中谷美紀を主演に迎え、講談社「ハツキス」にて連載中の人気漫画を実写映画化した『繕い裁つ人』。先日、主題歌をシンガーの平井堅が務めることが発表されたが、このほど本作のメガホンを握る気鋭の女性監督・三島有紀子がその起用への想いを明かしたコメントが到着した。本作の舞台は、頑固でこだわり深い仕立て屋によって“人生で一番自分に似合った服”に出会える、町の仕立て屋・南洋裁店。祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ2代目の店主・市江(中谷美紀)が、古びたミシンで作るオーダーメイド服は大人気。しかし職人スタイルを貫くため量産は出来ず、百貨店の営業マン・藤井(三浦貴大)からのブランド化の依頼も断り続けている。市江はその人だけの服を繕う日々で十分だったのが――。今回、平井さんが歌う主題歌は、今年5月にリリースされたコンセプトカバーアルバム「Ken’s BarIII」に収録された、70年代に発表された財津和夫の超名曲をジャズ・テイストにアレンジした楽曲「切手のないおくりもの」。三島監督自らがこの楽曲に惚れこみ、「主題歌はこの曲しかない!」と熱烈にオファーしての実現となったそうだが、そこに込めた想いを監督自身はこんな言葉で綴っている。「口笛で始まり、包み込むような大人の男性の歌声が聞こえてきて、やがてスキップしたくなる…そんな、映画の最後に流れる音楽をずっと探していました。財津和夫さんの『切手のないおくりもの』は、小さい頃から大好きで歌詞がとても素敵です。“夢のないあなたに、この歌を届けよう愛することの喜びを知る魔法仕掛けのこの歌を”映画の主人公・市江もこんな気持ちで一着一着その人のために仕立てていますし、自分もこんな気持ちで映画をお届けしたいと思っていたとき、平井堅さんの歌うこの曲を見つけました。かすかに聞こえる口笛から始まって、平井堅さんの温かく切なくくるおしいまでに力強い歌声に包まれる。そして大橋トリオさんのアレンジで展開されるjazzy(ジャジー)でブラスバンドな世界は、ラストに向けて確実に心にウキウキ感というHAPPYをくれる。『これだ!』と、ひとり興奮してこの楽曲を抱きしめたくなったのを覚えています。舞台となった神戸はジャズの街ですし、平井さんも関西出身です。すべてがこの映画につながっている、まさに運命の出会いに思えて仕方ありません」。そう三島監督も語るように、歌詞に登場する様々な「あなた」に歌を届ける「私」と、依頼主の心に寄り添う洋服を作り続ける、中谷さん演じる主人公・市江の生き方がぴったりリンクしており、まさにこの作品のためのに生まれた楽曲かのように感じられるはずだ。主題歌に決定したことについて、平井さんは「今回、僕がカバーした『切手のないおくりもの』が、この映画の主題歌に起用して頂けると聞いて、驚きと共にとても嬉しく思っています。大切な気持ちを伝え送るこの歌が、最後に映画をふんわり包み込んでくれる事を願っております。一針一針心を込めて仕立てる誰かの為の一生の一着。歌手として、僕もそんな歌を一曲でも多く作れたら最高に幸せだなと思いました」と、劇中で見せる市江の“まごころ”に共感を寄せている。大泉洋・主演の『ぶどうのなみだ』も大ヒット中の三島監督。独特の空気感と優しさが漂うその世界観は、作品を形作る一つ一つに対するこだわりから生み出されていると言われているが、本作での平井さんの歌声はまさにその重要なピースの一つとなっているようだ。『繕い裁つ人』は2015年1月31日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。<リリース情報>■平井堅/CONCEPT COVER ALBUM「Ken’s BarIII」・価格:3000円+税・発売中★「Ken’s BarIII」が装いも新たにギフト仕様のウィンターパッケージとして冬季限定出荷が決定。(2014年11月末~2015年2月まで)さらに店頭購入者特典として映画『繕い裁つ人』の本アルバム限定ポストカードを対象店舗にてプレゼント!※対象店舗に関しては後日、平井堅の公式サイトにて。※特典は先着となります。無くなり次第終了となりますのでご了承ください。(text:cinemacafe.net)
2014年10月17日歌手の平井堅が、中谷美紀主演の映画『繕い裁つ人』(2015年1月31日公開)の主題歌を担当することが10日、明らかになった。合わせて、映画の予告編とポスターも公開された。同映画は、漫画家・池辺葵が漫画雑誌『ハツキス』(講談社)で連載中の『繕い裁つ人』が原作。祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ2代目の店主・市江を、女優の中谷美紀が演じる。2015年にデビュー20周年を迎える平井堅。主題歌に決まった「切手のないおくりもの」は、コンセプトカバーアルバム『Ken’s Bar III』に収録されており、70年代に発表された財津和夫の名曲を平井がジャズのテイストでカバーしたもの。歌詞に登場する様々な"あなた"に歌を届ける「私」と、依頼主の心に寄り添う洋服を作り続ける「市江」の生き様がリンクし、作品の世界観を広げる。同曲が主題歌に決まったことを受け、平井は「驚きと共にとても嬉しく思っています」と喜び、「大切な気持ちを伝え送るこの歌が、最後に映画をふんわり包み込んでくれる事を願っております。一針一針心を込めて仕立てる誰かの為の一生の一着。歌手として、僕もそんな歌を一曲でも多く作れたら最高に幸せだなと思いました」とコメントを寄せた。また、今回公開された予告編では、中谷美紀演じる市江が見事な手つきでミシンを使いこなし、色鮮やかな洋服を仕立てる姿が映し出されている。"人生で一番似合う服"を作り続ける市江と、周囲の人間とのかけあいにも注目。三浦貴大、片桐はいり、杉咲花、中尾ミエ、伊武雅刀、余貴美子らキャスト陣がどのように物語に関わってくるのかにも期待が高まる内容となっている。ポスターにも"こだわり"があり、縫い針のイラストがあしらわれたタイトルロゴは手編みの刺しゅうで制作。水色の生地のデザインも、劇中で市江が仕立てる洋服のテキスタイルで、市江の洋服さながらの温かみを持ったポスターとなっている。(C)2015池辺葵/講談社・「繕い裁つ人」製作委員会
2014年10月10日WOWOWでは2014年2月にミュージシャン・平井堅のコンセプトライブ「Ken’s Bar」の最終公演となる横浜アリーナでのライブを収めた映像を『平井堅 Ken’s Bar 15th Anniversary Special!』と題し、独占放送する。「Ken’s Bar」は「グラスを傾けながら、平井堅の歌声に耳を傾ける」というコンセプトのもと、1998年に"開店"した今年で15周年を迎えるスペシャルライブ。今年も東京・日本武道館、沖縄・宜野湾海浜公園屋外劇場で趣向を凝らしたステージが繰り広げられて来た。今回オンエアされるのは、全国5カ所、全8ステージで行われるアリーナ公園の最終日である12月24日(火)の神奈川・横浜アリーナのライブ。マスターである平井堅の甘い歌声と、通常のライブとは異なるアコースティック・サウンドに彩られたオリジナル曲、カバー曲が絶妙に絡み合うカラフルなメニューの数々。プレミアム感と遊び心が満載のひとときを、ぜひマイルームでじっくりと堪能してはいかがだろう。
2013年12月08日平井堅が歌う、映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』の主題歌「アイシテル」のミュージック・ビデオの一部画像が到着!なんと、こちらビデオの中で平井さんは死者となって棺桶に納まっているというのだが…。デビュー15周年を記念した、2010年第1弾となるシングル「Sing Forever」を今月13日(水)にリリースしたばかりの平井さんだが、来月10日(水)には2か月連続となる通産33枚目のシングル「アイシテル」と初のカップリングアルバム「裏 歌バカ」がリリースされる。その「アイシテル」のミュージック・ビデオとCDのジャケット写真がこのほど完成したが、その中で平井さんが演じているのは“死者”!ジャケット写真では目を閉じて棺桶に横たわる平井さんの姿が写っている。「われらが堅を死なせるなんて…」とお嘆きのファンのみなさま、案ずるなかれ!ビデオ内で、平井さんは棺桶からしっかりと起き上がり、美声を響かせている。これは、映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』の「死してなお、大切な人を守り、愛し続ける」というテーマを表現したもので、いわば映画のアナザー・ストーリーとして展開している作品。このミュージック・ビデオの演出を担当したのは、宮崎あおい、高良健吾らが出演した『ソラニン』で映画監督デビューを果たし、これまでにYUI、いきものがかり、木村カエラなど名だたるアーティストのビデオを手掛けてきた三木孝浩。「平井堅を棺桶に入れてみたい」というひと言を監督が発し、平井さんがこれを快諾した。ちなみにこのビデオでは、“ゴースト”たちによる5つのストーリーが展開。平井さんの歌声とあいまって、胸を締めつけられるような涙必至の切なく、悲しく、そして温かい物語が描かれている。平井さんは今回のミュージック・ビデオについて「一度、自分の作品の中で死者を演じてみたいと思っていました。ビデオの中では、亡くなった方を天国にいざなったり、棺桶の中から起き上がって歌うという、不思議な役どころでした。愛する人を失う痛みと、その人を想い続ける温かさが表現された素敵なビデオとなっています」と語っている。ちなみに、こちらに登場する棺桶は、183センチと長身の平井さんに合わせた特注の品だとか。歌声、物語、そして棺桶も要チェック!「アイシテル」は11月10日(水)発売。『ゴーストもういちど抱きしめたい』は11月13日(土)より全国にて公開。■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:松嶋菜々子アジア版『ゴースト』にろくろシーン「あります」シネマカフェ創刊13周年記念!『ゴースト もういちど抱きしめたい』独占試写会に35組70名様ご招待ソン・スンホン来日ファンミーティングに1万人熱狂!松嶋菜々子からメッセージもキャスト、スタッフ来場!『ゴースト』完成披露試写会に10組20名様ご招待ソン・スンホン&松嶋菜々子キスシーンで「お腹が鳴ってしまった」
2010年10月26日