バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」では、クリスマスケーキ「ONE PIECE FILM Z サウザンド・サニー号 ブッシュ・ド・ノエル」を10月2日より販売した。価格は3,360円。同商品は人気アニメ『ワンピース』の劇場版最新作『ワンピース FILM Z』に登場する「サウザンド・サニー号」をモチーフにしたロールケーキ。付属の顔パーツと帆&マストパーツをつけると「サウザンド・サニー号」が完成する。白いクリームをココアスポンジで巻き込んだケーキの表面には、チョコクリームとココアクランチでサニー号の木目の模様を表現。口あたりのまろやかなクリームにサクサクとしたココアクランチのアクセントが楽しめる、本格的なブッシュ・ド・ノエルとなっている。同商品には『ワンピース FILM Z』仕様のルフィとチョッパーのフォークに、特製デザインのプレート2枚が付いている。配送は劇場版公開と同時期の2012年12月を予定しているため、クリスマスシーズンに最適。予約は10月2日の16時にスタートし、準備数量に達し次第終了する。価格は3,360円(送料別)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月03日時々やってしまう、洗濯でのこんな失敗お気に入りのワンピースがヨレヨレになってしまったことはありませんか?洗濯機は便利ですが、大切な服を洗濯するのは怖いときがありますよね。ちゃんとしているつもりでも、なぜか時々失敗してしまうもの。そこで今回は、マイナビニュース会員の女性517名に、洗濯で失敗したことについてアンケートしました。>>男性編も見るQ.洗濯で失敗したことを教えてください(複数回答)1位色移りした41.6%2位ポケットにティッシュなどを入れたまま洗濯した32.1%3位縮んだ26.9%4位漂白剤で色が抜けた16.1%5位部屋干しのニオイが気になる11.6%■色移りした・「父のステテコをピンク色にしたから」(28歳/金融・証券/専門職)・「全部同じ色に染まったことがある」(45歳/その他/クリエイティブ職)・「もう大丈夫と思って一緒に洗ったのに、色移りしてしまってがっかり」(29歳/その他/事務系専門職)■ポケットにティッシュなどを入れたまま洗濯した・「ティッシュを入れたままの洗濯の後始末が一番大変」(25歳/不動産/事務系専門職)・「溶けたティッシュほどにくいものはない」(30歳/商社・卸/事務系専門職)・「細かくちぎれてこびりつたティッシュは、なかなか取りきれないしうんざりする」(28歳/金融・証券/事務系専門職)■縮んだ・「買ったときと状態が変わるのはつらい」(25歳/情報・IT/技術職)・「洗濯機禁止のワンピースを、クリーニング代をケチって洗濯機で洗ったらキャミサイズになった」(25歳/商社・卸/事務系専門職)・「手洗いが面倒でネットに入れて洗ったが、セーターが縮んだ」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■漂白剤で色が抜けた・「色物が薄くなったことがあるので」(22歳/医療・福祉)・「お気に入りのものに限ってこうなってしまったりする」(28歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「漂白剤でまだらな模様になってしまったことがあるから」(24歳/医療・福祉/事務系専門職)■部屋干しのニオイが気になる・「部屋干しはなかなかうまくいきません。くさくなります」(30歳/食品・飲料)・「くさくて着るにも着られないから。あまりにくさいとまた洗いなおしたりする」(28歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)・「洗剤の量を間違えると強いニオイがしてしまう」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■番外編:泣けそうなほど、残念な結果に……・「洗剤を入れ忘れて水だけで洗った」(25歳/ホテル・旅行・アミューズメント)・「干していたら風に飛ばされてまた汚れた」(21歳/学生)・「これまで携帯とウォークマンを壊してしまったので」(24歳/情報・IT/技術職)総評1位は「色移りした」でした。白い衣類がピンク色に染まるなんて、ショックですよね。気をつけていても完全にふせぐことができないのが、この失敗ではないでしょうか?同じように3位「縮んだ」、4位「漂白剤で色が抜けた」のような、洋服の状態が変わってしまう失敗は残念すぎます。服を買ったときの喜びを思えば、ちょっとした失敗で着られなくなってしまうことは、できるだけ避けたいですね。また、番外編のような、さらなる悲劇に発展することもあります。洗うことは洗濯機が自動でやってくれますが、なかに服をいれるときや干すときには気をつけたいものです。お気に入りの服が縮んでしまったら、本当にガッカリしてしまいますよね。できれば大切な服は、クリーニングにお任せしてしまった方が心配することがないからいいのかもしれません。(文・OFFICE-SANGA渡邉久美子)調査時期:2012年7月23日~2012年7月28日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性517名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】着ると彼氏に怒られるファッションランキング【女性編】シーツの洗濯頻度ランキング【女性編】部屋の中で一番掃除をしてもらいたい場所ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年10月01日第1回パピルス新人賞を受賞した久保寺健彦氏の同名小説を映画化した『みなさん、さようなら』の完成披露試写会が9月25日(火)、都内で行われ、主演を務める濱田岳を始め、倉科カナ、波瑠、中村義洋監督が舞台挨拶に登壇した。小学校卒業をきっかけに「団地から一歩も出ずに生きる」と決めて大人になった主人公の孤独、葛藤、成長を描く本作で、濱田さんは主人公・渡会悟の12歳から30歳までを演じている。「ちっちゃい小学生に見えるか不安だった」と濱田さん。これに対して中村監督は「いや、実際ちっちゃいよ。ヒゲが伸びるのは早かったけど」とツッコミを入れ、丁々発止のやり取りを披露した。濱田さんと中村監督がタッグを組むのは『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』『ポテチ』に続き、これで5度目。「毎回楽しいです」(濱田さん)、「悟を演じられるのは、岳だけ」(中村監督)とさすがの信頼関係だ。中学校には通わず、団地内のパトロールを日課に、毎日自分が作ったスケジュール通りに日々を過ごし成長していく主人公・悟。小学校の同級生たちの帰宅を出迎え、団地内のケーキ屋に就職し、同級生と婚約もし、精一杯に青春を謳歌するが、時代の移り変わりと共に、同級生の数は減っていき、ついに悟はある重大な決断を迫られる。倉科さんは団地内のマドンナ的な存在を演じ「プレッシャーもありました。監督とも相談し、ウィスパーボイスでしゃべることを意識しました」とふり返る。主人公のように団地のみで生活を送る男性は「好きになりません!」と断言し、濱田さんは「うわー」とガッカリ顔。また、主人公の隣室に暮らす優等生を演じる波瑠さんは「クールだけど、嫌な女には見えないようにしたかった」と役づくりを語った。映画の中にはそんな倉科さん&波瑠さんの胸を、濱田さんが揉むシーンがあるといい「悟としてなのか、本人の性格なのか、衝動的に胸を揉む感じが素晴らしかった」(中村監督)と絶賛のコメント。当の濱田さんは「台本に書いてあるからじゃないですか!」とタジタジだった。『みなさん、さようなら』は1月、全国にて公開。■関連作品:みなさん、さようなら (2013) 2013年1月、全国にて公開© 2012「みなさん、さようなら」製作委員会
2012年09月25日誕生から40年過ぎてなお、世代を超えて人々に愛され続ける山田洋次監督の人情喜劇シリーズ『男はつらいよ』。昨年、女性ファッション誌「DOMANI」で特集が組まれ、20代・30代のOLを中心とした市民講座「丸の内朝大学」でも講義が開かれるなど、若い世代の女性からも高い注目を集めている本作が、このほど原宿で定期的に開催されている新スタイルの上映イベント「原宿シネマ」とコラボレーションを果たすこととなった。「原宿シネマ」とは、多様なフィールドで活躍する人々をゲスト館長として招き、彼らが選ぶ“人生の一本”を観客たちと共有し、トークショーなどを行う新しいスタイルの映画上映イベント。2011年5月よりスタートし、これまでキャンドルアーティストのCandle JUNEやスタイリストの伊賀大介など、個性あふれるゲストが館長として参加してきた。そんな中、今回新たなコラボ企画としてスタートするのが「原宿シネマ×男はつらいよ」。名優・渥美清扮する寅さんと旅先で出会った“マドンナ”の淡い恋模様を日本各地の美しい風景と共に描いた人気シリーズであり、40作を超える世界最長映画シリーズとしてギネス記録にも登録される、言わずと知れた名作である『男はつらいよ』と、若者たちが集う街・原宿の異色のコラボレーションとなる。この新たな企画のゲスト館長に就任したのは濱田岳、みうらじゅん、名越康文の3名。俳優、イラストレーター、精神科医と全く異なるジャンルで活躍し、共に“寅さん”に深い想いを寄せる面々と共に、3回にわたり『男はつらいよ』の魅力を紐解いていく。また今回、公開されたこちらのポスターは赤・青・黄で構成されたシンプルなもの。デカデカと「原宿で 寅さん」という文字が踊る。若者たちの文化発信基地・原宿で昭和の人情ドラマを代表する寅さんがどのように受け止められるのか気になるところだが、『男はつらいよ』や寅さんの名前は知っていても、実際に作品を観たことのない方はぜひ、ゲスト館長たちと共に「原宿で 寅さん」してみてはいかが?「原宿シネマ×男はつらいよ」は9月30日(日)、10月28日(日)、11月10日(土)の3回にわたり、原宿・VACANTにて開催。「原宿シネマ×男はつらいよ」イベント詳細◆日時:9月30日(日)ゲスト館長:濱田岳上映作品:『男はつらいよ 奮闘記』(第7作)◆日時:10月28日(日)ゲスト館長:みうらじゅん上映作品:『男はつらいよ 寅次郎わが道をいく』(第21作)◆11月10日(土)ゲスト館長:名越康文上映作品:詳細近日発表場所:VACANT(東京・原宿)入場料金:一般1,800円/学生1,500円/原宿割1,500円※学生料金の方は、受付にて学生証をご提示ください。※原宿割:原宿在住もしくは勤務されている事が分かるものをご持参ください。公式サイト:■関連作品:永遠の0(ゼロ) 2013年、公開予定© 2013「永遠の0」製作委員会
2012年09月04日LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパンはこのほど、「タグ・ホイヤー アクアレーサー」コレクションから「ワンピース 日本限定モデル」を発表した。少年モンキー・D・ルフィがひとつなぎの大秘宝をめぐり、仲間たちと冒険を繰り広げる『ワンピース』から限定ウォッチが誕生した。150年以上にわたり伝統と革新を織りなしてきたタグ・ホイヤーは、ウォッチメイキングの真髄を見極め、究極の精度とパフォーマンスを追求し続けており、その精神は、自らの信念に従い行動し、決してあきらめず前へと突き進むルフィたちとまさに価値観を共有しているという。「タグ・ホイヤー アクアレーサー」は2003年、ウォータースポーツにインスピレーションを受け誕生したスタイリッシュなラグジュアリーピースコレクション。このほど発表した「ワンピース 日本限定モデル」では、ルフィたちの冒険と友情の象徴である麦わら帽子のドクロマーク・モチーフをダイアルの10時位置に配し、ケースバックにはその刻印をあしらい、冒険への情熱、チャレンジスピリッツ、強い意志、仲間への友情を体現するタイムピースに仕上がった。ケース径41mm、防水300m(30気圧)、自動巻きで、限定本数250ピース。価格は26万2,500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日三陽商会の婦人服ブランド「ポール・スチュアート」は、着丈や袖丈が調整できる“パターンオーダー”において、これまでのスカートに新たにブラウス、ワンピースを加え、百貨店を中心に展開する43店舗のうちの約20店舗にて、期間限定で順次受注会を実施する。「ポール・スチュアート」では、希少性の高い特別な商品を提供すること、また、ユーザーとブランドの関係性を高め、よりブランドに愛着を持ってもらうことを目的に、2011年秋にはスカート2型、2012年春はスカート3型において、“パターンオーダー” の受注会をそれぞれ20店舗にて実施した。いずれも 1枚72,450円と高額ながら、絹などの上質なインポート生地から柄と色が選べ、好みの範囲で丈の調整ができることから、30代後半~40代の女性を中心に高い評価を受けた。特に2012年春においては、購入者の1割が2枚をオーダーするなど、好評を得ている。2シーズンにわたる受注会を通し、スカート以外のアイテムに対して要望が多く寄せられたことから、2012年秋は、スカートに加え、新たにブラウスとワンピースにおいても“パターンオーダー”の受注を実施することとしたという。今回のパターンオーダーは、スカートとワンピースにおいて、体型により好みに個人差の大きい「スカート丈」と「着丈」が広い範囲で調整可能であり、ワンピースとブラウスにおいては「袖丈」も調整可能であるため、納得のいく1枚を求められることが一番の特徴となっている。生地は、プリント生地メーカーとしてファッション界のリーダー的存在であるイタリア「ラッティ」社の絹100%や毛と絹の混紡による上質なもの2柄5色を用意。プリントには「ポール・スチュアート」の “パターンオーダー” 限定の柄や色を採用し、希少性の高い生地を用いた特別な一品となる。■受注会概要 ・価格:スカート、ブラウス-72,450円、 ワンピース-93,450円 ・受注期間:7月18日~9月末 ・納期:10月末 ・実施店舗:横浜高島屋、伊勢丹新宿店、松屋銀座本店、京王百貨店新宿店、そごう千葉店、博多大丸・福岡天神店など、計約20店舗 ※1店舗につき1日~4日間の開催 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日インペリアル・エンタープライズ(略称「I・E・I」)はこのほど、高品質のアイテムとして好評の「ワンピース・プレミアムコレクション」の最新作として、本革製の財布「偉大なる革財布(グランド・ウォレット)」を発売した。「偉大なる革財布(グランド・ウォレット)」は、モンキー・D・ルフィの熱い冒険心を近くに感じられる新作アイテム。男女問わずおしゃれに決まるスタイリッシュな印象で、選び抜かれた本革に、作品にちなんだ5つのシンボルが型押しされた。内側には世界地図のエンボスが浮かび上がり、はるかな航路へ気分は高まる。スマートなボディに機能的な14ポケットを装備し、使いやすさも抜群だ。100ベリーコインを表現した特製チャームを付属するなど、『ワンピース』ファンの心をくすぐるこだわりが随所に取り入れられている。カラーはシャンパンゴールドとトレジャーブラックの2種で、価格は各1万6,800円、現定数9,999点で販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月27日部屋に入るとボウズ頭で「こんにちは!」と快活な一声。劇中で見せる平凡で気弱なキャラクターとは異なるその素顔に驚かされる。人気作家・東野圭吾が手がけたブラック・コメディ“笑”シリーズをドラマ化した一篇「モテモテ・スプレー」では、まったく“モテない”男の役で見事なハマりぶりを見せる、濱田岳。『アヒルと鴨のコインロッカー』や『ポテチ』など伊坂幸太郎原作の作品を始め、『宇宙兄弟』、『永遠の0(ゼロ)』と話題作に引っ張りだこの24歳。この男の本当の素顔とは?ミステリー小説の名手・東野圭吾の一味違った側面が楽しめるコメディ要素の強い本作。これまでにないテイストを濱田さんはどう楽しんだのだろうか?「“東野圭吾さんと言えば”っていうイメージが映画だったりドラマだったりを通して僕の中にもあって、東野圭吾エッセンスはあるんだけど、ひと毒盛ってあるような感じがしてすごく新鮮でした。今回のものにはそういったスパイスも入っていて、コメディってふざければいいっていうわけではないんだなと勉強になりました。そのコミカルなシーンをいかに本気でやるかっていうことなんだなと。どちらかというと僕は面白いことが好きなので楽しんでやるタイプなんですけど、倉科(カナ)さんは一瞬現場がピリッとするくらいの真剣なお芝居をされていて、もう“すいません…”って感じでした」。「男として理解できてしまう僕もどうなのかな…」“モテモテ・スプレー”なる必殺アイテムを使って意中の乙女(倉科さん)を振り向かせようと奔走する主人公・タカシを演じた濱田さん。役づくりは「ほとんど必要なかった」とふり返る。「僕は中学・高校と男子校だったんですよ。参観日にお母さんたちが集まったときに、ちょっとチヤホヤされるぐらいで(笑)、モテたっていう実感もあんまりなかったです。だから、男ばっかり集まってバカみたいな妄想ばっかりが膨らんじゃってましたね。“モテてぇ~!”っていう気持ちは一緒なので、もう“分かるよ、モテたいよね!”っていう一心で演じきりました。まぁ、言ってみれば一種の“高嶺の花”の子がモテモテ・スプレーを使えば振り向いてくれるわけですから。タカシはそれで気持ちよくなってしまって、そんな時間が続けばいいなって思うんですよね。でも、そこを理解できてしまう僕もどうなのかなと思いますけど…。もし僕がこの話を中学生の頃に見ていたら、おかしなことになってたと思います(笑)」。しかしこのモテモテ・スプレー、やや難あり。持続時間は短く、効果が切れてしまえば、またモテない男に逆戻りしてしまうのだ。だが、濱田さんはここにも男として共感。「いままでニコニコしてくれたのに、いくらお芝居と分かっていても(スプレーの効果が切れて)『あぁ、もうダメ。嫌いになりそう』って言われたとき、グサっとくるものがありましたね。女性から『嫌い』って言われるのは、なかなかつらかったです(笑)。タカシとしてというよりも濱田岳として、ちょっと傷つきました…。ガラスのハートなんですよ(笑)。僕自身は脈がなければ諦めるタイプなので、あんなに脈がない女性に対してはなかなか行けないですね」。“振り回される男”濱田岳濱田さん演じるタカシは劇中ずっと振り回され続ける。依存してしまったスプレーの効果に振り回され、スプレーを開発した謎の博士(津川雅彦)による謎の理論によって丸め込まれ振り回される。“振り回される男”が似合うと言っていいのか…。だが、芸暦10年以上、彼の演じてきた役は数知れず。そのたびに自在に異なる“濱田岳”を見せてきた。「僕は、とにかく振り回される役が多いですね(笑)。眉毛が八の字に下がってて困ってる風な顔だからかな?でも、どんな役も僕自身なんですよね。今回の役も僕と言えば僕だし、殺人鬼・キルオ(『ゴールデンスランバー』)も僕と言えば僕なんです。殺人鬼にしても情けないヤツ、喧嘩早いヤツにしても、演じるキャラクターの要素は僕の中に少なくとも0.0001%はあると思うんです。僕はその部分を100%に引き伸ばしたり、逆に縮めたりして役のサイズに合わせて、毎回カメラの前に立つんです。だからそれは当然、僕にしかできないものになるんだけど、別の人がやれば僕には絶対できないものになるとも思ってます。でも、それがいいか悪いかは他人が決めることなので、ダメって言われてしまえばそれまでだし。だから、いままでのやり方に縛られててもいけないのかな」。最後に一問、濱田岳は実際にモテモテ・スプレーがあったら使いたい?「使っちゃうだろうなぁ。絶対使っちゃう!奥さんがいるので使い方は秘密ですけど(笑)」。「東野圭吾ドラマシリーズ“笑”」、第1笑「モテモテ・スプレー」は8月1日(水)より、第2笑「あるジーサンに線香を」は9月1日(土)、第3笑「誘拐電話網」は10月1日(月)よりJ:COMオンデマンドメガパックにて、またauスマートフォンスマートパス・ビデオパスにて配信予定。(stylist: Katsumi Norihito/Koa hole inc.)■関連作品:永遠の0(ゼロ) 2013年、公開予定© 2013「永遠の0」製作委員会
2012年07月26日ミステリー小説の巨匠・東野圭吾のブラックなユーモア満載の短編シリーズをドラマ化した「東野圭吾ドラマシリーズ“笑”」が8月1日(水)よりJ:COM オン デマンド&auスマートフォンビデオパス・スマートパスにて順次配信開始となる。これに先駆けて、東京・新宿の劇場にて本作のプレミア試写会が行われ、舞台挨拶にシリーズ第1話「モテモテ・スプレー」に出演する濱田岳と倉科カナが登壇した。シリーズが厳選された、第1話「モテモテ・スプレー」(「黒笑小説」所収)、第2話「あるジーサンに線香を」(「怪笑小説」所収)、第3話「誘拐電話網」(「毒笑小説」所収)の3篇から構成される本作。濱田さん扮する“モテない男”タカシが、謎の博士(津川雅彦)から“モテモテスプレー”を授けられたことから巻き起こる男女の一風変わった悲喜こもごものドラマがユーモアたっぷりに描かれる。この日、濱田さんは短パン&ジャケットの白いセットアップに白いハット、倉科さんは真っ赤なノースリーブシャツと、共に夏らしい涼しげな装いで登場。濱田さんは登場するなり「モテたくて、モテたくて仕方ない男を演じました濱田岳です」と自虐を込めながら挨拶。ミステリーのイメージが強い東野作品で“笑い”をテーマにした本作を「斜めから切り込んだようなスパイスが効いた作品です」とアピールした。また、大先輩である津川さんとの共演には「どうしよう、どうしよう…」と怖気ついていたそうだが、「現場では、最初には予定になかったものが津川さんのアイディアでどんどん生まれていって、凄く勉強になりました」と、大ベテランの仕事ぶりに敬服した様子。倉科さんは、タケシがモテモテスプレーを使って恋心を抱かせていくヒロイン・あゆみを演じたが、コメディ作品での経験が豊富な濱田さんとは異なり「苦戦しました…」と撮影をふり返る。共演した濱田さんには、「タカシの“モテたい”という衝動でもがいてる姿が、可愛くてしょうがなかったです」と母性本能をくすぐられていたようだ。本作に登場するモテモテスプレーにちなんで、2人が欲しい夢のアイテムは?という質問には、「“セガノビール(背が伸び~る)”ですね(笑)。遊園地のジェットコースターに乗るときの身長制限にドキドキするのはもう…。180センチくらい欲しいです」と切実(?)な思いを吐露する濱田さん。一方、倉科さんは「ベタに“どこでもドア”です。すぐに現場に行けるから」とその多忙ぶりを明かした。また、本作のテーマ「笑」にちなんで、笑顔の写真を投稿する「つながれ『笑』キャンペーン」が公式Facebookやツイッター上でスタートしたことを受けて、2人も早速投稿するために壇上で互いに笑顔をスナップ。「ほらほら、カメラを恋人だと思って!」という濱田さんのノリに負けたのか、倉科さんはセクシーポーズ!「すごいのが撮れましたよ!」とMCや観客たちにその手柄をアピールする姿に、素顔の“濱田岳”をのぞかせていた。ドラマ「モテモテ・スプレー」は8月1日(水)より、「あるジーサンに線香を」は9月1日(土)、「誘拐電話網」は10月1日(月)よりJ:COMオンデマンドメガパック、auスマートフォンスマートパス・ビデオパスにて配信予定。つながれ「笑」キャンペーン・Facebookからの応募:・Twitterからの応募:※「♯ドラマ笑」を付けて、笑顔写真を投稿してください。■関連作品:永遠の0 2013年、公開予定© 2013「永遠の0」製作委員会
2012年07月23日そろそろ夏!海水浴のシーズンが迫ってきました。女性がまぶしく見える季節です。女性の水着は大きく分けて、ワンピースタイプ、ビキニタイプがありますが、果たして世の男はどちらを女性に着てほしいと思っているのでしょうか?アンケートで聞いてみました。調査期間:2012/5/28~2012/5/31アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 417件(ウェブログイン式)Q.男性にお伺いします。女性の水着はワンピースタイプとビキニタイプのどちらが好きですか?ワンピースタイプ14.9%ビキニタイプ62.4%どちらでもない22.8%有効回答数:417■ワンピース派のご意見●清楚!ワンピースの方が清楚なイメージがあるから。(神奈川県/男性/26歳)清楚なイメージがあるかは……どうでしょう。人によってはHに感じるみたいですよ。●ラインが美しい競泳水着のラインが最高に美しい。胸が控えめだとさらにいい。(神奈川県/男性/22歳)後半の意見には触れないでおきます。●きれいだカラダのラインがきれいに見える。(大阪府/男性/29歳)これは確かにそうみたいですよ。体のラインを整えて見せるそうですね。●嫁には着せないぞ!ビキニタイプは恥ずかしいし、自分の嫁には着てほしくないから。露出しすぎ。(東京都/男性/31歳)ビキニが恥ずかしいので、という消去法の人です。「自分の嫁にはビキニを着せない」というのがカワイイですね。●工夫してる水着のデザインとして工夫されたものが多いから。(愛知県/男性/21歳)面積が広い分、ワンピースの方がデザインや色使いに工夫を凝らせるのかも。デザイナーさんの意見を聞いてみたいところです。■ビキニ派のご意見●かわいい!セクシーでかわいい。(大阪府/男性/28歳)ストレートなご意見で返す言葉はありません(笑)。●スタイルがよく見える露骨すぎるビキニは少し引くが、スタイルがよく見えるのでビキニの方が好き。(東京都/男性/32歳)ビキニの方がやせて見える、なんていうアンケート結果もあるそうです。ワンピースの方がしまっては見えるのですが、ある程度体形が整ってないとその効果も発揮できないってことでしょうか。●男ならビキニと言う!ビキニと答えない男なんて、男じゃない。頑張ってビキニを着てきてくれたら、そりゃあうれしいに決まってます。(神奈川県/男性/29歳)露出の多いビキニを選んでくれた彼女の気持ち、これが大事ですね。●ビキニ願望がある!やはり、水着はビキニを着てほしいという願望があるから。(東京都/男性/26歳)わかるようなわからんような……(笑)。筆者も男ですがワンピース派ですので。●自分だけに見せてほしい自分だけに見せてくれるなら断然ビキニ。(東京都/男性/34歳)「自分だけ」限定の人です(笑)。この気持ちはわかりますよ!■どちらでもない派のご意見●どっちも!どちらでもすてきだと思う。(愛知県/男性/26歳)「どちらでもない」と言うか「どっちもいい!」ですね。●似合うかどうかであるどちらにしても、着ている人に似合っているかどうかが一番の問題。(神奈川県/男性/24歳)大変もっともなご意見ですが、ここは一番、男の方から「これを着てほしいんだ」と言ってみましょう(笑)。●出会ってない!水着の似合う女性に出会ったことがない。(京都府/男性/56歳)最後はちょっと寂しい意見でございます。男の意見はこのようになりましたが、女性のみなさんはどう思いますか?ワンピースを着る派ですか、それともビキニを着る派ですか?(谷門太@dcp)
2012年06月17日「容疑者Xの献身」、「白夜行」、「麒麟の翼」など、原作小説&映画・ドラマ共にヒットを飛ばし、いまや国民的ミステリー作家とされる東野圭吾。そんな東野さんの裏のライフワークとも言えるブラックユーモアあふれる短編集の中から「歪笑小説」(集英社刊)の3編をドラマ化した「笑」シリーズが実写ドラマ化!その予告編がこのほど到着した。KDDIとJ:COMによる新サービス「ドラマJOKER<ジョーカー>」内で配信されるこちらのドラマは、「モテモテ・スプレー」(「黒笑小説」所収)、「あるジーサンに線香を」(「怪笑小説」所収)、「誘拐電話網」(「毒笑小説」所収)の3編で構成される。“第1笑”となる濱田岳主演の「モテモテ・スプレー」は、告白しても成功しない青年・タカシが、ある怪しげなサイトで出会った博士から絶対モテるというスプレーを受け取ったことをきっかけに展開するストーリー。今回の予告編でも分かるように、タカシに秘密のアイテムを提供する「人類愛正常化研究所」の博士を演じる津川雅彦のキャラクターはかなりアクが強そうだが…。プロデューサーも「天才」と太鼓判を押す濱田岳の演技にも期待がかかる。“第2笑”となる「あるジーサンに線香を」では、若返りの実験に参加した“ジーサン”の淡い恋心が描かれる。笹野高史演じる“ジーサン”は、菅田将暉演じる若返った“ジーサン”の姿でひとりの女性・千春(「AKB48」宮澤佐江)と親しくなるのだが――。予告編を観ただけでも、それぞれの行き場のない思いに胸がしめつけられるが、果たしてジーサンの淡い恋心の結末は?続く“第3笑”「誘拐電話網」は子供のいない蕎麦屋の夫婦の元に、身代金要求の電話がかかってくるという奇想天外なストーリー。いきなり誘拐事件に巻き込まれ、翻弄されていく2人の様子が予告編でも映し出されている。3編の予告編を通して、トータス松本さんが手がける主題歌「笑ってみ」が加わり、どこかクスリとさせられてしまう。日常からかけ離れた出来事が巻き起こるこの3編に、トータスさんのカラっとした歌声がさらなるスパイスを加えている。まずはこちらの予告編から、あなたも東野圭吾の描くブラックな「笑い」の世界を覗いてみては…?ドラマ「モテモテ・スプレー」は8月1日(水)より、「あるジーサンに線香を」は9月1日(土)、「誘拐電話網」は10月1日(月)よりJ:COMオンデマンドメガパックにて、またauスマートフォンスマートパス・ビデオパスにて配信予定。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:麒麟の翼~劇場版・新参者~ 2012年1月28日より全国東宝系にて公開© 2012映画『麒麟の翼』製作委員会白夜行 2011年1月29日より全国にて公開© 2011 映画「白夜行」製作委員会 容疑者Xの献身 2008年10月4日より日劇PLEXほか全国にて公開© 2008 フジテレビジョン/アミューズ/S・D・P/FNS27社
2012年06月08日公開中の映画『ポテチ』が好評を集めている。伊坂幸太郎氏の同名小説を、中村義洋監督が映画化した本作は、公開前から評価が高く、一般試写会のアンケート調査では95%の満足度を記録したという。本作がここまでの好評を集めるカギはどこにあるのだろうか?そのほかの情報『ポテチ』は、空き巣を生業とする主人公(濱田岳)が、目に見えない奇妙な縁で周りの人たちと繋がっていく姿を描いたヒューマン・ドラマ。昨年の東日本大震災に際して、中村監督が被災地を勇気づけようと、仙台で執筆活動を続ける伊坂氏と企画し、仙台のボランティアスタッフと市民エキストラ約1000人の協力のもと、完成させた作品だ。68分の中編で、仙台で先行上映を実施した後、全国に上映劇場を拡大している。その多くがベストセラーになっている伊坂氏の作品だけに映画化も多いが、中村監督は『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』を手がけ、映画ファンだけでなく、伊坂氏のファンからも厚い信頼を集めている。ちなみに一般試写会で、映画化された伊坂氏の作品の人気投票を行ったところ、ベスト3に“伊坂氏×中村監督”コンビの作品が2作もランクイン(『ゴールデン…』と『アヒルと鴨…』。もう1作は森淳一監督の『重力ピエロ』)しており、本作も“信頼のタッグ”の最新作として観客から好評を集めているようだ。ちなみに本作で主演を務めた濱田、音楽を手がけた斉藤和義も“伊坂氏×中村監督”作品に繰り返し参加している常連組で、どちらも伊坂氏、中村監督から信頼を寄せられているという。これまでも作家と映画監督がタッグを組んで新作を発表するケースはあったが、近年でここまでの成功を収めている組み合わせは少なく、今後、ふたりがどのような新作をおくりだすのかも気になるところだ。『ポテチ』公開中
2012年05月23日明星食品は6月18日、アニメ「ワンピース」と「明星 一平ちゃん」ブランドのコラボレート商品「明星 一平ちゃん ワンピース 唐揚げしょうゆ味」「明星 一平ちゃん ワンピース シーフード味」「明星 一平ちゃん夜店の焼そば ワンピース チーズカレー味」を発売する。ワンピースは、主人公である海賊の少年ルフィと仲間たちが大海原を舞台に活躍するストーリーの人気アニメ。作品の世界観が「一平ちゃん」が求めるものであることから、今回のコラボ企画が生まれたとのこと。明星 一平ちゃん ワンピース 唐揚げしょうゆ味は、肉が大好きな主人公ルフィをイメージ。鶏唐揚げをメインの具材としたコクのあるしょうゆ味スープが特徴。明星 一平ちゃん ワンピース シーフード味は、冒険の舞台となる大海原をイメージしたシーフード味の丼型カップめん。さらに、明星 一平ちゃん夜店の焼そば ワンピース チーズカレー味は、ルフィの仲間の料理人サンジが創作したイメージの欧風焼そばとなっている。3つの味覚で一平ちゃんとワンピースの世界を表現しているという。ルフィ、チョッパー、全キャラクター、ルフィ&チョッパーとそれぞれ4タイプのデザインがあり、合計12タイプのパッケージデザインを展開している。希望小売価格はすべて170円(税別)。(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月23日『容疑者Xの献身』、『白夜行』、『麒麟の翼』など、原作小説&映画共にヒットを飛ばし、いまや国民的ミステリー作家となった東野圭吾。そんな東野さんの裏のライフワークとも言えるのが「毒笑小説」や「歪笑小説」(共に集英社刊)といったブラックユーモアあふれる短編集“笑”シリーズだ。そのうちの3編が、KDDIとJ:COMによる新サービス「ドラマJoker<ジョーカー>」内でドラマ配信されることがこのほど決定、豪華全キャストと主題歌が明らかとなった。今回ドラマ化が決定したのは、「モテモテ・スプレー」(「黒笑小説」所収)、「あるジーサンに線香を」(「怪笑小説」所収)、「誘拐電話網」(「毒笑小説」所収)の3編。第1笑となる「モテモテ・スプレー」は、告白しても成功しない青年・タカシが、ある怪しげなサイトで出会った博士から絶対モテるというスプレーを受け取ったことをきっかけに物語が展開する。本作でタカシを演じるのは、2012年に入ってから映画『ロボジー』や『宇宙兄弟』、『ポテチ』と話題作への出演が続く濱田岳。タカシが想いを寄せるあゆみ役に倉科カナ、そしてタカシに秘密のアイテムを提供する博士役に津川雅彦が扮する。山田雅子プロデューサーも「あの年代の俳優の中では唯一無二の『天才』」と太鼓判を押す濱田さんが、本作で魅せる快演にも期待がかかる。また、「老い」をテーマとした第2笑「あるジーサンに線香を」で若返りの実験に参加する「ジーサン」を演じるのは、日本映画界きってのバイプレイヤー、笹野高史。ジーサンの若返り役となる2人1役にはいま最も注目される若手俳優・菅田将暉、2人が想いを寄せる千春役に、アイドルグループ「AKB48」の宮澤佐江が扮する。続く第3笑「誘拐電話網」は子供のいない蕎麦屋の夫婦の元に、身代金要求の電話がかかってくるという奇想天外なストーリー。『貞子3D』の英勉監督がメガホンを取り、蕎麦屋の店主をNHK大河ドラマ「平清盛」の鳥羽上皇役でも好評を博す三上博史、三上の妻役をミムラが演じる。豪華キャストが集結したドラマにさらにスパイスを加えるのが、トータス松本が歌う主題歌「笑ってみ」。トータスさんは「なかなかうまく笑えないとき、笑いを誘う何かに触れれば少し笑えるかもしれない。この歌がそんな何かになれば嬉しい」とコメントを寄せている。「今回、東野さんの『笑』をやるにあたっての裏テーマの一つは“メインキャストを芸人さんにしない”ということでした。登場人物は決して“自発的に人を笑わせる”とか、“面白い”という要素を持たないのが理想的だったから」と語る山田プロデューサー。ミステリー作家・東野圭吾の知られざる「笑い」の世界を、独特な味わいを持つ俳優陣がどのように表現してくれるのか楽しみだ。ドラマ「モテモテ・スプレー」は8月1日(水)より、「あるジーサンに線香を」は9月1日(土)、「誘拐電話網」は10月1日(月)よりJ:COMオンデマンドメガパックにて、またauスマートフォンスマートパス・ビデオパスにて配信予定。■関連作品:容疑者Xの献身 2008年10月4日より日劇PLEXほか全国にて公開© 2008 フジテレビジョン/アミューズ/S・D・P/FNS27社白夜行 2011年1月29日より全国にて公開© 2011 映画「白夜行」製作委員会 麒麟の翼~劇場版・新参者~ 2012年1月28日より全国東宝系にて公開© 2012映画『麒麟の翼』製作委員会■関連記事:TBS4月連ドラ&スペシャルドラマに中居、錦戸ら主演!18年ぶり映画枠も復活スーツ男子1位は藤木直人!向井理、G・クルーニーら色気と知性を備えた俳優たちも向井理「場違い承知」と恐縮しきり 『麒麟の翼』ヒット御礼にサプライズ登壇阿部寛、客席の父への思いを吐露『麒麟の翼』監督、続編に意欲も溝端淳平は降板!?『麒麟の翼』阿部寛インタビュー刑事・加賀を通して見る父への思い、後輩への思い
2012年05月19日映画監督や製作に携わるクリエイターから、配給・宣伝に携わるディストリビューターまで、映画業界に数多くの人材を輩出している映画学校「ニューシネマワークショップ」(以下、NCW)。今年4月に設立15周年を迎えたのを記念して、5月13日(日)、同校の出身で、今月公開の『宇宙兄弟』、『ガール』という話題作をそれぞれ手がけた森義隆監督と深川栄洋監督の2人によるセミナーが開催。日本映画界を引っ張る2人が「映画監督になるには!」をテーマに熱い持論を交わした。『狼少女』(’05/深川監督)と『ひゃくはち』(’08/森監督)で、共に20代で長編劇場用映画でデビューを果たし、30代に突入してからメジャー配給映画の監督として抜擢された2人。元々はどちらも監督志望ではなく、深川監督は脚本、森監督は演劇俳優を志していたそうだが、映画作りに興味を抱きNCWの門を叩いたという。実践の授業の中で2人が特に学ぶことが多かったと明かすのが、役者の演出。「“役者の資質をどれだけ役に引っ張ってこられるか?”を常に考えていた。現場で起こる“生モノを大事にしたい”という考えはいまに繋がっている」(森監督)。NCW卒業後は実家の稼業を継ぎながら、自分で制作費を集めるなどプロデューサー的な動きをしながら監督として映画制作にチャレンジし続けてきた深川監督は、間もなく公開となる映画『ガール』の撮影について、「日本版『SEX and the CITY』を作りたいと聞き、男の自分には向いていない作品ではないかと一度オファーを断った」ことを告白。だが、プロデューサーから言われた「そう思っているのは君だけ」という言葉に納得し、監督することを決意、女性誌や女子会への参加でとことん女性のことを研究したそう。さらに、撮影中にはストレスで肺気腫になりながらも現場に出てやり遂げたという涙ぐましい苦労も。一方、同校卒業後はテレビ番組制作会社に入りドキュメンタリーを制作してきた森監督は、NCW時代の映画に主演した友人との再会をきっかけに、2007年『ひゃくはち』の撮影をスタート。本作が「宇宙兄弟」の原作者と編集者の目に留まり、直々に映画化のオファーがあったという。本作の撮影では、40分にも及ぶ長回しやアドリブの撮影も行ったといい、“生モノ”を大事にしたいという監督のこだわりを垣間見せた。今後の活動については、次回作の製作がほぼ決まっているという森監督は「これまではマイルドな描写で間口の広い作品を作ってきたので、次は自分の照れをとっぱらって(登場人物の)人格を、より深いところまで掘り下げられるような作品を目指したい」とコメント。深川監督は、新境地を開いた『ガール』の後は「少し充電期間に入りますが、5年計画くらいでまた新たなチャレンジをしていくつもり」と抱負を語った。これからの日本映画界を背負って立つ2人の活躍から目が離せない!『宇宙兄弟』は現在、全国東宝系にて公開中。『ガール』は5月26日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会■関連記事:岡田将生、“兄”小栗旬からのサプライズの感謝の手紙に涙!深川栄洋監督、撮影中は香里奈、麻生久美子らのガールズトークにタジタジ?麻生久美子、出産後初の母親役はパンクロッカー!『グッモーエビアン!』特報解禁小栗旬&岡田将生、『宇宙兄弟』興収30億円も射程圏内のロケットスタートに浮き足立つ!『宇宙兄弟』新井浩文×濱田岳インタビュー「目をつけるとこが一緒なんです(笑)」
2012年05月17日映画『宇宙兄弟』の大ヒット御礼舞台挨拶が5月15日(火)、都内劇場で行われ、小栗旬と岡田将生、森義隆監督が登壇。最後にサプライズで小栗さんが用意した手紙に、岡田さんが感動して涙する一幕もあった。「週刊モーニング」(講談社刊)にて連載中の人気同名漫画の映画化で、仕事をクビになり、かつての夢だった宇宙飛行士を目指して奮闘する兄のムッタ(小栗さん)と、現役宇宙飛行士で月面に旅立つ弟のヒビト(岡田さん)の姿を描く。この日の舞台挨拶は、5月5日(土・祝)の初日舞台挨拶終了後に岡田さんが「また舞台挨拶をやりたい」と言い出したことから実現したそうで、なんと小栗さん自らがMCとなって進行役を務めた。森監督は「予定がなかったのでひと息つくために沖縄に行こうと思ってたんですが、飛行機をキャンセルして来た」と明かし、これには言い出しっぺの岡田さんも「複雑ですね、嬉しいけど…」と苦笑いを浮かべていた。昨年4月に撮影が始まり、1年余りが過ぎてこの日の舞台挨拶が本作に関わる最後の仕事となるが、岡田さんは「撮影が終わって宣伝をずっとやらせてもらって、1年くらい『宇宙兄弟』のことを考えている自分がいた。よかったなと思うし、楽しい日々でした」と述懐。これに“MC”小栗さんから「当たり障りのないコメントですね」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。小栗さんは「いまだから言えるけど」と前置きした上、現場の雰囲気について「クランクインして、1か月経たないくらいで岡田くんが入って来たんですが、僕のところに近づいてきて『この現場ってずっとこういう感じなんすか?』って。いろんな人が『こんなんじゃダメだ。こうするぞ!』という感じで、監督はそこでひとりで戦っていて、現場は殺伐としてたんです」と明かす。岡田さんも「気まずかったです(苦笑)」と頷きつつ、「監督が戦ってる姿を見て、僕も戦おうと思った」とふり返った。そして、最後の締めの挨拶になって、岡田さんは「旬くん、今日僕は手紙を書いてきました」とニッコリ。「これまで時計を盗まれたり、指輪にドレッシングかけて口の中に入れられたりしたけど(苦笑)、お世話になったので」とポケットから白い封筒を取り出した…が!観客の前で読むのが急に恥ずかしくなったのか「やっぱり家に帰って見てください」と言い出して、客席からは「えー?」とブーイングが…。何とか思い直して岡田さんは照れながらも手紙を朗読。「本当の兄貴ができた気持ちでした」と小栗さんへの思いを伝えた。これには小栗さんも「素敵な“弟”を持って幸せです」と語った。さらに小栗さんは「実は僕も手紙を書いてきました!」とニヤリ。実は岡田さんが手紙を書いてきたことを事前に知らされ、サプライズ返しとばかりに小栗さんも手紙を執筆してきたとのこと。サプライズを仕掛けたつもりが、逆に自分だけ何も知らされていなかった岡田さんは驚愕の表情で「何だよぉ…」とうなだれた。小栗さんは“兄”として「キミが隣にいてくれてよかった」と岡田さんへの感謝の思いをユーモアたっぷりに伝え、岡田さんはこらえきれずウルウル…。慌てて涙をぬぐい、客席は温かい拍手に包まれた。『宇宙兄弟』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会■関連記事:小栗旬&岡田将生、『宇宙兄弟』興収30億円も射程圏内のロケットスタートに浮き足立つ!『宇宙兄弟』新井浩文×濱田岳インタビュー「目をつけるとこが一緒なんです(笑)」【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.2『宇宙兄弟』×兄弟の関係『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待岡田将生×小栗旬主演『宇宙兄弟』試写会に30組60名様をご招待
2012年05月16日「ぴあ」調査による5月11日、12日公開の映画・満足度ランキングは、松雪泰子主演、大林宣彦監督の新作『この空の花 長岡花火物語』がトップに輝いた。2位に伊坂幸太郎の小説を中村義洋監督が映画化した『ポテチ』が、3位に知られざる児童養護施設の日常を映し出した『隣る人』が入った。その他の写真1位の『この空の花…』は、“復興、追悼、祈りの花火”として打ち上げられる長岡花火に込められた人々の想いを描く人間ドラマ。出口調査では「半ドキュメンタリーでリアリティがあって、考えさせられる」「大林監督の新しい一面が観られ、良い意味で期待を裏切られた」「監督の考え方に感銘を受けた。自分の人生のターニングポイントになる映画となった」「私は戦争を知らない世代なので、こういう作品を作ることのできる監督や俳優の存在はとても貴重だと思う」「平和への強い願いを感じることができた。若い人たちに観てほしい」など、10代から80代までの観客から高い満足度を集めた。2位の『ポテチ』は、『ゴールデンスランバー』など伊坂幸太郎作品を多く映画化してきた中村義洋監督が濱田岳を主演に迎えて描くヒューマンドラマ。アンケート調査では「舞台となった仙台の雰囲気や風景がとてもよく、自分の地元である元気な仙台が観られてうれしい!」「ストーリーに派手さはないが、展開が上手いので引き込まれ、最後には涙が出てしまった」「震災の影響を受けて作られた映画の中で一番腑に落ちた。なぜ“ポテチ”なのか、謎解きが感動を呼ぶ。キャスティングも最高だった」など、原作ファンからも太鼓判を押す声があがった。(本ランキングは、2012年5月11日(金)、12日(土)に公開された新作映画12本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年05月14日伊坂幸太郎の同名短編小説を映画化した『ポテチ』で、竹内結子がワンシーンのみのエキストラとして出演を果たしていることが明らかに!5月12日(土)に全国公開を迎え、新宿ピカデリーで濱田岳、木村文乃、中村義洋監督が舞台挨拶を行なったが、そこで濱田さんの口から明かされた。伊坂さんの短編集「フィッシュストーリー」(新潮社刊)に収められた一編を映画化した本作。全く同じ日に同じ病院で生まれ、全く違う人生を歩むことになった2人の男の運命を独特のタッチで描き出す。竹内さんは伊坂さん原作で中村監督がメガホンを取った『ゴールデンスランバー』に出演したほか、同じく中村監督の『チーム・バチスタ』シリーズに主演しており、本作のクランクイン時に別の映画のプロモーションでロケ地の仙台を偶然、訪れていたことから、本人の希望でエキストラ出演することになった。本作では中村監督も泥棒の“親分”役を自ら演じており、その出演シーンで後ろにいる通行人のひとりが竹内さん。仙台のご当地キャラの絵柄のトートバッグを持参しスッピンで現場に来たそうで、濱田さん曰く「イスも出さず、完全にエキストラ扱い」。中村監督によると「1回エキストラをやってみたかったらしいので、気を遣おうとするスタッフに『ほっとけ!』、『待たせておけ!』って言いました。あまり(竹内さんの訪問を周囲に)言ってなかったので、スタッフが機材を運びながら『えっ!』って二度見する感じでした」とおかしそうにふり返った。仙台での先行上映に続いて全国公開を迎えたが、満員の客席に濱田さんは「こんなにいっぱいにしてくれてありがとうございます」と感激の面持ち。木村さんは、印象深いシーンとして濱田さんと木村さんと大森南朋の車中での会話シーンを挙げ「炎天下での撮影で、ちょっとでも(タイミングが)ずれたら合わなくなるシーン。時間がかかってしまい印象に残ってます」と明かす。濱田さんはこのシーンで涙を流すが「一生懸命やったんですが、出来上がったのを見て『こんなブサイクなんだ!?』ってビックリしました」と苦笑い。中村監督は「撮影のときから『武田鉄矢さんでこの芝居見たことあるな』って思ってました」と感想を漏らし笑いがわき起こった。この日は、仙台在住の原作者の伊坂さんからもサプライズで手紙が届き「去年のいまごろ『ポテチ』の映画が観たいと監督に話しましたが、その日がこんなに早く来るとは思いませんでした」という喜びの声が伝えられ、濱田さんらは感激していた。『ポテチ』は全国にて公開中。■関連作品:ポテチ 2012年4月7日より仙台にて先行公開、5月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2007伊坂幸太郎/新潮社 © 2012『ポテチ』製作委員会■関連記事:濱田岳、ミス・ユニバース・ジャパン原綾子との対面に「キレイすぎてアタマ真っ白」中村義洋監督×濱田岳の最強タッグ再び!『ポテチ』試写会に10組20名様をご招待満席御礼!濱田岳&中村義洋監督が『ポテチ』を引っさげ、仙台に凱旋伊坂幸太郎の『ポテチ』をオール仙台ロケで映画化!濱田岳、斉藤和義らが再集結
2012年05月14日『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』の矢口史靖監督の最新作『ロボジー』が8月3日(金)より早くもブルーレイ&DVDでリリースされることが決定。このスペシャル・エディション版の映像特典として、矢口監督が初めてアニメーションの監督&脚本に挑戦した本作のアニメ化作品「アニメカ」が収録されることが明らかになった。開発した二足歩行ロボット“ニュー潮風”が大事な展示会を前に大破したため、代わりにロボットの中に背丈のぴったり合う老人を入れたことから巻き起こる騒動をコミカルに描いた本作。そのアニメ化作品「アニメカ」では、“ニュー潮風”が囲碁ロボットとガチンコ囲碁対決をする「対局」や、本編にも登場する木村電器の3人と映画館に訪れる「ムービースター」など3本のエピソードが収められている。注目すべきはアニメとなった“ニュー潮風”だけではなく、その開発者である木村電器の3人組を演じた濱田岳、川合正悟(=チャンカワイ/Wエンジン)、川島潤哉もかわいいキャラクターとなっている点。矢口監督は、今回の新たなる挑戦について「エンディングのイラストがとてもキュートだったので、思い切ってオリジナルアニメを作ってしまいました。より可愛く、よりスラップスティックに、より制御不能なニュー潮風を堪能してください!」とのコメントを寄せている。こちらのスペシャル・エディションには、ほかにも矢口監督作品の映像特典としてはおなじみでもある本編のサイドストーリーも。「ロボット大戦・前夜」、「誘拐バースデイ」と題された2作が収録される予定。アニメ化を経て、よりコミカルに、可愛らしく生まれ変わった『ロボジー』の面々、そして矢口監督のユーモアが再び観る者を心地よい笑いで包んでくれるはず。<セル>「ロボジー Blu-ray スペシャル・エディション」(※Blu-ray 2枚組)¥7,875(税込)「ロボジー スペシャル・エディション」(2枚組)価格:6,090円(税込)「ロボジー スタンダード・エディション」価格:3,990円(税込)発売日:8月3日(金)発売元:フジテレビジョン、アルタミラピクチャーズ、電通販売元:東宝© 2012 FUJITELEVISION,TOHO,DENTSU,ALTAMIRA PICTURES■関連作品:ロボジー 2012年1月14日より全国東宝系にて公開© 2012 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ■関連記事:吉高由里子、相変わらずの天然ぶり!お祝いのくす玉を舞台裏で勝手に割る矢口監督待望の最新作『ロボジー』プレスシート&“カレンジー”を5名様プレゼント『ロボジー』五十嵐信次郎×吉高由里子50歳差なんて何のそのの通じ合う“熱さ”“年男”でもうすぐパパの濱田岳、去年は「グイグイ行かせてもらった」吉高由里子、70代チアリーダーに「女子高生みたい!」と喝采
2012年05月11日異色のツーショットである。片や気弱そうで、でもどこか憎めない“いい人”のイメージが強い濱田岳。片や若手・中堅俳優陣の中でも“イヤな奴”を演じさせたら天下一品の新井浩文。タイプは正反対なれどともに個性派俳優として高い支持と評価を集める2人が映画『宇宙兄弟』で初共演を果たした。しかも単なる共演ではなく、小栗旬演じる主人公・ムッタや麻生久美子扮する才女・せりからと共に宇宙飛行士を目指すライバル同士の役柄であるから、これが面白くないわけがない!果たして現場の雰囲気は?…というか2人の仲は!?公開を前に、当代一の個性派2人の貴重なツーショットインタビューをお届け!本作の森義隆監督は、主要キャストの中でも最も若い濱田さんが「精神年齢はおれたちよりも高そう(笑)」と語っていた。この日もインタビュールームに入ってきた濱田さんを見るなり新井さんは「今日も貫禄あるね」とニヤリ。そのひと言に周囲のスタッフからも笑いが起きる。濱田さんと新井さんが演じたのは、ムッタ、せりか、ケンジ(井上芳雄)、福田(塩見三省)と共に宇宙飛行士選抜第3次試験に臨む候補生の古谷と溝口。新井さんが演じた溝口は飛行機パイロットで、冷静沈着な性格の持ち主だが、競争心が強くその言動で不協和音を響かせるところも。ムッタたちとは一線を画したクセの強いキャラクターであり、一見、これまで新井さんが数多く演じてきた“イヤな奴”の系統に属するタイプに見えるが…。「最初にムッタと話をするときから、観客が『こいつは…』と思うアクの強さはあるんだけど、一方で高学歴のパイロットで最終試験の6人に残る優秀な男ですからね。キレるにせよインテリなりのキレ方ってあると思うんですよ。普段から暴力に生きてない人がキレるとどうなるか?『落ち着いてますよ』って敬語のトーン強めて怒りを露わにしたりという部分は意識してましたね」。森監督とは同い年。「それも初めての経験だったので嬉しかった」とふり返る。「監督からは役柄についてそんなに細かい話はなかったんですよね。監督に『ウチ、イジったら伸びるよ』って言ったんだけど、そんなにイジってもらえず寂しかったです(笑)。逆に普段なら、監督をイジったり暴言吐いたりはしないですが、今回は『負けてられない!』という気持ちもあったのでガンガンいきました。監督は元々、ドキュメンタリー出身で『リアルに』ということを最初に言ってたんです。僕が本番で一度、ものすごくリアルな感じでセリフを噛んだことがあって、個人的に大好きな噛み方だったんですが(笑)、『これはリアルを追及する監督ならOKだろ』と思ったら『はい、噛んだからもう1回』ってあっさり言われたんです。マイク付けたまま『リアル志向じゃねーのかよ、おい』ってつぶやいたら『うるせーよ』って返ってきて、そういうやり取りが嬉しかったし刺激になりましたね」。一方の濱田さんは、“いい人”のイメージを180度転換。演じた古谷は霊長類の研究を専門とする青年だが、思ったことを全て吐き出してしまう強気な関西人。これまでとタイプの異なる役柄で小栗さんや新井さんにガンガンと言いたいことを言うのはさぞや楽しかったのでは?「いや、楽しむ余裕はなかったですよ。関西弁の演技はとにかく難しくて。あの閉じられた空間の6人の中で変な関西弁使ったら映画をシラケさせちゃいますからね。まずそういうプレッシャーがありました。いまふり返ると新鮮な経験だったなと思いますけどね。役についてはグイグイとモノを言うしキツイ方言でもあるので、チンピラみたいにならないように気を付けました。新井くんも言ったようにあの場にいるだけのクレバーさは持っている男なので。黙々と作業している姿を見てもらえれば、そこにいる理由を感じてもらえるかなと思います」。改めて、初めて同じ作品に参加してみての互いの印象や感想を聞いてみると「あの、やっぱり…新井さんのパブリックイメージってあるじゃないですか…(笑)」とおずおずと切り出したのは濱田さん。「怖かった?」という新井さんの問いかけに「怖いよ(笑)」と素直に頷く。「最初は本当に緊張しましたよ。『どうしよう?』って思ってた(笑)。でも、あの6人でセットの外に出たときに一番長く話してくれたのが新井くんなんですよ。人ってギャップに弱いでしょ?そこにやられたというか…(笑)。みんな先輩という状況の中で、おかげで楽しく過ごさせてもらいました」。6人の候補者が月面の基地を模した密室で10日間にわたって生活する選考試験の中で、古谷と溝口がそれぞれのキャラを全開にしてやり合うシーンもあるが、濱田さんは楽しそうにふり返る。「あのケンカのシーンでも僕は振り切って攻めていかなくちゃいけない。また新井くんがそれをどうクールにいなすかがポイントで。いつ肩透かしくらわされるのかってドキドキしつつも安心して挑めたし、ブチ切れられたと思います」。一方の新井さんにとって、濱田さんは以前から共演してみたい俳優だったという。「ウチは(濱田さん主演の)『アヒルと鴨のコインロッカー』が大好きで、そのときからずっと一緒にやってみたかった。実際に共演してみたら岳くんは、監督から入る修正に対する反応がすごく速かったです。キュッと切り替わるのはすごいなと思ってました」。さらに新井さんはいたずらっぽい笑みを浮かべながら、自身と濱田さんのこんな共通点を教えてくれた。「いつも周りをよく観察してるんですよ。誰かがミスったりしたときに、よく岳くんと目が合って、無言で『いまの見てた?』って(笑)。目をつけるとこが一緒なんですよ」。濱田さんも思い当たる節がいくつもあるようで「目が合うと吹き出しそうになるんですよ。おかげであの過酷な状況を楽しめたと思います」と語る。ムッタはもちろん、溝口も古谷も人生の半ばにして自らの夢のために新たな挑戦を決意し、実行に移した男たちである。現実には20代、30代と年齢を重ねる中で夢を諦める者が世の大半を占めるが、彼らはそんな世間の常識に左右されることなく夢を追いかける。新井さんや濱田さんも、歩んできた道は違えど夢を追い、走り続けている。己の道を選ぶことに迷いや不安はなかったのだろうか?新井さんはそんな問いに静かにかぶりを振る。「ウチはそういう考え方が理解できないですね。『仕事に繋がらない』『飯が食えない』と言って諦める人はいますが、ウチは『それなら死んでもいい』という思いでやって来た。どうせみんな死ぬんだから、自分の人生好きなことをやりたい、好きなことしかやりたくないって人間なので。そういう思いでやって来ていまがあるし、楽しくてしょうがないです」。濱田さんは子役としてキャリアを積んだのち、10代後半より再び俳優としての道を歩み始めいまに至る。「特殊な世界だから単純に比べられないけど」と前置きした上でこう語る。「僕は9歳で子役を始めたんですが、職人が集まってひとつの方向に行くという撮影の現場が本当に楽しかったんです。子供ながらにそこに混ぜてもらえるのも嬉しかったし。再びやり始めたとき、その楽しさが色褪せてなくて、9歳のときと同じ気持ちでできた。だからその気持ちが続く限りやりたいって思うし、もし僕がつまんない大人になっちゃって、その気持ちが薄れてきたらそれは引き際だと思ってます。努力が必ずしも報われるわけでもないし、ノルマも正解もない理不尽な世界だけど、それが楽しいし好きだからやれてるのかなと思ってます」。向き合い方やアプローチの仕方に違いはあれど、2人に共通するのは夢への温度とこの世界に生きる覚悟。今回、ようやく交錯した2人の個性派の歩む道が、願わくはまた時を置いて再び交わらんことを!(stylist:norihitokatsumi/photo&text:Naoki Kurozu)■関連作品:宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会■関連記事:【シネマモード】日本の「家族」を感じる映画vol.2『宇宙兄弟』×兄弟の関係『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待岡田将生×小栗旬主演『宇宙兄弟』試写会に30組60名様をご招待小栗旬、結婚後初の公の場に!堤真一は「見習いたい」と結婚願望を告白!?『宇宙兄弟』主題歌をコールドプレイが担当!小栗旬「マジっすか!?」
2012年05月02日ディノスは、3月27日から販売を開始しているファッションカタログ「RULe(ルール)2012夏号」のアイテム中で、ユーザーからの支持が特に大きい商品の中から、家で洗えるタイプの「ワンピース」を紹介している。この夏の傾向として、売り上げ上位10商品中4商品までが、家で洗えるタイプの「ワンピース」が入り、人気が集中している。同カタログでは、毎号リーズナブルな価格の「ワンピース」が好評だが、この夏は特に販売数を伸ばしているという。同商品は、モノトーンの“ジャージー”や“ニット”といった、気軽にリラックスして着られる素材に、甘いレースや、凛としたシャツタイプのデザイン、さらに、ラメを配して2ウェイのシルエットにチェンジできるなど、女らしい表情をプラス。いずれも同カタログが得意とする、ベーシックな中にさりげなく旬の要素が光る“シンプルでハッピーなおしゃれ”が完成するアイテムとなっている。■ワンピース第1位(3月27日~4月20日までの売上額・以下同) 〔手洗いOK〕「レース使いジャージーサックスワンピース」-6,900円(税込み) ■ワンピース第2位 〔手洗いOK〕「ジャージーシャツワンピース」-6,900円(税込み) ■ワンピース第3位 〔手洗いOK〕「ラメ入りシャドーボーダー2ウェイニットワンピース」-7,900円(税込み) ■ワンピース第4位 〔洗濯機ネットOK〕「モノトーンリーフプリントジャージーワンピース」-5,980円(税込み) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月01日映画『ポテチ』の全国公開を前に4月25日(水)、都内で特別試写会が行われ、主演の濱田岳を始め共演の木村文乃、物語の舞台・仙台出身でミス・ユニバース・ジャパンに選ばれた原綾子が舞台挨拶を行なった。仙台在住の人気作家・伊坂幸太郎の人気短編を、過去に『ゴールデンスランバー』など伊坂作品の実写化を手がけてきた中村義洋監督が、斉藤和義を音楽に迎えて映画化。奇妙に交錯する人生を歩む、生年月日が同じ2人の男の運命を独特の切り口で描き出す。全国に先駆けて仙台では既に封切られ、大ヒットを記録している本作だが、この日の会場にも仙台から足を運んだという観客の姿も。濱田さんは夏の暑い盛りに行われた仙台でのロケに思いを馳せ「仙台のサポートメンバーのみなさんがいなかったら出来なかった作品です。現場って本当に酷くて、朝から晩までやることがある。昨日までお母さんをやってたような方に任せられるような仕事ではないんですが、それでもみなさん本当に一生懸命やってくださった。それを見て僕らも気が引き締まりました」と深々と頭を下げた。母親役を演じた石田えりについて濱田さんは「原作を読んでイメージしていたお母さん像があったんですが、お会いしたら『この人だ!』って思えました。すごい素敵なお母ちゃんで、どこかでえりさんに『お母ちゃん!』と甘えています」とふり返った。濱田さんが伊坂×中村作品の常連であるのに対し、木村さんは初めて。そんな中、濱田さんの存在に大いに助けられたようで「中村組がもう出来上がってるので『大丈夫かな?』という思いがあったんですが、(濱田さんは)本当にこのままの感じで(笑)、何も気にせずに入れました」と明かした。原さんは映画について「生まれ育った仙台の見たことある風景が出てきて、他人事とは思えず、映画の中に入り込んでるかのような気持ちで観ました。人を『何とかして助けたい』という気持ちが伝わってきました」と絶賛。濱田さんは原さんのあまりの美しさにポカンとした表情で「キレイすぎて頭が真っ白になりました」と照れくさそうな笑みを浮かべていた。中村監督はこの日、新作の撮影のため欠席となったが手紙で挨拶。「俺も原さんに会いたかった」、「岳ちゃん、原さんにくれぐれもよろしく」と未練たっぷりの様子が伝えられた。濱田さんは中村監督から具体的なメッセージがなかったことに「何だよそれ。一応、主演だよ?」とムクれて会場は笑いに包まれた。濱田さんは改めて「この映画のスタートのきっかけにはあの日のことがあります」と震災について触れつつ「でも、自分たちはどうすべきかとみなさんも考えたと思いますが、中村組は『僕らは面白い映画を作ることしかできない』と考えました。タイトな撮影でしたが、仙台で毎日楽しく作った映画。作り手がこんなに楽しんだんだからきっと楽しい映画になっています」と力強く呼びかけた。『ポテチ』は仙台にて先行上映中。5月12日(土)より全国にて公開。■関連作品:ポテチ 2012年4月7日より仙台にて先行公開、5月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2007伊坂幸太郎/新潮社 © 2012『ポテチ』製作委員会■関連記事:中村義洋監督×濱田岳の最強タッグ再び!『ポテチ』試写会に10組20名様をご招待満席御礼!濱田岳&中村義洋監督が『ポテチ』を引っさげ、仙台に凱旋伊坂幸太郎の『ポテチ』をオール仙台ロケで映画化!濱田岳、斉藤和義らが再集結
2012年04月26日日本国内における単行本売り上げが日本史上最速で1億冊突破を達成し、日本一売れている漫画として前人未到の記録をいまも更新し続けている「ONE PIECE」。原作者・尾田栄一郎が映画ストーリー、コスチューム&クリーチャーデザイン、製作総指揮を務めた劇場版第10作『ONE PIECE film STRONG WORLDワンピースフィルムストロングワールド』(’09)では、2010年邦画興行収入上半期第1位を記録するなど、その勢いはとどまることを知らない。このたび待望の劇場版最新作『ONE PIECE FILM Z』の公開が決定した。前作の興奮から3年、総合プロデューサー・尾田栄一郎が満を持して贈り出す最新作『ONE PIECE FILM Z』。“新世界”の冒険を描く本作で脚本を務めるのは、「SMAP×SMAP」(フジテレビ)、「もしものシミュレーションバラエティ お試しかっ!」(テレビ朝日)など多数の人気バラエティ番組の構成を始め、ラジオ番組から舞台、映画の脚本、作詞まで手がける超売れっ子放送作家・鈴木おさむ。大の「ONE PIECE」ファンを公言する鈴木さんは「『ONE PIECE』の大ファンの僕が『魚人島編』直後のお話を作らせていただきました。『新世界編』に突入した映画はワクワクする物語になっています!」とその自信のほどをのぞかせている。そして何と、本作のオープニングテーマを手がけるのは「Perfume」や「きゃりーぱみゅぱみゅ」のプロデュースでも知られる中田ヤスタカ(capsule)!中田さんは現在、開催中のワンピース初の展覧会「尾田栄一郎監修 ONE PIECE展 ~原画×映像×体感のワンピース」のテーマ曲も手がけている。映画シリーズとしては初めて「新世界編」に突入する本作。こちらの公開に先駆け、4月21日(土)より全国の劇場で上映される特報第1弾には、日本中を魅了し続ける「ONE PIECE」の世界が生み出され続けている場所、尾田さんが実際に使用している仕事机も映し出されているとのこと。日本屈指のクリエイターが集結した本作が、日本中に再び“ワンピース旋風”を巻き起こすことになりそうだ。『ONE PIECE FILM Z』は12月15日(土)より全国にて公開。
2012年04月20日かわいいワンピースなら大丈夫かも好きなマンガやアニメのキャラクターになってみたいと思ったこと、ありませんか?奇抜なファッションやヘアスタイルをまねするのはハードルが高いけど、普段も着られるようなコスプレなら挑戦できるかも。そこで女性482名に「ギリギリ普段でも着られそうなコスプレ」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.ギリギリ普段でも着られそうなコスプレは?(複数回答)1位キキ『魔女の宅急便』28.4%2位毛利蘭『名探偵コナン』23.2%3位ナミ『ONE PIECE』13.7%4位さくらももこ『ちびまる子ちゃん』12.9%5位大崎ナナ『NANA』11.8%■キキならOK・「なんとかごまかして着られそうな気がする。でもコートとかで隠すけど……」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「魔女の服はかわいいと思う。小さいときに黒い服とデッキブラシでまねしたことがある」(28歳/商社・卸/事務系専門職)・「ワンピースなので普段でも着られそう。ただ箒(ほうき)を持って街は歩けない」(28歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「露出がそれほど多くないのでセーフかな」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「ワンピならかわいくアレンジして着られそう」(30歳/小売店/販売職・サービス系)■毛利蘭ならOK・「外に出て一般の人の目に触れるなら、蘭ちゃんかな」(29歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「ブレザーだから。社会人だと気付かれなければいいんじゃないかと……」(23歳/金融・証券/専門職)・「上半身の露出が少ないから」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)・「制服なら通用するかもしれないから」(22歳/運輸・倉庫/技術職)■ナミならOK・「Tシャツにミニスカートなら、遊びの日に着られそう」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「ちょっとセクシーすぎるけど、おしゃれな感じ」(28歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「露出度高めだけど、服のデザインは普通だから」(23歳/金融・証券/専門職)■さくらももこならOK・「似ていると言われたことがあるので、どうにかできそうだと思う」(29歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「小学生女子の格好なので、一番普通っぽいから」(37歳/不動産/秘書・アシスタント職)・「コスプレと気付かれなさそうだから」(30歳/情報・IT/事務系専門職)■大崎ナナならOK・「現実的なビジュアル系の服だし、一時期そういう服にハマっていたから」(23歳/金融・証券/事務系専門職)・「スタイルがよくないとダメだけど」(29歳/電機/技術職)・「リアリティーがあるから」(28歳/医療・福祉/専門職)■番外編:このキャラならOK・ナウシカ『風の谷のナウシカ』:「チベット辺りの民族衣装だと言えばなんとかなる気がする」(28歳/医療・福祉/販売職・サービス系)・ボア・ハンコック『ONE PIECE』:「都会ではそういうコスプレの人を見掛けるようなので、敷居は低そう」(25歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・月野うさぎ『美少女戦士セーラームーン』:「年齢的にアウトかもしれないが、制服ならまとも」(25歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・雪村千鶴『薄桜鬼―新選組奇譚―』:「既製品でどうにかなりそうだし、和服を着られる状況ならばなんとかなりそう」(29歳/小売店/販売職・サービス系)・ラム『うる星やつら』:「水着だと思えば」(24歳/金融・証券/専門職)総評1位に選ばれたのは、無難に着られそうなワンピースのキキ。露出が少ないので、スタイルに自信がない人でも挑戦できそうです。リボンをつけて箒(ほうき)を持てば、キキだと分かってもらいやすい点もいいところ。2位も露出が少ないことから人気が高かった毛利蘭。セーラー服ではなくブレザーなので、恥ずかしさは半減。ただし、蘭ちゃんのコスプレだと分かってもらうには髪型も真似しないと!?3位のナミは一転、露出度がぐっと高くなりますが、日常の服装としてはもっとも普通でおしゃれ。オレンジ色のカツラをかぶれば、ナミということも伝わりそうです。4位のまるちゃんは昭和の小学生女子の一般的なスタイル。「普通っぽい」、「コスプレと気付かれなそう」という意見がありましたが、大人の女性が着ていたら少々目立つのでは?5位の大崎ナナも目立つことは目立つものの、大人の女性が着ていてもおかしくない現実的なファッションです。スタイルを気にする女性らしく、露出度を中心に考えている人が多くいました。このランキングに登場したキャラのコスプレは挑戦しやすいものばかりなので、一度、友達と一緒に試してみるのも楽しいかもしれません。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年2月10日~2月14日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性482名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】もしコスプレするとしたら、やってみたいアニメのキャラクター【ランキング女性編】やってみたい髪型のキャラ【ランキング女性編】オフィスで見たい!!スーツが似合いそうな男子キャラ完全版(画像などあり)を見る
2012年04月14日『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』『ゴールデンスランバー』に続き、作家の伊坂幸太郎氏と中村義洋監督が再びタッグを組んだ映画『ポテチ』。5月12日(土)の全国公開を前に、本作の舞台となった仙台にある5つの劇場で7日に上映され、濱田岳、木村文乃、中村監督による舞台挨拶が行われた。その他の写真本作は、プロ野球のスター選手・尾崎と、空き巣を生業とする今村が運命に翻弄される中で、大切な人たちと絆を深めていく姿を描いた人間ドラマ。伊坂氏と中村監督の「これまでと変わらず、もう一度仙台で映画を」という思いから、仙台駅や勾当台公園、仙台市民球場など、市民の協力を得て仙台オールロケで撮影が行われた。『アヒルと鴨の…』の撮影で何度も仙台を訪れ、本作では今村役を演じた濱田は、「(仙台は)何度来ても楽しい。色々なことがあったけど、僕らに出来ることは楽しい映画を作ることしかないと思った」と、企画立ち上げから1年足らずで公開に至った本作への熱い思いを語った。また、本来泣かないはずのシーンなのに思わず涙が止まらず、逆にそれがOKテイクとして採用されたという撮影秘話も明かされ、彼の仙台への愛着ぶりが垣間見れた。一方中村監督は、「『アヒルと鴨の…』の時は、初日舞台挨拶をしてもなかなか満席にならなかった。今回はどの劇場でも満席でとにかく嬉しい」と、全回満席となったことを喜んだ。中村監督やキャストから、「仙台の地元スタッフやエキストラの存在なくしては撮影は不可能だった」と語られる本作は、“サポートメンバー”と呼ばれる地元ボランティアと市民エキストラら延べ1000人に支えられ、わずか8日間の撮影で制作されたという。それに対して木村は、「エキストラの方たちが落ち着いて励ましあうことで撮影が無事に進められた。そういう部分も映画から伝われば嬉しい。仙台はどこにいても人の温かさを感じる」と感謝の気持ちを伝えた。本作は現在、宮城県内7劇場にて公開中、5月12日(土)より全国公開される。『ポテチ』5月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国公開
2012年04月09日『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』など仙台を舞台とした名作を多く送り出してきた中村義洋監督×原作・伊坂幸太郎の強力タッグが贈る最新作『ポテチ』が、5月12日(土)の全国公開に先駆けて4月7日(土)、オールロケが行われた仙台にて公開され、仙台市内の劇場で主演の濱田岳、木村文乃、中村監督が舞台挨拶に登壇した。昨年3月に起きた東日本大震災を受け、伊坂さんと中村監督が「これまでと変わらず、もう一度仙台で映画を」という思いから、3度目となるオール仙台ロケでの撮影を実現させた本作。プロ野球界のスター選手と凡人、全く同じ日に生まれながらも全く異なる人生を送ることになった2人の男を中心に、目に見えない絆で結ばれた人々が運命に翻弄されつつも強く生きていく姿を描く。撮影期間わずか8日間という過酷な撮影となったが、中村監督含めキャスト陣らが「彼らの存在無くしてはこの撮影は不可能だった」と語るのが、“サポートメンバー”と呼ばれる約1,000人に及ぶ地元ボランティア・スタッフと市民エキストラの方たち。主演を務めた濱田さんは「『アヒルと鴨のコインロッカー』の撮影で初めて来て以来、仙台には何度来たか分からないけど、何度来ても楽しいし、嬉しい。いろいろなことがあったけど、僕らにできることは楽しい映画を作ることしかないと思った」と真摯に胸中を明かした。さらに濱田さんは撮影中、地元エキストラの熱気に押され、本来泣かないはずのシーンで感極まって涙が止まらなくなり、さらにそのカットが本編で使用されたという撮影秘話を披露し、“地元”仙台での公開に感動もひとしおといった様子。この日、仙台市内の5つの劇場で行われた舞台挨拶の回は全て満席となった。この最高のスタートに中村監督は「『アヒルと鴨のコインロッカー』のときは初日舞台挨拶をしても、なかなか満席にならなかった。今回はどの劇場も満席でとにかく嬉しい」と喜びの胸中を明かし、温かい拍手に包まれながら“地元愛”に満ちた舞台挨拶は盛況のうちに幕を閉じた。『ポテチ』は仙台にて公開中、5月12日(土)より全国にて公開。■関連作品:ポテチ 2012年4月7日より仙台にて先行公開、5月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2007伊坂幸太郎/新潮社 © 2012『ポテチ』製作委員会■関連記事:伊坂幸太郎の『ポテチ』をオール仙台ロケで映画化!濱田岳、斉藤和義らが再集結
2012年04月09日『アヒルと鴨とコインロッカー』『ゴールデンスランバー』チームの最新作『ポテチ』が、第4回沖縄国際映画祭・長編プログラムPeace部門でワールドプレミア上映され、キャストの濱田岳と木村文乃が舞台あいさつを行った。その他の写真本作は、東日本大震災直後に企画・製作され、震災後の仙台でオールロケを敢行した映画。主演の今村を演じた濱田は「僕たちはいつもどおり、面白い映画を作ることしかできないと思ったんです。震災後の仙台が舞台ですが、元気な仙台、ほっとできる映像をカメラにおさめています」。あたたかな気持ちになれるはずと、笑顔でコメントした。また、「中村組は僕にとって居心地のいい場所。この映画は一週間で撮ったんですが、一週間ふざけどおしました(笑)」と語るように、濱田は中村監督作品にはお馴染みの俳優。一方、共演の木村は今回が中村組に初参戦となり、「本当に素敵なチームです。お互いが励ましあって、笑いあっている楽しい現場でした」と印象を語った。この映画の原作は、伊坂幸太郎の13冊目の中短編集『フィッシュストーリー』のなかの中編『ポテチ』。同じ生年月日に生まれた今村と尾崎は、26年後、空き巣を生業とする凡人とプロ野球のスター選手という別々の道を歩いていたが、見えない力によって引き寄せられていく。そんな同じ誕生日という設定について濱田は、「僕はまだ同じ生年月日の人に会ったことはないんですが、出会ったら飲みに行きますね(笑)」。木村は「誕生日が同じというだけで距離が近くなりそう。私は誕生日が10月19日なんですけど、10時19分とか、自分の誕生日の数字を偶然目にするとうれしくなったりします」。女性の感性が垣間見られる木村の発言に、濱田は苦笑いだった。そして、舞台あいさつの最後には「いろいろな想いがギュッと詰まった作品」と2人それぞれがメッセージを送る。木村の「誰かのためを思って行動することにムダなことはひとつもない、そんな想いが込められている映画です。観た後に、行動してみようかな、一歩すすんでみようかなと思ってもらえたらうれしい」という言葉にうなずきながら、濱田は「中村監督からの伝言をあずかってきました。68分という短い映画なのでトイレの心配は全くない、安心して観られるということをしっかりと言うんだぞ!と言われたので、安心して楽しんでください(笑)!」。あたたかさとユーモアに満ちた映画同様に、舞台あいさつも終始なごやかだった。『ポテチ』は7日から仙台先行公開され、5月12日(土)から全国公開される。取材・文・写真:新谷里映
2012年04月02日岳南鉄道は10日、「2012春 機関車・電車祭り」を開催した。比奈駅での機関車3台の撮影会や、ちょっと変わった経路を走るミステリートレインの運行などが行われた。17日のダイヤ改正で貨物列車の運行が終わることもあり、機関車ファンたちが集まってにぎやかだった。レトロな機関車たちと、気になるミステリー列車の経路をレポートする。岳南鉄道は静岡県のローカル私鉄。東海道本線の吉原駅に接続し、製紙工業地域をぐるりと巡って、岳南江尾駅まで9.2kmのミニ路線を運行している。車窓から何度も富士山が見える電車として、あるいは新幹線の高架線の下を2回もくぐる電車として、そしてなによりも、ワム80000という古い貨車の運行で鉄道ファンによく知られている。機関車が貨車を押し、途中で連結器を外して、添乗係員が手動ブレーキ操作をする「突放作業」は、全国でもここだけで見られる光景だった。「2012春 機関車・電車祭り」は貨物列車の運行が終わる数日前に開催された。もしかしたら、今後は機関車を見られなくなるかもしれない。そんな思いで駆けつけたファンも多かっただろう。岳南鉄道は機関車だけではなく、電車も名物だ。元京王井の頭線3000系電車を改造しており、2両編成の8000形1本と、1両編成の7000形が3台ある。井の頭線の3000系電車は昨年冬にすべて引退したこともあり、いまとなっては貴重な生き残りといえる。イベントのメインは、比奈駅での機関車の展示。その他、機関車の体験運転、機関車添乗体験と、まさに機関車尽くし。貨物列車のルートを走る快速電車やミステリートレインも運行されていた。まずは吉原駅から8000形に乗り、比奈駅へ。比奈駅構内では3台の電気機関車が並んでいた。ホームに近い側からED501、ED403、ED402。岳南鉄道にはほかに休車扱いのED291があり、現在は岳南富士岡駅に留置されているとのこと。凸型機関車のED501は1928(昭和3)年製。上田温泉電軌で「デロ301」として37年にわたって活躍し、三河鉄道へ譲渡。名古屋鉄道に合併されたときにED501となり、1970(昭和45)年に岳南鉄道へ。御年84歳ながら現役で、おもに比奈駅で貨車の入れ替えを担当しているそうだ。ED403とED402は松本電鉄からの移籍組。ただし出自がちょっと違う。ED403は1966年に日本車輌が製造した。東京電力安雲ダムの建設資材輸送で活躍し、1972年に岳南鉄道に移籍。牽引力が大きく扱いやすいため、工場の出庫、構内の入れ替え、本線上の貨物列車まで幅広く活躍しているという。クリーム色の帯には主要顧客の「日本大昭和板紙吉永」のロゴが入っている。ED402は東京電力梓川水系ダム工事用に活躍した機関車で、日本車輌が1965年に製造したとのこと。松本電鉄から岳南鉄道への譲渡は1971年。おもに本線で運行され、紙輸送の主力機に。岳南富士岡駅に留置中のED291は1927(昭和2)年に日本車輌で製造された。豊川鉄道のテキ52号として使われ、後に国鉄ED29形として飯田線で活躍。1959年に岳南鉄道にやってきたそうだ。今回のイベントでは、運転体験にED402、乗車体験走行にED501を使用。比奈駅では鉄道部品などの販売会も行われ、貨物列車の行き先票、手すり、踏切警報器、キーホルダーなどが並んだ。ミステリー列車といえば「行き先不明」のイベント列車を指す。車内で行先を当てるクイズなどが行われ、乗客はどこへ連れて行かれるかわからない。古くは国鉄が開催した「銀河鉄道999号」が有名で、この列車は上野発。到着地は烏山線の烏山駅だった。最近では、千葉県のいすみ鉄道がホタル観賞用の行先不明列車を運行していた。これはクイズというより、「ホタル生息地の保護のため内緒にしてほしい」という趣旨だった。さて、岳南鉄道が運行するミステリートレインはどうだろう。行先不明といっても、吉原駅から終点の岳南江尾駅まで、たった9.2km。支線はなく、単純に往復するだけのように思える。この日のイベントでは、11時33分発のA列車と、13時41分発のB列車が用意されていた。筆者は機関車を展示中の比奈駅から戻り、B列車に乗ってみた。案内人は吉原駅勤務の本多氏。同社のイベント列車の案内人として、鉄道ファンに親しまれている人物だ。「ミステリーといっても(岳南)江尾まで行って戻ってくるだけですが、途中で何かが起きます」と、本多氏のいきなりネタバレ発言があり(笑)、乗客全員の「出発進行!」のかけ声で吉原駅を出発した。本多氏の流暢な沿線ガイドを聞きながら、7000形7002号は走り出した。ちなみにこの電車、モーター付きの中間車の両側に運転台をくっ付けたそうだ。電車は比奈駅を過ぎ、撮影会参加者に見送られて次の岳南富士岡駅にも停車。ところが、この駅を出てすぐの踏切上で停車して、運転士が後部運転台へ移動。折り返して再び岳南富士岡駅へ。下り電車の到着を待って、そのまま比奈駅へ戻ってしまった。さらに比奈駅を出た先でまた折り返し、比奈駅へ戻って……、となにやら怪しい動き。この次がミステリーポイント。なんと比奈~岳南富士岡間のヤード1番線、つまり、本来は貨物列車しか走らないルートを通ったのだ。このヤードは5番線まであり、ワム80000を最大80両も収容できるという。電車が一時停止した後、参加者たちは間近に見えるヤード3番線の貨車を撮影していた。このまま電車は岳南江尾駅へ。その途中でも本多氏の車窓解説は続く。古墳の話、富士山ビュースポット、第2東名高速の橋などの見どころのほか、新幹線が見える難読駅・須津(すど)の駅名標の話、いまや貴重な電鐘式踏切警報器と電鈴式踏切警報器の聞き比べなど盛りだくさん。岳南江尾駅では10分間の折り返し休憩があった。この駅では、毛並みの良い黒猫が改札口で待っていた。「名前はアイちゃんだったかな……」と本多氏。すごい。何でも知っている。このまま吉原駅へ戻るかと思ったら、帰路もミステリールートがあった。ひとつは岳南富士岡駅の車両工場突入体験。電車に乗ったまま工場見学。クレーン装置やピットなどの説明を聞く。車庫の影に隠れて、後から来た上り電車を眺めた後、今度こそ吉原駅へ……、と思ったら、吉原駅の直前でまたまた貨物用ルートに入った。ここは岳南鉄道とJR貨物が貨物列車を引き継ぐ線路だ。最も北側が旅客列車の使う本線で、その隣の「貨物3番線」は機関車の付け替え用の線路。ミステリー列車が進入した線路はさらに隣の「貨物2番線」で、比奈から来た貨物をJRに引き渡す線路とのこと。隣の「貨物1番」は、JR貨物から戻ってきた貨車を受け取る線路だという。筆者が乗ってきたミステリー列車は、普段貨物列車が運行するダイヤだったというわけだ。ちょっとだけ貨物列車を体験した参加者たちは、JRの線路に待機している貨物列車を撮影。岳南鉄道の下り列車の8000形を見送り、吉原駅に戻った。往復約1時間半。たった9.2kmだけど、まさにミステリーなルートを走る列車だった。岳南鉄道は貨物列車の運行終了で経営が厳しくなるものの、沿線自治体の支援で今後も旅客列車の運行は継続できる見込み。鉄道ファンの楽しみはちょっぴり減ってしまうけれど、元京王電鉄3000系の改造車はユニークで、製紙工場や富士山を背景に写真を撮るファンも多いという。また、吉原本町は旧東海道の宿場町として歴史があり、本吉原はB級グルメ「つけナポリタン」で売り出し中。イベント当日は雨天で見られなかったが、車窓の富士山はすばらしく、工場の夜景もおすすめとのこと。次回は岳南鉄道とその沿線をゆっくり旅してみたい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月14日人気作家・伊坂幸太郎の同名小説を中村義洋監督が手がけ、4度目のタッグとなった映画『ポテチ』の完成披露試写会が17日に仙台で行われ、中村監督と主演の濱田岳が登壇した。完成披露試写会の模様『ポテチ』は仙台を舞台に、同じ年・同じ日に生まれた、空き巣を生業とする主人公と野球選手が織り成す“人と人との絆”を描いた作品。昨年3月に発生した東日本大震災をきっかけに、被災地の仙台を勇気づけようと伊坂氏と中村監督が企画し、映画化に至ったという。“これまでと同じようにもう一度仙台で映画を”という想いを胸に、2006年『アヒルと鴨のコインロッカー』、2009年『ゴールデンスランバー』に続き3度目の仙台オールロケを敢行した中村監督は、舞台あいさつで「僕たちにできることは、今までと同じように真面目に仕事をやることだった」とコメントした。また、わずか8日間という短く、濃い撮影期間中に中村監督やスタッフを支えた、仙台のボランティアスタッフと市民エキストラ約1000人の“サポートメンバー”の中から、この日は数十名のメンバーがゲストとして登壇。中村監督は「サポートメンバー、エキストラの方の存在無くしては映画の完成は有り得なかった」と感謝の気持ちを述べると、サポートスタッフからは「通常ではプロの映画のスタッフが行う仕事を、私たちに任せてもらってやりがいがあった」との声があがった。中村監督、スタッフと仙台市民が一丸となって制作した本作は、4月7日(土)から仙台にて先行上映され、5月12日(土)から全国で公開される。『ポテチ』4月7日(土)仙台にて先行公開5月12日(土)より新宿ピカデリーほか全国公開(C)2007伊坂幸太郎/新潮社(C)2012『ポテチ』製作委員会
2012年02月20日『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督最新作『ロボジー』が1月14日(土)に公開を迎え、主演の五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)、吉高由里子、濱田岳、川合正悟(Wエンジン/チャンカワイ)、川島潤哉、矢口監督とロボット“ニュー潮風”が舞台挨拶に登壇。劇中に登場するニュー潮風のライバルロボットたちも駆けつけ、会場は盛り上がりを見せた。大破したロボットの代役として偏屈な老人をロボットの中に入れてロボット展に出展したことから巻き起こる大騒動を描き出す本作。この日は映画の上映後、舞台上にニュー潮風が登場。五十嵐さんの声で「明けましておめでとうございます。司会を務めさせていただくニュー潮風です」と挨拶をして喝采を浴びた。矢口監督は「2006年に最初の台本を書いて、そこからコツコツと積み重ねて作った映画です」と公開を迎え感慨深げ。73歳にして主演を飾った五十嵐さんは「クソ寒い中、早くから来てくれてありがとうございます!」と感謝の思いを口にした。このメンバーの中でロボットに入れてみたい人は?という質問に五十嵐さんは一年前の冬に氷点下で行われた撮影の恨みを込めて「監督をロボットの中に閉じ込めたい」とポツリ。濱田さんは五十嵐さんのロボットぶりについて「この窮屈なロボットスーツを73歳に着せるって快感でした。中から小声で『頸動脈が…』って聞こえてきて、あれほど驚いたことはなかったですね(笑)」と現場での五十嵐さんの苦労を明かした。吉高さんにロボットスーツを着せるという案については、その場の全員が全力で即否定。監督が「吉高さんを入れたらより制御不能になる。ほかのロボットを踏み潰しそう」と言えば、濱田さんも「考えたくない」。川合さんが「ロボット戦争映画になりそう」と言ったところで吉高さんが冷たい笑顔で「川合さん、今日はTVも来てるので」とやんわりと警告し、会場は笑いに包まれた。矢口監督の口からは、この舞台挨拶の最後の記念撮影用に用意されたお祝いのくす玉を、説明を受けている最中に吉高さんが割ってしまったことまで暴露されたが、当の本人は「条件反射で、糸が垂れていたら引っ張りたくなる」と弁解し笑いを誘った。この日は、劇中にも登場する本物のロボット、ムラタセイサク君(村田製作所)、ヴイストンティクノ、オムニゼロポイント7、オムニゼロポイント9、アルクノン?(以上、ブイストン株式会社)も公開のお祝いに駆けつけ、それぞれ一芸を披露。その動きに吉高さんが「50年後、100年後がどうなるか楽しみですね」と目を輝かせたが、矢口監督が「その頃には五十嵐さんは見られなくて残念ですね」と毒舌のコメントで、再び会場は笑いに包まれた。『ロボジー』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ロボジー 2012年1月14日より全国東宝系にて公開© 2012 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ■関連記事:矢口監督待望の最新作『ロボジー』プレスシート&“カレンジー”を5名様プレゼント『ロボジー』五十嵐信次郎×吉高由里子50歳差なんて何のそのの通じ合う“熱さ”“年男”でもうすぐパパの濱田岳、去年は「グイグイ行かせてもらった」吉高由里子、70代チアリーダーに「女子高生みたい!」と喝采73歳ミッキー・カーチス、懐かしの日劇に凱旋し生演奏!
2012年01月15日