グラビアアイドルの杉原杏璃が12日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店で写真集『ANRI』(発売中 3,204円税込 ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。杉原は通算10冊目となる同写真集を34歳の誕生日となる6月12日に発売。杉原曰く「集大成」という位置づけの写真集となっている。セクシーな赤のビキニ姿で報道陣の取材に応じた杉原は「10冊目ということがわかっていましたし、大人になる34歳ということで、今までグラビアをやってきたすべてのものを詰め込みたいと担当者にお伝えしました。今回のロケ地でもあるハワイらしさというよりは、大人の生感や肌感を表現できたらと思っていましたが、"肌感"満載で一歩大人になった感じですね」と満足げ。お気に入りを衣服を何もつけていないヌーディッシュな1ページをあげて「何も着ない方が一番自然かなと思って。シーツでちょうど見えない感じが一番家の中にいる感じがします」とアピールした。イベント日が34歳の誕生日ということで、取材時に関係者からバースデーケーキをプレゼントされて満面の笑みを浮かべた杉原。34歳の目標として「愛が溢れる生活がしたいので、しっかりと支えて寄り添ってくれる人がいたらいいな。プライベートで最大の目標はそろそろ相手を決めないと。年齢には全く興味がないので、私が彼を思うより、彼が私を思ってくれるというか、愛されたいです」と語っていた。
2016年06月18日第二次世界大戦下、「命のヴィザ」を発給し、6000人ものユダヤ難民の命を救った杉原千畝。彼の半生を描いた映画『杉原千畝 スギハラチウネ』が、DVD&ブルーレイで発売される。チェリン・グラック監督に話しを聞いた。その他の画像「杉原千畝には、自伝がないんです。それが、彼のキャラクターの一番のヒントだと思います」。終戦から70年の節目に当たる2015年の公開に向け、杉原千畝の半生を映画化しようと考えたのは、『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』(2011)の制作チームだった。同作で脚本・米国監督を担当したチェリン監督と、本作で主演を務めた唐沢寿明との出逢いも、この作品だったそうだ。「『杉原千畝 スギハラチウネ』の監督が僕に決まる前に、唐沢さんが千畝を演じることが決まっていたんです。それで彼が、『せっかく撮るなら、監督は歴史の重みを知っているチェリンがいい』と推薦してくれたようなんです。僕は父親がユダヤ人で、母親は日系アメリカ人だしね。千畝の作品を撮るチャンスをくれたことが、すごく嬉しいです」。唐沢との映画作りについて、監督はこう続けた。「唐沢さんとは、多くを説明しなくても、お互いの考え方が伝わり合うんだ。この作品は、オーバーリアクションではなくて、なるべくナチュラルに描きたいと思っていたんです。何か分からないけれど感じる、という方が、この作品を描くにあたっては、いいと思うしね。『僕らの千畝は、唐沢さん』と言いきれるくらい、魅力的に演じてくれました」。映画では、ヴィザ発給に関しては事実そのままに描きながらも、人物像には少し脚色を加えている。「例えば、ペシュを千畝の右腕として描いたけど、実際には、4、5人程のポーランド情報委員が入れ替わりで千畝の助手をしていたみたい。イリーナ(満州時代の同僚女性)も映画特有な描き方です。映画はエンターテインメント。実話を伝えるというのは、ある意味では教育だけど、まずは面白くないとね!」。千畝の出身地である岐阜県八百津町は、2017年の登録を目指し、彼が発給したヴィザを国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に申請中だそうだ。そして、今もなお、多くのユダヤ系観光客が、同県・杉原千畝記念館に足を運んでいるという。「『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』のときも、『日本の若い人に、誇りを持てる日本人がいたということを知らせるべきだ』というアメリカ人の発言で制作が始まったんです。この映画もまた、杉原千畝という一人の男の生き様を通して、若い人たちに、何か感じてもらうきっかけになれば、と思っています」。取材・文・写真:小杉由布子『杉原千畝 スギハラチウネ』ブルーレイ&DVD6月2日(水)発売ブルーレイ(愛蔵版):7000円+税ブルーレイ(通常版):4700円+税DVD(愛蔵版):6000円+税DVD(通常版):3800円+税発売・販売元:ポニーキャニオン
2016年06月02日唐沢寿明が実在した外交官・杉原千畝を熱演した『杉原千畝 スギハラチウネ』が、6月2日(水)、豪華特典満載でDVD&ブルーレイで発売が決定した。これを受けて、杉原を演じた唐沢さんの、「千畝さんの偉大さを改めて痛感させられました」とのコメントが到着した。激動の第二次世界大戦下、杉原千畝は外交官として赴任していたリトアニアで、ナチスの迫害から逃れてきたユダヤ難民に日本通過ヴィザを発給。結果、6,000人もの命を救った実在の日本人で、オールポーランドロケ、チェリン・グラッグ監督をはじめとした日本、ポーランド、ハリウッド混成チームによる制作体制など一大スケールで描いた感動大作だ。唐沢さんは、「この映画で杉原千畝という実在の人物を演じるということでプレッシャーも大きかったのですが、この作品を経験したことで、人間の持つ真の決断力、勇気、愛、そして人や世の中のために自分には何ができるのかを度々考えさせられました。ポーランドの俳優たちと共演できたことも貴重な経験となりました」と今作との出会いを述懐した。また、「エキストラのユダヤの方々に日本人であるというだけで感謝の言葉をいただいて、千畝さんの偉大さを改めて痛感させられました。チェリン・グラック監督とも以前から仕事がしたかったので、演出や撮影手法など日本の現場とは違ったものを体験でき、これからの仕事に活かせればと思っています」と、オール海外ロケならではの“収穫”も報告する。そして、「杉原さんだけではなく、彼の周りにいた人々が彼に影響を受けそれぞれの人生が変わってゆく。そこがこの映画の見所です。ぜひ楽しんで下さい」とメッセージ。メイキングや未公開シーン、イベント集などの豪華特典映像とともに偉人の足跡に迫ってみて。『杉原千畝 スギハラチウネ』ブルーレイ&DVDは6月2日(水)発売。(photo / text:Ayako Ishizu)
2016年03月04日第二次世界大戦中、ナチス・ドイツによって迫害されていた多くのユダヤ人にヴィザを発給し、避難民の救済に尽力したひとりの日本人の偉業を描いた映画『杉原千畝 スギハラチウネ』のブルーレイ&DVDが6月2日(水)に発売されることが決定した。ソフト化に向けこのほど主演の唐沢寿明とチェリン・グラック監督がコメントを寄せた。その他の画像唐沢の演じた杉原千畝という人物は、同じく多くのユダヤ人を救った、ドイツ人実業家、オスカー・シンドラーになぞらえて“日本のシンドラー”とも呼ばれている。唐沢は「実在の人物を演じるという事でプレッシャーも大きかったのですが、この作品を経験したことで、人間の持つ真の決断力、勇気、愛、そして人や世の中のために自分には何ができるのかを度々考えさせられました」と話す。本作の撮影は約2カ月に渡りポーランドで行われた。唐沢は「ポーランドの俳優達と共演出来たことも貴重な経験となりました。また、エキストラのユダヤの方々に、日本人であるというだけで感謝の言葉をいただいて、千畝さんの偉大さを改めて痛感させられました」と振り返る。映画は、杉原が外交官として世界各国を行き来し、混沌とする世界情勢の情報を収集する中で、なぜ身の危険を冒しながらも諜報戦に身を投じ、政府の許可を待たずに独断でユダヤ難民にヴィザを発行し続けることが出来たのかが実話を基に描かれる。グラック監督は「誰に何をなんと言われようと、自ら正しいと思う道を歩み、結果として、後には本人はいやでも英雄と名付けられた男の世界とその人生。この作品と同じ、ユダヤ人と日本人の雑種である自分としても、ペルソナ・ノン・グラータを通して皆様に考えていただくきっかけとなればと思い、ご覧に入れることができれば幸いです」と語る。『杉原千畝 スギハラチウネ』ブルーレイ&DVD6月2日(水)発売ブルーレイ(愛蔵版):7700円+税ブルーレイ(通常版):4700円+税DVD(愛蔵版):6000円+税DVD(通常版):3800円+税販売元:ポニーキャニオン
2016年03月04日俳優の唐沢寿明が12月22日(火)、都内で行われた主演作『杉原千畝 スギハラチウネ』の大ヒット御礼舞台挨拶が出席。自身が演じた杉原氏のように海外進出に関心があるか問われると、「そりゃ、ギャラ次第でしょうね」と笑いを誘った。第二次世界大戦下でナチスの迫害から逃れたユダヤ難民に、日本通過ビザを発給し6,000人もの命を救った実在の外交官・杉原千畝さんの半生を映画化。劇中ではポーランド人俳優と共演しており、「向こうの役者さんに、日本人がどう見られるかという緊張がある。次はアジアの人と仕事がしたいな」と意欲を燃やした。また、本作のロケ地となったリトアニアでの映画PRを「楽しい思い出はありません(笑)」とジョーク交じりにふり返る場面も。公開前に、日本テレビのバラエティ番組に出演した唐沢さんは「朝7時から夜7時まで、リトアニアで美女探しをやらされまして…。きれいな人はたくさんいるけど、本当にキツかった。見たい場所もいっぱいあったし…」と恨み節。この日、司会を務めた日本テレビの森圭介アナウンサーが「日本テレビを代表して、唐沢さん、大変申し訳ありませんでした」と平謝りし、場を盛り上げた。“日本のシンドラー”のみならず、インテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として、危険な諜報作戦にも身を投じたという知られざる一面にも光をあてる本作。この日は外交ジャーナリストで杉原氏の研究家である手嶋龍一氏が駆けつけ、「唐沢さんが素晴らしいのは、偉大なるヒューマニストである杉原像に加えて、スパイよりも大きな存在として、国家の命運を左右するインテリジェンス・オフィサーを演じたこと」と絶賛した。当の唐沢さんは、「僕自身だったら、彼のような決断ができたかどうか…。個人的には杉原さんを中心に、周りの人間が変わっていく部分が好きだな」と本作の魅力をアピールしていた。『杉原千畝 スギハラチウネ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年12月22日映画『杉原千畝 スギハラチウネ』の初日舞台あいさつが5日、都内で行われ、キャストの唐沢寿明、小雪、小日向文世、塚本高史とチェリン・グラック監督が出席した。全国公開中の本作は、"日本のシンドラー"と呼ばれた杉原千畝の生涯を描いた作品。第二次世界大戦中、外交官として諜報活動を行っていた千畝(唐沢)は、赴任地のリトアニアでナチスの迫害を受けるユダヤ難民に独断でビザを発給する――という内容で、ポーランドでオールロケを敢行した。約6,000人のユダヤ難民を救ったと言われる千畝を演じた唐沢は、「感想を聞くのが怖いけど、ホッとしています」とあいさつ。舞台には、実際に千畝から"命のビザ"を受け取ったシルビア・スモーラー氏も駆け付け、「杉原さんと唐沢さんが同一人物に見えるくらい、本当に素晴らしい演技でした」と大絶賛すると、「ありがたいですね。リトアニアではみんな知っているけど、日本では知らない人が多い。この映画をきっかけに知ってほしい」と笑顔でアピールした。また、撮影中の苦労を聞かれ、「ポーランドのブラピが、『死ぬ前に一言言いたい』とか言って、いちいちカメラを止めてなかなか死ななくて。日本でもこういう人いるんですけどね(笑)。『もう早く死ねよ~』って思ってました」とまくし立てて笑いを誘った唐沢。そんな唐沢に対し、共演者からは、「唐沢さんってよくしゃべるけど、撮影中は本当に静かで役に入ってた。冗談を一言も言ってなかった」(小日向)、「唐沢さんにも寡黙な一面がありました。『でも、そろそろ限界がくるかな?』と思いながら見てました」(小雪)と驚く声も上がっていた。
2015年12月06日映画『杉原千畝 スギハラチウネ』が12月5日に公開を迎え、主演の唐沢寿明をはじめ、小雪、小日向文世、塚本高史、チェリン・グラック監督が舞台挨拶に登壇した。舞台あいさつその他の写真第二次世界大戦中、外交官としてヨーロッパに赴き、そこでナチスドイツに追われて逃げてきたユダヤ人のために“命のヴィザ”を発給し続けた杉原千畝の姿を描く。唐沢はポーランドでの撮影も行った本作がようやく公開を迎え「感無量です」と語り、満員の客席に「ホッとしています」と笑顔を見せた。普段は撮影現場でも冗談ばかり言っているという唐沢だが、本作に関しては共演陣から一様に「寡黙だった」と評される。小日向は「いま思うと、本当に役に入ってたんだと思う。いつもは面白いことばかり言うのに…」と語り、小雪も「唐沢さんが寡黙で、こんな一面もあるんだ! と思いました」と明かす。唐沢は、そんな共演陣の言葉に「(冗談を)言う必要がなかったからですよ」と照れくさそうな表情を見せつつ、実在の人物、しかも多くの人々の命を救った偉人を演じることについて「杉原さんという方は、ヒントが少ない方で『こういう人です』という情報が非常に少ない。奥様の著書などでは寡黙で、いつもニコニコとしていたとあるし、肉声を聞くと熱い一面があったり…。誰も本当の杉原さんを知らないというところで苦労はありました」と語った。グラック監督は「自伝などを書いてない、胸を張って『おれはこんなすごいことをやった!』と言わない方というところこそがヒントと言えるかもしれません」と残された情報の少なさこそが、杉原さんの謙虚さを示すヒントだと分析する。この日は、その杉原さんが波及したヴィザに命を救われた“スギハラサバイバー”であるシルビア・スモーラーさんがニューヨークより来日し、ゲストとして登壇。6歳のときに杉原さんが発給したヴィザで家族と共に亡命を果たしたというスモーラーさんは、杉原さんを「命の恩人」と語り、昨日、日本に到着してすぐに見たという本作について「とても重要な映画です。杉原氏の複雑で繊細な部分を唐沢さんが見事に表現されていて、残酷なシーンでの表情に、彼の心の内が豊かに表れていました」と絶賛。唐沢は「ありがたいです。こうして、お元気でいらっしゃることがよかったなと思いますし、改めて杉原さんはすごい人だったのだと感じています」としみじみと語った。『杉原千畝 スギハラチウネ』公開中
2015年12月05日映画『杉原千畝 スギハラチウネ』が12月5日(土)に公開を迎え、主演の唐沢寿明をはじめ、共演の小雪、小日向文世、塚本高史、チェリン・グラック監督が都内で行われた舞台挨拶に登壇した。多くのユダヤ人を救った“命のヴィザ”で知られる外交官・杉原千畝。危険な諜報戦にも身を投じる“インテリジェントオフィサー”としての彼の一面にも光を当て、これまで語られてなかった姿をも描き出す。唐沢さんは初日を迎え「感無量です」としみじみ。実在の人物を演じる上で「杉原さんはヒントが少ない方で、『こういう人です』という情報も少なかった。奥様の著書では寡黙な方だけど、肉声を聞くと熱い一面もあったりして、誰も本当の杉原さんを知らないという点で苦労はありました」と振り返る。そんな唐沢さんの現場での様子について小日向さんは「いつもは面白いことばかり言うのに、今回は寡黙でした」と語り、妻を演じた小雪さんも「寡黙で、こんな一面もあるんだ!と思いました」と驚きと共に明かす。唐沢さんは、自身のことが話題になるのが照れくさいのか、共演陣のエピソードを暴露!本作の中で“悪役”的な位置づけの塚本さんの銃撃シーンについて「普段は爽やかな青年なのに、銃を持つと目つきが変わって、いつ監督を撃つかって感じで『撃てっ!撃てっ!』と朝まで叫んでました」と語り、小日向さんについては「5日間くらいの参加で、毎日『Tシャツ屋ない?』とリサーチして、最終日はお昼も食べずに(お土産用の)Tシャツを買いに行ってました」と明かす。小雪さんに関しても「小雪ちゃんはほぼ毎日、観光してました。こっちは毎日、死ぬ気で撮影してるのに…」と自身の過酷な撮影と比べて恨み節をもらした。また、矛先はポーランド人の共演俳優にも向けられ「日本でもそういう俳優さん、たまにいるけど(死ぬシーンで)なかなか死なない人がいて『ここでひとこと言いたい』とか出たくてしょうがなくて、爪痕を残そうとして来る(苦笑)。『早く死ねよ!』と思ってた」などと毒づき、会場は笑いに包まれた。また、この日はゲストとして、実際に杉原氏の発給したヴィザで命を救われた、“スギハラサバイバー”と云われる人々のひとり、シルビア・スモーラーさんがニューヨークから来日し、登壇した。スモーラーさんは唐沢さんの演技について「杉原さんの心を豊かに表現されていました」と絶賛!唐沢さんは「ありがたいことです。こうしてお元気でいらっしゃることを本当によかったと思うし、杉原さんはすごい人だったんだなと改めて感じます」と感慨深げだった。『杉原千畝 スギハラチウネ』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年12月05日第二次大戦中に多くのユダヤ難民を救った実在した外交官・杉原千畝を題材に描く『杉原千畝 スギハラチウネ』の公開を記念して、MCの鈴木敏夫が、ゲストのエッセイスト・犬山紙子と日本テレビ・奥田誠治プロデューサーとともにTOKYO FMの番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」公開収録に登場した。1934年、満洲。満洲国外交部で働く杉原千畝(唐沢寿明)は、独自の諜報網を駆使し、ソ連から北満鉄道の経営権を買い取る交渉を成立させる。しかし、ともに諜報活動を行っていた仲間たちを失い、千畝は失意のうちに日本へ帰国する。新たに念願の在モスクワ日本大使館への赴任を控えていた千畝だったが、ソ連は千畝に「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」を発動。千畝のインテリジェンス・オフィサーとしての能力の高さを知ったソ連が警戒し、千畝の入国を拒否したのだ。1939年、外務省は、混迷を極めるヨーロッパ情勢を知る上で最適の地、リトアニア・カウナスに領事館を開設し、その責任者となることを千畝に命じた。そこで千畝は新たな相棒ペシュと一大諜報網を構築し、ヨーロッパ情勢を分析して日本に発信し続けていた。やがて第二次世界大戦が勃発すると、ナチス・ドイツに迫害され国を追われた多くのユダヤ難民が、カウナスの日本領事館へビザを求めてやって来た。日本政府からの了承が取れないまま、千畝は自らの危険を顧みず、独断で難民たちに日本通過ヴィザを発給することを決断する――。ナチスに追われる亡命ユダヤ人のためにビザを発行し続けた外交官・杉原千畝役を、「THE LAST COP/ラストコップ」「ナポレオンの村」とドラマ出演が続いた唐沢寿明が務め、彼に付き添い、献身的に支える妻役を『探偵はBARにいる』以来の映画出演となる小雪が熱演する本作にちなみ、今回の「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」公開収録でも、鈴木さんと、ゲストの犬山さん、奥田プロデューサーが、杉原千畝の生涯や、妻・幸子について、さらには「夫婦」のあり方について語った。鈴木さんは「千畝の妻は、彼と同じ方向を向いて、同じ未来を見ようとしたのでは?」と自身の考えを述懐。新婚だという犬山さんは、杉原千畝の妻・幸子に共感できなかったことを明かすと、驚いた鈴木さんは「君たち夫婦は大丈夫なの?」と、思わず心配する場面も。さらに話は「杉原千畝はなぜ、ナチスに迫害され国を追われた多くのユダヤ難民に対してビザを発給したのか?」という映画の核心に言及。鈴木さんや犬山さんが出した答えとは、一体何だったのか?この日の収録の模様は、11月29日(日)23時より放送予定だ。「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」は毎週日曜日23時よりTOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネットにて放送。『杉原千畝 スギハラチウネ』は12月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月26日第二次世界大戦中、多くのユダヤ難民の命を救い「日本のシンドラー」と呼ばれた杉原千畝を俳優・唐沢寿明が演じることで注目を集める『杉原千畝 スギハラ チウネ』。この度10月13日(火)、かつて千畝が赴任していたリトアニアのカウナス(当時の臨時首都)にて、本作のワールドプレミア上映が行われたことが分かった。第二次世界大戦、リトアニア領事として日本政府に背き、ユダヤ難民にビザを発給し続け6,000人の命を救ったといわれる外交官、杉原千畝(すぎはら ちうね)。混乱の世界情勢下においてインテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として危険な諜報戦に身を投じ、多くのユダヤ難民の命を救い「日本のシンドラー」と呼ばれた千畝の「信念」を描く――。今回、千畝を演じた唐沢さんとその妻・幸子を演じた小雪、そして監督のチェリン・グラックが現地入り。ワールドプレミアでは、450席の客席は地元の観客だけでなく、約80キロ離れた首都ヴィリニュスからも観客が訪れ満席に。通路まで人が埋まり、動員数は500名を超え、映画館の前には入りきれなかった観客が長蛇の列をつくり、最終的には200名もの観客を帰さなければならないほどの賑わいをみせた。満席状態の会場を見て唐沢さんは、「こんなにたくさんの方々に来ていただいて、本当に感動しております」と感謝の意を表した。「今回杉原さんが滞在していた日本領事館、またカウナス駅のホームに立ち、ホテル メトロポリスを訪れ、より一層杉原さんを身近に感じることができました。この地でこんなにたくさんの人に映画を観ていただくことができ、日本人として改めて杉原千畝さんを誇りに思います。杉原さんのことを忘れずにいてください。そして僕たちのこともなんとなく忘れないでください(笑)」とコメント。さらに「リトアニアの方々が温かく迎えてくださって、僕らに対しても、日本に対しても温かい気持ちで向き合ってくださっているということが伝わってきました。僕達も同じような気持ちで世界と向き合っていきたいと思います。これからも日本をよろしくお願い致します」とメッセージを贈った。小雪さんも「この映画に参加することができて、そして縁のある土地に来ることができてとても感慨深いです。今日、元強制収容所などを巡らせていただきまして、時代の背景も肌で感じることができてとてもご縁を感じています。私はこの作品のお話をいただいた時に、終戦70年を迎えるにあたって自分に与えられた役目なんじゃないか、と感じました。この映画で戦争をふり返り、世界中の人が差別や戦争を考えるきっかけになったらと思います」と語った。カウナス市副市長は唐沢さんと小雪さんに「カウナス市名誉観光大使」への就任を希望する証書と花束を、グラック監督にはグラフィックアート作品「自由の鐘」を贈呈。「カウナス市名誉観光大使」への要望を初めて聞いた3人は、「もし本当に就任したら、また来ることができる。それもいいな」(唐沢さん)、「光栄ですけど、本当かな?(笑)」(小雪さん)、「そうしたら、僕はカバン持ち兼通訳として来ますよ(笑)」とそれぞれ驚きの表情で語り合った。『杉原千畝 スギハラ チウネ』は12月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月22日グラビアアイドルの杉原杏璃、お笑い芸人のタブレット純、BBゴロー、ほいけんたが14日、東京・浅草花やしきで行われた、「ユニバーサル絶叫シリーズ」ホラー6作品Blu-ray&DVD発売イベントに出席した。胸元をあらわにしたセクシーな浴衣姿で登場した杉原は、「暑い夏なので、これくらい風通しがいい方が着ていて心地良い」とにっこり。最近のホラー体験を聞かれると、若い男性からのストーカー被害を明かし、「帰り道でついてきて、家の前にもずっといて。警察にもついてきて、警察署の前で待ってるんです」と吐露。「引っ越して1カ月経ったけど、今のところ大丈夫」と言うが、「彼氏はもちろん欲しい! そろそろヤバい。こうなったら誰でもいいから守って!」と必死にアピールした。一方、ドラキュラ風メイクを施したタブレット純は、自身に3千体もの霊が憑りついていることを告白。「憑りつかれやすい体質。お祓いで取っても取っても取り切れない。体調は常に悪い」と肩を落とし、「生のオーラが低過ぎて、寝ると霊界の世界に行ってしまう。昨日も金縛りにあって会話しました。その人の死因は肝硬変だったそうです」と直近のエピソードを披露。そのリアルなホラー話に、杉原は、「よく生きてますね……」と驚愕の表情を浮かべていた。
2015年08月15日映画『杉原千畝 スギハラチウネ』の製作報告会見が5月19日(火)に開催され、主演の唐沢寿明、現在、第三子を妊娠中の小雪、ポーランド人キャストのボリス・スジック、アグニェシュカ・グロホウスカ、チェリン・グラック監督らが出席した。終戦70年特別企画として製作され、ポーランドで2か月にわたって撮影が行われた本作。ユダヤ人難民のためにヴィザを発行し続け、6千人にも及ぶ人々を救い“日本のシンドラー”と言われる外交官・杉原千畝の“インテリジェンス・オフィサー”としての側面に光を当てつつ、その姿を描き出す。唐沢さんは実在の人物、教科書にも登場するような“偉人”を演じるにあたり「彼の名前と功績をより広く知っていただくつもりでポーランドでの撮影に臨みました」と語り「その結果は、映像に出てくれていると思います」と手応えを口にする。資料などにあたりつつ、人物像を作り上げていったそうだが、難しかった部分として「千畝さんがどんなことを考えてあの時代に、なぜあのようなことができたのか?それは誰にも分からない」と漏らしつつ「彼の誠実さや寡黙さを頼りに、同じ日本人として恥ずかしくないように演じようと思いました」と語る。またこの役を通じて改めて「差別はよくない」と感じたという。「僕もヨーロッパのある国で、日本人としてではなく別の国の人と間違われて差別を受けたことがあります。『差別を受けた人はこういう気持ちになるのか』と心から思いました」と明かし、以前より根底にあったという差別を憎む思いが本作を通じて「より強くなった」と語った。千畝の妻を演じた小雪さんは、ポーランドで「千畝さんのことを熟知されている方が多くて驚いた」と語り「日本でもまだご存じない方も多いと思います。自分たちがどういう人生を生きているのか?ということを問う作品になればと思います」と語った。小雪さんが演じる幸子は千畝との間に生まれた3人の子どもたちを育て上げたが、小雪さんも現在第三子を妊娠中。幸子という役について「根底が明るい人間であり、彼女も外国で彼女らしく生きられる人だと感じました。3人の子を育てた、たくましさと日本の女性の柔らかさを兼ね備えている人と感じながら演じました」と語り、現在の自らにも重ね合わせ「(小雪さん自身も)強くならざるを得ないですよね。女優としても女性としてもいろんな経験をさせていただいて、自分にとってプラスになっていると思います。親になって初めて人間にさせていただいているなと感じます。自分ひとりで生きてきたような錯覚に陥ることがありますが、親がいて、周りがいて、いろんなことを体験して、苦労したり、我慢したり、みんなの力を借りて生きてこられたんだなと感じています」としみじみと語った。撮影現場は「和気あいあいとしていた」という唐沢さんの言葉通り、この日の会見も現場のムードメーカーだったという、千畝を支えるペシュ役のボリスが冗談を飛ばすなど、チームとしての一体感を強く感じさせた。『杉原千畝 スギハラチウネ』は12月5日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月19日中部テレコミュニケーションは、同社のスマートフォン向け地図情報アプリ「ちずコレ」に新たなコンテンツ「家康公葵旅~家康公ゆかりの地をめぐるビンゴラリー~」を追加した。「ちずコレ」は、中部テレコミュニケーションが提供する無料のスマートフォン向けアプリ。中部地域を中心としたあらゆる情報を選別し、地図情報とともに話題のスポット、グルメ情報などのコンテンツとして提供している。対応端末は7.1以降のiOS端末(iPhone/iPad)、バージョン4.1以降のAndroid端末(スマートフォン/タブレット)。今回提供を開始した「家康公葵旅~家康公ゆかりの地をめぐるビンゴラリー~」は、徳川家康公顕彰四百年記念事業岡崎部会実行委員会、同静岡部会事業実施本部、同浜松部会、静岡県、豊田市と、中部テレコミュニケーションが実施するもの。徳川家康公顕彰四百年記念事業では、「家康公が礎を築いた『世界史上、例をみない平和国家』で『究極の循環型社会』、『文化の成熟期』でもあった徳川時代を再考し、その知恵を未来の日本、そして未来の世界へ発信」している。今回、徳川家康公ゆかりの地の魅力を発信するため、「家康公葵旅~家康公ゆかりの地をめぐるビンゴラリー~」と題したマップを「ちずコレ」に公開。同マップ上で家康公ゆかりの地27カ所でスマートフォンをかざしてスタンプを獲得するビンゴイベントを開催する。期間は4月20日より12月26日まで。
2015年04月10日第二次世界大戦、多くのユダヤ難民の命を救い「日本のシンドラー」と呼ばれた杉原千畝の半生が『杉原千畝 スギハラ チウネ』として映画化されることが決定。2005年に放送された終戦60年ドラマスペシャルで反町隆史を主演に迎え、幾度となく映像化されてきたが、今回の映画化にあたって千畝を、「白い巨塔」「ルーズヴェルト・ゲーム」など、社会派ドラマなどで強い輝きを放つ実力派俳優・唐沢寿明が演じることが明らかになった。第二次世界大戦、リトアニア領事として日本政府に背き、ユダヤ難民にビザを発給し続け6,000人の命を救ったといわれる外交官、杉原千畝(すぎはら ちうね)。混乱の世界情勢下においてインテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として危険な諜報戦に身を投じ、多くのユダヤ難民の命を救い「日本のシンドラー」と呼ばれた千畝の「信念」を描く。主人公・杉原千畝を唐沢さんが演じるほか、天真爛漫な千畝の妻・幸子(ゆきこ)には、小雪が好演。共演に濱田岳、塚本高史、滝藤賢一、小日向文世、さらにポーランド本国で絶大な人気をもつ俳優・ボリス・スジック、アグニシュカ・グロコウスカが脇を固める。千畝を演じることになった唐沢さんは「杉原千畝は外務省からの了承のない中でユダヤ人にビザを出し続けた方ですが、今回の映画はそれに加えていままであまり知られていなかった事実も描かれています。“正義の人”で、まさに僕がやるべき役じゃないでしょうか(笑)」とコメント。また、「この映画の中には、激動の時代を生き抜く過酷さや、ある種の感動、そして愛など、いろいろな要素が詰まっています。だからこそ、若い世代からお年寄りまで観て頂きたい。戦争を知らない世代にもエンターテインメントを通して、戦争とはどういうものなのか、人種差別とはどういうものなのかをこれからも忘れないように観て頂ければ嬉しいです」と想いを語った。小雪さんは「幸子は外交的でその場の空気を楽しめる方。短歌やダンスといった楽しみをたくさん持っているとても社交的な方なので、千畝が窮地にあるときでも、こういう人とだったら気兼ねなく一緒にいられるんじゃないかなと思わせる女性です」と千畝を懸命に支える妻・幸子を分析。「杉原千畝を知らない方や若い世代にも伝えていかなければならない。私たちが演じることで作品にエネルギーを吹き込み、(幸子の)人生のエッセンスをうまく表現できたらと思います」と意気込みを語った。世界を舞台にした本作にふさわしい、国際的なスタッフ・キャストを束ねるのは、『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』のUSユニット監督を務めたチェリン・グラック。『ブラックレイン』や『トランスフォーマー』など、ハリウッド大作での長い助監督時代で培った豊かな経験値とあふれる才能をフルに生かし、圧倒的なスケール感で描く。戦後70年経ったいまでも色褪せない千畝の壮絶な半生を忠実に再現すべく、ソビエトやナチスドイツなど大国の侵略に翻弄された歴史を持つポーランドにて、オールロケを敢行。唐沢さん、小雪さんを始めとしたキャスト陣含め、日本人、ポーランド人、そしてハリウッドの混成ムービーチームが、現在ポーランド全土で撮影中だ。『杉原千畝 スギハラ チウネ』は2015年、秋公開予定。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日女優の中村玉緒が25日、モナコ公妃となった女優グレース・ケリーの真実を描いたニコール・キッドマン主演『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(10月18日公開)のジャパンプレミアに、憧れのグレース・ケリーになりきったロイヤルファッションで登場した。本作は、人気絶頂でハリウッドを去りモナコ公妃となった元女優のグレース・ケリーが、モナコ公国存亡の危機を救った感動の物語。主人公のグレース・ケリーをニコール・キッドマンが演じる。ジャパンプレミアでは、グレース・ケリーの大ファンという中村玉緒がゲストとして登場し、来日中のオリヴィエ・ダアン監督に花束を贈呈。監督は「僕の方が花束を贈呈しなければならなかったですね」と語った。グレースになりきったロイヤルファッションで登壇した中村は「夢のようでございます! 私は、グレース・ケリーさんが大好きだったもので、映画を見させていただいて、どうしてもこの格好をさせていただきたいとお願いしましたの」と喜びを爆発。作ってもらったという衣装について「一生の思い出になる」と感激し、「ニコール・キッドマンさんにはとうとうなれなかったでございますけど。エへへへへッ」と玉緒節で笑わせた。また、モナコ公妃になってからも女優復帰したい思いと葛藤したグレース・ケリーと、結婚して女優を辞めたが、その後復帰した中村の人生は、通じるものが「ものすごくあります」と言う中村。「女優を辞めたにも関わらず、監督さんが会いに来たりなさるとムラムラッとなる。そういう時期がありました。主人に『出てもいいよ』と同じ言葉を言われたこもあるんです」と、同様の経験をしたことを明かした。本作の名シーンである演説の場面では「(手を)たたいたあと、涙が出ました」と感動したという中村。「中村玉緒さん主演の映画はどうですか?」という質問に監督が「いいですね! 日本のプロデューサーの方、そういう映画をオファーしてみてください」と答えると、中村は「おばあさんの役で、どうぞお願い致します」とアピールし、「映画に年齢は関係ない」と言われると、「ありがとうございます!」と喜んだ。
2014年09月26日人気絶頂の中でハリウッドを去り、モナコ公妃となったグレース・ケリーの結婚後の“ある出来事”を追った、ニコール・キッドマン主演『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』。今年2014年は、ちょうどグレース・ケリーの生誕85周年に当たる年。世紀の結婚をし、オスカー女優からプリンセスへと華麗な転身を遂げたかに見えた彼女の結婚生活や、モナコ公妃としての日々はどんなものだったのか。1982年、52歳という若さでこの世を去った彼女の命日・9月14日に併せ、在りし日のグレース・ケリーの写真と新たな劇中ビジュアルの到着とともに、彼女の生涯をふり返ってみた。本作は、“世紀の結婚”から6年後の1962年、グレース・ケリーが挑んだモナコ公国最大の危機に関わる “一世一代の大芝居”にスポットを当てた物語。監督は『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』のオリヴィエ・ダアン。同じくオスカー女優のニコールがグレース・ケリーに扮し、ティム・ロスが夫・レーニエ公を演じている。1929年11月12日、フィラデルフィアの裕福な家庭に4人兄弟の次女として生まれたグレース。父はオリンピックの金メダリストであったため、活発なグレースの兄姉に目をかけており、内向的で芸術に興味を持つグレースに対しては、評価も期待も一切してこなかったという。グレースの恋の相手が常にかなり年上の男性だったのは、こうした父親への思いがあったためだとも言われている。その後、両親の反対の中、単身NYに演技の勉強に出たのが17歳のとき。1951年に『14時間』でスクリーンデビューし、52年には大手スタジオのMGMと契約して『真昼の決闘』でゲイリー・クーパーと、翌年には『モガンボ』でクラーク・ゲーブルと共演を果たした。そして、24歳のとき、ヒッチコック監督にイングリット・バーグマンに続くミューズとして見いだされ、1954年『ダイヤルMを回せ!』の主演に抜擢、「グレースは私がずっと探していた通りの女性だ」とヒッチコックに言わしめ、『裏窓』『泥棒成金』に相次いで出演。55年には、ジョージ・シートン監督『喝采』のビング・クロスビーの妻役でアカデミー賞「主演女優賞」を受賞した。6年間で11本の映画に出演したが、1956年、カンヌ映画祭で出会ったモナコのレーニエ公と結婚、女優を引退。式の模様は世界9か国で放映され、「世紀の結婚式」と呼ばれた。当時のモナコは、経済的困窮と後継者問題の解決が急務とされており、その中でグレースは、モナコの広告塔としての知名度と美貌、持参金、健康な体と最高の条件を兼ね備えていた妃とされていた。しかし、アメリカとヨーロッパ、一般人と王室、しきたりも風習も考え方もまったく違う環境に一人放り込まれたグレースは、本音を話せる友人もおらず、寂しい生活を送っていたという。また、モナコ人にとってもアメリカ人が突然公妃になったことをすぐには受け入れられず、またフランス語がほとんど話せず、口数が少ないグレースは「冷たい人物」と思われていたという。1957年、妊娠中のグレースがマスコミを前にお腹を隠すようにエルメスのバッグを抱えていたことをきっかけに、エルメスから正式に打診があり「ケリーバッグ」が誕生。そして、本作の舞台となる1962年、ヒッチコックから『マーニー』主演のオファーを受ける。愛する父を失っていただけでなく、何度も流産を繰り返しふさぐグレースを心配したレーニエ公は、この女優復帰に賛成。撮影のために家族全員でアメリカへ行く予定を立てるが、フランスがモナコに税制問題に関して、一種の宣戦布告を行い、その復帰は断念された。やがて、その国家の危機を乗り越えたものの、1982年9月13日、バカンスからの帰り道に自らハンドルを握った車で崖から転落。同乗していた愛娘ステファニー公女は一命をとりとめたが、グレースは危篤状態となり、翌14日に、生命維持装置が外された。まだ、52歳だった。グレース・ケリーが、いまも生きていれば85歳。神戸博「ポートピア’81」で来日した際には、濁った温泉、畳での就寝に難色を示した当時16歳のステファニー公女を、「日本には歴史ある文化があるのですから、体で独自の文化を理解するようにしなさい」と諭したとも言われている。日本庭園を愛し、「HANAE MORI」の顧客でもあるなど、親日家としても知られていた彼女の人生に、今日14日は思いを馳せてみて。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月14日井上公造が松田聖子の3度の結婚を徹底分析!17日、読売TV「クギズケ!」に出演した芸能レポーター、井上公造が再々婚をした松田聖子の隠された驚きの結婚の法則をレポートした。井上は以前、松田聖子に関しての著書を出版したことがあるほど聖子ちゃん通の一人。結婚発表のタイミング結婚相手の河奈裕正氏は今年3月に准教授になったばかりで一つの発表タイミングになった。河奈氏は井上独自の取材によると、一昨年離婚をしているという。昨年の年賀状から、これまでの家族写真では無くなったという。大変腕の良い歯科医でTVの嘱託医としても勤めている。結婚発表は必ずコンサート前井上は「聖子ちゃんはマスコミが沢山集まるのが大好き」と話し、「結婚発表をコンサート前にするのは聖子ちゃん一流の計算がある。」とも...。聖子と郷ひろみの結婚、離婚は順番に郷ひろみとの別れの会見の時の名言「生まれ変わったら一緒になろう」も、名古屋で会見を見ていた当の本人の郷は、思わず「そんなことは一度も言っていない」と思ったという。二人の別れから、互いに結婚、離婚を繰り返すが、必ず順番に起きているという。その都度、ファンは聖子と郷が赤い糸で結ばれていると信じたがっている。そして50代に突入している二人は今も輝き続けている。井上は「聖子ちゃんは多くのスキャンダルがあっても一つも曇らない」とコメントを締めくくった。元の記事を読む
2012年06月18日海外ドラマ「トゥルーブラッド」ファーストシーズンのブルーレイ&DVDが発売されたことを記念して、グラビアアイドルの杉原杏璃とTVでも活躍する経営コンサルタントのショーンKによるトークイベントが、4月5日(木)に都内で行われた。他人の心が読めるがゆえにうまく人間関係を築けないスーキーと173歳の孤独なヴァンパイア・ビルの恋路と、2人の周囲で起こる連続殺人事件に端を発する謎めいた事件の真相が描かれる。先日より本作を見始めたという杉原さんは「夜な夜な興奮してます!『噛まれたい』って思いながら見てます」と明かすなどかなりハマっているよう。本作は特にヴァンパイアと人間の性描写が過激なことでも話題を呼んでいるが「すごい濃厚です。赤面しちゃうくらい濃厚」と“濃厚”を連発。禁断の恋に関しては惹かれる部分もあるようで「『恋しちゃいけない』って思いながらハマっていく方が楽しい。私はまだ子供なので寸止めですが(笑)」とおどけつつ、「ヴァンパイアと恋したいですね。Mなのでイケない世界や未知なる世界に引きずり込まれる方が好き」と明かした。ショーンさんは以前からアメリカ人のスタッフが本作にハマっているのを目の当たりにしていたそう。アメリカである作品が多くの人に受け入れられる条件として「勧善懲悪か、もしくは身近に感じられること」と条件を挙げ、すでにシーズン5を数える本作について「宗教やバイオレンス、セクシャリティといった問題について、ヴァンパイアが象徴的な存在として描かれており身近に感じることができる」と解説。さらに舞台が大都市ではなくルイジアナの田舎である点にも注目し、「アメリカのほとんどが実は田舎なんです。その意味でも、この物語の街はアメリカ人にとって心のふるさとのようなところ。そこでこうした事件が起きるという意味でもすごく身近に感じられるんです。アメリカの“現在”を切り取っていると思います」と独自の視点で見どころを挙げ、これから作品を見る観客の期待を煽った。劇中には、ヴァンパイアと人間の共存を可能にさせる人工血液“トゥルーブラッド”が登場するが、本国アメリカではドラマのヒットを受けてジュースとして商品化されている。この日は杉原さんとショーンさんのために本国より取り寄せた「True Blood」ジュースを用意。日本人の研究者が開発したという設定だけあって、ビンには「真血(トゥルーブラッド)」という文字もあり、血液型別に販売されるなどの工夫も。中身はブラッドオレンジのジュースで、恐る恐る口にした杉原さんも「おいしいです」と笑みを浮かべていた。「トゥルーブラッド」<ファーストシーズン>ブルーレイ&DVDは発売中。<セカンド・シーズン>は6月13日(水)より発売。<セル>「トゥルーブラッド」ブルーレイ&DVD<ファースト・シーズン>「ブルーレイ コンプリート・ボックス」(6枚組)価格:11,800円(税込)「DVDコンプリート・ボックス」(6枚組)価格:9,800円(税込)発売中※同時レンタル中<セカンド・シーズン>「ブルーレイ コンプリート・ボックス」(5枚組)価格:11,800円(税込)「DVDコンプリート・ボックス」(6枚組)価格:9,800円(税込)発売日:6月13日(水)※同日レンタルスタート発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ公式サイト: Blood © 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved.HBO R and related service marks are the property of Home Box Office, Inc. Distributed by Warner Home Video Inc.■関連作品:トゥルーブラッド [海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved.■関連記事:ゲスト登壇!ブルーレイ&DVD「トゥルーブラッド」リリース記念試写会に10組20名様ご招待シネマカフェ的海外ドラマvol.227おしゃれ&セクシー!“大人”ドラマ 上級編新しい海外ドラマに出会いたい人、必見!春の海ドラまつり、本日スタート!シネマカフェ×春の海ドラまつり第2弾「トゥルーブラッド」特別試写会に30組60名様をご招待スピルバーグにJ.J.が手がけるSF大作もワーナー海外ドラマ最新ドラマ発表!
2012年04月05日チャリティー写真展に登場今年初めの1月にオーストリア人俳優のマニュエル-シュワルツと離婚、さまざまな報道が飛び交うなか、公の場への露出は控えられていたアーティストの浜崎あゆみが9日、東京都内、表参道ヒルズで行われた東日本大震災チャリティー写真展の場に登場した。公の場に姿を見せたものとしては、これが離婚後初となる彼女。コメントはなかったものの、集まった大勢のファンには手を振ってこたえるなど、笑みを見せる場面も多く、明るい表情がうかがえた。全身ピンクのコーディネート!写真家レスリー-キー氏の展覧会を堪能した彼女。この日のスタイルはドレッシーなミニスカワンピに、大きなヘアアクセのリボン、ピンクの色みの感じられる明るい金髪カラーにベージュピンクの超厚底ヒールサンダルと、全身をピンクでそろえたコーディネート。統一カラーでのコーディネートは、ガガで近年定番となっているが、あゆのスタイルにもそんなトレンドがうかがえるのかも。先日はTwitterの画像のピンクヘアも話題を集めたばかりと、まるで「ピンク」が今の彼女のキーワードのようだ。元の記事を読む
2012年03月11日ライバルは芦田愛菜?!タレントでファッションブランドなどのプロデュースも行う若槻千夏が、29日、約1年ぶり、久々となる公の場に登場した。この日は、自身がプロデュースするブランド「wc」の渋谷センター街店内覧会イベントで、なんとピンクの着ぐるみ姿で登場。そのユーモアと可愛らしさで場内を沸かせた。「地デジ対応になってから初なので…ちょっとドキドキしますね。27歳です、ライバルは芦田愛菜ちゃん」という挨拶もちゃめっけたっぷりで、可愛らしい彼女の姿を見ることができたようだ。テレビ等メディアに出ていなかった間は、ブランドの仕事に奔走していたとのこと。商品のデザインだけでなく、ショップデザインやアルバイトの面接まで自身で行っていたそうだ。おめでたい話つづきだけれど…彼女が所属するプロダクションからは、ここのところ木下優樹菜や移籍してきたばかりの小倉優子など、結婚を決めるタレントも多い。若槻千夏は、なかでも一番の先輩となるということで、取材陣からは自身の交際などは?という質問も。これには「今年はゆうこりんがするからおまえはするなって社長に注意を受けました。」と流しつつ、「(彼氏が)もしいたら、この格好はしないでしょ。」と着ぐるみを自虐。結婚は、こういうのも含めて好きといってくれる男性を見つけてから…と彼女らしくまとめていた。wcの渋谷センター街店は10月1日開店。元の記事を読む
2011年10月01日