静岡銀行は、同行の教育ローン「しずぎん教育ローン」がお得になる「金利割引券」を12月21日まで配布している。教育ローンを申し込むときに「金利割引券」を提示すると、12月21日までの契約分(仮申し込みは除く)は、金利年2.70%(基準金利年3.70%・変動金利型から年1.0%割引)で借りることができる。12月25日以降2013年4月30日までの契約分(仮申し込みは除く)は、金利年2.50%(基準金利年3.70%・変動金利型から年1.2%割引)で借りることができる。「しずぎんjoyca」を持っている人、または同時に申し込んだ人は、さらに年0.1%割引される。「しずぎんjoyca」一般カードは、年会費1312円(初年度無料・消費税込)。無担保で最大500万円まで借り入れ大学・短大・専門学校・高校の入学金や学費はもちろん、入学後の家賃や通学費(交通費)などに幅広く対応便利な「カードタイプ」なら専用カードで、ATMで繰り返し何度でも借り入れ・返済が可能郵送・FAX・インターネットで簡単に仮審査申込みができ、事前にいくら借り入れできるかがわかる(仮審査の結果は1年間有効)便利なカードタイプATMで500万円まで、借入返済自由自在(しずぎんATMはもちろん、全国のセブン銀行ATMで利用可能)在学中は利息だけ、卒業してからラクラク返済【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月25日住信SBIネット銀行は10日から10月31日まで、Peach Aviationでの航空券購入の際に、支払方法として住信SBIネット銀行の「即時決済サービス」を利用し、1回で税込1万円以上の支払いした顧客の中から、抽せんで10人に現金1万円をプレゼントする企画を実施している。対象となる顧客は10月31日までの対象期間中に、Peachウェブサイトでの航空券購入の際に、支払方法として同行の「即時決済サービス」を利用し、1回で税込1万円以上の支払いをした人。期間中に条件を満たす取引が複数回ある場合は、条件を満たす取引回数分抽せん権を獲得できるが、重複して当せんすることはない。特典提供時期は11月末頃に顧客の同行代表口座の円普通預金へ入金予定。同行は、顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。Peachウェブサイトで航空券を購入した際、支払方法選択画面で「ネットバンキング」を選択する金融機関選択画面で「住信SBIネット銀行」を選択する住信SBIネット銀行にログインする支払い内容を確認のうえ、「WEB取引パスワード」を入力し、「第3認証方法」を選択する(※振込先の口座名義には、収納代行会社の「ウェルネット」が表示される)認証番号、または携帯電話からモバキー番号を入力する【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日この秋、国内で相次いでLCC(Low Cost Career=格安航空)専用ターミナルが開設される。10月18日には那覇空港で貨物ターミナルの一部を改修したLCCターミナルが供用開始され、10月28日には関西国際空港がLCCターミナルを新設オープンする。搭乗ブリッジがなく徒歩で飛行機に乗り込むことや、既存ターミナルとの行き来の手間(シャトルバスで移動)をぼやく声も散見されるが、格安運賃を支えるためには「設備は極力簡素化する」「空港の端の不便な場所に立地する」などの工夫が必要なので、LCCターミナルとはそういうものなのだと思ってほしい。新幹線に対する夜行バスのようなものである。アジアでの先行モデルであるマレーシアのクアラルンプール国際空港のLCCターミナルは、フル・サービス航空会社用のターミナルから有料シャトルバスで20分ほど走った空港端にある倉庫のような建物で、飛行機にも徒歩で乗り込む。ハブ空港として有名なシンガポールのチャンギ国際空港のLCCターミナルも空港端に立地しており、他のターミナルとはシャトルバスで行き来し、飛行機には徒歩で乗り込む。チャンギ国際空港は今年9月にLCCターミナルを閉鎖し、フル・サービス航空会社用のターミナルとしてリニューアルするが、この「ターミナル4」も搭乗ブリッジは設けず、LCCターミナル同様の低コスト利用を可能にする方針だ。パリのシャルル・ド・ゴール国際空港のターミナル3は、チャーター便やLCCの発着ターミナルとなっている。フル・サービス航空会社用の2つのターミナルを直結する無人レールを途中下車し、さびれた中間駅から吹きさらしの道路を通り、薄暗い高速道路高架下のトンネルを抜けた先に立地しており、飛行機との行き来はマイクロバスで行われている。格納庫に使われる予定だった建物を転用したので、外観も内装も実に殺風景。近未来的な建築デザインが特徴のド・ゴール空港内では異彩を放っている。もっとも欧米では都市周辺に複数の空港が立地しており、大手航空会社が中心に発着する大型国際空港の他に、諸コストの安い小型空港(2次空港と呼ばれる)が豊富に存在するので、LCCターミナルの必要性は低い。LCC自体、2次空港の利用を前提に誕生したビジネスモデルである。ロンドンには国際空港が10空港あり、その1つ、ルートン空港も2次空港の一例。ビジネスジェット(社用ジェット)専用国際ターミナル群に囲まれて定期便ターミナルが立地しているが、大手LCCのeasyJetの本拠地であり、LCCが数多く就航しているため、ビジネスジェットとLCCの専用空港のような趣を見せている。どちらのターミナルも搭乗ブリッジはなく、ビジネスジェットであれば徒歩または専用の送迎車で、定期便であれば徒歩で飛行機に乗り込む。コスト(ビジネスジェットは時間の浪費、LCCはお金の消費)を徹底的に嫌う2つの交通輸送システムが占有している、ある意味で象徴的な空港といえる。日本の航空は、JAL・ANAのような大手航空会社の定期便が大半を占めるという非常に狭い世界に限定されてきたためか、諸外国に比べて市民との距離感が大きいといえよう。「飛行機での空の旅」が”晴れ着”のようなイメージで捉えられてきた結果の1つが、需要規模に比べて不釣合いに立派な造りの赤字空港の数々である。「いかに飛行機を使いこなすか」よりも「いかに立派な玄関口を造るか」という見栄が先行し、過剰で不必要な巨額の設備投資が繰り返されてきた。しかし飛行機を日常の足として使っている国々では、空港には「自分たちが、いかに手軽に飛行機を使えるか」という機能性を求めている。欧米ではLCCターミナルの必要性が低いというのも、空港の大半は最初から簡素な造りになっているからだ。21世紀はこれまで以上に活発に飛行機を使いこなし、世界各地と交流を深めることが求められる。今回のLCCブームが、市民と飛行機の距離感を見つめなおす機会になることを期待したい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日本拠地アトランタ空港に新国際線ターミナルをオープンさせたデルタ航空。前回に引き続き、同空港のサービスを詳しく紹介していく。アトランタ空港のメザナインレベル(中2階)には、デルタ航空の空港ラウンジ「スカイクラブ」を設置。「デルタはかねてより総額30億US$を投じて空港、機内の施設、プロダクト、サービス向上とテクノロジー導入を進めている」(デルタ航空リチャード・アンダーソンCEO)。このラウンジはその象徴的な存在でもある。1万2000平方フィート(約1115平方メートル)の広さを有する二層構造。300名収納可能な同社でも最大級のラウンジであり、8部屋のシャワールームやマルチタスクのビジネスエリア、ゆったりしたソファ、歓談向けのテーブル席とエリアも多彩。もちろんアルコールを含むドリンク類や軽食は無料で提供され、窓越しにはアトランタ空港の広々とした眺めが楽しめる。さらにオーディオ・ビジュアルを楽しめる「ビート・ラウンジ」、シャンパンやプレミアム・ワインなどを有料で提供する「ラグジュアリー・バー」は自慢の設備・サービスといえるだろう。さらに、入国審査後の手続きが簡略化されたのも新しいターミナルのオープンに伴うサービス向上の1つ。従来、アトランタ空港では国際線で到着した乗客は入国審査後にターンテーブルで荷物を受け取った後、再度荷物を預けてセキュリティチェックを受け、国内線ターミナルへ移動して荷物を受け取らなければならなかった。この到着時の再度のセキュリティチェックと手荷物検査を受ける必要がなくなったのである。日本でもそうだが、世界中で低コスト航空会社(LCC)が利用者を増やす一方、従来のレガシーキャリアはそのLCC、さらには競合他社との差別化を図るためにサービス向上に力を入れており、その1つが空港の利便性や快適性の向上である。前述したようにデルタ航空では巨額を投じて様々なシーンでのサービス向上を進めているが、空港施設の改修や拡大はアトランタの他、ニューヨーク、シアトル、ロサンゼルス、ソルトレイクシティでも行う。さらに、ニューヨークのジョン・F.ケネディ国際空港では12億US$を投じてターミナルの拡張プロジェクトを進行中。また、ロサンゼルス国際空港には40億US$を投じて大規模な空港改修計画を進め、いずれも工事が終了すれば、「乗客の利便性や快適性が格段に向上する」(同社)としている。空港サービスの改善に力を入れる航空会社が増え、世界最大の乗降客を扱うアトランタ空港を拠点とするデルタ航空が進める空港の改修・拡大プロジェクトはその象徴だろう。「ヨーロッパ市場がクライシスで縮小している中、アジアは重要な市場」(同CEO)と位置づけるデルタ航空。当分は目の離せない航空会社である。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月10日日本未上陸の商品が楽しめたり、空の上でインターネットにアクセスできたり。飛行機にはおもしろく、ときに画期的なサービスが登場する。そんな航空会社の先端サービスと、それを始めるにあたってのこだわりやエピソードを紹介するこの連載。今回は、本拠地アトランタ空港に新国際線ターミナルをオープンし、サービスと使いやすさをアップグレードさせたデルタ航空にスポットを当てる。デルタ航空の本拠地であり、また最大のハブ(運航拠点)空港でもあるアトランタ・ハーツフィールド・ジャクソン国際空港。今回ここにスポットを当てた理由は、デルタ航空だけで1日1,000便以上、208都市へのフライトが飛び立ち、約9,200万人という世界で最も利用者の多い空港(2011年、国際空港評議会調べ)だからだ。アトランタ空港の滑走路は5本、ターミナルは6つだったが、今年5月に新しく国際線専用ターミナルFが供用を開始して7つとなった。世界で5番目に利用者の多い羽田空港(2011年利用者は約6,200万人)でもターミナルは3つ。ターミナルが7つもある巨大空港ともなれば、迷いやすいと思うかもしれないが、実際は違った。この空港を俯瞰でみると長方形のターミナル(コンコース)が規則正しく並び、その地下をシャトルトレインが直角に貫く形で運行されている。そのためコンコース名のアルファベットさえ間違えなければ降りる駅を迷うことはまずなく、端から端のターミナルまでの移動も数分ですむ。その分かりやすさから、たとえ違うターミナルで降りても気にする必要もないほどだ。もともと利便性の高いこの空港をさらにレベルアップさせ、サービスを拡充させたのが、今回の新国際線ターミナルFの供用開始だ。新ターミナルは、上層が出発階、下層が到着階。上層にあるチェックインフロアは外光がふんだんに入り込むデザインとなっている。非営利団体の米国グリーンビルディング協会が開発・運用している、環境に配慮した建物に与えられる認証システムに適用。環境保護の面からも評価される空港である。明るい気分で搭乗手続きができるフロアには、自動チェックイン機が並ぶ。「デルタ航空は早くからウェブチェックインやソーシャルメディアでのサービスを展開。機内でのWi-Fiサービスなどを行い、2013年初旬には国際線でのWi-Fiサービスも始める」(デルタ航空ティム・メイプス上席副社長)が、そうしたITを早くから採り入れたエアラインらしさを感じさせるチェックインフロアだ。セキュリティチェックを抜けると、吹き抜けのスペース「インターナショナル・アトリウム」へと通じる。ここがトランジットエリア(制限区域)の中心。12の出発ゲートはこの「アトリウム」を挟んで左右どちらかの直線上にある分かりやすい構造となっている。館内ではWi-Fiのサービスがある他、出発ゲート付近には電源コンセントもあり、スマートフォンなどモバイル機器の利用者にもうれしい空港だ。ショップやレストランは「アトリウム」周辺およびそのメザナインレベル(中2階)に集中。有名ブランドショップやレストラン、バーガースタンド、さらにはバーカウンターもあるなど充実している。次回は、新国際線ターミナルの象徴的な存在であるラウンジや、空港に投資を行うデルタの戦略などを紹介していく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日機内でインターネットが使える時代になってきた。JALや全日空、シンガポール航空、ルフトハンザ・ドイツ航空などが続々と日本発着の国際線でサービスをはじめている。アメリカ国内の大手航空会社では一足先に普及し、今や当たり前になっている。先日、デルタ航空に乗ったときにトライしてみた。空の上なので接続状態を心配したが、なんの問題もなかった。もちろん高度1万mの上空で地上の無線LANは使えない。送信も受信も衛星を介してになる。アジアやアメリカ、ヨーロッパと地域によって使う衛星は違うものの仕組みは同じだ。速度が遅くなるようなこともなかった。考えてみれば機内にいる乗客の人数は決まっている。都心の花火大会のときのように大人数が一挙にネットにアクセスして通信障害を起こす事態は起こり得ない。実際、メールもSNSもブログもすこぶる順調に利用できた。航空会社が提供するサービスではあるが、有料であり、その料金は外部の会社に支払う。ネットにアクセスする前にクレジットカード決済をする。プランは搭乗1回きりのものから1週間、1カ月など様々で、よく飛行機に乗る人は長期契約もありだろう。料金は1搭乗1,000円前後が相場だ。ただ、同じ航空会社でも利用できるかどうかは飛行機の種類(機材)による。長期プランに入るならその点も見極めたい。機内インターネット接続サービスは2000年代半ばに一度、かなり普及した。航空機メーカーのボーイング社が提供した「コネクション・バイ・ボーイング」というサービスで、数多くの航空会社が採用したが、突然のようにサービスを中止した。アメリカ系の航空会社が採用しなかったのが原因だと言われた。では、なぜアメリカ系が採用しなかったのかといえば、顧客から「やめてくれ」との声があがったからだ。航空会社にとってビジネス客はリピーターであり上級クラスを使う大切な顧客だが、企業の責任者的な立場にあるビジネス客から「機内ではゆっくりしたい。空の上にいるときくらい仕事のメールから開放されたい」と、航空会社に機内でのネットのサービスを採用しないように訴えたというのだ。それなら、今回はどうしてそうならなかったのだろうか。おそらく当時以上にネットが普及して仕事にも生活にも欠かせないツールになったことと、当時ほどネットやメールに”アレルギー”を持つビジネス客が減ったからではないだろうか。「いま機内にいま~す」Facebookなどにそんな書き込みが増えるのが、目に見えるようである。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日格安航空会社(LCC)のPeachを経営するPeach Aviationはこのほど、国内線の搭乗者数の累計が50万人を突破したと発表した。対象路線は大阪(関西) - 札幌(新千歳)・福岡・長崎・鹿児島の4路線。Peachは3月1日に就航。代表取締役CEOの井上慎一氏は、「就航開始からわずか半年足らずで50万人を超えるお客様に国内線をご利用いただけたことを大変喜ばしく思っております」とコメント。今後10月には台湾線、沖縄線を就航するなど、さらに路線を拡大していく予定だ。なお、国際線については就航開始の5月8日~8月26日までの累計搭乗者数は約8.2万人。対象路線は大阪(関西) - ソウル(仁川)・香港線の2路線。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日ジャルパックはこのほど、9月8日開催予定の「第25回大覚寺音舞台」の招待券、航空券、宿泊がセットになったツアーをJALマイレージバンク会員向けの「JMBツアー」にて発売した。同ツアーは、9月8日出発の2日間コース、9月7日、8日出発の3日間コースがあり、9月8日出発の3日間コースでは限定1室「星のや 京都」に宿泊するプランもある。その他の宿泊施設は「京都東急ホテル」「ウェスティン都ホテル京都」となっている「音舞台」は、日本を代表する寺院に舞台を設け、「東洋と西洋の出会い」をテーマに世界中で親しまれている音楽やパフォーマンスを”奉納する”文化イベント。25回目を迎える今回は、「大覚寺」(京都・嵯峨)が舞台で、出演予定アーティストは、アリス=紗良・オット(ドイツ・ピアニスト)、川井郁子(ヴァイオリニスト)、ZAZ(フランス・ジャズ・シャンソン/シンガーソングライター)ら。料金は2日間で3万1,000円(大人2名1室・京都東急ホテル)~となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日秩父鉄道はこのほど、SLパレオエクスプレスの運行25周年を記念したDVD付き記念乗車券を発売した。同乗車券では、今年のファーストランをはじめ、新緑の秩父路を駆け抜ける光景や走行中の運転台の様子など、数々の記念映像を収めたDVD(本編37分)に、熊谷~三峰口間往復乗車券、SL整理券500円(自由席片道分)、記念入場券(硬券)、メモリアルミニブック(20ページ)がセットになっている。価格は1セット2,500円。羽生・熊谷・武川・寄居・長瀞・皆野・秩父・御花畑・三峰口の各駅窓口および熊谷・長瀞・御花畑の各駅売店にて取り扱うほか、SL車内と通信販売でも購入可能。発売期間は12月3日までだが、2,500セットの限定品のため、各駅の割り当て個数がなくなり次第販売を終了する。SLパレオエクスプレスは1988年に運行を開始した「都心から一番近い蒸気機関車」。土日祝日を中心に、熊谷~三峰口間を1日1往復し、年間90日前後運行している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日機内での快適さを左右する一番の要因は、座席の広さだ。特に前後間隔(シートピッチ)が重要だといわれる。科学的なデータがあるわけではないが、航空会社が座席をアップグレードするときに最初に差別化を図るのがこのシートピッチだから、乗客からのリクエストが最も多いことは想像がつく。先日、LCCで福岡から関空経由で札幌までの2区間を乗った。シートピッチは70cmと業界で最も狭いレベルで、座席を倒すと後ろの席の男性が「トイレに立てない」と言うので、ずっと姿勢よくしていたのも影響したのか、札幌に着いた時にストレスがMAXに達した。合計で3時間ほどしか乗っていなかったのだが、言いようのないストレスだった。「これなら、普通の広さの大手航空会社で半日かけてアメリカまで行く方が楽だ」と思えたほどだ。その「普通の広さ」とは平均で80cm強。大手やスカイマークはこのレベルだ。「たかだか10cmではないか」と思う人もいるかもしれないが、その10cmの差で疲れ方は大きく変わるものだ。国際線のデルタ航空では普通のエコノミークラスよりピッチが7cm~10cm広い「エコノミーコンフォート」を設置し、追加料金でアップグレードできるようにしているが、これは7cm~10cm広くすれば快適性が上がることを証明している例だろう。国内線の普通席でシートピッチが広いのはスターフライヤーで約90cm。シート自体も革張りで重厚なつくり。座り心地もよくリクライニング角度も他社より深い。ANAが国内線に導入中の新しい普通席は、座席の背もたれなどが全体的に薄い。そうなると同じシートピッチでも乗客のスペースは自然と広くなるわけだ。また、この新シートは足元にシート支える支柱が少なく足をのばしやすいが、こうしたシート自体のつくりも快適性を左右する。国際線のエコノミークラスのシートピッチは、大手の場合は平均80cm台。ジェットスターが運航する関空 - 台北線はシートピッチ70cmなどと、やはりLCCは狭めだ。大手の中でエコノミークラスのシートピッチが平均より広いのはオセアニアの航空会社。ニュージーランド航空は、他社との競争がほとんどないため航空券の値段が下がりにくいが、その分だけサービスも良質でシートピッチも広めだ。また、かつて成田 - ナンディ線を運航していたエアパシフィックも他社より広い。これは、「フィジー人は身体が縦横ともに大きく、座席を広くせざるを得ない面がある」(同社)。民族的な理由の場合もあるようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日格安航空会社(LCC)のPeachを経営するPeach Aviationはこのほど、10月16日に就航する大阪(関西) - 台北(桃園)線の開設を記念したキャンペーン運賃を発表した。キャンペーン運賃は、片道5,980円。大阪(関西) - 台北(桃園)線が対象。対象搭乗期間は10月16日~10月27日、販売期間は7月27日14時~8月1日13時59分。Peachウェブサイトおよびコンタクトセンターにて購入できる。別途、支払い手数料(1人1区間ごとに210円)、空港使用料等が必要となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月27日スカンジナビア航空(SAS)はこのほど、成長を続ける米国路線を強化するため、週9便の増便を発表した。2013年4月8日より、コペンハーゲン - サンフランシスコ間路線を開設して週6便の運航、そして2013年4月1日よりコペンハーゲン - ニューヨーク間の深夜便を週3便増便する。同社にとって北米は、成長を続けている重要な市場であり、数多くの国際企業や北欧企業が米国の西海岸と北欧諸国を結ぶ直行便を強く待ち望んでいたという。また、コペンハーゲンからニューヨークへの深夜便の増便を望む声も多かったとのこと。こうした需要に応えるかたちで今回の新規路線の開設と増便が決定したという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日JR四国は11日(めんの日)、「さぬき高松うどん駅」の記念入場券5種類を発売した。この入場券は、「かけうどん」「ぶっかけうどん」「釜あげうどん」「釜玉うどん」「ざるうどん」をそれぞれデザインした形状に。裏面には駅舎の写真をあしらった。各種類1万枚限定。発売額は同駅普通入場券(大人)と同じ160円。高松駅でのみ販売し、郵送申込みやインターネットでの販売は行わない。11日9時30分より販売開始し、売り切れ次第、販売を終了する。JR四国は交流人口のいっそうの拡大をめざし、相互に連携・協力する「観光パートナーシップ協定」を香川県と締結しており、県が進める「うどん県」キャンペーンに合わせ、3月末より高松駅の副駅名を「さぬき高松うどん駅」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日近畿日本鉄道、JR西日本、京阪電気鉄道は各社相互間の鉄道利用の利便性向上と利用拡大を目的に、今年12月頃よりIC連絡定期券(ICOCA連絡定期券)のサービスを開始する。近鉄は相互直通運転を行う阪神電気鉄道とも、「近鉄・阪神連絡IC定期券」を発売する。JR西日本と京阪は従来よりICOCA連絡定期券(京橋接続、河内磐船・河内森接続、東福寺接続)を発売中。今年12月頃より近鉄でもICOCAを発売する予定で、JR西日本とのICOCA連絡定期券も登場する。これら3社が連携することにより、新たに丹波橋駅で接続する近鉄・京阪ICOCA連絡定期券と、鶴橋駅・京橋駅を接続駅とした近鉄・JR西日本・京阪ICOCA連絡定期券も発売されることに。適用運賃は現在の磁気定期券と同額で、近鉄と京阪(大津線を除く)の定期券発売箇所で販売される。なお、JR西日本では近鉄・JR西日本・京阪ICOCA連絡定期券の販売を行わない。サービスの詳細な内容については10月頃に改めて告知するとのこと。また、近鉄のIC定期券サービス開始に合わせ、阪神なんば線を介して相互直通運転を行う阪神電車との連絡IC定期券も12月頃に発売される。近鉄はICOCA、阪神はスルッとKANSAI発行のPiTaPaカードが対象カードとなる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月10日格安航空会社(LCC)のPeachを経営するPeach Aviationはこのほど、大阪(関西) - 長崎線限定でキャンペーンを実施すると発表した。同キャンペーンは、対象となる便の乗客に1,000円分のピーチポイントを贈呈するというもの。ピーチポイントは、Peachの運賃や料金の支払いに利用できる。大阪(関西) - 長崎線限定で、チケットの購入期間は7月2日~27日、対象搭乗期間は7月3日~8月2日の火、水、木曜日、MM171便・MM172便搭乗分。適用運賃はハッピーチ、ハッピーチ プラスの2種類。なお、 同路線の通常運賃は3,590円~1万1,790円(ハッピーチ片道)。Peachウェブサイトおよびコンタクトセンターにて購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月06日JR東海バスは23日より、静岡から渋谷・新宿を結ぶ高速バス「渋谷新宿ライナー静岡」号の乗車券に東京メトロの1日券がセットになった「東京満喫きっぷ」を販売開始する。同きっぷは片道券と往復券があり、片道券は静岡駅~渋谷マークシティ間と東京メトロ1日券(運賃3,200円)と、静岡駅~新宿西口高速バスターミナル間と東京メトロ1日券(同3,350円)の2種類、往復券は静岡駅~渋谷マークシティ・新宿西口高速バスターミナル間と東京メトロ1日券(同4,980円)の1種類。運賃は大人料金で、小児料金の設定はない。また、往復券は出発から6日以内の帰りに限る。東京メトロ1日券は利用当日に限り全線の乗降が可能。東京メトロ1日券特典ガイドブック「ちか旅。」も付く。23日からの発売は前売券としての扱いで、使用できるのは8月1日から。以降は出発日の1カ月1日前よりJR東海バス静岡駅にて前売り発売を行う。なお、発売記念キャンペーンとして、23日の発売当日より先着100名に東京メトロオリジナルグッズをプレゼントする。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日フォートラベルが運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル」は、6月11日~6月17日にかけてフォートラベル会員を対象に「格安航空会社(LCC)の利用」に関するアンケートを実施。600件の有効回答が得られた。最初に今後LCCを利用してみたいかどうか聞いたところ、71.2%が「利用したい」と回答。具体的にどのLCC を利用したいか聞くと、第1位となったのは「ピーチ・アビエーション」だった。昨年8月に行った同内容での調査時も最も人気が高く、引き続き注目を集めている様子がうかがえる。選んだ理由については「日系のLCCなので安心感がある」「機体のデザインに惹かれる」などの声が寄せられ、特に女性からの支持が高いようだ。2位は「ジェットスター航空」。選んだ理由については、「オーストラリアに安価で行くことができるので」というコメントが多く寄せられた。昨年調査時は認知度が高いことが選択理由として目立ったが、今回は「実際に利用してみて良かったから」というリピーターの声も多かった。旅行会社が販売するオーストラリアのツアーでも多く採用されていることから、利用している人も多いと思われる。3位は「ジェットスター・ジャパン」。選択した人のコメントをみると「日本の企業の出資会社なので」というコメントが多く、その他「成田発着で、行きたい旅行先に就航している」「オーストラリアに行ったときに利用したジェットスター航空がよかったので、こちらも利用してみたい」という声があった。また、今までのLCC利用経験について聞いたところ、「利用したことがある」人は25.0%で、4人に1人がLCCを利用していることが分かった。利用した路線は「国際線」70.7%、日本国内の「国内線」16.0%、海外の国内線など「その他」28.7%。具体的な航空会社名をみると、最も多かったのは「ジェットスター系」。続いて「エアアジア系」となり、この2つに人気が集まっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日外国語トレーニングソフト「Rosetta Stone(R)(ロゼッタストーン(R)」を販売するロゼッタストーン・ジャパンは、7月2日~7月31日までの間、「Global Athlete Project 1周年記念キャンペーン」を実施する。「Global Athlete Project」は、川島永嗣選手を発足人兼アンバサダーとした、世界に挑戦するアスリートを語学面でサポートするプロジェクト。同社がサポートカンパニーとして、製品提供による語学習得支援を行い、2011年6月の発足から約1年で、全112名のアスリートをサポートする。競技数は合計24種目。サポートする言語数は、2012年5月末時点で合計9言語に達しているという。同キャンペーンでは、抽選で希望の対象国への往復航空券(1名ペア1組)や、川島永嗣選手のサイン入りミニサッカーボール(5名)、プリントサイン入りマグカップ(100名)がプレゼントされる。応募は キャンペーンサイトから。なお、往復航空券の対象国は、現在、Global Athlete Projectを通じてアスリートをサポートしている9種類の言語が話されている国(主要都市)とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日リクルートのエイビーロード・リサーチ・センターは、「エイビーロード海外旅行調査2012」より、格安航空会社(LCC)の利用意向や利用者満足度に関する調査結果を発表した。調査はインテージのネットモニター(関東・関西・東海の3地域)より抽出した「2011年の海外旅行経験者(出発月が2011年である海外旅行)」を対象に、3月21日~3月23日にインターネットを通じて実施。調査集計数は5,077人だった。まず始めに、日本発着の国際線で知っている・乗ったことのある・または乗ってみたい格安航空会社について調査した。認知率は「ピーチ・アビエーション」と「ジェットスター航空」が50%以上。「ジェットスター・ジャパン」は36%、「エアアジア・ジャパン」は30%の認知率だった。国際線利用経験率では「ジェットスター航空」が5%で最も高く、次いで「済州航空」、「エアアジアX」、「ジェットスターアジア航空」が1%以上だった。国際線利用意向率では、「ピーチ・アビエーション」が19%、「ジェットスター航空」が18%。次いで「ジェットスタージャパン」9%、「エアアジア・ジャパン」8%だった。日系新LCC3社の中では、認知率、今後利用意向ともに「ピーチ・アビエーション」が「ジェットスター・ジャパン」「エアアジア・ジャパン」を大きく先行している。また、格安航空会社利用者の利用してみての満足度は、「とても満足」が18%、「やや満足」が66%で、合計すると「満足」と感じている人が84%を占めていることが分かった。利用者の利用意向では、50%がLCC派(LCCのみを利用する8%+LCCを優先するが、既存航空会社も検討する42%)で、LCC派の割合は性年代別で見ると男女ともに18~29歳が多かった。海外旅行経験回数別で見ると、海外旅行経験回数が少ない人ほどLCC利用に意欲的なことが分かった。格安航空会社利用者が今後の格安航空会社に充実・向上してほしいと思っていることは、「さらなる安さの追求」が52%でトップ。「シートの幅や機能」は34%、「サイトでのチケットの買い方の分かりやすさ・簡便さ」が33%だった。
2012年06月27日神戸市で公共交通機関を運営する神戸電鉄、北神急行電鉄、神戸市交通局は30日、映画館共通入場券と電車乗車券をセットにした「格安え~がなクーポン」を発売する。3社局共通の同クーポンでは、神戸ハーバーランド内の「シネモザイク」とミント神戸内の「OSシネマズミント神戸」の2館で使用できる映画館入場券に、各駅から三宮駅(阪急・阪神・市営地下鉄)までの往復乗車券が付く。利用路線の違いにより、神鉄・高速版 / 神鉄・北神・地下鉄版 / 北神版 / 神戸市営地下鉄版の4タイプが発売される。乗車券の有効区間は、「神鉄・高速版」は神戸電鉄各駅から新開地駅経由で阪急・阪神三宮駅まで、「神鉄・北神・地下鉄版」は有馬線の鈴蘭台駅から有馬温泉駅間の各駅、ならびに三田線および公園都市線の各駅から北神急行電鉄谷上駅経由で神戸市営地下鉄三宮駅まで、「北神版」は北神急行電鉄谷上駅から神戸市営地下鉄三宮駅まで、「神戸市営地下鉄版」は神戸市営地下鉄各駅から同三宮駅までとなっている。発売額は大人1セット1,600~2,200円。8月31日までの発売期間中、利用当日1日限り有効。神鉄・高速版および神鉄・北神・地下鉄版は神戸電鉄主要駅窓口と駅売店ほか、北神急行版は北神急行谷上駅で、神戸市営地下鉄版は地下鉄各駅窓口と駅売店ほかで販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日エース損害保険は、14日より、全日空が出資母体となる日本初の本格的LCC(Low Cost Carrier)Peach Aviationの航空券予約サイト上で旅行保険の販売を開始した。昨今はオンラインで旅行や航空券を予約するケースが急増しているため、旅行会社は旅行保険を勧める機会を失い、顧客は旅行保険を購入する機会を失っていた。そのため、多くの旅行会社は、自社のホームページから保険会社のウェブサイトへ誘導することで旅行保険の加入を促しているが、旅行保険の申込みのために再度顧客情報を入力しなければならず、顧客にとっては利便性が低かったという。そこで、エース損害保険とPeachは、航空券予約のために入力した情報の一部を旅行保険の引受情報としても利用することで、航空券代と保険料の同時決済を可能にし、顧客の利便性を大幅に向上させた。この旅行保険の募集方法は既に欧米の航空会社の間では広く普及している方法で、「今後日本においても、特にインターネット系の旅行会社や航空会社において、普及していくものと思われる」(両社)。なお、同サービスは、国内旅行保険でも利用でき、オンラインで保険契約をキャンセルすることも可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日エイチ・アイ・エスは、自社の海外航空券オンラインサイトにおいて、航空券検索システムとホテル情報を連携させた同時購入サイトを新しくオープンさせた。このシステムは、以前までは別々に会員登録をしなければならなかった海外航空券やホテルの手配を、一度の会員登録で連携して行えるというもの。会員登録者は海外航空券、ホテルの各検索サイトを単独で利用した場合と同様のサービスを受けられる。航空券検索は、Google傘下のITA softwareが提供する航空運賃計算システム「QPXTM」を採用。全世界94都市119カ所のH.I.S.海外拠点が独自に仕入れる特典付人気ホテルなどをそろえた「H.I.S. VACATION」サイトのホテルと連携し、簡単により早く、おトクな料金で空席・空室が検索可能となった。サイトオープンを記念し、H.I.S.では総額300万円分の割引キャンペーンを展開。バンコクのラグジュアリーホテルに、格安で泊まれるスペシャル企画も実施中だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月15日列車に乗るためには乗車券が必要だ。しかしある時期、鉄道の乗車券では利用できず、航空券を持たないと乗れない列車が走っていた。ルフトハンザ ドイツ航空が走らせた「ルフトハンザ・エアポート・エクスプレス」で、フランクフルト空港駅とデュッセルドルフ空港駅を約2時間半で結んだ。「ルフトハンザ・エアポート・エクスプレス」は、ルフトハンザ航空の国内線として設定された列車だ。フランクフルト空港はドイツで最も利用客が多く、デュッセルドルフはドイツ国内第3位の利用客がいた。両者ともハブ空港として機能し、この区間の利用客も多かった。デュッセルドルフは日本人が多い都市で、日本からフランクフルトに降り立ち、デュッセルドルフ行きに乗り継ぐ人も多かった。しかし、フランクフルトとデュッセルドルフは約220km。日本で例えるなら新幹線で東京から長野まで、直線距離だと大阪から米子までとほぼ同じ距離だ。飛行機を飛ばすには距離が短すぎて採算を取りにくく、機材を大型化すれば乗降に時間がかかり、鉄道の所要時間との差は小さくなる。そこで考え出された仰天プランが、「ドイツ国鉄(当時)の団体列車を設定し、航空便として走らせよう」だった。所要時間は少し遅くなってしまうけれど、列車なら都市の中心部に直行できるし、途中のケルンやボンなどの主要都市も結べる。なによりこの鉄道ルートは、ライン川沿いの景色の良いところを走る。海外、とくに日本からの観光客は喜んで列車を選んでくれるだろうという算段だった。「ルフトハンザ・エアポート・エクスプレス」は1982年から走り始めた。使用された車両はドイツ国鉄のET403形電車だ。もともとドイツ主要都市を結ぶ特急列車に使うために造られた車両である。全車1等席で、コンパートメントタイプの座席と一般型座席の2種類があった。4両編成で中間車の半分が喫茶室だった。運転はドイツ国鉄の職員が担当し、接客サービスはルフトハンザ航空のパーサーとキャビンアテンダントが担当した。この列車はドイツ国鉄の時刻表には掲載されておらず、ルフトハンザ航空が全世界で配布する時刻表冊子には掲載されていた。つまり、各国の旅行代理店が航空券として予約・発券できる列車だった。フライトナンバーは「LH1001便」から「LH1008便」まで、1日4往復。当時は航空機を乗り継ぐ場合、チケットが何枚も重ねて閉じられた。その中にこの列車の「航空券」も綴じ込まれた。チケットだけでは他の航空便とは見分けがつかなかった。筆者は1983年、デュッセルドルフ空港からフランクフルト空港へ向かう「LH1003便」に「搭乗」。発車後すぐドリンクのサービスがあり、食事も提供された。ドイツパンとサラダ、ハム、ヨーグルトなどが、機内食とまったく同じように、ルフトハンザのロゴ入りの盆や皿に載っていたことを記憶している。「ルフトハンザ・エアポート・エクスプレス」はもくろみ通りの好成績となり、1990年には第2の路線としてフランクフルト~シュトゥットガルト間でも運行された。こちらも約200kmで、短距離国内線を列車で代替した形だ。ただし、こちらは電車ではなく、機関車牽引の客車で運転されたという。車体はET403形電車と同じく、ルフトハンザ航空のトレードマークの黄色で、紺色のロゴマークが入っていた。好評だった「ルフトハンザ・エアポート・エクスプレス」のフランクフルト~デュッセルドルフ線だが、その後はET403形電車の老朽化もあり、1993年に廃止されてしまった。フランクフルト~シュトゥットガルト線も、ドイツ国鉄のインターシティー網に統合される形で廃止された。しかし、現在もルフトハンザ航空はドイツ鉄道のICE列車の座席の一部を確保しており、フランクフルト~シュトゥットガルト間で「AIRRailサービス」として運行しているという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月09日運賃が激安だとか、機内食や預け荷物が課金制だとか、低コスト航空会社(LCC)が従来の航空会社(レガシーキャリア)と違う点を挙げればキリがない。でも、実際にLCCを使ってみると、旅行者にとって一番の大きな違いは、旅行の自由度だと分かる。日本人の海外旅行が自由化されたのは1964年。当時は様々な制約があり、原則的に一般旅行者はパッケージツアーでしか海外へ行けなかった。大手旅行会社が企画するツアーで、もちろん値段もベラボーに高かった。その後、80年代後半からエイチ・アイ・エスに代表される格安航空券を販売する旅行会社が台頭して航空券代は下がったが、自由度のなさは今でも相変わらずだ。基本的に1社の路線しか使えないため行き先は一定の都市とルートから選ぶしかなく、乗り継ぎ便だと行きも帰りも同じ都市に寄るので効率が悪い。必ず行きと帰りの便を購入してから出発するのもツアーが基準になっているからだ。さらに、格安航空券は予約が確定するかどうかが旅行会社の都合で決まり、やきもきさせられるのも難点だ。ところが、である。LCCの航空券は片道単位で購入でき、旅程も自分で自由に決められる。つまり、国内線や新幹線と同じ感覚で使えるのだ。具体的にこんなケースがある。上海でおいしい広東料理を食べ、香港でスパや高級系ホテル滞在を楽しみ、シンガポールでカジノにチャレンジし、クアラルンプールで値ごろ感のある買い物をする。この旅をLCCですると、茨城→上海、上海→香港を春秋航空、香港→シンガポールをジェットスター・アジア、シンガポール→クアラルンプールをエアアジア、クアラルンプール→羽田をエアアジアという効率的なひと筆書きの旅ができる。値段は時期によるが、今年6月下旬から7月上旬までの間なら、全部で約3万3,000円と激安だ。エアアジアのように燃油代がゼロのケースもあるなど、LCCは燃油代の負担も小さい。これと同じルートを回れるレガシーキャリアはない。そう、ないのだ。どんな航空会社にも乗れる、いわゆるノーマル運賃を使えば回れるが、値段がベラボーに高く論外だ。あえてレガシーキャリアを使うなら、上海と香港の旅、シンガポールとクアラルンプールの旅と、2回に分けなければならない。値段も高くなり、同時期で、前者が中国東方航空利用で2万1,000円、後者がシンガポール航空利用で3万8,000円、合計5万9,000円。これに燃油代がかかる上に、2回行けば空港までの交通費は単純に2倍だ。もちろん、レガシーキャリアの航空券で行ける都市から行き先を選ぶ、あるいは出発直前に予約をするといった工夫をしたり、さらには機内食が付いていて預け荷物も一定量まで無料という特徴を考えるとレガシーキャリアの方が安いケースもある。ただ、自由度の高さという視点ではLCCの方が上だということである。ネットで即予約できるので、極端な話、出発便だけ買って行き、途中で行き先を考えながら航空券を買ってもいいのだ(国によっては、帰りの便の航空券やその控えの提示を求められるので注意)。ちなみに、LCCは片道単位の発券だから、それを繰り返して旅すればやがて地球を一周できてしまう。航空券代だけなら、20万円台でアジア、オセアニア、北アフリカ、ヨーロッパ、北米、ハワイという世界一周旅行が実現できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月08日史上空前の円高です。こうなると海外で豪遊だ!なんて思ったりしませんか?ただ、旅先で豪遊はいいのですが気になるのは航空券。これもできるだけ安く抑えたいのが人情です。格安航空券をゲットする秘訣はあるのでしょうか?株式会社エイチ・アイ・エストラベルワンダーランド新宿本社・海外航空券専門店・石本順一所長にお話を伺いました。■年間287万人が利用!――航空格安チケットの分野で老舗はH.I.S.さんということになるかと思うのですが、年間でどのくらいの人数がH.I.S.さんでチケットを購入されますか?石本所長弊社をご利用いただいているお客さまが全国で年間約287万人です。その内のおよそ半分がパッケージツアー、残りの半分が航空券をお買い求め、これを弊社では自由旅行と呼んでいます。■格安航空券を購入するコツは!?――安く航空チケットを入手するコツというのはあるんでしょうか。石本所長航空チケットが安くなる時期というのがあります。ゴールデンウィークが終わってから7月中旬まで。それから9月の最終週から12月中旬まで。このあたりで旅行のプランを立てられると比較的安価にチケットを購入できると思います。――ほかに安価に買うこつはありますか?石本所長航空チケットは本当に「生もの」でして、毎日変動してるんですよ。弊社のホームページを見ていただく、あるいは店頭の情報を見ていただくというのがひとつですが、常に見てるというのもなかなか難しいと思います。そのようなお客さまに向けて弊社でSNSを使ったプッシュ型の情報配信にも力を入れております。なので、これを利用していただくのがいいかもしれないですね。――twitterでH.I.S.さんをフォローしていると得しますか(笑)?石本所長見ていただけるとわかりますが、ピンポイントで急に安いチケットが出ること、しょっちゅうあります。――しょっちゅうあるんですか。石本所長そういうチケットを探すのもまた楽しいと思いますよ。――H.I.S.さんならでのオリジナル商品や特典はありますか?石本所長近年LCC(ロー・コスト・キャリア)など、さまざまな航空会社が就航する中、H.I.S.でも7月13日~9月30日の毎日、成田-バンコク(タイ)間でオリジナルチャーターを取り扱っています。最大の特徴は燃油サーチャージ0円です。――燃油サーチャージ0円はいいですね。石本所長いいと思いますよ(笑)。また、旅行会社としてできるサービス、例えば、ホノルル行きですと「ホノルル航空券+ホテル宿泊代」のセット割として、お1人さま3,000円割引+ホノルル空港からワイキキエリアのホテルまでの往路送迎、現地での行動をサポートするレアレアトロリー1日券などが付くんです。■激安なパッケージツアー!――パッケージツアーでお薦めなものがあったら教えてください。石本所長例えば、6月4日から受付の商品で「ソウル3日間で16,800円」はどうでしょう。この中には往復の航空券、ホテル、空港~ホテルの送迎、そして燃油サーチャージが含まれています。実は6月から燃油サーチャージが上がるんですが、H.I.S.のパッケージツアーには燃油サーチャージが含まれていますので追加徴収なんてことはございません。――韓国までの燃油サーチャージはどのくらいするんでしょうか。石本所長韓国往復で5,000円くらいですね。――ということは11,800円にホテル代とかすべて入っているってわけですか!※……空席は日々変動しますので、詳細はH.I.S.のサイトで確認してください。■旅行先で一番人気はソウル――H.I.S.さんが販売されている航空チケットで一番人気なのはどこ行きなのでしょうか?石本所長ソウルでしょうね。――韓国行きが一番人気なんですね。石本所長フライトの本数がほかと比べて圧倒的に多いというのもあるんですが。――便が多いと安くなりますか?石本所長そう考えていただいていいと思います。韓国行きのお客さんの7割が女性です。――何目的で行かれるお客さんなのでしょうか。石本所長エステ、食事などが多いですね。ほかには韓流ブーム、K-Popなどが理由ですかね。リピーターが多いのも特徴です。――人気の1位はソウルなんですね。2位、3位はどこでしょうか。石本所長行き先で人気なのは、年間ですと2位がハワイ、その次はグアムでしょうか。――マイナビの読者は働いている人が多いんですが、例えばビジネスで急に海外出張だ!なんて時にもH.I.S.さんに相談に来ても大丈夫でしょうか。石本所長うちはそういうのが一番得意です(笑)。飛び込みで来られても、できるだけご要望に応えるように頑張ります。安い安いと聞いてはいたのですが取材に行ってビックリしました。海外旅行は本格的な格安、いやバカ安時代です。みなさんも格安航空券で海外に出掛けてみませんか?(高橋モータース@dcp)H.I.Sさんのサイト
2012年06月05日デルタ航空は7日、国際線長距離路線において好評を得ているというエコノミークラスのプレミアムシート「エコノミーコンフォート」を短距離路線にも導入する。飛行距離が750マイル(約1,207km)を超えるデルタ航空の全運航便に導入となり、日本発着路線ではボーイング757-200型機を使用しているグアム、サイパン、パラオ、ソウル行きの便が追加され、日本発着の全ての便にエコノミーコンフォートの座席が設置されることになる。同座席は、同社が保有する幹線用機材550機以上のエコノミークラスの前方3~5列目に配置され、標準的な国際線エコノミークラスの座席よりも足もとが最大4インチ(約10.2cm)広く、リクライニング角度が1.5倍となる。利用者は、国際線エコノミークラスでの標準サービスに含まれる食事、ビール、ワイン、日本酒、エンターテインメント、ブランケット、枕の無料サービスに加え、優先搭乗サービスと、カクテル、リキュール類を無料で楽しむことができる。また、個人用モニター搭載の機材では、各座席に電源が設置されているほか、HBOチャンネルのテレビプログラムなど、無料コンテンツを楽しめる。同シートを利用するには、エコノミークラスの航空券を購入した場合は、該当路線の飛行距離に応じて追加料金を支払う必要がある。片道あたり米国内線は19米ドル~、国際線の短距離路線は40米ドル~、国際線長距離路線は最大180米ドルを追加することで、エコノミーコンフォートの座席を選択できる。正規運賃のエコノミークラス航空券購入の際は、無料で変更が可能となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月04日格安航空会社(LCC)のPeachを経営するPeach Aviationはこのほど、香港就航記念の国際線セール運賃を発表した。セール運賃は、大阪(関西)発の2路線が対象。大阪(関西) - 香港線は、通常運賃8,880円~のところ、片道4,980円となる。対象搭乗期間は、7月1日~7月12日。大阪(関西) - ソウル(仁川)線は、通常運賃5,280円~のところ、片道2,980円となる。対象搭乗期間は、6月23日~7月12日。販売期間はいずれ6月1日13時59分までで、Peachウェブサイトおよびコンタクトセンターで購入できる。燃油サーチャージは必要なく、支払手数料(1人1区間毎に210円)、空港使用料等は別途必要。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月31日一般にささやかれている航空業界のウワサ。その中でも多くの人が気になるのは、「CAの採用基準に『容姿端麗』との項目があるのか」ということではないだろうか。答えから言おう。それは、「ある」だ。サービスで世界一の座に君臨するアジア系航空会社のある担当者は、筆者のインタビューにはっきりとこう答えた。「CAの採用基準に容姿はあります。それも顧客サービスの一部ですから」。どこかの団体が聞いたら怒りで卒倒しそうな話だが、少なくともアジアでは珍しい話しではない。CAはまだまだ社会的なステータスのある仕事であり、「花嫁修業」として短期間だけ働く制度を設けている航空会社は多い。短期間であってもCAには安全管理という重要な要素があるので、厳しい訓練を終えて乗務し、もし乗客からクレームが来たら再度、訓練生に戻されることもある。それだけ厳しい世界なのだ。それでもCAへの応募者は多いので、「容姿端麗」な人材を採用する余裕があるのである。同じ質問を日系の大手航空会社に何度かしたが、そこは少しでも差し障りのある事柄には本音を言わない日本人。案の定、言葉を濁す。一方、アメリカでは、そんな答えをしようものなら、女性差別だと訴えられかねない。しかし、筆者は少なくとも明らかに乗客の気分を害するようなCAにはこれまで一度も遭遇したことがない。というより、たとえ多少ふっくらしていたとしても、ユーモアがあったり、細やかな気配りができるCAであれば気分を害されるわけがない。アメリカ系航空会社には社会性を反映してか、ユーモアのあるCAが多く、感心させられる。逆に、どんなに「容姿端麗」でも怒ったような表情で仕事をされると印象は悪くなる。つまり、CAには「サービス業」としての能力が必要なのであり、航空会社の採用担当者はその適性を見抜いているということなのだろう。ちなみに、身長が一定の基準を下回ると上部の荷物棚に手が届かないなど、業務を円滑に運べないなどの理由で採用されない項目はある。比較的身長の低いアジアでも背の高いCAが揃っているのは、そのためだ。なお、男性CA、つまりスチュワードに「容姿端麗」かどうかの採用基準があるかは、筆者は興味がないので質問したことはない(笑)。ただ、あるベテランのスチュワードは、インタビューでこう答えてくれた。「お客様からクレームを言われたことは一度もない。常に細やかな気配りをし、要望を把握し、リクエストには的確に対応できるように心がけています」。はい、それで十分です!!一般にささやかれている航空業界のウワサ。その中でも多くの人が気になるのは、「CAの採用基準に『容姿端麗』との項目があるのか」ということではないだろうか。答えから言おう。それは、「ある」だ。サービスで世界一の座に君臨するアジア系航空会社のある担当者は、筆者のインタビューにはっきりとこう答えた。「CAの採用基準に容姿はあります。それも顧客サービスの一部ですから」。どこかの団体が聞いたら怒りで卒倒しそうな話だが、少なくともアジアでは珍しい話ではない。CAはまだまだ社会的なステータスのある仕事であり、「花嫁修業」として短期間だけ働く制度を設けている航空会社は多い。短期間であってもCAには安全管理という重要な要素があるので、厳しい訓練を終えて乗務し、もし乗客からクレームが来たら再度、訓練生に戻されることもある。それだけ厳しい世界なのだ。それでもCAへの応募者は多いので、「容姿端麗」な人材を採用する余裕があるのである。同じ質問を日系の大手航空会社に何度かしたが、そこは少しでも差し障りのある事柄には本音を言わない日本人。案の定、言葉を濁す。一方、アメリカでは、そんな答えをしようものなら、女性差別だと訴えられかねない。しかし、筆者は少なくとも明らかに乗客の気分を害するようなCAにはこれまで一度も遭遇したことがない。というより、たとえ多少ふっくらしていたとしても、ユーモアがあったり、細やかな気配りができるCAであれば気分を害されるわけがない。アメリカ系航空会社には社会性を反映してか、ユーモアのあるCAが多く、感心させられる。逆に、どんなに「容姿端麗」でも怒ったような表情で仕事をされると印象は悪くなる。つまり、CAには「サービス業」としての能力が必要なのであり、航空会社の採用担当者はその適性を見抜いているということなのだろう。ちなみに、身長が一定の基準を下回ると上部の荷物棚に手が届かないなど、業務を円滑に運べないなどの理由で採用されない項目はある。比較的身長の低いアジアでも背の高いCAが揃っているのは、そのためだ。なお、男性CA、つまりスチュワードに「容姿端麗」かどうかの採用基準があるかは、筆者は興味がないので質問したことはない(笑)。ただ、あるベテランのスチュワードは、インタビューでこう答えてくれた。「お客様からクレームを言われたことは一度もない。常に細やかな気配りをし、要望を把握し、リクエストには的確に対応できるように心がけています」。はい、それで十分です!!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月18日LCC(LowCostCarrier)と略される格安航空会社の参入が日本でも相次いでいます。これにひきずられるように正規航空会社のチケッも安価になる傾向が強くなっています。ひと昔前までは考えられなかったような価格で旅行できるのを知っていますか?調査期間:2012/4/3~2012/4/7アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1000件(ウェブログイン式)スカイマーク(Skymark)を皮切りに、ピーチ(peach)、ジェットスター・ジャパン(JetStarJapan)など、日本の空にも格安航空の波が確実に押し寄せてきてします。■ジェットスターの爆安価格先日登場したジェットスターは気合の入った格安航空会社です。7月3日から順次運行開始となりますが、東京(成田空港)発-大阪(関西空港)着を3,990円~、東京(成田空港)発-札幌(新千歳空港)着を4,590円~、東京(成田空港)発-沖縄(那覇空港)着を6,990円~で提供するとしています。東京在住の人間としては、成田が羽田になったらなあと思わないではないですが、しかし激安価格であることに変わりありません。まだ明らかにされていない上限価格が少し気にはなりますが。■最低価格の誓い(笑)「ジェットスターの最低運賃よりも安い他社の同クラスの航空運賃をインターネット上で見つけられた場合、当社はその運賃よりさらに10%値引きいたします」といサイト上で表明しています。どこかの家電量販店で聞いたような話ですが、ここまで気合の入ってるのはスゴイです。ジェットスター公式サイトにある最低価格保証の表明部分■大阪拠点のピーチピーチは大阪を拠点として格安フライトを提供している会社です。参考価格を挙げてみましょう。「ハッピーピーチ」コースで、大阪(関西空港)発-札幌(新千歳空港)着を 4,780円~14,780円大阪(関西空港)発-福岡(福岡空港)着を 3,780円~11,780円大阪(関西空港)発-鹿児島(鹿児島空港)着を 4,280円~13,280円となっています(上記運賃適用期間:2012年3月1日~6月30日搭乗分) 。「ハッピーピーチプラス」コースではちょっと高くなりますが、それでも、大阪(関西空港)発-札幌(新千歳空港)着を 6,480円~19,780円大阪(関西空港)発-福岡(福岡空港)着を 5,480円~15,780円大阪(関西空港)発-鹿児島(鹿児島空港)着を 5,980円~17,780円です(上記運賃適用期間:2012年3月1日~6月30日搭乗分) 。価格の上下変動があるのは込み具合の変動があるからで、やはり利用客が最大になるゴールンデンウイークなどは最高値です。ただし、ビジネスで平日に行くとか、あまりニーズのなさそうな日を選べば格安の恩恵を十分受けられそうです。時間とコストを考えると電車で行くのがバカバカしくなる価格ですね。■ピーチ:コースの違い「ハッピーピーチ」と「ハッピーピーチプラス」の違いは自由度の差です。「ハッピーピーチ」コースでは、受付手荷物、座席指定、フライトの変更・取り消しが全部有料です。「ハッピーピーチプラス」の場合には、受付手荷物1個無料、座席指定はスタンダードシートは無料だけどストレッチシートは有料、フライトの日付・時間変更はインターネット経由でやれば無料、フライトの取り消しは有料です。両コースともチケットの払い戻しはできません。■一番お金のかからない人とはほとんど荷物を持たずに、座席なんかどこでもよくて、絶対にその日のその時間に飛行機に乗るぜ!という人であれば一番安価に飛行機を利用できるわけですね(笑)。必ずその日のその時間の会議に出張で出かけるんだなどの、かばんひとつで乗り込むビジネスマンなどはピッタリだと思います。ほかにも格安航空会社はありますが、これら格安チケットを利用したことのある人はどれくらいいるのでしょうか?マイナビニュース読者に聞いてみました。■日本でも激安航空会社が次々登場していますが、あなたは激安チケットを購入したことがありますか?はい5.1%いいえ94.9%というわけで、まだほとんどの人が利用したことがないようです。その内容を聞いてみると……。■スカイマークの航空券で関空から札幌まで1万5,000円だった(大阪府/男性/28歳)スカイマークはもう老舗の格安航空会社ですね。1万5,000円というのは安い方なんですが、前述の価格を見ると高価に見えますね。■関空⇒札幌間往復500円(京都府/女性/29)これは驚愕です。往復500円!?何かのキャンペーンの時に搭乗されたのでしょうか!■関空~鹿児島が6,500円(兵庫県/女性/30歳)これは激安です。電車を乗り継いで移動するのがアホらしくなるほどですね。■関空-台北で片道9,000円(東京都/男性/27歳)台湾まで行って片道1万しない!国内を移動するより海外に行った方が安価な時があるんです。■熊本-大阪間が8,000円(熊本県/男性/54歳)安いです。ちなみに大阪-熊本を乗り換えゼロで電車で移動すると10時間かかって9,000円です。これより安くはなりません。飛行機の場合、安全面は気になりますが、とにかく安いのは助かります。まだ使ったことのない95%の人も、ぜひ航空チケットの価格を確認してみてください!(谷門太@dcp)ジェットスタージャパンの公式サイトピーチの公式サイト
2012年05月16日格安航空会社(LCC)のPeachを経営するPeach Aviationは8日、初の国際線となる大阪(関西) - ソウル(仁川)線の運航を開始した。大阪(関西) - ソウル(仁川)線の第一便は、8日18時34分に関西国際空港を出発。これに先立ち、初の国際線就航を記念したイベントが同空港で行われ、Peach代表取締役CEOの井上慎一氏がソウルから電話中継で参加し、「Peachのこだわりである日本らしいおもてなし、フレンドリーな機内サービス、今までにないキュートでクールな機体デザインやシンプルさを徹底しながらも質感にこだわったインテリアなどは、日本のお客様だけではなく多くの韓国のお客様にも受け入れていただけるものと考えております」とコメントした。同路線は1日1往復で運航を開始。運賃は片道5,280円~23,980円(「ハッピーピーチ」適用)。7月からは1日3往復への増便を予定している。さらに7月1日に大阪(関西) - 香港線、9月30日に大阪(関西) - 台北(桃園)線を新たに開設する予定とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日