バイオレンス・アクション大作『GONIN』の続編となる『GONIN サーガ』がクランクアップを迎え、劇中写真と主演を務めた東出昌大らキャスト陣のコメントが公開された。その他の写真1995年に公開された鬼才・石井隆監督の『GONIN』は、佐藤浩市、根津甚八、ビートたけし、木村一八、本木雅弘らが出演し、カルト的な人気を集めたアクション大作。バブル経済が崩壊し、指定暴力団五誠会系大越組から巨額の借金返済を迫られた男が、五人の男たちを集め、暴力団を襲撃したことを機に壮絶な殺し合いを繰り広げた。『GONIN サーガ』はそれから19年後の2014年を舞台に、男達が遺したそれぞれの家族たちの血と宿命に彩られた新たな物語が展開される。東出は、前作で五人に襲撃を受け、命を落とした大越組若頭・久松(鶴見辰吾)の息子・勇人を演じ、桐谷健太は、同じく前作で命を落とした久松の組長・大越(永島敏行)の息子・大輔を演じる。土屋アンナは、五誠会の2代目に秘密を握られ、今は3代目の愛人に成り下がっている元グラビアアイドル・麻美役。柄本佑は、19年前の事件の真相を追うルポライターの森澤役。そして安藤政信は、本作の五人の敵役で、前作の五誠会会長・式根(室田日出男)の孫であり、麻美を愛人として囲う、五誠会三代目・誠司を演じる。監督の意見で主演に抜擢されたという東出は、「石井組という素晴らしい組で約一カ月演じさせていただいたのは、今まで経験したことのないような現場で、貴重な経験になりました」と振り返り、「自分自身の反省点もありますがみんなで作った現場なので今は作品の完成が待ち遠しいです」とコメント。安藤は「誠司は人間の悪の部分を徹底して背負い、それを貫かなければいけない役だったので石井監督とも何度もディスカッションしながら撮影をしていきました」と話し、「僕も、自分のためでもあるけれど、何より監督が喜ぶような僕を選んでよかったと絶対思ってもらえるようにと考えながら最後までやり切りました」と語っている。本作の五人目のキャスティングはまだ発表されていないが、「ファンがあっと驚くキャスティングを予定しております」とアナウンスされている。『GONIN サーガ』2015年 秋 全国ロードショー
2014年10月22日(画像はニュースリリースより)ルビーナめぐり(R)新発売2014年10月14日、武田薬品工業は「当帰芍薬散加人参(とうきしゃくやくさんかにんじん)」を主成分とした漢方薬「ルビーナめぐり(R)」を10月28日に発売することを明らかにしました。2013年3月に武田薬品工業が25歳~30歳代女性4,107名を対象に実施した調査では、約78%が冷え性を自覚していました。そのうち、約77%の女性がむくみ・生理痛・頭重のいずれかの症状を訴えていました。当帰芍薬散に人参を加えた「ルビーナめぐり(R)」は血のめぐりをよくすることで、手足の先から身体を温めます。当帰芍薬散当帰芍薬散は漢方製剤として薬価収載されています。組成は当帰(とうき)、川きゅう(せんきゅう)、芍薬(しゃくやく)、蒼朮(そうじゅつ)、沢瀉(たくしゃ)、茯苓(ぶくりょう)。当帰と川きゅうには、血行をよくして貧血症状を改善し、身体を温める作用があります。芍薬は生理痛や肩こりなどの痛みをやわらげる生薬です。蒼朮と沢瀉、茯苓は、漢方の代表的な利尿薬で、むくみ症状を改善したりします。製品広告ルビーナめぐり(R)(第2類医薬品)の広告は冷え性・むくみ・生理痛・頭重などの不快な症状に悩む女性を気遣う猫が、「ルビーナめぐり」をすすめる内容。【参考】・武田薬品工業ニュースリリース
2014年10月18日Jダイニングはこのほど、山梨県内の土産店などで「戦国BASARA 武田軍ピリ辛ほうとう」の販売を開始した。○武田信玄お気に入りの陣中食「ほうとう」が登場同商品は、武田信玄の陣中食「ほうとう」をイメージ。一騎当千の戦国英雄となり、 大群で押し寄せる敵兵をなぎ倒し敵陣へと攻め込み、 敵武将の撃破を目指すという戦国アクションゲーム『戦国BASARA』シリーズの新グッズとなる。「ほうとう」の名前の由来は諸説あるが、"宝刀(ほうとう)""信玄自らの刀で具材を刻んだ"といった、武田信玄にゆかりのある甲斐国(山梨県)の郷土料理となる。熱き武田軍にふさわしく、ピリ辛の味わいに仕上げた。半生タイプでスープ付き。4人前で、参考価格は760円(税込)。(C) CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2014年10月15日女優で空手家の武田梨奈、5人組ボーイズグループのBEE SHUFFLE(ビー・シャッフル)、タカハタ秀太監督がこのほど、都内で行われた、映画『原宿デニール』の取材会に出席した。2015年に全国順次公開する本作は、東京・原宿を舞台に、夢を抱いた若者たちを描いた群像劇。先輩刑事との関係に一喜一憂する婦人警官、ストッキング専門店で働く韓国人青年、竹下通りでスカウトをされることを夢見る男子高校生、上京した女子高校生など、それぞれの物語が次第に交錯していく――というストーリーで、武田とBEE SHUFFLEがW主演を務めている。原宿での撮影中に、報道陣の取材に応じた武田は、「色んなタイプの人間がいて、色んな場所で色んなことが起こる、楽しい内容になっています」と笑顔でアピール。劇中では、婦人警官という役どころで制服姿を披露しており、「憧れがあったので、テンションが上がりました」とはにかむと、BEE SHUFFLEのミンスに「めっちゃ似合ってた。本物の警官かと思った」と絶賛され、ジュノにも「“空手アイドル”さんと聞いていたので、もっとガタイが良くて強そうな人だと思ってたけど、生で見たら女性的で驚きました」と称され照れ笑いしていた。頭突きで瓦割りをするCMで注目を浴び、幾多のアクション映画に出演した武田だが、「実はこの中の誰かとキスシーンがあるんです!」と明かしつつ、「今まではアクションをやる肉食系だったけど、今回は女性的な肉食系を出していきたい。見たことがない私が見れると思います」と意欲満々。一方、映画初出演にして主演および主題歌を務めるBEE SHUFFLEは、観客動員数3万人というミッションを課せられており、ジュノが「一生懸命にプロモーションをして頑張るしかない」と気を引き締めると、ミンスは「演技は初めてなのでドキドキして緊張してるけど、頑張るので応援してください」とアピールしていた。
2014年10月08日『レオン(LEON)』表紙モデルのパンツェッタ・ジローラモ、武田修宏、槙野智章、LEON編集長・前田陽一郎がメンズファッションについて語るトークショー「ISETAN MEN’S×LEONスペシャルトークショー Supported by KDDI」が1月13日、伊勢丹新宿店メンズ館で行われた。このトークショーは、14日まで同店で開催された「ピッティ・イマジネ・ウォモ・アット・イセタンメンズ(PITTI IMAGINE UOMO 84 at ISETAN MEN’S)」にあわせて行われたイベント。同館では期間中、イタリアの世界最大の紳士服見本市「ピッティ・イマジネ・ウォモ(Pitti Immagine Uomo)」(以下、ピッティ)を再現し、14SSのトレンドアイテム販売や、来店客のファッションスナップ撮影などを敢行した。トークショーでは、ジローラモは「タリアトーレ(TGLIATORE)」のカモフラージュ柄ジャケット、武田は「ラルディー二(LARDINI)」のマドラスチェック柄ジャケットと「ジー・ティー・アー(G.T.A)」のサーモンピンクのパンツ、槙野はタリアトーレのネイビージャケットとジー・ティー・アーの白パンツ、前田は「エムズ ブラック(m’s braque)」のネイビースーツに白スニーカーという出で立ちで登場。トーク中、同館来店客のスナップがスクリーンに映し出され、登壇者がコメント。ベストスナップ賞には、オフホワイトのムートンコートに細身のデニムを合わせた男性が選ばれ、サイン色紙が贈られた。4人はスナップの感想として、大人のオフのスタイリングのヒントになるコーディネートが多々あった。どこかに明るく色でアクセントをつけたりと、自分のキャラクターと遊び心を組み合わせたファッションを楽しんで欲しいとコメント。ピッティのスナップは今やイベント名物。実は『レオン』がパイオニアだという。「12年前に『レオン』がピッティの来場者を取り始めたのが最初。モデルのような体型ではないリアルな体型を生かしたスタイリングが見られ、とても参考になる。その後世界中の媒体が撮影しに来るようになり、現在では場所取りが大変で、ランウエイのようになっている」と前田氏。最後は抽選会が行われ、参加者との撮影会が行われてイベントは締めくくられた。
2014年01月16日(画像は武田久美子オフィシャルブログ「Kumiko’s San Diego Life」より)武田久美子、ついにブログ開設!オシャレで大胆で、常に輝いている……、それが武田久美子さんのイメージでしょうか。映画やグラビアで一世を風靡した彼女は、現在一児の母としてアメリカのサンディエゴで暮らしています。活動の拠点がアメリカへ移ったことから、日本のメディアへの出演が激減し、寂しい思いをしていたファンに朗報です。先月22日にファン待望の彼女のブログが開設されました。サンディエゴの魅力が満載サンディエゴをはじめアメリカの最新情報を発信するべく、苦手なコンピュータ操作に奮闘中の彼女。ブログには、陽気で開放感ある写真がアップされ、現地の魅力がたっぷりと紹介されています。11月22日には、自宅の庭にあるジャグジーで、ミモザを片手に楽しむ姿が掲載されました。これはアメリカンの日曜日の定番ということ。なんともゴージャスで羨ましい限りです。お決まりの朝食もまた、朝ご飯のメニューも公開されています。アメリカ暮らしということで、パンやハムなど洋食中心かと思えば、意外にも納豆や小魚、お味噌汁といった和食のおかずがならびます。毎朝バレエに行く前に、このお決まりの朝食を食べていくそうです。彼女の美しいプロポーションは、和食のおかげなのかもしれません。今後も、アメリカの最新コスメやファッション、レストラン情報、彼女の食事メニューなどどんどんアップしていく予定とのこと。アメリカのトレンドをチェックしながら、彼女の美しさにも迫れる、女性必見のブログとなりそうです。【参考リンク】▼武田久美子オフィシャルブログ「Kumiko’s San Diego Life」
2013年11月26日BS-TBSで9月4日(火)から放送開始となる『戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY-』でダブル主演を務めた林遣都と武田航平が、オリジナルのゲームやアニメーションに囚われずに伊達政宗や真田幸村という戦国武将に新たな血を通わせたことを説明し、ライバル同士を演じる過程で本人たちも友情を培ったと語った。その他の写真シリーズ累計310万本突破の大ヒットゲーム『戦国BASARA』初の実写テレビドラマ化で、甲斐の虎・武田信玄に立ち向かう奥州筆頭・伊達政宗を林が、そのライバル役で武田軍の熱血漢・真田幸村を武田が演じるCGアクション・ドラマ。完成版を観た林は「原作ゲームのようにCGや激しいアクションがバリバリかと思えば、政宗と幸村の行方がめちゃくちゃ気になる展開に驚きました」とストーリーにハマってしまったと言い、武田も「『戦国BASARA』らしい本格アクションが見ものですが、最終的に織田信長(GACKT)にどう立ち向かっていくかというドラマも面白くて。わくわくする作品になっています」と自信を示した。政宗も幸村も実在した人物だが、政宗は異国語を操るなど、史実に囚われない個性的な設定が『戦国BASARA』の世界だ。そこで初めての実写作品を演じる上で軸にしたものが、キャラクターの“感情”だったという。「第2話に幸村が葛藤するシーンがありますが、ゲームのキャラクターにはない感情に満ちていました。その時、これは僕たち人間が演じるわけだから、自分たちの感情を軸にして駆け抜けようと改めて思いました」(林)。この林の想いを初めて聞いた様子の武田は、「それを林君に感じてほしくて、感情をぶつけたシーンです(笑)」と告白。「以前ドラマで共演した時の印象で、林君は全力で作品や役柄に向かってくる人ということが分かっていました。だから僕も全力で主張をしないと、思っていることを理解してもらえないような気がして、それを感じ取ってくれたことはうれしいですね」。そしてライバル武将の関係を築く過程で、お互いの心の中でも“何かが着火したようだった”とも回想する。「政宗と幸村の姿を見て、ライバルは単に負けたくない関係だけではなくて、究極にはお互いに大好きだと思いました。コイツがいるからこそオレがいる、いなければ無意味みたいな関係。だから航平君とも負けたくないという関係だけじゃなく、認め合いながらも自分にないものを持っていれば遠慮なく頼っていました。そういう関係が真のライバルだと思います」(林)、「彼らは、信長は通過点で、その先にあるものこそが自分たちが決着をつけることと言って走り続けますが、僕たちも先を見てお互いに頑張っていこうという想いを共有した現場でした。それは政宗と幸村の関係にシンクロしていった瞬間でしたね」(武田)。ドラマ『戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY-』MBS:毎週木曜深夜1時25分 放送中BS-TBS:9月4日(火)深夜3時よりスタート取材・文・写真:鴇田 崇(C)「戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY-」製作委員会
2012年08月28日「クランクアップを迎えて『おつかれさまでした』って声をかけられたとき、思わずワンワン泣いちゃったんですよ」――。それは東出昌大というひとりの俳優が誕生した瞬間だった。10代の頃からモデルとして活躍し、3度にわたってパリコレのランウェイを歩くなど世界の舞台で戦ってきた。そんな彼が23歳にして俳優に転身し、初めて臨んだのが映画『桐島、部活やめるってよ』である。初めての演技の中で24歳のルーキーは何を感じ、何を手にしたのか?映画の公開を前に胸の内を語ってくれた。俳優としての道、その“覚悟”「小説すばる新人賞」を受賞した朝井リョウのデビュー小説を映画化した本作。学校の人気者・桐島がバレー部を退部したといううわさが校内を駆け巡り、友人、カノジョ、果ては桐島と全く接点のなかった者まで様々な視点で青春が切り取られていく。東出さんが演じたのは桐島の親友の宏樹。多くの役がオーディションとワークショップで決まったが、中でも宏樹は最も多くの候補者が集められた役でもあった。そんなこととはつゆ知らず、当時まだモデル事務所に所属していた東出さんは軽い気持ちでオーディションに足を運んだという。「最初からあきらめていたというのも変ですが、『まさか自分が役者なんて』という気持ちが強かったんです。マネージャーが先方に『東出は芝居をしたことないし、できないですよ』と伝えていたくらいで、そんなやりとりがあった後だったので興味を持っていただけるとも思ってなかったんです」。1次選考で吉田大八監督と初めて顔を合わせ「すごく面白い方で、この人と仕事ができたらいいなぁと思った」と言うが、それでもまだ「まさか」という気持ちの方が勝っていた。だが選考が進むにつれて自身の中での気持ちが変化していくのをひしひしと感じていた。「モデルの場合、オーディションはあっても2次までなんです。だから3次選考に呼ばれたと聞いて『マジで?これはもしかするかも…いやいやいや!』って感じでしたが(笑)、だんだん躍起になっていき、その次になると『ここまで来たからには絶対に受かりたい』という気持ちになってました。そこで、また次があることを聞かされて、その頃にはほかの俳優のみなさんとのセリフのやりとりもあったりして、ハードルがどんどん上がっていくんです。意地もあったし、やりがいも感じたし、できないことも増えていったけどそれを面白いって感じるようになってましたね」。最終選考が終わったとき、吉田監督に改めて「これから役者一本で腹を括れるか?」と俳優の道に進む“覚悟”を問われたという。「別室に呼ばれて監督に『どうだった?』と聞かれて素直に『精一杯でした』と答えたんです。『いま、宏樹役を東出くんで考えてる』と言われたんですが、宏樹は原作でも中心人物の一人だったし出番も多い。現場に入ってから心が折れて『やっぱりできません』というわけにはいかないので、あのとき監督は覚悟を決めて『できます』と言える人にしか役は与えられないと最後に確認したんだ思います」。その言葉通り、“元パリコレのモデル”という肩書もプライドもかなぐり捨てて、撮影を通じて「とにかくできることは全てやろうという気持ち」で喰らいついていった。「監督からは『(宏樹がつるむ)帰宅部のみんなで一緒にご飯に行ってこい』と指令が出されたんですが、そういうところで『俺、今回が本当に初めてで』と最初から自分を全てさらけ出したんです。みんな年下ですが、本当にしっかりしてるし『いいものを作ろう』っていう情熱が伝わってくるんです。だから恥ずかしいとかそういう気持ちを抱くことなく『芝居ってどうしたらいいの?どういう風に考えてどう役作りしていくの?』ってどんどん聞いて、台本の読み方を教えてもらうところから始まり、勧められたことは全てやりました」。宏樹はかわいい彼女と陽気なクラスメイトに囲まれた“上”のグループの学生。放課後は帰宅部の仲間とバスケに興じるなどワイワイと高校生活を過ごしつつも、心のどこかに自分でもよく分からない不安やいら立ちを募らせている。それは映画のクライマックスでの映画部の前田(神木隆之介)とのシーンへと帰結していく――。東出さんはかつて高校時代に自身が感じた感情を引き出しつつ、宏樹の内面を作り上げていったと明かす。「僕自身、どちらかというとうるさいグループで『お前なんて悩みないだろ』って思われてたかもしれないけど、確実にモヤモヤした気持ちは抱えてました。モデルの仕事をしてはいたけどそれで一生とは思ってなくて、漠然と大学行くのかなとか。そういうときに美術部や軽音部の連中から『美大に行く』『音楽で生きていく』なんて話を聞かされると雷に打たれたような衝撃を受けたり。それはまさに宏樹と前田のやりとりですよね。限界に近づいていた宏樹が、カッコつけつつも最後の最後で心の声に正直になった結果があのシーンなのかな、と思うとすごく理解できました」。俳優業は「マイペース」、女性には「甘えさせてほしい」オーディションで覚悟を固めた東出さんだが撮影、そしてクランクアップ時の“号泣”を経て、俳優を一生の仕事とするという思いはますます強くなっているようだ。「これまで仕事のことで泣いたことなんてなかったし、ましてや23歳(当時)にもなって自分がそんな反応を示すなんて思ってなかったんですが…(苦笑)。その後、ロケ地の高知から東京に戻って年が明けてもふと『あぁ、もう『桐島』の撮影はないんだな』という思いがよぎってポカンとしてしまうこともあって…。それだけこの仕事にのめり込んでたんだなというのを改めて強く感じました。理想の役者像ですか?人間性を伴った俳優でありたいと思っています。身近なところでいいから幸せになって、それが反映されるような役者になれたらいいですね」。最後に映画ともこれまでの話とも全く関係のない自身の恋愛観についての質問を投げかけると、少しだけ頬を緩めつつこんな答えを返してくれた。「俳優の仕事って“勉強”という一言で片づけちゃうけど、釣りに行ったり慣れないボウリングをやったり、寄席や演劇に行くことも読書も全てが仕事なんですよね。だからそういう部分を理解してもらえないと付き合えないかなと思います。あと良くも悪くもマイペースでないとやっていけない部分もあると思うので柔軟に甘えさせてくださる方がいいですね(笑)」。(photo/text:Naoki Kurozu)特集:年下のカレ■関連作品:桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社
2012年08月06日あのフセイン大統領の息子・ウダイの影武者の物語を描いた映画『デビルズ・ダブル』の公開を記念して、サッカー解説者の武田修宏が1月6日(金)にトークイベントに出席。映画のオリジナルポスターと同じように、全身に金粉を塗りたくり、主演のドミニク・クーパーと同じポーズで撮影されたスペシャルポスターを公開した。実際にウダイの影武者を務めたラティフ・ヤヒアが著した本を原作にした本作。ウダイと同級生で顔が似ていたという理由で強制的に影武者にさせられ、運命を狂わされた男の苦悩や人生を取り戻すための闘いを描く。武田さんは、1993年にカタールで行われたワールドカップ最終予選のイラク戦に途中出場しており、いわゆる“ドーハの悲劇”を体験したひとり。そのとき、イラクのサッカー協会の会長を務めていたのがウダイ。前半が日本のリードで終わると、ウダイはイラクチームのロッカールームを訪れて選手たちを“激励”し、イラクにとっては消化試合に過ぎなかったはずが、後半から目の色を変えてプレイし始めたとも言われている。武田さんはその後、日本を訪れたイラクの選手と食事を共にすることがあったそうで「実際に彼らから本当に大変だったという話を聞きました」と明かし、「日本ではドーハの悲劇と言われてますが、イラクにもドラマがあったんだなと思います」としみじみと語った。実際に映画を観ても「想像もつかないようなそんなことがあったのかという思いです。いまの時代に影武者なんて本当にいるのかと」と感じたそう。また「(ウダイの)ファッションがすごいオシャレで勉強させてもらいました」とも。さらに「僕もかつてはポルシェに乗ってホテルオークラのスイートで生活してたこともあったし、南米のパラグアイで一人で暮らしてたこともあった。(ウダイと影武者の)天国と地獄、華やかなときと大変なときが描かれていて共感を持てましたね」と自らの人生をふり返りつつ語った。金箔を前身に塗って撮影されたポスターについては「うまくできてますね。もう少し痩せたら似てますよね(笑)」とご満悦。さらに今年の目標を尋ねられると、絵馬に「健康、貯金、結婚」と書き込んだ。華やかな独身生活を楽しんでいるようにも見えるが「もう45歳ですからね。人生のロスタイムに入っているので早くシュートを決めたい。今年中に決められるように積極的にアクションを起こしていきたい。期待しててください!」と力強く宣言。報道陣からの「候補者は?」という問いに「最近、道端アンジェリカさんと食事する機会があったんですが、事務所の社長がいましたし、安田美沙子さんと食事したときも和田明子さんがいたし…。同席が多いですね。厳しいマークを外さないと」と往年の名ストライカーも苦戦気味のようだった。『デビルズ・ダブル』は1月13日(金)より公開。■関連作品:デビルズ・ダブル―ある影武者の物語― 2012年1月13日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© Filmfinance VI 2011 - All Rights Reserved■関連記事:悪魔の影武者を生きた男の実話『デビルズ・ダブル』試写会に20組40名様をご招待
2012年01月06日就職氷河期とも言われるこの時代。面接のプレッシャーにも負けない強い心は常に持ち続けていたいものですね。「空手はいいですよ。心が強くなります」と話すのは武田梨奈さん。今年5月に全国公開された映画『ハイキック・ガール!』で主演を務めた現役女子高生(18歳!)の女優さんです。映画は得意技の“高速ハイキック”を武器に大人を次々と打ち負かす痛快なアクションが見もの。強さの秘訣を探るべく、お話を伺いました。―映画のなかだけではなく、実際にも空手黒帯で全日本チャンピオンだとか。どうやったらそんなに強くなれるんですか?「強くないですよ(笑)。こう見えて弱いところもあるんです。映画ではすべての技を本気で当てにいくのですが、相手の俳優さんの顔を蹴るときに遠慮しちゃって監督に怒られたり、アクションレッスンでこれをやってみてと言われて、できなかったりとか、すごく悔しい思いをしたことはありました」―そんなときはどうするんですか?「一人でよくカラオケに行きます。倖田來未さんを歌いまくって発散します。あとは密室でDVDを見て泣く。泣くとスッキリしてまた次のレッスンをがんばれるんです。あとは目標にしているジャッキー・チェンさんのアクションを見てイメージトレーニングをすることもあります。元気がないときは好きなことをするのが一番だと思っているので」―なるほど、気持ちの切り替えが上手ですね。「これまでオーディションを受けて落ちたこともあったのですが、その時にくやしかった気持ちもすべてが経験になって今につながっていると思っています。こうして前向きに考えられるのも、小学生のころから続けている空手で精神や礼儀を学んで、体だけではなく心が鍛えられたからなのかもしれません」―心が強くなるなら、僕も空手をやってみたいですね。「『ハイキック・ガール!』はこれまで空手に興味がなかった方にも楽しんでもらえるような作品になっていると思います。これを見て、たくさんの人が私も空手をやってみたいなと思ってもらえたらうれしいです」―最後になるのですが、例のハイキックを実際に見せてもらえませんか?「いいですよ。でも以前、スタントマンさんと撮影の合間にけり合いをしていてあばらにヒビを入れちゃったことがあって……」―え、いや、見せていただくだけで、僕はあの……わっ!!「寸止めにしときました。映画、ぜひ見てくださいね!」―……ぜ、絶対見ますね、ありがとうございました。平成生まれの新鋭アクション女優・武田梨奈さんが大活躍する映画『ハイキック・ガール!』のDVDは12月23日からセル&レンタルされるとのこと。武田さんのしなやかなけり技を堪能したい方はぜひ手にしてみてはいかがでしょうか。華麗なアクションの中に現代を強い心で乗り越えるためのヒントが見つかるかもしれません。※武田さんの今後の予定はこちら↓■「ハイキック・ガール」DVD発売記念イベント12月23日(水)13:00~秋葉原・石丸電気ソフト本店(8Fホール)16:00~有楽町・ビックカメラ有楽町店本館1Fピロティ(正面入口)■2010年3月30日全米DVDリリース(根岸達朗/プレスラボ)【関連リンク】映画『ハイキック・ガール!』オフィシャルサイト5分に1回のアクションシーンで休む間なし!ソニーピクチャーズDVDは通常版と特典映像付きの豪華版(2枚組)がありますTSUTAYAのレンタル料金は全国一律じゃなかった!だそうです、知ってました?
2009年12月15日