映画『百円の恋』が12月20日(土)に公開を迎え、主演の安藤サクラ、新井浩文、武正晴監督、脚本の足立紳が舞台挨拶に登壇した。自堕落に暮らしてきた主人公の一子が、勤め先の100円ショップの常連客である中年ボクサーとの出会いに触発され、自らもボクサーになることを決意し奮闘するさまが描き出される。ようやく公開を迎え、安藤さんは「一子が初めてリングに上がる時のようで、ちょっと震えています」と緊張気味に語るが、映画を観たばかりの客席からは温かい拍手が沸き起こり、安藤さんはホッとした表情。足立さんと2人で脚本作りから始めて公開までたどり着いた武監督は「4年前に足立さんに『何かシナリオを作ろう』と電話してよかった。2人でやっていたことが、どんどん人が増えて、安藤さんや新井さんも参加してくれて最終的にお客さんに入っていただいて映画が完成した」と感無量の面持ち。足立さんも「電話に出て良かったです」とうなずいた。短い撮影期間の中で、自堕落な一子からボクサーとしてリングに上がる一子へと肉体的な変化も求められた安藤さんだが「肉体的にムチャしてるけど、武組はそれが苦痛じゃない。新井君はいつも同じところを見て一緒にいてくれたし、なんとも幸せな時間でした。人間の体ってこんな短期間で変われるんだ?と驚きました。神秘的!人間すげーぞって思います」と独特の表現でふり返る。「ウチは、サクラは現役の日本人女優No.1だと思っている」と常々公言してきた新井さんも充実の表情で安藤さんとの共演をふり返る。「低予算で日程もない中で、監督がブレることがなかった。怒鳴り声が響くことも結構あったけど、心地よい現場でした」と語る。新井さん自身も、厳しい減量が課せられたが「最後はリアル『あしたのジョー』みたいだった」とも。安藤さんは照れながらも「新井さんだったから戦えた感じ。この(映画の)中の新井さん、メチャクチャカッコよくて好きです。新井さん(の出演作)の中で一番好きです!」と語った。テアトル新宿では、劇中の一子が飲むドリンクにちなんだ“一子ドリンク”が販売されているが新井さんはこれについて「300円てあって、そこは“百円”じゃねーんだ(笑)?すげーと思いました」と語り、笑いを誘っていた。『百円の恋』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 東映ビデオ
2014年12月20日安藤サクラ×新井浩文共演の『百円の恋』が10月25日(土)、開催中の第27回東京国際映画祭にて上映され、安藤さんと新井さん、武正晴監督、脚本の足立紳が上映後のQ&Aに来場した。山口県の周南映画祭に創設された第一回「松田優作賞」グランプリを獲得した脚本を安藤さんと新井さんを迎えて映画化。自堕落な生活を送っていたが妹とのケンカをきっかけに家を出て働き始めたヒロインの一子は、中年ボクサーとの出会いからジムに入門し、サンドバッグを叩くようになるが…。安藤さんは700を超える応募の中からオーディションで一子役を勝ちとったが「戦いたいと思ったから」と本作への出演を熱望した理由を語る。一方の新井さんは「素敵な脚本と、安藤サクラが主演と聞いたから。個人的にいま、日本映画の女優でNo.1だと思っている」と語り、会場は拍手に包まれた。一子は自堕落な女性からボクサーへの変貌を遂げていくが、安藤さんはそれに合わせて体格を大きく変えた。最初に一度太って、その後、体重を落としていったが「金がある映画なら、痩せるための期間があるけど、そんなのなかったから(笑)、撮影が始まって10日くらいで絞りました。自分でも信じられないです。人の体ってすごいです」とふり返る。新井さんもボクサー役ということで同様に減量が課せられたが「うちの場合、(太ったり痩せたりの)変化はなかったので、ただボクサーに見せるというだけ。3か月前から筋トレと食事制限をしました」と明かす。最後の数日は、本物の試合前のボクサーと同様に“水抜き”も行なったそうで「つらかったです。もうやりたくないですね」と苦笑交じりに苦労をのぞかせた。一子がボクシングとの出会いで大きく生き方を変えることになるが、安藤さんは「この作品が私にとってはそういう出来事、出会いであったなと感じています」と本作の経験の大きさ、強い思いを口にする。「仕事がなくて『自分たちで仕事を作るしかない』とシナリオを作り始めた」という武監督と足立さんにとっても本作はもちろん、特別な作品。4年前に書き上げるも、映画化になかなか漕ぎ着けられない中で、映画化を実現するための助けになればとの思いで「松田優作賞」に募集したとのこと。この日は安藤さんらと一緒に作品を鑑賞したが、安藤さんは「私は(一子が)自分なので、笑っちゃうんですが、両隣のおっさんは泣いてました(笑)」と暴露し、会場は笑いに包まれた。第27回東京国際映画祭は10月31日(金)まで開催。『百円の恋』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月26日新井浩文の初の単独主演作となる『赤い季節』が10月13日(土)に封切られ、新井さんを始め、村上淳、新居延遼明、風吹ジュンのキャスト陣に加え、能野哲彦監督が東京・渋谷の劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」、「ROSSO」でフロントマンとして活躍し、現在は「The Birthday」を率いるチバユウスケのソロ・プロジェクト「SNAKE ON THE BEACH」の楽曲にインスパイアされ生み出された本作。バイク店で働きながらも、殺し屋としての裏の顔を持つ男・健の葛藤や焦燥、裏稼業から足を洗おうともがきながら刑事だった父の死にまつわる真相に迫っていく姿を描く。初の単独主演作となったが、気負った様子もなく「実は裏で、監督が『観た女性の方が、抱かれたくなるような新井にしたい!』と言っていたので、今日観た方は抱かれればいいんじゃないでしょうか(笑)。うちは元々、男性ファンが多いので…」と冗談交じりに挨拶し笑顔を見せた。さらに撮影で苦労した点を問われると、「2週間で撮影をしたので、精神的には問題なかったですが、体力的に眠たいということがあり、一度バイクシーンは本当に事故が起きそうだから止めてもらったことはあります」と、飄々とした語り口で作品同様にハードな撮影だったことを明かした。これまで音楽業界で活躍していた能野さんは、本作が初監督。村上さんは映画業界への進出は全く予期していなかったと言い、「監督のことは“能やん”と呼ぶくらい長い付き合いなので、まさか映画を作るとは思っていませんでした。ぜひ映画を楽しんで下さい!」と監督&新井さんの初陣を後押しした。その言葉を受け、能野監督は「もうすぐ50になるこの年で、“新人”と呼ばれるのは気恥ずかしい」とすっかり照れ笑いを浮かべていた。さらにこの日、本作の音楽を務め、さらに出演まで果たしている「SNAKE ON THE BEACH」のチバユウスケからスペシャルメッセージが贈られた。「映画『赤い季節』、とうとう公開ですね。おめでとうございます。観に来たみなさんもぜひ楽しんで下さい。音楽もハマッていると思うので、そこもよろしく。とにかく楽しんで」と公開初日を祝った。『赤い季節』はヒューマントラストシネマほか全国にて公開中。■関連作品:赤い季節 2012月10月13日よりヒューマントラストシネマほか全国にて公開© 2012「赤い季節」製作委員会
2012年10月14日殺し屋を辞めたい男が刑事だった父の“遺志”を継ぐため、真相を知る旅に出るハードボイルドな青春映画『赤い季節』。13日(土)より公開される本作に主演した新井浩文が、音楽と映画の融合を目指した能野哲彦監督との仕事を回想するとともに、俳優デビュー10周年を経た現在の心境を明かした。その他の画像殺し屋という裏の顔もあるバイク屋の青年・健(新井)が、10年前に殉職した刑事の父が“やり残したこと”の真相を知るため、自分を殺しに来た少年・剛とともに旅へ。この健が、無骨で直球。新井のイメージと重なるクールな魅力が光る男だ。「基本的には能野監督が思うカッコよさを追求しただけです。最初は歌詞のようなセリフが多かったので正直、戸惑いましたけど(笑)」と役柄を回想。もともと本作はチバユウスケのソロプロジェクトSNAKE ON THE BEACHの楽曲にインスパイアされて生まれ、初監督の能野もミッシェル・ガン・エレファントを育てた音楽畑のプロだ。音楽と映像の融合を目指した実験作でもある。また、新井にとって本作は、『松ヶ根乱射事件』(2007)以来の単独主演作。その上今年は公開作が10本を数え、「たまたま重なっただけ」と謙遜するも、今や日本映画の顔だ。昨年には俳優デビュー10周年を迎え、初期と比べて意識に変化もあるに違いない。「さほど変わっていないと思いますけどね」と言いながらも、「どこかで進歩したくないって思う」と正直な胸の内も明かす。「ヘンに演技が上手くなりたくないというか……。やればやるほど上手くなるのは当然で、『青い春』(2002)の頃と比べれば、『赤い季節』の方が絶対に上手い。それは分かっているけれど、失うモノがあるっていうことも分かっていて」と想いは複雑なようだ。「難しいですね(笑)。もともと、一見すると素人っぽく映ることをテーマにしているので、健という人がいれば彼がそのままスクリーンに映ればいいと思っていますけど」と理想を語る新井だが、それが10年経っても失われなかった自負でもあるという。「本当はセリフを噛んだりすることが大好きなんです(笑)。それが自然で人間っぽく見える。その意味での意識は失くしていないから、『赤い季節』でもヘンに変わってはいないと自分では思っています」。取材・文・撮影:鴇田 崇衣装協力(アダム・キメル/問い合わせ エドストローム オフィス03-6416-3606)『赤い季節』10月13日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国ロードショー
2012年10月12日「ウチがデビューした当時、上の人たちからは散々『誰が生き残るかな?』なんて言われていました(笑)」。新井浩文は少し懐かしそうに10年あまり前の二十歳を少し過ぎた頃をふり返る。ほかの誰ももちえない独特の存在感を武器に、そして確固たる自信を胸に秘め「10年間、やりたいことだけをやり続けてきた」。今年だけで10本もの出演作品が公開されるという点を見ても、彼が日本映画界に欠かせない存在となったことは明らかだ。単独主演作となる『赤い季節』の公開が迫っている。本作で見せたこれまでにない姿から自身の中で感じる変化、役者という仕事への思いまで旬の男がじっくりと本音を語ってくれた。「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」、「ROSSO」でフロントマンとして活躍し、現在は「The Birthday」を率いるチバユウスケのソロ・プロジェクト「SNAKE ON THE BEACH」の楽曲にインスパイアされる形で生まれた本作。バイク屋で働きながらも殺し屋としての裏の顔を持つ男・健の葛藤や焦燥、刑事だった父の死にまつわる真相を巡る戦いを描く。企画の段階から主演には新井さんの名が挙がり、新井さんもオファーと同時に出演を即決し、初めて長編映画のメガホンを握る熊野哲彦監督の手で脚本が作り上げられていった。「最初に準備稿をいただいたんですが、その時点であまりにもクサいセリフ、逆に言うと人間臭さのないセリフが多かったので、そこは監督に『直してください』とお願いしました。でも能野さんにもかなりのこだわりがあって(笑)、『このセリフは言ってほしいんだよ』って(笑)。『分かりました。言いますけど少し言葉を崩してください』、『いや、ここは一字も曲げない』って攻防はありました(笑)」。劇中、新井さん演じる主人公が名乗る際に「高倉健の健だよ」と言うシーンがあるが、監督が目指したのはまさにかつての高倉健主演の任侠映画の現代版。実際に監督からは参考資料として高倉さんの主演映画数本が渡されたという。そしてもう1点、監督が新井さんに言い続けたのは「とにかく新井浩文をかっこよく撮りたい」ということだった。「ウチはこれまで映画をやって来て、自分をカッコよく見せることなんて微塵も考えたことがありませんでした。そんなのはどうでもいいと思っていたから。でも今回は監督が考えるカッコよさに近づけるために(銃を)構えたり、ポーズを決めたりしました。まあ、それがカッコいいかどうかは観たお客さんに判断してもらえればと思います」。本作のようなアウトローの役や不良にチンピラ、主人公に立ちはだかる“悪役”といった印象が強いが、一方で『ヘルタースケルター』のオカマのヘアメイク役など全くタイプの異なる役でも存在感を発揮しており、俳優としての振り幅は決して小さくない。「最初の『青い春』で不良をやって、世間や制作者側から見てそういう役柄に関しては安全パイだと思われているんでしょうね。でもウチはデビューした頃から、正直、自分には振り幅や(作品選びの)引きというものがあると信じていたし、いまでもどんな役だってやれる自信はありますよ」。一方で中心にあるのは「役柄よりも作品」という思い。理想とするのは「全人類にウケける映画」と断言する。「自分の中で『こういう役をやりたい』というのもないし、自分の振り幅を広げるために…という思いもないです。大事なのは作品として面白いかどうか。面白ければ、真面目な役だろうが殺し屋だろうが何でもやりますよ。面白い作品ができて、多くのお客さんが観てくれて、賞をもらえて……。“全人類に”っていうのが理想だけど、理想を目指さないならこの仕事は終わりだと思うから」。インタビュー冒頭の自らの“世代”にまつわる思い出話は、スクリーンデビューから10年という歳月をふり返る中で出てきたもの。感慨を込めて述懐しつつ「でも、いまだに『オレが一番だ!』って思っている奴らばかりだと思う。現にウチもそう思ってますしね」と続けるその口調には気負いもてらいもなく、目の奥には鋭い光が宿っている。一方で10年の月日が彼らの世代を“若手”から“中堅”へと押し上げようとしているのも事実。かつての自分と同じ年頃の若い俳優たちの台頭をどのように見つめているのだろうか?「楽しいですし、同じ世代の連中を見るのとはまた違いますね。例えば、いま『永遠の0(ゼロ)』で染谷(将太)くんと一緒なんですが、やっぱりみんなが素晴らしいと言うだけあってすごいです。あの世代ではアタマひとつ飛びぬけている。一緒にいて刺激をもらっています。若いコたちを見ながら、自分たちが言われたのと同じように『誰が生き残るかな?』なんて考えたりしています(笑)。もちろん若い奴らには絶対に負けたくないし、上の世代にも負けたくない。要は誰にも負けたくないんです(笑)」。ちなみにこのインタビューが行なわれたのは、現在放送中のドラマで是枝裕和監督の演出による「ゴーイング マイ ホーム」(フジテレビ)の撮影が始まる頃のこと。演技について話を聞く中で、新井さんは「ウチが常に大切にしているのは、自分がセリフとして何を言うかじゃなくて、まず相手の言葉を聞いてそれに反応するということ。実際の会話というのは相手が何を言うか分からない状態で展開するものだから」と語ったが、それはまさにこれまでの作品で是枝監督が作り上げてきた世界観に通じる。2人の出会いがいったいどのようなシーンを生み出すことになるのか?楽しみは尽きない。「是枝さんは『本番』って言わずに撮り始めるのが好きだという話も聞いています。楽しみですね」。自信と矜持を胸に、負けず嫌いな男は休みなく走り続ける。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:永遠の0(ゼロ) 2013年、公開予定© 2013「永遠の0」製作委員会ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会赤い季節 2012月10月13日よりヒューマントラストシネマほか全国にて公開© 2012「赤い季節」製作委員会
2012年10月11日堺雅人と山田孝之をキャストに迎え、自ら書き下ろした戯曲を映画化した赤堀雅秋の初監督作『その夜の侍』。こちらの公開に先駆けて、出演者の新井浩文、「劇団THESHAMPOOHAT」主宰者でもある赤堀監督、親交の深い『モテキ』の大根仁監督が9月22日(土)、東京・下北沢で開催中の「第4回下北沢映画祭」の一環でトークショーを行い、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。小さな鉄工所を営む中村健一は、5年前にひき逃げ事件で妻・久子を亡くして以来、虚無感に囚われた生活を送っていた。一方、ひき逃げ犯・木島は刑期を終えて出所。しばらくすると木島の元に、“何か”をカウントダウンする匿名の脅迫状が届くようになる。送り主は中村に違いないと周りの者はそれを止めさせようとするが、久子の命日の夜、遂に2人は対峙することに…。トークショーが始まり、早々に新井さんが「だいたいうちは初号観るまで満足がないんですけど、クランクアップの日、ふと見たら煙草を吸いながら、ひとりで監督が泣いてたんですよ」と撮影秘話を暴露。赤堀監督は「泣いてない!絶対泣いてないよ!!」と大絶叫。それに対して新井は「目を真っ赤にしてうるうるしてた(笑)」とやり取りを続け、会場を笑わせながらも「監督のやりきった感じが伝わってきて、参加できて良かったと思った。自分自身でも手ごたえを感じた」と作品に対する充実感を口にした。赤堀監督と大根監督の出会いは、フジテレビ系の深夜ドラマシリーズ「演技者。」。同ドラマ内で、赤堀監督の原作戯曲「アメリカ」を大根監督が監督を手がけたことがきっかけだったそう。赤堀監督にとって大根監督は「一番意見を聞くのが怖い人」とのことだったが、「どうにか合格点をもらった」と安堵の表情。しかし、大根監督は近年のメジャー作品とマイナー作品との興行収入や動員の格差などについて触れ、「邦画は大作と秀作が両極すぎて…。ものすごくお客様が入っている作品と、良質な作品なのに全く入らないというのがあり、その中間をいき、この現状を打破できる良い邦画として、ちゃんとヒットする作品になってほしい」とこれからも応援していくことを堂々宣言。さらに、「初監督だから失礼になるけれども、観たときに老練な感じと言うか…赤堀くんは演劇と言う場で積んできたものがデカい。異業種監督の作品には全く見えない。むしろでき過ぎと言う感じがしました」と太鼓判を押していた。最後には「四の五の言わずに劇場に来てください!お願いします!」(新井さん)、「自分で言うのもなんなんですけど…凄く武骨でエネルギッシュで、とてもおもしろい、良い映画だなと、客観視して思える作品になっているので、ぜひ観てください!」(赤堀監督)とそれぞれに作品をアピールし、会場を包む大きな拍手と共にトークショーは締めくくられた。『その夜の侍』は11月17日(土)より全国にて公開。特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:その夜の侍 2012年11月17日より全国にて公開© 2012「その夜の侍」製作委員会
2012年09月25日今年デビュー25周年を迎えた歌手の田村直美が、7月16日(月・祝)にSHIBUYA O-EASTで自身のキャリア初であるアニソンライブを開催する。東方神起がアンドロイドに?!最新シングルのジャケ写解禁このライブでは自身の最大のヒット曲である『ゆずれない願い』をはじめとした、今まで発表してきたアニソンは歌うのはもちろん、他にも有名アニソンのカバーなども行うとのこと。オープニングアクトは今年の5月にCDデビューしたばかりのSweetyが行い、さらにシークレットゲストの出演が決定している。ライブ終了後には田村直美とSweetyによるハイタッチ会も実施されるとのことで、ファンには楽しみなライブになりそうだ。7月11日(水)には現在放送中のアニメ「クイーンズブレイド リベリオン」のオープニングテーマである『命のうたが聞こえる』も含めた彼女のこれまでアニメに使用された楽曲と、『残酷な天使のテーゼ』や『CHA-LA HEAD-CHA-LA』など、この作品のために新たに収録したアニメの名曲カバーも収録したアルバム『リスペクト フォー アニソン』をリリース予定。こちらもライブと合わせてチェックしよう。■-アニROCK★2012 OPEN WATER- 田村直美祭り!2012年7月16日(月・祝)会場:SHIBUYA O-EAST料金:1Fスタンディング 5,000円(別途ドリンク代500円)出演:田村直美、Sweety(オープニングアクト出演)時間:開場16:00/開演17:00
2012年06月15日ビヨンセのものまね芸で人気の渡辺直美が初主演を飾った映画『SPOTLIGHT』が、現在開催中の第4回沖縄国際映画祭・地域発信型プロジェクト部門にて上映され、渡辺をはじめ浜崎綾監督、小林星蘭、木村祐一が舞台あいさつを行った。舞台あいさつの模様地域発信型プロジェクトは、昨年から始まった新プログラムで、全国各地で映画を撮影し、その土地の良さや魅力を世界へ発信しようというもの。浜崎監督が選んだ地域は“東京都”。昭和12年に開業した歴史あるキャバレーでダンサーになることを夢見る女性が、挫折しながら自分の夢に立ち向かっていく姿を描く人間ドラマ。浜崎監督は「歌手になりたいとかサッカー選手になりたいとか夢を持っていても、実際には難しく、いまひとつ頑張れない弱さを誰もが持っているもの。この映画では、夢が叶ったか叶わなかったかではなく、寄り道すること、自分の弱さに向き合うこと、そうやって成長していくことを説教くさくなく伝えたかった」と、映画に込めた想いを語った。浜崎監督は、フジテレビの『新堂本兄弟』『ミュージックフェア』などの音楽番組を担当、2010年に『ピカルの定理』の立ち上げに加わるなど、人気番組で経験を積んできた有望株だ。ヒロインに大抜擢された渡辺は、「まさか自分が映画の主演を務めるとは思わなかった。不安の方が大きかったけれど、浜崎監督とは仕事をしたことがあるので仲のいいスタッフさんも多く、楽しい現場でした。初のお披露目は緊張しますね」と、芸人としてではなく“女優”として淑やかにあいさつし、「渡辺直美のいろいろな顔が詰まっています。ダンスも注目してほしい」とアピール。そんな渡辺の女優っぷりを共演の木村は、「彼女は主演顔ですよ、だって脇にいたら邪魔ですからね(笑)。ビーチの大きなスクリーンでも耐えられると思います」と、冗談をまじえながらも絶賛し「映画は芸術なので、好きか嫌いかでいいと思うんです。僕はこの映画好きです!」と監督を称えた。また、同映画祭の第1回目からすべて参加している木村は、「毎回、僕ら(芸人)が来て笑いを届けていると言われていますが、実際はその逆。声援をもらって、握手を求めてもらって、沖縄で映画祭が開催されることを心から喜んでもらって、僕らの方が感動と元気をもらっています」と、感謝を伝えた。第4回沖縄国際映画祭3月31日(土)まで開催取材・文・写真:新谷里映
2012年03月29日タレントの渡辺直美が12月22日(木)、都内で行われた人気海外ドラマ「glee/グリー」シーズン2のDVD発売イベントに出席。同作に出演するクリス・コルファー(カート役)が大好きだという渡辺さん。しかし「ウィキペディアで調べたら、(役柄と同じく)本当にゲイでした。恋愛関係になれないなんて…」とショックを隠しきれない様子だった。オハイオ州の片田舎・ライマにある、ウィリアム・マッキンリー高校のグリークラブ(合唱部)を舞台に、落ちこぼれ負け犬部員と新米教師が州大会優勝を目指す青春ストーリー。シーズン2では、実力不足を痛感した部員たちが、新戦力のスカウトに奔走。州大会にリベンジし、ニューヨークで開催される全国大会出場に照準を合わせるが…。今回も新旧ヒット曲のオンパレード。グウィネス・パルトロウやブリトニー・スピアーズら、有名スターの出演も大きな見どころになっている。“ビヨンセ”ネタで大ブレイクした渡辺さんのアンテナにも、「glee/グリー」はしっかり届いていたようで、「シーズン1のDVDを何度も何度も見ていたので、ずっと待っていました」とシーズン2のリリースに大喜び。「個性的なキャラクターに、『これからどうなるんだろう?』というストーリー。それに感動するシーンもある」とアピール。さらに「私も出演したい。どうにかならないですかね…」と自ら立候補し、「出させていただければ、美空ひばりさんを歌います」と早くも出演する気満々だ。そんな渡辺さんがいま一番会いたいのが、来日中のレディ・ガガ。「すっごく会いたい。もし、今日の模様をテレビで見て『ちょっと、この子、クールじゃない?』ってことになれば(笑)。ガガさん、これを見てたら、吉本まで連絡ください!」と猛烈アピールだ。この日は、ガガのヒット曲「Born This Way」に乗せてダンスも披露しただけに、ひょっとするとガガ様の目に触れるかも?最後に「クリスマス、冬休みにご家族、カップルで楽しめるドラマ。私もずっと応援します」とドラマをPRしていた。「glee/グリー」シーズン2はDVDレンタル中、発売中。『glee/グリーザ・コンサート3Dムービー』DVD&ブルーレイは、2012年1月7日(土)に発売。「glee/グリーシーズン2」DVDレンタル中<セル>「glee/グリーシーズン2DVDコレクターズBOX」価格:18,480円(税込)発売中「glee/グリーシーズン2ブルーレイBOX」価格:23,100円(税込)発売中「glee/グリーザ・コンサート・ムービー3枚組3D・2Dブルーレイ&DVD&デジタルコピー(初回生産限定)」価格:5,990円(税込)発売日:2012年1月7日(土)発売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン公式サイト:© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連作品:glee/グリー踊る♪合唱部!? [海外TVドラマ]© 2009-2010 Twentieth Century Fox Film Corporation.All Rights Reserved.glee/グリーザ・コンサート3Dムービー 2011年9月23日よりTOHOシネマズ六本木ほか公開TM & © 2011 Twentieth Century Fox. All rights reserved.■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.220大人気「glee」の舞台裏に潜入!第4回シネマカフェ的海外ドラマvol.219大人気「glee」の舞台裏に潜入!第3回シネマカフェ的海外ドラマvol.218大人気「glee」の舞台裏に潜入!第2回シネマカフェ的海外ドラマvol.217大人気「glee」の舞台裏に潜入!第1回ヒロイン役は誰の手に?S・ヨハンソン、T・スウィフトらがヒロイン役候補で競合
2011年12月22日