米Microsoftは現地24日、今夏にリリース予定の次期OS「Windows 10」でのWeb技術について、米Adobe SystemsのWebプラットフォームチームと協業することを発表した。中心となるのはWindows 10向けに開発中の新ブラウザ「Project Spartan」(開発コード)で、GoogleやAppleなど他社のWebブラウザのようにオープンなアプローチをとる戦略となる。Microsoftによると、Adobeは「WebKit」「Blink」「Gecko」などオープンソースとして公開されているブラウザエンジンに貢献しているが、Microsoftの既存のブラウザ「Internet Explorer(IE)」については、これまでAdobeが貢献することは難しかったという(WebKitはAppleの「Safari」が、BlinkはGoogleの「Chrome」が、GeckoはMozillaの「Firefox」が採用している)。そこで、Microsoftは開発中のProject SpartanではAdobeが対応できるようにした。Adobeとの協業分野としては、レイアウト、タイポグラフィー、グラフィックデザイン、モーションなどがあるという。なお、IEは「Trident」というブラウザエンジンを搭載するが、Project Spartanでは新開発の「Edge」を搭載する。Adobeとの協業の成果は先にリリースされたWindows 10のTechnical Previewですでに盛り込まれており、「CSS Gradient Midpoint」をサポートした。これは作成中のCSSイメージ仕様で記述されるという。今回の協力は主要なWeb技術と協業するというMicrosoftの新しい方針に沿ったもので、これにより今後も技術をMicrosoftのプラットフォームに取り込み、Microsoftは自社の開発をコミュニティに貢献していくとしている。
2015年03月25日米Beats by Dr. Dreは、ブリットポップの雄、Blurが2015年3月20日に敢行したシークレットライブの模様を日本時間2015年3月26日午前11時より、公式Youtubeチャンネルにて配信すると発表した。シークレットライブは、ウエストロンドンのクラブで開催され、300人のファンを前に、ニュー・アルバム『ザ・マジック・ウィップ』の全曲を初披露した。Blurがオリジナルメンバー4人で発表するアルバムとしては『13』以来、16年ぶりとなる『ザ・マジック・ウィップ』のレコーディングは、2013年春のツアー中5日間の休日を使い、香港で行われた。2014年11月にギタリストのグレアム・コクソンがトラックを見直し、Blur初期のプロデューサーであるスティーヴン・ストリートも楽曲作りに参加。詞はヴォーカルのデーモン・アルバーンが手がけている。『ザ・マジック・ウィップ』は、iTunes Storeでの配信のほか、CD、2枚組のレコード盤でも販売される。バンドは、2015年6月20日にBarclaycardが主催する「British Summer Time Hyde Park」への、ヘッドライナーとしての出演も予定している。
2015年03月24日神奈川県横須賀市稲岡町の米海軍横須賀基地で、アメリカン屋台やステージイベントを楽しめる「日米親善よこすかスプリングフェスタ2015」が行われる。開催日時は3月29日、9時から16時(入場は15時まで)。○ミサイル駆逐艦の見学も同イベントでは米海軍横須賀基地を一部開放し、各種プログラムを楽しめる。ピザ、ステーキ、ハンバーガー等を味わえる「アメリカン屋台」の出店や、11時40分、13時、14時20分の3回にわたり第7艦隊音楽隊による演奏を実施。9時から15時まで、ミサイル駆逐艦の見学も開催される予定とのこと(見学受付は13時頃まで)。また、ステージイベントでは、DJミュージックや、タッキンの大道芸、一輪車、ヨーヨー、ビートルズ・バンドの演奏、マジックダンス、緑ヶ丘女子中学校・高等学校ダンス部・バトン部によるパフォーマンス、武山自衛太鼓、AC/DCバンド演奏などの催しが用意されている。なお、基地入場の際は金属探知機による手荷物検査があるほか、国籍が確認できるパスポートなど身分証明書の提示を求められる場合もあるとのこと。
2015年03月24日米Appleは米サンフランシスコで3月9日に行うスペシャルイベントの模様をライブ中継する。中継は現地3月9日の午前10時より。日本時間3月10日の午前2時にスタートする。視聴条件はOS X 10.6.8以降で動作するSafari 5.1.10以降、もしくは、iOS 6.0以降に搭載されているSafari。このほかソフトウェア6.2以降を搭載した第2、3世代Apple TVも視聴可能。今回のイベントでは、Apple Watchの詳細が発表されそうだ。同社が報道関係者に向けて発送した招待状やライブ中継の予告画像には、「Spring forward.」(サマータイムへの移行)と記されており、時計を連想させるメッセージからApple Watchが発表会の中心になるとみられる。発売日はすでに同社のTim Cook CEOが、1月27日の決算カンファレンスコールで4月になるとコメントしており、今回のイベントで4月の何日になるのか注目される。なお、12インチのiPadや新型Mac Book Airなどがかねてより噂されており、Apple Watch以外の製品の発表も期待されている。
2015年02月27日米Appleが3月9日に米サンフランシスコでスペシャルイベントを開催する。会場はYerba Buena Center for the Artsで、現地時間の午前10時(日本時間:10日午前2時)から。報道関係者やアナリストへの配布が始まった招待状には「Spring forward.」と書かれている。米国は3月8日に夏時間に切りかわるが、Spring forwardは春に夏時間に合わせて時計の針を進めることを指す。時計を連想させるメッセージが付けられていることから、4月出荷開始が予告されているスマートウォッチ「Apple Watch」の発売日や価格などを発表すると見られている。また、12インチのiPadや12インチのMacBook Airなど開発が噂された製品の発表も期待されている。
2015年02月27日米Appleが申請していた小型ディスプレイ搭載デバイスを使ったヘッドマウントディスプレイ(HMD)に関する特許が2月17日(現地時間)、米特許商標庁(USPTO)によって認められた。同特許はUSPTOのサイトで参照できる。似たようなアイデアはSamsungによって「Gear VR」の名称ですでに商品化が行われており、Appleがこうした仕組みにどの程度興味を持ち、何を考えているのかが注目ポイントとなる。今回認められた特許は申請番号が8,957,835で「Head-mounted display apparatus for retaining a portable electronic device with display」の名称がつけられている。特許の最初の申請日は2008年9月30日と古く、2世代目にあたるiPhone 3Gが発売されてすぐのタイミングにあたる。そのため、iPhoneだけでなくiPod touchなどのデバイスの利用も想定していた可能性がある。一方で、これだけiPhoneの普及台数と機能面での差異が特許申請当時から現在において非常に大きく、想定しているユースケースについてもGear VRなどのそれとは大きく異なっている可能性が高い。実際、特許で示されているものもデバイス(iPhone)とグラス型マウンターとの"電気的"な接続方法や、外部コントローラ(Apple Remoteのようなもの)による制御方法、Picture-in-Pictureのような形で複数のアプリを同時に実行して閲覧する方法など、純粋に映像を楽しむための視聴デバイスとしての"HMD"に着目しているように見える。これに対し、SamsungのGear VRはマウンターそのものは単なる「デバイスを固定するための箱」であり、Galaxy Note 4をはめ込むことで視点を調整する役割を果たしているに過ぎない。Gear VRは「Oculus Rift」を多分に意識したもので、実際にOculusとのコラボで実現したものだ。Oculusではデバイスの装着者が頭を動かすと、モーションセンサーがそれを検知して移動量や向きに応じて視点が変更される特性があり、非常に没入感が高い。例えばゲームであれば実際にゲームの世界で行動しているような感覚を味わえ、環境映像や映画コンテンツと連動させた場合、頭を動かすことで固定視点の映像では見られない風景が目に入ったりといろいろ応用が期待されている。最近のスマートフォンの場合、このOculusのようなVR(仮想現実)の世界を体験するのに十分なセンサーやスペックを備えており、Gear VRはそれを実践したものだ。これが、今回のApple特許が申請から認可までの6年半で業界で起きた、大きな変化だといえるかもしれない。
2015年02月20日スマートニュースは2月4日、同社が提供するスマートフォン・タブレット向けニュース閲覧アプリ「SmartNews」が日米で1000万ダウンロードを突破したと発表した。2014年8月に日本でTV CMを開始し、10月には米国版をリリース。日本もさることながら、米国での月間アクティブユーザーも100万人を突破したという。また、SmartNewsの日本版、米国版に続きインターナショナル版をリリース。世界150カ国以上のGoogle PlayとApp Storeで提供を開始した。最新版のSmartNews2.2.0にアップデートし、[設定]画面で[International/インターナショナル]を選択すると、インターナショナル版を利用できる。インターナショナル版は、世界中のユーザーの興味・関心を惹く英語圏のニュースを独自のアルゴリズムで選定して届ける。また、言語を日本語または英語に設定しているAndroidユーザーであれば、全ての国でSmartNewsのNowカードがGoogleアプリ上で表示される。
2015年02月05日電通、新潟市、Genomediaは1月28日、農業を起点とした地方創生に向けた「農産物高付加価値化プロジェクト」の始動を発表した。これは、同市において農産物の品種改良から加工品の商品開発およびブランド開発までを戦略的に行い、「科学」と「マーケティング」の両視点から高付加価値な農産物の継続的な生産を実現することで、新潟の地方創生および日本農業の活性化と国際競争力の強化を目指す取り組み。同プロジェクトでは、東京大学発のベンチャー企業であるGenomediaのゲノム解析技術を農産物と農業周辺事業に応用する。電通が収集・分析した農産物の消費者ニーズ、生産者の課題をゲノム解析技術とマッチングし、マーケットから逆算した発想で新潟および現地の生産者と連携し、需要と供給をつなぐバリューチェーンの確立を図るとしている。
2015年01月28日米GoogleがMVNO形式での携帯電話サービス事業への参入を計画していると、米Wall Street Journalが関係者の話として1月21日(現地時間)に報じている。回線を提供するMNOは米Sprintと米T-Mobileになるとみられ、関係者によれば業界への価格引き下げと通信速度向上をうながすものになるという。サービス提供開始時期や価格については不明なものの、当初は非常に限定的なサービスが見込まれ、例えば米国の特定都市限定でのサービス提供や、あるいは同社が光ファイバーサービスを提供しているユーザーへのサービスといった形態が見込まれる。なお現在、Googleが光ファイバーサービス「Google Fiber」を提供しているのは、ミズーリ州、カンザス州カンザスシティ、テキサス州オースティン、ユタ州プロボの3地域のみ。Googleの狙いについては不明な部分があるが、実験的な側面が大きいと考えられる。価格引き下げ圧力という分析があるが、米国ではVerizon WirelessやAT&Tといった大手キャリアでは価格が高止まりしている反面、今回の回線貸与を行うとみられるSprintやT-Mobileでは競争激化により価格引き下げ圧力がかかっているほか、同国でサービスを提供しているMVNOや下位キャリアの多くが低価格をセールスポイントにした事業者であり、ここであえて価格引き下げ圧力のためにGoogleが参入する意義は少ないとみられる。むしろ自ら携帯サービスを提供することでGoogle自身のサービスとの相互連携を強化したり、あるいは動画や位置情報サービス、広告サービスの事業化などの面で新しい提案を行ったりと、将来的な可能性を探る試みとしてみると面白いかもしれない。
2015年01月22日米Appleが米国時間6日に米特許商標庁より「Flexible electronic devices(柔軟性のある電子デバイス)」という特許を取得したことが明らかになった。取得した特許の書類には、端末が湾曲したもの、折りたたまれた図も含まれ、将来のiPhoneの姿は大きく変わるかもしれない。Appleはこの特許を2011年9月30日に申請、2015年1月6日に認められた。特許番号はUS 8929085。米特許庁が公開した書類では「柔軟性(Flexible、以下同じ)のあるディスプレイ、柔軟性のあるケーシング、柔軟性のある電子デバイスの変形を可能にするために設計された1つあるいはそれ以上の柔軟性のある内部コンポーネントなどを含む」としている。柔軟性のあるディスプレイは、柔軟なディスプレイレイヤー、柔軟なタッチ対応レイヤー、柔軟なカバーレイヤーなどが含まれ、柔軟性のある内部コンポーネントとしては、柔軟性のあるバッテリー、柔軟性のあるプリント基板などが含まれるという。定義として「変形可能な素材から作られた柔軟なケーシング」「柔軟なプリント基板を含むプリント基板」「少なくとも1つの曲がらない部分と少なくとも1つの柔軟な部分を含むプリント基板」などの言葉が並んでいる。特許は製品化を約束するものではないが、「柔軟なディスプレイは柔軟なOLEDディスプレイ技術により作成できる。柔軟なディスプレイをもつ電子デバイスは通常、曲がらない電子デバイスを構造する曲がらないケーシング構造またはその他の曲がらない構造とともに提供される」などとあり、「曲がらない電子デバイスは、デバイスを固い表面に落下したときなどの衝撃におけるダメージには弱い。そのため、電子デバイスを改善できることが望ましい」と続いている。また、ユーザーインターフェイスについても「柔軟なデバイスに加わる曲がりを検出するよう設定でき、検出したらそれに対する反応を起動できる」としている。例として、デバイスのオン/オフ、アクティブ/スタンバイモードの切り替え、着信への応答、ソフトウェアアプリケーションの起動、オーディオや動画再生の音量調節、オーディオ再生のスタート/停止などを挙げている。曲面ディスプレイを採用したスマートフォンは、Samsungが2013年10月に「GALAXY Round」として発表、LGも「LG G Flex」ラインで展開している。だがこれらのデバイスは最初から曲面になっており、ユーザーが実際に曲げる柔軟性には乏しい。Appleの特許申請書類を見る限り、折りたたみ式も含まれ、従来の曲面ディスプレイを超えるデバイスが登場するかもしれない。
2015年01月08日米Dellは1月6日(現地時間)、米・ラスベガスで開催中のCES 2015において、Intel RealSense Snapshot Depthカメラを搭載した8型のAndroidタブレット「Venue 8 7000」の販売開始をアナウンスした。直販価格は399.99ドル~。Venue 8 7000は世界最薄(※)をうたう8型タブレットで、サイズはW124.4×D215.8×H6mm。8.4型の有機ELディスプレイを採用しており、その解像度は2,560×1,600ドットと高精細だ。 ※2014年7月同社調べIntel RealSense Snapshot Depthカメラ(800万画素)を搭載していることも大きな特徴。撮影した写真には深度センサーによる測定データが記録され、撮影後に専用アプリケーションを使って、ピント位置を変更(リフォーカス)したり、前景と背景のオブジェクトごとに明るさを変更するといった編集を加えられる。もっともベーシックな399.99ドルのモデルの仕様は、CPUがIntel Atom Z3580、メモリが2GB、ストレージが16GB eMMC、OSがAndroid 4.4 (Kit Kat)。無線LANはIEEE802.11acに対応している。
2015年01月07日米Dellは1月6日(現地時間)、米・ラスベガスで開催中のCES 2015において、15.6型のゲーミングノートPC「Alienware 15」を発表した。同日より販売を開始しており、直販価格は1,199.99ドル~。Alienware 15は、NVIDIA GeForce GTX 980Mなど強力なGPUを選択できるゲーマー向けのノートPC。最上位モデルのディスプレイは、4K解像度(3,840×2,160ドット)のIPSパネルを採用している。また、オプションの「ALIENWARE Graphics Amplifier」を接続して、デスクトップ向けのグラフィックスカードを利用することも可能だ。もっとも安価な1,199.99ドルのモデルでは、Intel Core i5-4210H、8GBメモリ、NVIDIA GeForce GTX 965M 2GB GDDR5、1TB HDD、フルHD液晶を搭載。2,499.99ドルの最上位モデルでは、Intel Core i7-4710HQ、16GBメモリ、NVIDIA GeForce GTX 980M 4GB GDDR5、256GB M.2 SSD + 1TB HDD、4K液晶を搭載。いずれもOSはWindows 8.1を基本仕様としている。同社はまた、17.3型のフルHD液晶を搭載した「Alienware 17」を同時に発売した。こちらの直販価格は1,499.99ドル~。Alienware 15、Alienware 17とも前モデルに比べ、きょう体の厚さを20%薄くすることに成功したという。
2015年01月07日米Intelは米国時間6日、米ラスベガスで開催中の「International CES 2015」でウェアラブル向けボタンサイズのモジュール「Intel Curie」などモノのインターネット(IoT)向け技術を発表した。Intel Curieは、同社初のウェアラブル用途向けSoC(システム・オン・チップ)である「Quark SE SoC」をベースとする。32ビットQuarkチップ「Intel Quark SE Soc」、384KBのフラッシュメモリと80KBのSRAM、Bluetooth LE(Low Energy)、モーションセンサー、バッテリーチャージ機能(PMIC)などを含むモジュール。低消費電力のハードウェアモジュールで、大きさもボタン程度であることから、ウェアラブル製品に容易に組み込めそうだ。2015年第2四半期に出荷の予定としている。このほか、IntelはサングラスなどアイウェアブランドOakleyとの戦略提携、3D分野におけるHewlett-Packard(HP)とのコラボレーションなどを発表、2014年のCESで発表したジェスチャー/音声・顔認識などのプラットフォーム「Intel RealSense」技術を採用したドローンも披露した。Oakleyは提携関係にあるLuxottica Groupの傘下企業で、スポーツ選手のパフォーマンスを強化する製品を年内に発表するという。
2015年01月07日米Intelは6日(現地時間)、米・ラスベガスで開催中のInternational CESにて、ウェアラブルデバイスに向けた小型モジュール「Intel Curie」を発表した。2015年後半の出荷を予定する。「Intel Curie」は、ウェアラブルデバイス向けに開発された小さなボタンサイズのモジュールで、32bitの「Intel Quark SE SoC」のほか、384kBのフラッシュメモリ、80kBのSRAM、バッテリ充電機能、独自のパターンマッチング機能を備えたDSP、6軸の加速度センサ、ジャイロスコープを搭載する。コインサイズのバッテリからの電力供給でも長時間駆動を実現し、ソーシャルメディアからの通知を受けたり、運動量の測定などを行うような常に電源が入っている状態のデバイスに適しているという。IntelではリアルタイムOSを含む、「Intel Curie」向けの開発キット「IQ Software Kits」を提供するとしている。
2015年01月07日米Intelがスマートグラス(眼鏡)ベンダーの米Vuzixに2,480万ドルの出資をしたことが明らかになった。Vuzixが米国時間1月2日に発表した。このところIntelはウェアラブル事業を強化しており、同分野の拡大を示すものとなる。Vuzixはビデオアイウェア、スマートグラスベンダーを標榜する企業で、コンシューマーから業務用まで幅広いウェアラブル製品を開発している。日本でもスマートグラスや拡張現実(VR)ヘッドマウントなどを提供しており、一部製品でNTTドコモの「デバイスコネクトWebAPI」に対応している。設立は1997年、ビデオアイウェア分野で39件の特許を所有しており、10件を出願中という。今回の取引により、IntelはVuzixのシリーズA優先株式4万9626株を取得する。これは同社の公開株の約30%に相当するという。これにより、IntelはVuzix取締役会2人を指名する権利などを有することになる。VuzixはIntelの出資を受けることで、コンシューマー向けにファッション主導の次世代ウェアラブルディスプレイ製品の開発を加速するとしている。Intelはこのところウェアラブル分野を強化しており、12月にはイタリアのLuxottica Groupと提携してファッション性の高いスマートグラスの開発を行うことを発表している。LuxotticaはGoogle GlassでGoogleとも協業関係にあり、そのGoogle Glass向けのチップをTexas Instrumentsに代わってIntelが供給するとWall Street Journalは当時報じていた。メガネ以外の取り組みとしては、11月にファッションブランドOpening Ceremonyと協業したスマートブレスレット「MICA」を発表している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月05日米Microsoftは、2015年1月21日に米ワシントン州レドモンドにある本社キャンパスで「Windows 10」に関するイベントを開催する。同イベントでは、モバイルデバイス関連の情報も公開される見込みだ。同社は今年9月30日に、Windows 10のプレビューイベントを開催。同イベントでは開発者向けにPC向けWindows 10のテクニカルプレビュー版の概要を説明したデモなどが行われ、コンシューマー向け機能やPC以外のデバイスに関する情報は2015年初頭に公開するとしていた。2015年のイベントのテーマは「Windows 10:The next chapter」とされており、オペレーティングシステムズ・グループを率いるTerry Myerson氏、Joe Belfiore氏、Phil Spencer氏、またCEOのSatya Nadella氏らが登壇する予定。キーノートはライブ中継も行われる予定。
2014年12月12日米Microsoftは12月11日(現地時間)、2015年1月21日に本社キャンパス(米ワシントン州レドモンド)で「Windows 10」に関するイベントを開催することを発表した。Windows 10がコンシューマーにもたらす体験を説明するイベントになり、報道関係者やアナリストに送られた招待状には「Windows 10:The next chapter」と書かれている。キーノートスピーカーとして、オペレーティングシステムズ・グループを率いるTerry Myerson氏、Joe Belfiore氏、Phil Spencer氏などが予定されており、CEOのSatya Nadella氏も登壇する。キーノート部分はWebキャスティングで公開される予定だ。Microsoftは今年9月30日に米サンフランシスコでWindows 10のプレビューイベントを開催し、10月1日に技術プレビュー版「Windows 10 Technical Preview」の提供を開始した。その際に2015年の早い時期にコンシューマー向け機能の詳細やPC以外のデバイスに関する情報などを公開するとしていた。All About MicrosoftのMary Jo Foley氏によると、1月21日のイベントでスマートフォンやタブレットなどモバイル端末向けのWindows 10が披露される。デスクトップUIを含まず、MetroスタイルのUIでWindows Storeアプリのみが動作する。Windows 10のJanuary Technical Preview (JTP) が登場する可能性も高い。コンシューマー向けの機能を体験できるJTPには、2-in-1デバイスでデスクトップモードとタブレットモードの切り換えを円滑にするContinuum機能のサポート、パーソナルアシスタント機能Cortanaなどが含まれると見られている。また、イベントのスピーカーにXbox部門を率いるPhil Spencer氏が含まれるため、OSコアの共通化にXboxがどのように関わっていくかも注目点の1つになる。1月21日のイベントに続いて、Microsoftは2015年3月18日-19日に中国の深センで、ハードウエア開発者カンファレンス「WinHEC」を開催する。そして2015年4月29日-5月1日に米カリフォルニア州サンフランシスコで開催する開発者カンファレンス「Build 2015」を経て、2015年中頃以降にWindows 10の最終製品をリリースする計画だ。
2014年12月12日『Negicco』!美しいお正月風着物で、新しいCMに登場!佐藤食品工業株式会社は、新しいテレビCMに新潟で誕生したアイドルグループ『Negicco』(ネギッコ)を採用した。そのCMは、【らくポイ容器】篇で、(一部地域以外)全国でオンエアをスタートさせた。Negiccoは【Megu】【Kaede】【Nao】の3人グループで、CMではお正月らしい美しい着物を身につけ、ダンスや歌と一緒においしく食べた後に簡単に捨てられる【らくポイ容器】のメリットをアピール。親しみやすい歌とともに、インパクトを感じさせる新CMに仕上げられている。Negiccoについて2003年に、もともとは新潟の名産ネギ「やわ肌ねぎ」PRキャンペーンのため結成されたアイドルユニット。その活躍により、期間限定だったものが活動延長され、最新のシングルはオリコン11位を獲得している。さらに12月にはニューシングルをリリースするなど、今後の活躍が期待されているアイドルグループだ。(画像はニュースリリースより)【参考】・佐藤食品工業株式会社 ニュースリリース・佐藤食品工業株式会社・Naoのオフィシャルブログ・Meguのオフィシャルブログ・Kaedeのオフィシャルブログ
2014年12月06日新潟県長岡市と米ハワイ州ホノルル市が2015年に「長岡ホノルル平和交流記念事業」を実施する。3日、長岡市長とハワイ日米協会名誉会長が出席し、記者発表会が行われた。○終戦70年に向け平和交流記念事業長岡市とホノルル市は2012年3月に姉妹都市を締結。2007年にホノルル市で開催された日米市長交流会議に、全国市長会副会長として現在も長岡市長を務める森民夫氏が出席した際に、日米開戦となる1941年の真珠湾攻撃の指揮をとった連合艦隊司令長官・山本五十六が長岡市出身ということから交流が始まり、市民交流などを経て、世界の恒久平和のために交流・協力していこうと姉妹都市関係を結ぶに至った。2015年は終戦から70年を迎える年となることから、戦争の痛みを知る両市が共同で次世代を担う青少年を中心とした記念事業を実現することを決定。8月に「長岡ホノルル日米友好記念事業委員会」を設置し、このほど具体的な事業内容について両市が合意したことから、概要を発表した。○世界平和訴えるサミットや花火打ち上げを実施具体的には、両市の青少年が歴史・文化を学びながら、平和について話し合い、未来に向かって世界の平和を訴えるサミットを開催。7月30日から8月3日に長岡市で、8月13日から17日まではホノルル市で開催する予定で、長岡市側からは公募で選出する市内在住の中学生15人が参加し、サミット宣言を行う。その他ホノルルでサミット開催中の8月14日、15日(日本時間8月15日、16日)には、真珠湾で長岡花火を打ち上げる。長岡花火は、明治時代に始まった歴史あるイベント。戦時中は一時中断されたが、長岡空襲犠牲者の慰霊として1947年に再開。以降、空襲のあった日の翌日、翌々日にあたる8月2、3日に毎年実施されている夏の風物詩だ。ハワイとの姉妹都市締結以降は毎年3月にワイキキ沖でも打ち上げており、地元市民にもその主旨への理解が得られ、定着しているという。真珠湾での打ち上げ花火は、初日に3発、2日目に約2,000発を予定している。慰霊を込めた「白菊」の他、2004年の新潟県中越地震の復興を祈願して始まった「フェニックス花火」などが打ち上げられる。○長岡市長「若い人に平和の尊さを教え、伝えていきたい」記者発表に出席し、説明を行った長岡市長の森氏は「太平洋戦争の開戦時は日米の相互理解が不十分で、そのちょっとした誤解から戦争に突き進んでしまった。そういう意味でも平和のためにはまずはお互いを知るということが不可欠。戦争の痛みを知る日米の都市として、若い人に平和の尊さを教え、伝えていきたい」と今回の事業の主旨とその意義を唱えた。ホノルル市側の委員長を務めるカーク・コールドウェル・ホノルル市長の代理として出席した、委員の1人でもあるホーキンス氏は「真珠湾というのは多くの人が命を捧げた聖なる地として、アメリカ人や軍関係者にとっては特別な場所。アメリカでは花火は祭りや祝いのためのものだが、日米の平和が70年続いたことを祝うという意味だけでなく、"慰霊"の意味が含まれているという点が大切で意味のあること」とホノルル市民の思いを代弁した。12月7日(現地時間)には、国立公園局・海軍ハワイ司令部主催の「第73周年真珠湾追悼記念式典」がホノルルで開催される。式典には、記念事業の実施に先駆け、長岡市長と同市出身の大学・高校生9人が出席する予定だ。花火の写真提供: 長岡市
2014年12月05日ipocaは11月25日、スマートフォンアプリ「NEARLY(ニアリ)」で顧客へのサービスや情報を提供する施設が、新潟エリアでさらに拡大すると発表した。NEARLYは、地域の消費者が身近な施設や店舗の商品情報、お得情報などを、画像で簡単に探して楽しむことができるO2Oアプリサービス。プラットフォームサービスのため、エリアに集積する商業施設や店舗がなるべくたくさん参加することで利用者の利便性はより高まる。通常、買い物情報は各施設ごとに分散しているため、エリアでの買い物をする際に、顧客は必要な情報を集めにくい状況だが、施設が合同で参加することで、エリアの人々にとって欲しい情報を簡単に見つけることができるようになる。今回は、JR新潟駅の代表的な商業施設や万代エリアの商業施設「新潟伊勢丹」「ラブラ万代・ラブラ2」「新潟アルタ」「万代シテイビルボードプレイス・BP2」「CoCoLo新潟」「CoCoLo長岡」「CoCoLo湯沢」「サッポロビール提携飲食店」の8施設が参加しており、「魅力的なコンテンツが多く集まる」としている。8つもの施設が情報アプリで連携することは全国でも初めての試みであり、地域経済への効果が期待されている。また、エリアでの一斉導入を記念し、総額200万円分の景品が当たる新潟8施設合同のダウンロードキャンペーンを開催中。将来は、買い物情報だけではなく、地域の生活情報や行政の情報、また観光情報なども取り扱う予定で、さらに、コンテンツの多言語化が予定されている。
2014年11月26日JR東日本新潟支社は30日、今年度中に導入予定の新型車両E129系の展示会を新津駅・長岡駅・新潟駅で実施する。展示される時間は、新津駅が9時40分頃から11時頃まで、長岡駅が10時20分頃から11時30分頃まで、新潟駅は13~14時頃とされている。いずれもホームに停車中の列車内に立ち入って見学できる。見学場所は改札内となるため、入場券や有効な乗車券などが必要だ。JR東日本の新型車両E129系は、新潟県内で運用される115系の置換え用として、総合車両製作所新津事業所にて製造。走行時の電力消費量を115系の約5割に抑え、省エネ化を進めたほか、新潟地区の気候に対応した耐寒耐雪構造とするなどの特徴を持つ。現在は営業線区での走行テストを行い、営業運転開始に備えているという。
2014年11月26日ドラフト、『日本シリーズ』が終了したが、今季の野球シーズンはまだ終わりではない。そう、8年ぶりの開催となる『日米野球』が11月12日(水)に開幕するのだ。2014 SUZUKI 日米野球 チケット情報来日を果たしたMLBオールスターチームの野手陣は、6年連続3割をマークし、2億4000万ドルの10年契約のビッグネームとしても知られるカノ(マリナーズ)をはじめ、ア・リーグ首位打者・アルトゥーベ(アストロズ)、ナ・リーグ首位打者・モーノー(ロッキーズ)、37本塁打のカーター(アストロズ)、打率.296・16本塁打・69打点のプイグ(ドジャース)など。メジャー通算520本塁打のプホルス(エンゼルス)やゴールデングラブ賞3度獲得のジョーンズ(オリオールズ)らの出場辞退は残念だが、打線は好打者がずらりと顔を揃える。投手陣ではMLB3年目の今季15勝を挙げた岩隈久志(マリナーズ)、3年目にして悲願のMLB初勝利をマークした和田毅(カブス)の選出はうれしい限り。16勝4敗・防御率3.04のシューメーカー(エンゼルス)、13勝11敗・防御率4.13のガスリー(ロイヤルズ)、3勝5敗33S・防御率1.90メランコン(パイレーツ)らが来日を果たした。野手陣に比べて投手陣がやや小粒だが、侍ジャパンのモチベーションは高い。小久保裕紀監督は今回の『日米野球』を、2017年『WBC』での世界一奪還へ向けた強化試合と位置付けている。3年後を睨み、指揮官は打率.324・29本塁打・89打点の山田哲人(ヤクルト)と、打率.317・15本・70打点の柳田悠岐(ソフトバンク)の名を挙げ、「侍ジャパンの雰囲気を感じてほしい。今季開花した才能が、MLBに対してどれだけ通用するか楽しみ」と期待を込めた。また、中田翔(日本ハム)について「日本人の中で長打力では彼が一番。求めるのはランナーを帰すバッティング。日本代表の四番というものを全身が感じてプレーしてほしい」と語った。小久保監督は先発ローテーションも明かした。第1戦は前田健太(広島)が先発し、以降は金子千尋(オリックス)、則本昂大(楽天)、藤浪晋太郎(阪神)、大谷翔平(日本ハム) の順番で先発マウンドを託した。小久保野球のスタイルを問われた指揮官は「勝つにいく野球」とキッパリ。MLBオールスターチームを迎え撃つ侍ジャパンは、本気で勝利だけを見据える。『2014 SUZUKI 日米野球』侍ジャパンvsMLBオールスターチームは11月12日(水)・京セラドーム大阪での初戦を皮切りに、11月14日(金)~16日(日)・東京ドーム、11月18日(火)・札幌ドームと全5試合開催される。11月20日(木)・沖縄セルラースタジアム那覇では同カードが親善試合として行われる。11月12日(水)・15日(土)・20日(木)のチケットは予定枚数終了。その他日程はチケット発売中。
2014年11月10日米Microsoftは、「Lumia」シリーズの新端末を11日(米国時間)に発表すると公式ブログにて予告した。同ブログは、「もっとLumiaを見たい?」というタイトルの記事を載せ、詳細は11日にブログ上で公開するとしている。同社は10月に、「Lumia」シリーズの名称を「Nokia Lumia」から「Microsoft Lumia」に変更しており、11日に発表される新端末は、名称変更後初のモデルとなると見られる。同ブログの本文には、「Microsoftは、全ての人々に日常的なモバイル技術を提供します。詳細はこのブログで11月11日に」と記載されている。また端末の一部も公開されており、オレンジ色の縁とカメラのレンズが確認できる。
2014年11月10日10月28日(現地時間)、米NetAppが開催するテクノロジーイベント「Insight 2014」が開幕した。会場は米ラスベガスのホテル(MGM Grand)だ。初日の午前中にはゼネラルセッションが行われ、今後、同社がハイブリッドクラウドに注力していく姿勢を明確にし、「Together We Can Embrace the Hybrid Cloud」(ハイブリッドクラウドを一緒やっていきましょう)と訴えた。これまでのInsightは、NetAppの社員やパートナーが参加してきたが、今年の「Insight 2014」では初めて顧客も参加し、大規模なものになっている。セッションで最初に登壇したのは、米NetApp President and Head of Go-to-Market OperationsのRob Salmon氏だ。同氏はオープニングでパートナーとのエコシステムの重要性を強調し、パートナーに向け、「顧客にもっと何かできることはないかを考えてください」と訴え、「我々は同じチームです」「We Can Together」 のメッセージを伝えた。続いて登壇したのは、米NetApp CEOのTom Georgens氏だ。同氏は、NetAppがなぜハイブリッドクラウドに注力していくのかを説明。 次のように語った。「ITの世界は過渡期を迎えている。ユーザーはリスクやコスト低減のほか、スケールやスピードも追求していかなければならない。最近は、セキュリティ、ソーシャル、クラウド、モビリティ、ビッグデータが大きなトレンドになっているが、これらにおいて、ストレージの世界では、データ管理をしっかりやっていくことが重要だ。 クラウドでは、顧客がAmazonやマイクロソフトのようなハイパースケール クラウド プロバイダを望むのならば、我々はそれを支援しなければならない」「また、ITインフラはビジネスに合わせすぐに利用開始でき、選択したものが合わなければ、すぐに逆方向に行けることも重要だ。それは、既存のオンプレミスではできないが、クラウドならできる。クラウドはオンプレミスのシームレスな拡張版だ。ただ、すべてをクラウドに変えていけばいいのかと言えば、そうではない。クラウドには、セキュリティやパフォーマンス面で懸念がある。そのため、オンプレミスに対しても投資を続けていく必要があり、ハイブリッドクラウドが究極のモデルとなる」そして、NetAppの役割について、「テクノロジーによって、ユーザーに競争優位性を提供することだ」語り、同氏のプレゼンを締めくくった。ユーザーに競争優位性を提供するために、NetAppは何を提供していくのかついては、米NetApp Executive Vice President、Product OperationのGeorge Kurian氏が説明した。同氏は、ハイブリッドクラウドの中心にはデータがあるとした上で、現在のハイブリッドの問題点として、他のクラウドにデータを移行したり、他のクラウドとデータを共有することができない点を挙げた。同氏はその理由として、データをサービスプロバイダが管理している点を指摘し、「Your Data」「Your Cloud」にすべきだとした。そして、「1つのクラウドに統合するのがNetAppだ」と述べた。では、「Your Data」「Your Cloud」にするにはどうすればよいのか?George Kurian氏は、それを実現するのが「Data Fablic」で、そのための基盤として、前日発表した最新ストレージOS「clustered Data ONTAP 8.3」や「Cloud ONTAP」を紹介した。そして最後にGeorge Kurian氏は、「これら将来のアーキテクチャに移行しましょう」と訴えた。
2014年10月29日米Amazonは10月27日(米国時間)、メディアストリーミングのためのTV向け小型端末「Fire TV Stick」を発表した。米Googleの「Chromecast」などに対抗するものとなり、処理能力やメモリなどの高スペック、リモコン付属、自社タブレットやスマートフォンとの連携などを差別化とする。価格は39ドル、11月19日に出荷予定。事前予約を受付中で、Amazon Prime会員向けに2日限定で19ドルで販売する。Fire TV StickはChromecastや「Roku Streaming Stick」と同様の小型デバイスで、TVのHDMI端子に接続して利用する。オンデマンド動画のNetflix、AmazonのPrime Instant Video、Hulu、WatchESPN、NBA Game Timeのほか、Prime Music、Pandora、Spotifyなどの音楽サービス、Flappy Birds Familyなどのゲームも利用できる。スペックはデュアルコアプロセッサ、1GBのRAM、8GBのストレージを備える。Chromecastと比較すると処理能力は50%改善し、メモリは2倍という。なお、GoogleのChromecastは35ドルで発売されている。Wi-FiアンテナはMIMOと呼ばれるデュアルバンド、デュアルアンテナ式で、高速で信頼性のあるストリーミングを実現するという。さらには、ASAP(Advanced Streaming and Prediction)技術により、次に視聴すると予想される番組を推測してバッファを開始することで、再生ボタンを押すとすぐに再生が開始されるという。リモコン機能を付属しており、容易にナビゲーションができる。このほか、無料のモバイルアプリ「Fire TV Remote App」を利用して、スマートフォンを利用して音声認識による操作も可能という。アプリはまずはAmazonの「Fire Phone」およびAndroid向けに提供、間もなくiOS向けにも公開する。AmazonのFireタブレットとスマートフォンとの連携も特徴で、モバイル端末側で動画コンテンツを探してTVで再生したり、対応するタブレットからミラーリングしたり、Second Screen機能を利用して再生中の動画のX-Ray情報としてキャスト、楽曲の名前などの情報を見ることもできる。Whispersync技術を利用して動画と音楽ライブラリをデバイス間で同期するなどの機能もある。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月28日京急グループの京急百貨店(神奈川県横浜市)は10月30日、7階催事場および新・横浜家族の店にて「大新潟展」を開催する。実施期間は11月4日まで。同展では、名産品の販売コーナーのほか、できたての味をその場で楽しめるコーナーも設置する。イートインコーナーには4店舗が出店。みかづき(新潟市)では、「スペシャル越後みそイタリアン」(571円)、創業90年余年の老舗・小嶋屋総本店(十日町市)では、伝承の海藻(ふのり)をつなぎとしたそば「妻有ポークのつけ汁へぎそば」(1,458円)を販売する。また、魚沼産コシヒカリのおにぎり(162円~)や、サケを使用したお寿司(432円~)など、新米出荷を開始した今の時期ならではのグルメも味わえる。糸魚川産のコシヒカリを配合したお菓子を製造する「新潟スイーツ・ナカシマ」も出店し、米粉のケーキを販売する。今回「上越特集」として、江戸時代から約390年続く「高橋孫左衛門商店」も登場。古典的銘菓の栗飴や笹飴を販売する。綿本来の肌触りが際立つガーゼ服を取り扱う「ao(アオ)」も出店し、さまざまなグッズを販売する。開催時間は10時~。最終日は15時に閉場。会場は京急百貨店7階催事場と新・横浜家族の店。※価格はすべて税込
2014年10月28日米NetAppは10月27日(現地時間)、翌日(現地時間)から米ラスベガスのホテルで開催される同社のテクノロジーイベント「Insight 2014」の会場で、ハイブリッドクラウド向けの新しい製品やサービスを発表した。まず、同社はクラウドデータ基盤としてのストレージOSの最新版「clustered Data ONTAP 8.3」を発表。さらに、「clustered Data ONTAP」の機能を、パブリッククラウド上で実現するためのソフトウェアのみのストレージアプライアンス「Cloud ONTAP」を発表した。その最初の対応として、Amazon Web Services(AWS)をサポートする。これにより、「clustered Data ONTAP 8.3」が提供する仮想化されたソフトウェアベースのインスタンスをAWS上で実行できる。今後はAWS以外にも、他のパブリッククラウドもサポートされる予定だ。なお、同社では、クラウド利用に最適化されたライセンスやデータセンター向けの従来型ライセンスなど、複数のオプションを用意しているという。また同社は、「Cloud ONTAP」を導入・管理するためのソリューションとして「NetApp OnCommand Cloud Manager」も発表。同製品は、GUIにより容易にプロビジョニングでき、「Cloud ONTAP」の全インスタンスを一元的に管理できる。さらに同社は、「NetApp Private Storage(NPS)」対応プロバイダに、IBMのSoftLayerを追加した。NPSは、Equinixのデータセンターやその他のコロケーションセンターにNetAppのストレージを設置し、各プロバイダとは専用線で接続して利用できるサービス。これまでは、AWSとMicrosoft Azureに対応していたが、今回、SoftLayerにも対応。利用者は、用途に応じて、複数のプロバイダを組み合わせて利用できる。なお、明日からの「Insight 2014」では、同社はハイブリッドクラウドに対する戦略を発表するものと思われる。詳細は今後レポートするが、10月27日(現地時間)のプレス向けカンファレンスで、米NetApp Executive Vice President George Kurian氏は、ハイブリッドクラウドについて、次のように述べている。「ハイブリッドクラウドの中心はデータで、管理・保護されるべきだ。データをオンプレミスからクラウドに移行できるのがハイブリッドクラウドで、ハイブリッドクラウドにアクセスビリティ、フレキシビリティ、効率性を追加したものが『Deta Fabric』だ。だが、その構築は容易ではない。NetAppでは、2004-2010年まで仮想化することにチャレンジし、2010年以降はマルチプロバイダを1つに仮想化することに注力してきた。今後は、『NetApp Deta Fabric』のためにクラウドの仮想化を行っていく。その基盤となるのが『clustered Data ONTAP 8.3』だ」。
2014年10月28日米IBMは10月19日(米国時間)、20日朝に「事業に関する大きな発表」と2014年第3四半期の決算報告を行うと発表した。bloombergとWall Street Journalは、IBMが半導体事業をグローバルファウンドリーズに譲渡することで合意したと報じている。両紙によると、IBMはグローバルファウンドリーズに15億ドルを支払い、2億ドル相当の資産を受け取るという。以前から、IBMの半導体事業の売却については報道されており、交渉が進められていた。
2014年10月20日シーメンスは10月20日、エンタープライズ向け製造実行システム(MES)を手がける米Camstar Systems(Camstar)を買収すると発表した。Camstarは1984年設立、本社はノースカロライナ州シャーロットで、米国、シンガポール、マレーシア、中国、オランダに拠点を持つ。この買収は、エレクトロニクス、半導体、医療機器などの業界向けに製品開発と製造自動化の統合ソリューションを拡充して「ものづくりのデジタル化」を推進するというシーメンスの戦略に基づくもの。Camstarはシーメンスの製品ライフサイクル管理(PLM)ビジネスユニットの傘下に入ることとなる。買収の最終手続きは2014年11月後半に終了する予定で、買収の諸条件は開示されないという。シーメンスPLMソフトウェアのプレジデント兼CEOのChuck Grindstaffは「Camstarの人材と製品が加わることは、お客様がデジタル・エンタープライズを推進するための支援に必要な業界屈指の包括的な機能と深い専門知識の提供に当社が集中する新しいステップとなるものです。Camstarのソリューションが加われば、PLMと製造オペレーション管理(MOM)の統合をさらに加速させることができます。統合デジタル・エンタープライズでは、PLMとMOM、さらに産業オートメーションとが統合され、バリューチェーン全体で製品とプロセスにイノベーションをもたらすことができます。Camstar独自の価値と産業に特化したアプローチはシーメンスのMOM対応の戦略を補完するものであり、当社のプレミアムMESブランドであるSIMATIC ITとともに歓迎されるソリューションとなります」とコメントしている。
2014年10月20日米Appleが今月にも新iPadを発表すると噂されるが、お披露目イベントが現地16日木曜に開催されるかもしれない。米re/codeが関係者の話として報じた。re/codeによると、新iPadのイベント開催日は、DailyDotが報じた現地21日火曜ではなく、16日木曜になるという。発表内容は、新iPadと新iMac、Mac OS X Yosemiteとし、イベントの開催場所は、Town Hallと呼ばれる米カリフォルニア州にあるApple本社講堂とする。イベントの開催場所の収容人数などから推測して、Apple Watchなどを発表した9月のイベントよりもおっとりしたものになると予測している。Appleが開催するスペシャルイベントは火曜に開催されるイメージが強い。Apple Watchを発表した9月のイベントしかり、iPad関連イベントも過去2年連続して、10月第4週の火曜日に開催されている。その流れからいけばDailyDotの報道も無視はできない。一方、過去5回、木曜日に開催されたiPad関連イベントはない。ただし、今回の件について報じたのは、re/codeのJohn Paczkowski氏。同氏はiPhone 6の発表イベント開催日を正確に当てた人物として知られており、情報ソースの正確さをとるのであれば、同氏の報道も同様に無視はできないだろう。Appleからの正式発表が待たれるところだ。
2014年10月04日