マルチスポーツブランドのアディダス ジャパンは、アディダスシューズの全商品ラインを対象にした「アディダス勝負靴キャンペーン」を、全国のアディダス直営店38店舗、アディダスオンラインショップ、全国のアディダス取扱店約1,000店舗にて、30日まで実施する。このキャンペーンでは、対象店舗で5,250円以上のアディダスシューズを購入した人の中から抽選で99名に、澤穂希選手や香川真司選手、メッシ選手などアディダスを代表するヒーロー・ヒロインから、勝負にかける思いやすべてをかけて臨んだ試合のことなど、勝つことの意味について書かれた直筆の手紙やジャージーが届く。ここでいう”勝負靴”とは、アスリートたちをはじめすべてての人が、すべてをかける勝負の日に履くシューズのこと。アディダスは、「勝負靴キャンペーンサイト」をオープンしており、このサイトではキャンペーンの詳細に加え、澤穂希選手やきゃりーぱみゅぱみゅさんなど9人のアディダスのヒーロー・ヒロインの、”勝負靴”に対する熱い言葉を紹介している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日結婚情報サービスを提供するオーネットは、同社の会員3万7,315名(2012年7月1日現在)のサポートを行う結婚アドバイザー145人に、「結婚のお世話をしたいロンドンオリンピック出場選手」について投票を実施。このほど投票結果について発表した。投票の結果、男性選手の中でダントツで1位を獲得したのは、オリンピック2大会で金メダルを獲得した水泳の北島康介選手。アドバイザーが選んだ理由としては「男らしい」といったコメントが多く寄せられた。2位はテニスの錦織圭選手、3位は2位に1票差で、体操の内村航平選手が選ばれた。4位は今回の対象選手の中では最年長の陸上・ハンマー投げの室伏広治選手。結婚アドバイザーが世話をしたい気持ちは選手の年齢によらないようだ。女性選手の1位は、サッカーなでしこJAPANのキャプテンの澤穂希選手。アドバイザーからは、「サッカーだけではなく人生のゴールも親御さんのために決めてほしい」といった声が寄せられた。続いてレスリングの浜口京子選手と卓球の福原愛選手が同票で2位。浜口選手には「お父さんも納得する相手をお世話したい」というアドバイザーの意見も寄せられた。続いて4位には体操の田中理恵選手、5位は一票差でレスリングの吉田沙保里選手だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日宝塚歌劇宙組トップスター・凰稀かなめと、トップ娘役・実咲凜音のお披露目公演『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』の制作発表会見が7月12日、東京宝塚劇場にて行なわれた。会見には凰稀、実咲ら宙組生と演出の小池修一郎が登壇した。『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』チケット情報本作は、人気作家・田中芳樹が書いた大ベストセラーSF小説『銀河英雄伝説』をもとに宝塚版として制作する。演出の小池は「ファンの多いこの作品を上演することで宝塚歌劇の観客層を広げたい」と語り、「複数のヒーローたちが活躍する英雄伝説なので、(宙組の)新しい門出に相応しい」とコメントした。物語は銀河を舞台に、彗星のごとく現れた名将を中心に『銀河帝国』対『自由惑星同盟』の戦いと、人間ドラマを壮大なスケールで描く。名将ラインハルト・フォン・ローエングラムに扮する凰稀は「喜怒哀楽のすごい人。少年のような表情もみせたりと、魅力的なキャラクターです。SFを宝塚でどういう風に舞台化するんだろうとドキドキしています」と期待に胸を膨らませていた。伯爵令嬢のヒルデガルド・フォン・マリーンドルフを演じる実咲は「頭脳明晰な芯の強い女性だと思うので、そのあたりを意識したい。衣裳でズボンを履くのは初めてですが、その中でも女性らしさを出したい」と意欲を見せた。また初めてコンビを組むことになるふたりに互いの印象はと質問が飛ぶと、凰稀が「みんなから聞いたイメージではサバサバしていると聞いてましたが、そんなことはなく、この子は天然だと思いました」とキッパリ。すると「そんな~」と思わず呟いた実咲だが、「(凰稀は)熱く、かつ繊細で意欲的な人」としっかり凰稀を立てていた。この日は物語の主要なキャラクターを演じる生徒も出席。パウル・フォン・オーベルシュタイン役の悠未ひろ、ヤン・ウェンリー役の緒月遠麻、ジークフリード・キルヒアイス役の朝夏まなと、オスカー・フォン・ロイエンタール役の蓮水ゆうや、アンスバッハ役の凪七瑠海、ウォルフガング・ミッターマイヤー役の七海ひろきがそれぞれ役に合わせた扮装で登場。凰稀、実咲とともに、作品をイメージしたショーも披露された。SF小説が原作だけに、戦闘シーンの演出プランについて訊かれた小池は「最初は頭に戦艦を乗せてとか考えましたが、映像を使ったり、ダンスで表現したりと“@TAKARAZUKA”らしさを出したい。(観客に)“あっと”驚いていただけるといいんですけど」とサブタイトルに引っ掛けたジョークで笑いを誘いつつ、構想を明かした。公演は8月31日(金)から10月8日(月・祝)まで兵庫・宝塚大劇場、10月19日(金)から11月18日(日)まで東京宝塚劇場にて上演。チケットは兵庫公演が7月28日(土)より、東京公演が9月9日(日)より一般発売開始。
2012年07月13日プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンの衣料用洗剤ブランド「アリエール」は3日、夢や自分の可能性に向かって頑張っている18歳以下のスポーツ少年&少女にエールを送る「アリエールWHITEAWARD(ホワイトアワード)」の第1回受賞チームとして福島県立富岡高等学校女子サッカー部を表彰した。同賞は、”おおいに汗をかく競技”が対象。スタート初年度の今年は、”女子サッカー”を対象競技として、選考委員長の澤穂希選手をはじめとした選考委員による審査の結果、2011年10月の全日本女子ユース(U-18)選手権東北大会をわずか10名で決勝まで勝ち上がった福島県立富岡高校を選出した。神戸の表彰会場に招かれた同高校女子サッカー部員と卒業生に、澤選手から”希望、元気、何色にでもなる可能性”を象徴する白色をモチーフにした「アリエール ホワイトメダル」と、頑張る選手たちのユニフォームや練習着を真っ白に洗い上げることを通じて応援したいという思いを込めた「アリエールレボ」1年分相当が贈られた。表彰は、なでしこリーグINAC神戸レオネッサの本拠地、ホームズスタジアム神戸での試合後に行われた。スタジアムの観客の温かい声援に包まれ、チーム全員が涙する感動的な表彰式となったという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日日本マンパワーは、3月29日から4月12日にかけて、2012年度入社新入社員3,397名を対象に「上司にしたいスポーツ選手」について調査を行った。調査では、女性の1位は澤穂希選手、男性の1位はイチロー選手という結果になった。「上司にしたいスポーツ選手」についての質問では、トータルでメジャーリーガーのイチロー選手が702票を獲得して第1位に。その理由として「努力し続けている」「自己管理がすばらしい」「言葉ではなく行動で手本を示す」などがあげられた。2位にはテニスの松岡修三さん(170票)、3位にはサッカーの長谷部誠選手(84票)がランクインしたが、票の獲得数ではイチロー選手に大きく差を付けられた形となった。一方、女子ではサッカーの澤穂希選手が第1位に。その理由として「リーダーシップがある」「周囲への気遣い」「仲間を思いやる気持ち」などの意見があげられ、組織をけん引していくスキルや周囲を気遣う姿に高い評価を得ていることがうかがえる。以下、2位はスケートの浅田真央選手、3位もスケートの荒川静香さん、4位にはバレーボールの竹下佳江選手がランクインした。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月24日FIFA女子ワールドカップドイツ2011で優勝したなでしこジャパンの激闘を振り返るDVD-BOOK「FIFA WOMEN’S WORLD CUP GERMANY 2011なでしこジャパン~世界を魅了したなでしこの真実~」が3月30日(金)に発売されることが決定した。『なでしこジャパン~世界を魅了したなでしこの真実~』DVD‐BOOK同DVDは国際サッカー連盟(FIFA)と日本サッカー協会(JFA)の公認で、なでしこジャパンのワールドカップ全6試合はもちろん、佐々木監督や優勝の立役者・澤穂希や宮間あや、川澄奈穂美らなでしこジャパンの主力選手に行ったインタビューを収録。なでしこジャパンを10年以上に渡って追い続けているフリーアナウンサー・日々野真理監修のもと、選手個々の試合中の心境やチームの雰囲気など優勝までの道のりを追った。また、なでしこジャパン歴代キャプテンのインタビューや4月に新シーズンの幕が開ける「プレナスなでしこリーグ2012」の情報などを収めたブックレットが付いている。なお、ぴあBOOKSHOPでは3月2日(金)から25日(日)まで先行予約を受付。先行予約の特典としてDVDに封入された専用応募葉書で応募するとブルーレイ3D再生専用 「なでしこジャパン 栄光の軌跡 IN 3D」などが抽選で当たる。なでしこジャパンは、4月1日(日)にアメリカ女子代表と、4月5日(木)にブラジル女子代表と親善試合を行う。チケットは3月3日(土)より一般発売開始。
2012年03月01日オリンピック応援キャンペーン「ママの公式スポンサー」の象徴として起用P&G(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン)は1月23日、女子サッカー・澤穂希選手と母親の満壽子(まいこ)さんを、オリンピック応援キャンペーン「ママの公式スポンサー」の象徴として起用、今後、P&Gの広告やキャンペーンなどでの初共演を予定していることを発表した。「ママの公式スポンサー」とは、2012年ロンドンオリンピック出場選手のママたちと世界中のママたちに賛辞を送る活動で、P&Gがオリンピックの世界的な公式スポンサー契約締結に伴う世界共通のキャンペーンテーマ。広告やWebショートムービーなどで初共演P&Gでは、ロンドンオリンピックに向けた取組みとして、ウェブサイト開設やイベントなどを1月23日から開始。4月以降、店頭でのキャンペーンも含めて本格的に展開、澤穂希選手と満壽子さんは、春以降に実施されるP&G「ママの公式スポンサー」の広告やWebショートムービーなどで初共演予定。また、P&Gの提供ナレーションで使用されているメッセージを、企業スローガン「暮らし感じる、変えていく」から、オリンピックテーマ「ママの公式スポンサー」に1月23日より変更するとしている。元の記事を読む
2012年01月25日男女を通じて、アジア史上初の快挙!FIFA(国際サッカー連盟)が現地時間9日、スイスのチューリヒで年間表彰式を開催、受賞者が発表された。そのなかで、なでしこジャパンで一躍有名となった、日本の澤穂希が女子バロンドールを受賞したことが分かった。このバロンドールを日本の女子サッカー選手が受賞することは初であることはもちろん、アジア人選手の同賞受賞も男女とも過去にはなく、まさに異例の史上初の快挙といえる。美しく強い女性の力が、社会の活力に2011年ドイツで開催されたワールドカップでなでしこジャパンのキャプテンとして活躍した澤選手。決勝のアメリカ戦ではなった劇的な同点ゴールも記憶に新しい。日本が優勝となった同大会では、大会MVPと得点王にも輝いた。知名度も一気に上がり、さまざまなメディアで女子サッカーの認知度を向上させるために今日も奔走している彼女。忙しいなかでも、ロンドン五輪のアジア最終予選を勝ち抜き、出場権をしっかりと手にした。彼女の所属チームであるINAC神戸もなでしこリーグを制するなど、昨年は完璧ともいえる成績で1年を締めくくっていた。強く、美しく、全力で取り組む輝きを見せてくれる彼女。その力は見る者にも勇気とパワーを与えてくれる。今回の大きな受賞もまた、納得といえるだろう。元の記事を読む
2012年01月11日人気アニメシリーズの劇場版第2弾『劇場版イナズマイレブンGO 究極の絆 グリフォン』のオフィシャルサポーター・澤穂希選手が出演した映画のテレビCMが、今月15日(木)より放映されることがわかったその他の写真『イナズマイレブン』は、熱血キャプテン・円堂守率いる雷門中学の弱小サッカー部が、世界一のチームへと成長するまでのイレブンの活躍を描いたアニメ作。劇場版第2弾となる本作は、前作の世界制覇から10年後を舞台に、管理されたサッカーから自分たちのサッカーを取り戻すため、新入部員の松風天馬が仲間とともに強大な敵に立ち向かう姿を描く。今回、製作側が澤選手のサッカーに対しての“あきらめない心”、そして夢や目標に向かって努力を惜しまない姿勢やそのプレ-スタイルに注目し、本作のテーマにマッチしているという理由からオフィシャルサポーターへの起用を決定。CMの内容は、澤選手が緊急記者会見を開き、集まったマスコミに現在所属するINAC神戸レオネッサから、本作の主人公たちが通う雷門中学への移籍を発表するというもの。本CMで初めて演技に挑戦した澤選手は、「セットを見て、本当の記者会見みたいと思いました(笑)。CMだと演技をしないといけないので難しかったですね」と撮影の苦労を話し、「好きなことを、目標を立てて頑張っていけば、夢は叶うんだということを皆さんに伝えたい。少しでも多くの子どもたちに夢や目標を持ってもらいたいです」とサポーターとしての意気込みを語った。本CMは12月15日(木)より放映予定で、映画は翌週の23日(金・祝)より全国東宝系で公開される。『劇場版イナズマイレブンGO 究極の絆 グリフォン』12月23日(金・祝)全国東宝系3D/2D公開
2011年12月14日「VOGUE JAPAN」主催、「Women of the Year 2011」雑誌「VOGUE JAPAN」の恒例企画、「Women of the Year」の今年の顔に、女優の武井咲、なでしこジャパンとして話題になった女子サッカー日本代表の澤穂希選手らが選出されたことが25日、分かった。「VOGUE JAPAN Women of the Year」は今年で7年目を迎える企画。それぞれあらゆる分野で圧倒的な活躍を見せ、そのスタイルや生き方、美において「VOGUE」読者をはじめとする多くの女性をインスパイアする、時代を彩った“ヴォーグな女性立ち”を選出する。“辛い時に輝ける、苦しいとき笑顔になれる”女性を今年は、やはり3月の東日本大震災の影響を受け、“辛い時にこそ輝ける、苦しいときに笑顔になれる”女性たちが中心に選ばれたという。今年、勇気を与えてくれた、希望を見せてくれたミューズたち、ということだ。受賞者は、先に紹介した武井咲、澤穂希選手ほか、モデルの水原希子、女優の鈴木京香、ピンク・レディー、女優の若尾文子、ピアニストである上原ひろみ、小説家の朝吹真理子となったそうだ。まさに今年の顔にふさわしい輝く女性たちばかり。28日発売の「VOGUE JAPAN」最新号となる1月号では、写真家の篠山紀信氏が受賞者らを魅力的に撮影したポートレート、および彼女らの受賞メッセージが掲載されているとのこと。ぜひこちらもチェックしたい。元の記事を読む
2011年11月26日人気SFシリーズ最新作『猿の惑星/創世記(ジェネシス)』のジャパンプレミアが24日に都内で行われた。“遺伝子”操作で高い知能を手にした猿が“リーダー”となって、人類に反旗を翻す本作にちなみ、なでしこジャパンのキャプテンとしてサッカー女子日本代表を世界一に導いた澤穂希選手と、芸能界屈指の遺伝子を受け継ぐ気象予報士の石原良純が出席した。その他の写真猿が支配する惑星は、かつて人間が栄華を誇った“地球”だった。そんな衝撃的クライマックスで、世界中を震撼させたシリーズ第1作『猿の惑星』から40数年。現代のサンフランシスコを舞台に、最新のデジタル技術を用いて「いかに猿が人類を支配したのか」をスリリングに描くのが『猿の惑星/創世記(ジェネシス)』だ。W杯での優勝以降、大忙しの澤だが、映画イベントに出席するのは今回が初めてで「試合より緊張しますね」。一足先に作品を鑑賞し「スケール感に圧倒されました。それに(映画に登場する)猿がぜんぶCGだと聞いてびっくりしました。それに感動的な部分もあって、女性でも楽しめる作品だと思います」と太鼓判を押す。高い知能を武器に、仲間を率いるリーダー格の猿・シーザー(演じるのはアンディ・サーキス)に対しては、「私もキャプテンとして、みんなを引っ張っていく苦労に共感しました」。作品のテーマである“進化”を引き合いに「一試合一試合、進化し続けて、成長する姿を見てもらいたい。私もシーザーのような強い信念で頑張ります」と2012年ロンドン五輪に気持ちを引き締めた。石原はシリーズ第1作『猿の惑星』を公開当時に見たといい「あのラストシーンは今でも覚えていますよ」と感慨深げ。「人間が欲望を追求すると、いろいろなハプニングが起こるもの。天気だって、人間がどうこうしようとするのは良くないこと」と気象予報士らしい視点で、作品に込められた“人類への警鐘”をアピールした。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』10月7日(金)、全国ロードショー
2011年09月26日貴重!さすがにきれいなすっぴん姿元「CanCam」モデルの徳澤直子が、自身のオフィシャルブログにて貴重なすっぴんを披露している。昨年7月にプロ野球西岡剛選手と結婚し、この8月には女児を出産した彼女。まさに幸せいっぱいといったところだ。現在は、メジャーリーグに移籍した夫とともに、家族でアメリカ・ミネアポリスで生活している彼女。最近のブログでは、子どものことに触れることも多く、子育てに奮闘中のようだ。美貌は健在!愛娘も可愛い☆すっぴん姿を披露した写真でも、わが子を大事に抱っこ。抱っこする姿も美しく、産後とは思えない美貌だ。このあたりはさすがといったところか。CanCamモデルを卒業し、ママとなっても美貌は健在のようだ。こんな彼女とイケメン選手としで評判になることも多い西岡選手とのあいだに生まれた子どもだけに、Jr.ちゃんもきっと可愛い子に育ちそう。すっぴんでわが子を抱っこした写真は、ほんの少し、その可愛らしさも見えるようなものとしても貴重な一枚だった。元の記事を読む
2011年09月03日女優の浅見れいな、長渕文音、穂のかが、初共演し3姉妹を演じる舞台「結婚狂想曲」の稽古が8月中旬から都内ホールでスタート。25日、3人は結婚について語り合う重要シーンでの掛け合いに磨きをかけた。人気劇団「PU−PU−JUICE」第10回公演で、結婚式の真っ最中に新郎が「この結婚、なかったことに…」と破棄を匂わす発言をしたことから露呈する人々の悲喜こもごもを描くドタバタラブコメディ。3人は客演でオファーされ快諾。主演となる新婦で三姉妹の長女を浅見さん、既婚ながら浮気性の次女を長渕さん、バツイチで子持ちの三女を穂のかさんと、それぞれひと癖ある役どころに挑む。稽古開始から約10日、この日は舞台装置を確認しながら動き、台詞を読み合わせて、芝居のリズムや掛け合いのテンポを確認する内容。浅見さんらは芝居のリズムを体に叩き込むように自身の台詞をリズミカルに発して掛け合いに打ち込み、汗を流した。今回、初舞台を踏む長渕さんは、両親がシンガーソングライター・長渕剛、元女優・志穂美悦子さんながら、アドバイスは「舞台って、両親はあまりやったことがないから」と受けていない。「訳が分からなく、難しい。いい意味で全て壊されたような感じ」と体当たりで挑み、「役柄は野性的で思ったことを顔に出したり言ったりするところが自分と似ていて、やりやすい」と着実に役を掴んでいる。今年3〜4月の初舞台「カフカの変身」で英国演劇界の鬼才スティーヴン・バーコフ氏の厳しい演出の洗礼を受けた穂のかさんは、「前回と全然違って何が分からないかが分かるので、楽しめています。役が自分寄りで似ている。私も、結婚しても仕事をしていたいという考えなので、理解しやすい」と充実の笑顔を浮かべる。「3度目の舞台」と話す浅見さんは「ドタバタコメディなので、すごくはっちゃけると思います」と“大暴れ”予告する。3人のチームワークは?と聞くと「バッチリですよ!」と長渕さんが即答。“姉”の浅見さんが「2人が思った以上に強烈。文音はすごく色っぽい。穂のかはマイペースで強い。2人とも慕ってくれるので嬉しいしかわいい」と話すと、穂のかさんは「浅見さんは男らしい、男前のオーラがある。マイペースですし」とそれぞれ個性的でいい刺激を与え合っている様子だった。一方、今作のテーマは結婚。お年頃でもある3人がいま、抱く結婚観は?浅見さんは「いつしてもいい、って思っていますね。年齢がいま27で周囲が第2次結婚ブームです。でもそのブームには乗れなそう。ちゃっちゃしたい、とも思うのでいつかはするんじゃないかなと」とサバサバ。長渕さんは「結婚願望が全然ないんです。子供ができちゃったらするんじゃないかな、って。だから今回、離婚寸前の役なので掴むのが難しいんです」と苦笑い。穂のかさんも「結婚願望が全然ない」と前置きし「この舞台の冒頭の台詞で『人はなぜ結婚するんでしょう?』とありますが、自分の疑問と同じ。演出の山本浩貴さんが『結婚に対するイメージが変わる舞台になれば』とおっしゃっていましたし、この舞台が全部出来あがったときに自分がどう思うか、楽しみです」と声を弾ませていた。8月30日(木)製作会見都内で行われた劇中の冒頭の結婚式を演じた形式の製作会見に、浅見さんはウエディングドレス姿、長渕さんと穂のかさんはそれぞれパーティドレスを着て出席。実生活で父親と結婚の話をしたことがある?の質問に、穂のかさんは「ないです。まだそういう年頃だと思っていないんじゃないですかね」、長渕さんも「ないです」とサラリ。浅見さんは、4月にデートが写真誌に報じられた相手、大森南朋が8月上旬、蒼井優との熱愛が報じられたことについて、周囲が狂想曲ですか?と突っ込まれ、「どうなんですかね、ハッハッハ」と豪快に笑い飛ばしていた。舞台「結婚狂想曲」は9月8日(水)より新宿シアターサンモールにて上演開始。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:アンを探して 2009年10月31日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009 Zuno Filmsグランジュテ■関連記事:穂のかインタビューデビュー2年目の初舞台で“変身”中「苦しくて幸せ」“石橋貴明の娘”からの脱却が試される?穂のか、単身海外で挑んだ初主演作が公開
2010年09月02日女優、穂のかが3月6日(土)に東京・ルテアトル銀座で初日を迎える英国の鬼才スティーブン・バーコフ脚本・演出の舞台「変身」で初舞台を踏む。直前の通し稽古後、インタビューに応じ「苦しくて幸せ」と葛藤する言葉を口にしながらも、表情は生き生きとしている。ある朝、突然大きな虫に変わっていた青年グレゴール・ザムザと家族が不条理な運命に翻弄されながら変わっていく顛末を描く舞台で、フランツ・カフカのシニカルで不条理な名作小説を18年ぶりに日本で舞台化する話題作。穂のかさんは主演の森山未來扮するグレゴールを慕う妹・グレタという重要な役どころだ。昨年6月に公開された、ハリウッドの人気俳優ダニー・グローバーがエグゼクティブ・プロデューサーを務めた日本、米国、韓国合作映画『The Harimaya Bridge はりまや橋』のキーパーソンとなる女子高生役で女優デビュー。同10月公開の日本、カナダ合作映画『アンを探して』で初主演。続く3作目で舞台デビューを飾る順調なキャリア展開に、当の本人こそビックリだった。「舞台はいつか絶対やりたいと思っていたので、昨年末にマネージャーから『舞台の話が来たよ』と言われ、演出家が英国人!主演が舞台で活躍し続けている森山さん!ステキ!と思って(オファーを)喜んで受けました。でも劇場のキャパが800席、演出家は鬼才でコワイ、約2か月間で全国を回る…周りからは『これが初舞台だなんて大変だね』って言われて、あれ?何か大変なことになっている?と」。舞台用のボイストレーニングなどを経て2月から稽古に入り、近い関係者も驚くほど引き締まってほっそりした体つきに“変身”した。何キロか痩せたか?と尋ねると、キョトンとした顔つきで「頭の中がこの舞台のことでいっぱい」と照れる。「家に帰ると知らないうちに寝ている毎日で、気がつくと明け方の4時とか。時間、曜日の感覚がない。こんなにひとつのことに熱中、没頭するのは初めて。快感でもあります(笑)」。引き締まった体にはメンタル面での変化も表れている様子。「今年の抱負は『何回も死ぬ』…脱皮したいという意味で。この仕事を始めたばかりでこの年齢ですし、苦労は買ってでもしたい、と。でも、この稽古で追いつめられて、途中から稽古場へ向かう電車から降りたくない…って。贅沢な初舞台だと分かっているのにすごく大変でプレッシャーがあって。みなさんに『こうした方がいい』って言われて有り難いのに思うようにできなくて。でも、一時期追いつめられたときより気持ちの整理がつきました。ちょっと、打たれ強くなったみたい。つらいし苦しい。でも私はこれをやりたいと思うんです。苦しくて幸せ(笑)」。変化のきっかけのひとつは“お兄ちゃん”こと森山さん。いい影響を受けている。「兄さんを見ていて、自分が中途半端で生ぬるいと気づくことができました。本気になっていないつもりではなかったんですけど、私、もっと本気を出せるんだって。森山さんと出会えたことは、人生の中で大きな出来事になりそうです」。さらに、バーコフ流演出が大きな刺激材料だ。スタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』など映画の悪役でも知られる俳優で世界的演出家のバーコフ氏は、コワイといううわさがあったそうだが…。「最初にお会いしたとき、72歳になられてニコニコしていてチェックのズボンをはかれているし優しそう、と思ったら、『拷問の時間の始まりだ』と言われて、次の日からその通りで。厳しさはプロフェショナルゆえで、おっしゃっていることは的確。お年を召されてあれだけパワフルなのは凄いです。でも口が悪い悪い(笑)。バーコフさんの言葉は通訳さんを通して伝えられますが、私は(小学生の頃に約2年半、米国留学経験もあり)英語が分かる。バーコフと通訳さんの言葉で2回怒られた気分になることも(苦笑)。一度、『それじゃダメだ!そんな演技はケイト・ウィンスレットみたいだ!』と言われて、私としては嬉しかったんですけど(笑)」。稽古場にいたバーコフ氏は穂のかさんについて尋ねると、ニヤリとして冗談まじりに太鼓判を押した。「感受性が高くて役にどんどん入っている。日に日に良くなっているよ。ウソ八百だけど」。デビュー2年目、これからどんな変身を遂げたい?「ポン!と変わるのではなく、ちょっとずつ確実に皮が剥けていくように変身していきたい。観た人の心に余韻を残せる女優になりたい」。ところで父親の石橋貴明さんには、前2作のときと同じく事後報告だったとか?「年明けに一度会ったときに。励ましの言葉?いただいてないです。父と娘の枠内の関係ではありますが、仕事の面では仕事の先輩として敬意はあっても、いろいろな意味で関係ない。というかいまは『見て』というより『頑張っているのでノータッチ』で、という気持ち。きっと経験を積んで胸を張れるようになったら、何か言えるようになるのかな、と思います」。舞台漬けの数か月後、アノ父もビックリの変身ぶりを見せてくれそうだ。(photo/text:Yoko Saito)カフカの「変身」公演日程:3月6日(土)〜3月22日(月・祝)場所:ルテアトル銀座公演情報:■関連作品:The Harimaya Bridge はりまや橋 2009年6月6日よりTOHOシネマズ高知にて先行公開、6月13日より新宿バルト9ほか全国にて公開© Harimaya Bridge,LLPアンを探して 2009年10月31日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009 Zuno Filmsグランジュテ■関連記事:“石橋貴明の娘”からの脱却が試される?穂のか、単身海外で挑んだ初主演作が公開国境を越えて分かり合いたい…日米韓合作『はりまや橋』試写会に50組100名様ご招待高知の文化を世界に発信!『はりまや橋』監督が高知県知事を表敬訪問
2010年03月05日