東大発のベンチャー企業・エルピクセルは4月20日、生命科学分野の学術論文の画像を中心に、人工知能を用いた研究画像不正検査サービス「LP-exam Cloud」の販売を開始すると発表した。同サービスでは、研究画像に対する加工の有無を自動で推定するために画像自動分類の特許技術を採用。大学や研究機関が画像をアップロードするだけで安易な不正・加工の有無を検査することが出来きるという。加工が推定された画像についてはライフサイエンス研究と画像解析の専門家が確認・解析し、レポートを作成する。料金は定額制で月額約3万円、1画像約500円から解析ができ、研究室単位で導入することも可能だ。エルピクセルは「LP-exam Cloud」を提供することで、これまで膨大な時間がかかるとされ敬遠されていた不正加工の検査にかかるコストを削減し、画像不正が生じない環境の構築を支援するとしている。
2015年04月20日科学技術振興機構(JST)、北海道大学、岡山大学らは4月8日、リン酸化プルランを主成分とする新しい歯科用人工骨の開発に成功し、これを実用化するためのベンチャー企業・メディカルクラフトンを立ち上げたと発表した。この人工骨は北海道大学大学院歯学研究科の吉田靖弘 教授(元岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科 准教授)らが開発したもの。これまで使われてきたリン酸カルシウム系の歯科用人工骨は体内で吸収されて骨に置き換わるのに数年必要であることから歯周病やインプラント周囲炎の治療には不向きとされている。これに対し吉田教授らは歯や骨に対し強固に吸着し、体内で吸収され組織に置き換わる新規生体材料のリン酸化プルランを開発し、リン酸カルシウムと混合することで、接着力や圧縮強度、生体吸収・骨置換速度をコントロール可能なペースト状人工骨を開発した。この人工骨は、必要部位に必要量とどめることができ、短時間で周囲の組織を再生するため、従来品では不可能だった歯やインプラント周囲の骨の治療にも有効であることが確認された。この人工骨は、骨粗しょう症による骨折治療など外科領域の治療にも応用が期待できるとのこと。今後は今回設立したメディカルクラフトンを通じて歯科領域への普及を進め、将来は整形外科領域を中心に広く展開していく計画で、2021年に歯科領域の製造販売承認を取得し、販売開始3年後には売上6.5億円を目指すとしている。
2015年04月09日新潟県新潟市中央区万代島の朱鷺メッセ1Fウェーブマーケットで、新潟のグルメを味わえる食の祭典「新潟うまさぎっしり博2015」が行われる。日時は4月11日、12日の10時~17時。○ジバニャンのショーや握手会も会場には新潟のラーメンやベーカリーといったフード・スイーツなどが登場。古くから新潟で愛されている煮干しラーメンを進化させた「新潟煮干し中華そば」や、ブラックラーメンのタレとマーボー麺をコラボした「ブラックマーボー麺たまご付き」、紫いものペーストとおからを生地に練り込んだ「まるまるポテト」、鯛やきんぴら、三つ葉などをトッピングした「鯛めし茶漬け」などが提供される。11日にはステージイベントとして、BSNテレビの生中継で胎内市板額弓人隊の演出や山形県のPRステージ、統一地方選挙のPRを開催。さらに、桜 稲垣早希さんをゲストに迎えてBSNラジオ「新海史子のLINK公開生放送」が行われるほか、シュプール音楽隊や「ゆるキャラ大集合」なども実施される。また12日は、ご当地アイドル「RYUTistライブ」、妖怪ウォッチ「ジバニャンバラエティショー」、「ジバニャンとの握手会」、JRA協賛ステージ「ターフィーのレッツゴーダンス」などを予定している。
2015年04月08日ダイソンは4月6日、米ミシガン州のベンチャー企業で全固体電池の開発を行っているSakti3に1500万ドル(約18億円)を投資すると発表した。Sakti3は高性能・高安全性・低コストな全個体電池技術の商品化に取り組んでおり、すでに最新の液体リチウムイオン電池のエネルギー密度の2倍に相当するバッテリー密度1100Wh/l以上を実現している。同技術は将来的に電気自動車、再生可能エネルギーの貯蔵などへの利用が期待されており、Sakti3はダイソンのほか、コスラベンチャーズ、ベリンジア、ゼネラルモーターズ、伊藤忠商事から5000万ドル(約60億円)以上の投資を獲得している。
2015年04月06日GoogleやDeNA、GREEなど、ネットベンチャーってブランド力もありますし、ものすごく躍進していますよね。でも一方で、ブラックなネットベンチャーが多いという噂も……。それって、本当なのでしょうか?ブラックなネットベンチャーって、そんなにたくさんあるのでしょうか?わからないことは経験者に聞くに限る!ということで、30代の男女300人に調査してみました。すると、実に10%の人から「ブラックなネットベンチャーで働いたことがある」という答えが……!全体の1割って、案外多いですよね。10人に1人です。30代の中には結構いますね……。しかも今回の調査では、ブラックなネットベンチャーにつきものの、おぞましい5つの特徴が判明したのです。転職を考えるアラサー女子も多いはず。ブラックなネットベンチャーにハマっちゃったら悲惨です!そうならないためにも、ブラックなネットベンチャーの醜悪な5つの実態を見ていきましょう。■1:長時間労働が常識でデートも無理ブラックなネットベンチャーといえばコレ。もっとも多かった回答が「サービス残業」でした。「定時で帰ろう」という空気なんて、まったくナシ!終業時刻を過ぎても、「この会社には時計なんて存在しません」とでもいうように、ふつ~うに働き続けます。「残業代がつかないのに、毎日22時まで勤務は当たり前」「朝から夜中まで働いても、社会保険に入れてもらえなかった」など、信じがたい労働環境のもと働いていた人も。というのも、ネットベンチャーの場合、新規に事業を立ち上げた会社が多く、資金的にキツい場合が多々あります。慢性的な人手不足に陥り、それを社員の長時間労働でケアしている企業では、こういうヒドイ待遇になるのです。■2:「成長できる」と言って激務を強要「ノルマにうるさい」というのも、ブラックなネットベンチャーの特徴のひとつ。ネットベンチャーというと、自由な社風で、社員ものびのびと仕事をしているというイメージがあるかもしれませんが、ブラックに限っては違います!「ここで働けばキミが成長できる!」と触れ込み、厳しいノルマを押し付けてくるのです。「がんばった分だけ、得るものがある企業です」なんてフレーズで自社を宣伝していたら、まさに要注意ですね!■3:人手不足だから募集要項は嘘だらけ「そんなブラックな会社、最初から入らなければいいのに……」と思う人もいるかもしれませんが、入社前にブラックと見抜けないよう体裁を整えているのもブラックたる所以。求人募集要項にはまともなことを書き連ねてあっても、実際に入社したら「違う仕事だった」ということが多々あります。「契約上の勤務時間と勤務日が実際とは違っていた」など、採用してしまえばこっちのものとばかりに手のひらを返し、長時間労働を強いる場合も。そうじゃなくても、雇用されてはじめてわかる社内の事情って多いもの。働く側にすれば、かなりリスキーです!■4:社長が公私混同で超やりたい放題ブラックなネットベンチャーは「社長がワンマン」。起業者である社長は、基本的に自分の夢の実現のために会社を立ち上げます。となれば、優先させるのは、「社員の待遇」より「自分の思い」。そのため、労働環境とか福利厚生そっちのけで自分勝手を言い出します。もはや、自分がバイブルですから、「社長が気分屋」なんて当たり前。「自分の夢を実現させるため」といえば聞こえはいいですが、その思いがいつしか歪み、エスカレートすると、「お気に入りの女子社員のために人事配置変換をする」など、ワンマン社長はやりたい放題。当然ながら、パワハラも横行。「気に入らない社員がいると、怒鳴りつけて、辞めさせる」といったあり得ないことも平気で行われているのです。■5:社員の洗脳行為で一般常識が麻痺ブラックの場合、ワンマン社長の下につく社員というのが、これまたクセモノ!「社長の言うことをすべて信じていて、言うことに逆らわない」というイエスマン社員がそろい踏みなのです。特に、起業当初から働いている社員にはその傾向が強く見られます。社長の情熱に感化され、「一緒に頑張っていこう!」と意欲を燃やし、骨身を削って働いてきた経験があるため、中途採用の社員にもそれを強いてくるのです。起業するだけあって、ワンマン社長はやたらエネルギッシュ。社員はその言動に“社内洗脳”されていってしまうわけですね。こうしたブラック企業を見抜くには、経営者のSNSやホームページによくある会社紹介などをチェックしてみるのもひとつの方法です。たとえば、「うちは若い社員が多い」と自慢げに書いてあれば、社員が定着しない離職率が高い会社と読むこともできます。「うちの会社は少数精鋭」なんて書いてあれば、その企業は人手不足が慢性化しているとも受け取れますよね。転職して、とんでもないブラックに引っかかったら最悪です!そうならないためにも、あらゆる手段を駆使して情報を集めることが大切。イメージや耳触りのいい宣伝文句に惑わされず、しっかり実情を見極めていきましょう!(文/虫本ハギー)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2015年2月25日(水)調査対象:全国30代の男女300名
2015年03月22日サイバーエージェントの連結子会社で、投資育成事業・ベンチャーキャピタル事業を展開するサイバーエージェント・ベンチャーズは2月25日、動画制作プラットフォーム「Crevo(クレボ)」を運営するCrevoに対して出資したと発表した。「Crevo」は2014年3月にリリース後、250社が活用しており、累計依頼総額も2015年3月末時点で1億円を突破する見込みだという。今後、増加する動画制作ニーズに応えるために、より多くのクリエイターが動画制作に携われるようセミナーや勉強会も開催。企画・制作から動画広告の配信・運営まで支援することで、効果・結果を踏まえて、より効果を高める一貫した動画ソリューションを提供する。登録クリエイターの7割は海外のクリエイターで、海外とコラボレーションする制作フローの特長を活かして、アジアやアメリカでも事業展開を予定している。
2015年02月26日gumi、新生銀行連結子会社の新生企業投資は27日、スマートフォン関連のベンチャー企業向け投資ファンド「gumi ventures2号投資事業有限責任組合」(以下gumi ventures2号)のファイナルクローズを23日に行ったと発表した。gumi ventures2号は、スマートフォンの本格的な普及に伴い、モバイル端末の動画コンテンツやプラットフォームを中心に新しい技術やサービスの開発・普及が期待されるアーリーステージのベンチャー企業への投資と、gumiの事業基盤やノウハウを活用したハンズオン型の支援を実施することを目的に、gumiの100%子会社、gumi venturesおよび新生企業投資がGP(無限責任組合員)出資を行い、新生銀行がLP(有限責任組合員)出資する形で2014年8月21日に共同で設立した。このたびのファイナルクローズでは、独立行政法人中小企業基盤整備機構、AOI Pro.などが新規にLP出資を行い、ファンド総額は20億円となったという。gumiと新生銀行では、2012年7月にアジアを中心としたアーリーステージのモバイルエンタテイメント企業向け投資ファンド「gumi ventures L.P.」を共同で設立、gumiのアジアを中心とした海外展開に資するベンチャー企業数社への投資を成功裏に完了した。特に、同ファンドで投資したエイリムが開発した本格的ロールプレイングゲーム(RPG)「ブレイブ フロンティア」は、グローバルで2,000万ダウンロードのヒットを記録しているという。gumi ventures2号はgumi と新生銀行グループの2件目の投資ファンドとなる。gumi ventures2号では、gumiの培ってきたモバイルエンタテイメント業界の知見やネットワークと、新生企業投資が持つプライベートエクイティ業務における経験と実績を活かし、今後成長が期待されるスマートフォンなどモバイル端末におけるメディア事業へのハンズオン型の投資を通じて、同事業分野のベンチャー企業の育成を支援していくとしている。○gumi ventures2号ファンドの概要名称:gumi ventures2号投資事業有限責任組合設立日:2014年8月21日出資総額:20億円出資者:GP(無限責任組合員)出資:gumi ventures、新生企業投資。LP(有限責任組合員)出資:独立行政法人中小企業基盤整備機構、新生銀行、AOI Pro.など期間:組合期間6年投資対象:国内を中心としたスマートフォン関連ベンチャー企業
2015年01月28日ブイキューブは1月26日、ロボット開発ベンチャーRapyuta Robotics(ラピュータ)に出資を行ったと発表した。ラピュータが行った総額3億5100万円の第三者割当増資を、CYBERDYNE、フジクリエイティブコーポレーション、SBIインベストメントとともに引き受けたかたちとなる。ラピュータはセキュリティー、点検といった業務を無人で行う低コスト・マルチロボットを開発しているベンチャー企業で、技術開発機能を担う完全子会社のRapyuta Research AGはスイス・チューリッヒ工科大学の認定ベンチャーに選ばれている。ブイキューブは、自社のビジュアルコミュニケーションサービスとラピュータのロボット技術を組み合わせ、ドローンで撮影した映像をリアルタイムで視認できるようにすることで、老朽化した橋やトンネルの点検、人の立ち入りが困難な高所や煙突があるプラント保守、災害現場での被害状況確認、イベント会場でのセキュリティなど、さまざまなシーンでの利用を想定したサービスを共同で開発していくとしている。
2015年01月26日NTTドコモ(ドコモ)とNTTドコモ・ベンチャーズ(NDV)は12月19日、ベンチャー企業とイノベーションを創出する「ドコモ・イノベーションビレッジ」において、ベンチャー企業と協業することによりサービスを創造する新たな取り組み「Villageアライアンス」を開始したと発表した。「Villageアライアンス」は、ドコモとベンチャー企業がそれぞれ保有するアセットを組み合わせることにより、顧客に対して新たな価値を提供する取り組み。既に自社のサービスや技術をビジネスとして展開するミドルステージ以降のベンチャー企業を主な対象としており、ドコモと参加企業は、あらかじめ設定したテーマに沿って、ビジネスプランの計画立案からトライアルサービスの提供まで共同で取り組み、顧客に新たな価値を提供する革新的なサービスの創造を目指す。加えて、これまで「ドコモ・イノベーションビレッジ」にて取り組んできた、主に創業して間もないベンチャー企業を支援する取り組みについても、「Villageシード・アクセラレーション」として引き続き実施する。なお、「Villageアライアンス」および「Villageシード・アクセラレーション」の参加企業は、12月19日から2015年2月10日までの期間で募集する。両社は、「ドコモ・イノベーションビレッジ」を通じて新たな可能性に挑戦し、グローバルスタンダードとなるサービスをベンチャー企業とともに推進するよう取り組んでいく。
2014年12月22日『Negicco』!美しいお正月風着物で、新しいCMに登場!佐藤食品工業株式会社は、新しいテレビCMに新潟で誕生したアイドルグループ『Negicco』(ネギッコ)を採用した。そのCMは、【らくポイ容器】篇で、(一部地域以外)全国でオンエアをスタートさせた。Negiccoは【Megu】【Kaede】【Nao】の3人グループで、CMではお正月らしい美しい着物を身につけ、ダンスや歌と一緒においしく食べた後に簡単に捨てられる【らくポイ容器】のメリットをアピール。親しみやすい歌とともに、インパクトを感じさせる新CMに仕上げられている。Negiccoについて2003年に、もともとは新潟の名産ネギ「やわ肌ねぎ」PRキャンペーンのため結成されたアイドルユニット。その活躍により、期間限定だったものが活動延長され、最新のシングルはオリコン11位を獲得している。さらに12月にはニューシングルをリリースするなど、今後の活躍が期待されているアイドルグループだ。(画像はニュースリリースより)【参考】・佐藤食品工業株式会社 ニュースリリース・佐藤食品工業株式会社・Naoのオフィシャルブログ・Meguのオフィシャルブログ・Kaedeのオフィシャルブログ
2014年12月06日ソウルドアウトは12月3日、日本国内の中小・ベンチャー企業に対し、Webサイトでの翻訳や広告出稿、配送、問い合わせなどワンストップで提供し、海外市場への販路拡大を支援する「海外向けWEB販路開拓サービス」の提供を開始した。同サービスでは、英語圏での広告出稿によるネット上での集客や、海外ユーザー専用のページ作成、商品の配送支援、問い合わせ対応などを同社が一気通貫で請け負う。価格は、実施したい内容や予算に合わせ用意が可能だ。
2014年12月04日中小・ベンチャー企業の販促支援をするソウルドアウトは11月19日、自社Webサイトの検索順位の改善を図る低価格SEO対策サービス「StartUp SEOサービス」をリリースした。料金は、初期費用5万円(税別)、月額費用5万円(税別)~。同サービスは、Webサイトの検索順位を改善するため、自社サイト内の記述を検索エンジンのアルゴリズムが読み込みやすい対応を施す事で適切な順位に上げるSEO対策サービス。ソウルドアウトがこれまで中小・ベンチャー企業向けに支援してきた販促ノウハウを活かし、実施する施策範囲を徹底的に効率化することで低価格での提供を実現している。オンラインマーケティングを実施する際、検索エンジン対策は欠かせない施策の1つ。検索エンジン対策には、予め企業が指定した検索キーワードに対して広告を表示し、その広告がクリックされる回数に応じて広告費を支払うリスティング広告の出稿と、自社のインターネットサイトを検索結果の適切な順位に表示させるためのSEO施策、という2種類の手法が主流となっている。ソウルドアウトではSEO対策に対して、リスティング広告に比べて費用対効果がわかり辛い、という声を多くのユーザー企業から聞き、今回このサービスの開発に至ったという。
2014年11月19日クラウドワークスは11月17日、米Red Herring主催のITベンチャーアワード「2014 Red Herring Global」のファイナリストに選出されたと発表した。米Red Herringは米国のテクノロジー系メディアで、世界で最も革新的なベンチャーを同アワードで毎年選出している。これまでにもGoogleやYahoo、YouTube、Twitterなどが選出されており、テクノロジー系のベンチャーにける登竜門として注目を集めているという。同社は8月に、アジア地域における「Red Herring Top 100」で選出されており、今回のグローバル表彰の選出は「2014 Red Herring Asia Top 100 Winners」の受賞によるものとなる。現在、登録された仕事の予算総額は160億円を突破。利用クライアントは上場企業など4万4000社を超え、登録会員は188業種・24万人にのぼる。
2014年11月17日レバレジーズは、10月29日に渋谷ヒカリエで「第1回 渋谷ベンチャー会議」を開催する。レバレジーズ、トレンダーズ、ネットプロテクションズといった急成長中の企業で活躍する社員が、一同に集結。「メディアを成長させる施策と組織体制」をテーマにディスカッションを行う。19時に開始し、定員は15人。参加費は無料。申し込みは(から。レバレジーズによると、渋谷ベンチャー会議とは、ベンチャー企業の価値向上と、ベンチャー企業の中身を知ってもらう事を目的とした交流イベント。昨今、ベンチャー企業の存在感、認知度が高まりつつある一方で、その内側は一部の人が知るのみ。今回、「渋谷ベンチャー会議」と称し、急成長中のベンチャーを一同に集め、Webディレクター向けにイベントを企画したという。
2014年10月15日眼科領域に特化した開発ベンチャーであるユニバーサルビュー(UV)は9月30日、エムスリーとの資本業務提携を行ったと発表した。UVは、就寝中に着用することにより裸眼視力を回復するコンタクトレンズの製造・販売を行う開発ベンチャー。開発事業としては、老眼治療として期待が高まるピンホールコンタクトレンズ事業など、眼科領域に特化した製品やソリューションの研究開発を行っている。エムスリーは、約25万人の医師が登録する日本最大級の医療従事者向けサイト「m3.com」を運営し、インターネットを利用した医療関連サービスの提供を行う企業。医療機器の開発支援を行うMICメディカルや、100万人を超える子育てママ会員を有するアイチケットなどを傘下にもつ。今回の資本業務提携を通じて、両社は今後、眼科領域におけるマーケティングおよび調査や、臨床試験、薬事関連業務における連携について協議を進めていくという。
2014年09月30日第一三共は9月29日、米創薬ベンチャーAmbit Biosciencesを買収すると発表した。Ambit Biosciencesはキナーゼ阻害剤の創薬・開発を手がけるバイオベンチャー企業で、急性骨髄性白血病治療薬の化合物である「AC220」などを有している。全株式、新株予約権、ワラントなどの対価は約3億1500万米ドル。さらに、「AC220」の開発マイルストーンに応じた対価が支払われるとのことで、合計で最大4億1000万ドルの支払いとなる。第一三共はがん領域において画期的な治療薬を提供することを中長期的な目標としており、今回の買収を通じてがん領域のポートフォリオを強化していくという。
2014年09月29日(画像はプレスリリースより)聖マリアンナ医科大発のベンチャー企業ナノエッグ社「NEWブライトニングライン」発売発表ナノエッグは今までの「マリアンナブライトニングライン」をリニューアルし、「NEWブライトニングライン」として、化粧水、乳液、クリーム、美容液の発売を発表しました。NEWブライトニングラインのコンセプト活性酸素はシミ・くすみののもとになるメラニン色素を生成する原因となります。人は、もともと活性酸素を抑える力が備わっていますが、これが加齢により減少するといいます。ナノエッグ社の皮膚科学研究チームによる研究の結果、体内にある活性酸素の力を抑える成分「グルタチオン」、「安定型ビタミンC」、「アセチルシステイン」を肌の奥に浸透させることにより、明るい透明感のある肌になることを発見しました。これら成分の配合により、化粧水が「潤し」、乳液が「働きかけ」、クリームが「守り」、美容液で「集中ケア」の4ステップにて肌を守っていくのです。各製品の特徴ローションA.G.(化粧水)は、整肌成分としてグルタチオンと安定型ビタミンCを含み、うるおいが角質の奥まで浸透し、肌のきめを整えます。エマルションA.G.(乳液)は、整肌成分としてグルタチオン、安定型ビタミンCを含み肌の生まれ変わりに働きかけ、クリームA.G.(クリーム)は、整肌成分としてグルタチオン、安定化ビタミンCを含み、肌本来のハリを保ちます。Cysエッセンス(美容液)は、整肌成分にグルタチオン、アセチルシステイン、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(ビタミンC誘導体)を含み、うるおいで、ハリとつや、生き生きとした肌へと導きます。【参考】・ナノエッグプレスリリース
2014年05月25日新潟県佐渡市で、県の鳥「トキ」(学名ニッポニア・ニッポン)に触れ合える施設および、トキの着ぐるみの愛称が、全国から寄せられた中から決定した。トキふれあい施設の愛称に決定したのは、「トキふれあいプラザ」。多くの人々がここに集い、トキとふれあい、トキの生態などを観察できる施設となることを願い、命名された。同施設は、佐渡市新穂長畝にある「トキの森公園」に3月30日(土)にオープンする施設。トキが飛翔可能なケージを整備し、その中に自然に近い環境を再現することで、飛翔、採餌、巣作りなど、トキの生態を観察することができる。一方、トキの着ぐるみは、最優秀賞を受賞した「サドッキー」に決定。優秀賞には「トキ坊」と「トキ丸」が選ばれた。トキの着ぐるみは、2008年にトキの野生復帰の活動のシンボルとして全国公募されたデザインを元に作られたもの。おなかのマークに、佐渡を象徴する豊かな自然をあしらい、トキと人が共生する未来の佐渡をイメージしたという。なお、最優秀賞、優秀賞の受賞者には、3月30日(土)のトキふれあいプラザオープニングイベントで表彰が行われる予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月17日亀田製菓は「サラダホープ海老しお味(80g)」を、1月14日から新潟限定で発売する。「サラダホープ」は新潟県内を中心に販売され、1961年の販売開始以来、半世紀を超えるロングセラー商品。細長い形のひとくちサイズで、あっさりとした塩味とサクサクした食感が楽しめる。このほど販売する「海老しお味」は、サラダホープならではのサクサクとした食感はそのままに、生地に海老を練り込んで香ばしく焼き上げた。味付けはシンプルな塩味で、海老の風味とあられの香ばしさが楽しめる。同商品は価格はオープン(実勢価格230円前後)。新潟限定(一部地域を除く)で1月14日から発売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月08日新潟のプロバスケットボールチーム 新潟アルビレックスBBと、石油ファンヒーター大手のダイニチ工業は、12月19日よりコラボレーション商品「ハイブリッド式加湿器HD-FC500B」を、ダイニチWEBサイトおよび試合会場にて限定販売を開始した。販売価格は17,800円。同製品は、ダイニチ工業が2012年8月より販売を開始したハイブリッド式加湿器「HD-FC500」を、チームカラーのオレンジに、またユニホームを意識したデザインに仕上げたもの。付属のシールを貼り、自分だけのオリジナル加湿器にカスタマイズする事もできる。スペックは、適用床面積が木造和室で8.5畳まで、プレハブ洋室で14畳まで。加湿量は500ミリリットル、タンク容量は4.0リットル。ダイニチ工業では、スポーツを通じて、地元新潟がより元気になってほしいとの思いを込め、2009年より新潟アルビレックスBBをチームスポンサーとして応援している。同商品の売り上げの一部は、同チーム強化のための支援金に充てられるとのこと。商品の詳細はダイニチ工業ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日トップカルチャーは8日、新潟県新潟市に、県内最大店舗となる「蔦屋書店新潟万代」をオープンした。同社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブが全国展開するTSUTAYAのFC加盟企業中、最多の店舗数を展開。また新潟県は人口100万人当たり約25店舗と、「TSUTAYA」「蔦屋書店」を全国で人口1人あたりの店舗数が最も多い都道府県となるという。同店は、同社が展開する蔦屋書店のフラッグシップ店舗としてオープン。コンセプトに「希望の羅針盤」を掲げ、人生の希望や豊かなライフスタイルを見つけるための「情報・知識・感動」がつまった、さまざまな本、雑誌、映画、音楽などを県内最大級規模で取りそろえたという。専門スタッフが来店者の”本選び””映画・音楽選び”などをサポート。また、本を片手にコーヒーを飲んだり、語り合ったりすることもできるBOOK&CAFÉスペースは150席を用意した。さらに今回、新たな試みとして、「デジタルハリウッドSTUDIO 新潟」を店内に併設。「好きなことを、好きな時間に、好きな場所で、自分らしく学ぶ」今までにない”ラーニングスタジオ”をコンセプトにした、目的や地域に特化した学習スタイルを提供するプラットフォームとなっている。ウェブやアプリ製作の技術習得など、クリエイティブな刺激を提供していくという。「蔦屋書店 新潟万代」 (新潟県新潟市中央区幸西3-1-6)は、店舗面積1,200坪。営業時間は8時~24時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日11月27日、ネスパス表参道・新潟館で高品質なアイテムを生み出す新潟・燕三条の名品と出会えるイベント「厳選!ものづくり Made in 新潟」が開催された。イベント会場にはそれぞれのブースで、新潟・燕三条の技術を活かした逸品がずらりと勢ぞろい。ブースを見渡すと、デザイン性の高い製品が多いことに驚く。思わず手にとってその品質を確かめたくなるものばかりだ。出展した多彩な企業の商品の中から、おうちスタイル編集部が気になったアイテムをピックアップしてご紹介。こちらは新潟県三条市「 株式会社坂源 」の生花用ハサミ。丸く可愛らしいデザイン性の高さだけでなく、手に取ると軽く優しい使い心地が実感できる。こちらの商品は、現在、渋谷ヒカリエで開催中の47都道府県のグッドデザイン賞受賞品を展示しているイベント「 47 GOOD DESIGN 」のメインビジュアルに起用されているので、目に留まった方も多いのでは。そして、こちらは「 株式会社タカヒロ 」のコーヒードリップポット。プロ仕様として手に届きにくかった専用コーヒードリップポットも、こちらはミニサイズの展開もあり、一般家庭でもこだわりの一杯を求める方に好評とのこと。綿密に計算された注ぎ口の広さ・角度によって、湯を注いだ際にコーヒー粉をふんわりと包み込み、初心者でも簡単にハンドドリップで美味しいコーヒーを楽しめるそう。角度によって様々な表情をみせる多様なカラーリングも美しい。ちょっと毛色の違う、こんな品も。新潟県三条市「 株式会社明間印刷所 」のレーザー加工技術を使用したペーパーアイテム。繊細かつ丁寧なカットで、美しく細工された招待状や席次表は、手に取ると思わず感動の声が出るほど。その製作技術は日本刀作りからルーツを持つという「 株式会社山村製作所 」の理容バサミ。研ぎ澄まされた刃と刃をピアノの調律のごとく重ねを調整した、プロが手放せない品だそう。古くからの確かな技術を大事に育み、新たなものづくりに活かしていく姿勢が伝わる逸品だ。そしてこちらは、近年はヨーロッパやアジアなど世界中に販路を拡大しているという「 株式会社 角利製作所 」の製品。木目とフォルムが美しいこちらは鰹節削り器、その名も「鰹音(かつお)」。台座の下に直接受け皿を置き鰹節を滑らせると、丹念に磨がれた刃で細やかで匂いたつ鰹節ができあがる。この「鰹音(かつお)」を製作・販売している角利製作所の取締役・加藤氏からは、ヨーロッパでの販売で垣間見えた“モノ選び”の本質をうかがうことができた。「本当に良いモノは、ブランドや流行で、値段や売れ行きが振り回されることはない。“人”が実際に手にとって使用し、その価格に値すると真に理解されたモノは、必ず売れ続け、生き残るんです」その言葉通り、どの商品を手にとっても、「ものづくり」への情熱とこだわりが伝わる品がずらり。地方産業の職人たちの情熱と技術から産まれる逸品を、ぜひその手で確かめてみてはいかが。-------------------------------------------------「厳選!ものづくり Made in 新潟」参加企業リスト ・磨き屋シンジケート (燕商工会議所) ・オークス 株式会社 ・杉山金属株式会社 ・株式会社 タカヒロ ・下村企販 株式会社 ・大岩彫金 ・株式会社マルト長谷川工作所 ・株式会社山村製作所 ・株式会社坂源 ・吉金刃物製作所 ・有限会社 石田製作所(ISHIDA FACTORY) ・株式会社 MGNET ・雑貨創造 ・株式会社 角利製作所 ・SHIKIEN 株式会社 ・株式会社 明間印刷所
2012年12月05日新潟県観光協会が運営する新潟県公式観光情報サイト「新潟観光ナビ」で、現在「スキー場2012-2013オープン情報&ゲレンデ情報」を公開中だ新潟県スキー場オープン情報では約60のスキー場の情報を掲載。オープン情報のほか、各スキー場の特徴などが紹介されている。また、新潟県スキー場ゲレンデ情報では、スノーボードパーク、スノーボード滑走、キッズゲレンデ、託児所、ナイター、滑走状況などがチェックできる。情報の更新は全施設ともクローズ日まで行われる予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月04日2012年7月14日(土)から新潟県新潟市内で開催中の「開港都市にいがた水と土の芸術祭2012」。当芸術祭の「アートプロジェクト」は閉幕日の12月24日(月・休)までメイン会場「万代島旧水揚場」の入場料が半額になる。「アートプロジェクト」は芸術専門家などから高い評価を得ている。この来場者数が10月末時点で前回の約40万人を超えたことから、閉幕日の12月24日(月・休)まで「水と土の芸術祭感謝月間」とすることになった。これにより、当日入場料通常一般1,000円が500円、学生・65歳以上800円を400円、高校生300円を100円に割引する。中学生以下は無料。ただし、チケットはメイン会場の窓口のみでの販売となる。同会場は、2年前まで魚のせりや水揚げが行われていた施設。漁業や港町の記憶の残る4つの施設全体に、全66作品のうち、20作品を展示している。約5カ月半にわたり開催されている同芸術祭は、2009年に続き2回目の開催。今回は「転換点」をテーマに、メイン会場をはじめ市内48カ所にアート作品を制作・展示する「アートプロジェクト」と、市民の企画実施による「市民プロジェクト」、自然との共生を考える「シンポジウム」を3本柱に、ライブ・パフォーマンス、食のイベントなども数多く開催している。メイン会場での今後のイベントとしては、12月2日(日)に当芸術祭ディレクターでありダンサーの堀川久子によるパフォーマンスや、12月13日(木)には映画『阿賀に生きる』の上映なども控えている。最終日の12月24日(月・休日)には、「大友良英オーケストラNIIGATA」が同市内にあるNEXT21市民プラザホールで開催される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日米どころ新潟県には非常に多くの酒蔵が存在し、それぞれに何種類ものお酒の銘柄を取り扱っています。では、そんな数多くあるお酒の中で地元の人がオススメする銘柄はどんなものなのでしょうか?今回は、新潟県在住の地酒通・大島健さんにご協力いただき、地元の方にオススメの銘柄を聞いてみました。●河忠酒造株式会社『想天坊大辛口』日本酒度が10もある辛口のお酒です。常温でもふわっとしたうまみがあっておいしいのですが、冷やして飲んだ方がすっきりしていてグイグイ飲めます。夕涼みをしながら塩を多めにふったゆでたての枝豆をつまみにグイっと飲むにはうってつけのお酒。散々飲んでいると思うのに飽きのこないお酒です。●中川酒造株式会社『越乃白雁 純米吟醸 越淡麗 無濾過生原酒』越淡麗という酒米を使ったすっきりとした後味と原種ならではのどっしりとした味わいがあるお酒です。また香りが柔らかいので日本酒の香りが苦手な人でも大変飲みやすくなっています。新潟の有名どころのお酒しか飲んだことのない方には特におすすめします。●柏露酒造株式会社『純米にごり(JunmaiNigori)』見た目も飲み方も珍しい変わり種のお酒です。中身はすっきりとした味わいの飲みやすいにごり酒ですが、酒蔵さんはサイダーやリキュールで割って酒カクテルとして飲むことをおすすめしています。こういうお酒を嫌がる人もいるでしょうが、色んな可能性を探すことは大事だと思います。個人的にはピーチネクターで割るのがお気に入りです。●美の川酒造株式会社『純米越の雄町』新潟の主流である淡麗辛口と少し違った酒蔵さんのぬる燗できゅっといきたくなるお酒です。お米の味が強く感じるお酒なので味が濃くてコッテリとした料理にも全然負けません。心と体を温めたいときに、お鍋を囲んで一杯やるのに最高です。●越銘醸株式会社『純米酒越の鶴壱醸』油揚げで有名な栃尾の棚田を守ることを目的として作り始めたお酒です。越淡麗という酒米を使っていて昔ながらの新潟のお酒よりもうまみが強く、口当たりと香りのよいので冷で飲むのがおすすめなお酒です。新潟の淡麗辛口はちょっと苦手だなという人には一度これを飲んでもらいたいです。今回紹介した銘柄以外にも各酒蔵さんでおいしいお酒はたくさんありますので、ぜひ新潟にお越しの際は、新潟が誇る地酒の数々を堪能してください。大島さんによると、新潟だけで酒蔵は全部で92蔵あり、それぞれ何種類も銘柄を持ってるそうです。今回紹介したお酒以外にも、米作りと酒造りを手伝った人へ頒布される河忠酒造さんの『和創良酒』や地元の酒屋すみよし屋酒店さん一店舗のために作っている中川酒造さんの『いんごこき』、ほかにも各酒蔵の初しぼりや夏季限定の生酒などおすすめの地酒は数多くあるとのこと。毎年新潟では『にいがた酒の陣』という新潟のほぼすべての酒蔵さんのお酒を試飲できるイベントがあるので、日本酒好きな人は参加して、いろいろなお酒を味わってみるのもいいですね。(貫井康徳@dcp)河忠酒造株式会社中川酒造株式会社美の川酒造株式会社越銘醸株式会社にいがた酒の陣HP大島健さんが実行委員をしている『全日本丸太早切選手権大会』のHP。賞品に地酒が多数。
2012年11月30日新潟県新潟市で「第3回にいがたアニメ・マンガフェスティバル」、略して「がたふぇすvol.3」が開催される。開催日時は11月10日(土)の10:00~20:00、11日(日)は10:00~18:00。会場は新潟市中心部の万代エリア、古町エリア、白山・西大畑エリアの3カ所。各エリア間の移動には、無料シャトルバスの利用が便利。入場は無料だが、一部有料のイベントもある。万代エリアのイベントは、「がたふぇすvol.3オープニングセレモニー」に始まり、「天空の城ラピュタ」のシータ役、「ドラえもん」ドラミ役(初代)をつとめた、よこざわけい子さんによる「トークショー」のほか、「けいおん!」の中野梓役、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」高坂桐乃役の竹達彩奈さんのトークショーなどが行われる。そのほか、「パタリロ!」などの作品で知られる漫画家、魔夜峰央先生によるサイン会や、コスプレ体験ブースなども開催される。古町エリアでは、FMPORT「RADIOMANIART(WED.)あなたと星空の下で」公開収録&トークライブのほか、さまざまなテレビアニメの主題歌を歌っている石田燿子さんのミニライブが特別開催される。さらに「ホビージャパン」による展示、物販ブースの出店や、「第4.5弾痛車フェス」、「新潟アニソンLoversカラオケライブ」なども開催予定。白山・西大畑エリアでは「コスプレパレード」を開催。そのほか、「コスプレガタケットスペシャル」では国重要文化財や、大正時代の風情あふれる和風邸宅を舞台にコスプレが楽しめる。イベント詳細はがたふぇすvol.3ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日新潟県内の美味しいものが大集合する「新潟うまさぎっしり博2012」が9月16日(日)、17日(月・祝)の両日、朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで開催される。「新潟うまさぎっしり博2012」は、県内有名店のラーメンをはじめ、県内各地で人気を博している焼きそばのゾーン、「うま博」限定のスイーツ、日本酒などなど、定番のうまいものからご当地B級グルメまで、新潟県の味を一堂に楽しめる食のイベント。昨年は2日間で37,880人が来場した。今回は同日開催の「にいがた総おどり」「水と土の芸術際」とも連携し、新潟はフード、アート、パフォーマンスが盛り沢山。さらには県内のゆるキャラも登場し、会場をさらににぎやかにしてくれる。注目の「新潟グルメ」では、16の店が新潟の新しい郷土料理をめざして、地場の食材を使って創作。「県産野菜を使ったヘルシー冷製パスタ」「にいがた地鶏コロッケ」「新潟ぎっしりかき揚げ天茶」「新潟かつバーガー」「長岡野菜のタコライス」「佐渡天然ブリカツ丼」「みどりのピリ辛鶏ぶっかけそば」などが並ぶ。新潟の焼きそばは「イタリアン」というB級グルメがあるが、ほかにも赤、黒、白の3色の焼きそばが名物だ。赤は妙高赤倉温泉の「レッド焼きそば」、黒は糸魚川の「ブラック焼そば」、そして、上越市の「謙信公義の塩ホワイト焼きそば」。それぞれの地産食材を生かしているのが特徴だ。そして、ラーメン。”新潟ラーメン”という括りはないが、県内には有名人気店がひしめいている。そんな中から、今回新潟市からは「究極あさっぱラーメン」、「NEO中華そば」が出店。長岡市からは「メキシカン豆乳坦々麺」、新潟市、小千谷市「スリーピースのみそラーメンみそ焙煎おまけ付き」、新潟市、柏崎市、弥彦村で人気の「下町煮干し中華の佐渡産甘海老油ちゃーしゅうめん」、上越市「醤喰ジャージャー麺~上越(麺)トリビュート」の6つの”新潟ラーメン”が味わえる。食後のスイーツは、16日と17日にそれぞれ5つが出展される。16日は、三条市「お月見モーモー」、新潟市「あんぽんたん」、新潟市「うまさぎっしりクレープ~安田ヨーグルトと県産フルーツの米粉クレープ包み~」、新潟市「和栗スフレロール」、糸魚川市「糸魚川産コシヒカリ使用ながーいもっちりプリンロール」。17日は、新潟市から「ごきげん卵の米粉和栗ロール」、村上市の「村恭のクレープ」、柏崎市「和栗の生クリーム大福」、長岡市から「バナナカボチャの米っ娘ロール」と「いちごミルクロール」と、県内の名店の自信の逸品を味わえる。さらに、日本酒コーナーには酒どころ新潟県の酒造会社から20社が参加。まさに「新潟うまさぎっしり博」だ。しかし、これだけは終わらない。協賛団体、企業のブースやPRブースも多数並びステージイベントも盛りだくさんだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日越後交通は10月1日より、高速バスの上越~池袋線と新潟~池袋線の夜行便を新宿駅西口まで延伸する。対象となるのは、上越~池袋線の上り6便(新宿駅西口4:55着)と下り5便(同23:10発)、新潟~池袋線の上り30便 / 32便(新宿駅西口5:00着)と下り29便 / 31便(同23:00発)。延伸による運賃の変更はない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日新潟県の糸魚川市近辺では、真っ黒な麺を使った焼きそばが評判だとか。果たしてその正体はいかに。今回、そのうわさの出どころである糸魚川市で、ブラック焼きそばの正体を探ってみた。この糸魚川市、場所は新潟県最西端の海に面したところに位置している。早速、街を散策するとそこらじゅうに「ブラック焼きそば」の旗ざしものがある。なるほど、街をあげてブラック焼きそばなるものを広めようとしているようだ。早速、持参のiPadで評判を検索。すると「糸魚川うまいもん会」公式HPなるものを発見した。恐る恐るのぞいてみると、そこには「めざせ!全黒制歯」という秀逸なキャッチコピー。糸魚川ブラック焼きそばのゆるキャラ「ブラック番長」なるものも存在するようだ。なんと、その姿は学ランを着ているイカ。きっと学ランはイカスミを表現しているのだろう。何はともあれ、まずはHPで紹介されていた「月徳飯店」というお店に行ってみることにした。この店は日本海に面した場所にあり、「日本海のよこはま」をキャッチコピーにするくらいの本格的な中華料理店。厳かな装飾の店内に落ち着きなく入店したせいか、店員からはいぶかしんだような視線を浴びてしまう。高ぶる気持ちを何とか抑え込み、かすれた声で「ぶ、ブラック焼きそばをひとつ!」と注文する。厨房(ちゅうぼう)からは、フライパンで炒める音とともに香ばしいにおいが漂ってくる。さすが本格的な中華料理店、たとえB級メニューでも手抜かりはないらしい。やがて、香ばしいにおいとはミスマッチなB級グルメ臭たっぷりの焼きそばが運ばれてきた。予想通り、真っ黒な麺の焼きそばが、皿からあふれんばかりに盛られている。トッピングは薄焼きたまごにマヨネーズ、ケチャップ、青のり、紅ショウガ。赤と黒のコントラストが、この地にはせた上杉謙信とそのライバル、武田信玄の映画をほうふつさせる。早速食べてみると、卵のプルプル感と腰のある黒い麺が絡まることでとてもマイルドだ。見た目のインパクトのある色味からは想像できない、優しい味という意外な展開となった。また、イカスミ特有の生臭さは、炒めることによって軽減されているのだろうか。ちなみに月徳飯店系列のお店には、黒酢をかけたものや目玉焼きをのせたものもあり、同じブラックでも大きく差別化を図っている。もう一軒、注目したのは「食べ処なかしま」だ。ここはいわゆるラーメン屋さん。この店のラーメンも非常においしいとのことだが、今回はブラック焼きそばの調査。ラーメンは次の機会に探るとする。店の雰囲気はと言うと、月徳飯店とは一転して厳かさはない。いかにもB級グルメを出す店という雰囲気すら漂っている。早速ブラック焼きそばを注文する。すると、驚くことに皿の上は黒一色。薄焼きたまごは乗ってなく、真っ黒な焼きそばがどんとさらに盛られているのだ。どこを見てもブラック、ブラック。皿の端に、申し訳なさそう程度の紅ショウガ。たしかにニンジンやキャベツをふんだんに使ってこそいるのだが、言うなれば「男のブラック!」。飛雄馬の後ろ姿をそっと見守る姉の明子のように添えられている紅ショウガが、どこか物悲しい。ただし、味は保証付き。どぎついブラックとは対照的に、マイルドで優しい味付けだった。一度ゆでた麺を炒めて出す手法で、絶妙な歯触りを再現する。●information「食べ処なかしま」新潟県糸魚川市中央2-16-10営業時間:11:00~21:00(火曜日定休日)聞くところによると「糸魚川ブラック焼きそば」は、食による地域活性化に取り組む飲食店の有志「糸魚川うまいもん会」が発起。「糸魚川名物になるものを!」という強い思いで創作した、新B級ご当地グルメだそうだ。現在、B-1グランプリ参加をめざして絶賛活動中とのこと。去年の9月はブラック焼きそば生誕一周年だったそうで、「イカげさまで1周年」キャンペーンが実施されたらしい。これまたステキなネーミングである。イカばかりがフィーチャーされている気がしてならない。肝心の「焼きそば」という単語があまり出てこないのは、同じB級グルメの雄「富士宮焼きそば」と差別化を図っているということだろうか。糸魚川ブラック焼きそばを提供している店舗は、2012年7月時点で27店舗。ひとつとして同じものはなく、それぞれの店のオリジナリティー溢(あふ)れるブラック焼きそばに仕上がっている。焼きそばの上に載せる具も様々だ。例えば卵。卵焼きで黄色と黒のリゲインもしくは阪神タイガースのような色味を出したり、温泉卵でとろ味を出してみたり。また、トマトソースを乗せてイタリア風のもあれば、イカスミの黒の上にさらに黒酢をかける、またはカレー風味にアレンジしているお店もある。ブラック焼きそばの世界は拡張し続けているのだ。しかも提供する店もラーメン屋であったり、レストランであったり、カフェであったりと様々。街全体がブラック焼きそばを中心に盛り上がりを見せている。決して有名人をスポークスマンに起用したわけでもなく、おそらく告知予算を多く持っているということもないだろう。でもこのムーブメントには勢いがある。地域の人々の心が一つになっているのが、外部の人間にも確実に伝わっていることだろう。ひとつのB級グルメとしても魅力的だが、町おこしとしても、広告としても、そのキャッチコピーにしても全てが魅力的なブラック焼きそばであった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日新潟っ子なら誰もが知っているB級グルメといえば何が思いつくだろうか。老いも若きも好んで食べているというその名も「イタリアン」。イタリア風の食べ物なのか、何なのか。早速調査してみた。「イタリアン」といえば一般的にはイタリアの郷土料理のことだと思うもの。しかし、ここ新潟ではそれが通用しない。この地でイタリアンといえば県民の誰もが知っているB級グルメを意味する。新潟ではどのくらい、このB級グルメが浸透しているのか、早速調査のために燕三条駅に降り立った。改札を出てすぐ、目の前を歩く30代くらいの人たち数人に声をかけてみる。すると返ってきた返事は口を揃えたように「小さい頃おやつとして食べた」「学校帰りによく食べた」という声。どうやら、非常に親しまれている味のようだ。おやつとして食べていたとするなら、イタリアンはお菓子なのだろうか。あるいはイタリアンと呼ばれるくらいだけに、パスタのような主食なのかもしれない。いつごろ食べていたのかといった内容からは、この食べ物がまったく想像ができない。道を歩くカップルに「イタリアンって何?」とたずねると、「紅ショウガが白い!」という答えが返ってきた。まったく本題に対する答えではない!ところが、その後も同様の回答が続くのだ。白い紅ショウガとおやつ。このふたつのキーワードを結びつけるものは果たして何なのだろうか。疑問は深まるばかりだ。ショウガが添えてあると答えればいいところを、なぜ「白い」紅ショウガという必要があるのだろうか。そうした疑問を持ちながらも調査を続行。やがて、ぼんやりとした概要が見えてきた。どうやらその正体は、めん類のようだということ。地域によって人気がふたつにわかれており、グルメファンたちの間では熱い論争を巻き起こしているようなのだ。さて、この謎のめん類であるイタリアンだが、どうやら大きく2種類あるらしい。上越と中越でわかれるこのふたつは同じイタリアンでも味が微妙に違う。聞き込みを続けた結果、これは「みかづき」と「Friend」というふたつのお店の違いによるものであることが分かった。上越で人気があるのはFreindで中越は「みかづき」。この両派閥が存在するだけに、新潟県民と会話する際は要注意なのだそうだ。この2大勢力を融和した、いわゆる国境ラインというものも新潟県には存在する。それが燕三条だ。新幹線の駅がある側で、ワシントンホテルの入っている燕側のイオンには「みかづき」が城を構えその勢力を保持している。そこから車で約10分。三条側のイオンには「Friend」があり、晩ご飯のデザートに新潟名産の洋梨「ルレクチェ」を買った主婦が、おやつとして「イタリアン」を食べている。このエリアに行けば、30分ほどの時間で両方の店にあるイタリアンをお持ち帰りして、国境の誰も手出しができない新幹線の高架下あたりで、両派閥を気にすることなくイタリアンの味を堪能できる。長くなってしまったが、そもそも「イタリアン」って何だろう?という疑問の答えを述べていなかった。ずばり、見た目は焼きそば、かかっているソースはミートソース。ただ、新潟県民に言わせると「焼きそばじゃないよね、あのめんは」「あれってミートソースなのかな」などとあいまいな答えしか返ってこない。途方に暮れて、ふと「みかづき」の看板をよく見てみるとそこには、こう書いてあった。「What kind of foods [italian]?Is it spagetti?or yakisoba? [Italian] is neither.[Italian] is [Italian]!!」 直訳すると 「イタリアン」ってどんな食べ物?スパゲティ?それとも焼きそば? 「イタリアン」はどちらでもない。「イタリアン」は「イタリアン」!! ということだそうだ。「『イタリアン』は『イタリアン』」と言いつつも、スパゲティや焼きそばっぽいと自分で分かっているところがなんともかわいいではないか。この文面の「イタリアン」の部分を「おれ」に置き換えると非常に分かりやすい。「おれ」ってどんな食べ物?スパゲティ?それとも焼きそば? 「おれ」はどちらでもない。おれは「おれ」!! 早速、それぞれの店で食べ比べてみることにする。まずは「みかづき」。自家製角太の中華めんの上にたっぷりとトマトソースがかかり、約40年もの間、同じスタイルで出し続けている定番メニューだ。注文をすると、厨房(ちゅうぼう)からは鉄板の上でめんともやし、キャベツをいためる音が聞こえてくる。そこに特製ソースを絡めて、まずは焼きそばを作る。その上に、トマトペーストをベースに作ったソースがかかって出来上がり。何ともミスマッチな様相なのだが、口にするとあら不思議。強い酸味を想像していたのだが、ソースにたっぷりと使った玉ねぎがほどよい甘さを醸し出す。濃厚なトマトソースにからんだ、コシのある焼きそばの歯触りが、口いっぱいに不思議なハーモニーを生み出すのだ。これで値段は320円。道行く人たちが、なぜ「おやつ」と呼んでいたのかうなずける。また、フォークで食べるのもここの特徴だろう。そして、その脇には「白い」紅ショウガがこっそりとたたずんでいたのだった……。2大勢力の片方ばかりを食べても比較にならない。ゆっくり味わいたい気分に後ろ髪をひかれつつ、もうひとつの「Friend」へと向かうことにした。こちらも「みかづき」同様、「イタリアン」のスタイルに違いはない。しかし、決定的な違いはそのソース。トマトベースの「みかづき」に対して、こちらはミートソース。「イタリアン」の濃厚さと比べると、味の深みで勝負している感がある。はしで食べるスタイルなのだが、中細めんなのでつかみやすく、また見た目よりもスッと腹におさまっていく。ひき肉たっぷりのソースとの絡みもバツグンだ。さらに、中華めんとの相性からなのかもしれないが、ギョーザとのセットが人気商品となっていた。どちらの店も、焼きそばとパスタの風味を同時に味わえるお得なグルメ、というのが調査後の感想だ。リーズナブルかつボリューム感もたっぷりで、「おやつ」ならぬ主食としても十分いけそうなメニューだった。今後、この2大勢力はますますデットヒートを繰り広げるに違いない。しかしそれは、切磋琢磨にお互いの味を高める至高の戦いであるに違いないのだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日