グラビアアイドルの牧野澪菜(まきの れいな)がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『れいな144』(ともに発売中 DVD:4,180円税込 ブルーレイ:5,280円税込 発売元:竹書房)の発売記念イベントを行った。これまで舞台を中心活動してきた牧野澪菜が、初めてのグラビア作品となるDVDをリリース。今年6月に沖縄で撮影した同DVDは、女子高生に扮した牧野が大好きな彼と恋愛を繰り広げるというシチュエーションものだが、セクシーな衣装や水着姿となって、144cmの低身長に似つかわしくないDカップのバストと色白のスレンダーボディーを披露している。初めてのDVDを手にしながら「全部見たんですけど、恥ずかしい気持ちになりました(笑)。DVDは部屋に飾ってあります」と満足そうな牧野。内容については「女子高生という設定で、もじもじしながら男子生徒とやり取りする内容になっています。テニスウエアみたいな衣装を着てバドミントンをしたりメイド風の衣装を着てフリフリダンスをしました」と紹介した。セクシーなシーンは「最初のシーンで、朝起きる時に『止めてよ!』と言うシーンがあるんですけど、恥ずかしいのもあって水着よりもセクシーだと自分では思っています」とアピール。自己採点は「80点」とし、「撮影した時は自分でも顔や身体が丸いと思いました。もうちょっとコンディションを整えて次回は臨みたいと思います」と前向きに語った。グラビアを始めたきっかけを「モー娘。が好きで、道重さゆみさんの写真集を買いました。道重さんの写真集を見て、私もいつかこういう姿になりたいと思ったんです」と説明し、「道重さんのように写真集を出してみたいですね」とグラドルとしての目標を。また、コスプレが大好きで、「今回は制服を着ましたが、まだまだイケると思います(笑)。プライベートでも着たことがあるんですよ!大学生の頃、2年前に制服ディズニーをしちゃいました(笑)。それにハロウィンでブルマを穿いたこともあるんです」と明かしていた。
2019年10月29日アイドルグループ・モーニング娘。’19の牧野真莉愛が19日、神奈川・横浜スタジアムで行われた日本生命セ・パ交流戦 横浜DeNAベイスターズVS北海道日本ハムファイターズ戦で始球式を行った。牧野は、キャンペーンのビジュアルにも登場している日本生命セ・パ交流戦 公式キャラクターのセカパカくんならぬ“まりパカ”姿で登場。キュートな姿でマウンドに上がった。そして、振りかぶって投球。ノーバウンドとはならなかったものの着ぐるみ姿で立派な投球を見せた。投球後の囲み取材で「初めまして、まりパカです。よろしくお願いします!」と“まりパカ”として報道陣にあいさつ。「いろんな気持ちがあるんですけど、ワーって感じですね。ボールがちょっとこっち(左)に行っちゃったのが反省点です。髪の毛のセットがちゃんとできていなかったのでそこも反省点です」と振り返った。また、「最初はマウンドの前から投げることになっていたんですけど、練習をしたときに18.44メートルいけるなと思って、マウンドから投げさせていただきました」と志願したことを告白。「結果こっち(左)行っちゃいました。点数でいうと70点です」と自己採点し、「気持ち的には合格点です」と笑顔で話した。今回が4回目の始球式となった牧野だが、横浜スタジアムでは初めて。「景色が違う感覚が変わってくるなと思いました」と語り、今後の目標を聞かれると「まりパカも全国の球場に遊びに行きたいです!」と野望を明かした。
2019年06月19日フォトグラファー・牧野吉宏の写真展が、東京・中目黒にあるアドレス アポイントメント ギャラリー(artless appointment gallery)にて、10月15日まで開催。Dune Portraiture牧野吉宏は、ロサンゼルスを拠点に、アーティストや作家のドキュメンタリーポートレイト、モダンな感性が引き立つインテリア・エクステリアの撮影を得意とするフォトグラファー。アートやデザイン、建築にも造詣が深く、その知見を活かしアートブックや雑誌エディトリアル、イベントプロデュースまで手掛ける。近年では、インド・ブラジル・ペルー・ノルウェーなど、さまざまな国や地域に渡り、アートおよびデザインの視点による建築物やラウンドスケープを撮影やギャラリーワークを積極的に行っている。同展では、牧野が旅で訪れたニューメキシコ州にて撮影した白い砂丘の新作「Dune Portraiture」を展示。美しい白の世界と自然がつくる造形美、そして生命の尊さを感じさせる作品だ。【イベント情報】Dune Portraiture by Yoshihiro Makino会期:9月20日〜10月15日会場:アドレス アポイントメント ギャラリー(artless appointment gallery)住所:東京都目黒区上目黒2-45-12
2018年09月27日グラビアアイドルの牧野紗弓(まきの さゆみ)がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『舞い降りた天使』(ともに発売中 各4,104円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントを行った。フジテレビ系の深夜バラエティ『アウト×デラックス』でカウンターガール候補生として出演しているグラドル・牧野紗弓。上からB86・W58・H85という凹凸ボディーにEカップのバストが魅力の22歳だ。そんな彼女の通算2枚目となる同DVDは、4月に沖縄で撮影。船で世界一周しようとした牧野が沖縄に漂流し、そこで出会った男の子と恋愛に発展するという牧野自身が考え出したストーリーだそうで、物語が進行するごとにセクシー度が増していくという見どころ満載の1枚となっている。黒のセクシーなビキニに下半身はパレオを巻いて登場した牧野は「海外の親と離れて船に乗り、世界を回ろうとしたら沖縄で漂流してしまい、そこで出会った少年と恋愛に発展していく物語となっています。お気に入りは1stDVDの時にやりたかった洗車のシーン!ついに念願が叶いました」と満足げ。セクシーなシーンを「漂流した後にお風呂に入るんですが、洋服がないので少年に服を借りました。フロントが空いているノーブラGジャンで、すごくセクシーになっていますよ」とアピールした。ガイアナ人の父と日本人の母を持つ牧野。日本人の血が濃いのか、「最近は国内を旅行することが多く、主に神社に行くんです。先々月は神社検定も受けました」と神社などの歴史的建造物が好きなようで、「先日日光東照宮の近くにある二荒山神社の北野神社に行きました。ス~っと汚れが取れて心が綺麗になりました」とパワースポットの効果も。その牧野は関東近郊の神社に出没しているようだが、今年の夏は「九州の神社に行ってみたいです! 本籍が宮崎なので、おばあちゃんの家に泊まるかも。今年の夏は九州で私と会えるかもしれません(笑)」と話していた。
2018年08月05日アイドルグループ、モーニング娘。’18の牧野真莉愛が2月1日、東京・秋葉原の書泉ブックタワーで写真集『マリア17歳』(2月2日発売 3,000円税込み ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。写真集『マリア17歳』の発売記念イベントを行った牧野真莉愛モーニング娘。’18の12期メンバーとして活躍している牧野真莉愛は、数々の雑誌などでグラビアを飾るなど同グループきってのビジュアルクイーン。そんな彼女の3枚目となる同写真集は、昨年の春から冬までの期間に東京、静岡、北海道、そしてグァムでロケが行われた。制服姿はもちろん、水着や体操服、浴衣やレオタードなど、バリエーションに富んだ衣装を着用して牧野の魅力が引き出された1冊となっている。グアムのグラウンドで撮影した時に着用した制服姿で報道陣の前に現れた牧野は「16歳の"牧野真莉愛"を1年かけて撮影させてもらいました。私の16歳が詰まった写真集になっています」と説明しながら、「大好きな北海道で撮影させていただいたり初めてのグァムでは水着姿もあるんですよ。グァムのグラウンドで撮影した写真が私のお気に入りです」とアピール。約半年振りとなる同写真集だが、「前回よりはいろんな表情が詰まっていると思います。1年間撮影したので、成長がそのまま見られる写真集になっています」と自信をのぞかせた。イベントの翌日は17歳の誕生日ということで、この日は関係者からバースデーケーキを贈呈されて「ありがとうございます!」と笑顔を見せて「17歳は大人っぽくなれるようになりたいですね。私の想像する大人の女性は、道重さゆみさん。道重さんのような素敵な女性になれるように頑張りたいです」と17歳の抱負を。その牧野は、北海道日本ハムファイターズの大ファンで野球マニアとしても知られている。取材時には「大谷翔平選手は世界一のピッチャーになれると信じています。私も世界一の写真集になれるように頑張ります!」と随所で野球ネタを放り込む彼女に、中日ドラゴンズに移籍した松坂大輔投手の話題を振ると「里崎智也さんは球を受けてみないと分からないと言ってました。私もどういう状況か分からないので、球を受けて感想が言えるようにしたいと思います」とまるで野球解説者のような発言をして笑いを誘っていた。
2018年02月02日バレーボール選手時代から変わらないスリムなスタイルと、いつも爽やかな笑顔が印象的な、大林素子さん。現在は女優としても活躍中です。笑顔の秘密とライフスタイルをのぞいてみたくて、ご出演中の舞台『MOTHER〜特攻の母鳥濱トメ物語〜』の稽古場へお邪魔。それも、本番を控えた舞台の上でインタビュー!LIMIA読者だけに、特別にプライベートのことまで教えていただきました。9年続けている舞台はもはやライフワーク大林素子さんは、言わずと知れた、元全日本女子バレーの選手。取材では現役アスリート時代の話も聞いてみたいと思っていましたが、目の前に登場した大林さんは、物腰こそやわらかいけれど、空気感は舞台女優そのもの。一気に、過去ではなく“いまここにいる大林さんの世界”に惹きこまれ、深く知りたいと思いました。――いよいよ舞台『MOTHER』も9回目となるんですね。「はい。今年で9回目ですが、毎年出演者が変わるので、その年ごとの『MOTHER』があるんです。物語は、戦時中の特攻隊の青年たちが通う食堂で、母のように慕われた女性・鳥濱トメさんを中心にしたお話なんですね。始めたころの私はまだトメさんよりも年下で、近い世代が多くいましたが、今はもう、私はトメさんの年齢を追い越しましたし、青年役の役者たちともほぼ親子に近い感じ。そういう点でも、回を重ねるごとに自分自身が成長していけたらなと思っています」――出演する役者さんたちは50人以上いらっしゃるそうですね。そのなかで主役を張る毎日は、ストレスが溜まらないわけがないと思うのですが、どうやってストレス発散していらっしゃいますか?「自分のことを考えるのは二の次で(笑)まずは、スタッフ、キャストさんが良い状況、環境になることが第一なので良いストレス、有り難いストレスと思っています。ちなみに肩から足まで凝り固まってますよ〜(笑)。でも、本当に幸せな板の上に立たせて頂いていることに感謝の日々です」――舞台が終わるまでは一時も気を抜かないストイックな精神力は、日本を代表するアスリート経験をお持ちだからこそ、より強くていらっしゃるのかもしれません。セルフケアは特別なことだと思わず、必要なことにしてしまう――ズバリ、ずっと変わらないスリムなプロポーションの秘訣はなんでしょうか。「よく、女優さんやモデルさんが、特別なことは何もしてないって言うでしょ?そんなことはなくて、みなさん、ちゃんとやってますよ」――やっぱり!?「でも、人様の前に出る職業の身としては、本当に特別なことじゃないんです。例えば今の私なら、睡眠時間をなるべく工夫して取ったり、体に合うサプリメントを摂ったり、マッサージに行ったりしてるんですね。でもそれは特別なことではなく私にとって必要なことで、毎日当たり前に、バレーボールの現役時代からルーティンとしてやっているんです。自分がベストでいることは当たり前で、女優さんやモデルさんにとっての美容も、同じなんだと思いますよ」――女優さんやモデルさんにとって、いつも美しくいることもお仕事のうち。言われてみると、セルフケアも特別ではなく必要なことですね。1日1食がベスト。温かいきのこがあればいい――スポーツキャスター・女優業を始められてから、新たに取り入れたセルフケアはありますか?「喉のケア、ですね。アスリートのころは大丈夫だったのですが、スポーツキャスターや女優をやるようになってからは、どちらも1日中声を使うので、毎日のうがいや喉の保湿、外出時のマスクは欠かせなくなりました。あと、この舞台中はずっと裸足に草履なので、足が冷えるんです。なので寝る時は、足を温めるアイテムを使います」――確かに少し赤くなっていて、寒そうに見えます。体を温めるために、食事にも気を遣っていらっしゃいますか?「野菜をはじめ、基本的に温かいものを食べるようにしています。とくにきのこが大好きで、すっごくよく食べます!炊飯器に入れて炊き込みご飯にしたり、エリンギや舞茸、えのきなどとあわせてレンチンして、ポン酢と一味をかけて食べたりしています。タンパク質が欲しいときは、卵や納豆とご飯、それだけで十分です」――1日3食とも、そのような食生活ですか?「食事は朝と夜の2食か、もしくは夜1食だけのことが多いです。シャンパンや日本酒が大好きなので、それを夜の楽しみにして、朝に野菜とジュースなどでと昼は食べませんね。ちなみに劇中で食事のシーンが私は3回、2公演で6回も物を食べているのでお腹すかないのです!!」――え?朝も昼も食べて、夜はお酒でもいいのでは?(取材陣一同うなずく)「人それぞれに合うやり方があるとは思うんですが、私の場合、お腹をいっぱいにしちゃうと動きが重たくなっちゃうんです」――自分には「食べ過ぎると動きが鈍くなる=食べない」という選択肢がまったくないことに気づきました(笑)。とにかくピンクLOVE!お部屋は大好きなピンクで統一――ご自宅のインテリアにも大林さん流のこだわりがありますか?「まず、お部屋にはそこまでいろいろ置かない派ですね。でも、ピンクが大好きなので、部屋じゅうピンクだらけ。もう、ピンク一色です」――もっともお気に入りのピンクの家具は?「ピンクのソファ!〔大塚家具〕で買いました。ちょっと奮発しましたけど、とっても気持ちいいですよ」「ピンクが好き」とおっしゃったときの、2倍になった大林さんの笑顔がとても印象的でした。声のトーンも上がって、本当にお好きなんだな、ということが伝わってきました。インテリアもセルフケアも、特別じゃなくて自分に必要なもの、自分に心地よいものを取り入れる。それが充実した毎日と笑顔をつくる基本だと、大林さんに教えていただきました。【大林素子(おおばやしもとこ)】1967年6月15日生まれ。東京都出身。八王子実践高等学校を卒業後、バレーボール全日本女子選手として活躍する。現役を引退した後は、モデル、スポーツキャスター、女優として活動。ミュージカルを中心に、積極的に舞台をこなす。●聞き手力武亜矢●カメラ柏木鈴代MOTHER 〜特攻の母 鳥濱トメ物語〜
2017年10月18日グラビアアイドルの牧野紗弓(まきの さゆみ)が3日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『初めまして、ガイアナから来ました。』(発売中 4,104円税込 発売元:イーネット・フロンティア)の発売記念イベントを行った。同DVDは、フジテレビ系の深夜バラエティ『アウト×デラックス』にカウンターガール候補生として出演し、ガイアナ人の父、日本人の母を持つ"ハーフグラドル"・牧野紗弓の初めてとなるグラビア作品。今年1月に初めて訪れたというサイパンで撮影され、メイドに扮した牧野がご主人様の妄想を叶えるという刺激的な1枚に仕上がっている。黒のセクシーな水着姿で登場した牧野は初めてのDVDを手にしながら「自分が自分じゃないみたいですね」としながら、「サイパンはとっても自然豊かな場所だったので、撮影しながらもすごいリフレッシュできました」と満足げ。内容については「私がメイドとなり、ご主人様の妄想をかなえたDVDとなっています。表紙にもなったオレンジのビキニを着たシーンは、サイパンの海がキレイすぎてテンションが上がりまくりました」と振り返り、セクシーなシーンを「一番最後のシーンは、ご主人様との主従関係から彼氏と彼女の関係となり、ベッドで撮影しました。お尻を突き上げたりしてすごく恥ずかしかったです。顔を真っ赤にしています(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。今作がグラビアデビュー作となる牧野。「ハーフ界のグラドル1番になりたいです! ライバルや目標にしている人はいません。自分を突き通したいですね」と強い自己主張も。その牧野は『アウト×デラックス』で「言葉で攻められたい」と発言して大きな話題を集めたが、「次回作では言葉で責められたいですね。拘束もやったことがないので、是非やってみたいです」と意欲を見せていた。牧野紗弓(まきの さゆみ)1996年2月20日生まれ。愛知県出身。O型。身長160cm。スリーサイズはB86・W58・H85。中部学院大学在学中にフジテレビ系のバラエティ『アウト×デラックス』に出演して話題を集め、現在は同番組のカウンターガール候補生として活躍している。Eカップのバストに肉感のあるグラマラスボディが魅力の22歳で、6月24日には人気グラドルが集結する東京・練馬のとしまえんで開催の「ビジュアルクイーン撮影会 in としまえん」に出演予定。特技はクラリネット。趣味は一人旅、カメラ。
2017年06月04日アイドルグループ・モーニング娘。’17の牧野真莉愛が、6日発売のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第14号の表紙と巻頭グラビアに登場する。牧野が同誌に登場するのは初めて。2001年2月2日生まれでの16歳で、グラビアアイドルの塚本舞からは「いるだけで犯罪の香りがするレベルの美少女」と評される正統派美少女と話題になっている。今回のグラビアでは、ビキニ姿で抜群のスタイルをさらけ出し、海辺でアイドルジャンプも披露。パーカー+ショートパンツのカットでは、すらりと伸びた脚で健康的な美を見せた。また、巻末グラビアには、グラビアアイドルの本郷杏奈が登場する。「日本一恥ずかしがり屋のアイドル」として、バラエティ番組でも話題の本郷はゲレンデでスノボ&その後の温泉という設定のグラビアに挑戦。はだけた浴衣から誘惑するような刺激的なカットも披露した。(c)Takeo Dec./ヤングマガジン (c)佐藤佑一/ヤングマガジン
2017年03月05日東北大学(東北大)は3月21日、超高速動作が可能な新方式の磁気メモリ素子を開発し、その動作実証に成功したと発表した。同成果は、東北大学 電気通信研究所 大野英男教授、深見俊輔准教授らの研究グループによるもので、3月21日付けの英国科学誌「Nature Nanotechnology」オンライン版に掲載された。近年、磁性体の磁化(磁石のN極/S極)の向きで情報を記憶する磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)の研究開発が盛んに行われており、一部で実用化が始まっている。MRAMは、高速動作が可能で書き換え回数に制限がないことから、現在広く用いられているSRAM、DRAMなどの半導体ワーキングメモリの代替技術として注目されている。最近、MRAMにおける新しい情報の書き込み方法(磁化反転手法)として、スピン・軌道相互作用に由来するトルクを用いる方法(スピン軌道トルク磁化反転)が示され、研究が行われている。スピン軌道トルク磁化反転にはこれまで2つの方式があることが知られており、いずれも長所・短所があった。ひとつめの構造は、原理的にはナノ秒付近の高速領域でも低速領域と同程度の電流での磁化反転が可能であるものの、磁化反転に要する電流の絶対値が大きいという課題があり、一方で2つめの構造は、低速領域では小さな電流で磁化を反転させられるものの、高速領域では磁化反転に要する電流が著しく増大することがわかっていたほか、セル面積の低減が難しいという課題があった。そこで今回、同研究グループは、これまでに知られていた2つの方式とは異なるスピン軌道トルク磁化反転の第三の方式を考案。理論計算をもとに材料・素子構造を設計し、微細加工技術を用いてSi基板上にナノメートルスケールの素子を作製し、その特性を室温で電気的に評価した。電流を導入する重金属チャネル層にはタンタル(Ta)を用い、また磁化が反転する強磁性層にはコバルト鉄ボロン(CoFeB)合金を使用している。作製した素子の磁化反転特性を評価したところ、同材料系におけるスピン・軌道相互作用から予測されたとおりの磁化反転が観測された。磁化反転に要した電流密度は1011 A/m2台の前半であり、これは実用上、十分に小さい値となっている。また実験に加えて行われた理論計算から、今回の新構造素子は、従来のMRAM素子よりも10倍程度高速な1ナノ秒レベルでの磁化反転を低電流で実現できることも示された。さらにこれまで知られていた2つの方式の素子についても作製・評価し、新構造素子の特性と比較したところ、スピン軌道トルク磁化反転を誘起するのに必要な電流密度の閾値を決める因子についても、これまで知られていなかった知見を得ることができたという。同研究グループは、今後この新構造を用いた基礎・応用研究により、超高速低消費電力集積回路、およびそれを用いたIoT社会の実現への道が開けていくことが期待されると説明している。
2016年03月23日NECは2月23日、5Gの実用化に向けてスモールセル用にA4サイズを実現した低SHF(Super High Frequency)帯超多素子(64素子)AAS(Active Antenna System)を開発したと発表した。同社が開発したAASは、回路を集積化、高密度化することでアンテナと無線処理部を一体化している。これにより、実用レベルに近いA4サイズを実現した。また、アンテナのビーム制御を含めてフルデジタル制御を採用することで、精度の高いビーム形成による高い周波数利用効率を実現し、LTEとの比較においてセルあたり10倍以上にスループットを向上することができたという。5Gでは、広い帯域幅を確保できる高い周波数帯を活用した高速化・大容量化が見込まれているが、高い周波数帯の活用は通信の伝搬減衰が課題となっている。これに対しては通信距離の向上や干渉の低減を実現するビームフォーミングが有効と考えられており、中でも低SHFは2020年頃の商用化が見込まれている。
2016年02月23日キヤノンは8月27日、撮影レンズ向けの新光学素子「BR光学素子」を開発したと発表した。自然光はさまざまな波長(色)の光で構成されており、波長によってレンズを通過する際の屈折率が異なるため、結像面上の一点に集光しない。この光のズレが色のにじみとなって画像に現れることを色収差と呼ぶ。同社が今回開発したBR光学素子は、これまで1点に集光することが特に難しかった青色(短い波長域)の光を大きく屈折させる特徴を持ち、色収差を高度に補正する優れた結像性能を持つ。なお、同社はこのBR光学素子をガラスレンズで挟み合わせた複合レンズ「BRレンズ」を採用した広角の大口径単焦点レンズ「EF35mm F1.4L II USM」を2015年10月に発売する予定だ。
2015年08月28日キヤノンは27日、デジタル一眼レフカメラ「EOS」シリーズ向けの交換レンズ「EF35mm F1.4 L II USM」を発表した。新たに開発した「BR光学素子」を採用している。発売は10月中旬で、希望小売価格は285,000円(税別)。EF35mm F1.4L II USMは、キヤノンEFマウントに対応した焦点距離35mmの大口径単焦点レンズ。「EF35mm F1.4L USM」の後継製品であり、17年ぶりのリニューアルとなる。絞り開放値はF1.4で自然なボケ味を提供する。最短撮影距離は28cmで、広角レンズでありながらクローズアップ撮影も可能だ。新開発のBR光学素子を凹レンズと凸レンズで挟み合わせた複合レンズ「BRレンズ」を初めて採用。大口径レンズに出やすい色にじみを大幅に低減し、絞り開放から高い描写性能を実現した。BR光学素子のBRとは「Blue Spectrum Reflective」の略。青色(短い波長域)の光を大きく屈折させる特徴を持つ、色収差補正に有効な特殊光学材料だ。そのほか、2枚の非球面レンズとUDレンズを採用し、画面中心から周辺まで高画質を実現。また、SWCコーティングの採用でフレアやゴーストの低減を図った。マウント部、スイッチ部、フォーカスリングに防塵・防滴機構を採用。最前面と最後面のレンズにはフッ素コーティングを施し、撥油性、撥水性を高めた作りとなっている。主な仕様は、焦点距離が35mm、開放絞り値がF1.4、最大撮影倍率が0.21倍、レンズ構成が11群14枚(非球面レンズ2枚、UDレンズ1枚)、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、フィルターサイズが72mm、本体サイズは最大径が80.4mm、全長が105.5mm、重量は約760g。花形バヨネット式のレンズフード、レンズフロントキャップ、レンズケースが付属する。
2015年08月27日2005年8月18日のメジャーデビューから今年、満10周年を迎えた声優アーティスト・牧野由依が、10周年を記念してのワンマンライブ「Yui Makino 10th Anniversary LIVE~So Happy!!~」を2015年8月22日、東京・赤坂BLITZにて開催。全国から立ち見も合わせ約800人が集まった。この日を迎えるまでに、昨年11月より毎月1回マンスリーでカウントダウンイベント「Yui Makino Monthly Event "CountDown"」を開催してきた牧野。加えて今年は2月の香港に始まり、ベトナム、カナダ、シンガポールへの遠征など海外での活動も充実。ひとまわりもふたまわりも大きくなった彼女が満を持しての国内ワンマンライブとなった。特別な意味を持つ今回のワンマンライブは本人もファンも気合十分。開演後に幕が一気に振り落とされ、ステージセンターに立つ牧野に大きな歓声が上がった。オープニングは、デビューアルバム「天球の音楽」に収録されている曲「夏休みの宿題」からスタート。そこから、昨年発表した牧野初の配信シングル「88秒フライト」、Sg「もどかしい世界の上で」を立て続けに披露したところで最初のMCに入る。「あっという間に10年が経ってしまいました。今日は私から皆さんにハッピーを届けられたらなと思います」とコメントすると、これまでを振り返るかのように「碧の香り」「ウンディーネ」などのシングル曲を中心に続々と披露していく。そしてステージ中盤には、黄色から白のドレスへと衣装チェンジして、恒例のクラシックコーナー。「クラシックをもっと身近に感じてほしい」との思いから始めたという本コーナーでは、古くからの友人を迎えて2人でピアノの連弾演奏を行う。プロピアニストばりの演奏に客席は静まり返ったが、巨大スクリーンに映し出されたその真剣すぎる真顔に会場から、くすっと笑いが起こる一幕も。「なんか一瞬、笑いが起きたんですけど……。なんで?」。クラシックコーナーに続いては、ずっと温め続け今年6月に発売をした10周年記念シングル「きみの選ぶみち」をピアノでしっとりと聴かせた。そして「旅をテーマにした4枚目のアルバムを10月7日に発売します!」とのいきなりのアルバムリリース告知の後、新曲「ワールドツアー」を初披露。このサプライズにファンも大興奮となる。その勢いのまま「囁きは"Crescendo"」ではハートが紙飛行機のように会場に舞い、「お願いジュンブライト」ではサビで定番のフリを披露。「ふわふわ♪」では歌詞がスクリーンに浮かぶように映し出されては消える、といった演出が施され、本編最後は、盛り上がり曲の定番「Cluster」で締めくくった。アンコールでは今回のワンマンのために作ったTシャツに着替えて登場。先日、初めて挑戦したミュージカル"うたかふぇ"より「わたしのオモチャ箱」、さらにはニューアルバムより新曲「星に願うなら」を披露する。そして、ここでも改めて10年を振り返りながら「デビューする時は、歌ってどうやって歌うんだろう、って迷った事もありました。楽しい事ばかりではなかったけど、ここまで導いてくれた多くのスタッフや楽曲達に感謝しています。ここで終わりではないので、ちょっとずつでもお返しができるように、また多くのファンの皆さんにも"牧野を応援してよかった"って思ってもらえるようにこれからも頑張ります!」と感謝を伝えた。そしてデビュー前のオーディションで弾き語りで歌った曲「オムナマグニ」をトイピアノを演奏。オーラスは10年間、大切に歌い続けてきたデビュー曲「アムリタ」で10th Anniversary Liveの幕を下ろした。大きな声援の中、ステージを降りようとしたところでサプライズ。牧野本人には内緒で、高校時代の恩師が花束を持って登場する。ここまで涙を見せず走りきった彼女の目に一気に大粒の涙が溢れだす。動揺を隠しきれないまま、デビュー当時の先生とのやりとりを振り返る。そして、ここで思い出したかのように当日の朝に決定したという「11月23日に恵比寿ガーデンホールにてコンサート決定しました!」との告知。なんとも牧野らしいが、最後はきちんとファンへ感謝の言葉をのべて10周年のワンマンライブは終了した。終演後には、昨年からのカウントダウンイベントに全回参加した約40名への特典として、この記念すべきステージ上で牧野とのスペシャル記念撮影。すると逆にそのファンたちから牧野へのプレゼントも用意されるなど、最後にもまた嬉しいサプライズが隠されていた。ライブ後、楽屋にて「5月くらいから今日の準備を進めてきて、大変でしたが、あっという間に終わっちゃって。オープニングで幕が降りたら多くのお客さんがいて、一瞬一瞬が本当に愛おしくて。楽しかったですが、嬉しい気持ちの方が大きいです。明日からまた頑張っていけます!」とライブの感想を述べた。
2015年08月23日キヤノンは8月6日、天文分野などで用いられている赤外線分光器の大幅な小型化を可能とするGeイマージョン回折素子の開発に成功したと発表した。これにより、人工衛星に高性能分光器を搭載することや、天体望遠鏡の分光器の高性能化が可能となる。同製品はすでに提供可能な状態にあり、天文台や研究所などへ販売を進めていくという。Geイマージョン回折素子は、赤外領域におけるGe(ゲルマニウム)の透過波長である約3~11μmをカバーする、分光用の光学素子。イマージョン回折素子は一般的な反射型の回折素子と比較して、屈折率に比例して大きな分散を得ることができる。ゲルマニウムの屈折率は約4で、同サイズであれば一般的な回析格子の約4倍の分光性能を得ることが可能となる。天文分野における赤外波長(1μm~30μm)を透過するイマージョン回折素子は半導体材料を用いるためもろく、精密な加工を施すことが難しいとされていた。同社は、独自の精密加工技術をゲルマニウム単結晶に用いることにより、100μm程度の格子構造を数nmの正確な間隔で階段上の溝を施し、実用的なGeイマージョン回折素子の開発に成功した。
2015年08月06日東海旅客鉄道(JR東海)は6月25日、パワー半導体素子に次世代半導体である炭化ケイ素(SiC)を採用した新幹線車両用駆動システムを開発し、実用化の目処が立ったため、今後東海道新幹線への導入を検討していくと発表した。SiC素子は発熱が少ないため、冷却機構を簡素化できるほか、損失の低減によりモーターの小型軽量化も可能となり、車両の軽量化および省エネルギー化を図ることが可能となる。同社は2012年に同技術の検討に着手し、2015年から試験車両を使った走行試験を実施していた。導入した場合、N700系の駆動システムと比べて約20%(1編成あたり10t程度)の軽量化に加えて、さらなる小型化が可能となることで設計の自由度が向上すると考えられている。
2015年06月25日サンコーは1日、ペルチェ素子を使用した「USBポータブル除湿機」を発売した。サンコーレアモノショップでの税込価格は6,980円。「USBポータブル除湿機」は、USB端子からの給電で動作する除湿機。サイズもコンパクトなので、押し入れや靴箱などの狭い場所にも設置することができる。電源アダプタは付属しないが、市販のACアダプタ、シガーソケットアダプタ、モバイルバッテリーを利用可能。容量8,000mAhのモバイルバッテリを使用した場合、約6時間連続可動する。除湿方式はペルチェ式を採用しており、3日間で約500ml(気温30度、湿度80%)除湿できる性能を持っている。動作音は約48dbとほぼ図書館並みの静音設計。クローゼットや押し入れで閉め切って使用する場合は、ほとんど動作音が聞こえないという。本体サイズはW150×H225×D130mm、重量は930g。電源はUSBバスパワー、消費電力は5W。タンク容量は500ml(満水時自動運転停止機能付き)。約115cm長のUSBケーブルが付属する。
2015年06月02日アルバックとRobert Boschは4月8日、MEMS用PZT圧電素子デバイスの共同開発を行っていくことで基本合意に達したと発表した。同合意に基づき、Boschは今後アルバックのスパッタリングシステム「SME-200」を用いて先端MEMSの開発を行っていくこととなる。なおアルバックでは、MEMS技術の発展にともないPZTを圧電素子として用いたセンサやアクチュエータが開発、実用化されてきたが、薄膜形成やドライエッチングなどの半導体製造技術は今後、より高品質な圧電素子を作製するためにさらに重要な技術になると考えているとコメントしている。
2015年04月08日東京都渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルは2015年1月15日に、「バレンタインチョコレート2015」として、シェフパティシエの牧野太志氏がプロデュースした4種類のバレンタインチョコレートを予約受付開始する。○贈られる側の気持ちも考えたチョコレート同商品は、シェフパティシエの牧野太志氏による、デザインと味にこだわったバレンタインチョコレート。「CASINO 2015~運命のいたずら~」は、チョコレート製ボックス内に10種類のチョコレート+オランジェットを収めたデザインチョコレート。贈られる側の男性視点を思い描きながら製作し、男性の「遊び心」と、贈る側の女性の「運を天に任せる」気持ちを「CASINO」ゲームに例えて表現した。ボックス上段のルーレット、カード、ダイス、カジノテーブルなどを全てチョコレートで作成。カジノテーブルを開けるとテイストが異なるチョコレート10種類とオレンジピールのチョコレート「オランジェット」が現れる仕掛けになっている。ボックスもチョコレート製。限定25個。価格は4,800円(税込)。「KARATSU 2015~唐津~」は、唐津焼のぐい呑とチョコレート5種がセットになった、和洋がクロスオーバーする商品。ぐい呑は唐津・三玄窯にて同商品のために製作されたオリジナル。ぐい呑に描かれた千鳥柄は「千を取る」とされ、勝運祈願や目標達成の縁起のよい柄で、群れる千鳥の様子は良縁の象徴にもなっているという。このぐい呑にカカオの風味が異なる5種類のチョコレートを詰めた。バレンタインプレゼントに加え、酒を酌み交わしながらの"利きチョコレート"や、父親などへのプレゼントも意識したという。価格は単品5,800円(税込・限定10個)、ペア1万円(税込・限定5個)。「セルリアン・セレクション2015」は、ひと粒ごとにテイストの異なるチョコレートの詰め合わせ。チェリーやゆず、フランボワーズなどフルーツの香りの他、コアントローやブランデーなどお酒をテーマにしたもの、抹茶やキャラメルなどのフレーバーを詰め合わせた。価格は5個入り1,600円(税込)10個入り2,700円(税込)。「セルリアン・アソート2015」は、チョコレート5種類とオランジェットのアソート。価格は2,000円(税込)。予約受付開始は2015年1月15日。商品の受け渡しは2月1日~14日。場所は東京都渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー東急ホテル内ペストリーショップ(LBF)。※掲載写真はすべてイメージ
2015年01月03日慶應義塾大学は11月27日、1素子の受信アンテナで多入力多出力方式(MIMO)伝送を行う実験に成功したと発表した。同成果は同大学大学院理工学研究科の矢部達郎氏、同 土井寿人氏、同 松岡暉氏および同理工学部電子工学科の眞田幸俊 教授らの研究グループによるもの。12月1日より開催される「International Symposium on Intelligent Signal Processing and Communication Systems 2014で」内容が発表される。従来のMIMOシステムでは、複数の送信アンテナで並列に信号を送信し、同数のアンテナで受信することによって通信速度を増加する。これに対し、同研究グループは、通信速度を維持しながら受信アンテナ数と受信回路を削減する信号処理方式を開発。それをソフトウェア無線機に実装し、実証することに成功したという。受信アンテナ数を削減することによって、無線受信システムのサイズを小型化し、メガネ型ウェアラブル端末などへ搭載することが可能となる。また受信回路の削減は省電力化につながる。同研究グループは、今後はより多くのアンテナからの無線信号の受信に対して、特性劣化を抑えながら受信アンテナ数を削減する方式を検討していくとしている。
2014年11月28日NHKは5月15日、8Kスーパーハイビジョンの研究開発成果の1つとして、1億3300万画素の動画用撮像素子を開発したと発表した。詳細は、5月29日~6月1日に開催される「NHK技研公開2014」で紹介される。高画質な8K映像を撮影するためには、RGB3色とも3300万画素の情報が必要となる。これまでは、各色に3300万画素の撮像素子を1枚ずつ、合計3枚用いていたが、光を3色に分けるプリズムが必要となるため、カメラの小型化が課題だった。プリズムを使わずにカメラの小型化を図る場合、1枚の撮像素子で3色の情報を取得する単板カラー撮像方式が有効だが、これまでの3300万画素の撮像素子では、1画素で1色の情報であることから情報量が1/3となり、撮像素子を3枚用いた方式と同等の画質を得ることが困難だった。今回開発した撮像素子は、従来の4倍の1億3300万画素で構成されているため、1枚の撮像素子でRGB3色とも3300万画素以上の情報を取得できる。これにより、カメラの小型化とともに、従来の単板カラー撮像方式では困難だった高画質化も実現できるようになった。さらに、市販のデジタルカメラと同じ単板カラー撮像方式を採用しているため、種類が豊富な写真用レンズを使用できる。
2014年05月16日東北大学は3月7日、独自のスピンエサキトンネル接合素子を作製し、半導体を流れる電子スピンの検出感度を、従来よりも最大40倍まで増幅させることに成功したと発表した。同成果は、同大大学院 工学研究科の塩貝純一博士課程後期3年(日本学術振興会特別研究員)、好田誠准教授、新田淳作教授らによるもの。同大 金属材料研究所の野島勉准教授、ドイツレーゲンスブルグ大学のDieter Weiss教授らと共同で行われた。詳細は、米国物理学会誌「Physical Review B」の速報版に掲載された。電子の持つスピンの性質を電子デバイスに組み込むことにより、性能を向上させる半導体スピントロニクス分野が注目されている。この分野における基盤技術としては、半導体へのスピン注入(半導体中のスピンを揃える操作)、スピン制御(半導体中でスピンの方向を回す操作)、スピン検出(電気的にスピンの情報を読み出す操作)が挙げられる。また、これまで実現されていない技術として、半導体中のスピン信号を増幅させること(スピン増幅)がある。これらを全て電気的に高効率に行うことが、全スピン集積回路を構築する上で重要とされている。これまで、半導体中のスピン注入およびスピン検出に関する研究は、GaAsなどのIII-V族半導体やSiやGeなどのIV族半導体をチャネル材料としたスピントロニクスデバイスにおいて行われてきた。特に、IV族半導体は、従来のエレクトロニクスデバイスと非常に整合性が良いことから、半導体スピントロニクスにおいてもSiへのスピン注入が注目されている。しかし、電気的な手法を用いたSiやGeなどへのスピン注入およびその検出においては、スピンが実際に蓄積されていると仮定した場合の理論値よりも2~3桁程大きな電気信号が得られており、これが真のスピン蓄積信号であるかどうかが疑問視されているため、Siのスピン蓄積・検出技術における未解決の課題として残されていた。一方、スピン増幅はスピン集積回路構築に関して、新たな機能を付加する可能性があるだけでなく、微小なスピン蓄積を高感度に検出する技術と成り得ることが考えられ、これまでの材料以外へのスピン注入実験への応用が期待できるとされている。今回の研究では、強磁性半導体(Ga,Mn)Asと非磁性半導体GaAsの接合が作るスピンエサキダイオード構造をスピン注入・検出電極として利用した。(Ga,Mn)Asは、p型半導体と磁石(強磁性体)の両方の性質を持つスピントロニクス材料であり、n型半導体GaAsとの接合を作ることで、(Ga,Mn)Asの価電子帯からGaAsの伝導帯へのバンド間トンネル効果により、高効率にスピンを注入・検出ができると期待されている。同材料を用いて、n型GaAsへのスピン蓄積を電気的に検出する実験を行った。図1(a)のような、スピン注入素子と電気検出の測定配置により、左側の強磁性体電極から半導体へ電流を流すと、下の半導体チャネルにスピンが蓄積される(スピン注入)。蓄積されたスピンは半導体中を流れ(スピン輸送)、右側の強磁性体へ到達する。この時、右側の強磁性電極の電圧を測定すると、スピンの蓄積量に比例した電圧が発生する(スピン検出)。検出接合に印加する電圧はスピン検出感度を制御するために印加している。スピン検出感度はスピンの蓄積量を電圧測定する際の変換係数として定義される。スピン検出感度が高ければ大きなスピン電気信号が得られることになる。図1(b)は、検出電極における電流-電圧特性。スピン蓄積があるときはないときに比べて、電流-電圧特性がシフトするため、その差を電圧として検出することにより、スピン情報を電気的に読み出すことができる。低電圧におけるオーミック性があるところではΔVNL、非オーミック性が強いところではΔVをスピン電気信号として検出される。このため、非オーミック性が強いと大きなスピン信号が得られることが期待できる(スピン増幅)。ここで、オーミック性は接合の電流-電圧特性のどれだけ直線性があるかという性質である。一方、オーミック性が保たれている検出電極の場合、図1(c)のようになり、増幅効果は得られない。図2は、スピンエサキダイオード検出電極の電流-電圧特性、そこから計算したオーミック性、および得られたスピン増幅効果の検出電極に印加する電圧依存性である。ここで、オーミック性は接合の微分抵抗値(dR)と抵抗値(R)の比(dR/R値)で評価している。オーミック接合であれば、dR/R=1となるが、大きなエネルギー障壁などにより電流が流れにくくなると、dR/R<1となる。また、スピン信号の増幅率は実験値と接合がオーミックであると仮定したときに期待できるスピン信号の比として定義している。スピンエサキダイオード構造においては、正のバイアスを印加して図中領域(i)から同領域(ii)に変わるにしたがって、バンド間トンネルによる電流が抑制されて電流が流れにくくなるため、直線的な電流-電圧特性が得られず、dR/R値が大きくなり、非オーミック性が強くなる。図2(c)は実際に測定した増幅率。低バイアス領域(図中オーミック領域)でdR/R≈1であり、観測された増幅率は約1と一定で、大きな増幅を示さない。一方で、0.3~0.4V付近(同非オーミック領域)のdR/R値が大きくなる領域でスピン信号が増大しており、dR/R値が最大のところで、約40倍の信号増幅ができていることが分かる。研究グループでは、今回の研究で得られた知見は、非オーミック性が強いスピンエサキ構造を用いることで初めて得られた成果であるとしている。今回の成果により、スピン増幅のための指針が明らかになり、強磁性・半導体接合のdR/R値を大きくした材料を用いれば、微小な量のスピン情報を電気的手法で高感度に測定することができる。このスピン増幅機能は、バイアス電圧により電気的に制御可能であり、スピントロニクスデバイスの開拓に重要な役割を果たすことが期待されるとコメントしている。
2014年03月10日大林素子が183CMの中村俊介似のイケメンとゴルフデート!元バレーボール全日本代表選手でタレントの大林素子(44)が兵庫・淡路島洲本温泉のホテル「海月館」で常務を務める14歳年下の男性とのゴルフデートを15日発売の写真週刊誌「FLASH」が報じた。「FLASH」によると、大林と噂の男性とは、神戸市の名門ゴルフ場で熱々のゴルフデートをした後、大林の宿泊するホテルに姿を消したという。「芸能界一結婚できない女」の結婚は?女子バレーボールで活躍していた頃の大林はアイドル的な人気があったが、芸能界に入ってからは「芸能界一結婚できない女」と言われるようになり、大林自身も自虐ネタを披露している。噂の男性は?「海月館」で常務を務める30歳のお相手は、身長183CMと大林より1CM身長が高い。ホテルの従業人によると、若いのに貫禄があり、思いやりがあり、気遣いが出来る人と高評価。また、ルックスも中村俊介似で若い娘にもおばさんにもモテるという。大林の周囲の反応この、ロマンスの噂を受けて、大林の友人や周囲はこのビッグチャンスを逃したら、もう二度と無いからと二人の結婚に乗り気だという。元の記事を読む
2012年05月16日