声優の宮野真守が15日、東京都練馬区のとしまえん跡地に16日にオープンする「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」で行われたオープニング前夜祭 レッドカーペットイベントに出席した。一般の『ハリー・ポッター』ファン300人も駆け付けた同イベント。『ハリー・ポッター』シリーズのパーシー・ウィーズリー役と『ファンタスティック・ビースト』シリーズの主人公ニュート・スキャマンダー役の吹き替えを務めた宮野は、「マモ~!」と名前を呼ぶ声などに笑顔を見せながらレッドカーペットを歩いた。『ハリー・ポッター』シリーズに出演したトム・フェルトン(ドラコ・マルフォイ役)、イヴァナ・リンチ(ルーナ・ラブグッド役)、マシュー・ディビット・ルイス(ネビル・ロングボトム役)も来日し、イベントに登場。宮野は3人とともにステージに登壇し、「貴重な体験だと思うので楽しみたい」と笑顔を見せた。また、宮野は「僕18歳のときにパーシー・ウィーズリーの声をやらせていただいたので、(大人になったキャストを見て)大きくなったな~と思って」と話して笑わせ、トムから「(パーシーの)声を聞かせて」とリクエストされると、「階段には気をつけて、じっとしてないから」という劇中のセリフを披露。トムらは喜び、マシューは「素晴らしい」と称えた。そして宮野は、同施設について「日本にしかないシチュエーションの場所があるので存分に楽しんでほしい」と魅力を伝え、「日本の皆さんにもこのスタジオツアーが素敵な宝物になるように盛り上げていきたい」と力を込めた。アジア初の「ワーナー ブラザース スタジオツアー」となる同施設は、映画『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズの制作の裏側を体験できるウォークスルー型エンターテインメント施設。実際に映画に携わったイギリスのクリエイターたちがオリジナルの手法と技術で制作した数々のセットや小道具、衣装を楽しみながら、『ハリー・ポッター』の世界に入り込んだかのような体験ができる。ハリー・ポッターの屋内型施設として世界最大の規模となる。イベントには、大島麻衣、太田光代、小田井涼平&LiLiCo夫妻、尾上松也、霜降り明星 ・せいや、関根麻里、DAIGO、高橋愛、NiziU・ニナ、堀田茜、本並健治&丸山桂里奈夫妻、美山加恋、吉田鋼太郎らも出席した。
2023年06月15日アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が主演を務める、映画『法廷遊戯』(11月10日公開)の出演者が7日に公開された。同作は五十嵐律人による同名小説の実写化作。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、法曹の道を目指すセイギ(永瀬廉)、セイギの幼馴染で法律を学ぶ織本美鈴(杉咲花)、模擬裁判を司る天才・結城馨(北村匠海)の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。事実は二転三転、四転五転し、常識を覆す驚愕の結末が待つノンストップ・トライアングル・ミステリーとなる。久我清義(永瀬廉)・織本美鈴(杉咲花)・結城馨(北村匠海)が通うロースクールの教授 奈倉哲役に柄本明、久我清義の過去を知る弁護士の釘宮昌治役に生瀬勝久、警察官で結城馨の父親 佐久間悟役に筒井道隆、物語の重要な鍵を握る何でも屋の沼田大悟役に大森南朋と、4人の名優が脇を固め、作品にさらなる深みを与えている。写真からも不可解や怪訝な面持ちでただならぬ雰囲気が漂った。○柄本明 コメントこの作品は法律、法廷を舞台にあっち行ったりこっち行ったりと二転三転していき、永瀬さんはじめ若手俳優の方々がどったんばったん暴れまくるスリルサスペンス劇であります。安心のない不安のままに真っ当に進んでいくお話しです。どうか楽しんでください。○生瀬勝久 コメント今回は出演がワンポイントでしたのでできる限りリアルに、演じすぎることのない様に、集中して演じました。観てください。○筒井道隆 コメント素晴らしい作品に参加させていただきありがとうございます。現場は穏やかで居心地が良かったです。人とは何だろうと考えさせられる作品でした。○大森南朋 コメント脚本を読ませて頂いた時からまるで掴み所のない役だと感じてまして現場に向けて準備をしながら掴み所を一生懸命、探してみたのですが上手く見つからず。結局、何も掴めないまま現場に入ってみたところ。深川監督からまた掴み所のないような演出を頂きながら、何とか完成した掴み所のない役でした。(C)五十嵐律人/講談社 (C)2023「法廷遊戯」製作委員会これがまた何故だか楽しかったのです。
2023年06月07日声優の宮野真守が9日、都内で行われた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』公開記念舞台挨拶に登壇した。本作はイルミネーションと任天堂が共同で制作した「スーパーマリオ」のアニメーション映画。ニューヨークの配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージが、魔法に満ちた世界に迷い込み、絆の力で世界の危機に立ち向かう。この日の舞台挨拶では日本語版吹替声優陣が集結し、マリオ役の宮野真守、ルイージ役の畠中祐、ピーチ姫役の志田有彩、クッパ役の三宅健太、キノピオ役の関智一、ドンキーコング役の武田幸史が登壇した。それぞれ演じたキャラクターのフレーズを披露。宮野は「イッツミーマリオ!」と笑顔で挨拶し、「なんとマリオ役をやらせていただきました。こんなことが自分に起こるかと思って光栄に思っています」と喜びを語った。本作の興行成績は全世界で1500億円突破、4月28日に公開を迎えた日本でもすでに65億円突破の大ヒットを記録している。宮野は「世界でのヒットも耳にしていたので日本での反応はどうかなと気になっていたところではあったんですけど、日本の皆様もたくさんたくさん見てくださったということで本当にうれしく思っています」と喜んだ。舞台挨拶には、本作のアンバサダーを務める西野七瀬も出席。大ヒットに「すさまじいですよね。そんな映画に携わらせていただいてすごくうれしいです」と声を弾ませた。
2023年05月09日取材部屋に入ってきた瞬間から、溢れる“マリオ愛”が止まらない。映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の日本語吹き替えを担当した宮野真守(マリオ役)と畠中祐(ルイージ役)の軽妙な掛け合いから、いかにそれぞれのキャラクターを愛しているかが伝わってくる。2023年4月28日に封切り予定の本作について、宮野と畠中はどんな思いでマリオとルイージに命を吹き込んだのだろうか。マリオ・ルイージ役は「想像もしなかった」伝説的人気を誇る任天堂のゲーム「スーパーマリオシリーズ」。国内外を問わず知らない人はいないだろう。配管工として働く兄弟マリオ&ルイージの存在は、多くの人の心に残っている。そんな、ある意味“大きすぎる”キャラクター・マリオを演じた宮野は、どんな思いで臨んだのか。「僕自身マリオが大好きで、子どもの頃からゲームをやってきました。だから『“僕、マリオやりました”って言えるんだ!』って思えて、じわじわと喜びがわいてきて(笑)。あらためて、声優ってすごいなあと思いましたよ。だって、マリオになる人生なんて想像もしなかったですから」マリオの弟であるルイージを演じた畠中は「ガンダム、ウルトラマン、そしてマリオですもんね。声優界で一番すごいと思いますよ!」と受けながら「でも、僕も同じ気持ちです」と続ける。「子どもの頃からずっと見てきたルイージですから、演じられてとても嬉しいですし、光栄でしかないです。あのルイージから僕の声がするなんて、思いもしないじゃないですか。宮野さんと同じで、後から嬉しさがわいてきましたね」「わかるわあ、信じられないよね!」と宮野が言う様子からも、二人にとってマリオとルイージの声を演じるのは、これ以上ない機会だったことが伝わってくる。一度話したら止まらない“マリオ愛”映画にちなみ「スーパーマリオシリーズはプレイしたことがありますか?」と問うと、溢れるマリオ愛が爆発した。とくに宮野のマリオに対する思い入れには、これ以上ない熱量が感じられる。「『スーパーマリオブラザーズ』から、相当やり込みましたよ! 当時はセーブ機能がなかったので、なかなかクリアができなかったんですよね。だから、全部の面まで行けた記憶がないです。でも、ワープゾーンっていうのがあって、そこを通れば最後の面まで行けるんですよ!」セーブ機能がないという事実は、現代から考えると衝撃的かもしれない。ゲームのなかで一度でもミスをしたら終わり、最初からやり直しなのだ。「子どもながらに、そのヒリヒリ感を味わうわけですよ。楽しかったなあ〜!」と語る宮野は、まさに童心にかえって当時のことを懐かしんでいる。「さすが宮野さん、詳しいですね! 僕は、父親からスーパーファミコンの『スーパーマリオワールド』をもらってプレイしていました。あとは、64(NINTENDO64)を持っている友人の家に遊びに行って、ひたすら『マリオカート』をやっていましたね。当時は小学生でしたけど、白熱してくると結構バチバチにやり合って」畠中からも当時の“マリオにまつわる思い出”が飛び出すと、「喧嘩になっちゃうよね! 僕も兄からたびたび『もう真守とはやらない!』って言われてたよ、喧嘩になるから(笑)」と宮野。マリオに対する愛と思い入れが強すぎるあまり、時には友人や兄弟とぶつかり合ってしまうエピソードは、もしかしたら世代を問わず普遍のものかもしれない。宮野は中学生当時、周囲の誰も持っていなかった「マリオカートのカードゲーム」までやり込んでいたという。「UNOみたいなカードゲームで、4人までプレイできるの。知らないでしょ!」と一度話したら止まらないマリオトークに、畠中も「聞いたことない! レアですね〜!」と盛り上がっていた。それぞれの個性が乗ったマリオとルイージの魅力宮野が演じるマリオ、そして畠中が演じるルイージの魅力とは。共演歴のある二人に、あらためてそれぞれの演技について問う。「宮野さんの良さ、個性を残したままマリオを演じるって、すごいことだと思うんです。もちろん、元のマリオの声に近づけていくことも大切。だけど、マリオの良さに宮野さんの個性がしっかり乗っかっているのが、二人で掛け合いをしているときに身近で感じられて……衝撃でしたね。そのおかげで、僕も楽しくルイージを演じられました」ゲームのなかで親しんでいたマリオとルイージが、映画では“ブルックリンで配管工として働く青年たち”として描かれる。まだ若く、なかなか上手くいかない仕事や、この先の生きる道にも悩むリアルなマリオとルイージ。「自分の思うマリオ像も大事にしながら演じました」と宮野は語る。「畠中くんが演じるルイージって、どんな人にも自然に可愛らしく受け取ってもらえると思うんです。彼自身はルイージ役に決まったことに驚いていたけど、畠中くんの人懐っこい性質って、ルイージによく合っている。守りたい、助けたいと思えるルイージの存在が、この映画ではすごく大事。畠中くんが演じるルイージの声を聞きながら、僕自身も『絶対にこのルイージを助けるんだ!』って気持ちで収録に臨めました」少し照れながらも、それぞれの演技の良さを的確に言葉にする宮野と畠中。その実直な語り口には、互いへの信頼と、作品に向き合う真摯な姿勢が感じられた。童心にかえる、全世代がワクワクする映画多くの人がプレイしてきたであろう、世界的人気を誇るスーパーマリオシリーズの映画化。公開を待つ人々に向け、外せないポイントをアピールしてもらう。畠中から飛び出したキーワードは「ひらけている」だった。「マリオって、どんな世代や国の人にもひらけているなと感じます。誰がどう見たって楽しめる映画になっている、それってすごいこと。僕自身もワクワクするし、このワクワク感こそがマリオの魅力だと思います。ぜひ劇場で体験してほしいです」それを受けた宮野も「童心にかえる」というキーワードで、熱く締めてくれた。「やっぱりマリオって、みんなのマリオですよね。この映画を観たら、それぞれの記憶にあるマリオが蘇ってくると思います。マリオカート、タヌキマリオ、ネコマリオ、チビマリオ、そしてファイアフラワー! 童心をくすぐってくれるエンタメ要素が非常に強いんです。マリオって近くにいたんだな、寄り添ってくれていたんだなと実感できる映画になっていると思います」取材・文:北村有撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントおふたりのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』4月28日(金) 全国ロードショー(C)2023Nintendo and Universal Studios
2023年04月17日永瀬廉、杉咲花、北村匠海が共演するノンストップ・トライアングル・ミステリー『法廷遊戯』より、超特報映像が公開された。映像では、永瀬さん演じる主人公・セイギをはじめ、同級生の美鈴(杉咲さん)と馨(北村さん)といった3人を取り巻く殺人事件の断片が集められた。弁護士バッジを胸に法廷に立つセイギ、横たわり不穏な笑みを見せる美鈴、ナイフを手にする馨、駅構内の防犯カメラ映像、学生たちがロウソクを手に寄り集まる「無辜ゲーム」の現場、謎のビデオカメラ――。また、真実を手繰り寄せるように時間が巻き戻され、さらに映像は加速。美鈴が警察の監視のもと歩く姿や、血を流し倒れる男性の遺体など、衝撃的な映像も。そして物語の全貌が謎に包まれたまま、ラストは過去のセイギを丸で囲んだ写真で映像は幕を閉じている。『法廷遊戯』は11月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:法廷遊戯 2023年11月10日より全国にて公開(C)五十嵐律人/講談社(C)2023「法廷遊戯」製作委員会
2023年04月14日アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が主演を務める、映画『法廷遊戯』(11月10日公開)の超特報映像が14日に公開された。同作は五十嵐律人による同名小説の実写化作。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、法曹の道を目指すセイギ(永瀬廉)、セイギの幼馴染で法律を学ぶ織本美鈴(杉咲花)、模擬裁判を司る天才・結城馨(北村匠海)の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。事実は二転三転、四転五転し、常識を覆す驚愕の結末が待つノンストップ・トライアングル・ミステリーとなる。この度公開された超特報映像では、ロースクールに通い、弁護士となる主人公・セイギ(永瀬廉)と、その同級生の美鈴(杉咲花)と馨(北村匠海)の3人を取り巻く殺人事件の断片が集められている。弁護士バッジを胸に法廷に立つセイギ、横たわる美鈴の不穏な笑み、ナイフを手にする馨の姿を皮切りに、物語の断片が次々とカットインしていく。駅構内の防犯カメラの映像、学生たちがロウソクを手に寄り集まる「無辜ゲーム」の現場、そして岩場に残された1台のビデオカメラ、驚愕の表情を浮かべこちらを覗くセイギと、真実を手繰り寄せるように時間が巻き戻され、さらに映像は加速する。たたみ掛けるような断片カットの応酬のなか、美鈴が警察の監視のもと歩く姿や血を流し倒れる男性の遺体など、衝撃の映像も捉えられている。誰が被害者で加害者なのか、物語の全貌はまだ謎に包まれたまま、意味深に丸で囲まれた過去のセイギの写真を最後に映像は終了する。(C)五十嵐律人/講談社 (C)2023「法廷遊戯」製作委員会
2023年04月14日King & Princeの永瀬廉主演の本格ミステリー『法廷遊戯』の特報映像が解禁された。原作は、第62回メフィスト賞を満場一致で受賞、さらに「ミステリが読みたい!」2021年版新人賞受賞など、ミステリー界の新星として話題となった五十嵐律人の本格法廷ミステリー小説『法廷遊戯』。『神様のカルテ』『白夜行』の深川栄洋が監督を務め、脚本を『総理の夫』『流星ワゴン』の松田沙也が手掛ける。ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義(きよよし)役に永瀬廉、セイギの幼馴染で同じく法律を学ぶ織本美鈴役に杉咲花、「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才、結城馨役に北村匠海ら実力派俳優を迎えた本作。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれていく。特報映像では、ロースクールに通い、弁護士となる主人公・セイギと、その同級生の美鈴と馨の3人を取り巻く殺人事件の断片が集められている。弁護士バッジを胸に法廷に立つセイギ、横たわる美鈴の不穏な笑み、ナイフを手にする馨の姿を皮切りに、物語の断片が次々とカットインしていく。駅構内の防犯カメラの映像、学生たちがロウソクを手に寄り集まる「無辜ゲーム」の現場、そして岩場に残された1台のビデオカメラ。驚愕の表情を浮かべこちらを覗くセイギが見たものとは――?そして、真実を手繰り寄せるように時間が巻き戻され、さらに映像は加速する。たたみ掛けるような断片カットの応酬のなか、美鈴が警察の監視のもと歩く姿や血を流し倒れる男性の遺体など、衝撃の映像も捉えられている。この事件は誰が被害者で、加害者なのか?物語の全貌はまだ謎に包まれたまま、意味深に丸で囲まれた過去のセイギの写真を最後に映像は終了する。『法廷遊戯』超特報映像『法廷遊戯』()11月10日(金)公開配給:東映(C)五十嵐律人/講談社(C)2023「法廷遊戯」製作委員会
2023年04月14日映画『山女』の公開日が6月30日(金) に決定。併せて主演の山田杏奈、出演の森山未來、永瀬正敏らのコメントが到着した。第35回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され話題を呼んだ『山女』は、柳田國男の名著『遠野物語』から着想を得たオリジナルストーリー。主人公・凛の生き様を通して、人間の脆さと自然への畏敬の念、そして現代にも通じる貧困や差別など社会問題を映し出す。過酷な運命に翻弄されながらも、逞しくひたむきに生きる凛を演じるのは山田。また伝説の存在として村人たちから恐れられる“山男”を森山、生活に苦悩する凛の父親・伊兵衛を永瀬が演じ、そのほか二ノ宮隆太郎、三浦透子、山中崇、川瀬陽太、赤堀雅秋、白川和子、品川徹、でんでんらがキャストとして集結した。山田は本作の撮影について「ひとり分の人生を生ききったような疲労感と達成感のある撮影期間でした」と振り返り、「森の中のしんとした空気に匂い立つ青臭さ、静かながら力強い映像から伝わることを願ってます」とコメント。森山は「山の神秘に助力を請いながら、大いに楽しませていただいた」と振り返り、永瀬は「山田杏奈さんの佇まいと瞳が僕にとっての道標であった気がします」と述懐。福永壮志監督は劇場公開への喜びを語り、「自分の居場所を求めて、逆境の中を進み続ける凛の姿を通して、観た人の心に何かを残せることを願います」と綴っている。■凛役:山田杏奈 コメント全文ひとり分の人生を生ききったような疲労感と達成感のある撮影期間でした。彼女を取り巻く環境、人びと、それぞれの生きる強さに打たれながら演じていました。森の中のしんとした空気に匂い立つ青臭さ、静かながら力強い映像から伝わることを願ってます。これからより多くの方に見ていただけると思うととても楽しみです!■山男役:森山未來 コメント全文これまでにも人非ざる存在を舞台、映像などで演じてきたが、今回も成り立ちの諸説ある大それた役柄を映像に落とし込むべく、福永さんとディスカッションを重ね、山の神秘に助力を請いながら、大いに楽しませていただいた。遠野物語を原典としている『山女』。映画館に訪れる方々は、この物語をあくまで遠い昔の民話だとして鑑賞されるのだろうか。■伊兵衛役:永瀬正敏 コメント全文今でも山形での撮影の日々を思い出すと熱いものが込み上げてきます。現場スタッフの皆さんの卓越した技と思い山田杏奈さんの佇まいと瞳が僕にとっての道標であった気がします。■監督:福永壮志 コメント全文『山女』を劇場公開できることをとても嬉しく思います。この映画で何より描きたかったのは逞しく生きる人間の姿です。主人公の凛をはじめ、登場人物それぞれが葛藤を抱えながらも必死に生きています。自分の居場所を求めて、逆境の中を進み続ける凛の姿を通して、観た人の心に何かを残せることを願います。<作品情報>映画『山女』6月30日(金) 公開映画『山女』ティザービジュアル監督:福永壮志脚本:福永壮志長田育恵【出演】山田杏奈森山未來二ノ宮隆太郎三浦透子山中崇川瀬陽太赤堀雅秋白川和子品川徹でんでん永瀬正敏(C)YAMAONNA FILM COMMITTEE
2023年04月12日映画やドラマの出演情報が続々と解禁され、目下大活躍中のKing&Prince 永瀬廉(24)が多忙な合間をぬって、『女性自身』に登場!仕事にかける思いや、今後挑戦してみたいことについて、話を聞きました。アイドルとしての活動はもちろん、1月期の火曜ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』に続き、4月23日スタートの日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系・日曜21時~)と、2クール連続でTBSドラマ出演も決まり、話題に事欠かない永瀬。その活躍ぶりゆえの、多忙なスケジュールをこなす秘訣とは?「ひとえに僕のタフさですね(笑)。でも、現場で過ごす時間はすごく楽しくて、あっという間に過ぎてしまいます。それに、仕事の合間に友達と遊びに出かけるだけでも、リフレッシュになりますしね。ただ、まとまった休みができたら、頑張った自分をねぎらうためにも、本気の買い物をしたり、温泉に行ったりはしたいなと思ってます」映画やドラマの主演に、朝ドラへの出演など、毎年のように仕事の幅を広げてきた永瀬。現在公開中の『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』では、声優にも初挑戦している。「キャラクターに命を吹き込むのは、ふだんのお芝居とはぜんぜん違う感覚でした。本当にありがたい機会をいただけたと思います。僕が個人で仕事をするときはいつも、King&Princeというグループを背負って、より多くの人に知っていただくきっかけになればと思っているのですが、今回の映画で、お子さんたちからの知名度も高まってくれていたらうれしいです!」すでに精力的に活動している永瀬だが、ちょうど新年度が始まるタイミングということもあり、今後新たに挑戦したいことを聞いてみた。「アクション系の作品に出演してみたいです。これまで、ちゃんと体を鍛える機会はなかったんですけど、仕事のためなら筋トレも頑張れるかなって。それと、キャンプにも行きたいんですよね。僕はまったくの初心者なので、有識者の方と一緒がいいです。事務所にも本格的にやっている方がいるので、誰かに連れていってもらいます(笑)」
2023年04月07日福山雅治主演の新ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」に、「King & Prince」永瀬廉が出演することが決定した。本作は、福山さん演じるアメリカからの交換留学生、FBI特別捜査官・皆実広見と、大泉さん演じる彼をアテンドする警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗という2人が、凸凹バディを組んで難事件に挑んでいく、新時代の痛快なバディドラマ。今回出演が明らかになった永瀬さんは、アイドルとしてだけでなく、連続テレビ小説「おかえりモネ」や「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」、『真夜中乙女戦争』など俳優としても活躍し、先日最終回を迎えた「夕暮れに、手をつなぐ」では、主人公の相手役を務めた。そんな青春ラブストーリーから一変し、刑事ドラマとなる今作で永瀬さんが演じるのは、警視庁捜査一課・佐久良班の刑事・護道泉。心太朗と同じく、由緒正しい護道家の人間で、心太朗の甥っ子だ。また、護道家の次期当主となる人物だが、家柄を一切鼻にかけず、正義感が強く、曲がったことが嫌いな真っすぐな青年。心太朗が警部補であるのに対し、泉は警視で階級は上。年齢に反して階級の差があり、2人の関係性が気になるところ。日曜劇場初出演、刑事役も今回が初となる永瀬さん。「日曜劇場という歴史のある枠で、福山さんと大泉さんとご一緒させていただけるということで、プレッシャーや緊張もありましたが、色々なことを勉強、吸収できる現場になりそうですので、どちらかというと早く一緒にお芝居をさせていただきたいなというワクワクした気持ちの方が大きかったです」と話し、「いい作品になるように、この作品にしっかりなじめるように頑張っていきたいと思います。刑事役なので、とりあえず手錠はかけてみたいですね(笑)。初めて刑事役を演じさせていただきますので、自分らしく楽しみながら、一日一日を大事に、しっかり福山さんと大泉さんの背中を見させていただいて、いっぱい吸収していきたいです。ぜひお楽しみに!」と呼びかけている。「ラストマン-全盲の捜査官-」は4月23日より毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2023年03月26日五十嵐律人の本格法廷ミステリー小説を永瀬廉(King & Prince)主演で映画化する『法廷遊戯』の公開日が11月10日(金)に決定し、永瀬と共演の杉咲花、北村匠海のキャスト3名によるビジュアルとコメントが到着した。原作は、五十嵐律人の現役司法修習生時代に刊行され、第62回メフィスト賞を満場一致で受賞、さらに「ミステリが読みたい!」2021年版新人賞受賞など、ミステリー界の新星として話題となった『法廷遊戯』。『神様のカルテ』『白夜行』の深川栄洋が監督を務め、脚本を『総理の夫』『流星ワゴン』の松田沙也が手掛ける。ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義(きよよし)役に、俳優としても活躍の幅を広げる永瀬廉、セイギの幼馴染で同じく法律を学ぶ織本美鈴役に杉咲花、「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才、結城馨役に北村匠海ら実力派俳優を迎えた本作。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。解禁されたビジュアルでは清義、美鈴、馨の3名が秘密を守るように人差し指を口元に当てている姿が印象的。神妙な表情からは、ただならぬ雰囲気が漂っている。また、公開日決定に合わせて、キャスト3人と深川監督、原作者の五十嵐律人からコメントが到着。永瀬は「3人それぞれの過去と秘密が複雑に絡まり合う、最後まで目の離せないノンストップ・トライアングル・ミステリーとなっています。どんな結末が待っているのか、ぜひ見届けてもらえると嬉しいです」と作品をアピールした。キャスト・スタッフコメント全文■久我清義/セイギ 役:永瀬廉(King & Prince)台本を読ませていただいた時に、全く法律のことに詳しく無い人でもわかりやすく、清義、美鈴、馨、誰の目線で見るかで受け取り方が変わるような物語になっていて、何度も見たくなる内容だと思いました。「弁護士」という役については、自分が今まで密接に関わってきたことがない職業で、清義という人物の中でどのような弁護士を作り上げるか、ということも楽しみの一つでした。実際に法廷に行ったことが無かったので、撮影前に裁判傍聴をさせていただきました。実際の法廷での思わず背筋が伸びる空気感や緊張感を肌で感じ、より「法廷遊戯」の撮影が待ち遠しくなったことを覚えています。清義自身も他人には言えない過去を抱えていて、美鈴以外にはなかなか心を開けない人物ですが、自分も幼い頃は家の事情で引っ越しなど環境が変わることが多く、同級生にもなかなか心を開けなかったところは、清義と共通しているように思います。3人それぞれの過去と秘密が複雑に絡まり合う、最後まで目の離せないノンストップ・トライアングル・ミステリーとなっています。どんな結末が待っているのか、ぜひ見届けてもらえると嬉しいです。■織本美鈴 役:杉咲花ある存在への執着や希望、欲望を抱いた3人が交わることで起こってしまう悲劇のさまが皮肉で痛切な物語だと感じました。私が演じた美鈴という人物は、ある意味では、なにかを熱情的に想い続ける才能に秀でた人なのではないかと思います。純真ゆえの危なっかしさをどれほどまっすぐに演じられるか、とても緊張しました。現場で感じた独特でじとっとした空気感が、どんなふうに切り取られているのか、私自身も楽しみです。■結城馨 役:北村匠海深川組であり、そして友人の永瀬くんと杉咲さんが出演する作品と聞いてすぐやりますと答えました。ミステリーでありながら観ている人も自分の価値観を見つめ直せるような、誰が正しい正しくない、自分の正義を問える映画だと思います。■監督:深川栄洋その昔、人間は法律を発明し、それを用いて世の中を治めていった。法律は国を定めて、私たちの安全を守り、平等であると示してくれている。ただ、法律を作るのは政治家であり、人間です。法律を執行するのも公務員であり、人間です。過ちを犯さない人間はいません。あなたは、本当に法律を信じられますか?この映画では、法律は何を守り、何が守れなかったのかを描いています。若い3人を巡る予想のつかない法廷劇を用意して、劇場でお待ちしております。■原作:五十嵐律人法律の奥深さに魅入られ、弁護士として法廷に立つことを夢見ていた。原作小説は、そんなロースクール時代のことを思い出しながら書いた僕のデビュー作です。脚本を拝読し、深川監督の想いを聞き、法律監修や撮影に立ち会わせていただく中で、物語の行間が埋まっていくような感覚を覚えて、胸がいっぱいになりました。法律は、社会の根底に流れるルールであると同時に、不安定で理不尽な世界を生き抜くための武器にもなります。事件の謎が解き明かされたとき、法律や裁判の印象が変わっていたら、そして、黒と白の間にある灰色について考えていただけたら、とても嬉しいです。映画の公開を心より楽しみにしております。『法廷遊戯』()11月10日(金)公開配給:東映(C)五十嵐律人/講談社(C)2023「法廷遊戯」製作委員会
2023年03月10日『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』(3月3日公開)の公開記念舞台挨拶が4日に都内で行われ、永瀬廉(King & Prince)、藤本美貴、堂山卓見監督、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫が登場した。同作は監督:堂山卓見×脚本:古沢良太のタッグで手掛けられた『映画ドラえもん』シリーズの最新作。空に浮かぶ、誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な理想郷・パラダピアを舞台に、ドラえもん達が空をかける大冒険へと飛び立つ。「今僕がドラえもんとセンターを割って立ってることにすごい感動してます」という永瀬。監督から美声だと褒められると、「美声だなんて、『そうなんですよ』とはとても言いづらい」と照れるも、周囲のキャラクターたちは「言っていいんだよ!」と励ます。スネ夫が「顔もいいし声もいいし、うらやましいよ」と本音をこぼすと、永瀬は「顔も声もいいみたいです、僕」と認めていた。また永瀬が「ドラえもんのモノマネがめっちゃうまい友達とカラオケに行ったら、モノマネで僕らの曲の『ichiban』を歌ってくれて、その横で僕がずっと踊ってて、間接的にドラえもんのバックダンサー務めてました」とエピソードを披露すると、スネ夫が「永瀬さんはできないの? ドラえもんのモノマネ」と無茶振り。「スネ夫くん……」と苦笑しながら「ジャイアンならできます」と言った永瀬は「おい、のび太!」とモノマネを披露し、「似てる〜!」と大盛り上がりで、ジャイアンも「俺がめっちゃイケメンになったみたい!」と喜ぶ。永瀬は「こないだドラえもんとのラジオで披露させてもらったんです。尺的には『おいのび太、野球しようぜ』までがセットだと思うんですけど、『野球しようぜ』まで言っちゃうと、似てないんですよね」と説明。「ドラえもんが『似てるなあ』って言ってくれたんですよ。次やった時に『野球しようぜ』まで言ったんですよ。そしたら絶妙な間で『なるほど〜』って言われたんですよ」と言う永瀬に、ドラえもんは「僕、似てないとは言ってないよ。なるほど〜っていうのが素直な言葉でした」と返し、永瀬は「だから、『おいのび太』の5文字で勝負します」と宣言。ジャイアンは「パーフェクトだったし、俺様のモノマネをしてくれてるってことが嬉しかった。心の友です」と認定していた。永瀬はスネ夫の発言がツボだそうで、「程よく適当な時ありますよね、いい感じに」と指摘する。「そんなことないよ、綿密に考えてトークしてます」というスネ夫に、ジャイアンは「それはそれで……」とツッコんでいた。
2023年03月04日アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が19日、都内で行われた『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』(3月3日公開)の完成披露試写会に出席した。『映画ドラえもん』シリーズ第42作となる本作は、空に浮かぶ、誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な理想郷“パラダピア”を舞台に、ドラえもんたちが空をかける大冒険へと飛び立つ物語。監督:堂山卓見×脚本:古沢良太のタッグで手掛けた。試写会には、本作の舞台“パラダピア”で暮らすパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャを演じた永瀬廉、未来デパートの配達員役を演じた山里亮太、パラダピアの学校の先生を演じた藤本美貴、堂山卓見監督、そして本作の主題歌「Paradise」を担当したNiziUが登壇。ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫も駆け付けた。スネ夫が「ドラえもん、のび太、ジャイアン、しずかちゃん、そして僕! この5人の誰かと好きなところに冒険に出られるとしたら誰とどこに行きたいですか?」と尋ねると、永瀬は「大変迷いました。でも、しずかちゃんで」としずかを指名し、「しずかちゃんと冒険に行って男として守ってあげたい」と話した。さらに、「あわよくば『永瀬さんのエッチ』って言われたい。男の夢じゃないですか」と願望を告白。山里が「しずかちゃんそんなセリフ言える?」と言うと、しずかは「そんなこと言われても困っちゃうわ。も~永瀬さんのエッチ!」と期待に応え、永瀬は「やったー!」とガッツポーズ。「俺、今録画したやつを買い取ります」と大喜びしていた。
2023年02月19日アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が19日、都内で行われた『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』(3月3日公開)の完成報告会見に出席した。『映画ドラえもん』シリーズ第42作となる本作は、空に浮かぶ、誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な理想郷“パラダピア”を舞台に、ドラえもんたちが空をかける大冒険へと飛び立つ物語。監督:堂山卓見×脚本:古沢良太のタッグで手掛けた。会見には、本作の舞台“パラダピア”で暮らすパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャを演じた永瀬廉(King & Prince)、未来デパートの配達員役を演じた山里亮太(南海キャンディーズ)、パラダピアの学校の先生を演じた藤本美貴、堂山卓見監督、そして本作の主題歌「Paradise」を担当したNiziUが登壇した。本作が声優初挑戦となった永瀬は「死ぬほど難しかったです」とアフレコを回顧。「思ったよりも声を張ってしゃべらないとセリフが聞こえないことが多かったですし、何よりも戦っているときの息遣いもボリュームを上げてというのがあったので、感覚をつかむのに時間がかかったというか難しかったです」と打ち明けた。堂山監督は、永瀬について「セリフ量が多い役で、かつアフレコ初めてでしたので、最初難しかったと思う」と言うも、ものすごいスピードで上達したと絶賛。リハーサルをしてから2カ月の本番では完璧だったそうで、「1発目から『あれ? 声優さんが来たのかな』と。これが永瀬さんのパーフェクトなのかなと」と褒めちぎった。永瀬は「光栄です。恐縮です」と照れ笑い。「めっちゃ練習しました」と日常の中でも練習していたことを明かしていた。
2023年02月19日King & Princeの永瀬廉が1月31日(火) 、都内で行われた『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』の公開アフレコに出席。昨年11月、声優出演が決まった際に、『ドラえもん』の大ファンだというメンバーの高橋海人(高:はしごだか)から「めちゃくちゃ、うらやましがられた」そうで、「『どの役、やりたいの?』って聞いたら、ドラえもんって(笑)。無理無理無理と言っておきました」と叶わぬ“願望”にダメ出ししたエピソードを披露していた。空に浮かぶ誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な世界<理想郷>を舞台にした『映画ドラえもん』シリーズ第42作目。誰もが一度は想像したことがある夢のようなユートピアを探しにドラえもんたちが空をかける大冒険へと飛び立つ。現在公開中の『レジェンド&バタフライ』や、放送中の大河ドラマ『どうする家康』で知られる人気脚本家の古沢良太が、映画『ドラえもん』の脚本を初めて手がけ、テレビアニメ版の演出を数多く手がける堂山卓見が、劇場版で初めて監督を務めた。永瀬は舞台となるパラダピアに暮らす“パーフェクト”なネコ型ロボットのソーニャ役で、声優初挑戦。緊張した面持ちでマイクに向かうも、現場スタッフから「パーフェクトです」とOKが出ると、「やった!パーフェクトいただきました」と会心の笑顔。「(報道陣の)皆さんに見られている感じが、普段と違う緊張感でしたが、いい刺激でめちゃくちゃ楽しめました」と早速手応えを示していた。アフレコ後に行われた質問コーナーでは、「自分のパーフェクトな部分は?」の問いに、「いつ、誰が来てもいいように、部屋をきれいにしている」と答え、会場に駆けつけたドラえもんを「うちに来てもええねんで。どら焼きとお茶、出すよ」とお誘いする場面も。また、「自分の愛すべきダメな部分」は、「距離が近いこと」だといい、「(Sexy Zoneの)中島健人君と一緒に舞台に立ったとき、知らないうちにぶつかっていたみたいで。あとで勝利君(佐藤勝利)に言われて、慌てて謝りに行った」と秘話を明かした。ドラえもんからは「緊張しやすい性格だけど、どうすれば緊張しない?」と質問され、「去年、ドームに立たせてもらって緊張したんですけど、『俺はキンプリだぞ』ってモチベーションでやると心強くなれる。ドラえもんも緊張したら『僕もキンプリだぞ』って思えば、ええねんで」とアドバイスしていた。公開アフレコにはゲスト声優で、パラダピアの教師を演じるタレントの藤本美貴が同席し、「こんなご褒美をもらえるなんて、芸能生活20年頑張ってきて良かったなと思う。家族も『ママが?』って信じられない様子だった」と喜びを語っていた。取材・文・撮影:内田涼<作品情報>『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』2023年3月3日(金) 公開
2023年01月31日『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』(3月3日公開)の公開アフレコイベントが31日に都内で行われ、永瀬廉、藤本美貴が登場した。同作は監督:堂山卓見×脚本:古沢良太のタッグで手掛けられた『映画ドラえもん』シリーズの最新作。空に浮かぶ、誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な理想郷・パラダピアを舞台に、ドラえもん達が空をかける大冒険へと飛び立つ。永瀬は声優初挑戦でパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャを演じるため、公開アフレコでも音響スタッフから「パーフェクトな収録お願いいたします!」とプレッシャーをかけられ苦笑。しかし、テストからの本番を迎え「パーフェクトでした!」と褒められ喜んでいた。同作への出演については、「うちのメンバーの高橋海人(※高ははしごだか)がドラえもんがすごい好きなので、めちゃめちゃ羨ましがられて。『俺も出たかった』と言うので、『どの役がよかった?』と聞いたら、『ドラえもん』って。『無理無理無理無理無理無理無理無理!』と言っておきました」と明かす。ドラえもんとのび太のように「愛すべきダメな部分」について聞かれると、「距離が近いと言われる。2人で並んでても、どんどん近づいていって気づかずにぶつかっちゃって。先輩にもしてたみたいで、1回Sexy Zoneの中島健人くんと舞台が一緒になった時に道を歩いてたら健人くんにもぶつかってたみたい。気づかないから謝れもしなくて、あとで(佐藤)勝利くんから『健人くんとぶつかってて、は!? みたいな顔してたよ』と言われて、慌てて謝りに行きました」とエピソードを披露した。この日はドラえもんも登場し、永瀬は「かわいい〜!」と大興奮する。ドラえもんから「自分自身で思うパーフェクトな部分は?」と質問されると、「僕の家はめちゃめちゃ綺麗です。綺麗好きな方で、いつ誰が来ても良いように家は綺麗になってますね。だから今日、ドラえもんもうち来ていいねんで」とまさかの誘いをかける。ドラえもんは「今、『行ってもいいですか?』って言おうと思ったら、永瀬くんの方からもお誘いもらっちゃいました!」と喜び、永瀬は「どら焼きとお茶出すよ」とフランクな対応だった。さらにドラえもんが「たくさんの人の前で緊張しないコツを教えてほしいんです」と尋ねると、永瀬は「僕も去年ドームに立たせていただいて、緊張はしたんですけど、『King&Princeやしな、俺』と思うこと。『俺はキンプリだぞ!』というモチベーションでやると、心強いというか、勇気をくれるというか。だからドラえもんも『俺はキンプリやで』と思ったら大丈夫」とアドバイス。ドラえもんは「僕、(キンプリで)いいの!?」と戸惑うが、永瀬は「いいよいいよ。緊張したら『僕もKing & Princeだよ』と思えば力もらえるから」と気軽に許可をする。ドラえもんは「僕はそう(King & Prince)じゃないけど、緊張した時だけ力を借りて思っていいってことだよね。思うのは自由だから、緊張したら、その時だけですよ? その時だけそう思うようにします」と着地点を発見。「今度から、『心の中でそうやって思ってるのかな』と思ってください」と言うドラえもんに、永瀬は満足げにしていた。
2023年01月31日広瀬すず、永瀬廉(King & Prince)が共演する「夕暮れに、手をつなぐ」が1月17日から放送開始。「Life goes on」に合わせ広瀬さんと永瀬さんがダンスするエンディングに「恋ダンス思い出した」「息ぴったり」などの投稿が寄せられている。北川悦吏子が脚本を手がけ、広瀬さんがTBS連ドラ初主演、本格ラブストーリー初挑戦となる本作は、九州の片田舎で育った主人公が幼馴染の婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年と運命的で衝撃的な出逢いを果たすことから始まる青春ラブストーリーが展開する。九州の片田舎でのびのび育った野生児のような女の子で、アプリ開発で成功した幼馴染みの翔太と結婚するため上京してくる浅葱空豆に広瀬さん。大学卒業後就職せずに音楽の道を選び、レコード会社と契約はしているものの、鳴かず飛ばずでくすぶっている海野音に永瀬さん。空豆の幼馴染みで婚約者で、大学卒業後上京し自ら興した会社の社長を務めている矢野翔太に櫻井海音。音がアルバイトをするカフェで出会う謎の女性・菅野セイラに田辺桃子。老舗蕎麦「大野屋」の看板娘・丹沢千春に伊原六花。音が所属する大手レコード会社「ユニバースレコード」の担当A&Rで通称“イソベマキ”と呼ばれる磯部真紀子に松本若菜。空豆と音が暮らすこととなる下宿先「雪平邸」の主で、夢を追う若者たちを応援する雪平響子に夏木マリといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2022年の春、福岡で空豆と音は出会っていた。その後、宮崎から上京してきた空豆は偶然音と再会。その際空豆は噴水で服を濡らしてしまいスウェットに着替え、婚約者の翔太に会うのだが、そこで婚約を解消したいと告げられる。激しい衝撃を受けた空豆は貯金をおろしてホテルの高級な部屋に泊まり、酒をあおって泥酔。たまたま居合わせた音とまたしても再会する。もう1度翔太と話したい空豆は音を同行させるのだが、翔太の部屋には女性がいた。金を使い果たし宮崎に帰るのも気まずい空豆は、音の家に泊めてくれと頼み込むのだが、音は「帰った方がいい」と宮崎に戻るよう促す。しかし空豆が響子に拾われ、雪平邸に連れてこられる…というのが1話の展開。「もう廉くんもすずちゃんも横顔が可愛すぎる」「メイン二人の顔が綺麗すぎる…。何してても絵になるってすごい」「空豆と音のやり取りいちいち可愛くて毎週楽しみになった」など、広瀬さんと永瀬さんに絶賛の声が続出。またKing & Princeの「Life goes on」に合わせ広瀬さんと永瀬さんがダンスするエンディングにも「エンディング共に最高。空豆と音くんのダンスも息ぴったり」「エンディング恋ダンス思い出した可愛い」「恋ダンスみたいに社会現象にしよ」などの反応多数。「この曲とダンス流行る気しかしない」といった投稿も寄せられている。【第2話あらすじ】雪平邸で空豆と音の共同生活が始まる。千春から「婚活しよう、婚活」と婚活をすすめられる空豆。「俺も人の心に残る曲が作りたい」と話す音。空豆はおしゃれな服に身を包むように…。「夕暮れに、手をつなぐ」は毎週火曜22:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2023年01月18日「King & Prince」が、広瀬すず、永瀬廉、田辺桃子、黒羽麻璃央らが出演する新ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」のエンディング曲を担当することが分かった。新曲「Life goes on」は、1月17日(火)今夜放送の第1話にて音源解禁となる。九州の片田舎で育った野生的でチャーミングな浅葱空豆(広瀬さん)と、空豆が幼なじみの婚約者を追って上京した先で出会う音楽家志望の青年・海野音(永瀬さん)。本作は、空豆と音の運命的で衝撃的な出逢いから始まる青春ラブストーリーを、恋愛ドラマの名手・北川悦吏子が完全オリジナルで描き出す。本作では、「Life goes on」に合わせたエンディングムービーを毎話ごとに撮影。空豆や音をはじめ、劇中の人物たちが本編の延長で遊んでいる様子などが見られる予定となっている。そのエンディングムービーの監督は、俳優であり、年間の優れたMVを表彰する音楽アワード「MTV VMAJ」で昨年、最優秀賞にあたる「Video of the Year」を受賞したMV監督としても活躍する池田大。ドラマ本編と併せてエンディングにも注目だ。「夕暮れに、手をつなぐ」は1月17日より毎週火曜日22時~TBSにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2023年01月17日来年5月に平野紫耀(25)、神宮寺勇太(25)、岸優太(27)の3人がグループから脱退するKing&Princeに残留する永瀬廉(23)。“5人のKing&Prince”が見られるのも残りわずかとなった今、過去の会見やインタビューで語っていた彼の言葉を改めて振り返ってみよう。■2018年1月17日デビュー発表会見――グループの目標は?「誰からも愛されるアイドルグループを目指す」■2018年5月26日デビューイベント「デビュー日に玉森裕太さんから連絡がきて、焼肉をごちそうになりました。いろいろ話もさせてもらいました」■2019年4月2日発売『女性自身』新曲発売インタビュー――10年前になりたかった自分になれていますか?「10年前は芸能界にいるなんて思わなかったから、今が予想外すぎます」――10年後の自分にメッセージを。「人懐っこいところとか変わらないで、このままでいてほしい」――デビュー1年のご褒美は?「この前、20歳の誕生日をメンバーで祝ってもらったんですが、それがご褒美かな。(岩橋)玄樹も来てくれてうれしかった」――最近ハマっていることは?「ダラダラですね(笑)。昼過ぎまで寝て、一日中家で映画を見たり」――最近の悩みは?「寝ても寝ても眠いこと。今日も8時間寝てきたのに眠い」――平野紫耀へ一言!「紫耀みたいに僕もしっかりなりたいので、アドバイスお願いします!」――髙橋海人へ一言!「もうすぐ20歳。こっちの世界はいいぞ!早く来い!」――岸優太へ一言!「いつでもあなたにいっぱい笑かせてもらいました。これからもその真っすぐなアホさで、僕らのこと、いっぱい笑かしてください」――神宮寺勇太へ一言!「僕らの安定剤。こらからもよろしくお願いします!」当時から今日にいたるまで、ずっと仲睦まじいKing&Prince。3人が脱退しても、King&Princeの絆は永遠に――。
2022年12月31日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優、モデルの永瀬莉子さんです。ティーンも大人も演じられる、この貴重な時間を楽しみたい。2018年から『Seventeen』専属モデルを務める。「子供の頃は人見知りで、カメラの前で笑えないシャイな性格。地元・広島で災害があった時、復興支援をする俳優さんを見て、私も人に力を与えられる存在になりたいと思いこの世界に入りました」。ドラマ『クロサギ』(TBS系)、映画『左様なら今晩は』と出演作が続き俳優としても邁進中。「今は学生も大人の役も両方できる年齢だから、たくさんの作品に関わりたい。台本を読んで人物の背景を考えるのが好き。役に寄り添える役者でいたいです」ヘッドホンとイヤホンは常に携帯。服に合わせてどちらで聴くか選ぶことも。音楽は生活に欠かせません!肌の調子によって美容液をチョイス。スキンケアにこだわりがあり、これは全部美容液。効能を調べるのも好き。髪を守ってくれる心強い味方。ドライヤー「レプロナイザー」と『リファ』のアイロンを愛用中。ながせ・りこ2002年生まれ。主な出演作はドラマ『恋の病と野郎組 Season2』(日本テレビ系)、映画『藍に響け』『モエカレはオレンジ色』など。Instagramは@rico_nagase_※『anan』2022年11月30日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2022年11月29日アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が主演を務める映画『弱虫ペダル』(20)が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。渡辺航氏が『週刊少年チャンピオン』で連載中の同名漫画を実写化した同作は、自転車ロードレースが題材。ママチャリで千葉から秋葉原に通うオタク少年・小野田坂道(永瀬)は、同級生の今泉(伊藤健太郎)からレースの勝負を申し込まれたことをきっかけに、自転車競技部に入部する。思わぬ才能を発揮した坂道は、レギュラーメンバーに抜擢され、今泉や個性的な先輩たちともにインターハイ出場を懸けたレースに挑んでいく。主人公の坂道を演じたのは、『うちの執事が言うことには』で映画初主演を果たし、『真夜中乙女戦争』など話題作への出演が続く永瀬。今作ではメガネ姿の地味なアニメ好きの高校生に扮し、ロードレースの楽しさに目覚めていく坂道の変化を生き生きと表現した。また、自転車競技部のメンバーには、今泉役の伊藤、キャプテン・金城役に竜星涼、長髪がトレードマークの巻島役に柳俊太郎、鳴子役に坂東龍汰、マネージャーの寒咲役を橋本環奈が演じるなど、若手実力派キャストが顔を揃える。
2022年10月10日映画『トップガン マーヴェリック』の大ヒット記念吹替キャスト舞台あいさつが4日、都内で行われ、森川智之、宮野真守、武内駿輔に出席した。アメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称"トップガン"に所属するエースパイロット候補生の挫折と栄光の日々を描き、空前の大ヒットを記録した『トップガン』(1986年)の続編となる本作。迫力のあるスカイ・アクションシーン、そして、教官となったマーヴェリック(トム・クルーズ)と若きパイロットたちの胸熱なドラマが繰り広げられる。日本では5月27日に初日を迎え、週末2日間(5月28~29日)で524,843人の動員、824,711,300円の興収を記録。コロナ禍以降の洋画ではダントツの数字を叩き出した。大ヒットを記念した本作のイベントに、マーヴェリック役の森川智之、ルースター役の宮野真守、ボブの日本語吹替を担当した武内駿輔が登壇。森川は「トムが36年温めていた作品で、その36年の思いが詰まっていると思います。皆さんが素晴らしいと言ってくれるのは当然なのかなと思います」とヒットの要因を分析した。宮野も「この映画が公開されてトムのインタビューが番組などで流れましたが、それを見る度にこだわりがとてつもなく凄すぎ、そこまで熱意を持って作品作りってなかなかできないこと。そんな作品にいられるのも幸せだし、実際にGを感じて身体を酷使した俳優陣の声を当てるのは申し訳ない感じでしたが、熱い思いを感じられました」と吹替ながらもトム・クルーズの熱意を感じたという。ボブ役で『トップガン』シリーズ初登場となった武内は「意外と気になるアイツというポジションで『ボブ良かったよ!』と共演した先輩の方々から評判の声があったので良かったです」と満足そうで、そんな武内に対して宮野が「こんなに良い声だけどとびきり若いんですよ」と24歳の若さを羨ましがると、武内は「(低い声音や迫力のある声で)損することの方が多いんですけどね」と苦笑いを浮かべていた。39歳を迎える宮野の誕生日(6月8日)が4日後ということで、イベントの後半ではサプライズでバースデーケーキを宮野に贈呈。「うわー! スゴっ! 全部食べて良いの? カッコいい!」と巨大なケーキに喜びを爆発させた宮野は「最近あまりこういうことに慣れてないのでビックリしました」と驚きを隠さず、「空を飛びたいと思います(笑)。声優界のマッハ10を目指して限界を超えて行きたいと思います」と新たな歳の抱負を。そんな宮野に森川は「声優界を引っ張っていってくださいね」とエールを送った。
2022年06月05日日本テレビ系夏の新日曜ドラマは、「King & Prince」永瀬廉が主演する「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」(しん・しんちょうこうき)を放送することが決定した。永瀬さんは、GP帯民放連続ドラマ初主演となる。原作は、「LIAR GAME」「ONE OUTS」の甲斐谷忍による「新・信長公記~ノブナガくんと私~」。舞台は、織田信長、徳川家康、豊臣秀吉ら誰もが知る戦国武将のクローン高校生たちが大集結した、とんでもない学校。クセ者揃いの英雄たちが、学園のてっぺんを目指して大暴れする、笑っちゃうくらい新しい学園天下獲りエンターテインメントだ。永瀬さんが演じるのは、西欧文化を取り入れた奇抜な学ランを身に纏い、常に何かを食べ続けているちょっぴり風変わりな変人主人公・織田信長。うつけ(大バカ)と呼ばれていた史実通りでありながらも、冷徹非道のイメージとは正反対の何とも無気力な高校生だ。「精一杯、自分自身を出し切れるように、これからこの作品と向き合っていきたい」と意気込んだ永瀬さんは、「史実とはちょっと違っていて、無気力、無欲な一面も垣間見えたりします。その裏側にどんな想いが秘められているかを含めて、僕が演じる織田信長を楽しみにして下さい!」とメッセージ。ほかにも、女好きで天性の人たらし・豊臣秀吉、頭脳明晰で天才軍師の黒田官兵衛、荒くれ者で一匹狼の武田信玄、独眼竜でコスプレ好きの伊達政宗、凶悪凶暴な徳川家康ら、信長と席を並べる戦国武将のクローンたちが登場する本作。永瀬さんは「豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、黒田官兵衛、伊達政宗などの戦国武将たちを演じてくださる超豪華なキャストも見どころの一つです!そうそうたるメンバーなので、まだクランクイン前ですが僕自身少し緊張しています!『この戦国武将をこの人が演じられるの!?』という驚きもあるので、これから解禁されるキャストの皆さんにもご期待下さい!」と呼びかけている。「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」は7月、毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月27日アニメーション監督・細田守率いる「スタジオ地図」のオーケストラコンサート「スタジオ地図 シネマティックオーケストラ 2022 〜「竜とそばかすの姫」公開1周年記念〜」が、2022年8月14日(日)に東京国際フォーラムで開催される。「スタジオ地図」の作品を生演奏と共に楽しむオーケストラコンサート「スタジオ地図」にとって初の試みとなる本コンサートは、細田守監督映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』、そして『竜とそばかすの姫』の全6作品を、大スクリーンに映し出される各作品の名場面と、オーケストラによる生演奏で楽しめるオムニバス形式のオーケストラコンサートだ。東京フィルハーモニー交響楽団が生演奏、音楽家・高木正勝らも参加大迫力の生演奏を披露するのは、日本のオーケストラとして最古の歴史を持つ東京フィルハーモニー交響楽団と、国内外で活躍する指揮者・栗田博文。また、多くの細田守監督作品を手がける音楽家・高木正勝がピアノで参加するほか、高木同様に細田作品にゆかりのある奥華子とアン・サリーがゲストヴォーカルとして出演する。オリジナルグッズの販売もさらに、会場ではスタジオ地図作品を象徴する「青空と入道雲」のデザインをあしらったTシャツやトートバッグ、映画『竜とそばかすの姫』に登場する歌姫・Belleのイラストを使ったTシャツなど、多彩なオリジナルグッズが販売される。「スタジオ地図」について「スタジオ地図」は、細田守監督作品の企画製作プロデュースを行うアニメーション映画制作会社。細田守のフリーランス移行後初の監督作品『時をかける少女』(06)からタッグを組んだプロデューサー・齋藤優一郎によって、2011年に『おおかみこどもの雨と雪』(12)を制作するスタジオとして設立された。その後も、『バケモノの子』(15)、『未来のミライ』 (18)、最新作『竜とそばかすの姫』(21)と、細田守監督によるヒットアニメーションの数々を世に送り出している。開催概要「スタジオ地図 シネマティックオーケストラ 2022 〜「竜とそばかすの姫」公開1周年記念〜」開催日時:2022年8月14日(日) 開場 16:00/開演 17:00会場:東京国際フォーラム ホール A住所:東京都千代田区丸の内3丁目5−1<チケット>・オフィシャルWEBサイト先行販売 ※抽選受付期間:5月18日(水)12:00〜5月29日(日)23:59販売価格:特典付きS席12,000円 / S席9,800円 / A席7,800円※特典:コンサートオリジナル手ぬぐい&うちわセットローソン:・一般販売受付期間:6月18日(土) 10:00〜・前方注釈付き席(先着)発売日:6月30日(木)10:00~販売価格:前方注釈付きS 席(特典付き) 12,000円 / 前方注釈付きS 席(特典なし) 9,800円特典:コンサートオリジナル手ぬぐい&うちわセット・注意事項※3歳未満は入場不可。※特典付きチケット購入で「コンサートオリジナル手ぬぐい&うちわセット(非売品)」をプレゼント。※特典付きチケットの「コンサートオリジナル手ぬぐい&うちわセット(非売品)」は公演当日の入場時に引換え。※チケット代金の他に、システム利用料、各種手数料が必要。※前方注釈付きS席は、前方のためスクリーンをやや見上げる席。スクリーンやステージの一部が見え辛い席となる。販売は、ローソンチケットのみ。・オンライン配信オンライン生配信日程:2022年8月14日(日)17:00~視聴チケット料金:3,000円※別途ユーザーチャージがかかる。アーカイブ配信:公演後準備次第~8月28日(日)23:59※「Stagecrowd」または「ローチケLIVE STREAMING」にて視聴可能。【公演に関する問い合わせ先】ディスクガレージTEL:050-5533-0888(平日12:00~15:00)©「時をかける少女」製作委員会 2006/©2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS/©2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会 /©2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS/©2018 スタジオ地図/©2021 スタジオ地図/©STUDIO CHIZU/©上野隆文
2022年05月21日俳優の長澤まさみと永瀬正敏が、映画『百花』(9月9日公開)に出演することが19日、明らかになった。同作は川村元気による小説『百花』の実写化作で、川村自身が監督・脚本を手掛ける。レコード会社に勤務する葛西泉(菅田将暉)とピアノ教室を営む泉の母・百合子(原田美枝子)は、過去のある「事件」をきっかけに、わだかまりを感じながら時を過ごしていた。そんな中、不可解な言動をするようになる百合子が認知症だと診断される。その日から、泉は記憶を失っていく母と向き合うことになる。今回、泉(菅田)と同じレコード会社で働き初めての出産を控える泉の妻・葛西香織を長澤まさみ、百合子(原田)の「秘密」を知り、「事件」と深い関わりを持つ男・浅葉洋平を永瀬正敏が演じることが決定した。同作にはほか、北村有起哉、岡山天音、河合優実、長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴が出演する。特報映像は「こんなにきれいなのに、いつか忘れちゃうのかしら」とつぶやく百合子の姿から始まり、ピアノで「プレリュード」が奏でられる中、美しく儚い花火が泉と百合子の背中越しに映し出される。親子の現在と過去の記憶が交じり合う映像の最後には「母が記憶を失うたびに、僕は愛を取り戻していく」と泉の切ない気持ちが零れる。○長澤まさみ コメント川村監督は芯の根というものがすごくピュアな人だな、と思っています。今まで色々な作品をご一緒させていただいてきた中でも、心が温かくて、よく俳優のことをみてくだっている方だと感じていますし、プロデューサーという立場で培ってきた川村監督の冷静さに、凄く信頼しています。今回は、監督が撮りたいものが撮れればいいね、という話を菅田さんともするくらい、温かい気持ちにさせてくれる監督でした。共演させていただいた菅田さんは、軟体動物みたいに何にでもなれちゃう凄い人だな、と改めて思いました。人の、隙間に入り込んでくる感じや、その観察力、かといって威圧感を与える人ではないですし。この人なら信頼が置けると思いました。本作は、記憶なのか、現実なのか、幻想なのかわからない描写が沢山あるので、そういうところが、どんな映像になってくるのかが楽しみです。きっと映画館で観るべき映画になるんだろうなと思っています。○永瀬正敏 コメント撮影を通して、川村監督は、自分の撮っている画の中にいらっしゃる人達や物達に、凄く愛情をもっていらっしゃるのを感じましたし、その分、画の作りには厳しい”ぶれない監督“でした。1シーン1カットで作っていくというのは、かなりの勇気がある決断だと思うので、現場では、監督やスタッフの皆さん・共演者の皆さんと、一緒にその決断をしっかり受け止めつつ、楽しみたいなと思いながら撮影していました。また、共演させていただきました、原田美枝子さんは、デビューする前から、尊敬する俳優さんで、今まではここまで深くがっつり心を通わせる役で、ご一緒したことがなかったので、とっても嬉しかったです。この作品は、原作も監督が書かれていて、「今の時代にどうしてもこの作品をとりたい」という思いが、深く深く染みこんでいる作品だと思います。様々な世代の、色んな立場の人が、本作のキャラクターを追って、楽しんで観ていただける作品になっていると思います。○川村元気監督 コメント何本もの映画をともに作ってきて最も信頼している俳優のひとりの長澤まさみさん、そして子供の頃からスクリーンで見てきた憧れの俳優である永瀬正敏さんに、わたくしの初監督作品に是非お力をお借りしたいと、出演をお願いしました。長澤まさみさん演じる香織は、泉と百合子の間で、その複雑な母子関係を見つめる役です。目の前で記憶を失っていく義母、失われていく義母にどう接したらいいかわからない夫、そしてみずからはお腹のなかの子どもがまもなく生まれようとしている。この奇妙な親子が気付けていないこと、失われていくものと新たに生まれくるものを、香織を通して描けたらと思いました。香織は、このシリアスな親子の前でもユーモアと愛情をもって生きている人物です。決して近寄りすぎませんが、とはいえしっかり寄り添っている。その人間的な距離感が、長澤まさみの持っている魅力だと思いました。その人間性、そして愛情のようなものを香織という役に与えてもらえたらと思ったのです。永瀬正敏さん演じる浅葉は、母子のとある事件に絡み、百合子の秘密を知る、とても重要な役です。子供の頃、通い詰めていた横浜黄金町の映画館で観た永瀬さんの『私立探偵 濱マイク』シリーズに夢中になりました。情熱的でありつつも、どこかに消えてしまいそうな危うさを、いまだに永瀬さんのお芝居を見ていると感じます。小説『百花』を書いている時から、どこか頭の片隅に永瀬さんの姿がありました。わたくしにとって日本映画の原体験でもある永瀬正敏さんに、お力をお借りできたらと思いました。果たしてお二人とも、素晴らしい演技で、複雑な母子の輪郭を見事に浮かび上がらせてくれました。お二人のおかげで映画が何倍も力強くなったと確信しています。(C)2022「百花」製作委員会
2022年04月19日声優の宮野真守が13日、都内で実施された映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(全国公開中)の大ヒット御礼! 来日記念パーティーに主演のエディ・レッドメイン、共演のジェシカ・ウィリアムズとともに出席。劇中の“マンティコアダンス”をエディ本人と一緒に生披露し、会場を沸かせた。この日エディは、好きな魔法動物を尋ねられて「この新作で好きなのはマンティコアですね。赤ちゃんのときはかわいらしい、カニのようなものですが、大きくなると悪魔的になると。よく言われる、子供のときはかわいらしいけど、成長するとひどい大人になる……みたいな感じで楽しいです」とニッコリ。同シーンで披露した腰を振って踊るマンティコアダンスを振り返って「非常にシンプルなダンスなんですけど、とっても疲れる(笑)。監督が僕に何時間もやらせた。(ダンス中に)ランプを持っているんですけど、あれが重い。テイクが一通り終わると、マッサージする人が待機していて、マッサージしてもらってもう1回やりました」と明かした。「僕の兄(テセウス)を演じたカラム・ターナーに踊りを教えて、彼にも恥をかかせるのはすごく楽しかったです」とチャーミングに語った。日本語吹き替え版で、主人公の魔法動物学者ニュートの声を演じた宮野は、イギリスから緊急来日したエディと再会してハグ。「この魔法シリーズは累計の興行収入が1000億円を超えている、No.1のシリーズ。その(シリーズの主人公である)ニュート・スキャマンダーの声をやらせていただくのはうれしい」と話した。宮野が続けて「マンティコアのシーンは、アフレコを収録するとき、僕もエディの息遣いに合わせるように……」と説明している最中に、エディから「ダンスもちゃんと踊りましたか?」と聞かれ、宮野は「マイクの前で」と回答。するとエディは、壇上でレクチャーするようにマンティコアダンスを生披露。合わせて宮野も踊り、「コツを教えてもらえてうれしかったです」と喜んだ。宮野は、エディとジェシカへファンタビ仕様の法被をプレゼントしておもてなし。法被を着て、ファンと一緒に三本締めで日本の大ヒットを祈願した。同作は『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』全10作で興行収入1000億円を突破するなど、国内洋画シリーズ映画興行成績でもNo.1の成績を誇る魔法ワールドシリーズの最新作。ニュートやダンブルドア(ジュード・ロウ)が、史上最悪の“黒い魔法使い”であるグリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)を相手に奮闘する様を描く。
2022年04月13日King & Princeの永瀬廉が出演する、本田技研工業「Hondaハート」の新CM「Hondaハート Hondaの想い」編が28日より放送される。メッセンジャーとしてCMに出演する永瀬は、普段はカメラが入れないテストコースで、大津本田技術研究所社長と一緒に運転をしたほか、コース上で対談を実施。Hondaの取り組みについて語る大津社長の話に、真剣な表情で耳を傾ける永瀬の表情も見どころとなっている。CMは、永瀬の“素”のリアクションを撮るため、台本なし・リハーサルなしの“全てがアドリブ”という状況で撮影を敢行。Hondaのエンジニアから専門的な話が出ても、興味津々で質問するなど、充実した撮影になった。また、映像は徹底して質とライブ感にこだわり、3台のカメラを同時に長回し。永瀬がHondaのエンジニアと会話を楽しむ姿、さまざまな体験をする姿をノーカットで撮影した。「Hondaハート Hondaの想い」編の「Honda e」をテストコースで走らせるシーンでは、大津社長が時速150kmまでスピードを上げたことで撮影車両が追走できなくなるハプニングが発生。助手席の永瀬がややひきつった笑顔を見せるひと幕もあった。そして永瀬の撮影衣装は前シリーズのCM同様、Hondaの従業員が日常業務で実際に使用しているツナギ型のロゴ入りユニフォームに。約半年ぶりの対面となるツナギにテンションを上げながら袖を通した永瀬は、いつも以上に引き締まった表情となり、満面の笑顔でカメラの前に向かっていた。また、永瀬が出演する「Hondaハート Hondaの想い」編が放送された後には、順次3テーマのCM&WEB動画を公開予定。神宮寺勇太も出演し、CO2を吸収し燃料にもなる藻の研究施設など、めったにカメラが入れない場所でさまざまな体験を紹介していく。風洞実験施設にある巨大なプロペラが発生させた強風を全身で受け止める永瀬や、電動のスクーターを楽しそうに運転する神宮寺の姿は必見だ。
2022年02月28日アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が主演を務める、映画『真夜中乙女戦争』(1月21日公開)の公開御礼PV&ビジュアルが29日、公開された。同作は作家・Fによる初の小説の実写化作。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”(永瀬)は、「かくれんぼサークル」で出会った冷酷で凛々しく聡明な“先輩”(池田エライザ)に惹かれつつも鬱屈とした日々を過ごしていたが、人の心を一瞬で掌握してしまう不思議な男“黒服”(柄本佑)と出会ったことで状況は一変。廃墟に作った映画館で映画を見ては他愛のない悪戯を繰り返す2人だったが、ささやかだった叛逆は徐々に過激さを増していき、全ての退屈を破壊する“真夜中乙女戦争=東京破壊計画”に着手する。公開されたのは、映画公開を記念し二宮健監督自ら制作した3分間に及ぶ特別PV。主人公の“私”による「真夜中を愛するものは乙女である、真夜中を憎むものもまた乙女である」という原作にもある重要なセリフから始まり、危険なカリスマ“黒服”による印象的な言葉が“私”へと積み重ねられていく。主題歌であるビリー・アイリッシュの「Happier Than Ever」とともに、本作の象徴である東京タワー、そして“先輩”と“黒服”の狭間で“加速する恋心”と“真夜中の暴走”を映し出した。あわせてクライマックスシーンを切り取った記念ビジュアルも公開された。さらに2月1日からは永瀬、池田、柄本、二宮監督が映画の本編に合わせて各シーンの裏設定や演出意図、撮影当時の裏話等の初出しエピソードとともに映画『真夜中乙女戦争』を徹底解説するコメンタリー上映も決定した。(C)2022『真夜中乙女戦争』製作委員会
2022年01月29日映画『真夜中乙女戦争』(1月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、永瀬廉、池田エライザ、柄本佑、二宮健監督が登場した。作家・Fによる初の小説の実写化作。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”(永瀬)は、「かくれんぼサークル」で出会った冷酷で凛々しく聡明な“先輩”(池田エライザ)に惹かれつつも鬱屈とした日々を過ごしていたが、人の心を一瞬で掌握してしまう不思議な男“黒服”(柄本佑)と出会ったことで状況は一変。廃墟に作った映画館で映画を見ては他愛のない悪戯を繰り返す2人だったが、ささやかだった叛逆は徐々に過激さを増していき、全ての退屈を破壊する“真夜中乙女戦争=東京破壊計画”に着手する。主演の永瀬は「久しぶりにこんなワクワクした気持ち。色んなことがあって撮影も延びたりとか苦労した部分もあったので、フルで(観客が)入るという状況の中で公開できたことを本当にうれしく思ってますし、この景色が最高だなと思います」と喜びを表す。撮影中のエピソードについて聞かれると、柄本は「永瀬さんは、俺に無茶振りする。撮影の合間、セッティング中に『柄本さん、手品できますもんね。やって下さい』みたいな」と答えるが、永瀬は「違いますよ」とつっこみ、「催眠術」の無茶振りをしていたことが発覚。柄本は改めて「ほとんど誰もいない状況で『催眠術できますもんね。やってください』『じゃあ、ちょっと手をこうやって、離れなくするね』みたいな。非常に雑な無茶ぶりをされるということがありました」と言いつつも「そこでだいぶ距離がギュッと縮まったかな」とやりとりを楽しんでいたようで、永瀬は「優しかったし、そういうことも応えてくれるような方なのでつい甘えちゃう。ちなみに、催眠術の方はできてなかったっす」と明かした。また、作中に出てくる「東京破壊計画」にちなみ、今年中に叶えたい計画を問われると、永瀬は「真夜中二輪計画」とフリップを掲げる。永瀬は「(King & Princeの)メンバーが、僕以外全員二輪の免許持ってるんです。プラス全員が車、バイクが好きというので、4人持ってるんだったら僕も二輪免許を取得して、ゆくゆくはみんなでツーリングとか楽しそうやな」と理由を説明。「朝とかお昼とかちょっと人が多そうなので、真夜中の山沿いとか。昼間は自転車で二輪の生活をするという、メンバーとの計画。だからまずは免許を取るところですね」と語り、「岬の方とか行ってみたいですよね」と希望した。
2022年01月22日King & Princeの一員としての活動に加え、近年は俳優としても存在感を増している永瀬廉。昨年放送されたNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」では主人公の幼なじみ“りょーちん”を好演し、一気にお茶の間での知名度を高めた。そんな永瀬が主演する映画『真夜中乙女戦争』が公開を迎えた。若い層から絶大な支持を集める新鋭作家Fによる同名小説を映画化した本作で、永瀬が演じる“私”は鬱屈した思いを抱える大学生。東京で無気力な日々を過ごしていた“私”だったが、「かくれんぼ同好会」で不思議な魅力を放つ“先輩”(池田エライザ)、さらにカリスマ的な力を持つ謎の男“黒服”(柄本佑)と出会ったことで、その人生は一変することに…。明るい笑顔が魅力的だった“りょーちん”とは対照的な陰のある役柄に永瀬はどう挑んだのか? 彼が“私”に対して抱いた共感とは?――進学を機に上京するも、大学の講義は退屈でやりたいこともなく、無気力な日々を過ごし…という負のオーラ全開の“私”ですが、どのようにこの役柄に向き合っていったのでしょうか?本当に陰だらけで(笑)、日頃から孤独感、閉塞感を抱いているタイプの主人公でしたが、とりあえず脚本を何度も読んで、“私”が抱えているものを理解するところから始めました。共感できる部分を見つけて、現場で(役に)入りやすくなればと思っていたのですが、(柄本と池田が演じた)“黒服”と“先輩”のふたりに“私”を引き出していただいた感覚がありました。ふたりのおかげで“私”というキャラクターは完成したのかなと思います。いまの大学生や若い世代が抱えている悩みをギュッとした存在が“私”なんだと思います。僕自身、こういう時代だからこその“息苦しさ”を感じるところもあって、そういう部分は一緒の気持ちだなと思いますね。自分と友人を比べて、本当は「羨ましいな…」と思っているけど、そういう気持ちを押し殺して「いや、俺はこのままでいい」と思っていたりする素直じゃない部分を持っていたり、友達がいない“私”のような大学生はたくさんいるだろうし、孤独を抱えて夜、考え過ぎてしまう……という“中二病”的なところもあるのを(“私”から)感じました。そういう方たちの負の部分をギュッとした存在なんだなと。――演じながら自身と重なるところもあったんでしょうか?“私”が先輩とふたりでごはんに行って、話している時に「先輩みたいにうまく生きられたら、どんなに楽しかっただろうって思うんです」と言うセリフがあるのですが、あれは本当に“私”の本音だと思っていて、自分で全然うまく生きられていないとわかってるけど、どうしたらいいかわからない――。それは僕らの年代で、そう思うことは多いなと感じていて「将来、どういうところに就職するか迷っている」「自分がやりたいことがわからない」って方も多いと思うんです。僕自身もそうで「この先、自分はどういう方向性で芸能界を進んでいくのか?」とか、考えても答えはでないですし、何が正解かわからない中で、それでも考えてしまうところはすごくありますね。――ちなみに実際の永瀬さんは、そういうどうにもならない思考に陥ってしまったときは、どうやって対処するんでしょうか?頑張って寝ます(笑)どうしても考えてしまうけれど、眠くなるまで動画サイトを見て気を紛らわせたり。わかっているんですよね、考えてもしょうがないって。でも考えてしまう…。それが人間らしさでもあるなとも思います。――“私”に限らず、劇中の登場人物たちのセリフや行動で印象に残っているものはありますか?“私”でも“黒服”でも“先輩”でもないんですが、映画の中盤で(“黒服”の下に集まった)財務省の男性と警察官の男性の会話で「良い家を買っても、最後に入るのは棺桶だし、良いものを食べても最後は下水になるだけで、良い服を着ても、布・革・繊維だ」と言うところはすごく印象に残ってますね。セリフとして本で読んだ時はそうでもなかったのですが、完成した作品を見て、実際に命が吹き込まれるとこんなに説得力が違うのかと思いました。池田さんもそこが「印象に残ってる」っておっしゃってました。――このセリフに対して、永瀬さんは「その通りだな」と感じたんでしょうか? それとも反発を覚えたのでしょうか?「その通りだな」と思いました。結局(金で欲しいものを手に入れても)自己満足でしかなくて、世の中、お金を持っていても行きつく先は…という。そういう意味で刺さりました。だからと言って、服は好きなので、買うか買わないかと言われたら買うのですが(笑)。でもすごく頭に残ってます。作品を観て新たに発見。「あ、こんな表情できるんだ」『真夜中乙女戦争』――完成した作品の中のご自身を見て「こんな顔をしてたんだ!」と驚いたり、新たに発見したことはありましたか?序盤で家庭教師のバイトをクビになって、花の工場に行って怒鳴られ続けるシーンは「すごい表情してたな、僕…」って思いましたね。生気を感じられなくて、自分で見ていて「あ、こんな表情できるんだ」って思いました。あのシーンは、周りは知らないおじさんばかり、(バスが)ギュウギュウ詰めの状態で工場に行って、怒鳴られながら仕事をしてるのに、そのわりに給料は少なくて、でも何日か後にはまたそこに行かないといけないんだと(“私”の気持ちになって)考えたら、「本当に、楽しいことなんてないな」という気持ちになったんですよね。――本作での撮影を通じて得たものや成長を感じる部分はありますか?基本的に“受け”の芝居が多くて、“黒服”や“先輩”に言われたことをどう受け止めて表現するか? という芝居が多かったので、そこでどうリアクションするのか? 監督とも相談をしながら、(感情をすべて出すのではなく)隠すところは隠したり、“黒服”の言葉に快感を覚えるような表情を見せたり、そういうのは良い経験になったと思います。――ここ数年、映画、ドラマへの出演も増えて、ひとりの俳優として大きな飛躍を遂げられたと思います。周囲からの反響、自身で感じる手応えも大きいのでは?「おかえりモネ」でご取材をしていただく際も「りょーちん、よかったですね」といろんな方におしゃっていただけて、反響の大きさを感じます。映画も何人かのメンバーは観てくれて(髙橋)海人から「羨ましいくらい良かった」と連絡がきて、すごく嬉しかったですね。――永瀬さんにとっても、メンバーのグループ外での活躍は大きな刺激になるのでは?そうですね。最近で言うと、ジン(神宮寺勇太)の舞台(「『葵上』『弱法師』-『近代能楽集』より-」)はすごくよかったです。ジンが演じるのだから、良い作品に決まってるだろうなという期待を軽く超えてきて、すごく刺激になりました。舞台って本当に素晴らしいなということに、メンバーが出演してくれたからこそ改めて気づけたのかなと思いますし、「よかったよ」と伝えました。『真夜中乙女戦争』公開中取材・文:黒豆直樹
2022年01月22日