株式会社K2 Picturesが日本発の映画製作ファンドを設立し、岩井俊二、是枝裕和、白石和彌、西川美和、「MAPPA」、三池崇史ら、志を共にする世界で活躍するクリエイター陣を発表。カンヌ国際映画祭開催中のフランス・カンヌにて、記者会見を実施する。■日本発の映画製作ファンド“K2P Film Fund I”立ち上げK2 Picturesは、“日本映画の新しい生態系をつくる”べく、日本発の映画製作ファンド「K2P Film Fund I(読み:ケーツーピー フィルム ファンド ファースト)」を立ち上げ。本ファンドの映画製作では、新たな国内外投資家の日本映画産業への参入、クリエイターへの利益還元を推し進めていく。K2 Pictures近年、日本コンテンツの活躍は目覚ましく、本年の米国アカデミー賞で『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞し、配信業界でもNetflix「忍びの家 House of Ninjas」、Disney+「SHOGUN 将軍」など日本文化を描いた作品の人気が高く、アニメや漫画なども世界での人気は右肩上がりと、コンテンツは国内産業の中でもトップクラスの一大産業に発展している。しかしながら、まだまだ日本の映画製作では、その生態系は長らく変わっていない状況があり、その1つに海外法人や国内においても新しい投資家が参入しにくい現状がある。そこで、現状の日本の映画製作における新たな選択肢として、日本コンテンツに興味がありながら接点を持てなかった国内外の会社が参加しやすいように、スポーツ・エンタメ領域やファンド領域を専門とする弁護士や、エンタメ領域を得意とする会計事務所・ビズアドバイザーズ株式会社のサポートのもと、海外からの投資を想定した法律・会計基準をもつ、このファンドを練り上げた。さらに、日本映画製作におけるクリエイターへの利益還元は十分に行われているとは言い難い状況にあり、本ファンドではクリエイターや制作に関わるスタッフに対する利益還元の仕組みを取り入れる。それによって、多くの才能が映画産業に夢を持ち続けられる体制を整えていく。映画に欠かせない投資家・クリエイターにおける新たな生態系を本ファンドでつくることにより、日本映画をさらに活気ある産業にしていくこと、そして世界の市場に向けて展開していくことが大きな目標。そんなK2 Picturesが思い描く映画制作の形やビジョンを形にした、ファンド組成について詳細を発表すべく、世界中の映画業界の関係者が多く集まるカンヌ国際映画祭が開催中であるフランス・カンヌの場で記者会見を行う。■岩井俊二、是枝裕和、白石和彌、西川美和、MAPPA、三池崇史らと映画製作が進行中日本映画の新しい生態系をつくるという、K2 Picturesが目指すこれからのビジョンに賛同し、ともに映画製作を進めていくクリエイターも合わせて発表。日本のみならず、特にアジアでの人気が高く、欧米、中国での映画製作の場を広げている岩井俊二、『万引き家族』でカンヌ国際映画祭・パルムドールを受賞し、本年のカンヌ国際映画祭では審査員を務める是枝裕和。毎年のように新作を発表し、最新作『碁盤斬り』は先日イタリアで開催されたウディネ・ファーイースト映画祭で批評家により選出されるブラック・ドラゴン賞を受賞した白石和彌、監督2作目の『ゆれる』がカンヌ国際映画祭監督週間で正式出品され、その後もオリジナル作品を中心に精力的に作品制作を続けている西川美和。「呪術廻戦」「チェンソーマン」など海外でも人気の高いアニメーション制作を行う株式会社MAPPA、その新作は常に海外からも注目され、カンヌ国際映画祭をはじめ幾度となく様々な映画祭に招待されている三池崇史など、日本はもちろんのこと、海外でも活躍の場を広げ続けている監督とK2 Picturesは世界市場を目指した映画製作を進めていく。■5月18日(土)フランス・カンヌにて、記者会見開催決定そんなK2 Picturesが思い描くビジョンやファンド組成について詳細を発表すべく、現地時間5月18日(土)に開催中のカンヌ国際映画祭メイン会場に程近いJWマリオット・カンヌにて、K2 Picturesが掲げるビジョンと共に今回立ち上げるファンドを世界に向けてプレゼンテーションをするため、記者会見を実施。『孤狼の血』シリーズや“村”シリーズ(『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』)、『初恋』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『THE FIRST SLAM DUNK』『キリエのうた』などを手がけてきたK2 Pictures代表取締役CEO・紀伊宗之、共に作品製作をしていくクリエイター・三池崇史、西川美和も登壇。さらに、監督デビューをする大型新人監督もこの会見で発表される。クリエイター陣よりコメント(五十音順)・岩井俊二紀伊宗之のやりたいことなら絶対に応援したい。それがこのプロジェクトに参加した僕の純粋なる動機だ。プロデューサーとしての彼は無類に頼もしい。彼にかかったら開かない鍵なんかないかのようだ。彼とする仕事は無類に楽しい。それは彼に人を信じる力があるからだと思う。いつの時代も破天荒な発明家が時代を塗り替えて行く。今回、彼は僕らのために新しい乗り物を作ってくれた。K2 Pictures。それは自動車のようでもあり、船のようでもある。飛行機にも潜水艦にもなり得る。山に登ればそれはピッケルとアイゼンに変身してくれる。そんな変幻自在、臨機応変なしなやかさがK2 Picturesの持ち味になることだろう。そんなチームだったらフィルムメーカーだって本気で頑張れる。僕も思いつく限りのアイディアを投じてこの恩に報いたい。どんな冒険が僕らを待ち受けているだろう。10年後、どんなチームに成長しているだろう。とにかく今から何もかもが待ち遠しくて仕方がない。・是枝裕和30年映画を作って来て感じていた既成の作り方への疑問や、違和感をどうしたら改善出来るか模索している途上で、紀伊さんたちの取り組みに出会いました。このチャレンジが成功して、映画界に良い風が吹き、新しい才能にチャンスが開かれる。そんな未来を実現しようとしている心意気に共感して、仲間に加えて頂きました。共闘を楽しみにしています。・白石和彌K2 Picturesの勇気ある船出に心から拍手を送ります。日本の映画界に革命を起こし、見えない壁を壊して下さい。今までの日本映画では実現不可能だった企画や、突出したユニークな才能が生まれることを期待しています。私も並走して世界を驚かせる映画を作りたい。よろしくお願いします。・西川美和日本の映画の世界でキャリアを重ねながら抱くようになったのは、なぜか自信や希望よりも行き止まりのロープにつんのめるような感覚でした。これ以上映画を撮るのはなんとなく怖いような気がしていました。それで「映画」から背を向けるように、従来の映画会社や出資者が決して歓迎しないような話を書いていたんです。すると紀伊さんという人が立ち上げたK2 Picturesが新しい投資で資金繰りしてそれを映画にする、と言ってくれた。本気だろうか、と思いました。しかも若い作り手の独創的な企画にもチャンスの扉を開いているという。安全牌で固める発想ではなく、新しい人やきわどいものに必要十分な資金と環境で機会を作ることを目指すK2 Picturesの挑戦には乗ってみる価値があると思いました。ある意味、K2 Picturesのファンドや新しい配給の仕組みは、危険な冒険にも思えます。実際、一筋縄ではいかないこともあるでしょう。でもそれが映画作りだし、どうせ映画を作るなら私は冒険をするチームと組みたい。それがこれから先に日本で映画を作っていく人たちの、新しい活路になっていく可能性があるならば尚更です。・MAPPA「K2 Picturesの挑戦を応援したい」という想いで、このプロジェクトに参加させていただきました。私たちも、アニメーションスタジオとして何ができるのかを精一杯考えながら、映画製作のパートナーとして力を尽くしたいと考えております。・三池崇史『K2 Pictures』。そして紀伊という怪しげな男について紀伊=誠実な破壊者。私はこう見ている。とてもパワフルだ。そして、そのエネルギーの源は、優しさだと思っている。「もっと面白い映画を創って、もっと幸せになろうよ」紀伊さんの笑顔に、そんなシンプルなメッセージを感じる。だから私は『K2 Pictures』を信じている。(シネマカフェ編集部)
2024年05月10日フリーアナウンサーの森香澄が25日、都内で行われた『ショードラアワード2024』授賞式に登場した。同イベントのMCを務めた森アナだが、“アイドル”と紹介され「アナウンサーです!」とツッコむ場面があった。授賞式では、俳優の福原遥、畑芽育、映画監督の上田慎一郎氏、日経BPヒット総合研究所研究員の品田英雄氏がプレゼンターを務めており、森アナも含めイベント後に取材に応じた。上田監督に森を起用したショートドラマを撮影するならどんな作品を撮りたいかという質問が寄せられると、品川氏が森アナを「アイドルですよ!(笑)」といじると、森アナはすぐさま「アナウンサーです!(笑)」とツッコみ会場を笑わせた。改めて上田監督が「アクションを撮りたいですね。パルクール系とかどうですか?」というと、森アナは「運動神経はいい方だと思うので頑張ります。いまからトレーニング始めたいと思います(笑)」とはにかんだ。同イベントは、ショートムービープラットフォーム「TikTok」を始めとした縦型ショート動画の持つ“身近さ”と、ドラマの持つ“物語性”を通して、次世代のクリエイターやスタータレントの発掘、新しい動画の表現方法を目指す、ショートドラマ(略して、ショードラ)プロジェクトのコンペティション授賞式。クリエイター賞に鈴木朝代、出演者賞に大関れいか・倉本琉平・奏羽茜・辻香音、スポンサー賞にたかみち店長/みんなのたかみち、バズリ賞に毎日はにかむ僕たちは。、大賞に【ウミガメごっこ】が選ばれた。大賞の【ウミガメごっこ】には賞金300万円のほか、朝日放送でドラマを制作できる権利が与えられた。
2024年04月25日日本の森をよみがえらせるために一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団(以下、アファンの森財団、理事長:森田いづみ、所在地:長野県上水内郡信濃町)の公式スポンサーである株式会社イング(以下、イング、本社:東京都台東区雷門、代表:武田将明)は、2024年4月3日、森の生命力と記憶を刻む「『年輪』アファンの森バージョン」指輪の提供を開始します。この日は、アファンの森財団創設者C.W.ニコルの命日にあたり、彼の遺志を継ぐ形で新たなプロジェクトが始動します。約20年前のアファンの森(森づくりを初めて約18年目)にて背景アファンの森のマザーツリーとニコルの碑メモリアルストーンアファンの森は、故C.W.ニコルが荒廃した森を買い取り生物多様性の回復を目指して甦らせた森です。指輪に用いられる木の1つ「マザーツリー(コナラ)」は、アファンの森の中でニコルが最も愛したシンボル的な存在です。このプロジェクトは、イングがアファンの森財団の活動を通じて社会への貢献を目指し、持続可能な森の未来にために発足しました。販売される記念指輪は、アファンの森を身近に感じながら、その保全活動をサポートするための象徴的なアイテムです。特徴- 独自技術による木の指輪: イングは耐久性と耐水性を兼ね備えた木の指輪「『年輪』」の製造技術を開発しました。この技術により、毎日身に着けるジュエリーとしての品質を確保しています。- アファンの森からの贈り物: マザーツリーを含むアファンの森の木々からつくられた指輪は、世界に一つだけの特別な存在です。木材はすべて自然落下による枝を利用しています。ニコルのサインが刻印された先着79本の限定品もあります。- アファンの森の未来への貢献: 指輪の売上の一部はアファンの森の活動資金に還元され、購入者は森の再生活動を支援することになります。アファンの森のコナラ:マザーツリー(左)とウリハダカエデ(右)の指輪肌に馴染む「年輪」アファンの森バージョン商品概要サービス名: 『年輪』アファンの森バージョン提供開始日: 2024年4月3日料金: 48,000円〜205,000円(税抜)詳細URL: 財団概要企業名: 一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団代表者: 森田いづみ所在地: 長野県上水内郡信濃町大井2742-2041設立: 2002年5月31日資本金: 基本財産3000万円URL: プレス関係者お問い合わせ先名称:株式会社イング住所:東京都台東区雷門1-15-4担当者:武田 将明TEL:090-9108-6041E-mail: takeda@i-ing.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月03日スペインの名匠ビクトル・エリセ監督の31年ぶりの最新作『瞳をとじて』から、叙情的な余韻を残す予告編が解禁。監督を敬愛する濱口竜介、岩井俊二、細田守ら映画監督や著名人のコメントも到着した。1985年、伝説のミニシアター“シネ・ヴィヴァン・六本木”で公開されると記録的な動員を打ち立て、いまもなおタイムレスな名作として多くの映画ファンの「人生ベスト」に選ばれる『ミツバチのささやき』のビクトル・エリセ監督が、第76回カンヌ国際映画祭で31年ぶりの長編新作としてカンヌプレミア部門にて発表した本作。長らくの不在を経て語られるのは、元・映画監督と謎の失踪を遂げたかつての人気俳優、ふたりの記憶をめぐる【人生】と【映画】の物語。この度、その予告が完成。映画監督を引退した主人公ミゲルは、22年前、映画の撮影中に突然姿を消した俳優で親友のフリオの失踪事件の真相を辿り、旅に出る。ミゲルの人生を大きく変えてしまった出来事の記憶を遡る中で、彼が見つけ出した答えとは――。【人生】と【記憶】をヒントに、エリセが長年見つめ続けてきた変わりゆく時代と人々の営み、そして【映画】への想いが詩情豊かに綴られたヒューマンミステリー。映像では、『ミツバチのささやき』から50年の時を経て再び“アナ”の名を持つ、フリオのひとり娘を演じたアナ・トレントの姿もとらえている。また、予告編にはひと足先に本作を鑑賞した著名人のコメントも到着。日本のミニシアターブームを牽引したビクトル・エリセの作品には多くの映画人が影響を受けたとを公言していることでも知られているが、予告でも細田守、岩井俊二、濱口竜介と日本を代表する映画・アニメーション映画監督たちがコメントを寄せる。さらに、映画監督の三宅唱、岨手由貴子、スタジオジブリの鈴木敏夫、作家の池澤夏樹、ゲームクリエイターの小島秀夫、さらには『ミツバチのささやき』を日本で初上映し、1館のみの上映で約5万人の観客を動員した“シネ・ヴィヴァン・六本木”の元支配人・塚田誠一氏など、映画を心から愛する人々からエリセの帰還に歓喜し、最新作を絶賛している。『瞳をとじて』は2024年2月9日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:瞳をとじて 2023年2月9日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国順次公開© 2023 La Mirada del Adiós A.I.E, Tandem Films S.L., Nautilus Films S.L., Pecado Films S.L., Pampa Films S.A.
2023年12月08日六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)が運営する、ROKKO森の音ミュージアム内、森のCafe(※1)では、2024年1月7日(日)~3月10日(日)の日曜日限定で、「森のレコード喫茶」を開催します。■「森のレコード喫茶」概要当施設のコレクションのLPレコードを初公開するイベントです。クラシックやジャズなどの他、当施設所蔵の世界最大級のダンス・オルガン「デカップ・ダンス・オルガン“ケンペナー”」の貴重なLPレコードも公開します。当イベント期間中は、所蔵のLPレコードの音を併設の森のCafe(※1)内で、お食事やティータイムと共に楽しめます。森のCafe(※1)のテラス席には期間限定でこたつ席もご用意していますので、冬景色と共にゆっくりとした時間が過ごせます。【日程】2024年1月7日(日)~3月10日(日)の日曜日限定【時間】12:35~、13:35~(各回約20分間)※森のCafe(※1)の営業時間は11:00~16:30(16:00L.O.)【料金】無料(別途、入場料、カフェオーダーが必要です)【曲目例】・「LOVE ME TENDER」歌:エルヴィス・プレスリー・オペレッタ『こうもり』から「序曲」演奏:ウィーンフィルハーモニー管弦楽団、指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン・「スケーターズワルツ」演奏:デカップ・ダンス・オルガン“ケンペナー”(当施設所蔵の自動演奏オルガン)<アナログレコードへの注目>昨今アナログレコードは、懐かしさや音の温かみ、新鮮さを感じる若者などから人気を集め、現在活躍するアーティストがアナログレコードで新曲を発売しています。*1 2022年、アメリカでは、35年ぶりにレコードがCDの販売枚数上回るなど注目を集めています。*1 日本経済新聞より デカップ・ダンス・オルガン“ケンペナー”について【製作年】1938年【製作国】ベルギー(デカップ社)【サイズ】456.0H × 788.0W × 180.5D(cm)【発音体】パイプ(590本、フルー管、リード管)、付属楽器:アコーディオン、鉄琴、マラカス、テンプルブロック(木魚)、シンバル、大小太鼓、トライアングル、ウッドブロック【動力】電気モーター当施設最大の所蔵品の自動演奏オルガンです。1938年にベルギーのデカップ社で製作され、ヨーロッパ各所を移動してダンステントやダンスホールなどで楽団の代わりにダンスミュージックを演奏していました。当施設へは1994年の博物館の開館に合わせて、イギリスから船で移動し、設置されました。今回、初披露となるLPレコード『DAAR IS DE ORGELMAN』は、当楽器がヨーロッパで活躍していた頃に録音されたものです。表紙には当楽器の当時の写真が記載されており、現在のレパートリーにはない楽曲も収録されています。森のCafe(※1)おすすめのあったかメニュー下記期間限定のあったかメニューです。【期間】2023年12月26日(火)~2024年3月15日(金)【時間】11:00~16:30(L.O.16:00)クロックムッシュホットサンド(スープ、ポテトチップス付き)940円とろりととろけた2種類のチーズとホワイトソースにベーコンの旨味がひろがるホットサンドです。スモアホットサンド700円チョコレートソースと甘くとろけるマシュマロにバナナをトッピングした、あったかスイーツメニューです。マシュマロココア550円甘いココアに香ばしい焼きマシュマロをトッピング。とろけたマシュマロがクリーミーなスイーツ系ドリンクです。<営業概要>【入場料】大人(中学生以上)1,500円小人(4歳~小学生)750円【営業時間】10:00~17:00(16:30受付終了)【休業日】毎週木曜日、12月31日、1月1日【駐車料金】普通車1,000円/台(※1)eはアクセント記号六甲山ポータルサイト リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月08日ひかり味噌 株式会社 ✖️ C.W.ニコル・アファンの森財団タイアップ森づくり協定第一号右 ひかり味噌株式会社 代表取締役社長 林善博 左 一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団 理事長 森田いづみ長野県・黒姫で里山の再生に取り組んでいる一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団(長野県信濃町 理事長 森田いづみ、以下当財団)は、当財団のオフィシャルスポンサーであり長野県で味噌 づくりを87年にわたって営んでいるひかり味噌 株式会社(長野県諏訪郡下諏訪町 代表取締役社長 林善博氏、以下ひかり味噌 (株) )と森づくり協定の契約を結び、アファンの森の南エリアの一部約1.7ヘクタールを『Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso(アファン、それは陽光の森 - ひかり味噌 共創)』と名づけ、生物多様性の回復を目指した森林生態系の再生活動を共に推進する運びとなりました。世界的な課題に取り組むためにーネイチャーポジティブ昨年12月に開催された生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)において、 2020年以降の生物多様性に関する世界目標となる「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されました。同枠組では、生物多様性の観点から2030年までに陸と海の30%以上を保全する「30by30目標」が主要な目標の一つとして定められ、生物多様性の損失を止め、反転させ回復軌道に乗せるための緊急な行動をとる必要があることが明記されました。生物多様性の回復を37年かけて実践している当財団は、 当財団が所有するまだ手入れが及んでいない南エリアの森の多様性回復を加速させるために、企業とのタイアップを呼びかけたところ、かねてよりご支援いただいておりましたひかり味噌 (株)が一早くご賛同いただき、タイアップの森づくり第一号として『Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso』がこの度、誕生しました。共に生物多様性の回復を目指してまいります。『 Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso 』概要アファンの森のエリアと『『 Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso 』の位置図・黄色枠:北エリアは、1986年から放置され荒廃していた森を当財団が買取り、森の整備が進められた。今までに絶滅が危惧される動植物約65種以上が確認されるなど生物多様性の回復がみられる。・赤色枠:南エリアは、多様性豊かな森を広げるために手入れが必要な森を2009年からトラスト(買取)をおこない、一部の整備を進めている生物多様性の回復が必要なエリア。白いエリアを『 Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso 』として共同で森づくりを推進していく。■名称:『 Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso(アファン、それは陽光の森 - ひかり味噌共創)』森の名前の意図は、ひかり味噌 の社名の由来でもある「太陽・光」を意味するウェールズ語のHeulwen (ヘイルウェン)を、同じくウェールズ語の「風の通るところ」を意味する「Afan(アファン)」につけることで、ウェールズ出身のC.W.ニコルが生涯をかけて抱き続けた森の再生への想いや、その意思を継いで活動を続ける当財団への共感を表現されています。そして今後、ひかり味噌 (株)社員が一丸となり、当財団や地域コミュニティとの里山再生活動に取り組む、共創への強い意志が込められています。■広さ:17,415平米(サッカーフィールド約2面分)■植生:落葉広葉樹林コナラーミズナラ群落一部カラマツ植林■森の現況:2009年当財団購入、それ以前は薪炭林として利用されてきたが、その後薪炭林としての価値がなくなりそのまま放置されたと思われる。現在優占しているササやヤブを刈り払い間伐を進め、林床に光を入れることにより、埋土種子などから希少な植物が回復する可能性がある。生物調査による丁寧なモニタリングを行い、地域本来の生物多様性の回復を目指しつつ里山的な森の恵みも促していく。整備作業やモニタリングにはひかり味噌 (株)社員も参加して推進していく。『Afan Heulwen Woodland by Hikari Miso』を視察するひかり味噌 (株)林社長 ひかり味噌 株式会社1936年長野県創業の味噌 メーカーです。「自然の恵み、いただきます。」をブランドコンセプトにかかげ、原材料にこだわりそのおいしさをそのまま生かし“加えなくてよいものは加えない”という考えのもと、大豆・米・塩だけでつくった無添加味噌 や、オーガニック・有機味噌 のリーディングカンパニーとして、味噌 や即席みそ汁を中心とした商品展開を行っています。海外への味噌 輸出量に占めるシェアも高く、自然由来の日本の伝統食品である味噌 を世界にも広めています。また、おいしさの追求はもちろんのこと、持続可能な世界を実現するための国際目標SDGsに沿い、企業成長を通じて取り組むべき新たな課題を選定し取り組んでいます。<報道関係者お問い合わせ先>ひかり味噌 株式会社 広報室 TEL:03-5940-8848(代)ひかり味噌 株式会社 PR事務局 担当:原、長尾、森山、福田TEL:03-5572-6062/FAX:03-5572-6065/Mail: hikarimiso@vectorinc.co.jp 一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団故C.W.ニコルは、1986年より日本の森の荒廃を憂い、放置された里山を自ら買い取り生命力豊かな日本本来の森を甦らせることを目的に森づくりを始めました。その森をアファンの森と名付け森の再生活動を続け、2002年森を永遠に残すためにC.W.ニコル・アファンの森財団を設立しました。手入れを始めて37年目の森には、絶滅が危惧されている動植物がこれまでに70種以上(北南エリア合わせて)確認されています。森林保全活動を通じて、生物多様性豊かな「自然共生型社会」の形成に寄与することを目的に活動を展開しています。本件に関する取材のお問い合わせ一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団担当野口 TEL 090-3089-7005 E-mail: info@afan.or.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月28日映画『キリエのうた』(10月13日公開)のティーチイン付き舞台挨拶が都内で行われ、アイナ・ジ・エンド、岩井俊二監督が登壇した。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。○■松村北斗のシーンは「どのくらい撮ったのかわからない」ティーチインイベントということで、会場からの質問に2人が答えることに。「1番撮り直したシーンは?」という質問に、岩井監督は「いっぱい撮ったのは、夏彦の走りのシーンですね。一体どのくらい撮ったのかわからないくらいで」と、松村のシーンを挙げる。岩井監督は「合成するとかいろんな可能性があったので、グリーンバックで走ってもらったり、現地でも走って撮影したり、マシンの上で走ったり……と本当にたくさん走ってもらいました。普段鍛えている松村さんはちょっとやそっとじゃ息が切れないのですごいんです。でも走ると、(距離が)どんどん遠くなって、僕たちも走って着いて行くのに必死で、スタッフは大変でした」と、撮影の裏側を明かした。
2023年10月25日映画『キリエのうた』(10月13日公開)の公開記念舞台挨拶が都内で行われ、主演を務めるアイナ・ジ・エンドをはじめ、松村北斗、広瀬すず、笠原秀幸、岩井俊二監督が登壇した。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。○■アイナ・ジ・エンド、岩井俊二監督のモテっぷりを告白先日行われた「釜山国際映画祭」に参加したアイナ、松村、広瀬、岩井監督。アイナは現地での思い出を聞かれると「いちばん驚いたことは、岩井さんがすごいモテていたこと……」と回答し、笑いを誘う。「赤い床(レッドカーペット)を歩いたさきで、『写真撮ってください!』と海外の俳優の方から声をかけられていたり、プリンセスみたいなきれいな人と2ショットを撮っていたり……」と岩井監督のモテっぷりを告白した。岩井監督は、その“プリンセスみたいなきれいな人”が実は中国の人気女優 ファン・ビンビンだったと説明。この日のイベントでMCを務めていた笠原は「えっ! うらやましい!」と声を上げていた。
2023年10月15日映画『キリエのうた』(10月13日公開)の公開記念舞台挨拶が都内で行われ、主演を務めるアイナ・ジ・エンドをはじめ、松村北斗、広瀬すず、笠原秀幸、岩井俊二監督が登壇した。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。○■松村北斗、笠原秀幸の力説にツッコミ「それ話したかっただけじゃん!」松村は「素敵な気持ちで作った映画なので、素敵な届き方をすればいいなという風に願っています」と挨拶。さらに「今日は上映後ですよね? 上映後なのでネタバレとか一切気にせず。さっきインスタライブやったんですけど、ちょっとネタバレしちゃったんで……」と話し、笑いを誘った。今回のイベントのMCは同作に出演している笠原が担当しており、慣れない司会に悪戦苦闘しながら進行を進めたが、この様子を見た松村は「だんだん声が小さくなってきましたよ」とツッコミを入れつつ、フォロー。会場も笠原を応援するように拍手を送るなど温かい空気で進行していた。また、松村は完成した作品を観た感想を聞かれると「こんなに背中丸かったっけ? と思うくらい丸かったのは記憶に残っています(笑)」とコメント。「どんどん時間経過で……(映画が)3時間あって3段階に。最後のラストシーンはこんな感じでお芝居してましたもん!」と話しながら、壇上で再現してみせた。この話を聞いた笠原と広瀬は、夏彦がしゃがみこんで靴紐を触るシーンが印象的だったようで、ステージ上で「同じ?」「わかる~」と意気投合。笠原は「本当に人って整理がつかなくなって、頭が混乱したときって、感情が一直線にいかない時がある。僕も前にすっごい混乱した時に、靴下を冷蔵庫に入れたことがあって、思わず思い出しちゃったくらい」と力説する。これを聞いた松村は「(靴紐のエピソード)それ話したかっただけじゃん~!」と笑顔を見せた。イベント終盤には岩井監督からキャスト陣に青いバラの花束がサプライズで贈られる場面も。岩井監督は松村と初めて会ったときに「なんて美しい人なんだ」と驚いたそうで、続けて「服を脱いだらまた美しすぎて動揺してしまって……」と話すと、松村は恥ずかしさからか手で顔を覆い、アイナと広瀬は「え……!?」と笑いを隠せない様子で声を漏らした。最後に岩井監督は「潮見夏彦は松村北斗が作り上げた作品です!」と熱い言葉で締めくくった。
2023年10月14日能勢電鉄株式会社は、2023年12月3日(日)をもって妙見の森の営業を終了します。多くの方の思い出の詰まった「妙見の森」の歴史の集大成として、「さよなら・ありがとう妙見の森」と題した取り組みを実施します。63年にわたる長らくのご愛顧に心から感謝を申し上げるとともに、営業終了日まで、誠に勝手ではございますがご愛顧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。詳細は次の通りです。1.さよなら・ありがとう妙見の森ヘッドマークの掲出掲出期間:2023年10月4日(水)~2023年12月3日(日)掲出車両:・妙見の森ケーブル(ほほえみ・ときめき)・5124編成車・7202編成車※急遽掲出車両を変更する場合がございます。2.2両編成車内への歴史写真の展示能勢電車の車内に63年の歴史を振り返る写真ギャラリーを展示します。対象車両:5124編成車・5142編成車展示期間:2023年10月4日(水)~2023年12月3日(日)※2編成車の展示内容は同内容です。※5142編成車は運用の都合上10月10日(月)以降の展示となります。※運用の都合により展示期間を延長することがあります。3.ありがとう妙見の森スタンプの設置妙見の森にお越しいただいたお客様に、「ありがとう妙見の森スタンプ」を押印していただき、お持ち帰りいただきます。設置期間:2023年10月20日(金)~2023年12月3日(日)※毎週水・木曜日は定休日(祝日は除く)設置場所:妙見の森ふれあい広場(台紙は設置しています)4.妙見の森 謎解き宝さがしファイナルの開催妙見の森でこれまで継続的に開催してきました「謎解き宝さがし」シリーズのファイナル編を開催します。妙見山一帯に隠されたキーワードを探しながら周遊していただき、発見したキーワードの数に応じて記念品をプレゼント!お子様に楽しんでいただける企画です。開催期間:2023年10月2日(月)~2023年12月3日(日)※ただし毎週水・木曜日(祝日は除く)は開催しません。発売価格:200円発売場所:ケーブル山上駅売店5.さよなら・ありがとう妙見の森グッズの販売について販売開始:2023年10月20日(金)~販売場所:・ケーブル山上駅(12月3日(日)まで) ※毎週水・木曜日は定休日(祝日は除く)・公式オンラインショップ「のせでんショップ」 ※10月20日(金)12時00分より販売開始表示はすべて税込み価格です。●能勢電鉄ホームページ この件に関するお客様からのお問い合わせは能勢電鉄株式会社 鉄道事業部 営業課TEL:072-792-7716 FAX:072-792-7730(平日9時30分~17時00分)能勢電鉄株式会社 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月29日『キリエのうた』の公開を控える岩井俊二監督が、1992年に放送された深夜ドラマ「夏至物語」を自らリメイクし、10月8日(日)より放送、9日(月)より配信されることが分かった。現在、YouTubeチャンネル・岩井俊二映画祭では、『キリエのうた』の公開を記念し10月12日まで3か月連続で岩井俊二関連作品を配信中だ。これまで『リップヴァンウィンクルの花嫁』や『なぞの転校生』など、監督作からプロデュース作までの様々な過去作を配信してきたが、この度、新作となる「夏至物語」が配信されることが決定し、ティザーとメインビジュアルが到着。1992年にオリジナル版を放送していたカンテレにて放送される。キャリア初期に数々のドラマを監督してきた岩井俊二監督。「夏至物語(1992)」はカンテレで深夜ドラマとして放送され、いまなおカルト的人気を誇る作品だ。その「夏至物語(1992)」を、最新作『キリエのうた』の主演をつとめるアイナ・ジ・エンドを主演に迎え、岩井俊二監督が自らリメイクした。愛する人の帰宅を待つ女の子の、愛と狂気に満ちた夏のある日を描く、どこか不穏でダークな物語だが、そんな世界観とは裏腹に美しい映像で綴られている。解禁されたティザーからは、その映像美の一端を垣間見ることができる。主演のアイナ・ジ・エンドは、『キリエのうた』とはまったく違う役どころを演じており、メインビジュアルの何かをじっと見つめる美しい横顔が印象的だ。また、1992年版のエンディング曲は「ムーンライダーズ」のファーストアルバム「火の玉ボーイ」(1976年)の中の名曲、「午後のレディ」が使用されたが、今回そのリニューアル版が新た「ムーンライダーズ」自らの手によって47年ぶりにレコーディングされることも決定。新たに甦る名曲にも注目だ。「夏至物語」は、岩井俊二映画祭YouTubeチャンネルでの配信後、10月10日(火)には、日本映画専門チャンネルにて「夏至物語【完全版】」の放送も決定。「『キリエのうた』公開記念・マイリトル映画祭Special 夏至物語×夏至物語」と題して、2012年から同チャンネルにて放送された「岩井俊二映画祭presents マイリトル映画祭」のスペシャルとして、新旧の「夏至物語」と、岩井俊二監督が自身の作品を語る90分のスペシャル番組を放送する。<アイナ・ジ・エンド コメント>1992年の作品を時代を超えて携わらせていただけて、とても幸せに思います。ありがとうございます。岩井さんの世界に混ざりこめることは私にとってやはり、すごく楽しくて刺激的でした。岩井さんの奇想天外な感性を目の当たりにする度に、あぁ、最高だー!と心が漏れます。自分に巡っている表現の血がざわざわと音を立ててユウコに没入していきました。とても暑い日の撮影で、岩井組の皆さんは汗をだらだら流していたのに、ずっと朗らかで、キラキラしていました。たくさん学ばせていただきました。そして、暑すぎる中でそうめんを食べた時おいしくって生き返りそうになってそうめん大好きになりました。"夏至物語たんまり味わってもらえますように。一度見たあと、二度目はユウコと一緒にそうめんを食べて観ていただけたら嬉しいです。夏の思い出を作りませんか。何卒、よろしくお願いします。<岩井俊二 コメント>29歳の夏に撮った「夏至物語」をアイナさんでリメイク。これ自分がまず観てみたいと思い、ご本人に旧作を観て頂いたところ、やってみたいとお返事が。かくして実現した本作。4K版として復活しました。(当時の解像度で比較すると面積比で27倍!)「キリエのうた」とはまた全く違うアイナさんです。きっとご堪能頂けるかと思います。旧作はムーンライダーズの「午後のレディ」の音源をお借りしてましたが、今回は改めて演奏して頂けることになりました。改めて当時こんな変なドラマを放送してくれたカンテレさんには今も感謝しかありません。今後もこうしたショートフィルムを時々作れたらいいなといろいろ構想中です。「夏至物語」は10月8日(日)25時~関西テレビにて放送予定。10月9日(月)~10月19日(木)岩井俊二映画祭 YouTubeチャンネルにて配信。『キリエのうた』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Band
2023年09月08日監督・岩井俊二×音楽・小林武史で奏でる音楽映画『キリエのうた』が、「第28回釜山国際映画祭」A Window on Asian Cinema部門にて、招待作品として上映が決定した。アイナ・ジ・エンド、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すずらが出演する本作は、壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ、13年に及ぶ壮大な愛の物語。降りかかる苦難に翻弄される男女4人の人生が、切なくもドラマティックに交錯していく。アジア最大級の映画祭の一つとして注目を集めている「釜山国際映画」。過去の同部門招待作品として、『そして父になる』『永い言い訳』『湯を沸かすほどの熱い愛』、一昨年には瀬々敬久監督『護られなかった者たちへ』、昨年はカンヌ国際映画祭にてカメラドール特別賞を受賞した『PLAN 75』が上映された。アジア圏で絶大な人気を誇る岩井監督。今回の決定に「アイナ・ジ・エンドさん、松村北斗さん、黒木華さん、広瀬すずさんという素晴らしい才能と共に撮影をした日々は、とても瑞々しく、いつまでも続いてほしいと思えるような至福の時間でした。そんな最高の仲間たちと作りあげたひさしぶりの音楽映画を、まず最初に釜山で上映していただけることを大変嬉しく思っています。この作品が、そしてアイナさんの歌が、釜山の観客のみなさんにどう響くのか、今からとても楽しみです」とコメントしている。併せて、場面写真も到着。キリエ(路花)、夏彦、イッコ(真緒里)ら3人がギターを楽しむ様子や、キリエとイッコの出会い、教師のフミや、ギタリストの風琴、謎の少女イワンの姿が切り取られている。『キリエのうた』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Band
2023年09月05日岩井俊二監督最新作『キリエのうた』の予告編と第2弾ティザーポスターが公開され、併せて追加キャストが発表された。人気絶頂のタイミングで解散した“楽器を持たないパンクバンド”BiSHとして活躍し、ソロアーティストとしても活動の場を広げる異色のアーティスト、アイナ・ジ・エンドを主演に抜擢したことが大きな話題となっている本作。公開された予告編は、アイナの歌声が響き渡る主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」とともに、松村北斗、黒木華、広瀬すずらが演じるキャラクターの多彩な表情が垣間見える内容となっている。なお主題歌の作詞作曲は小林武史が担当した。また、追加キャストとして、村上虹郎、松浦祐也、笠原秀幸、粗品(霜降り明星)、矢山花、七尾旅人、ロバートキャンベル、大塚愛、安藤裕子、江口洋介、吉瀬美智子、樋口真嗣、奥菜恵、浅田美代子、石井竜也、豊原功補、松本まりか、北村有起哉の出演が発表された。さらに、ティザーポスター第2弾は、予告編でも印象的なシーンであった、路花(アイナ)、真緒里(広瀬)、夏彦(松村)が楽しそうにギターを奏でるシーンが切り取られている。■音楽:小林武史 コメント岩井監督とは近年も公私ともに付き合わせてもらってますが、音楽映画となると『リリイ・シュシュのすべて』や『スワロウテイル』以来で、今回また新しい扉が開かれようとしています。作りながらどんどん良くなっていっている手応えがあります。サウンドトラックと主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を作りながら、映画の後のKyrieをイメージした音楽も生まれています。アイナさんと一緒に作業するたびに、彼女の稀有な才能に驚かされています。■ギタリスト・風琴(フウキン):村上虹郎 コメント岩井組、痺れる映画体験でした。アイナ氏の隣でギターを奏でられる事、最高のバンドメンバーと共に。■IT会社社長・波田目(ナミダメ)新平:松浦祐也 コメント岩井組からお声がけがあり、喜び勇んでカミさんに報告すると、熱心な岩井作品ファンのカミさんが「お願いだから断って!アンタは絶対岩井監督の世界観に合わないから!」と懇願されました。お断りするはずもなく、バカ面さげて現場に行ったのですが、想像以上に撮影が楽しかったのです。岩井監督のたまに短い言葉で与える演出が面白く、芝居がガラッと変わるので本当に驚きました。『キリエのうた』参加できて幸せでした。■ストリートミュージシャン・松坂珈琲:笠原秀幸 コメント岩井俊二監督は、僕の人生を変え続けてくれている人です。自由の中にある緊張感で、そこに存在できているかをしっかりと見てくださる監督です。久しぶりに参加させて頂く事になり、撮影期間はずっと心が高揚していました。アイナさんは、その歩まれてきた道、アイナさんにしかできないやり方で、圧巻でした。キャスト、スタッフの熱量が一つにならないとできない、凄まじい映画に参加させて頂きました。是非、たくさんの方に見て頂きたいです。■キーボード奏者・日高山茶花(サザンカ):粗品(霜降り明星) コメント岩井監督とも撮影以来、久しぶりに再会できました。毛量偉人やん!俺の知ってる60歳のなかで一番毛量多い!監督のロン毛を見て俺は髪の毛を切りました(笑)。アイナさんにはいらんもんばっかり貰って、和気藹々とさせてもらってありがとうございます。■謎の少女・イワン:矢山花 コメント岩井組の皆さんと色々な場所に行ったこと、話したこと、一緒に見た夕焼けや食べたもの、全ての記憶が宝物です。岩井監督はアニメやピアノのことなど色々な話をしてくれました。最初は緊張していましたが、毎回監督に会うのがとても楽しみになりました。■ストリートミュージシャン・御手洗礼(ミタライレイ):七尾旅人 コメント映画に出たり小説を書いたりせず、ひたすら歌のみで表現していくと決めて25年やって来たけれど、岩井俊二監督から書きかけの台本の中の自分の役柄を見せて頂いた時、人生で一度だけ出演してみようと思った。路上にたゆたう無数の歌を顕在化させる基点として、僕が演じるMがいる。曲も作ることになり、感慨深い時間を過ごした。まだ完成版を観ていないので自分がどんな姿を晒しているか判りませんが、僕の醜態は他の素晴らしい役者陣が帳消しにするでしょう。■加寿彦のパートナー・マーク・カレン:ロバートキャンベル コメントワンシーンごとの撮影が、禅問答のように静かに流れる時間の中で行われたことを覚えている。演技指導はいっさいなく、俳優の心身に秘めた力をぐっと押し出すように、何度もテークを重ねていった。監督は厳しい表情を見せていない。代わりにもっと深い場所から、聞こえる人には聞こえる、魂を呼び覚ます大きな声を響かせている気がした。リズムの心地よく懐かしい一体感が、その日の午後にはあった。■キリエの母・小塚呼子:大塚愛 コメント10代の頃、岩井監督の作品に出会い、一瞬で魅了されました。いつか何かしらで関わりたいと淡い夢を抱き、ついにデビューして20年でようやくそれが叶い、未だドキドキしています。あの日というパズルがハマった完成の絵を、しっかり見届けたいと思います。■児童福祉司・沖津亜美:安藤裕子 コメント岩井さんの作品に触れたのはまだ私が高校生で、胸に捉えようのないタールみたいなものがこびり付いていた頃だと思います。やりようのない孤独とか、絶望とか、文字にしてしまうと陳腐なんだけれど、そう言った感情の共犯者になってくれるような予感がありました。置いて行かれた側の人間にしか分からないような、そんな想いです。大人になってこうやって岩井俊二の世界に自分がお邪魔できるとは。人生捨てたもんじゃないと思います。ありがとうございます。アイナちゃんは同じミュージシャンとあって、心易い思いで接していたけれど、彼女の踊りを見て息を呑みました。その空間を捉える指先の動き一つ見逃せないものがあります。そして寂しさの分、優しい人です。ご一緒できて嬉しかった。■夏彦の伯父・潮見加寿彦:江口洋介 コメント久々に岩井監督の新しい音楽映画が出来ました。以前出演した『スワロウテイル』では、リョウ・リャンキという役を演じたのですが、岩井監督の現場は独特で、何も言われないのだけど自然に体がその世界観の中に入っていくような不思議な現場で。今回の撮影現場でもすごく気持ちよくやらせていただきました。■夏彦の母・潮見真砂美:吉瀬美智子 コメント今回お声がけいただき、岩井組に参加させていただけて本当に光栄でした。どうして私がキャスティングされたんだろう、間違えてないかなとドキドキしていましたが、以前から似ていると言われていた松村くんと親子役で共演できると聞いてとても嬉しかったです。■夏彦の父・潮見崇:樋口真嗣 コメント不詳樋口、俳優部として三度目の岩井組参加にして、今までと違う三つのチャレンジを年甲斐もなくできるだけ頑張らせていただき、改めて岩井組俳優部の皆さんの困難とそれを微塵も感じさせぬ姿勢に感服致しました。つけたまま帰ってしまった結婚指輪をお返しするのを忘れてましたので今度持っていきます。■真緒里の母・広澤楠美:奥菜恵 コメント広瀬すずさんの母親役として出演させていただきました。岩井さん特有の現場の空気感に懐かしさを感じながらも、この作品世界の中にいられる幸せを感じながら撮影していました。あの日失ったもの、捨てたもの。心と折り合いをつけるしかない孤独や、照らされた道を探し彷徨うそれぞれの抱える痛み。冷静に映画を観ていたはずの私も、映像美と音楽に惹き込まれ、気付けば心がポロポロ泣いていてしばらく声が出てきませんでした。■真緒里の祖母・広澤明美:浅田美代子 コメント私はすずちゃんの“おばあちゅぁん役”をやらせていただきました。最初は緊張して現場に行ったんですが、それを溶かしてくれるような監督でほっとしました。岩井俊二ワールド満載の作品を沢山の人に観ていただきたいです。■楠美の恋人・横井啓治:石井竜也 コメント岩井監督とは90年代から本当に長いお付き合いになりますが、作品に出るのは2回目で、松たか子さん主演の『四月物語』(1998)以来ですね。久しぶりに岩井さんの映画作りの現場を目の当たりにして、相変わらず入り込み方が凄いと言いますか、ただならぬ迫力を感じました。そこが彼の素晴らしいところです。主演のアイナちゃんは、直接の絡みはなかったのですが、別に話す機会があり、これからが楽しみな才能だなと思いますね。■イッコの元恋人:豊原功補 コメント岩井監督の作品を観るたび、人の輪郭が物語の中に消えいりそうな、無垢な死生観みたいな感覚を受けておりました。果たして撮影時の岩井監督自身からもその輪郭線は明らかには見えず、浮遊する空気と時間の流れにいつしか裸にされているような未知な時間がありました。そこへアイナ・ジ・エンドさんの佇まいが輪をかけて亜空間を作り出していたことは疑いようがなく、曲の中に消え入ってしまうようなあの歌声からもやはり、あの二人は何らかの妖術を手にしているのだろうと勝手に推測しております。素敵な撮影現場でした。映画の完成を楽しみにしております。■イッコの元恋人のガールフレンド:松本まりか コメント中学生の時、『リリイ・シュシュのすべて』のオーディションで岩井監督とお会いして22年。ひとときではありますが憧れ続けた岩井組への参加となりました。今作でのアイナさんの歌声、芝居、存在に、鳥肌と得も言われぬ涙が何度も頬を伝いました。本物がここに存在した証なのだと思います。■音楽プロデューサー・根岸凡:北村有起哉 コメント衣装合わせで早めに着いて待っていたら、のっそりふわわっと監督がいらっしゃって、完全に虚をつかれ(うわ!本物の岩井俊二監督だっ!)と少しばかり虚勢を張ってた情けないボクは心の中で叫んでおりました。そしてアイナ・ジ・エンドさんとのはじめてのシーンでは「じゃあ、歌ってごらんよ」なんてエラソーなセリフをテーブル越しに吐いたら、彼女の生声をモロにくらってHPポイントが1になりました。そのくらいの衝撃を受けたのです。映画『キリエのうた』予告編<作品情報>『キリエのうた』10月13日(金) 全国公開公式サイト: Kyrie Film Band
2023年07月13日アイドルグループ・SixTONESの松村北斗が、映画『キリエのうた』(10月13日公開)の完成報告イベントに出席。憧れだったという岩井俊二監督作品参加の喜びを語った。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きる4人の物語を描いている。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。この日のイベントには、松村のほか、主演を務めたアイナ・ジ・エンドをはじめ、黒木華、広瀬すず、粗品、大塚愛、江口洋介、吉瀬美智子、奥菜恵、浅田美代子、北村有起哉、岩井俊二監督が参加。岩井監督作品初出演となった松村。「初めて映画がおもしろいものかもしれないと、自分の中で気付いたのが、岩井さんの『リップヴァンウィンクルの花嫁』だったので、そこから岩井さんの映画ばかり観ていた時代がありました」と岩井監督作品が映画を好きになったきっかけであると明かす。「それが日々自分を取り込みながら、毎日目の前で作られていくというのが、本当に刺激的でしたし、人生にとってとんでもない思い出の1つですね」と、力強く語った。この言葉を聞いた岩井監督が、「嬉しすぎますね……いや~、もうこの上なく嬉しい。とてつもなく嬉しいです」と喜びを表現すると、同作に出演しており、今回のイベントでMCも務めた粗品が「そんなに嬉しいすか? ほんま!? 適当ちゃいます? ほんまかいな!」とツッコミを入れ、笑いを誘った。また、久しぶりの岩井作品参加となった黒木も撮影を振り返りつつ、出演の喜びを語ると、粗品が「監督、嬉しいですね~」と岩井監督にパスを投げかける。すると、岩井監督も「たまらなく嬉しいです」と乗っかり、会場からは大きな笑いが起こった。
2023年07月13日アーティストのアイナ・ジ・エンドが主演を務める、岩井俊二監督最新作『キリエのうた』(10月13日公開)の予告映像とティザーポスターが13日、公開された。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。この度、アイナ・ジ・エンドの歌声が響き渡る主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」と共にさまざまなキャラクターの多彩な表情が垣間見える予告編が公開された。音楽は岩井監督と長年タッグを組んできた小林武史の参加が決定し、2人の新たなミューズとしてアイナが加わったことで、音楽映画である本作を形作る楽曲が誕生した。併せて追加キャストとして村上虹郎、松浦祐也、笠原秀幸、粗品(霜降り明星)、矢山花、七尾旅人、ロバートキャンベル、大塚愛、安藤裕子、江口洋介、吉瀬美智子、樋口真嗣、奥菜恵、浅田美代子、石井竜也、豊原功補、松本まりか、北村有起哉の出演も発表。ティザーポスター第2弾も解禁となり、予告編でも印象的なシーンであった路花、真緒里、夏彦が楽しそうにギターを奏でるシーンが切り取られたものになっている。○音楽:小林武史 コメント岩井監督とは近年も公私ともに付き合わせてもらってますが、音楽映画となると『リリイ・シュシュのすべて』や『スワロウテイル』以来で、今回また新しい扉が開かれようとしています。作りながらどんどん良くなっていっている手応えがあります。サウンドトラックと主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を作りながら、映画の後のKyrieをイメージした音楽も生まれています。アイナさんと一緒に作業するたびに、彼女の稀有な才能に驚かされています。○追加キャスト コメント・村上虹郎(ギタリスト・風琴役)岩井組、痺れる映画体験でした。 アイナ氏の隣でギターを奏でられる事、最高のバンドメンバーと共に。・松浦祐也(IT会社社長・波田目新平役)岩井組からお声がけがあり、喜び勇んでカミさんに報告すると、熱心な岩井作品ファンのカミさんが「お願いだから断って! アンタは絶対岩井監督の世界観に合わないから!」と懇願されました。お断りするはずもなく、バカ面さげて現場に行ったのですが、想像以上に撮影が楽しかったのです。岩井監督のたまに短い言葉で与える演出が面白く、芝居がガラッと変わるので本当に驚きました。『キリエのうた』参加できて幸せでした。・笠原秀幸(ストリートミュージシャン・松坂珈琲役)岩井俊二監督は、僕の人生を変え続けてくれている人です。自由の中にある緊張感で、そこに存在できているかをしっかりと見てくださる監督です。久しぶりに参加させて頂く事になり、撮影期間はずっと心が高揚していました。アイナさんは、その歩まれてきた道、アイナさんにしかできないやり方で、圧巻でした。キャスト、スタッフの熱量が一つにならないとできない、凄まじい映画に参加させて頂きました。是非、たくさんの方に見て頂きたいです。・粗品(霜降り明星)(キーボード奏者・日高山茶花役)岩井井監督とも撮影以来、久しぶりに再会できました。 毛量偉人やん!俺の知ってる60歳のなかで一番毛量多い! 監督のロン毛を見て俺は髪の毛を切りました。(笑) アイナさんにはいらんもんばっかり貰って、和気藹々とさせてもらってありがとうございます。・矢山花(謎の少女・イワン役)・岩井組の皆さんと色々な場所に行ったこと、話したこと、一緒に見た夕焼けや食べたもの、全ての記憶が宝物です。 岩井監督はアニメやピアノのことなど色々な話しをしてくれました。最初は緊張していましたが、毎回監督に会うのがとても楽しみになりました。・七尾旅人(ストリートミュージシャン・御手洗礼役)映画に出たり小説を書いたりせず、ひたすら歌のみで表現していくと決めて25年やって来たけれど、岩井俊二監督から書きかけの台本の中の自分の役柄を見せて頂いた時、人生で一度だけ出演してみようと思った。路上にたゆたう無数の歌を顕在化させる基点として、僕が演じるMがいる。曲も作ることになり、感慨深い時間を過ごした。まだ完成版を観ていないので自分がどんな姿を晒しているか判りませんが、僕の醜態は他の素晴らしい役者陣が帳消しにするでしょう。・ロバートキャンベル(加寿彦のパートナー・マーク・カレン役)ワンシーンごとの撮影が、禅問答のように静かに流れる時間の中で行われたことを覚えている。演技指導はいっさいなく、俳優の心身に秘めた力をぐっと押し出すように、何度もテークを重ねていった。監督は厳しい表情を見せていない。代わりにもっと深い場所から、聞こえる人には聞こえる、魂を呼び覚ます大きな声を響かせている気がした。リズムの心地よく懐かしい一体感が、その日の午後にはあった。・大塚愛(キリエの母・小塚呼子役)10代の頃、岩井監督の作品に出会い、一瞬で魅了されました。いつか何かしらで関わりたいと淡い夢を抱き、ついにデビューして20年でようやくそれが叶い、未だドキドキしています。あの日というパズルがハマった完成の絵を、しっかり見届けたいと思います。・安藤裕子(児童福祉司・沖津亜美役)岩井さんの作品に触れたのはまだ私が高校生で、胸に捉えようのないタールみたいなものがこびり付いていた頃だと思います。 やりようのない孤独とか、絶望とか、文字にしてしまうと陳腐なんだけれど、そう言った感情の共犯者になってくれるような予感がありました。 置いて行かれた側の人間にしか分からないような、そんな想いです。 大人になってこうやって岩井俊二の世界に自分がお邪魔できるとは。 人生捨てたもんじゃないと思います。 ありがとうございます。 アイナちゃんは同じミュージシャンとあって、心易い思いで接していたけれど、彼女の踊りを見て息を呑みました。 その空間を捉える指先の動き一つ見逃せないものがあります。 そして寂しさの分、優しい人です。 ご一緒できて嬉しかった。・江口洋介(夏彦の伯父・潮見加寿彦役)久々に岩井監督の新しい音楽映画が出来ました。 以前出演した「スワロウテイル」では、リョウ・リャンキという役を演じたのですが、 岩井監督の現場は独特で、何も言われないのだけど自然に体がその世界観の中に入っていくような不思議な現場で。今回の撮影現場でもすごく気持ちよくやらせていただきました。・吉瀬美智子(夏彦の母・潮見真砂美役)今回お声がけいただき、岩井組に参加させていただけて本当に光栄でした。どうして私がキャスティングされたんだろう、間違えてないかなとドキドキしていましたが、以前から似ていると言われていた松村くんと親子役で共演できると聞いてとても嬉しかったです。・樋口真嗣(夏彦の父・潮見崇役)不詳樋口、俳優部として三度目の岩井組参加にして、今までと違う三つのチャレンジを年甲斐もなくできるだけ頑張らせていただき、改めて岩井組俳優部の皆さんの困難とそれを微塵も感じさせぬ姿勢に感服致しました。 つけたまま帰ってしまった結婚指輪をお返しするのを忘れてましたので今度持っていきます。・奥菜恵(真緒里の母・広澤楠美役)広瀬すずさんの母親役として出演させていただきました。岩井さん特有の現場の空気感に懐かしさを感じながらも、この作品世界の中にいられる幸せを感じながら撮影していました。 あの日失ったもの、捨てたもの。心と折り合いをつけるしかない孤独や、照らされた道を探し彷徨うそれぞれの抱える痛み。冷静に映画を観ていたはずの私も、映像美と音楽に惹き込まれ、気付けば心がポロポロ泣いていてしばらく声が出てきませんでした。・浅田美代子(真緒里の祖母・広澤明美役)私はすずちゃんの”おばあちゅぁん役”をやらせていただきました。 最初は緊張して現場に行ったんですが、それを溶かしてくれるような監督でほっとしました。岩井俊二ワールド満載の作品を沢山の人に観ていただきたいです。・石井竜也(楠美の恋人・横井啓治役)岩井監督とは90年代から本当に長いお付き合いになりますが、作品に出るのは2回目で、松たか子さん主演の「四月物語」(1998)以来ですね。久しぶりに岩井さんの映画作りの現場を目の当たりにして、相変わらず入り込み方が凄いと言いますか、ただならぬ迫力を感じました。そこが彼の素晴らしいところです。主演のアイナちゃんは、直接の絡みはなかったのですが、別に話す機会があり、これからが楽しみな才能だなと思いますね。・豊原功補(イッコの元恋人役)岩井監督の作品を観るたび、人の輪郭が物語の中に消えいりそうな、無垢な死生観みたいな感覚を受けておりました。果たして撮影時の岩井監督自身からもその輪郭線は明らかには見えず、浮遊する空気と時間の流れにいつしか裸にされているような未知な時間がありました。そこへアイナ・ジ・エンドさんの佇まいが輪をかけて亜空間を作り出していたことは疑いようがなく、曲の中に消え入ってしまうようなあの歌声からもやはり、あの二人は何らかの妖術を手にしているのだろうと勝手に推測しております。素敵な撮影現場でした。映画の完成を楽しみにしております。・松本まりか(イッコの元恋人のガールフレンド役)中学生の時、「リリイ・シュシュのすべて」のオーディションで岩井監督とお会いして22年。ひとときではありますが憧れ続けた岩井組への参加となりました。今作でのアイナさんの歌声、芝居、存在に、鳥肌と得も言われぬ涙が何度も頬を伝いました。本物がここに存在した証なのだと思います。・北村有起哉(音楽プロデューサー・根岸凡役)衣装合わせで早めに着いて待っていたら、のっそりふわわっと監督がいらっしゃって、完全に虚をつかれ(うわ!本物の岩井俊二監督だっ!)と少しばかり虚勢を張ってた情けないボクは心の中で叫んでおりました。そしてアイナ・ジ・エンドさんとのはじめてのシーンでは「じゃあ、歌ってごらんよ」なんてエラソーなセリフをテーブル越しに吐いたら、彼女の生声をモロにくらってHPポイントが1になりました。そのくらいの衝撃を受けたのです。(C)2023 Kyrie Film Band
2023年07月13日アイナ・ジ・エンド、松村北斗、黒木華、広瀬すずが出演する映画『キリエのうた』の公開を記念して、本作の監督である岩井俊二の関連作品を、7月13日(木)からYouTubeにて限定配信することが決定した。YouTubeチャンネル「岩井俊二映画祭」にて、現在、不定期で岩井監督の過去作品を配信中。今回は、7月13日(木)から『キリエのうた』公開前日の3か月間連続で、全10作品を限定配信していく。ラインアップは、黒木さん主演の『リップヴァンウィンクルの花嫁』をはじめ、ここでしか観ることのできない『花とアリス ショートフィルム版』、小林武史による楽曲も印象的な『リリイ・シュシュのすべて』、監督初のハリウッド長編で、蒼井優が出演する『ヴァンパイア』といった監督作品。テレビ東京で放送された「なぞの転校生」、熊澤尚人監督作『虹の女神』、北川悦吏子初監督作『ハルフウェイ』などのプロデュース作品も網羅。今回の配信に際して、岩井監督は「YouTubeでこんなに一気に自分の作品を配信するのは初めての試みですが、少しでも新作の追い風になればなあという想いで思い切ってやってみることにしました。新作『キリエのうた』公開までの3ヶ月間、『岩井俊二映画祭』を楽しんでいただけたら幸いです」とコメントしている。▼岩井俊二関連作品3か月連続YouTube限定配信<配信スケジュール>・7/13(木)~7/19(水)リップヴァンウィンクルの花嫁 劇場版・7/20(木)~7/29(土)なぞの転校生(全12話)・7/28(金)~8/3(木)花とアリス ショートフィルム版・8/4(金)~8/17(木)後日発表・8/12(土)虹の女神・8/18(金)~8/31(木)ハルフウェイ・9/1(金)~9/14(木)後日発表・9/15(金)~9/21(木)後日発表・9/22(金)~9/28(木)ヴァンパイア・9/29(金)~10/12(木)リリイ・シュシュのすべて※スケジュールは変更の可能性もあり『キリエのうた』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Band
2023年07月10日映画芸術科学アカデミーが、安藤サクラ(『万引き家族』『ある男』)、岩井俊二(『スワロウテイル』『ヴァンパイア』)、テイラー・スウィフト、ザ・ウィークエンドら398名を新会員候補として招待し、公式ホームページで発表した。398名の内訳は、40パーセントが女性、34パーセントが少数民族/人種のコミュニティーに所属、52パーセントがアメリカ以外の51か国(または地域)出身の人たちだという。オースティン・バトラー(『エルヴィス』)、ポール・メスカル(『aftersun/アフターサン』)、ステファニー・スー(『エヴリシング・エヴリウェア・オール・アット・ワンス』)、ケリー・コンドン(『イニシェリン島の精霊』)など、今年のアカデミー賞にノミネートされた俳優も多い。今年、助演男優賞に輝いたキー・ホイ・クァン(『エヴリシング・エヴリウェア・オール・アット・ワンス』)も招待を受けている。アカデミーのCEOビル・クレイマーと会長ジャネット・ヤンは「アカデミーはこれらのアーティストや専門家をメンバーに迎えることを誇りに思います。彼らは映画の分野を超えたグローバルな才能の象徴であり、映画の芸術と科学に重要な影響を与えてきました」とコメントしている。(賀来比呂美)
2023年06月29日映画芸術科学アカデミーが、今年の新会員に招待した人々のリストを発表した。日本からは、安藤サクラと岩井俊二が招待された。新会員の人数は398人で、去年よりひとり多い。2016年に多様化への本格的努力を始めて以来、アカデミーは投票母体の顔ぶれを変えるべく、大量の新会員を入れてきたが、ある程度変化が出てきたため、昨年から少しペースを落ちつけている。リストには、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のダニエルズ、キー・ホイ・クァン、ステファニー・スー、『イニシェリン島の精霊』のケリー・コンドン、『aftersun/アフターサン』のポール・メスカル、『エルヴィス』のオースティン・バトラーなど、今年のオスカーの受賞者、候補者の名前が並ぶ。他には、テイラー・スウィフト、セルマ・ブレア、ビル・ヘイダー、キキ・パーマーなどに声がかかった。『怪物』公開中(C)2023「怪物」製作委員会文=猿渡由紀
2023年06月29日岩井俊二監督最新作の音楽映画『キリエのうた』(10月13日公開)のキャラクタービジュアルと映像が15日、公開された。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きる四人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。アイナは自ら歌う詞と曲も書き下ろす。今回公開されたのは、松村北斗(SixTONES)が演じる“夏彦”のキャラクタービジュアル&映像。夏彦はいなくなってしまった彼女を探す青年で、ビジュアルではギターを弾きながら誰かに微笑みかける夏彦の姿に「あの日からずっとーー」とコピーが添えられている。さらに暗闇が広がる夜に、夏彦がさまよい走る姿をとらえた映像も公開された。(C)2023 Kyrie Film Band
2023年06月15日キャラクタービジュアル&映像を4週連続で公開中の岩井俊二監督映画『キリエのうた』。この度、その第2弾として、松村北斗(SixTONES)演じる“夏彦編”が到着した。本作は、別れと出逢いを繰り返しながら、4人の人生が交差し、絡み合い、奏でる13年の物語。松村さんが演じる夏彦は、いなくなってしまった彼女を探す青年。ギターを弾きながら、誰かに微笑みかける夏彦の姿とともに、「あの日からずっとー」と添えられたコピーから、彼の心に刻まれた誰かに対しての深い想いが感じられるキャラクタービジュアルが公開。映像では、暗闇が広がる夜、夏彦が彷徨い走る姿が映し出され、“いなくなってしまった彼女”を探す中でどのような運命を辿るのか、気になる仕上がりだ。『キリエのうた』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Band
2023年06月15日岩井俊二監督最新作『キリエのうた』より、松村北斗(SixTONES)演じるいなくなってしまった彼女を探す青年・夏彦のキャラクタービジュアルと映像が公開された。人気絶頂のタイミングで解散する“楽器を持たないパンクバンド”BiSHとして活躍しながらも、ソロとしても活動の場を広げるアイナ・ジ・エンドを主演に抜擢したことが大きな話題となっている本作。公開されたビジュアルは、ギターを弾きながら誰かに微笑みかける夏彦の姿、そして「あの日からずっとーー」と添えられたコピーから、彼の心に刻まれた誰かに対しての深い想いが感じられる1枚となっている。また、暗闇が広がる夜に夏彦がさまよい走る姿を捉えた映像も公開となった。映画『キリエのうた』キャラクター映像(夏彦)<作品情報>『キリエのうた』10月13日(金) 全国公開公式サイト: Kyrie Film Band
2023年06月15日音楽映画『キリエのうた』が2023年10月13日(金)に全国公開される。監督は岩井俊二、主演はアイナ・ジ・エンド。岩井俊二監督の音楽映画『キリエのうた』映画『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』など、CHARAやSalyuら傑出した歌姫たちとのコラボレーションを実現してきた映画監督・岩井俊二。これらの作品は今なお、新しい世代の共感を集め続けている。主演アイナ・ジ・エンドが路上のミュージシャンにそんな岩井俊二が監督を務める音楽映画『キリエのうた』は、路上のミュージシャンが主人公の物語だ。別れと出逢いを繰り返しながら、4人の人生が交差し、絡み合い、奏でる13年の物語が繰り広げられる。主人公・キリエを演じるのは、2023年6月29日(木)に解散した元BiSHのアイナ・ジ・エンド。『キリエのうた』で初主演を果たし、自ら歌う詞と曲をも書き下ろす。また、SixTONESの松村北斗や黒木華、広瀬すずも出演し、時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きる4人の物語を紡いでいく。主人公・キリエ(路花)…アイナ・ジ・エンド歌うことでしか“声”を出せない住所不定の路上ミュージシャン。潮⾒夏彦…松村北斗(SixTONES)いなくなってしまった彼女を探す青年。寺⽯⾵美…黒木華物語の発端に大きく関わる小学校の先生。⼀条逸⼦(イッコ)(真緒⾥)…広瀬すず路上ミュージシャン”キリエ”のマネージャーをかって出る謎の女。どこか人生を諦めたような表情を浮かべている。⾵琴(フウキン)…村上虹郎ギタリスト。波⽥⽬(ナミダメ)新平…松浦祐也IT会社社⻑。松坂珈琲…笠原秀幸ストリートミュージシャン。⽇⾼⼭茶花(サザンカ)…粗品(霜降り明星)キーボード奏者。イワン…⽮⼭花謎の少⼥。御⼿洗礼(ミタライレイ)…七尾旅⼈ストリートミュージシャン。マーク・カレン…ロバート キャンベル加寿彦のパートナー。⼩塚呼⼦…⼤塚愛キリエの⺟。沖津亜美…安藤裕⼦児童福祉司。潮⾒加寿彦…江⼝洋介夏彦の伯⽗。潮⾒真砂美…吉瀬美智⼦夏彦の⺟。潮⾒崇…樋⼝真嗣夏彦の⽗。広澤楠美…奥菜恵真緒⾥の⺟。広澤明美…浅⽥美代⼦真緒⾥の祖⺟。イッコの元恋⼈…豊原功補イッコの元恋⼈のガールフレンド…松本まりか根岸凡…北村有起哉⾳楽プロデューサー。主題歌は小林武史が作詞・作曲「キリエ・憐れみの讃歌」主題歌は、『スワロウテイル』『リリイシュシュのすべて』以来、岩井俊⼆と長年タッグを組んできた⼩林武史が作詞・作曲を担当。岩井俊⼆、⼩林武史の強力タッグにアイナ・ジ・エンドが加わることで生まれた楽曲「キリエ・憐れみの讃歌」が物語を彩る。Kyrie(キリエ)名義でアルバム『DEBUT』リリース尚、主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を含む、全9曲収録予定のアルバム『DEBUT(デビュー)』が、Kyrie(キリエ)名義で2023年10⽉18⽇(⽔)に発売される。劇中で主人公・キリエが歌う楽曲にはアイナ・ジ・エンドが作詞作曲した楽曲が多数あり、それらの楽曲をすべて⼩林武史がサウンドプロデュース。劇中で流れる⾳楽とは異なるアレンジでアルバムに収録される。また、『DEBUT(デビュー)』の発売同日に、⼩林武史が担当するサウンド・トラック「『キリエのうた』オリジナル・サウンドトラック 〜路花〜」もリリースされる模様。合わせて要チェックだ。企画・プロデュースは『シン・仮面ライダー』の紀伊宗之企画・プロデュースは、『孤狼の血』シリーズ、『シン・仮面ライダー』、『リボルバー・リリー』の紀伊宗之が担当。ティザービジュアルのグラフィックデザインは人気アートディレクターの吉田ユニ、写真は『First Love 初恋』のメインビジュアルの撮影を担当した濱田英明が手掛けた。【作品詳細】音楽映画『キリエのうた』公開日:2023年10月13日(金)原作:岩井俊二監督:岩井俊二脚本:岩井俊二企画・プロデュース:紀伊宗之出演:アイナ・ジ・エンド、松村北⽃、⿊⽊華、広瀬すず、村上虹郎、松浦祐也、笠原秀幸、粗品、⽮⼭花、七尾旅⼈、ロバート キャンベル、⼤塚愛、安藤裕⼦、鈴⽊慶⼀、⽔越けいこ、江⼝洋介、吉瀬美智⼦、樋⼝真嗣、奥菜恵、浅⽥美代⼦、⽯井⻯也、豊原功補、松本まりか、北村有起哉制作:ロックウェルアイズ配給:東映■アルバム詳細・Kyrie『DEBUT』発売日:2023年10⽉18⽇(⽔)価格:(CD+ DVD) 6,050円、(CD+ Blu-ray) 6,050円、(CD) 3,850円※DVD、Blu-rayにはアルバム楽曲制作などのメイキング映像を収録予定(DVDとBlu-ray に収録される映像は同⼀予定)。・「『キリエのうた』オリジナル・サウンドトラック 〜路花〜』(2枚組CD) 4,400円発売日:2023年10⽉18⽇(⽔)
2023年04月23日岩井俊二監督最新作の音楽映画『キリエのうた』が、10月13日(金) より全国公開されることが決定。併せて出演キャスト、ティザービジュアル、特報映像が公開された。本作の主人公は路上のミュージシャン。その役で映画初主演を務めるのは、6月29日(木) の東京ドーム公演をもって解散するBiSHのアイナ・ジ・エンドで、本作のために自ら歌う詞と曲も書き下ろした。アイナの歌声とともに本作を彩るのは、日本アカデミー賞新人賞・話題賞を受賞した松村北斗(SixTONES)。松村は「岩井監督の作品のおかげで“映画”が好きになった!」とコメントするほど岩井監督の大ファンで、このたび岩井に抜擢され初タッグが実現した。そして『リップヴァンウィンクルの花嫁』で数奇な花嫁を演じた黒木華も参戦。物語の発端に大きく関わる女性を演じる。さらに本作のメインを飾るもうひとりは、『ラストレター』で清楚な少女を演じた広瀬すず。公開された写真ではピンクの髪の妖艶な姿で、どんな女性を演じるのかに期待が高まる。今回公開となったティザービジュアルは口元を大胆に切り取ったもの。グラフィックデザインをアートディレクターの吉田ユニ、写真を『First Love 初恋』のメインビジュアルの撮影も担当した濱田英明が手がけており、それぞれの目線で岩井が描く世界を“切り撮り”表現している。また写真のみで広がっていくアイナ、松村、黒木、広瀬の朗読から始まる特報映像は、まだ明らかになっていない岩井が描く“世界”がどんなものになっているのか想像を掻き立てられる内容となっている。映画『キリエのうた』特報映像<作品情報>『キリエのうた』10月13日(金) 全国公開映画『キリエのうた』ティザービジュアル(C)2023 Kyrie Film Band
2023年04月20日岩井俊二監督最新作の音楽映画『キリエのうた』(10月13日公開)が公開されることが20日、明らかになった。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きる四人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。アイナは自ら歌う詞と曲をも書き下ろす。『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』など、CHARAやSalyuら傑出した歌姫たちとのコラボを行なってきた岩井監督。主演に抜擢されたアイナ・ジ・エンドは、今年6月29日に人気絶頂のタイミングで解散する“楽器を持たないパンクバンド”BiSHとして活躍しながらも、ソロとしても活動の場を広げ、名だたるアーティストや著名人にもファンが多い異色のアーティストで、最近は怪我も話題となっていたが、復活で新たな挑戦を行う。イナ・ジ・エンドの歌声と共に本作を彩る松村北斗(SixTONES)は、「岩井監督の作品のおかげで“映画”が好きになった!」とコメントするほど岩井俊二監督の大ファン。元々憧れていた岩井監督に大抜擢され、初タッグとなった。『リップヴァンウィンクルの花嫁』で数奇な花嫁を演じた黒木華も参戦し、物語の発端に大きく関わる女性を演じる。さらに『ラストレター』で清楚な少女を演じた広瀬すずはピンクの髪の妖艶な姿を見せる。企画・プロデュースは、『孤狼の血』シリーズ、『シン・仮面ライダー』『リボルバー・リリー』の紀伊宗之が手がける。グラフィックデザインは人気アートディレクターの吉田ユニ、ポスター撮影は人気フォトグラファー濱田英明が担当し、ティザービジュアルは、口元を大胆に切り取ったものに。印象的な劇中カットで広がる特報も解禁され、写真のみで広がっていくアイナ・ジ・エンド、松村北斗、黒木華、広瀬すずの朗読から始まる特報は、まだ明らかになっていない新たな世界がどんなものになっているのか想像を掻き立てる内容となっている。(C)2023 Kyrie Film Band
2023年04月20日岩井俊二が原作・脚本・監督を務める音楽映画『キリエのうた』の公開が決定。アイナ・ジ・エンド、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すずが出演する。『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』など、CHARAやSalyuら傑出した歌姫たちとのコラボがいまなお新しい世代の共感を集め続けている岩井監督作品。最新作となる今作は、路上のミュージシャンが主人公の物語。映画初主演のアイナ・ジ・エンドが演じ、自ら歌う詞と曲をも書き下ろす。そして、アイナ・ジ・エンドの歌声と共に本作を彩るのは、「レッドアイズ 監視捜査班」や連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」、『ホリック xxxHOLiC』などに出演、役者としての階段を確実に登り、「岩井監督の作品のおかげで“映画”が好きになった!」とコメントするほど、岩井監督の大ファンだという松村さん。『リップヴァンウィンクルの花嫁』で数奇な花嫁を演じた黒木さんが、物語の発端に大きく関わる女性を演じ、本作のメインを飾るもうひとり、『ラストレター』で清楚な少女を演じた広瀬さんは、今回公開された写真でピンク髪姿を披露している。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きる4人の物語(うた)は、どんなハーモニーを奏でるのか――。また、口元を大胆に切り取ったティザービジュアルも公開。グラフィックデザインは吉田ユニ、写真は「First Love 初恋」のメインビジュアル撮影も担当した濱田英明が手掛け、それぞれの目線で岩井監督が描く世界を“切り撮り”表現している。合わせて、写真とキャストの朗読で広がっていく特報映像も公開中だ。『キリエのうた』は10月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Band
2023年04月20日妙見の森では、2023年3月18日(土)~2023年8月29日(火)の期間中、「妙見の森謎解き宝さがし2023春」を開催します。妙見の森を散策しながら、妙見山に隠された3つの宝箱をさがす、どなたでもお気軽にご参加いただける体験型イベントです。謎解き宝さがし概要(1)タイトル妙見の森 謎解き宝さがし2023春(2)開催期間2023年3月18日(土)~2023年8月29日(火)毎週水曜・木曜日(祝日等を除く)は定休日です。(3)販売価格1キット/200円(税込み)(4)販売場所妙見の森ケーブル山上駅待合室 売店※妙見の森までの交通費が別途必要です。(5)内容事前に発売場所で謎解きキットを購入していただき、妙見の森一帯に仕掛けられた謎を解き明かします。(6)主催能勢電鉄株式会社参考資料: この件に関するお客様からのお問い合わせ能勢電鉄株式会社 鉄道事業部妙見営業課TEL・FAX: 072-738-2392 (10:00~16:00 水・木曜日をのぞく)能勢電鉄株式会社 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月13日「マーク ジェイコブス (MARC JACOBS)」は今秋、ブランドDNA「アメリカーナ」を象徴するコレクションやデニム素材のTHE MONOGRAM COLLECTIONの誕生を記念し、モデルの森星と特別なコラボレーションを発表します。マーク ジェコブス、そしてアメリカーナのインスピレーションから森星がオリジナルで手掛けたデザインをバンダナ・コレクションとして販売する。バンダナのデザインは、森星がこの企画のためにイラストを描き、自らが藍染めを手掛けたアートピースを、シルク素材にプリントした特別なアイテム。イラストは1つ1つのドローイングが絞りで表現され、藍色の中に白く浮かび上がる逸品。ファッションのコーディネートとして、バッグアクセサリーとして展開、国や世代を超え受け継がれるインディゴをブランドへの想い、人への愛を込めて完成させました。森星は「この度、私の大好きなブランドMARC JACOBSと共に、日本の伝統的な藍染を絞りの技法で表現した、特別なバンダナをデザインさせて頂きました。何かとスピードの早い現代、時間をかけてゆっくり発酵された藍という植物と、絞りのひとつずつを職人と作り上げた「染め」とのコラボレーションが織りなすデザインストーリーを、皆様にお届けします」と、その想いをクリエーションに落とし込みました。2022年8月10日に発売となる、コラボレーションのバンダナは3種類。単品で展開するものと、アメリカーナのテーマを表現するバッグとのセット販売にて、銀座三越と阪急うめだ本店にて同時開催される期間限定ストアと、公式オンラインストアで特別に購入可能。今後発表となる商品詳細をぜひお見逃しなくぜひお見逃しなく。展開店舗MARC JACOBS POP-UP SHOP期間: 2022年8月10日(水)- 8月23日(火)〒104-8212 東京都中央区銀座4-6-16銀座三越 本館1階 ザ・ステージ〒530-8350 大阪府大阪市北区角田町8-7阪急うめだ本店1F バッグアトリエ前MARC JACOBS公式オンラインストア発売日:2022年8月10日(水)問合せ先マーク ジェイコブス カスタマーセンターTEL:03-4335-1711
2022年07月27日東京ばな奈グループが手がける軽井沢のレストラン&パティスリー「クレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢」から、軽井沢の森をテーマにした「森のアフタヌーンティー」が登場。森の中に佇むレストラン「クレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢」2021年夏にオープンした「クレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢」は、川のせせらぎや小鳥のさえずりが聞こえる自然豊かな空間で、信州の食材や旬の味わいを最大限に引き出した料理が楽しめる、軽井沢の新名所だ。「森」がテーマのアフタヌーンティー今回は、同店自慢の「森」をテーマにした特別なアフタヌーンティーがメニューラインナップに加わる。専属パティシエ達が趣向を凝らした全14品のメニューを、ソロ・アフタヌーンティー用のガーデンプレート、もしくはグループ用の華やかな3段仕立てのアフタヌーンティースタンドで楽しめる。森を訪れる小動物を表現したスイーツ&セイボリープレートやアフタヌーンティースタンドを彩るのは、クレソンリバーサイドの森にもたびたび訪れる、小動物たちの姿を表現したスイーツ&セイボリー。緑の苔庭にうさぎが跳ねる「クレームマスカルポーネシトロン」、リスのお目当ての木の実を模した「どんぐりボンボンショコラ」、小鳥たちの巣を表現した信州りんごの「カダイフシュークリーム」と、美しい森の情景を思わせる繊細なメニューの数々が用意されている。詳細「森のアフタヌーンティー」期間:2022年7月1日(金)〜時間:11:30~17:00(L.O. 15:00) ※2時間制料金:1名 6,050円※サービス料10%別途。※1名様から注文可。店鋪:クレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢※7月・8月は完全予約制。※予約に関する詳細は公式WEBサイト(より。<メニュー内容>■デザート森の焼きりんごパイ、ウリ坊モンブラン、クレームマスカルポーネシトロン、タルトフレーズ、カダイフシュー、焼き菓子、ボンボンショコラのいろいろ、アイスクリームまたはソルベ■セイボリーグリーンサラダ~フルーツソースと共に~、チェダーチーズとプロシュートハムのサンドイッチ、ケークサレ■ドリンクコーヒー、紅茶、ハーブティー(おかわり自由)「クレソンリバーサイドストーリー旧軽井沢」住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢 字木戸根680-1※旧軽井沢の目抜き通り「軽井沢銀座」沿い。定休日:不定休営業時間:レストラン11:30~21:00、パティスリー11:30~19:00
2022年07月15日WOWOWが白石晃士監督とタッグを組んだオリジナルドラマ『オカルトの森へようこそ』の主演に堀田真由が決定した。ホラー映画監督と異界と繋がる祟りの森へ迷い込んだ助監督役を演じる。本作は『貞子vs伽椰子』や『不能犯』を手掛け、ホラー映画を得意とする白石晃士が監督・編集を務めるオリジナルPOV(ポイント・オブ・ビュー=主観視点)ホラー。白石監督はこれまでも『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズや『ある優しき殺人者の記録』、『オカルト』などで自身がカメラマンとなり、POVで展開する臨場感あふれる映像を制作し、支持を集めてきた。待望の新作となる本作は、異界と繋がる祟りの森を舞台に、映画監督や助監督、悪しきものに取り憑かれた美女、“スーパーボランティア”の男性、イケメン霊媒師が次々と迫りくる恐怖から時に逃げ惑い、時に立ち向かうノンストップ・ジェットコースター・ホラー。白石監督のPOVホラーシリーズ初の試みとなる連続ドラマ形式での放送となる。このたび、本作の主演・助監督の市川美保役を堀田真由が演じることが決定。堀田はこれがWOWOWオリジナルドラマ初主演となる。「助監督の市川」といえば白石作品ファンの間ではお馴染みの名前。本作の制作が発表された際には、市川は誰が演じるのかSNSでも期待の声が寄せられていた。市川は助監督として黒石を支えながら、時に弱気になる黒石を叱咤するなど、キュートな見た目とは裏腹にタフで毒舌な一面も垣間見えるキャラクターとなりそうだ。さらに、ドラマ版未公開映像も加えた特別版の劇場公開も予定されているとのこと。今後の情報にも期待が高まる。<堀田真由(市川美保役)コメント>私にとってお芝居の出発地点となるWOWOWさんでこの度、主人公を演じさせていただけることをとても光栄に思います。昨年の夏、森で撮影をしていたのですが本当に異世界に迷い込んでしまったのではないか?と錯覚するほど、助監督として監督の隣で撮影にのめりこんでいました。連日、走って叫んでまた走る!笑白石さんはじめキャストの皆様と全力で立ち向かった本作はどんな映像に仕上がっているのか私自身楽しみで仕方ありません。皆様にも楽しみに待っていていただけると嬉しいです!『WOWOWオリジナルドラマオカルトの森へようこそ』7月22日(金)放送・配信スタート第1話無料放送【WOWOWプライム】/無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】番組サイト: 総合サイト: 公式Twitterアカウント:@okamori_jp
2022年04月25日菅田将暉と原田美枝子がW主演する映画『百花』が9月9日(金)より公開となる。この度、本作に対して山田洋次、岩井俊二、ポン・ジュノ、鈴木敏夫からコメントが到着した。映画プロデューサー・脚本家として『告白』や『悪人』、『モテキ』、『世界から猫が消えたなら』、『君の名は。』など多数の映画を製作してきた川村元気。映画製作の一方で、数々の話題作を小説家としても生み出してきた。そんな川村が2019年に発表したのが、自身4作目の小説『百花』(文春文庫刊)である。自身の体験から生まれたこの小説は発表後、吉永小百合をはじめとした各界からの絶賛を受け、現在は発行部数18万部を突破。映画版は原作者である川村が監督と脚本を手掛けた初の長編作だ。記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子・葛西泉を演じるのは、第41回「日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞をはじめとし、数々の映画賞に輝いてきた若手屈指の演技派俳優・菅田将暉。レコード会社に勤務し、社内結婚をしてまもなく子供が生まれようとしている日常から一変。記憶を失っていく母を目の当たりにして、封印していたはずの過去の記憶に向き合うことなる息子を繊細かつ力強く演じる。すべてを忘れていくなか、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母・葛西百合子を演じるのは、黑澤明、増村保造、深作欣二など数々の名匠の作品に多数出演し、映画賞を総なめにしてきた日本を代表する女優・原田美枝子。女手ひとつで育ててきた息子と、とある事件をきっかけにすれ違うようになってしまった百合子。記憶を失っていくなか、思い出の奥底にある「秘密」に手を伸ばそうとする母の姿を、圧倒的な存在感と確かな演技力で表現する。昨年、映画化発表と共に解禁となった超特報映像でも「映像を見ているだけでジーンとくる」、「すごく心に沁み入る様な作品だと、映像だけで伝わってくる」、「公開が待ちきれない!」などとSNSで話題になった。そんな本作を鑑賞した映画界の巨匠たちから早くも感想コメントが到着。『男はつらいよ』、『たそがれ清兵衛』、『母と暮らせば』などの名作を監督した山田洋次や『パラサイト 半地下の家族』では「第72回カンヌ国際映画祭」パルムドール最高賞、「第92回アカデミー賞」作品賞ほか最多4部門を受賞したポン・ジュノ。さらにスタジオジブリのプロデューサーとして名作を世に送り出してきた鈴木敏夫、『LoveLetter』、『スワロウテイル』、『花とアリス』ほか、数々の作品で熱狂的なファンを生み出してきた岩井俊二が名を連ねている。彼らの熱い賞賛コメントは以下の通り。<山田洋次:映画監督>凝縮された美しさ。奇想天外な物語がある一方、誰もが身に覚えのあるような身近なストーリーもある。認知症がじわじわと進行しつつある母親に、出産を控えた息子夫婦が向き合う、という誰にとっても身につまされるような、悪く云えば日常的なドラマを、思い切って凝縮してみる、何百気圧のプレッシャーをかけてギュウギュウ圧縮すると、透明なキラキラした美しい結晶体に変化する。川村監督の『百花』はそんな映画だ。ワンシーンワンカットで撮影された、いわば「長回し」の大胆な演出スタイルが不思議に飽きさせない。うまい演出とは云いたくない、この作品の力はスタイルではなく、このドラマにかけた監督のエネルギー、情念、憧れ、愛情、といったもの、つまりハートなのだということをしみじみ思わせてくれたし、実は初演出の川村元気君自身が完成した作品を見てそのことに気づき、衝撃的に思いあたっているに違いない。「カットとカットの間に神が宿るんだ、それが映画というもんだよ」と、ぼくに語ってくれた黒澤明監督の温顔をしみじみ思い出す。<ポン・ジュノ:映画監督>映画は最初から野心的であざやかだった。絶妙なロングショットは、非常に繊細かつ鋭敏に演出されていて、最後まで緊張感が続く。何よりも感動したのは、映画の後半で、主人公の泉が母の百合子に「なんで忘れてんだよ、こっちは忘れらんねえんだよ」と叫ぶ場面。そしてラストに、母親が求める「半分の花火」が何だったのか、その本当の意味に彼が気づく。なんと感動する瞬間なのか。改めて、息子と母の親子関係の本質を力強く感動的に描いた作品だ。素晴らしい作品を見せてくれたことに、感謝を伝えたい。<鈴木敏夫:スタジオジブリ・プロデューサー>母の記憶とリンクするピアノ曲と抑制された音楽と。本当に久しぶりに映画に浸った。<岩井俊二:映画監督>記憶とは歪んだイビツな鏡なのかも知れない。母にとって小さな湖が、海と映る。果てなく大きな存在が母であるその息子の鏡には。『百花』9月9日(金)より公開
2022年04月12日