●公平に評価される環境を求めて日本へ官民こぞってベンチャーへの投資がひきもきらない。2014年に国立大学のベンチャーキャピタル設立が認められると、東京大学や大阪大学、京都大学、東北大学が設立するベンチャーキャピタルに政府はあわせて1000億円の出資を決めた。また、東京大学にはすでに民間の東京大学エッジキャピタル(UTEC)があるが、UTEC 3号ファンドには経済産業省が設立した産業革新機構が100億円を出資。同じく経済産業省が所管する中小企業基盤整備機構の投資先にはニュースアプリのGunosyやゲームアプリの開発運営を行うgumi、オンライン広告事業を手掛けるフリークアウトなどIPO(新規公開株)で注目を集めた企業が並ぶ。一方で、ロボット技術のSCHAFTや企業に福利厚生サービスを提供するAnyPerk、電動車いすのWHILLなど日本から米国に渡って起業した例や本拠を米国に移した例も多く、日本発の技術や人材の流出を危惧する声もある。その中で、日本国内において中国出身の学生が起業した会社がpopInだ。日本のネットメディアを相手に事業を展開、額は大きくないもののUTEC1号ファンドの出資を受け、2015年春に中国企業バイドゥによるM&Aでエグジットとなった。popInの提供するサービスは、バイドゥが買収しグローバル展開を進めようとしていることからも明らかなように、起業の地として日本である必要はなかった。その中で、popInはなぜ日本で起業したのだろうか。代表取締役の程氏を取材した。***○公平に評価される環境を求めて日本へpopInは、中国出身の程涛氏が東京大学大学院 情報理工学系研究科の学生であった時に、程氏自身が持つ特許をもとに、東京大学エッジキャピタルの支援によって2008年7月に設立されたベンチャー企業だ。ユーザーが記事を「どこまで」「どれだけ」きちんと読んだのかを計測する技術や、関連記事のレコメンド機能などを多くのニュースメディアに提供している。現在は日本で高く評価されるようになったpopInのサービスだが、程氏はその「評価される場」を求めて日本へ来た。「中国では大学受験が非常に大変なのですが、都市部出身者と地方出身者では合格ラインが大きく違い、地方からの大学入学が難しいのです。だったら、公平に努力が評価される国に留学しようと考えたのが日本へ来るきっかけでした」と程氏は語る。2年間の日本語学校を経て、東京工業大学へ入学。もともとコンピューターが好きであったことから、コンピューターに関して学ぶということは決めていた。学習を続ける中で、アルバイトでもコンピューターに関わるようになったことが起業のきっかけとなった。「最初は飲食店のアルバイトなどをしましたが、大学2年の頃からプログラマーのアルバイトを始めました。デスクワークで疲れませんし、給料もいい。これはいい仕事だと思い、この分野で起業したいと考えるようになりました。しかしアイデアも技術もない。そこで、進学先をハードウェアやソフトウェアの基礎研究ではなく、実際にものづくりを行う東京大学大学院 情報理工学系研究科 創造情報学専攻にしたのです」と程氏。実際に2年目には自分のアイデアをかたちにし、アメリカの著名な企業担当者が複数いる場でのプレゼンテーションを行う機会を得た。そこで発表したアイデアが、現在のpopInにつながるものとなっている。●順調な資金調達の一方で、成長には苦労も○外国人でも問題ない! 東京大学エッジキャピタルからの投資を受けて起業起業当時を振り返った程氏は「ちょうどリーマンショックの直前だったのもラッキーだった。もし数カ月遅れていたら、投資はかなり縮小されていたかもしれない」と語る。アメリカでのプレゼンテーションで手応えを得た程氏は、特許取得や起業について積極的に調査。そこで、東大には学生の特許取得をサポートする制度や、学生ベンチャーへ出資を行う東京大学エッジキャピタルがあることも知ったという。「当時、ここまで力を入れていたのは東大くらいでしたし、私はその制度をフルに使いました。東京大学エッジキャピタルからの投資は当時、卒業生などを主にしていて在学中の学生としては私が初の事例です。 最初に4000万円、その後500万円ずつ3回の増資を受けていますから、UTECから合計で5500万円ですね。これ以外の資金調達は行っていません」と程氏。この投資を受けられたことを振り返り、程氏は「本当にラッキーだった」と語る。それは時期がよかったこと、身近にこうした制度が存在したことに対する感想という面が大きいだろう。しかしまた、日本という場で起業したことへの感想でもあるようだ。「他のベンチャーキャピタルの場合、外国人である私が投資を受けることは難しかったかもしれません。しかし東京大学エッジキャピタルからしっかりと受けることができました。当初は500万円もあればよいと思っていたのですが、それでは足りないからもっと投資を受けるべきだという指摘ももらえました。実際にビジネスを始めてみても、日本というのは非常に平等な場だと感じます。大事なのはよい製品を持っているかどうかということで、外国人だからどうかというようなことを経験していません」と程氏は語った。○売却先をバイドゥにした理由と約束創業当初、サービスはなかなか売上には結びつかなかったが、市場の要求に合わせた新たなサービス追加を積極的に行った結果、2011年には単月黒字化を達成。単年黒字化も2012年には達成することができた。「でも、最初の1年半、まったく入金がないというのは非常に厳しいものでした。起業の時点では大きな苦労がなくラッキーなことが積み重なりましたが、なかなか売れない、人が足りない、というようなベンチャー企業が経験する苦労は一通りしていますよ」と程氏は苦笑する。popInは2015年5月にバイドゥによって買収された。ベンチャーキャピタルは、数年後に大きく育ったビジネスを売却することで多大な利益を得ることを目的としている。その意味では「大きな利益を出すことができた」という。しかしバイドゥというと、2013年に発覚した日本語変換ソフト「Baidu IME」および「Simeji」を通じての情報漏洩事件があった。なぜバイドゥを選択したのかということについて程氏は、丁寧に語ってくれた。「まず、(ネットサービスに関わる)日本の大手企業のほとんどに打診し、それぞれかなりよい反応を得ていましたが、金額的に一番大きいのがバイドゥでした。またグローバル展開を狙いたい、より多くの人に使って欲しいという我々の狙いを実現するためによいパートナーだったという理由もあります。Simejiの件はかなりつっこんだ質問をし、十分な調査が行われていることを含めて納得のいく回答を得ることができました。その上で、我々の独立性を保つことを盛り込んだ契約を行いました」●アイデアがあるならまず作ってみればいい○アイデアを形にできる時代はベンチャーに最適程氏が事業を展開する中では、製品化されなかったアイデアも多くある。また、同世代のエンジニアたちと共に働こうと声をかけたものの、叶わなかったということもあるという。「中には現在の人気サービスを生み出した人が何人もいます。サービス内容を見ると、私も考えていた、自分でもできたと思うこともあります。ただ、私にはすでに展開しているビジネスがあり、そちらの立場から手を出すべきではないと考えた分野でもあるわけです。そうしたサービスが盛り上がっているのを見ると、自分のアイデアを見る目は確かだなと自信を持ちます」と程氏。そんな程氏は、現在の日本で起業するベンチャー企業が増えていることを高く評価している。「ここ1~2年、国内投資の活発化を感じていますし、ベンチャー企業が増えるというのはよいことだと思います。安定志向から脱出し、クリエイティブな時代になったということではないでしょうか」と語る。現在では大企業となった日本企業も、創業時は小さな企業だったはずだ。次々といろいろな企業が誕生し、成長し、国際的に展開して行く。そうした流れの入口にあるのかもしれないともいう。「ベンチャー企業が多くなることで、もう一度そういう時代が来るかもしれません。ソニーや松下(現 パナソニック)が誕生したような時代がもう一度こなければ、日本の未来は危ないでしょう。今は3Dプリンタがあり、いろいろなパーツも入手しやすく、クラウドファウンディングを利用することもでき、起業のハードルが下がっています。今はアイデアがあるなら、作ればいい時代です」と自分たちの起業から現在に至るまでの流れを振り返りながら程氏は語ってくれた。***程氏が語ることがすべてではないが、特にここ数年の日本国内事情は起業しやすい状況が整いつつある。もちろん他に秀でたアイデアや製品であることは言わずもがなだが、その背景となるは3Dプリンタやクラウドサービスに代表されるようなものづくりプラットフォームとサービス基盤、クラウドファンディングや官民を挙げたベンチャーキャピタルの存在などだ。一方で、GoogleやFacebookに匹敵するような、あるいはUberやAirbnbのように市場からの資金流入を背景に非上場ながら企業価値が10億ドルを超える"ユニコーン"と呼ばれる存在もまだ日本では生まれていない。GDP規模やサービス市場などの国の違いを考えれば、単純に起業価値で比較すべきことではないし、また日本の"ユニコーン"を目指すべくIPOを避けるべきという話ではないが、ただ、日本の起業シーンに新たな発想や見方を取り入れるためにも、国外からの視点があってもよい。ここまで取り上げたITベンチャーとは異なるが、京都発 弁当箱専門店「Bento&co」は、フランスから来たBERTRAND THOMAS氏が京都で立ち上げた。日本人なら誰でも知っている"弁当箱"は今やヨーロッパにも広がっている。2020年の東京オリンピックに向けて日本への注目は集まっている。観光旅行だけにとどまらず、日本の持っている技術などビジネスの場としての発信も重要となってくるだろう。
2015年12月03日京都銀行はこのたび、みやこキャピタルなどが設立したファンド「みやこ京大イノベーション投資事業有限責任組合」に出資したと発表した。○地元京都経済の更なる活性化と地方創生に貢献していくみやこキャピタルなどが設立したファンドは、京都大学に関連する人材・知財や最先端の研究成果を利活用するベンチャー企業などに対して投資を行う。京都銀行によると「同ファンドの活用ならびに京都大学との連携を強化し、京都大学発ベンチャーの育成・支援、地元企業との産学連携の推進を通じて、地元京都経済の更なる活性化と地方創生に貢献していく」としている。○ファンドの概要名称:みやこ京大イノベーション投資事業有限責任組合投資対象:主に京都大学に関連する人材・知財や最先端の研究成果などを利活用している、または今後それらの利活用を計画するベンチャー企業無限責任組合員:みやこキャピタル、みやこキャピタルマネージメント有限責任事業組合有限責任組合員:京都銀行、池田泉州銀行、京都信用金庫、京都中央信用金庫、三菱東京UFJ銀行ほかファンド総額:60~80億円(目標)京都銀行出資額:2億円設立:11月30日存続期間:2024年12月31日まで
2015年12月02日中高生向けライブ学習サービス「スマホ学習塾アオイゼミ(以下、アオイゼミ)」を運営する葵はこのたび、KDDIによるコーポレートベンチャーキャピタル「KDDI Open Innovation Fund」とマイナビ、電通デジタル・ホールディングス、日本政策金融公庫などを調達先とし、総額2.8億円の資金調達を実施したことを発表した。アオイゼミは、平日19時から配信される「ライブ授業」を無料で受講できる中高生向けライブ学習サービス。リアルタイムに配信するため、オンライン上の教室に全国から毎日3,000人を超える中高生が集まるほか、生放送の利点を活かし、実際の教室にいるかのようにその場で講師に質問できたり、他の受講生とコミュニケーションしながら学習をすすめることができる。アオイゼミは今回の資金調達により、更なる経営体制の強化を図るとともに、前年同月比200%以上に成長する受講生徒数に対応する新しいライブ配信システムや、受講生一人ひとりに最適な学習コンテンツを届けるレコメンド機能の開発など学習システムについての強化を図っていく。また、学習コンテンツの更なる拡充を目的に、大手予備校出身の人気プロ講師の採用を進めつつ、新規科目の開講やコンテンツ数を増加させたい考えだ。加えて、KDDIの「auスマートパス」や、マイナビの進学情報サイト「マイナビ進学」との連携を図り、大企業×ベンチャーのシナジー効果を発揮していくという。
2015年11月26日ローソンは11月17日、特例農業法人「ローソンファーム新潟」で生産された新米を使用した「ローソンファーム新潟のコシヒカリおにぎり 塩にぎり 2個入」を、新潟県内全域(137店舗)および長野県・東京都・千葉県の一部のローソン(約580店舗)にて発売した。また11月25日より、新米を精米した「無洗米 新潟県産こしひかり 2kg」を、関東地区のローソンストア100(530店舗)にて数量限定で発売する。○「ローソンファーム新潟」産のコシヒカリをおにぎりに「ローソンファーム新潟」は2015年3月、大規模農業の改革拠点として国家戦略特別区域に指定されている新潟市に設立された特例農業法人。今年初めて田植えを行い、9月にコシヒカリ約15トンを収穫した。同法人で栽培されたコシヒカリはもちもちとした食感が特徴となる。今回収穫された米を、約6トンはおにぎりとして、約9トンは精米し無洗米として販売する。「ローソンファーム新潟のコシヒカリおにぎり 塩にぎり 2個入」は、新米の季節に合わせ、「ローソンファーム新潟」で初めて収穫されたコシヒカリ(一等米)をシンプルに塩にぎりにした。新潟県の郷土料理である鮭の焼き漬けと、ごはんとの相性の良いきんぴらごぼう、玉子焼、たくあんを添えたおにぎりセットとなる。発売日は11月17日。価格は248円(税込)。販売エリアは、新潟県全域(137店舗)および長野県、東京都、千葉県の一部店舗(約580店舗)。「無洗米 新潟県産こしひかり 2kg」は、大江山地区で収穫された平成27年度産新米(一等米)「新潟こしひかり」を無洗米にした。発売日は11月25日。価格は950円(税込)。販売エリアは、関東地区の「ローソンストア100」(530店舗)。
2015年11月17日10月24・25日、東京都・中野サンプラザで「秋のヘッドフォン祭 2015」が開催されている。ベンチャークラフトは、ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「SounDroid VAROQ」の試作機を出品した。12月中旬の発売に向け、現在も改良を続けているという。SounDroid VAROQは、音楽CDからリッピングした音源などを、DSD 5.6MHzやPCM 384kHz/32bitにアップコンバートできるポータブルプレーヤーだ。DACチップには旭化成エレクトロニクスの「AK4490」を採用。「手持ちの音源を最大限に生かす」という姿勢のもと開発されている。Linuxをベースに開発したオリジナルOSを搭載。メモリは内蔵せず、microSDカードスロットを装備している。バッテリー駆動時間は約7時間(44.1kHz/16bitのFLAC音源再生時)。対応ファイル形式はMP3、WAV、AIFF、AAC、ALAC、FLAC、DSDIFF、DSFなど。サイズと重量は不明だが、ジーンズのポケットにすっぽりと入る大きさだった。
2015年10月24日マネーツリーは、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルとセールスフォース・ドットコムより大型出資を受けたことを発表した。今回の出資のリードインベスターは、セールスフォース・ドットコムであることも明らかにしている。今回の出資を受けて、マネーツリーが提供する、国内1,550社以上の金融機関などから明細データを自動的に取得できる「MT LINK(エムティー・リンク)」を、金融機関、企業および個人をつなぐハブとなるプラットフォームとして整備・拡充していくとステートメントを発している。従来、データアグリゲーションは、技術的な課題が多く、運用に高いコストがかかったため、一般企業で利用されるケースは珍しかったが、MT LINKの登場により、さまざまな業界の既存のシステムを維持しつつ、新しいサービスを創出できる機会を提供できるようになるという。マネーツリーには、MT LINKを新しい分野に開放することで、国内金融サービスの効率化・グローバル化に貢献したいという構想があり、その中で、各社の期待が一致したところで、今回の出資が決定したようだ。MT LINKは、100万件以上の口座情報を管理しているという実績があり、顧客のセキュリティとプライバシーに配慮した構造となっていることで定評がある。2013年に個人資産管理アプリ「Moneytree 一生通帳、家計簿より楽チン」、2014年に経費精算サービス「Moneytree PLUS(現在の名称は「Moneytree PRO」)」をローンチ後に提供が始まったMT LINKは、普通口座、定期口座だけでなく、法人口座として、メガバンク(今回出資を表明した、みずほ、三菱東京UFJ、三井住友)をはじめ、84行の地方銀行、125行の全国の信用金庫に対応し、個人と法人の全体をカバーできるサービスとなっており、日本プライバシー認証機構の審査のもと付与される「TRUSTeマーク」も取得している。また、マネーツリーは今年10月の一般社団法人FinTech協会設立にも参画。金融(Finance)と技術(Technology)の融合を推進しており、今月21日には日本アイ・ビー・エムとの「FinTech(フィンテック)」と企業のハイブリッドクラウドを支えるAPI技術の活用推進のための協業を発表している。
2015年10月22日国立がん研究センター(国がん)は10月19日、腹腔鏡手術支援ロボットの開発を行うA-Tractionを国立がん研究センター発ベンチャーとして認定したと発表した。国がんでは、同センターの役職員が得た知的財産権や研究成果などを活用するために設立したベンチャー企業からの申請に対し、研究成果の活用が期待できると判断した企業を国立がん研究センター発ベンチャーとして認定している。初めて認定されたのはがん免疫療法の研究開発を行うノイルイミューン・バイオテックで、A-Tractionは2社目となる。腹腔鏡手術支援ロボットは米Intuitive Surgicalのda Vinciがほぼ独占している状況にある。日本でも研究開発が進んでいたが、製品化までのハードルが高く大手企業が参入しにくいことなどから、製品化という点で世界から後れをとっているのが現状だ。2015年8月に設立されたA-Tractionはベンチャーというフットワークの軽さを生かして世界に対抗できる手術支援ロボットを製品化し、より質の高い手術を実現することを目的とする。今回の認定を受けて同社は「手術支援ロボットの開発を通じて、日本の腹腔鏡手術の精度と安全性を向上させ、より多くの患者さんに質の高い手術を受けていただけるよう、邁進してまいります」とコメントしている。
2015年10月19日かじやは10月6日と7日、新潟上越の蔵元・農家とタッグを組んだ独自イベントを東京都・表参道の新潟館ネスパスにて開催する。同社は、2005年より新潟の地酒のインターネット通販を開始している。今回開催するのは関東の人を対象としたイベントで、顔を合わせること無く購入できるネット通販の枠を抜け出し、新潟との直接交流を楽しむ内容となっている。同イベントには、新潟上越の蔵元3社と農家(丸山酒造場、鮎正宗酒造、頚城酒造、柿崎を食べる会)が参加。田んぼから始まる日本酒造りにおいて、酒米を生産する農家や酒造りを行う蔵元と関東の消費者を直接結び、「安心・安全」を実感できる機会を提供するとしている。期間中は、日本酒の試飲のほか新潟米の紹介や日本酒に合うおつまみなどの提案も行う。さらに、酒店がこれまで販売してきた日本酒のオリジナル商品の展示も予定している。開催時間は、6日が12時~18時、7日が10時30分~15時。入場料は無料。
2015年10月05日七十七銀行はこのたび、東北大学、同大学の100%出資により設立された東北大学ベンチャーパートナーズなどとともに、8月31日に「THVP-1号投資事業有限責任組合」を組成したと発表した。○新産業創出とイノベーションの創造を目指す「THVP-1号投資事業有限責任組合」は、東北大学の研究成果に基づく優れた技術を、大学発ベンチャーの設立・投資・育成により事業化し、新産業創出とイノベーションの創造を目指すものだという。七十七銀行は、このたび組成したファンドに対して民間最大という7億円の出資を行うほか、同行の持つネットワークやノウハウを活用したビジネスマッチングや事業化支援などを行い、東北地域の創造的復興と活性化を通じた地方創生に取り組んでいくとしている。○ファンドの概要名称:THVP-1号投資事業有限責任組合設立日:8月31日規模:92.8億円出資者:無限責任組合員/東北大学ベンチャーパートナーズ、 有限責任組合員/東北大学、同行ほか金融機関など6社存続期間:10年間(5年以内の延長を行うこともある)
2015年09月08日半導体やネットワーク機器の輸入・販売・開発を手がけるマクニカは9月1日、ベンチャー投資を目的としたマクニカグループ横断タスクチーム「Macnica Ventures」を立ち上げ、子会社となるマクニカ・インベストメント・パートナーズ(投資事業組合)を通じ、コーポレート・ベンチャー・キャピタル活動を開始することを発表した。同チームの投資対象は、テクノロジーとビジネスモデルのイノベーションがさらに加速するICT分野と、マクニカグループとしてより長期的な成長を目指し、将来的な実用化がビジネスで期待される新興技術 (Emerging Technologies)分野など。投資対象国はシリコンバレーを中心とした全世界で、投資対象ステージはアーリーから成長期までとなる。マクニカグループではこれまで、米国を中心に300社を超えるベンチャー企業と提携し、それらの企業の成長とともに、販売パートナーとしての自らも成長するというビジネスモデルを確立してきた。1996年からは、ベンチャー・キャピタル・ファンドを通じた投資、2000年代初頭にはスタートアップへの直接投資を開始し、販売代理店の枠を超えた幅の広いビジネス支援活動を実施。こうしたビジネスノウハウと投資ノウハウの両者を融合し、まったく新規のテクノロジーやビジネスモデルを持つスタートアップとの提携、事業支援、事業創出にも活かすフレームワークとして位置付けていく予定だ。同社は今後、米国カリフォルニア州サンノゼ市にあるMacnica Networks USA, Inc.を同活動の中心とし、日本の本社投資部門と連携しつつ、ユニークで有望な技術を持つスタートアップへの戦略投資を行い、新市場の開拓と新事業の創出で協業していく。
2015年09月02日クラウド会計ソフトなどを提供するfreeeは8月24日、総額35億円の第三者割当増資を実施すると発表した。引受先は、シリコンバレーの大手ベンチャーキャピタル DCM、リクルートホールディングス、ジャパン・コインベスト投資事業有限責任組合。今回の割当増資を含めると、2012年7月創業時以降の累積調達額は52億円超となる。freeeは「スモールビジネスに携わるみんなが創造的な活動にフォーカスできるよう」をモットーに、2013年3月から中小企業・個人事業主のための「クラウド会計ソフトfreee」を運営。また、2014年5月からは「クラウド給与計算ソフトfreee」を、 2015年6月からは「会社設立freee」などのサービスも運営している。なお、「クラウド会計ソフトfreee」はサービス開始時から累計で38万を超える事業所で利用され、シード・プランニングが8月に実施した「第二回 クラウド型会計ソフトの利用動向調査」では、クラウド会計ソフトシェアNo.1に選ばれているという。今後freeeは、スモールビジネスのバックオフィス業務を幅広く支援するサービスの開発に取り組み、「スモールビジネスを支えるプラットフォーム化」を目指すとしている。特に2015年はマイナンバー制度開始や、電子帳簿保存法の改定などの大きな制度改正があり、こうした制度改正に対応したサービスをスモールビジネスに最適な形で提供すべく、組織拡大を図るとしている。
2015年08月25日freeeは24日、シリコンバレーの大手ベンチャーキャピタルDCM、リクルートホールディングス、ジャパン・コインベスト投資事業有限責任組合を引受先とし、総額35億円の第三者割当増資を実施することに合意したと発表した。これにより、2012年7月の創業時からの累積調達額は52億円超となる。○「スモールビジネスを支えるプラットフォーム化」目指すfreeeは、2013年3月より中小企業・個人事業主を対象とした「クラウド会計ソフト freee」、2014年5月より「クラウド給与計算ソフト freee」、2015年6月より「会社設立 freee」などのサービスを運営。このうち「クラウド会計ソフト freee」は、サービス開始以降、38万以上の事業所が利用し、クラウド会計ソフトシェア1位に選ばれている。同社の会計・給与計算のサービスは、本格的な帳簿付けが簡単にできる点などが利用者から好評を得ている。直近では特に法人への販売が好調に推移していることから、さらなる投資を行うため、今回の資金調達を決定したという。今後は、スモールビジネスのバックオフィス業務を幅広く支援するサービスの開発に取り組み、「スモールビジネスを支えるプラットフォーム化」を目指す。特に2015年はマイナンバー制度開始などの大きな制度改正があり、これらに対応したサービスを最適な形で提供すべく、組織拡大を行う予定としている。
2015年08月24日新潟県とにいがた産業創造機構は7月30日、キャプテンの北原里英さんを含むアイドルグループ・NGT48の3人を「新潟ふるさと名物商品PR大使」として任命。同日、表参道・新潟館ネスパス(東京都渋谷区)にてその就任式が行われた。○790商品で展開開始今回のPR大使任命は、「新潟県ふるさと名物商品事業」の展開にともなって行われた。同事業では、新潟県の地域資源を活用した商品をにいがた産業創造機構が「新潟県ふるさと名物商品」として指定。県内事業者がインターネット通販サイト等で特別価格(原則3割引)にて販売する。割引相当分については、国の「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用して事業者に支援するという。なお、販売期間は7月30日~2016年2月末日。7月30日時点での販売商品は790商品、販売事業者は30事業者で、商品・事業者とも随時追加予定となっている。就任式に登壇した泉田裕彦新潟県知事は、同事業について「新潟県の名物商品は、品質は高いがこれまで県内で消費されることが多かった。この事業をきっかけに、全国の皆さんにも新潟名物の良さを味わっていただきたい」と語った。○北原里英さんは「グループ一丸で頑張りたい」続いて登壇したのは、NGT48の北原里英さん、西潟茉莉奈さん、荻野由佳さんの3人。泉田知事からPR大使のタスキを1人ずつ贈呈され、「新潟ふるさと名物商品PR大使」として任命された。AKB48の姉妹グループであるNGT48は新潟県を拠点としており、今回の就任式がグループ結成後初の"PR大使就任の場"となるという。泉田知事は、大使に就任した3人に「期待しています。皆さんの歌と踊りを通して、たくさんの人たちに新潟県のことを思い出してほしい」と激励。NGT48のキャプテンを務める北原さんは、「3人だけでなく、グループ一丸となって頑張りたいです。NGT48には新潟県出身のメンバーもいるので、新潟県の魅力をたくさん聞いていきたい」とコメント。PR大使への意欲を見せた。就任式では、PR大使の3人がそれぞれ「新潟ふるさと名物商品」を試食する場面も。北原さんは"十全茄子"の漬物と佐渡産コシヒカリの白米、西潟さんは"越ノ光ポークソーセージ"、荻野さんは笹団子をそれぞれ味わい、「おいしい! 」と舌鼓を打っていた。なお、「新潟県ふるさと名物商品事業」の詳細は公式WEBサイトにて公開されている。
2015年07月30日三井住友銀行と国立研究開発法人 産業技術総合研究所は29日、ベンチャー企業の事業化支援や、成長産業における産業振興の相互協力を目的とした業務連携に関する覚書を締結したと発表した。○ロボット分野などの成長産業振興に係るプラットフォームの構築を目指す日本国内には、優れた技術シーズが豊富にある一方で、米国・西海岸のように、ITやテクノロジーなどの技術シーズと優れた人材や投資家が結び付き、ベンチャー企業が次々と創出される「ベンチャー創造の好循環(エコシステム)」が確立できているとは言い難い状況にあると言われており、国内の優れた技術を事業化し、育成する仕組みづくりが喫緊の課題となっているという。このたびの覚書の締結により、三井住友銀行の「ベンチャー企業・成長産業に係るネットワーク」と、産業技術総合研究所の研究開発力を基盤とした「技術シーズ・技術の目利き力」を連携させることで、国内のベンチャー事業化支援、ならびにロボット分野などの成長産業振興に係るプラットフォームの構築を目指すとしている。今後、三井住友銀行と産業技術総合研究所が構築したプラットフォームに、国内外の産官学各種機関で創発される技術シーズや新規事業を検討する企業の人々に参画してもらうことで、国内の課題である「ベンチャー創造のエコシステム」の確立、日本経済活性化に貢献していくとしている。○連携協力事項起業家育成、ベンチャー企業の事業化支援(ベンチャー創造のエコシステム構築)起業家育成セミナーの開催様々な成長産業のオープンイノベーションを促すピッチコンテストの開催成長産業の産業振興(ロボット分野など)、その他新産業創出に向けた連携企業の相互紹介産業技術総合研究所による技術コンサルティングの提供今後成長が見込まれる有望な成長産業の発掘
2015年07月30日NTTデータは、一般企業向けにベンチャー企業との新規ビジネス創発の取り組みを支援するサービス、「Digital Corporate Accelerate Program」(DCAP)を7月24日より提供開始した。DCAPは、(1)顧客企業のニーズに合致するベンチャー企業の探索、(2)探索したベンチャー企業の技術アセスメント・適性アセスメント、(3)顧客企業に対する探索したベンチャー企業と連携した新規ビジネスモデル提案の3つからなる。ベンチャー企業の探索では、顧客企業がどのようなビジョンやサービスを掲げ、そのためにどのような技術・ビジネスモデルを必要としているのかについてヒアリングを行い、ベンチャー企業探索のキーワードを設定。その後、ベンチャー企業クローリングツール「everisDigital(エヴェリス デジタル)」を活用し、顧客企業のニーズに合致する世界中のベンチャー企業の検索を行う。ベンチャー企業の技術アセスメント・適性アセスメントでは、キーワードに合致した複数のベンチャー企業に対して、TTデータの専門家による技術的な観点と、当該ビジネス領域におけるビジネスノウハウを有する専門家による顧客企業の特性に合ったビジネス化の観点でアセスメントを実施。アセスメントを実施した結果、顧客企業に適していると思われるベンチャー企業を選定し、ベンチャー企業の情報とともに顧客企業へ情報提供する。ベンチャー企業と連携した新規ビジネスモデル提案では、アセスメントを通過したベンチャー企業について、NTTデータが顧客企業のニーズにマッチしたビジネスモデルとアクションプランを提供する。NTTデータでは、では、本サービスを利用することで、自社のビジネス戦略を進めていく上で、世界中の最先端のベンチャー企業と連携し、自社だけの発想ではできない新たなビジネスの創発と、自社技術開発のみに頼らないよりスピーディーなビジネス化が可能となるとしている。まず、ファーストユーザーとして、Fintech活用による新たなビジネス創出を目指すみずほ銀行の採用が決定。NTTデータでは今後、DCAPを、昨今のFintechのニーズの高まりに合わせて、まずは金融機関向けに提供・展開し、将来的には幅広い業種・業界の企業へのオープンイノベーション支援の展開を目指していくという。
2015年07月25日ベンチャークラフトは7月14日、ポータブルヘッドホンアンプ「SounDroid VANTAM Jazz Master Limited」を発表した。100台限定で7月19日に発売する。希望小売価格は150,000円(税込み)。SounDroid VANTAMは、2.5mm4極のバランス出力に対応したポータブルヘッドホンアンプ。アナログ音声入力端子と光デジタル音声入力端子、USBポートを備えており、光デジタル入力とUSBポート入力からのハイレゾ音源再生に対応している。限定モデルは今回を含めて3回リリースされており、最初に登場した「SounDroid VANTAM Limited」はフラットな特性、次に登場した「SounDroid VANTAM Piano White」は濃いめのサウンド、今回のSounDroid VANTAM Jazz Master Limitedは、その2つの中間的なサウンドテイストだ。ジャズの演奏にマッチするように、ピアノの伸びしろや低域の沈み具合が調整されている。ノーマルのSounDroid VANTAMでは、PCMで最大384kHz/32bit(光デジタルの場合には192kHz/24bit)、DSD 5.6MHzに対応しているが、Jazz Master Limitedでは、最大でDSD 11.2MHzまでの入力が可能だ。また、音質を調整するために、回路定数を変更。I/V変換、LPF、プリアンプ、ヘッドホンアンプ部で、計53カ所の抵抗部品をチューニングした。I/V変換とLPF用のオペアンプには、テキサス・インスツルメンツ社の「OPA1502」を、MIX PRE ANPにはメタルCANタイプのオペアンプ「OPA627BM」を使用している。ヘッドホンアンプは、アンバランス出力用が「TPA6120」で、バランス出力用は「MUSES8920」だ。アナログ電源部も、ノーマルモデルの±5Vから±6Vへと強化されている。ヘッドホン出力は80mW×2(32Ω負荷時)で、全高調歪率は0.01%以下。周波数特性は10Hz~100kHzで、適応ヘッドホンインピーダンスは8Ω~600Ωとなっている。本体サイズはW66×D18×H126mmで、質量は180g。ボディカラーには、特別モデル専用となるアルマイト色「ソーラービームイエロー」を採用した。
2015年07月14日写真家の蜷川実花が、16年春より新潟エリア(越後湯沢~新潟間)を中心とした上越新幹線区間で運行される新幹線「現美新幹線(GENBI SHINKANSEN)」の外観デザインを手掛けた。来春、“移動する現代アートの美術館”をコンセプトにした「現美新幹線」が新潟エリアで運行される。外観のデザインを手掛けた蜷川実花は、大胆に列車自体をキャンバスに見立て、日本三大花火大会の一つでもある長岡大花火大会の“花火”を描き出す。車両は6両編成となっており、車中には車両ごとに各アーティストが同新幹線のために制作したインテリアが設置される。絵画、立体、写真、映像、テキスタイルなどの現代アートを中心とした様々な作品で彩られる予定だ。また、うち中程の1両は「カフェ」と「キッズスペース」空間とされ、カフェでは魚沼産コシヒカリの米粉を用いたスイーツを製造する十日町市の菓子工場「十日町すこやかファクトリー」と、著名な菓子研究家がコラボレーションした地元や地域の食材を活用したメニューを提供する。キッズスペースはアーティストの監修により、子どもがアートに触れられる空間が創造される。なお、同新幹線は臨時列車となっており、土休日を中心に年間120日程度の運行を予定している。
2015年07月09日アニコム ホールディングスは6日、完全子会社として、グループの中核事業であるペット保険事業とシナジーを発揮する、どうぶつ医療分野(バイオ・再生医療・創薬・機器等)及びペット関連分野における研究開発事業やベンチャー企業への投資・育成を専門的に行う「アニコム キャピタル株式会社」を設立したと発表した。○研究開発などの発掘・投資・育成に取り組む同社グループは、中核事業であるペット保険事業を通じて、全国の動物病院、ペットショップ、獣医科大学、研究機関等とのオープンなネットワークを築いてきたという。近年では、これらのネットワークと連携し、腸内細菌、抗ウイルス、細胞治療、アレルギー治療など、多様な臨床研究を進めており、どうぶつ医療の発展に微力ながら貢献するとともに、同社グループのVISIONである予防型保険の実現や、早期発見・早期治療の体制構築、治らない・治りにくい疾病を根治する医療技術の開発に向けて取り組んでいるとしている。これまでに蓄積した臨床研究のノウハウや、企業間ネットワーク、また、ペット保険事業が保有するビッグデータなどをオープンに活用し、有望なベンチャー企業や、イノベーションにつながる可能性の高い研究開発等の発掘・投資・育成に取り組むことで、「どうぶつから始まる価値創造」を具現化し、さらには、どうぶつ医療にとどまらず人の医療の発展に貢献することを、ベンチャーキャピタル事業会社の設立目的としているという。○主な投資分野は「どうぶつ医療分野(バイオ・再生医療・創薬等)」及び「ペット関連分野」投資分野は、アニコムグループ各種事業とのシナジーを発揮する「どうぶつ医療分野(バイオ・再生医療・創薬等)」及び「ペット関連分野」を中核分野としているが、保険事業の立上げを通じて培った金融ビジネスのノウハウを活用できる「金融分野(FinTech)」への投資も想定しているという。同社グループは2000年に創業し、約65億円の資金調達、保険業免許の取得を経て、2010年に東証マザーズへ上場、2014年には東証一部指定となったという。同社グループ組織に蓄積された豊富な経営ノウハウをベースにした「成長ステージに応じた適切なインキュベーションサービス」を提供することで、投資先ベンチャー企業の正しい事業拡大を支援するとしている。○アニコム キャピタルの概要資本金/1億円(資本準備金含む)株主/アニコム ホールディングス100%業務の内容/ベンチャー企業に対する投資、融資及びその仲介、斡旋。ベンチャー企業に投資するファンドの組成、運用、管理。ベンチャー企業に対する経営指導、支援。事業創出に係る教育事業経営陣/代表取締役:木村幸夫氏(公認会計士)、取締役:小川篤志氏(獣医師)、取締役:小森伸昭氏(アニコム ホールディングス代表取締役社長)、監査役:岩本康一郎氏(弁護士)所在地/東京都新宿区下落合1-5-22 アリミノビル2階設立日/2015年7月7日WEB/www.anicomcapital.com
2015年07月08日楽天はこのほど、旅行予約サイト「楽天トラベル」にて、「新潟県を旅した人が選ぶ! 新潟県・旅めしランキング」を発表した。同ランキングは、2014年4月30日~2015年4月30日に神奈川県に宿泊した1,216人を対象に実施したアンケートをもとに算出された。アンケート期間は5月2日~6日。1位は、同県の郷土料理「へぎそば」となった。「へぎそば」は、つなぎに海草の布海苔(ふのり)を使用したそばで、独特の強いコシと歯ごたえが特徴とのこと。「へぎそば」の"へぎ"とは、木材などを薄く削りとった板のことを指す。へぎで作った「折敷(おしき)」と呼ばれる器に、一口量のそばを縦横に並べて盛り付けたものを「へぎそば」と呼ぶという。また、ゆであがったそばを振りながら取り上げた様子から、別名「手振りそば」とも呼ばれる。また、2位は「栃尾の油揚げ」、3位は「のっぺい汁」となった。4位には、新潟市内を中心に食されている「タレかつ丼」がランクインした。薄めのトンカツを甘辛いしょうゆダレにくぐらせてごはんに乗せるだけの丼料理で、カツを卵でとじない点が一般的なカツ丼と異なる。肉のうま味とごはんの甘みをダイレクトに味わえるとのこと。7位には、ソースで仕上げた焼きそばの上にトマトソースをかけた創作料理「イタリアン」が選ばれた。ボリュームがありながらも400円前後という手ごろな価格で楽しめるという。モチモチ食感の太麺にトマトソースがよく絡み、トマトソースのほかにもカレーソースやホワイトソースがかかったメニューもあるとのこと。なお、同ランキングの詳細は公式サイトで公開している。
2015年06月26日新潟県新潟市の古町モール5番町/6番町で6月27日から28日、全国各地のクラフトビールを味わえる「新潟クラフトビールの陣2015」が開催される。○クラフトビールと地元のフードを味わう同イベントは、全国各地の人気クラフトビールを新潟のクラフトビールが迎え撃つ(討ち飲む)というコンセプトで行われる。アウトサイダーブルーイング、あくらビール、伊勢角屋麦酒、うしとらブルワリー、エチゴビール、木内酒造、御殿場高原ビール、KOBATSUトレーディング、サンクトガーレン、志賀高原ビール、城端麦酒、スワンレイクビール、胎内高原ビール、ナガノトレーディングなどのブルワリー、インポーターがクラフトビールを展開する。また、フードブースでは、朱鯱、エチゴビール、OLMO、クラフトヘッズ、五坪、スワンレイクビール、鉄板備長炭火焼ジョー、ビアバーうしとら、百識、新潟維心会などが料理を提供する。開催時間は、27日が11時から21時、28日は11時から18時まで。前売り限定グラス付きチケットが3,500円(200mL試飲チケット8枚)、前売りお手軽チケットは1,800円(200mL試飲チケット4枚+プラカップ)。当日券は、200mL試飲チケット8枚で4,000円、4枚が2,000円で、いずれも別途プラカップ50円の購入が必要。フードは現金制となる。
2015年06月24日国際石油開発帝石は6月22日、新潟県の南桑山油田で厚さ約24mの新規油層を発見したと発表した。同油田は、新潟県新潟市秋葉区大関から同県五泉市北部に位置し、2004年以来約16万kl(約100万バレル)の原油が生産されている。今回、探掘井を掘削した結果、深度3900m付近で新規油層を発見した。今後、同坑井で得られたデータなどの解析を進め評価作業を行うとともに、生産に向けて2016年度に同油層に対して追加的に掘削作業を実施する予定。この追加的掘削作業が成功すれば、同油田の生産量が現在の日量300~380バレルから約3倍に増加することが期待されるという。
2015年06月22日かっこは6月15日、総額2.4億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。今回の資金調達は、SMBCベンチャーキャピタルが運営するSMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合、みずほキャピタルが運営するみずほ成長支援投資事業有限責任組合、三井住友海上キャピタルが運営するMSIVC2012V投資事業有限責任組合、および取引先1社の計4社を引受先としている。かっこはEC業界で2,000Webサイトでの導入実績があるSaaS事業「O-PLUX」と、社内外のビックデータを可視化提供するためのサービス事業「2visualize」の展開を行っている。「O-PLUX」は、企業が目視審査や未回収の処理にかけるコストの削減と、審査精度・速度の向上を実現させるASPサービスだ。このサービスは、消費者の氏名などが判別できない取引データを導入企業から取得し、過去に未回収となった取引との類似性をリアルタイムに解析することで実現している。また、「2visualize」は社内データと、社外の市場価格や所得・人口等の政府統計データ、SNSなどのオープンデータを活用して、目標達成や問題解決のためのアクションに結び付く判断材料をクラウド上で処理してシンプルに可視化するサービスだ。今回の資金調達は、「O-PLUX」のEC業界以外の新分野への参入を可能にし、事業のプロダクト強化と組織強化に投資を行い、サービスの価値向上を実現するものだ。また、かっこはビックデータと統計解析を組み合わせたビジネスモデルを主軸としており、今後も新サービスの構築および経営基盤強化に取り組んでいく考えだ。
2015年06月16日Momentumは5月29日、SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、VOYAGE VENTURES、及び既存株主であるGMOベンチャー通信スタートアップ支援を引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施したことを発表した。同社は、広告配信ネットワーク向けにアドフラウド(広告詐欺)対策によるパフォーマンス向上を実現するプラグイン「Black Heron」と、広告主・広告代理店向けにアドフラウド(広告詐欺)対策機能・アドベリフィケーション(広告出稿におけるブランド保護)機能を提供する第三者配信ツール「Black Swan」を提供する。同社のアドフラウド対策は、パフォーマンス(広告費用に対する成約数等の広告効果)改善を第一の目的とし、BOT(機械)への広告出稿のみならず、意図せず無効果広告出稿を生み出しているユーザーや媒体もアドフラウドと判定するという。今回の資金調達により、サービスの強化や精度向上のほか、自然言語処理・機械学習を活かした新たなオンライン広告配信サービスの開発・展開を行っていく予定だ。なお、同社は5月より、国内初となる「不正なオンライン広告取引の監視・対策」の提供を開始している。
2015年06月02日クレディセゾンは1日、シード・アーリーステージの国内ベンチャー企業に投資を行う「セゾン・ベンチャーズ」を設立したと発表した。国内カード業界では初のコーポレート・ベンチャーキャピタルとなるという。セゾン・ベンチャーズでは、これまでクレディセゾンがクレジットカードビジネスにおいて培ったリテールファイナンスのノウハウとグループの顧客基盤、革新的な商品・サービス、多種多様な提携パートナーといった資産を活用し、投資先ベンチャー企業の成長をサポートする。主な投資対象は、「金融×IT(Fintech)」の分野で次世代の金融・決済ソリューションの創造に挑戦する意欲的なベンチャー企業、カード会員資産や永久不滅ポイントなど、クレディセゾン固有の経営資源を活用し、日常の生活や消費シーンを大きく変える可能性を秘めたインターネット・モバイル関連のベンチャー企業などとなる。今後は、「変化に対応できるノンバンク」として、クレジットカードをはじめとする多彩な決済サービスの提供、リース事業やファイナンス事業といったノンバンクビジネスの強化、ネットビジネスを通じたフィービジネスの拡大、ASEAN諸国への本格的な参入など、持続的な成長を実現するための基盤構築に向け、ベンチャー企業との連携を強化し、新たな収益源を確立していくという。
2015年06月01日雪国には美人が多いという。一説によると、日照時間が少ないので紫外線による影響が少なく、冬は屋内にこもりがちになるから……とか。今回は新潟県出身のマイナビニュース会員109名に、新潟美人は秋田美人に勝ると思うか聞いてみた!Q.「新潟美人」は「秋田美人」に勝ると思いますか1位 いいえ 70.6%2位 はい 29.4%Q.その理由を教えてください■勝らないと思う・「秋田美人は有名な気がするが、新潟美人はあまり聞かないので」(32歳男性 / 電機 / 技術職)・「本当に美人は多いけど、流石に秋田には勝てないと思う」(25歳女性 / 医療・福祉 / 秘書・アシスタント職)・「秋田の方が肌が白くて奇麗そう。新潟は何気に夏はめちゃくちゃ暑いし余裕で日焼けしちゃう」(28歳女性 / その他 / 秘書・アシスタント職)・「秋田美人のほうが芸能人が多いから」(24歳女性 / 建設・土木 / 技術職)・「知り合いに限ってかもしれないけど、秋田のほうが美人が多い」(25歳女性 / ホテル・旅行・アミューズメント / 営業職)■勝ると思う・「秋田美人よりもシティガールだと思う(笑」(29歳女性 / 食品・飲料 / 販売職・サービス系)・「秋田美人は素材がいいだけの人が多いが、新潟美人は素材がいい上にあか抜けている気がするから」(27歳女性 / 金融・証券 / 事務系専門職)・「美人度は負けない」(31歳女性 / 機械・精密機器 / 技術職)・「性格のイイ人も多い」(35歳女性 / 医療・福祉 / 専門職)・「色が白くて奇麗な人がたくさんいるから」(22歳男性 / 情報・IT / 技術職)・「コメを食べるから」(28歳女性 / 食品・飲料 / 技術職)■総評新潟県出身者にたずねた結果、「新潟美人」は「秋田美人」に勝らない、と回答した人が7割を超えるという意外な結果に。新潟県の人は謙虚なのだろうか……。それぞれの回答理由を見ていこう。「勝らないと思う(いいえ)」と答えた中には、「秋田美人の方が有名」という意見の人が多数。確かに、「秋田美人」に比べると「新潟美人」は耳にする機会が少ないような気もする。「秋田美人」の知名度の高さは新潟県民も認めるところのようだ。また、「新潟は何気に夏はめちゃくちゃ暑いし余裕で日焼けしちゃう」という意見も。意外と夏は暑いという新潟県、紫外線の影響という面では秋田に軍配が上がるのだろうか? 他には、「知り合いの中では秋田県出身の人のほうが美人」という意見もいくつか見られた。一方、「勝ると思う(はい)」と答えた人を見てみると、「美人度は負けない」「新潟の人も美人が多いと思う」と正面から張りあう人もいれば、「性格のイイ人も多い」「秋田美人は素材がいいだけの人が多いが、新潟美人は素材がいい上にあか抜けている気がする」など、"美人"だけではないプラスアルファの要素で勝っている、と主張する人も。中には「秋田美人よりもシティガールだと思う(笑」という人もいた。とはいえ、「秋田美人」と「新潟美人」、どちらも美人ということに変わりはない。ふるさとに誇りを持ちながらも、互いを尊重しあいたいものだ。調査時期: 2015年5月11日~2015年5月19日調査対象: マイナビニュース会員 新潟県出身者限定調査数: 109名調査方法: インターネットログイン式アンケート※画像と本文は関係ありません。当記事で掲載している意見はあくまで個人的なものであり、県民性や地域性には個人差があります
2015年05月29日北陸地方や甲信越地方、東北地方など、時と場合によってさまざまな地方に分けられることの多い新潟県。では、新潟県民はどう思っているのだろう。新潟県出身のマイナビニュース会員109名に聞いてみた。○「新潟県は北陸」派が1位にQ.新潟県はどの地方に属していると思いますか?1位 北陸地方 36.7%2位 中部地方 27.5%3位 甲信越地方 19.3%4位 東北地方 12.8%5位 関東地方 3.7%Q.その理由を教えてください■"北陸地方"派・「日本海に面していて石川と近い」(女性 / 31歳 / 電機 / 秘書・アシスタント職)・「日本海側に面していて、東北よりも下の位置にあるから」(女性 / 26歳 / 食品・飲料 / 販売職・サービス系)・「雪の降り方が似てる」(女性 / 35歳 / 医療・福祉 / 専門職)・「寒いので」(女性 / 30歳 / 建設・土木 / 事務系専門職)・「キョードー北陸って言葉をよくラジオとかで聞いていて、北陸だとずっと思っていた」(女性 / 28歳 / その他 / 秘書・アシスタント職)・「北陸新幹線開通で、新潟との関連性が深まった」(男性 / 26歳 / 情報・IT / クリエイティブ職)■"中部地方"派・「日本列島の中間部分にあたるので」(女性 / 49歳 / 主婦)・「よく中部地方に入っているのを目にするから」(女性 / 25歳 / ソフトウェア / 秘書・アシスタント職)・「身近に感じる」(男性 / 30歳 / ホテル・旅行・アミューズメント / 営業職)■"甲信越地方"派・「テレビでよく『関東甲信越』というくくりを聞く。信越って『信濃』と『越後』のことだと思ってたし」(女性 / 40歳 / 団体・公益法人・官公庁 / 事務系専門職)・「NHKの天気予報では、新潟は『関東・甲信越』で登場するから」(女性 / 29歳 / 食品・飲料 / 販売職・サービス系)・「越後の越が入っているから甲信越」(男性 / 32歳 / 情報・IT / 技術職)○関東は「都会すぎ」で東北は「田舎すぎ」?続いて、上記の5つの地方の中から、「最も属していると思われたくない」地方についても聞いてみた。Q.最も属していると思われたくない地方を1つ選んでください1位 関東地方 36.7%2位 東北地方 32.1%3位 北陸地方 11.9%4位 甲信越地方 10.1%5位 中部地方 9.2%Q.その理由を教えてください■"関東地方"と思われたくない・「地理的に遠いから」(男性 / 32歳 / 機械・精密機器 / 技術)・「チャラい感じがするから」(女性 / 25歳 / ホテル・旅行・アミューズメント / 営業職)・「そんなに都会ではないから」(男性 / 22歳 / 情報・IT / 技術職)・「『田舎なのに関東』という群馬や栃木のような立ち位置になりそう」(女性 / 25歳 / 医療・福祉 / 秘書・アシスタント職)・「現在は東京に住んでいるので、新潟との違いをひしひしと感じている。関東とは言えないと思うので」(女性 / 27歳 / 医療・福祉 / 事務系専門職)■"東北地方"と思われたくない・「田舎っぽいから」(男性 / 26歳 / 農林・水産 / 技術職)・「方言が強そう」(男性 / 23歳 / 金属・鉄鋼・化学 / 営業職)・「東北人のようなあのなまりは新潟にはないから」(女性 / 25歳 / ソフトウェア / 秘書・アシスタント職)・「雪でひとくくりにされてる感じがイヤだから」(女性 / 29歳 / 食品・飲料 / 販売職・サービス系)・「位置的に難しい」(女性 / 24歳 / 小売店 / 販売職・サービス系)■"北陸地方"と思われたくない・「寒そうだし、豪雪地帯だから」(男性 / 32歳 / 電機 / 技術職)・「なんか違うような気もする」(女性 / 28歳 / 医療・福祉 / 専門職)・「地味に聞こえるから」(女性 / 22歳 / ホテル・旅行・アミューズメント / 販売職・サービス系)・「田舎くさいから」(女性 / 25歳 / 学校・教育関連 / 専門職)○総評新潟県の所属地方、最も多くの人が答えたのは「北陸地方」(36.7%)だった。中でも地理的な理由を挙げる人が目立ち、"北陸三県"と言われる福井県・石川県・富山県に近いことや、日本海に面していることなどが指摘された。ちなみに、北陸三県に新潟県を加えて"北陸四県"とする見方もある。他には、「雪の降り方が似てる」など気候が似ていることを理由とする人も見られた。2位は「中部地方」(27.5%)で、「よく目にする」「身近に感じる」などの意見が寄せられた。3位の「甲信越地方」(19.3%)では「越後の"越"の字が入っているから」という意見が多く寄せられたほか、「テレビでよく『関東甲信越』というくくりを聞く」などのコメントもあった。逆に「最も属していると思われたくない地方」について聞いてみたところ、接戦となったのが1位の「関東地方」(36.7%)と2位の「東北地方」(32.1%)。「関東地方と思われたくない」という人からは「都会すぎる」「チャラい感じがする」などの意見が多く、「東北地方と思われたくない」という人からは「田舎っぽい」「東北のようななまりはない」などのコメントが多く見られた。現在、新潟県の地方区分を巡る厳密な定義はなく、気象情報やスポーツ大会、行政など、それぞれの分野で適当な区分に収まっている。さまざまな"地方"の顔をうまく使い分けている県、とも言えるだろう。調査時期: 2015年5月11日~2015年5月19日調査対象: マイナビニュース会員 新潟県出身者限定調査数: 109名調査方法: インターネットログイン式アンケート※画像と本文は関係ありません。当記事で掲載している意見はあくまで個人的なものであり、県民性や地域性には個人差があります
2015年05月22日ホテル日航新潟(新潟県新潟市)は6月1日、同ホテル31階で「日航絶景 ビアフェスタ 2015」を開始する。同企画は、新潟市街地を一望できるという同ホテル31階の特設会場・スカイビアホールで実施される。屋内のため、天候を気にせずに楽しむことができるとのこと。会場には、シェフパフォーマンスによるローストビーフのほか、レストランで人気の点心や四川麻婆豆腐など40種類以上の和洋中料理が登場する。ドリンクとしては「琥珀エビス(樽生)」や新潟限定ビール「風味爽快ニシテ(樽生)」、「一番搾りフローズン(生)」といったビールのほか、カクテル類などもとりそろえる。また、今年は新しく「ハードシードル」もラインナップに加わった。同企画の営業時間は18時~21時(20時30分ラストオーダー)で、8月8日~9日は「新潟まつり花火大会観賞特別ブラン」となる。料金は、前売・大人5,500円、当日・大人6,000円、中高生4,500円、小学生2,750円、小学生未満無料。なお、6月1日~4日・7日~11日・14日~17日・23日・30日、7月6日~7日・13日、8月18日・24日~27日・30~31日は「お客様感謝デー」として、大人料金が前売も含め1,000円引きに。チケットは、ホテル3階の特設受付にて販売している。※価格は全て税込。日により未開催・会場が異なる場合あり
2015年05月21日JR東日本は5月19日、新潟・秋田地区に、同社としては新方式となる新型電気式気動車を投入することを発表した。新車両は、ディーゼルエンジンと発電機による電力により、モーターで走行する電気式気動車となる。今回、1両編成を19編成(19両)、2両編成を22編成(44両)の合計63両を新造する。新潟地区への投入は2017~2019年度、秋田地区への投入は2020年度を予定している。運用区間は、羽越本線が新津~酒田、信越本線が新津~新潟、米坂線 が米沢~坂町、磐越西線が会津若松~新津、津軽線が青森~三厩、五能線が東能代~川部、奥羽本線が秋田~東能代/弘前~青森となっている。同社は今後、約150~250両(新潟・秋田地区の63両を含む)の新型電気式気動車を新造し、既存気動車を置換える予定としている。
2015年05月20日NTTドコモとNTTドコモ・ベンチャーズ(NDV)は、ベンチャー企業とイノベーションを創出する「ドコモ・イノベーションビレッジ」において、ベンチャー企業と協業してサービスを開発する「Villageアライアンス-Season2-」の参加企業を6月30日まで募集する。Villageアライアンスは、ドコモとベンチャー企業がそれぞれ保有するアセットを組み合わせ、協業する取り込み。2回目となる今回は、募集する協業のテーマをドコモの事業だけでなく、ほかのNTTグループ各社に拡大した。以下の13の協業提案を募集する。dマーケットで展開するサービスを活用した、新たなサービスの開発(ドコモ)dブック(電子書籍サービス)を活用したサービスの連携(ドコモ)ユーザのお買いものやお出かけを、スマートにするサービスの開発(ドコモ)hitoeAPIを活用した新しいサービスの開発(ドコモ)ホームデバイスを活用した、情報を届ける生活支援サービスの開発(ドコモ)リモートモニタリングサービス及びリモートカメラ01を活用したサービスの連携(ドコモ)訪日外国人向けトライアルサービス「docomoWi-Fiforvisitor」を軸としたサービスの連携(ドコモ)従業員向けECサイト(BtoE)の構築・運営(ドコモ)企画力やマーケティング力(ECノウハウ等)を活用した、新たな売り場の構築・運営(らでぃっしゅぼーや)50代の『健康に関するお悩み』を解決するサービスの開発(ドコモ・ヘルスケア)ソーシャルスケジューラー「つなガレ!」を活用したサービス/ビジネスの連携(フェリカネットワークス)動画を活用した新たな思い出共有サービスの開発(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ)趣味型コミュニティサービス「部活DO!」の会員向けコンテンツ提供(NTTぷらら)ドコモが保有するAPIなど開発者向けの情報サイト「docomo Developer support」に掲載されているAPIはすべてのテーマで活用できる。APIの利用を前提として、SLAの強化、APIの個別カスタマイズも可能としている。応募条件は、登記済みの法人であること、応募する提案内容を実現できる技術や体制を有することとしており、ドコモではミドルステージ以上のベンチャー企業を主な対象としている。参加を検討する企業は、応募用紙と提案書をドコモ宛てにメールで送り、書類選考と担当者との面談を実施。晴れて採用されることが決まったら、共同でビジネスプランの策定を行う。サービス開始に向けて、実証実験やトライアルサービスも実施する予定だという。今回の募集テーマの具体的内容をベンチャー企業やベンチャーキャピタルの方向けに説明するミートアップイベントを開催する。イベントは6月4日と6月16 日の2回開催する。なお、Villageアライアンス-Season2-の具体的な協業内容、応募方法は「ドコモ・イノベーションビレッジ」で確認できる。今後、ミートアップイベントの詳細なども掲載される予定だという。
2015年05月18日地域の分け方として、北陸なのか東北なのか、それとも関東、甲信越? などと議論が絶えない新潟県。県民の名字にも新潟県ならではの特色はあるのだろうか。まずは新潟県に多い名字ランキングから見てみよう。○1位は豪農宅が今も新潟県にあるあの名字新潟県の名字ランキングベスト30の第1位は、県内におよそ7万9,000人みられる「佐藤」さん。「佐藤」さんは全国におよそ205万5,000人みられる日本に最も多い名字となっている。ちなみに、コシヒカリで有名な新潟県魚沼市には、約250年前の元文3年(1738)に建てられた農家「佐藤家住宅」が国の重要文化財として残っている。この家の家主である佐藤家は、1630年頃に大倉村(現在の新潟県魚沼市大倉)の住人になったと言われている。他にも新潟県には、「目黒邸」(魚沼市)や「笹川邸」(新潟市)など豪農の住宅が現在も残っている。2位はおよそ6万人が新潟県民の「渡辺」さん。新潟県出身者では、世界を舞台に活躍している俳優の渡辺謙さんが有名。3位はおよそ5万4,000人が新潟県に住んでいる「小林」さんで、歌手の小林幸子さんやフリーアナウンサーの小林麻耶・麻央さん姉妹が新潟県出身として知られている。また、新潟県出身として有名な田中角榮氏の名字「田中」さんは新潟県におよそ2万4,000人みられ、10位となっている。○「五十嵐」は越後国の地名がルーツ全国順位が30位以下である一方で、新潟県ではベスト30入りとなった名字は、7位「長谷川」さん(全国順位34位)、8位「斉藤」さん(全国順位39位)、9位「五十嵐」さん(全国順位113位)、13位「本間」さん(全国順位171位)、14位「丸山」さん(全国順位73位)。17位には「金子」さん(全国順位56位)、21位「星野」さん(全国順位157位)、22位「近藤」さん(全国順位36位)、24位「田村」さん(全国順位54位)、26位「今井」さん(全国順位75位)、27位「高野」さん(全国順位106位)、28位「遠藤」さん(全国順位38位)、29位「樋口」さん(全国順位130位)、30位「小川」さん(全国順位32位)がある。「五十嵐」さんは、現在の新潟県である越後国蒲原郡五十嵐がルーツであるとの説があり、現在も新潟県に全国最多であるおよそ2万5,000人の「五十嵐」さんが住んでいる。プロバスケットボール選手の五十嵐圭選手が新潟県出身として有名だ。新潟県出身の有名人には、元モーニング娘。でモデルの久住小春さんがいる。「久住」さんは全国人数およそ5,000人のうち、新潟県に最多の1,300人が集中している。また、タレントの大桃美代子さんも新潟県の出身。「大桃」さんは全国人数およそ2,400人中およそ800人が新潟県にみられる。ベスト30にランクインした名字では、2014年に沢村賞に選ばれたプロ野球オリックスバファローズの金子千尋選手や、女優の樋口可南子さんなどが新潟県出身として有名。「樋口」さんは47都道府県のうち、新潟県でのみ30位以内となっている。○「新潟」さんは広島県に多い新潟県にみられる珍しい名字は、「九(いちじく)」さん(全国人数およそ40人)、「五十山田(いかいだ)」さん(およそ60人)、「味方(あじかた)」さん(およそ400人)、「飯酒盃(いさはい)」さん(およそ400人)、「媚山(こびやま)」さん(およそ400人)、「久保埜(くぼの)」さん(およそ600人)、「日馬(ひうま)」さん(およそ850人)などがある。また、県名と同じ「新潟」さんの全国人数はおよそ400人。「新潟」さんは新潟県ではなく広島県に多く、その人数はおよそ100人となっている。新潟県の名字は、青森県を除く東北5県と同じく「佐藤」さんが1位となる一方で、2位の「渡辺」さんは山梨県で1位、3位の「小林」さんは長野県で1位となっている。新潟県は名字においても、東北の特徴と甲信の特徴を併せ持つ結果となった。ちなみに隣県である富山県の名字ランキングは独自性があり、新潟県との共通点はあまり見られなかった。※ランキングは、月間400万アクセスの「名字由来 net」アプリと「名字由来 net(Web)」の名字データベースから、電話帳データをもとに新潟県・全国で実世帯が確認できるもののみを集計し、人数の多い順に抽出。100人未満四捨五入により算出している。本文と写真は関係ありません○筆者プロフィール: 名字由来 net(リクルーティング スタジオ)月間400万アクセスの「名字由来net(アプリ・Web)」や月間200万アクセスの「無料 赤ちゃん名づけ」アプリなど名字・名前・家系図に特化したサービスをアプリとWebで提供している。「名字由来net」はApp Store総合第1位200万DL、「無料 赤ちゃん名づけ」はApp Store、Googleplayジャンル第1位の実績。名字情報を活かした人気シミュレーションゲームアプリ「戦国村を作ろう!」、「世界村を作ろう!」に引き続き、2015年3月には「幕末村を作ろう!」をリリースした。また、調査・作成した家系図デジタルデータを半永久的に保管・管理できる「家系図作成サービス(生涯データサポート)」をスタート。さらに、2015年から日本初の「簡易武士調査」サービスを開始した。
2015年04月30日