“未体験ゾーンの映画たち 2024”で公開される『DIVE/ダイブ 海底28メートルの絶望』より日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。2人の姉妹が人里離れた美しい場所へダイビングに出かけるが、ダイビング中に突然落石に見舞われる。妹のドリューは無事回避できたが、姉のメイは落石に当たり水底へ沈んでいってしまう。メイは海底28m下に閉じ込められ、身動きできない。酸素レベルが危険なほど低く、低気温なため、メイが助かるまでのタイムリミットはわずか25分。ドリューは極限状態の中、メイを救出するために命を懸けて奮闘するが…。この度解禁された日本版予告編では、姉妹が旅行で訪れた美しいビーチでのダイビングから一転、水中で突然緊急事態に見舞われ、緊迫感が高まる映像となっている。果たして、2人は絶体絶命の極限状態を生き抜くことができるのか…?併せて解禁された日本版ポスタービジュアルでは、「ようこそ、底なしの恐怖へ」のキャッチコピーとともに、海底に閉じ込められもがき苦しむ姉と、姉を助けるために奮闘する妹の状況が描かれている。『DIVE/ダイブ 海底28メートルの絶望』は2月2日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて開催される“未体験ゾーンの映画たち”にて公開。シネ・リーブル梅田でも近日公開予定。動画配信サービス「U-NEXT」にて2月9日(金)~3月8日(金)の期間、オンライン上映も実施。(シネマカフェ編集部)
2024年01月31日イタリア生まれの日本育ちイタリア産オーガニックワインを輸入しているナーズヴィーノ合同会社は「海底熟成オーガニックワイン」の先行予約販売をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて9月17日に開始しました。海底熟成オーガニックワインは「三浦半島はイタリア半島」プロジェクトとして、ワインを通じ三浦半島を支える環境を守りたいとの思いからスタートした、人と地球にやさしい企画です。地域の思いが詰まったワイン海底熟成オーガニックワインは、イタリアで生まれたワインを三浦半島の小網代湾の海底に半年間沈め、自然の力でじっくり熟成させた世界に1つのワインです。海底熟成ワインが話題になったのは、1916年代の船が1998年に海底から引き揚げられ、そこに積まれていたシャンパンが泡立ちもあり美味しかったことから。80年も熟成されていたシャンパンにはオークションで高値が付いたと言われています。その後の調べで、海底ではワインを保存する温度や湿度、紫外線の環境が最適だとわかりました。限定100本の特別なワイン海底熟成ワインの価格は、「海底熟成ワイン白」が20,000円、「海底熟成ワイン赤」が20,000円、「海底熟成ワイン白・赤セット」が38,000円です。販売本数は、白・赤が各限定30本、白と赤のセットが限定20セットの販売となります。(画像はナーズヴィーノ合同会社の公式サイトより)【参考】※海底熟成オーガニックワイン クラウドファンディングサイト※ナーズヴィーノ合同会社の公式サイト
2022年09月30日パワーストーンジュエリーブランドのHariqua(ハリックァ)は、「神津島に眠る海底のオブシディアンジュエリー」の販売を2022年9月30日(金)より開始しました。同シリーズは、伊豆七島の一つである神津島より産出される高品質のオブシディアン(黒曜石)を使用しています。海と大地のエネルギーが宿る美しい輝きを生かした、現代的なデザインが特徴の商品です。神津島に眠る海底のオブシディアンジュエリー◆Hariqua(ハリックァ)とはHariquaは、2008年に誕生したスピリチュアルジュエリーブランドです。世界各国の産地にて厳選したストーンとラグジュアリーな素材を用いたジュエリーの製作を得意とし、スピリチュアルジュエリーの草分け的存在として約1万人以上の顧客から根強い支持を集めています。Hariquaのジュエリーの特徴は、ストーンの仕入れから加工、アフターケアまで一貫した自社生産による品質の高さと、ストーンのパワーと魅力を生かした美しいデザインにあります。またストーンの仕入れは、優れた能力と豊富な経験を持つスピリチュアルヒーラーが担当しています。スピリチュアルヒーラーとは、人やストーンなど対象物のエネルギーやオーラを読み取り、ヒーリングを行う人を指します。Hariquaでは米国クリアサイトの認定するクレアボヤント、もしくはイギリス クリスタル&ジェム・セラピスト協会(ICGT)の認定するヒーラーがエネルギーのリーディング(透視)によるストーンの選別、浄化やエネルギーチャージを行っています。鉱山から運ばれてくるストーンの中には、その力を秘めたまま眠っているもの、何かしらの思念やエネルギーが付着したものなど、ベストとは言えない状態のものが含まれることがあります。そうしたストーンを本来あるべき状態にしてお客様へお届けするため、すべての商品に浄化を施しています。◆神津島のオブシディアン(黒曜石)について同シリーズで使用するのは、伊豆七島の一つである神津島より産出されるオブシディアンです。神津島は東京都内から南西178kmの太平洋上に浮かぶ島で、銭洲、恩馳島、祇苗島などと共に東京都神津島村に属しています。古くは「神が集う島」として「神集島」とも表記され、離島には珍しく豊かな水源を有することもあり、神々がこの島に集い水の分配の会議が行われたという「水配り伝説」が伝わる神秘的な島です。神津島より産出されるオブシディアンの中でも最も純度が高いとされるものは、神津島の西南西に位置する恩馳島の海底に眠っています。海中深くから引き揚げられた原石を研磨し、漆黒の色味と豊かなテリが美しい陰影を描くジュエリーへと仕立てました。神津島に眠る海底のオブシディアンジュエリー◆パワーストーンとしての意味オブシディアンには、魂を地球の深部へとつなげるアンカー(錨、いかり)のようなエネルギーが宿っています。感情の表層に立つ波風にとらわれず、あなたの本質のみに光を当て、高次の世界との交信を手助けしてくれるストーンです。共にあれば、良いものを引き寄せ、不要なものを遠ざけながら、方位磁針のようにあるべき場所へと導いてくれるでしょう。また、水と大地のエネルギーによる癒しの力は、神津島産のオブシディアンならではかもしれません。「水や地のエネルギー」「龍神」といったキーワードが気になる方に、特におすすめしたいストーンです。Obsidian cabochon ring (オブシディアン カボション リング)◆パリ展示会でも人気のオブシディアン2019年9月にパリで開催された展示会(TRANOI)でも、神津島産のオブシディアンを用いたHariquaのジュエリーは好評を博しました。こうした反響を受け、同社では海外通販専用のオブシディアンジュエリーの販売も開始します。<販売情報>オブシディアン特集ページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月30日海底に閉じ込められた危機的状況から脱する恐怖を描いたパニックスリラー『海底47m』シリーズの製作陣が、舞台を海上に移して再び海の恐怖を描くサバイバルスリラー『SHARK BAIT(原題)』が、邦題『海上48hours ―悪夢のバカンス―』として、7月22日(金)より全国公開されることが決定。併せて、ポスターと予告編が解禁された。メキシコのビーチでバカンスを楽しむ大学生5人組は、酔っぱらった勢いにまかせて無断で水上バイクを乗り回す。ところが、衝突事故を起こしてしまい、壊れたバイクで遥か海上沖を漂うことに…。友情で結ばれていた彼らを待っていたのは、回避不可能な危機的状況の数々。さらに、追い打ちをかけるように獰猛なホホジロザメが彼らを襲い、2日間の“恋と友情のバカンス”は、“サメと裏切りのサバイバル”へと化していく。監督は、『海底47m』と『海底47m 古代マヤの死の迷宮』でセカンドユニット監督を務め、『ゲットバック 人質奪還』などの監督でもあるジェームズ・ナン。そして、衝撃の実録ドラマ『暁に祈れ』で脚本を務めたニック・ソルトリーズが脚本を担当している。解禁された予告編は、アメリカから来た5人がメキシコのビーチでテキーラを片手にバカ騒ぎする様子から始まる。しかし桟橋に停められていた水上バイクに無断で乗りこんではしゃぎ、衝突事故を起こしたことから、楽しいはずのバカンスが一転、悪夢になっていく。仲間のひとりは重傷を負い、バイクのエンジンは故障。スマホは電波圏外で、助けを呼ぶこともできない。さらには浮気騒動も勃発し、凶暴なホホジロザメまで現れる。恐怖と裏切りが交錯する絶体絶望の海上から、彼らはサバイブできるのか、気になる映像になっている。同時に解禁となったポスターは、絶体不可避な危機的状況から生き延びるため、海面から浮かび上がろうとする主人公の女子大生ナット(ホリー・アール)と、その彼氏のトム(ジャック・トゥルーマン)の必死の形相が切り取られている。また、故障した水上バイクで沖を漂う5人に忍び寄る獰猛なサメの姿も。さらに水上バイクの衝突事故やエンジン故障など彼らを襲う悪夢の数々も時系列で紹介されており、インパクトあるビジュアルが完成した。『海上48hours ―悪夢のバカンス―』は7月22日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月28日パメオポーズ(PAMEO POSE)2022年春のアクセサリーが、パメオポーズ 表参道本店・渋谷パルコ店ほかで発売スタート。海底に沈んだ“伝説の島”「アトランティス」がテーマパメオポーズ2022年春コレクションのテーマは「アトランティス」。哲学者・プラトンの著書『ティマイオス』や『クリティアス』の中で描かれた広大な帝国のことで、9000年前に海中に没したとされている“謎に包まれた”伝説の島だ。今季はそんな「アトランティス」をテーマに、ドリーミーなアクセサリーを展開する。“海底のお宝”ピアスハートやムーンなど、カラフルなピースを並べた「Sea Treasure Pierce」は、“海の底に沈むお宝”をモチーフにしたピアス。透明の樹脂で海水を、昔懐かしいチャーミングシールで海底の小石やヒトデをロマンティックに表現する。“暗闇で光る”イルカのチョーカー海の生き物をモチーフにした、キッチュなデザインのブレスレットやチョーカーも、今季らしい逸品。海の王ポセイドンの妻・アンフィトリテが飼っていたペットから着想を得て、イルカと鯛をデザインに起用した。仲良く並んだイルカの間のパールは、暗闇やブラックライトで光る“蓄光”仕様になっているなど、細部にまでこだわりは満載だ。海洋イメージ“オール天然石ビーズ”ネックレス伝説の島「アトランティス」にちなみ、東西南北の海洋をインスピレーションにしたオール天然石ビーズのネックレスも登場。南の海は、明るい日差しと熱帯雨林をイメージしたグリーン、北の海は、雪や氷山の冷たさをイメージしたブルーでまとめるなど、海によって異なるカラー&配色で展開される。海辺のガラス片から生まれたリングリング「Sandy beach Treasure Ring」は、砂浜の貝殻拾いから着想したデザイン。きれいな色のガラス片を見つけたときのときめきをキラキラカラーで描き出した。また、パメオポーズ人気のスティックピアスには“つらら”をモチーフにした、新デザインが仲間入り。耳に通すと、つららが耳たぶを貫通しているようなユニークなデザインとなっている。【詳細】パメオポーズ2022年春アクセサリー取り扱い店舗:パメオポーズ 表参道本店・渋谷パルコ店・公式オンラインストア<アイテム例>・Sea Treasure Pierce 19,800円・Wife’s Pet Bracelet 7,920円・Wife’s Pet Choker 12,100円・Ocean Neckless(South, West, North) 9,900円・Ocean Neckless(East) 10,450円・Icicles Stick Pierce 13,200円・Sandy beach Treasure Ring 7,920円
2022年03月20日株式会社コモンセンス(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:青樹 英輔)は、同社が運営する南伊豆の海底で熟成されたワイン「SUBRINA(R)(サブリナ)」が、株式会社ぐるなびが運営する『“接待の手土産”セレクション2021 spin-off』の「話題賞」に選出されたことをお知らせします。また、全国の書店(一部地域を除く)・ネット書店にて2021年9月13日(月)に発売される「接待の手土産2022 秘書が“いま”選ぶ贈り物(日経BP 日本経済新聞出版本部発刊)に、SUBRINAが掲載されます。入選・話題賞受賞 「海底で熟成されたワインSUBRINA」■SUBRINA商品概要海底で熟成されたワインSUBRINAは、日本有数の透明度を誇る美海、ヒリゾ浜を有する南伊豆奥石廊中木沖の水深15mで、約半年間熟成させた赤ワインです。成熟したブドウから生まれる豊かな果実味、柔らかなタンニン、豊富な酸の美しいプロポーションを持つ一品。海底で眠っていた証しとして、ボトルにはフジツボや石灰藻などの“海からの贈り物”が付着しています。海とワインにまつわるストーリーは大切な方への贈り物として多くの方に選ばれています。海とワインをイメージしたオリジナルラッピングパッケージ<海底で熟成されたワインSUBRINAブランドサイト> <接待の手土産サイト SUBRINAショップ> ■海底で熟成されたワインSUBRINAの現役秘書からの評価コメント(参加秘書人数:142名 回答秘書人数:136名)<ビジネス使いとして優れている点>・作られるまでの工程が面白く、実際にフジツボなどが付いているのも話題になりそう。ワインを贈る際、味の好みなどがあるため選び方が難しいのですが、こちらは珍しさだけでもウケると思うので、特別な機会に贈ってみたいです。(卸・小売業 秘書歴13年5ヶ月)・「海底で熟成された」というのがボトルでもわかるようになっているのが面白く、その神秘的なストーリーをついついお話ししたくなってしまうお品です。パッケージもおしゃれなので、特に女性に喜ばれそうです。(情報通信・IT 秘書歴2年6ヶ月)・美しい包装デザインがとにかく目を引きます。製造の工程にストーリーがあるのも、話題作りにちょうど良いと思いますし、贈る相手のリアクションが楽しみになるお品です。(建設業 秘書歴2ヶ月)<味についてのコメント>・海底で熟成されたワインと知らず、開けると瓶に付着物があってびっくりしました。ワイン自体は、口に入れた瞬間の酸味とスパイシー感が、とてもよく、お肉やショコラとの相性が良いように感じました。・2016年ヴィンテージと比較的若めであるにもかかわらず、南アフリカのシラーのボリューミーでスパイシーという先入観を覆し、エレガントであり、角が丸く、柔らかい味わいになっています。オーク樽のトースティーな香りも程よくて良いです。■ムック本「接待の手土産2022 秘書が“いま”選ぶ贈り物」についてぐるなび「接待の手土産」編集室が送るシリーズ6冊目となる『接待の手土産2022 秘書が“いま”選ぶ贈り物』は、今年6月末に発表された2021年度特選・入選品を全品収録。今回は、「新しい生活様式」が求められるなか、「今の時代にふさわしい贈り物かどうか」を審査し、高評を得た逸品が並びます。初の試みとして新設された「特別賞」にて、海底で熟成されたワインSUBRINAは「話題賞」のページに掲載。飛びぬけた特徴を持つ個性的な品として、その魅力を伝えていただいています。接待の手土産2022 秘書が“いま”選ぶ贈り物書名:接待の手土産2022 秘書が“いま”選ぶ贈り物発行:日経BP 日本経済新聞出版本部編者:ぐるなび「接待の手土産」編集室■「接待の手土産」サービス概要日頃からビジネスにおける大切なシーンで、心遣いが伝わる贈り物を数多く選んでいる秘書は、まさに手土産選びのスペシャリスト。株式会社ぐるなびが運営する「接待の手土産」では、現役秘書が目利きした信頼できる手土産を紹介しています。また、年間を通じて、のべ550名以上の現役秘書が品評し、「今の時代に相応しい」と高く評価した手土産を「接待の手土産 セレクション」として発表。その中でも極めて評価が高い逸品を「特選」として認定、表彰しています。今回はspin off特別企画として、特選・入選の中からデザインや話題性などの特長を持つ6品を特別賞として認定しています。特設サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月13日ダイビング中に深海で檻に閉じ込められた姉妹が決死の脱出に挑む姿を描き、全世界で大ヒットを記録した海洋パニックスリラー『海底47m』からスケール、アクション、ロケーション、そしてスリルと恐怖が進化と深化を遂げた『海底47m 古代マヤの死の迷宮』が7月23日(木・祝)の「海の日」に公開。本作では、シルベスター・スタローンとジェイミー・フォックスの娘たちが映画デビューを果たしている。今回解禁となる本編映像は、4人の女子高生が秘密のダイビングスポットへ向かい、夏休みを満喫する姿を映した、若さ溢れるフレッシュな1シーン。アレクサ(ブリアンヌ・チュー)に連れられ、観光客も知らないという秘密のスポットにやってきた4人。ニコール(システィーン・スタローン)はすぐさま崖から飛び込む一方、ミア(ソフィー・ネリッセ)は小道から安全に降りようとサーシャ(コリーヌ・フォックス)に提案する。異母姉妹である2人は日常でも互いに距離感を感じていたが、サーシャがミアに「飛ぼう」と誘ったことがきっかけで一緒に海に飛び込む。お互いの心が開いている様子も垣間見れる、夏らしい爽快感あふれる映像となっている。本作でスクリーンデビューを果たしたサーシャ役のコリーン・フォックスと、ニコール役のシスティーン・スタローン。彼女たちの父親は、言わずと知れたハリウッドスターの名優たち。この2人について、ヨハネス・ロバーツ監督は「コリーヌ・フォックスはキャリアをスタートさせたばかりだ。ジェイミー・フォックスの娘で、すごいカリスマ性がある。彼女はただただ素晴らしく、とても美しく才能のある女優だ。上手いよ」と絶賛!また、システィーンについても、「(これまで)彼女は演じたことがなかった。シルベスター・スタローンの娘で、信じられないほどのエネルギーに満ちている。彼女が登場するとワクワクするよ」と評価し、父親譲りのエネルギッシュな魅力について明かしている。父親であるシルベスターとジェイミーの2人は、昨年8月に行われたプレミアイベントにも参加。女優デビューとなる愛娘の晴れ姿を見に来る様子は、まるで授業参観に来た父親の姿のよう(!?)で、少し照れくさそうに親心を見せる表情にも注目だ。『海底47m 古代マヤの死の迷宮』は7月23日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海底47m 古代マヤの死の迷宮 2020年7月23日 新宿ピカデリーほか全国公開©THE FYZZ FACILITY FILM 11 LTD
2020年07月01日新発見に沸く古代マヤ文明。その海底に沈んだ遺跡が未体験の恐怖の舞台となる海洋パニックスリラー『海底47m 古代マヤの死の迷宮』が、7月23日(木・祝)の「海の日」に公開が決定、予告編も到着した。本作は、ダイビング中に海底に落下、深海で檻に閉じ込められた姉妹が決死の脱出に挑む姿を描き、全世界で大ヒットを記録した『海底47m』のシリーズ第2弾。あれから3年、スケール、アクション、ロケーション、そして何よりもスリルと恐怖が進化と深化を遂げて帰ってきた。今作では前作のコンセプトをしっかりと受け継ぎつつ、ダイビングの中で最も危険が伴うとされている「洞窟ダイビング」という要素を新たに追加。作品の目玉となる水中の撮影には、イギリスのバジルドンにあるプールと、『スター・ウォーズ』や『007』シリーズの撮影でも知られるパインウッド・スタジオの2か所にセットが組まれた。メインとなるマヤ文明の都市、迷路のようなトンネル、高くそびえる柱、らせん状の石の階段、堂々たる彫像、そして目玉の「祭壇」と、かつてマヤ族が生贄を捧げた壮大な洞窟が完全再現され、500年前の海底遺跡で決死の撮影の末に作品が完成した。また、キャストにはジェイミー・フォックスの娘であるコリーヌ・フォックス、シルベスター・スタローンの娘のシスティーン・スタローンと、名優たちの子どもが本作で映画デビュー。『やさしい本泥棒』のソフィー・ネリッセ、米Huluのティーンホラー「Light as a Feather」(原題)のブリアンヌ・チューと海底へ向かう。太陽の日差しが降り注ぐ夏のメキシコ。4人の女子高生たちは、メキシコの<海底に沈むマヤ文明の遺跡>を探検しようと危険な洞窟ダイビングに挑戦する。しかし、突如大きな衝撃が走り神殿は崩落。そこに現れたのは、巨大な人食いホオジロザメだった!必死で逃げる4人だが、命綱は切断され、助けを呼ぼうにも無線は通じない。ようやく見つけた逃げ道は激しく渦巻く潮流で塞がれており、残りの酸素もごくわずか...脱出確率0%の迷宮を4人は突破できるのか――。未体験のパニックに、緊張と興奮、そして悲鳴が無限ループする、緊張感あふれる予告編に仕上がっている。『海底47m 古代マヤの死の迷宮』は7月23日(木・祝)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HiGH&LOW THE LIVEライブ・ビューイング海底47m 2017年8月12日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開© 47 DOWN LTD 2016, ALL RIGHTS RESERVED
2020年06月04日NECは4月6日、アンゴラのアンゴラケーブルズ(Angola Cables, SA)と締結したアンゴラとブラジルを結ぶ大容量光海底ケーブル敷設プロジェクト「SACS(South Atlantic Cable System、サックス)」の建設を開始したと発表した。海底ケーブルの稼働開始時期は2018年中旬を予定している。なお、同社によるとアフリカ大陸と南米大陸間を結ぶ南大西洋を横断する光海底ケーブルシステムとしては世界初だという。アンゴラは、石油やダイヤモンドなどの豊富な資源を背景とした経済成長に伴い、国際通信が急増している。特に経済大国のブラジルや、ブラジルを経由した米国との通信を可能にする国際通信ケーブルの整備が求められているという。SACSは、そのようなニーズに応えるとともに陸揚げ地のブラジル・フォルタレザで米国に繋がる海底ケーブルと接続することで、今後も予想される両地域間の通信需要増に対応していく。SACSは、NECとしても大西洋で初めて手がけるプロジェクトであり、アンゴラのルアンダ(Luanda)とブラジルのフォルタレザ(Fortaleza)を結ぶ、総延長約6200kmの光海底ケーブル。また、一波長あたり毎秒100ギガビット(100Gbps)となる最新の光波長多重伝送方式に対応し、建設時の設計容量として毎秒40テラビット(40Tbps)の伝送を可能としている。まずは、海洋調査とルート設計に着手し、その後は光伝送端局装置や光海底中継器、光海底ケーブルなどの製造を行い、海底ケーブルの据付・敷設工事を進める。なお、SACSの建設には国際協力銀行(JBIC)のバイヤーズクレジット(輸出金融)が活用されており、三井住友銀行(SMBC)との協調融資によるもので、SMBC融資部分には日本貿易保険(NEXI)による保険が活用される。JBICは、アンゴラ国営のアンゴラ開発銀行を通じ、建設資金の一部をアンゴラケーブルズに融資する。
2016年04月06日海洋研究開発機構(JAMSTEC)は2月24日、2013年に行われた有人潜水調査船「しんかい6500」世界周航研究航海において、大西洋の深海海底で鯨骨生物群集を発見したことを発表した。これまでに発見されている鯨骨生物群集のなかでは世界最深となる。同成果は、JAMSTEC 東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム 北里洋 プロジェクト長および海洋生物多様性研究分野 藤原義弘 分野長代理、サンパウロ大学 海洋研究所、バレ・ド・イタジャイ大学、日本大学 生物資源科学部、フルミネンセ連邦大学の研究者らの研究グループによるもので、2月24日付けの英科学誌「Scientific Reports」に掲載された。海の生態系には、太陽エネルギーによる光合成を通じて生産される有機物に依存して暮らす「光合成生態系」と、硫化水素やメタン、水素など、地球内部から噴出する化学物質をエネルギー源として有機物をつくる化学合成微生物が生産者として働く「化学合成生態系」が存在する。化学合成生態系は、光の届かない深海の熱水域や湧水域に形成されており、そこに生息する多くの動物は、化学合成細菌を体の中や外に共生させ、細菌が生産した有機物を利用している。化学合成生態系と同様な生態系として、クジラ、イルカなどの大型海生哺乳類の遺骸に形成される「鯨骨生物群集」が知られている。クジラなどの海生哺乳類は、死後に深海に沈降した遺骸が分解されることで硫化水素を発生するようになるため、硫化水素を餌とする化学合成生態系を構成する生物が好んで住み付くようになるというわけだ。同研究グループは2013年4月24日、ブラジル沖サンパウロ海嶺で行われた「しんかい6500」の潜航調査において、世界最深となる水深4204mの海底から鯨骨生物群集を発見した。自然死による鯨骨生物群集としては世界で8例目となる。北里氏および藤原氏によると、今回の発見は「まったくの偶然」であるという。同生物群集を分析した結果、発見された鯨骨は死後5~10年ほど経過したクロミンククジラのものであることが確認されており、その骨からは、大型底生生物であるゴカイの仲間28種、コシオリエビ数種、ルビスピラ属など巻貝2種、ホネクイハナムシの1種など、多様な生物が少なくとも41種発見されている。形態レベルの検討ではこれらのほとんどが新種である可能性が高く、これらのうち巻貝のルビスピラ属やホネクイハナムシなどいくつかのグループについては、遺伝子レベルの検討の結果においても新種であることが判明している。一方で、これらの構成種を属レベルで見ると、北東太平洋カリフォルニア沖でこれまでに見つかっている鯨骨生物群集や熱水/湧水生物群集の構成種と類似しており、同じ系統群に所属していることがわかった。これは1989年にハワイ大学 クレイグ・スミス博士が提唱した、鯨骨生物群集が熱水噴出孔/湧水生物群集の間をつなぐ飛び石の役割を果たしているという「飛び石仮説」が全球的な広がりを持つことを支持する結果となっている。同研究グループでは今後、実験的にクジラの遺骸をさまざまな海域に設置し、クジラの遺骸が深海で分解されて化学合成生物群集の飛び石となるまでの成立過程とその過程で存在する生物の全球的な類似性の検討を行っていくとしている。
2016年02月25日NECは9月3日、マレーシア国内のマレー半島とボルネオ島を結ぶ大容量光海底ケーブル敷設プロジェクトである「SKR1M(Sistem Kabel Rakyat 1 Malaysia)」を受注したと発表した。2017年半ばに稼働開始を予定している。現在マレーシアでは同国政府の主導により国内情報網強化を推進している。同ケーブルはその一環として建設し、同国の情報化を加速させる通信基盤として期待されている。同ケーブルは、マレー半島とボルネオ島の6都市・5区間を結ぶ総延長距離約3,700kmの光海底ケーブルで、マレーシアの大手通信事業者であるTelekom Malaysia(TM)、TT dotCom(TTdC)およびNECの間で建設請負契約を締結した。同ケーブルは1波長あたり100Gbpsとなる光波長多重方式に対応し、建設時の初期容量は4Tbps。同社は過去40年以上にわたり海底ケーブル・システム事業を手掛け、地球5周分のべ20万kmを超える敷設実績があり、日本を含むアジア・太平洋地域で強みを持つ。また、陸上に設置する光伝送端局装置、光海底中継器や光海底ケーブルなどの製造、海洋調査とルート設計、光海底ケーブル・システムの据付・敷設工事、訓練から引渡試験まで、全てをシステム・インテグレータとして提供しているという。特に、深海8,000メートルの水圧に耐えられる光海底ケーブルは、日本で唯一製造可能なNECの子会社であるOCCが担当している。
2015年09月04日7月23日、油井亀美也宇宙飛行士ら3人の打ち上げ中継を、フロリダ沖の海底基地で見守る人たちがいた。金井宣茂JAXA宇宙飛行士を含む欧州、NASAの宇宙飛行士たちだ。「我々3人は油井飛行士と一緒にNASAで訓練を受けた同級生。宇宙に行くチャンスが身近に迫ってきているのを感じて、興奮した」と金井飛行士は笑顔で言った。7月20日(月)から14日間、金井飛行士らは海底基地で行われるNASAの訓練に参加した。「NEEMO(NASA Extreme Environment Mission Operations)」は国際宇宙ステーション(ISS)のリハーサルとも呼ばれる訓練で今回が20回目。ISSで長期滞在を行う宇宙飛行士のほとんどはこの海底訓練を経て宇宙に飛ぶ。NEEMO訓練に参加する宇宙飛行士たちは、アストロノート(宇宙飛行士)をもじってアクアノートと呼ばれる。なぜ、宇宙に行くために海底で訓練をするのだろう? ポイントは2つある。1つは環境が似ていること。海底20mにある基地アクエリアスは、さながら「海底にある宇宙ステーション」。幅3m×長さ約15m(「きぼう」日本実験棟船内実験室をやや細長くした大きさ)の基地内は空気で満たされシャツ姿で暮らせるが、空気や電力・通信など生命維持のための機能はすべて外部から供給されていて、常に安全を意識しなければならない。また簡単には外に出られない「隔離環境」であり緊張感を伴う点がISSと似ている。2つ目はその閉鎖環境を利用して、宇宙と同じようにミッション(任務)を行うこと。アクアノートたちのスケジュールは分刻みで決められている。さらに宇宙飛行中と同じように、海上にミッションコントロールセンター(管制室)が設けられ、管制官と密に交信しながら作業が行われていく。金井飛行士によると、今回のNEEMO訓練ではこの通信をわざと10分遅らせてやりとりしているという。「将来、火星に行くことを想定すると、火星との交信には往復で20分かかります。すぐに会話ができない中でどのようにミッションを効率的に行うか。10分のタイムラグでストレスがかかると同時に、知的好奇心が刺激されてさまざまなアイデアを仲間うちで話ながら進めています」(金井飛行士)。チームにはコマンダー(船長)役の宇宙飛行士がいる。様々なトラブルを乗り越えてチームワークやリーダーシップ、フォロワーシップを磨きながら、仕事を安全確実に行っていくことが、この訓練の大きな目的だ。○将来の火星探査を見据えて14日間の訓練中には、海底を火星と見立ててアクアノートたちが船外活動を行った。「NASAは急ピッチでISS後の話し合いをしています。小惑星や火星ミッションなどのアイデアが出ているが、具体的な技術について、何が将来の探査に必要なのか、NASAもまだ手探り状態と感じている」と金井飛行士は指摘する。たとえば重力の小さな小惑星や火星の衛星を探査する際、足場はどうするのか。磁気がなくコンパスが使えない火星でどうやってナビゲーションを行うのか、など実際に活動するために検証しなければならない課題は多い。海底の活動時、宇宙服に取り付ける錘の重さを変えることによって、火星に近い重力を作り出すことができる。アクアノートたちは「海底の火星」でさまざまなツールの作業性や手法を検証する。また、海底基地内ではITツールの検証も行った。たとえばメガネ型ウェアラブル端末。今回、金井飛行士は会見中にマイクロソフトの現実拡張ヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」を見せ、「ISSや月のミッションを想定して作業性を評価している」と説明してくれた。宇宙飛行士が見た風景を地上の科学者も同じように見られるかもしれない、という可能性が広がるツールだ。元々、金井宣茂宇宙飛行士は、海上自衛隊のお医者さんで、ダイバーの健康管理も行っていた。アメリカで一年間、潜水医学を学んだ際、潜水医学のドクターが宇宙飛行士になった事実を知り、宇宙飛行士を目指すようになった。「自衛隊時代はサポート役で地上に残りダイバーの健康管理を確認する役目でした。実際に潜ってみてこんなに大変だったのかと新しい発見があった」と吐露する。NEEMO訓練初期にはチームワークで失敗ばかり。多国籍の仲間と一緒に仕事をする中で相手の嫌な面を見ていたが、訓練が進むにつれて、得意な面が見えるようになり、「今ではあうんの呼吸で仕事ができるようになった」という。「日本の強みは宇宙医学。力量と経験を高め、次世代の宇宙飛行士として将来の日本の宇宙開発を担っていきたい。」海底から宇宙をめざし、力強く抱負を語った。
2015年08月06日海洋研究開発機構(JAMSTEC)は7月24日、地球深部探査船「ちきゅう」を用いて青森県八戸市沖の約80kmの地点(水深1180m)から採取した海底下2466mまでの堆積物コアサンプルを分析した結果、海底下に埋没した約2000万年以上前の地層に、陸性の微生物生態系に類似する固有の微生物群集が存在することを発見したと発表した。同成果は、JAMSTEC高知コア研究所地球深部生命研究グループ・海底資源研究開発センター地球生命工学研究グループ(兼任)の稲垣史生 上席研究員のほか、産業技術総合研究所、高知大学、千葉大学、独ブレーメン大学、スイス連邦工科大学、米カリフォルニア工科大学、米マサチューセッツ工科大学、米クレイグベンター研究所などの研究者が参加する国際研究グループによるもの。詳細は米国科学誌「Science」オンライン版に掲載された。近年の研究から、世界各地の大陸沿岸の海底堆積物環境には、1cm3あたり1万細胞以上の微生物が生息していると考えられるようになってきたが、どのくらいの深さまで生命圏が広がっているのか、どこから来たのか、炭素循環などの地球環境にどのような役割を果たしているのか、などについてはまだよくわかっていなかった。今回の掘削調査では、海底下2466mまでの堆積物コアサンプルや地層流体・ガスサンプルの採取を実施。それらサンプルから現場固有の生命シグナルを抽出し、海底下深部の生命圏の限界と微生物生態系の実態解明を行ったという。サンプルを調べたところ、海底下約1.5~2.5kmの深度範囲に過去2000万年以上前に浅海~湖沼環境で形成されたと推察される17の石炭層が確認され、同地がその時代、植物の生い茂る「森」や「湿地」であったことが示されたほか、温度センサによる探査により最深部2466m地点の温度は約60℃と、生命(微生物)が生息可能な温度の範囲内であることが示されたことから、堆積物中に含まれる微生物細胞の数を計測した結果、1cm3あたり100細胞以下ながら、微生物細胞が存在していることが確認されたという。また、微生物にとっての栄養源となる海底下1900~2000mと2400m付近の石炭層には、1 cm3あたり1万細胞程度にまで微生物細胞数が増加していることも確認したとする。さらにガスの分析から、2000万年以上前に形成された海底下約2500mまでの地層においても、現場の微生物の代謝活動による天然ガス生産が進行しており、その末端反応を担う微生物は、水素をエネルギー源とした二酸化炭素還元型のメタン生成菌であることも示唆されたほか、それらの堆積物コアサンプルから、メタン生成菌の生細胞の存在も検出されたという。加えて、研究グループでは、海底下約2kmの石炭層に生息する微生物群集の培養を現場温度に近い約40℃の嫌気条件で試みた結果、メタノバクテリウム属に近縁なメタン生成菌を含む海底下微生物群集の培養に成功。これらを調べた結果、石炭層の熟成プロセスや天然ガスの形成プロセスに関与する微生物生態系が存在する証拠が示されたとする。なお、研究グループでは、こうした海底下1.2~2.5km程度の深部地層のバクテリアは、海底下365mまでの海洋性堆積物から得られる一般的なバクテリアはほとんど検出されず、陸域の森林土壌などに広く分布する固有のバクテリアが多く検出されたとしており、過去2000万年以上前に、「森」や「湿原」であった大陸縁辺の環境が、日本列島の形成に伴い、地質学的な時間を経て海底下深部に埋没してもなお、当時の森林土壌に由来する陸源性の微生物生態系の一部を保持し、依然として有機物を分解してメタンを作り出す「海底下の森」としての役割を果たしていることが示唆されたとし、これらの微生物がバイオマーカーとして、今後、研究を進展するにあたって、海底下生命圏における環境適応や進化プロセス、長期生存戦略といった多くの科学的疑問の解明につながることが期待されるとコメントしている。
2015年07月24日ドワンゴは動画サービス「ニコニコ生放送」にて、3月13日10:00より『《71年ぶりに発見?》戦艦「武蔵」フィリピン・シブヤン海の海底から生中継【同時通訳付き】』を生放送することを発表した。マイクロソフトの共同創業者で資産家のポール・アレン氏は、3月初めに太平洋戦争末期の1944年10月に、アメリカ軍に撃沈された大日本帝国海軍の戦艦「武蔵」をフィリピン・シブヤン海の海底で発見。アレン氏は、これまでに「武蔵」とされる写真などを公開してきたが、13日に無人の遠隔操作式車両を使用して、71年ぶりに発見された武蔵の船体の全容をフィリピンのシブヤン海から配信する。ニコニコ生放送では、ポール・アレン氏の許諾を得て、全編日本語音声付きで生中継。番組では日本語で専門家による解説が入り、完全同時通訳も予定されている。番組は開場09:30、開演:10:00。詳細は番組ページまで。
2015年03月12日NECは11月5日、大容量光海底ケーブル敷設プロジェクト「SACS(South Atlantic Cable System)」の建設請負契約をアンゴラケーブルズと締結したと発表した。「SACS」は、アフリカ大陸と南米大陸間を結ぶ南大西洋を世界で初めて横断することとなる光海底ケーブルシステム。具体的には、アンゴラのサンガノとブラジルのフォルタレザを結び、総延長は約6200kmとなる予定。また、一波長あたり毎秒100Gbpsの光波長多重伝送方式に対応し、建設時設計容量として毎秒40Tbpsの伝送を可能にするという。アンゴラは、石油などの豊富な資源を背景とした経済成長に伴い、国際通信量が急増している。特に経済大国のブラジルや、ブラジルを経由して米国と最短で結ぶ国際通信ケーブルの整備が求められており、「SACS」はこのようなニーズに応えることを目的とする。なお、同海底ケーブルは2016年末の稼働開始を予定している。
2014年11月05日NECは10月10日、現在建設が進んでいるアジアから中東、アフリカを経由してヨーロッパを結ぶ大容量光海底ケーブル「AAE-1(Asia-Africa-Europe-1)」に接続し、タイから香港までを結ぶ海底ケーブル延伸の建設請負契約をAAE-1コンソーシアムから受注したと発表した。同ケーブルの稼働開始時期は、2016年末の予定。今回建設する海底ケーブルは、アジア~ヨーロッパ間の「AAE-1」をアジアにおける通信ハブの1つである香港まで延伸させ、ルートの途中でベトナムにも陸揚げされる。これらにより、アジア域内およびアジア域外への通信を高速・大容量化して通信インフラを高度化することで、同地域の経済発展に貢献する。同延長ケーブルは、全長約2,900kmであり、毎秒100ギガビット(100Gbps)となる最新の光波長多重方式に対応している。
2014年10月10日JR北海道はこのほど、今年3月15日で廃止となった吉岡海底駅と竜飛海底駅を振り返る記念サイト「青函トンネル 吉岡海底駅・竜飛海底駅よ、永遠に」を公開した。両駅では一般公募した記念ボードが廃止後も保存されるため、その様子を動画で公開するという。動画の公開は4月中旬の予定。JR北海道が募集し、吉岡海底駅に設置されている「アートメモリアルボード」「メモリアルフォトボード」と、「美しい日本語を伝える会」が募集し、竜飛海底駅に設置されている「メモリアル俳句ボード」の様子が収められる。また、記念ボードの写真データ送付サービスも行う。両駅に保存されている記念ボードを応募した本人、または応募した人の名前や当時の住所・電話番号がわかっている場合に限り、同サイトを通してデータの取寄せを依頼することが可能だ。同サイトではその他、青函トンネルのあらましや構造、これまでの歴史、および両駅の歴史や概要なども紹介されている。
2014年04月02日JR北海道函館支社は、「急行北海道DC号で行く青函トンネル吉岡海底見学と道南魅力発見プレミアムツアー」を発売した。7月より展開してきた北海道デスティネーションキャンペーンのクロージング企画として実施する札幌発着の2泊3日ツアー(1日目は車中泊)。同ツアーでは、機関車牽引の客車列車による急行「北海道DC号」に乗り、札幌駅から函館へ移動。函館駅で特急「スーパー白鳥」に乗り換え、青函トンネル内の吉岡海底駅で下車し、JR北海道社員の案内でトンネル内を見学する。お土産として、青函トンネル内で熟成された「はこだてワインWしばれワイン 白」(ハーフボトル)が1人1本もらえる。昼食には各地の名物が用意されており、2日目は松前町名物の松前まぐろの刺身と郷土料理、3日目は鹿部町名物のタラコが食べ比べで味わえる。このほか、当別トラピスト修道院や北海道唯一の国宝「中空土偶」が展示されている函館市縄文文化交流センター、ラムサール条約に登録されている大沼国定公園などの名所を巡り、北海道南部の魅力を堪能する。2日目の夜には函館山からの夜景見学も楽しめる(無料オプション・要予約)。旅行代金は5万5,400円~6万6,200円。募集定員は80名で、中学生以上は1名より申し込み可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日