写真文化首都北海道「写真の町」東川町は、建築家隈研吾氏とともに実施する第3回『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』の表彰式を、6月25日(日)北海道東川町にて開催します。最優秀賞となる隈研吾賞をはじめ各賞を発表し表彰します。世界48か国564件から優秀作品を表彰。当日の審査で、最優秀賞となる隈研吾賞を発表!KAGUのある豊かな(丁寧な)暮らしを育み、建築と家具が育む新たなライフスタイルの発信を目指し、世界中の30歳以下の学生を対象に実施する『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』。昨年に続き第3回目の開催となる今回は、「外における家具」をテーマに昨年11月1日より作品を募集した結果、48国地域より564件(エントリー:48国地域より1609件)の作品提出をいただき、本年5月12日に入選12作品を発表しました。最優秀賞となる隈研吾賞をはじめ各賞は、6月25日(日)に北海道東川町にて審査員が集い最終審査(非公開)にて入選12作作品の中から決定します。同日東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠにて開催する表彰式には、隈研吾審査委員長を筆頭とする審査員をはじめ、海外を含む入選作品提出者18名(日本、韓国、中国、台湾、ラトビア、タイ、ドイツ)が参加を予定しています。表彰式はどなたでもご観覧いただけます。多くの皆様のご来場をお待ちしております。昨年の表彰式様子「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペ表彰式開催概要日時2023年6月25日(日) 14時00分~15時00分※どなたでもご観覧いただけます(無料・ご来場多数の場合は入場を制限する場合があります)場所東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠ講堂(北海道上川郡東川町北町1丁目1番1号)主な内容・スケジュール14:15頃各賞発表及び授与隈研吾賞(最優秀賞):1点50万円/優秀賞:3点10万円/佳作:8点14:30頃隈研吾賞(最優秀賞)受賞者スピーチ14:45頃隈研吾審査委員長による講評14:50頃各審査員からのメッセージ(終了後15:20頃より報道取材対応を予定)主な参加者(予定)入選者(10作品)・イ・ヨンヒ(韓国)・キム・ソホ、シン・ドンソク、ユン・ジョンベ(韓国)・ジョン・ションビン、ホアン・ジュン(中国)・ベ・ジュンリョル(韓国)・シャン・メイチェン、コン・チェンシン(中国)・ユルギス・グラスマニス(ラトビア)・豊福悠、金森雄哉(日本)・ワン・チォンカイ(台湾)・イ・ヒョンジョン(韓国)・マーコ・フローリアン・ベアー(ドイツ)・ワン・ジウパン、シン・リッリッ、ハオ・ジュンチン(中国)・ラッタナポーン・ラートウィブンキット、タッタワン・タスクラセー(タイ)審査員隈 研吾 氏(建築家、東京大学特別教授・名誉教授)太刀川英輔 氏(デザインストラテジスト、進化思考家、NOSIGNER代表)野老朝雄 氏(美術家)中村拓志氏(建築家、NAP建築設計事務所)原田真宏 氏(建築家、芝浦工業大学教授)日比野克彦 氏(アーチスト、東京藝術大学学長)藤原徹平 氏(建築家、横浜国立大学准教授)森俊子氏(建築家、ハーバード大学教授)織田憲嗣 氏(椅子研究家、東川町デザインアドバイザー)メディア・報道のみなさま | 本件に関するお問い合わせ隈研吾&東川町KAGUデザインコンペ実行委員会事務局(北海道東川町文化交流課)担当:高石、越高、岡本℡0166-82-2111(代表)Mail: official@kagu-higashikawa.jp ぜひ取材のご協力をお願いできればと思います。※テレビカメラ等でPA音源が必要な場合、6月23日までに上記実行委員会事務局まで事前にお知らせいただけるようお願いいたします。当日の音源対応は受付いたしかねます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月21日イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)は、職人たちのための革新的なハブとして、トスカーナ(Tuscany)のカパヌッチア(Capannuccia)丘陵に誕生した新しいフェンディ ファクトリー(FENDI Factory)にて、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)によるフェンディ2024年春夏メンズコレクションのショーを開催し、日本の建築家 隈研吾氏とともにデザインした特別なアクセサリーを発表しました。Courtesy of FENDI「隈研吾氏は、自然主義建築の巨匠であるといつも考えていました。彼は、建築の内部にも外部にも自然を組み込むことの大切さを、初めて認識した建築家の一人です」と、アクセサリーおよびメンズウェアのアーティスティック ディレクター、シルヴィア・フェンディは語ります。Courtesy of FENDI環境を構築し、隈氏の厳密なデザインにおける原理“ネガティブアーキテクチャー”のムーブメントに対する自然主義的なアプローチは世界的にも高く評価され、自然素材に対する実験的な取り組みや、クラフツマンシップへのひたむきさは、素材革新と研究開発に対するフェンディのアプローチと一致しています。 「彼の作品は、未来と彼のルーツが非常に本質的な方法で調和しています。彼のサヴォアフェールに対する日本的なアプローチには類似性を感じますし、私はそれを日本とイタリアを結ぶ強固な共通の価値であると考えています」と、シルヴィア・フェンディは続けます。Courtesy of FENDI「ピーカブー(Peekaboo)」と「バゲット ソフト トランク(Baguette Soft Trunk)」バッグ、「フェンディ フロー(Flow)」スニーカーにフォーカスし、隈研吾氏は古の日本のクラフツマンシップと天然原料を用い、フェンディのアイコンにわずかに革新的な新しいバージョンを生み出しました。隈氏は、昔の手すきの紙を思わせる、コットンと樹皮繊維から作られる和紙のハイブリッドスタイルである「和蘭紙」を、主な介入要素として各デザインに用いました。伝統的に折り紙や提灯、また着物のディテールに用いられるこのドライでソフトな質感のファブリックは「ピーカブー」、「バゲット ソフト トランク」、「フェンディ フロー」スニーカーの不均一で不完全なファサードとともに強力な構造的基礎を形成し、人工物を自然に一体化させるという隈氏の哲学に共鳴しています。ふたつめの「ピーカブー」のデザインは、トスカーナのオリーブの木を彫り出した内側のフレームとともに、フェンディのアイコニックな「ペカン(Pequin)」ストライプに控えめに敬意を表した、淡いシラカバ樹皮の良質なかせで構成されています。Courtesy of FENDI隈氏は他にも、細い竹をイレギュラーに編み上げる「やたら編み」を思わせる手法で、強固な格子を編み上げました。この日本の伝統が「和蘭紙ピーカブー」の内側のフレームに用いられ、またアッパーにリサイクルされたポリコットンニットまたは和蘭紙を用いた「フェンディ フロー」スニーカーの3Dプリントによるソールにインスピレーションをもたらしています。「フェンディ フロー」はシューレースまたはファスナーがあしらわれたアッパー、コルクのインソール、未染色のバイオベースEVAを用いた「FF」ロゴソールに再解釈されています。Courtesy of FENDICourtesy of FENDI革新、また人間と自然の調和した対話を目指し、「フェンディ ケンゴ・クマ(FENDI KENGO KUMA)」は、素材が持つ可能性のオーセンティックな表現を通じて、過去と現在を融合し、クリエイティブな分野における刺激的な文化交流を果たします。Courtesy of FENDICourtesy of FENDI「隈研吾氏との私たちのパートナーシップは、フェンディと建築との対話だけでなく、他のデザイナーとの会話、そしてその職人と素材の選択を生み出しました。規模を拡大したクリエイティビティは、決してひとりの作品では あり得ません。フェンディのアーティスティックなプロジェクトがイタリア国外でも成長を続けることは重要なことです。それは手と心、そして世界中のさまざまな才能とリソースの協力の賜物なのです」―シルヴィア・フェンディ「自然とクラフトは、建築家そしてデザイナーとして私が生み出す作品の中心であり続けています。フェンディからフェンディのバッグやシューズについて考えてほしいと依頼があったとき、それらがヒューマンスケールにおける 小さなアーキテクチュラルプロジェクトであると考えました。シルヴィア・フェンディが手がけるメンズデザインの シグネチャーを、自然と軽やかさ、革新的なデザインに対する私たちの共通の情熱を表現しながら、伝統的な日本の技法と素材で変化させました」―隈研吾
2023年06月21日光石研の12年ぶりの映画単独主演作『逃げきれた夢』より本編映像が解禁された。本作は、主演の光石研の地元でもある北九州を舞台に、人生のターニングポイントを迎えた主人公が新たな一歩を踏み出す物語。このたび解禁となった本編映像は、光石さんが実の父親と親子役として初共演した冒頭シーン。光石さんの実父は俳優経験が一切ないというが、二ノ宮隆太郎監督の強い希望により共演が実現した。解禁された映像は、光石さん扮する周平が介護施設で暮らす父親を訪ねる一場面。周平の父は、近寄ってくる息子に目もくれず、車いすに腰かけたまま遠くを眺めている。そんな父の隣に座った周平は、困ったように笑いながら「参ったよ。どうしようかね、これから」と話し始める。意思の疎通ができない父を気に留めることなく世間話を続ける周平。対する父は、黙ってはいるが、どこか穏やかそうな表情を浮かべている。この場面は、記憶が薄れていくという自身の病気が進行しつつある周平が、これまでの人生をふり返り、途方に暮れる複雑な心境を吐露する物悲しい場面でもある。だが実際の親子であるからこそ醸し出される自然体で和やかな空気が映像を包んでおり、徹底的なリアリティを追求する本作の雰囲気にぐっと引き込まれる重要なシーンとなっている。実の父との共演について光石さんは「やっぱりものすごく気は遣いましたし、ズブの素人がポツンと座って、外見てるだけなんですけど、それが成立するものなのか心配でした。でもそこは、やっぱり映画の面白いところで。俳優という職業はスタッフの皆さんが支えて下されば、誰でも出来るんだなという風に本当に思いました。ただ、やっぱりもう二度とやりたくはないですけどね(笑)」と現場スタッフへの感謝とともに、親子共演への複雑な思いを語っている。『逃げきれた夢』は6月9日(金)より新宿武蔵野館、シアター・イメージフォーラムほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:逃げきれた夢 2023年6月9日より新宿武蔵野館、シアター・イメージフォーラムほか全国にて公開©2022『逃げきれた夢』フィルムパートナーズ
2023年06月07日湊かなえが2019年に作家生活10周年の節目の作品として書き下ろしたミステリー長編をWOWOWで連続ドラマ化する「落日」の主演に北川景子が決定。吉岡里帆と初共演を果たす。新進気鋭の映画監督・長谷部香(北川景子)は、新人脚本家・甲斐真尋(吉岡里帆)に映画の脚本の相談を持ちかける。その元となるのは、15年前、引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた「笹塚町一家殺害事件」。事件が起きた小さな町、笹塚町は真尋の生まれ故郷でもあった。判決も確定しているこの事件を、香はなぜ撮りたいのか。真尋はどう向き合うのか。事件を調べていくうちに、衝撃の真実にたどりつく…。北川さんは、WOWOWでの主演は連続ドラマW「ヒポクラテスの誓い」以来、約7年ぶり。新進気鋭の映画監督で、他人に迎合することなく自分の信念で行動する主人公・長谷部香役を演じる。北川景子また、香が幼い頃に住んでいた笹塚町出身の脚本家ということで運命の輪に巻き込まれていく甲斐真尋役には吉岡里帆。2人が演じる香と真尋は、映画を作るために15年前に起きた「笹塚町一家殺害事件」の真相を探っていくが、実はお互いにそれぞれ過去に身近な人を失ったことで、深いトラウマを抱えていた。やがて明らかになる、大切な人々の死の真相の先にあるものとは――。吉岡里帆原作は、2008年のデビュー作「告白」がミリオンセラーとなり、その後も「贖罪」「Nのために」「リバース」など途切れなくヒット作を生み、エンターテインメント小説界をけん引する湊かなえ。湊さん原作小説のWOWOWでのドラマ化は、連鎖する悲劇と登場人物たちの心の闇を描き国内外で喝采を浴びた連続ドラマW「贖罪」(2012年)、“母と娘”をテーマに毒を抱えた6人の主演女優たちが織り成す連続ドラマW「湊かなえポイズンドーター・ホーリーマザー」(2019年)に続き3作品目となる。脚本には、「宮部みゆき『ソロモンの偽証』」「インフルエンス」「坂の途中の家」などWOWOW連続ドラマWの数々のヒット作や、ドラマ「クロサギ」などを手掛けてきた篠崎絵里子。監督は、『ミッドナイトスワン』の内田英治。本格ミステリー原作の映像化を手掛けるのは初めてとなる。主演:北川景子(長谷部香役)・共演:吉岡里帆(甲斐真尋役)「湊かなえさんの作品が大好き」で原作も読んでおり、「湊さんの作品に携われることがとても嬉しかった」という北川さんは、脚本に対しても「原作のテーマが落とし込まれた脚本で惹き込まれました。タイトルの通り、落日が度々物語に出てきます」と明かす。演じるのは、新鋭映画監督というかつてない役柄。「香は“知ること”が“救い”だと言い、『なぜそうなってしまったのかが、知りたい』と言い続けます。真実を知ることで傷つくことや、かえって苦しむことになったとしても、真実に近づこうとする執念を持つ人です」とキャラクターについて語り、「香という人物は過去も含め自分という存在を赦すために知ろうとしていて、知ることでしか本当に前に進めないのだとわかりました」と理解を示した。また、吉岡さんは「北川景子さん主演作、湊かなえさん原作ということで、世に残る作品を一緒に作っていける喜びでいっぱいになりました」とオファーの喜びを語りつつ、「真尋は脚本家としての自分に自信が無く、ひねくれていてうだつが上がらない臆病な人間です。過去のトラウマから後ろ向きな性格になってしまった姿を、苦しみながらも何とか前に進んでいく主人公の香さんと対比になるよう気をつけながら演じました」と明かす。そして「どんな過去を背負っていても向き合っていこうとする映画監督の香と、現実をまだ直視出来ない脚本家の真尋が邂逅していく姿がスリリングに、かつ柔らかさも持って描かれているように思いました」と脚本についてコメントした。原作の湊さんは、「日が沈まなければ明日が来ないように、真実を知るからこそ訪れる明るい未来もあると思うのです。それを、映像で感じることができることに大きな希望を抱いています」とドラマ化にコメント。北川さん、吉岡さんには「言葉にしなくても、表情や些細な動作にそれがにじみ出る演技をしてくださるお二人だと確信し、期待が膨らみ、ドキドキしています」と信頼を寄せる。そして「この作品のスタートは『映画』と『裁判』というワードです。ここに注目して見てくださると、新しい発見があるかもしれません」と見どころを明かした。連続ドラマW「湊かなえ『落日』」は9月、WOWOWにて放送・配信(全4話/※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2023年05月31日9月にWOWOWにて放送されるドラマ『連続ドラマW 湊かなえ「落日」』の主演が北川景子に決定し、併せて共演者として吉岡里帆が出演することが発表された。本作は、湊かなえが2019年に作家生活10周年の節目の作品として書き下ろしたミステリー長編作品。湊の原作小説をWOWOWでドラマ化するのは、『連続ドラマW 贖罪』(2012年)、『連続ドラマW 湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー』(2019年)に続き3作目となる。北川が演じるのは、新進気鋭の映画監督で、他人に迎合することなく自分の信念で行動する主人公・長谷部香。北川がWOWOWで主演を務めるのは『連続ドラマW ヒポクラテスの誓い』以来、約7年ぶりとなる。吉岡は、香が幼い頃に住んでいた笹塚町出身の脚本家ということで、運命の輪に巻き込まれる甲斐真尋を演じる。北川と吉岡は本作が初共演となる。本作のキーワードとなるのは「裁判」と「映画」。香と真尋は、映画を作るために15年前に起きた「笹塚町一家殺害事件」の真相を探っていく。二人はお互いに秘密にしていたが、それぞれ過去に身近な人を失ったことで、深いトラウマを抱えていた。やがて明らかになる、大切な人々の死の真相の先にあるものとは――。脚本は、『連続ドラマW 宮部みゆき「ソロモンの偽証」』『連続ドラマW インフルエンス』などWOWOWのヒット作を手掛けた篠﨑絵里子。監督は、第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞に輝いた『ミッドナイトスワン』の内田英治監督が務める。内田監督が本格ミステリー原作の映像化を手掛けるのは初でもあり、作り上げられる世界観にも期待が高まる。<キャスト・原作者・監督 コメント>●北川景子(長谷部香 役)本作のオファーを受けた際の気持ち湊かなえさんの作品が大好きで、元々たくさん読ませて頂いていた中に『落日』もありました。香と真尋が一つの事件を調査していく過程で、自分の過去や生い立ち、家族についてさまざまな真実に辿り着いていき、2人の人生がじわじわと交わっていくストーリー展開に感動した作品でした。オファーをいただいた時は驚きましたし、湊さんの作品に携われることがとても嬉しかったです。■脚本を読まれた際の感想一見接点のない登場人物たちが過去に深く関わりがあり、その真実が明らかになるにつれ、それぞれが心にしまっていた悲しみやトラウマを昇華していく展開が、原作同様、ライブ感がありました。真実とは、事実とは、そしてそれを受け入れることとは何なのか。知ることに果たして救いはあるのか。原作のテーマが落とし込まれた脚本で惹き込まれました。タイトルの通り、落日が度々物語に出てきます。日が沈むまでの短い時間に、それぞれが同じ夕日に思いを馳せていたと思うと切なかったのですが、一歩ずつ前に進んで欲しいと思いましたし、とにかく天候に恵まれ、この夕日のシーンの撮影がうまくいきますようにと願いました(笑)。■今回演じられた新鋭映画監督・長谷部香という役について役作りで心がけたことや、撮影現場の印象香は′′知ること′′が′′救い′′だと言い、「なぜそうなってしまったのかが、知りたい」と言い続けます。真実を知ることで傷つくことや、かえって苦しむことになったとしても、真実に近づこうとする執念を持つ人です。役を作るにあたり、この人は何故そんなに知りたがるのか沢山考えたのですが、香という人物は過去も含め自分という存在を赦すために知ろうとしていて、知ることでしか本当に前に進めないのだとわかりました。真実に近づくためには手段を選ばなかったり突き進んでしまうところがあり、それ故に周りを傷つけてしまい、またそのことにも傷ついてしまう香の繊細さを表現したいと思い撮影に臨んでいました。撮影現場は大変和やかで、内田監督や内田組の皆様がとても温かく迎え入れてくださり、皆様とコミュニケーションをとるのが楽しかったです。作品の真剣なムードとはまた違って、和やかで楽しい日々でした。■視聴者へのメッセージ心に悲しみや傷を抱えたまま蓋をして生きていた登場人物たちが、それぞれの救いを見つけ前に進んでいく姿に私は勇気をもらいました。日常生活を送る中で、時として私たちは普通を装い、悲しみやトラウマ、知られたくない感情が表層に浮かび上がらないよう取り繕って生きていますが、実はそれぞれに何かを抱えていて、皆救いを求めているのだと思います。この『落日』という作品が、皆様にとって一瞬でも、何かの救いや励ましになったら幸いです。●吉岡里帆(甲斐真尋 役)■本作のオファーを受けた際の気持ち北川景子さん主演作、湊かなえさん原作ということで、世に残る作品を一緒に作っていける喜びでいっぱいになりました。仲良しのヘアメイクさんがいらっしゃったり、いつか仕事をしたかった内田英治監督にカメラマンの伊藤麻樹さんも一緒で座組としても心強いなと感じました。■脚本を読まれた際の感想湊さん原作の『落日』のテーマである、苦しみからの成長・希望を忘れない精神の美しさに感動していたので読みながら大事なポイントを探りました。どんな過去を背負っていても向き合っていこうとする映画監督の香と、現実をまだ直視出来ない脚本家の真尋が邂逅していく姿がスリリングに、かつ柔らかさも持って描かれているように思いました。■今回演じられた新人脚本家・甲斐真尋という役について役作りで心がけたことや、撮影現場の印象真尋は脚本家としての自分に自信が無く、ひねくれていてうだつが上がらない臆病な人間です。過去のトラウマから後ろ向きな性格になってしまった姿を、苦しみながらも何とか前に進んでいく主人公の香さんと対比になるよう気をつけながら演じました。■視聴者へのメッセージドラマ『落日』は繊細で痛みのある切ない物語であると共に、優しいメッセージの詰まった希望を描いた作品でもあります。最後のエンディングがとても素敵なので、ぜひ4話続けて見て頂きたいです。●原作・湊かなえ■『落日』がWOWOWでドラマ化されることについての気持ち自分の都合のいいものだけを見て生きる。しかし、日が沈まなければ明日が来ないように、真実を知るからこそ訪れる明るい未来もあると思うのです。それを、映像で感じることができることに大きな希望を抱いています。文章では表現の限界のある『落日』を突き付けられ、心地よい敗北感を抱けたら、最高に幸せです。■主演の北川景子さん、共演の吉岡里帆さんについての印象や期待したいポイント、脚本を読んでドラマに期待すること北川さん、吉岡さん、どちらも大きな問題を内に抱えた役柄ですが、言葉にしなくても、表情や些細な動作にそれがにじみ出る演技をしてくださるお二人だと確信し、期待が膨らみ、ドキドキしています。脚本も作品の意図を丁寧にくみ取っていただいており、監督を中心に、皆のパワーがこもった作品になるのではないかと思います。■視聴者へのメッセージ自分と重なる人物、または、寄り添いたい人物が作中にいると思いますので、物語を楽しんだ後は、ご自分の胸の内に目を向け、明日への希望となるヒントを見出していただけるのではないでしょうか。また、この作品のスタートは「映画」と「裁判」というワードです。ここに注目して見てくださると、新しい発見があるかもしれません。どうぞよろしくお願いします。●監督・内田英治■本作をWOWOWでドラマ化するにあたっての意気込みじつは私、ミステリー小説ファンなのですが。このような形で本格ミステリーの原作をはじめてやらせていただくわけで、とても緊張し、とても意気込んでおります。原作者の湊かなえさんが描いた、繊細な登場人物たちを撮影で甦らせようと四苦八苦した作品でございます。その結果をぜひ見ていただきたいと思います。■主演の北川景子さん、共演の吉岡里帆さんについての印象おふたりとも初めてご一緒させていただきましたが、おふたりともによい意味で想像ととても違っておりました。北川さんは内に秘めたものが爆発するかしないかという境界線を演じるのがとてもお上手だと感じました。吉岡さんは明るい役のイメージがあったのですが、逆に繊細で感情がふつふつと煮込まれゆく演技などをもっと見たいと現場で思いました。■視聴者へのメッセージ二人の女性が自らの歴史をたどりながら謎を解明してゆく。北川景子さん、吉岡里帆さんがそれぞれ演じるわけですが、とても刺激的な撮影の日々でした。きっとそれが画面に現れている作品だと思います。皆様ぜひ見てください!<作品情報>『連続ドラマW 湊かなえ「落日」』WOWOWにて9月放送・配信スタート(全4話)第1話無料放送【WOWOWプライム/WOWOW 4K】無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】【スタッフ】原作:湊かなえ『落日』(ハルキ文庫)監督:内田英治脚本:篠﨑絵里子音楽:小林洋平【キャスト】北川景子、吉岡里帆 ほか【ストーリー】新進気鋭の映画監督・長谷部香(北川景子)は、新人脚本家・甲斐真尋(吉岡里帆)に映画の脚本の相談を持ち掛ける。その元となるのは、15年前、引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた「笹塚町一家殺害事件」。そして事件が起きた小さな町、笹塚町は真尋の生まれ故郷でもあった。判決も確定しているこの事件を、香はなぜ撮りたいのか。真尋はどう向き合うのか。事件を調べていくうちに、衝撃の真実にたどりつく......。詳細はこちら:
2023年05月31日写真文化首都北海道「写真の町」東川町が、建築家隈研吾氏とともに実施する第3回『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』の入選作品が決定しました。6月25日(日)に北海道東川町にて各賞を決定のうえ表彰式を開催します。『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』は、建築家 隈研吾氏と東川町が連携し、KAGUのある豊かな(丁寧な)暮らしを育み、建築と家具が育む新たなライフスタイルの発信を目指し、「KAGU」を人間と世界の間をつなぐものの総称で、従来の家具という概念を拡張したものと定義し、①未来に羽ばたく若者を育む、②豊かな(丁寧な)暮らしを育む、③地域を育む の3つの視点のもと実施しています。昨年に続き第3回目の開催となる今回は、世界中の30歳以下の学生を対象に、「外における家具」をテーマに昨年11月1日より作品を募集した結果、48の国地域から1,619件のエントリーをいただき、最終的には34の国地域から564件の作品提出をいただきました。(3月31日作品提出締切)入選された12作品は、6月25日(日)に東川町にて審査会を実施のうえ各賞を決定、同日に表彰式を執り行う予定です。最終審査会では事前に入選者より提出いただく動画により、審査員のみによる審査会にて各賞を決定する予定です。なお、表彰式は、国内外を含め当日参加可能な入選者が参加のうえ実施を予定しています。「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペ入選作品の概要◆募集テーマ「外における家具」のデザイン◆対象世界中の30歳以下の学生◆募集期間2022年11月 1日募集開始2023年 2月28日事前登録(エントリー)締切2023年 3月31日作品提出締切◆応募数事前登録件数1,619件(48国地域)作品提出件数 564件(34国地域)◆入選者(12作品)※登録ID順・23-0468イ・ヨンヒ(韓国)・23-0848キム・ソホ、シン・ドンソク、ユン・ジョンベ(韓国)・23-0895ジョン・ションビン、ホアン・ジュン(中国)・23-1027ベ・ジュンリョル(韓国)・23-1044シャン・メイチェン、コン・チェンシン(中国)・23-1133ユルギス・グラスマニス(ラトビア)・23-1160豊福悠、金森雄哉(日本)・23-1299ワン・チォンカイ(台湾)・23-1368イ・ヒョンジョン(韓国)・23-1419マーコ・フローリアン・ベアー(ドイツ)・23-1477 ワン・ジウパン、シン・リッリッ、ハオ・ジュンチン(中国)・23-1562ラッタナポーン・ラートウィブンキット、タッタワン・タスクラセー(タイ)第3回KAGUコンペ入選作品一覧.pdf : 「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月23日ビームス(BEAMS)から、ポケモンカードとアーティストの長場雄とのコラボレーションTシャツが登場。2023年5月20日(土)より発売される。イーブイ&イーブイの進化系8種をデザイン今回のコラボレーションでは、イーブイとイーブイから進化するポケモンたちをテーマとしたビームス限定のアパレルグッズを展開。長場雄による描き下ろしアートをあしらったTシャツ、キャップ、ソックス、バンダナ、ピンズがラインナップする。たとえば、イーブイを中心に配したTシャツは、イーブイがちょこんと座っている様子がキュート。点で表した目や口により、より可愛らしさが増している。イーブイを中心に、イーブイから進化するポケモンたち全8種をあしらったTシャツも用意。ブラッキーやサンダース、リーフィア、ニンフィアらが正面を向いて座るデザインと、火を吹き「ほのおのうず」の攻撃をするブースターや、「こごえるかぜ」を繰り出すグレイシアなど、躍動感溢れるバトルの様子を描いたデザイン2種が揃う。胸元に配したワッペンもポイントだ。ポケモンカードの裏面デザインまた、ポケモンカードの裏面やエネルギーマークをモチーフとしたデザインも印象的。カードの裏面を背中に大きくプリントし、フロントの胸元にはエネルギーマークが円を描いて並んでいる。これらのアイテムは、キッズサイズも用意されるため、親子での着用を楽しむことができる。グレゴリーとのコラボもさらに、グレゴリー(GREGORY)がコラボレートしたバックパックなど、バッグ3型も登場。長場雄によって描かれた“GREGORY”の文字や、イーブイをあしらったラベルを配して展開される。【詳細】ポケモンカードゲーム×長場雄のビームス限定アパレルグッズ発売日:2023年5月20日(土)展開店舗:ビームスT / 原宿ビームス メン 渋谷 / ビームス 新宿 / ビームス ニューズ / ビームス 北千住 / ビームス 東京スカイツリータウン / ビームス 吉祥寺 / ビームス 立川 / ビームス 町田 / ビームス 大宮 / ビームス 千葉 / ビームス ストリート 横浜 / ビームス 川崎 / ビームス 札幌 / ビームス 仙台 / ビームス 新潟 / ビームス 金沢 / ビームス 静岡 / ビームス 名古屋 / ビームス 京都 / ビームス ストリート 梅田 / ビームス なんば / ビームス 天王寺 / ビームス 奈良 / ビームス 神戸 / ビームス 西宮 / ビームス 岡山 / ビームス 広島 / ビームス 高松 / ビームス 松山 / ビームス 博多 / ビームス 熊本 / ビームス 宮崎アイテム例:・おすわりデザイン Tシャツ 8,250円、キッズ 5,280円・バトルデザイン Tシャツ 8,250円、キッズ 5,280円・おすわりデザイン イーブイ Tシャツ 6,380円、キッズ 4,180円・カードデザイン Tシャツ 6,380円・おすわり キャップ 5,280円・グレゴリー デイパック 29,700円
2023年05月08日獅子舞競技に魅せられた少年たちをCGアニメーションで描く中国映画『雄獅少年/ライオン少年』より、主人公や獅子舞のキャラクター画、美術設定画が公開された。2022年に日本で限定上映された本作が、今回日本語吹き替え版で全国公開。花江夏樹が声をあてる本作の主人公・チュンは、身体が弱く、友達も少ないが負けず嫌いなキャラクター。そんな性格を表すように、ポケットに手を入れて歩くキャラクター画と、様々な表情の作画が見られる。また、山寺宏一演じる獅子舞の師匠・チアンは、目じりが垂れ下がり、気だるさが表現されている。本作で特に描くのが大変だったというのが獅子舞。プロジェクト始動時、それぞれのチームが獅子舞の訓練受け、動作の基本的な法則をベースに絵コンテ作りを始め、そこに舞踊や武術の動作を組み合わせ、カメラの動きを調整して視覚効果を生み出したという。一番難しかった獅子頭は、型の種類、材料の違いなどについて特に細かく調査。大量の毛がつき、伝統的なものは硬い毛を使い、動くとよく跳ねるのが特徴だが、チュンの持っている新しいタイプの獅子頭は、毛がふわふわしていて動きの演算が非常に多かった。設定画では、2種類の獅子頭を様々な角度から丁寧に描いていることが分かる。ほかにも、獅子舞を披露する競技場やチュンたちが生活する村の設定画も公開された。『雄獅少年/ライオン少年』は5月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:雄獅少年/ライオン少年 5月26日(金)全国公開©BEIJING SPLENDID CULTURE & ENTERTAINMENT CO.,LTD ©TIGER PICTURE ENTERTAINMENT LTD. All rights reserved.
2023年05月06日ケーウェイ(K-WAY)から、イラストレーター・長場雄とのコラボレーションアイテムが登場。2023年4月28日(金)より、ケーウェイ 渋谷店ほかにて発売される。“パリ”着想のアートワークを配したウィンドブレーカーフランスでレインウェアの代名詞と称されるブランド・ケーウェイと長場雄が初コラボレーション。ケーウェイを代表するウィンドブレーカーシリーズ「ル・ブレ」の3モデルに、長場雄が“パリ”をテーマに描き下ろしたアートワークをあしらい、コラボレーションアイテムとして展開する。ラインナップするのは、特に高い人気を誇るフルジップ仕様の「クロード(CLAUDE)」、マルチストライプジップを採用したプルオーバータイプの「レオン(LEON)」、パッカブルタイプのレインコート「エッフェル(EIFFEL)」の3種。いずれも、裏地に長場雄のアートワークを総柄でプリントし、左袖に“Yu Nagaba”のサインをあしらった。カラーは、それぞれホワイトとグレーエベレストの2色を用意している。また、スマートフォンホルダーやバケットハットなどのアイテムも用意。手描きのエッフェル塔のイラストや、ケーウェイのコラボレーション限定ロゴを配した可愛らしいデザインに仕上げている。【詳細】ケーウェイ×長場雄 コラボレーションアイテム発売日:2023年4月28日(金)取扱店舗:ケーウェイ 渋谷店、ケーウェイ公式オンラインストアアイテム例:・「クロード」35,200円・「レオン」37,400円・「エッフェル」39,600円・「ビトレ」11,000円・「バケットハット」14,300円【問い合わせ先】ケーウェイ 渋谷店TEL:03-6450-5993
2023年05月01日湊かなえの小説「告白」が、3月22日(水)よりAmazon オーディブルにて配信される。オーディオブックや音声コンテンツを制作 ・配信するAudible。今回配信が控える「告白」は、2008年に発売され、衝撃的なラストを巡り物議を醸し、話題となった湊さんのデビュー作。2022年には文庫版の部数が300万部突破を記録し、2010年には松たか子主演で映画化。また今月、限定特装版の発売が控えている。今回のオーディオブック化では、映画で北原美月を演じた橋本愛が朗読を担当。湊さんとの特別対談も収録している。「ただ読み上げるのではなく、橋本愛さんの解釈はちゃんと感じられるのに、演じるのともまた少し違う、朗読にしか表現できない世界がそこには広がっていました」と今作の印象を語った湊さんは、「橋本さんに新しい表現の扉を開いていただけてとても嬉しいです」と喜ぶ。一方、橋本さんは「物語をそれぞれの解釈で聴いていただきたいため、今回は自分の中で『演じない』というルールを設けて朗読していました」と明かし、「このオーディオブックによって、新たな『告白』が発見されることを楽しみにしています」とコメントしている。「告白」は3月22日(水)よりAmazon オーディブルにて配信。(cinemacafe.net)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ
2023年03月19日アイドルグループ・なにわ男子が出演する、ベネッセコーポレーション「進研ゼミ小学講座・中学講座」の新CM「勉強が好きなキミ、はじまる」編が、31日より放送される。新CMには、進研ゼミの応援アンバサダーに就任した、なにわ男子が登場。メンバーそれぞれの「好き」を大切にデビューの夢を叶えた7人が、「早速、力が付いたね」「やってみ」と子どもたちに寄り添いながら応援メッセージを送る。
2023年01月30日Made in ピエール・エルメ(Made in PIERRE HERMÉ)から、アーティスト・長場雄とのコラボレーションによるホワイトデースイーツが登場。2023年2月15日(水)から3月31日(金)までMade in ピエール・エルメ各店舗にて発売する。アーティスト・長場雄コラボの23年ホワイトデー「マカロンボックス」Made in ピエール・エルメから、日本を拠点にグローバルに活躍するアーティストの長場雄との初のホワイトデーのコラボレーションアイテムがお目見え。ブランドカラーでもあるまっさらなホワイトカラーをベースに、それぞれのギフトシーンをイメージしたイラストをあしらったマカロンボックスが3種展開される。日頃の感謝を伝えるパッケージ「マカロン3個詰合わせ」は、定番フレーバーの“ピスタチオ”をはじめ、新作の“抹茶&ラズベリー”、“チョコレート”の3種をセット。ボックスにはマカロンを渡す様子が描かれ、ホワイトデーのお返しだけでなく、日頃の感謝を伝えるためのギフトとしてもおすすめだ。ねぎらいのメッセージを込めて“お疲れ様”や“心のリセット”などのねぎらいのメッセージを込めたアートワークを施した「マカロン6個詰合わせ」もラインナップ。新作“抹茶&ラズベリー”と“こし餡&くるみ”、“ローズ”などの色とりどりのマカロンをアソートした。背中を後押しするイラスト「マカロン10個詰合わせ」は、“抹茶&ラズベリー”や“こし餡&くるみ”、定番フレーバーの“ジャスミン”や“ローズ”などを贅沢に味わえるボックス。たくさんの仲間が背中を押してくれる様子を表現したイラストで、新たな門出を迎える人への贈り物にぴったりだ。【詳細】Made in ピエール・エルメのホワイトデー2023発売日:2023年2月15日(水)~3月31日(金)予定※無くなり次第終了。展開店舗:Made in ピエール・エルメ全店舗、Made in ピエール・エルメ オンラインショップ、各催事会場(丸の内ビルディング、羽田空港、大丸札幌店、ONOMICHI U2)アイテム:・マカロン3個詰合わせ 1,782円内容:チョコレート、ピスタチオ、抹茶&ラズベリー・マカロン6個詰合わせ 3,024円内容:チョコレート、ピスタチオ、ローズ、ジャスミン、抹茶&ラズベリー、こし餡&くるみ・マカロン10個詰合わせ 4,212円内容:チョコレート×2、ローズ×2、抹茶&ラズベリー×2、こし餡&くるみ×2、ピスタチオ×1、ジャスミン×1※取扱商品は店舗によって異なる。
2023年01月22日愛媛・西条市にホテル「いとまちホテルゼロ(ITOMACHI HOTEL 0)」が、2023年5月27日(土)に開業。設計は隈研吾が担当する。愛媛・西条市に隈研吾設計のホテルが誕生瀬戸内海などの豊かな自然に囲まれた愛媛・西条市に、新たなホテル「いとまちホテルゼロ」が誕生する。設計は、これまでに新国立競技場など数多くの世界的建築を手掛け、2022年には大分県・湯布院に現代美術館の新館を手がけたことでも注目を集めた日本屈指の建築家・隈研吾。ホテル各棟をまたいでつながる大屋根に西条市のシンボルである石鎚山の山並みを表現するなど、西条市の風景から着想を得た建築を考案した。また、インテリアとランドスケープデザインはDugout Architects、照明デザインはspangleが担当している。企画・運営は「白井屋ホテル」など手掛けたGOODTIME企画・運営は「白井屋ホテル」「ソラノホテル(SORANO HOTEL)」など国内外で話題のホテルの企画を多数手掛けてきたGOODTIME。ホテル敷地内には57室の客室を有した3棟からなる宿泊施設に加え、レセプションカフェや、キッチン付きコワーキングスペース、多目的スタジオ、ランドリーも併設する。露天風呂の温泉が付いた客室など客室は2タイプを用意。滞在を気軽に楽しめる「ホテルタイプ」は、愛媛県内で産出される伊予⻘⽯の繊細な⾊をキーカラーに採用。贅沢に過ごせる「ヴィラタイプ」は、全室露天⾵呂の温泉付きの離れの構成となっている。愛媛の食材を使用した料理カフェでは、旬の愛媛の野菜や果物をたっぷり使ったメニューを提供。デリカテッセンスタイルの中から好きなメニューを選べるモーニング、3種類のメインと5種の副菜から好きなものをチョイスできるランチ、愛媛の⽔々しい果物をたっぷり使ったスイーツやクラフトジュースなどを味わえる。西条市の新たな賑わいを創出する「いとまち」にホテルが建設されるのは、西条市内ある商業ゾーン「いとまち」。「エネルギー」「テクノロジー」「グリーンインフラ」「食」「建築」をキーワードとした東京大学隈研吾研究室による計画を基に、今後も温浴施設やレストラン、住宅街などがオープンしていくなど、注目を集めているエリアだ。なお、「いとまちホテルゼロ」は運営において、建物に省エネルギーと創エネルギーの機能を同時に備えることで、実質的な電力消費を0とし、実質的に電力エネルギーを消費しない施設となる。【詳細】「いとまちホテルゼロ」開業日:2023年5月27日(土)所在地:愛媛県西条市朔日市字兵衛田250-7建物規模:地上2階(南棟)/地上1階(北棟/東棟)延床⾯積:2,999㎡(907坪)客室数:57室(南棟50室/北棟7室)付帯施設:レセプションカフェ(席数:35席)、キッチン付きコワーキングスペース 、多目的スタジオ、ランドリー建築設計: 隈研吾建築都市設計事務所インテリア&ランドスケープデザイン:Dugout Architects照明デザイン:spangle企画・運営:株式会社GOODTIME<施設情報>チェックイン時間:15:00チェックアウト時間:11:00客室共通設備:テレビ・Bluetoothスピーカー・冷蔵庫・ヘアドライヤー・パジャマ・スリッパ・電気ポット・セーフティボックスプラン例:スタンダードルーム1・ツイン(朝食付き) 13,200円(1室あたり)
2023年01月21日ベストセラー作家・湊かなえが、作家を辞す覚悟で執筆し、累計発行部数120万部を突破した小説を、戸田恵梨香と永野芽郁共演で映画化した『母性』が、2月22日(水)より先行ダウンロード販売がスタートする。母性を持てず、娘を愛せない母・ルミ子を戸田さん。母性を求め、母に愛されたい娘・清佳を永野さんと、「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」で先輩・後輩の息の合った掛け合いが話題となった2人が、初の母娘役に挑戦することで注目された本作。今回、先行ダウンロード販売開始後、4月7日(金)よりデジタルレンタル、Blu-ray&DVDもリリースされる。Blu-ray&DVD豪華版には、メイキング、戸田さんと湊さんのスペシャル対談の完全版などが収録された特典DISCもセットとなっている。『母性』は2月22日(水)先行ダウンロード販売開始、 4月7日(金)Blu-ray&DVD発売、デジタルレンタル開始。(cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2023年01月13日中国のアニメ映画『雄獅少年/ライオン少年』日本語吹き替え版が、2023年5月26日(金)に公開される。中国の3DCGアニメ『雄獅少年』『雄獅少年/ライオン少年』は、孫海鵬(ソンハイポン)監督による中国の3DCGアニメーション映画。1世紀ごろ、後漢時代の中国大陸が発祥とされ、現在では中国国家級無形文化遺産にも指定されている伝統芸能・獅子舞をモチーフにした作品だ。獅子舞の演武に挑む少年たちを描く物語の主軸となるのは、獅子舞の演武に挑む少年たち。田舎に住む少年が獅子舞に出会い、貧弱な野良猫からライオン(獅子)へと成長していく奇跡の物語を描く。まるで本物の獅子のようにアクロバティックで躍動感に溢れる中国獅子舞は、まさに“獅子舞バトル”という言葉にふさわしい熱く激しい争闘を繰り広げる。獅子舞を通じて、少年たちがあらゆる逆境を乗り越え、夢を掴もうともがき成長していく姿や、アニメーションであることすら忘れるほどの“映像美”に注目だ。映画『雄獅少年/ライオン少年』登場キャラクター主人公・チュン(CV:花江夏樹)貧しい家庭の少年。同じ名前の少女から獅子頭を譲りうけ、獅子舞バトル競技大会に出場することに。ヒロイン・チュン(CV:桜田ひより)チュンと同じ名前の少女。屈強な男たちをも圧倒するほどの獅子舞の名手であり、主人公・チュンが獅子舞バトル競技大会を目指すきっかけとなる存在。マオ(CV:山口勝平)獅子舞バトル競技大会を目指すお調子者。ワン公(CV:落合福嗣)チュン、マオとともに獅子舞バトル競技大会を目指す食いしん坊。チアン(CV:山寺宏一)元獅子舞選手。一度獅子舞から離れていたがチュンたちの熱い想いから師となることを決意。日本語吹き替え版に花江夏樹、桜田ひよりら豪華声優陣アニメ映画『雄獅少年』は、2021年12月に中国で公開され、興行収入は2.49億元(約50億円)、動員638万人にも及ぶヒットを記録した。日本では中華映画を届ける「電影祭」にて、2022年に『雄獅少年 少年とそらに舞う獅子』として日本語字幕版を限定上映。その反響をうけて、2023年、日本語吹き替え版の全国公開が決まった。日本語吹き替え版キャストには、主人公・チュン役を花江夏樹、ヒロイン役を桜田ひよりが務める他、山口勝平、落合福嗣、山寺宏一、甲斐田裕子といった豪華声優陣が参加する。日本語吹替版主題歌はのん「この日々よ歌になれ」『雄獅少年/ライオン少年』の日本語吹き替え版主題歌は、のんの新曲「この日々よ歌になれ」。忘れらんねえよの柴田隆浩が、のんと話したエピソードを元に書き下ろした曲で、獅子舞バトルを通して夢を掴むために、困難を乗り越え成長していく少年たちの熱い物語とリンクするような楽曲となっている。【詳細】アニメ映画『雄獅少年/ライオン少年』公開日:2023年5月26日(金)監督:孫海鵬エグゼクティブ・プロデューサー:張苗〈日本語吹き替え版声優〉出演:花江夏樹、桜田ひより、山口勝平、落合福嗣、山寺宏一、甲斐田裕子英題:I Am What I Am
2022年12月31日川口春奈&目黒蓮共演「silent」の第10話が12月15日放送。夏帆演じる奈々が湊斗に向けて放った手話に「奈々ちゃん視聴者の気持ち代弁しすぎ」「私の気持ち代弁してくれてスッキリ」など視聴者から喝采の嵐が巻き起こっている。8年ぶりに再会した高校時代の恋人は“若年発症型両側性感音難聴”で耳が聞こえなくなっていた…という、切なくも温かいラブストーリーを描く完全オリジナル作品となる本作。高校時代に付き合っていた想の影響で音楽が好きになり、地元の短大を卒業後上京、その後退職して現在は渋谷のレコード店で働いている青羽紬を川口さんが演じるほか、紬と高校時代に付き合っていたが18歳から徐々に耳が聴こえなくなり、その後、奈々との出会いで手話を知り、今は校正の仕事をしている佐倉想に目黒さん。大学時代に耳が聞こえなくなり孤立していた想に手話を教えた桃野奈々に夏帆。高校時代から紬を想い、想と別れた紬と付き合うようになるも別れた戸川湊斗に鈴鹿央士。大学時代ろう者のためのボランティアをしていて、奈々と出会った春尾正輝に風間俊介。想の妹・萌に桜田ひより。紬の弟・光に板垣李光人。想の姉・井草華に石川恋。想の母・佐倉律子に篠原涼子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。想はふと紬の声が自分に聞こえてこないことを寂しく感じてしまう。一方、横井真子(藤間爽子)から、どうして想と付き合わないのか、と問われた紬は、想にはなにか言いづらいことがあるのだろうから、呑気に付き合ってほしいなんて言えない、と答える。そんな2人の事情を光から聞いた湊斗は想を呼び出す…。奈々からもらった手紙に記された電話番号に正輝が連絡し2人は居酒屋で再会するのだが、そこに偶然湊斗も現れる。奈々は「紬ちゃんのこと振ったんだよね?」と湊斗に質問。さらに「お前が紬ちゃんのこと引き留めてたら、こうはならなかったのに」「なんで好きなのに自分から振るの? バカなの? それは優しさじゃないよ」と続ける…。そんな奈々の言葉に「奈々ちゃん視聴者の気持ち代弁しすぎだろ」「奈々ちゃん、視聴者の代弁してくれて思わず拍手してしまった」「奈々ちゃんが私の気持ち代弁してくれてスッキリしたわ」「奈々ちゃん私が思ってたこと代弁ありがとう」などの反応が殺到。湊斗を自分の思いをぶつけた奈々だが、湊斗が正輝の手話教室を紬に教えてくれたおかげで、自分と正輝が再会できたことを感謝する。また想を呼び出した湊斗が踏み切りの向こう側にいる想にメッセージを送り、それを見た想が振り返って笑顔を見せると、湊斗も満面の笑みを浮かべ想のもとに駆け寄るシーンには、「湊斗が「想!」って呼んで、想が振り向いて笑顔になったとこ号泣」「想と湊斗って、二人でいると本当に幸せそうに笑うんだよね~こんな二人にやきもちやいちゃうな」「紬のことはもちろん大事だけど、やっぱり現時点で誰よりも湊斗くんに心許してるよな想くんは...」などといった声がSNSに多数投稿されている。【最終回あらすじ】人それぞれ違う考え方があって違う生き方してきたんだから、わかり合えないことは絶対ある。それでも一緒にいたいと思う人と一緒にいるために、言葉はあるんだと思う。紬、想、湊斗、奈々、正輝たちの選択は…。「silent」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月16日※編集部注:本記事はネタバレも一部含んでいます。知らない状態で映画をご覧になりたい方はご注意下さい。映画『母性』(11月23日公開)のTRIBEの舞台挨拶が23日に都内で行われ、戸田恵梨香、永野芽郁、廣木隆一監督、湊かなえ(原作)が登場した。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。原作者の湊は今作について「書いているときも映像が浮かんでいて、ルミ子(戸田)の最後の表情などが頭の中にあるんですけど、映画を見たら『あ、この台詞はこんな表情で言ってたんだ。清佳(永野)、こんな顔で聞いてたんだ』というのを2人に教えてもらったような感じがしました」と絶賛し、「全部上書きされました」という。戸田は「恐縮です」と言いつつ、「最後に『愛してる』と言いながら(清佳を)抱きしめているシーンがありましたけど、あそこの表情、間違えたなと気づいたんです」と明かし、会場を驚かせる。「湊さんがどういう意図であのシーンを書かれたのかわからないんですけど、あの時、大地真央さん演じる母を自分に投影すべきだったって気づいて。本当は笑顔で清佳を愛してるって抱きしめるべきだったんじゃないかなって思ったんです。いかがですか?」とその場で原作者に尋ねた。湊は「今それを聞いて『あ、そうか』と教えてもらってる感じなんですけど、いつもルミ子の中にある『これが正しいことなんだろうか』とか『今、最善の行動はどういうことなんだろう』というのは、全部自分の母親がいてのことで、『母だったらどうするだろう』『こうしたら母は喜んでくれるんじゃないか』というところから来ている。大地さんの笑顔をルミ子が思い浮かべて『愛してる』というのも、『あ、そうか』と思ったり」と戸田の見解を認める。さらに「でも、ルミ子はやっと『あそうだ。今はこれ愛してるなんだ』にたどり着いた感じが、映画の時の表情になったんだろうなって」と、湊が今回の戸田の表情についての見解を述べると、戸田は「そうなんですよ!」と頷く。湊が「でも私は、その『愛してる』の奥に大地さんが見えました」と太鼓判を押すと、戸田は「ありがとうございます」とほっとしていた。
2022年11月24日神奈川県川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムは、クリスマスイベント「藤子・F・不二雄ミュージアムのクリスマス2022」を2022年12月25日(日)までの期間限定で開催。藤子・F・不二雄ミュージアムのクリスマスイベント藤子・F・不二雄ミュージアムでは、2022年のクリスマスに向けたイベント「藤子・F・不二雄ミュージアムのクリスマス2022」を開催。期間中は、館内をクリスマスの装飾で彩り、華やかなムードを演出する。中でも目玉となるのは、『ドラえもん』に登場するキャラクターたちをイメージしたクリスマスツリーだ。館内4ヶ所に設置し、2階「みんなのひろば」まんがコーナー付近には、ドラえもんをモチーフに、ブルカラーのオーナメントやライトを飾ったツリーを用意する。1階「エントランス」には、のび太イメージのイエローカラーのツリーを、3階「ミュージアムカフェ」前には、しずかちゃんから着想を得たピンクカラーの可愛らしいツリーをセット。2階「きこりの泉」休憩コーナーでは、ジャイアンとスネ夫をモチーフにした、オレンジとグリーンのカラフルなツリーを鑑賞することができる。キャラクターのシルエットを映すガラス窓また2階「みんなのひろば」の大きなガラス窓では、クリスマスを楽しんでいるドラえもんやのび太、パーマン、オバケのQたろうなど個性豊かなキャラクターのシルエットを映し出す。クリスマスツリーのライトアップ芝生に囲まれた3階の「はらっぱ」には、毎年人気を誇る「クリスタルツリー」を設置。夕暮れになると煌びやかな光でライトアップされ、昼間とは違ったロマンティックな雰囲気を楽しむことができる。クリスマス限定のグッズ&メニューさらに期間中は、クリスマス限定のオリジナルグッズやカフェメニューも展開。1階「ミュージアムショップ」では、11月18日(金)から藤子・F・不二雄のキャラクターを描いたオーナメント型キーチェーンセットを販売する。3階「ミュージアムカフェ」は、見ているだけで心が躍るクリスマス柄のラテアートドリンクを提供する。どの絵柄が当たるかは、テーブルに来てからのお楽しみだ。なお藤子・F・不二雄ミュージアムでは、2023年10月中旬まで「藤子・F・不二雄のSF短編原画展ーSukoshi・Fushigiワールドへの招待ー」を開催。クリスマスムードを楽しみながら、原画展を鑑賞してみてはいかがだろうか。【詳細】「藤⼦・F・不⼆雄ミュージアムのクリスマス2022」開催期間:2022年11月9日(水)~12月25日(日)場所:藤子・F・不二雄ミュージアム住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1開館時間:10:00~18:00休館日:火曜日、年末年始 ※臨時休館、火曜特別開館ありチケット:大人・大学生 1,000円、高校・中学生 700円、子ども(4歳以上) 500円※3歳以下無料<グッズ例>・「Fキャラクターズ オーナメントキーチェーン(3個セット)」2,200円<メニュー例>・「ラテアートドリンク」(アイス/ホット)各650円※絵柄の選択は不可【問い合わせ先】川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムTEL:0570-055-245(9:30~18:00/年末年始のぞく)
2022年11月20日声優で歌手の内田雄馬が、12日、13日に東京・日本武道館で開催するライブ「YUMA UCHIDA LIVE 2022『Gratz!/your world, our world』@日本武道館 -2DAYS-」が、dTVで独占配信される。声優として多数の人気作で主演を務め、アーティストとしての活躍にも注目が集まっている内田。12日と13日に自身初の日本武道館ライブを開催し、dTVでは、12日公演「Gratz!」を翌13日(21:00~)、13日公演「your world, our world」を翌14日(21:00~)に最速配信する。また、ライブリハーサル時に収録されたボーナス映像も視聴可能だ。また、配信終了後から23日(23:59)までの間、アーカイブ配信も実施。視聴チケットはそれぞれ通常価格3,900円、dTV会員は3,400円で購入可能で、11月23日(21:59)まで販売される。
2022年11月08日累計発行部数360万部を超え、2010年に映画興行収入38.5億円を記録した『告白』から12年。数々の傑作を生み出し日本中を震撼させてきたベストセラー小説家・湊かなえの渾身作を映画化した『母性』が、11月23日より公開される。本作で、ある未解決事件の語り手となる母娘を演じるのは、戸田恵梨香と永野芽郁。これまでも湊かなえ作品の映画化、ドラマ化には、日本を代表する各世代の俳優たちがこぞって主演を務めてきた。本作の原作者・湊かなえといえば、人間の愚直さと醜さをえぐるように描き出す作風が心に刺さって離さないことから“イヤミスの女王”とも称され、特に女性を中心に熱烈な支持を集めている大人気作家。映画・ドラマなど著作が映像化されるたびに世間がうねるような話題を呼び、松たか子主演で日本列島を席捲した衝撃作『告白』(2010)を筆頭に、吉永小百合主演『北のカナリアたち』(2012/「往復書簡」収録、原作「二十年後の宿題」)、井上真央主演『白ゆき姫殺人事件』(2014)など映画化作品多数。また連続ドラマでも、小泉今日子主演「贖罪」(2012・WOWOW)や鈴木京香主演・石田ゆり子共演「夜行観覧車」(2013・TBS)、榮倉奈々主演「Nのために」(2014・TBS)、藤原竜也主演で戸田さんも共演した「リバース」(2017・TBS)など、いまや当たり前の光景ともなった考察合戦の先駆けともいえるような、鮮烈な印象を刻んだサスペンス・ミステリーがずらりと並ぶ。そしてどの作品の主演も、大河ドラマ、朝ドラ、社会現象化した映画などで主人公を演じてきた、日本を代表する錚々たる俳優陣が顔を揃えている。本作『母性』もまさに湊作品の真価を存分に見せつける1本。湊さんが「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説」と特別な想い入れを持ち書き上げた『母性』は、ファンからも兼ねてより実写化を熱望されていた作品。愛せない母と愛されたい娘、ゆがんだ愛情が引き起こす事件の真相に迫る1本だが、“家族”や“ミステリー”といった要素は湊作品の核となることが多く、その関係性が鋭く描写されるのも大きな魅力の一つ。完成した作品を鑑賞した湊さんは、「完成度の高さに喜びしかありません。戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技もすばらしかったです。大地さん、高畑さんはじめ、女優の方々おひとりずつの演技がすばらしく、またそれらが化学反応を起こすかのように、作品全体に深みや広がりを与えている。エンターテインメント作品のおもしろさと、芸術作品の感動が融合した作品になっていると思います」と、その仕上がりはもちろん、豪華俳優陣が魅せる迫真の演技にも感激のコメントを寄せた。ある一つの事件をきっかけに語られる、愛せない母・ルミ子(戸田恵梨香)と愛されたい娘・清佳(永野芽郁)、2人による食い違う証言。そこから徐々に明らかとなる真実とは?そして“母性”とは一体何なのか。湊さんの未映像化作品としては最高となる累計発行部数120万部を突破、湊さん自身が深い想い入れを明かしている渾身の1作の映画化とあって、原作ファンはもちろんのこと映画ファンからも期待を集めている。そこで今回は、映像化され話題を呼んだ湊かなえ原作作品を改めてふり返ってみた。『告白』(2010年公開)湊かなえの鮮烈なデビュー作にして、2008年の「このミステリーがすごい!」第4位、2009年の本屋大賞を受賞するなど、一躍その名を世に知らしめたミステリー小説を映画化。愛する娘を生徒によって殺害された中学校教師・森口悠子(松たか子)が真実に迫るべく犯人へおぞましい復讐を誓う。いじめや、未成年による犯罪など過激な内容を含みつつも作品は大ヒットとなり、第34回日本アカデミー賞では4冠を制するなど高い評価を得た。『北のカナリアたち』(2012年公開)湊かなえの短編集「往復書簡」に収録されている「二十年後の宿題」を原案とし、東映創立60周年を記念して製作された作品。北海道最北端の離島で小学校教師を務めるはる(吉永小百合)は、教え子たちと仲睦まじく日々を過ごしていたが、ある事件をきっかけに平穏な日々は終わりを告げ、はるは北海道を離れることに。それから数年後、成人した教え子の1人が事件を起こしたことから、はるは再び北海道の地へ戻り、かつての教え子たちと再会していくが…。壮大な北海道のロケーションを背景に織りなす重厚な人間ドラマが評価され、第36回日本アカデミー賞では最多となる12部門で優秀賞を受賞した。「夜行観覧車」(2013年・TBS)高級住宅街に念願のマイホームを建てた家族を中心に、街の婦人会によるしきたりや近所付き合い、お受験問題など様々なトラブルによって地域との関わりに綻びができ、不穏な方向へと向かい疲弊していく様が描かれる。家族を題材としたミステリー小説である本作は、主演の鈴木京香をはじめ、石田ゆり子、中川大志、杉咲花など豪華キャストが揃い、徐々に崩れていく家族模様の先にどんな予測不能の運命が待ち受けるのか、毎話視聴者をザワつかせ続け高視聴率を記録した。「Nのために」(2014年・TBS)Nのイニシャルが付く登場人物たちそれぞれが抱える過去や思惑が、ある1つの殺人事件をきっかけに複雑に絡み合っていく作品。主観が様々な形で入れ替わっていく複雑な展開ながらも、榮倉奈々、窪田正孝、賀来賢人ら、人気俳優陣が体現するキャラクターの心情や、観る者の感情をえぐる細かな演出が評判を呼び、第83回ザテレビジョン ドラマアカデミー賞で第1位に輝くなど圧倒的支持を集めた。『白ゆき姫殺人事件』(2014年公開)OLの三木典子(菜々緒)が惨殺されるという不可解な殺人事件が発生し、その事件に目を付けたTVディレクター赤星雄治(綾野剛)は事件の日を境に失踪している三木の同僚、城野美姫(井上真央)の存在を知る。事件をきっかけに広がる白熱するワイドショー取材や、根も葉もない噂、炎上するネット…果たして噂と真実の境界はどこにあるのか。現代にはびこる要素をテーマにした本格ミステリーを映画化した極上の“ゴシップエンターテインメント”。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ北のカナリアたち 2012年11月3日より全国にて公開© 2012『北のカナリアたち』製作委員会白ゆき姫殺人事件 2014年3月29日より全国公開© 2014「白ゆき姫殺人事件」製作委員会© 湊かなえ/集英社母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年11月04日第3回『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』の募集を開始いたします。北海道「写真の町」東川町は、建築家 隈研吾氏とともに、世界中の若者を対象にした新しいKAGUの提案を募集。今回のテーマは「外における家具」。募集締め切りは2023年3月31日。新しい丁寧な暮らしの提案につながる「KAGU」のデザインを募集北海道旭川家具の主要産地でもある東川町は、次の時代を担う若者に対して、新しい丁寧な暮らしの提案につながる「KAGU」のデザインを求めるために、建築家の隈研吾氏と共に、「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペを創設しました。2021年に実施した第1回目は、41の国地域から1,876件のエントリーをいただき、最終的には36の国地域から834件もの多くの作品提出をいただきました。第2回目は、40の国地位から1,588件の事前エントリーがあり、最終的には23の国地域から581件の作品の応募がありました。第3回目のテーマは「外における家具」。参加資格は国内外を問わず学生で30歳以下の方。締め切りは2023年3月31日(2023年2月28日まで要事前登録)。応募作品の中から入選10作品を選定し、2023年6月に東川町にて最終審査会を実施の上、受賞作品を選定する予定です。「KAGU」とは人間と世界の間をつなぐものの総称で、従来の家具という概念を拡張したもの。多くの皆様からの新しい「KAGU」の提案をお待ちしています。本件に関するお問い合わせ隈研吾&東川町KAGUデザインコンペ実行委員会事務局(北海道東川町文化交流課)担当:越高、岡本℡0166-82-2111(代表)Mail : official@kagu-higashikawa.jp 第3回「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペ募集の概要はじめに北海道東川町では、家具産地の小さな町だからこそできる取り組みが長く行われてきました。それは、町に生まれた子供たちを見守り、その居場所をつくる「君の椅子」から始まります。小学校では木製の学童家具に囲まれて学び、中学校では3年間手入れして使い込んだ自分の木製椅子を卒業記念として持ち帰るというものです。これらの連続した家具産地ならではの取り組みは、いよいよ次の時代を担う若者を育成する段階に入ります。今、私たちは新型コロナウイルスの渦中にあって、過密な大都市の課題が明らかになると共に、新しいライフスタイルへの模索が始まっています。それぞれの地域が本来持つ可能性や価値が、新しいライフスタイルを築く上でのヒントになろうとしています。そのような中で、建築を通して地域の魅力を早くから唱え、地域資源の利用拡大や、次世代を担う若者たちへの教育への強い関心など、建築の世界から地域デザインを考えようとする建築家 隈研吾氏と、豊かで美しい環境に恵まれ、家具づくりの盛んな適疎な町、東川町が共に組んで、新しい暮らしを考えていきます。概要◆募集内容テーマ外における家具◆参加資格国内外を問わず、学生で30歳以下の方◆各賞隈研吾賞(最優秀賞): 1点50万円 / 優秀賞:3点10万円/佳作:6点◆応募方法公式HPよりご応募ください(事前登録が必要となります)公式HP 「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ : 審査委員審査委員長隈 研吾(建築家、東京大学特別教授・名誉教授)審査員太刀川英輔(デザインストラテジスト、進化思考家、NOSIGNER代表)野老朝雄(美術家)中村拓志(建築家、NAP建築設計事務所)原田真宏(建築家、芝浦工業大学教授)日比野克彦(アーチスト、東京芸術大学長)藤原徹平(建築家、横浜国立大学准教授)森俊子(ハーバード大学 GSD教授)※ 第3回目から新たに加わっていただきました。織田憲嗣(椅子研究家、東川町家具デザインアドバイザー)スケジュール(予定)2022年11月1日:募集開始2023年2月28日:事前登録締切2023年3月25日~31日:作品提出期間2023年5月中旬 :入選作品決定2023年6月25日:最終審査会・表彰式(北海道東川町にて実施)※入選者を東川町にお招きしての実施を予定しています。※日程及び開催方式は、新型コロナウイルス感染症拡大等の影響により変更となる場合があります。実施主体「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ実行委員会(東川町商工会、一般社団法人ひがしかわ観光協会、東川町農業協同組合、東川町建設業協会、東川町森林組合、株式会社東川振興公社、旭川家具工業協同組合、東川町議会、東川町教育委員会、東川町)隈研吾審査委員長からのメッセージコロナによってリモートワークなど室内の生活スタイルが変化したと共に、外に出て散歩したり食事したりする機会が増えました。外で過ごす時間が増えたことで、快適な時間を過ごすため外におく身の周りのモノも変わると思います。ライフスタイルの革命が起きつつあります。新しい生活を豊かにする、外における家具の提案をしてください。「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ審査委員長隈研吾 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月02日川口春奈と「Snow Man」目黒蓮が共演する「silent」の4話が10月27日放送。湊斗が紬に切り出した“言葉”に視聴者から「切なすぎる」「想も辛すぎよ」など様々な反応が寄せられている。主人公が、本気で愛するも別れることになってしまった高校時代の恋人と8年の時を経て偶然再会する。だがかつての恋人は徐々に耳が聞こえにくくなる“若年発症型両側性感音難聴”を患っていた…主人公が現実と向き合いながらも寄り添い、乗り越えていこうとする姿を丁寧に描いていくラブストーリーとなる本作。大型CDショップで働く主人公の青羽紬に川口さん。“若年発症型両側性感音難聴”で耳が聞こえなくなった佐倉想に目黒さん。かつて紬と想をつなげた存在で今は紬の恋人の戸川湊斗に鈴鹿央士。想に寄り添うろう者の桃野奈々に夏帆。紬が通う手話教室の講師・春尾正輝に風間俊介。想の妹・萌に桜田ひより。紬と一緒に暮らしている弟・青羽光に板垣李光人。想を心配する母親・佐倉律子に篠原涼子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。紬の部屋を飛び出した湊斗は追いかけてきた紬に、自分の代わりに想に謝っておいてと告げる。「自分で話した方がいい、自分でちゃんと伝えたほうがいい」と応える紬に、湊斗は手話ができない自分では何も伝わらないから、紬が話した方がいいと返すが、紬は「私が話したんじゃ意味ない。伝わんない」と言って、湊斗を自分の部屋に連れ帰ると、光を連れファミレスへ。紬の部屋で2人きりになった想と湊斗。湊斗が「ごめん、紬機嫌悪くて」と伝えると、想は笑顔を見せる。その後湊斗が話しながら冷蔵庫に向かうと、想は「湊斗…」と再会してから初めて自分の声で語りかける…。再会してお互いをわかり合っていく想と湊斗の姿に「今回は開始10分で号泣でした」「開始10分。すでに涙が止まりません」「しょっぱなから号泣なんですけど!!!!想と湊斗の友情がきれいすぎて泣ける」「恋愛だけじゃなくて友情も見せてくれるこのドラマ最高」といった声が殺到。しかし終盤では湊斗が紬に「別れよう」と切り出す展開に。かつて想が紬と別れる時に伝えた「好きな人がいるから」という言葉で紬に別れを伝えると、想に「想のためとかじゃなくて、どっちかというと紬のためで、本音を言えば自分のため、俺がしんどいだけ」と今の自分の気持ちを伝える…。そんな湊斗の行動には「好きな人を悲しませたくない、幸せになってほしいと思う気持ちが切なすぎる」「自分のせいで親友と好きな人が別れそうになってるなんて想も辛すぎよ」「想といい湊斗といい相手が望んでもないのに好きな人の為に別れを選ぶ。そんなの傲慢でしか無い」など様々な声が送られている。【第5話あらすじ】湊斗から突然の別れを告げられた紬は、なかなか気持ちの整理がつかないでいた。想もまた2人の関係が崩れたのが自分のせいではないかと古賀良彦(山崎樹範)に相談する。紬は正輝に湊斗の話をする中で、自分が彼のことを大切に思い、本当に好きだったことを実感するとともに、聞こえる聞こえないに関係なく相手に思いを伝えることの難しさを痛感する…。「silent」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年10月28日戸田恵梨香、永野芽郁が母娘役で共演する映画『母性』が、第41回バンクーバー国際映画祭に正式招待作品され、廣木隆一監督と原作者の湊かなえが現地での舞台挨拶に登場した。本作は『あちらにいる鬼』『月の満ち欠け』の公開も控える人間ドラマの名手・廣木隆一監督が、『告白』など数々のベストセラーを生み出してきた湊かなえの同名小説を映画化したエンタテインメント作品。繊細かつ大胆な演技で新境地を切り開いた戸田、永野をはじめ、大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオら実力派キャスト陣が集結し、ひと際キャラの濃い母娘たちを熱演している。先日、北米最大級の映画祭のひとつ、第41回バンクーバー国際映画祭にて、正式招待作品として華々しくワールドプレミアが行われ、湊かなえと共に、廣木隆一監督が現地での舞台挨拶に登場。2018年『ここは退屈迎えに来て』以来4年ぶりのバンクーバー登場とあって、新作を心待ちにしていた現地の観客から拍手喝采で出迎えられた。左から)廣木隆一監督、湊かなえ廣木監督といえば下積み時代、世界最大のインディペンデント映画祭として有名なサンダンス映画祭に見出されアメリカに留学後、2003年の『ヴァイブレータ』で国内外40以上の映画祭で大きな注目を浴びた。今ではヴェネチア、トロント、ロッテルダム、上海、釜山、香港など、世界各地の映画祭でその名を轟かせており、世界が新作を待ちわびる監督のひとりだ。今回バンクーバー国際映画祭では、観客の心に強く響くような優れた作品に焦点を当てることを目的に今年から新設され、最優秀賞を争う対象となる「ショーケース」部門からの出品となった。映画祭のプログラミングチームは「今回の最新作は、これまでの廣木監督の多くの作品と同様に、女性の心理とその複雑な感情の網目を、思いやりと細やかな感性で探っています。ワイドスクリーンで撮影され、ドールハウスのような美しさを持つこの作品は、類まれなふたりの女性の心理を分析し、母性に対する規範的な前提を覆す意欲作です」と選出理由を語っている。さらに「監督はまた、私たちが登場人物の行動を理解するのに苦しみながらも、どこかで深い共感を呼び起こさせるような、俳優の素晴らしい演技を引き出しています。勇敢で美しく、魅力的なこの作品は、悲しい物語ではありますがその中に優しさと思いやりの余地を残していると感じました」と、女性の繊細な心情を描くことに定評のある廣木監督の手腕を絶賛した。「戸田恵梨香の狂気がすごかった」第41回バンクーバー国際映画祭の様子満員御礼となった上映会場では、ところどころで笑いが起きたかと思えば、終盤にはすすり泣きが響くなど、目の肥えた観客たちからもリアクションは上々だったようで、「とても深いストーリーで心が揺さぶられた」「視点の描き方が面白かった。視点の違いで声や表情が違うのがすごかった」「主演女優さん(戸田恵梨香)の狂気がすごかった」との声が寄せられた。『母性』の制作について廣木監督は「ナレーションで全てを説明するようなことはしたくなかったので、役者さんのリアルな芝居を引き出すことに注力しました。戸田さんも永野さんも、それぞれのキャラクターの感情とリアルな芝居というものを一生懸命に追求してくれて、脚本に書かれていることを基に、毎回素晴らしいものを組み立てて撮影に臨んでくれたので、それを見るのが楽しみでした」と振り返った。また観客から「海外のことを頭に入れて映画を作るのか?」と問われた際は「海外の人たちというより、日本の人たちがどう考えて、どう行動するかを念頭に置いて作っています。それを海外の方たちがどう思うかだと思います。それが映画の個性になると思います」と自身の信念を明かした。その言葉に頷くように、湊かなえも「廣木監督はひとつの物語の中に複数の視点が存在する物語を撮るのがとてもお上手なんです。同じ出来事をルミ子・清佳の視点で見るとこんなに表情も違うんだと見て分かる、廣木監督だから撮れた奇跡の映画だと思います」と太鼓判を押した。なお『母性』は、10月24日に開幕した第35回東京国際映画祭でも、特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定している。廣木監督の新たな代表作として、日本国内でも話題を集めそうだ。『母性』11月23日(水・祝)公開(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年10月28日川口春奈&目黒蓮共演「silent」第3話が10月20日オンエア。鈴鹿央士演じる湊斗の“真意”に「嫉妬じゃなかったんだね」「想のことが大切だというのがひしひしと伝わってきた」などの声が殺到、作品タグ“#silent”は3週連続世界トレンド1位を獲得している。突然別れを告げられた高校時代の恋人と8年ぶりに再会を果たすが、その恋人は耳が聞こえなくなっていた…という、切なく温かいラブストーリーが展開する本作。耳が聞こえなくなった想のために手話を学ぶようになるが、2人で会っているところを今の恋人・湊斗に目撃されてしまった青羽紬を川口春奈が演じ、紬の高校時代の恋人だったが18歳の時に「若年発症型両側性感音難聴」を発症、紬と別れ連絡も絶っていた佐倉想に目黒蓮(Snow Man)。紬と想が付き合うきっかけを作ったが実は紬のことが好きで、その後同窓会で再会した紬と付き合うようになった戸川湊斗に鈴鹿さん。湊斗のことを慕う紬の弟・青羽光に板垣李光人。湊斗に想の連絡先を教えた妹の佐倉萌に桜田ひより。想と親しい関係のろう者・桃野奈々に夏帆。紬に手話を教える春尾正輝に風間俊介。想のことを憂う母親・佐倉律子に篠原涼子といった俳優陣が共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。8年を経て再び目の前に想が現れ、不安に駆られる湊斗。そんななか想が紬のもとを訪ねてくる。紬の自宅にいた湊斗は想を招き入れる。想の背中に声をかける湊斗だが、高校時代のように振り返ってくれるかも…というかすかな期待もむなしく、耳が聞こえない想が振り返ることはない。そんな想に湊斗は涙を流しながら、耳が聞こえなくなったことで、心配かけたくなくて自分たちの前から姿を消したのかと詰め寄り、「紬に迷惑かけたくないとか、わかるけどさ…なんで俺に言ってくれなかったの!?」と感情を爆発させる…。「親友なのに話してもらえなかった寂しさと、受け入れたくない気持ちが爆発した湊斗くん。嫉妬じゃなかったんだね」「湊斗の「好き」が彼女親友のラベリングに関係なく平等に万遍なく好きなのが痛いほど分かる」「あの頃の想との友情が途切れてしまったのが、想が抱えたものを一緒に背負えなかった自分の不甲斐なさのせいとか、そういう色んな気持ちがぐちゃぐちゃになって辛いんだよね…」「湊斗が想に嫉妬してるのかと思ってたら、それ以上に想のことが大切だというのがひしひしと伝わってきた」など、湊斗の真意に視聴者からも様々な声が送られる。また1話、2話と号泣する視聴者が続出している本作だが、「今のところ3話が一番泣いてる」「第三話、またまた切なく泣けました」「最後の、想と湊斗の回想シーンが今までで一番泣いた」など、今回も“泣いた”という投稿がタイムラインにあふれ、公式アカウントによれば、3週連続でTwitterの世界トレンド1位を獲得している。【第4話あらすじ】湊斗に紬は、想とちゃんと2人で話した方がいいと諭す。湊斗は想と向き合う中で想が8年前と何も変わっていないと感じ、高校仲間のフットサルに参加してみないかと誘う。そんな湊斗に対し同級生たちは紬と想の復縁を懸念するが、真子(藤間爽子)は紬が今は湊斗のことを本当に大切に思っていることを理解する…。「silent」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年10月21日建築家の隈研吾とデザイナーの大村真有美によるデザインユニット「ケンゴ クマ プラス マユ」より、新作ジュエリーシリーズ「アーチ(Arch)」が登場。建築の“アーチ”をジュエリーにこれまでに、ヴァンドーム青山(VENDOME AOYAMA)とのコラボレーションラインという形で数々のジュエリーを展開してきた「ケンゴ クマ プラス マユ」。そんな彼らが今回提案するのは、隈研吾の建築に見られる“アーチ”の部分から着想を得たジュエリーだ。ロジウムメッキのネックレス、ピアス、リングでは、重厚な石造りのアーチを表現。磨き上げた部分とマットに仕上げた部分のコントラストによって、シルバーに表情を添えた。イエローゴールドメッキのネックレス、ピアス、リングは、アーチの“軌跡”にフォーカス。細めの線でアーチを軽やかに描き、コンテンポラリーな雰囲気を演出した。【詳細】ケンゴ クマ プラス マユ「アーチ」アイテム例:<シルバー925(ロジウムメッキ)>・ネックレス 33,000円・ピアス 30,800円・リング 35,200円<シルバー925(イエローゴールドメッキ)>・ネックレス 16,500円・ピアス 39,600円・リング 15,400円
2022年10月15日『ドラえもん』や『キテレツ大百科』などで知られる藤子・F・不二雄が多くの大人ファンを魅了した「SF短編シリーズ」の原画展、『藤子・F・不二雄のSF短編原画展―Sukoshi・Fushigiワールドへの招待―』が、10月22日(土)より、藤子・F・不二雄ミュージアムにて開催される。夢あふれる児童まんがをライフワークとしていた藤子・F・不二雄は、『ドラえもん』の連載が始まる前年の1969年、児童まんがのタッチはほとんど変えず、大人向けに『ミノタウロスの皿』を発表。この作品は多くの読者に衝撃を与え、その後、藤子・F・不二雄のSF読み切りまんがが様々な雑誌で発表されるようになった。のちに藤子・F・不二雄が『ドラえもん』や『キテレツ大百科』などを連載する傍ら描いたこれらの作品群は、「SF短編シリーズ」として主に大人のファンから大人気となった。本原画展では、その「SF短編シリーズ」のまんが原画を、かつてない規模で特集する。「SF」という呼び名について、藤子・F・不二雄は、“僕にとっての「SF」は、サイエンス・フィクションではなくて、「少し不思議な物語」のSとFなのです。”(1989年 藤子不二雄ランド『少年SF短篇』2巻(中央公論社))と語っている。「SF短編シリーズ」の作品はどれも、児童まんがで培った親しみやすい絵柄と読みやすいコマ運びで描かれる物語で、読み切りの短編作品でありながら、読者に深い印象を残す。また、執筆当時のシリアスな社会問題をテーマにした作品は、不思議と今の時代にも通じる普遍性も兼ね備えているのも特徴的だ。さらに、作品によって時折変化する絵のタッチも見どころのひとつとなっている。『藤子・F・不二雄のSF短編原画展―Sukoshi・Fushigiワールドへの招待―』を通して、児童まんがからイメージする藤子・F・不二雄とは異なる、彼の意外な一面を発見してみてはどうだろうか。また、本原画展の開催を記念し、ミュージアムショップやミュージアムカフェでは、第1期の展示作品を中心に新商品や新メニューも展開される予定となっている。【開催概要】『藤子・F・不二雄のSF短編原画展―Sukoshi・Fushigiワールドへの招待―』会期:2022年10月22日(土)~2023年10月中旬(予定)開催場所:展示室II(藤子・F・不二雄ミュージアム 2F)※会期を3回に分けて、約4か月ごとに、展示原画を入替予定。※入館は日時指定による事前予約制です。※入館チケットは全国のローソンでお買い求めください。藤子・F・不二雄ミュージアム公式サイト:
2022年10月11日神奈川県川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムは、「藤子・F・不二雄のSF短編原画展ーSukoshi・Fushigiワールドへの招待ー」を2022年10月22日(土)から2023年10月中旬まで開催する。「SF短編シリーズ」のまんが原画を展示「藤子・F・不二雄のSF短編原画展ーSukoshi・Fushigiワールドへの招待ー」は、『ドラえもん』や『キテレツ大百科』を連載する傍らで描き続けた、SF読み切りまんがなどの作品群「SF短編シリーズ」のまんが原画を展示する原画展。『ミノタウロスの皿』や『流血鬼』、『ベソとこたつと宇宙船』など、かつてない規模で特集される。“すこし・ふしぎ”なSF短編シリーズのまんが原画“Sukoshi・Fushigiワールドへの招待”とサブタイトルで銘打った今回の原画展。藤子・F・不二雄にとっての「SF」とは“少し不思議な物語”のSとFだという。彼の描く「SF短編シリーズ」は、読み切りの短編小説でありながら、読者に深い印象を残す“少し不思議”な持ち味がある。鑑賞にあたって、『ドラえもん』などの児童まんがで培った親しみやすくポップな絵柄と読みやすいコマ運びではありつつも、作品によって変わる絵のタッチなども要チェックだ。また、『ドラえもん』の話の中から、「SF短編シリーズ」の雰囲気や共通点が見られるものも展示される。第1期の展示作品モチーフのグッズ&カフェメニュー原画展開催に合わせ、ミュージアムショップでは第1期の展示作品を中心に新作オリジナルアイテムを発売。『ミノタウロスの皿』のイラストをあしらった美濃焼きのプレートや、アクリルペンスタンドなど「SF短編シリーズ」の世界観を家でも感じられるアイテムが揃う。さらに、ミュージアムカフェでは、作品をモチーフにしたケーキやドリンクが登場する。【詳細】「藤子・F・不二雄のSF原画展ーSukoshi・Fushigiワールドへの招待ー」第1期会期:2022年10月22日(土)~2023年10月中旬(予定)※会期を3回に分けて、約4か月ごとに転じ原画を入替予定。場所:川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム 2F展示室Ⅱ住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1チケット:大人・大学生 1,000円、高校・中学生 700円、子ども(4歳以上) 500円※3歳以下無料※入館は日時指定による事前予約制。※入館チケットは全国のローソンで購入。<グッズ例>・『ミノタウロスの皿』の皿 1,430円・アクリルペンスタンド(SF短編) 1,980円<カフェメニュー>・『ミノタウロスの皿』~うんと食べなきゃいやよケーキ~ 1,400円・『流血鬼』~紅いカシスフロート~ 680円※画像はすべてイメージ。【問い合わせ先】川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムTEL:0570-055-245(9:30~18:00 / 年末年始のぞく)
2022年10月09日アンリアレイジ(ANREALAGE)・森永邦彦とオンワード樫山の協業による「アンエバー(ANEVER)」から、建築家・隈研吾とコラボレーションした花器「つみ花」が登場。2022年8月25日(木)より、アンリアレイジ 渋谷パルコなどで予約販売を開始する。隈研吾とコラボ“積み重ねて”形を作る花器バッグ・アクセサリーを主軸とする「アンエバー」から、隈研吾とコラボレーションした新プロダクト「つみ花」が登場。大小さまざまな大きさの花びら型プレートを、好きな順番に“積み重ねる”ことで、自分だけの形状を生み出すことができるフラワーベースだ。ドライフラワー入りプレートを積み重ねてプレートは、職人の手で一つひとつ丁寧に摘んだドライフラワーを、アクリル樹脂に閉じ込めたロマンティックな仕上がり。積み重ねると自由に回転し、花器の形状が無限に変化する。花を「摘む」と「積み」重ねるの意を掛け合わせ、隈研吾建築都市設計事務所が「つみ花」と名付けた。サイズは、SとLの2種類から選ぶことができる。ビジュアルに平手友梨奈を起用なお、「つみ花」のビジュアルモデルには、「アンエバー」創設時からのミューズ・平手友梨奈が起用されている。【詳細】アンエバー 花器「つみ花」予約販売開始日:2022年8月25日(木)販売店舗:アンリアレイジ 渋谷パルコ、アンリアレイジ公式オンラインショップ、アンエバーZOZO TOWN、ONWARD CROSSET・つみ花 S 59,400円サイズ:H13×底W8.8cm・つみ花 L 89,100円サイズ:H24×底W8.8cm
2022年08月28日湊かなえ原作で、11月23日(水)より公開される映画『母性』。このたび、<母・戸田恵梨香>と<娘・永野芽郁>、ふたりの場面写真が公開。さらに、湊かなえからの激賞コメントも到着した。累計発行部数360万部を超え、2010年に映画興行収入38.5億円を記録した超ヒット作『告白』から12年。数々の傑作を生み出し日本中を震撼させてきたベストセラー小説家の湊かなえが「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説」とまで語った渾身の作品で、累計発行部数100万部を突破した『母性』(新潮文庫刊)が映画化される。ある未解決事件の語り手となる母娘を演じるのは、戸田恵梨香と永野芽郁。人気実力トップクラスのふたりの女優が、繊細かつ大胆な演技で新境地を切り開く。いまや国民的女優としての地位を不動のものとした戸田恵梨香が、娘を愛せない母親・ルミ子役。映画・ドラマの主演作が続く若手女優の筆頭・永野芽郁が、母に愛されたい娘・清佳役。配役が発表された時は、TVやSNSで大きな話題を集めた。ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』で先輩・後輩役として息の合ったユーモラスな掛け合いを見せた戸田と永野が、本作では一転、”母性”に翻弄される母娘に挑戦するとあって、今回ふたりがどんな演技を見せるのか期待が高まっている。ドラマの時とはまた違った迫真の演技を披露する戸田&永野の熱演は勿論のこと、母と娘の不穏な関係性が、事件にまつわるふたりの視点の違いとともに描かれるのも映画の大きな見どころのひとつ。母の証言では「娘を強く抱きしめた」というシーンがある一方で、その同じ場面を娘は「母に首を絞められた」と証言をする。このたび公開されたのは、そんな180度真逆の証言に終始惑わされるであろうことを予想させる場面写真たち。”母性”を巡る〈ひとつの事件〉と、母と娘〈ふたりの食い違う証言〉によって浮かび上がる衝撃の物語の全貌とは?さらに、物語に登場するひと際キャラの濃い母娘たちを、大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオが熱演している。監督を務めるのは人間ドラマの名手、廣木隆一。完成した作品を鑑賞した原作者・湊かなえによると、「完成度の高さに喜びしかありません。戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技もすばらしかったです」「大地さん、高畑さんはじめ、女優の方々おひとりずつの演技がすばらしく、またそれらが化学反応を起こすかのように、作品全体に深みや広がりを与えている。エンタテインメント作品のおもしろさと、芸術作品の感動が融合した作品になっていると思います」と、その仕上がりはもちろん、豪華俳優陣が魅せる迫真の演技にも感激し絶賛している。そして公開に先駆け、本作のムビチケ前売券が、全国の劇場・オンラインにて8月11日(木・祝)より発売開始となる。ぜひムビチケを手に取り、この物語の行く末を目撃する瞬間へ備えていただきたい。原作者・湊かなえコメント全文・多くの企画者が映像化を熱望した「母性」。今回、映画化を許諾された決め手について娘(母親から愛される立場)であり続けたいまま子どもを産んだ母親と、その母親から愛されたい娘。そのふたりの物語であることをきちんと汲み取った内容の脚本だったので、ぜひお願いしたいと思いました。女性は子どもを産めば必ずしも母性が芽生えるわけではない、といったことなど、「母性」について年齢や性別を問わず多くの方が考えてくださる作品になってほしいと思いました。・完成した映画を観て俳優の方々の演技がすばらしい。背景が美しい。母と娘の思い違いの場面が、観客に自然に伝わる構成になっている。音楽もよい。と、完成度の高さに喜びしかありません。戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技もすばらしかったです。大地さん、高畑さんはじめ、女優の方々おひとりずつの演技がすばらしく、またそれらが化学反応を起こすかのように、作品全体に深みや広がりを与えている。エンターテインメント作品のおもしろさと、芸術作品の感動が融合した作品になっていると思います。自分の中にこんな感情があったのかと気づくように、心の奥底にある感情が素手でえぐりだされるような作品を、どうか体感してみてください。見ないと、損、損。『母性』11月23日(水)より公開
2022年08月05日戸田恵梨香と永野芽郁が母娘を演じ、ベストセラー小説家・湊かなえの同名小説の映画化『母性』。この度、娘を愛せない母を演じた戸田さんと母に愛されたい娘を演じた永野さんの場面写真が解禁、さらに、原作者・湊さんから激賞コメントも到着した。ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」で先輩・後輩役として息の合ったユーモラスな掛け合いを見せた戸田さんと永野さんが、本作では一転、“母性”に翻弄される母娘に挑戦。ドラマとはまた違った迫真の演技を披露する2人の熱演はもちろんのこと、母と娘の不穏な関係性が、事件にまつわる2人の視点の違いととも描かれるのも映画の大きな見どころのひとつ。母の証言では「娘を強く抱きしめた」というシーンがある一方で、その同じ場面を娘は「母に首を絞められた」と証言をする。このたび解禁となったのは、そんな180度真逆の証言に終始惑わされるであろうことを予想させる場面写真。“母性”を巡る〈1つの事件〉と、母と娘〈2人の食い違う証言〉によって浮かび上がる物語の全貌が気になるものとなっている。すでに完成した作品を鑑賞した湊さんは、「完成度の高さに喜びしかありません。戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技もすばらしかったです。大地(真央)さん、高畑(淳子)さんはじめ、女優の方々おひとりずつの演技がすばらしく、またそれらが化学反応を起こすかのように、作品全体に深みや広がりを与えている。エンターテインメント作品のおもしろさと、芸術作品の感動が融合した作品になっていると思います」と、その仕上がりはもちろん、豪華俳優陣が魅せる迫真の演技にも感激した様子だ。湊かなえ(原作者)コメント全文・多くの企画者が映像化を熱望した「母性」。今回、映画化を許諾された決め手について娘(母親から愛される立場)であり続けたいまま子どもを産んだ母親と、その母親から愛されたい娘。その二人の物語であることをきちんと汲み取った内容の脚本だったので、ぜひお願いしたいと思いました。女性は子どもを産めば必ずしも母性が芽生えるわけではない、といったことなど、「母性」について年齢や性別を問わず多くの方が考えてくださる作品になってほしいと思いました。・完成した映画を見て俳優の方々の演技がすばらしい。背景が美しい。母と娘の思い違いの場面が、観客に自然に伝わる構成になっている。音楽もよい。と、完成度の高さに喜びしかありません。戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技もすばらしかったです。大地さん、高畑さんはじめ、女優の方々おひとりずつの演技がすばらしく、またそれらが化学反応を起こすかのように、作品全体に深みや広がりを与えている。エンターテインメント作品のおもしろさと、芸術作品の感動が融合した作品になっていると思います。自分の中にこんな感情があったのかと気づくように、心の奥底にある感情が素手でえぐりだされるような作品を、どうか体感してみてください。見ないと、損、損。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年08月05日