この秋上演の舞台、NODA・MAP『Q』:A Night At The Kabukiで2人のジュリエットとして共演する松たか子さんと広瀬すずさん。役者同士の相性を伺いました。昨年撮影の映画で共演。そして、この秋上演の野田秀樹さんの舞台『Q』:A Night At The Kabukiに共に出演する松たか子さんと広瀬すずさん。松:昨年、映画の撮影現場でお会いしたことがありましたが、すずちゃんってどの現場でも、軽やかな感じで順応されている印象があります。広瀬:よく、現場にスッといるよねとは言われます(笑)。松さんも、カメラの前でも自然にすとーんとしていらっしゃいますよね。力が入っていないようなんだけれど、立っているだけですごく意味を感じさせるので、自然と役のことを知りたくなるというか。松:今度の舞台に向けて、去年から何度か野田さんのワークショップがおこなわれていたんですが、すずちゃんがセンターに立った時、広い空間の中でそこにピントが合う感じがあって、それだけで私は「好き」って思っちゃった(笑)。そういう空気を纏えるってすごいことだし、誰にでもできることじゃないから。広瀬:あの時は、初めてのことばかりで戸惑いしかなかったです。歩き方や声の出し方から教えていただいて、映像とは違うんだって…。松:私もまだ戸惑うことも多いですよ。ただ、本稽古の前に失敗を恐れずにいろいろ試せるし、野田さんに役と自分との相性を見極めてもらうためにも、ワークショップの時間を有意義に感じています。広瀬:確かに、その場で渡されたテキストに書かれた役で、共演の皆さんと即興でお芝居をしたんですけれど、声を聞いたり、触れ合ったりするだけで、相手の方との距離感とか温度差が掴めるんですよね。私は人見知りなので、お芝居を通して共演者の皆さんとコミュニケーションをとれたことで安心感がありました。松:私も冷めているのかもしれないけれど、現場を無理に盛り上げなくてもいいのかなと。結局のところ、作品を面白くしたいという思いで集まっている人たちですし、やるべきことに真摯に向かっていれば、作品は自然と面白くなるし、それが現場にいい空気を運んでくれると思うんです。今日はなんかいい感じかもっていう空気を、現場にいる全員が落とさずに上手くパスし合えたなって瞬間がたまにあって。それはすごく嬉しい。広瀬:その感じ、わかります。でもこれが姉(広瀬アリスさん)のように近い距離感の人が相手だと、自分の情が入って役として共有しにくかったりするんですけれど。松:(笑)。ひとりひとりの考え方や、アプローチの仕方が違っても、作品の前では全員がフェア。そこがとてもいいなって思っているんです。まつ・たかこ1977年6月10日生まれ。東京都出身。ドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)に出演中。11月に吹き替えを担当した映画『アナと雪の女王2 』が公開。来年には主演映画『Last Letter』が公開に。トップス¥68,000スカート¥55,000ネックレス¥39,000靴¥83,000(以上MM6 Maison Margiela/MM6 Maison Margiela Omotesando TEL:03・3408・8681)ひろせ・すず1998年6月19日生まれ。静岡県出身。放送中の連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)で主演。初舞台となるNODA・MAP『Q』:A Night At The Kabukiは10月から東京、大阪、北九州で上演。ドレス¥48,000(バウム ウント フェルガーデン/ジャーナル スタンダード レサージュ 青山店 TEL:03・5778・4003)リング、人さし指・中指¥105,000薬指¥75,000(共にSHIHARA/SHIHARA Lab TEL:03・3486・1922)シューズはスタイリスト私物※『anan』2019年9月4日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・梅山弘子(KiKi inc/松さん)佐藤里沙(bNm/広瀬さん)ヘア&メイク・赤松絵利(ESPER/松さん)河北裕介(広瀬さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年08月31日「ロマンスの神様」や「promise」など数多くのヒット曲を世に送り出してきた、シンガーソングライターの広瀬香美(53)。“冬の女王”の異名をもつ広瀬の真夏のツイッタートレンド入りに、ネットがざわついている。9月来月13日と14日に予定されている長崎の佐世保鎮守府開庁130周年を記念したアニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』。8月19日、そのイベントライブのスペシャルゲストに広瀬香美が呼ばれると発表された。すると、真夏の「広瀬香美」というワードにネット民が即座に反応。ツイッターのトレンドが急上昇した。《夏なのに、なんで広瀬香美がトレンド入りしてんの??》《広瀬香美さんがトレンド入りしてて「おや、もう冬か」と 脳がバグるなどした》《冬でもないのに広瀬香美か観測されるのも、昨今の異常気象が原因だろうか?》など、幅広い世代で“夏なのに広瀬香美”を表現したツイートが続出――。またここから広瀬香美の補足説明ツイートに移行した際には、広瀬の代表曲に関してジェネレーションギャップが。広瀬香美世代が「ロマンスの神様」(1993年)を代表曲とするのに対し、若者世代は「promise」(1997年)をあげツイッター上では討論会の様相に。《広瀬香美を知ったのはロマンスの神様より先にゲッダンからでした》《広瀬香美と艦これのコラボでトレンドはいってるけど、みんな「promise」のひとか!って言っててジェネレーションギャップに吐きそう、、ロマンスの神様だろ!》1992年のデビューから今なお、幅広い世代に支持される広瀬香美。9月と10月に大阪・名古屋・東京で開催される自身のコンサートツアーのチケットはすでにSOLD OUT。本場の冬を迎えるまでの広瀬の活躍にも目が離せない――。
2019年08月20日映画『太陽は動かない』が、2021年3月5日(金)より公開。藤原竜也×竹内涼真が初タッグを組む。“映像化は不可能”といわれた、吉田修一の小説が実写化『怒り』『悪人』など、ヒット作を生み出し続ける人気小説家・吉田修一。映画『太陽は動かない』は、そんな吉田が描く通称“鷹野一彦”シリーズ3部作の中の「太陽は動かない」「森は知っている」2編をベースに構築。世界を股にかけた壮大なスケールと、様々なシチュエーションでのアクションシーンなどから映像化は不可能と言われた巨編が、『海猿』や『MOZU』シリーズを手掛けた羽住英一郎監督によって実写化される。東欧ブルガリアで、壮絶なアクションシーン&冒頭映像も撮影は、日本国内に加え、東欧ブルガリアにて約1ヶ月にも及ぶ海外ロケを実施。市街地の道路を完全封鎖したカーアクションシーンの撮影や、列車を丸ごと貸し切り、首都ソフィアにて終日走行させながらのアクションシーンの撮影など、超異例づくしの大規模な撮影が行われた。解禁された映画冒頭映像は、、東欧ブルガリアの古いアパートに監禁されている同僚エージェント・⼭下(市原隼⼈)を救出するシーンから幕開け。監督の強い希望により、キャスト自らがスタントマンなしで、壮絶なアクションシーンを繰り広げる、息付く間もない圧倒的スケールを伺うことができる。ストーリー心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野と相棒の田岡。24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦が始まる。誰が敵か味方が分からない極限の状況の中、2人の心臓爆破のリミットは迫っていた―。24時間ごとにリセットされる、極限のタイムリミット・エンターテイメントが幕を開ける!藤原竜也×竹内涼真の豪華タッグ主演は、『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』『Diner ダイナー』でも主演を演じた藤原竜也。これまで数々の難役をこなしてきた彼が、本作では心臓に小型爆弾を埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫るという、極限まで追い詰められた男・鷹野一彦を演じる。また、藤原演じる鷹野一彦の後輩であり相棒にあたる田岡亮一役は、『センセイ君主』の竹内涼真が担当。本格的なアクションは初めてだという竹内だが、現場では陸橋から飛び降りるワイヤーアクションや、激しい肉弾戦にも体当たりで挑戦する。鷹野一彦(藤原竜也)藤原竜也演じる鷹野一彦は、謎の組織・AN通信のエージェントであり、心臓に爆弾を埋め込まれている。24時間ごとの定期連絡を怠ると爆死する。田岡亮一(竹内涼真)竹内涼真演じる田岡亮一も鷹野と同じく謎の組織・AN通信のエージェント。心臓に爆弾を埋め込まれており、24時間ごとの定期連絡を怠ると爆死する。佐藤浩市、市原隼人など豪華キャストもまた、佐藤浩市をはじめ、ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハン、市原隼人、南沙良、日向亘、加藤清史郎、横田栄司、翁華栄、八木アリサ、勝野洋、宮崎美子、鶴見辰吾といったキャストも集結。風間武(佐藤浩市)佐藤浩市演じる風間武は、鷹野と田岡の上司。日本から2人に指令を出す。その素性は謎に包まれている。AYAKO(ハン・ヒョジュ)ハリウッド進出も果たした女優・ハン・ヒョジュが演じるAYAKOは、アンディ・黄と手を組んでいる謎の女。鷹野と田岡に何かと絡んでくる。デイビッド・キム(ピョン・ヨハン)ピョン・ヨハン演じるデイビッド・キムは、鷹野に敵対するフリーのエージェント。次世代エネルギーの情報を掴んでいる。山下竜二(市原隼人)市原隼人演じる山下竜二は、謎の組織・AN通信のエージェントで、鷹野と田岡の同僚。2人と同様に心臓に爆弾を埋め込まれており、ブルガリアで監禁される。その他の登場人物菊池詩織(南沙良)…高校時代の鷹野の同級生。鷹野一彦・高校時代(日向亘)…高校時代の鷹野。天涯孤独の身となり風間に拾われ、エージェントの訓練を受ける。柳勇次(加藤清史郎)…高校時代の鷹野の同級生。鷹野と同様、エージェントの訓練を受ける。ジミー・オハラ(横田栄司)…アンディ・黄の裏の実行部隊。アンディ・黄(翁華栄)…中国の巨大エネルギー企業・CNOXの会長であり裏組織のボス小田部菜々(八木アリサ)…小田部教授の娘。小田部教授(勝野洋)…次世代エネルギー研究の第一人者で、ブルガリア・ソフィア大学教授。河上麻子(宮崎美子)…河上の妻。河上満太郎(鶴見辰吾)…日本の大手電機メーカーMETの取締役。King Gnu 新曲『泡』が主題歌に『太陽は動かない』の主題歌は人気バンドKing Gnuの新曲『泡』(あぶく)に決定。音源はKing Gnuの前身であるSrv.Vinciの時代に誕生していたが、それをベースにして完成。常に死と隣り合わせの鷹野と田岡の心情に寄り添うものとなっている。WOWOWでのドラマ版放送もまた映画と同時進行で、連続ドラマ版「連続ドラマW 太陽は動かない-THE ECLIPSE-」もWOWOWで2020年5月24日(日)夜22:00より放送スタート。原作者の吉田修一が監修を務める、オリジナルストーリーとなっている。【詳細】映画『太陽は動かない』公開日:2021年3月5日(金)※2020年5月15日(金)公開予定だったが延期となった。ドラマ版は5月24日(日)より予定通りスタート。監督:羽住英一郎脚本:林民夫出演:藤原竜也、竹内涼真、ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハン、市原隼人、南沙良、日向亘、加藤清史郎、横田栄司、翁華栄、八木アリサ、勝野洋、宮崎美子、鶴見辰吾、佐藤浩市 ほか原作:吉田修一・著『太陽は動かない』『森は知っている』(幻冬舎文庫)
2019年05月24日「先日も北海道ロケをしたりと、広瀬さんは朝ドラ特有の過密スケジュールの洗礼を浴びています。それでも姉・アリスさんにアドバイスされたように、笑顔は絶やしません。その秘訣は週1の“肉食”生活と、撮影前の早朝キックボクシング。体力はまったく問題ないそうです」(撮影スタッフ)広瀬すず(20)主演の連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合)は、令和に入っても視聴率20%を切ることのない絶好調ぶりだ。「広瀬さんは座長として奮闘中です。スタッフの飲み会のために、自らデパ地下で買い出しをしてサプライズで“差し入れ”してくれたこともありました。また山田天陽役の吉沢亮さん(25)はかなりの人見知りなのですが、広瀬さんのほうから積極的にコミュニケーションをとっています」(ドラマ制作関係者)現場をひっぱる広瀬だが、ナレーション担当であり“なつ”の父でもある内村光良(54)の存在が心の支えだという。昨年の『NHK紅白歌合戦』で内村の役柄が父親だと“フライング”告白してしまった広瀬。それも親密さゆえのよう。「2人は同局の『LIFE!』で共演して以来の仲で、広瀬さんは内村さんのことをいまや“パパ”と呼ぶほど。広瀬さんは収録で切ない場面を撮影して感極まった後、“パパ”の『なつよ』というナレーションを聞くと『あ、一人じゃないんだ!』と安心するそうです。内村さんも広瀬さんを『天性の女優さん!』とべた褒めしてかわいがっています」(ドラマ関係者)今回の現場は育ての母役の松嶋菜々子(45)を筆頭に、山口智子(54)、小林綾子(46)、比嘉愛未(32)など歴代朝ドラヒロインが集結している。広瀬も先輩方に緊張する場面があるという。「内村さんは定期的に広瀬さんをLINEで励ましているそうです。広瀬さんは“MCの達人”である内村さんに人間関係の相談をすることもあるといいます。そうした助言を生かして広瀬さんは“愛される座長”に成長したんでしょう」(前出・ドラマ関係者)仲むつまじい2人だが、広瀬は実は“内村嫌い”だった過去が!「すずさんは幼少期、テレビで内村さんの名物キャラ・ミル姉さんが映ると逃げ出して泣き出すほど嫌いだったそうです。先日アリスさんが内村さんと共演したバラエティ番組で“暴露”していました。昨年の『紅白』で内村さんはミル姉さんに扮したのですが、『ごめんな、すずちゃん。一言、言ってくれればやらなかったよ!』と呼び掛けてました」(NHK関係者)今や絶大な“父娘愛”が『なつぞら』の快進撃を支えている――。
2019年05月17日女優の広瀬すずが4日、都内で『広瀬すず in なつぞら』PHOTO BOOK (発売中 2,000円税抜 発売元:東京ニュース通信社)発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。同写真集は、記念すべき100作目となる、2019年度前期連続テレビ小説『なつぞら』でヒロインを務める広瀬にクランクインから密着し、"20歳の素顔"を撮り下ろしたもの。作品の舞台となる北海道では、緑が生い茂る夏と、白銀の世界が広がる冬にグラビア撮影を敢行し、大自然を背景にした躍動感あふれる姿を多数収録。また、都内ではナチュラルなポートレートや、普段とはガラリと印象を変えた雰囲気で挑む「空」のイラストとのコラボ撮影も。ヘアメイク・ファッションには、広瀬自身のこだわりが反映されている。そんな同写真集の注目ポイントを尋ねられた広瀬は「北海道は、(季節によって)同じ場所だけど違う景色だったりして、ドラマの中でも感じてもらえる1つの見どころだと思っていまして、それをこうして本にして出すことができたので、(ドラマとは)違う形で北海道を感じていただけたらなと思います」と紹介し、東京での撮影については「自分の部分と、奥原なつという役のまま北海道を感じている姿の両方があったらいいなと思って、3回撮影をさせてもらったんですけど、スタッフさんも変えていろんな色を入れられたらいいなという願望がありました。都内で撮影したものはパンチの効いたものになっていて、普段、雑誌でもやらないメイクだったりヘアや衣装を着たりしていて、個人的に楽しい撮影でした」と声を弾ませた。また、お気に入りには、北海道の雪原で寝転がっている際の横顔の写真を挙げ「半年くらい(ドラマ撮影を)やって、なつとしても自分としても北海道のエネルギーみたいなものを感じながら撮影できるくらい安定してきたころで、個人的に何か感じるものがあったのでこれにしました」と理由を明かし、十勝ロケでの思い出については「フォトブックの中にも入っているヤギたちがすごく可愛くて、歩くと後ろについてくるんです。ワンピースとか食べられたりして(笑)。ちぎられてはいないんですけど、そういう場所にいかないと会えない動物たちがいっぱい、撮影中、周りにいたので、動物好きとしては幸せな撮影だったなと思います」と頬を緩めた。さらに、『なつぞら』の今後の見どころを尋ねられると「登場人物のキャラクターがまあまあ濃くて(笑)、濃厚で面白いなと思うシーンがたくさんあって、今週からお兄ちゃん(岡田将生)と山口智子さんが演じられる(岸川)亜矢美さんとの新しい出会いがあって、自分の中でその存在が大きくなっていきます」といい、「アニメーションも始まります。アニメーションが世界中で盛り上がっている中で、ゼロからの作り方だったり、やっていてもすごいなと思うシーンが多いので、そこはぜひ注目してもらいたいなと思います」とアピールした。草刈正雄が演じる柴田泰樹のセリフも注目を集めているが、広瀬は「草刈さんは何を喋ってもまっすぐ届けてくださるので、これから『東京に行きたい』とか、なつの気持ちが芽生えてくるシーンがあるんですけど、じぃちゃんは自分の生きる師匠でもあり、憧れでもあるので、本当にそう思いながら大切なシーンを撮ると、感情が共有できている気がしたので、個人的にも大切にしていたシーンがいいシーンになったらいいなと。満足ではないんですけど、心が満たされる思いになりました」と吐露し、「草刈さんはストレートに自分にも響くような言葉をセリフとして届けてくださるのですごいなという印象です」と語った。
2019年05月04日窪田正孝主演、本田翼、広瀬アリス、鈴木伸之ら出演の月9「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」第4話が4月29日オンエア。広瀬さん演じる新人放射線技師の過去が描かれた今回、広瀬さんの“制服姿”に「違和感無い」「可愛い」の声が集まっている。レントゲンやCTで病変を写し出すことで患者の病、ケガの根源を見つけ出す“縁の下のヒーロー”である放射線技師、放射線科医たちにスポットを当てていく本作。甘春総合病院で働く診療放射線技師・五十嵐唯織を窪田さんが演じ主演、甘春総合病院の放射線医・甘春杏を本田さんが、新人技師・広瀬裕乃を広瀬さんが、整形外科医・辻村駿太郎に鈴木さん。さらに山口紗弥加、浜野謙太、丸山智己、矢野聖人、浅野和之、和久井映見らが脇をかため、今回は山本舞香をゲストに迎える。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。酔っ払った帰り道、杏は偶然唯織と出くわす。、そこで杏が以前、股関節痛と診断した男性患者のことを気にかけていると知った唯織は力になろうと早速動き出す。一方、甘春総合病院にはギター少女の大学生・坂元美月(山本さん)がやってくる。美月は右肩の痛みを訴えていたが、検査をしてもその原因は特定できなかった。それを受け辻村(鈴木さん)はしばらく様子を見ると美月に伝えるが、裕乃は美月が自分の高校時代の思い出の曲を聴いているのを見つけ、かつての自分の姿を重ね合わせていた…というのが今回のストーリー。実は美月の肩の痛みは気胸によるもので、裕乃の機転で広い範囲を撮影したことで原因が発見され、美月はライブを成功させるというラストだった。高校時代にバスケに打ち込んでいた裕乃。広瀬さんが制服姿で演じた高校時代の回想シーンに「全然違和感無い!!」「まだまだいける」「高校の制服姿可愛い」などの声が続々と集まる。またゲストで登場した山本さんにも「バンドやってる舞香ちゃん可愛かった」「ギター弾いてるまいかちゃん最高」などの声が。さらに山本さん演じる美月のバンドメンバーとしてYouTuberとしても注目されるモデルの佐藤ノアも出演。「佐藤ノア様と山本舞香様が肩を組んだ。これは現実ですか?」「佐藤ノアちゃんテレビ出てて感無量」などの反応も多数寄せられている。(笠緒)
2019年04月29日女優の広瀬すずが9日、都内で行われたクロックス・ジャパン「グローバルキャンペーン新アンバサダー記者発表会」に出席した。世界的なカジュアルフットウェアブランドのクロックスは、今年3年目を迎えるグローバルキャンペーン「Comes As You Are~自分らしく~」を開始。それに伴い、グローバルアンバサダーとしてアメリカ人女優のズーイー・デシャネル、イギリス人女優のナタリー・ドーマー、中国人女優のジーナ・ジン、韓国人女優のキム・セジョンとともに日本の広瀬すずが起用された。この日の発表会には春らしい爽やかな装いと同ブランドの商品を履いて登場した広瀬は「ピンクで春らしいものを揃えてもらいました。すごく軽いですね! 春らしい色なのですごく清々しい気持ちになります」とご満悦で、グローバルアンバサダーに選ばれて「日本で初めてと聞いてすごく光栄に思っています」と感謝の言葉。5人で撮影したキャンペーンムービーについて「有名なアーティストさんや役者さんとご一緒できたことは素直にうれしいです」と笑顔を見せ、同ブランドの魅力を「ファッションでもスポーツでも色んな場面で履けるというのは嬉しいなと思います。オシャレなものがたくさんあるので、合わせるのも楽しみですね」とアピールした。グローバルキャンペーン「Comes As You Are~自分らしく~」にちなみ、「日常生活で自分らしさを取り戻す瞬間は?」という質問に、「結構字を書くことが好きで、ノートにブワっとその日あったことや感じたことなどを何ページも書くと気持ちが整理できるしリセットされてストレス発散になります。自分らしさかは分かりませんが、グチャグチャになっていたものがリセットされます」と明かした。さらに、撮影の休憩時間では「ジャンプやスクワットとかしています(笑)。休みの日もジムにだけ行ってお家で台本を読んだりしますね。体を動かしたり食べることが大好きなので、食べて動こうとする思考なんですよ。何かしら動くと落ち着きますね」と話していた。
2019年04月09日まさかこの作品の続編が読めるとは。吉田修一さんによる『続 横道世之介』は、青春小説『横道世之介』の数年後の話。1987年を舞台にした前作では、大学進学で上京した世之介の一年が描かれ、今作では卒業から数年後、1994年の1年間が綴られる。「自分でも続編を書くつもりはありませんでした。でも、文芸誌『小説BOC』が創刊される際に連載を依頼され、考えていたら世之介が浮かんできてしまったんですよね(笑)」24歳の世之介は、バイトとパチンコに通う日々を送っている。「人生がうまくいかなかった時期を書こうと思いました。自分も、全然やることがなく、アルバイトをしながらあてもなく小説を書いていたのがこの頃だったんです」確か著者も20代前半、世之介のように湾岸の倉庫街で働いていたはず。「そうです。基本的にこの小説は自分の体験や、実際に見聞きしたエピソードを集めて書いているんです」当時の風俗をよく憶えているなと感心もするが、「当時つけていた日記を見ながら書き進めました。その日観た映画とか、会った人について1~2行書いただけですけれど。年表には残らないようなあの時代の雰囲気が書けたかなと思いますね」世之介は2人の女性と出会う。鮨職人を目指す丸刈りの浜本と、シングルマザーの日吉桜子だ。「浜ちゃんは、10代の頃に女友達が突然角刈りにした記憶が強烈に残っていたので(笑)。桜子は、以前書いた短編集『女たちは二度遊ぶ』に収録された〈殺したい女〉に出てくる、小岩の整備工場の娘をもう一回書きたかったんです。単純にキャラクターとして好きだったので」お気楽で勝手なのに、なぜか周囲に人が集まってくる世之介。「彼は友達が辛い時期に、助けに行こうと思いながらも行かない人。友達にしてみたら、実際に来られても迷惑ですよね。でも辛い時に会いに行くといつでも会えるのが世之介なんです。結果的に、そういう人のほうが、スランプの時に必要じゃないかと思う」前作同様、世之介と関わった人たちのその後が書かれる本作。今回描かれる「その後」は、少し未来、東京オリンピックの年だ。「マラソン競技中のコースの何地点かで同時多発的に何かが起きる小説の構想もあったので、それがこの話と重なっていきました」彼らの中でも「この人が書けたことに達成感をおぼえた」というのが、桜子の兄の隼人だという。中学生の時にケンカ相手が意識障害で寝たきりとなり、ずっと彼の家にお見舞いに通い続けていた青年だ。「隼人のように、その場所から動けなくなっている人に興味があるんですよね。世之介と関わった時間を経て、隼人が自分から動いたことを書けて本当によかったです」世之介がその後どうなったのかは、前作の読者なら知っているはず。知らない人は…とにかく読んで!よしだ・しゅういち1968年、長崎県生まれ。’97年、「最後の息子」で文學界新人賞を受賞しデビュー。’02年に『パレード』で山本周五郎賞、『パーク・ライフ』で芥川賞を受賞。ほか受賞多数。『続 横道世之介』アルバイト生活を送る世之介、24歳。現在、人生のスランプ期。それでものんきな彼の周囲はいつも明るくて…。映画化もされた青春小説、奇跡的な続編。中央公論新社1600円※『anan』2019年3月20日号より。写真・土佐麻理子(吉田さん)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2019年03月14日女優の広瀬アリスが2月28日、都内で行われた明治安田生命「みんなの健活ヨガ」イベントに出席した。保険会社の明治安田生命は、「お客さま」「地域社会」「働く仲間」の健康増進の取組みを継続的に支援する「みんなの健活プロジェクト」を展開。その一環として、一般も参加できる同イベントを開催し、同社のアンバサダーを務める広瀬アリスが120人の一般参加者とともにヨガを体験した。10代の頃からヨガを始めたという広瀬は「温かいホットヨガを続けています。汗が全身から出て、すごく気持ちがスッキリします。時間がある時はなるべく行くようにしてますね。レッスンが1時間、レッスンの前後は30分ですから、トータルで2時間ぐらいです」と本格的。ヨガをやって改善した点について「ダイエットにも良いし、肌もきれいになって身体も少し柔らかくなりました」と効果を実感しているという。トークセッションが終わって、いよいよ一般参加者とともにヨガ体験。多くの報道陣を前にしてヨガに集中したのか、「初めて公の場でカメラを無視してました(笑)」としつつ、「今回は4ポーズぐらいでしたから、また皆さんと一緒に1時間ぐらいみっちりやりたいですね」と語った。広瀬は、テレビ朝日系『アメトーーク!』"マンガ大好き芸人"の回に出演するなど大のアニメ好き。マンガを読みふけってインドアな生活を送っているわけではなく、ここ最近は「ワンちゃんと散歩に行って1時間ぐらい歩いたりとか、結構そういうところから心掛けるようになりました」と日常生活に変化があったという。続けて「最近やっと自炊を始めました。24歳の大人の女性になりましたので(笑)。しっかりとした生活を送りたいと思い」と母親から言われて生活を見直したそうで、「ぐうたら生活を卒業できそうな感じなので、今後はアウトドアでいきたいと思います!」と前向きだった。
2019年03月01日女優・広瀬アリスが、春スタートの窪田正孝主演月9ドラマ「ラジエーションハウス」に出演決定。広瀬さんは「“月9”ということで、誰もが知っている枠ですので、参加させていただけることをすごく光栄に思ったと同時に、初めての医療ものなのでワクワクしています」と撮影が楽しみだと現在の心境を語っている。本作は、「グランドジャンプ」(集英社)にて連載中の同名漫画を原作に、放射線科の“ラジエーションハウス”で働き、患者の病、ケガの根源を見つけ出す“縁の下のヒーロー”たちの戦いを描くドラマ。すでに、診療放射線技師・五十嵐唯織役を窪田さんが、ヒロインの放射線科医・甘春杏を本田翼が演じることが決定している。窪田さん演じる唯織は、アメリカで最も権威ある放射線科医から認められた後、帰国し、杏が勤務する甘春総合病院で働き始めることになるのだが、そんな唯織の同僚となる新人放射線技師・広瀬裕乃役に決定したのが、連続テレビ小説「わろてんか」や「正義のセ」「探偵が早すぎる」「ハラスメントゲーム」などに出演、来月公開の『ドラえもん のび太の月面探査記』ではゲスト声優としても出演している広瀬さん。患者の役に立ちたいという思いがあり一生懸命だが、物覚えが悪くて不器用なためいつも空回りしてばかりの裕乃。いかなるときも、自由奔放な唯織に振り回されてしまうが、次第に一番のよき理解者になっていく人物…と、同時に異性としても気になる存在に…!?月9ドラマに出演するのは、「大切なことはすべて君が教えてくれた」以来、8年ぶりとなる広瀬さんは、「あの時には感じなかった緊張感があります。やっぱり当時は怖いもの知らずと言いますか…。こんなこと言っちゃいけないかもしれないですが、同世代の方が多かったので“お仕事”という意識が薄かったように思います(笑)。当時は“楽しい時間”という感じでしたが、今はしっかりと重みを感じています」と当時をふり返る。また、今回“広瀬役”を演じることとなった広瀬さん。「同じ名字の役名を演じることはなかなかないと思うので、ちょっと運命を感じています」と話し、「本当に似ている部分が多いので、“ありのまま”とまではいきませんが、自分の思いをしっかり出していきたいと思っています。あと、バスケットボールが得意という共通点もありますしね。体力では裕乃に負けませんよ!」と名前だけででなく、中身も自身と共通点がある役柄だとも明かした。さらに、広瀬さんは今作が医療ドラマ初挑戦。「“私は何もわかりません”みたいな感じでいけるので、皆さんにいっぱい甘えて1クール過ごしたいと思っています(笑)。年齢的にも出演者の中でおそらく一番下なので、今年の春はいっぱいいっぱい甘えたいです!」「“放射線技師”を視聴者の皆さんに知っていただきたいです」とコメントしている。「ラジエーションハウス」は4月、毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年02月27日広瀬アリス、広瀬すずの初の姉妹写真展「GINZA PLACE presents OH MY SISTER! -広瀬姉妹・写真展-」が、東京・銀座の銀座プレイスにて開催。会期は、2019年3月1日(金)から3月10日(日)まで。モデル、俳優、メディアへの出演と、幅広い分野で活動し続ける広瀬姉妹。近年では特に映画作品での活躍も目立つ。姉のアリスは『銃』『AI 崩壊』で、色気の香る大人びた表情を披露。一方妹のすずは『先生! 、、、好きになってもいいですか?』『ちはやふる –結び-』などに出演し、等身大のフレッシュな演技で人々を魅了している。私生活でも仲が良いことで知られる広瀬姉妹だが、2人そろって写真展を開催するのは初となる出来事。会場では、2人の2019年カレンダーの中から選りすぐりの作品をピックアップ。さらに未公開カットに加えて、本写真展のために撮り下ろしたオリジナル作品も展示される予定だ。春・夏・秋・冬の4つのゾーンで構成された会場は、四季折々の世界観を楽しめるのもポイント。展示されている写真は、全て撮影することも可能だ。また会場には、銀座の街をバックに2人の等身大カットと撮影できるフォトスポットや、オリジナルグッズなどを購入できる物販コーナーも設置されている。なお2人の写真は、人気写真家の藤代冥砂と川島小鳥によって撮影された。【詳細】「GINZA PLACE presents OH MY SISTER! -広瀬姉妹・写真展-」期間:2019年3月1日(金)~3月10日(日)11:00~19:00(最終入場18:30)開催場所:銀座プレイス3階「パノラマスペースcommon ginza」住所:東京都中央区銀座五丁目8番1号入場料:前売:600円(写真展撮りおろしB2ポスター付 広瀬アリスver・広瀬すずver.どちらか1枚)※前売券は1月30日(水)から発売当日:600円※小学生以下は無料チケット販売:イープラス/会場にて当日券販売
2019年02月02日女優の広瀬アリスが10月15日、都内で行われた『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(2019年3月1日公開)の製作発表会見に出席。ゲスト声優を務める広瀬さんは、映画のテーマである月にちなんで、かぐや姫を連想させる豪華な“十二単”で会見に臨んだ。■「妹にはまだ言っていません!」(広瀬アリスさん)十二単に身を包んだ広瀬さんは「若干、重いです…」と慣れない衣装に四苦八苦。それでも「背筋が伸びますね。こんな名前ですけど、がっつり日本人なので、こういう機会はうれしいです」と笑顔を見せた。今回、ゲスト声優として、謎の美少女・ルナを演じ「誰もが知っているアニメ作品に参加させていただくので、精いっぱい頑張りたい」と抱負のコメント。「妹にはまだ言っていません!私も妹の仕事はネットニュースで知るんで(笑)」と、妹の広瀬すずさんには、まだ伝えていないことも明かした。会見には広瀬さんをはじめ、ゲスト声優を務める「ロッチ」の中岡創一(キャンサー役)、「サバンナ」の高橋茂雄(クラブ役)、柳楽優弥(ゴダート役)、吉田鋼太郎(ディアボロ役)、主題歌を歌う平井大、レギュラー声優の水田わさび(ドラえもん役)、大原めぐみ(のび太役)、かかずゆみ(しずか役)、木村昴(ジャイアン役)、関智一(スネ夫役)、八鍬新之介監督(『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』『ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』)が出席した。■直木賞作家の辻村深月が、映画の脚本に挑戦!本作の脚本を手がけるのは直木賞作家で、過去には著作である『ツナグ』『太陽の坐る場所』が映画化された辻村深月氏。「ドラえもん」ファンを公言し、章タイトルをすべて「ドラえもん」の秘密道具にした著書「凍りのくじら」があるほど。声優陣とともに会見に臨んだ辻村氏は「5年ほど前にも、お話をいただいたが、そのときはお断りをした。誰よりも『ドラえもん』のファンなので、一生ファンでいたいし、おこがましいと思ったので」と告白。それでも「藤子プロの皆さんとお話させていただくなかで、ファンでいさせてもらうことに感謝を覚えるようになった。次世代にバトンを渡せるお手伝いができるなら、こんなうれしいことはない」と脚本を引き受けた経緯を説明した。また、「吸い寄せ磁石」というオリジナルの秘密道具を発案したことも明かしていた。■シリーズ39作目の舞台は月!あのバッジがカギを握る今年3月に公開された『映画ドラえもん のび太の宝島』が興収53.7億円、動員470万人を突破し、『映画ドラえもん のび太の日本誕生』(1989年公開)の動員記録420万人を19年ぶりに塗り替え、シリーズ最高のヒットをマークした国民的アニメシリーズ『映画ドラえもん』。その39作目となる本作は、月を舞台にした冒険ファンタジーだ。月面探査機が捉えた白い影が大ニュースに!のび太はそれを「月のウサギだ!」と主張するが、みんなからは笑われてしまう…。そこでドラえもんの秘密道具「異説クラブメンバーズバッジ」を使って、月の裏側にウサギ王国を作ることに。そんなある日、不思議な少年・ルカが転校してきて、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことになる…。(text:cinemacafe.net)
2018年10月15日女優・広瀬すずがアース ミュージック&エコロジー(earth music&ecology)とコラボレーション。広瀬すずデザインのブラウス&パンツが、2018年9月21日(金)よりアースミュージック&エコロジー全店舗にて発売される。映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』『ラプラスの魔女』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』と出演作が続く、人気若手女優の広瀬すず。俳優業の傍ら、ファッション誌のモデルも務めている彼女は、そのファッションセンスのよさから、昨年アースミュージック&エコロジーとのコラボレーションで、初めて洋服のデザインに挑戦した。発売当初から話題を呼んだピースは、発売直後に売り切れる店舗が出るほどの人気ぶり。2018年秋は、ブラウスとパンツをデザインすることになった。どちらのアイテムも広瀬が「着たい!」と思うこだわりを詰め込んだ。「シャーリングダルメシアンブラウス」は、シックなカラーで染めたダルメシアン柄がポイント。首元・手首にシャーリングを施すことで、女性らしい雰囲気を作り出した。ゆるっとしたシルエットのパンツはニットで制作。シンプルなデザインをキーワードに、腰回りはスッキリ、丈はヒールにも合わせられる長さなど美しいシルエットを追求した。ウエストにはロープリボンをプラスして、アクセントをプラス。どちらのウェアも店頭販売に先駆け、9月13日(木)21:00よりオンラインで先行予約をスタートする。【詳細】アース ミュージック&エコロジー「広瀬すずコラボレーションアイテム:2018秋 第1弾発売日:2018年9月21日(金)取り扱い店舗:アースミュージック&エコロジー全店舗※先行予約:9月13日(木)21:00よりSTRIPE CLUB にて受け付け。・シャーリングダルメシアンブラウス 3,990円+税カラー:Ivory/Bordeaux/Dark Green/Black・ニットワイドパンツ 3,990円+税カラー:Mocha/Gray/Black【問い合わせ先】ストライプインターナショナルTEL:0120-806-008
2018年09月16日映画『楽園』が2019年10月18日(金)に全国ロードショー。ベストセラー作家・吉田修一の「犯罪小説集」を主演・綾野剛、杉咲花、佐藤浩市ほか出演で映画化する。監督は『64-ロクヨン-』の瀬々敬久。ベストセラー作家・吉田修一の「犯罪小説集」が原作原作は、『悪人』『怒り』と映画化が続く吉田修一の「犯罪小説集」。吉田自身「こんなにも物語をコントロールできず、彼らの感情に呑み込まれそうになったのは初めて。」と表現した5つの短編集の中から「青田Y字路」と「万屋善次郎」の2作品を組み合わせ脚色。映画『楽園』では、原作とはひと味違ったオリジナルのストーリーが展開される。Y字路で起こった少女失踪事件物語の舞台は、青田が広がるとある地方都市。屋台や骨董市が溢れ、祭客でごった返したある夏の日、Y字路で少女疾走事件が起こった。必至の捜索活動が行われるもの、少女の行方は知れぬまま。空しくも事件は未解決のままとなり、疾走した少女・愛華と直前まで一緒だった、親友・湯川紡(つむぎ)は、この事件を機に心に傷を抱え、罪悪感を感じながら成長していく。そして12年後のある夜、後方から迫る自動車に動揺して転倒した紡。そんな彼女を助けたのが、青年・中村豪士(たけし)だった。幼き頃、母に連れられ日本へとやって来た豪士もまた、孤独な日々を過ごしていた。紡と豪士はそれぞれ互いの不遇に共感し合い、心を開いていく。しかし、そんな矢先、再び悲劇が。あのY字路で一人の少女の消息が途絶えた。容疑者として名が上がったのは豪士。住民の懸念が一気に豪士へと浴びせられ、追い詰められた彼は街へと逃れるが…。綾野剛×杉咲花主演・豪士を演じるのは、吉田修一原作『横道世之介』『怒り』に続き三作品目の出演となる俳優・綾野剛。そして、Y字路での少女失踪事件をきっかけに心に深い傷を抱えながらもがき生きる少女・湯川紡役は、杉咲花が担当する。杉咲花が演じる紡は、原作「青田Y字路」の登場キャラクターとは一味違った形で描かれる。杉咲花から綾野剛へ、リレーインタビュー映画『楽園』を公開前に、「ずっと共演したいと思っていた」と話す綾野剛、杉咲花にインタビューを実施。後輩俳優から先輩俳優へバトンを繋ぐリレーインタビューを通して、互いの印象や映画『楽園』にまつわるエピソードにフォーカスを当てる。杉咲花「こんな形で現場に行ったのは初めてでした」Q.杉咲さんが演じた紡(つむぎ)は、原作に登場するキャラクターではありますが、映画『楽園』では全く異なる形で描かれていますね。杉咲: はい。台本をいただいた際に、原作を知って、半分くらい読み進めたのですが、台本から感じた紡の印象と、原作の紡をうまくリンクさせることができなくて。台本から受ける印象を大事にしたいなと思い、作品に入る前、敢えて原作を読まずに臨むことにしました。Q.台本を読んだ時に受けた紡のイメージとは?杉咲:正直今回は、紡がわかりそうでわからなかったです。Y字路の写真をいただいてその写真を見るようにしたり、失踪事件でいなくなった愛華ちゃんのことを考えたりとかはもちろんしましたが、理解できそうで紡がすごく遠いところにいる感じがしました。今まで演じる役の気持ちがわからないまま、現場に入ってはいけないと思っていましたし、それは失礼ではないかという考えが自分の中にありました。抽象的なシーンや台詞も多いので、考えれば考えるほど、紡の気持ちや役作りの方法がわからなくなっていきました。そんな時、ふと紡の台詞「わからなくたっていい」という言葉を思い出しました。わからないまま一回やってみようと、こんな形で現場に行ったのは初めてでした。Q.現場に行って気持ちの変化はありましたか?杉咲:こういう考え方、お芝居の入り方もあるんだなと思いました。台本を読んだ時には不安だったシーンも、いざ現場に入ってみると、自分では想像がつかなかった気持ちになって演じることができましたし、不思議な体験をしました。Q.新しいお芝居の仕方を見つけられたのですね。杉咲:はい、今回は現場の過ごし方も新しい方法を試してみました。これまでは、カメラが回っていないときも、役としての感情をずっと持ち続けている方が楽だと思っていたんです。でも、そうじゃないやり方を試してみよう、カメラが回っていないときは、普通でいようと。そうしたら、綾野さんはカメラが回っていないとき、まさに理想の形で過ごしていらっしゃっていて。ものすごく役に入り込まれる方かなと勝手に思っていたので、全然違ってびっくりしました。Q.ずっと願っていた綾野さんとの共演はいかがでしたか。杉咲:こんなに早いタイミングで、一緒にお仕事させていただくことができて、とても嬉しかったです。私自身色々と作品を見させていただき、憧れの人でもありました。ただ、今回綾野さんが演じた豪士は難しい役柄でしたし、どんな感じで現場にいられるかわからないので、話とかはきっとできないだろうなと思いながら、ドキドキして現場入りしました。でも、クランクインの日から一緒に話そうよと声をかけてくださり、色々と話をすることができました。私は、役として気持ちを保ち続けないことでしんどい場面もあったのですが、自然とそれをやられている綾野さんを見て、改めてすごいなと思いましたし、勉強になりました。綾野剛へバトンタッチQ.杉咲さんの印象を教えてください。綾野:初めて会ったのは、日本テレビ系列のテレビドラマ「妖怪人間ベム」。ワンシーンだけですが共演しました。その時から持っているエンジンはすごかったですよ。その後、授賞式などで再会しました。改めてご挨拶して、「何か一緒にやりたいね」って話したら、「はい、やりたいです」って。「共演するならどんな役がいい?」って尋ねたら、「誘拐される話がいいです」って(笑)。「僕が杉咲さんを誘拐するの?」って聞いたら「はい」って答えたんですよ。今でも忘れられないですね。そのときから、着眼点が違う、自分と人の能力を活かそうという考えがズバ抜けて長けていました。元から杉咲さんに対して、敬意を持っていましたが、実際に現場に入ってみると、すごく繊細に時に大胆に、自分の紡という役をちゃんと見つめている杉咲さんの姿を見て、改めて魅力的な女優さんだと確信しました。Q.杉咲さんは綾野さんの現場での姿に感銘を受けたようですが。綾野:杉咲さんは潜在的にちゃんと自分のスイッチを持っている人ですよ。コントロールするっていうあざとさではなくて、その場の空気をちゃんと大切にできる人。ずっと役に入り続けることもできますが、何でもないときは話をしたりコミュニケーションもとれる。今回、僕と杉咲さんは、ちゃんと心を通わせないといけなかった。杉咲花という人と、時に鏡のように照らし合わせて、ちゃんと向き合って作品を作っていけたと感じています。Q.ところで、原作・吉田修一さんの「犯罪小説集」は読まれましたか。綾野:小説が原作の場合、元々読んでしまっている場合は仕方ないのですが、基本的には撮影前には読まないです。台本は設計図のような形で、おおまかなことしか書かれていないのですが、小説は、おおまかだとストーリーが伝わらないので、事細かに書いている。どんな服を着ているか、どんな表情をしているかはわからないのに、感情がたくさん描かれている。なので、良くも悪くも引っ張られてしまうんです。ある種の演出なんですよ、小説って。原作を読んでも引っ張られない人もいるとは思うのですが、僕は単純というか、引っ張られちゃうこともあるんです。豪士(たけし)がどう生きなきゃいけないかっていうのは、ある意味その場の判断でいい。何の恥じらいもなく、感覚で読み取ったニュアンスとディテール。特にこの作品にはこれが重要だと思ったので、なるべく書かれてあることに自分がコントロールされないためにも触れない方がいいなと思っていました。Q.役作りにあたって原作は必要ないということでしょうか。綾野:場合によりますね。漫画原作だとキャラクターが明確なので、原作をしっかりと読んで、そのキャラクターの癖みたいなものだったり、ある程度ルールが決まっている中で、キャラクターに寄せていきながら、心情みたいなものを人物化していくことがとても大切だと思うんです。けれど小説原作の場合、先にも話したように僕は登場人物の感情に惑わされてしまうので。僕が原作を手に取るときは“役柄の取扱説明書”としてですかね。Q.取扱説明書?綾野:今回の場合だと、杉咲さんとのシーンも経て、撮影中盤くらい「もう大丈夫だな」と思ったときに、実は原作を手にしたんです。それは僕が豪士という役柄を生きていて、主観を貫こうとしたときに、これは正しいのかっていう、合っているか合っていないかの確認できる取扱説明書、いわば“精神安定剤”として捉えているからです。Q.実際に新しい発見はありましたか?綾野:読んでみて驚かされたのは、(豪士のシーンで表現されていた)「内股」っていうワード。僕は、脚本の段階で豪士が内省の強い人物なのではかと思い自然と内股で演じていたので、自然と吉田さんが見たい豪士の姿を感じていたんだろうなって、少し安心しました。杉咲さんが演じた紡に関しては、全然違った描かれ方をしていたので、原作の中にある紡のモチーフを自分が捉えてしまっていたら、臆病になってしまったと思います。原作に触れなかったからこそ、杉咲さんが目指す紡を、真正面から受け止められた。Q.小説原作の映画の面白さとは?綾野:いま映画作品の多くは、見る方々にダイレクトに伝わる表現方法が選ばれがち。それでいい作品もたくさんありますが、この作品のように、ダイレクトに語らずとも匂いで醸し出てくる作品も重要だと思います。Q.役作りにおいて大切にしていることはありますか?綾野:土地。土地(=撮影現場)を共演者と捉えていて、最終共演者である土地がどういった存在をしているのか、それをきちんと受け止めるためにも、なるべく真っ新な状態で撮影現場に入っていきたいという感覚を持っています。本作では、土地が持っている魔力や不安定さ、歪みが豪士(たけし)のあの状況を引き起こしている。彼がもっと違う環境で育っていれば、違った未来があった。今の豪士を生み出した土地は、いかほど歪んでいるのか。どれほど閉塞感があるのか。行ってみたら強烈で、どこにも自分の所在がない、何もないっていう感覚に襲われて。自発的に役作りを行ったというよりは、土地や環境から吸収し土地から吸い上げて役作りを行ったっていう感覚に等しいですね。インタービューの最後、綾野剛、杉咲花に同じ質問を聞いた。不遇な運命をたどる青年と少女を描きながらも作品のタイトルは「楽園」。原作タイトルとも異なる、映画タイトル「楽園」をどう思いますか?杉咲:なぜ「楽園」かはわからなかったのですが、瀬々敬久監督の「人はみんな生きていれば、楽園を探している気がする。」というコメントを読んで、なるほどなと思いました。たしかに紡もきっと楽園を探していたと思いますし、(登場人物)みんな楽園がないからどうしていいかわからなくて。でも、紡はきっと自分の力で楽園を作っていくんだと思います。綾野:豪士にとっての楽園は明日が来ること。僕達は生活をしていて、明日が来ることって当たり前になっていますが、彼は「今日も生かされた」と朝日を見て感じていた。愛華ちゃんには明日がこない。あの日から環境が全く変わっていない、そんな中でも豪士には残酷なほど明日が向かって来る。それでも、自分が明日を迎えられたという証明は、明日が来てくれることでしか生まれない。彼にとっての楽園は、朝日が昇るということだったのではないか?と思うんです。それくらい豪士はギリギリだったと思いますよ。映画『楽園』を観て、豪士のような人たちが世の中にはたくさんいることに気付いてもらいたい。気付いていても何もできないことが多く、もっと言ったら、気付かれることないまま終わってしまことがたくさんある。豪士を含めて登場人物に共通しているのは、誰も抱きしめられていないこと、誰にも見つめられていないこと。やっぱり本質的に大事なのは、人と人が見つめ合う、認知し合うということだと思います。人は人に見つめられ初めて人になりますから。こういう人達を見かけたら、その人たちの存在に気付いて欲しい。あまりに近くにいるのであれば、抱きしめて欲しいし寄り添ってあげてほしいと思います。未来はそこからです。村八分になった孤独な男が登場し、衝撃のラストへまた、映画『楽園』では、綾野剛演じる豪士、杉咲花演じる紡に加えて、Y字路につづく集落で暮らす養蜂家・田中善次郎にもフォーカス。亡き妻を想いながら、愛犬レオと穏やかな日々を送っていた善次郎だが、ある行き違いから周辺住民といさかいとなり村八分に。村人から拒絶され、孤立を深めた善次郎は、次第に正気を失い、想像もしなかった事件へと発展する。そして、Y字路で起こった2つの事件、容疑者となった青年、傷ついた少女、追い込まれる男、3人の運命が繋がるとき、物語は衝撃のラストへと導かれる。「楽園」を求めるものたちに突き付けられる、衝撃の事実とは…。田中善次郎を演じるのは、瀬々敬久監督作品『64-ロクヨン-』で圧巻の演技力を見せつけた佐藤浩市だ。映画『楽園』そのほか登場人物藤木五郎:柄本明幼女誘拐事件の被害少女の祖父。野上広呂(ひろ):村上虹郎紡に想いを寄せる幼馴染。久子:片岡礼子善次郎の身を案じる女性。そのほか、豪士の母・中村洋子役に黒沢あすか、五郎の妻・藤木朝子役に根岸季衣、善次郎の亡き妻・田中紀子役に石橋静河と、豪華かつ個性溢れるキャスト陣が集結する。原作者・吉田修一吉田修一は、1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞し作家デビューを果たし、その後も「パーク・ライフ」で第127回芥川賞、「悪人」で第61回毎日出版文化賞と第34回大佛次郎賞を受賞するなど多数の受賞歴を持つ、ベストセラー作家だ。彼の作品は今までも多数映像化されており、2007年には妻夫木聡と深津絵里主演で『悪人』、2014年には渡辺謙主演で『怒り』が映画化。いずれも大ヒットを記録した。上白石萌音が主題歌を担当、RADWIMPSの野田洋次郎が作詞・作曲主題歌「一縷(いちる)」を歌い上げるのは、上白石萌音。また作詞・作曲は、RADWIMPSの野田洋次郎が手掛けた。映画『君の名は。』でRADWIMPSによる主題歌「なんでもないや」を上白石がカバーして以来親交のある2人だが、野田が上白石の為に楽曲を提供するのは初となる出来事。そのタイトル通り、登場人物たちが探し求める“ひとすじの光”をイメージした「一縷」は、美しい旋律で作品の世界観を盛り上げていく。『楽園』あらすじある地方都市で起きた少女失踪事件。家族と周辺住民に深い影を落とした出来事をきっかけに知り合った孤独な青年・豪士と、失踪した少女の親友だった紡。不幸な生い立ち、過去に受けた心の傷、それぞれの不遇に共感しあうふたり。だが、事件から12年後に再び同じY字の分かれ道で少女が姿を消して事態は急変する。一方、そ の場所にほど近い集落で暮らす善次郎は、亡き妻の忘れ形見である愛犬と穏やかな日々を過ごしていた。だが、ある行き違いから周辺住民といさかいとなり、孤独を深める 次第に正気は失われ、誰もが想像つかなかった事件に発展する。2つの事件、3つの運命、粗衣の陰に隠される真実とはー。“楽園”を求め、戻ることができない道を進んだもの の運命とはー。【作品情報】映画『楽園』公開日:2019年10月18日(金)原作:吉田修一「犯罪小説集」(KADOKAWA刊)監督・脚本:瀬々敬久出演:綾野剛、杉咲花、佐藤浩市、村上虹郎、片岡礼子、黒沢あすか、石橋静河、根岸季衣、柄本明主題歌:上白石萌音「一縷」(ユニバーサル J) /作詞・作曲・プロデュース:野田洋次郎配給:KADOKAWA
2018年08月24日「悪人」「怒り」など、多数の著書が映像化されるベストセラー作家・吉田修一の「犯罪小説集」が、『64-ロクヨン-』『友罪』の瀬々敬久監督により『楽園』のタイトルで映画化されることが決定。綾野剛、杉咲花、佐藤浩市という豪華俳優陣が出演する。■あらすじ青田に囲まれたY字路。ある夏の日、幼女誘拐事件が起こった。未解決のまま、住民の胸には罪悪感だけがしこりのように残り、事件直前まで被害者と一緒にいた仲良しの紡は心に深い傷を負う。12年後、高校を卒業した紡(杉咲花)は、街のホームセンターで働いていた。祭りの前日、準備で集まった公民館で紡は豪士(綾野剛)と出会い、孤独な豪士に対して感情が芽生える。そして祭りの日、12年前と同じY字路で再び、2つの悲劇が起こる。少女が行方不明となり、町営住宅で暮らす豪士が容疑者として疑われた。追い詰められ、街へと逃れるが、そこで豪士は驚愕の行動に出る。そしてY字路に続く集落、愛犬と暮らす養蜂家の善次郎(佐藤浩市)は、村おこしの事業を進めていたが、話のこじれから非難を受け、村八分状態に。善次郎は狂気に陥り、恐るべき事件へと発展する――。被害者の親友だった少女、容疑者の青年、そして限界集落で暮らす男。なぜ、人は罪を犯すのか?なぜ自分だけ生き残ってしまったのか?それぞれの人生が交錯するとき、物語は衝撃のラストへと導かれることに。■綾野剛×杉咲花×佐藤浩市、犯罪者と彼らを取り巻く人々の業と哀しみとは――原作者の吉田氏自身、「こんなにも物語をコントロールできず、彼らの感情に呑み込まれそうになったのは初めて」と明かす、新たな最高傑作といわれる短篇集「犯罪小説集」を映画化。母親と共にリサイクル品販売をする主人公・中村豪士役には、演じる役柄の幅広さとその演技力が高く評価される人気実力派俳優・綾野剛。『怒り』でも好演を見せた綾野さんが、本作では容疑者の孤独な青年という難しい役どころに挑戦する。12年前の未解決幼女誘拐事件の被害者と事件直前まで一緒にいた湯川紡(つむぎ)には、TV・映画で幅広く活躍し、急成長を遂げている杉咲花。心に負った深い傷を抱えながら、もがき生きる少女を熱演。そして、父親の介護のため村へと戻り、愛犬レオと暮らす養蜂家・善次郎には、その存在感で作品世界を支える日本を代表する俳優・佐藤浩市。狂気へと転落していく男の心情を安定の演技力で表現する。■キャスト&原作者&監督コメント綾野剛「愛おしく抱きしめながら過ごしたい」ただただ、そこに存在すること。映るのではなく、居る。それだけです。杉咲さん、浩市さん、お2人との大切な時間を、愛おしく抱きしめながら過ごしたいと思います。杉咲花「映画の中の一筋の光になりますように」綾野さんとは、これまで何度か映画の授賞式などでお会いする機会があり、その度に「いつか一緒にやろうね」と声を掛けてくださっていたので、今回ついにご一緒させていただけることをとても嬉しく思います。そして4年前、映画の世界にほぼ初めて足を踏み入れたあの頃の私に、格好良くて優しいお人柄で、その背中で、色々なことを教えてくださった尊敬する佐藤さんとまたご一緒させていただけること、心から幸せに思います。紡は難しい役ですが、どうか彼女がこの映画の中の一筋の光になりますように。初めての瀬々組、心して臨みたいと思います!佐藤浩市「人間の脆さ、怖さに目を向けていきたい」人種、宗教、個人で心の折れ方バランスの崩れ方は多様です、人の数だけある。他人がそれを解りたいと思うのは日常の生活に余計な不安を取り除きたい、安心に暮らしていきたいという当然の思いです。しかし最後のスイッチが何処に在るのか?それは壊れていくその人自身にも分からない。作者の吉田さんも監督の瀬々さんも、そして僕自身も、最後に背中を押されるその瞬間の人間の脆さ、怖さに目を向けていきたい。『楽園』はそれを体現する作品です。原作:吉田修一「どのような『人間』のドラマを見せてくれるのか」私が描いた「犯罪」と、瀬々監督が思い描く「楽園」が、スクリーンの中でどのように響き合い、どのような「人間」のドラマを見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。原作となる2つの短編から飛躍した大きな物語が、そこに生まれることを信じております。監督・脚本:瀬々敬久「今までにない犯罪と人生の映画になる」人はどこかに楽園を探して生きているような気がする。一方で、日常は犯罪事件で覆われ、人々はそれを見聞きし、生活している。罪を犯す人も、それをワイドショーで追う自分らも、実はどこかで楽園を探しているのではないか。吉田さんの「犯罪小説集」を初めて読んだ時、そんな印象を与えられた。長年のファンである吉田さんの小説は、今回も犯罪を通して、生きる意味を問うていたのだ。何とか映画にしたいと思った。短編集を1本の長編映画の脚本にするには様々な格闘があったが、何とか形に出来たと思う。さらに俳優たちの参加。綾野剛さんの持つ繊細さと危うさ、杉咲花さんの凛とした純粋さ、映画に生々しい力を与えてくれると思う。そして今回は佐藤浩市さんに静謐な狂気を。そんな震える魂を共に描き、今までにない犯罪と人生の映画になることを目指し、現場に臨もうと思っています。罪を犯した人間と、取り巻く人々の業と哀しみを真っ向から描く本作。犯罪をめぐる“喪失”と“再生”を描く慟哭のヒューマン・サスペンスに、期待していて。『楽園』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月21日女優の広瀬すずが、17日に放送されるニッポン放送『広瀬すずのオールナイトニッポンGOLD』(22:00~24:00)で、パーソナリティを務めることが決定した。15年3月、16歳のときに「オールナイトニッポンGOLD」を担当した経験を持つ広瀬であるが、生放送での「オールナイトニッポン」は今回が初となる。17日の放送では16歳から20歳までの広瀬の年表に沿って、自身の女優としての活動を振り返る。また31日に公開される映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』で演じたコギャルの実態をより知るため、元コギャル・ギャル男のリスナーから当時の武勇伝や黒歴史を募集し、ギャルの実態を深く探求する。その他にもCMで共演したジャスティン・ビーバーが先日婚約を発表したことを受けて、「ジャスティン、婚約おめでとう!」と本人に直接伝えたい広瀬が、生放送中に本人に伝える方法を模索する予定だ。広瀬は「"オールナイトニッポン"を、またやらせて頂ける機会があるなんて! 嬉しいです。ラジオ大好きなので楽しみで仕方ないです」とコメント。さらに「先輩方のように、あの時間ならではのお話とか、面白い話は全く出来ないかもですが。。。笑」としつつも、「普段聴いているからこそプレッシャーですが、私なりに『声』で届けたいと思います。生放送の2時間、是非お時間頂けたら嬉しいです!」と意気込んだ。
2018年08月08日8月3日公開の映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の大ヒット祈願イベントが2日、都内で行われ、女優の広瀬アリス、シンガーソングライターでタレントのDAIGOが出席した。トム・クルーズが演じた伝説的スパイのイーサン・ハントの活躍を描いて人気を呼んでいる映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ。その最新作となるシリーズ第6弾『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が、日本で公開される。本作の大ヒット祈願イベントには、イーサン・ハントの前に立ちはだかるライバルの敏腕CIAエージェント、オーガスト・ウォーカー(ヘンリ ー・カヴィル)の日本語吹き替えを担当したDAIGO、イーサンを翻弄する謎の美女ホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)の日本語を吹き替えした広瀬アリスが登壇。これまで何度か映画やアニメのアフレコを担当してきたDAIGOだが、「正直、人生の中で一番のミッションでした。僕にとっての"ミッション・インポッシブル"と思うぐらい難しかったです。僕のイメージとして中々結びつかなかった役でしたので」と難しさを語るも「とにかくクールな役なので、自分史上一番低い声で役作りをしました。今までのアフレコは不評だったこともあったんですが、今回はすごく好評で、僕のアフレコ人生の中でも全力でやらせてもらいました」と満足げ。対する広瀬は「年齢的には私と同じぐらいですが、ありえないぐらいの色気を声で表現して欲しいと言われて……。『なぜ?』という一言が言えなくて20テイクも重ね、『どうして?』という台詞に変わりました(笑)」と振り返り、「中々自分を客観視できませんが、イーサンと会話している喜びの方が大きかったかもしれないですね」と語った。イベント後半では、主演のトム・クルーズが数々のスタントアクションをこなした本作にちなみ、DAIGOがトム・クルーズばりのスタントにチャレンジすることに。広瀬が答えたクイズの正解数に応じてDAIGOが挑戦するスタントの制限時間が長くなるというもので、DAIGOが10mのビルジャンプ、そしてクライミングスタントに挑んだ。2つの難題を見事にクリアしたDAIGOは「まさに"MI"でしたね。めちゃくちゃイイ感じ! アリスちゃんが結構答えてくれましたから」と広瀬に感謝し、広瀬は「"DKDK"! ドキドキでした(笑)。しっかり映画を見ていてよかったです」と笑顔を見せていた。映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、8月2日より全国公開。
2018年08月02日映像化不可能と言われた吉田修一のスパイアクションエンターテイメント小説「太陽は動かない」が、藤原竜也主演で映画&連続ドラマ化されることが決定。『海猿』『MOZU』シリーズの羽住英一郎が監督を務めることもわかった。■ストーリー世界を股にかけながら国政や企業の裏で暗躍し、そこで得た重要機密事項や情報から対価を得ることを生業としている産業スパイ組織、AN通信。諜報員・鷹野一彦(藤原さん)と相棒の田岡亮一は、世界各国が奪い合う革新的な太陽光エネルギー開発技術に関する情報争奪戦の中にいた。そこには日本政財界を揺るがす巨大な陰謀が隠されており、鷹野らは商売敵の韓国人スパイ・デビッドキムや謎の女・AYAKO、そして各国の権力者らと対峙していく。一方で垣間見える鷹野らの壮絶な過去。そして、彼らの胸に埋め込まれているチップの謎とは…。■原作に加え、オリジナルストーリーも描かれる原作は、「怒り」「悪人」などの著者・吉田氏が描く、通称“鷹野一彦”シリーズ三部作の「太陽は動かない」「森は知っている」「ウォーターゲーム」。映画では「太陽は動かない」「森は知っている」の2編、そして連続ドラマでは原作者監修のもとオリジナルストーリーを構築する。羽住監督と藤原さんはこれが初タッグ。映画とドラマを同時製作し、完全映像化に挑むという。海外ロケも予定しており、けた外れのスケールで描かれることになりそうだ。■主演の藤原竜也と羽住英一郎監督のコメントが到着!諜報員・鷹野一彦役を務める藤原さんは、現在の心境について「今から身の引き締まる思い」と明かし、「激しいアクションシーンを要する“スパイ”の役どころになりますので、来年の撮影に向け体の状態を万全に整えて、心して臨みたいと思います。映画・ドラマ共に、皆様の心を揺さぶる作品になるように、頑張ります!」と意気込み。また、「前回出演させていただいた『パレード』は、比較的ゆっくりと静かに物語が進行していく作品でしたが、今作は正反対。終始ハードなテイストですし、物語の舞台は海外にまで広がっていくので…また新たな吉田ワールドを体感できることが、今から非常に楽しみです」とコメントしている。メガホンを取る羽住監督は、原作を読んで「頁を捲る手を休ませないノンストップアクションエンターテイメントにただただ圧倒され、鷹野一彦という男の過去を知れば知るほど、その姿をスクリーンで観てみたい衝動を抑えきれなくなっていく自分がそこにいました」と語り、 今回初タッグとなる藤原さんについては、「大胆さと繊細さを兼ね備え、男から見ても色気を感じる藤原竜也さんが創り出す鷹野一彦という男に会うのが今から楽しみです 」と期待のコメントを寄せている。「太陽は動かない」映画は2020年公開、ドラマはWOWOWにて放送。(cinemacafe.net)
2018年07月31日女優・広瀬すずがヒロインを務める2019年度前期 連続テレビ小説「なつぞら」の十勝ロケ取材会が行われ、広瀬さんをはじめ、松嶋菜々子、藤木直人、吉沢亮、山田裕貴らが参加した。連続テレビ小説100作目にあたる本作は、脚本家・大森寿美男によるオリジナル作品。戦後、北海道の大自然、そして日本アニメの草創期を舞台にした、まっすぐに生きたヒロイン・なつの夢と冒険、愛と感動の物語。今回行われた撮影シーンは、第4週放送予定となる、十勝農業高校・演劇部員のなつ(広瀬さん)が、演劇コンクールを十勝全体で盛りあげようと、なつの養母・富士子(松嶋さん)に相談する場面。ヒロイン・奥原なつを演じる広瀬さんは、「こんなに広い世界で、自然に囲まれながら撮影できるのは、なかなかない機会なので、のびのびとなつを演じたいです」と今回の十勝ロケでの意気込みを述べ、「共演者のみなさんとも、なつとして言葉を交わすことができて、台本だけではなかなか想像がつかなかった距離感や温度などをちゃんと感じられたので、甘えさせていただこうと思っています」とコメント。母としてなつを育てる富士子を演じる松嶋さんは、「十勝で育った富士子という役をやらせていただきますが、その大地のように広い心で、すずちゃん、そしてすずちゃん演じるなっちゃんを大きく受け止めていきたいと思います」と話し、その夫・剛男を演じる藤木さんは、昨日初めて広瀬さんと共演したそうで、「『父さん』と呼ばれて、僕の父性が目覚めました」と笑う場面も。ほかにも、柴田牧場の従業員を演じる音尾琢真は「北海道出身の者として、こんなにうれしいことはない」と喜び、吉沢さんは「動物とふれあいながらの撮影をしています。この広い大地に足をしっかり着けて精一杯生きられたら」とコメント。そして、なつの幼なじみ役の山田さんは「この北海道の森や木々たちに力があるように感じました」と言い、草刈正雄も「北海道の地が、柴田家となつを一瞬にして家族にしてくれました」と、北海道という大自然の中での撮影を楽しんでいる様子。なお、今回の十勝ロケはキャスト・スタッフのほか、地元エキストラのべ約50人、牛のべ約80頭、馬のべ約15頭が期間中参加し、今月末ごろまで行われる予定だ。2019年度前期 連続テレビ小説「なつぞら」は2019年4月1日(月)~9月28日(土)NHKにて放送(全156回予定)。(cinemacafe.net)
2018年06月19日女優の広瀬すずが12日、都内で行われたロッテ「爽ハッピースプーン」完成披露発表会にお笑いタレントの鉄拳とともに出席した。ロッテ「爽ハッピースプーン」完成披露発表会に出席した広瀬すずロッテは、アイス『爽』にお絵かきをしながら食べられる専用のスプーン「爽ハッピースプーン」を開発。多様なタッチで 『爽』に絵が描くことができる仕様の3本1セットで、6月11日より全国の店頭で配布される。その発表会に、『爽』のイメージキャラクターを務める広瀬すずが、お絵かきができるスプーンのお披露目ということで画伯姿で登壇した。20歳の誕生日である6月19日がもうすぐということで、「爽ハッピースプーン」に「人と上手く話せる人になる」と20歳の目標を披露した広瀬は「共演者の皆さんと全然話せないんです。今までは年上の方がお気を遣ってお話してくれましたが、学園モノをやっていると年下の役者さんばかりで中々話せないんです。Seventeen のモデルも最年長で、この前は全然話せなくて反省しました」と悩みを告白。「これからは甘えていられないので、自分からコミュニケーションを取れる人になりたいです」と前向きに語った。また、イベント中には、「爽」ファミリーを狙う鉄拳も登場。「爽」に描いた鉄拳の自画像を見た広瀬は「クオリティーが全然違います。さすがという感じですね」と絶賛し、鉄拳を「爽」ファミリーに認めて鉄拳を喜ばせた。広瀬は、カンヌ国際映画祭でパルムドール賞を『万引き家族』で受賞した是枝裕和監督やリリー・フランキー、松岡茉優にお祝いメールをしたという。「私も試写で見させていただきましたが、なんていう映画だと思って、長文になったぐらいの感想を書きました。すごく素敵な素敵な映画だったので、賞を獲ってすぐに是枝監督にメールしたら、賞とともに写真を送ってくださり、監督の見たことがない表情が見れました」と自分のことのように喜び、「いつかまたお仕事ができるように頑張ろうというのが20代の一つの目標になりました」と是枝監督と再びタッグを組むことに意欲を見せていた。
2018年06月12日女優の広瀬すずが15日、都内で行われた富士フイルム「instax"チェキ"」新製品発表会に出席した。富士フイルム「instax"チェキ"」新製品発表会に出席した広瀬すず富士フイルムは、撮ったその場ですぐにプリントが楽しめるインスタントカメラ「instax」(チェキ)シリーズの新製品「instax SQUARE SQ6」を5月25日より発表。それに伴い、イメージキャラクターに広瀬すずを起用した新CM「ましかくチェキとお出かけ」篇が26日から全国で放映され、広瀬が女子の友だち3人と出かけて同商品で楽しそう写真を撮るという内容になっている。CMで着用したというピンクの衣装で登壇した広瀬は「CMが女子旅だったので、これぐらいピンクのカジュアルが可愛いかなと思います」とファッション解説し、肩にかけていた同商品を「今は小さいバッグとかが流行っているので、それと一緒に肩にかけても可愛いし、サイズ感も女の子にとってはすごく好きだと思うので、オシャレに身につけられると思います」と気に入った様子。そんな同商品で共演者の写真を撮ったり自分を撮られた同CMについては「すごいバシャバシャ撮らせていただいて普通に楽しませてもらいました。映画で共演した方とご一緒させてもらったので、人見知りもせず普通に自分たちの空気が出来ました。その中でリラックスして撮影させていただきました」と満足そうだった。この日は同商品で撮影した広瀬の写真を披露。上を向いた自撮りの写真に「自撮りはしないので、今すごく恥ずかしいですね(笑)」と大きなスクリーンに映し出されて思わず顔が赤面するも「アクセサリーがお気に入りだったので、それが写ったらいいなと思って色んな角度から撮りましたが、上からがいいそうです(笑)」と自撮りのポイントを。また、プライベートでは姉のアリスとも写真を撮るそうで、「姉とは鼻が似ているみたいで、横から撮ったり下から撮ったりします。ちょっとした変顔になるとそっくりで、それを見てゲラゲラ笑ったりしています」と仲睦まじいエピソードの一端を明かしていた。
2018年05月15日女優の広瀬すずが9日、都内で行われた「レオパレス21」新CM発表会に出席した。「レオパレス21」新CM発表会に出席した広瀬すず5月10日から放送される新CM「デートのお誘い」編では、憧れの先輩から花火大会に誘われ、母からもらった浴衣をタンスから取り出すシーンが描かれているが、同CMで着用した浴衣姿で登場した広瀬は「夏だなって思いますね。季節が変わっているのを改めて実感するし、やっぱりシャキッと気持ちが変わりますね」と浴衣を着た感想を語り、「珍しい柄なので、すごくお気に入りです」とニッコリ。同CMにちなみ、広瀬自身が母からもらって印象的だったものはあるか尋ねられると「私が小さい頃にお母さんが仕事から帰ってきたときに渡していた手紙があって、"こんなものが出てきた"って一週間くらい前に写真で送られてきたんですけど、私、ものすごくいいことを書いていたんですよ(笑)」と目を輝かせ、「それを今でも大切に持ってくれていて、その写真が送られてきて嬉しいなって。自分があげたものだけど、何十年か経って今、嬉しい気持ちをもらったなって思いました」と声を弾ませた。また、新CM「花火大会」編で、屋台が並ぶお祭りのシーンが描かれていることにちなみ、印象深いお祭りの思い出を聞かれると「私じゃないんですけど、うちのお姉ちゃん(広瀬アリス)がスカウトされたのが、地元の七夕のお祭りだったんです」と打ち明け、「そのお祭りにお姉ちゃんが行っていなかったら、私たち姉妹は今、この世界にいないので、毎年、夏になると必ず家族でその話をしていますね」とコメントした。さらに、来月(6月19日)に20歳の誕生日を迎える広瀬は、そろそろ一人暮らしをしたいと思うか尋ねられると「家族が近くにいた方が心強いなって思う部分もありますね」と家族を頼りにしているようで、逆に家族がいてわずらわしく思うことはあるか聞かれると「お母さんは自分(広瀬)を優先して、家の中で生活しやすいようにリズムを作ってくれるんですけど、お姉ちゃんが同じ時期に作品をやっていると、あっちは役を引きずって帰ってくるので、暗い役だとけっこうぶつかりますね(笑)」と告白して会場を沸かせ、「朝もシャワーを浴びたりすると、時間が被ってお互いがプチーってなっちゃうんですけど、もうさすがに慣れましたね(笑)」と語った。
2018年05月09日女優の広瀬すずが12日、都内で行われたロッテのアイスクリーム『爽』新CM発表会に出席した。ロッテ『爽』新CM発表会に出席した広瀬すずロッテ『爽』の新CM「芝生でゴロ~ン」編を4月13日より全国で放映スタート。CMキャラクターは引き続き広瀬すずが務め、芝生の上にゴロ~ンと寝ころび、同商品を食べながらリラックスした広瀬が、『爽』に描いた似顔絵を"ジャ~ン!"と披露する内容となっている。CMで着用した衣装姿で登壇した広瀬は「爽やかな感じですね。猛ダッシュできます(笑)」とご機嫌で、新CMの現場は「前回と違った雰囲気というか、今回は伸び伸びと撮影させていただきました」とニンマリ。新CMでは広瀬が自身の似顔絵を披露しているが、「元々上手ではないので、大目にみていただけたらと思います(笑)」と照れながら、「長回しをしながら撮影したので、自分でもどこで喋ったか曖昧ですが、本当に素の自分というかナチュラルな部分を切り取って撮影しました。普段食べている時の顔というかリアクションの雰囲気になっていると思います」と自然体を強調していた。20歳となる6月19日の誕生日まで、残り2カ月ちょっとなった広瀬。10代の内にやってみたいことを「高尾山登る!」と回答し、「10代最後じゃなくてもいいんですけど、プライベートでこうしたいとか言ったことを達成していないような気がして。ちょうど今高尾山に登ろうってスタッフさんから誘われているので、それに行きたいと思っています。気持ちは明後日ぐらい。絶対(明後日は)行かないですね。多分先延ばし(笑)」とおどけた。誕生日前にはNHKの連続テレビ小説『夏空-なつぞら-』の収録がスタートするが、「20歳よりも朝ドラが来てしまうことの方が大きいですね。自分の中で大きなスタートですので、20歳に気持ちの良いスタートを切れたらいいなと思います」と期待を寄せていた。
2018年04月13日「リリコというキャラクターを演じられたことは、本当にうれしいです」 こう語るのは、女優の広瀬アリス(23)。放送も残すところあとわずかとなったNHK連続テレビ小説『わろてんか』。クライマックスにさしかかり、ヒロイン・てん(葵わかな)率いる北村笑店の個性的な芸人たちのなかでもひときわ異彩を放っているのが、広瀬演じる売れっ子女性芸人・リリコだろう。 「『演じるのが大変じゃない?』とまわりから言われることもありましたが、どちらかというと、自分がもともと持っている“パンチ力”みたいなものでいけるかなと思って。リリコは自分に近い部分がある気がします(笑)」(広瀬・以下同) 放送当初はちょっと意地悪な女のコだったリリコが、女優、芸人として成功をおさめていく過程で、ストーリーに欠かせない存在に。 「リリコはとにかく不器用なんです。でも、ちゃんとまっすぐ芯が通っている。だからこそ、出てくる言葉の勢いなどをとても大切にしていました。お仕事に対する信念や、自分にとっての譲れない部分を明確に持っている女性なので、芸事に対する考え方は、彼女から教わることも多かったです」 『わろてんか』の撮影は終了したものの、4月からスタートするドラマへの出演が決まっている。女優としての抱負を聞いてみると、リリコを思わせるこんな力強い返事が。 「うれしいことに、“広瀬アリス=リリコ”、というイメージをもっていただいている方が多いと思うのですが、まずはリリコのイメージを壊していきたいです(笑)。役者さんって、作っては壊し……、の繰り返しなので」 物語はいよいよ佳境に。戦争の足音が聞こえるなか、笑いを届けようと奮闘する北村笑店の面々。気になるラストの見どころは――。 「『人は幸せだから笑うんじゃなくて、笑うから幸せになるんだよ』というセリフがこれから出てくるんですけど、笑いってとても大切なことだというのを『わろてんか』から学びました。ラストへ向けては、人と人とのつながりの温かさや、笑いの大切さを感じてもらえたら。あとはみなさんのアドリブがちょこちょこと入ってくるので、そこで笑い泣きしてもらえればうれしいです」
2018年03月24日女優の広瀬すず(19)が12日、姉で女優の広瀬アリス(23)とツイッター上でやり取りを公開。最近飼い始めたという子猫がどちらにより懐いているかと張り合う内容に、癒されるファンが続出している。 この日の午後、アリスが自身のツイッターに「中空きに家に帰ったらあのさんがゴロゴロいいながら……これは可愛い」と、子猫との自撮りをアップ。飼い主であるすずに向けて「すっちゃん、ごめんよ。懐いてくれてるっぽい」とツイートを投稿した。 約1時間後、今度はすずが「はい可愛いわたしはとっくに懐かれてる~毎日台本食べれる~」とツイートを引用し、アリスに返信。仲良し姉妹の微笑ましいやり取りに「意地張るすずちゃんかわいい!」「仲いい姉妹はいいよね」「2人もかわいい」「ほっこりする」とファンたちからコメントが寄せられている。 すずは、先日イベントに出席した際、自身が主演する新ドラマ『anone』に登場した子猫を引き取って“あのちゃん”と名付けたことを報告していた。
2018年01月12日女優・広瀬すずが主演、「Mother」「Woman」の坂元裕二が脚本を手がける日本テレビ系新水曜ドラマ「anone」が1月10日からスタート。ショートヘアの広瀬すずに「かっこいい」の声がネット上を駆け巡ると共にそのストーリーに衝撃を受けたという投稿も続々アップされている。本作は家族を失い社会からもはぐれ、生きる方法さえ見失ってしまった少女が、ある事件をきっかけに老齢の女との運命的な出会いを果たし、真実の人間愛を見つける人生という冒険を紡ぎ出していく…という物語。広瀬さんが演じたのは家族を失い施設で育った少女・辻沢ハリカ。第1話では自らを“ハズレ”と名乗りネットカフェで日々を生きる“ハズレ”が友人が見つけた謎の札束を探しに行ったことでかつて自らが暮らしていた地を再訪。そこで自分の本当の過去を思い出すまでと、カノンと名乗るチャット上の友人が、実はかつて同じ施設にいた少年だったことが判明するまでが描かれた。本作に出演するにあたり髪型をベリーショートにして役作りに挑んだ広瀬さん。その少年のような姿にネットでは「anoneの広瀬すずかっこいい」の声が続出。「世界一タイプなんだけど」「広瀬すずイケメンかわいい」など“かっこいい”という声と共に、「髪切ってもかわええのぅ」「ベリショの広瀬すずかわいすぎ」など“カワイイ”の声も多数ツイートされている。なかには「今まで見た広瀬すずで1番」という反応もあり、イメージチェンジして本作に臨んだ広瀬さんを絶賛する投稿でSNS上が埋め尽くされている。また「ダークな広瀬すずの演技好き」「独特な感じが良かった」などその演技を評価する声も数多く見られ、「広瀬すずの演技、『怒り』のときより磨きがかかっている気がする」と女優としての成長を感じている視聴者も。同時に冒頭からシリアスな雰囲気でストーリーが進行しつつ、後半でハリカが虐待を受けていた「本当の記憶」を思い出し、さらに海辺に捨ててあった謎の札束が偽札であったことに気付くラストにかけては「怖すぎてヤバい!」「思ったよりも重くて泣いた」などの反応も多数。「ドラマというよりは邦画見てるみたい」「演出が凝ってて惹き込まれちまったよ」と映画のような雰囲気の映像に引き込まれたという声や「坂元さんの脚本で使われる一つ一つの言葉の言い回しが素敵」「一言一句聞き逃したくない」と脚本を絶賛するツイートも数多くネットをにぎわせている。(笠緒)
2018年01月10日広瀬すず(19)が1月10日放送の「PON!」(日本テレビ系)に生出演した。 番組では、広瀬に関するウワサの真偽を検証。「保育士を目指していた」「ロングヘアをしたことがない」など素顔を明かす中、「妄想彼氏がいた」という問いに「ホント」の札で回答。 広瀬は同じ血液型の人と仲良くなりやすいため、「彼はAB型」。名前は少女漫画風に“神”という漢字が入っていて欲しかったそうで、「ヤガミ・シン」と名付けていた。またお互い「シンくん」「すず」と呼び合っていたと、振り返った。 その“妄想”の完成度にスタジオも驚きの様子。しかしTwitterでは女性からの共感の声が上がっている。 《私もいますよ、妄想彼氏笑》《好感度爆上がりした》《自分が中学ん時の妄想彼氏と同じ名字で謎の親近感》 10日からスタートするドラマ「anone」(日本テレビ系)では“家族を失い社会からもはぐれてしまった少女”という難役を務める。9日にアップしたブログでは「一足先に第一話をみた」と報告し、そのシリアスな物語の感想をこう綴っている。 「わたしの心は満たされまくっています。でもなんだか切ないあと味」 “妄想ばなし”とのギャップも楽しみだ。
2018年01月10日NHKの連続テレビ小説『わろてんか』に出演中の広瀬アリス(23)。その高い演技力が話題を呼んでいるという。 小学校6年生のときにスカウトされ、ファッション誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍。女優としてもキャリアは意外に長いが、これまでは“広瀬すず(19)の姉”と呼ばれることが多かった。 「すずさんといえば、19年前期の連続テレビ小説100作目となる『夏空』にヒロインにも抜擢。来年1月からはドラマ『anone』(日本テレビ系)でも主演を務めています。共演者がこぞって“天才”と評価しており、いまもっとも勢いのある女優です。いっぽうアリスさんは姉妹仲がいいことでも知られていますが、『ライバルは妹です』と漏らすことも。意識することも多かったようです」(芸能関係者) だが、14年公開の映画「銀の匙 Silver Spoon」で転機を迎える。オーディションを勝ち抜きヒロインの御影アキ役に選ばれたアリスは、長かった髪をばっさりカット。並々ならぬ決意で、周囲を驚かせたという。 「役作りのため、彼女はひとりで住み込みの酪農を2週間も体験。乗馬も練習して、代役なしでこなしたそうです。この仕事で彼女は仕事への責任感が芽生えたそうで、『自分は女優なんだ』と強く意識するようになったと聞きました」(映画関係者) その意識が彼女を変えたのだろう。『わろてんか』でも、スタッフを驚かせるほどの“憑依ぶり”をみせている。 「アリスさんが演じるのは、主人公の恋敵である活動写真女優・リリコ役。クランクイン前は関西弁を猛勉強して『難しい』と頭を抱えることもあったそうですが、いざ撮影が始まると目を見張るような好演を見せてくれています。アリスさんについて『妹以上の逸材だ』と評価する声も高まっていますよ」(NHK関係者) 12月16日には自身のブログを更新し、11日に23歳の誕生日を迎えたこと心境を明かしたアリス。「ここまで誕生日感がないのは初めてかも」と多忙な撮影生活を振り返りながらも、「マイペースに、でも時には貪欲に、頑張って行きたいと思います」と決意をつづっている。アリスにとって、来年は飛躍の年となりそうだ。
2017年12月21日「広瀬さんは、いわゆる”天才”です。10代の女優のなかで、いまもっとも勢いのあるといっても過言ではないでしょう」(テレビ局関係者) 19年前期の連続テレビ小説『夏空』ヒロインに抜擢された広瀬すず(19)。18年度後期の朝ドラ『まんぷく』ヒロインがまだ発表されないなか、100作目の起用が発表されるというのは、きわめて異例。それだけNHKの思いが強いということだが、彼女を絶賛する声は後をたたない。 「今年3月公開の映画『チア☆ダン』で共演した中条あやみさん(20)も、『すずは天才。年下なのにすごい』と絶賛しています。また映画『ちはやふる』で共演した新田真剣佑さん(21)も『すずちゃんは天才』と褒めちぎっていました。仕事をした人はみな、彼女の才能に魅入られています」(芸能関係者) 15年にはアニメーション映画『バケモノの子』で声優を務めた広瀬だが、その際も細田守監督(50)が「リリー・フランキーさんと1時間41分くらい『広瀬すずは天才だ』って話してました」と語っている。 いったいなぜ、彼女は関わった人たちから一様に”天才”と呼ばれるのか。 「天才的なセンスを持っていることはたしかですが、それだけではありません。彼女はもともと仕事に対するプロ意識が高く、努力家でもあるんです。ただ売れるにつれてネット上で批判もあびるようになり、自分の軸がわからなくなったこともあったといいます。そんなとき16年公開の映画『怒り』で、李相日監督から『まずは自分を信じて』と言われ、吹っ切れたそうです」(映画関係者) 来年1月からはドラマ『anone(仮題)』(日本テレビ系)でも主演を務める広瀬。10代最後の主演連ドラを経験し、さらなる飛躍を遂げることができるのか。
2017年12月01日女優の広瀬すず(19)が、2019年度前期のNHK連続テレビ小説「夏空」でヒロインをつとめると発表された。 ドラマは、戦後の北海道・十勝、日本アニメの草創期が舞台。戦争で両親を失った主人公が、アニメーターを目指していくストーリーだという。 「いままで広瀬がやったことがないような役。来年は20歳の誕生日を迎え、そろそろ制服姿の役からの“卒業”をはかっているタイミングでした。そこに、ちょうどよく朝ドラのヒロインのオファーがあったようです。あまり広瀬の顔と名前が一致しないであろう高齢者にも、ドラマを通してしっかり認識されることになりそうです」(映画業界関係者) 今年は主演作「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」など、3本の映画に出演。アニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」ではヒロインの声優をつとめた。 また来年は主演の人気シリーズ完結編「ちはやふる -結び-」など3本の公開を控え、1月クールでは日本テレビ系ドラマ「anone」(仮題)に主演予定。そして18年後期の「まんぷく」のヒロインがまだ発表されていないにもかかわらず、異例の早期発表で「夏色」のヒロイン決定が発表されたのだ。 ただでさえ多忙な生活のなか、さらに過密スケジュールとなりそうな広瀬。だが朝ドラの撮影は、広瀬にとってある意味“いい息抜き”にもなりそうだという。 「撮影は来年夏からスタートします。日の入りが早い北海道を舞台にしており、ロケ地は空気が澄んでいて絶景です。都会の雑踏から抜け出すことができるため、広瀬さんとしても『リフレッシュできそう』と意欲を見せているようです」(NHK関係者) 朝ドラを通して、女優としてかなり成長しそうだ。
2017年11月23日