の契約者 BURST』オープニングテーマ「Over The Testament」を4人で力強く歌唱した。その後、12月16日に発売されたアルバム「Metamorphose1」より、それぞれが作詞とメインボーカルを担当した「体温」「Refrain」「プロローグ」「Beat the Wings!」の4曲を披露。メインボーカルを務める楽曲以外は、残りの3人でコーラスを担当する、という豪華すぎる歌のパフォーマンスに会場に訪れたファンたちは大盛り上がりとなった。続いて、アニメのメインキャストを務めていた朝井、福原、ブリドカット、野水の4人が登場するトークコーナーへ。アニメ最終話である第10話が生コメンタリーつきで上映されたほか、「新妹魔王の契約者」イベントでは恒例となっている「妹トーナメント」という最高の妹を目指すためのゲームコーナーを実施。「妹トーナメント」では野水が不動の1位として今回も勝利し、妹チャンピオンベルトが贈呈された。そして再び「Metamorphose」の4人によるライブコーナーへ。ここでは、それぞれが自身の持ち曲をソロで歌唱。トップバッターで登場した織田かおりは「本気の嘘」を、美郷あきは「DESIRE」、石田燿子は「ストライクウィッチーズ~わたしにできること~」、そして緒方恵美は自身がヒロイン・ワルキューレ役を務めたテレビアニメ『円盤皇女ワるきゅーレ』の挿入歌で岡崎律子と日向めぐみのツインボーカルユニット『メロキュア』の「Agape」を披露した。緒方が歌い上げた後、「Metamorphose」の残りの3人を呼び込み、再び4名が揃った中で「Over The Testament」を歌唱。さらにパワーアップしたパフォーマンスに、この日一番の一体感が生まれ、会場全体が歓声や拍手で応えた。そして最後に、登壇者全員が一言ずつコメントを述べ、イベントの幕を閉じた。(C)2015 上栖綴人・Nitroplus/KADOKAWA/「新妹魔王の契約者BURST製作委員会
2015年12月21日東京糸井重里事務所は、9月1日に発売される「ほぼ日手帳2016」の「WEEKS」シリーズとして、マンガ家・岡崎京子氏の絵をモチーフにした「岡崎京子 リバーズ・エッジ」を発売する。販売店は、Webショップ「ほぼ日ストア」およびロフト、東急ハンズ、紀伊國屋書店、丸善、Amazon、楽天ブックスなど、ほぼ日手帳 WEEKS 取り扱い書店。価格は3,240円(手帳本体+クリアカバー+下敷き)。今回発売される「岡崎京子 リバーズ・エッジ」は、漫画家・岡崎京子氏の代表作「リバーズ・エッジ」の鉛筆画が表紙になった、ほぼ日手帳「WEEKS」シリーズの新ラインナップ。デザインは、2015年はじめに開催された「岡崎京子展」を手がけたコズフィッシュのブックデザイナー・祖父江慎氏と鯉沼恵一氏が担当。表紙に描かれている鉛筆画は、「リバーズ・エッジ」初版本のカバーに使われていたもので、 原画の汚れやノイズが積極的に活かされている。真っ白な布地の裏表紙には男の子も印刷され、しおりや見返しの模様にも、通常のWEEKSとは異なる白を際立たせる仕様が施されている。また、特典として、岡崎京子氏の物語集 「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね」からの一文が印刷されたクリアカバーと、「ヘルタースケルター」のイラストが入った特製の下敷きがもれなく付属する。なお、WEEKSシリーズは、1週間分のスケジュールを見開きに収めた週間タイプの手帳。スーツの内ポケットやズボンの後ろポケット、女性用かばんのポケットにも収まる、携帯しやすいウォレットサイズで、全240ページのボリュームがありながら厚みは約10ミリ、重さは130~140グラムとスマートフォンと同程度となっている。一週間にひとつずつ「ほぼ日」のコンテンツから厳選した「週の言葉」を掲載されるほか、全国主要都市のJR、地下鉄、私鉄の路線図が1枚にまとまった「ほぼ日の路線図 2015」のミニサイズ版が標準装備されている。
2015年08月21日愛知県岡崎市の岡崎公園では12月1日から2013年2月17日までの期間、「ヱヴァンゲリオンと日本刀展」を開催する。同イベントは、ヱヴァンゲリヲン新劇場版最新作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開に合わせた企画。日本の伝統工芸の集合体である日本刀が、ヱヴァンゲリヲンの世界とコラボレーションする。今回の新作18点は、日本古来の伝統的な技法を用い、2次元のアニメーション中に存在する刀剣の世界を3次元で具現化したもの。さらに昔から伝わる刀匠の作品・甲冑(かっちゅう)などもあわせて展示する。今回は、「三河武士のやかた家康館(第1会場)」と「岡崎城(第2会場)」の2会場で実施する。三河武士のやかた家康館ではセカンドインパクト短刀や零号機仕様の脇指(龍と槍)、 マゴロクソード(刀)、カウンターソード(脇指)などを展示。岡崎城ではロンギヌスの槍やプログレッシブナイフ、エヴァンゲリオン初号機型(かぶと)などを展示する。開館時間は9時から17時まで。休館日は12月29日から31日。三河武士のやかた家康館の入場料は大人350円、小人200円、岡崎城は大人200円、小人は100円。両館共通利用券は大人500円、小人270円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月02日2月に離婚届提出。2012年3月7日、タレントの田中律子が2月始めに離婚したことを自身のブログで「報告」というタイトルで発表した。田中律子は1997年に結婚して現在中学生の長女が一人いる。離婚の原因はブログには書かれておらず、15年の結婚生活の終止符は色々悩んで考えた末の結論だとなっている。まだ中学生の長女とも昨年から相談したり、話し合ったとある。心配をかけましたが、新しくスタートします。「子どもには本当に申し訳ない形となった」といい、周りのお世話になった人たちにも心配をおかけしてすいませんと謝罪している。新しいスタートを踏み出す田中は、娘も多感な年頃ですので、どうぞ静かに見守っていただけるとうれしいです。と締めくくって報告を終わらせている。元の記事を読む
2012年03月09日現在もカルト的な人気を誇る岡崎京子の傑作コミック『ヘルタースケルター』が蜷川実花監督、沢尻エリカ主演で実写映画化され、7月14日(土)に公開されることが発表された。その他の写真『ヘルタースケルター』は1996年に連載を終えるも直後に岡崎が事故に遭い、2003年になって単行本化された作品。醜い容姿に生まれながら完璧な骨格を持っていたことから全身整形を施しファッションモデルとして活躍する主人公りりこと、彼女の周囲でうごめく謎の事件を追う検事・麻田の物語を主軸に、美醜と欲望がうずまく人間の普遍的な側面を描いた作品。「岡崎京子さんの大ファン」という蜷川監督は、初監督作『さくらん』を手がける前から本作の映画化を希望していたそうで「7、8年待ち続けました。こんなに自分の人生で何かを待ったことはなく、今これからクランクイン出来る事にとても興奮しています」といい、主演の沢尻について「東京という街に消費されていく、人々の欲望処理装置としてのりりこ。女性の持つ驚くほどのか弱さと、図々しいほどのたくましさを持つこの主人公を演じられるのは、歓声と罵声をあび続けた沢尻エリカ以外、今のこの東京では考えられません」とコメント。沢尻は「実花ワールドにどう染めてもらえるか、今から楽しみです。豪華なキャストの方との共演、そして本当に一流のスタッフが集結する作品なので、現場でクリエイトしながら、ぶつかっていきたいなと思っています。気合は十分です。沢尻、女優として、ひと肌脱ぎます」と意気込みを語っている。事故以来リハビリを続けている岡崎に変わって家族代表としてコメントを発表した弟・忠氏は「作者は、作品を通じて役者がどのようにりりこを演じるのか、大変興味を示しております。『原作に忠実に行うのも、演者の体内を通してどのように変貌するのかも、受け入れる準備は出来ている』との事です。又、『新たな解釈での新たなりりこを見てもみたい。』と」といい、「とにかく今、自分が新たな作品を世の中に輩出できないので、自分の作品を通じて、『ヘルタースケルター』がどの様に実写化されるのか、また、俳優、 女優の方々のキャスティングや、監督の手腕で作品がどう昇華されてゆくのかなど、大変興味深く見守りたい」という岡崎の声を伝えている。沢尻のほか、大森南朋 寺島しのぶ、綾野剛 水原希子 新井浩文らが出演し、脚本は『陰日向に咲く』の金子ありさが担当。1月中旬にクランクインし、7月14日(土)にアスミック・エースの配給で全国公開される。『ヘルタースケルター』7月14日(土) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年01月11日