全国の有名そばと日本酒が集結し、昨年は16万人を動員した日本最大級の和の祭典、「大江戸和宴 そばと日本酒の博覧会」。今年は新そばが出そろう2017年11月23日(木・祝)~26日(日)の日程で開催されることになりました。代々木公園で日本各地の有名そばと新酒を堪能しましょう!全国のそば処、酒処から至極の逸品が集結日本最大級のそばと日本酒のイベント「大江戸和宴 そばと日本酒の博覧会」。第一回は昨年6月に開催され、4日間で延べ16万人を動員する大人気イベントとなりました。そして第二回の今年は、新そば、新酒のシーズンを迎える11月に開催することに。2017年11月23日(木・祝)から26日(日)の4日間、代々木公園イベント広場に全国から選りすぐられた新そばと新酒が集結します。●有名そばからご当地そばまで前回に続いての出店は、福井県越前そば、福島県会津そば、山形県新庄そばなど。今回初出店は、静岡県塩そば、東京都奥多摩天然わさびそばなど。日本各地の有数なそば処から、地元でしか食べられないご当地そばまで、約20店が一堂に会します。それぞれの職人が、選び抜いた素材、熟練の腕前をお客様の目の前で披露。打ち立て、ゆで立ての絶品そばを食べ比べられるなんて、そば好きにはたまらないイベントですね。●あの幻の銘酒も!日本酒も逸品ぞろいです。山形県「十四代」や山口県「獺祭」など、前回は数時間で完売となった出荷量の少ない希少銘柄をはじめ、日本各地の酒蔵から自慢の酒がおよそ100銘柄そろいます。●主催者のコメント昨年初開催し大好評をいただきました日本最大級のそばと日本酒の博覧会「大江戸和宴」を今年も開催いたします。今年は昨年より美味しくそして楽しくすごしていただけますよう、収穫されたばかりの新そばや新酒が楽しめる11月の開催とし、そばブースも20ブースに増やしました。是非、晩秋のそばやお酒が美味しいときに、全国から集まった自慢のそば、そして希少な日本酒の「食べ比べ」「飲み比べ」をお楽しみください。(大江戸和宴実行委員長下澤 龍一)イベント概要名称:大江戸和宴 そばと日本酒の博覧会期間:2017年11月23日(木・祝)15:00~21:0024日(金)10:00~21:0025日(土)10:00~21:0026日(日)10:00~18:00※開催時間は予定会場:代々木公園イベント広場雨天決行、荒天中止参加料:入場無料・蕎麦は一律700円(税込)※トッピングは別途料金・日本酒 コップ売り300円~500円(税込)問い合わせ:大江戸和宴実行委員会 TEL.03-3265-8300(平日10:00~17:00)公式サイト:
2017年08月03日自動車保険の乗り換えどきは、今加入している保険を高いと感じたとき。しかし、いざ乗り換えようと思うと気になってくるのは、いま加入している自動車保険の解約です。実は保険が満期を迎える前に乗り換えると、思いがけないところで損をすることがあります。そこで今回は、自動車保険を満期前に解約する際の注意点と、ベストな乗り換えタイミングについて解説していきましょう。自動車保険を途中解約すると返戻金はある?任意加入の自動車保険は、1年間まとめて前払いする契約で加入している人が多いのではないでしょうか?加入から1年経っていない満期の前に保険を解約すると、一般的な保険ではお金が返ってきます。これは加入していない保険期間の前払い分が返金されるものであり、「返戻金」と呼ばれています。新しい保険に加入するときの元手にもなるため、保険乗り換えのタイミングでお金を受け取れるのは嬉しいところです。しかし、払戻金は「月割り計算」にはなりません。例えば、年間100,000円の自動車保険に加入した6ヶ月後、満期まであと半分のところで保険を解約する場合は、月割りで半分の50,000円が戻ってくるはずです。しかし、実際に払い戻しされる金額は30,000円程度になるでしょう。これには、自動車保険の中途解約にかかるペナルティ「短期率」が関係しています。短期率とは短期率とは、全ての自動車保険で適用される中途解約に対する返戻金の計算方法です。満期前の解約の際、保険会社は前払いされた金額から短期率をかけた分を取り、残りを保険加入者に払い戻します。短期率は加入期間に合わせて、階段式にパーセンテージが上がります。掛け率は保険会社によって変わりますが、全ての保険会社で共通するのは「早く解約したほうがより損をする仕組み」になっていることです。加入7日後の解約の場合、短期率は10~15%であることが多くなっています。6ヶ月後の解約の場合は、70%程度。11ヶ月後には90~95%になります。例えば、年間100,000円(1日あたり保険料274円)の保険に加入すると、返戻金は以下のようになります。・加入の7日後(短期率15%)に解約する場合…返戻金85,000円、保険会社への支払い金額15,000円、1日あたり保険料2143円・加入から6ヶ月(短期率70%)で解約する場合…返戻金30,000円、保険会社への支払い金額70,000、1日あたり保険料383円・加入から11ヶ月(短期率95%)で解約する場合…返戻金5,000円、保険会社への支払い金額95,000円、1日あたり保険料285円携帯電話の2年縛り契約を解約するときなどに請求される「違約金」とはお金の流れが異なるため、負担している実感がわきにくいのですが、「予想より返ってくる額が小さい」ということは「予想外の出費」を意味するでしょう。自動車保険の中途解約には、金銭的なペナルティがあると考えることが大切です。さて、ここで短期率だけを見ると「満期が近づけばいつ解約しても構わない」ような気がしてきませんか?しかし、「ほとんど満期」のタイミングでの中途解約には、短期率以外のデメリットが見られます。自動車保険を途中解約するデメリット返戻金の短期率以外にも、自動車保険の満期前解約にはデメリットがあります。以下で詳しく見ていきましょう。【その1】新保険に加入できない可能性もある具体的な例としては、現在の契約中に等級ダウンとなる事故を起こしていた場合です。特に直近で事故を2回以上起こした人や、3等級以下の「割増等級」になっている人の場合、保険会社から引き受けを断られる可能性があります。割高でも現在の保険契約を継続し、無事故での満期更新を何年か繰り返して、等級が6以上まで戻ってからの乗り換えを検討しましょう。【その2】保証内容の変更に注意過去に入っていたお得な特約が、現在の保険で販売されていない場合があります。過去の契約を継続している期間中は特約も適用されていますが、保険の乗り換えによって新しく契約するときに、廃止された特約をつけることはできません。具体的な例をあげると、事故を起こしても等級が下がらないようにする「等級プロテクト特約」や、同居する子どもに合わせて運転者全員の年齢制限を引き下げなくても済むようにする「子供特約」などです。これらはかつて人気の高い特約でしたが、保険会社にとって収益性が悪いため、現在では販売が終了している可能性があります。【その3】等級アップが遅れる自動車保険料の負担額に大きく関わるのが「等級」です。保険の契約期間中、無事故で満期を迎えると次回の更新で等級が上がり、等級に応じた保険料の割引を受けることができるようになります。特に保険に入りたてで等級が低い人は、一刻もはやく等級を上げて割引を受けたいところでしょう。自動車保険の等級は、保険加入のタイミングからカウントが始まり、満期をもって反映されます。つまり、自動車保険を満期前に解約すると、等級のカウントがリセットされてしまうのです。等級が上がって保険料の割引を受けられるのは、新しく加入した保険が満期となる一年後になるでしょう。では、割引を受けられない期間の保険料を出費として具体的に計算すると、差額はどの程度になるでしょうか?等級割引はすべての保険会社で共通して、以下のように設定されています。・6等級…19%・7等級…30%・8等級…40%・9等級…43%たとえば6等級で100,000円の保険に加入する場合、6等級と7等級の差は11%、つまり11,000円です。保険の満期前乗り換えによって等級のカウントがリセットされると、この割引が受けられなくなります。等級は満期のたびに1つずつしか上がらないため、翌年以降も影響は続き、4年単位で見ると24,000円ほどの差が出ます。さらに、万が一事故を起こしてしまったときの、等級ダウンによる保険料値上がりの影響も大きくなるでしょう。「速やかに保険を乗り換えたい、ただし等級アップも急ぎたい!」という場合は、乗り換え先の保険に「保険期間通算特則」という特約があるかを確認しましょう。この特約をつければ、等級のカウント期間を通算できます。乗り換え前の保険が満期になるタイミングに合わせて新保険を短期契約することで、乗り換え先での等級アップを最速化できます。自動車保険を中途更改したときの扱いは?等級の引き継ぎはどうなる?自動車保険を満期前に中途更改した場合、それまでの等級は引き継がれます。ただし、解約前の等級によって、引き継がれる期間や条件が異なります。以下で詳しく見ていきましょう。【ケース1】等級が6以上の場合6等級以上の「割引等級」の場合は前契約を解約した後、7日間に限って等級の引き継ぎができます。8日目以降の新規加入は基本的に「6等級」にリセットされてしまいます。無事故無違反の状態で長期間自動車を運転し、最高の20等級で割引を受けていた人でも、特別な手続きをせずに無保険状態が7日間を過ぎると、次の契約からは6等級になってしまいます。それでは、20等級から6等級にリセットされた場合、割引率の違いによる保険料の差はどの程度になるでしょうか?6等級の割引率は19%、20等級の割引率は63%です。100,000円の保険に加入する場合、6等級の場合の支払い金額は81,000円、20等級の場合は37,000円です。その差額は44,000円であり、実に2倍以上の差になります。また、等級は1年に1つしか上がりません。6等級から20等級に戻るためには、最短でも14年間は無事故で更新を続ける必要があります。その間の出費をずっと20等級で割引を受け続けた場合と比較すると、トータルの差額は246,000円にもなります。日頃から生活の中でクルマを使っている人は、無保険期間を作らないためと等級引き継ぎを確実に行うため、現在の保険の解約日と新しい保険の契約日を必ず揃えましょう。【ケース2】等級が5以下の場合5等級以下の場合、解約後7日を過ぎても6等級へのリセットはされません。保険解約後13ヶ月間は履歴が残り、他社の保険に乗り換えるときも引き継がれます。14ヶ月目以降には悪い等級の履歴が消えるため、6等級に戻って新規で保険に加入することができるようになります。悪い等級を引き継ぎたくない場合は、13ヶ月間車に乗らないことを検討してみましょう。【ケース3】7等級以上の特別な処置「中断」7等級以上のドライバーで「海外への長期赴任」や「車を手放す」といった事情のある方に向けて、保険会社は「中断証明書」を発行しています。中断証明書とは、名前の通り「保険の一時中断」を証明する書類です。中断証明書は保険を解約する時点で、保険をかけていた車が「車検が切れている」「すでに売却済み」などの理由から乗れない状態になっていることを条件に、保険解約から13ヶ月以内の申し込みによって発行されます。中断証明書の有効期限は10年間です。発行から10年以内に車を買い替えれば、中断されていた等級からの保険加入が可能になります。自動車保険を満期前に解約してメリットがあるケース以上から、自動車保険の解約はよほどのことがない限り、満期で契約更新をするタイミングに合わせたほうが良いことが分かります。しかし、上記のペナルティを受けたとしても、中途更改によってメリットが生じる場合もあります。では、どのようなメリットが生じるのか詳しく見ていきましょう。【その1】見積の結果、とても大きな差が出た返戻金の短期率や等級アップの遅れによる損を考えても、トータルの出費が抑えられるのであれば、それは乗り換えても全く問題のない「お得な保険」です。目安としては、概算見積で現在の保険料から15%以上の値下がりがある場合は、満期前の乗り換え検討をしても良いでしょう。6等級(19%割引)で中途更改した際、等級アップが遅れて20等級(63%割引)になるまでに支払うおおよその差額は、年額保険料のおよそ45%となります。返戻金の短期率にもよりますが、乗り換え後の保険料が15%以上安くなれば、その契約を3~4年程度継続することで中途更改のコストをペイできる計算になります。なお、満期前に乗り換えることで、保険契約やその後の対応に差が出ることはありません。「高いけれど、お世話になってきた保険会社に申し訳ない…」といった人情は、この際忘れてしまいましょう。【その2】車を買い替えた車の買い替えで新車を購入した場合、保険乗り換えのメリットが増します。新車は大切に乗る人が多いことから事故率が低く、保険の使用率も抑えられています。新車ドライバーは保険会社にとって優良な顧客ということになり、保険会社によっては「新車割引」がつきます。新車割引は「購入後25ヶ月以内の保険契約」を対象にしているので、車の購入と同時に保険契約をすれば、最長で3年間の新車割引を受けることができます。細かい内容は保険会社によって異なりますが、5~10%程度お得になります。車の乗り換えに合わせて、保険の乗り換えを検討してみても良いでしょう。【その3】等級が高い、満期が近い現在の等級がすでに充分高く、等級アップを焦らなくても良い場合は、保険乗り換えのハードルが下がります。目安としておすすめしたいのは、11等級(47%割引)以上です。11等級(47%割引)から19等級(55%割引)までは、割引率の伸びは1%ずつになります。100,000円の保険に加入したとすると、11等級から19等級まででお得になるのは「年間1,000円」ずつ。11等級で保険を乗り換え、20等級(63%割引)まで無事故で等級が上がったときの差額は16,000円です。これは10年間かけて等級が上がったトータルの差額なので、実際に負担を意識することはほとんどないはずです。また、等級の高い人は前払いしている保険の金額も低いため、短期率の影響を受けにくいようにできています。例として、18等級(54%割引)の人が100,000円の保険に入り、6ヶ月(短期率70%)で解約したときのケースを計算すると、以下のようになります。・支払い金額…46,000円(100,000円の54%引き)・返戻金…13,800円(短期率70%)・短期率による出費…9,200円(6ヶ月分の実質保険料-返戻金)・等級アップ遅延による割引額の差…10,000円(2年間トータル)・合計の負担額…19,200円この程度の差額であれば、乗り換え先の保険料によっては充分に元が取れてしまうのではないでしょうか?まとめ以上、満期前に自動車保険会社を乗り換える際のデメリットと注意点について解説しました。テレビCMやネットの一括見積などで様々な自動車保険を目にしますが、目先のお得感につられて予想外の損をしてしまわないように気をつけるようにしましょう。
2017年03月27日2017年3月20日(月・祝)、二子玉川で「新潟 meets FUTAKO日本酒女子会 ~Beauty's SAKE Style & Premium SAKE Party~」が開催されます。新潟県にの特別協力を得て、新潟の歴史ある蔵元も参加する特別な日本酒女子会となります。女子会と名がついていますが、女性同伴なら男性の参加も大歓迎のイベントです。新潟の日本酒と新鮮な食材を堪能しましょう!トークステージには、タレントの渡辺早織さんやシンガーソングライターの氏家エイミーさんらが登場し、新潟の魅力を熱く語ります。当日は試飲によっておいしいお酒が味わえるほか、日本酒を学びながら新潟県の魅力も発見できるコンテンツがもりだくさん。ニコタマですてきなお酒時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?■開催概要【第一部】 11:30~13:30(11:00開場)【第二部】 14:30~16:30(14:00開場)名称「Beauty's SAKE Style 新潟の日本酒を楽しむ テイスティングイベント」内容「米どころ、酒どころ」と称される日本酒王国 新潟県から日本酒蔵元が参加。試飲会スタイルで新潟の日本酒を楽しめます。料金前売1,500円(税込) 当日2,000円(税込)※日本酒試飲用グラスお猪口と持ち運び用巾着袋付。※おつまみは含まれません。【第三部】 18:00~20:00名称「Beauty's SAKE Party 新潟の美味しいマリアージュを体感するプレミアムパーティーイベント」内容新潟の日本酒に、人気料理研究家による 新潟の食材を使ったスペシャルメニューを合わせて楽しむプレミアムパーティー料金前売2,500円(税込)当日3,000円(税込)※新潟の食材を使ったフードメニュー、ドイツ・ツヴィーゼル社のワイングラス「SAKE GLASS」付。※当日券は11:00より会場前にて販売いたします。※本イベントは女性、および女性同伴グループのみ入場可能。会場iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ()〒158-0094 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 二子玉川ライズ2Fアクセス東急田園都市線・東急大井町線「二子玉川」駅よりリボンストリートを直進 徒歩3分主催新潟 meets FUTAKO日本酒女子会実行委員会特別協力新潟県お問い合わせ新潟 meets FUTAKO日本酒女子会事務局(イッツ・コミュニケーションズ株式会社内)03-6732-7340 受付時間:10:00-18:00(土日祝日を除く)■参加蔵元リスト池田屋酒造、鮎正宗酒造、妙高酒造、青木酒造、高の井酒造、朝日酒造、高橋酒造、宝山酒造、八海醸造、玉川酒造、越銘醸、加茂錦酒造、今代司酒造、DHC酒造※参加する蔵元は変更になる場合があります。
2017年03月14日2016年4月に改正景品表示法が施行されてから、初めて同法違反で三菱自動車に約4.8億円の課徴金支払い命令が下されました。三菱自動車は実際の燃費とはかけ離れた広告を出していたとのことです。景品表示法は、一般消費者の利益の保護を目的に作成されましたが、そもそもそどんな法律なのでしょうか?具体例と共にご紹介していきたいと思います。*画像はイメージです:■景品表示法の概要とNG例景品表示法とは、正式には、不当景品類及び不当表示防止法といい、不当な表示や過大な景品類を規制し、公正な競争を確保することにより、消費者が適正に商品・サービスを選択できる環境を守ることを目的とする法律です。特に不当表示については、景表法第5条で3つの類型を示し、それぞれを禁止しています。 (1)優良誤認表示の禁止我々弁護士の例で言えば、「弊事務所は離婚事件を得意とするベテラン弁護士ばかりである」とさしたる経験もない弁護士しかいないにもかかわらず偽りを述べたり、「勝訴率100%」と根拠もなく数字を入れ込んだりする場合をいいます。 (2)有利誤認表示の禁止「離婚事件が今だけセットで着手金が10万円!」と謳いながら、いつも同じ宣伝文句を掲げていたり、「都内で弁護士費用が一番安い」と調査も根拠もなく謳っている場合をいいます。 (3)その他誤解されるおそれのある表示の禁止わかりやすいところでは、不動産屋の「おとり広告」がこれです。広告を見て実際に店舗に出向くのですが、実は取引がなく、単なるおとりだったという場合をいいます。 ■今回の課徴金について今回の三菱自動車の件は、実際の燃費が販売用のカタログの数値を下回っているのに、上回る数値を示していたということですので、(1)の優良誤認表示にあたります。なお、課徴金の額は不当表示をした商品などの売上額に3%を掛けて算出することになっています(景表法第8条)。三菱自動車は、相当不当表示でもうけた計算になりますね。 *著者:弁護士 小野智彦(銀座ウィザード法律事務所代表。手品、フルート演奏、手相鑑定、カメラ等と多趣味。エンターテイメント法、離婚、相続、交通事故、少年事件を得意とする) 【画像】イメージです*takemaru / PIXTA(ピクスタ)
2017年01月31日各社がしのぎを削るエイプリルフールネタ。ここでは、自動車業界の渾身のネタをまとめて見てみよう。○トヨタトヨタは世界中で愛用されている"ランクル(ランドクルーザー)"でエイプリルフールネタを1つ。ついに水陸両用、というより海中を走れるようになったそうです。実際にランクルなら走れそう…。世界中で活躍し続けているランドクルーザーがさらに進化を遂げました。新型ランドクルーザーには海中走行機能を追加。まだ見ぬ海底遺跡探索にぜひご活用下さい! #トヨタ #toyota #エイプリルフール #ランドクルーザー pic.twitter.com/roGWFTV542— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) 2016年4月1日○ホンダホンダはカブが畑で取れたそうです。カブ、ええ、スーパーカブが。これで生産できるならウハウハですね。激しいフォトショ感……。今年もカブは大豊作のようです。#エイプリルフール #もうおなかいっぱい新生活をスタートされる皆さんにとって、良いこと豊作な1年になりますように。 pic.twitter.com/1DvSY7tkHo— Honda 本田技研工業(株) (@HondaJP) 2016年4月1日○AudiAudiは、新型ヘッドライトとして「マトリクス顔文字LEDヘッドライト」を投入しました。その名の通り、ヘッドライト部分で顔文字を表現できるというもの。絵文字は「emoji」として世界に広がりを見せていますが、日本式顔文字も"Kaomoji"としてAudiが世界へ広めていくのか注目ですね。なお、注目のお値段は50万円、リアライトが25万円です。実際にあったら欲しいかも。この動画、通常のCMのナレーションとそっくり(本物?)で、思わず笑ってしまいます。○ボルボボルボはゴルゴ13さん(デューク東郷)を「最高安全責任者」に任命しました。依頼内容は「画期的な先進安全装備、新しいチャイルド・セーフティ」の開発だそうです。黒い噂のあるゴルゴ13にそんなポジションを与えて大丈夫なんでしょうか…。○スバルスバルは、同社の安全技術「アイサイト」をビジネスに応用した「社会人支援システム アイサイト ver. Business」を公開しました。「会議でぶつからない」「上司についていく」「出世コースをはみ出さない」「メールが飛び出さない」「居眠り注意」といった社会人に必須なサポートをアイサイトが自動的に行なってくれます。メーカー希望小売価格は1万3110円と良心的。110円に警察の影を感じます。○日産昨年はニッセンとコラボした日産ですが、今年も日産と間違えやすい企業名トップ3に入る日清とコラボしました。昨年に引き続きニッセンも参戦。わざわざ各社のロゴを入れ替える力の入れよう。記念Tシャツのプレゼントキャンペーンもあるので、欲しい方は"ニッセン"のプレゼントページからご応募を。○BMWBMWは大正時代の写真にスポーツカーを合成。趣ありますね。後ろのビルもきな臭いですが、触れないでおきましょう。今日は4月1日。100年前、大正時代に広がったエイプリルフール。100年前の1916年に創業したBMW。愉しませる歓びと駆けぬける歓び。歴史を感じながら、夢のあるエイプリルフールを過ごしてください。 #BMW #エイプリルフール pic.twitter.com/LWGgvW6Uuk— BMW Japan (@bmwjapan) 2016年3月31日一方のminiは、イギリスの気象を再現する機能を搭載。ロンドンで雨が降っていれば、mini上空数mに雲を発生させ、あなたに恵みの雨を降らせます。これって、水不足の問題を解決できるんじゃないですかね。車両本体価格は32円、月々の支払はわずか1円の32回払いも用意しているそう。公式サイトでは、雨の音を再現するなど、なかなかの作りこみです。○番外編マツダは大人しく、ハッシュタグで「エイプリルフール」とだけ呟いていました。今日から4月!新年度の始まりは各地で桜が見ごろですね。この春、新生活を迎える方もそうでない方も、輝やく出来事がたくさんある、ウソみたいに素敵な毎日になりますように(*^^*)♪ #桜とマツダ車を貼る #エイプリルフール pic.twitter.com/O8CiDuhWcS— マツダ 広報部 (@Mazda_PR) 2016年4月1日
2016年04月02日日本電波工業は3月30日、温度センサ内蔵水晶振動子の従来品(サイズ 2.0×1.6×Max.0.65mm)における動作温度範囲-30℃~+85℃での周波数温度特性 Max. ±12×10-6の性能を維持しながら、1612サイズでは世界最薄クラスとなるMax. 0.45mmへの低背化を実現した新機種「NX1612SB」(サイズ 1.6×1.2×Max. 0.45mm)を発表した。スマートフォンやタブレットなどの携帯情報端末では、高性能化・多機能化、チップセット統合による高密度実装化によって、搭載部品の高性能化および小型化が求められている。NX1612SBでは、こうしたニーズに応えるため、小型低背パッケージに同社独自の設計と水晶振動子技術を使い、同一気密室内に水晶片と温度センサであるサーミスタを内蔵させ、チップセット側の温度保証回路と一体となった基準周波数の高安定化を実現した。これにより、RFやGPSなどの基幹回路に安定した周波数のクロック信号(周波数範囲:26MHz~52MHz)を供給すると共に、携帯情報端末の小型・薄型化に貢献するとしている。同製品はすでにサンプル出荷を開始ししており、量産は2016年8月を予定している。
2016年03月30日こんにちは。ファイナンシャルプランナーの小澤美奈子です。皆さんは自動車保険選びの際、どのようなことを意識して保険会社を決めますか?ロードサービスの充実ぶりや保険会社の規模、あるいは保険料の安さなどでしょうか。 中には付き合いのある代理店に毎年任せっぱなし、という方もいることでしょう。最近の自動車保険は、事故対応能力や補償内容などは各社ほぼ横並びである と言われています。そのため、同じような補償やサービスを受けることができるのであれば、割安な保険料の自動車保険に入ることがお得と言えるではないでしょうか。さて今回は、保険料を割安にする自動車保険の見直し方について、3つの視点からご紹介したいと思います。●その1:ダイレクト損保を選ぼう!自動車保険の保険会社を選ぶ際には、主に次の2つが考えられます。1つ目はダイレクト損保とよばれるネット型の保険で、2つ目は代理店型の保険です。もし保険料を割安にしたいのであれば、ダイレクト損保を選ぶとよいでしょう。なぜならば、ほとんどのダイレクト損保はインターネットなどで直接販売しているので、代理店型の保険と比べ店舗維持費や人件費などの運営コストを省くことができるから です。またその際には、必ず複数の保険会社で見積もりを取るようにするとよいでしょう。場合によっては数千円から数万円以上の差がつく事例もあるものです。●その2:車両保険の免責金額で保険料ダウン車両保険をつけている場合には、免責金額の設定を変えることで保険料のダウンにつながることがあります。ちなみに免責金額とは、事故などで保険契約者(または被保険者)が保険金支払いを受ける際に自己負担する額のことです。免責金額の設定方法には次の2種類があります。1つ目は“1回目の事故は0円、2回目以降の事故は10万円”などというように、免責金額が1回目と2回目で異なる“増額方式”です。2つ目は“一律5万円”“一律7万円”“一律10万円”というように、免責金額を一律の金額で設定する“定額方式”です。保険料の負担をおさえたい場合には、“定額方式”を選び、さらに金額を高く設定するとよい でしょう。●その3:“1日だけ”保険を活用して保険料を下げるたまにしか車に乗らないようであれば、“1日だけの保険”の活用を検討してみましょう。自動車保険は“家族限定なし”“年齢条件なし”にすると保険料が高くなりがちです。たまにしか乗らない子どものために高い保険料で契約しているというご家庭は、おそらく多いことでしょう。そのような時には1日だけかけられる保険を活用し、親の自動車保険の保険料を下げる方法を検討することをお勧めします。たとえば、親の車の保険は“運転者家族限定あり”“年齢条件35歳以上(一番年齢の高い条件)”にして、保険料を安く設定します。そしてたまに子どもが車を使うときには、“1日だけの保険”に加入すればよいのです。“1日だけの保険”はスマホや携帯などから簡単に申込みができ、保険料は1日あたり500円から 加入することができます。----------いかがでしたでしょうか。普段何気なく自動車保険を同じところで更新しているようでしたら、他の保険会社と見比べてみましょう。その際、補償内容の見直しも併せて行うと、節約できる可能性は十分にあるかもしれません。【参考リンク】・日本損害保険協会()●ライター/小澤美奈子(ファイナンシャルプランナー)
2016年03月25日サイバネットシステムは3月17日、シノプシスの自動車用照明設計ソフトウェア「LucidShape」と「LucidDrive」の最新バージョン「LucidShape 2.1」、「LucidDrive 2.1」の販売を同日より開始すると発表した。LucidShapeはヘッドランプ、 テールランプ、 デイタイム・ランニング・ランプをはじめとする自動車用の各種照明器具の設計、解析、見栄え評価を行うソフトウェアで、"期待する光の拡がり(照明の性能)から逆に形状を導く"逆解析が可能なアルゴリズムが搭載されており、ターゲットとする照明の性能を満たすように最適な設計をすることができる。また、設計した製品の見た目を評価するためのレンダリング画像を作成する機能を搭載しているため、試作品を作らずに見栄えの評価も行うことができる。LucidShape 2.1では、Human Eye Vision Image (HEVI)インターフェースに、観測者の年齢や視野を考慮できるグレアモデル(VosやHolladay)、2次元および3次元フォーマットで実測した拡張型の双方向散乱分布関数(BSDF)マテリアル形式、Henyey-Greensteinに位相を含めた表現モデルであるGegenbauerモデルを搭載するなどした。一方のLucidDriveは設計したヘッドランプの配光分布を取り込むことで、実際に夜間を走行している状況を再現するナイトドライブシミュレーションソフトウェア。夜間走行において非常に重要なヘッドランプの視認性確認などの評価が行うことができ、マトリックスビームの再現も可能となっている。今回リリースされたLucidDrive 2.1では6個、または8個のLED光源用のソリューションとして用意された、新しいマトリックスビームの評価用スクリプト、色温度と色順応の新しい設定、左側通行用の新たな車両モデル、ヘッドランプのスイブルあるいは調光するためのMATLABサンプルスクリプトが追加された。また、コンパクトヘッドライトのビームパターンを評価するためにユーザーインターフェイスも改良されている。
2016年03月17日インテル セキュリティは11日、日本市場における事業戦略説明会を記者向けに開催した。2011年にインテルがマカフィーを買収してのち、マカフィーはインテルのセキュリティ事業部としてブランド統一が進められきた。登壇したマカフィー代表取締役社長のジャン・クロード・ブロイド氏は、同事業部の目標を、コンシューマ向けには「人々、家族のデジタルライフを保護する」、法人向けには「ユーザーのNo.1セキュリティパートナーとなる」と紹介。ビジネス市場では、対象端末の複雑化、検知と復旧にかかる時間的な制約、人材不足といった必要なリソースの制約が課題とし、これらを「脅威対策のライフサイクル」で対処することが重要だと、日本での事業戦略の概要を説明した。○サイバー脅威を「共有」「自動化」で対処「脅威対策のライフサイクル」とは、同社が2015年11月に提唱した、サイバー脅威をシステムで捉えた企業向け事業戦略。サイバー脅威に対し、防御、検知、復旧、適用の4つを、適切な方法で継続的に運用していく。マカフィー常務執行役員 法人営業本部 本部長の田井祥雅氏は、大手企業における情報搾取や不正侵入被害といった国内外のセキュリティ事件を例に挙げ、「なぜセキュリティ事件は引き続き発生するのか。サイバー犯罪は組織的、巧妙になっており、企業の自主対策では対応できなくなっている」と事件が起こってしまう背景を解説。この状況のなかで、2015年12月28日に経済産業省がサイバー攻撃から企業を守る観点で策定した「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」が出されるに至ったと、企業独自で脅威に対応する難しさを説明した。「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」では、経営者が認識する必要がある3原則、経営者がセキュリティ対策を実施する上でセキュリティ責任者に指示すべき10項目が記されている。これをまとめると、大きく2つのメッセージがあるという。ひとつは、「経営リスクとしてサイバー攻撃を捉え、対策を継続していく」こと。もうひとつは、「サイバー被害は起きてしまうもので、起きた後にどう対応するか」ということだ。これは、防御だけでなく、検知、復旧を合わせた「脅威対策のライフサイクル」に通じる脅威対策でもあるとする。従来は防御重視だったセキュリティ対策だが、防御できなかった場合は脅威を認識できず、被害が広がる恐れがある。「ハッカーは既存の防御策をどう破れば侵入できるかわかっている」(田井氏)。時間が経つほど被害が拡大するため、どの部分にどのような脅威があるか、素早く正確に検知する必要がある。しかし、脅威を検知するだけでは、継続的な対策は不十分だという。複数のベンダー製品を使っている場合は横断的な情報確認ができない(製品間の壁)ほか、脅威情報が部署間でうまく共有されず、例えば法務部で見つかった脅威と同じような症状の端末が広報部で見つかり、端末の動作を停止させるといった効果的な運用ができない(組織間の壁)、パッチ対策や回復処理などを適切に行えない(運用の壁)といった要因があり、被害が深刻化してしまう。同社が提案する継続対策のキーポイントは、脅威情報を組織・製品間で共有すること、検知した脅威情報をもとに自動的に対処することの2点。同社は150以上のパートナーと協業し、脅威情報の共有やセキュリティ機能を連携させる取り組み(パートナーエコシステム)を推進していく。○個人向けセキュリティはクラウドを軸に対策マカフィー取締役 専務執行役員 コンシューマ事業統括の田中辰夫氏は、コンシューマ事業のビジョンを説明。同社はコンシューマ向けセキュリティ製品として、「マカフィー リブセーフ」などマカフィーブランドのセキュリティソフトウェアを発表している。2014年までは、「マカフィー リブセーフ」でデバイスのセキュリティ対策を行ってきたが、2016年以降は個人情報の保護やプライバシー保護、ホームセキュリティやウェアラブル機器まで、セキュリティ対策の範囲を広げる。オンラインバンキングやSNS、アプリストアなどに加え、上記のホームセキュリティやウェアラブル機器に対しても、クラウドを軸にしたセキュリティサービスを展開していく想定だ。
2016年03月11日プリンストンは11日、自動車のハンドルに取付けられるSiriリモコン「PIP-SRC」を発表した。発売日は18日。価格はオープンで、実売予想価格は税別3,680円。同製品は、直径40mmまでのハンドルに装着して使用できるSiriリモコン。マイクのボタンを押すことでiPhone本体に触れずSiriを呼び出せる。iPhoneとのペアリングはBluetoothによって行い、アプリによる設定などは必要ない。サイズ/重量は、W192×H20×D32mm/約22g。
2016年03月11日ルネサス エレクトロニクスは3月8日、自動車のエンジンやトランスミッションなどのパワートレイン制御向けに、従来以上の自動車の燃費向上を可能とする32ビットマイコン「RH850/E1M-S2」を開発したと発表した。同製品は、新開発のCPUコア「G3MHコア」を搭載。同コアはTj=150℃下で動作周波数320MHzを実現した前世代コア「G3Mコア」をベースに、メモリや周辺機能へのアクセスレイテンシを改良したことで、エンジン制御システムの点火時期・燃料噴射制御といった実行時間を、従来品比で約30%向上(エンジン制御処理シミュレータでの実行時間比)。また、CAN FDへの対応のほか、センサ情報の通信規格SENTに対応したRSENTを6チャネル搭載することで、約50個のデジタルセンサとの通信が可能。単一な信号線で複数センサとの信号の伝達も可能であるため、ハーネスの重量提言も可能としている。さらに、車載セキュリティの標準規格であるSHE/EVITA-Lightに準拠したハードウェアセキュリティモジュールICU-Sを搭載し、データの暗号処理や乱数発生のための機能を搭載している。加えて、従来製品からの容易なアップグレードの実現に向け、ソフトウェアの命令セットの上位互換性を確保しているほか、従来製品「RH850/E1M-S」とピン配置を完全互換とすることで、基板レイアウトをそのままに流用することも可能となっている。このほか、ユーザーの開発支援として、従来製品「RH850/E1x」同様に、GUI上で設定した周辺機能をCソースドライバとして自動生成するコード生成ツールも提供されるほか、パートナ企業と連携してモデルベース設計開発の支援も行っていくという。なお、同製品はすでにサンプル出荷を開始しており、価格は1万2000円(税別)としている。量産は2017年9月からを予定しており、2018年4月に月産10万個を計画しているという。
2016年03月08日東京都・汐留のパナソニック 汐留ミュージアムは、日本の伝統工芸、文化や技術の価値や可能性を再発見する展覧会「REVALUE NIPPON PROJECT展 中田英寿が出会った日本工芸」を開催する。会期は4月9日~6月5日(水曜休館)。開館時間は10:00~18:00。入館料は一般1,000円、65歳以上900円、大学生700円、中・高校生500円、小学生以下無料。同展は、元サッカー日本代表である中田英寿氏が現役引退後続けている活動のひとつである「REVALUE NIPPON PROJECT」で生まれた作品を展示するもの。「REVALUE NIPPON PROJECT」は、日本が連綿と受け継いできた伝統的な工芸、文化や技術の価値や可能性を再発見し、その魅力をより多くの人に知ってもらう「きっかけ」を創出することで、日本文化の継承・発展を促すことを目的としている。同プロジェクトでは、毎年「陶磁器」、「和紙」、「竹」、「型紙」、「漆」といったひとつの素材をテーマに選び、批評家などの専門家を中心としたアドバイザリーボードが、工芸家およびアーティストなどのコラボレーターを選定し、各チームが自由な発想で作品を制作する。参加アーティストは、北川一成、隈研吾、小山薫堂、佐藤オオキ、佐藤可士和、佐藤卓、柴田文江、奈良美智、蜷川実花、深澤直人、他。さらに、この制作を通じて工芸の魅力を広く伝えるために中田氏自らも広報活動を行っており、この作品や人との出会いは将来の日本のラグジュアリーとなるべきものだと語られている。また、関連プログラムとして、シンポジウム「REVALUE NIPPON PROJECTと日本工芸の未来」が開催される。パネリストは見附正康(絵付師)、新里明士(陶磁器作家)、中田英寿。開催日時は4月23日14:00~16:00。参加費は無料だが、同展の観覧券が必要となる。そのほか、「竹ワークショップ竹玉ペンダント作り」(4月16日)、「和紙ワークショップ張子ってなんだろう!~カワイイ豆だるまとネコの張り子に絵付けしよう~」(5月7日)、「型紙ワークショップ伊勢型紙の技法で『しおり』作り」(5月14日)、「漆ワークショップ 色漆と金粉で飾るオリジナルの箸を作ろう」(5月28日)が開催される。参加費・申込方法など詳細は同展Webページにて。なお、同展はホームページ割引を行っており、引換券を提示すると入場料が100円割引となる。
2016年03月03日1716年に創業した中川政七商店が創業300周年を記念し、日本各地を巡回する「大日本市博覧会」が、東京ミッドタウンにて開催された「東京博覧会」よりスタートした。この試みについて中川政七商店代表取締役社長の中川淳氏は「普段から言っている『日本の工芸を元気にする』ということをより多くの人に知っていただく機会に。また、各産地で地元の工芸をよそものが行ってこれだけ素晴らしいとお伝えする場になれば」とコメント。全国5地域で「買える」「学べる」「体験できる」空間を期間限定でつくり、その土地のものづくりの魅力を再発見することで開催地域の賑わいの創出を狙っている。会場では、今回のコンセプトの一つである「温故知新」を表すものとして、同社のロゴをモチーフに、一刀彫に螺鈿細工の鞍など伝統的な技術を使って作られた「旧」の鹿と、相対するものとして旧の鹿を3Dスキャンしたものをベースにして作られた芸術家の名和晃平氏による「新」の鹿を展示。また、300周年にあたり、社史に代わるものとして作られた金屏風「工芸クロニクル」は必見だ。いわゆる資料型の社史を作っても読まれない、そして明治期に資料を一部焼失しておりそれほど分厚くはならないということから、工芸全体の歴史にフォーカス。石器時代から8つの時代を巡って、それぞれの時代の象徴的なものと象徴的な場所、そしてそのビジネスモデルで読み取れるものをイラスト入りの金屏風に仕立た。最後の時代には未来の産業観光モデルが加えられているが、産地と流通業者、使い手がより近接していくような形になるのではないかという予想が描かれており、これは実際に中川政七商店が奈良でいま実現しようとしていることだという。「工芸クロニクル」の監修には松岡正剛氏が所長を務める編集工学研究所、イラストは善養寺ススム氏が担当している。これらは今後の会場でも展示される。会場内では300周年記念商品も販売。2月17日より全国の中川政七商店で数量限定で販売される「日本工芸版モノポリー ZIPANGU」も先行で販売するなど、伝統工芸をベースにしながらも海外生まれのゲームと融合するという新しいアプローチも見せている。このほか、各会場では日替わりでトークイベントやワークショップも実施。東京でのトークイベントでは1月15日には元サッカー日本代表の中田英寿氏、1月16日はクリエイティブディレクターの水野学氏がゲストに登壇した。今後、「岩手博覧会」(5月3日~5日)、「長崎博覧会」(9月22日~25日)、「新潟博覧会」(10月6日~9日)、「奈良博覧会」(11月1日~6日)と巡回する予定となっている。
2016年01月31日光岡自動車は20日、ミディアムクラスセダン「リューギ」に、ステーションワゴンタイプの「リューギ ワゴン」を新たに設定し、22日に発売すると発表した。リューギは、コンパクトセダン「ビュート」と、フルサイズセダン「ガリュー」の中間に位置するミディアムクラスセダンとして2014年6月に誕生。ハイブリッド車もラインアップされ、「クラシカルでハイブリッド」という他にないジャンルで独自の路線を歩んできた。今回発表されるリューギ ワゴンも、ステーションワゴンならではのユーティリティをプラスしたほか、1,500ccのガソリンエンジン搭載車のほかにハイブリッド車も用意されており、「クラシカル・ワゴン・ハイブリッド」というキーワードでより高い付加価値を実現した。デザイン面では、フロントフェンダーから伸びるエッジの効いたキャラクターラインでワゴンならではの伸びやかさを表現し、セダンとは異なるスポーティな雰囲気に仕上げている。また多彩なライフスタイルを想定し、セダンよりも多い7色のボディカラー設定やオプション品の充実を図り、アクティブなユーザーも楽しむことができる仕様とした。同社のアイデンティティーと言える、縦型ラジエターグリルに丸型ヘッドランプを配置し、メッキ加工を施した前後のバンパー部に厚みを持たせる事で、ミディアムクラスでありながら堂々たる存在感を主張。また、ラジエターグリル上面に貼付するエンブレムの素材に伝統工芸の「七宝焼き」を採用し、ディテールにも拘っている。リューギ ワゴンには2WD車と4WD車があり、1,500ccのガソリンエンジンもしくはハイブリッドを搭載。ミッションは5MTとCVT(ハイブリッドは電気式無段変速機)を用意している。価格は、ガソリン車が249万9,120円~316万1,160円、ハイブリッド車が339万8,760円。
2016年01月20日テクノスデータサイエンス・マーケティング(TDSM)とネクスは1月20日、自動車テレマティクス分野で業務提携したと発表した。TDSMはIoTを活用したデータ分析の実績を有し、独自のアルゴリズム解析技術を搭載したAI製品「scorobo」などの製品を提供しているほか、日本マイクロソフトやセールスフォースなどのクラウドベンダーとプラットフォーム基盤においても協業体制を構築している。一方のネクスは、M2Mデバイス開発・情報通信技術に強みを持ち、国内市場向けに20項目以上におよぶデータ取得、900種以上の車両対応数を持つOBDIIデータ通信端末を製品化しており、車両データ取得技術と通信技術を提供している。両社は今回の業務提携によって、テレマティクスデータ解析ソリューションを提供し、リアルタイムで大量の車両データ取得からデータ分析までをワンストップで提供することが可能になる。また、Microsoft Azureを用いてテレマティクスプラットフォームを提供することで、ネクスがこれまで進めてきた解析ソリューションの事業効率化およびコストの軽減につなげ、顧客企業における早期立ち上げを実現する。今後、1年以内に5法人、3年位内に30法人の導入を目標とし、自動運転においても運行データの収集や地域ごとの車両の流れや傾向などの予測にもテレマティクス・ビッグデータを活用できる可能性があることから、両社は継続してノウハウを蓄積し、ビジネスを展開していくとしている。
2016年01月20日2016年1月13日から15日まで、東京ビッグサイトにて開催されている自動車技術の展示会「オートモーティブ ワールド2016」にて、ロームは自社の得意とするSiC技術の紹介や、民生ソリューションの自動車への転換応用などのアピールを中心に自社技術の紹介を行っている。SiCはワイドバンドギャップ半導体の1種で、次世代のパワー半導体として活用が期待されている。今回、ロームが展示を行っているのは、業界トップクラスの順方向電圧(VF)を実現した第2世代SiCショットキーバリアダイオードの6インチウェハおよび低オン抵抗、低スイッチング損失を実現したSiC-MOSFETの4インチウェハ。いずれもAEC-Q100対応の車載グレード品が用意されている。一方、民生技術としては、すでに市場実績のあるコアを用いた車載向け高精細パネル用チップセットや4線式抵抗膜式タッチパネルを使用した2点検出が可能なタッチパネルコントローラのほか、USB Type-C規格を用いることで最大100Wの電力供給を可能にするUSB Power Delivery(USB PD)コントローラICやWPCのミディアムパワーQi規格の認証を取得したワイヤレス給電送受信用制御ICなどが紹介されている。また、このほか各種の車載半導体の紹介も行っており、最新規格となるCXPIに対応したトランシーバICや、マイコンの端子数や監視処理の軽減を可能とする多入力監視LSIといった最新製品や、従来規格であるLINのトランシーバながら低消費電流を実現した製品などの紹介なども行われている。加えて、同社ブースの中央には、ナビゲーションといった運転にクリティカルではない部分の製品から、フロントライトやECUといった運転に直結するクリティカルな部分まで、同社の半導体を搭載した機器メーカーの製品が多数展示されており、その適用範囲の幅広さを感じることができる。
2016年01月14日2016年1月13日から15日まで、東京ビッグサイトにて開催されている自動車技術の展示会「オートモーティブ ワールド2016」にて、Infineon Technologiesの日本法人であるインフィニオン テクノロジーズ ジャパンは、TPM(Trusted Platform Module)の車載適用に向けた紹介などを行っている。TPMは、Trusted Computing Group(TCG)が策定するハードウェア耐タンパ性を有するセキュリティチップであり、同社は最新仕様となるTPM2.0に準拠した製品「OPTIGA」を他社に先駆けて提供するなど、セキュリティに対しての優位性を有している。今回、同社が自動車向けとして同ソリューションの紹介を行っているのは、2015年にTCGが「TCG TPM 2.0 Automotive Thin Profile」および「TCG TPM 2.0 Automotive Rich Profile」として自動車向け仕様を策定したことを受けてのものとなる。自動運転のみならず、クラウドと自動車の連携や、車車間通信、車道通信など、クルマと車外との通信の頻度は今後、爆発的に増加していくことが見込まれている。一方で、そうしたネットワークを経由したハッキングの危険性も指摘されるなど、ネットワークの安全性の確保が課題となってくる。TPM 2.0 Automotiveでは、そうした課題に対し、ECUを守ることを目的としており、エンジンルーム内での機器同士の通信などでも活用が可能であり、まさに自動車におけるあらゆる通信を守ることを可能とするソリューションだと同社では説明している。なお、現在、同社ではAEC-Q100の認証取得に向けた手続きを進めているとしており、今後、AEC-Q100認証を取得したTPM 2.0 Automotive対応製品の順次提供される予定だという。
2016年01月14日2016年1月13日から15日まで、東京ビッグサイトにて開催されている自動車技術の展示会「オートモーティブ ワールド2016」にて、Cypress Semiconductorの日本法人である日本サイプレスは1月12日に発表したばかりの40nm eCT(Embedded Charge Trap)プロセスを採用した車載マイコン「S6J3310」を用いたインスツルメントパネルのデモなどを行っている。S6J3310は、Cypressと合併する以前の旧Spansion時代から開発が進められてきたMirrorBit技術を活用して開発されたマイコンで、主な仕様は既報のとおり。今回の展示では、実際にアナログメーターの間に液晶パネルを設置し、そこにさまざまな映像を表示する、ということを行っていた。また、その隣には3D描画エンジンなどを搭載いたハイエンドインスツルメントパネル向け製品である「S6J3200シリーズ」を搭載したインスツルメントパネル上での3D表示およびプロジェクタによる2D表示のデモも行われており、来場者の興味を惹きつけていた。また、このほかにもモータ制御ソリューションや、S6J3310同様、1月12日に発表になったCPXI対応ソリューション、自動車向けタッチセンサソリューションなども展示しており、こうした同社のソリューションを組み込んだレーシングカートの展示も行われており、実際に走行することはないが、モータの回転制御の様子や3D表示を組み合わせたインスツルメントパネルなどを総合的に見ることも可能となっている。
2016年01月14日2016年1月13日から15日まで、東京ビッグサイトにて開催されている自動車技術の展示会「オートモーティブ ワールド2016」にて、国内半導体大手のルネサス エレクトロニクスは、先端プロセスとなる16nm FinFET+を採用したハイエンドSoCのデモのほか、MATLAB/SimulinkやdSpaceといったソフトウェアを活用したシミュレータ、クラウド連携による次世代ADASのデモなどの紹介を行っている。そうした展示の中で、ブースの中央に展示されているのが、RH850マイコンのIPなどを組み合わせたモータ制御デモの実機と、モデルベース環境による評価環境だ。ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)向けのモータ制御を行うIPをモデルベース環境に搭載したもので、電流や波形、モータの回転数、速度などのパラメータをリアルタイムで確認することができるほか、異常時にはどういった制御を行うことで、異常時から脱することができるか、といったことを確認することもできる。すでに同社は、マルチコアマイコンを用いた開発に対するMATLAB/Simulinkを用いたモデルベース開発環境を2016年春に何かしらの形でリリースしたいとしているが、こちらのdSpaceを用いたシミュレータも2016年中に何らかの形でのリリースを目指したいとしている。また、ブース脇に設置されたメインステージでは、ラジコンを用いたセーフティ&コネクテッドカーのデモと次世代統合コックピットを用いたデモが実施されている。セーフティ&コネクテッドカーのデモは、駐車場に設置されたセンサとラジコンが連動し、障害物を避けつつ、自動で空いているスペースに駐車を行おうというもの。単純にセンサとクルマが1対1で接続しているのではなく、センサデータと車両データは1度、クラウド上にて解析が行われ、マッチングが図られ、その結果がクルマ側に送られ、クルマはその指示にしたがって、駐車を行うというものとなっている。なお、これらのデモは、各日15分おきに実施されている。
2016年01月14日大日本印刷(DNP)は1月12日、自動車業界向けに車載システムのセキュリティ対策サービスを開始すると発表した。同社が"第一弾"と位置付けるサービスは、車載システムの秘密情報の不正取得防止ソフトウェア「CrackProof(クラックプルーフ)」と、車載通信機器に組み込んで通信データを暗号化し、通信機器同士の認証と管理を専用サーバーで行う「DNP Multi-Peer VPN」を活用したものとなる。CrackProofは子会社のDNPハイパーテックが開発したアプリケーションの不正改ざんを防止するクラッキング対策ソフトウェア。自動車がネットを介して連携するスマートフォンアプリや車載情報端末アプリが登場する一方で、制御系のアプリケーションがクラッキングされた場合、自動車の制御データや車載コンピューターの仕様などの機密情報が漏えいし、悪用されるなどのリスクがあるため、こうしたクラッキング対策をCrackProofで「強力に堅牢化」し、被害を未然に防ぐという。一方のDNP Multi-Peer VPNは、通信データを暗号化するSDKと、クラウド環境、もしくはオンプレミスで設置するVPNマネジメントサーバーで構成されているシステムとなる。このマネジメントサーバーは、複数の通信機器を自動で認証するだけでなく、複数の機器間通信(Peer to Peer通信)を可能としており、車載システムのリモートバージョンアップデート機能の悪用を防止する。これにより、車載システム同士の通信やクラウドサービスで安全な通信環境を提供できるとしている。なお両製品は、1月13日~15日に東京ビッグサイトで開催される「第4回コネクティッド・カー EXPO」のDNPブースで紹介予定となっている。同社は自動車業界へのセキュリティ対策製品・サービス提供を進め、2020年度までの5年間で50億円の売り上げを目指すという。
2016年01月12日東京都・六本木の森美術館は、日本の現代アートを幅広い視野から検証する、3年に1度のシリーズ展「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」を開催する。会期は2016年3月26日~7月10日。開館時間は10:00~22:00(火曜は17:00まで、ただし5月3日は22:00まで)。入館料は一般1,800円、高校・大学生1,200円、4歳~中学生600円、65歳以上1,500円。同展は、日本、韓国、台湾の4人のキュレーターによって選ばれた、20組のアーティストのバラエティーに富んだ表現を通して、日本の現代アートを幅広い視野から検証し、今日の社会とアートについて考察するもの。「六本木クロッシング」は、同美術館が3年に一度、日本のアートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として2004年から開催してきたシリーズ展で、今回で5回目の開催となる。グローバル化やITの発達、SNSの普及により、個人による情報発信が可能となり、ネットを介したバーチャルなコミュニケーションの機会が増大している今日、このことは自己と他者の関係性にも大きく影響を与え、これまで当たり前のように考えられてきた社会制度や世の中に存在する様々な枠組み、価値観の見直しが求められているという。同展では、独自のリサーチを通して、個の事象やストーリーにスポットを当てる作品を制作しているアーティストたちの眼差しを通して、歴史や身体、性、風景についての新たなイメージが描き出される。森美術館キュレーターの荒木夏実氏は、同展について次のように語っている。「"私"とは誰だろう。私の身体はどのように歴史や他者とつながっているのだろうか。過去と未来、自己と他者が交錯する感覚を、アートを通して味わいながら、世界と自分との新たな関係性を探りたい。」また、同展では、同展出品のインスタレーション作品、野村和弘《笑う祭壇》制作のため、ボタンを無償で提供できる人を募集している。不要になった洋服のボタンや、家に保管されているボタンなど、色や形、大きさはどんなものでも可。なお、《笑う祭壇》は、的あてゲームのように、さまざまな形や色の使い古されたボタンを小さなオブジェに載るように投げることで出来上がる作品。ボタンが散らばり、ゲームを楽しんだ分だけ床のイメージが変わっていき、刻々と変わりゆく風景を楽しむことができる作品になるということだ。送付先など、詳細は同館Webページにて。
2016年01月06日沖電気工業は12月24日、IPコンタクトセンターシステム「CTstageシリーズ」の導入企業を対象とした「CTstageユーザー会」を設立した。「CTstageユーザー会」は、国内において「CTstageシリーズ」の商品・サービスを利用しているさまざまな業種業態の導入企業の相互交流や情報共有の機会を提供し、それぞれ同業他社のシステム活用事例や先進的な取り組み、コンタクトセンターの共通課題となりつつある人材不足や育成手法、離職防止を含めた雇用問題など、他社が持つ経験やノウハウの共有および、業界の方向性についての議論を大きな目的として活動していくという。予定されている主な活動内容は下記の通り。年次総会(年1回開催)、分野別の分科会によるユーザー相互間の情報・意見交換の促進会員専用ウェブサイトでの事例、業界の動きなどの情報提供定期的なメールマガジン配信によるイベントなどの案内入会は、同社の商品ホームページから申し込みできる。
2015年12月24日日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は12月14日、ハイブリッド/電気自動車やグリッド蓄電向けに、16個のバッテリ・セルを同時に計測する統合型バッテリ・モニタ/保護IC(集積回路)「bq76PL455A-Q1」を発表した。同製品では、最大256個のセルを直列接続した大型バッテリパックの正確なモニタと保護が可能。パッシブ・セル・バランス機能とアクティブ・セル・バランス機能の両方をサポートし、バッテリからエネルギーを最大限供給することができる。パッシブ・セル・バランス機能は個々のセル電圧の不一致を補正。アクティブ・セル・バランス機能は、個々のバッテリ・セルの充電量を最大化し、ハイブリッド自動車や電気自動車で、より長い走行距離を可能にすると同時に、製造コストの削減に貢献するという。
2015年12月14日日本のファーニチャーレーベル・イーアンドワイ(E&Y)の30周年を記念して12月12日から20日まで、東京・六本木のアクシスギャラリーにて展覧会「evergreen」が開催される。トム・ディクソンやマイケル・ヤング、リチャード・ハッテンを始めとした時代をリードするデザイナーたちとともにオリジナルの家具の制作を行ってきたE&Y。これまでの手掛けた50作品以上のコレクションの一部は、MoMA(ニューヨーク近代美術館)やロンドンデザインミュージアム、パリ装飾芸術美術館、スウェーデン国立美術館などに収蔵もされている。今回行われる展覧会では、現コレクション約70点より厳選した代表作の展示や映像を公開する他、2010年に新たにスタートした「edition HORIZONTAL multiple collection line」より、今年9月にロンドンのデザインミュージアムで発表した新作をお披露目する。また、12月20日の16時から18時までは、同ギャラリーの地下1階にあるシンポジアにて、「SHOWCASE」や「DESIGNTIDE TOKYO」 などのプロデュースを手掛けたE&Y代表の松澤剛、ノザイナーの太刀川英輔、JDN・登竜門 統括編集長の山崎泰、武蔵野美術大学 准教授の山中一宏、ジャーナリスト、海外留学中の学生を交え、これからのデザインについて考える参加型トークイベントも開催する。定員は40名で参加費は無料。同展に出展される作品のデザイナーは以下の通り。マックス・ラム(Max Lamb)、中坊壮介(Sosuke Nakabo)、尾原史和(Fumikazu Ohara)、白木麻子(Asako Shiroki) 、スズキ ユウリ(Yuri Suzuki)、ニナ・トルスタープ&ジャック・ママ(Nina Tolstrup and Jack Mama)、フェイ・トゥーグッド(Faye Toogood)。【イベント情報】E&Y 30th Anniversary exhibition “evergreen”会場:アクシスギャラリー住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4階会期:12月12日~20日時間:11:00~19:00(11日のレセプションは18:00~21:00)入場無料
2015年12月11日Mentor Graphicsの日本法人であるメンター・グラフィックス・ジャパンは12月4日、都内で同社の自動車関連ソリューションの紹介を行うプライベートカンファレンス「IESF 2015 Japan」を開催。併せて自動車や航空宇宙システムのシステム設計の効率を向上させる新製品「Capital Systemsシリーズ」を発表した。自動運転に代表されるように自動車のエレクトロニクス化は年々進んでおり、それにあわせて複雑度も高まっている。一方で、高機能化を理由に価格を引き上げることは困難であるため、システムの低価格化も重要になっている。同社はこれまで、そうしたニーズへの対応を目指し、電装システム/ワイヤハーネスを設計するためのツール群「Capital」を自動車の設計領域に向けて提供してきたが、「Capital Systems」は、その上流工程で、各ECUや配線、バスなどの要件を検討するアーキテクチャ設計(Define領域)に用いることを想定して開発されたツールで、「Capital Systems Caputure」と「Capital Systems Architect」の2つのツールが提供される。Capital Systems Caputureは、ECU内部のそれぞれの要素や機能をファンクショナルブロックとして分け、それらを結びつけることで、モデルベースでのネットワークの接続を可能とするもの。一方のCapital Systems Architectは、各種の機能をクルマの全体にマッピングしていき、整合性をとりながら、開発に渡すことを可能とするもので、物理的な各機能の配置をフロアプランとして行った後、簡易的な配置配線まで行うことができるため、どこがどういった配線長となっているかを理解できるほか、どこに分岐を用意する必要があるか、といった確認などを行うことができる。また、仮配置を行った段階での部品点数や配線長などの予測を確認することができるほか、ECUレベルでのCPUパフォーマンスなども見える化された状態でのシミュレーションも実行できるため、配線箇所の変更などを行った際のパケットの流れに伴うパフォーマンスの変化なども比較することが可能となる。さらに、こうしたデータを元に入力スペックデータとして、プリント基板の設計ツールなどにその情報を渡すことも可能だという。なお、Mentor GraphicsのIntegrated Electrical Systems Division(IESD)、General ManagerであるMartin O’Brian氏は、「例えば自動車に照明システムに1つ新たな機能を実装しようと思うと、2000のファンクショナルブロックが必要になる。今後、エレクトロニクス化がさらに進めば、その数は膨大なものとなり、旧来手法では設計の複雑性に対応できなくなる。そうした意味で、Capital Systemsを用いることで、アウトプットとして、それぞれの機能開発を担当するチームに、こうしたスペックでこのように作ってもらいたい、といった提示が可能になる」としており、ファンクションからフィジカル、ロジカルまですべてがつながるこれらのツールを活用することで、カスタマの開発効率向上につなげたいとした。
2015年12月09日積水化学工業(積水化学)は12月8日、自動車のフロントガラス全面に文字や図を表示することができる合わせガラス用中間膜「自発光中間膜」の基礎技術を確立したと発表した。近年、自動車走行時の安全性向上や、車室内のIT化に対応するため、速度や車線に関する情報をフロントガラスに表示するヘッドアップディスプレイ(HUD)システムを採用する車種が増加している。同社は2008年にHUDシステムに対応した「楔形中間幕」を発売。しかしこの楔形中間膜を利用した現行のHUDシステムは、フロントガラスの限られた部分だけに映像を投影する仕組みで表示できる情報量が限られているため、同社はより多くの情報を表示できるよう、自発光中間膜の開発をすすめている。自発光中間膜には発光材料が含まれており、車内に設置するプロジェクターから特殊なレーザー光を照射すると、照射された部分が発光し、文字や画像を表示する仕組みとなっている。また、表示物は全角度からの視認性を有し、運転席以外の席からも見ることが可能。なお、12月10日~12日に東京ビッグサイトで開催される展示会「エコプロダクツ2015」にて、同技術を用いたデモ機が展示される。同社は今後、2018年の上市を目指し、自発光中間膜の開発を進めていくという。
2015年12月09日本田技研工業(ホンダ)は8日、東京ビッグサイトで10日~12日の期間に開催される日本最大級の環境展示会「第17回 エコプロダクツ2015」に、新型燃料電池自動車(FCV)「クラリティ フューエル セル」の市販予定車をはじめとする、環境への取り組みを紹介するブースを出展すると発表した。ホンダブースでは、「Hondaの描く水素エネルギー社会をいよいよ現実に!」をテーマに、水素を中心とした「つくる」「つかう」「つながる」技術によるCO2ゼロ社会の実現を目指した取り組みを紹介。具体的には、日本で2016年3月にリース販売を開始する予定の新型燃料電池自動車(FCV)「クラリティ フューエル セル」の市販予定車や、FCVから最大出力9kVAのAC出力を可能にする外部給電器「Power Exporter 9000」、FCVやEVから家庭への電力供給を行うV2H(ビークル・トゥ・ホーム)対応のDC普通充電器「Honda Power Manager」を展示する。また、「ツインリンクもてぎ」にある森の自然体験ミュージアム「ハローウッズ」でのノウハウを活かした新しい森づくり「HondaWoods」の取り組みなど、「自由な移動の喜び」と「豊かで持続可能な社会」の実現を目指す、ホンダの幅広い取り組みと成果を分かりやすく伝える予定。なお、ホンダブースに隣接する「環境とエネルギーの未来を拓く~水素社会」ブースでは、同社の考えるモビリティを活用した水素社会のジオラマとスマート水素ステーション(SHS)のモックアップモデルを展示する。
2015年12月08日u-blox(ユーブロックス)は12月2日、報道陣に向けた記者会見を行い、日本市場における2016年度の事業戦略を発表した。ユーブロックスは、1997年に設立したスイスの半導体企業で、ワイヤレス通信、測位用半導体におけるICとモジュールの両方を提供している。自動車向け通信および測位用半導体の需要の高まりとモバイル端末の急速な普及を背景に、同社は順調に成長を遂げており、2015年度上半期の売上高は前年同期比33.1%増を記録したという。ユーブロックス CEO兼マーケティング・営業部門最高責任者 トーマス・ザイラー氏は、急速に拡大するIoTおよびM2M市場について「IoT市場は、産業向けと個人向けの2つに分けられる。産業用のなかでも最も大きい市場は、スマートシティ。次に、製造、M2M、自動車と続く。これらはビジネスに不可欠なインターネットで、B2Bアプリケーションから得られるデータの価値は、FacebookやTwitterから得るデータの価値に勝る」としたうえで、「私たちは中核技術をコントロールしているので、IoTのなかでも大きなビジネスをサポートできるコンポーネントを提供できる。産業要求に応えられるよう安全で堅牢性の高い製品を作っていきたい」と今後の展望を語った。同社は特に、自動車市場と産業市場の2つの市場を2016年度の日本における注力市場と位置づけている。自動車市場において同社は、衛星測位システム(GNSS)やセルラー通信、Wi-Fi、Bluetooth通信などに関わる車載用製品・コンポーネントを提供していく。特に、コネクテッドカー市場向けに自動運転対応の高精度GNSSと車車間通信(V2V)モジュールを提供。また、レーダー探知機などのスタンドアロン製品の設計から大量生産、国内での技術サポートも行っていく。準天頂衛星システム(QZSS)衛星信号を含む次世代製品の開発も推進していくという。産業市場においては、すべてのワイヤレス通信技術とGNSS向けに、高品質のチップおよびモジュールの両方を提供していく。特にスマートメーター、フリートマネジメントなどのスマートインダストリー、ヘルスケア用アプリケーション市場向けの事業強化を図るため、国内での技術サポートを提供し、セルラー通信やWi-Fi、Bluetooth通信に関するソフトウェアベンダーとの協業を強化していくとしている。
2015年12月02日光岡自動車は30日、新型霊柩車「ミツオカリムジンタイプV」と「リューギセンターストレッチリムジン」を発表し、12月8日に発売すると発表。また、12月8日~10日の3日間に東京ビッグサイトで開催される「エンディング産業展2015(ENDEX)」での、両車の発表展示会開催も発表した。ミツオカリムジンタイプVは、オリジナルデザインの厳格な面持ちと高級車としての品格を備えた霊柩車のフラッグシップモデルで、「尊厳ある終焉を格別な畏敬の念でお見送りする」というコンセプトで開発。リューギセンターストレッチリムジンは、端正なデザインと女性でも運転可能な車輌寸法が特長で、環境に配慮したハイブリッド車の設定や、霊柩車としては手頃な価格帯で変わりゆく葬儀様式とニーズにマッチしたモデルとなっている。生産方法は、1台1台職人の手作業により行われ、車輌延長工程では職人自らが部品図を描いて溶接を行い、国内では最大級となる8基の塗装下地ブースと3基の塗装ブースであらゆる板金塗装に対応する。これまで乗用車メーカーとして公に霊柩車を生産・販売をしているメーカーはないとのことだが、同社はアフターサービスで肝心な補給部品の安定供給や、店舗での販売・修理受付まで一貫したメーカーならではの体制を提供する。また海外への輸出も試験的に開始し、市場性を分析しながら拡販してゆく予定。価格は、ミツオカリムジンタイプVの400mmオーバーハングストレッチ仕様(乗車定員2名)が750万6,000円~828万3,600円、1,200mmセンターストレッチ及び400mmオーバーハングストレッチ仕様(乗車定員5名)が955万8,000円~1,033万5,600円、リューギセンターストレッチリムジン(乗車定員2~3名)が570万2,400円~635万400円(いずれも税込)。
2015年11月30日マツダは27日、新型「ロードスター」および同車の開発グループが、「日本自動車殿堂」による「2015~2016日本自動車殿堂カーオブザイヤー」を受賞したと発表した。授賞式は同日、マツダ東京本社にて行われた。マツダ車による同賞受賞は、2003~2004の「RX-8」に続いて3回目となる。新型ロードスターは、「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を採用した新世代商品の第6弾となるモデル。人がクルマを楽しむ感覚の深化に徹底的に取組み、「人馬一体」の楽しさを追求した、後輪駆動(FR)の2シーターライトウェイトオープンスポーツカーとなっている。今回の受賞理由としては、「洗練されたオープンスポーツカーデザイン」「軽量高剛性ボディによる卓越した走行性能と低燃費」「進化した『SKYACTIV(スカイアクティブ)技術』」が挙げられている。
2015年11月27日