スマートフォンの利用コストが抑えられるMVNOサービスが人気を集めている。最近では、格安SIMカードとスマートフォンをセットで販売する"格安スマホ"も注目度が増している。格安スマホというと「スペックも低いのでは? 」と思われがちだが、実際には高性能なスマートフォンも次々と「格安スマホ」として市場に出てきている。その好例がASUS製の「ZenFone 5」。大手携帯キャリアが販売していない、魅力あふれるスマートフォンに仕上がっている。そこで本稿では、ZenFone 5とSIMカードをセットで提供しているMVNOサービス各社のサービス内容を比較し、どのサービスがお得かチェックしてみた。対象となるのは、ハイホー、ニフティ、楽天モバイルの3サービスである。○ZenFone 5の特長本題の前に、まずはZenFone 5の特長を簡単におさらいしておこう。同端末は、ASUS JAPANが今秋発売した5インチのAndroidスマートフォン。SIMロックフリーのため、NTTドコモのネットワークを利用したMVNO各社のサービスが利用できる。参考までに、ASUSオンラインショップでの価格は16GBモデルが28,944円(税込)となっている。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、レッド、ゴールドの4色で展開する。本体サイズは72.8(W)×148.2(H)×10.34(D)mm、重量は145g。OSはAndroid 4.4、プロセッサには1.2GHzのクアッドコアCPU(Snapdragon 400)を採用する。RAMは2GB。端末の背面に800万画素のメインカメラを、前面に200万画素のインカメラを搭載している。ソフトウェアの面では、高い文字変換精度を誇るジャストシステム社製の「ATOK」を標準搭載。スピーディーな文字入力が行える。○共通事項を確認本稿で比較するのは、ハイホーの「hi-ho LTE typeD ミニマムスタートwith ZenFone 5 【LTE】」、ニフティの「NifMo(ニフモ)」、楽天の「楽天モバイル」の3サービスである。いずれもZenFone 5と格安SIMをセットで販売している。3サービスすべてNTTドコモが提供するLTEサービス「Xi」エリア、およびFOMARエリアに対応しており、下り最大150Mbpsの高速LTE通信を全国の幅広いエリアで利用できる。○端末価格に違いが!さて、それではZenFone 5の価格と支払い方法、ネットワークの月額利用料金を比較してみよう。ハイホーではZenFone 5(16GB)の端末代込みのコースを提供している。2年契約が必須。月の通信容量は2GBで、データ通信専用なら月額1,980円で利用できる。SMS機能を付加させると140円/月、音声通話機能を付加させると700円/月の追加料金がかかる仕組みだ。ちなみに2年経過後は、データ通信専用なら月額933円になる。つまり差額の1,047円を24回で割賦払いしている計算になる。このことから、端末価格は1,047円×24=25,128円と分かる。NifMoではZenFone 5(16GB)の一括払いと割賦払いの両方を提供している。一括払いの場合は31,112円。割賦払いの場合は月額1,297円の24回払い(総額31,128円)となる。音声通話機能を付加させると700円の追加料金が発生。データ通信プランは、2GB(900円/月)、4GB(2,500円/月)、7GB(3,500円/月)に対応する。2GBプランを選択した場合、1,297円+700円+900円=月額2,897円となるが、いまならキャンペーン中につき月額2,697円で提供している。楽天モバイルの提供するZenFone 5は、内蔵ストレージが8GBとなる。市販モデルの半分になっているので、スマホでたくさん写真を撮りたい人や、好きな音楽を入れて使いたい人は注意が必要だ。端末は一括払いのみ提供しており、価格は26,400円となっている。購入時には楽天ポイント1,500ポイントが付与される。料金プランは、通信速度最大200kbpsのベーシックプラン(1,250円/月)、2.1GBパック(1,600円/月)、4GBパック(2,150円/月)、7GBパック(2,960円/月)を用意する。NTTドコモのネットワークを利用し、同じスマートフォンを扱う3社だが、料金形態が異なることがお分かりいただけたと思う。端末価格についてはハイホーが最安で、ASUS JAPANのオンラインショップよりも安価に提供している。NifMoでは一括払いと割賦払いの両方に対応しているが、価格設定はやや高め。楽天モバイル版では、ストレージの小ささに注意が必要だった。○独自サービスの違いこのほか3社では、それぞれ独自の自社サービスを乗せることで差別化を図っている。通信容量が2GBに設定されているハイホーでは、オプションで通信容量が追加(チャージ)できる仕様。低速時は200kbpsとなる。しかし同社のサービスで特筆すべきなのは、この低速時に機能する「バーストモード」にある。これは、"通信し始めの一定量だけ、低速を解除して高速通信できる"という機能だ。テキストメインのWebサイトやTwitterのタイムラインなどでれば、すぐに読み込みが完了する。これにより、例え利用制限時であっても、ストレスは最小限に抑えることができる。NifMoでは、ソフトバンクテレコムが提供する公衆無線LANスポット「BBモバイルポイント」が無料で利用できる「NifMoコネクト」を提供。専用アプリでWi-Fiの電波を自動で検知し、接続の切り替えが行える。JR駅構内や空港、カフェ、ファーストフード店など、BBモバイルポイントのステッカーのあるエリアで高速インターネット通信が利用可能となる。また、ECアフィリエイトやリワード広告の売上を還元することで毎月のNifMo料金を割引する会員サービス「NifMoバリュープログラム」も用意されている。楽天モバイルでは「楽天ポイント」が利用できること、他の楽天サービスがシームレスに利用できることが特長として挙げられる。同社のサービス利用者なら、利便性が高まることが期待できる。また10円/30秒の「楽天でんわ」が利用可能。これにより、電話代を圧縮することができる。このほか、渋谷区神南にある「楽天カフェ」でスタッフにサービスの概要を聞くことができる点もメリットとなっている。***本稿で紹介してきた格安SIMサービスのうち、一般ユーザーが最も無駄なく使えるものを選ぶとしたら、どのサービスになるだろうか。それは、ハイホーの「hi-ho LTE typeD ミニマムスタートwith ZenFone 5 【LTE】」ということになりそうだ。契約時に選択したデータ通信容量を使い切ったあとは低速モードに入る点は3社とも同じ。しかし、ハイホーであれば200円/100MBで追加チャージできるほか、低速時にもバーストモードにより使い勝手を損なわない。月額料金も最安値となっている。また、ハイホーに加入したユーザーを対象に「楽天でんわ」の通話料1,000円分のクーポンを無料で提供している。あわせて利用すれば通話料金をおさえて音声通話が利用できる。Wi-Fiスポットを有効に使いたい、ショッピングで割引やポイントを活用したい、という人ならNifMo、楽天モバイルも選択肢に入ってくることだろう。"格安スマホ"の魅力は、なんといってもその利用料金の安さにある。データ通信量の大きなプランは大手キャリアの提供するサービスと差がなくなるため、格安SIMサービスならではのメリットが損なわれる。このため、市場では今後ともデータ通信量2GB近辺のサービスが人気を集めるのではないだろうか。ハイスペックなZenFone 5が格安スマホのラインナップに加わったことは、いちユーザーとして嬉しい限りだ。格安SIMサービスでZenFone 5を使いたいと考えている人は、本稿を参考にしてほしい。
2014年12月18日香港のLCCである香港エクスプレス航空は12月16日から12月23日まで、羽田/成田/名古屋/関西/福岡~香港線の片道航空券が10円~になるクリスマスメガセールを実施している。搭乗期間は2015年1月1日から10月24日まで。販売座席数は全2万席で、完売次第、終了となる。運賃額に加え、施設使用料や税金などが別途必要となる。申し込み方法など、詳細はホームページ。
2014年12月17日●低価格・手荷物無料・使いやすさなど、後発LCCを生かしたサービス今夏、国内で4社目となる低コスト航空会社(LCC)が運航を始めた。春秋航空日本(スプリングジャパン)である。就航路線は成田~佐賀/広島/高松。成田空港は国内最多の4社が集中する"LCC銀座"だが、後発のスプリングジャパンはどんなサービスを提供してくれるのだろうか。結論から言えば、この新しい国内LCCは後発であることを逆にメリットに変えていた。他のLCCの成功と失敗から学び、それを自社便に反映していたのである。そもそも、佐賀や広島といった他社が就航していない路線を中心に運航している点に独自性があるわけだが、日本のLCCは諸外国に比べてサービスのレベルが高くなってきている。スプリングジャパンのサービスには、それが強く感じられたのだ。○電話が通じやすく銀行振り込みもOK予約段階からサービスは特徴的だった。搭乗した成田~佐賀線の運賃は、キャンペーンの「ラッキースプリング」を除けば最安の「スプリング運賃」で片道5,700円。成田~広島/高松線もほぼ同じ料金設定だ。土日にはこれより1,000円~3,000円前後高くなることもあるが、いずれにしろ文句なしに安い。しかも、受託(預け)手荷物の手数料も10kgまでなら無料だ。そして、特徴的だと思わされたのが支払い方法。クレジットカード払い、コンビニ払いに加え、コールセンターで電話予約した場合のみに限られるが銀行振り込みもできる。電話がなかなか通じないLCCが多い中、スプリングジャパンのコールセンターは比較的つながりやすいのも好印象だった。予約の段階から、サービス一つひとつに細やかさが感じられた。○突然の搭乗券紛失にも親切に対応搭乗当日。空港での対応にも同じ細やかさがあった。自動チェックイン機の近くにはスタッフがおり、使い方がよく分からない乗客に親切に教えている。また、筆者は搭乗券を紛失してしまったのだが、それも無料で再発行してくれた。すいている席を予約し直す形なので満席だと物理的に無理だと言われたものの、幸い空席があった。オプションで座席指定をしていたのだが、これも事前に支払っていたからだろうか、追加手数料を徴収されることもなかった。LCCの場合、こういうケースでは手数料を取られるケースも多い。航空券を紛失した筆者はセキュリティー上の理由で、最後にゲートを出たのだが、他の客が搭乗をすませる間、スタッフは「もう少しお待ちくださいね」と親切に声をかけてくれた。時間に遅れている乗客に対しても、何度もアナウンスをして探している。海外のLCCなら、遅れた客は取り残されるのが半ば常識である。●日本人向けに徹するにサービス好感! 機内販売は"百均"風の価格設定○他社と違う機材を使い、座席も広めさて、アクシデントがあったものの、バスに乗って駐機場に向かい無事にボーディングできた。機内に入ってうれしかったのは、「やっぱり座席が広い」と分かったからだった。というのも、スプリングジャパンはボーイング737-800を使っている。この機種は他の国内LCCが使っているエアバスA320と比べると190cmほど縦長。両方とも同じナロウボディ(単通路)の小型機で、座席の広さは航空会社やシートによって違ってくるから一概には言えないが、1席あたりのシートピッチ(前後間隔)は737-800の方が広いことも多いのだ。実際に計ってみると普通席は75cm。他の国内LCCの普通席は平均70cmなので、やはり余裕がある。筆者は身長178cmでやせ形の体型なので前後幅があるほど楽なのだ。○"中国系"を感じさせない日本的なサービス中国の春秋航空が最大の出資者であるため、"中国系"というともすればマイナスイメージを持たれがちの同社だが、サービスにそれはほとんど感じられなかった。この日のキャビンアテンダント(CA)は4人とも日本人だった。国内の航空会社から転職したCAも少なくないのだが、気遣いのある言葉遣い、乗客の質問に対する丁寧な対応などを見ていると、会社としての方針であるのは間違いないだろう。○手軽さを追求した"100均"風の機内販売機内サービスで印象的だったのは税込100円の機内販売品。お茶やコーヒーからお菓子、ビールのつまみまで税込100円の商品がずらり。イタリアのコーヒー「カリアーリ」はお替わりも自由だった。350mlのビールなど100円では買えないものもあるが、全体的に安く良心的な料金設定。就航地の商品をそろえて"地元愛"を演出するのも忘れていなかった。○格安運賃を実現する徹底したコスト削減LCCは運航経費(コスト)を削らなければ安い運賃を提供できない。そのため、削れるところは削る。例えば機内販売品のメニューカードはなく、ボーイング737-800型機を使っているのも、国内の旅客機はボーイング社製が多く管理コストを節約しやすいという利点があるからだ。メニューカードがないのも、鉄道を思えばさほど違和感はない。なお、CAに聞けば、機内販売品が書かれたリストを見せてくれる。ついでに言えば、親切さや丁寧さ、笑顔での接客などは日本人のCAやスタッフならば心がけ次第の、"無料のサービス"である。特に日本では総じてそうした接客が好まれる傾向が強いため、徹底すれば印象が良くなるメリットもある。スプリングジャパンが設立されたのは2012年9月。その直後に筆者は王●(●は「火韋」で1字)会長に直接話を聞いたことがある。氏は上海出身だが日本の大学を卒業し、日系企業に10年近く勤め日本的なビジネスを学んだ日本通であり、日本語もペラペラだ。日本のサービスにも詳しい。あの会長の存在も期待以上のサービスを経験できた理由だろう。そんなことを思いめぐらせているうちに、スプリングジャパンIJ601便は快晴の有明佐賀空港に定刻通り着陸した。ちなみに、佐賀空港から佐賀市内まではバスで約35分(600円)、福岡・博多駅までだと約98分(1,650円)である。成田から佐賀まで預け荷物の手数料込みで5,700円。食事や予約時の手数料を入れても約8,000円。その運賃を考えると満足過ぎるフライトだった。※記事は2014年10月に搭乗し取材したもの。機内販売品などのサービスは変更されている場合がある○筆者プロフィール : 緒方信一郎航空・旅行ジャーナリスト。旅行業界誌・旅行雑誌の記者・編集者として活動し独立。25年以上にわたり航空・旅行をテーマに雑誌や新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなど様々なメディアで執筆・コメント・解説を行う。著書に『業界のプロが本音で教える 絶対トクする!海外旅行の新常識』など。
2014年12月16日ルフトハンザ ドイツ航空は、2015年1月8日以降に発券される日本路線を含む旅程のエコノミークラス航空券について、無料受託手荷物許容量を従来の1個から2個へ変更する。受託手荷物1個あたりの重量・サイズはこれまでと変わらず、重量は23kg以下、サイズは手荷物の3辺の和が158cm以下となる。また、ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラスの無料受託手荷物許容量は、従来通りで変更されない。今回の規定変更に伴い、超過手荷物料金についても一部見直しを実施。日本発のエコノミークラスで3個以上の手荷物を預ける場合、1個あたりの超過手荷物料金は2万円となる。なお、日欧路線のジョイントベンチャーパートナーであるANA、オーストリア航空およびスイス インターナショナル エアラインズでも、あわせて同様の変更が実施される予定。
2014年12月15日エアアジアやピーチなど格安のLCCも参入し、ハイクラスからローコストまで選択の幅が増えた航空会社。オールブラックのスターフライヤー、ピンクが目を惹くピーチなど、デザイン的にも面白い機体が増えました。一方、古くからあるJALやANAも負けてはいません。JALは伝統の鶴丸を大きく復活させましたし、ANAはスペシャルマーキング機で世界にその名を馳せています。さらにヨーロッパやアメリカ、世界各国の飛行機が集まる飛行場にはカラフルな色があふれ、お国柄を反映したデザインの博覧会のようにも見えます。そんなこんなで、今回は飛行機のデザインに関するアンケートです。日本在住の外国人20名に「日本の航空会社(JAL・ANAやジェットスターなどの格安航空会社)の飛行機のデザイン、どう思いますか?」と質問してみました。■ANAのマリンジャンボはとてもかわいくて気に入っています。(トルコ/30代前半/女性)■アニメが描いている飛行機がかわいいです。乗ってみたい。(タイ/30代後半/女性)■ANAその他も悪くないですが、JALは特にかっこいいです。(フィリピン/40代前半/女性)■特徴があると思います。(韓国/40代後半/男性)■かなり素敵。(ロシア/20代前半/女性)■ヨーロピアンスタイルに似ています。(スペイン/30代後半/男性)■オシャレだと思います。(台湾/40代前半/男性)■基本的にデザインなど清楚だと思う。(イギリス/20代前半/女性)■みないいと思います。(スウェーデン/40代後半/女性)■かっこいいと思います。(ペルー/30代前半/男性)■かっこいいと思います。(アメリカ/20代後半/男性)■悪くはない。(アルゼンチン/30代前半/男性)■悪くはない。(イスラエル/30代後半/女性)■機種によると思います。かっこいいのもあればそうでもないのもあると思います。(マレーシア/30代前半/男性)好意的な回答あれこれ。トルコの方の回答にある「マリンジャンボ」は、まさに現在の日本の航空会社の特徴とも言える、スペシャルマーキング機の先駆けです。これはANAが創設後の乗客数累計5億人突破を記念し、一般公募で選んだ「クジラと海の生き物たち」のデザインをボーイング747全体にペイント。1993年9月12日の羽田~札幌間のフライトから約1年半、国内便にて運行し非常に話題になりました。現在は特殊フィルムを貼り付ける方法が一般的ですが、全面塗装の新造機という部分でも特別な機体だったのだとか。この人気は「ポケモンジェット」などの登場にも繋がり、「アニメが描いている」「特徴がある」飛行機が増えていったのです。またその後、JALなど他社からもスペシャルマーキング機が登場。2010年には嵐のメンバーをデザインした「JAL 嵐JET」なども話題になりました。ちなみにマリンジェットは世界初のスペシャルマーキング機ではない模様。米サウスウエスト航空では1988年からシーワールドとのコラボによる特別塗装機「ワン」シリーズを運行しており、シャチを塗装した最初の「シャム・ワン」、2013年の「ペンギン・ワン」などが有名です。■JALとANAの椅子の広さや頭の後ろにあるタオルのような布が快適です。価格の安い航空会社の設備は、水の紙コップや椅子の広さなどが気に入らないので自分は利用しません。(オーストラリア/40代前半/男性)外装だけではなく、インテリアや設えのデザインに関する回答も。普段から国内便や国際便をよく使われる方なのでしょうね。国内はほぼJALとANAしかなく(かつては日本エアシステムなどもありましたが…)、1990年代の規制緩和後にスカイマークやAIRDO、スターフライヤーなど中小の会社が増えました。そしてこの数年でLCCが登場、利用者の用途や予算、好みに沿った選択ができるようになったと言えます。そんな中で特にこの2大航空会社は、国内・国際に関わらず「チケットの値段は高いけれどサービスや快適さ、安心度は抜群」といういわゆるハイクラスの位置づけ。オーストラリアの方が、快適さを好評価の理由として挙げておられるのも納得がいきます。■普通です。(中国/20代後半/女性)■普通だと思います。(ブラジル/20代後半/男性)■普通のデザインだと思う。(チュニジア/40代後半/男性)■わかりません。(ドイツ/40代前半/女性)■わかりません。(ベトナム/30代前半/女性)通常運行のデザインだと、あまり印象には残らないのかもしれませんね。スターフライヤーなどは就航の際に真っ黒のデザインが話題になりましたが、一般的な飛行機はCIカラー&白というデザインが大半ですよね。この「普通」の印象になる白を使う理由には、塗装と塗料の問題があります。運航中に強い紫外線を浴びる飛行機は、退色しにくい特殊塗料で塗装します。しかしこの塗料は特殊な製造方法のため色つきだと製造が難しく、白はその中でも比較的容易に製造できるので選ばれやすいのだそう。紫外線で色が退色してもめだちにくいなどのメリットもあります。そう考えると、全面青塗装の機体を持つKLMやベトナムなどは、退色などのデメリットを引き受けてでも、目に留まりやすいデザインを重視しているとも言えるでしょう。羽田や成田空港に行くと展望台から発着陸する飛行機を見ることができます。上記にも出てきたスペシャルマーキング機の運行時期には、カラフルな機体に見られ、そんな時にはちょっと嬉しい気分にもなれます。お天気のよい日にはカメラを持った飛行機ファンをたくさん見かけますが、実際の話、飛行機は一般塗装でも十分すてきなデザインが多いもの。ちょっとした旅行気分も味わえる飛行機をのんびり眺めに行く"乗らない"空港ツアー、結構オススメですよ。
2014年12月12日日本航空写真家協会(JAAP)は12月11日~17日、東京新宿区のアイデムフォトギャラリー「シリウス」にて「日本航空写真家協会 2014写真展」を開催する。JAAPは主として「航空」をテーマに撮影している写真家の集団。写真展では実際に空を飛ぶことでしか見ることができない光景や、躍動感あふれる航空機の姿など、プロの航空写真家ならではの視点で捉えたカラー・モノクロの43点を展示する。開催時間は10:00~18:00(最終日は~15:00)。入場料は無料。
2014年12月11日●日本路線初となる「スカイカウチ」でエコノミークラスが極上空間にボーイングの最新機種・787-9のローンチカスタマーであるニュージーランド航空は12月2日、787-9での成田~オークランド便運航を開始した。787-9そのものはANAがすでに国内線を就航しているが、長距離路線になるほど力を発揮するのが787-9である。今回、成田~オークランド線の初便に搭乗し、その乗り心地を体験してみた。○エコノミークラスでフルフラットニュージーランド航空が787-9を受領したのは7月9日。同機による成田~オークランド線は、パースーオークランド線に続く2路線目の定期路線となる。成田就航日には同社が特別な機体にのみ使用しているブラックカラーの787-9が登場。なお、同社が現在保有している787-9は3機ある。今回の就航を記念して、搭乗前には機長からのあいさつのほか、搭乗者には特別仕様のポストカードがプレゼントされた。そして、この787-9の就航で初めて日本に開かれたサービスが「スカイカウチ」である。スカイカウチはエコノミークラスの席を3席丸ごと使用できるサービスで、同社のホームページより購入した場合、ひとりなら片道+8万円、ふたりなら片道+4万円で、エコノミクラスからグレードアップできるというもの。しかし、ただ広くなっただけではない。フットレストをシートと水平の高さまで全て持ち上げると、縦155cm・横74cmのベットができあがる。くつろぎ空間をしっかり確保できるため、カップル利用のほか、子連れ旅行にもぴったりだ。なお、エコノミークラスでは3-3-3配列となっており、スカイカウチは窓からの風景を楽しみつつ、通路へのアクセスにも困らない。○ふかふかのマットレスでぐっすりともちろん、ビジネス・プレミアもフルフラットである。787-9のビジネス・プレミアは18席限定で、斜めに配置された席では周りを気にすることなくゆったり自分の時間が過ごせる。個人モニターやテーブルは自由に位置を調整できるので、食事やPC利用、機内エンターテイメントの視聴など目的にあわせて便利に活用が可能だ。各シートにはクッションや羽毛布団のほか、形状記憶マットレスも用意。全長201cmのシートで横になっていると、「ここって飛行機の中だったっけ?」と思ってしまうくらい、機内でぐっすり休むことができた。また、アメニティーには鮮やかなデザインのソックスをはじめ、メイド イン ニュージーランドの品々がポーチに収められている。○長距離路線ほど魅力が生きる787-9が日本から長距離路線で利用できるようになった今、あらためて787-9の利便性を見直してみよう。1万5,400kmもの航続距離を持つ787-9は、787-8の胴体を6.1m延長したモデル(787-8は全長56.7m、787-9は全長62.8m)で、787-8の約1.2倍の座席と貨物を搭載できる(座席は国内線仕様機材での比較、貨物は搭載可能重量での比較)。また、787-9は787-8よりもさらに高い23%の燃費性能を有している(767-300ER対比)。利用者としてのメリットは、燃費性能向上による価格調整だけではない。空の上では一桁台の湿度を示すことが通常だが、787-9の場合、その2~3倍にまで湿度が上がる。また、従来機よりも気圧を高くすることができるので、実感はしにくいかもしれないが、ワインの風味や機内食の味をより地上に近い感覚で楽しむことができるというメリットもある。分かりやすいところで言うと、窓の大きさが従来機より1.3倍大きい。窓はUVカットもされているので、紫外線が気になる空の上でも、大きな窓から景色を楽しむことができる。総じて言うと、787-9は燃費や身体にかかる疲労度・乾燥などの面も含め、長距離になればなるほど、会社も利用者もその良さを実感できる飛行機なのである。●和の味わいを生かした機内食は厳選されたニュージーランドワインとともに○選べるニュージーランドワインニュージーランド航空の機体には、ニュージーランドの先住民族・マオリの伝統模様である「コルー」がデザインされている。色彩も鮮やかな制服をまとった客室乗務員たちに迎えられた機内は、同社のイメージカラーでもあるパープルで照らされていた。飛行機の中では、機内食を一番楽しみにしている人も多いだろう。成田を18:30発・オークランドに9:20着のフライトではディナーとブレックファストを、オークランドを9:45発・成田に16:55着のフライトではランチとディナーを用意している。同社の機内食はニュージーランドの素材を生かしつつ、ポイントに和の食材や調味料をプラスするなど、ワールドワイドな料理が楽しめる。エコノミークラスでは2種類からチョイスできるようになっている。この時は、ディナーはビーフ(すき焼き)とチキン(クリームカレー)から、また、ブレックファストはエッグ(スクランブルエッグ)とフィッシュ(鮭の味噌和え)から好きなものを選べた。寿司ブームのニュージーランドでは、すき焼きや味噌和えのような和風テイストの料理も、割と一般的に食べられているようだ。また、提供されたワインは赤・白ともにニュージーランドワインで、ともに2種類用意。味わいは客室乗務員が説明してくれるので、普段はあまりワインを飲まないという人も、ぜひここは本場のニュージーランドワインを楽しんでいただければと思う。一方、ビジネス・プレミアでは、オークランドとロンドンに店を構えるピーター・ゴードン氏が監修した機内食も用意。前菜は2種類から、メインは3種類から、デザートも3種類から選べるコース料理となっている。なお、ビジネスクラスでは、メインのひとつに和食も用意している。ドリンクはというと、搭乗後すぐに提供されるニュージーランド産のスパークリングをはじめ、2~3種類そろえた白・赤ワイン、そして、ビールにもニュージーランド産のものを2~3種類用意している。ニュージーランド産のデザートワインもそろえているので、希望する人は客室乗務員に一声かけてみよう。○ラバトリーまで見逃せない!同社ならではのサービスとしては、ユニークさやデザイン性があげられる。例えば、機内の安全設備を説明するビデオでは、ニュージーランドを舞台にして制作された映画「ホビット」の登場人物とともにピーター・ジャクソン監督も登場する。「ホビット」以外にも、同社が過去に展開していたビデオには、登場人物が全員裸にボディーペイントをしていたり、フィットネスしながら説明したりと、新作がリリースされる度に話題になっているのだ。そして、同機に搭乗するならぜひ利用してほしいのが、実はラバトリーなのである。エコノミークラスには3つデザインが施されたラバトリーが設けられている。中でも、客室乗務員がおススメしてくれたのがバタフライルーム。また、ラバトリーには音楽も流れており、ちょっとした癒やし空間となっている。ただし、施設の限られた機内の中なので、長居をされないようにしていただきたい。親しみを感じさせる客室乗務員のサービスも同社ならではの特長だろう。撮影にも気軽に応じてくれ、「うまく撮れましたか? フェイスブックに掲載してくださいね」などとウインクをしながら声をかけてくれた。成田からオークランドまでは約10時間。787-9の就航でさらに快適性が高まった空の旅を、ちょっと陽気な客室乗務員にもてなしてもらいながら、ニュージーランドワインとともに楽しんでみてはいかがだろうか。
2014年12月11日「安いとは聞くけど、なんだか難しそう……」このようなイメージを持たれがちであった格安スマホ。しかし、主要キャリアの月額料金が高止まりとなっている今、格安スマホの安さや実用性の高さが多くの人に知れ渡り、これまでよりも多くの人が利用するようになった。そんな中、これから格安スマホを始めたい人におすすめできる格安SIMサービスが、U-NEXTの提供する「U-mobile」だ。U-mobileでは、データ通信専用の「U-mobile データ専用」、音声通話に対応した「U-mobile 通話プラス」というSIMカード単体のプランに加え、SIMフリースマートフォンとSIMカードをセットにした「スマホセットプラン」も提供している。加えて、LTE使い放題プランや30秒10円の通話アプリ「U-CALL」など、独自のサービスを展開しているのも特長だ。本稿では、そんなU-mobileのサービスについておさらいすべく、これまでに掲載されたマイナビニュースの記事をまとめて紹介しよう。***○まずは「格安SIMカードとは何か」をおさらいスマートフォンが普及して数年経ち、最近ではフィーチャーフォン(従来型携帯電話)からではなく、スマートフォンから新たなスマートフォンへ機種変更する人も増えてきている。そんな中、機種変更で余った端末を使用したいと考えている人もいるだろう。中古スマートフォンを格安SIMで再利用するには何が必要なのだろうか。まずは、格安SIMとはどういったものなのか、どんな中古端末で使用できるのかなど、おさらいしてみよう。【レポート】「iPhone 6」への機種変更で余った端末はどうする? - 中古スマホを格安SIMで再利用する方法について考えた本稿では、機種変更で余った中古スマートフォンを活用するため、そもそも「格安SIMカード」とは何か、格安SIMはどんな中古端末で使えるのかについて紹介している。詳しい説明はこちらの記事へ※こちらの記事で紹介している料金プランは、11月1日に改正されました。新料金プランにつきましては、こちらをご覧ください***○LTE使い放題プランを加えた、新料金プランをおさらいデータ通信SIM単体の料金プランは、高速データ通信量が月間1GBのプランで月額790円、月間3GBのプランで月額1,480円。なお、11月1日より料金プランが刷新され、従来の月間5GB、7GBのプランは廃止となり、「LTE使い放題プラン」月額2,480円が新たに登場した。このほか、月間の通信料が1GB以下で月額680円、1GB超で月額1,680円の「ダブルフィックスプラン」が提供されている。音声通話SIM単体の料金プランは、高速データ通信量が月間1GBのプランで月額1,580円(以下、料金はすべて税抜)、月間3GBのプランで月額1,980円。なお、データ通信SIMプランと同様に新料金プランでは、従来の月間5GB、7GBのプランは廃止となり、「LTE使い放題プラン」月額2,980円が新たに登場。月間の通信料が1GB以下で月額1,480円、1GB超で月額2,480円の「ダブルフィックスプラン」も提供されている。【レポート】リーズナブルな料金でスマホを始めるには? U-mobileのLTE使い放題プランに申し込んでみた本稿では、"キャリアのスマホとどう違うのか?"、"どうやって申し込めば良いのか?"などの疑問を解消すべく、格安スマホについて解説するとともに、U-mobileのLTE使い放題プランの申し込み手順から、実際に端末を使用するまでの一連の流れを紹介している詳しい説明はこちらの記事へ***○30秒10円の通話アプリ「U-CALL」をおさらい安いのは月額料金だけじゃない。U-NEXTでは、U-mobile専用の格安通話サービス「U-CALL」も提供しており、専用アプリから通話発信することで、従来の通話料20円/30秒(税抜)の半額となる10円/30秒(不課税)の通話料で電話をかけることができる。【レポート】実際にどれだけ使えるの? 30秒10円の通話アプリ「U-CALL」を試してみた本稿では、U-mobileの通話料を半額にする通話アプリ「U-CALL」を実際に利用し、使いやすさや音声品質、どのくらい通話料を節約できるのかを検証している。詳しい説明はこちらの記事へ※こちらの記事で紹介している料金プランは、11月1日に改正されました。新料金プランにつきましては、こちらをご覧ください***○U-mobileの付加サービスをおさらい格安SIMサービスの付加サービスとしては、公衆無線LANサービスを無料で利用できるものや、セキュリティサービスが利用できるものなど、様々なものがある。その中で、映画や電子書籍などのエンタメ系サービスを提供しているのが、U-NEXTのU-mobileだ。同サービスの音声通話付きプラン「U-mobile 通話プラス」の契約者には、映像配信サービスの「U-NEXT」などで利用できる"U-NEXTポイント"を毎月600円分プレゼントしている。同ポイントを使って、映画やドラマなどの映像コンテンツを視聴したり、電子書籍を購入することが可能だ。【レポート】映画や電子書籍が"無料"で楽める!? 格安SIM「U-mobile」の付加サービスをチェックしてみた本稿では、「U-mobile 通話プラス」で毎月プレゼントされるU-NEXTポイントについて、特長やどんな使い方ができるのかを紹介している。詳しい説明はこちらの記事へ※こちらの記事で紹介している料金プランは、11月1日に改正されました。新料金プランにつきましては、こちらをご覧ください***○格安スマホやU-NEXTのサービスが体験できる「U-NEXT ストア」をおさらい格安SIMサービスを利用してみたいが、いざ契約やセットアップをするとなると、どうすればいいのか分からないという人も多いのではないだろうか。また、実際にサービスを体験した上で利用を決めたいという方もいるかもしれない。そういう方は、U-NEXTのサービスを実際に試すことができて、なおかつトータルで検討できる「U-NEXT ストア」に足を向けてみてはいかがだろうか。【レポート】格安スマホやU-NEXTのサービスが体験できる「U-NEXT ストア」に行ってみた本稿では、10月1日南青山にオープンした「U-NEXT ストア」に実際行ってみた様子をレポートしている。U-NEXT ストアでは、格安SIMサービスのU-mobileをはじめ映像・書籍配信サービス「U-NEXT」など同社のサービスを実際に体験・購入できる。詳しい説明はこちらの記事へ※こちらの記事で紹介している料金プランは、11月1日に改正されました。新料金プランにつきましては、こちらをご覧ください本稿で紹介した記事1:【レポート】「iPhone 6」への機種変更で余った端末はどうする?- 中古スマホを格安SIMで再利用する方法について考えた2:【レポート】リーズナブルな料金でスマホを始めるには?U-mobileのLTE使い放題プランに申し込んでみた3:【レポート】実際にどれだけ使えるの? 30秒10円の通話アプリ「U-CALL」を試してみた4:【レポート】映画や電子書籍が"無料"で楽める!?格安SIM「U-mobile」の付加サービスをチェックしてみた5:【レポート】格安スマホやU-NEXTのサービスが体験できる「U-NEXT ストア」に行ってみた
2014年12月09日コマースリンクは12月2日、商品データフィード最適化サービス「DFO」が、Googleの提供する航空券や不動産、求人などの動的リマーケティングに対応したと発表した。「DFO」は、外部の集客媒体を利用するために必要となる商品データを作成・登録する代行サービスで、「商品検索サイト」や「価格比較サイト」「アフィリエイトプロバイダ」「リターゲティング広告」「Google Merchant Center」といった約40種におよぶ媒体の仕様に対応する。動的リマーケティングは、GoogleAdWordsのリマーケティング機能の一つで、ユーザーが過去にWebサイトで参照した商品や関心を持ちそうな関連商品をピックアップし、同ユーザー専用の広告をディスプレイネットワークに表示する。DFOは、2013年7月より小売業向けの動的リマーケティングに対応しており、2014年12月時点で、丸井やワコール、ゴルフダイジェスト・オンラインなど合計16社が同サービスの利用実績があるという。今回の対応により、広告主は、フィードデータの作成や更新などを意識することなく、動的リマーケティングを利用できるようになる。
2014年12月03日海外旅行で目的地へ向かう際、行きの飛行機の中で「どこへ行こうか」「何を食べようか」と目的地のパンフレットを眺めている人も多いことだろう。ところが、マレーシア航空を利用すると、行きの機内で早くもマレーシア現地にいるかのような雰囲気を満喫できるのをご存じだろうか。○CAの衣装は現地の民族衣装約100機の旅客機を、世界60都市以上に運航しているマレーシア航空。2001年にロシア・北アラスカ北極圏ルートを、ツインエンジン旅客機で世界で初めて飛行するなど、近年は新規ルートの開拓にも力を入れている。そして、そのマレーシア航空を利用すると、ある特徴に気づく。キャビンアテンダント(CA)の衣装が独特なのだ。通常のCAが着用する制服とはスタイルが全く異なり、同航空の女性CAが着用する"制服"は、オリエンタルな雰囲気が漂う。マレーシアにまだたどり着いていないのに、早くも現地にいるような錯覚に襲われてしまう。同航空のCA・横山恵利子さんは、「私たちの制服は現地の民族衣装なので、乗客のお客さまに興味を持ってもらえることも多いです。色使いも鮮やかですので、『同じ衣装を購入したい』というお客さまもいらっしゃいました」と笑顔で話す。○マレーシアの名物料理も機上で味わえる同航空は、「衣」だけではなく「食」でもマレーシアの空気を楽しませてくれる。例えば、成田からマレーシアの首都・クアラルンプールを結ぶ直行便のビジネスクラスの食事には、マレーシアでおなじみの料理「サテー」が付いてくる。サテーとは、香辛料で下味を付けた肉を串に刺して焼くというマレーシア風焼き鳥のこと。甘めのピーナツソースを付けて食べるのがマレーシア風だ。実際にマレーシア航空のサテーを食べてみると、スパイシーな香辛料と濃厚ながらもくどさを感じないピーナツソースが一体となって、何本でもいけてしまう感じがした。他にも、マレーシアでよく飲まれているビール「Tiger beer」やマレーシアのコーヒーも常備してある。サテーをつまみにして「Tiger beer」を飲めば、機上にして既にマレーシアのグルメを満喫でき、テンションががぜん上がること請け合いだ。もちろん、サテーのようなマレーシア料理だけではなく、普通の機内食も提供されている。筆者は11月にマレーシアを訪問した際、「鶏肉の南蛮ソース」(エコノミークラス)を昼食でいただいた。鶏肉は、甘酸っぱい南蛮ソースが自分の好みに合い、肉もジューシーだった。副菜のなすのマリネ風はあっさりとした味わいが箸休めにちょうどよく、バジルが練りこまれたパンも絶品。非常に満足できた機内食だった。なお、成田からクアラルンプールの直行便では、3カ月に1度メニューが変わるので、訪れる時期によってさまざまな味が楽しむことが可能だ。「1分1秒でも早く現地に行きたい! 」というぐらいマレーシア好きな人は、ぜひともマレーシア航空を利用してもらいたい。
2014年12月02日スパやマッサージ店の多い東南アジア。ホーチミンにもたくさんのスパやマッサージ店があります。その中でも、ベトナム人にも大人気の格安スパが"ZENNOVA"ホーチミン中心地から車で5分ほど走った場所にあり、静かでゆっくりできる穴場です。交差点から少しはいった細い路地にそのお店はあります。ZENNOVA(ゼンノバ)このお店、日本では御馴染みの岩盤浴ができ、マッサージはもちろんヨガのレッスン(毎週木曜日)も実施、更にはベジタリアンレストランも併設のカラダに嬉しい施設です。岩盤浴は40分間で250,000vnd(約1,390円)!もちろんあたたかいお茶、タオルやシャワーつきなので街歩きをした後、岩盤浴をし、マッサージをうけてシャワーでさっぱり!!もいいかもしれませんね。お勧めはマッサージと岩盤浴のセット!おすすめは、岩盤浴をした後に、マッサージを受けられるセット!温まったからだをほぐすことでじっくり、内側から疲れがすっきりと取れます。セットにすることで割引がされるのも嬉しいポイントです!岩盤浴40分間+マッサージ60分間で420,000vnd(約2,270円)※通常合計500,000vnd(約2,780円)岩盤浴中に熱くなったら、風がきもちい椅子でまったり~。音楽も静かなので、木々が揺れる音をききながらゆっくりすることができます。そしてこのお店。有名なマッサージセラピストがいらっしゃいます。アイさん、フンさん、ナムさん。3名とも男性セラピストですが、予約困難です。この3名のセラピストは目の見えない方々です。そのマッサージ技術は高く、常に人気なのです。マッサージオイルはZENNOVAオリジナル!オイルはレモングラスの香りです。スウェディッシュマッサージ、指圧、オイルトリートメントを掛け合わせたものなどなど。他では味わえないマッサージなので是非体験を!!オススメは、岩盤浴とのセットですが、マッサージだけ受けることも可能です。料金も60分250,000vnd(約1,390円)とリーズナブル。チップもお忘れなく!料金にチップは含まれていませんので、トリートメント後にこちらにチップの料金も記入します。相場はさまざまですがマッサージ店の場合50,000vnd(約280円)~100,000vnd(約560円)を目安にしていただければと思います。※上記の料金の日本円表記は、2014年11月16日現在の為替レートに準じます。
2014年11月30日●ハイホー、楽天、ビッグローブ比較"格安SIM"を提供するMVNO各社のサービス競争が盛況だ。今秋、月額利用料金を据え置いてデータ通信容量を倍増する、お得なキャンペーンが相次いで発表された。そこで本稿では、月額3,000円前後で利用できる格安SIMサービスのうち、スマートフォンとセットで販売されているサービスの最新情報をお伝えしていこう。○それはIIJから始まった本稿で紹介するのは、「LTEによる高速通信」と「090/080で始まる電話番号での音声発信」が可能な、月額3,000円前後のスマートフォン付き格安SIMサービス。どのプランでもMNPによる転入に対応しており、20円/30秒で音声通話できる。今秋、通信容量の倍増キャンペーンを他社に先駆けて仕掛けたのはIIJ(インターネットイニシアティブ)がSIMを提供するサービスIIJmioである。このIIJグループに属するプロバイダー「ハイホー」が提供する「hi-ho LTE typeD ミニマムスタートwith G2 mini【LTE】」なら、LGエレクトロニクス社のAndroid 4.4スマートフォン「LG G2 mini」が利用可能だ。月額3,219円(税込、以下同)で、月に2GBまでのLTE通信が利用できる。月額3,219円の内訳には、24回払いの端末割賦金を含んでいる。同社のオンラインサイトにて販売している。BIGLOBEがSIMを提供する「BIGLOBE LTE/3G」でも、前述のLG G2 miniが利用できる。エントリープランの場合、月額3,219円の運用コストで月に2GBまでLTE通信が利用可能だ(以前は通信容量が1GBだったが、11月1日より2GBに増量された)。月額3,219円の内訳には、24回払いの端末割賦金を含む。なお、専用アプリ「BIGLOBEでんわ」を通して音声発信すれば、国内30秒/10円の通話料で利用できる。同社のオンラインサイトにて販売している。今秋から、楽天グループが「楽天モバイル」としてMVNO事業に参入した。同社がSIMを提供するサービスではASUS社のAndroid 4.4スマートフォン「ASUS ZenFone 5」が利用可能。端末代金は28,512円で、分割払いには対応していない。LTEに対応したプランは2.1GBパック、4GBパック、7GBパックを用意した。2.1GBパックの月額料金は1,728円となっている。(仮に端末を24カ月で分割払いしたと仮定するなら、月額料金は端末割賦金1,188円+音声通話月額料金1,728円=2,916円になると考えられる)●日本通信、So-net、U-NEXT比較日本通信(b-mobile)がSIMを提供するサービスでも、前述のLGエレクトロニクス製 LG G2 miniが利用できる。通信容量は1、2、3、7GBから選べる仕様。1GBを選んだ場合の月額料金は3,586円で、内訳は端末割賦金1,534円+音声通話月額料金1,685円+1GBの通信パック367円。1年継続オプションを申し込めば、毎月1GBが無料で追加される。オプションで留守番電話サービスなども利用できる。同社のオンラインサイトにて販売している。So-netがSIMを提供する「So-net モバイル LTE スマホセット2480」では、ZTE社のAndroid 4.4スマートフォン「Blade Vec 4G」が利用できる。端末価格は32,160円だが、24回の分割払いを選択すると毎月の割賦金が1340円から637円に減額される。これにより、月額2,678円で月に1.5GBまでのLTE通信が利用できる。スマホ割賦購入割引キャンペーンは、11月1日から11月30日まで実施する予定。U-NEXTが提供するU-mobileでは、Huawei社のAndroid 4.3スマートフォン「Ascend(アセンド)G6」を用意。端末代金は32,184円で、1,341円×24回払いに対応する。例えば、月の通信容量が1GBまでの料金プラン「通話プラス1GB」なら、基本使用料1,706円+端末割賦金1,341円=3,047円/ 月で利用できる。これまでに本稿で紹介したサービスは、すべてNTTドコモの回線を利用したものだった。最後に紹介するケイ・オプティコムのサービスmineoは、KDDI(au)の回線を利用したものとなる。端末はシャープの「AQUOS SERIE SHL25」と、京セラの「DIGNO M KYL22」を用意。AQUOS SERIEを選択した場合はやや高額になるが、DIGNO Mを選択した場合は月額3,877円で月に1GBまでのLTE通信が利用できる(通信容量は1GB~3GBから選択することが可)。DIGNO Mの端末代金は51,840円で、毎月2,160円×24カ月支払う仕組み。基本データ容量内の最大速度は「au 4G LTE」(75Mbps)相当となる。同社のオンラインサイトにて販売している。●楽天モバイルはどこまで戦えるか本稿では月額3,000円前後で利用できる格安SIMサービスのうち、スマホとセット販売されているサービスの最新情報をお伝えした。1社が割安なプランを打ち出すと、すぐに他社が追随するというのがこの業界の常識。現在は3,000~3,500円の価格帯でいかに差別化要素を出していくか、各社が苦心している様子がうかがえる。MVNO群雄割拠の時代だ。提供されるスマートフォンに注目してみると、3社がLGエレクトロニクスの「LG G2 mini」を使用している。4.7インチの同端末なら、弱年齢層やシニア層などこれまでスマートフォンに馴染みのなかった世代にも使いやすいという配慮だろう。MVNOで提供されるスマホというとエントリー機のイメージが強いが、「ASUS ZenFone 5」のようなコストパフォーマンスの高いSIMフリー端末が登場したことで、今後はその流れが変わるかもしれない。参入の遅れた楽天モバイルだが、ZenFone 5を武器にどこまで戦えるだろうか。KDDI(au)の回線を利用したMVNOは、現状ではmineoの1択となる。まだ、利用料金の面でも通信速度の面でも満足のいくサービスが提供できていない。WiMAX 2+の対応や、通信速度の引き上げなど、今後のサービス品質の向上に期待したい。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの大手3キャリアが提供する料金プランに比べて、はるかに安いコストで運用できるMVNO各社のサービス。今秋の”データ増量合戦”で、さらにお得感が増したように感じられる。毎月の支払額を下げたいと思っている人は、これらのプランを検討してみると良いだろう。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月17日中国のLCC・春秋航空は11月9日~15日の毎日11時~23時限定で、片道料金が999円~になるサンキューキャンペーンを実施している。○10路線が対象セール対象路線は、関西発着の上海/天津/武漢/重慶線、高松/佐賀/茨城/新千歳発着の上海線、高松/佐賀から深センの計10路線となる。なお、茨城-上海は3,000円~、佐賀/高松-深センは5,000円~、新千歳-上海は8,500円~となるが、それ以外は999円~で設定している。搭乗期間は11月20日~2015年1月31日。燃油サーチャージや空港使用料など諸税は別途必要となる。また、一度の予約でできるのは片道1枚までだが、ひとりで複数回予約することも可能。販売座席数は限られており、販売数に達し次第、セールは終了となる。セールは春秋航空の公式サイトで会員登録を行った方が対象で、キャンペーン専用ページからの予約のみとなる。販売座席数は限られており、販売数に達し次第、セールは終了となる。そのほか詳細はホームページを参照。
2014年11月12日香港を拠点とするLCC(格安航空会社)の香港エクスプレス航空が6日、羽田就航1周年を記念したTwitterと連動したプロモーションイベントを開催した。同社は2013年11月に羽田空港と香港間の国際便を就航。以降、福岡、関西、名古屋間の運航を開始し、12月8日には成田就航を予定している。11月16日からは羽田空港には毎日3便の直行便を増便する。今回のプロモーションでは、同社の客室乗務員とパイロットに扮したスタッフが東京都内の渋谷スクランブル交差点から、表参道、新宿東南口広場と回遊。彼らを見つけた通行人が「おめでとう、香港エクスプレス!」という合言葉をかけ、一緒に撮影した写真を同社のツイッターアカウントに投稿するというもの。投稿された写真の中から選ばれた10人には、後日、香港までの往復無料チケットがプレゼントされる。同社コマーシャルディレクターのルーク・ラブグローブ氏は「16日からの羽田便への増便はスケジュールの選択肢を増やすことになり、より利便性がよくなります。また、12月8日には成田香港直行便が就航します。こうしたことは、東京便を利用していただけている皆様のおかげであることを感謝申し上げるとともに、日本に就航している香港の唯一の格安航空会社として、今後もさらにサービスの強化を図ってまいりたいと考えております」とコメントしている。
2014年11月10日MVNO各社が提供する、いわゆる"格安SIM"と呼ばれるサービスが注目を集めている。最近では、格安SIMカードとスマートフォンをセットで販売する"格安スマホ"も人気だ。そこで本稿では、Android 4.4を搭載した4.7インチのスマートフォン「LG G2 mini」(LGエレクトロニクス製)と格安SIMカードをセットで提供している4社のサービス内容を比較してみた。同一の端末をセット提供している4社だが、どこが"お得"に運用できるサービスなのだろうか?○LG G2 miniと各社のサービス内容をチェック本稿では、次の4社が提供する4つのプラン・サービス内容を比較する。比較対象はハイホーの「hi-ho LTE typeD ミニマムスタート with G2 mini 【LTE】」、NTTコミュニケーションズの「OCN モバイル ONE」、日本通信の「b-mobile SIM LG G2 mini スマホ電話SIM フリーData」、ビッグローブの「LG G2 mini for BIGLOBE」。いずれもLG G2 miniと格安SIMカードがセットで提供されている。はじめに、LG G2 miniについて軽く触れておきたい。LG G2 miniは、4.7インチqHD IPS(960×540ピクセル)ディスプレイを搭載したスマートフォン。CPUはクアルコム製のSnapdragon 400 / 1.2GHz クアッドコアを採用。ROMは8GB、RAMは1GB、外部メモリは最大32GBのmicro SDHCカードに対応する。内蔵バッテリーは2,370mAhで、背面に有効画素 約800万画素メインカメラ、前面に約130万画素のフロントカメラを搭載する。OSはAndroid 4.4(KitKat)だ。最新機能を備えた端末とは言えないが、通話やWeb閲覧、テザリングなど一般的な用途においては、「十二分なスペック」と言ってよいだろう。それでは、続いて、LG G2 miniとセットで提供される各社の格安SIMサービスの内容をチェックしていこう。・hi-ho LTE typeDまず、ハイホーの「hi-ho LTE typeD」シリーズから。hi-ho LTE typeDは090/ 080で始まる電話番号による音声通話に対応しており、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)転入にも対応する点が特徴。LG G2 miniで音声通話およびLTE通信を利用したい場合、最安値は「データ通信専用SIM」(月額2,280円)+「音声通話対応」(月額700円)=2,980円/ 月となる。このほか、月に2GBまでのLTE通信が無料で利用できる点もポイントだ。このほか、月間通信容量は200円/ 100MB~から追加可能。なお、音声通話料金は20円/30秒の従量料金制となっている。・OCN モバイル ONENTTコミュニケーションズ「OCN モバイル ONE」は、データプランとして70MB/ 日、100MB/ 日、2GB/ 日、4GB/ 日、14GB/ 日の5コースを提供する点が特徴。LG G2 miniとのセットで最安値となるのは、70MB/ 日のプラン(月額900円)+端末代金(月額1,380円×24回払い)=月額2,780円だ。なお、090/ 080で始まる電話番号による音声通話には対応していない。別途150円/ 月で「050 plus」によるIP電話サービスを提供している。10月1日よりバンドルチャージを増量するキャンペーンを実施している。・スマホ電話SIM フリーData日本通信のb-mobile SIM「スマホ電話SIM フリーData」は、090/ 080で始まる電話番号による音声通話に対応しており、MNP転入にも対応する。LG G2 miniで音声通話およびLTE通信を利用したい場合、最安値は「端末代金」(月額1,420円×24回払い)+「音声通話月額基本料」(1,560円/ 月)+「データ通信量が1GBのプラン」(340円/ 月)=3,320円/ 月となる。データ通信量の上限は1GB(340円/ 月)/ 2GB(950円/ 月)/ 3GB(1,560円/ 月)/ 7GB(2,420円/ 月)から選択可能。音声通話料金は20円/30秒の従量料金制。スマホ電話SIM フリーDataでは、1年継続オプションを申し込むと毎月1GBを無料で追加できる。・BIGLOBE LTE・3G最後にビッグローブの「BIGLOBE LTE・3G」をチェックしたい。BIGLOBE LTE・3Gは090/ 080で始まる電話番号による音声通話に対応しており、MNP転入にも対応する。LG G2 miniで音声通話およびLTE通信を利用したい場合、最安値は2,980円/ 月となる(データ通信量が1GBのプランを選択時)。データ通信量の上限は2GB/5GB/8GB/10GBから選択可能。月間通信容量は300円/ 100MBで追加できる。音声通話料金は20円/30秒の従量料金制となる。○コスパが良いのはどこのサービス?既述の通り、本稿ではLG G2 miniと格安SIMカードをセットで提供する4社のサービスを比較してきた。OCN モバイル ONEのプランは「090/ 080の電話番号で音声通話できない」「MNP転入に対応しない」などの利用制限があった。音声通話に対応するのは、ハイホー、日本通信、ビッグローブの3社のプラン。このうち最安プランが一番安いのはハイホー、最安プランの通信容量の上限が一番多いのもハイホーとなっている。続いて、各社の提供するオプションについてもまとめてみたい。OCN モバイル ONEでは、150円/ 月で050 plusによるIP電話サービスを提供。SMSは120円/ 月で利用できる。このほか、スマートフォンのセキュリティソフトを200円/ 月で、クラウドサービスと電話によるサポートサービスが利用できる「マイポケット プラス」を200円/ 月で提供している。ハイホーでは、メールアドレスを3個まで無料で追加でき(2年間)、メールウイルスチェックは4個まで無料(2年間)。SMSは140円/ 月で利用できる。転送電話、迷惑電話ストップサービスは無料で利用が可能。このほかhi-hoに加入したユーザーを対象に「楽天でんわ」の通話料1,000円分のクーポンを無料で提供する。楽天でんわは通常、月額基本料無料、通話料半額(10円/30秒)で利用が可能なサービス。通話料を圧縮できるので合わせて利用したい。30秒10円の通話料金(国内および国際)で利用することができる。一方、BIGLOBE LTE・3GではBIGLOBEメールを提供。SMSは120円/ 月で利用できる。故障・水没などのトラブル時に端末を交換できる「BIGLOBE端末あんしんサービス(LG G2 mini)」(300円/ 月)、スマートフォンの設定や使い方を電話で相談できる「BIGLOBEお助けサポート」(475円/ 月)などサポートサービスも充実させている。全国にあるBIGLOBEの公衆無線LANサービス「Wi-Fiスポット」も追加料金不要で利用可能だ。***本稿では、LG G2 miniを提供するMVNOの大手4社によるサービスを比較してきた。最後に、格安スマホの活用例を考えてみたい。例えば、ブラウジング用にスマホを、電話用にガラケーを利用する「ガラケーとの2台持ち」ユーザーには、安価に利用できる有力な手段となるだろう。NTTドコモの提供する広いエリアで下り最大150Mbpsの通信速度、1GBのデータ通信容量が利用できるので使い勝手がとても良い。では音声通話の面では、使いやすいサービスと言えるだろうか。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクが提供する新料金プランは「音声通話の無料化」が売りになっている。これに比べると、頻繁に通話を利用する人にとっては、従量制の料金プランは少し抵抗があるかも知れない。しかし、ハイホー、日本通信、ビッグローブの3社が提供するサービスではIP電話も利用できる。ここが大きな長所になる。毎日のように通話する相手にはIP電話、通話頻度の高くない人や緊急用には090で始まる電話番号を利用すれば、格安を維持できるのだ。既述の通り、ハイホーでは新規入会者に「楽天でんわ」のクーポン(1,000円分)を提供している。こういった独自のサービスも有効に活用したい。このように、MNPが利用できるハイホー、日本通信、ビッグローブの3社のプランなら、メインのスマートフォンとしての利用も考えられるだろう。格安スマホ選びの参考にしていただければ幸いだ。MVNO各社のサービス合戦が激しさを増している。今後の展開にも注目していきたい。(執筆:大石はるか)
2014年11月07日2012年に日本でもANA、JALが出資する格安航空会社(LCC)が参入するなど、激戦市場となった航空業界。大手、新規参入に限らず、航空会社各社はこれまで以上にサービスの独自性が求められるようになった。そんな中、2011年11月にシンガポール航空の出資により設立され、急成長を遂げているのが“スクート”だ。「WorldLowCostAirlinesAsiaPacific(アジア・太平洋地域世界LCC会議」が主催する“ベストLCCオブ・ザ・イヤー”に2012年、2013年と2年連続で選出されている。日本には2012年10月に台北経由での成田-シンガポール線をの就航を開始し、2015年前半をめどに関西国際空港、2015年中をめどに中部国際空港への就航を予定している。“ローコスト”の名が付くとおり、LCCと言えば競争力となるのは第一に料金の安さにあるが、新規参入が相次ぐ中、プラスαがなければ生き残れないのも現実だ。いまや数ある航空会社の中でもLCCながら確固たる存在感を示しているスクートだが、航空会社らしからぬサービス展開が消費者の間で支持を得ているようだ。同社では、若者たちや遊び心を忘れない大人たち、何より旅を大切に思っている人々のための航空会社であると謳う。そしてそうした人々の「新しい発見や出会いや体験があり、楽しめてこそ旅である」という考え方を社名に由来して“Scootitude(スクーティチュード)”と呼び、この概念をもとに様々なサービスを打ち出す。具体的に他のLCCと異なる独自性は、まずは快適さだ。LCCと言えば、通常安い代わりにサービスも簡素で機体も古く、座席も狭いというイメージがあるが、スクートではエコノミーとビジネスの2つのキャビンクラスのプランを用意。エコノミークラスのチケットは、フルサービスの航空会社と比較して最大40%オフの料金で購入でき、食事の有無や追加の手荷物、機内エンターテイメントの利用がオプションで選択できるようになっている。また、同社では各機材にプレミアムシートを32~40席用意し、その座席は幅53センチと他のLCCのプレミアムシートより2.5センチ程度広く、快適なのも特長だ。さらに、同社の特筆すべきポイントとしてもう1つ挙げられるのが機内エンタテイメントの充実だ。エコノミークラスではオプションとしてオンラインまたは機内で申し込みができるのだが、ユニークなのはそのシステム。なんと無線通信により、自身が持ち込んだデバイスと接続することができ、自分のiPadやAndroid端末、PCで映画やテレビ番組、アニメといったコンテンツを見られるのだ。同社のCEOウィルソン・キャンベル氏が「“Scootitude”とは、伝えること、自発的なもの、行動に移すこと、そして非公式でちょっと変わっていること」と定義するように、LCCでありながらも他にはない魅力的なサービスを追求するスクートだが、日本時間の11月5日9時から9日23時59分までの期間、「スクートフラッシュプロモキャンペーン」と題した航空券割引キャンペーンが展開される。2015年3月28日までの成田-台北間の片道チケットがエコノミークラス7,000円、ビジネスクラス1万3,440円、成田-シンガポール間がそれぞれ1万3,000円、1万8440円の割引価格で購入できる。アジア一と称される格安航空会社の旅をお得に楽しめるほか、東京から台北、シンガポールへのフライト費用を抑えられる分、台湾やシンガポールでのお得なショッピングをもっと楽しめる絶好の機会だ。これを機に、一度仕事から離れて休暇を取り、日本の寒さからも離れ、暖かい台湾やシンガポールでリフレッシュをしてみてはいかがだろうか。
2014年11月05日スマートフォンの料金を節約できる格安SIMサービス話題となっている。各社が特徴のあるサービスを展開する中、国内最大規模の映像配信サービスを提供するU-NEXTは、動画コンテンツとの連携や低価格かつ多様な料金プランなどを武器にした格安SIMサービス「U-mobile」を提供している。映像配信サービスの企業というイメージの強い同社が提供するU-mobileはどのような特徴を持ったサービスなのだろうか? 取締役 通信事業担当の二宮康真氏に話を聞いてきた。○固定回線・無線通信・コンテンツ配信の3つを提供U-NEXTは、USENから独立したコンテンツ配信サービス企業。映像コンテンツや書籍の配信、スマートフォン向けのUSENサービスの提供だけでなく、USEN時代より個人向け光回線の販売代理店事業を行っている。こうしたコンテンツ配信と固定回線販売のビジネスに加え、モバイル事業も展開。同事業において、固定回線と無線通信、そして独自コンテンツの融合を目指し開始したサービスが「U-mobile」だ。「通信業界において、LTEによる高速通信の普及により、一定数のユーザーが固定回線から無線通信に移行するという流れを、モバイル事業開始時より想定していた」という二宮氏。同氏は、外出先ではモバイル通信、自宅では固定回線、そしてそこにコンテンツサービスをワンストップで提供する、といったビジネスモデルを描いていたという。このような狙いをカタチにすべく誕生したのがU-mobileだ。同サービスは、通信業界におけるLCC(Low-Cost Carrier)サービスとされ、実店舗「U-NEXTストア」をオープンしたり、人気アイドルの橋本環奈をイメージキャラクターに採用し、積極的なプロモーションを行うなど、他の格安SIMサービスにはない独自のサービス展開をしている。現在U-mobileでは、データ通信専用SIM「U-mobile データ専用」、データ通信に加え音声通話が利用できるSIM「U-mobile通話プラス」、音声通話機能付SIMとスマートフォンがセットになった「スマートフォンセット」という3種類のプランを用意。なお料金プランは、11月1日に刷新される。新たなラインナップとして、通信速度制限を設けずに高速データ通信LTEが使い放題の「LTE使い放題プラン」を提供。同プランの利用料は「U-mobile データ専用」の場合は月額2,480円(税抜)、「U-mobile 通話プラス」の場合は月額2,980円(税抜)。なお、これまで提供していた5GB/7GBプランは廃止され、両プランの利用者はLTE使い放題プランに自動移行される。LTE使い放題プランのほか、「U-mobile データ専用」では、月額790円(以下、価格はすべて税抜)の1GBプラン、月額1,480円の3GBプラン、月間の通信料が1GB以下で月額680円、1GB超で月額1,680円の「ダブルフィックスプラン」が用意される。「U-mobile 通話プラス」では、月額1,580円の1GBプラン、月額1,980円の3GBプラン、月間の通信料が1GB以下で月額1,480円、1GB超で月額2,480円の「ダブルフィックスプラン」が提供される。二宮氏はこれらの利用料により、ユーザーが毎月のランニングコストが抑えられる点を、同サービスのメリットとして挙げる。既存キャリアと同じデータ容量が使えるプランであってもキャリアの月額料金より安く設定されており、これに加えて、NTTドコモの回線を使うことで一定の品質を確保しているというのがU-mobileのメリットだ。さらに、前述のU-NEXTがこれまで提供していた固定通信やコンテンツ配信との連携という付加価値を提供していく考えだ。○低価格・高品質な音声通話を実現U-mobileは、データ通信専用と音声通話対応 の2種類のSIMを提供しているが、音声プランへの加入はMNP(携帯電話番号ポータビリティ)での転入に対応している。「MNPでU-mobileの音声プランへ転入するユーザーが予想以上に多く、正直驚いた」と広報部 部長の吉本氏。MNPが伸びた背景には、LINEやFacebook、TwitterといったSNSの普及により、キャリアメールがこれまでよりも重要視されなくなっている点が挙げられる。特定のキャリアに縛られる必要がなく、気軽にMVNOに移行できる環境が整ってきたことが追い風になっているとのことだ。ほかの理由としては、音声通話をそれほど使わないユーザーが、ドコモの音声定額の開始などで月額料金が増加してしまうことを嫌ったためと二宮氏はみている。そこまで音声を利用することはないが、着信用に電話番号は残したいというユーザーが予想以上に多くいたようだ。この動きを受け、同社ではU-mobile 通話プラス利用者向け音声通話アプリ「U-CALL」の提供を10月1日より開始。アプリは無料でダウンロードでき、アプリ経由で発信すると、通話料が通常30秒20円(税抜き)の半額である30秒10円(不課税)になる。仕組みとしては、アプリが発信時にプレフィックスを自動付与し、携帯回線を使い低価格で音声通話ができるというものだ。従来の050IP電話とは異なり、090/080/070から発信することができ、通常の携帯回線と同等の音質で利用できる。「必要なときに音声通話を気軽に使ってもらえるように」(二宮氏)という考から同アプリを用意したそうだ。今後さらにSIMフリー端末のラインナップが増え、MVNOが市場全体の10%程度まで伸びると二宮氏は見ている。その中で、シェアを獲得するために、今後もU-mobileサービスにおいて、新たな料金プランやサービスを提供していく考えだ。○オフィシャルストアの展開で対面での販売を促進U-mobileサービスの拡充だけでなく、同社では初めて実店舗の「U-NEXTストア」を10月1日東京・南青山にオープン。店舗では、U-mobileをはじめ映像・書籍配信サービス「U-NEXT」など同社のサービスを実際に体験・購入でき、サービスについての説明をじっくり聞くことができるようになっている。MVNOに詳しいユーザーだけでなく、最近はスマートフォン初心者層も低価格でスマートフォンを利用できる格安SIMサービスに興味を持っている―― そういった人々を意識し、「親しみやすさと分かりやすさ」を重視。「店舗では、どんな端末があるが、どんなサービスがあるか、実際の料金はどうなるのかなどを対面で確認できるため、初心者層でも安心して契約できるようにしている」と二宮氏は自信を見せる。「今後、東名阪などの主要都市にもU-NEXTストアを設置し、さらに家電量販店内のブースも拡充していく。携帯ショップにも製品を置いてもらえるようにしていきたい」と二宮氏。対面での販売をさらに拡大していくという。ちなみにU-NEXTストアでは、Apple StoreでSIMフリーiPhoneを購入して、そのままストアでSIMを買っていくユーザーもいるそうだ。○今後も進化し続けるモバイル事業今後のサービス展開としては、NTT東西の光回線「光コラボレーション」を活用し、固定と携帯を併用することでのセット割引を提供したいと二宮氏は説明する。現在は、NTTの代理店として回線を販売しているが、これを自社のサービスとして提供する。今でも、NTTのBフレッツのISPサービスを提供し、その契約者がU-mobileを契約すると割り引く「疑似的な光コラボレーション」を用意しているが、光コラボレーションによって本格的な固定回線と無線通信の融合を実現したい考えだ。これに加え、同社の強みであるコンテンツ配信との連携を強化していきたいという。現在、U-mobile通話プラスの契約者にはU-NEXTで利用できる600ポイントが毎月付与され、映像コンテンツを視聴できるようになっている。こうして映像を見たユーザーが月額課金プランに移行する例も多いそうで、携帯と固定、サービスを契約したユーザーをさらに割り引く、といったプランも検討していき、通信サービスだけではないMVNO事業者を目指すという。そのほか、「外出先での通信をカバーする公衆無線LANサービスとの連携や、月間のデータ容量の拡大、音声サービスとしてのVoLTE対応など、順次サービスを拡大していきたい」(二宮氏)と今後の展望を明らかにした。U-mobileは、これまで培ってきた固定回線事業とコンテンツ配信事業を組み合わせ、新しい市場を構築していくことを目標とする。今後も進化し続ける同社のサービスから、目が離せなくなりそうだ。
2014年10月31日西武鉄道は11月8日、「埼玉県民の日」(11月14日)に限り埼玉県内の各駅などの乗降りが自由になる乗車券「埼玉県民の日記念1日フリー乗車券」を発売する。埼玉県内の有効区間は、池袋線所沢~吾野間、西武秩父線吾野~西武秩父間、狭山線西所沢~西武球場前間、山口線遊園地西~西武球場前間、新宿線所沢~本川越間。その他、西武園駅と西武遊園地駅でも乗降り自由となる。価格は大人470円、小児240円。発売期間は11月14日まで。埼玉県内の西武線各駅にて販売する。乗車券の発売に合わせ、ウォーキングイベント「駅長おすすめ『古刹高山不動尊と紅葉の東郷公園を訪れて』」も11月14日に開催。西武秩父線西吾野駅に集合し、関東三大不動のひとつに数えられる高山不動尊、紅葉の名所として知られる東郷公園をなどを巡る約2時間のコースとなる。参加は無料。高山不動尊では、普段公開されていない国指定文化財「木造軍荼利明王立像」が特別に拝観できるという。
2014年10月31日JR四国はこのほど、定期乗車券利用者を対象とした利用日限定のお得な特別企画乗車券「定期券de乗り放題きっぷ」を発売した。このきっぷは大人2,500円、小児1,250円でJR四国全線(宇多津~児島間を含む)の特急列車普通車自由席が1日乗降り自由になるというもの。利用日は11月29・30日のどちらか1日で、利用当日に有効なJR四国の定期乗車券を持っている人を対象に、利用前日まで発売される。別途必要な料金券などを購入すれば、グリーン車や普通車指定席の利用も可能(「サンライズ瀬戸」を除く)。乗車が翌日にまたがる場合は、0時を過ぎても途中出場しない限り、乗車列車の最終停車駅まで乗車できる。なお、定期乗車券利用者を対象としたきっぷのため、利用時には利用日に有効な本人記名の定期乗車券を携帯し、係員の求めに応じて提示しなければならない。「定期券de乗り放題きっぷ」利用者と全行程同一で旅行する同行者用の「お連れ様用」きっぷも同一価格で販売。「定期券de乗り放題きっぷ」利用者(定期乗車券利用者)1名につき、「お連れ様用」は3名分まで販売する。※写真は本文とは関係ありません。
2014年10月31日STMicroelectronicsは10月20日、航空宇宙アプリケーション向けのRad-Hard製品ポートフォリオに、シャント電圧リファレンスICとして、可変電圧が2.5V~5.5Vの「RHF1009A」、および固定電圧が1.2Vの「RHF100」を追加したと発表した。同製品は、宇宙空間に存在する高レベル放射線へ耐性を持ち、同様の業界標準製品とピン互換性を有する。また、アメリカ国防兵站局(DLA)によるQML-V認定を取得している他、欧州の宇宙船・衛星および関連装置メーカー向けに推奨部品を定義したEuropean Preferred Part List(欧州の推奨部品表)にも登録されている。さらに、高い信頼性を有する同社の250nm BiCMOS技術を採用している。同技術は、長期にわたるコンスーマ機器用製品の量産や、A/Dコンバータ(ADC)など、その他のRad-Hard製品を含む、要求の厳しい航空宇宙・車載・医療機器用の多様なICに採用されてきた実績がある。そして、5ppmの低い温度係数(標準値)、レーザトリミングによる±0.15%という高い精度、優れた部品間温度特性、40μA~12mAの幅広いカソード電流範囲を特徴としており、精度と安定性を維持すると同時に、柔軟性を実現している。この他、優れた電気特性と、トータルドーズ効果やシングルイベント効果に対してクラス最高の放射線耐性を合わせ持っている。加えて、300kradまでELDRSフリー(非常に高レベルな線量率下でも製品の主要パラメータは定数のまま)で、シングルイベントラッチアップ(SEL)の影響を受けない(最大120MeV.cm2/mg@125℃までSELフリー)。さらに、過渡的な電圧変化を引き起こすシングルイベントトランジェント(SET)が発生する可能性も、SET断面積<3.10-4と低く抑えられている。なお、同製品は欧州で設計・認証・製造され、詳細な特性評価データ、完全なマクロモデル(Pspice、Eldo、ADS)、およびデモボードも提供されている。
2014年10月21日格安SIMも種類も値段も多様化し、各社とも差別化を図っています。10月に入って容量の増加が行われ、ますます需要が高くなっていくものと思われます。今回、各社の特徴をまとめてみました。○OCNモバイルONEOCN は70MB/日コース(月額972円)・100MB/日コース(月額1,490円)があります。月単位での高速通信容量設定ではないため、1日単位の制限です。最安の70MB/日コースは、サービス開始当初30MB/日980円としてスタートしたことから、この容量増大効果は大きいでしょう。○IIJmioIIJmioのプランのうち、ファミリーシェアプランは、オプションでSIMカードの枚数を増やせることができます。契約は1契約で3枚のSIMを使って通信料をシェアすることが可能です。高速通信にクーポン制を採用しており、比較的トラフィックの少ない通信を行う際にはクーポンの使用をOFFにし、200kbpsの状態にしておけば、容量の消費を抑えることができます。○b-mobile X SIMb-mobile X SIMは他社のプランを包括的に網羅していることが挙げられます。1.01GB/月のプランI(月額972円)と51MB/日のプランN(月額972円)は、最安値の料金でありながら、月単位か日単位かを選択できます。また、新たにデータ通信容量が7GB/月のプランFlat(月額3,218円)を新設しました。データ通信を沢山したいというニーズにも応えています。○ぷららモバイルLTEぷららのみのプランとして定額無制限プラン(月額2,980円)が用意されています。これは3Mbpsでデータ通信容量が無制限のプランです。3Mbpsあればちょっとした動画やファイル交換なども手軽に行うことができます。より便利になった格安SIMを使い分け、じっくり検討してモバイルライフを味わってください。※本文中の価格はすべて税込です。■ 記事提供:SIM通SIMフリー端末、SIMカード比較、格安SIM情報など、あなたのスマホライフに使える、役立つ、得する情報をお届けします! SIMカードをはじめとするお困りごとは「教えて!goo」で解決!
2014年10月21日航空機というと、空を飛ぶ「ハードウェア」との認識が色濃い製品ではないかと思われる。しかしこれも他の分野と同様、コンピュータ制御で機能する部分が増えてきたため、ソフトウェアなしでは動作しない状況になっているのが実情だ。○ソフト屋さんの仕事が増えているすでに本連載でいろいろ取り上げてきている通り、いまどきの航空機は操縦でもエンジンでもその他の部分でも、コンピュータ制御になっている部分が非常に多い。よくいわれるように「コンピュータ、ソフトなければただの箱」だから、コンピュータ制御で動作する部分が増えれば、それだけソフトウェアを記述しなければならない部分も増える。つまりソフト屋さんの仕事が増える。その典型例がF-35で、F-35のために記述しなければならないソフトウェア・コードのソースコードは1800万行分だとか2200万行分だとか2400万行分だとか、さまざまな数字が出回っている。昔よりも最近の方が、出回る数字が大きくなってきているように思える。ことにF-35の場合、機体やエンジンはいうまでもなく、レーダーを初めとする各種センサー、そのセンサー群からの情報をとりまとめるデータ融合機能、通信・航法・識別(CNI : Communication, Navigation and Identification)、搭載する各種の武器、そして地上で使用する任務計画立案や保守・整備・兵站支援関連の機能など、幅広い分野でさまざまなソフトウェアを記述しなければならない。そして、それぞれの機能ごとに別々のメーカーが関わっている以上、ソフトウェアの開発に関わるメーカーも複数存在することになる。また、センサーとCNIと兵装は互いに連接して連携動作しなければならないから、「すり合わせ」という問題も生じる。民航機でも似たような話はあるだろう。すでに連載「軍事とIT」で言及したことがあるので御存知の方も多いだろうが、F-35で使用するソフトウェアは、これまでアメリカの軍用コンピュータで多用していたAda言語ではなく、C++言語で記述している。そちらの方が開発者を確保しやすいという理由ではないかと思われるが、ただ頭数だけいればよいという問題ではない。むしろ、頭数が多くなれば、違った種類の問題が出てくる。○多数の開発者が関わる際の課題なにも航空機やウェポン・システムで使用するソフトウェアを開発するときだけの問題ではないが、多数の開発者が参加してひとつの大プロジェクトを推進しようということになると、開発体制、開発のためのインフラ、という課題が生じる。たとえば、すべての開発者をひとつところに集めて作業させるわけではないから、各地に分散した開発者と、それらのとりまとめを担当するシステム・インテグレーターを結ぶ、安全で信頼性の高いネットワークを確保しなければならない。また、多数の開発者が記述したソースコードを受け入れて、管理するためのインフラやシステムも必要になるのはいうまでもない。当然、バージョン管理の機能だって必要である。また、長期に渡って使用するソフトウェアだから、担当の開発者が途中で交代することを前提にしなければならない。そこで、誰が見ても意味を理解できるコードを書けるように、ソフトウェア開発者向けのガイドラインを作って配布している。コードの書き方だけでなくコメントの書き方まで指示している、念の入った代物だ。そして、開発者がどんなに頑張ってもバグは出るものだから、バグ情報の管理・レポーティングを司るシステムも整備しなければならない。開発者が各所に分散していれば、その分散した開発者の誰もがアクセスできる環境を構築しなければならないが、これはネットワーク・インフラの問題と一体といって良いかも知れない。なお、バグ管理ということになると、開発者だけでなく、試験担当者も関わってくる。しかも、F-35では飛行試験を実施している場所が一ヶ所ではなくて、エドワーズ空軍基地(カリフォルニア州)だったり、パタクセントリバー海軍航空基地(メリーランド州)だったり、ときには洋上の揚陸艦や空母だったりするのだ。そして前回に取り上げたように、一回の飛行試験でもべらぼうな量のデータが集まるから、それらを蓄積するリポジトリや、解析するためのツール、解析結果をソフトウェア開発に反映させるためのワークフロー、といった課題も出てくるだろう。なんにしても、こういったシステムを構築する際に専用のツールやソフトウェアを開発すれば、今度はそちらの開発やテストにかかる手間が膨大なものになってしまい、開発のための開発という無限ループが起きてしまう。だから、F-35計画では既製品のソフトウェアを活用して開発環境を整備しているという。たまたま情報がいろいろとあったのでF-35計画を引き合いに出したが、当節、ソフトウェアのお世話にならないで飛べる航空機というものは存在しないから、軍用機だろうが民航機だろうが、程度や規模の差はあっても、ソフトウェア開発のための環境整備・体制整備といった苦労はついて回る。そして、そのソフトウェアが開発計画全体の動向を左右したり、足を引っ張ったりする場面が日常化している。ソフトウェア制御化によって便利になったことはいろいろあるのだが、開発やテストが大変になったとはいえるかも知れない。○執筆者紹介井上孝司IT分野から鉄道・航空といった各種交通機関や軍事分野に進出して著述活動を展開中のテクニカルライター。マイクロソフト株式会社を経て1999年春に独立。「戦うコンピュータ2011」(潮書房光人社)のように情報通信技術を切口にする展開に加えて、さまざまな分野の記事を手掛ける。マイナビニュースに加えて「軍事研究」「丸」「Jwings」「エアワールド」「新幹線EX」などに寄稿しているほか、最新刊「現代ミリタリー・ロジスティクス入門」(潮書房光人社)がある。
2014年10月20日Linux Foundationは10月13日、Dronecode Projectの創設を発表した。同プロジェクトでは、既存のオープンソースの無人航空機プロジェクトとLinux Foundationが総括する非営利団体のアセットをまとめる。その成果は、無人航空機(UAV)用の共通共有オープンソースプラットフォームとして提供する予定。創設メンバー企業の顔ぶれは、3D Robotics、Baidu、Box、DroneDeploy、インテル、jDrones、Laser Navigation、クアルコム、SkyWard、Squadrone System、Walkera、Yuneecなど同プロジェクトには、3D Roboticsに現在ホスティングされているAPM/ArduPilot UAVソフトウェアプラットフォームと関連コードが含まれている。同社の共同創立者は、Wired前編集主任で『「ロングテール』の著書を持つChris Anderson氏だ。加えて、チューリッヒ工科大学ETHのLorenz Meier氏が率いるパートナーPX4プロジェクトも組み込まれている。同じプロジェクトでは、1,200人以上の開発者が働いており、いくつかのプロジェクトでは1日に150コード以上がコミットされている。プロジェクとの例としては、APM/ArduPilot、Mission Planner、MAVLink、DroidPlannerなどがある。
2014年10月14日エアバスは10月9日、LCCの春秋航空(本社:中国・上海)が保有するA320にシャークレットを後付け装備する契約を締結したことを発表。中国の航空会社でシャークレットを後付けで装備するのは初めてのこととなる。○性能の向上にも期待シャークレットは航空機の主翼端に取り付けられる小さな翼のことで、これを装備することで、年間4%の燃料費のコスト削減とともに、CO2は900トン削減することが可能となる。加えて、航続距離を約100海里(約185km)延ばすなど、性能の向上も期待できる。春秋航空は2013年9月にシャークレット装備のA320を初めて受領。シャークレット付きの機体6機で合計8,500時間飛行することで効果を測定し、その結果、発注中のものも含めて運航中の機材全てにシャークレットを導入することを決定した。
2014年10月10日iPhone 6/6 PlusはSIMフリーモデルも同時発売となり、MVNOの格安SIM運用が注目されています。ここではdocomoのMVNO SIMを利用した通信設定を紹介していきましょう。AppStoreではiPhone 6/6 PlusのSIMフリーモデルを扱っています。SIMフリーと聞くとハードルが高そうなイメージもありますが、ユーザーが手動で設定することはほとんどありません。具体的には以下のとおり。MVNOのSIMカードを用意するWi-Fi接続でMVNO事業者が配布しているAPN(接続先情報)構成プロファイルをインストールSIMカードをiPhoneにセットこの3手順でOK。iPhoneは手動でAPNを編集できないため、サービス事業者が配布する構成プロファイルをダウンロードするという手法が一般的です。なお、この段階ではiPhoneはモバイルデータ通信できないため、Wi-Fi接続が必要です。ドコモの主なMVNOサービスのAPN構成プロファイルダウンロード先は以下のとおりとなっています。IIJmio(IIJ)iOS APN構成プロファイル モバイル ONE(NTTコミュニケーションズ)動作確認済みデータ端末一覧日本通信)iPhone / iPad APN構成プロファイル 設定方法利用するSIMに合ったAPN構成プロファイルをインストールすれば、ネットワークの接続先を自動で設定してくれて通信できるようになりますよ。もちろん、テザリングにも対応しています。これ、データ通信に必要な設定が完了です。一見「難しそう」「上級者向け」というイメージがあります。でも、実際はこんなにも簡単なのです。毎月の通信費を抑えたい!と願っている方は、SIMフリーモデルのiPhone+MVNO SIMというコンビを狙ってみてはいかがでしょうか。■ 記事提供:SIM通SIMフリー端末、SIMカード比較、格安SIM情報など、あなたのスマホライフに使える、役立つ、得する情報をお届けします! SIMカードをはじめとするお困りごとは「教えて!goo」で解決!
2014年10月08日ここ最近、「格安SIMサービス」の話題をよく耳にする。市場ではどんなサービスが人気で、どこまで便利に使えるのだろうか。本稿では、3,000円前後で使える格安SIMサービスの情報をいくつかまとめてみた。そこから見えてくる共通項はあるだろうか。○スマホとセットのサービス月額3,000円前後で利用できる格安SIMサービスには、スマートフォンとセットで販売されているものが多い。これから紹介するプランは、いずれもLTEによる高速通信と090/080で始まる電話番号での音声発信が可能だ。例えばBIGLOBEがSIMを提供するサービスでは、TCL mobile Limited社のAndroid 4.3スマートフォン「ALCATEL(アルカテル) OneTouch IDOL 2S」が利用できる。月額3,218円(税込、以下同)の運用コストで、月に2GBまでLTE通信が利用可能。端末代金は34,464円で、これを毎月1,436円×24か月支払う仕組みになっている。21.6円/30秒で音声通話が可能。イオンで販売している。So-netがSIMを提供するサービスでは、ZTE社のAndroid 4.4スマートフォン「Blade Vec 4GS」が利用できる。月額2,678円で、月に1.5GBまでLTE通信が利用できる。端末代金は32,160円で、これを毎月1,340円×24か月支払う仕組み。21.6円/30秒で音声通話が可能。日本通信(b-mobile)がSIMを提供するサービスでは、LGエレクトロニクス社のAndroid 4.4スマートフォン「LG G2 mini」が利用できる。月額3,217円で、月に1GBまでLTE通信が利用できる(通信容量は1、2、3、7GBから選択することも可)。端末代金は36,806円で、これを毎月1,533円×24か月支払う仕組み。21.6円/30秒で音声通話が可能。Amazonで販売する。U-NEXTがSIMを提供するサービスでは、Huawei社のAndroid 4.3スマートフォン「Ascend(アセンド)G6」が利用できる。月額3,479円で、月に3GBまでLTE通信が利用できる。端末代金は32,184円で、これを毎月1,341円×24か月支払う仕組み。21.6円/30秒で音声通話が可能。BIGLOBEがSIMを提供するサービスでは、シャープ社のAndroid 4.2スマートフォン「AQUOS PHONE SH90B」が利用できる。月額3,434円で、月に1GBまでLTE通信が利用できる(通信容量は1GB~7GBから選択することも可)。21.6円/30秒で音声通話が可能。mineoがSIMを提供するサービスでは、京セラ社のAndroid 4.2.2スマートフォン「DIGNO M(KYL22)」が利用できる。月額3,877円で、月に1GBまでLTE通信が利用できる(通信容量は1GB~3GBから選択することも可)。端末代金は51,840円で、これを毎月2,160円×24か月支払う仕組み。21.6円/30秒で音声通話が可能。KDDI(au)のLTE回線のみを利用するサービスのため、3G回線では通信できない。* * *本稿では、月額3,000円前後で利用できる格安SIMサービスをいくつか紹介した。日本全国に広がりつつある対応エリアで下り最大150Mbps/ 上り最大50MbpsのLTE通信が利用でき、090/080で始まる電話番号で音声発信も可能、さらにはMNPのポートインに対応し、端末の割賦払いにも対応する。こんなサービスが月額3,000円で提供されているわけで、大手キャリアにとっては脅威の存在である。デメリットも考えてみたい。例えば大手キャリアが提供するサービス(キャリアメールや、ドコモの「iコンシェル」、auの「au WALLET」など)は利用できない。トラブルが起こったとき、大手キャリアであれば街中にあるショップに入店してすぐに話を聞いてもらえるが、格安SIMサービスではそういうわけにもいかない。導入の手続きや設定が難しそう、という人もいるだろう。SIMカードとスマホがセットのプランでは、利用できる端末の選択肢も少ない。また大手キャリアの提供する「通話定額プラン」には対応していないので、音声通話を頻繁に利用する人にとっては、かえって割高になる可能性もある。こうしたデメリットには充分注意する必要がある。筆者であれば、どんな使い方をするだろうか。格安SIMカードのプランを契約すれば、2台目の端末(タブレットなど)の運用コストが下げられる。これは魅力的だ。また、最近では同じスマートフォンを2年間使い続けることが困難に思えてきた。好きなタイミングで、様々な端末を試してみたい。そこで、2台目のスマートフォンを格安SIMサービスで契約してみようかと考えている。マイナビニュースでも度々報じている通り、総務省では端末のSIMロックの解除を義務付ける方針を示している。今後、国内市場にSIMフリー端末が普及すれば、対応する端末やサービスの選択肢も一気に拡がることだろう。最近スマートフォンに興味を示している自宅の両親には、格安SIMカードとスマートフォンがセットになったプランを提案してみたい。これならSIMカードと端末を別々に用意する煩雑さがなく、SIMカードの利用環境を自分で設定する難しさ(APNの設定など)からも解放される。うちの両親にも導入できるのではないだろうか。自宅ではWi-Fiが使えるので、1GBのプランでも充分に用が足りることだろう。であれば月額3,000円程度で運用できるはず。両親のようなスマホ初心者は「使いこなせないかも知れないのに、高額な月額料金は払いたくない」と考えがちだ。でも格安SIMサービスを利用すれば、利用料金を気にする必要がなくなる。導入の敷居がグンと下がるに違いない。
2014年10月08日ここ最近、「格安SIMサービス」の話題をよく耳にする。市場ではどんなサービスが人気で、どこまで便利に使えるのだろうか。本稿では、2,000円前後で使える格安SIMサービスの情報をいくつかまとめてみた。そこから見えてくる共通項はあるだろうか。○月額2000円前後のサービスまず、月額2,000円前後でLTE通信が利用できるサービスをいくつか紹介したい。例えば「OCNモバイルONE(2GBコース)」なら、月額1,566円(税込、以下同)で月に2GBまでLTE通信が利用できる。3日間で366MBを使用すると通信規制がかかり下り最大200kbpsに落ちる。同社では50MB、80MB、1GBのコースも用意している。「b-mobile X SIMプランB」なら、月額1,625円で月に2.2GBまでLTE通信が利用できる。3日間で360MBを使用すると通信規制がかかり下り最大200kbpsに落ちる。b-mobileでは51MB、1.01GB、7GBのコースも提供している。「楽天ブロードバンドLTE ライトプラスプラン」なら、月額1,811円で月に3GBまでLTE通信が利用できる。3日間で400MBを使用すると通信規制がかかり下り最大300kbpsに落ちる。「ぷららモバイルLTE 定額プラン」なら、月額2,036円で1日100MBまでLTE通信が利用できる(実質的に月間3GB)。通信規制がかかると下り最大200kbpsに落ちる。「mineo LTE月2GBプラン」は、KDDI(au)の回線を利用したMVNOサービス。月額1,706円で月に2GBまでLTE通信が利用できる。3日間で500MBを使用すると通信規制がかかり下り最大200kbpsに落ちる。別稿でも紹介したが、月額1,000円以下のサービスでは、月に利用できるデータ通信量はせいぜい1GBまで。しかし月額2,000円前後を支払えば、それだけ利用可能な通信容量が増える。そんなイメージだ。格安SIMサービスで動画も視聴したい、という人は上記のプランを参考にすると良いだろう。○音声通話だって可能!月額2,000円前後を支払えば、音声通話に対応したプランも利用できる。携帯電話の電話番号を変更しないで契約キャリアを変更する「MNP(番号ポータビリティ)」に対応したサービスなら、メインで使用しているスマートフォンを格安SIMサービスに変更することも可能だ。例えばIIJmioの「音声通話機能付きSIM(みおふぉん)ミニマムスタートプラン」は、月額1,728円~のプラン。通話料21.6円/30秒で音声通話が行える。LTE通信は月2GBまで利用できる(提供開始は10月1日から)。3日間で366MBを使用すると通信規制がかかり下り最大200kbpsに落ちる。「BIGLOBE LTE・3G 音声通話スタートプラン」は、月額1,728円~のプラン。BIGLOBEのサービス利用者は月額料金が割引になる。通話料21.6円/30秒で音声通話が行える。LTE通信は月1GBまで利用が可能。3日間で120MBを使用すると通信規制がかかり下り最大128kbpsに落ちる。「So-net モバイル LTE +Talk S2」は、月額2,041円~のプラン。通話料21.6円/30秒で音声通話が行える。LTE通信は月1.5GBまで利用が可能。3日間で360MBを使用すると通信規制がかかり下り最大300kbpsに落ちる。「スマホ電話SIM フリーData」は、高速データオプションを任意で追加できるプラン。例えばLTE通信を月2GBまで利用する場合、月額2,052円~利用できる。通話料21.6円/30秒で音声通話が行える。3日間で360MBを使用すると通信規制がかかり下り最大200kbpsに落ちる。「U-mobile 通話プラス3GB」は、月額2,138円~のプラン。通話料21.6円/30秒で音声通話が行える。LTE通信は月3GBまで利用が可能。通信規制の条件は非公表。通信規制がかかると下り最大128kbpsに落ちる。***スマートフォンとセットで2,000円前後のサービスもいくつか出始めている。例えば「So-net モバイル LTE +Talk S2プラン」や、フリービットが提供するプランなど。これについては、次稿で詳しく紹介したい。本稿では月額2,000円前後の格安SIMサービスをいくつか紹介した。1,000円以下のプランと比べて、2,000円前後のプランでは利用できるサービスにも幅が出てくる。特に音声通話が可能なプランは、利用者のメリットが大きいと言える。まず、MNPが利用できるということ。これにより、メイン端末を格安SIMサービスに移行することも可能となる。そして安定した通話品質が確保されること、固定電話にも電話がかけられること、警察や消防などの緊急電話が利用できることなど、070/080/090で始まる電話番号で音声発信できる利点もいくつか挙げられるだろう。逆に言えば、音声通話プランの付いていないサービスでは050で始まる電話番号で「IP電話」が利用可能だが、通話品質が安定していないなどの制約がある。充分に気を付けたい。本稿で紹介したサービスは、ほんの一例に過ぎない。現在、様々な会社がMVNO事業に参入している。また同じ会社のサービスでも、オプションの有無など、利用者が自由にカスタマイズできる場合がある。利用にあたっては、よく下調べをした上で自身の利用環境に最適なプランを選択したい。
2014年10月03日エアバス(本社: フランス トゥールーズ)は10月1日、ベトナム航空のA350 XWB初号機の最終組み立てが開始されたことを発表した。ベトナム航空はアジアで最初のA350 XWB運航会社となり、また、世界で2番目のA350 XWB運航会社となる。ベトナム航空は合計10を発注しており、初号機の引き渡しは2015年半ばの予定。
2014年10月01日U-NEXTは、格安SIMサービスとして今話題のU-mobileをはじめ映像・書籍配信サービス「U-NEXT」など同社のサービスを実際に体験・購入できる場として、「U-NEXT ストア」を10月1日、南青山にオープンする。今回は、一足お先にこのU-NEXT ストアへ行ってみたので、その内容を紹介しよう。○U-NEXTのサービスが体験できるストアU-NEXTによると、このU-NEXT ストアは同社のサービスを広く知ってもらうための「体験できる店舗」としてオープンしたとのこと。1階がサービス体験コーナーとショールーム、2階が契約カウンターという構成になっているので、キャリアのショップにありがちな「契約しないといけない」というプレッシャーや入りづらさはない。ショッピングなどのついでに気軽にのぞいてみることができる造りだ。ストア1階ではU-mobileで利用できるスマートフォンが展示されており、どんな機種が使えるのか確認した上でSIMカードとあわせて購入できるようになっている。巷で話題のiPhone 6(SIMフリー版)やfreetel、StarQの最新機種も店頭でのみ購入可能だ。また、店内にはフィーチャーフォンやポケットWi-Fiもあり、音声通話のみやデータ通信のみで使いたい、というニーズにも対応している。格安SIMを使ってみたいけれどどんな機種が利用できるのか悩む方も多いかと思うが、U-NEXT ストアなら様々な機種を比較しつつ、自身のニーズに合ったものを選択できるだろう。○U-NEXTの配信サービスを体験してみようスマートフォンなどの実機だけでなく、U-NEXTの配信サービス「U-NEXT」と「スマホで USEN」を実際にスマートフォンで体験できるのもU-NEXT ストアの大きな特徴だ。「U-NEXT」はタブレットやPC、インターネット対応テレビとマルチデバイスで視聴でき、映像だけでも8万本以上用意されている人気の映像・書籍配信サービス。「スマホで USEN」は音楽の他にも英会話や小説の朗読といった700以上の音声放送のチャンネルによる、音楽聴き放題のサービスだ。これらのサービスは公式サイトからでも無料体験できるが、U-NEXT ストアではU-mobileのスマートフォンとあわせて体験できるのが魅力だろう。サービスの申し込みも2階のカウンターで行えるので、デバイスの購入やSIMの契約と一緒に手続きを済ますことができる点も便利だ。○お得な通信に悩むならU-NEXT ストアへスマートフォンというと通信費が高いイメージがある。しかしU-NEXT ストアによれば、通話もできる「U-mobile 通話プラス」の5GBプランを利用すれば「U-NEXT」や「スマホで USEN」をあわせて加入しても、月々の費用が一般的なスマートフォンの通信料より安くなるという。確かにU-mobileの5GBプランの月額使用料は3,380円、「U-NEXT」は月1,980円、「スマホで USEN」は月490円で合計だと月5,850円である(すべて税抜)。格安SIMサービスや配信サービスは利用してみたいけれど、契約やセットアップでどうすればいいのか悩んでいる方も多いのではないだろうか。また、実際に体験した上で利用を決めたいという方もいるかもしれない。そういう方は、U-NEXTのサービスを実際に試すことができて、なおかつトータルで検討できるこのU-NEXT ストアに足を向けてみてはいかがだろうか。
2014年09月30日三菱航空機(MRJ)は9月29日、米イースタン航空と次世代リージョナルジェット機「MRJ90」の40機の購入(確定20機、購入権20機)で正式契約を締結したと発表した。両社は、7月に英国で開催されたファンボロー・エアショー2014で購入に関する覚書を締結しており、9月22日に正式契約に至った。イースタン航空への納入は、2019年に開始する予定。MRJはこれまでに、全日本空輸(ANA)から25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングスから100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェストから200機(確定100機、オプション100機)、ミャンマーのエア・マンダレイから10機(確定6機、購入権4機)を受注しており、今回の契約を含めるて合計375機(確定191機、オプション160機、購入権24機)となった。また、これらの受注に加えて、JALグループと32機(確定)の導入で基本合意している。
2014年09月29日