くらし情報『中村義洋監督がロケ地仙台に感謝「サポートなくして完成はあり得なかった」』

2012年2月20日 19:15

中村義洋監督がロケ地仙台に感謝「サポートなくして完成はあり得なかった」

中村義洋監督がロケ地仙台に感謝「サポートなくして完成はあり得なかった」
人気作家・伊坂幸太郎の同名小説を中村義洋監督が手がけ、4度目のタッグとなった映画『ポテチ』の完成披露試写会が17日に仙台で行われ、中村監督と主演の濱田岳が登壇した。

完成披露試写会の模様

『ポテチ』は仙台を舞台に、同じ年・同じ日に生まれた、空き巣を生業とする主人公と野球選手が織り成す“人と人との絆”を描いた作品。昨年3月に発生した東日本大震災をきっかけに、被災地の仙台を勇気づけようと伊坂氏と中村監督が企画し、映画化に至ったという。“これまでと同じようにもう一度仙台で映画を”という想いを胸に、2006年『アヒルと鴨のコインロッカー』、2009年『ゴールデンスランバー』に続き3度目の仙台オールロケを敢行した中村監督は、舞台あいさつで「僕たちにできることは、今までと同じように真面目に仕事をやることだった」とコメントした。

また、わずか8日間という短く、濃い撮影期間中に中村監督やスタッフを支えた、仙台のボランティアスタッフと市民エキストラ約1000人の“サポートメンバー”の中から、この日は数十名のメンバーがゲストとして登壇。中村監督は「サポートメンバー、エキストラの方の存在無くしては映画の完成は有り得なかった」

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