ナナミカ(nanamica)が絵本作家の牛窪良太とコラボレーション。「One Ocean, All Lands SUMMER 2018」コレクションが、2018年7月21日(土)より全国のナナミカ直営店で発売される。ナナミカがタッグを組んだ絵本作家の牛窪良太は、度々ナナミカのTシャツグラフィックを手掛けている人物。ナナミカファンには馴染みのアーティストである。テーマは“海の好きなオジサン”。自由でリラックスした海のイメージを、男性のモチーフを使って表現している。ユーモアあふれる3人の“海のオジサン”は、Tシャツやバッグなどにプリント。ループフィール クールマックス素材のTシャツや、キャンバス地のトートバッグなどに、ネイビーやブルーなどクラシカルな色使いで描かれた。オジサンのイラストは、コーディネートの良いアクセントになるだろう。なお、今回のコラボレーションアイテムを購入した方には、先着で“海のオジサン”ステッカーをプレゼントされる。【詳細】「ONE OCEAN, ALL LANDS SUMMER 2018」発売日:2018年7月21日(土)販売店舗:ナナミカ 代官山、マウンテン、神戸、福岡<アイテム例>・COOLMAX Graphic Tee:8,500円+税・H/S Graphic Tee:6,800円+税・OOAL Shoulder Bag:3,700円+税・Velvet Cap:8,200円+税【問い合わせ先】ナナミカ代官山店TEL:03-5728-6550
2018年07月20日木工作家・西本良太の個展「アウトライン」が、5月26日から6月12日まで、福井県越前市にあるセレクトショップ「アタウ(ataW)」にて開催される。木工を中心に、塩ビ管や樹脂、コンクリート、紙など様々な素材を用いて制作活動を行う西本良太。これまでに、21_21 DESIGN SIGHTで行われた「単位展」(2015)、恵比寿のgallery deux poissonsで行われた「塩ビ管とアイスキャンディー」(2014)などで作品を発表してきた。木の塊から削り出して生まれた、“溶けない”アイスキャンディーをはじめ、プリンやカットりんご、ポテトチップス、だるまといった物たちは、日常で見慣れたシルエットでも彼の視点を介すことで新たな輪郭を纏う。アイスキャンディー福井県の鯖江市河和田は古くから越前漆器の産地として栄えている地区。本展が開催される「アタウ」は、関坂與平商店として1701年に創業した株式会社関坂漆器が運営するショップで、オリジナルグラスや漆器、木地工房「ろくろ舎」、陶器のタナカマナブなど福井県産の商品をはじめ、スイスのBIG-GAMEや寺山紀彦によるstudio noteなどのデザインプロダクト、国内外の日用品、洋服、 音楽CDなどをセレクトし販売している。本展「アウトライン」 では、西本にとって初の試みとなる漆を使用した新作を発表。河和田地区の漆職人に協力を得て、木の塊から、ネジやグラス、見慣れたあるおもちゃといった既製品まで、素材の異なる様々な物に漆を塗った作品を制作した。日常の見慣れた物はこっくりとした漆を纏い、これまで見えていなかった物本来の輪郭を現すとともに伝統工芸の新しい魅力に気づかせてくれる。そのほか、漆の作品以外にも機能性を備えた日用品、機能のない物まで様々な作品が展示・販売されるとのこと。また、会期中の5月27日には、作家の西本も在店予定。ataW【イベント情報】西本良太「アウトライン」 会期:5月26日〜6月12日会場:ataW住所:福井県越前市赤坂町3-22-1時間:11:00〜18:00休廊日:5月30日、31日、6月6日、7日
2018年05月15日俳優の新井浩文が16日、映画『犬猿』(2月10日公開)のプレミア上映会 舞台挨拶に、窪田正孝、江上敬子(ニッチェ)、筧美和子、吉田恵輔監督とともに登場した。同作は????田恵輔監督のオリジナル作。印刷会社に勤める真面目な弟・金山和成(窪田)&乱暴者でトラブルメーカーの兄・卓司(新井)の兄弟と、見た目は悪いけど頭がよく勤勉な姉・幾野由利亜(江上)&要領は悪いが容姿と人当りの良さで人気者の妹・幾野真子(筧)の、”W犬猿ペア”の兄VS弟、姉VS妹のドラマを描く。2018年の抱負を聞かれた出演者陣。18日に39歳の誕生日を迎える新井だが、年齢とは特に関係なく「まあね、年末ちょっと会社で色々あったんで……」と、12月5日に事務所「アノレ」の社長である、俳優浅野忠信の父・佐藤幸久容疑者が覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された件に触れた。ざわつく会場に、新井は飄々とした様子で「今年は、もうちょっと本当に、去年の1.75倍くらい働きたいなと」と語る。「皆さんもよろしくお願いします! 今年は仕事を頑張る、ということです!」と前向きな様子に、会場にも笑いが起こっていた。
2018年01月16日映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回は『斉木楠雄のΨ難』(10月21日公開)に出演する新井浩文(38)について、福田雄一監督に話を聞いていく。新井は2001年に俳優デビューし、2003年に『青い春』で第17回高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞した後、様々な作品に出演し演技派俳優として高い評価を受ける。映画作品では、『ゲルマニウムの夜』(05)、『その夜の侍』(12)、『百円の恋』(14)、『葛城事件』(16)など多数。『斉木楠雄のΨ難』では、自称斉木の"相棒"で、何も考えていないため斉木の超能力でも心を読めない、という燃堂力を演じる。○新井浩文の印象キャストを決める時に、燃堂は新井くんしかいないなと思ってたから、誰よりも最初に直接連絡してオファーしました。笑いのセンスは確実にあると思いますし、ああいう気負わない感じで笑いを取っていく人が大好きなんですよ。『明烏』で撮った時に一目惚れしました。『明烏』ではチンピラの役をやってもらったんですが、チンピラって普通に考えれば「オラオラ~」という役作りを考えるじゃないですか。でも、『明烏』では絶対にそうじゃないという思いがあって、新井くんはどういう感じでくるかなと思っていたら、「普通」という役作りをしてきたんです。それがバカほど面白くて。僕のコメディは「はい、笑ってください」という感じで来ると滑る、という構造になっているので、新井くんの「どっちでもいいっす」というスタンスで来られると、より面白さが倍増する。燃堂のイメージがまさにそういう感じだったので、僕はそのセンスを信頼しています。僕の周りにいる役者さんの中で、そのスタンスがやれる人は新井くんしかいないから。唯一無二、貴重な役者さんだと思います。○撮影現場での様子『斉木楠雄』は、新井くんにとって『銀魂』のシリアスなキャラクターで溜まった思いや気持ちをすべて発散する場だったみたいですね。クランクインした日に「楽しい楽しい」って言ってて、挙句に僕の耳元で囁いたのが「福田さんはやっぱりこの予算規模がいいよ」って(笑)。「やっぱだめ、『銀魂』みたいなおっきいのは。この規模のやつのが面白いんだよ、ことが浮かぶんだよ」と言ってました。『銀魂』の時は、待ち時間も絶対に僕の後ろに座って「福田組に来て、いっこも笑い取らないなんてねーわ……」と言ってましたからね。「『斉木楠雄』が始まったら、面白いことしか言わないから」ってなだめていました(笑)。ずっとこの映画だけが、新井くんの生きるよすがだったんですよ。あの重いキャラクターを演じている時にも、「このあと『斉木楠雄』があるから」と(笑)。だから斉木の時は、毎日が天国という顔をしていましたね。○映画『斉木楠雄のΨ難』でのおすすめシーン灰呂(笠原秀幸)と並走しているシーンは本当に面白いです。普通にセリフ言ってるだけですからね。やっぱり、燃堂は普通のテンションでやっているから面白い。新井くんの笑いというものに対するポテンシャルが生かされるし、無責任に言うセリフも、新井くんが言ってるから面白かったです。「面白いですよ」という感じで言うと全然面白くないんだけど、新井くんのテンションで言うから笑える、というところがたくさんあったなと思います。
2017年10月22日新井浩文と窪田正孝が兄弟、江上敬子と筧美和子が姉妹を演じる映画『犬猿』。吉田恵輔監督のオリジナル最新作となる本作の公開日がこのほど来年2月10日(土)に決定。あわせてポスタービジュアルと劇場予告編が公開された。到着した本邦初公開となる予告編では、鋭い眼差しで睨みをきかせる窪田さん、新井さん、江上さん、筧さん4人のアップから始まり、何やらただならぬ事態を予感させる。クソ真面目な弟(窪田さん)と超凶暴な兄(新井さん)、そして賢すぎる姉(江上さん)とバカっぽい妹(筧さん)。根底にある兄弟愛、姉妹愛も垣間見られ、キャストたちの体当たりの演技とセリフに魂が揺さぶられる仕上がりとなっている。同時に、「愛憎が、溢れ出す」というキャッチコピーが書かれ、4人が鋭く睨みつける表情から構成されたポスタービジュアルも公開された。また本作の主題歌は、結成20周年、過去5度に渡る日本武道館公演を成功させた日本ロック界を牽引するバンド「ACIDMAN」による 「空白の鳥」(12月13日発売ニューアルバム「Λ(ラムダ)」収録曲)に決定した。■「ACIDMAN」大木伸夫コメント吉田監督が以前から僕達のファンでいてくれた話を伺い、とても嬉しかったです。友人の新井浩文が出ていることもあり、喜んで参加させて頂きました。書き下ろしは初めてだったのですが、映画の力をお借りしながら曲を作れるなんてとても贅沢で貴重な体験でした。僕達にとっても思い出深い作品になった「犬猿」。1人でも多くの人に劇場で観ていただけたら幸いです。『犬猿』は2018年2月10日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月19日日テレの人気バラエティ2本が合体してお送りする「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話合体SP」が6月12日(月)今夜、ゲストに尾野真千子、向井理、新井浩文ら豪華なメンバー迎え2時間スペシャルとしてオンエアされる。3人は「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人たちが毎回“旬”なゲストを迎えトークや企画を繰り広げる「しゃべくり007」パートのゲストとして出演。映画『いつまた、君と ~何日君再来~』で共演した尾野さんと向井さんはそれぞれ普段持ち歩いているものについてトーク。テンピュールのアイマスクを持ち歩いているという向井さんに対し、尾野さんは非常に意外なものを持ち歩いてるのだとか。それは一体何なのか!?また企画は「横浜生まれのシティボーイ向井理vs奈良生まれの山ガール尾野真千子007」ということで、横浜出身の向井さんと奈良出身の尾野さんがそれぞれ育った街の良さをプレゼンし合うことに。各々の「一番の遊び」「自慢のモノ」などが紹介される。2人が伝えた育った街の良さとは!?もう1組のゲストで、現在放送中のドラマ「フランケンシュタインの恋」に出演中の新井さんは、トーク中に「チュートリアル」の2人にそれぞれ確認したいことがあると言う。その内容とは!?そんな新井さんの企画は「死んだ目俳優 新井浩文の実録!本当はお茶目007」と題し、演じている役柄のイメージから受ける印象とは異なり、実は「お茶目」だという新井さんの、親交のある友人たちからの証言をもとにその素顔に迫っていく。『いつまた、君と ~何日君再来~』は、向井さんが祖母の卒寿のお祝いに家族や親戚と自費出版して贈った祖母の手記を、向井さん自ら7年の歳月をかけて企画した作品。尾野さんと向井さんが夫婦役を演じ、岸本加世子、駿河太郎、イッセー尾形、野際陽子ら名だたる名優が脇を固め、主題歌を高畑充希が担当。6月24日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開となる。「フランケンシュタインの恋」は“フランケンシュタイン”をモチーフに綾野剛が100年ぶりに人間と触れあった不老不死の“怪物”を演じて主演、怪物が二階堂ふみ演じるヒロイン・津軽継実と出会い、恋をすることから悩み、苦しみながらも人間らしさを得ていくさまを描く。新井さんは怪物が聴いていたラジオ番組のレポーター・天草純平役で出演。ドラマはいよいよクライマックスに突入。18日(日)22時30分~日本テレビ系で放送の第9話では怪物になる前の記憶を取り戻した怪物=深志研がラジオの生放送で自分の過去を語り始める。「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話合体SP」は6月12日(月)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~ 2017年6月24日より全国にて公開(C) 2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
2017年06月12日綾野剛主演新ドラマ「フランケンシュタインの恋」に出演する新井浩文が、ドラマで歌声を披露していることがこのほど明らかに。また、4月20日(木)今夜24時59分より放送の「フランケンシュタインの恋」PR番組にて、本楽曲が初披露されるという。日本テレビ系ドラマ初主演となる綾野さんが、永遠の命を持つ“怪物”役を演じることで話題の本作。全世界が知る恐怖とサスペンス・ホラーの原点フランケンシュタインを、現代の日本を舞台にオリジナルストーリー描く、笑いと涙と切なさあふれるラブストーリーだ。新井さんが本作で演じるのは、怪物が大好きなラジオ番組のレポーターで、怪物の恋の良き相談相手・天草純平役。ドラマ「ど根性ガエル」でゴリライモとして披露した歌声が注目され話題となった新井さんだが、本作でも再びその歌声を披露。120年、森の奥で孤独に生きていた怪物が、唯一“世界”を知る術であったラジオ。特にジングルを口ずさむほどお気に入りのコーナーこそ、天草が担当するお悩み相談であり、物語はこの天草のラジオをきっかけに、思いもよらない展開へ動き出す…。そんなジングル「あまくさソング」を、今回新井さんが歌唱。作詞を手掛けるのは、本作の脚本を担当する大森寿美男、作曲はサキタハヂメが担当。新井さんは「デビューシングル『ゴリラパンのうた』のゴリライモには、 絶対負けたくないです」とコメントも寄せている。「フランケンシュタインの恋」は4月23日(日)22時~より日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年04月20日黒木メイサと新井浩文のW主演で贈るドラマ「拝啓、民泊様。」。この度、新井さんにスポットを合わせた本作の場面写真が到着した。ある日突然、会社をリストラされた山下寛太(新井浩文)は、怒らせると怖い嫁・沙織(黒木メイサ)にリストラを言い出せないまま流行の民泊ビジネスを始めることに。勢いで始めた民泊はトラブルの連続!さらに最悪のタイミングでバレるリストラに夫婦離婚の危機!?果たして、民泊ビジネスは上手くいくのか…。本ドラマは、“民泊”をテーマに描いた物語。2020年の東京オリンピックに向けて、いま連日話題に事欠かない「民泊問題」。本作では、民泊が初めて認可された国家戦略特区域である“大田区”の全面協力のもと、民泊ビジネスのリアルやHow to要素も交えつつ、ある家族・夫婦を通して日本人の持つおもてなしの心を描く、ハートフルなオリジナルストーリーだ。新井さんが演じているのは、ゲーム会社に努める平凡な夫・山下寛太。しかし、突然のリストラ宣言により、民泊ビジネスを始めることに…という役どころだ。今回解禁された場面写真では、突如始めることになった民泊ビジネスで、外国人利用客にたじたじの様子の新井さんが捉えられている。第1話での放送では、民泊ビジネスを開始した矢先、早速管理会社から予約が入ったと連絡が。意気揚々と予約客が待つ宿泊先に行くとそこには玄関先に溜まるたくさんの外国人利用客。これから何かが起こることを予感しているのか、先程までとは打って変わって不安そうに遠くから佇む新井さんの姿が放送され、第2話では、寛太の到着を待っていた利用客に玄関先で詰め寄られるシーンや、話しかけられても言葉が分からずてんやわんや。そして宿泊先につくやいなや、テーブルの上や、床に荷物を散らかし放題。さらには、宿泊時のルールを伝えようとするも、話を聞かず騒ぎ出す自由なゲストたち。そんな日本の文化と海外の文化の違いに困惑する、どこか頼りない新井さんが写し出されている。果たして、勢いで始めた民泊ビジネスは一体どうなっていくのか…?これまで幅広い役を演じてきた新井さん。悪戦苦闘しながらも対応していく姿や、初めての民泊ビジネスにたじたじになる、このドラマでしか見られない、新井さんにもぜひ注目しておきたい。「拝啓、民泊様。」は毎週日曜日深夜0時50分~MBS、毎週火曜日1時28分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月01日黒木メイサと新井浩文がW主演で民泊ビジネスを始める夫婦を演じる、ドラマ「拝啓、民泊様。」が10月25日(火)今夜からMBS/TBSドラマイズム枠で放送開始となる。世界的にも注目され日本でも2020年の東京オリンピック開催に向け話題となっている「民泊ビジネス」。本作ではこの民泊ビジネスをテーマに国家戦略特区域として国内で初めて民泊が認可された大田区の全面協力のもと、民泊ビジネスのリアルや“How to”要素を交え、ある家族・夫婦を通し日本人の“おもてなし”の心を描き出していく。物語は突然会社をリストラされた新井さん演じる山下寛太が、黒木さん演じる妻の沙織にはリストラのことを言い出せないまま、偶然検索でヒットした「民泊セミナー」に参加。勢いで流行りの民泊ビジネスを始めるもののトラブルの連続。さらに最悪のタイミングでリストラがバレ、夫婦は離婚の危機に。果たして民泊ビジネスはうまくいくのか…というもの。黒木さんと新井さんのほか、沙織の兄・江南昌平を中野裕太が、昌平に好意を寄せるが相手にされない立川美由を今野杏南が、元旅館経営者でもある寛太の父親を鈴木正幸が演じ、夫婦に重要なきっかけをくれるゲストとして韓英恵、村上淳らが出演する。「拝啓、民泊様。」は、10月25日(火)より毎週火曜深夜1時28分~TBSにて放送。(笠緒)
2016年10月25日10月より、黒木メイサと新井浩文がW主演を務めるドラマ「拝啓、民泊様。」がMBS/TBSにて放送されることが決定した。ある日突然、会社をリストラされた山下寛太(新井浩文)は怒らせると怖い嫁・沙織(黒木メイサ)にリストラを言い出せないまま流行の民泊ビジネスを始めることになる。勢いで始めた民泊はトラブルの連続!さらに最悪のタイミングでバレるリストラに夫婦離婚の危機!?果たして、民泊ビジネスはうまくいくのか…。本ドラマは、2020年東京オリンピックに向け話題となっている「民泊問題」をテーマに、民泊がはじめて認可された国家戦略特区域である大田区の全面協力のもと、民泊ビジネスのリアルや“Howto”要素も交えつつ、ある家族・夫婦を通して描きだされる日本人の持つ“おもてなし”の心を描き出すハートフルなオリジナル・ストーリー。W主演を務める2人は、労働基準監督署に勤める怒らせると怖い嫁、山下沙織役を黒木さん。ゲーム会社に努める平凡な夫、山下寛太役を新井さんが演じる。歌手やモデル、映画にドラマと活動する黒木さん。今回の役どころについては「”夫婦”にスポットがあたった役は初めてですが、夫にビクビクされるような怒らせると怖い妻の役です。でも怒るのはきっと寛ちゃんのため。痛快で愛のある作品になるように努めさせて頂きます」と意気込み、『永遠の0』『近キョリ恋愛』『百円の恋』『葛城事件』など様々なジャンルの映画に出演する新井さんは「深夜ドラマですが、エロなし。下ネタなし。バイオレンスなし。安心してご覧下さい」とメッセージを寄せた。また沙織の兄・江南昌平役に中野裕太、昌平に好意を寄せるも相手にされない立川美由役に今野杏南、元旅館経営者でもある寛太の父親役に鈴木正幸が演じるほか、夫婦に重要なきっかけをくれるゲストたちに、韓英恵、村上淳らも登場する。「拝啓、民泊様。」は10月23日より毎週日曜深夜0時50分~MBSにて、25日より毎週火曜深夜1時28分~TBSにて放送開始。(cinemacafe.net)
2016年09月13日俳優・新井浩文が18日、都内で行われた映画『葛城事件』(6月18日公開)の初日舞台あいさつに、三浦友和、若葉竜也、田中麗奈、赤堀雅秋監督とともに登場した。同作は、劇団THE SHAMPOO HATの赤堀が監督・脚本を務め、2013年に上演された舞台を映画化した作品。抑圧的な父親(三浦)によって長男(新井)はリストラ&孤立、妻(南果歩)は精神を病み、次男(若葉)は無差別殺傷事件を起こして死刑囚になるという、壮絶な家族の物語を描く。舞台版にも出演した新井は、役者としても活躍する赤堀監督に「俳優としては正直、うちの方が上なんです」と断言。しかし、「監督としてはすごく好きですよ。脚本も好きだし、演出も好きだし、カット割りも好きだし」とラブコールを送った。また、キャスト陣で飲みに行った際に、酔っ払った赤堀監督が「やべえ、今三浦友和と飲んでる」と何回もつぶやいていたことを暴露。新井が「何言ってんだこのおっさん!」と愛情を込めて突っ込むと、赤堀監督も「もうやめよう……」とたじたじになっていたが、新井は「そういう可愛らしい部分がたくさんある、人間的な人です」とフォローのコメントで締めくくった。三浦は映画『64‐ロクヨン‐後編』(6月11日公開)にも出演しているが「『64』は全国323館、『葛城事件』は全国13館」での上映と発言すると、会場は驚きに包まれた。三浦は、館数の違いに触れつつ「それでも映画としてみなさんに見ていただけて、同じ土俵に上がっています。『64』も好きですし、この映画にも愛情を持っているんです。だから、ミニシアター系と呼ばれる映画を、みなさんのお力で発展させていただきたい」と、観客にメッセージをおくった。
2016年06月18日フリーアナウンサーの新井恵理那が、テレビ東京系ドキュメンタリー番組『世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~』(毎週月曜日 21:00~21:54)新MCとなることが29日、わかった。これまでMCを務めていたフリーアナウンサー・杉崎美香が産休に入った代わりに4月11日の放送から登場し、タレントのユースケ・サンタマリアと2人で番組を進めていく。同番組は、世界で働く知られざる日本人を追いかけ、対象者の人生のドラマを紐解いていくドキュメンタリー。初回の収録を終えた新井は「番組自体、前から好きだったので、自分が見ていていろんな刺激を貰いました」と感想を述べた。一緒にMCを務めるユースケ・サンタマリアについては「スタッフさんから事前に、『(ユースケさんは)冗談ばっかり言うから』と聞いていてドキドキしていましたが、今日は私の事をおもんぱかってくださったのか、そんなに惑わされる事はなかったです(笑)」と、好感を持った様子。「ユースケさんは、ロケVTRを見ている時には、ぐっと心掴まれている様子もあり、一方でスタジオではみなさんと面白い妄想の様なトークをしたりと、緩急が凄かったです」と称賛した。
2016年03月29日『俳優 亀岡拓次』公開を前に、横浜聡子監督の作品を上映する“横浜ナイト”が1月28日(木)に開催。横浜監督、監督と同郷出身で同い年であり同作にも出演している新井浩文が上映前にトークを繰り広げた。この日は、横浜監督の自主製作映画『ジャーマン+雨』と松山ケンイチ主演で『俳優 亀岡拓次』でもヒロインを演じている麻生久美子も出演している商業映画デビュー作『ウルトラミラクルラブストーリー』が上映された。2人は共に津軽弁を“ネイティブ”として操る青森県出身で同い年。映画プロデューサーの紹介で、原宿で酒を飲んだのが出会いだったそうで、その時、監督は新井さんに『ジャーマン+雨』のDVDを手渡したという。新井さんは「それを見て『なんだこれ!すごい』と思った」とのことで、ひと目でその才能に衝撃を受け、一緒に仕事をしたいと感じたそう。改めて、横浜監督について「いま、映画業界での評判ピカイチです!みんな『出たい』と言う。すごい人です」と絶賛しつつ「山下敦弘監督っていますよね?彼も業界での評価はピカイチなんですけど、お客さんが入らない…(苦笑)。そのニオイがプンプンするから『亀岡拓次』はなんとか当たってほしい!」と切実に訴えた。横浜監督は新井さんのことは初期の『GO』のころから見ていたそうで「弘前出身ですごい人が出てきた」と感じていたと明かす。その後、紆余曲折があって、新井さん主演で進めていた企画が実現しなかったこともあり、『亀岡拓次』でようやくコラボレーションが実現した。新井さんは、『亀岡拓次』の中で、Vシネの監督を演じており、劇中、他にも染谷将太、山崎努らが映画監督を演じているが、横浜監督によると「染谷くんはコメディ系、山崎さんは大物の風格がある監督、唯一、新井さんが演じた山之上さんは。亀岡のことが大好きでそれをつたえる役」と説明。実際、付き合いは長いが、演出するのは初めてで、監督なりに不安もあったよう。「俳優さんのタイプで、自分の気持ちが乗らないと動けない人がいるけど、新井さんは見事に、理由を聞かずに動いてくれる俳優さんでした」と振り返る。新井さんは「俳優あるあるですが(笑)、いるんですよ。監督が言っても『その気持ちじゃ動けない』とかいう人。動けよ!監督が言ってるんだから!」と語り、会場は笑いに包まれる。徐々に、新井さんのトークは熱を帯びていき、『ウルトラミラクルラブストーリー』の話題では劇中の津軽弁について「みんな上手いんですけど…生きてるときは言えなかったけど、(故・原田)芳雄さんが一番ヘタ(笑)。言えなかったけどね」と、その存在感を絶賛しつつも、津軽弁に関してはネイティブとしてきっちりダメ出し。リクエストに応じて、横浜監督とその場でリアル津軽弁でのトークを展開し、会場は笑いに包まれた。また最後に『亀岡拓次』の見どころについて尋ねられると、安田顕演じる亀岡の俳優仲間を演じている宇野祥平について言及し「ハゲ散らかし過ぎ!おれと1コしか違わないのに、ヒドいでしょ」と最後までアクセルを緩めることなく、会場をわかせていた。『俳優 亀岡拓次』は1月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俳優 亀岡拓次 2016年1月30日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会
2016年01月28日岡山発地域ドラマ「インディゴの恋人」の会見が1月22日(金)、NHK放送センターで行われ、出演する新井浩文、美波、青山草太、制作統括の樋口俊一らが出席。樋口さんは「新井さんと監督で熱い恋愛議論が行われたようで、監督が僕のところに来て『僕の恋愛経験が新井さんの恋愛経験になかなか追いつかなくて』と相談された」と撮影秘話を語り、新井さんを照れさせていた。「インディゴの恋人」は、岡山県倉敷市を主な舞台にしたドラマ。ある理由で、ジャズピアニストの夢を捨てデニム加工職人となった健二(新井さん)が、辛い過去を持つ女流画家・みゆき(美波さん)に出会い恋心を抱く、大人たちの愛の物語。第1話を見終えての感想について、新井さんは「正直言って他の作品もそうですけど、客観的に見られないのが現実で。粗探しになってしまいました。今回、圧倒的にもうちょっと時間がほしかったところがありました」と振り返り反省を述べながらも、「岡山はうちもすごい好きな街なんで、デニムに関しても素晴らしいので、岡山を知らない人でも行きたくなる魅力があるのではと思います」と見どころを語った。一方、美波さんは「留学先のパリで絵をやっていたこともあり、ひとつひとつの出来事に思い入れがとっても強いドラマになりました。これが最後の『インディゴの恋人』の仕事なので、とても寂しいです。繊細な映画なので…」と熱く語っていると、新井さんが横から「これ、映画じゃないからね、ドラマです」と突っ込んだ。すると、美波さんは「ここ(試写会場)を映画館だと思ってて~、映画になるといいなって思ってます(笑)」と可愛くすっとぼけてみせた。さらに、友だちがいることから過去に何度も岡山に足を運んだという新井さんは、岡山県の魅力について「好きな食べ物屋さんがある」と3店舗、具体的な店名を発表。「飯屋がいかんせんおいしい!」と、さらに食のアピールをすると、美波さんも「新井さんに紹介してもらって何度もリピートしました」と同調し、青山さんも「僕も居酒屋で知らないおっちゃんと飲んでいました。人が温かくて」と、食を通じて岡山県人とのふれあいを明かした。会見には、そのほか山口まゆ、久保田紗友、片岡鶴太郎、演出の泉並敬眞が出席した。「インディゴの恋人」は1月27日(水)22時よりBSプレミアムにて放送。(cinamacafe.net)
2016年01月22日2015年11月22日(日)、横浜ブルク13にて劇場版『Fw:ハマトラ』の舞台挨拶が行なわれ、主人公・ナイス役の逢坂良太とその相棒・ムラサキ役の羽多野渉が登壇。作中の舞台にもなっている横浜にて本作の魅力はもちろん、同時上映されたSDアニメーション『ミニはま』について語った。TVアニメ『ハマトラ』は、2014年1月から『ハマトラ THE ANIMATION』、同年7月より『Re:ハマトラ』として2クールにわたいテレビ東京ほかにて放送。横浜を舞台とした特殊能力保持者が巻き起こす新感覚クライムサスペンスで、ノンストップで繰り広げられるアクションと、個性豊かなキャラクターで人気を博した。また、主人公のナイスを逢坂良太、その相棒ムラサキを羽多野渉、さらに、加藤英美里、神谷浩史、福山潤、中村悠一などの豪華キャストが集結したことでも注目を集めた。司会からの呼びこみでステージに登壇した逢坂と羽多野。登壇早々に羽多野は満席の客席に向けて「ハマトラが帰ってきたぞーーー!」と、聖地・横浜で大きく宣言する。新宿での舞台挨拶を終えてからの来場となったが、横浜までの移動時間はノンストップで話し続けていたとのことで、まさに作中のコンビはキャストでも健在であることが証明された。早速、総集編となる本作が公開されたことについて逢坂が「アート目線で語られているなと思いました……(笑)」と話すと、羽多野さんも「僕もなんとなく気づいていたんですけど……」と同じ意見だったことを告白。しかし逢坂さん曰く、アート目線だと別の物語にも見えるから新たな発見があるとも語り、ファンを大きくうなずかせた。また、作中の登場人物がSDキャラになって学園で好き放題する『ミニはま』の話題では、アフレコの際に逢坂が、「Re:ハマトラ」のナイスを引きずっていたため「もう少しコミカルにお願いします」と言われた収録秘話を明かし、羽多野は、登場するキャラクターにムラサキ以外のツッコミキャラクターが居ないため大変だと笑いながら話した。ここで2人に「はまとら学園のこんな先生はイヤだ!」という質問が投げかけられると、羽多野は"モモカ"とのことで、言っていることが難しくて直接的に教えてくれなさそうと回答。一方で逢坂は"はじめちゃんがいない"と、斜め上の回答で会場内の全員を驚かせる。そして「なんで『はまとら学園』には、はじめちゃんが生徒としていないのか! 猫の姿も可愛いけど!」と、ナイスにも負けないはじめへの愛を熱弁した。そして、今回上映された『Fw:ハマトラ』と『ミニはま』のパッケージ化が早くも決定し、2016年2月26日(金)に同時発売されるというファンには嬉しい発表もありつつ、2人による白熱した『ハマトラ』トークも、いよいよエンディングの時間へ。最後にファンへ向けて感謝のメッセージが送られ、横浜での舞台挨拶は締めくくられた。■逢坂良太ここまで『ハマトラ』という作品が長く続けてこられたのも皆さんのおかげですし、これから先もずっと続いてほしいと思うコンテンツだなと思います。ぜひこれから応援よろしくおねがいします。■羽多野渉多くの個性的なキャラクターが数多く登場する本作ですけど、僕はまだまだ続いてほしいなと思います。また聖地・横浜で舞台挨拶ができたことも非常に嬉しく思いました。ぜひこれからも応援よろしくお願いします。『Fw:ハマトラ』は、『ハマトラ THE ANIMATION』『Re:ハマトラ』からなる総集編と、完全オリジナルSDアニメ『劇場版 ミニはま』2本立てで、11月14日(土)より、新宿バルト9ほかにて2週間限定公開中。上映館などの詳細は『Fw:ハマトラ』公式サイトをチェックしてほしい。(C)カフェノーウェア/ハマトラ製作委員会
2015年11月22日狂言師の野村萬斎が、TVドラマ『相棒』や『リーガル・ハイ』などで知られる人気脚本家・古沢良太氏のオリジナル書き下ろし映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』(2016年GW公開)で現代劇に初挑戦することが27日、明らかになった。野村が演じるのは、残留思念を読み取る特殊能力を持つ主人公・仙石和彦。かつてはその能力を使い、マイティーズというコンビで日本中を湧かせたものの、その能力の代償に精神をすり減らしてコンビは解散。マンションの管理人として人目を避けた生活を送る中、一人の女子高生から行方不明になったある女性を探してほしいという依頼があり、コンビ復活をもくろむ芸能事務所社長の策略で渋々協力するも、予想だにしない事件へと巻き込まれていく。映画では、仙石の相方・丸山を雨上がり決死隊の宮迫博之が演じる。今作が現代劇デビューとなる野村は、「僕は狂言師なので、どうしても腹から声を出してしまいます。今回は現代劇ですし、そんなに大きな声を出さないでと監督に言われていますので、なるべく自然にしゃべることを心がけています」とコメント。また、宮迫とコンビを組むことについては、「僕も漫才師になったような不思議な気分です(笑)」と楽しんでいる模様で、「狂言もセリフ術ですが、今回セリフの応酬で魅せる部分もあるこの作品の中で話芸を培われた宮迫さんと一緒にやると非常にテンポ感が出ます。分かりやすく言えば楽しいキャッチボール。お互いが楽しんでいて、それを人が見て楽しい。そんなコンビネーションになっていると思います」と期待をのぞかせた。一方の宮迫は、「本来、映像のお仕事に限らず、ある程度の緊張を持って仕事に臨むんですけど、今回は芸人ということもあって今の所、ほぼフラットです(笑)」と役柄に違和感はない。野村とはこれが初共演だが、「とにかく初対面の感じがしなかった。不思議と、何の違和感もなくリズムよくできたんです」と相性のよさを明かした。さらに、野村と一緒に芝居に入ってからは「発声のレベルが全然違う」ことを発見したようで、「(萬斎さんの)役柄的には(発声を)抑えないといけないので、監督さんから注意されることもあるんですが、その時の発声が全てこっちのおなかに響いてくるから、すげ~なと!(笑)。あのおなかに響く発声はどうやってるんだろう?などと思いながら、ご一緒しています」とコメントを寄せた。古沢氏は野村の役どころについて「主演の萬斎さんは普通の人っていうよりは、普通じゃない人…"変人"をある説得力を持って演じられる人であるだろうと思っています。なので何かしらの特殊な能力を持った人間でいこうと決めていました。色んなアイデアはありましたが、新しいヒーロー像がいいと思っていて、正攻法で事件を解決するプロットの中に今までに無いような主人公、探偵像を作りたいと思いました」と説明。宮迫が演じる丸山については、「お笑い芸人なので、本職の方がやってくれると説得力があります。バカなことも言うけれど、いかんせん仙石がもっと変人なので、ビシバシ、突っ込んでいかなきゃならない。その両方を器用にできる方がいいと思っていたので、宮迫さんは本当に理想的」と絶賛している。本作のメガホンをとるのは、『デスノート』(2006年)、『デスノート the Last name』(2006年)の金子修介監督。TVドラマ『相棒』Pre Season~season5など人気シリーズを手がけてきた須藤泰司氏が企画を務める。須藤氏と古沢氏がコンビを組んだ映画『探偵はBARにいる』(2011年)は、第35回日本アカデミー賞で優秀脚本賞を受賞した。本作について古沢氏は、「『相棒』→『ゴンゾウ』→『探偵はBARにいる』と事件ものの面白さを学び、面白さを知りました。それらの仕事を通じて学んだものの、自分なりの最新型がこの作品です。現時点での集大成でもあると思います」と語っている。映画は7月15日にクランクイン。クランクアップは8月末を予定している。(C)2016「スキャナー」製作委員会
2015年07月29日東京都・新宿のTOHOシネマズ新宿では、アニメ映画『台風のノルダ』の公開を記念して、同作の新井陽次郎監督と音楽を担当した浜渦正志氏によるトークイベントを実施する。開催日は6月12日で、19:00からの上映回終了後の開催となる。チケットは6月9日24:00より、TOHOシネマズ新宿Webサイトにて発売。料金は一般1,200円。『台風のノルダ』は、2015年6月5日より3週間限定で全国公開されているアニメ映画。とある離島の中学校を舞台にした少年同士の爽やかな友情物語で、2013年公開の『陽なたのアオシグレ』で話題を呼んだスタジオコロリドによる2年振りの劇場最新作となる。同スタジオは、ショートアニメ『フミコの告白』で第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した石田祐康氏など20代を中心とした新進気鋭のクリエイターが集結するスタジオで、マルコメやYKKといった大手企業のコマーシャルを手掛けていることでも知られている。今回のトークイベントは、『台風のノルダ』公開記念イベントの第一弾。出演するのは、スタジオジブリで『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』『風立ちぬ』にアニメーターとして参加した実績を持ち、『陽なたのアオシグレ』にはキャラクターデザイン・作画監督を担当、そして本作で劇場作品監督デビューを果たした新井陽次郎監督と、『ファイナルファンタジー』シリーズの音楽を手掛けたことでも知られ、ゲーム音楽以外にも、アニメ、映画、CMなど多岐にわたる音楽シーンで活躍する作曲家・浜渦正志氏の2名。当日は作品に込めた思いやクリエイターとしてのこだわりなど、"生の想い"を紹介するという。なお、公開2週目、3週目にも公開記念イベントが予定されている。詳細は公式Webサイトにて、決定次第発表されるとのこと。
2015年06月09日スタジオジブリ出身のアニメーターとして知られる新井陽次郎の劇場映画監督デビュー作となる『台風のノルダ』。短編『陽なたのアオシグレ』(’13)で話題を呼んだスタジオコロリドがフジテレビと共同制作することでも話題の本作で、主人公の少年の声を、『ビリギャル』でも好演を見せる注目度NO.1の若手俳優、野村周平が務めることが決定。主題歌を、「あの花」ことアニメ「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」のオープニングテーマを手がけた「Galileo Galilei」が担当することが分かった。舞台は、とある離島、文化祭前日の中学校。幼いころからずっと続けていた野球をやめたことがきっかけで、親友の西条とケンカした東(あずま)は、突如現れた赤い目をした不思議な少女ノルダと出会う。そのころ、観測史上最大級の台風が学校を襲おうしていた──。スタジオコロリドは、ショートアニメ「フミコの告白」で第14 回文化庁メディア芸術祭優秀賞ほか数々の賞を受賞した石田祐康をはじめ20代を中心とした新進気鋭のクリエイターが集結するスタジオ。彼らが、本作で劇場作品監督デビューを果たす新井監督と世に送り出すのは、文化祭前日の離島の中学校を舞台にした少年同士の友情物語だ。先日行われたアフレコ収録について、野村さんは「本当に難しくて、改めて声優のみなさんはすごいと思った」と語りつつも、息遣いでアドリブにも挑戦するなど工夫を重ね、繊細な“東”を見事に表現。「アフレコという仕事は、絵が用意されていて自分の気持ちを優先にできるかと思っていたけど、意外とそうではなかった(笑)」と笑顔を見せながらも、「オーバーに言わなくてはならないところがあったり、普段は声を出さなくていいところで、声を出さなきゃいけなかったりして、とても勉強になった」と真摯にコメント。「僕が初めて声優にチャレンジさせていただいた作品です。ストーリーも面白いものになっていますし、どのジャンルを好きな方も楽しめる作品になっていますので、ぜひ観てください!」とファンにメッセージを送った。新井監督は、「声優ではなく俳優の方に依頼することについては、素の演技での『生っぽさ』を求めていた。サンプル映像をみて、野村さんの自然体な感じが主人公の東にすごく合うと感じた。東は思っていることを表に出さないで内に秘めているキャラクター。その素直になりきれないもどかしさを演じるのは難しいと思うが、ぜひ野村さんにお願いできればと思った」と起用の理由を明かす。そして、アフレコを終えた後には「東の繊細さが出ていてよかったと思います。表に出していない感情をうまく表現してくれました」と、声優としての野村さんに太鼓判を押した。また、“東”の友人、西条役には「アミューズオーディションフェス2014」で32,214名の中から俳優・モデル部門を受賞した金子大地が大抜擢。同オーディションフェスでグランプリに選ばれた清原果耶が不思議な少女・ノルダ役の声優に決定し、フレッシュな顔ぶれで物語に息吹を吹き込んでいく。さらに、本作の主題歌を人気ロックバンド「Galileo Galilei」が担当することも決定。2011年からフジテレビ・ノイタミナ枠で放送され、「あの花」ブームを巻き起こしたアニメ『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』の主題歌を担当し、音楽ファンはもちろん、アニメファンからも熱い支持を受ける彼らが、本作のために新曲「嵐のあとで」を書き下ろし。台風と共に現れた少女ノルダと、2人の少年たちの淡く不思議な物語を彩ってくれるはずだ。『台風のノルダ』は6月5日(金)より全国にて3週間限定公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月24日『寄生獣 完結編』の完成披露試写会が4月13日(月)に開催され、主演の染谷将太をはじめ、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、新井浩文、ピエール瀧、山崎貴監督が上映前の舞台挨拶に出席した。岩明均の伝説的人気漫画を前後編の二部作で映画化。ある日突然、人間社会に入り込み、人の脳に寄生し、人間をエサとして喰らう“パラサイト”と人間の最終決戦を描き出す。登壇陣はレッドカーペットを歩いて登場!途中で主人公の新一の右手に寄生した“ミギー”の目玉をデザインしたボールを客席に投げ込むパフォーマンスで会場をわかせる。染谷さんは「本当に本当にすごいことになってます!5か月以上かけて撮影して、編集、VFXの作業があり、やっと完成しましたが、見て感動しました。すごいことが行われており、見たことのないドラマが繰り広げられています」と充実した表情を見せる。深津さんも「撮影現場でそんな作品になるのかと想像がつかないシーンも多かったんですが、想像をはるかに超えていて驚きました」と染谷さんの言葉に同意する。阿部さんは、ミギーの声を担当しているが、こうしたイベントに出席するのは前後編を通じてこの日が初めて。喜びを語ると共に「前編を映画館で見たんですが、最後に(エンドロールで)キャストの名前が出るところで、3番目くらいに僕の名前が出たら、後ろのお客さんが『出てた?』って言ってた(苦笑)」とショックを告白。ちなみに阿部さんは、声で参加しているだけでなく、モーションキャプチャ技術で、ミギーの動きや表情に関しても実際に阿部さんの動きが取り入れられている。これを司会者が「阿部さんは声だけでなく出演もしている」と誤解されかねない言い方で説明したため、阿部さんや山崎監督も困惑!「僕も知らないところでカメオ出演をしてたのかと思った(笑)」(山崎監督)、「信じやすいので、実際に自分が出ているような気がしてきた(笑)」(阿部さん)と語り、笑いを誘っていた。橋本さんは、本作でワイヤーアクションに初挑戦しており「11メートルの上空から落ちるアクションをやりました!」と楽しそうに語る。山崎監督は「結構な高さから後ろ向きに落ちるので心配した」と語るが、橋本さん本人は「高いところ大好きです。…バカみたいですよね(笑)」とあっけらかんとした様子で語っていた。染谷さんと新井さんは、山崎監督の『永遠のゼロ』を含め、これまでにも複数の作品で共演しているが、今回の現場でどんな会話をしたのか?新井さんは「ウチも(周囲から)『死んだ魚の目をしてる』って言われるけど、絶対に染谷の方がそうだよな?ということは言いました」と明かす。染谷さんはその会話を振り返りつつ“死んだ魚の目”と言われることに対し「人生で言われ続けていて、なんとも思わない…(笑)」と語り、会場は驚きと笑いに包まれていた。新井さんと同じく後編からの出演となるピエールさん演じる三木の見どころは、不気味な笑顔だが「笑いながら染谷さんを追いかけるのは楽しかったです」とニッコリ。山崎監督は、ピエールさんの微笑みについて「『ニヤニヤしてくれ』と言ったんですが、(表情を見て)怖ぇー!気持ち悪ぃ!いいなぁと思ってやってもらいました。ここまで気持ち悪くする必要があるのか?と思いつつ(笑)」と予想以上の怖さだったと絶賛!完成作を見た阿部さんは同じくピエールさんの表情について「バラエティ番組のADのような、無理に笑ってるみたいで怖い!」と語り、深津さんも「衝撃的です」と称賛を送っていた。『寄生獣 完結編』は4月25日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「寄生獣」製作委員会
2015年04月13日スタジオジブリで『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』『風立ちぬ』などにアニメーターとして参加した若き才能・新井陽次郎の劇場映画監督デビュー作『台風のノルダ』が、6月5日(金)より全国にて公開されることが決定。新進気鋭のアニメーション制作会社・スタジオコロリドとフジテレビの共同プロジェクト第1作として制作されることが分かった。物語は、とある離島、文化祭前日の中学校が舞台。幼いころからずっと続けていた野球をやめたことがきっかけで親友の西条とケンカした東は、赤い目をした不思議な少女・ノルダと出会う。その頃、観測史上最大級の台風が学校を襲おうとしていた――。ショートアニメ「フミコの告白」で第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞ほか数々の賞を受賞した石田祐康を始め、20代を中心とした新進気鋭のクリエイターが集結するアニメーション制作会社・スタジオコロリド。2013年公開の短編『陽なたのアオシグレ』で、その高いクオリティーとエンターテインメント性を業界の垣根を越えて国内外から高く評価され、この度、フジテレビとの共同プロジェクトをスタート。本作を皮切りに今後も継続的な新作の発表が予定されている。本プロジェクト第1作目にして、スタジオコロリド待望の最新作となる本作で監督に抜擢されたのは、本作が劇場映画監督デビューとなる新井監督。ジブリ美術館短編『たからさがし』や『パン種とタマゴ姫』、そのほかスタジオジブリ作品にアニメーターとして参加した経歴を持ち、『陽なたのアオシグレ』ではキャラクターデザイン&作画監督を務めた。同社・石田氏とは『陽なたのアオシグレ』以来2年ぶりに再タッグを組み、どこかノスタルジックな世界観を躍動感あるアニメーションで鮮やかに描き出している。また、公開されたキービジュアルに加えて、さらに本作の特報映像が、4月9日(木)の深夜24時50分からフジテレビにて放送される“ノイタミナ”アニメ「パンチライン」内にて解禁されることが明らかに。同時に公式サイトにも映像がアップされるとのこと。若き次世代クリエイターが生み出した、みずみずしい映像に期待が高まる。『台風のノルダ』は6月5日(金)より全国にて3週間限定公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日映画『百円の恋』が12月20日(土)に公開を迎え、主演の安藤サクラ、新井浩文、武正晴監督、脚本の足立紳が舞台挨拶に登壇した。自堕落に暮らしてきた主人公の一子が、勤め先の100円ショップの常連客である中年ボクサーとの出会いに触発され、自らもボクサーになることを決意し奮闘するさまが描き出される。ようやく公開を迎え、安藤さんは「一子が初めてリングに上がる時のようで、ちょっと震えています」と緊張気味に語るが、映画を観たばかりの客席からは温かい拍手が沸き起こり、安藤さんはホッとした表情。足立さんと2人で脚本作りから始めて公開までたどり着いた武監督は「4年前に足立さんに『何かシナリオを作ろう』と電話してよかった。2人でやっていたことが、どんどん人が増えて、安藤さんや新井さんも参加してくれて最終的にお客さんに入っていただいて映画が完成した」と感無量の面持ち。足立さんも「電話に出て良かったです」とうなずいた。短い撮影期間の中で、自堕落な一子からボクサーとしてリングに上がる一子へと肉体的な変化も求められた安藤さんだが「肉体的にムチャしてるけど、武組はそれが苦痛じゃない。新井君はいつも同じところを見て一緒にいてくれたし、なんとも幸せな時間でした。人間の体ってこんな短期間で変われるんだ?と驚きました。神秘的!人間すげーぞって思います」と独特の表現でふり返る。「ウチは、サクラは現役の日本人女優No.1だと思っている」と常々公言してきた新井さんも充実の表情で安藤さんとの共演をふり返る。「低予算で日程もない中で、監督がブレることがなかった。怒鳴り声が響くことも結構あったけど、心地よい現場でした」と語る。新井さん自身も、厳しい減量が課せられたが「最後はリアル『あしたのジョー』みたいだった」とも。安藤さんは照れながらも「新井さんだったから戦えた感じ。この(映画の)中の新井さん、メチャクチャカッコよくて好きです。新井さん(の出演作)の中で一番好きです!」と語った。テアトル新宿では、劇中の一子が飲むドリンクにちなんだ“一子ドリンク”が販売されているが新井さんはこれについて「300円てあって、そこは“百円”じゃねーんだ(笑)?すげーと思いました」と語り、笑いを誘っていた。『百円の恋』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:百円の恋 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 東映ビデオ
2014年12月20日安藤サクラ×新井浩文共演の『百円の恋』が10月25日(土)、開催中の第27回東京国際映画祭にて上映され、安藤さんと新井さん、武正晴監督、脚本の足立紳が上映後のQ&Aに来場した。山口県の周南映画祭に創設された第一回「松田優作賞」グランプリを獲得した脚本を安藤さんと新井さんを迎えて映画化。自堕落な生活を送っていたが妹とのケンカをきっかけに家を出て働き始めたヒロインの一子は、中年ボクサーとの出会いからジムに入門し、サンドバッグを叩くようになるが…。安藤さんは700を超える応募の中からオーディションで一子役を勝ちとったが「戦いたいと思ったから」と本作への出演を熱望した理由を語る。一方の新井さんは「素敵な脚本と、安藤サクラが主演と聞いたから。個人的にいま、日本映画の女優でNo.1だと思っている」と語り、会場は拍手に包まれた。一子は自堕落な女性からボクサーへの変貌を遂げていくが、安藤さんはそれに合わせて体格を大きく変えた。最初に一度太って、その後、体重を落としていったが「金がある映画なら、痩せるための期間があるけど、そんなのなかったから(笑)、撮影が始まって10日くらいで絞りました。自分でも信じられないです。人の体ってすごいです」とふり返る。新井さんもボクサー役ということで同様に減量が課せられたが「うちの場合、(太ったり痩せたりの)変化はなかったので、ただボクサーに見せるというだけ。3か月前から筋トレと食事制限をしました」と明かす。最後の数日は、本物の試合前のボクサーと同様に“水抜き”も行なったそうで「つらかったです。もうやりたくないですね」と苦笑交じりに苦労をのぞかせた。一子がボクシングとの出会いで大きく生き方を変えることになるが、安藤さんは「この作品が私にとってはそういう出来事、出会いであったなと感じています」と本作の経験の大きさ、強い思いを口にする。「仕事がなくて『自分たちで仕事を作るしかない』とシナリオを作り始めた」という武監督と足立さんにとっても本作はもちろん、特別な作品。4年前に書き上げるも、映画化になかなか漕ぎ着けられない中で、映画化を実現するための助けになればとの思いで「松田優作賞」に募集したとのこと。この日は安藤さんらと一緒に作品を鑑賞したが、安藤さんは「私は(一子が)自分なので、笑っちゃうんですが、両隣のおっさんは泣いてました(笑)」と暴露し、会場は笑いに包まれた。第27回東京国際映画祭は10月31日(金)まで開催。『百円の恋』は12月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月26日今年で3年目を迎え、プロ野球ファンにすっかりお馴染みとなった『ジョージア魂賞』。11月22日、全12回の受賞者の中から、年間大賞と選考委員特別賞が発表された。4月15日、阪神戦で先発勝利最年長記録を更新した第2回受賞者・山本昌(中日)や5月30日・楽天戦でノーヒットノーランを達成した第5回受賞者・杉内俊哉(巨人)、6月16日・ヤクルト戦で9回表一死三塁の場面で、自慢の強肩で補殺した第6回受賞者・レフトの中田翔など、記憶に残るプレーを見せた選手たちがノミネートされる中、見事大賞を射止めたのは、坂本勇人(巨人)だった。7月7日、阪神戦で7-5とリードした8回表一死満塁の場面、桧山進次郎のセンターへ抜けようとした打球を坂本が体を投げ出しキャッチ、バックハンドトスでダブルプレーに切って取り、一打同点のピンチを救ったのだ。年間大賞を受賞した坂本は“魂のダブルプレー”を「守備でガッツポーズが出ることはなかなかないけど、あの時は自然にガッツポーズが出た。それだけ緊張していたのだと思う」と振り返った。さらに「ファンの方にいいプレーを見せるのが僕らの仕事。だからこの賞は非常にうれしい」と喜びを口にした。さらに、山田久志、衣笠祥雄、梨田昌孝、工藤公康ら選考委員が選出した選考委員特別賞は、4月6日・DeNA戦で史上74人目となるノーヒットノーランをマークした前田健太(広島)が受賞。広島のエースは、喜びの言葉とともに「チームが苦しい9月に勝てなかったのが悔しい。そういうところで勝てればチームはクライマックスへ行けたと思う」と来季へのリベンジを約束した。また、大賞受賞の坂本と同じ1988年生まれであることに触れ、「同級生ふたりで賞を取れたのでうれしい。88年会でプロ野球を引っ張っていきたい」と意気込んだ。今回の授賞式では、選手が選手に質問するトークショーも行われた。新井良太(阪神)から「夜は自炊か? 外食か? 結婚はいつ?」と問われた坂本は「夜は365日外食です。結婚は相手がいないのでできない」と返答。返す刀で新婚の中田に「結婚はいい?」と質問。日本ハムの四番は顔を綻ばせながら「おいしい食事を食べられるようになった」と語った。続いて、前田から山本へは現役生活を長くするための秘訣を質問。山本は「走れるうちに走る。前田くんの年くらいから走る本数は変えていない。スピードは変わったけど(笑)」と答えた。その他の受賞者の声は次の通り。「来年は30年目のシーズン。魂のこもった投球ができるようがんばります」(山本)、「今年は前半戦しか思うように投げられなかったので、来年はフルで働けるようにがんばります」(杉内)、、「19年間応援いただきありがとうございます。来年からは魂のこもったプレーをわかりやすく伝えていきたい」(第10回受賞者・ソフトバンク・小久保裕紀)。ファンの魂を揺さぶる投球に打撃、守備、走塁を口々に誓った。
2012年11月22日新井浩文の初の単独主演作となる『赤い季節』が10月13日(土)に封切られ、新井さんを始め、村上淳、新居延遼明、風吹ジュンのキャスト陣に加え、能野哲彦監督が東京・渋谷の劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」、「ROSSO」でフロントマンとして活躍し、現在は「The Birthday」を率いるチバユウスケのソロ・プロジェクト「SNAKE ON THE BEACH」の楽曲にインスパイアされ生み出された本作。バイク店で働きながらも、殺し屋としての裏の顔を持つ男・健の葛藤や焦燥、裏稼業から足を洗おうともがきながら刑事だった父の死にまつわる真相に迫っていく姿を描く。初の単独主演作となったが、気負った様子もなく「実は裏で、監督が『観た女性の方が、抱かれたくなるような新井にしたい!』と言っていたので、今日観た方は抱かれればいいんじゃないでしょうか(笑)。うちは元々、男性ファンが多いので…」と冗談交じりに挨拶し笑顔を見せた。さらに撮影で苦労した点を問われると、「2週間で撮影をしたので、精神的には問題なかったですが、体力的に眠たいということがあり、一度バイクシーンは本当に事故が起きそうだから止めてもらったことはあります」と、飄々とした語り口で作品同様にハードな撮影だったことを明かした。これまで音楽業界で活躍していた能野さんは、本作が初監督。村上さんは映画業界への進出は全く予期していなかったと言い、「監督のことは“能やん”と呼ぶくらい長い付き合いなので、まさか映画を作るとは思っていませんでした。ぜひ映画を楽しんで下さい!」と監督&新井さんの初陣を後押しした。その言葉を受け、能野監督は「もうすぐ50になるこの年で、“新人”と呼ばれるのは気恥ずかしい」とすっかり照れ笑いを浮かべていた。さらにこの日、本作の音楽を務め、さらに出演まで果たしている「SNAKE ON THE BEACH」のチバユウスケからスペシャルメッセージが贈られた。「映画『赤い季節』、とうとう公開ですね。おめでとうございます。観に来たみなさんもぜひ楽しんで下さい。音楽もハマッていると思うので、そこもよろしく。とにかく楽しんで」と公開初日を祝った。『赤い季節』はヒューマントラストシネマほか全国にて公開中。■関連作品:赤い季節 2012月10月13日よりヒューマントラストシネマほか全国にて公開© 2012「赤い季節」製作委員会
2012年10月14日殺し屋を辞めたい男が刑事だった父の“遺志”を継ぐため、真相を知る旅に出るハードボイルドな青春映画『赤い季節』。13日(土)より公開される本作に主演した新井浩文が、音楽と映画の融合を目指した能野哲彦監督との仕事を回想するとともに、俳優デビュー10周年を経た現在の心境を明かした。その他の画像殺し屋という裏の顔もあるバイク屋の青年・健(新井)が、10年前に殉職した刑事の父が“やり残したこと”の真相を知るため、自分を殺しに来た少年・剛とともに旅へ。この健が、無骨で直球。新井のイメージと重なるクールな魅力が光る男だ。「基本的には能野監督が思うカッコよさを追求しただけです。最初は歌詞のようなセリフが多かったので正直、戸惑いましたけど(笑)」と役柄を回想。もともと本作はチバユウスケのソロプロジェクトSNAKE ON THE BEACHの楽曲にインスパイアされて生まれ、初監督の能野もミッシェル・ガン・エレファントを育てた音楽畑のプロだ。音楽と映像の融合を目指した実験作でもある。また、新井にとって本作は、『松ヶ根乱射事件』(2007)以来の単独主演作。その上今年は公開作が10本を数え、「たまたま重なっただけ」と謙遜するも、今や日本映画の顔だ。昨年には俳優デビュー10周年を迎え、初期と比べて意識に変化もあるに違いない。「さほど変わっていないと思いますけどね」と言いながらも、「どこかで進歩したくないって思う」と正直な胸の内も明かす。「ヘンに演技が上手くなりたくないというか……。やればやるほど上手くなるのは当然で、『青い春』(2002)の頃と比べれば、『赤い季節』の方が絶対に上手い。それは分かっているけれど、失うモノがあるっていうことも分かっていて」と想いは複雑なようだ。「難しいですね(笑)。もともと、一見すると素人っぽく映ることをテーマにしているので、健という人がいれば彼がそのままスクリーンに映ればいいと思っていますけど」と理想を語る新井だが、それが10年経っても失われなかった自負でもあるという。「本当はセリフを噛んだりすることが大好きなんです(笑)。それが自然で人間っぽく見える。その意味での意識は失くしていないから、『赤い季節』でもヘンに変わってはいないと自分では思っています」。取材・文・撮影:鴇田 崇衣装協力(アダム・キメル/問い合わせ エドストローム オフィス03-6416-3606)『赤い季節』10月13日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国ロードショー
2012年10月12日「ウチがデビューした当時、上の人たちからは散々『誰が生き残るかな?』なんて言われていました(笑)」。新井浩文は少し懐かしそうに10年あまり前の二十歳を少し過ぎた頃をふり返る。ほかの誰ももちえない独特の存在感を武器に、そして確固たる自信を胸に秘め「10年間、やりたいことだけをやり続けてきた」。今年だけで10本もの出演作品が公開されるという点を見ても、彼が日本映画界に欠かせない存在となったことは明らかだ。単独主演作となる『赤い季節』の公開が迫っている。本作で見せたこれまでにない姿から自身の中で感じる変化、役者という仕事への思いまで旬の男がじっくりと本音を語ってくれた。「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」、「ROSSO」でフロントマンとして活躍し、現在は「The Birthday」を率いるチバユウスケのソロ・プロジェクト「SNAKE ON THE BEACH」の楽曲にインスパイアされる形で生まれた本作。バイク屋で働きながらも殺し屋としての裏の顔を持つ男・健の葛藤や焦燥、刑事だった父の死にまつわる真相を巡る戦いを描く。企画の段階から主演には新井さんの名が挙がり、新井さんもオファーと同時に出演を即決し、初めて長編映画のメガホンを握る熊野哲彦監督の手で脚本が作り上げられていった。「最初に準備稿をいただいたんですが、その時点であまりにもクサいセリフ、逆に言うと人間臭さのないセリフが多かったので、そこは監督に『直してください』とお願いしました。でも能野さんにもかなりのこだわりがあって(笑)、『このセリフは言ってほしいんだよ』って(笑)。『分かりました。言いますけど少し言葉を崩してください』、『いや、ここは一字も曲げない』って攻防はありました(笑)」。劇中、新井さん演じる主人公が名乗る際に「高倉健の健だよ」と言うシーンがあるが、監督が目指したのはまさにかつての高倉健主演の任侠映画の現代版。実際に監督からは参考資料として高倉さんの主演映画数本が渡されたという。そしてもう1点、監督が新井さんに言い続けたのは「とにかく新井浩文をかっこよく撮りたい」ということだった。「ウチはこれまで映画をやって来て、自分をカッコよく見せることなんて微塵も考えたことがありませんでした。そんなのはどうでもいいと思っていたから。でも今回は監督が考えるカッコよさに近づけるために(銃を)構えたり、ポーズを決めたりしました。まあ、それがカッコいいかどうかは観たお客さんに判断してもらえればと思います」。本作のようなアウトローの役や不良にチンピラ、主人公に立ちはだかる“悪役”といった印象が強いが、一方で『ヘルタースケルター』のオカマのヘアメイク役など全くタイプの異なる役でも存在感を発揮しており、俳優としての振り幅は決して小さくない。「最初の『青い春』で不良をやって、世間や制作者側から見てそういう役柄に関しては安全パイだと思われているんでしょうね。でもウチはデビューした頃から、正直、自分には振り幅や(作品選びの)引きというものがあると信じていたし、いまでもどんな役だってやれる自信はありますよ」。一方で中心にあるのは「役柄よりも作品」という思い。理想とするのは「全人類にウケける映画」と断言する。「自分の中で『こういう役をやりたい』というのもないし、自分の振り幅を広げるために…という思いもないです。大事なのは作品として面白いかどうか。面白ければ、真面目な役だろうが殺し屋だろうが何でもやりますよ。面白い作品ができて、多くのお客さんが観てくれて、賞をもらえて……。“全人類に”っていうのが理想だけど、理想を目指さないならこの仕事は終わりだと思うから」。インタビュー冒頭の自らの“世代”にまつわる思い出話は、スクリーンデビューから10年という歳月をふり返る中で出てきたもの。感慨を込めて述懐しつつ「でも、いまだに『オレが一番だ!』って思っている奴らばかりだと思う。現にウチもそう思ってますしね」と続けるその口調には気負いもてらいもなく、目の奥には鋭い光が宿っている。一方で10年の月日が彼らの世代を“若手”から“中堅”へと押し上げようとしているのも事実。かつての自分と同じ年頃の若い俳優たちの台頭をどのように見つめているのだろうか?「楽しいですし、同じ世代の連中を見るのとはまた違いますね。例えば、いま『永遠の0(ゼロ)』で染谷(将太)くんと一緒なんですが、やっぱりみんなが素晴らしいと言うだけあってすごいです。あの世代ではアタマひとつ飛びぬけている。一緒にいて刺激をもらっています。若いコたちを見ながら、自分たちが言われたのと同じように『誰が生き残るかな?』なんて考えたりしています(笑)。もちろん若い奴らには絶対に負けたくないし、上の世代にも負けたくない。要は誰にも負けたくないんです(笑)」。ちなみにこのインタビューが行なわれたのは、現在放送中のドラマで是枝裕和監督の演出による「ゴーイング マイ ホーム」(フジテレビ)の撮影が始まる頃のこと。演技について話を聞く中で、新井さんは「ウチが常に大切にしているのは、自分がセリフとして何を言うかじゃなくて、まず相手の言葉を聞いてそれに反応するということ。実際の会話というのは相手が何を言うか分からない状態で展開するものだから」と語ったが、それはまさにこれまでの作品で是枝監督が作り上げてきた世界観に通じる。2人の出会いがいったいどのようなシーンを生み出すことになるのか?楽しみは尽きない。「是枝さんは『本番』って言わずに撮り始めるのが好きだという話も聞いています。楽しみですね」。自信と矜持を胸に、負けず嫌いな男は休みなく走り続ける。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:永遠の0(ゼロ) 2013年、公開予定© 2013「永遠の0」製作委員会ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会赤い季節 2012月10月13日よりヒューマントラストシネマほか全国にて公開© 2012「赤い季節」製作委員会
2012年10月11日堺雅人と山田孝之をキャストに迎え、自ら書き下ろした戯曲を映画化した赤堀雅秋の初監督作『その夜の侍』。こちらの公開に先駆けて、出演者の新井浩文、「劇団THESHAMPOOHAT」主宰者でもある赤堀監督、親交の深い『モテキ』の大根仁監督が9月22日(土)、東京・下北沢で開催中の「第4回下北沢映画祭」の一環でトークショーを行い、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。小さな鉄工所を営む中村健一は、5年前にひき逃げ事件で妻・久子を亡くして以来、虚無感に囚われた生活を送っていた。一方、ひき逃げ犯・木島は刑期を終えて出所。しばらくすると木島の元に、“何か”をカウントダウンする匿名の脅迫状が届くようになる。送り主は中村に違いないと周りの者はそれを止めさせようとするが、久子の命日の夜、遂に2人は対峙することに…。トークショーが始まり、早々に新井さんが「だいたいうちは初号観るまで満足がないんですけど、クランクアップの日、ふと見たら煙草を吸いながら、ひとりで監督が泣いてたんですよ」と撮影秘話を暴露。赤堀監督は「泣いてない!絶対泣いてないよ!!」と大絶叫。それに対して新井は「目を真っ赤にしてうるうるしてた(笑)」とやり取りを続け、会場を笑わせながらも「監督のやりきった感じが伝わってきて、参加できて良かったと思った。自分自身でも手ごたえを感じた」と作品に対する充実感を口にした。赤堀監督と大根監督の出会いは、フジテレビ系の深夜ドラマシリーズ「演技者。」。同ドラマ内で、赤堀監督の原作戯曲「アメリカ」を大根監督が監督を手がけたことがきっかけだったそう。赤堀監督にとって大根監督は「一番意見を聞くのが怖い人」とのことだったが、「どうにか合格点をもらった」と安堵の表情。しかし、大根監督は近年のメジャー作品とマイナー作品との興行収入や動員の格差などについて触れ、「邦画は大作と秀作が両極すぎて…。ものすごくお客様が入っている作品と、良質な作品なのに全く入らないというのがあり、その中間をいき、この現状を打破できる良い邦画として、ちゃんとヒットする作品になってほしい」とこれからも応援していくことを堂々宣言。さらに、「初監督だから失礼になるけれども、観たときに老練な感じと言うか…赤堀くんは演劇と言う場で積んできたものがデカい。異業種監督の作品には全く見えない。むしろでき過ぎと言う感じがしました」と太鼓判を押していた。最後には「四の五の言わずに劇場に来てください!お願いします!」(新井さん)、「自分で言うのもなんなんですけど…凄く武骨でエネルギッシュで、とてもおもしろい、良い映画だなと、客観視して思える作品になっているので、ぜひ観てください!」(赤堀監督)とそれぞれに作品をアピールし、会場を包む大きな拍手と共にトークショーは締めくくられた。『その夜の侍』は11月17日(土)より全国にて公開。特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:その夜の侍 2012年11月17日より全国にて公開© 2012「その夜の侍」製作委員会
2012年09月25日