Studio五組制作で2014年10月~12月に放送されたTVアニメ『結城友奈は勇者である』の主人公「結城友奈」が、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、2015年7月に発売されることが决定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は3,889円(税別)。結城友奈は、讃州中学校に通う中学2年生で、所属する部活の「勇者部」所属。平穏な日常はある日のアラームから終わりを告げ、神樹と人類を守るために、勇者として未知なる敵・バーテックスに立ち向かう。『結城友奈は勇者である』からは初のねんどろいど化となり、勇者に変身後の姿で立体化される。『ねんどろいど 結城友奈 勇者エディション』には、表情パーツに「通常顔」「叫び顔」を用意。フル可動仕様のため、勇者としての凛々しい友奈に好きなポーズを取らせてディスプレイを楽しむことができる。また「エフェクトパーツ」「精霊の牛鬼」も付属するためバトルシーンも再現。特徴的な衣装もデフォルメサイズながら細かく造形され、同時に可動域も確保されている。商品価格は3,889円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年4月15日21:00。商品の発売および発送は、2015年7月を予定している。(C)2014 Project 2H
2015年03月14日テレビ神奈川の人気音楽バラエティ番組『saku saku』の5代目MC・トミタ栞が1stアルバム「もしもワールド」を2015年2月18日にリリースし、東京・神奈川を中心に発売記念イベントを開催。発売日前日には、神奈川県・横浜市「アプローズ」において、SonyMusicShop購入者限定のイベントも行われたので、その模様をお伝えしよう。今回のイベント「トミタ栞1stアルバム『もしもワールド』発売記念 前夜祭だお! 全員集合!(仮)」は、アルバム全曲視聴会(1コーラス視聴後にトミタが1曲ずつ解説するスタイル)がメインとなった。進行役には、最近、女子力よりお笑い力が身に付いたと話題の(?)EPICレコード・伊東女史が担当。また、会場ではトミタ栞グッズのほか、トミタ考案のスペシャル飲料「もしもドリンク」(500円 : カルピス+オレンジジュース+コーラ)も販売されていた。アルバム全曲視聴会は、トミタが初めて作曲に挑戦した「もしもワールド」から。この曲は頭に浮かんだフレーズをアカペラでボイスレコーダーに録音し、スタッフに聴かせたことがアルバム収録のきっかけとなる。その後、スタッフとのディスカッションの中でようやく完成したトミタの自信作。「Aメロ・Bメロ・Cメロっぽい曲になるよう、考えて作りました」と解説した。続く「だめだめだ」は、「HAPPY AND HAPPY」に続く大塚愛によるプロデュース第2弾で「この曲を歌うことで新たなリズム感を手に入れられた」と手応えを感じている様子だった。3曲目は、スネオヘアーの渡辺健二が楽曲提供した「大好き、さようなら」。渡辺とのコラボレーションは、トミタが学生時代、新垣結衣の「オレンジ」をよくカラオケ歌っており、いつしかこの曲の作曲者にも興味を持ったことがきっかけ。まさかの作詞・作曲に加えて、プロデュースが実現したという。また、「レコーディングの際、渡辺さんからは自由に歌っていいよと言われ、その中で盛り上げたり、緩急をつけたりするなどのアドバイスをもらい、個性を活かしてくれる」と渡辺とのエピソードを語った。5曲目の「強がり太陽」もトミタが作詞・作曲に挑戦している。この曲は、女の子特有の、か弱いけれど感情の出し方がわからず強がってしまう"戸惑い"にスポットを当てており、頭に浮かんだ"太陽"に絡めて"会いたいよ""声を聞きたいよ"といった言葉遊びが盛り込まれている。また、大塚愛プロデュース第1弾「HAPPY AND HAPPY」では、「愛さんは私の声の出しやすさを理解してくれていたのか、歌えば歌うほど、自分になじんできた曲」と、第1弾にしてすでに大塚との息はピッタリであったことを笑顔で説明。そのほか、「MONSTER GIRL(Album Mix)」では、「Album Mixの曲の出だしは、モンスターが迫ってくる感じなので聴いてほしい」、「卒業アルバム」では、「愛さんや渡辺さんとやりとりするうち、コーラスパートにもコダワリが出てきました。歌詞の『気づかれないように自然に』のパートにハモりを入れることで、そのフレーズがよりキラキラし始めた。自分的に気に入っているところ」と注目ポイントを紹介した。そして、11曲目の「RounD」は、大塚がトミタと初対面したインターネット番組「白黒歌合戦」で本タイトル名の曲を書くことを約束していたという楽曲。トミタは「私がうまくできたと感じていた箇所を、愛さんはしっかり残していてくれた。音楽でわかりあえるって本当に素晴らしい」としみじみ。大塚との出会いを素直に喜んでいた。全曲視聴会後は、会場のファンからのアンケートコーナー。「芸能人になっていなかったら、何になっていた?」の質問にトミタは「大学生です」と即答するも、『saku saku』でのトミタのキャラを知っているファンからあたたかい拍手と笑いが送られた。また、「一番好きな女性ボーカルは?」の質問には「阿部真央さん。中学時代からの大ファンで、曲を聞くと当時の記憶が蘇ってきます」と回答し、加えて「いつか共演してみたい」と思いを明かした。そしてアンケートコーナーの後は、ミニライブに突入。ノリのよい新曲「もしもワールド」と「大好き、さようなら」でファンの手拍子を誘い、最後は振り付けが特徴的なファンと盛り上がれる「HAPPY AND HAPPY」で、会場は大いに盛り上がった。その後、タワーレコード渋谷店でのイベントではおなじみのプレゼント抽選会(今回の目玉はサイン入りトミタ高校時代の生写真)も行われ、ファンの興奮覚めやらぬ中、イベントは終了した。なお、4月29日には、東京都渋谷区の「代官山UNIT」にて、21歳の誕生日ワンマンライブの追加公演が決定している。詳細は公式サイトなどをチェックしていただきたい。■今後のライブ予定「トミタ栞 ライブ2015 ~誕生日関係なく追加公演です!~」日時 : 4月29日(水)場所 : 代官山UNIT開場 / 開演 : 17:00 / 18:00チケット一般発売日 : 3月28日~
2015年02月26日2014年10月よりMBS・TBSほかにて放送されたTVアニメ『結城友奈は勇者である』。そのニコニコ生放送『「結城友奈は勇者である」勇者部活動生報告 第4回』が2014年12月26日に放送された。現在、WEBラジオにて配信されている『「結城友奈は勇者である」勇者部活動報告』のニコ生版として放送された本放送だが、ラジオのパーソナリティである結城友奈役の照井春佳、犬吠埼風役の内山夕実、犬吠埼樹役の黒沢ともよの3人に加え、TBS・CBCでの最終回放送直前ということもあり、東郷美森役の三森すずこと三好夏凜役の長妻樹里が参加。活動生報告では初の勇者部5人揃い踏みとなった。番組冒頭、「今日、ニコ生中に泣きませんでした」と"未来報告"の形で宣言した照井だったが、最終回目前ということもあって、リスナーからのメールに涙腺も崩壊寸前。まさに波乱含みのスタートとなった。「私の名シーンベスト3」では、各メンバーが11話までを振り返って、名シーンを3つ紹介。それぞれのベスト1は以下の通りとなっている。長妻「夏凜満開」(第11話)三森「乃木さんに話しかけているシーン。リボンのくだり」(第8話)黒沢「樹がお姉ちゃんと過ごしてる朝のシーン!!」(第4話)内山「風の叫び」(第9話)照井「夏凜ちゃん『友奈の泣き顔、見たくないから』」(第11話)そして、そろそろお別れのお時間です……からのムチャ振りコーナー「阻止せよ! 樹海化」。「5人で『最終回見てね』のお願いをする」(あいうえお作分で)、「5人で体現! お題『バーテックス・レオ』」、「5人が自分のキャラの名シーンを再現!」など、涙なんか忘れたいつもの展開で、レベル30になるまで奮闘する5人。しかし、ラストはやはり、最終回の放送に向けての感動のメッセージで終了……とはならず、おなじみの「勇者部・部歌斉唱」で、笑いあり涙ありの1時間を締めくくった。なお、アニメは最終回を迎えた『結城友奈は勇者である』だが、ラジオ「勇者部活動報告」は今後も続くので、チェックのほうお忘れなく。また、1月30日(金)の20時からはニコ生「結城友奈は勇者である」勇者部活動生報告 第5回が放送されるのでこちらもあわせて注目しておきたい。(C)2014 Project 2H
2015年01月28日テレビ神奈川の人気音楽バラエティ番組『saku saku』の5代目MC・トミタ栞が4thシングル「だめだめだ」を2014年12月10日にリリースし、大阪・東京・神奈川にて発売記念イベントを開催。各地のフリーライブイベントには大勢のファンが詰めかけた。今回は、12月11日にタワーレコード渋谷店B1「CUTUP STUDIO」で行われたライブイベントの模様をお届けする。タワレコイベントにおいては、もはや恒例行事となったトミタによる場内アナウンス。今回も会場での注意事項をみごとなアニメ声で読み上げ、途中、ファンに「(注意事項を破っちゃ)ダメですよ……いいですか?」と問いかける余裕も。そして、司会進行役は2ndシングルのライブイベント以降、自虐ネタでファンを盛り上げるEPICレコード・伊東女史が担当した。「イエーイ!」と元気よく会場に登場したトミタ。まずはニューシングル「だめだめだ」の発売を迎えた喜びとファンへの感謝を述べた後、テレビ番組や12月9日に関内ホールで行われた「『saku saku』presents 冬のプレミアムライブ2014」において、本格的なギター演奏をしたことについて、「最初は緊張したけど、ライブを重ねるごとに楽しく演奏できるようになった」と1年間の練習の成果が現れたことを実感している様子だった。4枚目のシングル「だめだめだ」は、前作シングル「HAPPY AND HAPPY」と同様、大塚愛によるプロデュース作品で、激しさと切なさが同居したネガティブ・ロックな曲に仕上がっている。本作はテレビ東京系アニメーション「NARUTO-ナルト-疾風伝」のエンディングテーマとしてオンエアされており、新たなファン獲得に一役買っているようだ。また、「だめだめだ」のMVでは、歌詞を間違えると最初から歌いなおすというワンカット撮影にも挑戦。カメラを前に一点をにらみつけ、"目力"で歌う演出にトミタは「怖いですか?」と問いかけると、ファンは冗談交じりに笑いやうなずきで答えた。「もちろん、喧嘩売っているわけじゃなく、自分自身に対して喝を入れる感じ」と歌に対する想いを明かした。一方、カップリング曲「めぐりめぐる」では作詞に挑戦しているが、実は3回ほど書き直しているという。どうしても歌詞に納得がいかずレコーディング直前にも書き直して完成に至ったことを明かし、「具体的な恋愛の歌詞は難しいけど、これからも挑戦していきたい」と決意を語った。また、話はクリスマスに近いということで、その日は何をしているかという話題に。トミタは「クリスマスイブとクリスマスはお仕事です。会社に行く時は(カップルを見てしまうので)表参道周辺や乃木坂あたりを避けるように移動します」とさびしいクリスマス事情をカミングアウトし、会場の笑いを誘った。そのほか、本イベントでは「だめだめだ」にちなみ、今年"だめだめ"だったことを募集するTwitter企画「だめだめだ川柳」の優秀者も発表。ライブ直前までトミタが選び抜いた川柳は「しーちゃんに 誤ホローされては 外される」「仕事中 川柳考え 手が止まる」「ありのまま 素顔見せたら 彼が去る」「綺麗なの ベッドの上だけ 踏場ない」「だめだめだ グロスで虫が 死んでいる」の5つ。優秀者にはトミタの生声入り時計がプレゼントされたほか、会場にいる当選者には副賞として「はりせん」「大声で喝!」「バケツ持ちで立たされる」のいずれかのおしおきも執行された。トーク後、いよいよライブがスタート。1曲目はギター演奏も披露した「だめだめだ」、2曲目に「めぐりめぐる」、そして3曲目にはトミタ自身が作詞・作曲したという「強がり太陽」を初披露した。トミタは「具体的にうたを書こうと思ったわけではなく、鼻歌からできた曲。スタッフさんと相談してようやく形になりました」と明かした。その後、「HAPPY AND HAPPY」「エ・ネ・ト・カ・ネーション」を元気に歌い、会場は大きな盛り上がりを見せた。ライブ後は、おなじみのプレゼント抽選会。今回もCD購入特典「トミタのしおり」(全5種コンプリート)や直筆サイン入りポスター、2ショット写真撮影などファン垂涎のアイテムばかりだ。その後、トミタ栞のファンクラブ「トミタびと」会員限定で行われた飛騨高山ツアー「なんて飛騨! ~飛騨高山までトミタ栞に会いに行こう~」の映像が流れ、イベントは終了……と思いきや、なんとトミタは顔を白塗りにした人気お笑い芸人風の「しおりちゃん3号」に扮してステージにカムバック。伊東氏も相方の姿で登場した(写真もお見せしたかったが、これは会場に来たファンのみのお楽しみということで)。「この姿でカレンダー作ればいいじゃないのぉ~?」「だめよ~だめだめ!」「二十歳の時に宣言した股割り、ここでやればいいじゃないのぉ~?」「だめよ~だめだめ!」といった掛け合いを見せると場内は大爆笑。トミタはアンコール曲「だめだめだ」をキャラ設定を守り無表情で歌い上げ、拍手の包まれる中、イベントは終了した。なお、12月14日に神奈川県・海老名市「ビナウォーク」で行われた「だめだめだ」発売記念イベントにおいて、1stアルバム「もしもワールド」を2015年2月18日にリリースすると発表。「線香花火」から最新曲「だめだめだ」までのシングル曲や、配信限定曲「MONSTER GIRL」など全11曲を収録予定だ。また、現在、アルバムに収録される新曲「卒業アルバム」のMV制作にあたり「学校」と「卒業式」にまつわる写真を募集しているので、オフィシャルサイトをチェックしていただきたい。
2015年01月14日2014年10月より12月までMBS・TBSほかにて放送されたTVアニメ『結城友奈は勇者である』。そのニコニコ生放送『「結城友奈は勇者である」勇者部活動生報告 第3回』が2014年11月28日に放送された。現在、WEBラジオにて配信されている『「結城友奈は勇者である」勇者部活動報告』のニコ生版として放送された本放送。ラジオのパーソナリティである結城友奈役の照井春佳、犬吠埼風役の内山夕実、犬吠埼樹役の黒沢ともよの3人に加え、放送直前SP以来で、ラジオとしては初出演となる東郷美森役の三森すずこが参加した。第8話放送直前のニコ生ということで、まずは第1話から第7話までを、アフレコ時のエピソードなどを交えつつの振り返り。先のストーリーを知らされていないキャスト陣は、第5話でバーテックスをすべて倒したときは、一同、今後どうなるのかと思ったとの感想を述べた。そして、振り返りのあとは、本作の前日譚である『鷲尾須美は勇者である』についてもトーク。なお、『鷲尾須美は勇者である』は公式サイトにて、1話から4話が特別公開中となっているので、こちらもあわせてチェックしてみよう。さらに、勇者としてより強くなるために誰かがトレーニングをしながら作品に関する最新情報を伝える「勇者部インフォメーション報告」や「勇者部~占いの館」などラジオでおなじみコーナーを進行。そしてレベル20になるまでムチャ振りに応え続ける「阻止せよ! 樹海化」では、「4人で30秒間創作勇者ダンスを踊りきる」「4人が1人ずつ勇者っぽい技を披露する」などのお題に、「なんかいろいろ失ってるなあ」と思わず苦笑いを浮かべる内山だったが、何とか樹海化を阻止し、スペシャルアイテムとして「高級ハニー」をゲットした。相変わらずのカオスな雰囲気の中、無事エンディングを迎えた後は、番組を振り返っての総括として勇者部の部歌を作るおなじみのコーナー「勇者部・部歌斉唱」でおよそ1時間の番組を締めくくった。(C)2014 Project 2H
2015年01月12日2014年10月よりMBS・TBSほかにて放送開始となったTVアニメ『結城友奈は勇者である』。その放送直前となった10月10日、ニコニコ生放送にて『「結城友奈は勇者である」勇者部活動生報告 放送直前SP』が放送された。現在、WEBラジオにて配信されている『「結城友奈は勇者である」勇者部活動報告』のニコ生版として放送された特番である本放送には、ラジオのパーソナリティである結城友奈役の照井春佳、犬吠埼風役の内山夕実、犬吠埼樹役の黒沢ともよの3人に加えて、東郷美森役の三森すずこが助っ人として参加。メインキャスト陣4人による放送となった。放送ではまず放送直前ということもあって、作品の概要と登場キャラクター、さらにアフレコ現場での様子などを紹介。さらにラジオのコーナーである「勇者部~占いの館」が行われた。そしてここからは、ニコ生特別企画「勇者部の絆」が三森の進行によってスタート。照井、内山、黒沢の3人が、メンバーの絆をより強くするために各種ゲームに挑戦した。3人は、3つのゲームに挑み、ひとつでも失敗すると、絆を深められるドリンク「キズナフカマール」を飲むことに。なお、このドリンクの味は、試飲した三森曰く「胃液の味……」。今回行われたゲームは、打ち合わせなしに書いた3人のイラストをもとにオリジナルストーリーを紡ぐ「つないでめでたし!」、お題に対してふさわしいポーズをとり、3人のポーズを一致させる「勇者部行動学」、誰かにフィーチャーした質問に対してほかの2人が該当者の回答を予想する「好きな食べ物はうどんです」の3つ。順調にクリアしていった3人だったが、最後のゲームを失敗し、結局「キズナフカマール」を飲むことに。この後、放送ではアニメの第一話冒頭シーンを先行上映。上映後は「キャラクターと演じている声優が似ていると思ったのは誰?」「この中で友だちになりたいのは?」「今日一番『勇者』だった人は誰?」などの視聴者アンケートが行われたが、諸事情によりサンプラーでの参加となった黒沢が全部を持っていく展開となり、大盛り上がりの中、放送は終了となった。TVアニメ『結城友奈は勇者である』は、MBS・TBS・CBC・BS-TBSほかにて放送中。照井、内山、黒沢がパーソナリティを務めるラジオ『「結城友奈は勇者である」活動報告』は音泉にて配信中となっているので、こちらもチェックしておきたい。(C)2014 Project 2H
2014年11月15日映画『想いのこし』のスペシャルイベントが10月20日(月)、都内で開催され、主演の岡田将生に子役の巨勢竜也、平川雄一朗監督、劇中の岡田さんらのポールダンスを指導したポールダンス世界チャンピオンのREIKO、同じくダンサーのeMy、MOMO、主題歌を歌う「HY」が来場した。岡田さん、共演の広末涼子が劇中で激しいポールダンスを披露することで、制作時から話題を呼んでいた本作。金と女に目がないガジロウは事故に遭い、軽いケガを負うが、その事故で死んでしまったポールダンサーのユウコと彼女の仲間たちがなぜか彼にだけ見える形で現れる。ユウコらが提示する金に釣られ、ガジロウは彼女らのこの世への未練となっている想いのこした願いをひとつずつ叶えていくことになるが…。この日のイベントは、REIKOさん、eMyさん、MOMOさんの華麗で力強いポールダンスショーで幕を開けた。日本ではあまり知られていないが、ポールダンスはオリンピック競技の候補としてエキシビジョンマッチが行われる“スポーツ”の側面を持つかなり激しいダンスであり、彼女たちの華麗な舞に観客は圧倒された様子だった。その後、監督と共に登壇した岡田さんも「ホントにすごいですね!力強くてエロい!」と興奮気味。岡田さんも劇中で披露しているが「僕もエロくできたか心配になってきました…」と苦笑を浮かべる。だが実際には岡田さんは、普通は1年で覚える大技を、撮影スケジュールもあって猛練習の末に1か月半でマスターしなくてはならなかったそう。「練習できる時間が限られていて、広末さんと一緒にREIKO先生に教えてもらったんですが、最初は(ポールに)のぼることすらできなかったんですよね…」とふり返る。体を支えてポールに密着する内股は擦り切れてボロボロになったそうで「『もののけ姫』の(呪いを受けた)アシタカの腕みたいになってました(苦笑)。『やる』と言ったけど、軽かったなぁ…何でこんなことに…って思っちゃうくらいだった」と苦労をのぞかせた。そんな、岡田さんの過酷な撮影での“支え”となったのが、広末さん演じるユウコのひとり息子を演じた子役の巨勢くんの存在。岡田さんは「ホントにかわいいんですよ!子ども大好きです」と語るが、平川監督曰く「広末さん以上に巨勢くんのことを好きになっちゃって、広末さんに嫉妬してた。めんどくさい奴だった」とのこと。この日はその巨勢くんも来場したが、岡田さんはひと目見るなり相好を崩す。巨勢くんの大人びた口調に岡田さんはタジタジで「お前、大人だな。すごいな…」、「(自分と)同い年だろ?」とどっちが年上か分からないようなやりとりを見せて笑いを誘っていた。クランクアップ後に、岡田さんが巨勢くんを誘って後楽園ゆうえんちに遊びに行ったこともあったそうだが、巨勢くんが「岡田さんはリードしてくれて、頼れるお兄さんでした」と語るとさすがに岡田さんは「そりゃそうだろ!オレ25歳だぞ!」と苦笑交じりに語り、会場は笑いに包まれた。この日は、本作のために映画を観て主題歌「あなたを想う風」を書き下ろした「HY」も駆けつけ、舞台挨拶後には同曲を生で披露し、会場に詰めかけた観客は彼らの演奏と歌声にうっとりと酔いしれていた。『想いのこし』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月20日俳優の役所広司と岡田准一が10月1日、共演作『蜩ノ記』の特別試写会に出席した。岡田さんが「試写を観ていたら、横で役所さんが号泣されていた」と暴露すると、役所さんは「岡田君だって泣いていましたよ」と反撃。劇中同様、強い師弟愛(!?)を披露した。前代未聞の不祥事を起こした戸田秋谷(役所さん)は、10年後の夏に切腹し、その日までに藩の歴史である「家譜」を完成させることを命じられる。一方、城内で刀傷沙汰を起こした藩士の檀野庄三郎(岡田さん)は、秋谷の監視役を命じられるが、そのひたむきな生きざまに心揺さぶられる。第146回直木賞を受賞した葉室麟の小説を原作に、役所さんと岡田さんが初共演を果たした。この日、役所さんと岡田さんに加えて、共演する堀北真希、原田美枝子、小泉堯史監督が出席し、「涙活(るいかつ)試写会」と銘打って開催された試写会。 涙活とは、意識的に泣くことで心のデトックスを図る活動だといい、涙活プロデューサーの寺井広樹さんが提唱するもの。このたび、『蜩ノ記』が世界に涙活を広める「全米感涙協会」認定映画第1号となったことを記念し、役所さんに涙のしずくをモチーフにした特製トロフィーが授与された。「今日、(イベントの進行)台本を読んで『これ、ギャグかな』と思った」と役所さん。それでも寺井さんから実際にトロフィーを受け取ると、「結構重いですね。今日映画を観てくださったみなさんの涙とどっちが重いかなあ…。とにかく認定第1号ということで光栄です」と涙、ではなく笑みを見せていた。涙といえば、岡田さんは先日、主演を務めたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の撮了会見での“男泣き”が大きく報じられたばかり。岡田さん本人も「つい最近、泣いてしまって」と照れ笑いを浮かべた。また、本作に関しては「小泉監督のために、日本映画界のベテランスタッフさんが集まった。まるで日本映画の歴史を目の当たりにするようで、現場にいるだけで泣ける思いだった。本当に、すごい人ばかりだったんですよ」と涙のエピソードをふり返った。『蜩ノ記』は10月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:蜩ノ記 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「蜩ノ記」製作委員会
2014年10月01日「V6」の岡田准一が主演する感動巨編『永遠の0』の完成披露試写会が2日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、岡田をはじめ、三浦春馬、井上真央、濱田岳、新井浩文、染谷将太、三浦貴大、上田竜也、山崎貴監督が舞台あいさつに立った。岡田は「命を削りながら、大切に撮影した作品。たくさんの愛が詰まっている」と胸を張り、駆けつけたファン5000人に作品をアピールしていた。その他の画像原作は現在までに累計発行部数400万部を突破している百田尚樹氏の同名小説。特攻により戦死した天才パイロット・宮部久蔵(岡田)の60年間封印された真実が、現代を生きる孫の健太郎(三浦春馬)によってひも解かれる。岡田が演じるのは天才零戦パイロットでありながら、“海軍一の臆病者”と呼ばれた謎多き男という役どころで「当時を生きた方々に認めていただきたいという気持ちもあり、しんどい役ではありました」と振り返り、「壮大な愛を受け継いでいく物語。皆さんにとっても大事な作品になれば」と語りかけた。片や、現代を生きる青年を好演した三浦は「すごく刺激を受けた」と、橋爪功、平幹二朗、今年5月に亡くなった夏八木勲らベテラン勢との共演に感激しきり。4年前に他界した祖父は、戦時中に多くの仲間を失ったと明かし「自分のルーツに触れる機会にもなった」としみじみ。久蔵の妻・松乃を演じる井上は「戦争ものを敬遠される方もいると思うが、誰かを大切に思う気持ちは、時代を超えて共感できる。ぜひ女性にも観ていただければ」と話した。人気コミック「寄生獣」の映画化でも話題を集める山崎監督は、「悔しいほどに感動して泣いてしまった。ぜひ映画化という形で“対抗”したかった」と原作との出会いを述懐。2012年夏、猛暑の中で撮影に臨んだスタッフ、キャストの労をねぎらっていた。『永遠の0』12月21日(土)、全国東宝系ロードショー
2013年12月03日グレープストーンが展開するスイーツブランド「東京ばな奈」はこのほど、「東京ばな奈がぉー キャラメル味」を発売した。同商品は、とらねこ模様に焼いたスポンジケーキでキャラメルバナナのカスタードクリームを包んだ、新テイストの東京ばな奈。キリン模様に焼いた「東京ばな奈 バナナプリン味」、ヒョウ柄の「東京ばな奈ツリー チョコバナナ味」に続く、アニマルシリーズの第3弾となる。販売するメインショップは、1日にリニューアルしたJR東京駅の新幹線南乗り換え口そば「東京ばな奈がぉー店」。「がぉー(子猫)」柄の制服のショップスタッフが接客する。他に、同駅改札内1階 セントラルストリート「セレクトマーケット東京百貨」及び東京タワー、高速道路「海老名下りSA」「三芳PA」でも販売する。価格は、4個入りのお買い得パックが500円。8個入り箱が1,050円、12個入りは1,550円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日キュートなルックスと抜群のスタイルを兼ね備えたグラビアアイドルの川奈栞さん。「妄想したり、コスプレしたりするのが大好きなんです!」とニッコリ笑う彼女だが、実は英語の資格をいくつも持ち、英会話も流ちょうに話せる才女。そんな彼女に英語を身に付けるコツや、その魅力について聞いてみた。―川奈さんにとって英語ってどんな存在なんですか?英語は、今の「私」を作ったすべてかもしれません。父の転勤で、3歳からサンフランシスコに住んでいました。それから高校生まで約10年間日本とサンフランシスコを行ったり来たりしていました。高校3年生のとき帰国して、自分の英語力を試してみたくて、TOEICや英検準1級、国連英検B級など、英語の資格取得に挑戦しました。試験はすごく難しかったけど、今思うと自分のためになりました。勉強してよかったです。グラビアをやっているのも、大学生のときに英語のコンパニオンのアルバイトしていたときにスカウトされましたし、今こうやって取材をしてもらっているのも、英語のおかげです。新しい出会いをたくさん持ってきてくれる「英語」に感謝しています。―英語が話せて良かったと思うことを教えてくださいグラビアの撮影で海外に行くと、周りのスタッフに「通訳して」って頼ってもらえるのがうれしいです。南の島に行くことが多いのですが、現地の人とコミュニケーションがとれるのが面白い。あと、通訳のお仕事ができることですね。例えば、2008年に元千葉ロッテマリーンズのボビー・バレンタイン監督のCM撮影に同行させていただきました。現場の指示などを監督に通訳するお仕事だったんですけど、いろいろなお話しをさせていただいて本当に楽しかったです。あとは、いろいろな国に旅行に行っても困らないことです。父が歴史好きなので、家族で世界遺産ツアーに出かけています。だから私も、世界遺産が大好きになっちゃいました。英語が話せると、現地の人から深いお話が聞けたり、いろいろなことを学んだりできるからすごく得をした気分になれます。今まで見た世界遺産の中で、印象に残っているのは中国の万里の長城です。今度は、ぜひマチュピチュに行きたいです。―ブログの「妄想劇場」を拝見すると、様々な妄想をされていますが、妄想するときも英語で考えたりするんですか?ブログの「妄想劇場」はもう4年以上も続けているんですけど、毎日、朝7時に更新してます。朝5時に起きて、衣装に着替えて、セルフタイマーを使って自分で写真を撮影してっていうのを毎朝やっています。朝早く更新するのは、ファンの方に、私のブログを見てハッピーな気分で学校や会社に向かってほしいからです。でも、最近はスマートフォンとかで見てくれる人が多いから、通勤・通学中に大きな画面で私の大胆な写真があると恥ずかしいみたいです……。妄想は、日本語かなあ(笑)。でも、もし英語で誘われたら、きっと英会話が上手になるかもしれません。例えば、「I wanna go out with you.」ってデートに誘われたら、なんて返事をしようかなって思いませんか?他にも、町で出会った子がハンカチを落としたらその子に何て言って声をかけようかなって想像するんです。そういうワクワクする“出会い妄想”を考えると、モチベーションもアップするし、楽しく勉強できると思います。―ブログの中の写真もご自身でやられてるんですよね?はい。ローアングルのリクエストが多いので、写真もいろいろ工夫しています。ちなみに衣装は全部自分のものなんですよ。中でもお気に入りのコスプレは制服系かな。受付嬢のコスプレで、ちょっとハダけてるのとか、脱ぎかけなんかが好きなんです。私、脳内は中三男子だから(笑)。―最後に、これから英語を身に付けたいと思っている読者にメッセージをお願いします!「間違った英語を使ったらどうしよう?」と考えて黙ってしまうよりも、なんでもいいから話すことが大切だと思います。英語で話しかけられたら、日本語に変換せずに、すぐに英語の脳を使えるよう、何度も英語でアウトプットしてみてください。いざとなったら、答える単語をあらかじめ準備しておくのもおススメです。あとは、英語しかない環境を作ると、言葉のニュアンスが体感できるから身に付きますよ。例えば、私自身も、普段からCSテレビを見たりして常に英語に触れるようにしています。特に海外ドラマで話されている英語は発音がきれいなので、聞き取りやすいです。リスニングや単語量に自信がない人は、海外の子ども向け番組を見るのもよいですね。英語の勉強のきっかけってなんでもいいと思うんです。「英語を身に付けて女の子にモテたい!」とか「英語でこんなフレーズが言えたらカッコイイから!」とか、自分がワクワクするような目標をつくってみてください。そうやって、英語が話せたら何ができるかな?って妄想を膨らませて、楽しみながら英語を身に付けましょう! 私も応援しています!■お話を伺った人川奈栞。青山学院大学・英米文学科卒業、TOEIC800点、英検準1級、国連英検B級の資格を持つ知的派グラビアアイドル。趣味はフルートとジムで体を動かすことで、好きな食べ物は焼き鳥。好きな男性のタイプは動物好きな人。公式ブログ「しおりの妄想劇場」では、自ら考えた妄想をコスプレして再現するなど、セクシーなショットが満載。デジタル写真集は、「ぷるりんシオリン★ふんわりヒップ」「ぷるりんシオリン★やわらかヒップ」が発売中。4/27発売のソロDVD「スケスケ助っ人」は、amazon女性グラビアDVDランキング1位獲得。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月11日映画『宇宙兄弟』の大ヒット御礼舞台挨拶が5月15日(火)、都内劇場で行われ、小栗旬と岡田将生、森義隆監督が登壇。最後にサプライズで小栗さんが用意した手紙に、岡田さんが感動して涙する一幕もあった。「週刊モーニング」(講談社刊)にて連載中の人気同名漫画の映画化で、仕事をクビになり、かつての夢だった宇宙飛行士を目指して奮闘する兄のムッタ(小栗さん)と、現役宇宙飛行士で月面に旅立つ弟のヒビト(岡田さん)の姿を描く。この日の舞台挨拶は、5月5日(土・祝)の初日舞台挨拶終了後に岡田さんが「また舞台挨拶をやりたい」と言い出したことから実現したそうで、なんと小栗さん自らがMCとなって進行役を務めた。森監督は「予定がなかったのでひと息つくために沖縄に行こうと思ってたんですが、飛行機をキャンセルして来た」と明かし、これには言い出しっぺの岡田さんも「複雑ですね、嬉しいけど…」と苦笑いを浮かべていた。昨年4月に撮影が始まり、1年余りが過ぎてこの日の舞台挨拶が本作に関わる最後の仕事となるが、岡田さんは「撮影が終わって宣伝をずっとやらせてもらって、1年くらい『宇宙兄弟』のことを考えている自分がいた。よかったなと思うし、楽しい日々でした」と述懐。これに“MC”小栗さんから「当たり障りのないコメントですね」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。小栗さんは「いまだから言えるけど」と前置きした上、現場の雰囲気について「クランクインして、1か月経たないくらいで岡田くんが入って来たんですが、僕のところに近づいてきて『この現場ってずっとこういう感じなんすか?』って。いろんな人が『こんなんじゃダメだ。こうするぞ!』という感じで、監督はそこでひとりで戦っていて、現場は殺伐としてたんです」と明かす。岡田さんも「気まずかったです(苦笑)」と頷きつつ、「監督が戦ってる姿を見て、僕も戦おうと思った」とふり返った。そして、最後の締めの挨拶になって、岡田さんは「旬くん、今日僕は手紙を書いてきました」とニッコリ。「これまで時計を盗まれたり、指輪にドレッシングかけて口の中に入れられたりしたけど(苦笑)、お世話になったので」とポケットから白い封筒を取り出した…が!観客の前で読むのが急に恥ずかしくなったのか「やっぱり家に帰って見てください」と言い出して、客席からは「えー?」とブーイングが…。何とか思い直して岡田さんは照れながらも手紙を朗読。「本当の兄貴ができた気持ちでした」と小栗さんへの思いを伝えた。これには小栗さんも「素敵な“弟”を持って幸せです」と語った。さらに小栗さんは「実は僕も手紙を書いてきました!」とニヤリ。実は岡田さんが手紙を書いてきたことを事前に知らされ、サプライズ返しとばかりに小栗さんも手紙を執筆してきたとのこと。サプライズを仕掛けたつもりが、逆に自分だけ何も知らされていなかった岡田さんは驚愕の表情で「何だよぉ…」とうなだれた。小栗さんは“兄”として「キミが隣にいてくれてよかった」と岡田さんへの感謝の思いをユーモアたっぷりに伝え、岡田さんはこらえきれずウルウル…。慌てて涙をぬぐい、客席は温かい拍手に包まれた。『宇宙兄弟』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会■関連記事:小栗旬&岡田将生、『宇宙兄弟』興収30億円も射程圏内のロケットスタートに浮き足立つ!『宇宙兄弟』新井浩文×濱田岳インタビュー「目をつけるとこが一緒なんです(笑)」【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.2『宇宙兄弟』×兄弟の関係『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待岡田将生×小栗旬主演『宇宙兄弟』試写会に30組60名様をご招待
2012年05月16日榮倉奈々、岡田将生からの突然のプレゼントに涙!11月10日、映画「アントキノイノチ」公開を記念し、都内で開催されたセレモニーに、主演した榮倉奈々、岡田将生が出席した。榮倉と岡田は「アントキノイノチ」公開を記念するため一般公募された【ラブレターツリー】の設置セレモニーに出席。岡田からの突然ののクリスマスプレゼントに、榮倉が涙ぐむ場面があった。岡田からのサプライズプレゼントはスノードーム岡田からの榮倉へのサプライズプレゼントは、劇中の印象的なシーンで登場する観覧車の模型が入ったスノードームだった。映画コムによると岡田は「2月から一緒にやってきましたが、すごく助けられました。本当に一緒にやれてよかったし、また違う作品でも会えたらうれしい。ありがとうございました」と照れくさそうに感謝の言葉を榮倉に伝え、スノードームを手渡した。榮倉の瞳に涙が思いがけないプレゼントに驚いた様子の榮倉は、涙を静かにぬぐい「(作品への)思いが強いだけに、全てのことに100%届けようと一緒にがんばってきたのでうれしいです。ありがとう。恥ずかしい(笑)」と感激で一杯の胸の内を語ったという。映画「アントキノイノチ」とは?歌手のさだまさしによるベストセラー小説を映画化。遺品整理業という特殊な仕事を通して「命」の重さ、人と人が繋がる尊さを描いた作品だ。また、榮倉は「アントキノイノチ」の公式サイトで「生きるということ、社会と関わるということ。日々、自問自答しながら前進したいと望む姿は同世代として、とても興味深いです。瀬々監督も岡田将生くんも初めてご一緒させていただくので、どんな風にコミュニケーションを取って撮影が進んでいくのか、今から楽しみです。」と、コメントを残している。「アントキノイノチ」初日舞台挨拶のお知らせ●11月19日(土)●場所:丸の内ピカデリー11回目 午前9:20の回、上映終了後/2回目 お昼 12:50の回、上映前●[登壇者]岡田将生、榮倉奈々、原田泰造、松坂桃李、瀬々敬久監督(以上すべて予定)●場所:MOVIX亀有1回目12:30の回、上映終了後/2回目15:45の回、上映開始前●[登壇者]岡田将生、榮倉奈々、松坂桃李、瀬々敬久監督(以上すべて予定)「アントキノイノチ」公式サイトより元の記事を読む
2011年11月12日「一生懸命、自分の中から言葉を探してる」と岡田将生は言った。作品や役柄についてではなく、そのときのインタビューについて語った発言なのだが、俳優・岡田将生の生き方そのものを表していると言える。10代の頃から誰もが羨むような輝かしい成功の階段を上り続けてきたように見えるが、その陰で常にもがき、自らと向き合ってきた。だからこそ、映画『アントキノイノチ』で演じた主人公の杏平に対して、まず何より感じたのは強い共感だった。壊れた心を少しずつ再生していく杏平を演じながら岡田さんは何を探し、何を伝えようとしたのか?その内なる思いを明かしてくれた。10代の自分とリンクした、杏平の心の葛藤映画冒頭、裸で民家の屋根の上に座り込み虚空を見つめる岡田さんの姿が映し出される。高校時代のある出来事がきっかけで、心を壊してしまった杏平。22歳の岡田さんは、自らが10代の頃から感じてきた思いを重ね合わせながら物語と向き合っていった。「ふと『何でおれは生きてるんだろう?』とか『これからどんな大人になって、どういう社会で生きていくんだろう?』ということを考えることが10代のときから僕自身ありました。漠然とした不安を感じながら俳優という仕事をさせてもらって、その中で僕はこの仕事が好きだと気づいて続けられている。でも杏平くらいの頃は何も分からずにいて、そのリアルさに『おれもそうだったな』とリンクしました」。ある悪意に疲弊し自ら命を絶った友人。その悪意の矛先が今度は自分に向けられることへの恐怖と戸惑い。そして期せずして発見した己の内にある憎悪と周囲の無関心――。そうしてバラバラになった心を、杏平は遺品整理業という仕事を通じて再生させていく。こうしたひとつひとつの心の動きを岡田さんは丁寧に演じている。「僕自身、いじめられた経験もあるし、それがどんなにつらくて嫌なことか分かっています。僕はまだ22歳ですが、そういうところを若い人にきちんと伝えたいと思ったし、『分かりたい』って思う自分がいました。何より、生に対してもがき、苦しんでいる姿、少しずつ杏平が前に進んでいく姿がいいなと思えたんです」。演技の面でポイントとなったのは杏平が生まれつき抱えている吃音(きつおん)。杏平の周囲との距離感やもどかしい思いが伝わってくる。一方で岡田さんは「映画を観る方に届いたらいいなと思った大切なセリフ」に関しては監督に対し、あえて吃音を含ませずにストレートに表現することを提案したという。「榮倉(奈々)さん演じるゆきが過去を告白するシーンでの、杏平の『自分がどうして生きてるか分からない』というセリフはすごく好きで、それを吃音で言うべきかどうか悩みました。あとは文化祭で杏平がみんなに問いかけるシーン。あの心からの叫びでも吃音が出てないです。あのセリフを噛んで言ってしまうと、ただもがいている一人の生徒に見えてしまい、(周囲への思いが)伝わらないと思ったんです」。ちなみに全編を通じて岡田さんのモノローグが入るのだが、こちらも吃音はなく、落ち着いた口調で語られている。物語の中でもがき、葛藤する杏平とは違う人物のようにも感じられるが…。「あのモノローグは現在よりもずっと先の杏平という設定で、少し達観した立場から語ってるんです。僕は最初、そういう風に思ってなかったんですが、監督から成長した杏平が過去をふり返るような形にしてほしいと言われて『あぁ、なるほど』と思いました」。「これまで良い出会いがたくさんあったし、それを必然と思いたい」先述の榮倉さん演じるゆきの告白のシーンを「『いま生きてるんだな』、『息して、目の前の人と話してる』というのを感じながらその場にいた」と述懐。ゆきと杏平の出会いをこんな言葉で説明する。「杏平にとってはいい時期に巡り合えた同じ傷を抱えた女性。巡り合わせなのかなと思えました。原作の小説や台本を読んだときから僕は親のような気持ちで『お前、ゆきちゃんと出会えて本当によかったな』って思ってました(笑)。それは巡り合うべき人だったし、傷をなめ合うのではなくて、一緒に一生懸命考えて、“生きていく”ということを見出せる人。僕自身、これまで良い出会いがたくさんあったし、それを必然と思いたい。色々なところに行って色々な人と会って、新たな発見を求めている自分がいるんです。それはいまでも思っているし、だからこそ現場が好きなんです」。「終わったときは寂しくて、永島杏平という役から離れるのが嫌だなと素直に思えた」と岡田さん。クランクアップを迎えたその足で美容院に直行して髪を切り、気持ちを切り替えたというエピソードからも役柄への強い思い入れがうかがえる。ゾクリとするような歪んだ笑みを浮かべて悪意を体現した昨年の『悪人』、己の内の悪意と憎悪に押し潰されて心を壊していく今回の『アントキノイノチ』と、強く役柄を引きずってしまいそうなヘビーな作品で際立った存在感を放っているが、出演作品を決める基準は?「僕自身は作品選びにはタッチしてないです。ただ、マネージャーや事務所の人には『こういう作品をやってみたい』ということは普段から少し伝えています(笑)。20歳を超えてから、高校生を離れて次のステップとして社会派というか、メッセージ性の強い作品に携わりたいという思いはありましたね。いまも違うジャンルの映画を観ると『こういうのをやってみたい』とか思います。いまは…しばらく恋愛映画から離れていたんですが、『ラブ・アクチュアリー』を観て幸せになったので(笑)、ハッピーエンドのラブストーリーをやりたいと言ってます」。探しているのはきっと言葉だけではない。時に疾走し、立ち止まり、泣いて、叫んでまた歩き出し…。岡田将生の旅はまだまだ終わらない。(photo:Yoshio Kumagai/text:Naoki Kurozu)■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:岡田将生のサプライズプレゼントに榮倉奈々、思わずウルリシネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第20回)“ほっとけない男子”俳優は?【TIFFレポート】岡田将生&原田泰造通訳付き映画祭公式上映にハイテンション!【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ岡田将生、釜山映画祭でサイン攻め!『アントキノイノチ』への特別な思い明かす
2011年11月10日来年のNHK大河ドラマ「平清盛」で岡田将生が演じる源頼朝の姿が初めて公開された。物語の語り部でもある頼朝を演じての岡田さんのコメントも到着した。武士の棟梁として平家一門の栄華と繁栄を築いた平清盛(松山ケンイチ)の生涯を全50回で描き出す本作。頼朝は、清盛と覇権を争い敗れ去った源義朝を父に持つ源氏の正統な後継者。父が敗れた際になぜか清盛は頼朝を殺さずに罪人として伊豆に流す。尊大な父の憎き仇・清盛を倒すことを夢見て頼朝は鍛錬を重ね、39歳で鎌倉にて決起。やがて壇ノ浦で平家を打ち滅ぼし、源氏の棟梁として幕府を興す。1月8日(日)の第1回目の放送では、まず誰よりも最初に頼朝が映し出される。平家を滅ぼして歓喜する兵たちを見ながら頼朝は「平清盛とはいかなる男だったのか?」、「私はあの男に本当に勝ったのだろうか…」と自らに問いかける。そこから頼朝の目線で、創成期の武士たちの物語、そして武士として初めてこの国の覇権を握った清盛という男の偉大さが綴られていく。今回、初めての大河ドラマ出演となった岡田さん。実際に参加してみての感想を尋ねると「まず、ロケの規模の大きさにビックリして、本当に凄いなあと思いました。かつらも衣裳もすごく凝っていて、気持ちが上がって、役にすんなり入れました。すんなり入れた分、思っていたより緊張せず楽しんでやれました」と手応えをつかんだ様子だ。第1回放送で誰よりも早く登場することになるが「台本を読んだ時点でそのことを知り、とても恐縮しています」とも。決起の時点で39歳、平家滅亡のときにはすでに40歳を超えているため、今回、解禁となった写真でも頼朝は白髪交じり。凛々しさとどこか憂いを感じさせる表情が印象的な岡田版・頼朝。史上最年少で務めるナレーションにも期待したい。「平清盛」は2012年1月8日(土)よりNHKにて全50回で放送。■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会■関連記事:岡田将生&榮倉奈々、トロフィーの重みで受賞を実感!『アントキノイノチ』モントリオールで高評価岡田将生は仏語でスピーチ決めた!ヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!冒頭でいきなり全裸…?岡田将生の様々な表情に注目の『アントキノイノチ』予告編榮倉奈々、岡田将生は「小学生」!?「もう22歳なんですけど」と本人苦笑
2011年09月27日岡田将生と榮倉奈々主演で、さだまさし原作の同名小説を映画化した『アントキノイノチ』の完成報告会見が10日に都内で行われ、岡田、榮倉をはじめ、原田泰造、松坂桃李と瀬々敬久監督が登壇した。その他の写真本作は、それぞれ過去のトラウマで心を閉ざしてしまった杏平(岡田)とゆき(榮倉)が遺品整理という命と向き合う仕事を通して出会い、次第に心を通わせ“自身と人とのつながり”について向かい合う姿を描いた作品。撮影中に東日本大震災が発生し、瀬々監督は「このまま撮り続けてもいいものかと考えたが、震災後に命の大切さや絆が大事だと語られるようになったので、この映画を通してよりみなさんに伝われば」とあいさつ。“命の大切さ”を訴える本作についてキャスト陣も「この時期に参加できてよかった」と口を揃えた。その瀬々監督の印象について榮倉は「私の顔を見ながら“岡田さん”と呼ぶので、まず監督に名前を覚えてもらうのに必死だった」と話し、松坂も「岡田くんとのシーンでは“松岡くん”と言うからどっちを呼んだのか分からなかった」と暴露。岡田は榮倉との初共演について「僕より2歳上だけど、とても話しやすくて心が和らいだ」と話す一方で、榮倉は「岡田くんはとても純粋で、小学生と話してるみたいだった」とコメント。岡田は赤面しながらも「僕もう22歳なんですけど…でも嬉しいです」と複雑な表情を見せる場面もあった。本作は第35回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門で正式出品が決定し、現地時間19日に予定されている公式上映には岡田、榮倉、瀬々監督が登壇する予定で、岡田は「世界の方々に見てもらえると思うと嬉しい。映画祭を楽しみながら、みなさんと映画を共有できたらいいな」と喜びの表情を浮かべた。『アントキノイノチ』11月19日(土)全国ロードショー
2011年08月10日