女優の栗山千明がこのほど、主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『不機嫌な果実』(毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)のクランクアップを迎え、最終話の撮影にウエディングドレス姿で臨んだ。このドラマは、稲垣吾郎演じる夫・航一との結婚生活に不満が募った、栗山演じる水越麻也子が、情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と"禁断の愛"に溺れていく様を描くラブストーリー。全ての撮影を終えた栗山は、共演者に囲まれ「皆さんのおかげで最後まで突っ走ることができました。今すごくスッキリしています!」と笑顔を見せた。栗山は、自身初となったドロドロ恋愛劇で、女性の心の機微を演じながら、セクシーなシーンにも挑んだ。劇中では"満たされない女"役だったが、自身はこの作品で"満たされた"様子。約2カ月半に及んだ撮影を、明るく場を盛り上げたキャストらに感謝しながら「本来なら緊張しそうなシーンの時も本当に助けられました」と振り返った。また、ラブシーンについても「ある程度コミュニケーションが取れている人が相手の方が、変に気を遣わなくていいので、ラク」と語る。今回は、以前に共演経験もあった成宮寛貴が最初の相手。初共演の市原との濃厚なシーンも「ほほ笑ましいシーンを重ねて距離を縮めた後だったので、安心して挑めた」と打ち明け、充実感をにじませた。そんな理屈だけではない感情と欲望を秘めた、男女6人の"禁断の恋模様"を赤裸々に描き、ネット上でも「クズばかりなのに、楽しい!」と話題の本作。栗山は「きっと麻也子に自分を投影してドラマを見ながら、疑似体験を楽しんでくださってるんでしょうね」と視聴者の見方を推測し、「純粋にうれしい!」と喜んだ。きょう3日放送の第6話から、物語は最終章へ。通彦にプロポーズされた麻也子が航一に離婚を切り出すともみ合いになり、頭を強打した航一が記憶喪失になってしまうが、それにより、人が変わったかのような"純粋で心優しい航一"に触れる。そんな中、病院で知り合った女性・早苗(名取裕子)が、"思わぬ難敵"として麻也子の前に登場するが、栗山は「一体何者なのか!? 予想しながら見ていただいても面白いと思います」と呼びかけた。
2016年06月03日女優の栗山千明が、主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『不機嫌な果実』(毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)で、"一番クズだと思うキャラクター"を発表。「やっぱり久美ですかね(笑)」と、高梨臨演じる友人役を挙げた。このドラマは、稲垣吾郎演じる夫・航一との結婚生活に不満が募った、栗山演じる水越麻也子が、情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と"禁断の愛"に溺れていく様を描くラブストーリー。それにとどまらず、ほかの登場人物たちも次々と欲望のままに男女の関係になっていくことから、ネット上などで「クズばっかりなのに楽しい!」と話題を呼んでいる。そんな中で久美は、夫に不倫されて離婚したにもかかわらず、大学時代からの友人・麻也子の夫である航一と不倫関係に陥ってしまうというクズっぷりを披露。栗山は「航ちゃんのことを純粋に好きになってしまっていて、麻也子には会いづらいという感じなら、まだ気持ちも分かるんですけど…。久美は普通に麻也子と接するし、むしろ第5話(27日放送)では麻也子と通彦が会うように仕向けたりもする! 何食わぬ顔をして、陰でヒドいことをするのが、一番リアルで怖いです」と、No.1クズに挙げた理由を語った。一方で栗山は、携帯・レシートチェックや、門限、身体検査といった自身への監視と束縛を強める夫・航一についても「激しすぎて怖いです」と苦笑。「絶対に無理! 私だったら、家を出てると思います。そう考えると、麻也子は頑張ってるし、ある意味では"いい人"と言ってもいいかもしれませんね」と、自身の役柄の"非・クズ"を暗に強調していた。
2016年05月27日女優の栗山千明が19日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた、同局系主演ドラマ『不機嫌な果実』(29日スタート、毎週金曜23:15~24:15 ※一部地域を除く)の制作発表会見に登場。エロチックな共演シーンが多い成宮寛貴を、撮影現場で"セクシー先生"と呼んでいることを明かした。このドラマは、夫・航一(稲垣吾郎)に女として見てもらえなくなり、結婚生活へ不満が募った、栗山演じる水越麻也子が、情熱的な音楽評論家・工藤通彦(市原隼人)と"禁断の愛"に溺れていく様を描く濃厚なラブストーリー。林真理子氏の不倫小説を約20年ぶりに連続ドラマ化する。成宮は、麻也子の最初の不倫相手役で、撮影は「本当に栗山さんとはエロチックなシーンが多い」という。そんな成宮について、栗山は「現場では監督含め、"セクシー先生"と勝手に呼んでいまして…」と紹介。成宮がモニターを見ながら「この角度の方がきれいだ!」とアドバイスするなど、セクシーシーンを指南していることを明かし、「セクシーなシーンで、実際に結構頼らせていただいてます」と、感謝の言葉を伝えていた。今作は、ほかの出演者たちにもエロチックなシーンが多く、同席した原作の林真理子氏は「(原作を出版した)当時、『なんて下品なことを書くんだ』とずいぶんたたかれましたけど、あれから20年たちまして、(今作の)脚本を読ませていただきましたら、もっと過激になっていまして、ドキドキドキドキしています」と興奮。麻也子の大学時代からの友人・竹田久美役の高梨臨は「内容は言えないんですけど、初めての体験もありまして、監督とかマネージャーさんとかに『初々しさが出過ぎている』と言われるので、このドラマとともに、そういうシーンも成長していければ」と語る。さらに、同じ大学時代からの友人で、こちらも不倫している遠山玲子役の橋本マナミは「毎回現場に行くたび、キスシーンやベッドシーンが、地上波でここまでやっていいんですか?っていうくらい濃厚なシーンばかりで、私もドキドキしながら演じさせていただいております」と、"国民の愛人"ながら驚き、「このご時世、今、不倫がすごく厳しい時代なので、このドラマを見て皆さんが疑似体験していただけるようなものになれば」と意気込みを示した。
2016年04月19日村井良大、平方元基らが出演する舞台『SHOW ル・リアン』が、3月31日、東京・天王洲 銀河劇場にて開幕する。開幕を目前に控えた30日、舞台稽古が公開された。演出は本間憲一。舞台『SHOW ル・リアン』チケット情報作品は、夜毎ショーが開催されている“ル・リアンの館”に、ひとりの少年・タクミが迷い込んでくることからはじまる。少年とともに、観客も夢の世界に誘われていくような幻想的な雰囲気を纏ったショーだ。披露されるナンバーは『ショーほど素敵な商売はない』(アニーよ銃をとれ)、『Too Darn Hot』(キス・ミー・ケイト)、『All That Jazz』(CHICAGO)といった、スタンダード化しているミュージカルソングの数々。その王道ナンバーを、時にシックに、時にチャーミングに魅せていくのが、村井、平方ら人気若手俳優を中心としたメンバーだ。これまであまりショー作品への出演イメージのない彼らの個性が素敵に光り、なんとも温もりあるステージを作り上げている。村井はストーリーテラー的役割も担いつつ、後半の重要なタップダンスの場面もしっかりと見せ、平方は豊かな歌声を劇場いっぱいに届け、若手ミュージカルスターらしいきらめきを放った。さらにダンサー・大貫勇輔が『SINGIN’ IN THE RAIN』(雨に唄えば)でジーン・ケリーもかくやといったダンスを披露したり、元宝塚トップスター・大空祐飛はジャズのスタンダードナンバー『Stardust』でオーラ全開のディーバの顔を見せたと思えば、真っ赤なミニドレスでキュートなペアダンスを披露したり……と、出演者それぞれの魅力が存分に楽しめるショー。演出を手がける本間が日本を代表するタップダンサーということもあり、タップダンスも重要な要素で、HIDEBOHの印象的なソロ・タップ、出演者全員の迫力のタップも見どころだ。そして本作のテーマ曲の作曲も手がけた14歳の天才ピアニスト、奥田弦の超絶テクニックも必見。郷愁を誘うスタンダードナンバーを繋げ、奇を衒わず丁寧に作り上げたた舞台は、古き良きショー作品の趣きだが、奥田とタクミ役の松本拓海というふたりの少年の存在が、エンターテインメントの未来の輝きを予感させる。ショー作品の原点と未来を同時に体感できる、上質のステージである。公演は4月3日(日)まで同劇場にて。その後、4月5日(火)・6日(水)には大阪・サンケイホールブリーゼでも上演される。
2016年03月31日“エンタテインメントの聖地”とされる館「ル・リアン」で行われるショーと、館での人間模様とを描く『SHOW ル・リアン』。出演の村井良大と平方元基はともに、ミュージカルからストレートプレイまで様々な舞台に出演してきたが、本格的なショーは初めてだと口を揃える。舞台『SHOW ル・リアン』チケット情報「僕は毎年、目標を立てるのですが、今年は挑戦する年にしたいと思っているんです」と語るのは、デビュー10周年の村井。「これまで、イメージが一変するような舞台はあまりやってこなかった気がします。でも凝り固まってしまうのが嫌で、28歳になる今年は違うことをしたかった。そのタイミングで(繋がり・絆という意味の)『ル・リアン』に出演させていただき、まさに“繋がった”感じ。ショーの中で、重さがあるから軽くもできるような表現を目指したいです」。一方、平方は「お芝居ではまず舞台上で対話を完成させなければいけないけれど、ショーは“ジャンジャン!”ってキメて、それをお客様に投げかけるみたいなところがありますよね。今回はタップダンスも披露します。ミュージカルと密接に関わるタップは、一度やってみたかったもの。30歳という節目に挑戦させていただくことは、一生の財産になりそうです。“観るは天国、やるは地獄”でとてつもなく難しいですが、どんな地獄を見たかで表現できるものも変わってくると思うので頑張りたいです」と意気込む。村井が演じるのは、館を取り仕切るMC(HIDEBOH)の下で修業する次期MC役。「タップ歴は『私のダーリン』の稽古と本番の数か月なので、HIDEBOHさんと肩を並べるのはとても無理。ただ、久々にやったら体が結構おぼえていました」と村井が言えば、平方は「良大くんは舞台上でも普段でも切り返しが早いので、MC的な役割は本領が発揮できると思います」と評した。その平方は、館で歌い踊るエンタテイナー役。「タップはもちろん音が鳴らないといけないんだけど、今は鳴らなくても感覚として楽しめるし、時折鳴るとさらに楽しい」と言う平方について、村井が「(構成・振付・演出の)本間(憲一)先生が“元基くんは音楽が好きだから、音へのこだわりがあってセンスも良い”と褒めていました」と教えてくれた。舞台では、往年のミュージカルの名曲が、今回独自の物語の中に編み込まれて展開する。「色々な場所でお客様が聴いてきたナンバーも、別の物語で表現されるので、これまでとは違う新鮮な感情が生まれるかもしれません。最後は胸がキュンとなって、タイトルの意味にも納得していただけると思います」(村井)「この場面ではこの曲、という理由も描かれるので、謎解きのように楽しんでいただけるはず。悲しみの涙ではないけど、しずくがぽつんと落ちて、次第に波紋が広がっていくような作品。そのしずくで少しでもお客様の心を動かせたら嬉しいですね」(平方)公演は3月31日(木)から東京・天王洲 銀河劇場、4月5日(火)から大阪・サンケイホールブリーゼにて。取材・文:高橋彩子
2016年03月14日“エンタテインメントの聖地”とされる館「ル・リアン」で行われるショーと、館での人間模様とを描く『SHOW ル・リアン』。出演の村井良大と平方元基はともに、ミュージカルからストレートプレイまで様々な舞台に出演してきたが、本格的なショーは初めてだと口を揃える。舞台『SHOW ル・リアン』チケット情報「僕は毎年、目標を立てるのですが、今年は挑戦する年にしたいと思っているんです」と語るのは、デビュー10周年の村井。「これまで、イメージが一変するような舞台はあまりやってこなかった気がします。でも凝り固まってしまうのが嫌で、28歳になる今年は違うことをしたかった。そのタイミングで(繋がり・絆という意味の)『ル・リアン』に出演させていただき、まさに“繋がった”感じ。ショーの中で、重さがあるから軽くもできるような表現を目指したいです」。一方、平方は「お芝居ではまず舞台上で対話を完成させなければいけないけれど、ショーは“ジャンジャン!”ってキメて、それをお客様に投げかけるみたいなところがありますよね。今回はタップダンスも披露します。ミュージカルと密接に関わるタップは、一度やってみたかったもの。30歳という節目に挑戦させていただくことは、一生の財産になりそうです。“観るは天国、やるは地獄”でとてつもなく難しいですが、どんな地獄を見たかで表現できるものも変わってくると思うので頑張りたいです」と意気込む。村井が演じるのは、館を取り仕切るMC(HIDEBOH)の下で修業する次期MC役。「タップ歴は『私のダーリン』の稽古と本番の数か月なので、HIDEBOHさんと肩を並べるのはとても無理。ただ、久々にやったら体が結構おぼえていました」と村井が言えば、平方は「良大くんは舞台上でも普段でも切り返しが早いので、MC的な役割は本領が発揮できると思います」と評した。その平方は、館で歌い踊るエンタテイナー役。「タップはもちろん音が鳴らないといけないんだけど、今は鳴らなくても感覚として楽しめるし、時折鳴るとさらに楽しい」と言う平方について、村井が「(構成・振付・演出の)本間(憲一)先生が“元基くんは音楽が好きだから、音へのこだわりがあってセンスも良い”と褒めていました」と教えてくれた。舞台では、往年のミュージカルの名曲が、今回独自の物語の中に編み込まれて展開する。「色々な場所でお客様が聴いてきたナンバーも、別の物語で表現されるので、これまでとは違う新鮮な感情が生まれるかもしれません。最後は胸がキュンとなって、タイトルの意味にも納得していただけると思います」(村井)「この場面ではこの曲、という理由も描かれるので、謎解きのように楽しんでいただけるはず。悲しみの涙ではないけど、しずくがぽつんと落ちて、次第に波紋が広がっていくような作品。そのしずくで少しでもお客様の心を動かせたら嬉しいですね」(平方)公演は3月31日(木)から東京・天王洲 銀河劇場、4月5日(火)から大阪・サンケイホールブリーゼにて。取材・文:高橋彩子
2016年03月14日ドラマ『牙狼』で脚光を浴び、現在CX系ドラマ『お義父さんと呼ばせて』にレギュラー出演するなど、注目の若手俳優・栗山航の初主演舞台『リビング』が3月2日、東京・赤坂RED/THEATERで開幕した。舞台『リビング』チケット情報主人公の青年・マタロウは自宅のリビングで生活する、いわゆるひきこもり。ただし、周囲はおとなしく彼をひきこもらせてはくれない。父親に愛想をつかして家出していた母が突然帰宅し、なぜか同居している母親の愛人は何かとマタロウの面倒を見、幼馴染以上・恋人未満の彼女も入りびたり、そしてアル中の父親はマタロウ同様に2階でひきこもっている。さらに、マタロウの元上司がクレーマーだった客を連れやってきて……。個性的すぎるキャラクターが好き勝手に感情を爆発させ、リビングは大混乱。ドタバタコメディの様相を呈す物語に、客席からは絶え間なく笑いが起こるも、結末は意外な方向へ……。作・演出は、宝塚歌劇団出身で、大作ミュージカルも数多く手がける荻田浩一。耽美的な作風で知られる荻田が、そのパブリックイメージを覆す、アットホームでハートウォームな愛らしい舞台を作り上げた。さらに、7名という少数精鋭の出演者も芸達者揃い。舞台初主演の栗山は、ひきこもり青年という難しい役どころを、どこかしら母性本能をくすぐる可愛さと素直さで好演。その彼女役の舞羽美海は、オタクな少女を思い切りのよい演技で楽しげに演じていたのが印象的だ。初日開幕前には、栗山と舞羽の会見も行われた。初座長となる栗山は「不安と楽しみが半々。客席が近く、お客さまがどんな表情をしているのかが、たぶん全部わかってしまう。皆さんが笑顔であることを祈ります。ほかの6人の共演者が大先輩ばかりなので、僕が引っ張っていこうなどとは思わず、学ぶところは学んでいきたい」と謙虚に意気込みを。その後は、劇中キュートなコスプレ姿を披露する舞羽が「台本を見てびっくりしました。セーラー服を着るのも初めて」と話したところ、栗山から「どのコスプレがお気に入りですか?」と質問が飛び、舞羽が「私は意外と戦隊モノのコスプレが好きなんですが、初めて衣裳を着た時に、栗山さんが私を見て笑ったんです、ひどい!」と苦言を呈すなど、劇中同様の息のあったやりとりで記者たちを笑わせていた。公演は3月7日(月)まで同所にて。チケットは発売中。
2016年03月03日ドラマ『牙狼』で脚光を浴び、現在CX系ドラマ『お義父さんと呼ばせて』にレギュラー出演するなど、注目の若手俳優・栗山航の初主演舞台『リビング』が3月2日、東京・赤坂RED/THEATERで開幕した。舞台『リビング』チケット情報主人公の青年・マタロウは自宅のリビングで生活する、いわゆるひきこもり。ただし、周囲はおとなしく彼をひきこもらせてはくれない。父親に愛想をつかして家出していた母が突然帰宅し、なぜか同居している母親の愛人は何かとマタロウの面倒を見、幼馴染以上・恋人未満の彼女も入りびたり、そしてアル中の父親はマタロウ同様に2階でひきこもっている。さらに、マタロウの元上司がクレーマーだった客を連れやってきて……。個性的すぎるキャラクターが好き勝手に感情を爆発させ、リビングは大混乱。ドタバタコメディの様相を呈す物語に、客席からは絶え間なく笑いが起こるも、結末は意外な方向へ……。作・演出は、宝塚歌劇団出身で、大作ミュージカルも数多く手がける荻田浩一。耽美的な作風で知られる荻田が、そのパブリックイメージを覆す、アットホームでハートウォームな愛らしい舞台を作り上げた。さらに、7名という少数精鋭の出演者も芸達者揃い。舞台初主演の栗山は、ひきこもり青年という難しい役どころを、どこかしら母性本能をくすぐる可愛さと素直さで好演。その彼女役の舞羽美海は、オタクな少女を思い切りのよい演技で楽しげに演じていたのが印象的だ。初日開幕前には、栗山と舞羽の会見も行われた。初座長となる栗山は「不安と楽しみが半々。客席が近く、お客さまがどんな表情をしているのかが、たぶん全部わかってしまう。皆さんが笑顔であることを祈ります。ほかの6人の共演者が大先輩ばかりなので、僕が引っ張っていこうなどとは思わず、学ぶところは学んでいきたい」と謙虚に意気込みを。その後は、劇中キュートなコスプレ姿を披露する舞羽が「台本を見てびっくりしました。セーラー服を着るのも初めて」と話したところ、栗山から「どのコスプレがお気に入りですか?」と質問が飛び、舞羽が「私は意外と戦隊モノのコスプレが好きなんですが、初めて衣裳を着た時に、栗山さんが私を見て笑ったんです、ひどい!」と苦言を呈すなど、劇中同様の息のあったやりとりで記者たちを笑わせていた。公演は3月7日(月)まで同所にて。チケットは発売中。
2016年03月03日映画『ドクムシ』のワールド・プレミアが2月27日(土)、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2016」にて開催され、主演の村井良大、秋山真太郎(劇団EXILE)、朝倉加葉子監督が舞台挨拶に登壇。ヒロインを演じた武田梨奈からはビデオメッセージが到着した。350万ダウンロードの電子コミックを実写化。気づくと完全に閉鎖された学校に閉じ込められていた7人の男女が、極限の中で生き残るために人間性をむき出しにしていく様を残酷に、生々しく描き出す。映像を見ればわかるように、かなり過酷な撮影現場だったようだが、村井さんは撮影での苦労について「たくさん血が出てくるんですが、一気に血を浴びるようなシーンは一発で成功させなくてはならず、プレッシャーがありました」と振り返る。秋山さんは、武田さんから放たれるビンタが「痛かったです」と苦笑。運動神経抜群の武田さんが本作では華麗なアクションを封印し、等身大の女性を演じているが、それでも彼女がビンタするシーンは「さすがと言うか…(苦笑)、『本気で来てください』と言ったら、すごい本気で来て…。そういうときに限って『もう1回、お願いします』ってなるんですよ」と振り返った。朝倉監督は、映画の中で重要かつ恐るべき(!)役割を果たす大鍋について言及。「なかなか大変なことに…(苦笑)」と言葉を濁したが、村井さんは「ニオイがすごいんです。夏で、(密閉された部屋のため)換気できないし、『鼻が曲がる』ってこういうことかと…」と顔をしかめ、秋山さんも「あの(部屋での)シーン、嫌だった」と漏らす。朝倉監督は「(映像用の)特殊造形物に加えて、本物の動物の内臓が入っていて、混ざり合ってます…(苦笑)」と映画の中だけでなく、撮影でも恐るべき光景が繰り広げられていたことを明かした。お気に入りのシーンを尋ねると、村井さんは全ての真相が明らかになった上でのラストシーンのある描写を挙げる。一方、秋山さんは映画を通じて描き出される「時間の経過」に触れ「順撮りで一週間、ヒゲも伸ばしっぱなしで、食事も基本は水分だけで固形物はなるべく摂らず、ゲッソリしていく姿は映画の中の7日間と合っていてリアルです」とまさに身を削って現場で過ごしていたことを告白した。一方、朝倉監督は武田さんが関わるあるシーンでの“首切り”描写をお気に入りにあげ「見事な首切りでした…」とウットリ。会場は笑いに包まれた。武田さんは、2月25日(木)の映画祭初日から夕張に滞在していたが、29日(月)の米アカデミー賞授賞式をレポートするためにロサンゼルスに行かねばならず、すでに夕張を発った。村井さんらは夕張入りし、わずか5分ほど武田さんと顔を合わせる時間があったそうで、村井さんは「ちょっとでも会えてよかったです」と笑顔を見せた。武田さんからはビデオメッセージが届けられ、映画について「人間の心理が見えて、いろんな意味でドキドキする作品で『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』にピッタリだと思います。ぜひ楽しんでください!」と呼びかけていた。『ドクムシ』は4月9日(土)から22日(金)まで2週間限定公開。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2016」は2月29日(月)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2016年02月28日女優の栗山千明、俳優の竹中直人、タレントの小堺一機がこのほど、都内で行われた、WOWOWの無料放送イベント「TOUCH!WOWOW2015」の特集「ジェームズ・ボンドに愛を込めて」の収録に参加した。「TOUCH!WOWOW2015」は、WOWOWが28日に開催する無料放送イベント。映画『007 スペクター』(12月4日公開)とコラボした同特集では、『007』シリーズ過去作品を放送するほか、キャスト&スタッフの独占インタビューなどを紹介する。番組MCを務める栗山は、ゲストで『007』シリーズファンの竹中、小堺、プロ野球・阪神の金本知憲監督との収録を終え、「緊張したけど、みなさんコアなファンなので色々教えて頂きました。車とか秘密兵器とかにも注目して見てみたい」とにっこり。ボンドの魅力については、「異性というよりも単純に格好良い。エレガントで大人の色気を感じる」と話し、「私みたいに『007』をよく知らない人でも分かりやすく楽しめる内容になりました」とアピールした。一方、初代ボンドのショーン・コネリー版からリアルタイムで見続けてきたという竹中は、「小学生の頃は、外国のスターといったらショーン・コネリー。エロいシーンは母親に目隠しされたりしてましたね」とエピソードを明かしつつ、「(現ボンドの)ダニエル・クレイグがアストン・マーティンの前に立つ姿は、本当に格好良い。『007』なりのボンドの立ち方があるんですよね。今は、ダニエル・クレイグが理想のボンドです」と熱弁。また、シリーズの魅力について、「『007』を知らない人はいない。20世紀のアクションの形を作った作品だと思う。他のアクションと違うのは、スーツで戦うところ。そこが格好良い」と語った小堺。「ボンドは、荒唐無稽な夢物語を見せてくれる憧れの存在」だと言い、「今は格好つけると格好悪いという時代だけど、ボンドは『格好良いだろ!』という仕草をやってくれる。似合わないから真似しないけど、真似したくなるくらい格好良い」と興奮気味に話していた。
2015年11月13日女優の栗山千明が11月11日(水)、都内で行われた『007 スペクター』特別試写会に出席。もしボンドガールのオファーがあったらと質問され「想像つきませんが、お話をいただけたら光栄なこと。ぜひ頑張りたい」と意欲を見せた。すでに世界的な大ヒットを記録しているシリーズ第24作『007 スペクター』。あるビデオメッセージに残された暗殺指令を目にしたボンドは、上司の制止を振り切り、単身メキシコへ。そのミッションが、自らを長年苦しめ続ける犯罪組織“スペクター”に通じる旅とも知らず、ローマ、オーストリア、モロッコと世界をまたにかけた死闘を繰り広げる。主演を務めるダニエル・クレイグについて「クールに任務をこなしながら、傷ついた女性を癒す姿がとても紳士的だし色気がある」と瞳を輝かせる栗山さん。初代ボンドであるショーン・コネリーが主演した過去の作品も見たことがあるそうで、「ダニエルさんはそれまでとは全然違うボンド像を作り上げた。アクションもすごいですよね」と魅力を語っていた。本作には二人のボンドガールが登場。殺し屋の未亡人をイタリアの“美魔女”モニカ・ベルッチが、物語のカギを握る医師を『アデル、ブルーは熱い色』『美女と野獣』などに出演したフランスの若手女優レア・セドゥが演じている。ベルッチは撮影時50歳で、史上最高齢のボンドガールとなったが「お美しいですよ。こんなにキレイな50歳はなかなかいない」と日本のクールビューティーも驚きの表情。お気に入りのボンドガールは、『007 カジノ・ロワイヤル』のエヴァ・グリーンだといい「ボンドと出会った冒頭は、女を出していないですよね。そのあたりは、女性も共感できると思います」と話していた。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)の3日間先行上映。12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月11日村井良大らが出演するミュージカル『RENT』が9月8日、東京・シアタークリエで開幕した。1996年のオフ・ブロードウェイの開幕以降、世界で愛され続け、日本でも上演を重ねている作品。出演者は全キャストオーディションで決定、いわゆるミュージカル俳優に限らない幅広い人材が集まるのも特徴だ。今回も個性豊かなキャストが熱いパフォーマンスをぶつけ、化学反応を起こし、珠玉のステージになっている。【チケット情報はこちら】『RENT』はプッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』を下敷きに、舞台を20世紀末のNYに移したもの。映像作家のマークは、彼女に女性の恋人が出来てフラれたばかり。さらに住んでいるロフトの家賃(RENT)は滞納し、クリスマス・イブに暖をとることも出来ない。ルームメイトのロジャーは元ジャンキーでHIV陽性で引きこもり。死ぬ前に“栄光の1曲”を残したいと思っている。さらに階下に住む少女・ミミに惹かれていくも、一歩踏み出せない。クリスマス・イブに出会ったゲイのカップル、コリンズとエンジェルはたちまち恋に落ち、ふたりで暮らそうと約束するが、彼らもまたHIVキャリアで残された時間はあまりない……。問題や欠点を多く抱え、明日も見えない中、それでも自らの個性を大切にし、今日を懸命に生きようとしている若者たちが織り成す青春群像劇だ。物語の語り部も担うマークを演じる村井良大は、翻訳ミュージカル初挑戦だが、安定した歌唱力で物語を牽引する。また仲間たちをフィルムに収めていく彼は傍観者であり、HIV陽性でもない彼はやがて残される宿命を負っている。そんな居所のなさを、掴みどころのない笑顔で演じているのが印象的。ロジャーは堂珍嘉邦、ユナク(超新星)のWキャスト。苛立ちを叩きつけるかのようなパッションを、“元ロッカー”という立場と上手くリンクさせた堂珍、逆に暗いまなざしが悲しげで心に残ったユナクと、好対照な役作りで面白い。またコリンズ役のふたり(TAKE[Skoop On Somebody]と加藤潤一のWキャスト)も非常に素晴らしく、ともに『I’ll Cover You (Reprise)』の熱唱は観ていて号泣必至だ。心優しいエンジェルに扮したふたりも、平間壮一のチャーミングさ、ドラァグ・クイーンという設定が非常に説得力のあった美しいIVANと、見比べてみるのが楽しい。文字数の都合もあり全員分の感想を記せないのが残念だが、すべてのキャストがそれぞれにこの作品を愛しているのが伝わってくる熱演。誰もが主人公たるこの作品を、キャストそれぞれが真摯に、そして熱をもって体当たりで演じ、『RENT』のテーマ――No Day But Today=今を生きる――を、美しく浮かび上がらせた2015年『RENT』カンパニーに拍手を贈りたい。公演は10月9日(金)まで、東京・シアタークリエで上演。その後10月16日から18日(日)まで、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。
2015年09月15日●SFCの授業とは?村井 純という人物をご存知だろうか。"インターネット"を意識せず使っている人には馴染みのない人物かもしれないが、"インターネット"に興味がある人には神様のような存在だ。そして、意識せず利用している人でも、村井氏なくして今の日本のインターネット環境はなかったと言えば、その存在の大きさに気付いてもらえるかもしれない。村井氏は慶応義塾大学環境情報学部(SFC)の学部長で教授だ。インターネットがインターネットとして存在していない頃からネットワーク技術に携わっており、大学や研究機関をネットワーキングする「JUNET」の立ち上げ、我々が意識せず使っている「.jp」の国別コードトップレベルドメインの個人委任など、初期のインターネットの日本における牽引役、"父"として、日本のインターネットを先端へと導いてきた。○Interopの成り立ち6月の頭に行われた「Interop Tokyo」。これは、ネットワーク関連技術に特化したイベントで、中にはShowNetと呼ばれる会場運営を各種ネットワークベンダーの最新機器を繋いでデモンストレーションする取り組みもある、通信技術関連で最大の国内イベントだ。村井氏は1994年に行われた第1回から参加しているが、そもそもの発端となったアメリカのInteropの第1回にも参加しており、日本人ではただ1人の参加者だったという。「今のネットワークはワイヤレス化が進んでいるが、当時は限られた会社が会社同士で接続し、ネットワーク機器を作る側も少数で問題なかった。今はネットワークのワーキンググループの決まりに沿えばネットワーク機器を作れるし、シンプルに使えるので、ユーザーはただ単に吸い上げればいいだけだ。しかし、言うは易しでそれが全てではない。商品として相互に繋がらなければ、ネットワークの意味がない。誰が誰に文句を言えばいいかもわからないし、どうせなら誰がどこで作っても、お互いにどう動くか確かめる場があればいい。そういうところから、ShowNet(InteropNet)が始まった」(村井氏)アメリカのInteropはテレビや家電の見本市(CES)など、様々なカンファレンスが定期的に開催されることからInteropの集客力は落ちてしまったというが、相対的に日本は活発だという。SDNや100Gbイーサ、最新のスイッチなど、新しいネットワーク技術に触れられるInteropで、その後の半年、1年間がわかる、そういう場は今後も重要であると村井氏は力説する。「日本のInteropは、今年で言えばIoTがテーマで、横にサイネージやメディア、位置情報(G空間)、電子書籍など、様々なインターネットに付随してくるICT全体の取り組みとしてInteropが進化している。そこがアメリカのInteropが先細ったところとの違いだ」(村井氏)○IoTを学生時代から考えられるという環境SFCの学生はそんな村井氏のもとで授業をやっているわけだが、2年前に大学を卒業した筆者でさえこんな光景は見たことないと思うような授業を行っていた。そもそも、筆者の母校が大したことのない大学というのもあるが、PCを持ち込んでいる人間は数百名の学生のうち自分を含めて10名足らずという環境だった。しかしSFCでは、以前からPCの持ち込みが前提となっており、プログラミングをやれる人間もある程度"普通"のことになっているようだ。もちろん、一番後ろから授業を見学していて、どこの大学にもいるちょっとサボっている学生が全くいないとは言わない(学生さん、ごめんなさい)ものの、こうした環境で勉強できるように受験勉強を頑張っていれば……という印象を持った。横道には逸れたが、今回の取材の前の週末に、村井氏の受講者を対象にしたワークショップが行われていた。通常は中学生や高校生のためにプログラミング教育の場を提供するLife is Tech!との共同企画によるもので、KDDI ∞ Labo出身のスタートアップであることから、KDDIもこのワークショップに参画していた。今回は"IoT"をテーマに据えていたため、マイコンボードのArduinoとKDDIが提供するHDMIドングル型開発ボードの「Open Web Board」、Firefox OSを搭載した国内初のスマートフォン「Fx0」を活用し、「世の中を良くするためのハック」のアイディア出しとデモを行ったという。これらは、IoT、つまりモノのインターネットとWoT、Webがものに繋がる世界を実現する一要素として、ハッカソンでもよく題材として取り上げられている。KDDIは、Web上で組み込み機器を管理できる開発環境「Gluin」を提供しているが、7月1日にはこのGluinのソースコードも公開している。これまではKDDIが提供するサーバーやWebサイト上だけで機器連携のレシピの製作・動作が可能となっていたが、Ubuntu OSやMySQL、Apache、php、Node.jsなどのサーバー環境を構築することで、独自サーバーでもGluinを利用できるようになる。こうしたIoT/WoTの世界観を学生に伝える村井氏だが、実際の授業でも個別の技術を事細かに伝えるというよりも、どういう考え方でネットワークの世界が進化してきたか、そして、どうすれば世の中をより良くするために技術を前に進めていけるかという話を多く語っていた。授業は後半、ワークショップの出席者をベースに生徒たちがアイディアを出しあい、説明を聞いて「いかにこのアイディアが世の中を良くできるか」という矜持に共感できたかで優秀なアイディアを選ぶことを行っており、残念ながらその結果を知ることはできなかったものの、生徒の多くが立ち上がって教室内を行き交う様子から、かなりの熱気を感じ取ることができた。●村井氏に聞く"IoT"授業後、村井氏に直接話を聞くことができたので、その様子をお伝えしたい。――授業でも触れられていましたが、シリコンバレーのGoogleやFacebookといったプレイヤーが強大な力を持っている現在のインターネットは環境的に良くないのでしょうか?村井氏インターネットはオープンなアーキテクチャであることが大事。あるレイヤでデータが流れるということは、1つの力ではできない。あるレイヤが生まれると、誰の力でそのレイヤを発展させるのかという段階にたどり着き、また次の力が生まれる。例えば、ビデオを流すとなるとマルチキャストが生まれ、たくさんのものが相乗りしていく時代になった。ビジネスには参入障壁があってはならないわけで、オープンな環境が次のイノベーションを生む。最初に誰かが成功することが重要なんだよ。ある時期にプロプライエタリな(原則的に改変が不可能な、独占的な)ソフトウェアが生まれた。一つの例でいえば、OSPFがある。SPFはアルゴリズム経路制御のプロトコルだが、それをオープンにするという議論があった。これはシスコの持ち物だったんだけど、2台のルーターをロードバランスしたくても、相手もシスコのルーターでなければならなかった。そこで公開しろという議論になったんだけれど、シスコは出さないと突っぱねた。しかし、ある会議がハワイであった時、急に反省したのかそれを公開するようになった。実は、経路アルゴリズムをOSPFとしてみんなでオープンに作り上げるという流れになっていたからで、シスコも最初こそSPFで独占的に売れた、いわゆるベンダロックインによる囲い込みで儲けようとしていたが……という流れだった。結局、これはオープンにすべてがシフトするという証拠。そして、どいつもこいつも今のインターネットでは、Googleに敵わないって言ってるけど、それは嘘。明後日になったら、Googleモノポリーの世界はありえないんだよ。さっきも話したけど、人間進歩するにはオープンが重要。Internet Explorerだって、15年前は市場を独占していたが、Firefoxが牙城を崩し、今はGoogle Chromeもある。標準化努力によって世界が変わってきたし、そういう歴史は経験としてみんなが培っている。グローバルなプラットフォームを作り上げるには、そういう経験値を持っているところに合わせることが重要なんだ。――つまり、IoT時代もGoogleらが先陣を切ろうとしていますが、勝てない戦ではないと?IoTで一番大事なことは、IoTでいうと、例えばデータはセンサーから出てくる。それがHTTPで繋がることがついにできる世の中になったということだ。ビッグデータ分析はGoogleに敵わないとされているけど、彼らはデータをWebから集めてる。つまり、基本的に文字データの処理、自然言語処理を行っているわけだ。だけど、IoTの世界はデータをセンサーから数字にして呼び出す世界であって、言語依存性はない。それがネット上で氾濫する時代に、英語世界だけが先行するということはない。例えば、これだけ自動車メーカーが揃ってセンサーデータを数値化して利用できるように形にしているのは日本だけだ。これがいわゆるゲームチェンジャーだろう。そういうところがIoTは面白いと思う。リアルとバーチャルが一緒になるインパクト。人の生活を様々な分析にかけることで、データが抽出できるようになる。Web上にそれを限定しないことが最大のインパクトといえる。サイバースペースとリアルスペースの融合、つまりサイバーフィジカルになるという大きなインパクトだ。文字に書かなきゃいけない時代がすべて省かれる。自動的にデータが出てくるし、スマホ持ってるだけでデータが集まってくる。IoT時代の最大のリスクは、やはりというべきかベンダーロックインだろう。自動車業界は縦にモノを繋げようとしているし、例えば農機の会社も頑張ってやろうとしている。だけど、そうしたところの業界だと、それぞれが情報ビジネスやろうとするけど、だいたいビジネスヘタだ。もし、大枠のプラットフォームを作り上げることができれば、そして、センサーを大局観をもって使うことができれば、何ができるか考えることができればそれは大きな力になる。色んなデータを自由に使えたら、どのような世界にできるか、そういうことを考えられる次の世代に繋げることが我々の役割だと思っている。
2015年07月02日『弱虫ペダル』などで知られる若手俳優の村井良大が、死に直面した若者たちの愛と生を鮮烈に描く『RENT』で、ブロードウェイミュージカル初主演を果たす。演じるのは、HIVに感染している友人のロジャー(堂珍嘉邦/ユナク)とNYのロフトに暮らす映像作家で、作品の語り部ともなるマーク役。オーディションを受けるまで作品を知らず、「ミュージカルは畑違いだと思っていた」という村井だが、今ではすっかり『RENT』にハマっている。ミュージカル『RENT』チケット情報「オーディションのために舞台や映画のDVDを観て、音楽をエンドレスで聴くうちに、この作品おもしろい!と。20年近くも前に初演された作品なのに、今に通じるところがたくさんあって、初めて出会った気がしないくらい親密に感じたんです。ミュージカル=キラキラしたもの、というイメージもこの作品で覆されました。“魂の歌”みたいなものが全編にちりばめられていて、泥臭い美しさがあるところにすごく惹かれます」役作りをする際は、「自分の価値観と役の価値観をすり合わせていくイメージ」で取り組んでいるという村井。マーク役については、「周りからは“映画オタク”と見られてますけど、本人はただ映画に対して熱心なだけ。そういう情熱は僕にもありますし、周りの人に合わせてあげる彼の性格にも近いものを感じます」と、元々共感できる点が多かったようだ。そのうえ現在は、なんと自ら英語の台本を訳してみることで、さらなるすり合わせを推進中。「英語のままの言葉遣いにあたることで、字幕では分からなかった、マークの新しい面が見えてきています。日本語台本では、どうしても表現が変わっている部分があるわけですけど、元の台詞を知っていれば、自分なりに逆算したり調整したりもできるんじゃないかなって。訳しているといっても、英語は全然できないので、辞書をひいたりインターネットに頼ったりしながらなんですけどね(笑)」見るからにマークらしい雰囲気を持ち合わせているうえに、作品への熱い思いと役への飽くなき探求心まで兼ね備えた村井に、期待は高まるばかり。本人も、「稽古が楽しみで仕方ない」と目を輝かせる。「歌はまあ、絶賛トレーニング中ですけど(笑)、不安は不思議とあんまりないんですよね。これだけ繰り返し上演されている作品に携われるのは、本当に幸せなこと。これからも長く愛され続ける作品であるためにも、今回の公演をしっかり盛り上げていきたいと思っています」公演は9月8日(火)から10月9日(金)まで、東京・シアタークリエにて。その後大阪でも上演。東京公演のチケット一般発売は7月4日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行先着「プリセール」を6月27日(土)昼12時より受付。取材・文:町田麻子
2015年06月26日世界中に熱狂的なファンを持つミュージカル『RENT』の製作発表会見が6月8日、都内ライブハウスで行われた。日本でも度々上演される人気作だが、今回は村井良大、堂珍嘉邦、超新星のユナクらが初参加。ミュージカル俳優というよりは歌手やバンド活動をしているメンバーなど個性豊かなキャストが揃い、熱く意気込みを語った。ミュージカル『RENT』チケット情報作品は20世紀末のNYが舞台。家賃(RENT)を滞納するような貧困やドラッグ、HIV、セクシャルマイノリティといった問題を抱えた若者たちが、時にぶつかりながらも愛しあい、夢を追いかける物語。美しくキャッチーな楽曲が多く、中でもテーマ曲『Seasons of Love』などはCMソングとしても使われているので、耳にしたことのある人も多いはず。メインキャストで、ビデオ・アーティストのマークを演じるのは、人気若手俳優の村井良大。「一番未熟者ですが、皆をひっぱっていけるように」と意気込みを語った彼は海外ミュージカル作品への出演は初めて。「もとは英語で歌われた曲たちの、歌の魂を変えずに日本語にするというところに苦戦していますが、今頑張っているところです」と話した。マークのルームメイトで引きこもりのロッカー、ロジャーは堂珍嘉邦、ユナクのWキャストだ。「この作品は青春像であり、そういうエネルギーを必要とする舞台。自分の中で何かを燃やして、血と肉でアタックしていきたい」(堂珍)、「僕も(音楽活動をしているので)何かを残したいという気持ちはロジャーと一緒。この作品に参加できて光栄ですので、死ぬほど頑張って、いい公演を作れるようにしたい」(ユナク)とそれぞれ語った。LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)のキャラクターが多数登場し、テーマのひとつとなっている作品でもある。トランスジェンダーのエンジェル役として参加するIVANは「真面目に、バラエティでは見せない新しいIVANを見せていけたら」と意気込みを話すとともに、「現実的に考えたら自分はエンジェルに一番近い。トランスジェンダーという意味でも、メンズ・レディースどちらもやるという意味でも、自分のままで舞台に出てもあまり変わらないかもしれない。ただ、今は女の子として生きさせてもらっているので、またトランスジェンダー側に…男の子側に持っていくのは少し大変だし、(この話が来た)最初は戸惑いました。でも自分だからできる熱いものを伝えられたら」とも話していた。公演は9月8日(火)から10月9日(金)まで、東京・シアタークリエにて。その後大阪でも上演。東京公演のチケットは7月4日(土)に一般発売を開始する。チケットぴあではインターネット先行抽選「いち早プレリザーブ」も実施、6月20日(土)から25日(木)まで受付。
2015年06月09日オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は、栗山千明主演の『種まく旅人くにうみの郷』です。* **スーパーに行くと、バターがないだの、野菜が高いだのって、以前の農産業とはちょっと状況変わってきたわね…って実感する機会、多くない?しかも世の中、世相はTPP加入に流れてるから、これまで通りお気に入りの農産物をゲットできるかっていうと、若干の不安。じつは、そんな第一次産業でふんばる人々をテーマにした映画があるのよ。それが『種まく旅人』シリーズ。有機栽培のお茶をテーマにした2011年の「~みのりの茶」に次ぐ第2弾が「~くにうみの郷」よ。農林水産省のエリート官僚で、アメリカ帰りの神野恵子は、地域調査官として淡路島へ行くの。上司からは「神の恵み子だから」なんて無茶ぶりグッドラックを言われて、ちょいと微妙な感じ。しかも、淡路島の農家さんや役所の人たちも、突然現れた「霞ヶ関の官僚」におヨソさま感バリバリ。そんななか、玉ねぎ農家の岳志と、海苔養殖を営む渉の豊島兄弟に出会うのね。彼らの仲は最悪。しかも恵子自身もアメリカ帰りの直球ストレートなモノ言いをしたばかりに、心の距離は離れまくり。でも、なんとか2大特産物をテコ入れしようとした恵子は、理にかなった伝統的作業の「かいぼり」を知るの。それをすれば、海も陸もウィンウィンってことで、豊島兄弟を説得しようとするんだけど…。さすがは人に寄り添った演出がお得意な篠原監督だわ~。これを観ると、いかに国産の特産物生産が大変か、よ~くわかるわ。まず担い手問題があったり、効率を重視するばかりに伝統を捨ててたり、ムラ社会の人間関係の問題があったり。こりゃ大量生産の輸入品に負けちゃうわ…と、ちょっと悲しい気分。でも、この作品で描かれる「かいぼり」って作業ひとつとっても、人の手を惜しまず使うことで、自然の幸がおいしくなる、っていう、昔ながらのやり方を見直すきっかけになるんじゃないかしら。「中途半端な気持ちじゃできないんだよ」っていう豊島兄弟の言葉が、グサッと刺さるはずよ。キレイごとばかりじゃ、おいしいモンは作れないし、手に入らないってことを思い知ったわ~。◇栗山千明にとって、7年ぶりの主演作。とってもハートフルで人の心に寄り添ったタッチの感動作。監督/篠原哲雄出演/栗山千明、桐谷健太、三浦貴大、谷村美月ほか5月30日より全国ロードショー。※『anan』2015年6月3日より。文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)(C)2015 映画「種まく旅人くにうみの郷」製作委員会
2015年05月30日栗山米菓は22日、野菜ソムリエが監修した「緑の野菜あられ」「赤の野菜あられ」を発売する。同商品は、3名の野菜ソムリエが監修した、赤色系と緑色系、それぞれ5種類の野菜を練り込んだあられ。「緑の野菜あられ」にはブロッコリー・パセリ・セロリ・あしたば・枝豆を使用。「赤の野菜あられ」にはにんじん・赤しそ・トマト・かぼちゃ・パプリカを使用した。野菜ソムリエならではの視点を盛り込み、野菜の組み合わせがおいしい野菜ミックスあられとした。また小袋1袋あたり食物繊維を1.8g配合し、2袋で1日の成人男女平均不足量3.4gを補えるという。各64g(16g×4袋)で価格はNPP(参考価格180円)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月05日女優の栗山千明がハリウッド映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の日本語吹き替え版声優を務めることになり、5月15日都内で公開アフレコイベントを行った。人気キャラクター・スポックの恋人で才色兼備な美女役を務める栗山は「スポックは正義感があって冷静だし頼もしい。不器用なところも可愛いですよね。そんな理想の男性の恋人役は嬉しい」と喜色満面だった。スポックの様な理想の男性は? と聞かれると「なかなかいないと思います」と即答。声を務めるウフーラは、恋に仕事にバリバリのクールな女性だが「共通点? ないです」と寂しそうに吐き捨てていた。『M:i:III』や前作の『スター・トレック』も手掛けた、ハリウッド映画界の若きヒットメーカー、J・J・エイブラムス監督が往年の人気SFテレビドラマを蘇らせた新生シリーズの第2弾。西暦2259年の宇宙を舞台に、エンタープライズ号の若きキャプテンであるカーク(クリス・パイン)とそのクルーたちの史上最大の危機を描く。SFやアニメが大好きという栗山は「吹き替え経験のあまりない中で、大作を務めるのは光栄だし、責任感を感じています」と意気込みも十分で「台本を見ながらではなく、事前にセリフを覚えて映像を見ながらのスタイルでやったので、作品に参加している気持ちを味わうことができた」と嬉しそう。またウフーラを演じたハリウッド女優のゾーイ・サルダナから応援メッセージが映像で届けられると「ウフーラは隙のない女性のように見えるけれど、ご本人はとても可愛らしい仕草をするんですね。来日する際はお会いしたいです」と対面を期待していた。映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は8月23日より、TOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開 ・公式サイト
2013年05月25日「ばかうけ」「星たべよ」など米菓を製造販売する栗山米菓は17日より、ひなあられ商品「ひなまつりシリーズ」を発売する。毎年恒例となっている同シリーズ。今年は「アンパンマン」「ハローキティ」のキャラクターを用いたひなあられやベーシックなデザインのひなあられを、内容量・形態も各種そろえて用意した。中身のあられは3色2味タイプと5色4味タイプの2種類。3色タイプは白色の白蜜味とピンク・緑色のしお味、5色タイプは3色タイプに加えて、茶色のしょうゆ味、薄黄色のマヨネーズ味をミックスし、バリエーション豊かに、見た目にも楽しい仕上がりとなったという。ラインナップは、「アンパンマン」が「25gアンパンマンひなあられ」「アンパンマンのひなまつりミックス」など6種類。「ハローキティ」が「50gハローキティひなあられ」「N80g巾着ハローキティひなあられ」の2種類。「ベーシック」は、「50gひなあられ」など3種類。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日アパホテルは12月1日、栗山米菓の「ばかうけ」とコラボした「アパ社長せんべい」を発売する。同商品は、「アパ社長カレー」「富士川源流天然水」「アパ社長ラーメン」に続く、アパグループのプライベートブランドアパ社長シリーズ第4弾。栗山米菓のロングセラー商品である「ばかうけ」とコラボし、パッケージにはアパホテル社長、元谷芙美子氏の写真があしらわれる。同社は今後、全国アパホテルのフロントやレストランレジをはじめ、宿泊プランでの販売や「アパホテル公式サイト」からの販売を行っていく予定としている。価格は1個100円、40個入り4,000円、60個入り6,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日女優の栗山千明(28)、AKB48の篠田麻里子(26)、タレントのローラ(22)らが19日、都内で開催されたネイルが最も似合う著名人を選ぶ祭典『ネイルクイーン 2012』の授賞式に出席。こだわりのネイルをそれぞれお披露目し、“美爪”の競演を果たした。【写真】ファー付きネイルの篠田麻里子、ネコをモチーフとしたネイルの栗山千明ら黒とピンクを基調にネコをモチーフとしたネイルを披露した女優部門選出の栗山は「ネイルも変身の一つのアイテムとして大好き。うれしく思います。ファッションの1部としてネイルを楽しみたい」と声を弾ませた。アーティスト部門で受賞した篠田は「ネイルは大好きだけど、なかなか仕事上ではできないので、豪華にしてみました」と、冬をテーマにしたファー付きネイルを紹介。AKBのファッションリーダーらしく「オシャレは爪先から」とアピールした。タレント部門で選ばれたローラは「すっごいいい気分だよ~」と終始ゴキゲンで「テーマは、ちょっと黄金虫な感じ~。キラキラなイメージかな。気に入ってる~。おばあちゃんになってもネイルやっていこうと思った。ハ~イ」とローラ節を炸裂させ、会場の笑いを誘った。メンズ部門に選ばれた渡部豪太は、「日本の海」をテーマにしたネイルをはじめ、着物姿とスニーカーというファッションでも魅了。文化部門選出の蜷川実花は自身が撮影した写真をネイルにあしらった。協会特別賞に選ばれた夏木マリは「待ってたわ、この賞」と喜び「ネイルは30年近くやってた。今年、60(歳)だけど、年を重ねてくほど、ネイルはマスト」と艶っぽい表情を浮かべていた。なお、モデル部門に選ばれた菜々緒はスケジュールの都合により欠席した。
2012年11月19日女優の栗山千明が、映画『エクスペンダブルズ2』で日本語吹き替え版のボイスキャストを務めることになり、8月26日(日)、都内のスタジオで公開アフレコに臨んだ。以前、栗山さんは映画『キル・ビル』でハリウッド・デビューを果たしているが、ハリウッド作品のアフレコは初挑戦。「実写に声をあてる作業は難しかった」と困惑気味にふり返った。栗山さんが演じるのは、シルヴェスター・スタローン演じるバーニー・ロスを支える暗号解読のプロにして銃撃、格闘技をこなす元陸軍女ソルジャーのマギー・チャン。栗山さんは「日本人ではしないような会話の感覚があったりするので、相談しながら演じました」と言葉のニュアンスの違いに苦労したことを明かした。すでに作品を鑑賞したという栗山さんは大迫力のアクションシーンを観て、大興奮するも「私には絶対無理」とコメントし、もし次作でオファーがあったとしても「アクションのない静かな役回りでお願いしたい」と謙虚な発言で報道陣を沸かせたが、映画『キル・ビル』で魅せたアクションを再び披露してほしいもの。豪華スター共演の本作で栗山さんが好きなタイプは?と、質問が飛ぶと「ブルース・ウィリスかな。私の好きなタイプの映画によく出演されているし、刀さばきがかっこいい」と明かすも、実は「みなさんカッコいい反面、怖い気がする」と本音も漏らしていた。さらに、栗山さんは「こう見えても私って、普段穏やかな人なんです」と自分の性格を告白。穏やかな性格ゆえに、本作のテーマである“復讐”なんてことは「考えもつかない」とコメントしていた。本作はシルヴェスター・スタローンを中心に、ハリウッドを代表する新旧アクションスターが大集合した大ヒットを記録した前作に続き、不死身の傭兵軍団・エクスペンダブルズと悪党の死闘を描く。『エクスペンダブルズ2』は10月20日(土)より全国にて公開。■関連作品:エクスペンダブルズ2 2012年10月20日より全国にて公開© 2012 Barney’s Christmas, Inc.
2012年08月27日埼玉西武ライオンズは18日、「選手プロデュース弁当」シリーズから、栗山巧選手プロデュース弁当第3弾「巧御膳 2012」を発売する。価格は1,500円。同弁当シリーズは、選手自身が食材やメニューから盛り付け、デザインに至るまで細部にこだわってプロデュースしている。今回発売する「巧御膳 2012」は、「巧御膳」に欠かせない”栗”や”きんぴら”、そして、これから迎える秋のシーズンにぴったりの”松茸ご飯”が入った、豪華な和食弁当に仕上がっているという。また、再利用可能なオリジナル容器もリニューアルしているほか、弁当限定の栗山巧選手オリジナルカード全3種類(プレミアムカードあり)のうち、1種類が入っているとのこと。販売は、場内1塁球弁コーナー、場内3塁球弁コーナー、ドーム前広場となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日埼玉西武ライオンズは18日、「選手プロデュース弁当」シリーズから、栗山巧選手プロデュース弁当第3弾「巧御膳 2012」を発売する。価格は1,500円。同弁当シリーズは、選手自身が食材やメニューから盛り付け、デザインに至るまで細部にこだわってプロデュースしている。今回発売する「巧御膳 2012」は、「巧御膳」に欠かせない”栗”や”きんぴら”、そして、これから迎える秋のシーズンにぴったりの”松茸ご飯”が入った、豪華な和食弁当に仕上がっているという。また、再利用可能なオリジナル容器もリニューアルしているほか、弁当限定の栗山巧選手オリジナルカード全3種類(プレミアムカードあり)のうち、1種類が入っているとのこと。販売は、場内1塁球弁コーナー、場内3塁球弁コーナー、ドーム前広場となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月16日長編CGアニメーション映画『ドラゴンエイジ -ブラッドメイジの聖戦-』で主人公の女騎士カサンドラを熱演した女優の栗山千明が、独自のアイデアでヒロイン像を構築した秘話を明かすとともに、感情的な女騎士を演じて自身の意外な一面を発見したことを告白した。その他の写真本作は、全世界で600万本を売り上げた海外RPGを、『ピンポン』『あしたのジョー』の曽利文彦監督が最先端CG技術で映画化したアクション・ファンタジー。世界を統治する教会の騎士カサンドラが教会存亡にまつわる陰謀の濡れ衣を着せられ、血のバトルに身を投じていく姿を描く。攻撃的な女騎士を演じるにあたって栗山は、「ゲームと同様、男っぽいサバサバしたイメージがありましたが、性別を意識させない純粋な兵士タイプでいこうと思いました」と初期のコンセプトを説明。ただ、好戦的でありながらも、「冒頭の彼女はまだ半人前で、兄の事などで葛藤しています。それを周囲に悟られまいとして攻撃的になっている。弱いからこそ強く虚勢を張っているようなイメージで演じましたね」と複雑な内面も意識した。カサンドラの心情を見事に声だけで演じ上げた栗山だが、「声優に呼ばれて毎回思うことは、声だけの演技は感情的になることで多少ニュアンスは変わると思いますが、声量の大小だけでは表現の調整に限界があるとうことですね」と実写作品との差異を指摘。「がっかりさせたくないので、余計にプレッシャーで(笑)」と胸の内を明かすが、実写経験が多いゆえに声優業の高いハードルを自覚しているようで、全身を使う表現者の俳優にとって、声だけの演技は丸腰で戦いに出ていくようなものだとも。「自分が演者として映画やドラマ、舞台に出ている時でさえ声の重要性を認識しているので、そこに特化している仕事は本当に難しいです。ただ簡単な作業ではない分、毎回発見もあります」。それが、「今回自分で一番驚いたことは“自然と感情的になれた”ということですね。普段怒っている演技が多いタイプですが、実は苦手です(笑)。私生活ではドラマのように激怒することがないからリアルなテンションがわからないけれど、攻撃的なカサンドラを演じていて熱を上げることに違和感を抱かなかった(笑)」と、自身の意外な一面に気づいたという栗山。「それが本当に意外で。だから意外な栗山千明が観られますよ(笑)」。『ドラゴンエイジ -ブラッドメイジの聖戦-』2012年5月25日(金)、リリース取材・文・写真:鴇田 崇ヘアメイク:a t s u. c oスタイリスト:ume
2012年05月24日女優の栗山千明が海外の人気RPGを映画化した『ドラゴンエイジ -ブラッドメイジの聖戦-』(曽利文彦監督)で声優として長編アニメーションに初主演することになり、12月7日(水)、共演する谷原章介、GACKTと共に都内の教会で製作発表会見を行った。栗山さんは、谷原さんと共演した『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』など長編アニメでの声優経験はあるが、主演は初めて。無類の“アニメ好き”として知られ「とても光栄。本気で取り組みましたし、絶対的に見応えがある作品だと誓います」と熱っぽくアピールした。リアルな描写とハードな世界観が絶賛され、全世界で600万本を売り上げた傑作RPG「ドラゴンエイジ」シリーズを、曽利監督を始めとする“アニメ大国”日本のトップ・クリエーターによりCGアニメ化。世界を統治する“教会”に仕える女騎士・カサンドラ(栗山さん)が、教会をめぐる巨大な陰謀の鍵を握る少女を守るため、気のいい魔法使い・ガリアン(谷原さん)と共に壮大な冒険と戦いに巻き込まれる。GACKTさんは2人を追う騎士団のリーダー、ナイトコマンダーを演じる。栗山さんは「ストーリーもキャラクターも人間味にあふれているので、実写のお芝居のように取り組める部分も多かった。曽利監督からいろんなご提案をいただき、だんだん思い切り良く演じることができたから楽しかったです」と手応え十分。アクションシーンの多さも見どころで「実際に体を動かしながら、アフレコしたんです」と身も心もカサンドラになりきっていた様子。谷原さんは『ベクシル −2077日本鎖国−』で曽利監督とタッグを組んでおり「今回も信頼感があって、迷うことはなかった」。シーンによっては、まだ映像が完成していない部分もあったが「その分、表情やニュアンスなど、監督が的確なアドバイスをしてくださるので、すべてを委ねることができた」と満足そうな表情だ。一方のGACKTさんは「“リアル・ダークファンタジー”という言葉の意味を理解していただける作品」と完成間近だという本編に早くも太鼓判。主題歌「Until The Last Day」も手掛けており、「いつか消えてしまう命を全うしてみよう。そんな映画のテーマに沿った楽曲になった」と自負していた。そんな3人に対して、曽利監督は「それぞれのキャラクターを、それぞれのクリエイティビティで作り上げてくれた。声だけでキャラクターを自分のものにしているし、製作にあたるスタッフも映像がイメージしやすい」と大絶賛。「アクションが見どころだが、一番意識したのはドラマ性とのバランス」と語り、最先端のCGアクションと奥深いストーリー描写が融合した本作の完成が待ちきれない様子だった。『ドラゴンエイジ -ブラッドメイジの聖戦-』は2012年2月11日(土)より全国にて公開。■関連作品:ドラゴンエイジ -ブラッドメイジの聖戦- 2012年2月11日より全国にて公開
2011年12月07日2010年4月9日に永眠した井上ひさしの70近い戯曲の中から8作品を、蜷川幸雄、栗山民也、鵜山仁、長塚圭史の4人が演出し、『井上ひさし生誕77フェスティバル2012』として開催されることが決定した。なお、長塚は井上戯曲初挑戦となる。『十一ぴきのネコ』チケット情報このフェスティバルは、2011年11月16日に井上ひさしが77歳の誕生日を迎えることを祝い、2012年に喜寿のフェスティバルとして開催を予定していたが、趣向を変えて“生誕77年のフェスティバル”として開催することとなった。生前、井上ひさし自身もこのフェスティバルについて「それは、大変おもしろいね」と楽しみにしていたそうで、今回、井上戯曲とつながりの深い演出家や、生前に親交のあった関係者らが協力する形での実現となる。なお、フェスティバル参加作品は以下のとおり。公演は1年を通じて上演される。・長塚圭史…『十一ぴきのネコ』紀伊國屋サザンシアター1月・鵜山 仁…『雪やこんこん』紀伊國屋サザンシアター2月、『芭蕉通夜舟』紀伊國屋サザンシアター8月・栗山民也…『闇に咲く花』紀伊國屋サザンシアター4月、『藪原検校』世田谷パブリックシアター6月、『組曲虐殺』天王洲・銀河劇場12月・蜷川幸雄…『しみじみ日本・乃木大将』彩の国さいたま芸術劇場7月、『日の浦姫物語』Bunkamuraシアターコクーン11月チケットは東京・紀伊國屋サザンシアターの『十一ぴきのネコ』が10月29日(土)より発売。上演スケジュールは2012年1月10日(火)から31日(火)まで。その他の公演は詳細が決定してからの発売。
2011年10月11日戸田恵梨香&加瀬亮主演の人気ドラマの映画化として注目を集める『SPEC〜天〜』に栗山千明がある任務を負った捜査員の役で出演することが明らかになった。未解決事件の解決のために公安部に設立された「未詳事件特別対策係」、通称“ミショウ”。IQは高いがなぜか常に餃子くさい当麻紗綾(戸田さん)と、かつてSIT(警視庁特殊部隊)に所属した精鋭ながら、ある事件をきっかけに未詳に転属となった瀬文焚流(加瀬さん)が、未来予知や千里眼、人の心を読むなどといった普通の人間の能力をはるかに超えた特殊能力によって引き起こされた犯罪の捜査に挑む。かつての人気ドラマ「ケイゾク」(TBS)の続編という位置づけで昨年放送され、特殊能力(SPEC)を持つ者たちによる犯罪の謎解きや戸田さんと加瀬さんの“キレキャラ”による掛け合いが人気を呼んだ。今回、この映画版より登場する栗山さんが演じるのは、CIRO(サイロ/内閣情報操作室)特務班の一員である青池里子。帰国子女にして大人の色香全開の里子だが、かつてSITに所属していた経歴があり、ある事件の捜査のために未詳を訪れる。いきなり「里子」、「焚流」と互いをファーストネームで呼び合い、過去に何らかの関係があった様子の瀬文と青池に、当麻は心穏やかならず…。キレキレの名コンビに青池が加わることで、ドラマでは見られなかった三角関係が展開することに?栗山さんは「出演が決まったときは、ドラマシリーズに出演しているみなさんがとても個性的なので、私はどんな役なのか楽しみでした。撮影は、私は新参者なので緊張しています(笑)。『SPEC』は独特の世界観があるので、その中で自分がどういう立ち位置にいたらいいか考えながら、撮影に臨んでいます」と意気込みを語る。青池里子というキャラクターについては「里子は帰国子女で日本語があまり得意ではない、という設定を撮影初日の直前に聞かされまして(笑)、セリフを台本のまま覚えていたら、現場で全然変わっていて驚きました。『間違った日本語』の言葉が多くて、わざと間違えて言うのが意外と難しいなと思いました。あと、里子はアクションのシーンもいくつかあって、私はわりと苦手なので、カッコ良く決めたいなと思っています」と語っており、キャラクター、アクション両面で新たな栗山さんの一面が見られそう。なお、映画の直前にはスペシャルドラマ「SPEC〜翔〜」も放送されることになっており、映画と合わせて新たな敵の存在や、ドラマシリーズのラストに残された謎の答えが描かれる。『SPEC〜天〜』は2012年春、全国東宝系にて公開。■関連作品:SPEC〜天 (仮題) 2012年春、全国東宝系にて公開■関連記事:戸田恵梨香&加瀬亮「SPEC」映画化決定!スペシャルドラマと合わせて謎が明らかに
2011年09月16日映画『ブラック・スワン』の特別試写会が4月27日(水)、都内で行われ上映前に東京バレエ団のプリマドンナとして活躍する上野水香と女優の栗山千明がトークショーを行った。チャイコフスキーの「白鳥の湖」をモチーフに、“白鳥”のパートと“黒鳥”のパートを演じ分けるプリマドンナの座をめぐり、ライバルへの嫉妬や憧れから、ねじれた友情を発展させ、変貌していくバレリーナの姿を描いた本作。主人公のニナを演じたナタリー・ポートマンに悲願のアカデミー賞主演女優賞をもたらした作品でもある。この日は上野さんが純白、栗山さんが黒のドレスに身を包んで登場。ひと足先に作品を鑑賞した栗山さんは、ナタリーの演技について「鳥肌が立ちました。3か月ほどバレエの練習をしたと聞きましたが、3か月でそこまで?とびっくりしました」と興奮気味に感動を伝えた。上野さんも「短い間にバレリーナらしさを身につけていて、表現者として素晴らしいと思いました。演じることに全生命を懸けているということが伝わってきて感動しました」と大絶賛。上野さん自身、幾度となく「白鳥の湖」のプリマを務めあげてきたが「知れ渡った作品であり、いろんな人が踊ってきたので、プレッシャーも大きい。技術的にも難しいし、2役を演じるという課題もあります」とその難しさを明かす。その上で「対照的な白鳥と黒鳥ですが、“善”と“悪”ではなく、どちらも美しく魅力的。黒鳥を演じるときは、王妃をだますのを楽しむ、小悪魔的な役作りをしています」と笑みを浮かべた。栗山さんも幼少期にクラシックバレエを習っていたそうで「いまでもやっていてよかったと思います。モデルとしての見せ方、女優としての芝居などいろんなところで活きています」と明かす。ちなみに栗山さんは白鳥?それとも黒鳥?という問いには「憧れは黒鳥ですが…近いかというとそうでもないですね。かといって白鳥でもないし…」と苦笑交じりに答えていた。ナタリーは本作の振り付けを担当したフランス人振付師のバンジャマン・ミルピエと婚約し、現在、彼との間の子供を妊娠中だが、上野さんはミルピエによる振り付けについて「現代的で斬新。個性的で興味深いです」と語り、プロの視点から映画の見どころを明かしてくれた。『ブラック・スワン』は5月11日(水)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ブラック・スワン 2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.■関連記事:ナタリー&アシュトン “セフレ”の2人の独占インタビュー思わぬ“失言”に…ナタリー・ポートマンが悩める義母役を熱演!『水曜日のエミリア』予告編先行到着N・ポートマンが黒い狂気で舞う『ブラック・スワン』試写会に10組20名様ご招待【シネマモード】ドレス姿で受賞者がわかる!?オスカー・ファッションN・ポートマンディオールデザイナー、J・ガリアーノの人種差別発言に嫌悪感を表明
2011年04月27日8月21日(土)公開の映画『NECK ネック』に出演している栗山千明の朗読によって6月に4週にわたってラジオドラマとしてTOKYO FM「RADIO DRAGON」でオンエアされた、作家・舞城王太郎(映画原案)の書き下ろし短編小説「NECK a story」が未公開の新エピソードとあわせて公式サイトで配信されることが決まった。映画はお化けを作り出す研究を進める大学院生・杉奈と、彼女の実験に巻き込まれた彼女に恋する後輩、人気作家、その担当編集者らの恐怖体験を描いた“胸キュンホラー”。舞城王太郎が原案を担当しており、同じモチーフによる別の物語が舞台としてすでに上演されているほか、異なる複数の物語の文庫化、劇中の人気作家・越前魔太郎の名義による小説の雑誌への掲載など、様々なメディア展開が行われる。今回、配信が決まったラジオドラマは、映画同様“ネック”すなわち“首”をモチーフに舞城さんが書き下ろした短編小説を、自身、舞城さんの大ファンという栗山さんが朗読する形でラジオドラマとして放送されたもので、6月の放送時は第1話から4話がオンエアされ、今回、新たに未公開の第5話を加えて配信される。ちなみに、こちらの短編小説は、先日より「NECK」というタイトルで講談社より刊行された文庫の中に「NECK a story」の名で所収されている。ラジオドラマは7月29日(木)より公式サイト上で配信開始。映画『NECK ネック』は8月21日(土)よりシネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて公開。映画『NECK ネック』公式サイト■関連作品:NECKネック 2010年8月21日よりシネマサンシャイン池袋、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010『NECK』製作委員会■関連記事:お化けが生まれる仕組みを科学する?『NECK』特別映像が到着相武紗季、溝端淳平らがネック・マシーン除幕式でくいだおれ太郎と対面!舞城王太郎が『NECK』Twitter上で新小説の連載をスタート!小松彩夏5年間の“初恋”は「気持ちを確かめ合っただけ」ドキドキを体験!『NECKネック』カップル限定試写会に45組90名様ご招待
2010年07月29日