3月2日(金)に開幕するブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』の公開リハーサルが東京国際フォーラム ホールCにて行われ、主演の藤原紀香がラブシーンを熱演した。ブロードウェイ・ミュージカル「キャバレー」 チケット情報本作は、ナチズム台頭前夜のドイツ・ベルリンにあるキャバレー“キット・カット・クラブ”を舞台に、歌姫サリー・ボウルズ(藤原)やアメリカ人作家クリフォード・ブラッドショー(大貫勇輔)ら登場人物たちが、信じる道を力強く生きる姿を描いたミュージカル。2010年に藤原紀香を主演に迎え上演された本作。ファンの熱い要望に応え再演される。リハーサルで公開されたのは、恋仲になったサリーとクリフが、幸せな暮らしへの希望を見出そうとするシーン。ベッドに横たわる藤原を大貫が優しく抱擁、しばらく見つめ合うふたりは熱いキスを交わし、愛を確かめあった。その後、新しい人生のスタートを歌った『今度こそ』を藤原がダイナミックに熱唱し、豊かな美声をふるわせた。また、ミステリアスなストーリーテーラーのMC役を演じる諸星和己は、『マネーマネー』でコミカルでキレのあるダンスと歌を披露した。再演となる藤原は「初演の時はいろいろ考えちゃったけど、プレッシャーは全然ないの。今回は伸び伸びとサリーの人生を生きれていると思います」と役柄さながらに自信をのぞかせた。諸星は「観に来てくださっているお客さんとの距離を初演よりも縮めたいです。それが僕の役割なので。自分がどこまで成長しているか確かめつつ演じてみたいと思います」と意気込みを語った。今回が初参加の大貫は「ベテランの方たちについていくのは大変で、脳みそが沸騰するような毎日でした。でもやっとクリフという役を形作れたと思います」と手ごたえを感じているようだった。本作の見どころについて「『キャバレー』という作品が問いかけてくるメッセージを感じて、つかみ取ってほしい」と口をそろえる3人。上演を待つ緊張感が漂う中、自然と笑顔もこぼれ、準備は万端のようだ。ブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』は、3月2日(金)から18日(日)まで東京国際フォーラム ホールC、3月23日(金)・24日(土)石川・北陸電力会館 本多の森ホール、3月30日(金)・31日(土)・4月1日(日)大阪・梅田芸術劇場 メインホール、4月7日(土)・8日(日)愛知・中日劇場にて上演される。チケットは発売中。取材・文:門宏
2012年03月02日長野県軽井沢町のコンサートホール「軽井沢大賀ホール」の初代芸術監督に世界的指揮者のダニエル・ハーディングが就任した。「軽井沢大賀ホール」の公演情報軽井沢大賀ホールは、ソニー名誉会長でクラシック音楽にも造詣の深かった故・大賀典雄の寄贈によって2005年4月に開館。国内外から一流演奏家を招聘し、上質の音楽を発信してきたが、7年目を迎える2012年、さらに芸術性を高めるため芸術監督制を導入することを決定。その初代の芸術監督として、大賀典雄が生前からその才能を高く評価していた指揮者のダニエル・ハーディングを迎える。1975年イギリス生まれの指揮者ダニエル・ハーディングは、1994年にバーミンガム市交響楽団を指揮してプロ・デビュー。1996年にはベルリン芸術週間にて世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルと初共演。同年、ロンドンの音楽祭「BBCプロムス」に史上最年少指揮者として登場するなど、若くして楽壇の最高峰で活躍。次代を担う巨匠候補のひとりと目されている。昨年8月に軽井沢大賀ホールで行われた大賀典雄の追悼演奏会では、東京フィルハーモニー交響楽団と東京オペラシンガーズを率い、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付」を指揮している。「初めて軽井沢大賀ホールを訪れ、大賀典雄さんにお会いしたのは2005年のことでした。大賀さんご自身にホールを案内して頂きながら彼の思いを直接伺うことが出来ました」と故人との思い出を語ったハーディング。芸術監督就任にあたり「このホールはこの上なく静寂で音だけに集中できる空間が保たれている場所。世界にふたつとなく、聴衆により近いホールです。尊敬する大賀さんの遺した素晴らしいコンサートホールを世界中にアピールすると同時に、より一層芸術性の高いホールになるよう監修していきたい」と抱負を述べた。ダニエル・ハーディングの軽井沢大賀ホール初代芸術監督就任は、4月1日(日)より。同ホール主催公演の企画運営に携わる予定だ。
2012年02月22日今年で4回目を迎える「沖縄国際映画祭」のプログラム発表記者会見が2月21日(火)、吉本興業東京本部(東京・新宿)にて行われ、出品作品に出演する「EXILE」のAKIRAや、徳井義実(チュートリアル)、又吉直樹(ピース)らが出席した。「Laugh & Peace」をコンセプトに沖縄で誕生した本映画祭。昨年は3月11日の東日本大震災の発生直後の開催となったが復興支援のチャリティを柱に様々なイベントを行ない、吉本興業所属のタレントを始め多くの著名人が参加し、全国の自粛ムードに風穴を開けた。今年は昨年を上回る作品数並びに新たなプログラムも加わり、3月24日(土)から31日(土)の日程で開催される。「Laugh」部門と「Peace」部門で構成される長編部門には300本もの作品がエントリーされ、その中から厳選された26本(各部門13本)が上映される。Peace部門出品の『ワーキング・ホリデー』主演のAKIRAさんは元ヤンキーでホストの父親役を演じるが、「父親役は初めてです」と少し照れくさそう。さらに「EXILEに入る前ですが、ホストクラブに行ったことがあったんですが、そこが今回の撮影に偶然使われてまして、すんなりと空気感に入り込めました」と明かした。徳井さんは人気漫画を原作にした主演作『莫逆家族 バクギャクファミーリア』で金髪に変身を遂げており、昨年来、バラエティ番組などでも話題を呼んでいた。「メインの格闘シーンは2月でしたが丸3日間、びしょぬれで撮影してしんどかったです」と苦笑交じりにふり返った。映画以外では女性のためのコンテンツとして「“ちゅらいい”GIRLS UP!ステージ」と題して、ビーチに特設されたステージでのファッションショー、アーティストライヴなどが行われる。この日は、ショーに参加するモデルでタレントの鈴木奈々が登場。「沖縄をイメージした」とこの日の衣裳のポイントを語る鈴木さんだが、沖縄のイメージとはかけ離れた毛の帽子など、いまいち“沖縄感”が伝わらないファッションに司会の藤井隆も困惑。交際を公言している彼氏について「ぜひ一緒に来てほしいです」と笑顔を見せたが、藤井さんから「掛け算の7の段」をお題に振られると「7×1=7、7×2=12…あれ…(笑)?」と珍解答でそのまま退去となった。ちなみに、藤井さんは芸人が講師となって映画を様々な角度から学ぶ「桜坂映画大学」の学長に就任。藤井さんのほか「ピース」綾部祐二や椿鬼奴、なだぎ武ら吉本興業所属の豪華メンバーが講師を務める。ほかに高さ14メートル、幅26メートルの世界最大規模の移動式スクリーンをスイスより輸送し、“オープンエアスクリーン”としてビーチでの屋外上映が行われることも明らかになった。第4回沖縄国際映画祭は3月24日(土)~3月31日(土)にて開催。「シネカフェくんのふらっと映画祭」特集■関連作品:莫逆家族バクギャクファミーリア 2012年9月、全国にて公開© 2011「莫逆家族」製作委員会■関連記事:30代限定!『莫逆家族バクギャクファミーリア』モニター試写会に10組20名様をご招待
2012年02月21日アニメソングをテーマにした音楽フェスティバル「A FES 2012 -アニソン フェスティバル-」が3月24日(土)に幕張メッセ 国際展示場 9・10・11ホールで開催。このほど、本イベントの出演アーティストが追加発表された。「A FES 2012 -アニソン フェスティバル-」開催情報今回新たに出演が決まったのは、angela、OLDCODEX、茅原実里、nano.RIPE、妖精帝國の5組。これで、すでに発表されていたALI PROJECT、GRANRODEO、黒崎真音、JAM Projectとあわせて9組のアーティストの参加が最終決定した。オフィシャルHPでは今回の最終発表にあわせて、WEB特別抽選先行を2月20日(月)午後7時から23日(木)午後11時59分まで受付ける。
2012年02月20日キム・キュジョン(SS501)とソンモ(超新星)がダブルキャストで主演を務める話題の韓国ミュージカル『宮』が、東京国際フォーラム ホールCで上演中だ。『宮』は、「もしもまだ韓国に皇室が続いていたら…?」という斬新な設定の韓国の人気少女マンガを原作にした皇室ラブ・ストーリー。皇太子のイ・シンと普通の女子高生から皇室に嫁ぐ“シンデレラ・ガール”のシン・チェギョンと、互いに違う環境で育った身分が違う男女の恋と成長を描く。12月24日(土)からイ・シン役を演じるキム・キュジョンに話を聞いた。「ミュージカル宮」公演チケット情報同作は、2010年秋に韓国でミュージカル化され、ユンホ(東方神起)がイ・シン役を熱演し、韓国・日本をはじめアジアで話題となった。そして、キム・キュジョン主演で、今年6月に京都、9月に韓国で再演され、好評を受け、東京での上演が決定。キム・キュジョンは3度目のミュージカル挑戦となる。「京都の時はミュージカルが初めてで、ソウルの時は韓国でミュージカルの舞台に立つのが初めてで緊張しました。今回は細かいところに気をつけて、新しい一面も見せられるように、細かい動き一つひとつについて考えて準備してきました。緊張よりも楽しみのほうが強いですね」と舞台を心待ちにしているようだ。イ・シン役も3度目となり、演技の変化を訊いてみた。「最初はクールだけど、最後は優しい男になるというのは、同じですが、今回はすごく細かいところにシンの性格が出ると思います。たとえば、チェギョンとケンカ別れした後のシーンで、今までのシンはただひたすら怒ってました。でも、これまでシンを2回演じながら、シンも実は悲しいのでは?と思ったんです。これまでが、我が強くて孤独なシンだとしたら、今回は心の内側に淋しさを抱えたシンというのを見ていただけると思います」と、よりキャラクターの心情に迫るようだ。「ミュージカル 宮」の魅力とは何だろうか?「初めに東方神起のユノ先輩が主演してから今まで、長い公演を経て、このミュージカルは成長してきました。本当に面白い作品だし、演じていても楽しいミュージカルです。“18歳の恋愛”がテーマなので、観ている方も初恋や学生時代の甘酸っぱい恋愛を思い出していただけるのでは?今回は“18歳の恋愛”をきちんと見せたいです。前よりグッと子どもっぽいところも増えたし、コミック原作らしく“マンガ的な表現”も多くなりました。そういうところが、このミュージカルの面白味なんじゃないかな」。「ミュージカル 宮」は、2011年12月30日(金)まで、東京国際フォーラム ホールCにて上演。なお、24日(土)・25日(日)には、キム・キュジョンら出演者によるアフタートークが決定している。チケットは発売中。なお、このインタビューの完全版は、@ぴあインタビュー(にて掲載。キム・キュジョン自身の恋愛についても語っている。
2011年12月23日超新星のソンモとSS501のキム・キュジョンがWキャストで主演を務める話題の「ミュージカル 宮(クン)」。この舞台が12月16日、東京国際フォーラム ホールCで開幕した。「ミュージカル宮」公演チケット情報『宮』は、「もしもまだ韓国に王室が続いていたら…?」という斬新な設定の韓国の人気少女マンガを原作にしたシンデレラ・ストーリー。お互いに違う環境で育った身分が違う男女の恋と成長を描く。舞台では、原作の持つポップさと、王室の豪華絢爛な独特の世界観が、ミュージカルならではの臨場感で表現されている。初日公演で主演を務めたソンモは、ミュージカル初挑戦ながら、堂々とした演技と安定した歌唱力で主役の皇太子・シン役を熱演。迫力のダンスシーンやキャストたちの日本語のアドリブなども見どころだ。ソンモは12月23日(金・祝)まで出演し、24日(土)からはキム・キュジョンが登場する。キム・キュジョンは、今年6月に京都、9月に韓国での再演に続き、シン役が3度目となり、完成度の高さに注目が集まる。「ミュージカル 宮」は、12月30日(金)まで、東京国際フォーラム ホールCにて上演。24日(土)・25日(日)には、キム・キュジョンによるアフタートークが決定している。チケットは発売中。
2011年12月19日韓国・ソウル、京都で上演され、人気を集めた『ミュージカル 宮』がいよいよ12月16日(金)、東京国際フォーラム ホールCにて開幕する。『ミュージカル 宮』のチケット情報『宮』は、「もしもまだ韓国に王室が続いていたら…?」という斬新な設定で、韓国で大ヒットを記録した人気少女マンガが原作の皇室ラブ・ストーリー。2006年にドラマ化され、世界23か国で放送。2010年秋にはミュージカルにもなり、東方神起のユンホが皇太子・シン役を演じて、アジアで話題となった。また、SS501のキム・キュジョンが主演で、今年6月に京都、9月に韓国で再演された。本公演では、前回に引き続き、皇太子・シン役を演じるキム・キュジョンと超新星のソンモによるWキャストが話題だ。現在、チケットぴあでは、Facebookにて 「ミュージカル 宮」にキャッチコピーをつけよう!」キャンペーンを実施中。チケットぴあのFacebookページにてキャッチコピーを募集している。投稿されたキャッチコピーの中から最も優秀な作品をチケットぴあで紹介する。キャッチコピー受付は12月16日(金) まで。『ミュージカル 宮』のチケットは現在発売中。
2011年12月07日都心で大型セール開催!12月18日、東京国際フォーラムで、ヨーロッパの一流ブランドをメインに取り扱うファミリーセール・SUN FAIRの「クリスマスフェア2011」が開催される。海外ブランドの輸入・販売を行うサンモトヤマが主催するもので、商品は通常の30~70%オフで提供されるそうだ。レディース&メンズウェアをはじめ、バッグ、シューズ、時計などのファッション小物にチョコレートや食品などまで、さまざまなインポートブランド商品が扱われるとのこと。これまでのセールでは、ETRO、OROBIANCO、LATRAMODA、RIEDEL、Lupo Baecelonaなどが参加している。招待手続きをとって会場へGo!クリスマスのウィンターセールということで、特集コーナーにはコートやカシミヤ製品、マフラー&手袋などのアイテムが充実。18日当日の13時からは、商品が70%オフから販売される「アフターヌーンチャンス」や、よりお買い得な特別価格商品を会場奥の特設コーナーに集めた「ウィンターチャンス」など、限定の企画も予定されているそうだ。開催は10:30~17:00。ファミリーセールということで、招待状が必要だが、郵送の受け付けは14日まで、携帯メールでの入場券もOKで、公式サイトのQRコードからアクセスして手続きができる。この機会に、お得にファッションやジュエリーアイテムをGetしてみては。元の記事を読む
2011年12月05日クラシカル・クロスオーバーグループ、ESCOLTA(エスコルタ)が、来年2月にシリーズ・コンサート「Singing Drama」を東京国際フォーラム ホールCにて開催する。「ESCOLTA」の公演情報ESCOLTAは、ポップスボイスの結城安浩、バリトンの吉武大地、テノールの田代万里生の3人のソロ・ボーカリストによるグループ。2007年にアルバム『愛の流星群』でメジャーデビューし、美しく重厚なアンサンブルで注目を浴びた。シリーズ・コンサート「Singing Drama」はデビュー前より続く公演で、彼らのドラマチックな1曲1曲を通して、観客とともに物語を感じてもらおうというコンセプトで名付けられた。ジャンルの異なる3人の声が童謡や唱歌を奏でる“日本の歌”も人気のひとつだ。デビュー5周年となる2012年に開催する「Singing Drama 2012」では、これまでの集大成であるとともに、これまで歌ってこなかった童謡でも唱歌でもないカバー曲にも挑戦したいそうだ。リーダーの結城は、「ESCOLTAの集大成であることはもちろん、新しいESCOLTAを観ていただいてもっと愛してもらえるようにできたらと思っています。ぜひ生で体感していただきたい」とコメントした。「Singing Drama 2012」は、2012年2月10日(金)東京国際フォーラム ホールCにて開催。チケットは11月12日(土)10:00より一般発売。
2011年11月11日ブラッド・ピット最新主演作『マネーボール』のジャパンプレミアが9日に東京国際フォーラムで開催され、昨日家族そろって来日したピットが、パートナーのアンジェリーナ・ジョリーと共に出席した。その他の写真詰めかけたファンから大きな歓声のあがる中、ふたりはレッドカーペットを練り歩き、サインや握手を求める観客に笑顔で応じた。ピットは、そのあとの舞台あいさつにも登壇。製作に4年をかけた本作でピットは、実在の人物ゼネラルマネジャーのビリー・ビーンを演じているが「彼に実際に会うと気が合って、笑い話もできたので、彼の物語を公平に伝えることができたと思う」と語り、本作が賞レースで注目を集めていることについては「映画を作るときは、いまの時代に合うメッセージであるかどうかを考えている。賞はそれについてくるもの」とだけ回答した。本作は、被災地の野球少年を応援するプロジェクトを行っており、野球ボール4159個が日本全国から集まった。当日はピットが、代表として登場したリトルシニア東北連盟宮城県支部の野球少年たちに、自身のサインを入れたボールを贈呈し「震災のことをニュースで知りとても驚き、心が痛みました。野球選手などのアスリートたちや映画に関わる我々が少しでも“癒しの時間”を提供できれば」と励ましの言葉をおくった。本作は、膨大なデータ分析を駆使して新たな野球理論を提唱し、低予算の弱小球団を最強のチームに作り上げたメジャー・リーグ球団、オークランド・アスレチックスのゼネラル・マネージャー、ビリー・ビーンの偉業を描いた伝記ドラマ。『マネーボール』11月11日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2011年11月10日第24回東京国際映画祭が10月30日、各賞を発表し閉幕。フランス映画『最強のふたり』が最高賞にあたる“東京サクラグランプリ”と最優秀男優賞の2冠を達成したほか、役所広司と小栗旬が初共演した日本映画「キツツキと雨」(沖田修一監督)が審査員特別賞に輝いた。沖田監督は「今回、コンペティション部門で日本映画は一本だけだったので、大きなプレッシャーだった。『頑張って』と言われても、もう映画は作り終わっているし……。お客さんの良い反応を見て、もう十分と思う反面、やはり無心ではいられなかった。地方ロケをお手伝いしていただいた皆さんにお礼が言いたい。また、ここに帰ってこられるように頑張りたい」と受賞の喜びを語った。2部門を制した『最強のふたり』の関係者は来日を果たせなかったが、エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ両監督が「日本公開に合わせて、ぜひ東京にうかがいます。とってもうれしいです。ありがとう東京」とメッセージを寄せた。同作は実話を元に、事故で首から下が麻痺した富豪と、彼の介護をすることになった出所したての黒人青年の衝突と交流を描いたヒューマンコメディ。授賞式終了後には、コンペティション部門の審査員が総評会見を行い、審査委員長のエドワード・R・プレスマンをはじめ、女優のファン・ビンビン、小林政広監督らが出席。「『最強のふたり』『キツツキと雨』『プレイ』の3本が最終候補となり、賞を絞り込むのが大変だった。結果には満足している。」(プレスマン氏)。「私は秘密を保ち続けることが苦手。だからやっと最終日になりホッとしています。受賞結果は、完璧なエンディングを迎えることができた」(ビンビン)と語る一方、小林監督は「芸術性に富んだ刺激的な作品はほとんどなかった」と厳しい意見だ。実際、満場一致だった賞はないといい、プレスマン氏も「どれも水準が高い分、抜きん出た作品がなかったのは確か」と分析。最終的には政治性、作家性、エンターテインメント性といった要素の“バランス”を重要視したと説明した。ちなみにプレスマン氏によると、「素晴らしい作品だが、『キツツキと雨』はグランプリを与えるにはライト過ぎた」とのこと。今年は東日本大震災を受けて「信じよう、映画の力」をテーマに掲げた東京国際映画祭。9日間の会期中、315回の映画上映が行われ、観客動員は4万1648人。TIFFCOMをはじめとする関連イベントに約17万人を動員した。依田巽チェアマンは「来年25回を迎える中で、今年は確実な進化を感じた」と手応え十分。今後も映画祭のテーマである作品力、情報発信力、そして“日本の力”を世界にアピールしたいとし、閉幕を宣言。公式クロージング作品として、ブラッド・ピット主演最新作『マネーボール』(ベネット・ミラー監督)が上映された。
2011年10月31日今年で24回目を迎えた「東京国際映画祭」(開催中)の大きな取り組みの一つに、若年層へのアピールが挙げられる。趣味の多様化によって、映画離れが進んでいる若い世代に“映画を見ること”、そして“映画を通して世界を知ること”の喜びと楽しみを体験してもらおうと、あの手この手のアプローチが展開中だ。チケットブースの様子まず、発表直後から大きな話題を集めた“学生当日券500円”の割引制度(公式オープニング作品・特別オープニング作品・公式クロージング作品は除く)。一般料金1000円のところ、当日券購入の際に劇場窓口で学生証を提示すれば、半額の500円で国内外の話題作を鑑賞できるのは、実際うれしい試みだ。「朝早くから若いお客様が当日券の列に並んでいる姿を見かけますし、映画祭全体を見渡しても、例年より若い方が多い印象です」(尾上朝美さん/東京国際映画祭事務局コミュニケーション広報グループ宣伝チーム)。尾上さんによれば、前売り券が完売した上映も当日券は発売されるため、「ダメ元でチャレンジしたら、チケットが取れたと喜んでらっしゃる学生さんも。社会人に比べて、時間の融通も利くと思いますので、ぜひ学生のみなさんはチャレンジしてみてはいかがでしょうか」とのこと。ぜひ来年以降も実施してほしい学生の“特権”である。今年は、映画祭を応援するために結成されたイケメン軍団“TIFF BOYS”も活躍中だ。メンバーはミュージカル『テニスの王子様』でブレイクした佐藤永典、第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのグランプリ受賞者である竹内寿、第3回D-BOYSオーディションで準グランプリを受賞した牧田哲也の3人。ライフスタイルマガジン『Time Out Tokyo』誌とコラボレートした『TIFFパーフェクトガイドブック』をはじめ、各メディア上で映画祭をPRしている。また、7名の大学生で構成された“TIFF 学生応援団”は公式ブログ上で連日、イベントレポートを掲載したり、映画祭スタッフにインタビューを試みたりと大忙し。こだわりは“学生目線”。会期中は、六本木ヒルズ内で行われる公式記者会見にも足を運び、国内外の映画人に積極的に質問をぶつける姿も見受けられる。そんな彼らの姿は、少なからず海外の映画関係者の記憶に残ることだろう。こうした挑戦によって、東京国際映画祭が日本の映画文化の未来を担う若い世代にとって、より気軽に足を運べる映画祭になることを期待したい。「第24回東京国際映画祭」30日(日)まで開催中
2011年10月27日現在、東京・六本木ヒルズをメイン会場に開催されている「第24回東京国際映画祭」では、3月に発生した東日本大震災を受けて“TIFF ARIGATO プロジェクト”が展開中だ。震災の影響で、当初は中止や規模縮小も検討されていた同映画祭が「人に夢と希望を与える素晴らしい芸術文化である映画を通して、喜びや感動、勇気を届けることが役割」とし、日本復興に貢献しようとさまざまな支援活動に取り組んでいる。その他の写真今年は会場周辺で募金箱を持ったスタッフの姿を多く見かける。取り組みの一つである“TIFF ARIGATO 募金”だ。2008年から実施されているグリーン募金の延長として、“緑の東京募金”、“木下の森”、“ローソン緑の基金”に加えて、被災地での映画上映を行っている“シネマエール東北”の4団体に寄付することを目的に、映画祭会期中に募金活動が行われている。募金をすると緑リストバンド・TIFF ARIGATOバンドがもらえ、復興支援への参加感、一体感をより実感することができる。また、映画祭の公式サイトではチャリティーオークションも実施されており、特別オープニング作品『1911』に主演するジャッキー・チェンの直筆サイン入りTシャツなどが出品中。もちろん売上収益は募金として寄付される。また、「震災を越えて」と名づけた特別上映枠が急きょ設けられ、『がんばっぺ フラガール!~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』(小林正樹監督)、『ギリギリの女たち』(小林政広監督)など被災地発の映画を上映。現地の状況と、そこに暮らす人々の前向きな姿を知ることで、関心を高め、募金だけではできない精神的なサポートを目指す。10月25日には招待制の特別上映会「TIFF in 仙台」がMOVIX仙台で開催され、『ハルのふえ』『ステキな金縛り』『カイジ2 ~人生奪回ゲーム~』『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』を一般公開に先駆け上映。当日は『ステキな金縛り』の三谷幸喜監督と西田敏行が、会場で舞台あいさつに立ち、「東北が元気になる手助けになれば、この上映会は意義あるものだと思う」(西田)、「コメディ映画は勇気とパワーを与えるもの。この作品が元気の源になれば光栄です」(三谷監督)と現地にエールを送った。「今回は映画の持つ力、夢、希望を与えられる映画祭にしたい。“TIFF ARIGATO プロジェクト”をテーマに皆様に感謝を伝えたい」とオープニングセレモニー(22日)で挨拶した依田巽チェアマンの言葉通り、映画祭に参加することで“できること”が数多くある。その後押しをするのが“TIFF ARIGATO プロジェクト”なのだ。「第24回東京国際映画祭」30日(日)まで開催中
2011年10月26日今年で24回目を迎えた「東京国際映画祭」が22日に、東京・六本木ヒルズで開幕。国内外のスターをはじめ、スタッフ、関係者ら約300名が毎年恒例となった“グリーンカーペット”に登場し、沿道に集まった多くの映画ファンから大歓声を浴びた。本番直前まで降り続いた雨も、すっかり上がる“強運”な幕開けを切った同映画祭が30日までの9日間、東京を映画一色に染める。その他の写真グリーンカーペットの先陣を切ったのは、自身出演100作目にあたる特別オープニング作品『1911』をひっさげ来日したジャッキー・チェン。日本語吹替え版のボイスキャストである江角マキコ、中川翔子とともにカーペットを闊歩し、ファンの声援に応えた。予定ルートを外れ、ファンに急接近する一幕もあり、持ち前のサービス精神を存分に発揮。「震災後、初めての国際映画祭だし、何があっても来日したかった。嬉しかったのは、日本の皆さんの笑顔を見たこと。(日本語で)みんな、頑張ってね」とエールを送った。もう一つの目玉である公式オープニング作品『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』に出演するミラ・ジョヴォヴィッチ、ローガン・ラーマンらが登場すると、沿道のボルテージは最高潮に。親日家として知られるミラは「“3.11”後、やっと日本に戻ってこれたことがとても光栄」と感激しきりだが、今回の日本滞在時間はわずか36時間だといい「それだけが悲しいわ」。夫であるポール・W・S・アンダーソン監督(『バイオハザード』シリーズ)がメガホンを執っており、「やっとうちの子どもたちが観られる作品を作ってくれた」と良きママぶりも披露した。震災後、ハリウッドの大物女優が東京を公式訪問するのは、これが初めて。ファンはもちろん、映画業界にとっても大きな励みになったといえるだろう。「震災後、(開催について)中止や縮小などいろいろと考えがあったが、映画が持つ普遍的な力を信じ、夢と希望を与えられる映画祭をやるべきだと考えた」と語るのは依田巽チェアマン。今年は「信じよう、映画の力」をテーマに、「TIFF ARIGATO プロジェクト」を発足し被災地復興に貢献する。期間中、上映されるのはコンペティション部門15作品をはじめ、約300本。最終日の30日には、コンペ部門の最高賞「東京サクラグランプリ」など各賞が発表される。「第24回東京国際映画祭」30日(日)まで開催中
2011年10月24日今年で24回目を迎えるアジア最大の国際映画祭「東京国際映画祭」(TIFF)が10月22日(土)より9日間の日程で開催される。錚々たるゲストの面々が来場し、多くの作品が上映されるが、何と言っても注目は、ハイクオリティーの15作品によって争われるコンペティション部門。果たして「東京 サクラ グランプリ」のゆくえは?今年のコンペ部門を楽しむうえでのキーワードは、ずばり「笑い」。全編が笑いにあふれたコメディから、ヒューマンドラマの中に随所に笑いを挟み込むことで現実の世界で起きている問題を描いたものまで、ユーモアによって時代を切り取った作品が目立つ。「年に一度の映画祭を楽しみたいけど作品がいっぱいあり過ぎて…」という方に、“笑い”という側面からコンペ作品の一部をご紹介!まずは邦画から。コンペ唯一の日本映画として、『雪に願うこと』(第18回/2005年)以来となる邦画の「東京 サクラ グランプリ」受賞の期待を背負うのが役所広司と小栗旬の共演作『キツツキと雨』(上写真)。小さな山村で暮らす武骨なきこりの男と、そこにゾンビ映画の撮影にやってきた撮影隊をまとめる気弱な若手映画監督の2人の交流が描かれる。監督は『南極料理人』で観る者を温かい笑いに包んだ沖田修一。出会うはずのなかった2人が、思いもよらない奇妙なコラボレーションを生み出していく。高良健吾、臼田あさ美、山崎努に伊武雅刀、平田満など脇を固める俳優陣にも豪華な顔ぶれが並んでいる。『別世界からの民族たち』(右上写真)は不法移民の流入に揺れる現代のイタリア、ひいてはヨーロッパ全体の共通の課題と言える「移民問題」を捉えた作品。合法的な移民が多数暮らしているイタリア北東部の美しい街。そこでお気楽な資本家たちは「移民はとっとと自分の国に帰れ!」などというメッセージをこめた、極度に人種差別的な内容を含んだショーを毎日楽しんでいたが、ある日、ショーの世界が現実のものとなり、移民たちがショーと同じように振る舞おうと決めたら…?大胆な発想でシニカルな笑いを散りばめたファンタジーとなっている。メキシコ映画『羅針盤は死者の手に』は異色のロードムービー。違法に国境を越えて兄のいるシカゴを目指すメキシコの13歳の少年の姿を描く。ある老いたラバが引く荷馬車に乗せてもらったかと思えば老人がまもなく息を引き取るなど、牧歌的な描写の中で不条理なユーモアが重なっていく。『『キツツキと雨』同様、めぐりあうはずのない2人の姿を笑いと涙を交えて描いたフランス映画『最強のふたり』は、実話に基づいた作品。事故で首から下が麻痺してしまった白人の大富豪が介護役に抜擢したのは、刑務所から出たばかりの若い黒人の青年。好みから話し方、ファッションまで2人の世界はことごとく衝突するが、やがて互いを受け入れたときにバカバカしくも最強の友情が生まれる。噛み合わない2人が繰り出す笑いにご注目!『ガザを飛ぶブタ』(左上写真)は宗教的な対立を背景に、1匹のブタと彼(?)に振り回される男の姿から平和への祈りを描いたコメディ。パレスチナの貧しい漁師がなぜか、ベトナムのブタを釣り上げてしまったところからすったもんだの騒動が始まる。パレスチナではブタは不浄な生き物とされるため、見つかる前に処分しなくてはならないのだが、一方で上手くこの豚を使えば金儲けするチャンスも。イスラエル占領下におけるガザで、葛藤しつつもたくましく生きる人々の姿を笑いと共に描き出す。ブタであることを隠すために羊のフリをさせたり、不浄な生き物に地面を踏ませないためにブタに靴下を履かせるなどユーモアたっぷり。パレスチナ人の漁師を演じるサッソン・ガーベイは、かつてTIFFでグランプリを獲った『迷子の警察音楽隊』にも出演しているが、彼自身はイスラエル人。逆にユダヤ人役の女性を演じるミリアム・テカイア自身はイスラムと、互いに逆の宗教の人物を演じているのも興味深いところ。映画祭期間中、シルヴァン・エスティバル監督とミリアム・テカイアがゲストとして来日する予定。最後に“笑い”とは別枠でお勧めしたい注目作が文豪ガブリエル・ガルシア=マルケスの息子でコロンビア生まれ、メキシコ育ちのロドリゴ・ガルシア監督の手によるアイルランド映画『アルバート・ノッブス』(写真:右)。19世紀のダブリンを舞台に、貧しい生活から逃れるために性別を偽り男性の執事・アルバートとして生きる女性の姿を描く。アルバートを演じているのは、5度のアカデミー賞ノミネートを誇る名女優グレン・クローズ。今回のTIFFでの上映が“アジアン・プレミア”となるが、世界各国ですでに絶賛の声が上がっており、彼女を本年度のアカデミー賞主演女優賞の本命に推す声も。さて栄冠はどの作品に?鑑賞券は1作品1,000円(当日学生割引:500円)。来日ゲストによる舞台挨拶やティーチインあり、観客の投票で決まる「観客賞」ありと楽しみ方もいろいろ。この機会に世界中から厳選されたハイクオリティーの作品が映し出す“時代”を感じてみては?東京国際映画祭は10月22日(土)より10月30日(日)まで六本木ヒルズをメイン会場に、都内各地で開催。特集「東京国際映画祭のススメ2011」「第24回東京国際映画祭」公式サイト■関連作品:第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会■関連記事:第24回TIFF観客賞授賞式&受賞作上映回に15組30名様をご招待北川&芦田が声優で競演『マジック・ツリーハウス』鑑賞券を10組20名様プレゼントミラ・ジョヴォヴィッチ×檀れい胸開きドレスと着物でレッドカーペットで競演!いまなお色褪せない伊丹十三監督作『スーパーの女』上映会に10組20名様ご招待東京国際映画祭を若者にアピール!イケメン3人衆「TIFF BOYS」結成
2011年10月20日韓国出身の人気グループ・超新星のソンモが、12月16日(金)より東京国際フォーラム ホールCで上演される韓国『ミュージカル 宮』(全20回公演)に出演することになった。超新星の公演チケット情報同ミュージカルは、今年6月に京都・南座で上演され、韓国アイドルグループ・SS501のキム・キュジョンが出演した。キム・キュジョンは、東京公演にも引き続き出演し、ソンモとダブル・キャストで皇太子イ・シン役を演じる。舞台は、伝統美を活かした豪華な衣裳と、コミカルなストーリー展開、ヒップ・ホップ・ダンスバトルなどが見どころ。『宮』は、「もしもまだ韓国に王室が続いていたら…?」という斬新な設定の韓国の人気少女マンガを原作にした皇室ラブ・ストーリー。韓国で2006年にドラマ化され、世界23か国で放送されるなど大ヒットした。2010年秋に韓国でミュージカル化され、東方神起のユンホが皇太子・シン役を好演し、韓国・日本をはじめアジアで話題となった。『ミュージカル 宮』は、12月16日(金)より同30日(金)まで、東京国際フォーラム ホールCにて全20回公演で上演。チケットは、チケットぴあ(にて、10月12日(水)11時まで最速抽選「いち早プレリザーブ」を受付、10月8日(土)よりインターネット先行抽選「プレリザーブ」が受付開始となる。同14日(金)10時より一般発売される。
2011年10月07日今年で24回目を迎える東京国際映画祭(TIFF)の開幕を前に、21日に会場となる六本木ヒルズで記者会見が行なわれ、東京国際映画祭チェアマン依田巽、事務局長の都島信成らと、特別ゲストとしてコンペティション部門に選出された『キツツキと雨』の沖田修一監督と主演の役所広司が登壇した。会見のもよう今年の東京国際映画祭は、公式オープニング作品にポール・W・S・アンダーソン監督のアクション超大作『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』と、特別オープニング作品として、来日も予定しているジャッキー・チェンが主演と総監督を務めた『1911』で幕を開ける。映画祭の柱、コンペティション部門はエントリー作品975本の中から選ばれた15作品が最高賞“東京 サクラ グランプリ”などの各賞を決定するほか、日本未公開作品を集めた「特別招待作品」や、アジア圏で製作された「アジアの風」など、さまざまなジャンルの作品を9日間上映。クロージング作品には、ブラッド・ピット主演の『マネーボール』が決定している。今年で就任4年目となる依田チェアマンは、「“信じよう。映画の力。”ということで、映画の力を全面に出し、東日本大震災の被災者の方々も含め日本に多くの勇気と力を届けたい。また作品力、交流力、情報発信力、をテーマに、もっと若い人にも映画祭の魅力をアピールするため、TIFF BOYS(佐藤永典、竹内寿、牧田哲也)を結成しました。ここ数年、東京国際映画祭の個性として打ち出している“グリーン”“エコ”のイメージも継続しつつ、社会的な使命も果たすべくTIFFを成功させたい」と意気込みを語った。役所は「沖田監督の前作『南極料理人』を観てぜひ一緒に仕事をしたいと思った。初めてお会いしたときは学生さんみたいに若くてビックリしたが、現場ではスタッフやキャストをその気にさせる“魔力”を持った素晴らしい人」と話し、沖田監督は「必死でやってるだけ。出来上がったばかりの作品が、コンペティション部門という注目される場で上映していただけるのでとても興奮しています」とコメント。サプライズとして、出演者のひとりである小栗旬から会場に届けられたメッセージ「この作品は映画製作を知らない人に、こんなふうに映画は作っているんだと知ってもらえる作品。まさに映画を作る人たちが集まる映画祭で上映されることはとても意味のあることです」を読み上げた。「第24回東京国際映画祭」期間:10月22日(土)から30日(日)まで会場:六本木ヒルズほか都内各所で開催
2011年09月21日第24回東京国際映画祭の公式発表会見が9月21日(水)、東京・港区の六本木ヒルズ内で開催され、同映画祭を若者にアピールするために結成された応援団「TIFF BOYS」がお披露目された。メンバーは牧田哲也、佐藤永典、竹内寿といういま注目のイケメン3人衆。「信じよう。映画の力」というメッセージとともに、TIFF BOYSが今年の映画祭を盛り上げる。3人を代表して牧田さんは「頑張ります」とガッツポーズ。今年は学生料金も設定され、若者の映画離れを食い止めたい映画祭のスタンスがより鮮明になっている。会見にはコンペティション部門出品が決定している映画『キツツキと雨』に出演する役所広司、沖田修一監督が出席した。木こりの男(役所さん)とゾンビ映画の新人監督(小栗旬)。出会うはずのなかった2人が出会い、奇妙な友情関係を築くコメディタッチの人間ドラマだ。役所さんは沖田監督の『南極料理人』を観て以来「いつか一緒にお仕事したいと思っていた」そうだが、実際対面すると「最初は学生さんかと思うほど若くて驚いた」とのこと。それでも「みんなで監督にために頑張ろうという気にさせる魔力がある」といまやゾッコンだ。一方の沖田監督は「出来上がったばかりの作品が、こういう場で上映していただけるのは光栄。まさに“みんなで作った”映画なので嬉しい」と感慨しきり。スケジュールの都合で会見に出席できなかった小栗さんからは「監督役を演じる上で、沖田監督を参考にした。沖田ラブです」とメッセージが届けられた。今年は映画プロデューサーのエドワード・R・プレスマン氏を審査委員長に、世界中から選びぬかれた以下15タイトルがコンペティション部門でしのぎを削る。『アルバート・ノッブス』(ロドリゴ・ガリシア監督/アイルランド)『より良き人生』(セドリック・カーン監督/フランス)『羅針盤は死者の手に』(アルトゥーロ・ポンス監督/メキシコ)『デタッチメント』(トニー・ケイ監督/アメリカ)『ヘッドショット』(ペンエーグ・ラッタナルアーン監督/タイ)『ホーム』(ムザッフェル・オズデミル監督/トルコ)『ジェイス/J.A.C.E.』(メネラオス・カラマギョーリス監督/ギリシャ他)『転山』(ドゥ・ジャーイー監督/中国)『プレイ』(リューベン・オストルンド監督/スウェーデン他)『夢遊 スリープウォーカー』(オキサイド・パン監督/香港、中国)『別世界からの民族たち』(フランチェスコ・パティエルノ監督/イタリア)『トリシュナ』(マイケル・ウィンターボトム監督/イギリス)『最強のふたり』(エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ監督/フランス)『ガザを飛ぶブタ』(シルヴァン・エスティバル監督/フランス、ベルギー)『キツツキと雨』(沖田修一監督/日本)オープニングを飾るのは『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』(ポール・W・S・アンダーソン監督)と『1911』(チェン・リー監督)。クロージング作品にはブラッド・ピット主演の『マネーボール』(ベネット・ミラー監督)が上映される。第23回東京国際映画祭は10月22日(土)から30日(日)まで、東京・六本木ヒルズほかで開催。映画『キツツキと雨』は2012年2月11日(土)から角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。■関連作品:1911 2011年11月5日より丸の内TOEI ほか全国にて公開2011 JACKIE & JJ PRODUCTIONS LTD. All Rights Reserved.三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.マネーボール 2011年11月11日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.■関連記事:ブラピ最新作がご当地オークランドでプレミア上映。松井秀喜選手も参加ブラッド・ピット、南仏の自宅防犯のため元イギリス陸軍特殊部隊チームを雇うブランジェリーナにG・クルーニー、マドンナなどトロントに豪華スター集結!上島竜兵、モーニング姿で首相演説「これが最後のチャンス!」と必死ハリウッドスター来日の皮切りに?ブラピ最新作『マネーボール』引っさげ来日を約束
2011年09月21日浦安を舞台に家族の再生を描いた映画『カルテット!』が、10月22日(土)より開催される第24回東京国際映画祭の特別招待作品に出品されることが決定した。映画『カルテット!』は、『海峡を渡るバイオリン』や『Little DJ~小さな恋の物語』などで知られる浦安市在住の小説家・鬼塚忠が浦安市を舞台に、父親のリストラを機に壊れた家族関係が、クラシックのカルテットを結成することで再生していく姿を描いた物語。長男を高杉真宙、長女を剛力彩芽、母親を鶴田真由、父親を細川茂樹が演じるほか、教師役に田中美里、父親のライバルとして東幹久が出演する。浦安での撮影準備を進めていた本作は、東日本大震災で市域の86%が液状化被害を受け、一時は制作中止の危機にあったが、「こんな時だからこそ、みなで力を合わせよう」と、クランクインを延期して3月29日に制作を開始。被災した市民を含め700名以上がエキストラとして参加するなど、被災地の爪痕が残る中、市民の情熱で完成を迎えた。本作はすでに海外からも注目を集めており、先ごろロシアで開かれた芸術の祭典“ウラジオストク・ビエンナーレ”の映画部門に開幕作品として招待され、出演者の鶴田、細川のほか、三村順一監督らがオープニングセレモニーに参加。東京国際映画祭では“ウラジオストク…”に出席したメンバーに加え、高杉、剛力らを加えた主要キャストの参加を予定しているという。「第24回東京国際映画祭」10月22日(土)から30日(日)まで開催『カルテット!』2012年1月7日(土)より全国ロードショー12月17日より浦安シネマイクスピアリにて先行公開
2011年09月16日9月から全国18会場で開催される、東京事変の全国ツアー「Live Tour 2011 Discovery」に追加公演が決定した。新たに発表になったのは、12月6日(火)・7日(水)東京国際フォーラム ホールAでの2公演。追加公演のチケットの一般発売は10月29日(土)。また、一般発売に先駆けて9月21日(水)にDVDとBlu-rayでリリースされるミュージック・クリップ集『CS Channel』初回生産分購入者を対象に先行予約も受付ける。東京事変「LIVE TOUR 2011 DISCOVERY」追加公演のチケット情報東京事変はすでに、9月30日(金)の府中の森芸術劇場から12月2日(金)の東京国際フォーラム ホールA公演まで全国ツアー全22公演を売り出しており、いずれのチケットもソールドアウト。買い逃した方は要チェックだ。
2011年09月02日ガス・ヴァン・サント監督最新作で日本から加瀬亮が参加していることも話題の『永遠の僕たち』が、今年の東京国際映画祭で特別招待作品として上映されることが決定!故デニス・ホッパーの息子で主演のヘンリー・ホッパー、ヒロインのミア・ワシコウスカ、加瀬さんの3ショット写真がお披露目となり、加瀬さんのコメントも到着した。ショーン・ペンに2度目のオスカー主演男優賞をもたらした『ミルク』以来のガス・ヴァン・サントの新作で死にとり憑かれた3人の主人公たちのエモーショナルで奇妙な体験を描き出した本作。交通事故で両親を亡くし、臨死体験をしたイーノック。死に囚われ、他人の葬式を見て回るのを日常としている彼にとって、話し相手は彼にしか見えない、死の世界から来た青年・ヒロシだけ。そんなある日、彼は難病で余命3か月と告げられた少女・アナベルと出会う。ヒロシに見守られながら、一緒の時を過ごす2人。残された時間の中で少しずつ世界は輝きを取り戻すが…。亡き父を思わせる存在感で期待を集めるヘンリーに『アリス・イン・ワンダーランド』で一躍、世界中の注目を浴びたミアという若き才能との共演で、名匠ガス・ヴァン・サントの作品に参加した加瀬さん。『硫黄島からの手紙』に続く海外作品となったが、東京国際映画祭で凱旋を果たすことに。今回の発表に際し、加瀬さんからは「『ドラッグストア・カウボーイ』、『マイ・プライベート・アイダホ』など、ガス・ヴァン・サント監督の映画には若いとき、ずいぶんと夢中になりました。あれから長い年月をへて、そんな監督と一緒に仕事ができたことは本当に大きな喜びでした。また憧れのDP(撮影監督)のハリスさんや才能あふれるミア(・ワシコウスカ)の仕事を間近でみれたのも、大変刺激になりました。スタッフ、共演者たちとは現場以外で過ごした時間も多く、貴重な体験でした。今作は、ガス監督の作品にしてはとても風変わりですが、絵本のようなかわいらしい映画に仕上がっていて、多くの方に楽しんでいただけたらと思っています」とのコメントが到着した。今回、到着した写真では、ヘンリーとミアが楽しそうに語り合う姿を、脇で加瀬さんがそっと見守っている。軍のパイロットのような衣裳とどこかもの悲しげな表情が印象的だ。3つの才能はガスの手腕によって、作品にどのような化学変化をもたらしたのか?映画祭でのお披露目が待たれる。『永遠の僕たち』は12月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開。■関連作品:永遠の僕たち 2011年12月23日よりTOHOシネマズシャンテ、シネマライズほか全国にて順次公開■関連記事:村上春樹原作『神の子どもたちはみな踊る』予告編到着!扉の向こうに大胆な姿で…
2011年08月18日10月22日(土)から30日(日)に六本木ヒルズ等で開催される、第24回東京国際映画祭の特別オープニング作品にジャッキー・チェン出演100作目にあたる映画『1911』が選ばれ、それにあわせてジャッキーの来日が決定した。その他の写真公式オープニング作にはすでに『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』が決定していたが、今回は“今の日本を盛り上げる”ため特別にアジア枠が設けられ、本作が上映される運びに。この朗報にジャッキーは「私100作目の映画が、復興へと歩み出した重要な年の特別オープニング作品に選ばれたことを光栄に思います。 日本が災難に直面している今、少しでも私の映画が日本の皆さんの力になれたらと願っています」とコメントを寄せており、映画祭での上映にあわせて来日、当日はグリーンカーペットを歩く予定だ。本作は、今から100年前に起こった辛亥革命をモチーフに、新たな社会と国を生み出すべく命をかけて戦い抜いた名もなき人々の姿をドラマティックに描いた超大作。ジャッキーは革命軍を指揮する孫文の参謀を務めた黄興を演じ、他には中国の人気女優リー・ビンビン、ウインストン・チャオ、スン・チュンやジャッキーの息子ジェイシー・チェンらが出演する。『1911』11月5日(土) 丸の内TOEIほかにて全国ロードショー(C)2011 JACKIE CHEN INTERNATIONAL CINEMA CULTURAL HOLDINGS LIMITED JACKIE & JJ PRODUCTIONS LIMITED All Rights Reserved.
2011年08月10日映画『GANTZ:PERFECT ANSWER』のジャパン・プレミアが3月10日(木)に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催され、主演の二宮和也、松山ケンイチに吉高由里子、本郷奏多、伊藤歩、田口トモロヲ、綾野剛、山田孝之ら主要キャスト陣と佐藤信介監督が舞台挨拶に登壇。二宮さんがサプライズで松山さんのために作ったバースデイケーキをプレゼントする一幕もあり、大きな盛り上がりを見せた。二宮さんたちが登場すると、会場は一気にヒートアップ!大歓声に包まれ壇上へ。現在公開中の『GANTZ』の完結編であり、現在も「週刊ヤングジャンプ」(集英社刊)に連載中の原作漫画とは異なるオリジナルの結末を迎えることになる本作。二宮さんと松山さんが対峙するシーンもあるそうだが、二宮さんは「まあまあ大変でした(笑)。ある意味を含んだシーンでもあり、それをどう表現するか考えさせられました」とふり返った。多くの“謎”が明かされる完結編であり、鑑賞前の観客を前にしての舞台挨拶とあって、二宮さん以下、キャスト陣はネタバレに注意しながらのトークとなった。吉高さんは追いかけられるシーンがあるそうが「歩ちゃん(伊藤さん)が足が速くて怖かったです。松山さんも怖かった…」と話し始めたところで、監督からすかさずストップが掛かる一幕も。伊藤さんによると、二宮さんは撮影中にギックリ腰を患ったという。二宮さんは「撮影が始まって2〜3日で何もしてないのになってしまいました…」と苦笑い。だが、注射を打ってその後の撮影に臨んだそうで、伊藤さんは「スーパースターなんだなと思った」と感心した様子で語ったが、二宮さんは「スーパースターはギックリ腰にならないから!」と照れくさそう。ネタバレを警戒してか?山田さんはいつも以上に口数が少なめ。司会者からの質問に対し、ことごとく「別の質問にしてください」と回避した挙句、「自分のシーンで見どころは?」と尋ねられるとあっさり「ないです!」。ほとんどしゃべってないのに会場を沸かせていた。そして舞台挨拶終了…と思いきや、二宮さんが「ちょっと待ってください!」と舞台袖へ。いったい何をするのかと思えば、“GANTZ”をイメージした大きなケーキをワゴンに乗せて再登場。実は3月5日(土)は松山さんのお誕生日ということで、何と、昨年に続き2年連続で二宮さんが手作りのケーキをプレゼント。ケーキには、GANTZらしく“食べてくだちい”との文字が。そしてその裏には“スキ”と二宮さんからの告白メッセージも!「これが俺の“PERFECT ANSWER”です」と決めた二宮さんに、松山さんは感激の面持ちで「スーパースターは違いますね!素晴らしい」と嬉しそうな表情を浮かべていた。『GANTZ:PERFECT ANSWER』は4月23日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:GANTZ:PERFECT ANSWER 2011年4月23日より全国東宝系にて公開© 奥浩哉/集英社© 2011「GANTZ」FILM PARTNERS■関連記事:松山ケンイチ『GANTZ』初日で役者魂「仕事はやりたくない、やりたいじゃない」二宮&松ケンを召喚せよ!舞台挨拶をかけた「GANTZ争奪戦!」が始動
2011年03月10日ちばてつやの不朽の名作コミックを実写映画化した『あしたのジョー』の公開を記念し、2月7日(月)、東京・後楽園ホールで「チャンピオンカーニバル」と題した特別試写会が行われた。上映前には主人公・矢吹丈を演じる山下智久をはじめ、ライバル・力石徹役の伊勢谷友介、香里奈、香川照之らキャスト陣が舞台挨拶に立ったほか、ガッツ石松、輪島功一、内山高志ら12人のボクシング新旧世界チャンピオンが駆けつけ、体当たりでボクサー役に挑んだ山下さんらの健闘をたたえた。昭和40年代、東京の下町で殺伐とした生活を送る矢吹丈(山下さん)は、元ボクサー・丹下段平(香川さん)に出会い、ボクサーへの道を志すが、問題を起こし少年院へ。そこで運命的に出会ったのが、チャンピオンレベルの力を持つプロボクサー・力石徹(伊勢谷さん)だった。会場となった後楽園ホールはご存知、ボクシングの聖地。原作では矢吹と力石が伝説の激闘を繰り広げた場所でもある。山下さんは「僕らキャスト含めて、一生懸命に作りました。毎日毎日ボクシングのことを好きになり、僕自身も(ジョーを通して)一生懸命やることの大切さを教えてもらった気がします」と歴代チャンプの視線に少し緊張気味に挨拶。伊勢谷さんも「ここにいるみなさんは右手左手で世界を取った方々ばかり。そんな方々が作り上げた場所に、役者風情が立たせていただけるのは光栄」と身も心も引き締まった様子だ。一方、香里奈さんは「お2人(山下さんと伊勢谷さん)の真剣な姿を遠くから羨ましく見つめていた。すごく寂しい思いをしましたね」と撮影中の心境を告白。「男くさい映画ですが、女性もきずなの大切さを感じてもらえるはず」とアピールした。香川さんは30年来のボクシングファンで、後楽園ホールには「何百回来てるから分からない」。壇上に立つ12人のうち、10人がチャンピオンになる瞬間に生で立ち会っているそうで、あこがれのリングに興奮を隠し切れない様子。山下さんが約3分間のミット打ちを公開すると、誰よりも大きな声でリング上の“ジョー”に大声援。その姿は香川さん演じる丹下段平そのままだった。山下さんらキャスト陣の奮闘と、スタッフの熱意が生み出した実写版『あしたのジョー』に、世界チャンプも感激しきり。ガッツさんは「お疲れ様でした。さすが、大したもんだねぇ。みなさんの熱が伝わるし、絵力(えぢから)があるよ。OK牧場の映画です」と大絶賛。輪島さんは「ボクシングで大切なのは、力の筋肉じゃなくて、スピードの筋肉。これがなかなか付きにくいんですよ。よく頑張ったね」と山下さんの労をねぎらい、トレーニング期間がわずか4か月だと知ると「えっ、そうなの!?」と驚きを隠せない様子だった。『あしたのジョー』は2月11日(金・祝)より全国東宝系にて公開。■関連作品:あしたのジョー 2011年2月11日より全国東宝系にて公開© 2011 映画「あしたのジョー」製作委員会■関連記事:伊勢谷友介インタビュー「いろいろなことに対応できるフラットな大人でいたいです」香川照之、山P&伊勢谷の打ち合い目撃し「選手役じゃなくて良かった」山下智久、ジョーが教えてくれた「挑戦することが大事」『あしたのジョー』主題歌に宇多田ヒカル!「夢じゃなくて愛を見せてよって感じ」
2011年02月07日韓国の人気ダンスボーカルグループ「BIGBANG」のT.O.Pことチェ・スンヒョンが1月25日(火)、東京・丸の内の東京国際フォーラムで行われた初主演映画『戦火の中へ』のジャパンプレミアに、イ・ジェハン監督らと共に出席した。この日は有料試写会が実施され、約1,200人の熱心なファンを前に、まずは「コンニチワ、お久しぶりです」と日本語で挨拶。映画のPRでは初来日とあって「日本ではコンサートでステージに立つことはよくありましたか、こうして舞台挨拶をするのは珍しく、緊張して感慨深いです」と少々ぎこちない様子。と思いきや、本作の公開日がバレンタインウィークの19日(水)とあってMCから毎年たくさんのチョコをもらう?と聞かれると「僕はいつも自分で作って食べています…冗談です」とニンマリ。さらに「マイケル・ジョーダン!」とダンクシュートの振り付きで、持ちネタにしているギャグを飛ばし、会場の笑いを誘った。なかなかの受け具合に気を良くしたのか、その後、エグゼクティブ・プロデューサーのチョン・テウォン氏がスンヒョンのキャスティングについて「私の失敗だった…冗談です」と言った場面でも、すかさずスンヒョンは「マイケル・ジョーダン!」と同じギャグ。ビックリするチョン氏に礼儀正しくお辞儀して詫びてみせ、1回目よりも大きな笑いを取った。同作は、朝鮮戦争で散った学徒兵が母親宛に綴った手紙を基に、学徒兵たちの儚い生き様を描いた青春ドラマ。スンヒョンは演技経験が少ないながら今回、クォン・サンウら先輩役者陣3人と一緒に主演のひとりという大役をこなした。撮影をふり返ると「僕以外、みなさん先輩で結婚されているので、夕食とかを食べていると奥様から電話がかかってきて話している。そうやって家族を大切にしている姿をそばで見ていて、いままで思ったことはなかったけど、僕も結婚してあんな風に安定した生活をしてみたいな、と思いました」と演技以外でも重要な経験をした様子。結婚という言葉にファンからは悲鳴のような声が飛ぶと、「いつとかは言っていません。生まれて初めてそういうことを考えた、ということをお話しただけ」と言い、ファンを安心(?)させていた。試写会前にはレッドカーペットイベントが行われ、スンヒョンは駆けつけたファン約200人のサインや握手に応じた。途中、場内に入れず会場外に詰めかけた約600人に向けて手を振るなど細やかな気遣いを見せるひと幕も。手厚いファンサービスで、ますますファンらを虜にしていた。『戦火の中へ』は2月19日(土)、角川シネマ新宿ほか全国より公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:戦火の中へ 2011年2月19日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2010 LOTTE ENTERTAINMENT & TAEWON ENTERTAINMENT. All Rights Reserved■関連記事:戦争アクション超大作『戦火の中へ』レッドカーペットイベントに15組30名様ご招待ビョンホン主演「アイリス」今度は映画化!韓国よりも早く日本で世界最速公開
2011年01月25日映画『ハリー・ポッターと死の秘宝PART1』のジャパン・プレミアが11月15日(月)、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、女優の国生さゆり、タレントの西村知美らハリポタ好きの著名人ゲストが来場した。16日発売の女性誌に、婚約者とされるコンサル会社社長の甲田英司氏との破局を報じられた国生さんは、甲田さんと仲良く腕組みして登場。取材陣から破局は?と声が飛ぶと「全然ありません」と笑顔で全面否定。浮気については甲田さんが「ばれたらしょうがない」とおどけながらも「事実じゃない」とこちらも否定。結婚について改めて甲田さんが「なるべく早くしたいと思っています。頑張ります。年内?いまから準備してもみなさんに来ていただけないでしょう、ハハハ…」と明るい調子で答えていた。また、熱心な“ハリポタ”ファンとして知られる西村さんは、今年6月にアメリカ・フロリダ州ユニバーサルスタジオ内にオープンした『ハリー・ポッター』のテーマパークで購入したというマント、杖など自前のコスプレを身に付けて、劇中のハリーらが魔法をかけるときのポーズをとるなどテンション高め。元タレントでCHA-CHAのメンバーであり、現在は料理人の西尾拓美との間の長女と「いつもこうやって遊んでいます」とゴキゲンな様子で劇場内へ向かった。ほかに藤田朋子、内田春菊、鏡リュウジらが来場。犬好きで知られる藤田さんは「うちは子供はいないので犬にコスプレをさせます」と話していた。約5,000人の一般招待客も本作を鑑賞した。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』は11月19日(金)、『PART2』は2011年7月15日(金)より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開。特集「10年間ありがとう!ハリー・ポッター」■関連作品:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 2011年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 2010年11月19日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.■関連記事:恒例の大雨も関係なし!ロンドンで『ハリポタ』プレミアダニエル、エマらに大声援【ハリー・ポッター】直前インタビューvol.5 ハーマイオニー役 エマ・ワトソン『ハリポタ』撮影のスタジオがアトラクションに。会見にダニエルら主役3人組出席【ハリー・ポッター】直前インタビューvol.4 ジニー&ルーナ役 ボニー&イヴァナハリーらが超どアップ!『ハリー・ポッター』主要キャラクターの新ビジュアル到着
2010年11月15日映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の完成披露試写会が11月1日(月)、東京・千代田区の東京国際フォーラムで行われ、主演の木村拓哉(SMAP)、共演の黒木メイサ、池内博之、山崎貴監督らが舞台挨拶を行い、鑑賞後の観客約3,800人から大きな拍手を浴びた。1970〜80年代にTVアニメ、劇場版が発表された国民的人気SFアニメの初実写化。西暦2199年、謎の異星・ガミラスの侵略を受けて放射能汚染による絶滅まであと1年の危機に瀕した地球を救うため、地球防衛軍の最後の希望・宇宙戦艦ヤマトの古代進(木村さん)ら乗組員が放射能汚染除去装置があるとされる惑星イスカンダルへ戦いの旅を繰り広げる物語。拍手と大声援に迎えられた木村さんは「いち早く受け止めてくれてありがとう」とまずは感謝の言葉。「観ていただいたみなさんにご挨拶ということで正直、どういう受け取り方をしたのか、どういう表情で迎えてくださるのか、すごく不安に思うところがありましたが、いま見ていると、言葉は必要ない高揚感に包まれています」とホッとした表情を見せた。黒木さんは「自分がここにいることすら実感できない」と緊張をうかがわせ、池内さんは「いま、すごく興奮しています。こんなに多くの方とこの場所に一緒にいられるのはすごいこと」と瞳を潤ませた。原作アニメファンの柳葉敏郎は「ホントの愛、ホントの正義、ホントのロマンを見届けていただけたでしょうか?」と問いかけて、会場から沸き起こった拍手に笑顔。最新VFX技術を駆使して壮大な宇宙戦映像を描いた山崎監督は「僕自身、子供の頃からの夢だった宇宙モノのSFを手掛けることができて嬉しかった。それも木村くんが乗る、と言ってくれたから」と感慨深げに話した。締めの挨拶は再び木村さん。「何人もの気持ち、熱意で作り上げた作品で、参加できて光栄で感謝すると同時に、こういうものを作ったと胸を張ってみなさんに楽しんでいただきたい、心からそう思います。僕らが作った作品を隅から隅まで思う存分、楽しんで語り合っていただけたら」と呼びかけた。ほかに緒形直人、高島礼子、マイコ、波岡一喜、斎藤工が出席した。映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は12月1日(水)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:SPACE BATTLESHIP ヤマト 2010年12月1日より全国東宝系にて公開© 2010 SPACE BATTLESHIP ヤマト 製作委員会■関連記事:映画で見たいカップルNo.1は向井理&綾瀬はるか!実生活で夫婦の2人もランクインキムタク『ヤマト』の特撮に苦戦「いま、木星と言われても…」キャスト陣登壇予定!『SPACE BATTLESHIP ヤマト』完成披露試写会に10組20名様ご招待『ヤマト』主題歌をスティーヴン・タイラーが初のソロプロジェクトで書き下ろすビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」
2010年11月01日映画『SPACE BATTLESHIPヤマト』の公開完成報告会と披露試写会が11月1日(月)、東京・千代田区の東京国際フォーラムで行われ、主演の木村拓哉(SMAP)、ヒロイン役の黒木メイサら主要キャスト10名と山崎貴監督が出席した。1974年に放送をスタートし国民的人気を博したTVアニメの初実写化で、西暦2199年、人類の滅亡まであと1年となった地球を救うため、地球防衛軍が建造した宇宙戦艦ヤマトの古代進(木村さん)ら乗組員が銀河系の彼方にある惑星イスカンダルへの戦いの旅を繰り広げる物語。報告会には10万通の応募から高倍率で選ばれたファンを招待。木村さんが「ついに今日、一般の方々に観ていただくので、船出だなという気持ちでいっぱい。長い船出になるよう、ヤマトをいっぱいいっぱい体感してください。どのように感じてくれるか楽しみです」と言葉をかみしめて挨拶。撮影について「ブルーやグリーンの幕で覆われた中で作業を進めるので、そのとき、外に見える世界にみんなで意識を統一するのは難しくて、『いま、木星です』と言われても難しい」と笑わせる一方、「でもあるとき、艦長役の山崎さんに『どうだ?監督は?』と聞かれ、『やってて面白いです』と答えたら、『あいつ、いいな。俺たち出演者に雰囲気を与えてくれるもんな』と言ってくれた。それまで変にこだわっていたけど、監督から与えられた気分をベースに順応し反応していけばいいんじゃない?と、肩の荷が下りた」とふり返った。木村さんと同じ乗組員・森雪役の黒木さんは初共演。司会者から「どうでした?」と唐突に聞かれた黒木さんは「楽しかったです」とザックリとした回答。続いて聞かれた木村さんは「ヘッ?」と驚きつつ「彼女が黒木メイサであるということが分かりました」。息が合ったということでよろしい?と確かめられ、「よろしいです」と笑顔で答え、好相性をうかがわせた。一方、軍随一の科学者・真田役の柳葉さんは「アニメが放送された三十数年前、13歳、中学一年で部活をさぼって見ていました」と猛烈な原作ファンであることをアピール。「僕の世代が教わった愛、正義、ロマンをしっかり伝えなければ、と変な使命感を持って過ごさせていただきました」と原作愛がタップリ。対照的に、艦長・沖田役の山崎努は「原作(漫画を)実は読んでいない。監督に読んだ方がいいか?と聞いたら読まないでくださいと名台詞を言われた。原作の雰囲気と違っているかもしれませんが、映画は映画です」とプロ意識をにじませていた。ほかに、緒形直人、高島礼子、池内博之、マイコ、波岡一喜、斎藤工が出席。映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は12月1日(水)より全国東宝系にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:SPACE BATTLESHIP ヤマト 2010年12月1日より全国東宝系にて公開© 2010 SPACE BATTLESHIP ヤマト 製作委員会■関連記事:キムタク『ヤマト』鑑賞後の観客の拍手に「言葉は必要ない高揚感」映画で見たいカップルNo.1は向井理&綾瀬はるか!実生活で夫婦の2人もランクインキャスト陣登壇予定!『SPACE BATTLESHIP ヤマト』完成披露試写会に10組20名様ご招待『ヤマト』主題歌をスティーヴン・タイラーが初のソロプロジェクトで書き下ろすビョンホン、主演ドラマの声優、藤原竜也と初対面「好きな俳優、嬉しい」
2010年11月01日今年もまた、六本木ヒルズがひときわ華やぐ季節がやってきました。そう、東京国際映画祭が開幕しましたね。今年で23回目となる映画祭も、昨年同様、環境・エコロジーをテーマに様々な取り組みを行っていますが、その象徴的な存在がグリーンカーペット。映画祭につきもののレッドカーペットの代わりに敷き詰めたのが、環境に配慮したコンセプトを反映させたグリーンのカーペット。素材も回収されたペットボトルを使っているそう。今年もその上を、映画祭大使の木村佳乃、グリーンアンバサダーの杏らをはじめ、出品作品に関連したゲストたちが闊歩しました。中でも、超一級の存在感と迫力で他を寄せ付けなかったのがカトリーヌ・ドヌーヴ。今回は『8人の女たち』以来のタッグが話題となっている、フランソワ・オゾン監督作品『しあわせの雨傘』を持っての来日。堂々たるブラックの着こなしを日本のファンに見せてくれました。ドキッとするような透け感のあるシフォン素材のカシュクールドレス。フリフリ&フリンジの組み合わせは、やはり自分に相当自信がないと着ることのできない大胆なもの。デザイン自体はそれほど奇をてらったものではないけれど、素材と細部の飾りで、フォーマル感たっぷりに。こういう技は、日常の延長でちょっとした食事会やパーティに訪れる際に参考にしたいものです。そう、夜のお出掛けには、二の腕だって気にせず出しちゃいましょう!また、ドレスを着ることに慣れていそうな雰囲気を醸し出していたのは『海炭市叙景』の南果歩。薄いピンク色のドレープたっぷりのドレスは、ご本人の雰囲気にも合っていて素敵でしたが、何よりグリーンのカーペットにパッと花が咲いたような華やぎを加えました。やはりハリウッド俳優・渡辺謙の妻ということで、フォーマルな席に参加する機会が多いせいでしょうか。隣にいた谷村美月も、爽やかな肌の出しっぷりが印象的。ボーイッシュな魅力があるから、少しぐらい肌を見せてしまっても、いやらしくなかったので好印象でした。また、海外TVドラマ「LOST」で世界的な知名度を獲得したキム・ユンジンも登場。残念ながら、選んだドレスの色は、グリーンの上では沈んでしまうブルー。レッドカーペットだったらきっと鮮やかに映えたでしょうに、痛い選択ミスとなってしまいました。全体的に、今年のグリーンカーペット・ファッションでちょっと気になったのは、ゲストたちのドレスもエコ傾向にあったということ。主流はブラックドレスで、いずれもデザインは控え目気味。肌の露出も少ない傾向にあり、フォーマルな印象は極めて低いものがほとんどでした。映画でエコに貢献しようという映画祭のコンセプトは素晴らしいものですが、やはりここ一番というときは、眩しいくらいに華やかであってほしいもの。しかも、女優同士が“張り合っているのではないか?”と思わせるほどに、挑戦的だったり、冒険心あふれるものだったり、攻撃的だったりすると、見ているこちらもワクワクしたりして。そういう意味では、胸元がぱっくり開いた赤いドレスと金髪が新鮮だったモデルの冨永愛、アイディア次第で、“無駄なくゴージャス”“エコ・リュクス”なんてこともできますからね。ぜひ、来年、いえ、クロージングでは、エコでリュクスなドレスの競演を目にしたいものです!(text:June Makiguchi)特集「東京国際映画祭のススメ2010」■関連作品:第23回東京国際映画祭 [映画祭] 2010年10月23日から10月31日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2010 TIFFしあわせの雨傘 2011年正月第2弾TOHOシネマズ シャンテ、新宿ピカデリーほか全国順次公開© Mandarin Cinema 2010海炭市叙景 2010年11月27日より函館先行公開、12月上旬、渋谷ユーロスペースにて公開© 2010佐藤泰志/『海炭市叙景』製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】『チェブラーシカ』原作者ビックリ?日本の観客は「大人ばかり」【TIFFレポート】堀北真希初の究極悪女役「すごく悩みました」【TIFFレポート】創設者自ら試写会主催し鑑賞『ソーシャル・ネットワーク』会見【TIFFレポート】仲村トオル俳優デビュー25周年50度カクテル一気飲み「ファイヤー!」【TIFFレポート】大政絢&染谷将太が許せる「素敵な嘘」は…?
2010年10月27日両国の人材育成と相互理解のために損害保険ジャパンと、その中国現地法人である日本財産保険有限公司が、9月11日に「第1回復旦・早稲田 東アジア地域協力フォーラム」を開催した。早稲田大学と上海の復旦大学との共催。これは損保ジャパンが2009年4月より、早稲田大学にて同社による寄附講座「アジアにおける持続可能な発展とリスクマネジメント」を開いていることを活かし、人材育成に努めると共に、今回のフォーラムの開催に至ったというもの。※画像はイメージテーマは「非伝統的安全保障」このフォーラムでは「非伝統的安全保障と持続可能な発展」がテーマとして掲げられた。同社によれば「非伝統的安全保障」とは「人間の安全保障」の中国的表現。環境問題、貧困、紛争など国境を超えた様々な問題が山積するなか、国家を中心とする安全保障の考えかたを拡大して「人間の安全保障」とするという。フォーラムの基調講演では、損保ジャパン理事の関正雄氏が「非伝統的安全保障と持続可能な発展」について諸問題を提起。他にも「持続可能な企業経営」をテーマにした事例発表や、感染症リスクマネジメント、中国のエネルギー・環境問題を巡る安全保障などについて有識者らがディスカッションを行った。開催を終えて全体の総括としては、まずこうした本格的な意見交換が行われたことが意義のあることと評価。両国の様々な課題に率直な討議を行い、共通認識を増やすと共に、こうした取り組みを継続する重要性が確認された。以下は10月19日に出された損保ジャパンの発表。損保ジャパングループは、アジア地域での事業展開を主体とする企業グループとして、引き続き、リスクマネジメントや気候変動に関する知見などを活かし、アジアの持続可能な発展のための人材育成に力を入れていきます。
2010年10月23日