女優の川口春奈が23日、オフィシャルブログを更新し、アップでこちらを見つめる写真とともにクリスマスメッセージを寄せた。「xmas」と題したブログでは、「(xmas)が、やってくるね 素敵なクリスマスをどうか過ごしてください!」とメッセージをつづり、笑顔とルーズな編みこみスタイル姿の写真を公開。ファンからは「かわゆっすな顔のアップの写真をありがとうございます」「クリスマスはどうか春ちゃんのとびっきりの笑顔がブログにアップされますよーに!」といったコメントが寄せられている。自身のクリスマスの思い出は「わたしがまだ4.5才くらいのときに お家にいたら外からベルの音がして サンタさんがやってきて 当時大好きだったハム太郎のおもちゃを貰いました。笑」と披露。そのサンタは「親が発注してくれたそう…笑 だいぶ前の記憶だから曖昧なのかもしれないけど多分そう! サンタさんがやってきて ハム太郎をくれた!」と、自らに言い聞かせているようだ。大人になってからも、夢があるクリスマスの雰囲気が大好きだという川口は、来年芸能デビュー10周年を迎える。「10年経ってもわたしの周りにいてくれる スタッフさんやファンのみんなに恩返しが出来る年になればいいかなと思ってます!」と抱負を明かしている。
2016年12月23日女優の川口春奈らが、フジテレビ系ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』の15日(22:00~)の最終回で、コスプレ姿を披露する。主演の天海祐希演じる三つ星レストランをクビになった天才女性シェフ・星野光子が、多くの壁にぶつかりながら学校給食作りに挑む姿を描く同作。最終話では、地元野菜を使った給食を多くの人に食べてもらう"地産地消給食イベント"をPRするスペシャル動画「給食戦隊完食レンジャー」を制作・配信することになった。そのストーリーは、学校給食の残食率が高い食材として君臨する、残食四天王(ピーマン獣人/荒川良々、ネギザムライ/池田成志、デビルしいたけ/市川しんぺー、魔道士セロリ/伊藤修子)が、小学校の子供たちに襲いかかるというもの。そこに、給食調理室でおいしい給食を作っている「完食マン」(遠藤憲一)や「完食レディ」(川口)、「完食シェフ」(天海)も助っ人として現れる。ドラマ本編では一部しか流れないが、番組ホームページで全3話が公開されていく(12日から毎日1話ずつ)。
2016年12月13日TBSが放送する年末恒例音楽番組「輝く!日本レコード大賞」。第58回目を迎える今年の本番組総合司会者に、この度TBSアナウンサーの安住紳一郎と女優・天海祐希が決定した。今年も東京・新国立劇場から生放送でお届けする「輝く!日本レコード大賞」。今回が本番組総合司会初となる天海さんは、宝塚歌劇団退団後、「離婚弁護士」「女王の教室」「BOSS」「偽装の夫婦」「Chef~三ツ星の給食~」などの数々のドラマに出演し、今年公開された『名探偵コナン 純黒の悪夢』では声優にも挑戦。また、来年には出演作『恋妻家宮本』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の公開も控え、幅広い世代から支持を得る女優。そんな天海さんが「レコード大賞」の舞台で、初めて音楽番組の総合司会に挑戦。今年、日本で最も輝いた音楽に華を添えていく。一方、本番組総合司会を担当するのは5年連続5度目となる安住さん。バラエティ番組や情報番組はもちろん、「あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル」「音楽の日」といった長時間の音楽番組も多く担当。本番組では、2001年から11年間進行アナウンサーを、2012年からは総合司会を務め、毎年相手のトークを引き出す安定した司会ぶりで出演アーティストから大きな信頼を寄せられている存在だ。天海さんは「歴史ある素晴らしい場にお声をかけて頂き、大変光栄に思っております。安住さんの足を引っ張る事なく、無事にこの大役を終われる様頑張りたいと思います」と意気込み。安住さんは「天海祐希さんとご一緒するのが、いまから楽しみです」と天海さんとのコンビに期待を語り、「『第58回輝く!日本レコード大賞』。タイトルを読み上げるたび、50年以上の年月に思いをはせます。また今年も新しい1ページが加わります。夜5時30分からの4時間を超える番組ですが、ご覧いただければ幸いです」とコメントを寄せた。かつて2008年に「ぴったんこカン・カン」のロケ企画で共演したこともある2人。そこで息の合った掛け合いが好評を博し、2週にわたって放送されるほど。8年ぶりの共演となる今回、さらにパワーアップした2人のトークも音楽とあわせてお楽しみに。「第58回輝く!日本レコード大賞」は12月30日(金)17時30分~TBSにて生放送。(cinemacafe.net)
2016年12月06日女優の川口春奈が1日、オフィシャルブログを更新し、肩を出した"セクシーショット"を公開した。「本日8話!」と題したブログには、きょう1日に出演ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~22:54)が第8話を迎えることをつづり、「ドタバタな回になっております…実はわりとギリギリで撮ってて8話はついこの間まで撮っていました」と報告。「ドラマは時に追われながら限られた時間の中でつくっていくものなので チームの団結力がハンパないです。気付けば撮影もあと10日ほどで 終わります…」と、名残惜しさも見せた。そして、最後には「早い。そしてもう12月。恐ろしく早い。んー、あっという間に年末であっという間に年が明けるね みんな最後までChefよろしくねん!」と、あらためて告知。こちら覗き込んだような"セクシーショット"では、自身が肩を大きく露出しているにもかかわらず、「風邪引かぬようにね」と、ファンを気づかった。これに対し、コメントでは「春奈っち、そのように薄着では寒かろうに(  ̄▽ ̄)えーくっし!」というツッコミや、「写真にドキッ!!!!!セクシーですぅ!」「はーちゃん、セクシーすぎます!!かわいい!!!!」と、大人の表情に興奮する声が寄せられている。
2016年12月01日女優の川口春奈が6日、オフィシャルブログを更新し、大人雰囲気の写真を公開した。この日は、福岡・西日本工業大学の学園祭でトークショーを行った川口。「ありがとーっ!みんなはどんなことを想いながら わたしを見てるのだろう て想いながらみんなと貴重な時間を過ごせて 楽しかったよ」とつづり、「わたしのファンのみんなは ほんとに愛があって誠実でまっすぐな人が 多いです、誇りです。宝物です。またすぐにでも会いたい。その日までもっともっと大きくなるよ!」と、ファに向けてさらなる飛躍を誓った。そして、つばの広い大きめの帽子をかぶった大人雰囲気の写真を公開。ファンからは「この写真みて疲れがぶっ飛んだ!!美人すぎる」「久しぶりに写真を見てフリーズしました(笑)」「フランスの昔の映画に出てくる女優サンみたい」など、絶賛する声が上がっている。
2016年11月07日女優の川口春奈が4日、オフィシャルブログを更新し、画像加工アプリを使ったウサギ風の自撮り写真を公開した。「ガタ」と題したブログでは、前日に腰を痛めてしまったことを報告。「座ってて立ち上がっただけなのに なんちゅータイミングやねんと思いながらなんとか我慢してたよー」と心労を明かしながら、「今年もわたしは健康診断やその他諸々検査を受けなきゃなー」と、身体のメンテナンスに気をつけていることをつづった。そして、最後に「ウサ春奈でバイバイ。」と締めくくり、腰を痛めている様子を表すかのような少し困った表情で、画像加工アプリ・snowを使った"ウサ春菜"を披露。ファンからは「可愛すぎ!反則!!(笑)」「ちょっと待ってください!春奈ちゃん激かわ過ぎます」といったメロメロの声が寄せられている。
2016年11月05日女優の川口春奈が31日、オフィシャルブログを更新し、自撮り写真を公開した。公開された自撮り写真は、ほほがほんのりピンク色で、こちらをまっすぐ見つめているもの。ファンからは「美しすぎる!本当に癒し!」「眩しい!輝いてる!オーラがすごいな。笑」「雰囲気が柔らかい なんか癒されます」「いつもよりメイク違ってかわいい!新しいかわいさ!」など、多くのコメントが寄せられている。この日のブログは「ラスピリ」と題し、自身が出演するスマホ向けゲームのCM撮影の裏話を披露。「撮影中はルームランナーで走ったり ワイヤーで吊られたり飛んだり、アクティブな撮影でした」と激しい現場だったことを明かした。また、現在出演中のフジテレビ系ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(毎週木曜22:00~22:54)の撮影も「今日もChefってきました」と、順調に進んでいることを報告。川口は、調理補助メンバーとして働き始めた謎の女子大生・高山晴子を演じているが、「段々とわたし演じる晴子の正体や過去が 見えてくるはずです…」と予告している。
2016年11月01日組曲(KUMIKYOKU)から、ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)のデザイナー・丸山敬太を起用したカプセルコレクション「リトゥム クミキョク(Rythme KUMIKYOKU)」が登場。2016年9月21日(水)より阪急うめだ本店、JR名古屋タカシマヤ、伊勢丹新宿本店にて順次発売される。組曲は“進化する定番”をコンセプトにカジュアルブランドとして1992年秋にデビュー。25周年を記念して「リトゥム クミキョク」が生まれた。デザイナーは新たなモードエレガントを提案している丸山敬太を迎え、フレンチテイストを反映したベーシックを提案する。2016年秋冬シーズンは“パリ”をテーマに、フラワープリントのワンピースやパンツ、プレッピーなジャケットを中心に展開。また、ボーダーのトップスなどデイリーに秋のレイヤードを楽しめるアイテムが揃う。【概要】リトゥム クミキョク中心価格:・ワンピース 26,000円+税・コート 46,000円+税・ジャケット 36,000円+税・スカート 17,000円+税・パンツ 17,000円+税・ニット 14,000円+税 ・カットソー 7,400円+税■期間限定ショップ・阪急うめだ本店住所:大阪府大阪市北区角田町8-7オープン日:2016年9月21日(水)・JR名古屋タカシマヤ住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4オープン日:2016年9月28日(水)・伊勢丹新宿本店住所:東京都新宿区新宿3-14-1オープン日:2016年10月予定
2016年09月19日葉月抹茶の大ヒットコミックを、川口春奈と山崎賢人のダブル主演で映画化する『一週間フレンズ。』の特報映像が公開された。本作は、1週間で友達の記憶が消えてしまうヒロイン・藤宮香織(川口)と、彼女に思いを寄せる長谷祐樹(山崎)の恋模様が描かれる。『一週間フレンズ。』/特報高校2年の主人公・祐樹は、初めて会った日から惹かれていたクラスメイトの香織に「友達になってください」と声をかける。しかし香織には記憶障がいがあり、友達になることを拒まれてしまう。それでも香織のそばにいたいと願う祐樹は、毎週月曜日、記憶がリセットされるたびに香織に会いに行く。公開された特報映像には、祐樹が香織と“友達”になろうとする一生懸命な姿が映し出される。事情を知っても香織に無邪気な笑顔を見せる祐樹に、香織は少しずつ心を開いていくようにも見える。しかし記憶をなくした香織に「あなたは?」と尋ねられ、ふと祐樹の表情は曇る。それでも祐樹は「何度忘れられても、君が好き」と力強く語っており、何度拒まれ、たとえ忘れられても真っ直ぐに思いを貫く祐樹の姿に胸が熱くなる。特報は「俺が藤宮さんを守るから」という祐樹の言葉で終わっているが、1週間しか持たない記憶に祐樹はどのように立ち向かっていくのか?今後の展開が気になる映像になっている。『一週間フレンズ。』2017年2月18日(土)全国ロードショー
2016年08月03日ニューエスト・モデルの結成30周年を記念して、7月6日(水)にベスト盤、8月3日(水)にトリビュートアルバムがリリースされる。同バンドの中心人物、中川敬がぴあのインタビューに答えた。【チケット情報はこちら】1985年に結成され、日本のロック・シーンに大きな影響を与えたバンド、ニューエスト・モデル。その後、盟友バンド、メスカリン・ドライヴと1993年、同時に解散。ふたつのバンドを統合し、ソウル・フラワー・ユニオンが結成され現在に至る。「30年経った感覚なんてまったくないですよ。もちろんニューエスト・モデルは違うバンドやねんけども、いまとなっては、奥野(真哉)と30年やってる、ひと続きのバンドの感じがある。だからニューエストは初期ソウル・フラワー・ユニオンっていう感じやね、俺の中では」インディで活動し、レーベルごとメジャーと契約するなど、音楽性だけでなくバンド環境の先駆でもあった彼ら。「若さに溢れてて、例えば、パンク・バンドがメジャーから出すのはかっこ悪いとか、若気の至りで大企業の太鼓持ちはしたくないとか、相棒の(メスカリン・ドライヴの)伊丹英子も似たような考えでね。一緒にレーベル立ち上げて、メジャーから誘いがあったときに、ヒデ坊と条件を決めた。大阪に住み続けること、2バンドでレーベル契約できること、作品を出す時期は自分で決める、外部プロデューサーをつけない、と。この無茶な条件を飲んだ会社が1社あった」阪神淡路大震災の際にはソウル・フラワー・モノノケ・サミットとして出前慰問ライブを展開。「来れる人間だけ来ればいいって決めたのに、毎回、メンバー全員ちゃんと来る。いい仲間やと思ったよ。みんな音楽人生の転機になったと思う。本業をバリバリやりながら、3年間で200回以上やったよ」その活動から多くのミュージシャンからリスペクトを受ける彼ら。トリビュート盤にも、BRAHMAN、大森靖子、岸田繁(くるり)、スピッツ、仲井戸麗市、など、若手、同世代、先輩まで個性溢れる面々が参加した。「俺、全部好きやね。ありがたいし嬉しいよ。ワクワクしながら聴かせてもらってる。それぞれの持ち味でやってくれてるしね」ソウル・フラワー・ユニオンは6月に大阪、東京、宮城で30周年記念ツアーを敢行したばかり。7月から8月にかけて中川敬の弾き語りツアーを展開し、9月にもバンドで福岡、大阪、東京とツアーを廻る。「ニューエスト初期の曲を選んで演ってる。お客さんにとっては意外やと思うけど、今の俺にとっては愛すべき音楽の原風景でね。俺はここから始まったんやなっていう。2年後はソウル・フラワー・ユニオンの結成25周年やし、原点回帰的なアルバムを作りたいな。結構怒ってるしね、世の中に(笑)。ちょっとうるさいのをやりたい感じがあってね」9月のツアー、チケットの一般発売は7月23日(土)午前10時より。取材・文:浅野保志(ぴあ)
2016年07月05日川口春奈と林遣都が初競演を果たす、人気WEBコミックの映画化『にがくてあまい』。このほど、川口さん、林さんがともに大人っぽい妖艶シーンに挑戦する特報映像が、キービジュアルとともに解禁。また、本作主題歌を「OKAMOTO’S」が書き下ろしで手がけることが分かった。仕事に燃えるキャリアウーマンの江田マキは、ある日、男子高のイケメン美術教師の片山渚と出会い恋に落ち、2人はひょんなことから同居することに。しかし、天真爛漫なマキを、ぞんざいに扱う渚。衝突しながらも、マキは渚に恋している自分に気づくが、渚はなんとゲイだった!それでも、大嫌いだったのに、渚の作る野菜料理に癒されていくマキ。それぞれが抱える問題を解決していくうちに、お互いが大切な人になっていくが…。WEBコミック誌「EDEN」(マッグガーデン)にて無料配信された原作コミックが、この5月に惜しまれつつも思わぬエンディングに迎え、「切ない!! 泣ける!! 胸を打たれた!!」などのコメントが上がり話題となった本作。韓国、台湾、香港などでも翻訳され、“食と愛”をテーマにしたベジタリアン・フードコミックとして人気を博している。解禁となった特報では、川口さんが初々しく演じる男に恵まれない独身女・マキと、林さん演じる女に興味のない男・渚とのまつわる出会い、奇妙な同居生活の始まりと、相容れない生き方をする男女が“ありのまま”でぶつかり合う様子を映し出していく。しかも、ゲイの菜食主義者役の林さんが上半身ヌードを披露すれば、川口さんのかつてない衝撃の姿もチラリ。そして、大人の妖艶さをまとったシーンが続き、見る者をとりこにする色気を醸し出す映像となっている。さらに、淵上泰史、桜田ひより、真剣佑、SU(RIP SLYME)、中野英雄、石野真子といった個性的なキャスト陣にも要注目だ。また、本作の主題歌は「OKAMOTO’S」が本作のために書き下ろした「Burning Love」に決定。“人と違う”ことに生きづらさを覚える世の中で、自らをストレートに表現する生き生きとした登場人物たちの姿を、いっそう盛り上げてくれるに違いない。『にがくてあまい』は9月10日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月09日東京都・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYは、未来芸術家・遠藤一郎が講師を務める現代アート講座の生徒による、未来美術専門学校アート科展「渦渦」を開催する。会期は4月1日~4月10日(木曜休廊)。開場時間は11:00~20:00。入場無料。同展は、現代アートシーンに数多くの若手作家を輩出してきた東京都・神保町の美学校にて、未来芸術家・遠藤一郎が講師を務めている現代アート講座「未来美術専門学校アート科」の一期生と二期生によるグループ展。「未来美術専門学校アート科」は、未来芸術家である遠藤一郎が「GO FOR FUTURE」のメッセージを発信するため、大きく「未来へ」と描かれた車体に、各地で出会った人々がそのまわりに夢を書いていく「未来へ号」で車上生活をしながら全国各地を走るなか、2014年に同校にて開講された。同展は、講座開講以来、初となる展示となる。キュレーションは遠藤氏が行い、出展者は、石関サエ、奥平聡、川上遥か、木村奈緒、一十三、仲田恵利花、中村留津子、ぶーにゃんほか、これまでの同講座のすべての受講者が参加する。遠藤氏は、同講座開講時に次のように語っている。「どうしようもなく役立たずだけど、究極に役に立つ、最強のど素人、夢バカ。やりたいことをやるのは苦しいけど、負けない。何がアートなのかなんてことを授業でやるつもりはなくて、やりたいことをどういうふうに実現するか、ひも解いていきたい。(中略)大きな課題としては、仕組まれた価値観からの脱却、その先に広がる自由への踏み出し。それはかなり難しい。でも好きなことに命かけていいじゃん。命なんだし、人生なんだし、一つなんだし。あたりまえの自由、それを開放する。(中略)実は素人は最強。そこを夢バカと表現している。夢バカ最強宣言。非実力派宣言。最初の一歩。世の中にはへんなやつが必要だ!!」(美学校「未来美術専門学校アート科 講座紹介」より抜粋)また、関連イベントとして、4月9日にぶーにゃん氏による作品「少女閣下のモノグラム」ライブ&トークショーが開催される。同イベントのゲストには、6人組アイドルユニット「少女閣下のインターナショナル」が参加。カルチャー雑誌「TRASH-UP!!」が設立した音楽レーベル「TRASH-UP!! RECORDS」に所属、メンバー、楽曲、パフォーマンス、衣装、そのどれもがアナーキーでクレイジーであり、既成アイドルの概念をぶち壊さんとする活動が注目を集めている。
2016年03月28日セイコーネクステージは、「ISSEY MIYAKE ウオッチ」プロジェクトの新商品として、岩崎一郎氏デザインによる新シリーズ「C」(シィ)を発売する。販売開始は6月10日を予定。バンド素材やカラーの異なる6つのラインナップ(基本カラーはブラックとホワイトの2色)での展開となる。価格は3万6,000円~(税別)。同製品は、各界で活躍するデザイナーとのコラボにより独創的なウオッチを生み出してきた「ISSEY MIYAKE WATCH」プロジェクト第14作目として発売される腕時計。デザインは、日本を代表するプロダクト・デザイナー岩崎一郎氏が手がけ、ウオッチ(クロノグラフ)デザインそのものに真正面から向き合い、馴染みある時計らしさと美しい文字板にこだわり、精緻な数字と目盛りが生み出す自然な視認性を追求した上質なウオッチを目指した「"線と数字"のクロノグラフ」となっている。また、デザインコンセプトに「DAY」というキーワードを盛り込み、時計の文字板色を象徴するブラックとホワイトの2色を基本カラーに、さまざまなバンドと交換しながら使い続ける中で愛着が育まれるように仕上がっている。主な仕様は、ケース外径42.4mmで厚さ12.2mm。全モデルともケース素材はステンレススチールを採用、時刻表示(時/分/秒)、ストップウオッチ機能(1/10秒計測60分間計)、常生活用強化防水(5気圧)、時間精度は平均月差±20秒(気温5℃~35℃において腕につけた場合)。価格は、バンド素材がステンレススチール(色はブラック/ホワイト)がともに4万3,000円、牛ヌメ革・黒(色はブラック)と牛ヌメ革・ブラウン(色はホワイト)がともに3万8,000円、そしてナイロン・グレー(色はブラック)とナイロン・濃ブラウン(色はホワイト)がともに3万6,000円(価格はいずれも税別)となっている。なお、岩崎一郎氏は1965年東京生まれ。ソニーデザインセンター勤務の後、渡伊。ミラノのデザイン事務所を経て帰国後、1995年にイワサキデザインスタジオ設立。国内外の企業と協働し、テーブルウェアや照明器具、家具などのインテリア用品から、デジタルカメラ、携帯電話などの精密電子機器まで、プロダクト全般のデザインを手がけている。グッドデザイン賞・金賞、iFデザイン賞・金賞、ドイツデザイン賞・Winner賞など、主要国際デザイン賞を多数受賞。東京藝術大学及び、多摩美術大学非常勤講師。同氏は、今回の「C」について「クロノグラフはクロノグラフに徹すれば徹するほど、美しくなるんじゃないかと考えた。他の要素をどんどん取り除いていって、純粋なクロノグラフを抽出したら、楽譜や数式のように、線や数字が際立ってきた。時代、地域、性別を超えて存在する、純粋な線と数字。 私が探していたクロノグラフ像、『線と数字のクロノグラフ:C 』」と述べている。
2016年03月22日Replicaのボーカル、浜崎なおこと、元ARBで現在甲斐バンドのギタリスト、田中一郎が新ユニット「なおこと一郎。」を結成。3月11日、下北沢のCLUB Queで開催されたイベント「電気がなくても歌は唄える~SHOWエネめちゃスゲエンターテイメント!!~」に出演した。【チケット情報はこちら】ジャンルもキャリアも異色なふたりが組んだ「なおこと一郎。」。ふたりの縁はずいぶん前からあり、昨年くらいから共演の機会が増えてユニット結成に至ったとのこと。この日のイベントでは、まずジャニス・ジョプリンの名曲『Piece Of My Heart(心のカケラ)』のカバーでスタート。その後はReplicaの曲や、1996年の解散後に浜崎が結成した「Naoco & The Infections」のナンバーも織り交ぜて進行。浜崎が「昔から歌いたかったけど、こんなロック・ギターの神様に弾かせるなんてと思いつつ」と前置きしてスタンダード曲『My Foolish Heart』を披露。ブルージーにジャジーに、ジャニスばりに妖艶なボーカルで圧倒する浜崎と、アコースティック・ギター1本で自在に多彩な歌世界を描く田中のパフォーマンスが秀逸だった。MCでは6月11日(土)に同会場で行われることが決定しているワンマンライブで、限定スペシャルCDを配布する事を話し、その後、このユニットのオリジナル曲も初披露した。田中が「今日は特別な日でもありますし…」と前置きして、東日本大震災からまさに5年目のこの日を意識した曲『Twilight Songs』も演奏された。TVアニメ『ヤマトタケル』のエンディング・ソングとしてリリースされた浜崎のソロ・ナンバーだが、癒しのメッセージとして場内に染み渡った。本編はReplicaの『BABY TOGETHER』で熱く激しく締めて、アンコールもReplicaのデビュー曲『SUGAR BABY’S GROWIN’』を、ふたりのみながらバンド演奏に負けないソウルフルなサウンドで魅了し、この日の出演を終えた。6月に行われるワンマンライブにも期待は高まる。チケットは発売中。取材・文:浅野保志(ぴあ)■なおこと一郎。「Breath! Whisper! Shout!」6月11日(土)下北沢CLUB Que(東京)料金:スタンディング-5000円(限定スペシャルCD付、ドリンク代別途必要)
2016年03月17日Replicaのボーカル、浜崎なおこと、元ARBで現在甲斐バンドのギタリスト、田中一郎が新ユニット「なおこと一郎。」を結成。3月11日、下北沢のCLUB Queで開催されたイベント「電気がなくても歌は唄える~SHOWエネめちゃスゲエンターテイメント!!~」に出演した。【チケット情報はこちら】ジャンルもキャリアも異色なふたりが組んだ「なおこと一郎。」。ふたりの縁はずいぶん前からあり、昨年くらいから共演の機会が増えてユニット結成に至ったとのこと。この日のイベントでは、まずジャニス・ジョプリンの名曲『Piece Of My Heart(心のカケラ)』のカバーでスタート。その後はReplicaの曲や、1996年の解散後に浜崎が結成した「Naoco & The Infections」のナンバーも織り交ぜて進行。浜崎が「昔から歌いたかったけど、こんなロック・ギターの神様に弾かせるなんてと思いつつ」と前置きしてスタンダード曲『My Foolish Heart』を披露。ブルージーにジャジーに、ジャニスばりに妖艶なボーカルで圧倒する浜崎と、アコースティック・ギター1本で自在に多彩な歌世界を描く田中のパフォーマンスが秀逸だった。MCでは6月11日(土)に同会場で行われることが決定しているワンマンライブで、限定スペシャルCDを配布する事を話し、その後、このユニットのオリジナル曲も初披露した。田中が「今日は特別な日でもありますし…」と前置きして、東日本大震災からまさに5年目のこの日を意識した曲『Twilight Songs』も演奏された。TVアニメ『ヤマトタケル』のエンディング・ソングとしてリリースされた浜崎のソロ・ナンバーだが、癒しのメッセージとして場内に染み渡った。本編はReplicaの『BABY TOGETHER』で熱く激しく締めて、アンコールもReplicaのデビュー曲『SUGAR BABY’S GROWIN’』を、ふたりのみながらバンド演奏に負けないソウルフルなサウンドで魅了し、この日の出演を終えた。6月に行われるワンマンライブにも期待は高まる。チケットは発売中。取材・文:浅野保志(ぴあ)■なおこと一郎。「Breath! Whisper! Shout!」6月11日(土)下北沢CLUB Que(東京)料金:スタンディング-5000円(限定スペシャルCD付、ドリンク代別途必要)
2016年03月17日TBSにて放送中の香取慎吾主演のドラマ「家族ノカタチ」にて、2月7日(日)放送予定の第4話より女優の川口春奈が出演することが分かった。川口さんは、文具メーカーに務める永里大介(香取慎吾)の後輩、入江春人(千葉雄大)の妻・茜役を演じる。第5話に放送される結婚式のシーンを撮影したばかりの川口さんが2月2日(火)、都内の教会で囲み取材に応じた。純白のロングドレスで挑んだ今回の撮影について、「結婚式のシーンでウエディングドレスを着ながら演技をすることが初めてだったので、とても感慨深かったです。自分のときにも、今回のようなベアトップのドレスを着て結婚式を挙げたいですし、大きな愛に溢れた人と家庭を築きたい」と自身の結婚観についてコメント。ゲスト出演のため、途中からの撮影参加となった川口さんだったが、現場の様子について、「香取さんは主役として現場を誰よりも気にしながら引っ張ってくれた」と話し、とてもリラックスをした様子だった。また、何度か共演経験もあり、旦那役となる千葉さんについて、理想の男性像としてはどうか、と尋ねられると「千葉さんは中性的な顔で可愛らしいですけれど、個人的にはもう少しワイルドな人が好き」と、おどけた表情も見せ、仲の良さを伺わせた。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日●「サムスンの動向は気にしていない」ソニーグループの役員である高木一郎氏は、米ラスベガスで開催された「CES 2016」においてインタビューに答え、「テレビ事業は黒字を維持できる体質が整った。今後も感動を直接届けられる音と映像にフォーカスしていく」などと語った。高木氏は、ソニービジュアルプロダクツ社長およびソニービデオ&サウンドプロダクツ社長も兼務する。○テレビ事業の黒字化達成と今後の方針ソニーはテレビ事業について、黒字化を最優先してきた。高木氏は、「2014年度にテレビ事業は黒字化した。この体質であれば、為替が劇的に変化するといった極端なケースがない限り、黒字を継続できると考えている。テレビ事業の黒字化はコミットしたものであり、この約束は必ず守る。そして、この方針は3年間は変えない」と語った。だが、「2015年は計画を超えた実績であり、その点では100点満点といえるが、目線はもっと高くしていきたい。8000億円規模で黒字が出ているという状況では、目線が低い。そして、1年黒字化しただけである。さらに上を目指していく必要があるが、具体的な経営指標を打ち出すには時期尚早」とし、手綱を締めた。また、「感動をお届けする」というスローガンを掲げ、画質や音質において究極のリアリズムを追求するなど、商品強化にも取り組んできた。高木氏は、「トップシェアの韓国サムスンの動向は気にしていない。出荷台数でソニーは、サムスンの5分の1の規模に留まっており、コンペティションにはならない。我々が重視するのはソニーのポジション。数を追わずに、価値を提供するのがソニーの手法。最もきれいなテレビはブラビアであるといわれる商品づくりをしていきたい」と述べた。ソニーが展開するプレミアム領域においては、米国や中国は75型以上が主力となり、欧州では55~65型、日本は49~55型が中心になる。「日本は大画面化よりも、4K化に関心が集まっている。一方で、インドはプレミアム領域の需要が少ない。地域にあった製品を投入していく」との方針を示した。○有機ELは? 4K HDRは? Android TVは?有機ELテレビについては、「生産設備を持たないという方針を前提とし、ディスプレイデバイスの選択肢のひとつとして考えている。ただし、高画質化や大画面化を進められるメリットがなければ、有機ELは採用しない。今回、Backlight Master Driveという技術を展示したが、これに比べてメリットがあるのか。コストがうまくはまれば、有機ELという可能性もあるだろう」とした。今回のCES 2016では、UHD Allianceによる「UHD Premium」が注目を集めたが、ソニーは同アライアンスに参加していながらも、UHD Premiumのロゴは使用せずに、独自の「4K HDR」ロゴを使用する姿勢をみせている。そして、このロゴは、他社に供給するものではなく、ソニーだけが使用する。この点について高木氏は、「UHD Premiumロゴは、標準化団体によって決定したものであり、リスペクトしている」と前置きしながらも、「ソニーは、顧客に対して、4Kというわかりやすさを訴求してきた。4K HDRロゴは、4KとHDRに対応していることを、ダイレクトに訴求できるものであり、ソニー全体の戦略にあっている。テレビだけをやっているメーカーとは違う」とした。2015年から投入したAndroid TVについては、あくまでも選択肢のひとつとであるとのスタンスを明確にした。「Androidは選択肢のひとつ。Googleと、強力なパートナーシップを組んだというつもりはなく、それは彼らも同じだろう。我々は、Android OSを使い切ることができるかが課題である。テレビ向けに最適化した機能がなければ、我々はAndroidをやらないということも、Googleには言っている」と述べた。●米国ではウォークマンは伸びない○欧米でハイレゾを広げるためには今後、ソニーにとっての大きなテーマがハイレゾオーディオ。日本ではもちろん、海外での普及戦略は大きな課題だ。高木氏は、「ハイレゾオーディオは、3年前に事業をスタートした時点で、欧米市場では、日本以上に時間がかかると考えてきた。昨年8月から、Best Buyの70店舗において、ハイレゾ対応のウォークマンとヘッドホンの店頭展示を強化した。Best Buyも戦略的にハイレゾを取り扱いはじめている」という。また、「日本では、2015年におけるソニーのオーディオ機器の出荷金額の40%がハイレゾ。今年中に50%を超える。米国では10%以下だ。日本において、ハイレゾ比率が高いことは、欧米市場に対して刺激になりはじめている。欧米市場におけるハイレゾ普及には、まだ、2、3年はかかるだろう。だが、あきらめることなく、力を注ぎたい」とした。ハイレゾの広がりにおいて、米国市場で重視するのは、ウォークマンよりもスマホやヘッドホンになるそうだ。「米国では今後も、ウォークマンの販売数が増えることは想定していない。一方で、スマホはハイレゾ対応モデルが普及しはじめている。そうしたなかで、ヘッドホンが重要な鍵になる」と高木氏は考えている。今年春から米国で「h.ear」シリーズの販売を開始するのも、「米国ではワイヤレスヘッドフォンが主流であるため、今回のワイヤレス対応製品の登場を待って、米国市場に初めて投入した」とタイミングを見計らってのことである。一方で、PlayStation VRが注目を集めているなか、今回のCES 2016では、一切展示をしなかった。ソニーの平井一夫社長は、ゲーム関連製品はゲーム関連イベント(E3など)で展開することを示している。高木氏は、「プレイステーションVRは、エンターテインメント分野において、独自の世界を確立する製品になるだろう。没入できる、新たなエンターテイメント空間として広がっていくだろう」と期待を寄せた。
2016年01月14日CA Technologiesの日本法人である日本CAは1月6日、2016年4月1日付けで反町浩一郎氏が同社代表取締役社長に就任することを発表した。現社長のポール・フォルケンシュタイン氏は会長に就任する。なお、反町氏は2016年1月1日付けで、COO(チーフ・オペレーティング・オフィサー)に就任する。反町氏の前職は、SAPジャパンのゼネラルビジネス事業部門のバイスプレジデント(VP)で、それ以前も日本マイクロソフトの大手・中堅企業部門の業務執行役員や公共事業部門、経営企画部門における要職を歴任した経歴を有している。なお、新会長に就任するポール・フォルケンシュタイン氏は、反町氏の社長就任に対し、「強力なリーダーシップを備えた同氏の新社長就任は、当社の日本市場に対する強いコミットメントの表れだ」とコメントしている。
2016年01月07日WEBコミック「ComicWalker」(KADOKAWA)の人気連載で、鈴木健也氏が描く『おしえて! ギャル子ちゃん』のTVアニメ化が決定! 2016年1月より放送開始となることが明らかとなり、第1弾キービジュアルとメインスタッフ情報が公開された。見た目はどこからどう見ても金髪ギャルで遊んでそうに見えるけど、実は純情な女の子。そんなギャルな外見と素直な優しい内面のギャップが可愛らしいギャル子を中心に、眼鏡で背の小さなオタ子、おっとり天真爛漫なお嬢の3人が、いろんな場所でガールズトークを繰り広げる日常コメディ『おしえて! ギャル子ちゃん』が待望のアニメ化。アニメ化にあたり、監督・シリーズ構成は川口敬一郎氏、キャラクターデザインは藤崎賢二氏、アニメーション制作はをfeel.がそれぞれ担当する。また、オープニング主題歌は、ギャル子、オタ子、お嬢の3人によるキャラクターソングで、2016年1月27日にリリースされることが決定している。キャストなどの詳細は今後の続報を待ちたい。すでに公式サイトもオープンしているので、あわせてチェックしてほしい。(C)2015 鈴木健也/KADOKAWA刊/ギャル子ちゃん製作委員会
2015年11月06日日本のロックバンド、ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬が10月7日に2年ぶり3作目となるソロアルバム『にじむ残響、バザールの夢』をリリースした。【チケット情報はこちら】全篇アコースティック楽器で演奏された同作には、新曲のほか、ルー・リード、ジョニ・ミッチェル、忌野清志郎、仲井戸麗市、シーナ&ロケッツのカバーなど、15曲を収録。10月4日(日)より同作の発売を記念した弾き語りワンマン・ライヴ・ツアーを開催中。また、ソウル・フラワー・ユニオンは12月5日(土)愛知・名古屋CLUB QUATTROより、年末恒例のツアー「年末ソウルフラワー祭 2015」を開催。同ツアーのチケット一般発売は10月24日午前10時より。なお、一般発売に先がけて、チケットぴあでは12月6日(日)大阪公演、12日(土)東京公演の先行抽選プレリザーブを実施。受付は大阪公演が10月19日(月)午前11時から22日(木)午前11時まで。東京公演が10月14日から20日(火)午前11時まで。■年末ソウルフラワー祭 201512月5日(土)名古屋CLUB QUATTRO(愛知県)12月6日(日)umeda AKASO(大阪府)12月12日(土)LIQUIDROOM(東京都)12月13日(日)仙台LIVE HOUSE enn 2nd(宮城県)
2015年10月16日ファッションデザイナーの丸山敬太が、7月8日から14日まで、伊勢丹新宿店で自身がプロデュースする浴衣を紹介するイベント「KEITA MARUYAMA × ISETAN YUKATA 日本の夏-日本の恋-」を同店本館1階ザ・ステージ#1で開催する。同イベントでは、浴衣を“普段と違う自分を演出するもの”、“恋のように誰かのために着たいもの”といった自分を高揚させる夏のワードローブとして捉え、同氏による日本の夏の浴衣をリアルクローズなテイストで新提案する。会場では同氏がデザインした浴衣8柄を紹介するほか、同氏とスタイリスト・佐々木敬子が手掛ける「マイラン(MYLAN)」とコラボレーションした花火柄の浴衣(4万8,000円)、モデルで女優の桐島かれんが手掛ける「ハウスオブロータス(HOUSE OF LOTUS)」とコラボレーションした更紗をイメージした浴衣(4万8,000円)などを販売する。このほか、“招き猫”や“金魚”など、丸山敬太が以前に自らのブランドでデザインした柄を復刻させた浴衣、一部ポリエステル素材を取り入れた浴衣、浴衣にマッチする丸山デザインのクラッチバッグ、チャーム、コサージュ、うちわ、日傘など、同氏の世界観が反映された和雑貨も展開する。同イベントの一環として、7月10日には、東京ミッドタウン・ガレリア1階/2階のイセタンサローネで「ゆかたパーティ@イセタンサローネ」(午後6時から午後9時)と題するイベントも開催、丸山敬太と桐島かれんによるトークイベント(午後7時から午後7時30分)も行われる。
2015年06月24日ファッションデザイナーの丸山敬太が、本日(5月22日)放送となるTV番組「another sky-アナザースカイ-」(日本テレビ系)のゲストとして出演。同番組で「ファッションデザイナー」がフォーカスされるのは、放送開始以来初めてのこととなる。丸山敬太は、服飾専門学校を卒業後、アパレルメーカーでの勤務、そしてフリーランスのデザイナーとして「DREAMS COME TRUE」のステージ衣装デザインを手がけたことで一躍その名は知られることとなった。1994年には自身のブランド「KEITA MARUYAMA TOKYO PARIS」をスタートさせ、その3年後にはパリコレでのデビューも果たした。デビュー20周年を迎えた2014年からは、三越伊勢丹ホールディングスとの提携を開始し、大規模なアーカイブ展を開催。その他にも、浜崎あゆみなどアーティストのステージ衣装、JAL(日本航空)グループの制服デザインなどを手掛け注目を集めている。今回、丸山敬太が訪れたのは縁深く、憧れたフランス・パリ。“心の師”というデザイナー・高田賢三と再会ーーパリコレへの挑戦、成功と挫折、これまで辿ってきた道を振り返りながら当時の胸中、さらには今後への新たな決意を語る。丸山敬太が出演する「アナザースカイ」放映は、5月22日・23時35分~日本テレビ系列にて放送。
2015年05月22日埼玉西武ライオンズはこのほど、5月23日の「富士吉田市スペシャルデー」において、試合前に山梨県富士吉田市出身のプロレスラー武藤敬司さんと、西武ライオンズの田邊徳雄監督が1打席対決を行うことを明らかにした。試合前のセレモニアルピッチでは武藤さんと田邊監督が登場し、一対一の勝負を繰り広げる。田邊監督は対決にあたり「一般的にセレモニアルピッチの時は打者は打たないものですが今回は真剣勝負だ! 絶対打ち返してやるぞ」と熱い意気込みを語った。時間は試合開始直前(13:45頃)で、会場は西武プリンスドームフィールド。当日、ドーム前広場では、農林水産省「郷土料理100選」にも選ばれた「吉田うどん」をはじめ、ふじやまビールや織物など、同市にまつわるさまざまなブースも登場する。また、富士吉田スペシャルデーを記念し、山梨県在住、在学、在勤の人を対象に、内野指定席B(1・3塁)のチケットを特別価格1,400円(通常一般当日3,000円)で販売する。価格は税込。
2015年05月15日米映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のBlu-ray&DVD発売記念イベントが17日、都内で行われ、プロレスラーの長州力、藤波辰爾、武藤敬司、グラビアアイドルの高崎聖子、倉持由香、鈴木咲、清水みさとが出席した。同作は、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ハリソン・フォード、メル・ギブソンらハリウッド俳優たちが集結したアクション大作。傭兵集団・エクスペンダブルズを率いるバーニー(スタローン)を中心に、屈強な男たちの戦いを描く内容で、Blu-ray&DVDには日本語吹き替え版も収録している。シリーズを通して宣伝活動を行ってきた武藤は、「エネルギーをもらう映画なので、若いヤツも元気になると思う」とアピールし、「テリー・クルーズの上半身の筋肉がすごい。是非リングに上がって欲しい」とプロレス目線の感想を。同作を手掛けたパトリック・ヒューズ監督から、インタビュー時に、「次回作で悪役をやるべきだ」と推薦されていた武藤は、「やりたいですね。スタローンと是非戦ってみたい」と含み笑いでハリウッド進出を目論んでいた。一方、スタローンを意識した衣装で登場した藤波は、「こういうの嫌いじゃない」と満足げな表情で、「チームがどんな活躍を見せるか見どころ十分」と、ハードなアクションに挑んだハリウッド俳優たちを称賛。"レジェンド・プロレスラー"として紹介された長州と藤波だが、「控室でも気を遣って恐縮しちゃって大変でした。俺は使い走り。でも、俺もレジェンド、年寄り組ですからね」とこぼした武藤に、長州は、「ふざけんな! お前は感情表現が出来てない」と喝を入れて笑いを誘っていた。また、グラドル宣伝部の高崎、倉持、鈴木、清水は、セクシーなミリタリー・ファッションで登場。「監督と直接お会いして約束したので、グラドル宣伝部としてPRしていきたい」とあいさつした倉持は、写真撮影で自慢のヒップを長州に密着させ、ノリノリでアピールしていた。
2015年03月18日女優の川口春奈が2月11日(水・祝)、都内で3rd写真集「haruna3」の発売記念イベントを行った。発売日でもある前日に20歳の誕生日を迎えたばかりの川口さんは「いつかは海外でお芝居するのがすっごい夢。そんな日が来るよう、語学など努力したい」と抱負を語った。川口さんにとって3冊目の写真集となる同書は、役作りのために髪を切った18歳からスタートし、ハワイや自身初のヨーロッパ訪問であるクロアチアでも撮影。あどけない水着姿や、初挑戦だと言う下着姿も披露し、“大人”への成長を感じさせる内容となっている。約1年間にわたって撮影された全160ページのボリュームで「前の2冊に比べても、分厚いのでいろんな写真を楽しんでもらえるはず」と川口さん。「水着も下着も変わらないので、恥ずかしさはないですね。撮影中は時間を忘れながら、無心な感じだった」と手応えを示すも、「点数ですか?60点くらい…。いや、そんなこと言うのはよくないので、80点ですね。自分のもの(作品)をいいように評価はできない。お気に入りの一冊になったのは間違いありません」と“大人”らしく厳しい自己採点だった。「20歳になったから、具体的にどうこうはないですが、20代だからこそ演じる役の幅も広がると思うので、楽しみながら仕事をやっていけたら」とマイペースな一面も。「恋愛も解禁?」と質問されると、「そうですね。恋愛も大事だとは思うので。タイプは特にないんです。志高く一生懸命に頑張っている人が素敵だと思う」と話していた。ちなみに、バースデイ当日は「2人の姉と沖縄料理を食べた」そうで、「家族と一緒に過ごせたので、感動しました。プレゼントで指輪をもらったり、初めて“乾杯”も経験して。お酒は…、家族全員強いので」。週末に控えたバレンタインは「予定はない。毎年、スタッフさんには手作りしています」と照れ笑いを浮かべていた。(text:cinemacafe.net)
2015年02月11日10月19日朝、開店時刻を迎えた伊勢丹新宿店本館1階の正面玄関入口には、同社社員に混ざってお客様を丁重にお出迎えする、デザイナー丸山敬太の姿が見られた。理由は同店本館1階ステージ#1に、10月15日から21日までの期間限定で“KEITA MATUYAMA 20周年ミュージアム『丸山景観』”がオープンすることを記念して、この日は丸山が「1日店長」を務めることになっているからだ。開店と同時に殺到するお客1人ひとりに対して、丸山は丁寧にお辞儀。ファンから声を掛けられると笑顔を見せ、会話を交わす場面もあった。「1日店長」の仕事はもちろんそれだけではない。閉店時間まで分刻みで店内を回り、商品を宣伝し、お客に荷物を手渡し、合間合間にはスマホでの記念撮影にも快く応じる。まず、開店直後には地下の食品フロアに赴き、ケイタマルヤマとコラボレーションした「京都 下鴨茶寮」の弁当、「鈴懸」のどら焼き、「鶴屋吉信」の生菓子をアピール。季節感や食材の色にもこだわることで、ケイタらしさを演出したという2段重の弁当を前にした際は、「見た目も色もばっちり。ぜひ多くの方に召し上がっていただきたい」と自信満々の表情を浮かべた。鈴懸のどら焼きには、ケイタらしさ満載の富士山、桜を模したオリジナル焼印を押印。鶴屋吉信の生菓子3種も、牡丹、富士などをモチーフに仕上げている。また、12時からスタートした屋上ランチパーティーでは、ケイタマルヤマ歴代コレクショなどを上手に着こなしておめかししたファンたちを前に、「大好きなデパートでこんなステキな会を催してもらえて本当にうれしい」とあいさつ。乾杯の音頭を取る段になると、「なんだか自分で自分に乾杯する感じ」とこぼし、照れくささを隠すかのように、「みなさんの20周年を祝して乾杯したいと思います」と高らかにグラスを掲げた。
2014年10月20日「イイ女」は私たちの目標でもあるし、そのために美容もお洒落もがんばる。でも、女から見た「イイ女像」って、得てして男性目線からのもとは違って、一歩間違った方向にいくと、「イタイ女」になりがち。そこで、日々、様々な業種の女性と接し、本人自身が「モテ男」と評判の「MEN’S CLUB」編集長・戸賀敬城さんに、美容&恋愛ライターの安田光絵が直撃! 男から見たイイ女について、じっくり語っていただきました。■男が感じる女の魅力とは? 安田:プライベートも仕事も含め、今まで数えきれないほどの女性とお会いしてきたと思いますが、男性から見てどういう女性が魅力的だと思いますか? 戸賀:まず、女の魅力を大きく2通りに分けるとすると、ひとつめは遊びで終わる時間的に短い魅力、もうひとつは、ずっといたいと思える時間的に長い魅力に分けられる。みんなが目指したいのは後者のほうだよね? 安田:ハイ。もちろんそうです。戸賀:前者のほうは、男ウケしそうなファッションで、トレンドのメイクをしていればある程度はモテる。ただ、外見的な華やかさは最初の掴みにはいいかもしれないけど、それと結婚につながる魅力は全く別のこと。仕事柄、ファッション業界の女性たちともしょっちゅう会ってるけど、服やバッグ、靴や時計だけが印象に残ってその人自身のことを覚えていないってことが多い。いくらいいものを持っていても、持ち物に負けていたら意味がないよね。安田:大事なのは中身ということでしょうか。戸賀:月並みの意見だけど、そういうこと。何かを身につけることによって魅力を引き出すのはいいけれど、それが長い恋愛につながるとは限らない。ただ、見た目は派手だけど、じつはしっかりしているとかのギャップがある女は魅力的だと思うよ。安田:男性はギャップに弱いっていいますよね。戸賀:その通り。見た目は地味だけど飲むとはしゃいじゃったりとか(笑)。会話をしたり食事したり、一緒に寝たりする相手なのに、ずっと一定のままだと何も面白くない。たとえば目の前に水があって、飲んでみたら意外な美味しさがあったらまた飲みたくなるじゃない。ギャップを使って裏切り続けて飽きさせない努力が必要。安田:それって、結婚してからもそうですよね。戸賀:そっちの方が先が長いからね。がんばらないとネタ切れになりそうだけど(笑)。飽きさせないためには、サプライズがあるかどうかが大事。もちろんエンターテイメントというわけではなく、美味しい店を知っていたり、面白い出来事を自分から提案できるかどうか。安田:それを男性任せにしている女子は多いと思います戸賀:いや、それは絶対にダメ。たとえば一緒に食事をした後、男に“次どこ行く?”と言われたときに、“なんでもいいよ”じゃ受け身すぎ。とくに、20代ならまだしも、30代でそれだと残念。“素敵なバーが近くにあるから、一件寄らない?”くらいは言ってほしいよね。そういう風に誘ってくれただけで俺なら“いいコじゃん!”って思っちゃう。安田:女子からすると、ワガママだと思われたらどうしようとか考えちゃうかも。戸賀:男は、ふたりのためのワガママなら大歓迎。イラッとはしないはずだよ。それに、女の子が“いろんな所に連れて行ってほしい”と思うのと一緒で、男だって自分のテリトリー以外の所を知りたい。だから、幅があるコのほうが飽きないし、一緒にいて心地いい。とくに、今は女がスポットを浴びている時代になってきているんだから、相手を振り回すとかプレゼン能力を発揮するべき。安田:ちなみに、“もっとメールして”とかおねだりしてもいいんですか? 戸賀:どんどんしてほしい(笑)。そもそも、20代、30代って人生のうちで女が一番輝いている時じゃない。自信を持って“もっとこうしたい”とか“◯◯に行きたい”とか言っていいと思うよ。安田:意見をきちんと主張できることが、魅力的な大人女子の条件ですね。戸賀:そう。それから、自分を更新し続ける努力を怠らないこと。僕は車が大好きで長年憧れていたモデルを手に入れたんだけど、それも3年経つと飽きてくる。どんなものでも色あせない魅力ってないんだよね。内面に深みがなければ、結婚して夫が家に帰って来ても、ご飯食べて寝るだけ、妻がつまらなくて居心地が悪い家になってしまう安田:それは、みんな避けたいと思っています。将来のためにも、内面を磨くことが必須条件ですね。戸賀敬城さんプロフィール:(とが ひろくに)1967年東京生まれ。学生時代より世界文化社「Begin」でアルバイト。大学卒業後に、そのまま配属となる。その後、別雑誌の編集長を経て、現在、ハースト婦人画報社「MEN'S CLUB」編集長。スマートなルックスと、バツグンのファッションセンス、男女問わず慕われるカリスマ性で、トークショーやテレビでも活躍。ラグジュアリーな日常を綴ったブログ「 トガブロ 」も人気。・MEN'S CLUB 公式サイト
2014年09月19日累計600万部を記録する葉月かなえの人気コミックを映画化した『好きっていいなよ。』の初日舞台あいさつが12日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演を務める川口春奈と福士蒼汰が出席した。福士が川口を“お姫様だっこ”するサプライズもあり、駆けつけた約600人のファンからは大歓声があがった。初日舞台挨拶その他の写真友達なし、彼氏なしの地味な高校生活を送っている16歳の女子高生・橘めい(川口)が、校内一の超イケメン・黒沢大和(福士)と急接近したことから、新たな感情に目覚めていく青春ラブストーリー。ラブストーリーに初挑戦の川口は「不安もありましたが、皆さんが笑顔で迎えてくれるのはとても幸せ」と満面の笑みでファンに感謝した。福士も「ここまで大きな作品に主演するのは、不安やプレッシャーもあった」と振り返り、それだけに「嬉しいという言葉じゃ足りない」と手応えを示していた。舞台挨拶には共演する市川知宏、足立梨花、永瀬匡、西崎莉麻、山本涼介、八木アリサ、日向朝子監督が出席。舞台あいさつでは男性キャスト陣が「俺のこと、好き?何も言わないと本気チューしちゃうぞ」(福士)、「俺は好きな人にはいつでも毎日会いたいけどな。だから会いにきた」(市川)と自身のお気に入りセリフを生披露し、女性ファンの黄色い歓声を浴びていた。同日、新宿ピカデリーでは映写機トラブルがあり、舞台あいさつ前の上映が中止に。観客は舞台あいさつが始まるまで、約2時間待機する事態になったが、「こんなにたくさんの方が待っていていただき、感謝しています」(川口)、「こんなにたくさんの人に残っていただき、嬉しく思います」(福士)と感謝のコメントをしていた。『好きっていいなよ。』公開中取材・文・写真:内田 涼
2014年07月12日埼玉県川口市に大友克洋作の『童夢』のモデルになった団地がある。川口芝園団地だ。これがものすごい「壁」なのだ。今回はこの壁にまつわるミステリーについて話そう。○団地をそういう風に使っていいんだ!ご覧の通り、超能力者同士の空中戦が繰り広げられる舞台に相応しい高さと長さを備えた団地だが、作中では壁がひしゃげたり爆発したりしてなんとも心痛む。この作品によって団地に対するネガティブなイメージが決定づけられた面があり、個人的には複雑な気分だが『童夢』が名作であることは間違いない。1983年の第4回日本SF大賞を受賞している。さてこの川口芝園団地はなぜこんなにも壁なのか。その理由はこの団地が建っている場所にある。(場所はここ)1978年に完成したこの団地、なんと防音壁なのだ。この長大な壁によって、その内側の住宅群は鉄道の音から守られる。じゃあこの棟の人はうるさいじゃないか、ということになるが、線路側は廊下でそっち側にはトイレなどが面していて中はそれほどうるさくないと聞いた。ぼくも線路沿いのマンションで育ったけど、電車って道路と違って終電もあるから夜中は静かなんだよね。高速道路や幹線道路沿いの住宅の方がたいへんだと思う。それにしてもこれを知ったときは、団地を防音壁として使っちゃっていいんだ!とぼくもびっくりした。○日本3大「防壁団地」団地のその大きさを利用して、住宅以外の機能を持たせるという事例は、本連載第1回目で紹介した白髭東アパートもそうだ。あっちはまさかの防火壁だった。こういうボリュームを持っている建築に別の機能を持たせるっていうのは、都や公団(現UR)といった公的主体ならではの都市計画だと思う。すてきだ。今話題の新国立競技場も単にスタジアムっていうだけでなくて、巨大さならではのトンチを効かせたらいいのに、と思う。「巨大だから景観的にダメ」じゃなくて「でかい意味があるな!」っていう風にさ。どうも普通の建築は単機能すぎる。うん、余計なことを言った。さて、こういう「でかいから壁にしよう」でいうと、もうひとつ日本を代表する団地がある。これだ!○軍艦島はなんと「防波堤」団地!みんな大好き軍艦島の集合住宅がそれだ。軍艦島の集合住宅は、日本で最初の鉄筋コンクリート造の団地なのだ。最初のものは1916年完成。そしてこの島の集合住宅群は、なんと防波堤の役割をはたしていたという。最盛期には5000人を越える人びとが住んでいたので、狭い島はきつきつ。おのずとボリュームのある建築は単機能ではいられなかったというわけだ。以上の防音壁の川口芝園団地、防火壁の白髭東アパート、軍艦島の集合住宅をぼくは「日本3大防壁団地」と呼びたい。○とはいえ鉄道にお世話になってた川口芝園団地さて、川口芝園団地ができる前この場所は何だったのかを調べたら面白いことが分かった。上の写真は1947年の様子。前出の航空写真と同じ範囲。終戦直後で団地はまだ影も形もなく、なにやら工場っぽいものが建っている。調べたところ、これ1972年に閉鎖した日本車輌製造株式会社の蕨製作所というものだそうだ。つまり、列車の騒音に対抗する団地は、かつて車両を作っていた場所に建っているのだ。さらに面白いのは団地建設の際の資材搬入の話。以前も紹介した素晴らしい団地本『いえ 団地 まち――公団住宅設計計画史』(木下庸子 植田 実・ラトルズ・2014年)によれば、まわりの道路が狭すぎて工事用車両の出入りが困難だったため、すぐ脇の鉄道を使ってコンクリート打設用材料を搬入したという。一見、鉄道に対抗しているように見える川口芝園団地だが、実はすごくお世話になっていたのであった。そう知るとなんだか車両と団地とが、仲間に見えてきた。こういうけなげさを感じていたら『童夢』の超能力者たちもむやみに団地を壊したりしなかったのではないかと思う。<著者プロフィール<大山顕1972年生まれ。フォトグラファー・ライター。主な著書に『団地の見究』『工場萌え』『ジャンクション』。一般的に「悪い景観」とされるものが好物。デイリーポータルZで隔週金曜日に連載中。へんなイベント主催多数。Twitter: @sohsaiイラスト: 安海
2014年07月11日累計発行部数600万部を突破する人気少女コミックを実写映画化した『好きっていいなよ。』(日向朝子監督)で川口春奈と福士蒼汰が映画初共演を果たしている。原作者の葉月かなえ氏も「これはきた!と思いました」と太鼓判を押すキャスティング。「本格的な恋愛映画は初めて。大切にしたい作品になりました」(川口)、「僕も少女漫画の映画化は初めてで…。イケメン役なので、それに恥じない演技がしたかったですね」(福士)と役者としての新境地に、思いは格別だ。その他の写真映画は友人も恋人も作らず生きてきた16歳の女子高生・橘めい(川口)が、学校一のイケメン・黒沢大和(福士)からの突然のキスに戸惑いながら、次第に心寄せ合う姿を描く青春ラブストーリーだ。「女の子の夢や理想が詰まった、キラキラしたお話。その分不安もあったんですが、せっかくだから正々堂々楽しもうかなって。自分の高校時代との比較ですか?もう自分でも驚くほど地味で(笑)。そういう意味でも楽しい思い出になりましたね」(川口)、「自分も高校時代は部活と勉強オンリーの生活だったので、撮影で渋谷の町を歩いたり、仲間とボーリングやカラオケしたり、映画の中で思い出作りができました」(福士)もちろん、映画を彩るのはハッピーな思い出ばかりではない。ティーンの恋愛に付きまとう焦りや恐れ、疑心暗鬼や自己嫌悪といった切ない心の移ろいが主演2人の演技によって、リアルな感情としてスクリーンに刻まれた。「めいちゃんは、自分に自信が持てない分、人一倍悩んだり、苦しんだりするんです。同時に、成長も表現しなければいけないので、難しかったです」(川口)。劇中ではキスが2人のターニングポイントとして随所に描かれ、距離感や関係性をデリケートに描き出している。「1度でOKが出ることはまったくなくて、同じシーンで5~6テイクは重ねたんですよ。映画には何度かキスシーンが出てきますが、その度に意味合いも違ってくるから、感情のバランスが難しくて。監督や春奈ちゃんとも相談しながら、やり遂げることができました」(福士)。『好きっていいなよ。』7月12日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年07月10日