出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、実りある会話ができる女性、「トークテーマを投げる女」になりきり。気になることをメモしておいてアドバイスをもらおう!先日、保育園の保護者会で、4人ずつ3つのチームに分かれてディスカッションをすることに。“先生とバイバイしてから寝るまでの話をしてください”というテーマだったのですが、「なかなか帰りたがらないけど、どうしてますか?」「夕飯のメニューを言うようにしています」など、誰かの悩みに対して他の人が答えたりと盛り上がりました。他の親たちの山の越え方を知ることができて勉強になったし、同じように戦っている人たちがいることが知れて嬉しく、励まされました。他にも、きょうだいげんかを止める方法について「手を出したら叱るけど、あまり介入しない」という意見が出たり、「保育園では食べるのにうちでは食べない」という悩みに対しては「保育園と家で違う顔があるのかもね」など、解決はしないけど話すことで気が楽になるようなケースも。15分のディスカッションだったけど、まだ話したい、もっと知りたいという気持ちになりました。振り返ってみると、私が最後にグループディスカッションをしたのは、婚活パーティのイントロ当てクイズだったことにも気づきました(笑)。それも楽しかったのですが、今回はお悩み解決のヒントがもらえたし、子育てを振り返る機会にもなって有意義に感じました。ディスカッションまではいかなくても、友達と集まった時に具体的なトークテーマを投げられると、自分の気になることが聞けるし、深みのある話し合いになりますよね。まずは、自分が気になるテーマを見つけたらメモをしておいて、友達など誰かと会う時に投げかけてみるとよさそう。近い距離の友達からは人柄を知った上での的確なアドバイスが、少し距離がある人だと新鮮でフラットな意見が聞けて役立つはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年5月24日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年05月21日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、花の愛で方を知っている女性、「鏡の前に花を置く女」になりきり。いろいろな角度から花を楽しめる人って素敵!この間、友だちの新居に遊びに行った時、ルームツアーをしてもらったのですが、いろいろな場所にきれいなお花が飾ってあったんです。しかも共通点があって、そのほとんどが洗面台や玄関など、鏡の前のスペースに生けられていました。すると自分と花が鏡という額縁の中に収まり、まるで一枚の絵になったような、いい気持ちに。さらに、鏡に映った花の反対側の部分までが目に入り、鏡の前に置くと花がより映えて見えるんだと気づかされたんです。私は、あまり花を生けることがなく、花束をいただいた時は、大きな花びんにそのままガサッと入れてしまうタイプ。だからこそ、“洗面台にはこの花”“玄関はこれ”と、場所に合わせて花を選んでいることも本当にすごいと思いました。また、鏡の前ではないけど、アイランドキッチンには大きな花が飾られていて、どの角度からでもきれいに見えるように生けられていることにも感動…!最近は100円ショップにも可愛い花びんがたくさんあるので、一輪でいいから生けてみようと思いました。また別の友だちは、定期的に自分に花束を贈っていて、それもオシャレだと思いました。“今の気持ちは明るいから黄色とオレンジにしよう”と気分を大事にして作るそうで、これは自分と向き合う時間ができるしメンタルケアにもよさそうですよね!いきなり花を生けることはハードルが高いという人もいると思うので、まずは街中の花壇に咲いているきれいな花を見て、愛でる気持ちを育てるところから始めるのがよさそう。想像以上に色々な花に出合えると思います。また、“桜が咲いたな”“金木犀の香りがするな”のように季節を感じるのもいいですし、できることから花に触れ合ってみましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年5月3日‐10日合併号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年05月04日皆さんは、浮気現場を目撃したことはありますか? 今回は「父がW浮気して家庭崩壊した話」の漫画を紹介します!(イラスト/虹野 葵)弟から父の目撃情報が…?3年前から父の浮気を疑っていた主人公たち家族。父は頻繁に「姫」という相手と連絡をとっているようです。しかし、決定的な証拠は掴めず次第に父の浮気に関心をなくしていました。そんなある日、主人公は弟から父の目撃情報を聞きます。偶然ファミレスで父を見かけた弟出典:Instagram出典:Instagramダンス仲間を堂々と紹介する父弟は偶然ファミレスで父と会い、ダンスでお世話になっている女性を紹介されたと言います。弟は「お茶していただけかもしれないから決めつけはよくない」と言いますが…?父は弟に挨拶を済ませるとそそくさとファミレスを出て行ったようで、とても怪しかった様子。しかもその後、父は浮気がバレていないことをいいことに、ダンス仲間と堂々と会うようになり、主人公は怒りを露わにするのでした…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月04日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手の状況に合ったお店を提案する女性、「挨拶代わりにオススメを教えてくれる女」になりきり。訪れたお店のムードや客層をチェックしておこう。この間、子どもの予防接種に行った時、一人のお母さんと出会いました。私は妊婦で子どもを2人連れていたのですが、彼女は3人の男の子と一緒。「何歳ですか?」などと話しているうちに、近所に住んでいることが判明。その時はバタバタしてあまり話せなかったのですが、インスタグラムにDMが送られてきて、近所のオススメのお店情報が書かれていました。しかも、「ここはビュッフェ形式で子どもも食べやすいカレーやアイスクリームがあります。人がいなくて穴場です」「オーガニックの野菜がたくさん食べられます。野菜が苦手な子でも大丈夫です」のように、子どもがいる人に嬉しいものばかり。さらに絵の具で子どもと一緒に遊べるお店を紹介してくれ、そこは私も知っていたのですが、あえて白いTシャツを着ていって子どもにペタペタしてもらうという上級者の遊びを教えてくれました。セレクトの理由に説得力があるし、まるでコンシェルジュみたいでありがたいなと思いました。先輩の藤森(慎吾)さんも、「こういう人とごはんを食べに行くんですけど…」と相談すると、すぐにテンションが上がるお店を3店舗くらい教えてくれます。そんなふうに、自分で食べログのようなお店のリストを作って、素敵な情報を提供できる人はすごいなと思いました。まずは、お店に行った時に店内全体を見渡して、ムードや、周りにどんなお客さんがいるのか客層をチェックするようにしましょう。たとえば、先日行った夜景が見えるレストランは、全員がプロポーズしていそうな場所だったのですが、お店それぞれに異なる特徴があるものです。そして、“こんな時によさそうだな”と記憶にとどめておくと、誰かに相談された時に提案できるようになるはず!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年4月26日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年04月25日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、楽しい話題を提供できる女性、「思い出写真を持ってくる女」になりきり。恥ずかしい黒歴史も含めて、話が盛り上がるきっかけに。先日、同期ライブを行ったことをきっかけに、13~14年ぶりくらいに吉本の養成所で出会った同期メンバーと集まることになりました。私を入れて4人グループだったのですが、そのうちの一人が、ガラケーからスマホにデータを移行して、当時の写真を持ってきたんです。みんなで見ていると、「この公園でネタ合わせをしたよね」「これはジョイポリスに行った帰りじゃない?」と当時のいろいろな思い出が蘇ってきました。ほかにプリクラもあり、そこに書かれている「地引網作戦」という言葉を見て、「どうせこれ、いい男を捕まえようと言ってたんだよ…」と思い出したりして。たとえ黒歴史でも、恥ずかし笑いができて面白かったです。脳が一気に若返る感じがしたし、初めて思い出すこともたくさんありました。地元のおさななじみや長い付き合いの友だちと集まると同じ話をしがちで、それも楽しいものだけど、今まで忘れていたことを思い出して話すのも新鮮でいいですよね。逆に、「これは一体、何の意味があったんだろう?」と、最後まで思い出せない写真もあって、それはそれで面白かったです。写真は4人で一緒に過ごした時間があったことの証拠になるし、エモいってこういうことなんだ…と気づきました。写真を準備して場を盛り上げることって、大事なことなんだなと実感したんです。まずは、友だちや家族と時間を過ごす時に、今からでも写真をたくさん撮って残しておくことが大事。撮って終わりではなく、ちゃんとバックアップをしたり、データを移行するなど、きちんと保存して残しておくようにしましょう。また、実家に置いてある卒業アルバムを自分の手元に置くだけでもよさそう。時々見返すと、懐かしい気持ちに浸れるはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年4月19日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年04月16日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手のことを思って話ができる女性、「口すっぱく言う女」になりきり。悪役を買って出る気持ちで注意をすることが大事。3人目を妊娠して助産師外来に行ったところ、1人目も2人目もお世話になった助産師さんに出くわしました。すると、「口すっぱくなっちゃうよ!」と言われたんです。それから、「3人目だから自信も付いてきたと思うけど、そういう時にこそ転ぶのよ」「子どもが2人いるとバタバタして、お腹が張っていることに気づかないことがあるから、まずはお腹を第一優先でいたわって」「地に足をつけて歩く!右足、左足、右足、左足で歩く!」「段差をちゃんと見て乗り越える!」など、本当に口すっぱいじゃん!と思うくらい、いろいろと注意をされました。でも、最初に「口すっぱく言うよ」と言われていたことで、この方はあえてそうしてくれているんだとわかるし、気を付けるべきことをしっかりと教えてくれるので、わかりやすくて助かっています。それに、「大きな声では言えないんだけど」と言われると続きが気になるように、「口すっぱくなっちゃうよ」と先に言われると、なんだろう?と思って話をちゃんと聞くようになる。その点でも、すごく大事だなと思いました。たしかに、2人を産んでいるからこそ、“この時はこうだったから大丈夫かな”と油断しがちなところもあるので、指摘してくれると助かるし、3人目といえども子どもはそれぞれ違うので、前と同じじゃないところもたくさんあります。私のために指摘をするという大変な役を引き受けてくださって、本当にありがたいと思います。助産師さんのようになるためには、“私が言いたいから言う”のではなく、相手のためを思って言うという気持ちを伝えることが大事。“うるさい”と思われるかもしれないけど、それでもいいという、悪役を引き受けるような気持ちで言うようにしましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年4月12日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年04月08日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の身の安全に配慮できる女性、「“守る”が第一優先の女」になりきり。ハザードマップや街の危険な場所を確認しよう。新潟で1日警察署長をやらせていただいた時、楽屋に一人の女性警察官の方がやってきました。その日の打ち合わせを終えてからもいたので、「もう大丈夫ですよ」と伝えると、「わかりました」と言って出ていかれたのですが、その後もずっと部屋の前に立っている。そして、呼ぶとすぐに入ってきてくださったり、警察署長の制服の着方を尋ねると教えてくれたりと、結果、楽屋の中に違和感なく佇み、いろいろ手伝ってくださる形になったんです。普段、楽屋には私とマネージャーさんくらいしかいないので、最初は、“なんでずっといらっしゃるんだろう?”と思っていましたが、“あ、私を守ってくれているんだ”と気がつきました。「何かあればおっしゃってください」という言葉が心強く、背中を見せないところも頼もしく、“私は今安全だ、守られている”という気持ちになり、その方の包容力みたいなものを感じました。ここまで人に守られることってなかなかないですよね。しかも、会場へ向かう途中では、「ここ、寒くなります」と気温のことまで心配してくださるなど、すごい職業だなと。おそらく、その方からすると、誰かのそばにいて気遣いをしたり守ることが当たり前。これまでの警察関係の仕事を振り返ってみても、たしかに全員が同じだったなと気がつき感動もしました。楽屋では警察のあるあるなど、普段あまり聞くことのできない話もでき、すごく楽しかったです。まずは、“身を守る”という意識を持つところから始めてみるとよさそう。警察の方が、「このエレベーターはがくんとなります」という配慮をしてくれたように動線を確認したり、街の気をつけるべき場所やハザードマップを確認しておくなど、身の安全を守る情報を頭に入れておきましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年4月5日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年04月01日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、プレゼン力が高いまとめ上手な女性、「結婚相手をパワポにまとめる女」になりきり。相手の資料を作ることで自分の気持ちも整理できる。以前、マネージャーをしてくれていた人から「お話があります」と連絡があったので久しぶりに会うと、結婚しますという報告でした。どういう人なの?と尋ねてみたところ、「これを見てください」と言って、相手のことをパワーポイントにまとめた資料が登場。名前や年齢、職業、これまで学んできたことなどの基本的事項から、“こういうふうに言うと、こう返される”という細かいところまでいろいろなことが記されていたんです。もともと仕事ができる人で、マネージャーを辞めた後は営業職に就いて、プレゼン力が高いとは思っていたけれど、まさか結婚相手をパワポにまとめるとは…と驚きました。なぜ作ったのかと聞くと、お相手は彼女がワーキングホリデーで訪れたイギリスで知り合ったイタリア人で、彼を親に紹介したいけどなかなか日本に来る機会がなく、その代わりとしてパワポ資料を作成したということでした。たしかに、質問することがないくらい素晴らしい出来だったし、長所だけでなく短所も書かれていて、すごくわかりやすい。理にかなっているし、資料を作ることで自分の相手に対する気持ちも整理ができますよね。ご両親も納得してくださったそう。資料には「二人の夢」という項目もあり、見終わる頃には「この人なら間違いないね」と思うことができ、ロマンス詐欺じゃないのかな…?という疑いも晴れました(笑)。結婚相手や好きな人はもちろん、周りにいる人のことをまとめてみて見ると、たとえ嫌いな人でも、相手の背景が見えたり新しい発見をすることで、ポジティブな気持ちが芽生えるかもしれません。それに、後から見返して、「あの時の自分はこういうふうに思っていたんだな」と思うのも楽しそうですよね!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年3月29日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年03月26日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、“やらない”ことを笑いにできる女性、「断る勇気がある女」になりきり。できることは一生懸命やり、できないことは断ろう!新潟のテレビ局の新入社員さんが、ロケに挑戦するという番組がありました。帰国子女でシティガールの女性が秘湯へ行き、温泉のお湯を汲んでくるというミッションですが、そのために3~4時間も山を登らなければいけないという過酷なものだったんです。寒いし、大きなピアスが木の枝に絡まったりと色々大変そうで目が離せない。そして、山を登っている時には、「無理です!」「まだ先があるの?」。秘湯が洞窟の奥にあるとわかった時には、「ん~、行けなそうです!」ときっぱり断り、結局、インストラクターさんに頼んでそのお湯を取ってきてもらっていました。楽しそうにロケをしていたけど、最後には「二度と行きたくないです!」ときっぱり言ったことがすごく面白く、番組としてもちゃんと成立していたんです。“やらない”という選択をして笑いを取る姿を見て、はっきり言うことが笑いに変わることもあるんだ、言い方次第で人を動かせるんだと勉強になりました。私だったら、裏工作とかをして、やらなくてすむ方向へと持っていきそう。なぜ、嫌な感じがしないのかと考えてみると、人としての可愛げがあるキャラクターであることはもちろん、自分の力でできるところまでは一生懸命やっていることが伝わってくるからだと気付きました。山奥に行くロケを引き受けた理由は、「面白そうだったから」で、楽しいと思うからやり、いざやってみて大変だから「嫌だ」というのは、すごくシンプルでいいですよね!彼女のように上手に断れる人になるためには、頼まれたことを達成するために必要な作業を一つずつ分解して、自分ができることは一生懸命やり、できないことは正直に断るのが大事。絶妙なバランス感がポイントだと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年3月22日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年03月19日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の内臓のことまで気にかけてくれる女性、「乳酸菌を腸に届ける女」になりきり。事前にきちんと準備して体への負担を減らす努力を。この間、焼き肉を食べに行ったのですが、一緒にいた友だちから「横澤さんの腸に乳酸菌を届けたいので、これを飲んで」と、乳酸菌が入ったキャロットジュースを手渡されました。彼女いわく、すきっ腹に突然お肉を入れると腸に負担がかかってよくないから、とのこと。そこにいたみんなで一気飲みをしたのですが、食前酒を飲んだような一体感が生まれ、婚活をしていた時の合コン前にウコンのドリンクを一気飲みしていたことを思い出しました(笑)。そして、楽しいだけでなく、彼女の備える力の高さと気遣いに感動したんです。腸のことまで心配して乳酸菌をくれる人なんて、なかなかいません。私の体をいたわろうという気持ちが伝わってきて幸福感に満たされました。実際、ジュースにどんな作用があるかということは詳しくはわからないけれど、“これでお腹は大丈夫、美味しく食べるぞ~!”というふうに気合が入って、その後の焼き肉がより楽しみになったんです。しかも彼女は、「ゴミはここに入れてね」と、空いた容器を回収する袋まで持参していて、ここまで気遣いができる人はいないと、さらに感動しました。お酒を飲む前にウコンや整腸剤をくれる人もそうですが、自分だけでなく、人のことを思ってきちんと用意をしている人は素敵だなと思いました!彼女のような気遣いができる人になるためには、自分が欲しているものを諦めず、体に負担をかけないようにする対策を、しっかりとすることが大事だと思います。たとえば、辛いものを食べる時は事前にヨーグルトドリンクを飲んで胃の表面をコーティングする、にんにくを食べる時はミントのタブレットを持ち歩くとか。自分はもちろん、一緒に行く相手のことも考えて実践してみましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年3月15日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年03月12日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、困難も前向きにとらえる女性、「寄り添い、笑いに変える女」になりきり。大変な経験を面白い話に変えられる人は素敵です!先日、保育園の面談で長女と次女の先生に会いました。今、2人ともイヤイヤ期に突入して苦しんでいるということを伝えると、「わかりますよ、保育園でもそうです」と共感してくれて嬉しい気持ちになりました。さらに、長女の先生は長女の、次女の先生は次女のモノマネをしてくれて、あるあるモノマネってこんなに面白いの!?とびっくりするくらい爆笑してたんです。たとえば、私が「貸ーしーて」と言うと「やーだーよ」と返すところや、片付けをしなきゃいけない時に、自分が始めるのではなく他の子に「片付けなきゃダメなんだよ」と言うところ。きっと先生も手を焼いているんでしょうけれど、大変なことを笑いに変えてくださってありがとうと思えたし、イライラしなくなりました。モノマネのほかにも、ヤダと言って暴れている長女を抱きかかえて「シャケって呼んでいるんです」と言うと、「もう身長が伸びているのでマグロですね」と重ねてくださったり。次女の目をつぶりながら飲み物をゆっくり飲んでいる姿を、「ソムリエのようですね」とたとえてくれることも。私は“どうすればいいんですか!?”と切羽詰まった気持ちでいたけれど、先生の面白い言い回しを聞くと心が軽くなり、子育てという壁にぶつかっているけれど、その壁が面白いものになっていると感じました。結果、面談を楽しかったな~という気持ちで終わることができ、本当にすごいなと先生をあらためて尊敬しました。先生たちのようになるには、相手に共感する力を養うこと。また、ピンチをチャンスととらえられる心を持つことが大事だと思います。たとえ大変なことが起こったとしても、「鉄板の面白話ができた!」と前向きに受け止めるように頑張ってみましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年3月8日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年03月04日遺産相続について、親族と揉めてしまったことはありますか?今回は、遺産相続トラブルを題材にした漫画「父の遺産を奪い合う兄弟の末路」を紹介します!『父の遺産を奪い合う兄弟の末路』主人公のクロキは、実家で1人で暮らす父を気にかけ、よく帰省していたのですが、クロキの兄弟たちは、父にお金の無心をし続けていました。月日が流れ、父が亡くなり、遺産をクロキたちで分配することになったのですが…。遺産はほぼクロキのものに出典:Youtube遺産はほぼクロキに相続されることになり兄弟たちは阿鼻叫喚!それもそのはず、父が今まで行ってきた兄弟たちへの援助は、生前から平等に配分していた遺産から引き出されたものだったのです。父の遺産をあてにしていた兄弟たちは、落胆するのでした…。父の援助に依存していた兄弟たち…父からお金を無心し続けた上、亡くなっても尚お金をたかろうとした兄弟たち。とんでもない執着心に驚きました…。(イラスト/エトラちゃんは見た!)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年03月04日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、エンターテイナー気分で料理する女性、「キッチンから幸せを届ける女」になりきり。料理を楽しむ気持ちは食べる人にも伝わるもの。この間、料理家の平野レミさんと共演しました。母がファンなこともあって私も昔からレミさんの大ファン。一緒にお仕事できることが嬉しいし、いろいろ教えてもらいながらアシスタントをするのもすごく楽しかったです。「えのきの茎の部分を焼いちゃおう!」と、段取りにない料理を作り始めたり、「にんじんを入れて」というカンペが出ているのに入れないので、私が入れたり。一品作ったところで「6分押しています!」というカンペが出されたり、天使と呼ばれる、差し替えを担当する映っちゃいけない人も見えていたりと、アトラクションのような感じでワクワクしました。生放送でとにかくバタバタしているけど、レミさん節が炸裂して明るい空間に。また、「食べちゃえば変わらないから!」と食材を突き刺すなどインパクトもすごいし、食パンとバターや卵などを混ぜたものを使ってクッキーを作るなど斬新な発想がすごくて、面白いな、楽しいなと思ったんです。そして番組の最後にレミさんが、「料理は口で味わうだけじゃなくて、目でも耳でもお鼻でも楽しめるもの」「キッチンから幸せを発信しましょう!」と言って終わったのですが、なんて素敵なんだろうと思いました。私は料理が苦手で後ろ向きな姿勢だし、「作ったから食べてよ」というような気持ちで作っていたな、幸せを発信できていないなと気づかされました!キッチンから幸せを届けるには、“料理を作るなら楽しいほうがいいよね”という気持ちを持つことが大事。“なんちゃって野菜炒め”のようにユニークなネーミングを考えたりと、レミさんのようにエンターテイナーな気持ちで食べる人を楽しませたいもの。料理を通じて、食卓やキッチンを明るくできたらいいですよね!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年3月1日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年02月25日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、いいあんばいでゲームを盛り上げられる女性、「ゲームコーナーを考える女」になりきり。企画力とリサーチ力が楽しい時間を作り出す!私たち芸人は学園祭に呼んでいただくことがあるのですが、ネタをやって、トークタイムやサイン色紙が当たるじゃんけん大会をするようなケースが多いもの。でも、昨年行ったとある学校のイベントは、ネタを披露した後に学生さんvs芸人で行うゲームコーナーが用意されていたんです。自分の頭に書いてあるNGワードを言わないようにしながら会話をするという内容だったのですが、こうしたコーナーを考えるのはすごいなと思いました。というのも、どう盛り上がるかなんてやってみないとわからないですし、芸人が何を言うかということも想像がつかないはず。劇場などで行うイベントの場合はプロの作家さんが付いていたりするのに、学生さんたちだけで作り上げるなんて…と感動しました。NGワードを考えたり、頭につける小道具を作ったりと手間もかかり、決めることもいっぱいあったはず。ゲームコーナーを仕切るMCの方もいて、ルールをわかりやすく説明するデモンストレーションもありました。この日のためにしっかりと準備をして、めちゃくちゃ練習をしたんだろうな…と。実際にゲームが始まるとすごく盛り上がり、学生さんは特訓を積んだんじゃないかと思うほど、芸人にNGワードを言わせるのがうまいんです。たとえば、「夏子さんは空き時間に何をしていますか?」と聞かれて「だいたいスマホを触っちゃうな」と言うと、スマホがNGワードだったり。当たりすぎても盛り上がらないし、見ている側も楽しめるものにしなければいけないのに、見事だなと思いました。盛り上がるゲームコーナーを作るためには、企画力を磨くことが大事。そして、参加する人についてちゃんと調べておくことが必要。入念な下準備が不可欠です!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年2月22日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年02月18日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の真意に気づける女性、「記入欄から読み取る女」になりきり。想像力を持ち、いろいろな可能性を考えることが大事。次女の歯科検診に行った時のこと。問診票に記入するのですが、その中に「気になるところは?」というものがあり、「特にないです」と記入しました。すると、問診の際に先生から、「わかっていると思うんですけど、お姉ちゃんがいるからといって同じものを食べさせちゃいけないですからね」と言われ、ドキッとしたんです。たしかに、長女の時にくらべて、少し意識が緩くなっていた私。先生は、「特にないです」という記述から、“2人目だからわかってます”という気持ち、ちょっと自信過剰になっている部分を読み取ったんだ、本当にすごいなと思いました。ほかにも、「お菓子やジュースはダメです、お芋にしてくださいね」「トマトが苦手ならケチャップから始めては」など、私が忘れていたことを指摘し、思い出させてくれました。また、妊娠中の検診で問診票に記入した時は、気持ちの部分でいろいろ辛くて、すべての「辛い」という欄に丸をつけ、小部屋に連れていかれたことがありました。先生は、何が辛いのかということをていねいに聞き取ってくださり、本当の原因が判明。それも、人が書いていることの真意を記入欄から読み取るちからがあるからこそできることだなと思いました。たとえば空欄があった時、“書くほどじゃない”と思ってスルーしたのか、書く時間がないほど大変な思いをしているのか、面倒なだけなのかなど、いろいろな可能性が考えられるわけです。そこに気づき、見逃さない人って素敵ですよね。まずは、普段の生活でも手紙やメッセージの文面をそのまま受け取るのではなく、相手の様子や文字を見て、ほかに真意はないかなと読み取ることが大事。その一歩先のところまで想像できるといいなと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年2月15日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年02月11日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自己アピールが上手な女性、「コンテストに出る女」になりきり。自分の人生や長所を見つめ直す機会は大事!先日、女性たちのコンテストイベントに参加する機会がありました。約2000人の参加者のうち、最終審査に残ったのはたった9人。履歴書の写真と見比べると、人に見られることで意識が変わるからか、全員とても素敵になっていました。最終審査では、2分くらいのスピーチで自分たちの魅力や持ち味をアピールしなければならず、それって難しくて大変なことですよね。でも、みなさんは堂々としていて、披露する内容もそれぞれに違っていて個性豊か。趣味を見せる人もいれば、子どもを笑顔にするためにやっている体操をする人も。どのスピーチにも彼女たちがこれまで歩んできた人生のストーリーが表れているなと感じることができ、すごく感動してしまいました。人の生き様を見られるコンテストという場所はすごく刺激的で、出場しているみなさんは本当に素敵でした!同時に、みなさんの話を聞きながら、自分がアピールできる長所ってなんだろうという思いも湧いてきたんです。街行く人に「あなたの人生で自慢できることはなんですか?」と尋ねるような番組を見ている時も、私なら何をピックアップするだろうと考えるのですが、同じような気持ちに。コンテストはこれまでの人生を見つめる機会になるし、後で振り返った時にいい思い出になる、自分の歴史に刻むことができるイベントなんだと気付かされました。そんな素晴らしい経験をするためには、まず、コンテストに一度挑戦してみるのはどうでしょうか。世の中にはさまざまなコンテストがあります。普段と違う、自分が試される場所に出ることで意識が変わるはず。あと、自分をアピールするとしたら何を言うか、ということを一度、きちんと考えてみると長所に気付けそうです。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年2月8日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年02月06日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、推しと過ごす時間を全力で楽しむ女性、「全身装備をする女」になりきり。周りの人を巻き込みながら推しを応援できる人は素敵。以前、ハリセンボンの近藤春菜さんに、Perfumeのライブへ連れていってもらいました。春菜さんはPerfumeの大ファンなのですが、会場に着いてジャンパーを脱いだ瞬間、ライブTシャツ姿になり、首に公式グッズのタオルをかけ、フル装備になったんです。その格好で、曲に合わせて踊りまくっている様子を見ていると、とにかく楽しんでいることが伝わってきました。Perfumeさんからはもちろん、春菜さんからも元気をもらい、本当にすごい方だなと思ったんです。Perfumeのメンバーも嬉しいだろうし、存在に気づいていたように感じました。ただ、春菜さんがすごいのは会場でだけではありません。ライブには3人で行ったのですが、大きな車を借りてきてくださったことに、まずびっくり。しかも、飲み物やお菓子など道中で食べるものも準備していて、まるでAP(アシスタントプロデューサー)さんかと思うくらいの気配りぶりでした。さらに、Perfumeの曲を道中のBGMとして流してくれたおかげで、ライブ中に“この曲知ってる!”と、より楽しむことができたんです。ライブ後の食事の予約、最後は家まで送ってくださり、至れり尽くせりの旅でした。何よりも感動するのは、“やってあげた感”が一切ないこと。春菜さんには、人を素直に甘えさせる力があるんだと、あらためて実感しました。春菜さんのようになるためには、“みんなで一緒に楽しもう!”という気持ちを持って、周りを巻き込みながら推すことが大事だと思いました。ファンになったばかりの新参者にも優しく、いろいろなことを教えてくれる。推しへの愛の強さが素敵な形で表れていて素晴らしいですよね。私もそんなふうに応援したいです。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。『anan』2023年2月1日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年01月28日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、謙虚な気持ちで仕事をする女性、「聞かれてから喋る女」になりきり。みんなが喜ぶことをゴールにすると上手くいく。先日、『ノンストップ!』に出演した時、テレビショッピングのコーナーで一等米のコシヒカリをいただきました。明太子と一緒に食べたのですが、一口いただいた瞬間、格別なことがわかるような美味しさにびっくりしました。それから一週間くらいして、今度は『せっかくグルメ!!』の収録に参加。試食コーナーで、とんかつとご飯を食べたところ、メインに負けないくらい白米が美味しくて、またしても驚いたんです。どちらの番組もバナナマンの設楽(統)さんがいるので、「このあいだの『ノンストップ!』のお米も美味しかったですね~」と話していたのですが、どちらの番組も、同じフードコーディネーターさんが料理を準備しているということが判明したんです。しかも、本人が「両方とも私です!」などと主張したわけではなく、私と設楽さんの話を聞いた他のスタッフさんが気づいたことがきっかけとなって、初めてわかった。私であれば、『ノンストップ!』で美味しいと言われたタイミングですぐに、「それは私が炊きました!」「お米が美味しいのはもちろんですが、水の配分に気をつけました」など、褒められたいという気持ちが強くなり、いろいろ言ってしまうはずです。テレビの収録は時間が読めないことも多いのに、彼女のお米の炊き方はいつもカンペキ。一番いい状態に仕上げるため、いろいろと計算し尽くされているのを感じました!大事なのは、“褒められる”ということをゴールとして定めていてはダメということ。彼女はきっと美味しいお米を出したら、みんなが喜んでくれるだろうと思って、裏方に徹しているに違いありません。私も、彼女のようにそうした広い視野と謙虚な心を持って、頑張りたいと思います。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年1月25日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年01月22日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、絵本を隅々まできちんと読む女性、「表紙も裏表紙も楽しむ女」になりきり。一冊で何度でも楽しめる絵本って素敵です!先日、再び「TSUTAYAえほん大賞」に呼んでいただきました。その時に、「絵本は表紙と裏表紙にも楽しみがあるんですよ」と聞いて、すごく印象に残ったんです。気になっていくつか絵本の表紙と裏表紙を見てみると、物語の最後のシーンが描かれていたり、一枚絵になっていたり、作中とは違う物語があったり…。たしかに、いろいろ楽しめることに気づかされ、面白いな~と思いました。そういえば、絵本の読み聞かせの会でも、読み終わった後に表紙と裏表紙を見せたりしますよね。最近は絵本のジャケ買いもするようになりました。さらに、私はいつもカバーを外して読むのですが、カバーの下に、表紙と違う絵柄が描かれている作品も。一冊で何度、読者を楽しませてくれるんだろう、本当にいい仕組みだな、と感心。物語を読んだ後に、もう一度お楽しみがある感じが素敵ですよね!ちなみに、うちの子どもは、子どもがたぬきの真似をしてお腹をポコポコ叩く『ぽんぽんポコポコ』という絵本が好きです。絵本の最後に一人でお腹を叩く場面があるのですが、「なんでお腹をポコポコしているんだろうね」と、いろいろ話すきっかけに。他にも、『なみのいちにち』という絵本では、波の音を、ざぶーんなどではなく、穏やかな波の音の「さんささーん」と表現していることに感動!絵本は素敵なものだとあらためて思うようになりました。絵本をいろいろな角度から楽しめる人になるためには、常に“何か仕掛けはないかな”“面白いことあるかな”と考えながら、本を隅々まで読むと発見がありそう。また、“作者は、読者に何を感じてもらおうと思ってこういう話を描いたんだろう”などと深いところまで考えることで、いろいろなものが見えてくるはず!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年1月18日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年01月14日朗らかな笑顔と、場を和ます品のある立ち居振る舞いに人柄の良さが滲み出る横澤夏子さん。気遣いを絶やさず、好感度の高い横澤さんが、日々、心がけ、実践していることとは?楽しいトークはもちろん、朗らかな表情や柔らかなムードで見る人を笑顔に導く横澤夏子さん。芸人としてのスキルだけでなく、品のある立ち居振る舞いに好感を持つ人が多いことも、さまざまな番組に引っ張りだこの理由。そう伝えると、「自分にはないものだからこそ品格のある人に憧れる気持ちは強いです」という答えが返ってきた。一つ一つの動きに重きを置くことが大事。「“本棚を見るとその人がわかる”と言いますが、私の本棚を見ると、いかに品格のある人になりたいと思っているかがわかるはずです(笑)。マナーに関する本はたくさん読み、歩き方や所作を学びました。薬指に意識を持ち、そこから思いやりのビームが出ているつもりで動かすと美しく見えるとか。実践すると、銀行員の方みたいな気持ちになれて楽しいですよ」横澤さんといえば、街で見かけた人を再現する“あるある”ネタが人気。自身も、素敵だなと思う人が現れると観察をして、マネするようにしているそう。「以前、番組で共演したアイドルの方を見た時に、登場して一礼してからしゃべり始めていることに気づいたんです。私は『横澤夏子で~す!』と言いながら出ていっちゃってたなと。“おじぎをする”“しゃべる”のように、動きの一つ一つに重きを置くと、せわしなさがなくなって品格が生まれるんだと学びました。ピン芸人という仕事柄、間が空いてしまうことが怖くて。早くしゃべらなきゃ、とずっと焦っていたのですが、人は意外と待ってくれるし、そんなに慌てなくていいんだなって。マネをしてみると、落ち着いて話すことで自然と落ち着いたムードが生まれ、相手の心も落ち着くんだとわかりました。ゼロコンマ何秒の違いですが、品格に大きく影響している気がします」理想の人をマネることを始めたのは、中学生の頃。「卓球をやっていたのですが、父に、『強い選手の戦型だけでなくボールの拾い方もマネをしろ』と言われていたんです。私は地区大会で会う1つ年上の選手に憧れていたのですが(笑)、彼女はスマートにサッとボールを拾っていて、細かいところにこそ内面が出るんだなと。所作をマネすることでその人の鎧を着ることができ、近づけたような気がしていました」TPOに合う言葉は試行錯誤の結果です。出演する番組では、ツッコミなど相手にズバリと言うことも多い横澤さん。それなのに、言葉がキツく響くことはなく、場を明るく盛り上げるのは、話し方や言葉選びへの苦心の賜物だ。「以前、ロケで年配の方に話しかける時、『お元気ですね』と言いたかったのに、『元気いっぱいじゃないですか!』と子ども相手のようなことを言ってしまい、しばらく反省しました。敬語をちゃんと使えるようにしたり、ボキャブラリーを養うために、あえて先輩や偉い人としゃべるように意識しています。試行錯誤と実践を繰り返すしかないのかなって。あと、ちょっと“ん?”と思う人がいた時は、直接的な表現はせず、悪口に聞こえないような言い方にします。例えば『不思議な人だよね』ぐらいにとどめておいたり…。単なる悪口は聞いている方も面白くないかなと思いますし」ロケ番組や取材の時、人の話を前のめりに聞く姿勢も印象的な横澤さん。それも相手に対するマナーの一つ。「婚活パーティに行っていた時に学んだのが、相手に興味がないと質問が思いつかず、話が続かないということ。逆にいうと、質問をすることで話は弾むし、相手に“自分に興味を持ってくれているのかな”と思ってもらえるんです。たくさんの人に会ってコミュニケーション能力は磨かれたと思います。でも、私はもともと、目の前にいる人が送ってきた人生や起こったドラマを知りたいという気持ちが強くあって。人の話を聞くことが好きということは大きいです」お礼の手紙を書くことや内祝いなど、古くから伝わるしきたりも大事にしている。「“そういうことができるちゃんとした人”だと思われたいんですよね(笑)。でも、長く根付いている風習には何かしらの意味があるんだろうなと気になるし、調べるようにしています。すると、“内祝いはおすそ分け”などと出てきて、これってこじつけじゃないの?と思うんですけど、面白いから実践しちゃう(笑)。しかも、自分がした気遣いって、意外と自分に返ってくるんですよね。だからこそ、ちゃんとしようとか、これからも親切のおすそ分けをしていきたいって思うんです」よこさわ・なつこ1990年7月20日生まれ、新潟県出身。芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネでブレイク。『王様のブランチ』(TBS系)などに出演中。小誌で「いい女ごっこ」を連載。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。ジャンパースカート¥12,100ブラウス¥7,700(共にFREDY&GLOSTER/FREDY&GLOSTER TEL:03・6712・6258)イヤリング¥2,800(pani pani)その他はスタイリスト私物※『anan』2023年1月18日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・大瀧彩乃ヘア&メイク・山内勝博取材、文・重信 綾構成・野尻和代(by anan編集部)
2023年01月12日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、状況に合わせて臨機応変に動く女性、「全部食べなくてもいいと言う女」になりきり。ルールに縛られすぎず柔軟性を持つことが大事!このあいだ家族でファミレスに行った時のこと。子どものために注文したお子様ランチを運んできた店員さんが、「お口に合わなかったらすみません」「全部食べなくてもいいですから」と言ったんです。これまで、そんなことを言われたことがなかったから、不思議な人だな~と思っていました。でも、その後も気になっていろいろ考えたところ、子どもにごはんを残すことを許さない母親だと思われたのかも、という結論に至りました。子どもがおもちゃを置いてあるコーナーに行こうとするのを止めて「座りなさい」と言ったり、運ばれてきたお子様ランチのゼリーを先に食べないよう隠したりする様子を見ていて、“この人なら何があっても全部食べさせるに違いない”と。それで、“無理に食べなくてもいいよ”と言おうとしてくれたんだなと気づきました。子どもが自分の好きなものを頼んだとはいえ、最後まで全部食べさせるのは至難の業。せっかく作ってくれたものを残すのは申し訳ないので、いつも“食べさせなきゃ”が最優先事項になり、鬼の形相になってしまう私にとっては、ものすごく心が軽くなるありがたい一言でした。そして、残さず食べることはもちろん大事ですが、せっかく外食に来ているのだから、まずは楽しく食べることが何よりも大事だということに、あらためて気づかせてくれるきっかけにもなりました!店員さんが私たちに言ったことは、普通、なかなか口にしないものだと思うんです。だからこそ、彼女のようになるためには、状況に合わせて、いい具合にルールから外れられることが大事。仕事のマニュアルは大事にしつつも、臨機応変に動ける柔軟性を持ち、目の前のお客さんを最優先に考える。そんな人を目指したいです。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2023年1月11日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2023年01月10日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、訪れた街のことを知ろうとする女性、「転勤先を自分のものにする女」になりきり。アンテナをしっかり張って街歩きをしてみよう!先日、埼玉のラジオ番組に出演した時のこと。パーソナリティの方と話していると、「金沢にも来てくれましたよね。私、以前、金沢でアナウンサーをしていたんです」と。さらに話すうち、北陸や東北など、私が仕事で行ったことのあるすべての地域に、転勤で住んでいた経験があることが判明したんです。さらに、美味しい食べ物や観光名所、街の人たちの人となりなど、それぞれの街の魅力や事情をちゃんと知っているところがすごいと思いました。しかも、私が金沢のマラソン大会に出たことがあるという話をすると、「だいたい雨なんですよね」と言われ、地元の人だけが知っているような情報もインプットされていてびっくり。福井県を舞台にした私の主演映画のことも知ってくれていて、「福井の人がすごく喜んでいましたよ」と教えてくれました。ラジオのパーソナリティという仕事柄もあるかもしれませんが、街を歩く時にしっかりとアンテナを立てているんだろうなと感じました。私はこれまで5回ほど引っ越したけど、彼女のように話すことはできないなと。勤務地で過ごした時間がちゃんと経験値となっているし、この人はどこでも生きていけるだろうなと、力強さも感じました。ロケ先でも仲良くなれるでしょうし、第二のふるさとと呼べる場所がたくさんありそう。コミュニケーション力や聞く力、取材力などいろいろなスキルが高い人だなと感じました。彼女のようになるには、たとえ仕事で行く場所でも“街のいいところを見つけに行こう”と前向きな気持ちを持つとよさそう。また、旅先でも地元の方と仲良くなって漁師さんから魚をもらったり、居酒屋で隣の人とお酒を酌み交わすなど、心の扉を全開にして交流することも大切だなと思いました!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2021年10月に第二子を出産。※『anan』2022年12月28日‐2023年1月4日合併号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年12月27日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の心を癒すものをプレゼントする女性、「リフレッシュアイテムをくれる女」になりきり。心が疲れた時に実践できるリセット法を熟知しよう。以前、吉本の社員さんから神社にまつわるパワーアイテムを2ついただきました。一つは、明治神宮の「やわらぎの鈴」という心身の健康を祈念したもので、鈴が宙に浮いているように見える神秘的な佇まいをしています。私に柔らかな風を感じてほしい、いい音色を聴いてほしい、という思いがあって選んでくれたとのこと。鈴って子どもの頃はよくつけていたのに、最近はなかなか手にする機会がなかったアイテム。友だちの中には、“幸せになるから”と鍵にジャラジャラつけている人もいます。たしかに澄んだ音色が気持ちいいし、鍵につけておくとすぐにありかがわかるので便利ですよね。熊よけにもなりますし(笑)。そして、もう一つは、おいせさんの「お浄(きよ)め塩スプレー」。「空気が重い、だるいと感じるような清めたい空間にいる時に使ってください。リセットできますから」と言われ、今は常に持ち歩くようにしています。どちらのアイテムも、普段の生活の中でパワーをもらえるというか、気持ちをリセットできる方法をくれる人って、すごくありがたいなと思いました。私のリフレッシュ法はキャンドルをつけ、音楽をかけながらバスソルトを入れたお風呂に入ることですが、それとくらべてもすごく手軽でいいですよね。お土産やプレゼントに取り入れてみようと思いました。心のリセットアイテムをプレゼントしてくれる人になるには、まず、自分のリセット術を熟知して、人に教えることがポイントに。コスメや美容法の口コミを参考にする人が多いように、よかったものやおすすめのものを知りたい人は多いはず。切り札じゃないですが、ちょっと心が疲れてしまった時に気持ちの逃げ道として実践できる方法を、日頃から探しておくようにしましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年12月21日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年12月19日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手の立場になって物事を考える女性、「いい意味で逆手にとる女」になりきり。ネガティブなことも前向きな褒め言葉に変換を。1歳になった下の子が最近、人見知りが激しいんです。“親以外は許さん!”と言わんばかりの勢いで、家族以外の人を見ると、ずーっと腹の底から声を出して泣き続けます。それは、ベビーシッターさんに見てもらっている時も同じなので申し訳ないし、迎えに行った時に「すみません、どうでしたか?」と謝ることも。すると、一人のシッターさんが、「今日も泣いてましたけど、すごく意志が強いですね」「お母さんじゃないということがわかっている証拠。成長しているという確認作業でもありますから」と、ポジティブな表現をしてくださったんです。そんなふうに、逆手にとっていいように言ってくれるんだ…と感動しました。その方はベテランで、どんなことがあっても動じず、どっしりとしていて心が乱されないような方。ほかにも、「お母さんがいなくて泣く時期は人生でいうと一瞬なんですよ」と言ってくれたことも。保育園の先生にも同じような方がいて、私が連絡帳に「これもやりたいあれもやりたいと、おもちゃを全部出して困ってます」と書くと、「保育園でもバタバタ忙しそうに働いていますよ」と返してくれました。子どもが遊んでいることを働いていると表すのがすごく面白いと思ったし、気持ちがラクに。そんなとらえ方ができる人って、心が広くて素敵だなと思いました。そんな表現ができるようになるためには、発想や視点の転換ができることが大事だと思うんです。子どもの立場に自分を置き換えて考えることで、保育園の先生のように「忙しい」「働いている」みたいなワードが出てくるはず。ネガティブにとらえがちな出来事を褒め言葉に変換するようなトレーニングを、日頃からやってみるのもよさそうです。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年12月14日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年12月11日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、困った人に親身に対応する女性、「薬局に駆け込んでくれる女」になりきり。自分のトラブル対処法を時に見直すことも大事。先日、先輩であるスパイクの小川(暖奈)さんたちと何人かで舞台を観に行くことに。家を出る直前、お腹が鳴ったらまずいなと思ってパントリーに置いてあったいただきものの鯖茶漬けを食べたんです。開けた時にちょっと気になるニオイがしたのですが、とりあえずいただきました。でも、その後、電車に乗っていても気になるニオイが取れず、夫に連絡してパッケージを見てもらうと、本当は冷凍保存するべきものだったことが発覚。それを私は常温で半年置いていたので、“とんでもないことになる、お腹が痛くなって吐くに違いない、最悪だ!”と絶望しました。小川さんにLINEで事情を説明したところ、「もう着いてるから薬買っておいてあげるよ。胃薬と下痢止めね!」と優しい返事が。さらに、遠隔で問診を行い薬局の人に状況を告げ、「出した方がいいらしいから薬は買えなかった。とりあえず水を買ったからいっぱい飲んで」と、まるで自分のことのように親身になって助けてくれたんです。会場に着いた後も、同じ列にミュージカル界のドンみたいな人が座っていて、“この人の前を横切ってトイレに行くんだ”と不安になった時に「大丈夫だから行って」と言ってくれました。ただ、それから1週間、私のお腹が痛くなることはありませんでした。我ながらすごいなと(笑)。小川さんは舞台の翌日も連絡をくれたし、相談するといつも24時間対応なのかな?と思うくらいすぐ返事をくれる。彼女の親身な姿を見て、自分のトラブル対処法も見直そうと思いました。小川さんのような人を目指すには、やっぱり瞬発力がものをいうと思うので、自分ができる最大限のことを考えて先手を打つことが大事。道筋を立て、最善策を導き出せるようにしましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年12月7日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年12月04日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、いつか降る雨にちゃんと備える女性、「レインコートを持っている女」になりきり。機能的なものもたくさん!お気に入りを探してみよう。子どもを保育園に送り迎えするようになり、レインコートは雨の日の必須アイテムだと気づきました。傘を差しながら抱っこをすると腕がプルプルするし、動きづらくて仕方がありません。だからこそ、次の雨の日に備えて機能性の高いレインコートを買っておけばいいのですが、私はそれができなくて…。“次いつ降るかわからないし”と面倒くさがったり、値段を見て“雨の日だけしか使わないのにこの値段?”と尻込みしたりして、結局、雨が降って困るまで買いませんでした。でも、結局、準備をしている人が勝利するわけです。実際、レインコートをちゃんと活用しているお母さんを見ていると濡れてないんです。最近は、ササッと水を払うだけでいい撥水性が高いものや、くるくるとコンパクトにまとめられたりと便利なものも多い模様。子どもを抱いていても濡れないようなサイズなど、探せばいくらでも便利なものに出合えるのだから、使わない手はないと思います。レインコートを愛用している人たちは、どこが濡れるかを全部わかっていて、私とは所作が違うのも素敵。きっと家の玄関には濡れたレインコートを干す場所があったり、使った後の動線もしっかりと決まっていそうです。防災グッズもそうですが、準備できるものを準備できる時に準備しておくことができる人はすごいと感じました。まずは、防災グッズの点検をするなど、きちんと備えるところから始めてみるのがよさそうです。生理用のナプキンやトイレットペーパーなどの必需品を、“ない!”と焦ってから買うのではなく予備を置いたりと、いつかのために今やるクセをつけられるといいですよね。ドラッグストアに行った時に買い忘れをしないようメモをしておくことも大事!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年11月30日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年11月26日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ユニークな方法で忠告をする女性、「お告げのカードをくれる女」になりきり。相手の心に刺さるアドバイス法を見つけて。先日、仕事で一緒になった、よしもとの社員・Aさんの話です。私はいつものごとく早く現場に入り、早めに着替えを済ませ、予定よりもかなり早い時間にスタンバイしていました。「機材の準備とかあるんで」と言われ、「はい」と答えつつも、「いつでもいけますから」と念を押しながら待っていたんです。するとAさんが、「オラクルカードって知っていますか?横澤さん、引いてみます?」と声をかけてきました。正直、“いつでもいけるのに何で?”と思いながらも言われるままにカードを引くと、龍が出ました。それを見たAさんが「これはね、急ぎすぎなんです」と言い、私はハッとしました。とにかくせっかちで、これまで、他の社員さんからも、「セットができてないから待って」などと、いろいろな言葉で諌められてきた私。でも、Aさんは、カードを引かせるだけで、「あ、急ぎすぎだ」と思わせ、急(せ)く気持ちを静めたんです。ちょうどその時の人生や生活リズムなども相まって、ものすごく心に刺さる一言でした。アドバイスをする方法としても面白くて心に残ったし、私に寄り添ってくれるような言い方だったことも、「はい、ちゃんと待ちます!」と素直に思えた理由だと思います。Aさんのようになるには、アドバイスの種類をいくつか持っておくことが大事だと思います。人によって刺さる言葉や視点、方法は違うもの。悩みに寄り添った的確な話ができるといいですよね~。きっとAさんは、いろいろある龍のカードの読み方から私に合ったものを選んでいて、それもすごいと思うし、たとえカードがなくても相談の受け答えが上手なはず。話し方や頷きひとつでも印象は変わるので相手に寄り添うアドバイスの仕方を目指しましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年11月23日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年11月19日大人気マンガシリーズ、今回はエトラちゃんは見た!さんの投稿をご紹介!「父の遺産を狙う義両親の末路」第1話です。最後の家族であった父が亡くなり、遺産を相続したユリ。頼れるのは彼氏のヒイラギだけで、葬儀が終わった後プロポーズされたのだが…!?半年前に父親が他界したユリ。出典:lamire父から遺産を…出典:lamire頼れたのは当時の彼氏だけ…出典:lamire葬儀の後に…出典:lamireプロポーズを断る理由はなかった出典:lamire義実家に結婚報告へ…出典:lamireなんだかあまり歓迎されてない…!?出典:lamire両親がすでにいないことを伝えると…出典:lamireなんとか認めてもらい…出典:lamire彼の両親への第一印象は…出典:lamire両親がいないことを告げたときに…出典:lamire彼に言えるわけもなく…出典:lamire自分の中にだけしまっておこう…出典:lamire【次回】結婚後に夫の態度が急変…?!父親が亡くなって天涯孤独となったユリは付き合っていたヒイラギと結婚。義実家へ結婚報告に行くも、なんだかひっかかる義母の態度…。結果から言うとこの結婚は本当に最悪の選択だった…!?(lamile編集部)(イラスト/エトラちゃんは見た!)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年11月16日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、歌が持つ力を知っている女性、「歌で応援する女」になりきり。歌詞の意味を理解して体を使って表現しよう!このあいだ「おかあさんといっしょスペシャルステージ2022」に行ってきました。会場はさいたまスーパーアリーナ、2日間で6ステージ行われるほどの人気ぶり。私も抽選に当たってからずっとワクワクしていました。そして、いざ、ステージが始まり、お兄さんとお姉さんが出てくると、子どもはもちろん、それ以上に大人たちが大盛り上がり!その中で、10年以上前から歌い継がれている人気曲「ドンスカパンパンおうえんだん」も披露されたのですが、わぁ!と気持ちが上がったのと同時に、ものすごく励まされました。というのも、タイトルのとおり、聴く人を応援する歌詞がずっと続き、途中で「フレッフレッ おかあさん!」「フレッフレッみんな!」と、こちらに呼びかけてくれるんです。それを聴いて“あ、私、応援された…”と胸にグッとくるものがありました。以前、友だちと話していたのですが、『おかあさんといっしょ』には、“子どもがテレビを見ている今のうちにできることをやってください!”というメッセージが込められているのではないか、と。そのくらい親を助けてくれる番組だし、実際、私も含めて助けられている人は多いと思うんです。会場でも、“ここにいるおかあさんたちみんな、泣いたり感動しているのかな”と思いを馳せてしまいました。人を励ます歌を歌えるようになるためには、応援ソングが持つパワーを知っていて、歌詞の意味もきちんと理解した上で歌うことが大事だと思います。そして、歌のお兄さんやお姉さんのように、関節を思いっきり曲げ伸ばししながら大きく踊り、聴いている人が“私のことを応援してくれてる!”と感じるように歌うこともポイント。体全体で表現して、想いを伝えるようにしましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年11月16日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年11月12日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、体調の変化に敏感な女性、「ベロで診断する女」になりきり。体の調子が悪くなる前にケアしてあげることが大事。この間、頭痛がすごく酷い時があり、ちょっと一回、漢方を飲んでみようと思ってお店に行きました。症状を伝えると、「ベロを見せてください」と。え、ここで?と一瞬、戸惑いながらも見せたところ、「あ、わかりました。準備しますね」と一瞬で答えを導いたので、びっくり。「どうしてわかるんですか?」と尋ねると、「血流の悪いベロをしていました」とのこと。さらに、いろいろな人のベロが載っている表を見せて解説してくれたのですが、健康だとふっくらしているベロが私の場合、ちょっと凹んでいて、色も悪かったのだとか。歯磨きをして変わるのではなく、もともと持っている色で判断しているということでした。舌の血行が悪いと頭痛につながるんだということも面白かったです。そして、先生が即座に、とんでもないスピードで診断する感じもすごくかっこよかった。さらに、ベロを見て、自分の体調を判断できるようになれたらいいなとも思いました。私は口内炎やニキビなど、目に見える症状が出て初めて病院に行ったり対処をするけれど、酷くなる前にわかると、便利でいいですよね。ちなみに、先生が見せてくれた舌の表には、形や厚み、色などさまざまな種類が載っていて、世の中には自分とは違ういろいろなベロがあるんだなと、あらためて知りました。舌で判断できるようになるためには、まず、自分の体の変化にすぐ気づけることが大事です。そして、赤信号になるまで放っておくのではなく、黄色信号くらいで一度立ち止まり、暖かくして寝るなど、病気の予防ができるといいですよね。気になることがあれば気軽に病院へ行くとか、調剤薬局でもらう冊子を読んで健康にまつわる情報を収集など、積極的に行動することも大切だと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年10月に第二子を出産。※『anan』2022年11月9日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2022年11月05日