警察庁は3日、平成27年(2015年)中のインターネットバンキング不正送金事犯の発生状況について発表した。平成27年におけるインターネットバンキング不正送金事犯の被害件数は1,495件。被害額は約30億7,300万円、不正送金を阻止した額を差し引いた実被害額は約26億4,600万円だった。件数では平成26年の1,876件から381件減少したものの、被害額は平成26年の約29億1,000万円から1億6,300万円増加。実被害額も約24億3,600万円から2億1,000万円増加し、過去最悪を更新した。被害金融機関は223金融機関。内訳は、都市銀行・ネット専業銀行・信託銀行・その他の銀行が16行、地方銀行が53行、信用金庫が98金庫、信用組合が17組合、農業協同組合が35組合、労働金庫が4金庫。2015年の被害特徴は法人口座被害の増加。特に信用金庫の法人口座被害が急増した。被害口座名義人の多くがセキュリティ対策を未実施だったという。送金先口座は中国人名義のものが約6割、日本人が約3割、その他が約1割。また、SMSを通じたフィッシングが初めて確認された。警察庁の取り組みとしては、口座売買など関連事件97事件に対し、160人を検挙。また、不正送金に利用される中継サーバの事業者一斉取り締まりや、ネット専業銀行への送金先口座対策要請などを行った。今後、口座凍結などのインフラ対策や、金融機関への情報提供などを進めるという。
2016年03月07日観光庁は2月16日、「旅行・観光消費動向調査平成27年10-12月期(速報)」を発表した。それによれば、日本人国内旅行消費額は5.3兆円で、前年同期比8.9%増となり、3四半期連続で対前年同期比プラスとなったという。これは、前年は消費税率引き上げ等の影響もあり低迷していたが、平成27年はその反動や、3月の北陸新幹線開業効果の継続、宿泊施設の稼働率の向上に伴う料金単価の上昇といった諸要因により増加したものと考えられるという。日本人国内旅行消費額のうち、宿泊旅行消費額は4.1兆円で前年同期比9.8%増、日帰り旅行消費額は1.2兆円で前年同期比5.7%増となったという。一方で、日本人国内延べ旅行者数は1億5,299万人(前年同期比1.8%減)となり、うち宿泊旅行が7,819万人(前年同期比1.0%増)、日帰り旅行が7,480万人 (前年同期比4.6%減)となった。金額は増えているものの、旅行者数は逆に減少し、一人1回あたり旅行単価が増加している(34,868円で、前年同期比10.9%増)。平成27年年間値(速報)では、日本人国内旅行消費額は21.7兆円で、前年同期比8.3%増。日本人国内延べ旅行者数は6億6,293万人(前年同期比0.5%増)、日本人国内旅行の一人1回あたり旅行単価は32,764円で、前年同期比7.7%増と、いずれも増加している。
2016年02月17日真っ青な秋空に映える大阪城の天守閣。10月25日、大阪城西の丸庭園で5年ぶりとなる大阪平成中村座が開幕した。前日の会見で、中村扇雀は「感無量」と言い、中村橋之助は「兄が亡くなり、こんな早い時期にできたことは本当にうれしい、皆様のおかげです」と感謝。今回は、坂東彌十郎と坂東新悟、中村橋之助と中村国生、中村扇雀と中村虎之介という、3組の親子共演も楽しみだ。「大坂の陣400年記念 大阪平成中村座」チケット情報中村勘九郎・七之助はもとより、座組み全員が十八世中村勘三郎への想いを胸に、舞台に立った初日。昼の部には、満員の観客席に京都・先斗町から舞妓さんたちの姿もズラリと。『女暫(おんなしばらく)』は、歌舞伎十八番の『暫』を女方が演じる演目。七之助が凛々しくもキュートな巴御前を演じ、大奮闘!『三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)』は長唄舞踊。木下藤吉郎に扮した勘九郎が踊りの名手ぶりを披露する。紅葉の背景が開くと、陽に輝く大阪城が借景に!大拍手の客席に秋風が流れ込む。『狐狸狐狸(こりこり)ばなし』は、だまし合いの喜劇。扇雀が弾けて大活躍、七之助も魅力を発揮し、物語のおもしろさに引き込んで笑わせる。客席は大喜びのうちに昼の部が終演。休憩は2回。お弁当は敷地内の五軒長屋で早めに買おう。トイレは長蛇の列でも大丈夫。順番待ちまで楽しませるお茶子さんの話と超スムーズな誘導、場内案内からお弁当の空箱回収まで手際の良さは抜群だ。これぞ中村座名物、勘九郎の言う「世界に誇れるお茶子さん」。イヤホンガイドもおすすめ。公演中はもちろん、休憩時間には大阪城の歴史などの解説も。夜の部は『俊寛』と、30分の休憩をはさみ『盲目物語』。「どちらも祖父、父と二代に渡って大切にしてきたもので、父の想いが詰まった演目です」と七之助。前回、十八世勘三郎が演じたゆかりの演目『俊寛』は、来年、八代目中村芝翫を襲名する橋之助が渾身の演技で。『盲目物語』は、「ずっとやりたかった」と勘九郎、「大阪城にぴったりの作品」と七之助。今回の中村座の目玉はこれだ。お市の方に仕える盲目の弥市と豊臣秀吉の対照的な人生を、勘九郎が早替りで演じ分ける。回り舞台まで使う演出、幕切れは三味線を弾く弥市と幻想の中で琴を合奏するお市。その背景にライトアップされた大阪城が…。「鳥肌の立つような演出をご覧いただきます。観た人は最後を言わないでください」と扇雀。だから、言いません。「『還暦になったらまた大阪に来るよ』と言っていた父は、約束を守りました」と語っていた勘九郎。まるで十八世勘三郎が乗り移ったかのような舞台だった。彼らを、芝居小屋の18か所から“隠れ勘三郎”の眼が見守る。「最後の1個が探し出せたら賞金もの」。空き時間に“眼”を探し、スマホで撮影。とことん楽しませてこそ中村座だ。ただし、全部見つけても「賞金は出ません(笑)」。『大坂の陣400年記念 大阪平成中村座』は11月26日(木)まで大阪城西の丸庭園内 特設劇場にて上演中。取材・文:高橋晴代
2015年11月16日厚生労働省はこのほど、平成27年「就労条件総合調査」の結果をとりまとめ、公表を行った。○年次有給休暇の時間単位取得制度がある企業は16.2%同調査は民間企業における就労条件の現状を明らかにすることを目的として行っている。今回は常用労働者30人以上の民営企業で、このうち6,302企業を抽出して平成27年1月1日現在の状況について1月に調査を行った。有効回答件数は4,432企業。平成26年(または平成25年会計年度)1年間に企業が付与した年次有給休暇日数は、労働者1人平均18.4日、このうち労働者が取得した日数は8.8日だった。取得率は47.6%となっている。取得率を企業規模別に見ると、1,000人以上が52.2%、300~999人が47.1%、100~299人が44.9%、30~99人が43.2%だった。また、年次有給休暇の時間単位取得制度について調べると、同制度がある企業は16.2%だった。
2015年10月19日フジファブリックの曲じゃないけれど、今年の花火ももう最後。そこで、夏休みにうっかり行きそびれてしまった方に、最後のおススメ花火を紹介します。まずは10月10日(土)に埼玉・糠田運動場でおこなわれる「燃えよ!商工会青年部!!第14回こうのす花火大会」。同花火大会の目玉はなんと言っても「世界最大の打ち上げ花火」としてギネスの認定を受けた正四尺玉。夜空に広がる世界一の花火は圧巻。そのほか、同大会は「1分間あたりの尺玉以上の打上数」で日本一を誇っており、大掛かりなプログラムの数々は今年最後の花火を飾るにふさわしいでしょう。次に紹介するのは、10月10日(土)に東京・荒川河川敷岩淵水門周辺で行われる「2015北区花火会」。充実した音響設備の中打ちあがる音楽花火や、5000発の打ち上げ花火が魅力。都内では珍しい秋の花火大会です。最後に紹介するのは、10月17日(土)に神奈川・片瀬海岸(境川河口左岸東側)で行われる「ふじさわ江の島花火大会」。湘南エリアでは唯一の特大2尺玉は、空中で直径約480メートルにおよぶ大輪の花を咲かせます。海面に映し出される美しい花火は必見!今年まだ花火を見ていない方も、夏に花火を満喫した方も、「最後の花火」を楽しみましょう。
2015年09月08日2018年に「明治維新150年」を迎えるにあたり、かつて「薩長土肥」と呼ばれた鹿児島県・山口県・高知県・佐賀県の4県は8月31日、「平成の薩長土肥連合」を締結した。この「平成の薩長土肥連合」は、各県が誇る幕末・維新期の街並みや遺産、文化、食を生かし、各県の観光連盟・コンベンション協会が共同して、広域観光周遊ルートの形成や相互送客体制の構築、国内外からの観光客を呼び込むなどの観光施策の一貫となっている。もともとは山口県と鹿児島県が観光施策として「薩長連合」を締結していたが、山口県の提案で今回の「薩長土肥連合」に拡大したという。具体的な事業展開としては、薩長土肥の観光素材集を作成し、旅行エージェントのヒアリングによるテーマ・ルートの構築、4県合同説明会の実施、そして、周遊クルーズ誘致等商品造成に向けた売り込みなどを予定している。この周遊クルーズは特にインバウンドも意識しており、「近年では第2、第3のディスティネーションになることが重要視されています。その意味ではこの4県は田舎であり、かつ、『明治維新』という共通の物語もあります。あえて旅行したい観光地にぴったりといえるでしょう」と山口県の村岡嗣政知事もコメントしている。2018年の明治維新150年に向けたスケジュールとしては、2015年は締結式にはじまり、各施策の準備とともに薩長土肥スタンプラリーを実施する。2016年にはJR西日本の広報誌やANAの機内誌への露出とともに修学旅行の誘致を行い、2017年には薩長土肥のモニターツアーなどを予定している。
2015年09月01日10月25日(日)より大阪城 西の丸庭園で『大阪平成中村座』が幕を開ける。『平成中村座』は、「江戸時代の芝居小屋を現代に復活させ、多くの方々に歌舞伎を楽しんでもらいたい」と十八世中村勘三郎(当時、勘九郎)が抱いていた長年の思いを2000年11月に東京・浅草で実現。以降、ニューヨークやベルリンなど海外公演も果たした。大阪は2010年以来5年ぶり3回目、前回と同様に大阪城を背後に控える抜群のロケーションで行われる。「大坂の陣400年記念 大阪平成中村座」チケット情報父勘三郎の遺志を受け継ぎ、今春、浅草で『平成中村座』を実現させた中村勘九郎は、「秋にまた『大阪平成中村座』が大阪城に戻ってきます。弟(中村七之助)と話し合ったわけではないのですが、 “中村座をもう一度建てたい”というふたりの共通した夢が、今年の4月に浅草で叶いました。しかも年内中に大阪でできるということで本当に幸せです。僕たちは一生懸命やるだけです!」と意気込む。演目は、「大阪城 西の丸庭園で上演させていただくということで、昼夜とも太閤様ゆかりのものを選びました」と勘九郎。昼の部は、出演者全員が顔をそろえる「女暫(おんなしばらく)」、舞踊と立ち廻りが楽しめる「三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)」、人情喜劇の「狐狸狐狸(こりこり)ばなし」を上演。夜の部は、勘三郎ゆかりの狂言「俊寛(しゅんかん)」と谷崎潤一郎作の「盲目物語(もうもくものがたり)」を上演する。こと「盲目物語」については「ずっとやりたかった演目」と勘九郎。「父が祖父から受け継いだ、中村屋にとっても大事な演目の一つです」とその思いを語る。そして「三升猿曲舞」と「盲目物語」では、ロケーションを生かした壮大な演出も見どころとなる。「『大阪平成中村座』をテーマパークのように楽しんでほしいですね。昔の芝居小屋のように靴を脱いで上がってもらいますし、江戸時代にタイムスリップできると思います」と勘九郎、現代に出現する江戸時代の芝居小屋の雰囲気を存分に味わってほしいと願う。また、勘三郎の目の部分をプリントしたものを劇場周辺18か所に仕込む“隠れ勘三郎”を大阪公演でも実施する。4月の浅草公演で大好評だったというこちら、“隠れ勘三郎”を探しながら劇場をくまなく回ることで、劇場そのものを堪能できる仕組みとなっている。『大阪平成中村座』は10月25日(日)から11月26日(木)まで、大阪城西の丸庭園 特設劇場で上演。チケットは発売中。
2015年08月07日『大坂の陣400年記念大阪平成中村座』が10月25日(日)より大阪・大阪城西の丸庭園内特設劇場で上演される事が決定。4月27日に東京・平成中村座浅草寺境内仮設劇場内で制作発表が行なわれ、中村勘九郎、中村七之助が出席した。同公演は、十八世中村勘三郎が、江戸時代の芝居小屋を現代に復活させ、多くの人々に歌舞伎を楽しんでもらいたいという想いから2000年にスタートさせた舞台。大阪公演の開催は2010年以来5年ぶり3度目となる。勘九郎は「平成中村座というのは父、十八世中村勘三郎の夢でした。2012年に父が亡くなって、僕と七之助の夢は浅草に平成中村座をもう一度建てたいということでした。そこからこんなに早く平成中村座が建ち、そしてここで新たに大阪平成中村座の告知ができることを本当に嬉しく思っています。父は不思議な力を持っていて、父が愛すと、その愛のパワーを受け取った方が“この人のためなら”と物凄い力で動いてくれるんです。大坂の陣からちょうど400年という節目の年に、大阪平成中村座を大阪城西の丸庭園内でできるというのは本当に幸せなこと。一生懸命やりますのでよろしくお願いいたします」と意気込んだ。七之助も「関西テレビに父の友人がいるんですが、2010年に行った大坂平成中村座の千秋楽の時に、その方が父へ“また大阪で平成中村座をやってください”と伝えたところ、父は“わかった。俺が還暦になる時にもう一回大阪城でやるよ”と言ったそうです。今年は、父が生きていればちょうど還暦の歳。死してなお約束を守る父は凄いなと思います」と語った。演目は未定。勘九郎は「自分たちがやりたいものではなく、お客様が喜んでくださるような演目を相談して決めたいと思います」と語った。5月3日(日・祝)まで東京で行われている『平成中村座』では、会場内に勘三郎の「目」の写真を多数配置し、来場者に探してもらう「隠れ勘三郎」の企画が好評を博している。報道陣から大阪でも何か仕掛けを用意しているのかと聞かれると、勘九郎は「大阪公演でも隠れ勘三郎をやりたいと思っています。大阪の方はそういう仕掛けが好きだから、ほかにも色々考えます」と明かした。また七之助は大阪の印象について「父はよく“俺は大阪で育てられた役者だから、大阪は大好きなんだ”と言っていました。その大阪で、息子である私たちが大阪平成中村座として芝居ができることは本当に幸せなことです」と話した。『大坂の陣400年記念大阪平成中村座』は10月25日(日)から11月26日(木)まで、大阪・大阪城西の丸庭園内特設劇場で上演。
2015年04月30日文部科学省は2月19日、平成27年度国公立大学入学者選抜の確定志願状況及び2段階選抜実施状況(前期日程)について発表した。平成27年度の国立大学の募集人数は8万946人、志願者数が34万4,992人、志願倍率は4.3倍。公立大学の募集人数は2万659人、志願者数は12万9,554人、志願倍率は6.3倍だった。前年度と比較すると全体で、募集人数は239人増加しているが、志願者数は9,874人少なくなっている。大学別に志願倍率を見ると、最も倍率が高いのは旭川医科大学で12.1倍だった(募集人数112人、志願者数1,351人)。東京大学は4.0倍(募集人数3,063人、志願者数1万2,384人)、京都大学は2.8倍(募集人数2,846人、志願者数8,041人)となっている。続いて、平成27年度国公立大学2段階選抜実施状況(前期日程分)を見ると、実施した大学は合計27大学(国立20、公立7)、取りやめた大学は11大学(国立9、公立2)、緩和した大学は12大学(国立10、公立2)だった。第1段階選抜不合格者数は3,692人。2段階選抜の取り止めと緩和を行った結果、予定よりも588人多く合格している。
2015年02月24日弥生は1月21日、クラウド申告ソフト「やよいの青色申告 オンライン」および「やよいの白色申告 オンライン」に、平成26年分所得税確定申告書書式の対応をはじめとする機能追加を、1月29日に行うと発表した。追加される主な機能の概要は、次のとおり。平成26年分所得税確定申告書式に対応平成26年分所得税確定申告書式に対応をしているため、作成した確定申告書を印刷して、そのまま税務署へ提出が可能。仕訳帳、総勘定元帳のダウンロード日々の取引の入力内容をもとに自動で集計・作成できる。なお、「やよいの白色申告 オンライン」は対応していない。取引データのインポート「やよいの青色申告 オンライン」では、新たに取引データ(弥生形式の仕訳データ(CSV およびテキストデータ))のインポートに対応する。他社製品から乗り換えができ、また、弥生のデスクトップアプリケーション「弥生会計」「やよいの青色申告」からのデータ移行も可能になる。なお、デスクトップアプリケーション「弥生会計 15」および「やよいの青色申告 15」の、平成26年分所得税確定申告書書式への対応は、下記スケジュールにてオンラインアップデートを提供する。「やよいの青色申告 15」:1月21日「弥生会計 15」 :1月27日
2015年01月21日人気ミュージカル『モーツァルト!』で2002年の初演以来、4回にわたり、主役のヴォルフガング・モーツァルト役を務めてきた井上芳雄。5度目の今回が主役として最後の出演となる井上に、現在の心境を聞いた。ミュージカル『モーツァルト!』チケット情報「最後といっても別に引退するわけではないですから(笑)。稽古では冗談で『芳雄先生、ここはどうでしたか?』と聞かれるぐらい僕にとっては居心地のいい作品。でも僕はひとつの場所に留まっているのはあまり良しとしない。15年間の役者人生の中ですべてを教えてくれた役ですが、新しいところに行くためには、何かを手放すことも必要だと思っています」。天才音楽家、モーツァルトの一生を青年ヴォルフガングと、彼の才能をつかさどる分身アマデのふたりで表現する。ヴォルフガングの父親との確執や、作曲家としての苦悩を力強い楽曲で描いた力作だ。「初演では、僕は経験も少ないし、ヴォルフガングみたいに激しい人生でもない、分からないことだらけで、なかなか彼に共感できなかった。でも今は、天才ではないけれど、表現者の苦しみは分かりますし、何か運命に導かれてここまでやってこられたと思う。それに、人生が思い通りにいかなかったり、良かれと思ってやったことが裏目に出たり、現状と戦うことは多い。前よりも、今はずっと彼に共感できますね」。井上も35歳で亡くなったモーツァルトと同じ年を迎えた。「モーツァルトは神に愛された人で幸福だけど、同じ分だけの不幸もあったはず。その振れ幅が激しいだけで、結局は凡人である僕たちの人生と変わらないかもと思うんです」初演からモーツァルトの父、レオポルトを演じ、病気で療養していた市村正親が本作で復帰するのも注目だ。「以前よりお元気です。市村さんのすごいところは心のありようと若さ、そのエネルギーですね。『モーツァルト!』でオファーがきたとき、父親役ではなく、ヴォルフガング役と思っていらっしゃったぐらいですから(笑)。今回で辞めると言った僕には、またリターンしろと言って下さっています(笑)」今やミュージカルは井上にとって「運命の相手と結婚しているようなもの」だという。「別れ話も出ていないですし、結婚生活は順調です(笑)。でも、子供ができて、親も年を取り役割が大きくなった。法事を取り仕切る長男の感じですね(笑)」。その結婚相手との幸福な時間をじっくりと見届けたい。ミュージカル 『モーツァルト!』は1月15日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演中。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2015年01月07日今年最後のランキングヘアスタイルが更新。2014年に流行したヘアスタイルがここを見れば一発でわかっちゃう!最新トレンドヘアスタイルを要チェック!【集計期間:2014年12月22日 ~ 2014年12月28日】★1位★ 大人小顔ショート どこから見ても立体的で、骨格をカバーしてくれるスタイル。重さが気になる方で、軽くしたい方にオススメ。★2位★ 大人に似合う耳かけショートスタイル 女性らしいフォルムのスタイル。どこからみても頭の形がよく見えて、骨格をカバーします。★3位★ 大人かわいいふんわりボブ 普通のボブに飽きてきたら、ちょっとだけゆるふわウェーブをプラスしてみませんか?髪もふんわり見えて、カジュアル感もアップ。4位: 指名数No.1大人可愛いナチュラルボブ トリートメントを髪になじませて下を向いて乾かすだけ。自然と内巻きになるようにカットします。ふんわり感を演出したい方は、毛先にのみトリートメントワックスを。5位: 小顔ふんわりショートボブ ほお骨に沿って流れる前下がりのカットラインと骨格にあわせたフォルムコントロールでコンパクトなシルエットにすることで、どんな顔形も補正出来る小顔ショート。6位: 万能型ショートヘアスタイル 前髪は目の上で流れるように切り襟足とサイドはタイトに!レイヤーをバランスよく入れ髪の毛に動きをつけるとふんわりと柔らかい印象になり可愛いスタイル。7位: 大人シルエットショート シルエットをキレイに見せる為に後頭部にボリュームを出して、えりあしがキュッとしまるように内側を短く切って浮いてしまうクセをでないようにカット。8位: ナチュラル内巻きストカールミディアム 厚みはあるのに重くない重軽質感。ふんわりバルーンシルエットでひし形小顔効果。厚めバングは流してデカ目効果。9位: 乾かすだけでキマるボブ すき間を作るようにカットする事で、程よい軽さのあるボブに仕上げています!かわいいだけではない大人な印象のボブです。10位: ゛うるツヤ゛ウェーブで☆ガーリーセミディ ふんわり細めの毛束のカールの重なりが可愛いモテ系ウェーブ。直毛やペタンとしがちな人にもぴったりです。 >>最新ヘアスタイル総合ランキングをもっと見る 次回もお楽しみに。提供:ビューティーナビ編集部 ・美容室検索サイトビューティーナビ
2014年12月30日厚生労働省では、平成26年「賃金構造基本統計調査(初任給)」の結果をとりまとめ、このほど公開を行った。○大学卒の初任給、男女計は20万400円同調査は、全国の主要産業に雇用される労働者の賃金の実態を、雇用形態、就業形態、職種、性別、年齢、学歴、勤続年数および経験年数別などに分類し、明らかにすることを目的として、毎年7月に実施している。今回、新規学卒者の平成26年初任給(6月分)についての集計結果を公開した。対象となった事業所は、10人以上の常用労働者を雇用する民間の事業所のうち、有効回答を得た事業所で新規学卒者を採用した1万4,932カ所。平成26年の初任給を高校卒以上の学歴別にみると、男女計、男女別ともに横ばいだった男性の大学院修士課程修了を除き、すべての学歴で前年を上回っている。大学卒の初任給(男女計)は20万400円で、前年比1.2%増。男性は20万2,900円(同1.3%増)、女性は19万7,200円(同1.1%増)だった。高校卒では、男女計は15万8,800円(同1.8%増)、男性は16万1,300円(同1.5%増)、女性は15万4,200円(同1.9%増)となっている。大学卒は、男女とも20万円台が最も多く、高校卒は、男性では16万円台、女性では15万円台が最も多い。○小企業では、大学卒および高校卒の男女で前年を上回る企業規模別にみると、大企業(常用労働者1,000人以上)では、高校卒の男女で前年を上回り、中企業(同100~999人)、小企業(同10~99人)では、大学卒および高校卒の男女で前年を上回った。特に昨年よりも増加率が多かったのは、小企業の大学卒女性の初任給(19万400円)で、昨年よりも2.9%増加している。初任給が高かった主な産業は、大学卒では男女ともに「学術研究、専門・技術サービス業」(男性21万5,400円/女性21万9,300円)、「情報通信業」(男性21万円/女性20万7,200円)だった。高校卒では、男性は「情報通信業」(17万4,200円)、「教育、学習支援業」(16万7,100円)、女性は「生活関連サービス業,娯楽業」 (16万2,800円)、「情報通信業」(16万100円)となっている。
2014年11月17日厚生労働省は11月9日、平成26年度の卓越した技能者(通称「現代の名工」)の表彰対象者149名を決定したと発表した。同制度は昭和42年に創設され、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰するもの。技能の世界で活躍する職人や技能の世界を志す若者に目標を示し、技能者の地位と技能水準の向上を図ることを目的としている。代表的な技術者としては、小笠原庄八氏(神戸製鋼所・自由鍛造工)、塩崎秀正氏(デンソー技研センター・フライス盤工)、伊藤啓一氏(豊田自動織機・自動車部品組立工)、中村初代氏(Yuki Nakamura ROYAL DRESS・婦人子供服注文仕立職)、西沢勝治氏(とも栄菓舗・和干菓子製造工)、米花俊明氏(米花畳店・畳工)が挙げられている。149人の詳細は、厚生労働省のWebページで確認できる。
2014年11月11日3月29日に公開される特撮映画『平成ライダーVS昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』の完成披露舞台あいさつが12日、東京・新宿バルト9で行われ、仮面ライダー1号/本郷猛役の藤岡弘、、仮面ライダー鎧武/葛葉紘汰役の佐野岳をはじめとした主要キャスト陣と柴崎貴行監督が登壇した。本作では、平成ライダーvs昭和ライダーという掟破りのライダー対決が描かれるが、平成勝利、昭和勝利という、いずれかのエンディングをファン投票によって決めることでも大きな話題に。現在はまだ投票受付中のため、この日の試写会はラストが伏せられて上映された。上映後のあいさつでは、柴崎監督と歴代ライダーの主演キャストに加え、ゲスト出演のお笑いタレント・板尾創路、タレントの雛形あきこが登壇し、本作への熱い思いを語っていった。第一作『仮面ライダー』(1971年)で主演を務め、『仮面ライダーストロンガー』終了後のスペシャル番組『全員集合! 7人の仮面ライダー』(1976年)以来、実に38年ぶりに本郷猛を演じた藤岡は、「当時の変身とはまた違った趣があったんではないでしょうか。私にとっても感慨深いものがあります」と振り返りながらも、「当時は毎日、ケガの絶えない危険な撮影の連続だった。あの頃CGがあればなあ…(笑)」と本音を吐露。本作については「1号から鎧武までの全ライダーがそろい、私が初代を演じた後にこれだけたくさんのライダーが出てきたのかと、まさに壮観、身体が震えました。同時に、これまで『仮面ライダー』を愛し、応援してくれているファンを思うと、改めて責任を感じました」と、長い歴史を持つ『仮面ライダー』の元祖らしく、深みに満ちた語りでファンへの感謝を伝えた。続いて、シリーズ第3作『仮面ライダーX』(1974年)で5号・Xライダー/神敬介を演じた速水亮が「とても楽しい撮影でした。平成のライダー俳優は、スタッフにも優しくされていい環境で仕事ができている。僕や藤岡さんの時代は、いつ死ぬかわからないような現場だったなあ」と、ハードなアクションが多かった『X』撮影当時を振り返った。そして「藤岡さんが今でも芸能界に健在で、『仮面ライダー』だという姿勢を崩さなかったから、今回のような映画ができた」と、先輩・藤岡に敬意を表しつつ「今も昔も、『仮面ライダー』は若手俳優が大きく成長するための登竜門ですね」と、若い俳優たちを激励した。1982年に誕生して以来、雑誌展開を中心に活動し、テレビで主役を務めたのは1984年のスペシャル『10号誕生! 仮面ライダー全員集合!!』一度きりだという10号・仮面ライダーZX(ゼクロス)/村雨良を演じた菅田俊は、「30年前から地下に潜っていましたが(笑)、遅ればせながらZXとしてがんばっていきますので、(映画を)ぜひ応援してください」と、30年ぶりの"復活"を喜んでいた。『仮面ライダーディケイド』(2009年)で、ディケイド/門矢士を演じる井上正大は「僕は平成ライダーの10人目ですが、昭和で言うと25号ライダーになります。歴史のある作品にまた出演させていただき、うれしく思っています」と、ライダーの長い歴史を実感しつつ、「現在、平成ライダーは昭和ライダーに30万票も差をつけられています。負けられないので、みなさん、平成ライダーに清き一票を!」と、平成ライダーの巻き返しをファンに猛烈アピールした。……続きを読む●『仮面ライダー』が永遠に、子どもたちに愛と夢と希望を与える存在であるように今年で放送終了から10年を迎える『仮面ライダー555』(2003年)で、555/乾巧を演じた半田健人は「僕は平成組の中でも久々の変身。何しろ10年ぶりですからカンが戻るかどうか不安でした。でもこの話をいただいた時からモチベーションが高まり、何がなんでも巧に戻ろうと思いました」と相当な覚悟で撮影に臨んだという。さらに「当時は助監督だった柴崎監督、カメラのいのくま(まさお)さん、おなじみのスタッフが揃っていて自然に10年前に戻り、自然な気持ちで演じることができました」と10年ぶりの"変身"に手応えを感じた模様。また「後輩ライダーと一緒に芝居ができたことがうれしかった。みんな撮影所で同じような経験を積んだ者として、苦労もよくわかる。(佐野に)明日も6時(撮影開始)でしょ?(笑) 現役ライダーの佐野くんを、先輩ライダーとして応援したいです」と、若き後輩にエールを送る一幕もあった。現在、大人気放映中の『仮面ライダー鎧武/ガイム』(2013年~)で、鎧武/葛葉紘太役の佐野は、ずらりと並んだ先輩ライダーたちに負けまいと、明るい笑顔であいさつ。「先輩方と共演したシーンではすごく緊張しましたが、紘太というのは誰に対しても『お前』とか『あんたたち』とか、平気で言っちゃう奴なので、役に入り込んだら緊張せずに乗り切れたと思います」と撮影を振り返る。そんな佐野の溌剌とした姿を見た藤岡が「彼は自分の出番が終わっても、私のアクションシーンや芝居をじっと観ていてくれた。私の若い頃を思い出しましたよ」と、佐野の真摯な姿勢を熱く称える場面もあった。本作オリジナルのライダーで、平成ライダー15人の能力を備える仮面ライダーフィフティーン/葵連(あおい・れん)を演じた板尾は「僕は8歳のときに、藤岡さんの『仮面ライダー』第1話を観てるんです。今回の映画を観て、何年たっても(1号の)ライダーキック、ライダーパンチの威力は、他のライダーのどんな技や武器よりも威力があるんだと思いました」と1号をリスペクト。さらに、歴代ライダーが総勢30人いることを知り「こんなにたくさんライダーがいるのか、と驚きました。みんなでメシ食いに行ったら、さぞかし大変やろなと。芸人の世界では、先輩が全員のメシ代をおごるしきたりですから、それだと1号ライダーが大変やなあ(笑)」と話して会場を沸かせ、「それだけすごい一家というか、お祭りのような映画でした。自分が参加できたことは光栄です」と締めくくった。葵連の妻・咲を演じる雛形は「今回の映画では、私は変身できませんでした」とライダー役でないことを残念がりつつ、「実は、先日の試写で両方のラストを見せていただいたんですけれど、実際の公開ではどちらのラストが上映されるのか、私も劇場に行って確かめたいと思います」とやはり結末が気になるようだった。柴崎監督は、ラストを伏せたままという異例のスタイルについて「会場のみなさんには最後まで観ていただきたかったんですが、現在は投票の最中ということで、すみません」と恐縮しつつも「昭和、平成どちらが勝利するバージョンも面白くなっていると思います。エンディングロールまで手を抜かず、魅力的なラストになっていると思いますので、劇場でそれを確認してほしいです」と、映画の出来に自信のほどをうかがわせた。平成ライダーvs昭和ライダーという掟破りのライダー対決が描かれ、平成勝利、昭和勝利という、いずれかのエンディングをファン投票によって決めることでも話題となっている本作だが、現在の状況は、昭和ライダーが124万9,848票平成ライダーが92万7,256票と昭和優勢。公式サイトは3月25日まで、劇場に設置されている投票箱は19日までと、投票期間もまだまだ残されているため、平成ライダー勢の大逆転勝利も夢ではない。佐野は、「平成ライダー代表の鎧武ということでショックは隠しきれないですけど……」と少々焦りつつも「昭和、平成どちらに投票してくださった方でも楽しめる映画です。ぜひ親子で楽しんでください」と投票を呼びかけた。そして藤岡は「昭和から平成にかけて、家族同士で楽しめ、会話がはずむというか、絆が深まる映画になっていると思います。僕としては、平成ライダーにもっともっと投票してもらって、平成ライダーに勝って欲しいと思っている。その一方で、昭和と平成、両方が未来を背負っていく、そんな映画がもっともっとできて欲しい。そして『仮面ライダー』が永遠に、子どもたちに愛と夢と希望を与えられる存在であり続けてほしい!」と、昭和、平成の垣根を越えて仮面ライダーが今後も飛躍していくことを望んでいた。平成対昭和、本作の結末は完全にファンの手に委ねられる形となり、投票の結果は、3月29日の公開初日に明らかとなる。
2014年03月13日昭和の年号が平成に代わり早24年。平成生まれの人口が徐々に増加していますが、いつか若い世代に「昭和の人って昔の人っぽいよね。なんか珍しい」なんて言われることだってあるかもしれません。昭和世代のマイナビニュース読者に「平成生まれにバカにされるかもしれないと恐れていること」についてアンケートしました。調査期間:2012/6/5~2012/6/10アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■年齢がバレる注射跡「BCGの跡」(29歳/女性)いくら年齢をサバ読みしても隠しきれないBCGの跡。スタンプ注射やはんこ注射とも呼ばれていますが、いつかその名称すらバカにされてしまいそうな気がします。■懐かしのゲーム機「今でも家にロクヨンがあること」(28歳/女性)時代の違いを思い知らされるゲーム機器周辺の話。このほかにも「スーファミのカセットにフーフーしていたこと」(28歳/女性)というコメントも。今はもうカセットの時代じゃないですもんね。■もう本物にはお目にかかれない!?「体育着がブルマだったこと」(31歳/女性)筆者の学生時代はちょうどブルマの最終世代で、卒業後からブルマが撤廃された記憶があります。当時はブルマを履くことが嫌でたまりませんでしたが、今考えると貴重な体験だったかも?■缶ジュースで感じる昭和っぽさ「缶ジュースのふた。プルトップを起こして倒すやつでなく、完全に缶本体から取り外すタイプを知っているということ」(35歳/女性)いつの間にか姿を消してしまったプルタブ式の缶ジュース。あーわかるわかる!なんて言ってしまうかどうかが昭和生まれと平成生まれの分かれ目?■運動時の水分補給「運動をするとき、思わず水は飲まない方がいいと思ってしまうこと。部活の時にずっと水を飲ませてもらえなかったから」(28歳/男性)水を飲ませてもらえない部活の練習って、かつて問題になりましたよね。皆さん、ちゃんと水飲んでくださいね。■世紀末の大予言「ノストラダムスの大予言を信じていたこと」(29歳/男性)1999年7月に人類が滅亡するという予言。多くの人がソワソワしていましたが、結局特に何も起きませんでしたよね。今となってはマジになっていた自分が恥ずかしいです……。いずれの話もいつの日か「先人に聞いたことがある」とか「なんかテレビで見たことがある」なんて言われるようになるのかもしれません。昭和世代としては、昭和時代のエピソードに誇りを持って生きていきたいものです……。(山本莉会/プレスラボ)
2012年09月15日秋田県観光キャンペーン推進協議会は、平成25年度の秋田デスティネーションキャンペーンを中心に、今後3年間展開する観光キャンペーンのキャッチフレーズ「あきたにしました。」を、県内外に向けて広くアピールするためのロゴデザインを発表した。ロゴマークは本県の自然、温泉、ふれあいがモチーフ。木の葉、温泉マーク、ハート形の頭部を持つ3体のキャラクターを配した。ロゴデザインをデザインしたのは、大仙市のスタジオ夢工房代表の伊藤敬悦氏。ディレクションは秋田県イメージアップアドバイザーの梅原真氏が行った。梅原氏は「『あきたにしました』とつぶやきのようなキャッチフレーズとともに、人々が、秋田にぞくぞくと向かう様子をデザイン。秋田の自然・温泉・ふれあいをモチーフにしたキャラクターとともに「ふと行きたくなる秋田の魅力」をシンボル化している」とコメントしている。秋田デスティネーションキャンペーンは、平成24年20月1日~12月31日まで実施。秋田県では県・市町村および観光関連団体、各種団体、民間企業など112団体によって「秋田県観光キャンペーン推進協議会」を結成し、平成24、25、26年の3年間にわたって個々の事業者では成し得ない大規模な観光誘客キャンペーンを展開する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日そんぽ24損害保険は、1日より「平成24年は、そんぽ24の年?! インターネットで契約してプレゼントをゲットしようキャンペーン」を開始した。期間は6月30日まで。同キャンペーンは、平成24年の「24」にちなみ、今年を「お客様にそんぽ24を覚えていただく1年」と同社が位置づけたもの。キャンペーン実施期間中にインターネット経由で同社の保険に契約した人を対象に、タブレット、ブルーレイディスクレコーダー、豪華カタログギフト等の中から好きなものが1点選べる”そんぽ24賞”を各月1名、合計2名に、3,000円相当の厳然カタログギフトがもらえる”ハナコアラ賞”を各月24名、合計48名にプレゼントする。キャンペーンのエントリーは各月1人1回まで。当選は期間中に1回となる。抽選は5月、6月の翌月に行い、”そんぽ24賞”当選者には対象月の翌月初旬までに直接連絡を、”ハナコアラ賞”は賞品の発送をもって当選とする。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日トレンド総研は、「平成生まれ」の新社会人と「平成元年入社」の社会人の「仕事」に対する意識の違いを調べるため、両者の比較調査を実施した。仕事において求めるものは「平成元年入社」社会人は給与と答えたのに対し、「平成生まれ」は人間関係と回答するなど、さまざまな相違点が見られた。調査は2012年4月11日~4月13日に、平成元年入社の有職者(会社員)男女250名と、平成元年度生まれの有職者(会社員)男女250名(平成24年4月入社)を対象に、インターネットで実施。まず、「平成元年入社」と「平成生まれ」の「仕事において求めていたこと(求めていること)」を調査した。「平成元年入社」「平成生まれ」ともやりがいが第1位となったが、2位は「平成元年入社」は高い給与、と回答。一方、「平成生まれ」は会社の人間関係が良好であることが第2位となり、平成入社の社会人よりも、人間関係を重視する傾向にあることがわかった。また、「平成元年入社」の社会人に「あなたは入社当時、出世がしたいと思っていましたか?」と質問すると、61%が「出世したいと思っていた」と回答。一方で、「平成生まれ」の新社会人は、「出世したいと思う」と答えた人は40%で、「役職は特に気にしない」と60%が回答した。さらに「あなたは新入社員の時に、どれくらいの年収額を稼ぎたいと思っていましたか?」という質問には、「平成元年入社」の社会人の最も多かった回答は「1,000万円」で41%。一方で「平成生まれ」の新社会人「~400万円」と答えた人が最も多く、46%だった。「平成生まれ」の社会人たちは、さほど「給与」についての執着がないことがうかがえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月24日JAF(日本自動車連盟)は、平成23年度(平成23年4月1日から平成24年3月31日)のロードサービス救援件数について発表した。1年間の出動件数は258万2773件で、年間出動件数はほぼ前年並み(前年比99.4%)。車種別にみると、四輪が251万4832件(前年比99.3%)、二輪が6万7941件(前年比102%)となり、二輪車の救援が増加しているという。救援依頼内容では、依然として「過放電バッテリー」が最多。また、昨年よりも増加した内容は、「タイヤのパンク」、「落輪」、「破損バッテリー」、「スタータモータ」であった。エリア別では、北海道、東北が前年よりも増加した。気温が低い期間が長く、雪や冷え込みの影響があったほか、東北エリアでは震災の影響が出たのでは、と同連盟は見ている。救援依頼内容に、タイヤの空気圧やバッテリー劣化など、日ごろのチェックをすることで防ぐことができるトラブルが多いことから、同連盟では運転前や定期的な車両点検の実施を呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日平成15年より毎年実施され、今回で9回目となる「関西元気文化圏賞」贈呈式が、1月23日、シェラトン都ホテル大阪にて行われた。「関西元気文化圏賞」は、その年に文化を通じて関西から日本を明るく元気にすることに貢献した人物・団体等に対し、感謝と一層の活躍への期待をこめて贈られる。最も活躍し貢献した人・団体へ贈られる大賞は、INAC神戸レオネッサが受賞。FIFA女子ワールドカップドイツ2011において、日本代表チーム「なでしこジャパン」の澤穂希、川澄奈穂美ら主要選手7人を輩出、アジア勢初の優勝を成し遂げる原動力となった。今年のなでしこリーグでも念願の初優勝を達成、社会的にも女子サッカーの振興に大きく寄与したことが受賞理由だ。特別賞は、日本の伝統芸能の1つである能の伝承普及活動を行ってきた山本能楽堂に贈られた。4種類の上方伝統芸能が一度に楽しめる「初心者のための上方伝統芸能ナイト」は昨年100回記念公演を迎え、水と環境をテーマに2009年大阪で初演した新作能「水の輪」は、再演を重ね、11月に文化庁の国際芸術交流支援事業としてブルガリア公演を行い好評を博している。そして、将来性が期待できる人・団体へ贈られるニューパワー賞は、大阪の玄関口として昨年5月にグランドオープンした大阪ステーションシティ、計算性能ランキングTOP500において昨年6月と11月の2期連続で世界1位を獲得したスーパーコンピュータ「京」の開発チーム、大阪・岸和田を舞台にしたNHK連続テレビ小説『カーネーション』で素晴らしい演技を見せている尾野真千子、「プリンセス・トヨトミ」の著者・万城目学がそれぞれ受賞した。いずれも、東日本大震災により甚大な被害を受けた日本国民を元気づけ、関西を中心に明るい話題を提供してくれた人や団体として、今後の活躍に期待が寄せられる。
2012年01月23日ほぼ毎年異なる土地に仮設劇場を設え、江戸時代の芝居小屋の熱気を感じてもらおうと、中村勘三郎を中心に公演を行ってきた平成中村座。今回は12年目にして旗揚げの地であると同時に、江戸時代の中村座が隆盛を誇っていた猿若町にほど近い浅草に帰ってきた。さらに話題のスカイツリーも目の前で、“伝統”と“いま”を併せ持つ平成中村座にはぴったりのロケーション。勘三郎や中村勘太郎、中村七之助ら中村屋ファミリーはもちろん、それぞれの月に看板役者を迎えて来年5月まで贈る本公演。11月1日の初日は勘三郎が病気療養を乗り越えての東京復帰でもあり、場内はこの日を待ちわびた観客で埋め尽くされた。『平成中村座』チケット情報今月の演目は、昼が『双蝶々曲輪日記 角力場』『お祭り』『義経千本桜 渡海屋/大物浦』、夜が『猿若江戸の初櫓』『伊賀越道中双六 沼津』『弁天娘女男白浪』。まずは昼の部、勘三郎演じる鳶頭がイナセに踊る『お祭り』に注目だ。いよいよ勘三郎が登場すると、客席から「待ってました!」の声がかかり「待っていたとはありがたい」とお決まりのやりとりが。鳴り止まない拍手のなか、江戸の男の粋や愛嬌、色気をたっぷりとふくんで踊る勘三郎。ラストにはなんと後ろの扉が開け放たれ、真後ろにそびえ立つスカイツリーが出現!客席から大きなどよめきが起こった。さらに『渡海屋/大物浦』では、碇を担いで入水する平知盛役の片岡仁左衛門がさすがの風格。大関の濡髪長五郎(中村橋之助)と幕下力士・放駒長吉(勘太郎)の睨み合いがコミカルな『角力場』など、それぞれに見どころ満載だ。夜の部で見逃せないのは、やはり『沼津』。生き別れの親子、雲助の平作(勘三郎)と呉服屋十兵衛(仁左衛門)が偶然出会い、客席を街道に見立てて歩きながらのアドリブも楽しい前半から、哀しい別れを選ぶラストまで細やかな芝居が続く。貧乏暮らしながら心を尽くして客人をもてなす平作の素朴な温かさ、洗練された商人だが言動の端々に優しさをにじませる十兵衛など、勘三郎と仁左衛門ならではの造形が胸に迫る。他にも初世勘三郎が芝居小屋の櫓を上げるまでを綴る『猿若江戸の初櫓』、女装の盗賊・弁天小僧を七之助が少年らしさを残しつつ艶やかに、南郷力丸を勘太郎が男くささを漂わせて演じる『弁天娘女男白浪』など、理屈抜きに楽しめる演目ばかり。藁の匂いや着物の衣擦れの音など、舞台と客席が近いからこそ得られる感覚も貴重。まさに歌舞伎の醍醐味をまるごと味わえる機会といえるだろう。取材・文佐藤さくら11月興行は11月26日(土)まで上演。その後2012年5月まで、ひと月ごとに演目を変えて公演が行われる。チケットは12月興行まで発売中。
2011年11月02日