熱血漢を絵に描いたような刑事に、クールで非情な外科医に、規格外の頭脳を持つ世間ズレした御曹司。役の振れ幅は多岐にわたるのに、気付けばどれも「織田裕二」じゃないと成り立たない。そんな唯一無二の俳優である理由は、彼がずっと持ち続ける情熱にありました。シリアスな表情を浮かべたかと思えば、ふいに顔をくしゃくしゃにして笑ったり、わざと畏まってみせたり。カメラの前の織田裕二さんは、すでに何かの役を演じているかのよう。控えめながら圧倒的な存在感と輝きに、つい視線を捉えられてしまう。「小さい頃に憧れていたのは、ルパン三世。特に初期のシリーズが大好きで、ハードボイルドでかっこよかったんですよ。それから、ジョージ・ベンソンの『Turn Your Love Around』という曲があって、今考えると小学生が聴くにはちょっと大人っぽい歌だったんだけど、そういう世界観が似合う大人にも憧れていました。だから、早く“おっさん”になりたかったですね」青年期を通じて、常に“大人”に特別な思いを抱いていたという織田さん。そしてまさに今、幼い頃から自分が憧れていた年齢となり、気づいたことがある。「生まれてから20代後半までの成長に比べれば、それ以降の成長は、ごく小さなもの。今でも、自分はどれだけ成長したんだろうと不安になったりもしますよ。ただ、そうやって『なかなか成長しねーな』と日々思いつつ、ときどき自分を目覚めさせてくれるものが、いい作品との出合いだったりするわけで。僕にとっての成長は、なだらかな曲線というよりは、階段を少しずつ上っていくイメージなんです」4年ぶりの主演映画『ボクの妻と結婚してください。』も、そんな織田さんの新しいステップの一つ。この作品では、がんで余命6か月を宣告される放送作家という難役に挑戦した。「ようやく自分の求めていた作品に出合えたと言ってもいい。余命宣告を受けた夫が奥さんの再婚相手を探すなんて突拍子もないストーリーに、僕も最初は『え?』と思ったけど、三村修治という役を演じているうちに、彼の行動の意味が少しずつ理解できたような気がして。普段はまったく演技で泣けないのに、涙がボロボロ止まらなかったのも初めての経験でした。まるで夢の中でシャワーを浴びて、自分自身が生まれ変わったような、そんな気持ちになっていました」殊に作品や演技の話となると、織田さんの饒舌は止まらない。熱い言葉の端々から、“演じることが好きでたまらない”という思いが漏れ伝わってくる。「僕は不器用なので、好きなことじゃないと夢中になれない。だからいちばん好きなことを仕事にしたんです。もっと演じたい役や作品は山ほどあるし、先輩方にもまだいろんなことを教わりたいと思うけれど、僕ももうすぐ50歳ですからね。映画だと1年に1本として、あと何作演じられるのか。とにかくすべての作品がカウントダウンだと思って、勝負していくのみです」◇おだ・ゆうじ1967年12月13日生まれ、神奈川県出身。主演映画『ボクの妻と結婚してください。』は、TOHOシネマズほか、全国で公開中。10月クールのドラマでは、『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)でも主演を務める。◇ジャケット¥174,000デニムパンツ¥65,000スニーカー¥75,000ニットトップス、ベルトは参考商品(以上FENDI/フェンディ ジャパンTEL:03・3514・6187)※『anan』2016年11月16日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・大迫靖秀ヘア&メイク・中嶋竜司(HAPP'S)インタビュー、文・瀬尾麻美
2016年11月10日俳優の織田裕二が4年振りに主演を務める『ボクの妻と結婚してください。』の初日舞台あいさつが11月5日、都内で行われ、織田をはじめ、共演する吉田羊、原田泰造、込江海翔(子役)、三宅善重監督が登壇した。初日舞台あいさつ その他の写真放送作家として活躍する樋口卓治の同名小説を原作に、余命宣告を受けた男・修治(織田)が、家族の未来のために妻(吉田)の結婚相手を探す姿を描く。原田が修治の見初めた妻の結婚相手を演じる。織田にとっては『踊る大捜査線 THE FINAL新たなる希望』以来、4年ぶりの主演作となり「長かったような、あっという間だったような…。初心に戻り、エンジンをかけ直せる作品って何だろうって思ったら、この作品に出合いました」と銀幕復帰をしみじみ語っていた。妻を演じる吉田は「織田さんといえば、熱くて硬派なイメージ。それはもちろんなんですが、現場にいる子役たちとの遊び方が上手で、子ども好きな一面を見ることができた。とてもラッキーでした」と織田の素顔を明かした。また、息子役の込江は「織田さんはとても真面目な人というイメージがあった」と明かし、さすがの織田も苦笑い。それでも「実際は僕に話しかけてくれて、穏やかで明るい人だったので、一緒にやりやすかったです」と語ると、織田は「ありがとうございます!」と小さくガッツポーズ。愛する“妻子”からの言葉に、織田は「とにかくこの家族は最高ですし、寒い時期の撮影でしたが、心はポカポカしていた」と改めて感激しきりだった。一方、原田は「僕のなかにあるクリーンな印象を総動員した」と役作りを振り返り、「織田さんは、映画俳優・織田裕二ということを忘れさせるほど、役になりきっていて、僕も役に没頭できた」と織田の役者魂をたたえていた。『ボクの妻と結婚してください。』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年11月05日俳優の織田裕二が11月5日(土)、主演作『ボクの妻と結婚してください。』の初日舞台挨拶に登壇。4年ぶりの主演映画公開に際し「初心に戻れるような、エンジンをかけ直せる作品ってなんだろうって思ったら、この作品に出合った」と感無量の面持ちだった。樋口卓治による同名小説を実写映画化。余命宣告を受けた放送作家の修治(織田さん)が、愛する家族の未来のために、妻・彩子の“最高の結婚相手”を探し出そうと奔走する。東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われた舞台挨拶には織田さんをはじめ、妻役の吉田羊、共演する原田泰造、子役の込江海翔、三宅善重監督が登壇した。「この4年は長かったような、あっという間だったような…。とにかくこの家族は最高ですし、寒い時期の撮影でしたが、心はポカポカしていた」とかみしめる織田さん。現場での“パパぶり”に話題が及ぶと、吉田さんは「よく子役の子たちと遊んでいたし、織田さんの子ども好きな一面を知れたのはラッキーだった」と明かしていた。また、息子を演じた込江くんが「織田さんは、演技をするのにとても集中する、真面目な人っていうイメージがあった」と打ち明けると、織田さんは「そう?」と言わんばかりに照れ笑い。「でも、実際は話しかけてくれて、穏やかで明るい人だったので、一緒にやりやすかったです」(込江くん)、「ありがとうございます」(織田さん)と微笑ましいやりとりを繰り広げた。修冶の見初めた“結婚相手”を演じる原田さんも、「織田裕二っていう存在を忘れるくらい役に没頭していた」とその役者魂に脱帽し、「街の人に声をかけられる姿を見て、『あっ、この人、織田裕二なんだ!』と気づかれるほど」と共演をふり返った。『ボクの妻と結婚してください。』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボクの妻と結婚してください。 2016年11月5日より全国東宝系にて公開(C) 2016映画「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会
2016年11月05日映画『ボクの妻と結婚してください。』のカップル限定試写会が10月23日(日)に開催され、主演の織田裕二と主題歌を歌う中島美嘉が出席。イベント後半にサプライズで予定されていた中島さんが主題歌を歌うという企画を、織田さんが冒頭でバラしてしまうハプニングもあった。余命宣告を受けた男が、愛する妻と子供のために、妻を心から愛してくれる最高の結婚相手を探し出すという、一風変わったラブストーリー、家族のきずなを温かく描き出す。この日は、カップル限定試写会ということで、男性の割合が女性と同じという、こうしたラブストーリーにしては珍しい構成になっていたが、織田さんは「男性でも、『おれ、泣けたよ』って方はいますか?」と男性の反応をチェック!手が上がると「よかったです。女性はもちろん男性にも見てほしいと思っている映画なので」と嬉しそうな表情を見せた。さらに織田さんは、中島さんが歌う主題歌「Forget Me Not」についても言及し「主題歌を聴くだけで、パブロフの犬じゃないけど涙腺が刺激されちゃう」と語る。この日は、イベント後半に、中島さんが初めて観客の前で、しかもフルバージョンで同曲を披露することになっており、それはこの時点では、観客は知らないサプライズ企画だったが、織田さんは感激のあまり(?)「今日は生歌が聴けるんですよね?」とポロリと漏らしてしまう。すぐに気づくも後の祭りで、会場は拍手と笑いに包まれたが、中島さんは「気が楽になりました!ありがとうございます」と逆に、緊張をほぐされて感謝!織田さんに「わざと言ってくださったんですよね(笑)」とニヤリ。織田さんはやってしまった…といった感じで苦笑いを浮かべていた。トークでは、観客からの質問も受け付けたが、夫婦を描く映画とあって、織田さん、中島さんの夫婦のあり方に関する質問が次々と飛び出し、二人とも防戦一方…?「パートナーと仲良くする秘訣は?」という質問には織田さんが質問者の女性に「僕らも知りたいです。教えてください!」とお願い。質問者の女性が「思いやりを持つよう気をつけているけど、ケンカが増えてきて…」と明かすと織田さんは「ケンカはいいことのような気がします。(劇中の)三村夫妻は、いまの日本で割とよくある夫婦。夫は仕事を頑張ってて、妻も子どもも大事に思ってるけど、それを全く行動に出せてない(苦笑)。もし子どもを誰かに預けられたりするなら、(夫婦2人きりで)一緒に食事に行くとか、お父さん、お母さん、子どもという三角関係ではなく、たまには男女の関係になるのがいいかも」と回答。中島さんは、バレーボール選手の清水邦広を夫に持つが「職業や相手によると思いますが、うちは特殊な仕事をしているダンナなので、試合の後はあまり(敗戦などについて)触れなかったり、気を遣うようにしています」と明かした。また「相手のどんな言葉にグッとくるか?」という質問に織田さんは困惑。「難しいですね。でもやっぱり…いや、恥ずかしくて言えなくなりました。ベッタベタなセリフが浮かんだんですが…」と照れくさそうに語ると、中島さん、三宅喜重監督から「言いましょう!」「聞きたいです」と促され、会場からも熱い拍手が!織田さんは観念した表情で「“あ”ではじまり、“る”で終わる言葉です(笑)」と「愛してる」という言葉を示唆し、会場をわかせた。そして、予告通りのサプライズ(?)で、イベントの最後に中島さんが主題歌「Forget Me Not」を熱唱!観客は中島さんの切ない歌声に酔いしれ、織田さんも「最高です。いろんなことを思い出しちゃいました」と興奮気味に称賛を送っていた。『ボクの妻と結婚してください。』は11月5日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボクの妻と結婚してください。 2016年11月5日より全国東宝系にて公開(C) 2016映画「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会
2016年10月23日女優の土屋太鳳が16日、神奈川・鎌倉の古民家ギャラリー「一期一会」にて、きょう16日スタートの織田裕二主演ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系 毎週日曜21:00~)の囲み取材に応じた。同ドラマは、織田演じる貴族の末裔で"IQ246"という異能を持つ天才・法門寺沙羅駆(ほうもんじ・しゃらく)が、世にはびこる難事件を驚異的な頭脳で解決するミステリー。沙羅駆の屋敷が北鎌倉にあるという設定なことから、このたび鎌倉駅近くの鎌倉小町商店会とのコラボレーションが決定し、沙羅駆と行動を共にする猪突猛進型の刑事・和藤奏子役の土屋太鳳が初回放送当日に鎌倉を訪れた。土屋は、鎌倉での沙羅駆の屋敷のシーンの撮影について、「鎌倉は時間の流れが違うので、その空気感が奏子に違和感を生ませている。役作りにはすごいありがたい時間の流れ」とコメント。「鎌倉は小さい頃から家族で来ていた。鶴岡八幡宮とか海とかに来ていました」と鎌倉での思い出を明かし、「古民家のような古い文化と現代が組み合わせっている感じがすてき」と魅力を語った。そして、主演の織田について「現場に入るとずっと沙羅駆さん。カットかかっても本番が続いている感じ」とストイックな役作りを明かし、「私もすごくいい意味でずっと奏子でいられています。リアルな奏子を演じられていると思います」と充実した表情。沙羅駆は独特な話し方が特徴だが、「沙羅駆さんのしゃべり方と母のしゃべり方が似ていて、すっごいドキドキするんです」と母親とのまさかの共通点も明かし、「お母さんもIQ246?」と言われると、「あってもおかしくないんじゃないかなって。すごい宇宙人みたい」と笑った。なお、ドラマ放送期間中(10月16日~12月中旬)は、小町通りにコラボフラッグを掲出し、商店会加盟店舗にもポスターを展示。また、10月17日~10月29日には、古民家ギャラリー「一期一会」をスタート・ゴールとする商店会でのスタンプラリーも実施し、スタンプを集めるとドラマの特製グッズがもらえる。
2016年10月16日日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」の特別試写会が10月14日(金)、都内にて開催され、主演の織田裕二、出演の土屋太鳳、ディーン・フジオカが舞台挨拶に出席。トークの中で土屋さんが、織田さんへの憧れを明かす場面があった。本作は、やんごとなき貴族の流れを汲みながら、時の権力とは無関係に、代々ありとあらゆる学問のみを探求してきた法門寺家の末裔で、現当主の法門寺沙羅駆(ほうもんじ・しゃらく/織田さん)が、嫡子だけに連綿と受け継がれる“IQ246”という異能を武器に、世にはびこる難事件を鮮やかに解決するミステリー。沙羅駆を警護するために派遣された刑事・和藤奏子(わとう・そうこ)を土屋さんが、法門寺家に代々仕える当代の執事・賢正(けんせい)をディーンさんが演じる。異質な役を演じる織田さん、ディーンさんと一緒に登壇した土屋さんは、マイクを持つと、言葉をひとつ、ひとつ区切りながら、「法門寺の、護衛をする、捜査一課の、新人刑事、そして、思い込んだら突き進む、猪突猛進のタイプであり、この3人で唯一、一般的な家庭で育った(という役柄の)女性、和藤奏子を演じます、土屋太鳳です」とあいさつ。言い終わると「ああ、言えました!」と嬉しそうに声に出した。土屋さんの愛くるしい姿に会場中がメロメロとなり、織田さんとディーンさんは「すばらしい!」と絶賛。土屋さんは、同作で初の刑事役に挑む。「刑事役というのはやはり、演技のお仕事をしていれば、一度はやってみたいと憧れる役です」といい、「私もずっと憧れを持っていましたので、いま、本当に幸せですし、気合いを入れて、奏子の時間を噛み締めています」と目を輝かせた。土屋さんは、10月8日に放送された「オールスター感謝祭」(TBS系)の名物コーナーである「赤坂ミニマラソン」に本作の代表として参加し、ほかの女性参加者を寄せ付けない走りを見せた。ゴール後に力尽きて倒れ込んでしまうほどの土屋さんの渾身のパフォーマンスに称賛の声が多く寄せられているが、土屋さんにMCから「『オールスター感謝祭』での激走」について質問される一幕があった。MCから「どんな思い入れがあったのですか?」と尋ねられると、土屋さんは、「小さなころからずっと、映像を通してなど、織田さんから勇気やパワーを頂いていました。ディーンさんもそうですし、中谷美紀さんもそうです」と織田さんをはじめとする「IQ246」の共演者たちへの憧れを言葉にした。土屋さんは、「(憧れていた人たちが集結し)こんなにすてきなドラマはないなと思いました。だから、それを伝えられたらいいなと思って、気合いを入れて走りました」と胸の内を明かした。続けて、「折り返し地点で、織田さんたちと目を合わせて4周を走ったのですけど、そのおかげで、安心して全力で走ることができたと思います」とふり返った。満面の笑顔を浮かべながら、隣にいた織田さんに「ありがとうございます」と感謝。そんな土屋さんに会場から大きな拍手が贈られた。日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」は、10月16日(日)21時よりTBS系にて放送開始。(初回は20分拡大放送)。(竹内みちまろ)
2016年10月14日俳優の織田裕二が14日、都内で行われた10月16日スタートの主演ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系 毎週日曜21:00~)の舞台挨拶に登壇し、"IQ246の天才貴族"という今回の役に苦戦したことを明かした。同ドラマは、織田演じる貴族の末裔で、嫡子だけに受け継がれるという"IQ246"という異能を持つ天才・法門寺沙羅駆(ほうもんじ・しゃらく)が世にはびこる難事件を驚異的な頭脳で解決するミステリー。沙羅駆を警護するために警視庁から派遣された猪突猛進型の刑事・和藤奏子(わとうそうこ)役は土屋太鳳、法門寺家に代々仕える当代の執事・賢正役はディーン・フジオカが演じる。織田演じる沙羅駆は「あー暇だ暇だ」が口癖。織田はオファーを受けたときにその口癖が「おもしろい」と思い、「そういう人はどんなことをしているのか、そこに込められた意味はなんだろう」と興味を持ったという。そして、「IQがとんでもなく高いということを最初は真面目に考えたが、真面目に考えれば考えるほど胃が痛くなった。いろいろ調べるとそんな人はいない。実在する人物でも一番高い人で228くらいで、参ったなと」と役作りに苦戦したことを明かした。「しかも貴族で、なかなかお目にかかれないことばかり。どんな役作りをしたらいいかと悩んだ」という織田だが、そんなときにIQ170が当たり前というような優秀な子ばかり集めた特殊な小学校を訪れ、「そのお子さんたちと話したり、同じIQテストをやったりしているうちに、なんか見えた気がした」と告白。「よくよく考えると、IQが高いってコンピュータで言うところのハイスペックだっていうだけで、そこにどんなデータを入れるのかとか、どんな人生経験しているのかということの方が(大事)。あっそういうことか」とつかんだという。現在第3話まで撮影を終え、織田は「そんなこんなで苦労しましたが、見えたというのが出てきたので、これからどんどん回を重ねるにしたがっておもしろくなっていくと思う」と手ごたえ。また、土屋太鳳が緊張気味にあいさつしたときに、「今日はだいぶ緊張しているようです」と沙羅駆独特な話し方でフォローすると、会場から笑いが。自身が話しているときにも、「だんだんしゃべりが沙羅駆っぽく…」と自分にツッコむ場面があり、すっかり役になりきっているようだった。土屋は「刑事役は一度はやってみたいと憧れていたので、今すごい幸せですし、気合を入れて奏子の時間をかみしめています」とコメント。ディーン・フジオカも「賢正的にはダイナミックなアクションができるように心がけて撮影しているので、ぜひ楽しみにしていてください」と呼びかけた。
2016年10月14日11月5日公開の映画『ボクの妻と結婚してください。』の完成披露試写会が3日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、主演の織田裕二をはじめ、吉田羊、原田泰造、込江海翔、森カンナ、佐藤ありさ、三宅喜重監督が出席した。2012年に単行本が発行されるや、世代を問わず多くの読者から支持を受けた樋口卓治の同名小説を映画化した本作。演織田裕二が映画では4年ぶりに主演を務める。余命半年と告げられて、愛する妻(吉田羊)の新しい伴侶探しに奔走する放送作家の三村修治役を熱演している。織田は「『踊る大捜査線』の映画から4年ぶりとなりますが、ようやく巡り会えたなと思ったのが、『ボク妻』でした。今はただこの作品に会えて本当に良かったとしか言いようがないぐらい素敵な作品に出会えました」と感慨深げで「30年近く役者業をやってきて、リセットされるような作品だと思っています。みんなと奇跡の映画を作れたことがとてもうれしいですね」と作品に対する思いを明かした。そんな織田の相手役を務めた吉田は、本作で織田と初共演。「自分の人生でこんな未来予想図があるなんて。どこかで『織田裕二がいる!』って思っていました。普段はカットがかかった後も役の余韻に浸るような方とお芝居をしたいと思っていますが、織田さんが叶えてくれました。芝居上での夫婦というより、お互い心で対話ができた関係性を現場でできたので、とてもありがたかったです」と織田を大絶賛。また、初恋の相手が織田という森カンナは「現場に入ると初恋の人と共演できるんだと思って緊張していましたね。でも織田さんが面白く話してくれたので、緊張したものが解れました」と話すと、織田が「汗かいちゃった(笑)。衝撃の告白でびっくりしました」とうれしがると妻役の吉田から嫉妬の目を向けられるなど、女性陣からのラブコールに満足げだった。映画『ボクの妻と結婚してください。』は、11月5日より全国公開。
2016年10月04日映画『ボクの妻と結婚してください。』の完成披露試写会が10月3日(月)に開催され、主演の織田裕二をはじめ、吉田羊、原田泰造、込江海翔、森カンナ、佐藤ありさ、三宅喜重監督が揃って舞台挨拶に登壇した。人気番組をいくつも抱える放送作家・樋口卓治の同名小説を映画化。余命わずかと宣告された男が、愛する妻と子どもの未来のために、自分の死後を任せるための妻の新たな結婚相手を探そうとするという、奇想天外な愛の物語が展開する。織田さんにとっては、自身の代表作となった大ヒットシリーズの完結編『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以来、4年ぶりの映画主演となるが「ようやく巡り合えたと思えたのが、この『ボク妻』。実は、ずーっとこういうのをやりたいと思ってたけど、なかったんです。前作を超えるモチベーションで臨めるものをと思うと、なかなかハードルが高かったんですが、『これです!僕が恋い焦がれていたのはこれなんです』と思えた。30年近く俳優をやってきて、何かリセットされるような作品になるのではと思いました」と並々ならぬ熱い思いを口にする。吉田さんは織田さんとは初共演だが「まさかこんな未来予想図があったなんて…!夫婦をやりながらも『織田裕二がいる!』と思ってました(笑)」と明かすが、一方で、夫婦役としては息もぴったりの似たもの夫婦だったよう。「台本に『泣く』と書かれてないのに、織田さんとダーダー泣いてました」と明かした。そんな、鉄壁の夫婦関係に、この日、意外な“刺客”が…?織田さん演じる放送作家の修治と共に番組を作るアシスタントプロデューサーの喜子を演じた森さんは「お母さんに聞いたんですが、実は私の初恋の人は織田さんだったらしいんです。織田さんを見て『この人が好き!』と言ってたそうで(笑)。現場に入るときは、『初恋の人との共演だ』とものすごく緊張しました」と意外なエピソードを明かしてくれた。これには織田さんも驚いた様子でハンカチで汗を拭きつつ「衝撃の告白です。ビックリしましたけど嬉しい」と語ったが、隣りの“妻”吉田さんはふくれっ面…?織田さんは「視線が冷たい…」と苦笑交じりに語り、会場は笑いに包まれた。『ボクの妻と結婚してください。』は11月5日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボクの妻と結婚してください。 2016年11月5日より全国東宝系にて公開(C) 2016映画「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会
2016年10月03日俳優の石黒賢が、織田裕二主演で10月16日よりスタートするTBS系ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(毎週日曜21:00~)の第1話メインゲストとして出演することが20日、わかった。同ドラマは、貴族の末裔で、常に暇を持て余して自らが解くに値する謎を求める主人公・沙羅駆(織田)が、世にはびこる難事件をIQ246という驚異的な頭脳で解決へと導いていく姿を1話完結で描く物語。このたび、10月16日に20分拡大版で放送する第1話のメインゲストとして、石黒賢の出演が決定した。石黒が演じるのは、沙羅駆が偶然知り合ったやり手CMクリエイティブディレクターの早乙女伸。共通の知人宅で優雅な食事を楽しんでいる折に、早乙女の会社に強盗が入り部下が命を落としたとの連絡が入る。しかし沙羅駆の脳にはかすかな疑問が浮かび、その疑問を解いていくうちに次々と新たな謎が出てくる。織田と石黒は、1993年放送の『振り返れば奴がいる』(フジテレビ系)での初共演で、ライバル役として対峙する対照的な医師役を演じ話題となった。2002年にTBSの連続ドラマ『真夜中の雨』、2014年にWOWOWの連続ドラマ『株価暴落』でも共演し、今作でドラマでの共演は4度目となる。主演の織田は、「『振り返れば奴がいる』の時は、彼(石黒)がとても良い人の役柄で、僕がどちらかというと悪い人の役柄でしたが、今回はお互いあの時とはまた全然違う役柄で、闘いあう設定が楽しみです」と期待。「撮影に入って、彼の演じるクレバーな早乙女伸に沙羅駆はいじめられてます(笑)。相手に不足なしです。芝居には緊張感が必要だと思いますが、2人とも大人になりましたから、緊張感だけじゃない、ゆとりみたいなものがちょうどいい具合に出たらいいなと思っています」と話している。一方、石黒は「織田さんはすごく芝居に対して真面目な人なので、一緒に芝居をするのが楽しいです。すでに撮影に入っている他の出演者の方はもうお分かりだと思いますけど、彼は真面目がゆえに昔から現場でいきなりセリフ合わせをし始めるんです。いきなり自分のセリフを言い出すので、じゃあ一緒にやらないと申し訳ないなぁと、僕はそんな彼に慣れているので合わせてます(笑)」とコメント。「視聴者には彼の演じる沙羅駆の切れ者ぶりを堪能してほしいです」と呼びかけている。(C)TBS
2016年09月21日織田裕二主演で贈るTBSの新・日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」。この度、人気バレエ団「Kバレエカンパニー」のプリンシパルとして活躍中の“バレエ王子”こと宮尾俊太郎が、本作にレギュラー出演することが分かった。本ドラマは、やんごとなき貴族の流れを汲みながら、時の権力とは無関係に代々ありとあらゆる学問のみを探求してきた法門寺家の末裔で現89代目当主、沙羅駆が、嫡子だけに連綿と受け継がれるという“IQ246”という異能を武器に、世にはびこる難事件を鮮やかに解決する本格ミステリー。ストーリーは1話完結で描かれる。キャストには、主人公・法門寺沙羅駆役の織田さんを始め、土屋太鳳、ディーン・フジオカ、真飛聖、矢野聖人、篠井英介、寺島進、そして中谷美紀と個性豊かなキャスト陣が集結。そして今回新たに出演が明かされた、日本のバレエ界を牽引している「Kバレエカンパニー」のバレエダンサー・宮尾さんが演じるのは、警視庁捜査一課の刑事・山田次郎。ドラマの見どころは、常に暇を持て余し、自らが解くに値する謎を求める沙羅駆が、世間にはびこる難事件を鮮やかに解決へと導いていく姿であるが、そんな沙羅駆が首を突っ込んでいくことになる難事件の捜査を担当する刑事として登場するのが宮尾さんが演じる山田なのだ。山田は、灘高、東大、ハーバード大という超名門を次々首席で卒業したという経歴を持つ超インテリで、その上拳銃、柔術などにも長け、数か国語を操るという警視庁内でも一見優秀な刑事。警視庁内でその能力を見込まれているかは定かでないが、沙羅駆に出会って以来、難事件の捜査にあたる度に沙羅駆から捜査に首を突っ込まれては振り回され、その上その地味な名前をイジられたりしてプライドを踏みにじられるという役どころだ。連続ドラマのレギュラー出演は、2010年放送の「ヤマトナデシコ七変化」以来、本作で2作目となる宮尾さん。「出演オファーを頂き、とても嬉しかったです」と喜び、「映像のお仕事をしっかりとやってみたい、という気持ちがありましたし、豪華なキャストの方々からも沢山学ばせていただける機会をいただけたので、役者としての成長ができるように取り組みたい」と意気込んだ。また、今回は初の刑事役ということで、「刑事らしい所作、話し方など、普段経験したことがないので難しい部分もあると思っております。山田次郎は少し変わっているところがありますが、刑事という根本的な部分が揺らがないようにしたい」ともコメントした。今回の宮尾さん起用にあたって植田博樹プロデューサーは、「バレエ界という、ドラマとは異なるフィールドで日々戦っている宮尾さんから、新鮮で、バレエのように伸びやかな刺激をこの作品も受ける事を期待しています。気品溢れる佇まいの奥に親しみやすさを持つ宮尾さんは、この“山田次郎”の役にピッタリだと確信しております。ぜひ、お楽しみに!」と期待を寄せた。「IQ246~華麗なる事件簿~」は10月より毎週日曜日TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年09月07日4年ぶりの主演映画『ボクの妻と結婚してください。』も控える織田裕二が、貴族の流れを汲むIQ246という驚異の頭脳の持ち主を演じる「IQ246~華麗なる事件簿~」が、10月からの日曜劇場枠でスタート。およそ9年ぶりのTBS連続ドラマ主演となる織田さんに、土屋太鳳、ディーン・フジオカ、中谷美紀ら豪華共演者が明らかとなった。北鎌倉にある名家・法門寺家。やんごとなき人物の末裔で、時の権力者からその存在を隠され、現在もその存在を知る者はごく一部しかいない。そんな法門寺家は、ありとあらゆる学問を研究し、中でも犯罪研究に力を入れてきた学究派の家系。さらに長男には、IQ246の頭脳が代々遺伝する。そんな法門寺家の89代目当主・沙羅駆(織田さん)も例に漏れずIQ246の天才だった。凡人が治めるいまの世は刺激が少なすぎ、「あー、暇だ暇だ。どこかに私が解くに値する謎はないものか…」が口グセ。一方、警視庁の刑事・和藤奏子(土屋太鳳)は突然、捜査一課に配属され、法門寺家当主の護衛を任される。東京の治安を守る警視庁の刑事がなぜ北鎌倉?しかも配属された者はみな、1か月以内に辞職するらしい…。さまざまな謎を抱えたまま、奏子は法門寺家を訪れる。お手伝いさんに案内された奏子は、出迎えた男性に着任のあいさつをするが、その男は沙羅駆ではなく、代々法門寺家に使える執事の89代目・賢正(ディーン・フジオカ)だった。ド庶民の奏子は、執事がいること自体に驚く。暇に耐えかね、タクシーでこっそり家を抜け出した沙羅駆は、事件現場に偶然出くわす。女性の他殺体をひと目見た沙羅駆は、被害者の人となりや犯行の手口などを鮮やかに言い当てるが、無銭乗車の罪で連行されてしまう。だが、法門寺家自体が国家的な機密事項のため、警視総監命令ですぐに自由の身に。一方、沙羅駆逮捕の報を聞いた賢正は奏子と共に警視庁を訪れる。何食わぬ顔で現れた沙羅駆は初対面の奏子の生活レベルや心情などをズバリ言い当てた。そのころ、変わり者の法医学専門医監察医・森本朋美(中谷美紀)は運び込まれた遺体を検分し、加害者をある程度絞り込むが、沙羅駆が全く同じ見立てをしたと刑事から聞き、まだ見ぬ沙羅駆に心躍らせるーー。超遺伝的頭脳を持つ天才・法門寺沙羅駆が、難事件を膨大な知識と鮮やかな推理で解決する、1話完結型の本格ミステリーとなる本作。主役の法門寺沙羅駆を演じるのは、TBSの連ドラ主演は「冗談じゃない!」(07年4月)以来となる織田さん。“熱い男”のイメージが強い織田さんだが、今回演じる沙羅駆はやんごとなき貴族の末裔で、嫡子は代々246という高いIQが遺伝するという特別な家系に生まれた男。生活に困ることなく、ひたすら学問・知識を追求してきた法門寺家の現当主だ。その沙羅駆を警護するために警視庁から派遣された、猪突猛進型の刑事・和藤奏子を演じるのは、『青空エール』も大ヒット中の土屋さん。理屈より感情で動くタイプ、流行にも乗り遅れたくない“いまどき”女子。男女問わず惚れっぽく、時には犯人にさえも「もしかして…」とあらぬ妄想で頭がいっぱいになるほどの恋愛体質の一面も。また、法門寺家に代々仕える当代の執事・賢正役には、世界を舞台に活躍を続けるディーンさん。沙羅駆の道楽につき合わされ調べ物をしたり、「恐れながら…」と言いつつ、時に推理してみたり。「出過ぎた真似をいたしました」とあくまでも謙虚だが、時にヒントになっている。アスリートばりの運動能力を持ち、武芸のたしなみもあり、いざというときには体を張って沙羅駆を守る!?そして、沙羅駆の推理能力に魅了される法医学専門医監察医・森本朋美には、中谷さん。沙羅駆の推理能力に魅了され、すっかりファンに。そのため沙羅駆に頼まれると嫌と言えず、いろいろ融通してしまうも、毎回冷たくあしらわれる。検死しながらビーカーで味噌汁を飲んだり、少し変わったところも。検視が終わると、死体に死化粧を施すという。まさに魅力的なキャラクターが勢ぞろいした本作。主演の織田さんは、「斬新で素晴らしいクリエイティブチームに出会いました。毎話次はどんな話かと、僕自身楽しみにしています。共演する皆さんも初共演の方が多く、撮影が始まるのがとても待ち遠しいです。今回は今まで演じたことがないキャラクターなので、新たに皆さんに喜んでもらえるよう役作りに励んでいます。では、日曜夜9時にお会いしましょう!」と、自身も待ちきれない様子でコメント。また、土屋さんは「目標のひとつとしてきた刑事役に予想以上に早く出会えたことに驚いていますが、これまでの憧れとこれからの覚悟を、全力でぶつけたいと思います」とコメント。「私と同世代のイマドキの女性で共感を持ちやすい印象ですが、一方で“刑事”という職業に辿り着いていることを考えると、見た目の印象だけではない“何か”を持っている女性だと思います。“刑事”になるという厳しい試練を乗り越えた上でのものなので、その経緯を心のどこかで意識しながら演じていきたいと思っています」と役ヘの思いを語る。ディーンさんは、「大先輩として、また兄貴として、胸をお借りして精一杯演じさせていただければと思います。織田さん演じる法門寺沙羅駆をはじめ強烈な個性のあるキャラクターが多く、それを演じられる役者の方々も素晴らしい方々なので、どのような作品になるか今から共演が楽しみです。私が演じる賢正はアクションが多いと聞いているので、その役目を果たせるように身体を作り、撮影を安全かつ迅速に進められる様にリハーサルから全力で頑張ります」と、意気揚々といったところ。さらに中谷さんも「織田裕二さんが規格外の人物をどのように見せてくださるのか楽しみでなりません。(台本を読んで)法門寺の天才ゆえの傍若無人さや、貴族階級ゆえの世間知らず具合が絶妙で、思わずクスッと笑ってしまいました。その一方で、やはり事件を解決に至らしめる推理が鮮やかで、孤高の法門寺の行く末を見続けたいと思いました」とコメント、「法門寺に匹敵するくらいの変態ぶりを静かに発揮できたらと思います」とも明かしている。貴族で、しかも超絶頭脳の持ち主だからこその言動が魅力となる、織田さん演じる“浮き世離れしたヒーロー”。そんなヒーローにそれぞれ振り回される、キャスト陣にも注目していて。日曜劇場「IQ246~華麗なる事件簿~」は10月、毎週日曜21時~TBS系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年08月26日俳優・織田裕二にとって4年ぶりの映画主演作となる『ボクの妻と結婚してください。』(11月5日公開)のポスタービジュアルと特報が、このほど公開された。原作は、放送作家・樋口卓治氏による同名小説。テレビ業界の第一線で働く敏腕放送作家・三村修治(織田)が余命宣告を受け、残された時間を使って、家族の未来のために自身の妻・彩子(吉田羊)の"最高の結婚相手"を探しだす物語だ。『阪急電車 片道15分の奇跡』(11年)などの三宅喜重監督がメガホンを取る。公開されたポスターには、イチョウの木々を前に、少し肌寒くなった秋空の下で寄り添いながら、同じ未来を見つめているかのような夫婦の姿が。下部には「余命6カ月、最愛の人に贈る"やさしい嘘"とは?」のコピー。"希望"をテーマとした本作の作風を象徴するビジュアルに仕上がっている。一方の特報は、「職業・放送作家。仕事ばかりで家族は呆れ気味」のナレーションにはじまり、修治のメモ「三村修治のラストプラン~余命日記」を映す。そこには「妻の夫を探す」に加えて、「誠実」「妻を愛してくれる」「経済力」などの条件。ラストでは妻・彩子が「一緒に生きてよ!」と叫び、三村が涙する姿を捉えている。(C)2016映画「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会
2016年06月29日『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以来、4年振りに帰ってきた織田裕二待望の主演作『ボクの妻と結婚してください。』。この度、本作のポスタービジュアルが解禁された。テレビ業界で働く敏腕放送作家、三村修治が余命宣告を受け、愛する家族の未来のために、妻・彩子の「最高の結婚相手」を探しだすという物語。本作は、樋口卓治による同名小説を実写映画化するもので、原作は斬新な設定と心温まる物語が支持され、世代を問わず究極の恋愛バイブルとなった。監督には、『阪急電車 片道15分の奇跡』『レインツリーの国』などを手掛け、繊細な人間ドラマの描写が高く評価されている三宅喜重。キャストには、主人公・三村修治役の織田さんをはじめ、修治の妻・三村彩子役には、初主演となる映画、連続ドラマが続々と決定し、いま最も輝く女優・吉田羊。さらに、修冶の見初めた「結婚相手」伊東正蔵役を原田泰造が、結婚相談所を経営する修治の良き理解者、知多かおり役を高島礼子が演じるなど、まさに実力派俳優陣が勢揃いしている。このほど公開されたのは、イチョウの木々が美しく印象的なポスタービジュアル。少し肌寒くなったこの秋の風景の中で寄り添いながら、視線を交わすのではなく、同じ未来を見つめるかのような織田さんと吉田さん演じる修治と彩子2人の姿が描かれており、本編を観た後に心地よさが残る、“希望”をテーマにした本作にピッタリの1枚に仕上がっている。『ボクの妻と結婚してください。』は11月5日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月29日俳優の織田裕二が、4年ぶりの映画となる『ボクの妻と結婚してください。』(2016年秋公開)で主演を務めることが18日、発表された。本作の原作は、放送作家・樋口卓治氏による同名小説。テレビ業界の第一線で働く敏腕放送作家が余命宣告を受け、家族の未来のために残された時間を使って、自身の妻の"最高の結婚相手"を探しだす物語だ。映画には、織田のほか、吉田羊、ネプチューン・原田泰造、高島礼子も出演。『阪急電車 片道15分の奇跡』(11年)や21日に公開を控える『レインツリーの国』の三宅喜重監督がメガホンを取る。『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(12年)以来、4年ぶりの映画主演で、主人公・三村修治役を務める織田は、「ようやく自分のやるべき作品と役柄に出会うことができた」と感激。さらに、「(オファーを)いただいた時に、まず面白いタイトルだなと思いました。そして脚本を読んでクスッと笑えて、すぅーっと涙が流れました。こんな役は演じた事がありません」とも話し「今、僕はこの作品に出会えてとてもうれしいです」と喜びをかみしめている。修治の妻・彩子役の吉田も「タイトルからしてもう見たい」と織田同様に題を知らされた時点でひかれていた様子。続けて、「台本を読ませていただいたらこれまたさらに見たい。映画が完成した時、この『見たい』をきちんと『満足』にかえられるよう、精いっぱい『妻』の務めを果たしたい」と意気込む。織田については「ずっとテレビで見ていた憧れの方。その方と夫婦役でお芝居させていただけるなんてこの上ない喜び」と感情をあらわにした。修治が見初めた"結婚相手"の伊東正蔵を演じる原田は、役柄を「真面目で誠実な男」と分析。台本を読んだ際を思い出し、「織田さん演じる修治の家族を思うまっすぐな気持ちに胸が熱くなりました。そして、結婚っていいなあと改めて思いました」と話す。一方の高島は、結婚相談所を経営する修治の良き理解者・知多かおり役。「死が人ごとと思えなくなった最近、この物語は勇気を持たせてくれる。家族、友人たちの存在に感謝したくなる」「切ないのに、楽しいと思える心温まるストーリーです」と本作の魅力を語っている。(C)2016「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会
2015年11月18日GYAOとヤフーが運営する無料映像配信サービス「GYAO!」では現在、織田裕二主演の映画『踊る大捜査線』シリーズが無料で配信されている。映画『踊る大捜査線』シリーズは、織田裕二演じる刑事・青島俊作がさまざまな事件の解決に挑む物語。現在、『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!』(~1月4日)と『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(~1月11日)の2作品が配信されている。『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!』は、腹部に刺しゅう用の糸で縫合した手術跡のある水死体が発見され、猟奇殺人事件へと発展していくストーリー。そして、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』では、観光客でにぎわう東京・お台場で次々に起こる凶悪事件に、青島ら湾岸署の刑事が挑む。また、1月5日~18日には、ユースケ・サンタマリア演じる犯罪交渉人・真下正義課長を主人公とするスピンオフ映画『交渉人 真下正義』が、1月12日~25日には、柳葉敏郎演じる室井慎次警視正を主人公とする『容疑者 室井慎次』も配信される。
2015年01月03日中田裕二が11月19日(水)にアルバム『BACK TO MELLOW』とライブDVD『SONG COMPOSITE SPECIAL IN NIHONBASHI』をリリースする。オリジナルアルバムとしては1年2ヶ月ぶりとなる同作は、配信限定でリリースされた『薄紅』のアルバムミックスを含む、全11曲を収録。初回限定盤に付属しているDVDには『薄紅』のミュージックビデオと、同作のレコーディングに迫ったドキュメンタリー映像が収められている。また、同時発売のライブDVDは、今年の6月に発売したカバーアルバムのリリースを記念したツアーより、7月6日に東京・日本橋三井ホールで行なわれたライブの模様を収録している。中田裕二は、ニューアルバムのリリースを記念した全国ツアーを、2015年1月24日(土)埼玉・HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3より開催。3月7日(土) 北海道・札幌 cube garden公演まで、全14公演を行なう。チケットの一般発売は12月13日(土)より。ただし、3月5日(木)宮城公演は1月17日(土)、3月7日(土)札幌公演は12月20日(土)より発売開始。■アルバム『BACK TO MELLOW』11月19日(水) 発売【初回限定盤: CD+DVD】3,300円+税【通常盤: CD】2,800円+税■Live DVD『SONG COMPOSITE SPECIAL IN NIHONBASHI』11月19日(水) 発売4,000円+税■中田裕二 TOUR’15 "BITTER SWEET"1月24日(土)HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3(埼玉県)1月25日(日)水戸ライトハウス(茨城県)1月31日(土)GOLDEN PIGS RED STAGE(新潟県)2月5日(木)IMAGE(岡山県)2月6日(金)DRUM LOGOS(福岡県)2月14日(土)柏PALOOZA(千葉県)2月15日(日)日本橋三井ホール(東京都)2月20日(金)KYOTO MUSE(京都府)2月21日(土)梅田クラブクアトロ(大阪府)2月23日(月)熊本B.9 V1(熊本県)2月28日(土)エレクトリック・レディ・ランド(愛知県)3月1日(日)横浜ベイホール(神奈川県)3月5日(木)仙台Rensa(宮城県)3月7日(土)cube garden(北海道)
2014年11月14日中田裕二の配信限定EP『薄紅』が10月8日(水)よりiTunesで先行配信が開始された。11月19日(水)にリリースされるニュー・アルバム『BACK TO MELLOW』からのリードシングルとなる同作。表題曲「薄紅」のほか、すでにライブで披露されている「誘惑」、さらに2曲の新曲「モーション」、「Steady」を加えた全4曲が収録されている。すでにiTunesアルバム総合チャート1位を獲得するなど、注目を集めている同作。iTunes以外の主要配信サイトでは、この後随時配信がスタートする。今後の予定は公式サイトなどでご確認を。■配信限定EP『薄紅』2014年10月8日(水)iTunes先行配信※その後主要配信サイトにて随時配信<収録曲>1. 薄紅2. 誘惑(NHK”ユアソング”10・11月楽曲)3. モーション4. Steady★★以下のリンクより「中田裕二」をお気に入り登録して、チケット情報をGETしよう!!
2014年10月10日池井戸潤の小説を原作にしたWOWOWのドラマ『株価暴落』の完成披露試写会が10月7日に都内で開催され、主演の織田裕二をはじめ、高嶋政伸、瀬戸康史、石橋凌、板尾創路が第1話上映後に行われた舞台あいさつに登壇した。舞台挨拶の模様メガバンクと再建中の巨大スーパーを舞台にした本作。白水銀行でスーパーの一風堂への追加融資が議題に上がるが、審査部の板東(織田)は自らの信念から追加融資に断固反対を貫く。社内での“敵”が増える中、一風堂で爆弾による脅迫事件が起き…。ドラマ『半沢直樹』やWOWOWでドラマ化された『下町ロケット』『空飛ぶタイヤ』など池井戸原作のドラマ化が続くが、織田にとっては池井戸作品初挑戦で、銀行員を演じるのも初めて。「やっと来たなという感じだった」と語り「前2作(『空飛ぶタイヤ』『下町ロケット』)を観せていただき、このチームとやれると興奮しました」と喜びを口にする。高嶋が演じた二戸は、銀行内で板東と敵対し、様々な策略を仕掛ける。ふたりの対決は大きな見どころだが、織田と初共演となった高嶋は「初日を迎える前に3回は夢に織田さんが出てきました。セリフが出てこないという恐ろしい夢で、織田さんが(怒った口調で)『次、誰?』と言って、ますます出てこなくなるんです。怖くてしょうがなかった」と苦笑交じりに明かす。いざ、現場で実際に対峙してみると「織田さんの目を見てやり合うと、いかに板東という役を愛し、細やかに緻密に作ったかが分かって、そこから二戸が生き生きと動き始めました」と明かす。織田はそんな高嶋について「日々、輝いていって楽しそうに悪を満喫していてうらやましかった」と羨望を口にする。板東は言いたいことをズバッと言っているように見えて「誰も言わないことを言わざるを得ないので、だいぶ気を遣ってる」と分析。客席を見渡し「みなさんも会社でそういうことあるんだろうと思います」と実感のこもった言葉を漏らし、笑いを誘っていた。また、織田と石橋は1994年放送のドラマ『お金がない!』以来の共演。織田は久々に再会した石橋について「相変わらず、タフさとクールさを持ち合わせていらっしゃった」と20年ぶりの再共演の喜びを語っていた。連続ドラマW『株価暴落』10月19日(日)放送スタート毎週日曜夜10:00 全5話(第1話無料放送)
2014年10月08日中田裕二が12月23日(日・祝)に全国ツアー「TOUR ’12 "IMPERIAL SUITE"」の追加公演を東京・赤坂BLITZで行う事が決定した。【公演情報はこちら】全国ツアー「TOUR ’12 "IMPERIAL SUITE"」は10月18日からスタートし、12月18日(火)大阪・umedaAKASOまで行われるが、急遽追加公演が決定。追加公演のチケット一般発売は11月17日(土)より。なお、公式サイトでは10月26日(金)午後10時から11月5日(月)午後11時までオフィシャルHP先行を実施。■中田裕二TOUR ’12 "IMPERIAL SUITE"10月18日(木) 札幌 PENNY LANE 24(北海道)10月21日(日) 高崎 club FLEEZ(群馬県)10月26日(金)日本橋三井ホール(東京都)10月27日(土)日本橋三井ホール(東京都)10月31日(水)KYOTO MUSE(京都府)11月1日(木)神戸チキンジョージ(兵庫県)11月3日(土・祝)熊本Be-9 V1(熊本県)11月4日(日)福岡DRUM LOGOS(福岡県)11月9日(金)HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3(埼玉県)11月10日(土)HEAVEN’S ROCK Utsunomiya VJ-2(栃木県)11月17日(土)郡山 Hip Shot Japan(福島県)11月22日(木)浜松 Live House 窓枠(静岡県)11月23日(金・祝)名古屋 Electric Lady Land(愛知県)11月25日(日)柏PALOOZA(千葉県)11月30日(金)岡山IMAGE(岡山県)12月1日(土)広島ナミキジャンクション(広島県)12月7日(金)仙台Rensa(宮城県)12月8日(土)盛岡club change WAVE(岩手県)12月15日(土)水戸ライトハウス(茨城県)12月16日(日)横浜Bay Hall(神奈川県)12月18日(火)大阪 umeda AKASO(大阪府)■中田裕二TOUR ’12 "IMPERIAL SUITE"追加公演12月23日(日・祝)赤坂BLITZ(東京都)※3歳未満入場不可。3歳以上チケット必要。
2012年10月29日2011年1月に惜しまれつつも解散したバンド、椿屋四重奏。バンドのボーカル&ギターでリーダーであった中田裕二が、1stアルバムから10か月、9月19日(水)に自身のレーベル“NIGHT FLIGHT”から2ndアルバム『MY LITTLE IMPERIAL』をリリースする。自身のルーツである70~80年代の歌謡曲/ニューミュージックを現代的な解釈で昇華させた音楽性はバンド時代からブレることなく、今作ではさらに色濃く表れている。中田裕二 全国ツアー情報『MY LITTLE IMPERIAL』をリリースに寄せて、中田裕二がインタビューに応じてくれた。「70年代80年代もそうで、歌謡曲と言えども、しっかり世界の音楽を取り入れていて。歌にどういう飾りを付けるか、服を着せるかっていうところの面白さが、歌謡曲の醍醐味かなと思います。それを、やってみたいと思いますね」と語る中田。また「自分でアイドルのプロデュースとか、ずっとやりたいと思っていたんです。だから、自分のレーベルで募集しちゃおうかなとも思ってるんですよね。変わったアイドルとか(笑)。“新しい歌謡曲を作っていく”という同じ志を持っている人がいれば、一緒にやってみたいなと思います」と、自身のレーベルに対しても意欲を示している。中田裕二は、10月18日(木)・札幌PENNY LANE24を皮切りに、全国ツアー「TOUR’12“IMPERIALSUITE”」をスタートさせる。インタビューの全容は@チケットぴあ『今週のこの人!』のコーナーにて掲載中。
2012年09月11日1997年の放送開始からファンを魅了した人気シリーズの完結編『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が全国で封切られ、9日に、主演を務める織田裕二をはじめ、共演する深津絵里、ユースケ・サンタマリア、水野美紀、脚本を手掛けた君塚良一、メガホンを執った本広克行監督が東京・台場のシネマメディアージュで“公開御礼舞台あいさつ”に登壇した。その他の写真7日の公開初日からわずか2日間で、観客動員50万人を記録。織田は7日~9日の3日間で東京・日比谷、札幌、福岡、大阪、名古屋、東京・台場と6会場9回の舞台あいさつに立ち、「ただいまー! 弾丸出張を命じられて、今(台場に)戻ってきました」とゴールに感慨もひとしお。この日は久しぶりに“青島コート”も着用し、ファンは見納めになるかもしれない“勇姿”を目に焼き付けた。ミュージシャンとして全国各地でツアーを行った経験もある織田だが、“青島俊作”として東京・大阪以外の都市に足を運ぶのは今回が初めて。「どの街も『こんな熱さ、なかなかない』と思うほどすごかったですね。どこに行っても温かく迎えていただいた」と、いつも以上に熱く燃え上がる織田。なんと名古屋に水野が、大阪には柳葉敏郎がサプライズで飛び入りし、会場を沸かせたのだとか。水野にとっては7年ぶりのシリーズ復帰で「卒業式のような場に、こうして皆さんと一緒にいられるのは本当に嬉しい」と感激していた。深津は本作の公開後、初めてファンの前に登場し「皆さんに15年もの間、愛され続け、育てていただいた作品に参加できて光栄」。舞台出演のため、日比谷で行われた初日舞台あいさつは欠席しており「すごく盛り上がったと聞いて、すごくうらやましかった」と本音をこぼすと、ユースケ・サンタマリアが「そりゃ、もうハンパなかった。(ロンドン五輪の)メダリストのパレードあったでしょ。あれとほぼ同じ状況」と笑いを誘っていた。最後に織田は「僕らはムービー1(98年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE』)で出し切った感もあった。それでも、ここまで続けることができたのは、ファンの皆さんの力があってのこと。悲しい出来事や別れもあったが、今は続けたい気持ちもある」と胸中を吐露。それでも「でも下手なものは作れないし、これで最後。ごめんね」とキッパリ断言し、15年分の感謝をこめて、深々とファンに頭を下げていた。『踊る大捜査線 THE FINAL新たなる希望』公開中
2012年09月10日12月20日に急性肝不全のため急逝した森田芳光監督(享年61)の葬儀ならびに告別式が12月24日(土)に行われ、織田裕二、北川景子、黒木瞳、三田佳子ら監督の作品を彩った俳優陣や映画関係者ら400名が参列した。23日の通夜に続いて多くの映画関係者や一般のファンが葬儀場に足を運び、監督に最後の別れを告げた。黒木さんは弔辞で、大ヒットした『失楽園』での監督との初対面を「初めてお会いしたとき、私は『この役は私でいいんですか?』と尋ねましたよね?監督は『あなたがいい。あなたじゃなきゃいけないんです』とおっしゃってくださり、そのまっすぐな瞳を見て『私の女優人生をこの監督に賭けてみよう』と思いました」とふり返り、「今日の日は、映画のワンシーンだとおっしゃって下さい」といまだ信じられぬ、監督の早逝の悲しみを語った。三田さんは、『おいしい結婚』での監督との初めての仕事について「新鋭監督らしいオーラが素敵でした。若い監督からのオファーは新鮮で私もウキウキしていました」と懐かしそうに述懐した。『間宮兄弟』で映画デビューを飾った北川さんは突然の訃報が信じられない様子で、泣きじゃくりながら報道陣の前に姿を現した。「最初にオーディションでお会いしたとき、監督に『私が誰か分かりますか?』と聞かれたのですが、新人で緊張していて『すいません、分かりません』と答えたら笑顔で『監督の森田です』と言ってくださったのを思い出しました。恩師のような人でお慕いしてきたので」としゃくり上げた。監督から「ありのままの北川さんが素敵だと思うので、やめないで女優を続けてほしい」と言われたと明かし「その言葉通りに続けてきたので本当に大きな存在です」と悲痛な思いを語った。同じく『間宮兄弟』に出演した「ドランクドラゴン」の塚地武雅は「映画の仕事をさせてもらっているのも監督のおかげ。感謝してもしきれない」と思いを吐露。「照れ屋でこっちにイタズラを仕掛けてきて『ヒヒヒヒ』って笑ってた顔が浮かんできます」と思い出を語った。法名は故人の名前と映画から一文字ずつ取った常然院釋芳映(じょうねんいんしゃくほうえい)。遺影の周りには監督が好んだ白い花が供えられた。棺には参列者がつづった監督への手紙が入れられ、森田組のスタッフたちに抱えられて午後1時、出棺となった。喪主を務めた妻で森田作品のプロデューサーでもある和子さんは「映画関係者のみなさまで(思いを)引き継いでやってほしい」と参列者に向かい思いを語った。■関連作品:わたし出すわ 2009年10月31日より恵比寿ガーデンシネマ、新宿バルト9、銀座テアトルシネマほか全国にて公開© 2009アスミック・エースエンタテインメント武士の家計簿 2010年12月4日より全国にて公開© 2010「武士の家計簿」製作委員会僕達急行 A列車で行こう 2012年3月24日より全国にて公開© 2011『僕達急行』製作委員会■関連記事:森田芳光監督の訃報に、松山ケンイチ「やっぱり寂しいです」松山ケンイチ、大河ドラマ「平清盛」放送目前で気合を注入!第36回報知映画賞、『八日目の蟬』が作品賞&主演女優賞の2冠!松山ケンイチ、中井貴一演じる父親が理想の父親像?松山ケンイチが船上で加藤浩次と死闘!「平清盛」呉ロケを公開
2011年12月25日蝶野正洋がプロデュースする震災復興イベント「FIGHT&LOVE」(来年1月9日(月・祝)、神奈川・パシフィコ横浜 展示ホール)に、テーマ「プロレスと肉」にちなんで、強力助っ人としてキン肉マンがイメージキャラクターに就任。当日は「キン肉マン杯争奪ロイヤルバトル」として、ニクにちなんだ29選手参加のバトルロイヤルが行われることになった。【会見時の写真を見る】11月14日都内で行われた会見には、蝶野と、キン肉マンの作者・ゆでたまごの嶋田隆司、イベントの総合司会&特別リングアナウンサーを務めるタレントの黒田アーサーが出席。以前から蝶野と親交がある嶋田は、今回のイベント企画について「弱い選手が仲間と組んだり、裏切ったりと、おもちゃ箱をひっくり返したようなおもしろさが、キン肉マンの世界のよう」とメインイベントにバトルロイヤルを提案。当日は会場で観戦し、優勝者へのプレゼンターも務める。また、アメリカ・サンフランシスコからの帰国子女という特技を生かし、この試合の特別リングアナウンサーを務める黒田は、さっそく得意の英語を生かしたアナウンスで自慢の美声を披露した。約6時間のイベント中、プロレスの試合は4部構成で1パック45分を予定。1パックが終わると45分の休憩が取られ、バトルロイヤルは最後のメインイベントとなる。バトルロイヤルには蝶野のほか、全日本プロレスやZERO1、みちのくプロレス、大日本プロレス、大阪プロレスなどに加え、フリーの曙と吉江豊も参加。最初はふたりでスタートし、1分ごとに選手が入場するというゲーム性の高いルールのため、蝶野は「登場順は公正に抽選などにするつもりだが、できれば自分は29番目に登場したい」と本音をチラリ。「当たったことのない選手も多いし、200キロ級の曙や浜もいる中で、誰を味方につけるか検討して、チームを作りたい」と黒い野望をのぞかせた。■プロレスフェスティバル「FIGHT&LOVE」日時:2012年1月9日(月・祝)会場:パシフィコ横浜 展示ホール「キン肉マン杯争奪ロイヤルバトル」出場選手【アリストトリスト】蝶野正洋【全日本プロレス】諏訪魔、船木誠勝、太陽ケア、浜亮太、カズ・ハヤシ、近藤修司【ZERO1】大谷晋二郎、田中将斗、佐藤幸耕平、橋本大地【みちのくプロレス】ザ・グレート・サスケ、新崎人生、拳王、フジタ“Jr”ハヤト、野橋太郎、日向寺塁【大日本プロレス】関本大介、岡林裕二、佐々木義人、河上隆一【大阪プロレス】小峠篤司、原田大輔、空牙、HAYATA【SMASH】AKIRA【SECRET BASE】ベアー福田【フリー】曙、吉江豊<メインイベント、バトルロイヤルのルール>・スタート時は2人で開始し、参加選手が1分ごとに入場・3カウント、ギブアップ、トップロープを越えて場外に転落(オーバー・ザ・トップロープ)した選手は失格となる
2011年11月18日公開中の織田裕二主演作『アンダルシア 女神の報復』のロングランを受け、物語の舞台であるスペインに感謝の意とヒットの報告を行なうため、織田と本作でメガホンをとった西谷弘監督が、六本木にあるスペイン大使館に表敬訪問を行った。その他の写真スペイン国の大使、ミゲル・アンヘル・ナバーロ・ポルテラ閣下とがっちり握手を交わした織田は、「スペインの街と人々の協力があって撮影ができたことを感謝しております。スペインと日本のスタッフみんなが言葉の壁を乗り越え同じ映画人として通じ合い、この作品に情熱をかたむけ、それが映画にも出ていたと思う」と、スタッフ・キャストを代表して感謝の言葉を伝えた。大使は「スペインと日本は歴史や文化的なことを含め、過去と現代が混合して存在しているという共通性がある。スペインを舞台にした素晴らしい作品を作っていただいたことを、織田様と西谷監督に感謝申し上げたい。映画というものは人が人を知るうえでの最高のツールだ。私もぜひこの作品を観たい。スペイン側からも日本に撮影に来てもらい、交友関係を継続していけたらとなるこのような機会を継続していけたら」とコメント。織田は「今、映画館に行くと上映していますので、大使にも本国スペインのみなさんにもぜひ観ていただきたい」とPRすると大使は「大使館としても本作を推薦したい。本国で上映されればヒットすることは間違いない」と話した。最後に織田は「こうして文化的な交流ができたことを大変光栄に思っております。いつの日かまた素晴らしい映画を作れる日を楽しみにしております」と笑顔を見せた。映画『アンダルシア…』は、織田が外交官・黒田康作を演じるシリーズ第3弾。スペインを舞台に、北部の公国・アンドラで起こった日本人投資家殺害事件の調査にあたった黒田が、国際犯罪の巨大な闇に巻き込まれ命がけの任務に挑む。『アンダルシア 女神の報復』公開中
2011年08月02日公開中の映画『アンダルシア 女神の報復』主演の織田裕二と西谷弘監督が8月2日(火)、スペイン大使館を訪問し、ミゲル・アンヘル・ナバーロ・ポルテラ駐日スペイン大使に謁見した。外交官・黒田康作の活躍を描く人気シリーズの劇場版第2弾となる本作。バルセロナ、そしてタイトルにもあるアンダルシア地方でおよそ1か月にわたるロケが敢行された。織田さんはポルテラ大使とガッチリと握手を交わし「撮影は大変でしたが、スペイン、そして街の人々の協力があったからこそできました」と感謝を伝えた。西谷監督も「準備も含め、半年ほどスペインに滞在し、スタッフやキャストの半分近くが現地の方でしたが、彼らの協力のおかげで映画が完成しました。彼らが日本に来て、映画を観て興奮しているのがすごく嬉しいです」と笑顔で語った。風習や文化の違うスタッフとの撮影について、監督曰く、「通常は映画を撮り終わる頃になってやっとお互いの気持ちが分かり合うものですが、今回はスペインのスタッフは人の気持ちに立って動いてくれて、こちらも正直に向き合うことができた。通常の半分くらいで距離が縮まりました」と述懐。大使は織田さんと監督の訪問を感謝すると共に「私たちの国の素晴らしい場所で撮影していただき、また、スペイン人のスタッフと良好な関係を築いたというとこが素晴らしいと思います」と喜びを語った。大使からスペインの印象を尋ねられた織田さんは「以前にもバルセロナやアンダルシアを訪れたことはあったんですが、あの暑さを体験して、あのきつさの中でフラメンコや闘牛が生まれたんだなと感じました。そのエキスが映画に注入されていると思います」と語り、「ぜひ閣下にも映画を観ていただいて、ぜひ本国のみなさんにも観てほしいです!」とスペインでの配給の実現を熱望。大使は「ぜひ拝見したいと思います。スペイン人は日本のものを受け入れようとする気持ちを強く持っています。日本の人々やいろいろなものがスペインにとっては魅力のタネと言えます。日本人の目から見たスペインのイメージを見るいい機会ですし、ぜひ、大使館としても推していけたらと思います」と協力を約束した。大使からは「映画は人が人を知るよいチャンスです。ぜひこうした機会を今後も継続していければ」と映画を通じての両国のさらなる交流の要望に、織田さんも「ぜひ、また素晴らしい映画が作れるのを楽しみにしています」と満面の笑みで応じていた。『アンダルシア 女神の報復』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビー■関連記事:黒木メイサ、鮮やかなブルードレスで登場!理系女子に期待の眼差し伊藤英明、インターポール役の参考に銭形警部?「ルパン」見るも15分で「何か違う」織田裕二、20年ぶりの「キターッ!」絶叫も新しい命は「まだ来ないですね」織田裕二、ネタバレぎりぎり!伊藤英明に銃を向けられ「怖かった!」織田裕二主演!キャスト登壇『アンダルシア』完成披露試写会に10組20名様ご招待
2011年08月02日「キターッ!」という織田裕二の叫びが懐かしい、目薬「サンテFX」(参天製薬)のCMが第1作の誕生から20年を経て、再び織田さんを迎えて復活!6月15日(水)、「サンテFX 発売20周年記念プロジェクト」の記者発表会が織田さんも出席して行われ、新CMもお披露目となった。織田さんは1991年の「サンテFX」発売開始に際して初代イメージキャラクターに就任し、1996年までに計8本のCMに出演。20周年を記念して“原点回帰”の意味を込めて、再び織田さんが出演して新CMが製作された。この日、上映されたCMで織田さんは、これまで以上の力強さと長さの「キターッ!」を披露。その後、会場に姿を現すと「みなさんのニコニコしていらっしゃる顔を見てホッとしました」と照れくさそうな笑みを浮かべた。今回、久々の出演の話が届いたときは「キターッ!という気持ちだった」と織田さん。「(サンテFXが)20年経っても第一線にあることが嬉しいですし、関わったスタッフから『またやってくれ』と言っていただけるのも嬉しかった」と語った。新CMに関しては「なぜ、あんなに力んで『キターッ!』と言うのか、目薬を差していただければ分かると思います」と自信満々。「リングに上がるような気持ちで、過去の自分に負けないように言ってやろうと思いました」と撮影をふり返った。この日は、20年前に作られた第1作目のCMなど過去のシリーズも上映されたが「いま見ると、若いですね。当時、(このCMで着ている)3枚1,000円のTシャツをよく着てたのを思い出しました」とちょっぴり恥ずかしそう。集まった報道陣からは「新しい命の誕生は?」との質問も出たが、「まだ来ないですね」とサラリとかわしていた。こちらのCMは6月18日(土)よりオンエア。■関連作品:アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビー■関連記事:織田裕二、ネタバレぎりぎり!伊藤英明に銃を向けられ「怖かった!」織田裕二主演!キャスト登壇『アンダルシア』完成披露試写会に10組20名様ご招待福山雅治『アマルフィ』続編に出演!バルセロナで織田裕二と再会
2011年06月15日映画『アンダルシア 女神の報復』の完成披露試写会が6月8日(水)、都内で開催され、主演の織田裕二をはじめ、黒木メイサ、伊藤英明に西谷弘監督、そして主題歌を歌うヴォーカルグループ「イル・ディーヴォ」が上映前の舞台挨拶に登壇した。一昨年、劇場公開された『アマルフィ 女神の報酬』とTVドラマ「外交官 黒田康作」(フジテレビ)に続き、織田さん演じる邦人テロ対策室所属の外交官・黒田の活躍を描く本作。小国アンドラで起きた邦人殺害事件に関連した、資金洗浄に絡んだ国際犯罪の真相を追う。会場には、物語の舞台となったスペインの国旗のデザインをあしらった巨大な花道が用意され、壇上にはフルオーケストラが!オーケストラの荘厳な演奏の中を織田さんらが客席後ろから姿を見せると、約4,000人の観客で埋まった会場は歓声に包まれた。演奏に乗って悠々と花道を歩き、壇上に上がった織田さんは「すごい映画ができました」と自信の表情。「(作品を観て)出演者なのにびっくりしました」と完成度の高さをアピールした。黒木さんも映画のお披露目に満面の笑み。「思いの詰まった作品になっているんですの…」と、謎の「の」を残したまま絶句し、会場は笑いに包まれ、伊藤さんも「さっきまでガチガチだったんですが、いまのメイサの“の”で和みました」と笑っていた。この日のために駆け付けたイル・ディーヴォのカルロスは「私の祖国であるスペインのアンダルシアが舞台の作品の主題歌を担当できて光栄です」と誇らしげに挨拶し、会場は温かい拍手に包まれた。劇中、カーアクションにガンアクションと激しいシーンが展開するが、伊藤さんは本物の銃を手にしてアクションシーンに臨んだそうで「空砲なんですけど反動がすごかったです」と述懐。これに対し、織田さんは「(伊藤さんが)嬉しそうな顔をするんですよ」と明かし、さらに「(伊藤さんに)銃を向けられて怖くて仕方なかった」とポロリ。織田さんは外交官で伊藤さんはインターポールの刑事、ということで同僚ではないが味方同士のはずでは…?織田さんのネタバレギリギリのトークに周囲はドキドキ。伊藤さんらが慌ててストップをかけた。思えば、織田さんと伊藤さんの共演は、織田さん主演の「踊る!大捜査線」のスペシャル版で、伊藤さんが深津絵里扮するすみれのボーイフレンドのスキー青年を演じて以来!織田さんは「純粋な青年が海で猿をやり(※伊藤さん主演の『海猿』シリーズ)、かなりたくましくなって、でも中身は少年のままで…」と後輩の成長に目を細めた。メガホンを取った西谷監督は第1作、そしてTVドラマを経て「シリーズに立体感が出てきたと思います」と満足そう。織田さんも『踊る!』の青島に匹敵するハマり役となった黒田康作について「今回は(伊藤さんと黒木さんの)2人がプロなので、(黒田が)負けそうになるところもあって、人間クサさを意識しました」と黒田の変化に言及し、これから映画を観る観客の期待を煽った。『アンダルシア 女神の報復』は6月25日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビー■関連記事:織田裕二主演!キャスト登壇『アンダルシア』完成披露試写会に10組20名様ご招待福山雅治『アマルフィ』続編に出演!バルセロナで織田裕二と再会
2011年06月08日福山雅治が『アマルフィ 女神の報酬』の続編『アンダルシア 女神の報復』に出演することが決定!前作に続いて織田裕二と共演することになった。外交官・黒田康作(織田さん)が邦人保護のための任務に従事する姿を描く人気作で、イタリア・アマルフィを舞台にした前作は興行収入36億7,000万円のヒットとなり、同時期に「docomo動画」で配信された連作短編「アマルフィビギンズ」は182万ダウンロードを記録。その後、今年1月からはTVドラマとして「外交官 黒田康作」(フジテレビ)の放送がスタートした。劇場版第2作となる今回は、スペイン北部に隣接する小国・アンドラで日本人投資家の殺害事件が発生。その裏にある、国際テロ組織によるマネーロンダリング(資金洗浄)の謎に黒田が迫る。前作に続き福山さんが演じるのは、黒田が信頼を寄せるジャーナリストで、世界中を駆け回る佐伯章悟。前作ではイタリアで起きた、邦人誘拐事件に際して、黒田に力を貸したが、今回も事件の解決のカギを握るある重要な情報を黒田に提供することとなる。1月上旬、撮影が行われるスペイン・バルセロナに福山さんが到着。『アマルフィ 女神の報酬』以来、久々の再会となった2人はガッチリと握手を交わし、撮影の合間には談笑する姿も見られた。撮影は地中海に面したバルセロネータ海岸沿いの中央郵便局前とカタルーニャ美術館で敢行。織田さんは『県庁の星』で、福山さんは『容疑者Xの献身』で主演を務めた西谷弘監督の作品とあって、息の合った様子で撮影をこなし、現場は終始穏やかな雰囲気だったという。福山さんは「台本を読んで感じたことは“謎”や“伏線”が絡み合った上質なエンターテインメント作品だということです。以前、ご一緒させていただいた西谷弘監督や、織田裕二さん、伊藤英明さん、黒木メイサさんをはじめとした素晴らしいキャストの方々が登場しご覧いただければ必ず楽しめるはずです」と作品の出来ばえに自信をうかがわせる。バルセロナでのクランクインの後、アンドラ公国、そしてタイトルにもあるスペイン・アンダルシア地方での撮影を経て、2月中旬にスペインロケは終了。その後、2月末より日本国内での撮影が始まり、4月中にはクランクアップし、6月上旬に完成する予定。同世代の2人が、情熱の国を舞台にどんなやり取りを見せてくれるのか?『アンダルシア 女神の報復』は6月25日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:容疑者Xの献身 2008年10月4日より日劇PLEXほか全国にて公開© 2008 フジテレビジョン/アミューズ/S・D・P/FNS27社アンダルシア 女神の報復 2011年6月25日より全国東宝系にて公開© フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ビーアマルフィ 女神の報酬 2009年7月18日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン■関連記事:織田裕二は続編に意欲見せるも佐藤浩市は「出れない…」『アマルフィ』盛況スタート無謀な世界遺産ロケで勝負!ハリウッドに待ったかける『アマルフィ 女神の報酬』織田裕二、スペイン広場で車にひかれた?佐藤浩市は作品の重大な秘密を暴露!“青”から“黒”の織田裕ニへフジが総力上げる『アマルフィ』、シリーズ化なるか?日本アカデミー賞『おくりびと』が独占追うは『母べえ』&『クライマーズ・ハイ』
2011年04月25日織田裕二が7月27日(火)、東京・お台場シネマメディアージュで、主演映画『踊る大捜査線 THE MOVIE3/ヤツらを解放せよ!』の大ヒット御礼舞台挨拶を行った。今月3日(土)の公開から3週間で観客動員300万人、興行収入40億円を突破(配給の東宝発表)したことを記念した舞台挨拶で、この日、織田さんと本広克行監督は、邦画史上初という、同一人物による1日10回の舞台挨拶を、都内3か所の映画館で敢行。10回目の最後を飾ったメディアージュで約600人のスタンディングオベーションに出迎えられ、織田さんは「もうヘロヘロでしたが、いまの声援でかなり元気をもらいました。こういうのがあるから、映画作りはやめられない」。本広監督も「ヒットしなければできないことですが、まさか10回もやらされるとは思わなかった」とボヤキつつ「ヘロヘロでしたが、勇気をもらいました。これからも、いいもん作りたいなって思います」と揃って感激した様子。続いて織田さんは客席に向かい、「繰り返し観てくださった方もいると思いますが…」と前置きし、「10回以上観た方?」などと鑑賞回数を質問。同所では最高が13回観た女性と判明すると、嬉しそうな笑顔になり、「さっきのお客さんで20回観た方がいて、『公開から25日しか経っていないですが?』と聞いたら、『会社帰りにレイトショーへ通った』と言ってました」と嬉しそうに報告。「これだけファンの方に待っていただける作品はなかなかないので嬉しい。どうもありがとうございます」と深々と頭を下げた。一方、舞台挨拶の後半は“踊るティーチイン”と題し、観客からの質問に答えるQ&Aコーナーが設けられた。「○○でかかる曲についてどう思うか?」など、小ネタ満載の本シリーズのファンらしいマニアックな質問が続出。織田さんはそのひとつひとつに、丁寧にユーモアたっぷりに答え、ファンとの交流を楽しんだ様子だった。『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 2010年7月3日より全国東宝系にて公開© 2010 フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー■関連記事:夏の陣!『インセプション』が『アリエッティ』、『トイ3』、『踊る3』抑え1位に織田裕二故いかりやさんに「送りだすために『3』作った」織田裕二「泣きそう!」深津絵里のいかりや長介への思いに温かい拍手青島と室井がガッチリ握手!織田裕二の「ただいま」に会場全体「おかえり!」小泉孝太郎と福田沙紀が“禁断の関係”に?高校教師と女子高生がまさかの同棲!
2010年07月27日