「初の大河ドラマ出演ということもあって、今回の篤姫役には相当気合いが入っています。クランクイン前には鹿児島へ2泊3日の旅行に出かけ、篤姫ゆかりの地をまわってきたそうですよ」(NHK関係者) NHK大河ドラマ『西郷どん』で篤姫を演じている北川景子(31)。08年には宮﨑あおい(32)主演で放送されたこともある知名度の高いキャラクターだけに、その演技に注目が集まっている。作中ではさまざまな着物を身にまとい、ドラマを彩っている北川。だがプライベートでは、真逆の生活を送っているという。 「北川さんは私服を“断捨離”したんです。もともとオシャレなことで知られていた彼女ですが、今では自宅のクローゼットに私服は10着しか入っていないそうですよ」(芸能プロダクション関係者) きらびやかな“姫”の意外すぎる断捨離生活……。その理由は、さらに驚きのものだった。 「北川さんといえば“宝塚好き”で有名ですが、その熱量は相当なもの。彼女は今でも東京公演があると時間の許す限り駆けつけるので、宝塚のパンフレットやグッズが部屋中に置かれるようになっていました。それらの収納スペースを確保する意味もあり、『服より宝塚!』と断捨離を決断したそうです」(別の芸能プロダクション関係者) そうした“宝塚愛”は『西郷どん』の現場でも生かされているようだ。 「撮影の合間には、宝塚の音楽を聴いてリラックスしているそうです。さらに徳川家定役の又吉直樹さん(37)にも、宝塚の魅力を熱っぽく語っているそうです」(前出・NHK関係者)
2018年04月27日「第89回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式が2月13日(土)に開催され、『恋人たち』が日本映画第1位に輝き、橋口亮輔監督が監督賞と脚本賞、篠原篤が新人男優賞を獲得。キャストの8割が無名の俳優の低予算映画が高評価を得て、各映画賞でも存在感を発揮している。『ぐるりのこと。』の橋口監督の久々の長編映画で、理不尽な事件で妻を亡くした男、日常に退屈した主婦、同性愛者の弁護士らのドラマが展開していく。昨年11月14日に公開され、小劇場中心で公開規模は大きいとは言えないながらも各劇場で満席が続出するなど大きな話題を集めており、現在も全国各地で公開中。公開時期が11月で小規模公開ということもあり、日本アカデミー賞では篠原篤が新人俳優賞を受賞したものの、作品賞、監督賞、脚本賞などの優秀賞獲得には至らなかったが、今回のキネマ旬報での4冠をはじめ、毎日映画コンクールでも日本映画大賞、ブルーリボン賞では監督賞に輝いた。授賞式で橋口監督は自身の監督賞・脚本賞の2冠よりも篠原さんの新人賞獲得を大喜び。「8割は無名の俳優を使うということで撮る前から『作品賞を獲る映画にはなりませんよ。その代わり、俳優たちに新人賞を獲らせます』と言っていたので、役割は果たせたかなと思います」と嬉しそうに語る。「『ぐるりのこと。』が7年前で、その後、人生のどん底を経験したんですが、映画の中のように、そんな私の元をプロデューサーはお弁当を持って通ってくれた。雀の涙のようなギャラで、一流のスタッフが映画に献身してくれました」とプロデューサー、スタッフへの感謝を口にした。ワークショップで作り始めた作品ということで「そこでの俳優たちのリアルな言葉を脚本に盛り込んでいるので、みんなで獲った脚本賞だと思います」と語る。ワークショップを振り返り「スターになるっていうような人、スポットライトが当たっているような人は一人もいなかった(笑)。でも、地味な人もじっくりと見ると、気持ちのかすかな揺れが見えてきて愛おしくなった」としみじみと語っていた。新人賞の篠原さんは「先日、33歳になりまして…」と三十路での新人賞獲得に苦笑を見せつつ、20代を振り返り「才能なんて何一つないけど必死で、30代までやれることやろうと思ったけど30を過ぎても芽が出ず、やめる才能もなかったんですが、あきらめずに続けてよかったです」と喜びを語る。クライマックスの妻の位牌の前でのシーンのために、セットに泊まり込んだそうで、撮影当日は「終日やって、OKの瞬間に監督が泣きながら飛び込んできて、抱きしめてくれました。その日のことは生涯忘れません」と語った。橋口監督は、篠原さんの晴れの舞台でのスピーチを温かい目で見守る。主演男優賞の二宮和也と篠原さんがいすを並べて座ってる光景が信じられないようで「だってニノだよ!片やジャニーズのニノ!片や無所属のシノ!3年前に想像できた?」と驚きを口にし「これがスタートでここから始まるので頑張ってほしい!」とエール。司会者に促され、壇上で二宮さんと篠原さんは握手を交わし、会場は温かい拍手と感動に包まれた。(text:cinemacafe.net)
2016年02月14日伝説の漫画雑誌「ガロ」に連載された、江戸風俗研究家としても知られる天才漫画家・杉浦日向子の傑作を、柳楽優弥&瀬戸康史のW主演で映画化した『合葬』。このほど、本作にオダギリジョー、門脇麦ほか豪華共演者が新たに発表となった。幕末期、鳥羽・伏見の戦い後、将軍の警護および江戸市中の治安維持を目的として有志により結成された「彰義隊」。高い志をもって結成され江戸の民衆からも慕われながらも、幕府の解体とともに反政府的な立場に追いやられてしまった「彰義隊」は、「新撰組」や「白虎隊」に比べると、これまであまり語られることがなかった。本作は、将軍・慶喜に忠誠心を持ち、自らの意思で彰義隊に加わった青年・極(柳楽優弥)と、養子先から追い出され、行くあてもなく彰義隊へ入ってしまう柾之助(瀬戸康史)、彰義隊の存在に異を唱えながらも加わらざるをえなかった悌次郎(岡山天音)という、若き青年たちの切なく揺れ動く数奇な運命を描き出す。脚本を手がけるのは、映画『天然コケッコー』やNHK連続テレビ小説「カーネーション」などの人気脚本家・渡辺あや。映画脚本を手掛けるのは、4年ぶりとなる。監督には、その渡辺さんが「新進気鋭の逸材」と評する小林達夫。主演を務める柳楽さんは、存在感のある演技で評価が高く、現在、連続テレビ小説「まれ」にも出演中。また、瀬戸さんもデビュー10周年の今年、ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」などでますますの飛躍を見せている。そして、若手実力派として注目される岡山天音と、いま最も注目を浴びる20代男優3人に、さらに強力な豪華キャストが加わった。「彰義隊」穏健派の懐刀・森篤之進には、国内外で活躍する実力派のオダギリさん。また、極(柳楽さん)の元・許嫁で、悌二郎(岡山さん)の妹・福原砂世には、「まれ」でも好演を見せる最旬・若手女優、門脇さん。そして、柾之助(瀬戸さん)が想いを募らせ、極が恋心を抱く茶屋の仲居・かなに「なぞの転校生」の桜井美南とフレッシュな演技派を起用。これまでの“時代劇”とは一線を画す、現代の若者にも通じるリアルな青春群像を紡ぎ出していく。『合葬』は9月26日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月26日今夏に公開されるディズニー/ピクサーの最新作『メリダとおそろしの森』の最新予告編がこのほど公開された。『メリダとおそろしの森』予告編『メリダとおそろしの森』は、自由を求めるあまり、王家の伝統をうとましく思っている赤毛の王女メリダが、太古から続く森の呪いを目覚めさせてしまったことを機に、王国にかけられた呪いを解くために壮大な冒険を繰り広げるアドベンチャー大作。このほど公開された予告編でまず登場するのは、物語の主要な舞台となる“森”だ。ナレーションでは「森と人間たちは共存してきた」と語られるも、王女メリダが“人間は森の魔法を使ってはならない”という掟をやぶったことで、両者の共存関係に大きな問題が生じる。予告編は、森で青く光る鬼火に誘われて掟をやぶってしまうメリダと、そのことによって大混乱に陥る王国の人々、そして国を守るために過酷な試練に立ち向かい、森の謎を解き明かそうとするメリダの姿が描かれる。美しくもおそろしい森には一体、どんな秘密が隠されているのか? 予告編にはメリダの冒険と試練を想像させるカットが多く盛り込まれており、数分間の映像ながら、繰り返し何度も観たくなる内容に仕上がっている。『メリダとおそろしの森』※同時上映『ニセものバズがやって来た』7月21日(土) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2012年03月05日長野県軽井沢を拠点に森や野鳥といった自然の道先案内人をしてくれるピッキオ。冬から春にかけては、クロスカントリーやスノーシュー(西洋かんじき)で森を散策する『雪の森ハイキング』ツアーを開催している。徒歩では困難な雪の上も、クロスカントリースキーやスノーシューを使えば泳ぐようにスイスイ進める。普段は行けないような場所まで、森のことを熟知したガイドが案内してくれるので、きっと野生の生き物たちとの思いがけない出会いが待っているはず。例えば冬になると遥かシベリアからやってくるという渡り鳥。森の奥に佇む樹齢何百年という巨大なトチノキ。雪の上に残されたかわいらしいウサギの足跡。キツネの足跡を見かけることもあるらしい。『雪の森ハイキング』は小学生から参加可能なので、親子で自然に触れてみたい人には絶好の機会だ。ピッキオでは「森本来の姿を未来の森に」という理念の下、自然の不思議を解き明かすさまざまなエコツアーを行っている。日々の喧騒を離れ、冷たく澄んだ空気の中で冬の自然を満喫しよう。お問い合わせ:ピッキオ 公式サイト ~動物の足跡を追って白銀の世界へ~ 雪原ピクニック開催日:12月23日(金・祝)~2012年3月15日(木)時間:13:00~16:00 小学生~大人(小学生は保護者同伴)料金:\7,000(スキーまたはスノーシューレンタル代込)
2011年12月28日2008年に放送され、全話視聴率20%超えを記録したNHK大河ドラマ「篤姫」で夫婦役を演じた宮崎あおいと堺雅人が、今年の秋公開の映画『ツレがうつになりまして。』で2年半ぶりに夫婦役で共演を果たすことが明らかになった。原作は細川貂々(ほそかわてんてん)の実話を基に、イラストを交えて綴った同名エッセイ。タイトルの通り、パートナーのうつ病という一見、暗くなりがちなテーマを扱いつつも、深刻にならず、油断せず、世の中や人のせいにせず、という姿勢で淡々と“2人で生きていく”姿を描き出し、2006年の発売以来30万部を超えるベストセラーとなっている。2009年には藤原紀香、原田泰造(ネプチューン)という組み合わせでNHKで連続ドラマとして放送され、好評を博したが今回、『半落ち』、『夕凪の街 桜の国』の佐々部清監督の下、映画化されることに。宮崎さんが演じるのは漫画家の晴子。堺さん演じる夫の幹夫とは互いを「ツレ」、「ハルさん」と呼び合い仲睦まじく暮らしており、彼女はマイナス思考で怠け者ながらも、生真面目なサラリーマンの幹夫に温かく見守られながら好きな漫画を描いていた。ところがある日、幹夫がうつ病になり、満員電車にも乗れず、電話も取れない状態に。そんな彼の姿を見て、自分がいままでどれだけ幹夫に甘えていたかを実感した晴子は「がんばらなくていいよ、だらだらしてていいよ、寝てていいよ」と告げる。これまでと違い自分が彼を支えるという生活の中で幹夫への深い愛を再確認する晴子。そして彼女は一心不乱に本当に描きたい漫画を執筆し編集部へ持ち込む。それは、2人の日々を描いた漫画だった――。撮影は1月9日(日)にクランクイン。今回の発表に際し、宮崎さんと堺さんのクランクイン直前のコメントも到着。宮崎さんは「原作の画を真似て書いてみたりしながら、『ツレうつ。』の現場を想像して、ウキウキしています。堺さんとは約2年半ぶりにお芝居ができるので、そこからまた新しい何かが生まれることをとても楽しみにしています」とコメント。堺さんは「宮崎あおいさんとは久しぶりの共演で、しかもまた夫婦役。とても楽しみです。大河のときとはまた違った夫婦になるでしょうが、ご覧になった方々があたたかい気持ちになれるよう、がんばりたいと思います。『うつ病』については、僕はこれまでほとんど何の知識もありませんでした。たくさんの方が苦しんでいる病気の割りに、よく分かっていないことも多いということです。この作品をきっかけに、いろいろ勉強したいと思っています」と意気込みを語った。篤姫と13代将軍・徳川家定という間柄でお茶の間に温もりをもたらした2人が、今度は現代劇で笑いと感動を届ける!『ツレがうつになりまして。』は2011年秋、公開。■関連作品:ツレがうつになりまして。 2011年秋、全国にて公開
2011年01月11日村上春樹の大ベストセラーを映画化した『ノルウェイの森』の主題歌に、タイトルの由来にもなっているザ・ビートルズの「ノルウェーの森」の原盤が使用されることが決まった。世界配給の日本映画で、ビートルズの原盤が主題歌として提供されるのは初めてのこととなる。1987年に刊行されて以来、日本のみならず世界中で出版されている村上さんの代表作を映画化した本作。原作では、学生運動が盛り上がりを見せていた時代、主人公であるワタナベと彼の死んだ親友の恋人であった直子、同じ大学に通う緑らを中心に、若者たちの喪失や再生、青春の苦悩が綴られる。デビュー作『青いパパイヤの香り』以来、常に質の高い作品を送り出しているトラン・アン・ユン監督の下、松山ケンイチ、菊地凛子、玉山鉄二といった俳優陣で映画化されることが2008年に発表され、注目を集めてきた。原作の「ノルウェイの森」というタイトルは、ザ・ビートルズが1965年に発表した名盤「ラバー・ソウル」に収められている「ノルウェーの森」に由来しており、劇中でも登場人物が同曲を弾き語りで演奏するなど、作品の中で重要な役割を果たしている。一見、同曲を主題歌で使用することは当然のことのように思えるが、さにあらず。ビートルズの楽曲の原盤をこうした形で使用するのは容易ではなく、撮影前の段階から交渉は難航。本作の小川真司プロデューサーは、一時、原盤ではなく「ノルウェーの森」のカヴァー曲を主題歌にすることも検討したというが、同曲を仮あてした編集を見て、やはり原盤以外にありえないと思い直し、1年以上の交渉を経てようやく使用許諾を得たとのこと。ビートルズのカヴァー曲が映画に使用されることは多々あるが、彼らの演奏による原盤の使用許可が出るのは非常に稀なことで、日本での窓口であるEMI MUSIC JAPANのシニアプロデューサーである藤村美智子さんも「1999年にザ・ビートルズの制作担当になって以来、様々なビートルズ楽曲使用に関するオファーをいただきましたが、実現したことも、実現に近づいたことさえもなかったので今回の主題歌使用に許諾が出たことは、正直大変驚きました」と驚きを隠さない。さらに藤村さんは「交渉を始めた時点で、(本国)EMI-UKの担当者は既に原作を読んでいたようで、“『ノルウェイの森』は素晴らしい作品だ”とコメントしていたので、村上春樹さん、そして彼の小説の素晴らしさがイギリスでも知られているのだと思ったのを記憶しています。楽曲使用の許諾にもきっと大きな影響があったのではないでしょうか?」とも語っている。トラン・アン・ユン監督は「原作における『ノルウェーの森』という曲の重要性から、原盤を起用するのは必然的な事でした。映画をご覧になった観客が、たったいま体験したドラマの余韻に浸るための空間作りが出来るように、特定の場所にこの曲を使用しました」とファンの期待をあおる。小川プロデューサーも「まだ村上さんから映画の許諾をいただく前、一番最初にトラン監督にメールを送ったときに、原作映画化の許諾と同じぐらいビートルズの原盤を使うのは難しいよ、と書いたのを覚えています。自分の中ではそれぐらい、この曲と原作が分かちがたい印象を持っていたので実現できてよかったと思っています。原作では冒頭でビートルズの曲が流れ、主人公のワタナベはそれまでの出来事の全てをふり返り、時の流れを思い起こします。映画で生のビートルズのメロディを聞くと、原作の大人になったワタナベのかき乱されるような感情を実感できると思います」と監督同様、自信をうかがわせるコメント。果たしてどのシーンでどのように使用されているのか――?そのシーンがもたらすのは寂寥感か?青春の苦味か?それとも…。映画『ノルウェイの森』は12月11日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン■関連記事:高良健吾初のフォトブックが発売撮影現場&箱根プライベート旅行の様子も!あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!2010年、最も活躍する俳優は?『かいじゅうたちのいるところ』Tシャツを3名様プレゼント“堕天使”ジョシュ・ハートネットが語る『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』
2010年07月14日