これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「端折る」はなんて読む?「端」と「折る」を合わせた言葉「端折る」。そのまま「はしおる」と読むこともできますが、もっと身近な読み方があります。早口で何度か唱えてみると、答えにたどり着けるかもしれません!正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「はしょる」でした!「端折る」は、省略するという意味でよく使われる言葉です。「はしおる」という読みが変化して「はしょる」になりました。例えば、「細かい説明を端折る」や「面倒な手続きを端折る」といった形で使います。もとの意味は「着物のすそを折り上げて帯に挟む」というもので、着付けの世界ではその折り上げた部分を「おはしょり」と言います。この「おはしょり」によって、すそがすり切れても仕立て直してまた着られたり、身長が着物に多少合わなくても着付けられたりするのです。「端折る」という言葉には、日本人の知恵が隠されていますね。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!《参考文献》・『デジタル大辞泉』(小学館)・『精選版 日本国語大辞典』(小学館)・『日本大百科全書』(小学館)
2023年09月02日誰もが一度は考える、「こんな便利アイテムが現実に存在したらいいのに」という妄想。漫画やドラマなどのフィクションで登場する『現代の技術では開発不可能な便利アイテム』があれば、多くの人の夢が叶うといっても過言ではないでしょう。中でも、「モテたい」という欲が強い人にとって、一瞬で他者から好かれる『惚れ薬』は魅力的なアイテムといえます。4コマ漫画『惚れ薬の治験』漫画家の、すがぬまたつや(@sugaaanuma)さんが描いたのは、惚れ薬をテーマにした4コマ漫画。ある男性は、惚れ薬の治験に応募することにします。募集内容にうさん臭さを感じたものの、あまりにも高額な謝礼金に釣られてしまったのです。謝礼金が目当てで応募したにもかかわらず、「お金なんていらないから、また協力をしたい」と申し出た男性。そう、この治験は『薬を飲む人』ではなく『薬の効果を確かめるための人』の募集であり、研究者の男性が惚れ薬を飲んだのです!どうやら、この研究は成功した模様。男性が研究者を好きになったおかげで、治験を無料で行うことができたのでした。オチを読んだ瞬間、誰もが「うまい!」と思うであろう4コマ漫画に、多くの人から反響が上がっています。・すげえ、見事なオチ!よくできたショート・ショートを読んだ気分になった。・あまりにも予想外で声が出た。よく考えたなあ!・天才か?惚れた時のリアクションが、漫画的なモテモテ描写じゃなくて現実的なのが好き。きっと研究者は、悪女さながらに内心「計画通り…!」と、ほくそ笑んでいることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月22日ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。暖かくなって目や鼻がむず痒くなってきたなぁ(花粉症)と思ったらもう3月ですね。春らしい可愛らしいお節句、ひな祭りじゃないですか〜!ってウキウキしたいけど…男3兄弟、最近仲間入りした犬まで男の子のわが家には縁の無い話。華やかな雛飾りが飾れなくて寂しいです(涙)でも保育園児がいる間は、制作物で作ってくるのクスッと笑える可愛いお雛様を見るのが楽しみ。目下制作中の三男は、園で聞いて覚えてきたことを事細かに教えてくれます。「今日はおだいりさまのおぼうし作って〜、なんか持つやつ作って〜」「ねぇ冠とか持つ棒(笏です!)ってさ、なんであるの? いらなくない?」そんな合理主義な夫のツッコミにイラッ! としたところで…歴史案内人のお二方に登場してもらいます〜。最近は雛人形の小物が省略されて販売されている商品もあるんですよね。誤解のないように強調したいのは、時代に合わせて改変していくことは賛成しています!古臭いままでは売れない、職人さんも食べていけない。伝統を継承しつつ新しい雛人形のジャンルを打ち立てることは素晴らしい取り組みだと思っています。人形のお顔はその時代の流行を反映するので、後々の研究史料にもなることもあるし、衣裳の色や生地が斬新になるのも良いですね。でもね、やっぱり歴史を知った上で省略しても良いものと絶対に外せないものとあると思うんですよ。というわけで今回はひな祭りと雛人形の歴史を見てみましょう。雛人形のはじまりは…何時代?時代はたぬ君の出身、平安時代。桃の節句は魔除けの意味のある桃にちなんで、厄払いの願掛けがもとになっていました。紙で作った人形(ひとがた)に病をうつして川に流す(地味な)お祓い行事だったようですが、それとは別にこの時代にはもう女の子遊びとして紙人形やミニチュアの調度品を使った、今でいうままごとのような「ひいな遊び」はあったみたいです。それから時代が流れて〜中世には雛人形自体が少しずつ技巧を凝らしたものになっていき…江戸時代には、雛人形は(裕福な家庭限定ですが)女の子の成長を祝って飾るためのものになり、天皇の結婚式を模して豪華絢爛な段飾りになっていき、今に至るのです。私たちの母の時代までは嫁入り道具として揃えたり受け継いだりしていたものです。そんなわけで今に残る雛人形の多くは江戸時代の衣装がベースになるのですが、平安の世からずっと受け継がれている伝統の中で男雛は衣冠束帯、女雛は唐衣裳装束の姿です。男性にとって冠をつけない状態が「恥ずかしい」のはなぜ?私は毎年SNSでひな祭り頃になると絶対にお内裏様の冠は付けてくれ!省略しないで!と騒ぐのですがそれは、以前も 「日本人が恥ずかしいと思うこと」 について描いた記事でも伝えた通り、平安時代の男性にとって冠をつけない状態はとても「恥ずかしい」ことだったからなんです。が…なぜそんなに恥ずかしいのか? をもうちょっと深掘りしてみましょう。実は私も一時期「髷を見せること」が恥ずかしいという解釈をしていたんですが、たぬ君によると実際には当時の冠の構造に理由があったらしいのです!よく時代劇などで、武士は髷を切られることが何よりの屈辱であるというシーンがありますが、この考えの元になるのは平安時代の冠の付け方にあります。髷の髻(結び目)に冠が外れないよう結びつけるようにできているため、この結びつける「髷が無い」ということは当時の「社会的地位を表す冠をかぶれない」ということになるんですね。当時の価値観では自分が真っ当な社会人男性であることの証明のようなものなので、絶対に無くてはならないものだったんですね。他にもお内裏様が持つ笏は、元は大事な儀式で話す内容を忘れないようメモ・カンペとして使っていたものだそうで今はもちろんそのようには使っていません。でもこれが無いとポーズが決まらないんですよねぇ。女雛の小物も例えば髪飾り、釵子(さいし)と言いますが、これも冠と同様成人女性であることを示す「髪上げ」の具です。女性が裳着と呼ばれる成人式を執り行う際に髪を上げていたことが起源。檜扇は平安時代の女性が他人に顔を見せないことがマナーだったことから必需品でしたが、今でも着物の礼装では必ず扇子を脇に挿すものだし、やはり省略して良いものではありません。このように、全てに成り立ちがあり、セットで揃っているからこそ意味がある小物たちなんです!洋装で考えるとわかりやすいのではないかと思います。正式なパーティーの盛装で女性のイブニングドレスから手袋だけを、男性のタキシードから蝶ネクタイだけを「どうせ使わないよね?」と取り上げたら、全体の調和を損なうと思いません?いっそ雛人形の衣装を丸ごとオリジナルで作りました!…というのならなんの文句もありません。現代の価値観で勝手に判断して省略するのではなく、せっかく飾るなら「なんでこんなもんつけてるんだろー?」って疑問から意味や歴史を知る良い機会になると良いなぁと。ちょっと興奮して荒ぶった内容になってしまいましたが…女の子たちの健やかな成長を願う、華やかで楽しい桃の節句を楽しんでください!
2023年03月02日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「新型コロナの治験」です。多くの治験が新薬の完成を早めます。新型コロナウイルス感染症の感染拡大がなかなか収まらないなか、急がれるのは治療薬の開発です。そのために行われるのが「治験」です。治験とは、新しい治療薬の候補が開発される過程で、健康な人や患者さんに使ってもらい、効果や安全性、副作用の有無などを確かめる臨床試験のこと。体を使って調べるため、もちろんリスクを伴いますが、検査費用の負担はなく日本では何かあればすぐさま医療機関による手厚いフォローが受けられます。現在、国立国際医療研究センターの治験管理室や「生活向上WEB」で、新型コロナの治験参加者を募集しています。「生活向上WEB」の募集案内によれば、自宅で服薬しながら病院に定期的に通い、7か月にわたり経過を調べる。通院は、自宅から病院まで専用タクシーが送迎。参加することにより、薬の開発は進み、社会貢献になると記されています。ただし、治験にはデータを採るのに適した検体でなければいけません。新型コロナの治療薬候補の場合、陽性患者で症状があり、ワクチンをまだ一度も接種していない成人男女が対象になります。あらゆる治療薬の開発に治験は欠かせません。日本での治験の数は近年増えていますが、先進国のなかでは下位に位置します。アメリカなどは医療費が高額なため、無料で治療を受けられる治験を希望する人は大勢いますが、日本では一定水準の医療が保険適用で受けられるので、無理して受けようという人は限られているのです。治験の数が足りない分は、アジアの他の国のデータを活用しますが、日本人の治療には、やはり日本人による治験の結果が必要です。たとえば、海外の製薬会社で新薬が開発されても、日本人の治験結果がなかなか採れないためその薬が日本に投入されない、もしくは日本向けには開発されないという問題が起きてしまいます。このことに厚労省は危機感を抱いています。治験については、まだ一般にはよく知られていません。政府はもっと広くアナウンスするべきではないでしょうか。新型コロナの治療薬も、多くの治験データ収集が、完成に少しでも近づけることになります。堀潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)が放送中。※『anan』2021年9月22日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2021年09月18日8月27日、イギリス・マンチェスターで開催された「国際放射線研究学会(ICRR)2019」において、がんの増感放射線療法「コータック」臨床治験の第一段階であるフェーズ1の結果が発表された。増感放射線治療「コータック」とは、高知大学名誉教授で高知総合リハビリテーション病院院長の小川恭弘医師が2006年に開発した療法のことだ。乳がんや臓器や骨にできる固形がんの放射線治療を行う際に、オキシドールとヒアルロン酸の混合液をがんに注射することで、放射線の効き目を飛躍的に増大させる効果がある。がん治療薬というと、ノーベル賞受賞で有名になった「オプジーボ」など「費用が1回数千万円もする」という高価なイメージがあるが、コータックの治療費は「1回わずか500円ほど」だという。開発者の小川医師に話を聞いた。「これまでの治療実績からみると、日本で年間約9万人が新たに罹患される乳がんに対しては、ほぼすべての患者さんで乳房切除手術をせずにこのコータックで治療することができます。もちろん、あとの乳房再建手術も不要。ほかにも多くの固形がんを手術なしに治療することが可能となるんです」開発以来、この治療法を行った症例は、全国で個々に手掛けている医師と小川医師の担当した分を合わせて1千例を超えており、直径15センチの乳がんを消失させた例や、末期の直腸がんを治した例もあるという。しかし現在まで日本では、治療費(薬価)が安すぎて、製薬会社が開発に二の足を踏んでいたため、コータックは保険適用がされていなかった。そこで小川医師と株式会社KORTUCは海外での認証を目指し、イギリスのロイヤル・マーズデン病院でヤーノルド医師らとともに臨床治験を行い、効果や安全性の確認作業が繰り返されてきた。今回、国際放射線研究学会で発表された結果を小川医師は以下のように解説する。「今回の臨床治験の患者さんはすべて局所進行乳がん、あるいは再発乳がんで、つまり『ほかに治療法がない』という重度の患者さんばかりでした。乳がんの病巣としても直径5センチ以上の大きなものばかり。そんななか、45%にあたる5人が『部分寛解』でした。これは、がん細胞は完全に死滅しても、がんの病巣が残っているという状態も含みます。手術で切除するわけではないので病巣は残っていますが、がん細胞はありません。『蜂の巣はあっても、蜂はいない』のと同じことです。そして55%にあたる6人が『病状不変』という報告でしたが、これは、効果がなかったという意味ではありません。治療後もがんが残っていたとしても、短期間で必ず増大するところをコータック治療12カ月後でも『不変』だったという報告なのです。つまり、治験を受けた患者さん全員の局所進行がんが、コータック治療によって『休眠状態』になったか、あるいは『死滅して繊維組織だけ残った状態』になったという結果が発表されたのです」この結果により、イギリスではすでに、治験の次の段階であるフェーズ2に向けて準備が進んでいるという。「それだけ目覚ましい効果があったということでしょう。10月14日にロンドンで、フェーズ2開始に向けた会議が開催され、今年度中にフェーズ2が実施されることが決定される見通しです。その結果がよければ薬としての承認が得られるというところまで、イギリス当局との協議は進んでいると聞いています」がん患者のために、コータック普及促進を目指し、著書『免疫療法を超えるがん治療革命 増感放射線療法コータックの威力』(光文社)を6月に出版した小川医師が、今後の展望をあらためて語る。「今回のイギリスでの動きは、3年後の2022年の日本での認可、保険適用を見据えたものです。つまりコータック治療が日本全国で受けられる体制づくりの大きな一歩と言えます。この『コータック治療』をまだご存じない方や、全国の『がん治療・放射線治療』に従事する方に、広く認知・認識してもらえればうれしいですね」『免疫療法を超えるがん治療革命』著者:小川恭弘(高知大学名誉教授)価格:1,500円+税出版:光文社小川恭弘先生が研究を重ね、実績を積んできた増感放射線療法コータックを紹介。「コロンブスの卵」的な発想が生まれたいきさつや、コータックで命を救われた患者さんの声が満載。患者さん本位の治療を目指してきた小川先生の集大成的な書。
2019年08月27日メディネットは6月19日、九州大学(九大)より成人T細胞白血病向け治験薬である「ATL-DC-101」の製造支援業務の委託契約を締結したと発表した。九大は、九州がんセンターより委託を受け、医師主導治験「病因ウイルス特異抗原を標的とした成人T細胞白血病既治療例への新規複合的ワクチン療法:抗CCR4抗体を併用した自家樹状細胞療法(第Ia/IIb相試験)」について、厚生労働科学研究費補助金の分担研究として、その治験薬「ATL-DC-101」の製造を九大先端医療イノベーションセンターに設置された細胞培養加工施設(CAMI-CPC)にて行う予定となっている。同CAMI-CPCは、メディネットが2011年7月より、その運営管理業務ならびに同センターにて実施される免疫細胞治療に必要となる細胞培養技術者、細胞培養加工に関わる製造技術・ノウハウ、信頼性保証技術などを総合的に提供してきており、そうしたこれまでの管理実績や免疫細胞加工のノウハウなどが評価され、今回の契約に至ったという。なお同社では、これまでの国内外での共同研究の経験と知見を生かし、今後も、臨床研究から、治験、商業生産に至るまで、再生・細胞医療の実用化、商業化を通じて、再生・細胞医療分野の発展に貢献していきたいとコメントしている。
2015年06月22日東洋紡は4月13日、東北大学が開発を進めている「骨再生誘導剤」OCP/Collagenの製品化に向け、6月より歯科・口腔外科領域で治験を開始すると発表した。この「骨再生誘導剤」は、粉末状のリン酸オクタカルシウムと医療用コラーゲンを、スポンジ状のディスクに加工したもの。骨欠損部や骨の薄くなった部分に埋めると、リン酸オクタカルシウムがコラーゲンを足場として自身を新生骨に置換するかたちで骨の再生を誘導する。形成された新生骨は、元の骨と同等の性質を持つと期待され、OCP/COllagen自体は分解・吸収されるため体内には残らないとされている。健常な自家骨を採取する必要がなく、インプラント治療の場合でも入院の必要が無いため、患者の負担減およびQOLの改善につながると考えられている。2018年度からの本格販売を目標としており、歯科・口腔外科領域のほかにも、整形外科や脳外科領域への適用も検討していく。
2015年04月14日岐阜大学は3月3日、国際基準を満たす治験薬製造設備を設置し、同設備によりクロイツフェルト・ヤコブ病(ヤコブ病)の治験薬の開発を進めると発表した。治験薬製造には無菌状態が不可欠で、国際基準を満たす必要がある。今回設置された設備はそれを満たすもので、高温高圧下の環境で数十種類の有機化合物を合成して製薬し、無菌状態の設備内で分包することができる。こうした設備を大学で導入するのは世界で初めてとのことで、大学内で人体へ使用可能な治験薬を製造することが可能になる。ヤコブ病は数カ月にわたる進行性痴呆や視力障害、錯乱、めまい、無感情などの症状が見られ、発病から3~12カ月で死亡する希少難病。原因は神経細胞に存在する「プリオン」と呼ばれるタンパク質が破壊され、異常構造となり毒性を帯びて神経細胞を殺すためとされているが、現在のところ有効な治療法は確立されていない。同大学の大学院連合創薬医療情報研究科の桑田一夫 教授を中心とした研究グループはこれまでの研究で、プリオンタンパク質の正常構造を安定化させ、異常構造への変換を抑制する化合物「メディカルシャペロン」を治験薬として開発している。新設備の設置により人体への治験が可能となることで、ヤコブ病を始めとするプリオン病の治療法の確立へとつながることが期待されるほか、アルツハイマー病など他の認知症の治療薬研究にも役立つと考えられている。なお、ヤコブ病に対する治験は2年後を予定している。
2015年03月03日バルミューダは29日、酵素フィルターで空気の除菌もできる加湿器「Rain」にWi-Fi機能を省略したスタンダードモデルを追加した。同社オンラインストアでの販売価格は税別43,000円となっている。Rainは、本体の上から給水できるタンクレス構造の気化式加湿器。同社の空気清浄機「AirEngine」にも採用されている酵素フィルターを搭載している。外部から取り込んだ空気を酵素フィルターで除菌したのち、加湿フィルターに通して、うるおった空気を部屋中に送り出す。給水ボウルは水洗いが可能。ボウル内部には銀イオンカートリッジが備わっており、水のヌメリ発生を抑制する機能も持つ。サイズはW350×D359×H374mm、重量は5.7kg(満水時で10kg)。なお、バルミューダは年に1度のフィルターセット交換を推奨している。フィルターセットのオンラインストアにおける価格は税別3,790円だ。既発売のWi-Fi対応モデルでは、無料の専用アプリ「UniAuto」から、運転状況の確認、電源のオン・オフ、設定温度の変更、運転モードの変更、24時間タイマーの設定、電気料金(概算)の表示を行える。外出先からの操作も可能だ。無線LANの規格はIEEE 802.11b。アプリはiOS 6以上、Android 4.2以上に対応している。なお、Wi-Fi対応モデルはオンラインストアのみの限定販売で、価格は税別46,000円。
2014年09月29日医師コミュニティーサイト「MedPeer」を運営するメドピアはこのほど、同サイトにて実施された「治験の報酬」に関する調査の結果を発表した。治験終了後に病院に支払われる報酬の扱いは各病院によって違うとされる現状を踏まえ、同社は5月25日~31日の7日間、全国のMedPeer会員医師を対象に、病院に支払われる報酬はどのように扱われているかを調査した。有効サンプル数は2,688件。まず、29%が「治験は実施していない」と回答。続いて「病院と実施医師や医局で分けるが、使い道が決められている」は23%。実際の状況を尋ねると、病院が1割~5割程度とる例が多く見受けられる。残りは医師または医局に入るが、使途は「学会費用や書籍購入」や「備品ではなく消耗品のみ」、「飲食には使えない」といった制限があるようだ。「全額病院の収入になる」は20%で、その使途としては「研究費、学会の参加費用などに使われる」「一部が担当科に配分される」と回答。「個人への配分がないとモチベーションが上がらない」という声がある一方で、「医師個人への報酬にすると、結果にバイアスのでる余地がある」という意見も見られた。以下は、「病院と実施医師や医局で分け、使い道は自由」が12%で、「全額実施医師・医局の収入になる」が9%であった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日9品目を保険適用検討日本では新薬が開発されてから実際に治療薬として患者に使用できるまでの時間が、諸外国に比べて長いとされており、このような状態を一般的にドラッグ・ラグと呼びます。特に海外では標準で使用されている医薬品についても、国内では承認されない場合や、承認されるのに時間が掛る場合が多く、これらが問題視されています。[画像はイメージです。]時事ドットコムによると厚生労働省の検討会は6日、新たに希少難病の薬など9品目について、治験を省略して承認申請の手続きができる「公知申請」が妥当と結論付けた。今月末の薬事・食品衛生審議会でも了承されれば、薬事承認を待たずに保険適用が可能となる。と、厚労省の検討会は9品目の薬について公知申請が妥当とし、薬事・食品衛生審議会で了承されれば保険適用が可能となります。薬を承認をする審査官の人数の少なさも指摘されますが、全体的な制度そのものに構造上の問題があり、厚労省全体を含めた抜本的な改革が必要とされます。
2010年10月08日