東京国際空港ターミナル(羽田空港空港ターミナル、TIAT)と東京モノレールと京浜急行電鉄は10月21~11月30日まで、「HANEDAありがとうキャンペーン」を実施する。また、国際線ターミナル内では「TIAT 5th Anniversary ガチャぽんトラベルチャンス! 」も実施する。これらのキャンペーンは、10月21日に羽田空港国際線ターミナル(TIAT)と羽田空港国際線ビル駅(東京モノレール)、また、羽田空港国際線ターミナル駅(京急電鉄)がそれぞれ開業5周年を迎えることを記念し行うもの。国際化が進む羽田空港や羽田空港への交通アクセスの利便性・快適性をPRするとともに、5周年の感謝を込めて実施する。期間中、専用WEBサイトでクイズに挑戦して正解した人には、抽選でJTB旅行券30万円分を1名、ロイヤルパークホテルザ羽田スイートルームペア宿泊券(朝食付、10万円相当)を1名、ホテルメトロポリタン丸の内「Dining & Bar TENQOO」の前菜ビュッフェ&メインディッシュセットペア招待券(1万円相当)を3名など、様々な賞品をプレゼントする。さらに、10月21~25日までTIAT国際線ターミナル4階の特設会場にて、「TIAT 5th Anniversary ガチャぽんトラベルチャンス! 」を実施する。TIAT内の対象店舗で1,500円以上買い物をすると「ガチャぽん専用コイン」がもらえ、「ガチャぽん」を通じて「セルカレンズ」(50名分)やTIATで使えるショッピングクーポン(500名分)、マグネットクリップ(1万5,000名分)が当たる。さらに、羽田空港から就航している都市の中から好きな都市へのペア往復航空券が5組10名に当たる抽選も実施する。
2015年10月19日デルタ航空は10月13日、スマートフォンアプリ「Fly Delta(フライデルタ)」の最新バージョンで、アップルが提供するモバイル決済方法「アップルペイ(Apple Pay)」による航空券の購入が可能になったと発表した。Fly Delta上でアップルペイを使えば、指先で触れるだけの簡単な操作で航空券を購入でき、支払い用に登録しているクレジットカードやデビットカードの特典も引き続き受けることができる。安全とプライバシーの保護はアップルペイの中核を成すもので、iPhoneユーザーがクレジットカード番号を登録する際、実際のカード番号はデバイス本体にもアップルのサーバにも保存されることはない。各取引を安全に認証するために、固有の動的なセキュリティコードが使用される。デルタ航空は顧客サービスの向上に向けてモバイルテクノロジーへの投資に力を入れており、同社のスマートフォンアプリへの最新機能の導入はこの取り組みの一環となっている。
2015年10月14日三菱航空機は10月1日、機構改革として航空機安全統括室に型式証明統括部を新設したことを発表した。今後は、航空機安全統括室の室長である犬飼賢一執行役員が型式証明統括部の部長を兼務する。なお、開発中の次世代リージョナルジェット機MRJ(Mitsubishi RegionalJet)の飛行試験機初号機による初飛行は、10月26日から10月30日までの期間に予定されており、明確は初飛行実施日は前日に発表となる。(c)2015 MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. All Rights Reserved.
2015年10月01日エアバスは現地時間の9月16日、ブラジル最大の航空会社であるTAM航空のA350 XWB初号機が塗装を終えて工場からロールアウトしたことを発表した。TAM航空は12月に初号機を受領する予定で、2016年1月からサンパウロとマナウスを結ぶ路線で商業運航を開始し、世界で4番目のA350 XWB運航会社となる。A350 XWBは8月現在、世界中の40の航空会社から782機の確定受注を獲得している。
2015年09月17日トイカードは10月1日より、サンリオの人気キャラクターをデザインした「こども商品券」の発行を開始する。「こども商品券」は、全国の玩具店、有名百貨・量販店の玩具売り場、一部のベビー・子供用品売り場や文具売り場、遊園地・水族館・アミューズメント施設、レストラン等で利用できるギフト券。今回発売する「こども商品券」に登場するのは、昨年40周年を迎え、幅広い世代に人気のサンリオキャラクターである「HELLO KITTY(ハローキティ)」。券種は500円券、1000円券の2券種を用意した。販売は2016年9月30日までを予定している。有効期限は2020年12月31日。HELLO KITTY (C)1976,2015SANRIO CO.,LTD.
2015年09月17日今日、訪日外国人の増加が要因としてホテル稼働率は上昇、特に都市部や人気観光地では客室料金が高騰している。そこで、少しでも安くお得にホテルを利用するために、格安ホテルの選び方や安く泊まる方法を考えてみよう。○ホテル予約サイトにも特徴ありまず、ホテルへ直接予約するよりも総合ホテル予約サイトを利用した方が、格安にかつ手軽に予約できるというはよく知られている方法だ。予約サイトを運営する会社は、実際の店舗で販売をするリアルエージェントに対しOTA(オンライン トラベル エージェント)と呼ばれている。OTAも旅行会社であり、ホテルから客室を卸してもらっている。ホテル側からすると、OTAへは一般的に通常よりも安く提供することになるが、宣伝力も営業力も限られるホテル側としては、手間や経費を勘案し周知性の高いOTAへ卸すメリットは大きい。OTAも様々で、有名サイトもあればマイナーサイトもある。最近は特定のカテゴリーに特化したサイトも多い。利用者の口コミをチェックできたり、宿泊実績に応じてポイントが貯まるのもこうした予約サイトの魅力だ。以下、主な国内ホテル予約サイトの特徴をまとめてみた。楽天トラベル提携ホテル数の多さが特徴。国内旅行取扱額はトップクラス。ホテル利用者からの口コミ評価の多さも人気。じゃらん楽天トラベルと並ぶ人気のサイト。1泊2食付きの温泉旅館などにも強い。ホテル検索の条件(こだわり)設定の詳細さも人気。一休.com高級ホテル、高級旅館に特化した予約サイト。高級ホテルがお得に利用できる一休限定のプランなども人気。○ホテル公式サイトが最安!?「OTAの方がホテルよりも格安」と言ったものの、最近はそうではないケースも増えている。人気のOTAだが、成約すれば当然ホテルは手数料を支払う。会社によって異なるが、平均して約10%の成約手数料を支払っている。各社しのぎを削るホテル業界において、この手数料負担が重荷になっているとも言われ、よって、ホテル自社サイトでOTAよりも安く販売するホテルも登場しているのだ。「最安値宣言」「ベストレート保証」と検索してみれば、多くのホテルがヒットするだろう。筆者はホテル予約の際に、まず施設数の多い楽天トラベルで空室と料金を確認、じゃらんや一休で比較し、最後にホテル公式サイトをチェックするというスタイルをとることが多い。また、OTA間で料金差があるケースは多く、「トラベルコちゃん」のようなOTA比較サイトも参考になる。○売れ残りを狙え!そして、ホテルの客室は"生もの"ということにも着目したい。その日に売り切らなければ商品ではないただの部屋。スーパーのお総菜や生鮮食料品が、閉店時間が近づくにつれ値下げされていくのはよく見る光景だが、実はホテルの客室も同様だ。売れ残りのないよう安くしても売りたいのはホテルの本音。もちろん、ホテルのイメージもあるので通常は多少の値下げだが、それでも極端なディスカウントも時々目にする。稼働率に余裕があるシーズンに、当日限定プランや20時以降チェックインプランなど、宿泊日の直前に予約サイトを見てみると意外な掘り出し物が見つかるかもしれない。また、稼働が高く当日の午前中まで満室でも、午後や夜になるとキャンセルなどで空室が出ることもあるので要チェック。ただし、稼働率が高いシーズンはディスカウントされる可能性は低い。○ホテル宿泊は日・月曜日に旅のスケジュールで日程が自由にならない、ということはあるだろうが、多少自由になるのであればホテル宿泊は日曜日と月曜日がオススメだ。土曜日は予約が殺到しても、日曜日は空いているのがホテルの常識。また、週初めの月曜日は出張族の動きも鈍いので競争率は低くなる。いずれも稼働率が低ければ当然料金も下がる。また、都市部のホテルよりも郊外や地方のホテル、さらにリゾートホテルはその傾向が顕著だ。多くのホテルで料金は変動制。日々リアルタイムで料金は変わる。飛行機などの交通機関は早い予約がお得というのは旅行では常識だろうが、ホテルに関しては意外に直前予約がお得というケースもある。予約方法が多様化する中、それぞれの特徴を見極めて旅にスタイルに合ったお得な予約方法をぜひ見つけていただきたい。○筆者プロフィール: 瀧澤 信秋(たきざわ のぶあき)ホテル評論家、旅行作家。オールアバウト公式ホテルガイド、ホテル情報専門メディアホテラーズ編集長、日本旅行作家協会正会員。ホテル評論家として宿泊者・利用者の立場から徹底した現場取材によりホテルや旅館を評論し、ホテルや旅に関するエッセイなども多数発表。テレビやラジオへの出演や雑誌などへの寄稿・連載など多数手がけている。2014年は365日365泊、全て異なるホテルを利用するという企画も実践。著書に『365日365ホテル 上』(マガジンハウス)、『ホテルに騙されるな! プロが教える絶対失敗しない選び方』(光文社新書)などがある。「ホテル評論家 瀧澤信秋 オフィシャルサイト」
2015年09月17日福岡県はこのほど、東京都内にて「福岡よかもん市場・よかとこ旅行券」記者発表会を行った。同発表会には、宣伝部長としてお笑いコンビの「博多華丸・大吉」も登場。福岡県への思いを語った。○お得な旅行券など多数展開福岡県は6月26日から、「福岡よかもん市場」での特産品の販売や「福岡よかとこ旅行券」の発行などの事業を実施している。9月下旬からは「福岡よかもん市場」での販売方法を順次拡大していくほか、9月29日には「福岡よかとこ旅行券」の第2弾も発売。他にも多数の事業を予定している。今回の発表会では、福岡県知事の小川洋氏も登壇。福岡県が進めている事業について、「この機会に、福岡の"よかもん(良いもの)"、"よかとこ(良いところ)"をより多くの人に知っていただきたい」とコメントした。「福岡よかもん市場」は、県内各地の農林水産物などを扱うネットショッピングサイトで、3~4割の割引率で各商品を販売している。販売期間は2016年2月22日までで、9月下旬からはイオンの通販サイト「AEストア」、10月14日からは「楽天市場」、10月10日~12月末(予定)には「イオンカタログギフト」でも新たに販売を行う。その割引率に博多華丸・大吉の2人も「安いですね! 」と驚いた様子だった。「福岡よかとこ旅行券」は、県内の宿泊施設や有料体験プログラム、観光タクシーで利用可能な旅行券。完売した第1弾(6月26日~)に続いての第2弾を9月29日14:00に発売する。額面5,000円券(販売価格2,500円)と額面500円券(販売価格250円)のほか、第2弾から新たに有料体験プログラムと観光タクシーのみで利用可能な「やってみたい券 額面500円券」(販売価格250円)も販売。同券の利用は2016年1月31日までで、購入は全国大手コンビニエンスストアの情報端末にて。そのほかにも、「福岡よかとこバスツアー」(1,000円・飲食代除く)や「福岡よかとこフォトハント」キャンペーンも実施している。「福岡よかとこバスツアー」は、福岡よしもとのお笑い芸人が同行し、福岡をネタにしたトークを披露するバスツアー。「福岡よかとこフォトハント」キャンペーンでは、博多華丸・大吉からの指令に基づき県内各地の写真を撮って応募すると、抽選で有名温泉旅館や高級ホテルのペア宿泊券(50組100人)などの賞品が当たる。○博多華丸・大吉の地元愛が爆発!観光客へのPRとして、多くの事業を展開する福岡県。同県の宣伝部長として発表会に登場した博多華丸・大吉の2人は、「他のタレントさんと比べると、われわれは結構な確率で地元にいますから」と、自身の出身地でもある福岡県への愛を報道陣に向けてアピール。華丸さんは「ラーメンと明太子のPRはもう十分だから今回はやめてくれと言われました」と暴露し、大吉さんは「実は、福岡県はフグもおいしいんですよ。山口県の皆さんには申し訳ないですけど……」とコメントして会場の笑いを誘った。発表会では、福岡県嘉麻市と糸島市の担当者によって博多華丸・大吉への両市のプレゼンテーションが行われた。また、「福岡よかもん市場」でも販売している「まんねん亀 ふく刺し・ふくちりセット 4人前」(1万4,000円)や「小倉牛王様サーロインステーキ800g」(8,694円)、明太子をのせた銘柄米「めし丸元気つくし」(1,820円)などを2人が試食する場面も。2人は、「めし丸元気つくし」を試食した際には、「このお米、冷めても本当においしいです。だってこれすごく冷めてますよ。昨日の晩に盛ったんじゃないの? ってくらい。でもおいしいです! 」と冗談まじりにコメント。ほかにも随所に笑いを盛り込んで特産品をPRし、持ち前の地元愛を発揮していた。発表会の終盤には、ゆるキャラで福岡観光軍師の「ふくおか官兵衛くん」とお笑い芸人・バカリズムさん考案のゆるキャラ「石田川炭夫」も登場した。博多華丸・大吉の2人が音頭をとり、同県の担当者も含めた全員で福岡県独特の手締め「博多手一本」も披露。終始和やかなムードのまま会をしめくくった。なお、同県の各事業の詳細については公式WEBサイトにて公開されている。※価格は全て税込
2015年09月17日国土交通省は9月11日、LOTポーランド航空からの外国人国際航空運送事業の経営許可申請について同日付けをもって許可したことを発表した。成田空港としては、LOTの就航は2008年以来約8年ぶりにヨーロッパ(極東ロシア除く)からの新規乗り入れ航空会社となる。LOTは中央・東ヨーロッパ地域を代表する航空会社として、ポーランドと日本を結ぶ初めての定期直行便を就航することとなる。開始予定日は2016年1月13日(日本発着は翌日)で、ワルシャワ=成田線を週3便(水・金・日曜日、日本発着はその翌曜日)運航する。6月に発表された内容では、ワルシャワ発は水・金・日曜日(LO079: WAW15:00発/NRT09:20+1 着)、成田発は木・土・月曜日(LO080: NRT 11:05発/WAW14:40着)。時間はいずれも現地時間となっている。機材はボーイング787-8を使用し、座席数は252席(ビジネスクラス18席、プレミアムエコノミー21席、エコノミークラス213席)を設定する。機内サービスは、食事に和食を提供するほか日本語対応のIFE(機内エンターティメントシステム)でも日本からの乗客も楽しめる映画等を搭載するなど、特にアジア圏からの利用客へのおもてなしを主眼に置いたサービスを提供する。
2015年09月12日国土交通省航空局9月1日から9月30日までの間、福岡空港を混雑空港に指定し発着回数に制限をかけて調整を行う必要があるという「航空法施行規則の一部を改正する省令案」に対して、意見を募集している。福岡空港では現在、LCCの新規就航等により航空機の発着回数が急激に増加しており、2012年に同空港の処理容量である14.5万回を超える15.1万回の発着回数を記録している。さらに2013年には年間発着回数が16.7万回となるなど、今後もさらなる発着回数の増加が見込まれている。これにより、同空港では発着便の遅延の発生が恒常化するとともに、夕方以降の発着便の遅延が重なっている。結果、同空港の運営時間である22時を超えての発着便の増加が、深刻な問題となっている。こうした現状に鑑み、運航の安全の確保および円滑な空港運用の維持の観点から、航空局は航空法(昭和27年法律第231号)第107条の3の混雑空港に福岡空港を指定し、同空港の発着回数に制限をかけて調整を行う必要があるとしている。改正については10月中旬に公布、2016年3月27日に施行を予定している。同改正案に対する意見は9月30日まで、国土交通省航空局航空ネットワーク部航空事業課 パブリックコメント担当宛てにメールかファックス、郵送で受け付けている。なお、意見に対する個別の回答には対応しない。意見の提出方法などはホームページを参照。
2015年09月07日スマートフォンの運用コストを節約できる"格安スマホ"(格安SIMサービス)が注目を集めている。現在、様々なMVNO(仮想移動体通信事業者)が業界に参入し、それぞれ特徴のあるサービスを打ち出している。そこで本企画では、個別の格安SIMサービスを紹介していく。今回はニフティが提供する、月額900円(以下、価格はすべて税抜)から利用できるMVNOサービス「NifMo」について紹介していきたい。○独自の割り引きサービス「NifMo バリュープログラム」とは?NifMoは、ニフティが提供するMVNOサービス。月額900円から利用でき、周辺サービスと連携した割り引き施策なども特長となっている。NifMoでは、音声通話対応SIMカード、SMS対応SIMカード、データ通信専用カード、スマートフォンとのセットを提供。データ通信プランは3GBが月額900円、5GBが月額1,600円、10GBが月額2,800円となっており、SMS対応なら+150円/月、音声通話対応なら+700円/月となっている。スマホとのセットプランには「ASUS ZenFone 2 Laser」(ASUS製)、「HUAWEI P8lite」(ファーウェイ製)、「富士通 ARROWS M01」(富士通モバイルコミュニケーションズ製)を用意。一括払いのほか、24回の分割払いも選べる。代金引換一括払いでASUS ZenFone 2 Laser、HUAWEI P8liteを購入した場合は31,112円、富士通 ARROWS M01なら37,778円。24回払いを選んだ場合、最大24カ月間データ通信プラン料から200円が割り引かれる「機器セット割」が適用できる。NifMoでは、周辺サービスを利用することで料金を割り引く「NifMo バリュープログラム」を用意している。同プログラムでは、提携ショップで買い物をしたり、特定のアプリをダウンロードしたりすることで割り引きを実施する。ショッピング以外にも旅行やグルメなど、日常生活でよく利用するサービスが対応している。ニフティによれば、NifMo バリュープログラムにより2015年7月度に発生した還元額は、一人あたり平均1,041円だったという。3GBのデータ通信プランが月額900円なので、周辺サービスをよく利用するユーザーであればお得に利用できることが分かるだろう。また、余ったデータ通信量は翌月に繰り越せる仕様。例えば3GBで契約しているユーザーが当月に2GBしか利用しなかった場合、翌月は1GB+3GB=4GBが利用できる。ちなみに翌月に繰り越せるデータ容量の上限は、契約プランの上限と同量となる。○3つの特徴的なサービス長くISP事業(@nifty、アット・ニフティ)を運営してきた同社だが、格安SIMサービス市場ではどのような展開を考えているのだろうか。ニフティの担当者に話を聞いた。「NifMoは、MVNOとしては後発となります。そのため他社さんにはない切り口で、妥協のないサービスをお届けしたいと思っています。”興味はあるけど踏み出せなかった”というお客さんに使っていただけるようなサービスを常に考えながら開発に取り組んでいます」(担当者)。そんなNifMoで特徴的なのが、次の3つのサービスだ。「NifMo プリント」(月額380円)は、写真をプリントし放題になるサービス。専用アプリで撮影した写真をワンタップしてクラウドにアップするだけで、印刷された写真が自宅まで届く。「NifMo あんしん保証」(月額380円)は、故障・破損・水濡れなどのトラブル時に電話1本で交換機が手元に届くサービス。届け先が本州・四国の場合は翌日に、北海道・九州・沖縄の場合は2日以内に届く。「NifMo 訪問レクチャー」(月額480円)は、スマートフォンの設定、基本操作の説明などのレクチャーを受けられるサービス。初回訪問レクチャーが24カ月以内であれば無料で利用できる。NifMo 訪問レクチャーの契約期間中であれば、再訪問レクチャーを何度でも優待価格で利用できる。ちなみに9月1日から9月30日までのキャンペーン期間内に「NifMo プリント」を申し込めば、NifMoの利用料金から月額380円を割り引くキャンペーンを実施する。NifMoのメインユーザー層は30~50代の男性だが、最近では若い世代の利用者も増えてきたという。最も多く選ばれているのは、音声通話対応の3GBのプラン。その理由について、担当者は「3GBで月額900円というのは、市場の最安水準。音声通話対応のスマホとのセットプランを選んでも、月々3000円程度で利用できる。競争力のある価格帯になっていると思う」と話した。このほかNifMoでは、電話がかけ放題になるIP電話ベースの「NifMo でんわ」も10月にサービスインさせる予定。生活に密着したサービスと連携できる点が、NifMoの魅力と言えそうだ。担当者は「日常生活の中で手放せなくなるような、そんな便利な付加サービスを今後とも追求していきたい」と意欲的に話していた。
2015年09月03日格安航空会社の就航や企業の国際化に伴って、航空業界自体がますます発展していますアメリカの航空会社は、2015年6月1日から8月21日の間に、2億2,200万人もの人々がアメリカの飛行機に搭乗すると予測しています。これは、2007年に記録された最高搭乗人数を超えるもの。国際線では利用者が3,100万人を超えるのではないかといわれています。世界中の空港が、さらに混雑化してしまうかもしれませんね。今回は『BUSINESS INSIDER』の記事を参考に、世界でもっとも混雑している8つの空港についてまとめました。■1:シャルル・ド・ゴール空港(フランス)[乗客数:6,380万/オーナー&オペレーター:仏パリ空港公団]元フランス大統領の名にちなんで名づけられ、1974年に完成。現在ではヨーロッパで2番目に利用される空港となりました。ターミナル1は7つのサテライト・ビルに囲まれ、ユニークな円形大広間のデザインが有名です。エールフランスの主要なハブ空港として機能し、デルタ航空にとっても主要な空港です。■2:シカゴ・オヘア国際空港(アメリカ)[乗客数:6,990万/オーナー:シカゴ市/オペレーター:シカゴ航空会社]1955年のオープン以来、常に世界でもっとも忙しいハブ空港のひとつ。現在でも88万8000回以上の航空機発着回数を誇るオヘア国際空港ですが、4月21日から1年かけて、さらに拡大していく予定です。40もの異なる航空会社が、60以上の海外目的地への直行便を設けます。■3:ドバイ国際空港(アラブ首長国連邦)[乗客数:7,040万/オーナー:ドバイ政府/オペレーター:ドバイ航空会社]アラブ首長国連邦で最大の空港であるドバイ国際空港は、世界でもっとも海外旅行者が多く訪れる空港です。2014年には、海外からの旅行者約70万人に利用されました。空港内の免税店であるドバイデューティーフリーは、2013年に18億ドルも売り上げ、世界で最も成功した空港の小売業者となりました。ターミナル3は、2008年に完成後2013年まで世界最大の建物でした。■4:ロサンゼルス国際空港(アメリカ)[乗客数:7,060万/オーナー:ロサンゼルス市/オペレーター:ロサンゼルス国際空港]ロサンゼルス国際空港は、世界で5番目に忙しい空港です。しかしそれだけではありません。他の空港にくらべ、乗り継ぎで利用する人よりも、旅の最終目的地としてロサンゼルスに訪れる利用者が多いのです。2013年から2014年にかけて、乗客は前年比6%増加しました。世界で最も混雑率がアップした空港のひとつといえます。■5:羽田空港(日本)[乗客数:7,280万/オペレーター:国土交通省 航空局、日本空港ビルデング株式会社、東京国際空港ターミナル株式会社]「東京国際空港」としても知られる、アジアで2番目に忙しい空港。年間90万人の乗客が処理可能です。2020年夏季オリンピックの誘致に成功した2013年から2014年、旅客輸送の前年比成長率は5.7%でした。さらなる増加を見越して、政府はより一層の空港拡大化を計画しています。■6:ロンドン・ヒースロー空港(イギリス)[乗客数:7,340万/オーナー:ヒースロー空港ホールディングス/オペレーター:ヒースロー空港]何年もの間、国際旅客輸送の面では世界でもっとも忙しい空港でした。85カ国185の目的地へ就航し、2014年には93%という高い海外旅行者利用率を誇りました。なお、以前はロンドン空港と呼ばれていましたが、空港をつくるため1944年に破壊された村に敬意を表して、1966年に「ヒースロー」と名づけられました。■7:北京首都国際空港(中国)[乗客数:8,610万/オペレーター:北京首都国際空港株式会社]アジアでもっとも忙しい空港で、2014年ではの利用者数は羽田空港を1300万人上回りました。2008年に開催された夏季オリンピックの準備のため、巨大なターミナル3を増設。これは現在でも世界で6番目に大きな建物です。中国国際航空のハブ空港としても機能し、120以上の目的地と北京を結んでいます。■8:ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(アメリカ)[乗客数:9,610万/オーナー:アトランタ市/オペレーター:アトランタ航空会社]1980年9月にオープン。1998年以来、世界で最も忙しい空港であるといわれ続けています。離着陸の面では、世界で2番目の忙しさ。ここまで利用される理由には、米国内のあらゆる場所からアクセスのいいアトランタの便利な地理が関係しています。わずか2時間のフライトで、米国の人口の80%がこの空港を利用できるのです。ハブ空港はもちろん、国全体の空港数や、空港を利用する乗客の利用傾向など、さまざまな理由で混雑率は上がっているようです。今後は空港の混雑も視野に入れ、スケジュールを計画する必要がありそうですね。(文/スケルトンワークス)【参考】※The 8 busiest airports in the world-BUSINESS INSIDER
2015年08月25日LCC(低コスト航空会社)の春秋航空日本は8月24日17:00から8月31日12:00まで、就航1周年記念セールを実施している。対象路線は成田~高松/佐賀/広島線で、片道1,000円から提供する。搭乗期間は9月1日~2016年1月31日だが、10月25日からは成田~高松線は運休となるなど路線によって異なる。予約は同社のキャンペーン専用サイトのみで、販売状況次第によって追加または終了する。対象は同社の公式サイト会員で、運送開始時点で2歳以下の子どもはキャンペーン対象外(幼児普通運賃1,500円)となる。そのほか詳細はホームページを参照。
2015年08月25日スマートフォンの運用コストを節約できる”格安スマホ"(格安SIM)が注目を集めている。格安SIMとは、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者が、大手キャリアのネットワークを利用して提供する通信サービス。さまざまな事業者が参入し、各社それぞれ特徴のあるサービスを提供しているが、「各社のサービスはどう違うの? 」「自分の使い方に向いているサービスはどれ? 」などと疑問を感じている読者も多いかもしれない。そこで本企画では、毎回個別の格安SIMサービスを取り上げ、その特徴を紹介していきたい。今回は、フュージョン・コミュニケーションズが提供する「楽天モバイル」について紹介する。○セット販売端末を充実させ、直営ショップも展開する「楽天モバイル」楽天グループの通信会社であり、スマートフォン向けIP電話サービスの「IP-Phone SMART」や電話アプリ「楽天でんわ」などを提供することでも知られるフュージョン・コミュニケーションズ。同社が提供しているMVNOサービスがNTTドコモのLTE・3G網に対応した「楽天モバイル」だ。同サービスでは、データ通信専用SIM、SMS機能付きSIMに加え、090/080/070番号の音声通話に対応する音声SIMを提供。SIMカードのサイズは、標準SIM/microSIM/nanoSIMから選択可能だ。同サービスの対応端末は、SIMフリー端末およびドコモのスマートフォン・タブレット。なお、動作確認済み端末は、同サービスのWebページで確認できる。料金プランは、データ通信専用SIM、SMS機能付きSIM、音声SIMともに「ベーシック」「3.1GBパック」「5GBパック」「10GBパック」の各4種類が用意される。3.1GB/5GB/10GBパックでは、下り最大150Mbpsの高速通信を各プランの通信容量に応じて利用でき、通信容量を超過すると通信速度が最大200kbpsに制限される。また、ベーシックプランは、最大200kbpsの通信を低価格で利用できるプランとなる。特筆すべきは、音声SIMの場合、月額1,600円(以下、金額は税抜)で利用できる3.1GBパックだ。他社サービスでは月間3GBのプランを月額1,600円前後で提供していることが多いが、同サービスでは月間3.1GBと、他社と比べて0.1GB(100MB)ほど通信容量が多くなっているのが特徴。また、3.1GB/5GB/10GBパックでは、余った通信容量を翌月末まで繰り越すことができる。同社担当者によれば、「データ量の繰り越しができるので、3.1GB(のプラン)で十分というユーザーも多い」という。また、通信容量を使い切ったときも、容量追加パックを購入すれば、下り最大150Mbpsの高速通信を利用することが可能。容量追加パックの価格は300円/100MBで、有効期限は購入翌月から3カ月間。このほか、留守番電話やキャッチホン、端末補償、オペレーターによるサポートなどのオプションサービスも有料で提供している。なお、データ通信専用SIMやSMS機能付きSIMには最低利用期間は設定されていないが、音声SIMには12カ月の最低利用期間が設けられており、期間内に解約した場合、9,800円の違約金が発生する。同サービスでは、SIMカードと端末のセット販売も行っており、同社が国内で独占販売するファーウェイ製のAndroidスマートフォン「honor6 Plus」など、SIMフリースマートフォン8機種のほか、タブレット3機種、モバイルルーター2機種を取り扱う。端末代金は一括払い、または24回の分割払いが可能。楽天モバイルのSIMカードは、同サービスのWebサイトから申し込みと購入が可能。また渋谷と二子玉川にある「楽天カフェ」、仙台市の「楽天イーグルスグッズショップ」、7月31日に大阪市中央区にオープンした「楽天モバイル 心斎橋店」の計4店舗の直営ショップでも購入でき、SIMカードの即日受け渡しや、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の即日手続きが可能となっている。さらに8月21日から「楽天モバイル 仙台駅前店」、8月28日から「楽天モバイル 神戸三宮店」が新たにオープン。今後も国内主要都市への出店を進めるとしている。なお、一般的にオンラインからMNPを申し込む場合、現在利用中の電話番号が使えなくなる期間が数日程度発生する。しかし、楽天モバイルでは配送日時の指定が可能であり、それに合わせて開通手続きが行われるため、電話番号が使えなくなる期間をあらかじめ把握することができる。同社担当者によれば、配送日時を指定できるのは楽天モバイルならではであり、「店舗が近くにない人は、ぜひ利用してほしい」とのこと。○楽天モバイルの特徴とは?楽天モバイルの特徴は、セット販売される端末のラインナップが豊富であることだ。前述のhonor6 Plusや「ZenFone 2」(ASUS製)といったハイスペックな端末に加え、「Xperia J1 Compact」(ソニー製)、「ARROWS M01」(富士通製)といった国内メーカーの端末など、計8機種のSIMフリースマートフォンを提供している。同社担当者は「『国内メーカーがいい』や『ハイスペックがいい』といった様々なユーザーの要望に応えられるように、端末を幅広く取り揃えている」と説明する。なお、8月8日からは「ZenFone 2 Laser」(ASUS製)の販売も開始される。同端末はZenFone 2のエントリーモデルに位置付けられ、購入しやすい価格帯であることが特徴。ストレージ8GBモデルは、楽天モバイルの国内独占販売となる。同サービスのもうひとつの特徴として、「楽天スーパーポイントを使えて、貯められること」(担当者)が挙げられる。楽天市場をはじめとする様々な楽天グループのサービスを利用して貯めたポイントを端末の購入に使えるほか、月々の支払い額100円につき1ポイントを貯めることが可能。また、音声SIMの契約期間中は、楽天市場での買い物のポイント付与率が2倍になる。さらに、対象端末をセット購入することで最大10,000ポイントが付与されたり、中古端末を売って4,000ポイントが付与されるなど、楽天スーパーポイントを使ったキャンペーンも多数実施されている。同社では今後、SIMカードを販売する直営ショップを全国に増やしつつ、ブロガーイベントなどのプロモーションも展開して、「実際に端末に触れられる機会を提供していく」(担当者)という。また、同サービスのCMやWebサイトでは「真っ向勝負」というキャッチコピーを用いているが、これはキャリアに正面から挑んでいく姿勢を示したもの。同社担当者は「(メイン回線として)楽天モバイルをキャリアと同じように使ってほしい」とした。
2015年08月19日ネオマーケティングは19日、「格安スマホユーザー利用実態調査」の結果を発表した。それによると、格安スマホに変更後、料金が以前より「安くなった」人は約5割となった。○サポートや通話料金の満足度は低調格安スマホの購入理由を尋ねたところ、「月額料金が安くなりそうだから」が圧倒的に多く66.9%。以下、「通話をあまりしないから」が28.6%、「料金体系がシンプルだから」が26.3%と続いた。現状の格安スマホの月額料金を聞くと、購入以前のサービスに比べて「安くなった」人は51.3%。他方、「あまり変わらない」は14.5%、「少し高くなった」は9.9%、「高くなった」は4.5%となった。格安スマホの満足項目を見ると、「基本料金」が86.8%、「データ通信容量」が60.0%。一方、満足度が低かったのは、「サポート体制」が34.4%、「バッテリーの持ち時間」が39.6%、「通話料金」が44.4%などとなった。大手通信キャリアの携帯電話を併用しているかとの問いに対しては、45.3%が「利用している」と回答。理由としては、「音声通話、データ通信で使い分けたいから」が57.8%、「併用した方が料金総額が安くなるから」が51.4%、「キャリアメール(携帯電話会社のeメール)を使い続けたいから」が21.6%となった。調査期間は2015年7月29~31日、8月7日、調査方法はインターネット、有効回答は20歳以上70歳未満の個人1,000人。
2015年08月19日スマートフォンの運用コストを節約できる"格安スマホ"(格安SIM)が注目を集めている。格安SIMとは、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者が、大手キャリアのネットワークを利用して提供する通信サービスのひとつ。さまざまな事業者が参入し、各社それぞれ特徴のあるサービスを提供しているが、「各社のサービスはどう違うの? 」「自分の使い方に向いているサービスはどれ? 」などと疑問を感じている読者も多いかもしれない。そこで本企画では、毎回個別の格安SIMサービスを取り上げ、その特徴を紹介していきたい。今回は、日本通信が提供する「b-mobile」について紹介する。○高速定額プランやVAIO Phoneを提供する「b-mobile」MVNO(仮想移動体通信事業者)の先駆けであり、2014年にイオンとの協業で提供した「イオンのスマートフォン」によって、"格安スマホ"というジャンルを立ち上げたことでも知られる日本通信。同社の個人向けブランドが「b-mobile」で、NTTドコモのLTE・3G網を利用して提供している。同サービスでは、音声通話SIMやデータ通信用SIM、プリペイドSIM、端末とSIMカードのセットなど、多彩な製品をラインナップしている。なかでも主力となるのが「b-mobile SIM 高速定額」、「b-mobile おかわりSIM」という2種類のSIMパッケージ、端末専用のSIMパッケージをセットにしたスマートフォン「VAIO Phone」の3製品だ。b-mobile SIM 高速定額は、高速通信が使い放題で音声通話にも対応したSIMパッケージ。同社担当者によると、「格安SIMを選ぶにあたって、プランがわかりづらくなっている」ことから、「これを選べば大丈夫」というコンセプトでつくられたのが同パッケージであり、「データ量を気にせずに使える」点が特徴。同パッケージには、高速通信が使い放題のプランのほか、月間3GBまでの「ライトプラン」が用意されており、音声SIMに加えて、データ通信専用SIMも選択可能だ。b-mobile おかわりSIMは、データ通信専用で5段階定額制のSIMパッケージ。月額500円(以下、金額は税抜)から利用でき、上限1,500円で最大5GBまでの高速通信を利用できる。同社担当者は、通信容量が決まっている一般的なプランの場合、「使っていないのに料金が割高になったり、使い過ぎて速度制限がかかって使いにくくなる」ことがあるのに対し、同パッケージであれば「最大で使っても月額1,500円で、使わなければ安くなる」と解説する。VAIO Phoneは、PCメーカーのVAIOがデザインを監修した日本通信オリジナルのAndroidスマートフォン。同端末専用の2種類の音声付きプランが用意され、高速通信が使い放題の「高速定額プラン」は月額1,980円、月間1GBまでの「ライトプラン」は月額980円で利用可能だ。このほか、同サービスでは、フィーチャーフォン向けで音声通話専用の「携帯電話SIM」、プリペイドSIM、モバイルルーターとSIMカードのセットなどの提供も行っている。これら同社の製品は、公式オンラインショップの「b-Market」やAmazon.co.jpといったオンラインストアに加えて、イオンや家電量販店などの店舗でも購入可能。○b-mobileの特徴とは?b-mobileの特徴として挙げられるのが、同社の"チャレンジする姿勢"だ。同社では、2010年よりドコモ網を利用した格安SIMの提供を開始したが、同社担当者は「当初は音声通話やMNPもできなかった。それを切り開いてきた」と語る。また、「世の中にない製品を提供してきたので」(同社担当者)、"高速定額"や"おかわりSIM"など、ネーミングもわかりやすく工夫しているという。また、同サービスのもうひとつの特徴がユーザーへのサポートだ。同社担当者によると、「お客様対応を外部委託することなく、正社員で対応するように徹底している」とのことで、その一環として、VAIO PhoneやSIMフリーのiPhoneでは、端末専用のコールセンターを社内に設置している。また、同サービスのWebサイトでも初心者にわかりやすいように、たとえば「VAIO Phoneでは Googleアカウントを取得するところから解説している」(同社担当者)という。同社担当者は、今後、エントリー層にも格安SIMが広がることを見据え、「それらの方々に使ってもらうのが現在のチャレンジ」だと語る。さらに、「格安SIMがブレークスルーするためには、まだまだ課題がある」として、「今後もチャレンジをし続けていく」と抱負を述べる。また、Amazonやイオンなどの一般流通でSIMパッケージを販売できるよう切り開いてきたことに触れ、「こういう所でSIMカードを買う、という既存の考え方にとらわれずに、販売チャネルについてもチャレンジしていきたい」とアピールした。
2015年08月18日スマートフォンの運用コストを節約できる"格安スマホ"(格安SIMサービス)が注目を集めている。現在、様々なMVNO(仮想移動体通信事業者)が業界に参入し、それぞれ特徴のあるサービスを打ち出している。そこで本企画では、個別の格安SIMサービスを紹介していく。今回は、シンプルでおトクな料金プランを提供している「Y!mobile」について紹介していきたい。○無料通話が強みの「Y!mobile」Y!mobileは、ソフトバンクモバイルがワイモバイルブランドで展開する通信サービス。シンプルな料金プラン、大手通信キャリアに比べて格安な利用料金、Yahoo! JAPANやソフトバンクとの連携サービスなどが主な特長となっている。Y!mobileでは、3つのパケット定額サービスを提供。「スマホプランS」は月額2,980円(以下、価格はすべて税抜)で月1GBまで、「スマホプランM」は月額3,980円で月3GBまで、「スマホプランL」は月額5,980円で月7GBまで高速データ通信が可能(スマホプラン割引適用時)。通信規制時の最大速度は128kbpsで、500MBごとに500円の加算で制限を解除できる。音声通話に関しては、1回10分以内の国内通話をY!mobileでかけられる(各プランとも共通)。このプランは通話相手を選ばず、他社ケータイや固定電話であっても適用される。10分超過の通話に関しては、20円/ 30秒。条件は付くが、"音声通話が無料"というのは競合するMVNOにはない特長だ。かつてウィルコムで提供していた「だれとでも定額」のDNAを引き継ぐサービスと言えるだろう。市場の相場は20円/ 30秒なので、他社サービスでは1日1分、30日で30分話すと想定しても月に1,200円の通話料が発生する。それを加味すれば、Y!mobileが提供するプランのコストパフォーマンスの良さがうかがえる。○マイルが貯まればさらにお得になる「パケットマイレージ」Y!mobileでは、Yahoo! JAPANの提供サービスを使えば使うほどマイルが貯まり、貯まったマイルのランクに応じて高速で使えるデータ容量の追加料金が無料になる「パケットマイレージ」を提供している。貯まったマイルに応じて翌月のランクが決定し、各ランクに応じた高速データ通信容量を無料で追加できる仕様。80~199マイルなら+0.5GB、200~399マイルなら+1GB、400~599マイルなら+5GB、600マイル以上なら無制限となっている。このほか、Y!mobileでは光ブロードバンドサービス「SoftBank 光」と連携した「光おトク割」を提供している点も特徴。同サービスは「SoftBank 光」とY!mobileのスマートフォンをセットで利用することで、毎月のスマホ利用料金から最大で月々5,200円割り引くサービスだ。○モバイル端末とのセットサービスも充実Y!mobileは、モバイル端末とのセットサービスも充実している。通信事業者としては唯一の取り扱いとなる約6インチの「Nexus 6」、約5.5インチのクリスタルディスプレイが特長の「AQUOS CRYSTAL Y 402SH」などのAndroidスマートフォンに加え、Windowsタブレットの「Surface 3(4G LTE)」、Androidタブレットの「Media Pad m1 8.0」なども取り扱っている。○サービス内容だけでなく、ネットワークの品質も特徴ソフトバンクのネットワークが思う存分に利用できる点もY!mobileの強みだ。MVNO(仮想移動体通信事業者)は、通信会社との契約で設定された回線の中でサービスを展開している。これにより、多くのユーザーを限られた帯域幅の中に詰め込んでしまう可能性があり、みんながデータ通信を利用したい時間帯に、速度が出ないなどのデメリットの発生も考えられる。一方、Y!mobileでは「ソフトバンクで出ている通りの通信速度が出る。だから、安心して使っていただける」(同社担当者)という。またY!mobileでは利用者が1人でスマホ、タブレット、ウェアラブル端末など複数の通信機器を所持する「マルチデバイス時代」の到来を見据えている。担当者は「各デバイスひとつひとつに3,000円の通信料を支払うとなると家計的に厳しい。でも、例えばスマホプランLなら無料で最大3枚のSIMが使える。データ通信容量をシェアできるので、気兼ねなく利用できる」とアピールした。最近では50代、60代の利用者も急激に増えているのだとか。その理由について尋ねると、担当者は次のように解説する。「昔からパソコンを使われている利用者の中には、まだガラケーをお使いの方も多い。スマホに乗り換えるにあたって、皆さんどこの会社にしようかと迷われる。そんな際に、ポータルサイトで昔から馴染みのあるYahoo!と協業するY!mobileなら安心できる、ということで選んでいただけているのではないかと思う。街中に実店舗があるのも大きなメリット。使いこなせるか不安、といった理由で迷っている方は、誰かに背中を押してもらうことが必要なので」。無料の音声通話と、質の高いデータ通信を提供するY!mobileのサービス。担当者は「格安SIMサービスというよりは、キャリアグレードのサービスを安く提供させていただいている、という方が近い」と話していた。ちなみにY!mobileでは現在、1周年記念キャンペーンを展開中。高速データ通信容量が2年間2倍になるなどの特典が用意されている。気になった方は、同社キャンペーンサイトで確認してほしい。
2015年08月17日ニュージーランド航空は8月13日、オールブラックスや国際ラグビー界に名を連ねる偉大な選手たちと協力し、最新の機内安全ビデオ「メン・イン・ブラック×オールブラックス」編を発表した。コロンビア映画が世界に公開した「メン・イン・ブラック」シリーズからインスピレーションを受けた最新機内安全ビデオには、主役のエージェント2人としてオールブラックスのリッチー・マコウ主将とダン・カーター選手が出演している。オールブラックスで長年活躍する主役2人に加えて登場するのは、監督のスティーブ・ハンセン氏、そしてチームメートのキーラン・リード選手、ケヴェン・メアラム選手、サム・ホワイトロック選手、イズラエル・ダッグ選手。イズラエル・ダッグ選手はニュージーランドのミュージシャンであるスタン・ウォーカー氏と一緒に、ラップのボーカルにも挑戦している。米国の俳優リップ・トーン氏は映画「メン・イン・ブラック」のチーフ役を同ビデオでも演じており、他にも元オーストラリア代表でW杯優勝経験者デイヴィッド・キャンピージ氏、ワールドカップ初優勝時のイングランド代表主将マーティン・ジョンソン氏、元アルゼンチン代表主将アグスティン・ピチョット氏がカメオ出演している。ニュージーランド航空のグローバル・ブランド・ディベロップメント部長であるジョディ・ウィリアムスは、「ニュージーランド航空は最近、オールブラックスとニュージーランド・ラグビー協会へのスポンサーシップを2020年まで継続することを決めましたが、それを祝うのに最もふさわしいのが機内安全ビデオだと考えました」とコメントしている。オールブラックスのリッチー・マコウ主将は、「セットではたくさんの笑いが飛び交い、イズラエル・ダッグ選手の隠れた歌の才能には驚きました。もしイズラエルがラグビーでうまくいかなくなっても、明らかにバックアップシンガーとして有望です」などと話している。一方、ラグビーオーストラリア代表として活躍したデイヴィッド・キャンピージ元選手は、「私がオーストラリアの大きなライバルであるオールブラックスの応援ビデオに出たので、仲間から脇腹にパンチを食らうかもしれません。彼らはこのことを私に忘れさせないでしょうね」などとユーモアも見せた。同ビデオはソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントのコンテンツ・ライセンシング・グループの協力のもと制作され、加えて、ソニー・ピクチャーズ・イメージワークスおよびソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントのアーカイブ&コレクションズからも協力を得ている。
2015年08月13日韓国低コスト航空会社(LCC)のチェジュ航空は8月14日10時から9月18日17時まで、日本とソウル(仁川・金浦)、釜山を結ぶ路線にて「コリアグランドセール(KGS、Korea Grand Sale)」を開催する。今回のセール価格は、片道で成田~仁川線が5,000円、関西~仁川/金浦線が5,000円、関西~釜山線が3,000円、中部~金浦線が4,000円、福岡~仁川線が4,000円、福岡~釜山線が3,000円、那覇~仁川線が8,000円からと、正常価格より最大8割安くなっている。搭乗期間は8月14日~10月31日で、上記の運賃に加えて燃油サーチャージと空港利用料などが必要になる。これとともにホテル「イビスアンバサダー明洞」と提携し、8月14日から10月31日の間でチェジュ航空の乗客が搭乗券を提示すると、大人2人の朝食券1枚を無料で提供する。このサービスは、チェジュ航空のホームページの中でコリアグランドセールのキャンペーンページにて航空券を予約した乗客のみが対象となる。
2015年08月13日スマートフォンの運用コストを節約できる"格安スマホ"(格安SIM)が注目を集めている。格安SIMとは、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者が、大手キャリアのネットワークを利用して提供する通信サービス。さまざまな事業者が参入し、各社それぞれ特徴のあるサービスを提供しているが、「各社のサービスはどう違うの?」「自分の使い方に向いているサービスはどれ?」などと疑問を感じている読者も多いかもしれない。そこで本企画では、毎回個別の格安SIMサービスを取り上げ、その特徴を紹介していきたい。今回は、TOKAIコミュニケーションズが提供する「モバイル4G/D」について紹介する。○データ専用SIMや音声SIMを4種類のプランで提供する「モバイル4G/D」静岡県で高いシェアを占める「TNC(TOKAIネットワーククラブ)」、関東近県を中心に全国をエリアとする「@T COM(アットティーコム)」という2大ブランドでインターネット接続サービスを展開するTOKAIコミュニケーションズ。同社が提供する格安SIMサービスが、NTTドコモのLTE・3G網に対応した「モバイル4G/D」だ。同サービスでは、データ専用SIM、SMS機能付きSIMに加えて、090/080/070番号の音声通話に対応する音声SIMを提供している。SIMカードのサイズは、標準SIM/microSIM/nanoSIMから選択可能だ。同サービスの対応端末は、SIMフリー端末およびドコモのスマートフォン・タブレット。なお、動作確認端末は、同サービスのWebページで確認できる。料金プランは、データ通信専用SIM、SMS機能付きSIM、音声SIMともに「ゼロプラン」「ミルプラン」「モアプラン」「ハイプラン」が選択できる。ミルプラン/モアプラン/ハイプランでは、下り最大225Mbpsの高速通信を利用できるバンドルクーポンが毎月それぞれ3GB/5GB/7GB付与され、バンドルクーポンを使い切ると通信速度が最大200kbpsに制限される。また、ゼロプランはバンドルクーポンが付与されず、最大200kbpsの通信を低価格で利用できるプランとなる。なお、クーポンの通信容量が余った場合は翌月末まで繰り越すことが可能。一方、通信容量を使い切ったときに通信速度を元に戻すためのクーポンの追加購入は、現時点では未提供となっている。同社担当者によると、同サービスで最も人気なのが月間3GBのミルプランだという。同社は独自の調査をもとに、平均的な月間通信使用量を「だいたい2GB前後と想定」(同社担当者)しており、月間3GBでも十分だとして一押しする。また、「他社にはあまりないコース」(同)としてゼロプランと月間5GBのモアプラン、キャリアの従来プランと同様の月間7GBのコースとしてハイプランというラインナップを揃えているという。音声SIMについてはMNP(携帯電話番号ポータビリティ)による転入にも対応しているが、音声SIMの契約には本人確認書類の提出が必要(現在は郵送のみで本人確認書類を受け付けている)。また、SIMカードに最低利用期間は設定されていないが、音声SIMの場合、1年以内に解約すると9,500円(以下、金額は税抜)の契約解除料が発生する。また、同サービスの大きな特徴としてSIMカードを有効化するアクティベーション作業が不要な点がある。「ほとんどの格安SIMカードサービスでは、SIMカードが届いてからWebサイトにアクセスして、電話番号を入力して登録するアクティベーションと呼ばれる作業を行う必要がある。その作業は初心者には分かりづらいと考え、SIMカードが届き次第すぐに使えるようにした」という。このほか、同サービスではSIMカードとスマートフォンのセット販売を行っているほか、同社が提供する光回線サービス「@T COMヒカリ」または「TNCヒカリ」との固定・モバイルのセット割も提供している。なお、モバイル4G/DのSIMカードは、同サービスのWebサイトのほか、Amazon.co.jpや価格.comといったオンラインのみで申し込み可能だ。○モバイル4G/Dの特徴とは?固定回線のインターネットサービスプロバイダ(ISP)として、静岡県ではシェア1位の地位を確立している同社。そのため、モバイル4G/Dでは、固定回線とのセット割が魅力のひとつと言える。同社では、NTT東日本・西日本が光回線を卸売りする「光コラボレーションモデル」に参入し、関東近県を中心とする全国エリアでは「@T COMヒカリ」、静岡県エリアでは「TNCヒカリ」という自社ブランドで光回線サービスの提供を行っている。これらの光回線サービスとモバイル4G/DのSIMカードをセットで契約した場合、SIMカードのプランに応じて1回線あたり毎月最大300円の割引が行われる。なお、割引は最大5回線のSIMカードまで適用され、月々の割引額は最大1,500円となる。同社担当者は、「ISPならではの割引サービス」とアピールする。また、同サービスでは、ソースネクストが提供するアプリ使い放題サービス「アプリ超ホーダイ」、オプティムが提供する電子書籍読み放題サービス「タブホ」をおすすめサービスとして紹介することで、ユーザーの利便性を向上させる取り組みも行っている。同社担当者は、モバイル4G/Dについて「まだまだ充実度が足りていない部分がある」とする。一方で、口コミなどではユーザーから一定の評価を得ているとして、「ユーザーの意見や評価も参考にしながら、今後、さらなるサービスの向上を目指す」としている。
2015年08月11日スマートフォンの運用コストを節約できる"格安スマホ"(格安SIM)が注目を集めている。格安SIMとは、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者が、大手キャリアのネットワークを利用して提供する通信サービス。さまざまな事業者が参入し、各社それぞれ特徴のあるサービスを提供しているが、「各社のサービスはどう違うの?」「自分の使い方に向いているサービスはどれ?」などと疑問を感じている読者も多いかもしれない。そこで本企画では、毎回個別の格安SIMサービスを取り上げ、その特徴を紹介していきたい。今回は、NTTぷららが提供する「ぷららモバイルLTE」について紹介する。○速度最大3Mbpsで容量無制限のプランなどを提供する「ぷららモバイルLTE」インターネット接続サービスの「ぷらら」を提供し、映像配信サービスの「ひかりTV」を運営していることでも知られるNTTぷらら。同社が提供する格安SIMサービスがNTTドコモのLTE・3G網に対応した「ぷららモバイルLTE」だ。同サービスでは、データ通信専用SIMに加えて、090/080/070番号の音声通話に対応する音声SIMを提供。音声SIMはMNP(携帯電話番号ポータビリティ)にも対応する。SIMカードのサイズはmicroSIM/nanoSIMの2種類から選択可能だ。同サービスの対応端末は、SIMフリー端末およびドコモのスマートフォン・タブレット。なお、動作確認端末は、同サービスのWebページで確認できる。同サービスの料金プランは、データ通信専用SIMの場合、「定額無制限プラン」「定額(7GB)プラン」「定額ライトプラン」に加え、「二段階定額プラン」の計4種類。音声SIMでは、二段階定額プランを除く、3種類が用意されている。定額無制限プランは、通信速度が最大3Mbpsに制限されるが、通信容量無制限で利用できるプラン。その他のプランの通信速度は、下り最大150Mbpsとなり、月間または1日の通信容量を超過すると、最大200kbpsに制限される。同サービスで最も人気があるのが定額無制限プランだが、気になるのは最大3Mbpsという通信速度で、どのぐらい快適に通信できるかという点だろう。同社担当者によれば、最大3Mbpsは「ネット動画を十分快適に再生できるスピード」であり、同社が運営する「ひかりTV」の高品質動画が再生できることを検証しているという。なお、通信容量が無制限となる定額無制限プランでは、一定の通信品質を担保するためにP2P通信を規制しているものの、現時点でそれ以外の速度制限は行っていないとのこと。ただし、ベストエフォートサービスであるため、混雑時には通信速度が低下する可能性がある。同サービスでは、SIMカードと端末のセット販売も行っている。スマートフォン2機種、タブレット1機種に加え、モバイルルーター4機種を用意しており、とりわけ、他社と比べてモバイルルーターが充実しているのが特徴だ。これは、モバイルルーター用に定額無制限プランのSIMカードを選択する人が多いためで、実際にルーターのセット販売も好評だという。同社担当者は、「(セット販売の充実を)今後はスマートフォンにも広げていきたい」としている。このほか、有害サイトや不正アクセスをブロックするセキュリティサービス「ネットバリアベーシック」が標準機能として無料提供されるほか、通常、月額350円(税込)の「ひかりTVエントリープラン」を無料で利用することが可能。さらに、同社が提供する光回線サービス「ぷらら光」とSIMカードをセットで契約することで料金が割引される、固定・モバイルのセット割も提供されている。ぷららモバイルLTEのSIMカードは、同サービスのWebサイトから申し込みが可能。なお、データ通信専用SIMには最低利用期間は設定されていないが、音声SIMには6カ月の最低利用期間が設けられており、期間内に解約した場合、8,000円(不課税)の契約解除料がかかる。○特徴は「定額無制限プラン」、プラン変更にも対応へぷららモバイルLTEの特徴といえば、やはり通信容量が無制限となる「定額無制限プラン」だろう。同社担当者によれば、同サービスでは音声SIMよりもデータ通信専用SIMの利用割合が高いといい、「(モバイルルーターなどの)"2台目端末"に使われているケースも多く、ユーザーもITリテラシーが高い層が多い」とのこと。一方、今後は格安SIMサービスがエントリー層に拡大し、メイン端末のMNP転入も増えてくることを見据え、同サービスの標準機能である「ネットバリアベーシック」といった安心・安全を提供するサービスによって、「『メイン端末をMVNOにして大丈夫なのか?』といった疑問や不安を埋め合わせていきたい」(同社担当者)そうだ。また、端末補償や遠隔サポートといったサポート機能の充実についても「検討していきたい」(同)とした。また、同サービスでこれまで非対応となっていた利用プランの変更が8月10日より可能となる。これにより、試しにライトプランに加入した初心者ユーザーが定額無制限プランに変更する、といった使い方が可能となる。このほか同社担当者は、SIMカードの販売チャネルも拡大したいとしており、「実際に端末に触れられる機会を増やし、最初のハードルを下げるためにも、リアル店舗での販売も検討している」(同社担当者)とのこと。
2015年08月10日ボーイングは現地時間の8月7日、ANAと787ドリームライナーの「ゴールドケア」に加入した航空会社への支援で提携することを発表した。今回の提携は、ボーイングが持つ航空機に関する深い知識や膨大なフリートのデータに、ANAの整備や運航に関する知識や経験を組み合わせるというもの。ボーイングがこのような提携を航空会社と行うのは初となる。ANAは787型機のローンチカスタマーであるとともに、世界最大のオペレーター(40機が運航中で43機を発注済み)であり、他のどの航空会社よりも787型機の離着陸回数と飛行時間が多くなっている。今回の提携によって、両社は787型機を初めて運航する「ゴールドケア」の航空会社に対して、新機材導入期間中の整備管理とライン整備の監督を協力して支援していうこととなる。ボーイング民間航空機部門コマーシャル・アビエーション・サービス担当シニア・バイス・プレジデントであるスタン ディール氏は、「787型機の運航と整備に関するANAの豊富な経験と専門性を、ボーイングは高く評価しています。787型機は世界最先端の技術を採用している航空機で、ANAはその運航にかけて世界のリーダー的な存在です。ボーイングの航空機メーカーとしての知識とサービス事業は業界で最も深く広範なもので、それがANAの専門性によって補完されることになります」とコメントしている。ボーイングの「ゴールドケア」は、エンジニアリングとメンテナンスを統合して提供する航空会社向けのサービスプログラムであり、それぞれの航空会社に合わせた柔軟な組み合わせを行っている。7月31日現在、ボーイングはこれまでに世界の航空会社60社から計1,095機の787型機を受注し、そのうち304機を納入してる。
2015年08月07日格安SIMカードのなかには月々の料金が1,000円を切るものも多くありますが、スマホとタブレットの2台ぐらいならまだしも、PCや携帯ゲーム専用機なども含めてすべての端末にSIMカードを挿入したら、台数分通信コストが増えて元の木阿弥です。そこで今回ご紹介したいのが格安SIMカードで利用可能なSIMフリーモバイルルータ「Aterm MR04LN PA-MR04LN」(以下、MR04LN)。格安SIMカードを装着したモバイルルータを複数の無線LAN機器で共有することで、さらに通信コスト節約が図れちゃうわけです。「MR04LN」はSIMフリーというだけでなく、下記のように3キャリアのLTEの主要周波数帯をカバーしています。MR04LNの対応バンド3キャリアの対応LTEバンド(2015年8月5日現在)■色地のセルはMR04LNが対応しているバンド※旧ワイモバイル、WCP含む「Aterm MR04LN 接続確認済LTE/3Gサービス事業者リスト」に掲載されているとおり、国内14事業者、海外8事業者(国際ローミング)の通信サービスで動作が確認されています(8月5日時点)。というわけで、非常に広い周波数帯をカバーした「MR04LN」は、格安SIMカードで運用するのに適したSIMフリーモバイルルータと言えるのです。また日本国内で販売されているモバイルルータとしては珍しく、デュアルSIMに対応しているのも本製品の売りのひとつです。デュアルSIMによって、たとえば、従量制の高速なSIMカードと、低速ですが定額制のSIMカードを両方挿したまま、用途に応じて使い分けることができるわけです。SIMカードの切り替えには本体の再起動が伴いますが、所要時間は実測約1分10秒。こまめな切り替えがストレスになるほどの時間はかかりません。仕事用とプライベート用、海外用と国内用という使い分けも便利そうですね。タッチパネル対応の大型ディスプレイを採用しているおかげで、セットアップはほとんどスマホ感覚です。初めて電源をオンにしたときは設定ウィザードが起動して、無線LAN設定とAPN設定を一連の流れで行えますし、主要格安SIMカードであれば最初からAPN設定が登録されています。無線LANルータや、格安SIMカードのセットアップを試したことがある方なら、10分とかからず設定が終了するでしょう。「MR04LN」は、下り300Mbps、上り50MbpsのLTE-Advancedをサポートするうえ、5GHz帯11acの2ストリーム(2×2)に対応し最大867Mbpsで通信可能と、パフォーマンスのスペックも際立っています。しかし今回、埼玉県さいたま市の筆者の自宅で計測したところ、手持ちのSIMカードでもっとも速度が速かったのはワイモバイルで、最高12.638Mbpsという結果でした。カタログスペックからは物足りない結果となりましたが、実効通信速度は挿入したSIMカード次第で大きく変わります。また計測場所、時間帯にも数値が左右されますので、次回のレビューで改めて計測したいと思います。スマホでテザリングを利用するのが一般的になった現在、モバイルルータを手放した方も多いかもしれません。しかし、格安SIMカードでモバイルルータを安価に運用できるようになった今こそ、手探りの電源オンが可能で、通話やメール・メッセージ・LINEなどのためにバッテリを温存する必要のないモバイルルータは、スマホ以上に道具として使い倒せるのではないでしょうか?次回は「MR04LN」に複数のSIMカードを装着して実効通信速度や連続動作時間などを計測し、モバイルルータとしての使い勝手に迫ります。
2015年08月06日ダッソー・システムズ(ダッソー)は8月5日、航空機設計・開発のスタートアップ企業である仏Elixir Aircraftが、ダッソーの航空宇宙業界向けソリューション「エンジニアド・トゥー・フライ」を採用したと発表した。「エンジニアド・トゥー・フライ」は、3Dエクスペリエンスプラットフォームを基盤とするソリューション。社員だけでなく取引先も、セキュリティの確保されたソーシャルな環境内で協業できるため、サイクルタイムの短縮やプロセスの手戻りを抑制することができる。また、同ソリューションには標準仕様でプロジェクトのテンプレートや、ITサポートも含まれているため、最低限のIT投資で、より迅速にプロジェクトを推進することができるとしている。Elixir Aircraftは同ソリューションの導入を決めた理由を「当社のような新しい会社でも、クラウドによるITの迅速な実装、使い勝手の良さ、データ・セキュリティ、万全のテクニカルサポート、といった各種のメリットを享受できる点にあります。このようなメリットを得られることで、当社は、設計やエンジニアリングといった本来の業務に集中できます。」と説明。今後、「エンジニアド・トゥー・フライ」を利用し、独自の翼構造を備えた2人乗り航空機の設計およびエンジニアリングを、クラウド上で行っていく。なお、同社の航空機は2016年中頃の初飛行を予定している。
2015年08月05日スマートフォンの運用コストを節約できる"格安スマホ"(格安SIM)が注目を集めている。格安SIMとは、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者が、大手キャリアのネットワークを利用して提供する通信サービス。さまざまな事業者が参入し、各社それぞれ特徴のあるサービスを提供しているが、「各社のサービスはどう違うの?」「自分の使い方に向いているサービスはどれ?」などと疑問を感じている読者も多いかもしれない。そこで本企画では、毎回個別の格安SIMサービスを取り上げ、その特徴を紹介していきたい。今回は、U-NEXTが提供する「U-mobile」について紹介する。○2段階定額制やLTE使い放題プランで格安SIMを提供映像配信サービス「U-NEXT」を提供することでも知られるU-NEXT。同社が提供している格安SIMサービスがNTTドコモのLTE・3G網に対応した「U-mobile」だ。同サービスでは、データ通信専用SIMに加えて、090/080/070番号の音声通話に対応する音声SIM、使い切りタイプのプリペイドSIMという3種類のSIMカードを提供している。SIMカードのサイズは、標準SIM/microSIM/nanoSIMから選択可能だ。同サービスの対応端末は、SIMフリー端末およびドコモのスマートフォン・タブレット。なお、動作確認端末は、同サービスのWebページで確認できる。同サービスの料金プランはデータ専用SIMの場合、通信容量が月間1GBまたは5GBのプランのほか、「LTE使い放題プラン」「ダブルフィックスプラン」の4種類。音声SIMの場合、月間3GBまたは5GBのプラン、LTE使い放題プラン、ダブルフィックスプラン、さらに1年契約の「LTE使い放題2」の5種類が用意されている。通信速度は下り最大150Mbpsで、プランの通信容量を使い切ったときは最大128kbpsに制限される。特徴としては、高速通信を月間最大3GBまで使え、1GB以下なら安くなる2段階定額制の「ダブルフィックスプラン」、高速通信が使い放題の「LTE使い放題プラン」という他社にはないユニークなプランを提供している点が挙げられる。同社担当者によれば、この2つのプランが同程度に人気であり、両プランのユーザーが全体の8割を占めるという。また、データ専用SIMと音声SIMの比率は同じくらいだが、いわゆる”2台目需要”によってデータ専用SIMの利用がやや多い状況。さらに、音声SIMの3割はMNP(携帯電話番号ポータビリティ)であり、「1台目として選択するユーザーも多い」(同社担当者)ほか、「2台目需要に伴って(音声SIMとデータ専用SIMが)1度に2枚売れることも珍しくない」という。また、音声SIMのオプションサービスとして、キャッチホン、留守番電話、転送でんわ、国際電話、国際ローミングを用意するほか、専用アプリから発信することで通常の通話料の半額となる10円/30秒で電話がかけられる通話サービス「U-CALL」も提供している。同サービスについて、担当者は「IP電話ではなく、電話回線を使う通話サービスで、海外への通話料も安い」と解説する。また、データ専用SIMのオプションサービスとしては、SMSオプションを用意。なお、データ専用SIMには最低利用期間は設定されていないが、音声SIMには6カ月(LTE使い放題2プランの場合、12カ月)の最低利用期間が設けられており、期間内に解約した場合、解約事務手数料がかかる。このほか、SIMカードとスマートフォンのセットプランも提供している。取り扱い端末は、「ZenFone 2」(ASUS製)、「Ascend Mate 7」(ファーウェイ製)をはじめとするSIMフリースマートフォン5機種。ハイエンドモデルからエントリーモデルまで、幅広い選択肢を用意している。同社担当者は「キャリアのスマートフォンは10万円近くと非常に高いが、高性能で安いSIMフリースマートフォンが増えてきている。(U-mobileでは)それを24回の割賦払いで、月額料金に上乗せする形で少ない負担で買える」と説明する。また、「現在はZenFone 2が圧倒的に売れている」とのことだ。また、同社が提供する光回線サービス「U-NEXT光」とSIMカードをセットで契約することで、料金が割引される「U-NEXT光&スマホ コラボレーション」、家族で契約することでさらにお得な「スーパーファミリーバリュー」という固定・モバイルのセット割も提供している。このセット割は「家庭の光ファイバーと、家族のモバイルをワンストップで提供するもの」で、「たとえば、フレッツ光とキャリアのスマートフォンに月々25,000円程度支払っている家庭の場合、スーパーファミリーバリューでは月々の料金を1万円にできる」(同社担当者)とのこと。U-mobileのSIMカードは、同サービスのWebサイトのほか、家電量販店などの店舗でも購入可能。さらに、東京・南青山にある直営店の「U-NEXT ストア」、一部地域にある家電量販店やケータイショップでは、MNP転入を含む新規契約の即日開通にも対応している。○U-mobileの特徴とは?U-NEXTの担当者は、U-mobileの他社サービスにはない特徴として、「LTE使い放題プランとダブルフィックスプランを提供していること」を挙げる。この2プランがあることで、たとえば、「とりあえず、安いダブルフィックスプランを試してみて、『これ使えるな』ということであれば、プラン変更でLTE使い放題プランに移行する」といった使い方が可能になるという。またU-mobileでは、音声SIM限定で毎月最大600ポイントの「U-NEXTポイント」が付与されることも特徴。同ポイントは、ビデオ配信サービスのU-NEXTで映画を1本視聴したり、電子書籍サービス「BookPlace for U-NEXT」の購入代金に充てるといった使い方が可能。同社担当者によると、「ポイントで動画を視聴した後で、U-NEXTの良さを知り、見放題プランに加入するユーザーも多い」という。また、同社が動画配信サービス事業を手がけていることに触れて「ユーザーにエンターテイメントを届けて、ワクワクさせることが我々の根幹」だとし、「U-mobileを通じて、楽しみを届けたい」とした。現在、U-mobileのSIMカードの即日受渡しが可能な店舗は全国13店舗(8月5日時点)となっているが、取り扱い店舗を拡大しており、年内に50店舗を目指すという。同社担当者は、実店舗のメリットとして、「実際に端末を手にとって選んでいただける」ことを挙げ、さらに「格安SIMの初心者も圧倒的に多いので、実際に販売している人の声を聞いて不安を払拭できる」と説明。また、直営店のU-NEXT ストアでは「端末の初期設定に加えて、(ポイントで視聴できる)U-NEXTの設定まで行っている」と述べ、サポートの手厚さもアピールする。同社では現在、販売パートナーと組んで端末代が実質無料になるキャンペーンを実施している。今後も同様のキャンペーンを展開していく予定だが、同社担当者は「瞬間的なキャンペーンのためにサービスを作っているわけではなく、あくまでサービスを知ってもらう、良いものだと理解してもらうためにキャンペーンを展開していく」と強調。「モバイルの通信サービスを今後も誠意をもってユーザーに届けたい」としている。
2015年08月05日三菱航空機は8月3日、米国ワシントン州シアトル市に子会社である米国三菱航空機の技術部門としてシアトル・エンジニアリング・センター(SEC)を開設し、本格的に業務を開始したと発表した。世界的な航空機産業の一大集積地であるシアトルに開発拠点を設けることで、航空機開発におけるエキスパートの知見を最大限に活用し、MRJの開発を加速するとしている。同日、SECの開所式典が行われ、式典には、ワシントン州のジェイ・インスリー知事、在シアトル日本国総領事館の大村昌弘総領事、パートナーである米AeroTECのリー・ヒューマン社長、三菱航空機から森本浩通社長、SECから本田健一郎所長などが出席したという。SECでは、米AeroTEC社との協働の下、適合性証明活動の加速、来年第2四半期から実施予定の同ワシントン州モーゼスレイク市に所在するグラント・カウンティ国際空港を拠点とした飛行試験の支援に取り組む。また、地元を中心に約100名のエンジニアを採用し、日本から派遣する約50名のエンジニアと合わせ、約150名のメンバーで運営していく。
2015年08月04日スマートフォンの運用コストを節約できる"格安スマホ"(格安SIMサービス)が注目を集めている。現在、様々なMVNO(仮想移動体通信事業者)が業界に参入し、それぞれ特徴のあるサービスを打ち出している。そこで本企画では、個別の格安SIMサービスを紹介していく。今回は、OCNが提供するMVNO通信サービス「OCN モバイル ONE」について紹介したい。○プラン変更も自由なユニークな料金プランを用意、gooのスマホなどのセット端末も提供OCNは、NTTコミュニケーションズが運営するインターネットサービスプロバイダ。OCN モバイル ONEは、NTTドコモのネットワークを利用した格安SIMサービスとなる。OCN モバイル ONEでは、月額料金タイプの「音声通話対応」「データ通信専用」「SMS対応」「050 plus付き」のほか、利用期間やデータ容量が限定されるプリペイドタイプも展開している。月額料金タイプでは、日次コース、月次コースというユニークな料金プランを提供。110MB/日、170MB/日、3GB/月、5GB/月、15GB/月(500kbps)から選択できる(詳細は後述)。データ通信専用SIMなら月額900円から、音声通話対応SIMなら月額1,600円から利用できる。プランの申し込みは同社オンラインのほか、一部の家電量販店などでも行える。他キャリアからOCN モバイル ONEの音声機能付きプランにMNPする場合、即日受渡しカウンターを利用すれば、その場ですぐに070/ 080/ 090の電話番号で音声通話が可能な状態の音声SIMカードを受け取れる。端末とセットのプランも提供されているのもOCN モバイル ONEの特徴だ。初期費用10,800円(税込)で始められる「gooのスマホ」のほか、「ZenFone 2」(ASUS製)、「AQUOS SH-M01」(シャープ製)、「Huawei P8 lite」(ファーウェイ製)などのスマートフォン端末、「YOGA Tablet 2」(レノボ製)などのタブレット端末、「Aterm MR04LN」(NECプラットフォーム)などのWi-Fiルータとのセットを用意している。また、オプションとしてIP電話アプリ「050 plus」、電話サポート「マイポケット プラス」、セキュリティ対策アプリ「マイセキュア for スマートフォン」なども利用できる。電話を頻繁にかける人にとって、固定電話に8円/3分で、携帯電話に16円/1分でかけられる050 plusは心強い味方になることだろう。○OCN モバイル ONEの料金プランの特徴とは?それではOCNモバイルONEの料金プランについて、もう少し詳しく紹介していこう。例えば日次の110MBコースの場合、毎日110MBまでLTEによる高速通信が行える。制限容量を使い切ると速度が200kbpsに落ちるが、この200kbpsという通信速度について担当者は「YouTubeなどの動画を視聴するには遅いが、SNSやLINEでのやりとり、Webサイトの閲覧など通常の用途なら問題のない速度」と説明している。ちなみに、110MB/ 日の日次コースが利用者の一番人気だという。さらに余った通信容量は、翌日(月次コースなら翌月)に繰り越せる仕様だ。例えば110MB/ 日の日次コースを契約中で、通信をまったく行わない日があったとする。その場合、翌日は220MBまで高速通信が利用できる。繰り越せる期間は日次コースなら翌日まで、月次コースなら翌月末まで。なお毎月1回まで契約コースの変更が可能で、オンラインまたはアプリから簡単に手続きが行える。その時々の利用状況に応じて、最適なコースを選択できるのが大きなメリットだ。SIM業界シェアNo.1を誇るOCNモバイルONE(2015年3月、MM総研調べ)。利用者の支持を集めている要因はどこにあるのだろうか。担当者は「OCNブランドの信頼感、コールセンターの規模の大きさ、充実したサポート体制などにあるのではないか」と分析している。OCNはNTTのグループ企業であり、ネットワークが安定しているのが特長。大手プロバイダとして長年の実績があり、サポートセンターの規模も大きい。”格安SIMサービス”という多少の不安がつきまとうサービスを利用するにあたり、利用者は大手ブランドに安心感を求めているのかも知れない。担当者は、今後の展開について「売り場面積を増やし、即日受渡カウンターも増設していく。お店で相談して頂くことで、利用者の不安を払拭できれば」と話している。利用者層については「1年前は、高リテラシー層が中心だった。しかし最近はSIMロック解除の義務化、テレビCMの影響などでその流れが変わってきた。一般のスマートフォン利用者にも、『大手キャリア以外にも選択肢があるんだ』と、興味が広がりつつあるのを感じる」と話していた。
2015年08月04日ソフトバンクは3日よりMy SoftBankにおいて、Amazonギフト券の販売を開始した。「ソフトバンクまとめて支払い」が利用でき、月々の携帯料金とまとめて代金の支払いが行える。My SoftBankからAmazonギフト券が購入可能なのは、iPhone、iPad(Wi-Fiモデルを除く)、Xシリーズを除くSoftBankスマートフォン。フィーチャーフォンは対象外。購入後は16桁または7桁のAmazonギフト券番号(コード)が発行される。Amazonギフト券購入後、Amazonアカウントに登録すると利用することが可能。Amazonギフト券番号を購入後にAmazonアカウントへチャージすることもできる。
2015年08月03日スマートフォンの運用コストを節約できる"格安スマホ"(格安SIM)が注目を集めている。格安SIMとは、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者が、大手キャリアのネットワークを利用して提供する通信サービス。さまざまな事業者が参入し、各社それぞれ特徴のあるサービスを提供しているが、「各社のサービスはどう違うの? 」「自分の使い方に向いているサービスはどれ? 」などと疑問を感じている読者も多いかもしれない。そこで本企画では、毎回個別の格安SIMサービスを取り上げ、その特徴を紹介していきたい。今回は、KDDIバリューイネイブラーが提供する「UQ mobile」について紹介する。○auの4G LTEネットワークに対応したMVNOサービス「UQ mobile」は、KDDIバリューイネイブラーが提供するMVNOサービス。同社は、柔軟なモバイルサービスを提供することを目的にKDDIが設立した子会社となり、自社ブランドとしてUQ mobileを提供するほか、パートナー企業によるMVNOサービスの提供を支援していく。"UQ"といえば、KDDIグループのUQコミュニケーションズが提供する「UQ WiMAX」が知られているが、UQ mobileは、その"兄弟ブランド"という位置付け。同サービスはauの4G LTE網に対応したMVNO方式の通信サービスとなり、利用エリアはau 4G LTEと同様だ。同サービスでは、データ通信専用SIMに加えて、090/080/070番号に対応する音声SIMを提供。音声SIMはMNP(携帯電話番号ポータビリティ)にも対応する。SIMカードのサイズはmicroSIM/nanoSIMの2種類から選択可能。同サービスの対応端末は、SIMフリー端末およびauスマートフォン・タブレットとなるが、auの4G LTEに対応していることが条件となる。なお、動作確認端末は、同サービスのWebページで確認できる。料金プランについては、データ通信専用SIM、音声SIMともに、月間3GBまで下り最大150Mbpsの高速通信を利用できる「データ高速プラン」、月間の通信容量が無制限で最大500kbpsの通信を利用できる「データ無制限プラン」という2種類のプランを用意。データ高速プランで月間3GBの通信容量を使い切った場合、通信速度は最大200kbpsとなる。なお、月間3GBを使い切ったときに、通信容量を追加チャージするサービスは現時点では未提供。また、データ通信専用SIMには最低利用期間は設定されていないが、音声SIMには12カ月の最低利用期間が設けられており、期間内に解約した場合、9,500円(税抜)の契約解除料がかかる。SIMカード単体のコースに加え、SIMカードと端末のセットコースも用意されており、京セラ製のAndroidスマートフォン「KC-01」、LG Electronics製のAndroidスマートフォン「LG G3 Beat」の2機種を提供。端末代金は月額料金に上乗せして24カ月間、加算料を支払う「端末購入アシスト」を利用すれば、端末購入時の一時的な負担を軽減することが可能だ。このほか、同サービスでは、データ通信専用SIM、音声SIMともにSMS、テザリング機能が標準サービスで提供されるほか、音声SIMでは着信転送サービスや割込通話サービス、番号通知リクエストサービスを月額料金無料で利用可能。また、有料のオプションサービスとして、留守番電話/三者通話/迷惑電話撃退サービスの「電話基本パック」、端末購入時に加入できる「端末補償サービス」「メールサービス」も提供されている。同サービスへの申し込みは、公式オンラインショップのほか、エディオン、ジョーシン、ビックカメラ、ケーズデンキ、ソフマップ、ヤマダ電機、コジマ、ノジマ、ヨドバシカメラといった家電量販店でも受け付ける。即日開通店舗は、2015年7月17日現在で全国275店舗。○UQ mobileの特徴とは?格安SIMサービスでは、NTTドコモのネットワークを利用するサービスが大多数であり、auのネットワークを利用するサービスは、UQ mobileのほか、ケイ・オプティコムが提供する「mineo」など、ごく僅かに限られる。そのため、UQ mobileの最大の特徴は、auの4G LTE網に対応することだといえる。auの4G LTEでは、2.1GHz帯、800MHz帯のLTEを利用でき、"つながりやすい"とされるプラチナバンドの800MHz帯の人口カバー率は99%超。エリアが広く、高品質なLTE通信が同サービスの特徴であり、KDDIバリューイネイブラーの担当者は「品質の良さにこだわって提供している」とする。なお、同サービスの音声SIMは、音声通話にはauの3Gを利用する仕様だが、通話品質についても「auと同様」(同社担当者)だという。また、料金プランに関しては、データ通信専用SIM、音声SIMともに「データ高速プラン」「データ無制限プラン」の2種類のみとなっているが、同社担当者によれば、「シンプルでわかりやすいプランにした」とのこと。しかし、ただシンプルにこだわるのではなく、SMSやテザリング機能を標準サービスとして提供するほか、留守番電話や端末補償サービスなどをオプションとして用意することで、「ベースの部分の安心を充実させている」(同)とする。さらに、前述の通り、全国275店舗という即日開通店舗の多さも同サービスの特徴。家電量販店のほか、一部地域のスーパー、複数キャリアを取り扱うケータイショップなどでMNP転入を含む即日開通が可能となっており、今後も即日開通店舗を拡大していく方針だという。なお、同サービスでは、オンラインショップでMNP転入を申し込んだ場合でも、SIMカードが届いてから開通手続きを行うため、既存のSIMカードは直前まで利用できる。一般的な格安SIMサービスの場合、オンラインからMNP転入を申し込むと、電話番号が数日間使えなくなるので、切れ目なく電話番号が使えるのは同サービスのメリットだといえるだろう。同社では、今後も格安SIMサービスを使うユーザーの裾野が広がることを見据え、多様なニーズを満たすために、「様々なサービスの展開について今後も検討していきたい」(同社担当者)としている。
2015年07月28日ANAも加盟している航空アライアンスのスターアライアンスは、7月22日にサンパウロ・グアルーリョス国際空港にて、28社目となるアビアンカ・ブラジル航空の加盟式典を実施した。会場ではスターアライアンス塗装のA320を披露。スターアライアンスのCEOであるマーク・シュワブ氏は、「アビアンカ・ブラジル航空の加盟は、南米におけるニーズに応える重要なステップです。特にブラジルは大陸の中で最も重要な市場であり、われわれは今日より、ブラジル国内に接続できることを歓迎している」とコメントしている。スターアライアンスによると、アビアンカ・ブラジル航空はブラジルで最も急速に成長している航空会社で、2010年から2014年においては市場シェアは2.6%から8.4%に、2015年5月には9%のシェアにまで拡大しているという。同社の加盟により、ブラジル国内の15空港がスターアライアンスのネットワークに加わり、すでにスターアライアンスの加盟社が乗り入れている既存の12空港とあわせ、全27空港へとブラジル国内でのネットワークが強化される。現在、スターアライアンスには28の航空会社によって、192カ国・1,330空港へ毎日1万8,500以上のネットワークが展開されている。
2015年07月23日本田技研工業の航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company : HACI)は米国現地時間の20日、ブラジル・サンパウロ市で8月11日~13日の期間に開催される南米最大の航空ショー『2015 LABACE(Latin America Business Aviation Convention and Exhibition)』において、ブラジルでの「HondaJet(ホンダジェット)」の受注を開始すると発表した。また、ブラジルでのHondaJet販売および各種サービスを行うため、リダーアビエーションを新たにHondaJetディーラーとして加えることも発表している。ブラジル・ベロ オリゾンテ市に本社を置くリダーアビエーションは、ブラジル全土に23拠点を有し、プライベート航空機に関する南米最大かつ世界有数の運航・サービス会社。今回の『2015 LABACE』出展がHondaJetの南米初公開となり、これに合わせて、ブラジル国内におけるHondaJetのデモフライトも計画している。なお、米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市にあるHACIの本社工場では、現在20機のHondaJetが製造ラインで組み立てられている。
2015年07月21日