女優の波瑠(26)が19日、自身のブログを更新し、ショートヘアにイメージチェンジした姿を公開した。また、自身が主演をつとめるTBS系ドラマ『あなたのことはそれほど』(毎週火曜22:00~)の最終回についてつづった。波瑠は20日に放送される最終回について「天罰が下る?なんだかんだうまく収まる?」と書き出し、「どっちでもいいかな。自分とは関係ない夫婦のことだもの」とコメント。「正しいとか間違いとか、そういう軸を持って考えてたら不倫はしないでしょうし。自分が傷つけたわけでもない人に、それは間違いだとか、ひどいとか言われてもですし。本人たちだってああそうですか、間違いなのはまぁわかってますけど。ってぐらいのことでしょう」とつづった。続けて、「もちろん不倫はいけないと思います」と意見。「でも赤の他人が清く正しく生きていてるかどうか、私はあんまり興味ないなぁ、なんてことも思っちゃいます。ただ、もし身近に不倫が実際にあったら、どう思うかもわからないですけどね。簡単に言い切れることは何もないんでしょうね」と、波瑠自身の"不倫"の考えた方などを明かし、「この物語の結末にムカムカしたとか、笑えたとか、どう受け取ってもらってもそれはお任せします。楽しんでいただけますように」と呼びかけた。また、「明日放送の、『踊る!さんま御殿!!』(夜7:56~8:54)の番組内のどこかで、私が出演する特別CMが一回だけ放映されます。当日だけの限定CMで、更に視聴者の皆さんに参加していただけるので、是非参加してください!」と特別CMの告知も。最後には「それから最後になりましたが、髪を切りました」と、ばっさりカットしたショートヘア姿を公開し、「あなそれもCMも、よろしくお願いします」と締めくくった。ショート姿に、「やっぱり波瑠ちゃんショートカット似合うな~可愛い」「やっぱりショートヘアの方が爽やかに似合いますね!素敵です」「はるちゃんはショートヘアーが似合います!」「波瑠ちゃんのショート大好きです!」と絶賛の声が続々寄せられている。
2017年06月19日波瑠主演の連続ドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系 毎週火曜22時~)の第5話が5月16日(火)に放送。波瑠演じる妻・美都の不倫が発覚しても「永遠の愛」を誓った、いや押し付けた涼太(東出昌大)でしたが、その嫉妬心が燃え上がり、いよいよ報復を開始します!■鈍感力を誇る美都も気がついた! 私の夫は普通じゃない!?さすがの鈍感力を誇る美都も前週の結婚記念日のやりとりで、「私の夫は全然普通なんかじゃなかった」と気づきました。何といっても、涼太の過剰な笑顔攻撃が恐ろしい。生気のない目をギラリと光らせるエイリアン系の涼太よりも、フルスロットルの笑顔の方が怖いなんて…。東出昌大、いい感じ。2人は相変わらずぎこちない仮面夫婦を続けていきます。美都と有島(鈴木伸之)の逢瀬の口実に使われていた美都の親友・香子(大政絢)は、美都と同族に見えて、じつは意外と真面目だったことが判明。美都の不倫に猛反対で、涼太について「ただ気持ち悪い」と本音をぶちまける美都に「最低!」と怒りをぶつけます。正直、多くの視聴者にとって香子の声が、気持ちを代弁している感じではないでしょうか。このドラマ、ヒロインに共感して「応援したい」なんて気持ちよりも、むしろ不倫されても家庭を守ろうとする涼太側にエールを送りたくなる気持ちもわかる気がします。■クレバーな良妻賢母、有島の妻・麗華のちくちく攻め子宝に恵まれた有島の妻・麗華(仲里依紗)は、洞察力が強くクレバーないわゆる良妻賢母。一見、家庭は平和そうに見えますが、麗華が通っている陶芸教室が美都と同じだったことが判明し、そのやりとりで美都の嫉妬心が覚醒してしまいます。なんと前半で、美都は陶芸仲間からの頼まれごとを装い、有島宅を直撃! この美都の奇襲攻撃には、さすがに賢い麗華もビビりました。ただ、この件について、麗華は決して頭ごなしに有島を攻めたりはしません。ただ「自分はすべてお見通し」という顔つきで、有島をちくちくとつついていきます。■能天気な有島に涼太が反撃!ここまではいちばん能天気に構えていたのは有島でした。ところがようや涼太の反撃で「まずい」と気づきます。なんと! 美都のケイタイから電話番号や住所をチェックした涼太が、公園に出かけた有馬ファミリーの下へお仕掛けるんです。まさに「柴犬の乱」の火蓋が切られました! 最初は目の前に現れた涼太が、美都の夫だと気づかなかった有島ですが、とうとう涼太から「有島さん」と名前を呼ばれてしまい、驚がくします。この直接対面の後、公園はいきなり豪雨に見舞われ、稲妻が! 涼太のいうところの「天罰」がくだったということでしょう。いくえみ綾の原作コミックどおりに進むのであれば、この先、ますますの修羅場が待っていそうです。皮肉にも涼太が美都を愛すれば愛するほど、美都の心は遠ざかっていきます。涼太は「押してもダメなら引いてみな」ということができないんですよね。ああ、じれったい。いよいよ第6話では「柴犬の乱」で燃え盛る炎に息をのみます。怒りのあまり、赤ワインを振り回しながら半狂乱化する涼太!さすがにこれまで不倫しても反省もしなければ、涼太に対して悪いとも思っていないなど、あまりにクズすぎた美都は反省してほしいところ。だけれど、もはや後戻りはできない。そしてこの先、どんな制裁を受けるのか? 何とも気になるところです。 あなたのことはそれほど /いくえみ綾 (著)/祥伝社文/山崎伸子
2017年05月17日女優の波瑠が13日、六本木ヒルズで行われたキリンビール『のどごしスペシャルタイム』発表会に出席した。キリンビールは、新商品『のどごしスペシャルタイム』を4月18日より新発売。それに伴い、イメージキャラクターの波瑠が出演した新CM「ティザー」編、「はな唄」編、「ツイスト」編を全国で放映をスタートし、発売前の「ティザー」編以外は同商品を手にした波瑠がはな唄を歌ったりツイストを踊ったりする内容となっている。春らしいシャツとロングスカート姿で登場した波瑠は新CMについて「完成したCMを見たんですが、色々とやったので恥ずかしかったです(笑)」と撮影を振り返り、「カメラの前でツイストやはな唄をやるのは恥ずかしかったですが、ポップで元気が出るCMになってうれしいです」と笑顔。ツイストしたシーンは「あの腰は酷かったですね(笑)。私は10年間芸能界にいますが、何もできないんです…。(監督には)甘くみていただきました(笑)」と謙そんしたが、「でも飲むシーンは飲みっぷりがいいと言われました。意識したわけではありませんが、すごく自然な顔だと思います」と自信も見せた。商品名にちなみ、「自身のスペシャルな時間は?」という問いに仕事面では「待ち時間ですね。私の中では何もしなくていいっていう許されている感じがするので、無になれて大好きなんです。ぼーっとするのが好きで、どこでもぼーっとできるんです」と答え、気になるプライベート面では「家にいることが好きなんですが、出掛けるとなると文房具カフェに行ったりします。特にレターセットが好きで、レターセットを覗くのが幸せなスペシャルな時間ですね」と回答していた。
2017年04月13日女優の波瑠(25)が16日、自身のブログを更新。ドラマ撮影中の居眠り姿を公開し、ファンから「かわいい」「癒やされました」などと反響を呼んでいる。きょう放送される金曜ロードSHOW特別ドラマ企画『北風と太陽の法廷』(日本テレビ系)に出演する波瑠。容赦なく相手を打ちのめす冷徹な弁護士・櫻川風香を演じる。「北風と太陽の法廷」と題したブログでは、無防備な"居眠り姿"を公開。「これは北風と太陽の法廷のロケ中。居眠りこいてます。基本的にはどこでもです。この頃はまだ一月でしたけど、日差しが気持ち良い日もありました」と撮影を振り返り、「ドラマ、お楽しみに」と呼びかけた。この投稿に、ファンから「居眠りしている姿も可愛」「寝顔、可愛い」「癒されました」「寝てる姿かわいいいいいいです」「居眠りめっちゃ可愛い」「綺麗だ」「何か一番無防備で一番素な感じでそそられます」「とっても気持ちよさそう~」「寝顔、超かわいいです!」などのコメントが多数寄せられている。
2017年03月17日女優の波瑠が19日、東京・丸の内の丸ビルで行われた「第33回全国都市緑化よこはまフェア」プレイベントに出席した。「全国都市緑化フェア」は、国土交通省提唱の下、毎年全国各地で開催され る花と緑の祭典。33回目となる今回は、3月25日~6月4日に横浜市で開催されることになり、そのPRイベントに波瑠が登場してフラワーアンバサダーに就任した。就任式では林文子横浜市長からバラのブーケを手渡された波瑠は「本当に可愛らしくて持っているとすごい香りもする素敵なブーケですね」と笑顔を見せ、アンバサダー就任に「全国都市緑化フェアという素晴らしいプロジェクトを応援する立場につけて光栄な気持ちです」と笑顔を見せた。3月25日からスタートする「全国都市緑化フェア」については「お話を聞いていると楽しみが散りばめられていますね。せっかく行くなら、自然がある里山エリアに行ってみたいと思います。行ったら(ブログ用に)いっぱい写真を撮りたいですね」と開催が待ち遠しい様子だった。波瑠にとっての横浜といえば、昨年日本テレビ系で放送されたドラマ『世界一難しい恋』のロケで訪れた地。「『世界一難しい恋』ではほとんど横浜にいました。大阪から帰ってきたばかりの頃で、すごく温かく迎えてくれて横浜の街が素敵ということもあり、景色が記憶に残る時間でした。夜は夜景が綺麗ですし、撮影しながら楽しんでいました」と振り返り、横浜の行きたい場所として「中華街に行って美味しいものを沢山食べたいです」と食いしん坊な一面も。また、横浜の理想のデートを問われた際は「出掛けるのも好きですので、お散歩したり夜景が見えるところでドライブに行ったら楽しいんじゃないかなと思います」と回答していた。なお、同イベントには林文子横浜市長のほか、俳優の三上真史、ノンフィクション作家の小松成美、チームラボ代表の猪子寿之も出席した。
2017年01月20日女優の波瑠が2日、自身のブログで着物姿を披露し、「めちゃくちゃ美人」「お人形さんみたい」などと反響を呼んでいる。「ふるさと。」と題したブログで、「今回は朱色の振袖を着させていただきました」と、2016年5月号からスタートした雑誌『婦人画報』の連載企画「波瑠のきもの・いろいろ」(2017年1月号)での着物姿を披露。「ずっしりと重たい朱色の本振袖。職人さんたちが重ねた時間と想いが染みていますからね」とつづった。そして、「赤、とひとくくりに呼ぶのはあまりにもったいないですよね。朱色、緋色、茜色と、もっと他にもたくさんの色がそれぞれの名前を持っています」とコメント。「種類分けをしたり、物事に線を引くことをゴールにしてしまうのはちょっと切ないです。『それ』を『何』と呼ぶことができなくても、知識の幅を広げて深めて、ひとつひとつを感じようとする瞬間を大切にしたいものですね」と思いを記した。この投稿に、「波瑠ちゃん似合ってる」「めちゃくちゃ美人」「お人形さんみたい!」「ほんとに癒されるし、元気の源です!」「波瑠ちゃん、ホント着物姿似合いますね~」「朱色のお着物姿、本当に綺麗です~!」「今日のブログはすごく心にしみますw」と絶賛の声が上がっている。波瑠はまた、「先日、おともだちのなっちゃんを家に呼んでもつ鍋を食べました」と、高校生の頃から仲良くしている友人と食事をしたことも報告。「博多の明太子をつかって卵焼きも作りましたよ。卵焼きをくるくるするのは、子供の頃からの密かな特技です。笑」と手作りした卵焼きの写真も公開した。
2016年12月02日亡き母から、誕生日ごとに届く10通のバースデーカードを通して、母の愛、子への想い、そしてそれを受け取る子どもたちの成長を、温かい視点で描いた家族愛の物語『バースデーカード』。脚本を通して役が語りかけてきたと話す、娘・紀子を演じた橋本愛と、作品を観たばかりで感動が抑えきれないという父親役ユースケ・サンタマリアが、映画の魅力、そしてここだけの裏話を披露してくれた。父と娘を演じた2人。賑やかで楽しい父親の横で、その話を笑いながら聞いている美しい娘という、スクリーンで見せる父娘とはひと味違った表情を見せてくれる。まずは、出演作を観てからインタビューを受けるのはあまりないというユースケさんが、“例外的”な思いを寄せることになった理由から。ユースケ:実は、自分が出たものを観られないという病にかかっていて(笑)、撮影が終わるとそのお仕事は終わりというのが普通。でも、この作品はPRのために愛ちゃんが僕の番組にも出演してくれたとき、主演を務めた女優さんが、これほど満足しているなんてどんな作品なんだろうと興味がわいた。この物語がとても好きだったこともあって、これはと思い、珍しく出演作を観たんです。いま、すごく温かい気持ちに包まれていて。もし自分が出演していなくても、何度も観返すような大事な作品になるだろうな。橋本:私の気持ちが伝わったことも、主演作をそこまで言ってもらえることも、すごく嬉しいです。ユースケ:ぜひ観てくださいという気持ちが伝わって来たよ。橋本:私は正直だから(笑)。ユースケ:そうなんだよ、愛ちゃんは正直者だからね。きっと作品が嫌いだったら、そもそもPRのために僕の番組に来てくれないよね(笑)。そこで思わず大笑いする橋本さんを見ながら、ユースケさんが続ける。ユースケ:だって、今日も服装からして気合いが違うでしょ。一緒にばっちり決めたしね。お母さんが若くして亡くなる話なんて、あざとくなりがち。宣伝だって、感動作とか、泣けるとかを強調しがちだけど、この映画に絶対にそういうのはいらないよ。橋本さんは、脚本が完成する前の早い段階から、映画の制作にかかわっていたそう。橋本:家族の愛を描いた、こういう王道の物語に出演するのは自分の中ではとても珍しいと感じましたし、未知の世界だったので怖さもありました。でも、その恐怖を慎重に取り除いて臨んだんです。王道の映画なのだけれど、斜めから見る隙も与えない。ひとつの感動的な愛を伝えるという目的にみんなが一緒に向かっていった結果、ちゃんと思いが伝わる作品になったと思える仕上がりになりました。ユースケ:共感できない人なんていないんじゃないかというほど普遍的。2時間ちょっとの上映時間ってけっこうな長さなのに一切飽きさせない。すべて必要なシーンだけでできている作品。それでもけっこう切っているんですけどね。僕が気に入っていたセリフなんかなくなっていたけど。橋本:そうなんですか!ユースケ:でも、それは必然だと思える。俳優である僕が“このセリフが好きだから残して”というのはエゴだからね。監督のセンスは素晴らしいし、完成作品を観て改めて実感したよ。橋本:私は、出演が決まる前に脚本を読ませて頂いて、亡き母からの手紙をこれだけ従順に受け入れていると、手紙がもらえなくなったとき、紀子が自分の足で立って生きていけるのかが分からなくて怖いという感想は監督に伝えました。それで、19歳で手紙を読まずに反抗するというシーンを作ってもらったんです。最初にいただいた脚本はかなり余白があったし、オリジナル脚本なので、変えていただいたところもありますね。ユースケ:知らなかった。そうだったんだ。愛ちゃんの意見でこういう物語になったんだ。反抗するシーンはとても大事だよね。そこで初めて亡き母からもらう手紙に疑問を抱く。19歳ってそういう年代。手紙が亡き母と自分を繋ぐとても大切な存在なだけに、手紙が来なくなったときどうなってしまうんだろうという不安の表れ。このエピソードがあるとないとでは全然違ったと思うな。橋本:実は最初の脚本を読んで、結婚相手がこういう男性では、とても好きになれないという、わがままも言いました(笑)。ユースケ:そうなの!中村蒼くんが演じた相手役の立石純くん、愛ちゃんの意見でああいう素敵な青年になったんだ。だって、父親としてアイツだったら娘をとられてもしょうがないもん。まあ、それでも嫌だけど(笑)。亡き愛妻の忘れ形見にして、男手ひとつで育て上げてきた愛娘。幸せを願っているけれど、本心では嫁にやりたくないという父の複雑な親心を、ユースケさんは見事に表現している。ユースケ:実は、不思議なくらい葛藤があった。僕、けっこうドライなほうなんだけどな。作品を観てびっくりしたのは、紀子の結婚式のシーン。バージンロードで娘を花婿に渡した後、幸せそうにしている新郎新婦の後ろで、僕がすごく苦しそうな顔をしてるの(笑)。あんな顔をしてるつもりなかったんだよね。ちょっと微笑んでいるぐらいのつもりだったのに。監督から、“紀子がついに嫁に行くというシーンですから”と念を押されていて、どっぷり入り込んでいたら、あんな顔になっていて。すっかり寂しい父親になっていました。僕としては、珍しいくらい。橋本:私も自然に紀子になっていましたね。脚本が完成する過程も観てきたこともよかった。すぐれた脚本だったので、人と人との会話がちゃんと成り立っていたし。脚本からキャラクターの声がきこえてきたから、その声を代弁して喋っていたという感じですね。こんなときに女の子はこうするということが、とてもよく描かれていたんです。それに、撮影当時、私自身が19歳だったので、同じ年代の紀子はとても親しみが持てたし、年齢による変化もよく分かったから、無理やり納得できないところを力技でもっていったというシーンはひとつもないですね。ユースケ:完成した脚本を現場で大幅に変えることはなかったけれど、ちょっとした言葉を付け足したり、語尾を除いたりとか、そういうちょっとしたことはあったよね。ただ、それが許されていたのは有難かった。たかだかひとことの違いでも、これでこのシーンは完成した、と思える理由になるものだから。そういうところからも、監督が俳優を尊重し信頼してくれていたのは分かった。もちろん僕らも監督はじめスタッフを信頼していたし。そういうものの積み重ねが、作品を作っていくと実感できる作品だった。そんな制作途中でのやりとりについて語り合ううち、話はいつしかタイトルへ。ユースケ:いまでこそ『バースデーカード』というタイトルに落ち着いたけれど、ほかにも案があったんだよね。愛ちゃんはどれがよかったの?橋本:ほかにありました?ユースケ:あったよ。『バースデーカード紀子の〇〇』とか、『バースデーカード君のまわりには何がある?』とかさ。副題を入れるのは、日本映画界の悪しき習慣で。橋本:そう、君のまわりに…(笑)。現場では『バースデイ・カード(仮)』だったんですよね。ユースケ:そう、『バースデーカード君のまわりには何がある?』もいいタイトルだけど、なんだか想像できちゃう。だから、僕は絶対に『バースデーカード』がいいと押していたんです。これでいくんですよねって念押しして。日本の映画もドラマも、タイトルで説明し過ぎ。ヒントだけで、ちょっと謎めいていたほうが絶対潔いし、お客さんの興味をそそるよって、俺はずっと言っていたんです。あんまりしつこく言うものだから、製作サイドが“じゃあ、これでいきます”と(笑)。橋本:じゃあ、これはユースケさんが推薦したタイトルだったんですね!(笑)ユースケ:ロビー活動をずっとやっていたの、待ち時間に。橋本:確かに、日本ではサブタイトルをつける傾向にありますからね。素晴らしい作品ほど、いろいろな細工をしなくても観客にきちんと伝わるはずだという、ユースケさんの強い思いが感じられるエピソード。感動させるための映画ではなく、感動を呼び起こすことのできる力を持った作品だという自負があるからこそ、余計なものは付け加えたくないという気持ちになったのだろう。母との死別という悲しい話がベースにある作品だが、本作を観ていると、別れる悲しみ以上に、人生で愛すべき人と出会えた喜びというものを感じる。橋本:私は人の死に立ち会ったことがまだないんです。家族が存在していることが当たり前になっている。だから、もし大事な人たちが明日居なくなったら、後悔することがあるかもしれないと考えてしまって。でも、後悔することがあるだろうと知っているのに、じゃあそうならないようにいま、愛や感謝を伝えておくことができるかというとそれはちょっと恥ずかしいと思ってしまう。自分の中にある、そんな愚かさを痛感するきっかけになりました。劇中には、紀子がとある質問をして母を悲しませてしまったことをずっと後悔しているというくだりがあるんです。それは当たり前の幸せがある毎日がいつまでも続くと思ってしまう、人間の普遍的な愚かさを映し出してもいるんでしょうね。ユースケ:でも、単なる悲しい物語じゃないのが、この作品の凄いところだよね。愛する人が亡くなる。そんな大きな出来事が冒頭にあるけれど、遺された家族は大きな悲しみを共有しているからこそ、すごく強く結びついていて、その中心には亡き母がいる。母が遺したものが家族にとってはものすごく大きくて、常に近くにいてくれると感じられる。常に彼女の気配があるんだよね。最後には、そんな母と家族の思いが繋がるシーンも待っている。ユースケ:それを表現できるのが映画のマジックであり、本作のマジックでもあるんだと思う。実はそのシーン、すごく待たされたんですよ。最初は1時間待ちですって言われていたのに、“何ならどこかに出かけてもOKです”と言われるぐらいの待ちになって(笑)。昼寝して起きてぶらぶらしていたのに、まだ撮ってる。何やっているんだろう?と不思議だったんですが実際に映画を観て、これは時間がかかって当然だし、待つ価値があったなと思うほどグッとくるいいシーンだった。そこもぜひ注目してもらいたいです。橋本:そうですね。できることはやったので、あとは多くの方に観てもらうことに勝負をかけています!愛する人との別れと、そこから生まれる喪失から、人は決して避けらない。そんな運命ゆえ、どうしても生まれる悲しみや後悔。でも、終盤に亡き母から届いた1通の手紙には、「思い通りじゃなく、後悔があっても、人生に満足している」と書かれている。すべてを抱えて生きていく…そんな人間の強さや愛しさがこの作品には詰まっている。(text:June Makiguchi/photo:Nahoko Suzuki)
2016年10月20日華奢なカラダからは想像もつかないほど、パワフルな演技力で人々を魅了する波瑠さん。朝ドラをはじめ、次々にドラマ主演を果たすなど、夢を叶え続けてきた波瑠さんに、ご自身が考える“しあわせの法則”についてお聞きしました。***「モデルをしていた10代の頃は、自分がどんなことにしあわせを感じるかなんて、考えもしませんでした。周りにいた同年代の女の子たちと同じように、例えばちょっといい化粧品を買うのが当たり前の楽しみだとか、“みんなと同じ”ことがしあわせなんだって、勝手に思い込んでいたのかも」独特の存在感で見る人を惹きつける波瑠さん。10代を通してモデルや女優として活動し、昨年、NHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロイン役で一躍注目の的に。地道な努力で運を引き寄せた彼女に、自身の“しあわせの転機”を尋ねてみると…。「長かった髪をばっさり切って、一人暮らしをはじめた頃は、転機といえたかもしれません。自分で選んだものを周りに置いて、生活の仕方もちゃんと一人で選択していく。そんな経験は人生ではじめてだったので、勉強になることはたくさんありました。お仕事の環境も変わる中で、『みんなと同じ枠にいなくてもいいんだ』とか『私はこういうことをして過ごすのが好きなんだな』ということにも改めて気づけました」自分の好きな時間に、行きたい場所に行く。人付き合いだって、無理にしなくていい――そうやって、自らの心の声に耳を傾けてみるだけで、どんどん気持ちが楽になっていったという。「一人でいることが孤独だなんて、全然思いません。特に最近は日常のほんのちょっとしたことに気持ちが満たされる瞬間も多くて。例えば、洗顔料をふわっふわに泡立てて、そこに顔をうずめる瞬間や、作り置き用のおかずを作っているときや、お気に入りの柔軟剤を使って洗濯しているとき…。“しあわせ”って、実はそういう小さなことの積み重ねなのかもしれないですね」生活の些細なことに目を向けるだけで自分自身がしあわせになれる、と波瑠さん。やわらかな雰囲気の向こう側にある、芯の強いまなざしがとても印象的。「とはいえ、落ち込むことだってあるんです。心とカラダは繋がっているから、そういうときはカラダのケアが最優先。DVDを流しながらゆっくりお風呂に入ったり、キャンドルをつけてみたり。根本的な問題解決はできなくても、気分転換ができればいい。それだけで、『よし!明日も頑張ろう!』って思えるんです」これまでにもつらい経験はあったけれど、何があっても自分の夢だけは貫いてきた。その自信が、波瑠さんの今のしあわせを引き寄せる鍵となったのだろう。「12年もお仕事をしているので、いろんなことがありました。でも大学に進学せず、学業と仕事との二足のわらじにしないで、ちゃんと女優という仕事に向き合い続けてきて良かったなって。これまでのこと全てが、私にとっては必要な経験だったんだと思います」◇はる1991年6月17日生まれ。東京都出身。来年1月13日(金)より放送予定のNHKドラマ10『お母さん、娘をやめていいですか?』に出演。主人公の早瀬美月を演じる。ニット¥10,000(レイ ビームス/レイビームス 原宿 TEL:03・3478・5886)ショートパンツ¥38,000(Sea New York/ブランドニュース TEL:03・3797・3673 )ストール¥30,000(スティーブン アラン/スティーブン アラン トーキョー TEL:03・5428・4747)※『anan』2016年10月26日号より。写真・杉江拓哉(Tron)スタイリスト・明石恵美子ヘア&メイク・今井貴子取材、文・瀬尾麻美
2016年10月19日「anan」2025号10/19発売は「しあわせの「引き寄せ」術。」特集。今週の表紙、波瑠さんの撮影ストーリーを紹介します。撮影終了後、波瑠さんの真剣な眼差しの先にあったものは…。人気を博した朝ドラ『あさが来た』の主演が記憶に新しい波瑠さん。あれから立て続けに主演作が決まるなど、まさに今号の「しあわせの引き寄せ術」特集にぴったりな女優さんです!撮影当日、彼女を一目見て本当に驚きました。小顔でいらっしゃるのはもちろん、こぼれそうに大きな瞳、肌の透明感、手足の指先までなんと華奢で美しい形をしてるんでしょうか…。「あさ」という役が元気はつらつでパワーに満ちていたこともあり、余計にギャップみたいなものを感じたのかもしれません。改めて、女優さんってすごいなぁ。今回は特集名通り、”しあわせ感”がパッと感じられるグラビアを目指しました。肌触りのいいニットに、ふわふわの柔らかなストール、素足でいる開放感、日差しを浴びる気持ち良さ……そこから自然とこぼれる波瑠さんの微笑みはパーフェクトです。そんな波瑠さんの、人生の転機やしあわせの見つけ方・感じ方もインタビュー。「人と同じ枠にいなくてもいい。大人になって、それに気づいた」と話す彼女は、自分と向き合う時間をたくさん持って、日々を丁寧に生きている印象でした。この撮影後、なにやら波瑠さんが真剣に何かに取り組んでいました。そっと覗き込むと、真っ白な布に、ヒゲおじさんの刺繍を必死にチクチク縫っているではないか!「刺繍、ハマっちゃったんです。ふふふ」と笑う彼女を見て、キュン死するかと思いました…。またなんでヒゲおじさん…可愛すぎますー。彼女みたいに、ちょっとした休憩にも、好きなことに触れるって大事なことですね。(S)
2016年10月18日女優の波瑠が13日、東京・代官山のTENOHA代官山で行われたキリンビバレッジの期間限定イベント「NAMACHA URBAN PICNIC」オープニングに登場した。キリンビバレッジは、お茶の新しい楽しみ方を体験できる期間限定のイベント「NAMACHA URBAN PICNIC」を、10月13~23日の11日間にTEHOHA代官山で開催。会場では同社の「キリン 生茶」をフルーツやハーブなどでアレンジした5種類のフレーバー生茶を無料で楽しむことができる。初めて訪れた同場所について波瑠は「全然知らなくてビックリしました。こんなに緑の多いオシャレな空間ができてビックリですよね。癒されるというか、スタンドみたいなのもあったりして癒される空間になっていると思います」と好印象。イベント中は、同会場で提供される生茶のフレーバー作りにチャレンジして「すごくオシャレなものを作っている感じでいい気分ですね(笑)。オシャレなお店で働いているような気分で楽しかったです」とご機嫌で「お買い物とかの休憩に寄っていただけるとうれしいです」とアピールしていた。イベントが行われた代官山は「オシャレなお店も多いですしお買い物しに来たりカフェでお茶したりします。友だちとか母親とお茶を飲みに来たりしますよ」と頻繁に訪れるとか。また、ドライブ好きの波瑠は「毎年、今年こそは紅葉を見に行くぞと思っているうちに冬になって行けないんです。今年こそは生茶を持参して行きたいですね」と誓いを立てながら「今は仕事で名古屋にいることが多いので、名古屋ならではのスポットを見つけられたらと思っています」と意欲を見せていた。
2016年10月13日女優の波瑠がこのほど、主演を務める関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(毎週火曜22:00~22:54)のクランクアップを迎えた。撮影を終え、監督から真っ赤な花束を受け取った波瑠は「3カ月前の暑い日にクランクインしてから、すごくあっという間だったなと感じています」と振り返り「かなりハードなシーンの撮影も多かったですけど、皆さん大きなケガもなく体調を崩すことなく、みんなで乗り越えられてすごくうれしく思います」と心境を語った。また、自身のキャラクターについて「すごく不思議な役で不安になったこともありましたけど、その度に皆さん相談に乗っていただいてありがとうございました。すごくいい経験をさせていただきました!」と、充実の表情で感謝の言葉を述べた。驚異的な記憶力があり、犯罪者の心理に異常なまでの興味を持つ女刑事・比奈子(波瑠)の活躍を描く同作。あす6日放送の最終回では、拉致・監禁されてしまった先輩刑事・東海林(横山裕)を救うため、比奈子は最悪の窮地に。殺人者とそうでない者の境界線に立つ比奈子が、かつて進言された通り、殺人者になってしまうのか、クライマックスを迎える。
2016年09月05日毎週火曜日放送中の波瑠主演ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」が、ついに9月6日(火)に最終回を迎える。波瑠さんが民放連続ドラマ初主演となる本ドラマは、心に「ある闇」を抱えた新人刑事・藤堂比奈子(波瑠さん)が、個性豊かなメンバーと共に不可解な殺人事件の犯人と対峙していく猟奇犯罪ミステリードラマ。先日放送の第8話では、捜査一課の刑事・片岡(高橋努)が脱走した殺人犯・佐藤都夜(佐々木希)を追って比奈子が滞在するホテルに駆けつけるが、そこで待ち受けていたのは都夜ではなく、突然現れた謎の女性に首を切りつけられてしまう。「比奈子、久しぶり」 目深にかぶった帽子を取ってそう語りかける姿を見て絶句する比奈子。彼女こそが、高校時代比奈子に「自分らしく人を殺せばいい」と言ってナイフを手渡した因縁の相手・真壁永久(芦名星)だった。さらに拉致・監禁されてしまった東海林(横山裕)を救うため、永久によって比奈子は最悪の窮地に陥ってしまう。殺人者とそうでない者の境界線に立つ比奈子は、かつての永久の進言通り殺人者になってしまうのか? 闇を抱える女刑事の物語は驚愕のクライマックスを迎えることになる…。比奈子の因縁の相手として芦名さんが出演した前回。第8話のラストでは、突然片岡が切りつけられてしまうショッキングな展開に加えて、突如登場した真っ青な目をした彼女に、「芦名星ちゃん、殺人鬼似合い過ぎ、美しすぎ」「芦名星ちゃんかー。綺麗で怖い」「目が青くて怖い芦名星さん最高」などと、SNS上では驚きの声も挙がっていた。永久との再会をきっかけに、比奈子はどんな答えを見出すのか。結末はどうなるのか楽しみだ。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」は毎週火曜日22時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年09月01日女優の波瑠が、あす2日深夜(2:25~2:55)に放送される関西テレビの音楽番組『ミュージャック』(関西ローカル)に登場し、主演ドラマの主題歌を歌うロックバンド・[Alexandros]と対談する。波瑠は、同局・フジテレビ系ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(毎週火曜22:00~22:54)に主演しており、[Alexandros]は主題歌の「Swan」を担当。初対面の両者だったが、[Alexandros]の磯部寛之が「一重の僕としては、二重の波瑠さんがうらやましいなと。二重の方は、顔がむくまないですよね」と持論を展開すると、すかさず波瑠から「むくみますよ」と突っ込まれる場面も展開される。また、ボーカル・ギターの川上洋平は、波瑠に対して「想像していたよりもやわらかい方なんですね。ドラマの役柄の印象があって、キツイこと言われるのかと思っていました」と、緊張して対談に臨んだことを告白する。
2016年09月01日今年で39回目を迎える日本テレビ系「24時間テレビ39愛は地球を救う」が、8月27日(土)今夜から28日(日)にかけて放送となる。今年も「愛~これが私の生きる道~」をテーマに様々な企画や番組がオンエアされる。1978年に第1回が放送され、今や日本の夏の恒例行事の1つとなった「24時間テレビ」。今年はテーマの「愛」に支えられ強く前向きな“生きる道”を選んだ人々にスポットを当て「生きるヒント」と「愛」と「幸せ」をもう一度考え直すきっかけとなる番組を目指す。メインパーソナリティーは2009年以来、4人体制では初となる「NEWS」、チャリティーパーソナリティーは女優の波瑠が初担当。チャリティーマラソンランナーは林家たい平。総合司会は羽鳥慎一と日本テレビアナウンサーの水卜麻美、24時間テレビサポーターに徳光和夫、スペシャルサポーターに今田耕司、番組パーソナリティーをオリエンタルラジオがそれぞれ担当する。放送は27日(土)18時からスタート。21時ごろからは「NEWS」の加藤シゲアキさんと沢尻エリカさん出演のドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」が放送される。原作は新井淑則氏の「光を失って心が見えた 全盲先生のメッセージ」。加藤さん演じる教師の男性が全盲となって一時は自殺まで考えるものの、沢尻さん演じる妻や周囲の支えによって再び中学校で教鞭をとるに至るまでの実話をドラマ化。中学校の国語教師として、生徒たちに本気でぶつかっていた新井。妻・真弓と3人の幼い子どもに囲まれ充実した幸せな日々を送っていたが、それは突然終わりを告げる。新井は網膜剥離を発症、視力を失ってしまう。もう生徒に授業をすることも、愛する我が子たちの成長した姿を見ることも叶わない。真っ暗な絶望の中、家に閉じこもり、家族にあたり散らし、ついには、自殺まで考えるようになるが、そんな新井を支え、前を向かせてくれたのは、家族や教え子、友人たちの存在だった。「もう一度中学校の教師に」という夢への挑戦を新井は決意するが、それは長い長い苦闘のはじまりだった…というストーリー。加藤さんと沢尻さんのほか、新井の大学時代の先輩・青井修平に小泉孝太郎。新井を慕う元教え子の緒ノ崎快に「ジャニーズWEST」の小瀧望。弱視のハンディを乗り越え高校で教師を続けている宮城道雄に若林正恭。リハビリテーションの支援員・榊京太に加藤さんと同じ「NEWS」の小山慶一郎。盲目になった新井のために行動をおこす大澤町長に中村梅雀。真弓の母・弓子に風吹ジュン。新井の父・新井則安に橋爪功が出演する。また、番組では女優の石原さとみがアフリカ・ケニアを訪れた様子を放送する。映画『風に立つライオン』でアフリカ・ケニアの戦傷病院で働く看護師・草野和歌子を演じたことから「アフリカと向き合うことを自分のライフワークにしていきたい」と思うようになった石原さん。今回石原さんはケニア・シアヤ郡で現地の“水”問題と向き合う。子どもたちや女性が1日数回往復1時間かけ川や沼で水汲みを行っているシアヤ郡に向かった石原さんは、機械や燃料を全く使わず少人数で井戸が掘れる日本の伝統的な技術「上総掘り」を駆使し井戸を掘り、“安全な水”を確保することに人生をかける日本人女性・越後比佐代氏に出会い、越後さんとともに「上総掘り」で井戸を完成させることを目指す。「NEWS」や波瑠さん、そして石原さんをはじめとする出演者が力を合わせ、世界を“愛”の力で応援する「24時間テレビ39愛は地球を救う」は8月27日(土)18時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年08月27日来週から放送開始となる、波瑠主演の新ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」。この度、新たに篠田麻里子が制服警官役で出演することが決定した。藤堂比奈子(波瑠) は、警視庁刑事部捜査第一課に配属された新人刑事。事件の情報をイラストに描きとめれば決して忘れない彼女は、上司の 厚田巌夫(渡部篤郎) にその驚異的な記憶力を買われ、先輩刑事の 東海林泰久(横山裕) 、倉島敬一郎(要潤) らと共に、ある変死体発見現場に向かう。そこには、かつて起きた未解決殺人事件の容疑者だった男の変わり果てた姿が。現場の状況、さらに監察医・ 石上妙子(原田美枝子) による解剖所見からも男は自殺したと推測される。しかし、それは到底自ら行ったとは考えられないほど凄惨な死に方で、しかも男が容疑をかけられていた殺人事件と同じ方法だった! これは本当に自殺なのか?それとも…。不可解な自死事件の謎が深まる中、さらなる殺人事件が発生!比奈子は捜査中に出会った心療内科医師・ 中島保(林遣都) にアドバイスを求めるが――。原作は、内藤了の「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ(角川ホラー文庫刊)。「第21回日本ホラー小説大賞」読者賞受賞作を受賞した「ON」のストーリーをベースに、続編である「CUT」「AID」「LEAK」に加えて、ドラマオリジナルのストーリーも展開し、捜査班の活躍を描いていく。今回篠田さんが演じるのは、波瑠さん演じる比奈子の親友で同僚、交通課巡査の鈴木仁美役。明るく社交的な性格で、異性との出会いを求めて合コン三昧の日々を送っており、合コンが苦手な比奈子も度々誘われている。また、署内の事情にも詳しく、東海林泰久(横山裕)が違法捜査に手を出しているといううわさも知っていて、東海林に気をつけるよう比奈子に注意を促しているという役どころだ。自身初の警官制服に身を包み、普段とは違うロングヘアで仁美を演じる篠田さんは「この制服ってなかなか着れることがないので、すごく貴重な体験ですし、意外に動きやすいんだなって思いました(笑)。ぜひこの姿で逮捕したいなって思います!」とコメント。またドラマの出演が決まった感想については「波瑠さんの親友役と聞いて光栄だなと思って、速攻でやりたいなって思いました!」と喜んだという。波瑠さんとは今回がドラマ初共演。「透明感があってほんわかしていて…。自分もショートカットなんですけど、波瑠さんって本当にショートが似合うなって思っていたんです」と波瑠さんの印象を語っていた。次々と猟奇的な事件が起きる本作で、仁美と比奈子の親友コンビのやり取りはホッと一息つく場面となりそうだ。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」は7月12日(火)22時~フジテレビ系にて放送。(初回、21時~2時間スペシャル)(cinemacafe.net)
2016年07月08日女優の波瑠が、きょう29日(19:00~23:13)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ホンマでっか!?TV』(レギュラーは毎週水曜21:00~21:54)の4時間超スペシャルに出演し、キス顔を披露する。今夜の放送では、7月スタートの同局系ドラマの出演者が集結。この中で波瑠は、さまざまな"モテしぐさ"を紹介するコーナーで、「彼がお肉を焼いている時のモテしぐさ」を実践し、瀬戸康史にキス顔を披露する。その姿に、スタジオからは絶叫の声も。"一見あり得ないようで参考になるモテしぐさ"に、瀬戸は「端から見てると『気持ち悪い』とか『ないない』って思うんですけど」と言いながら、「いざされてみるとグッときます!」と、まんまと魅力にハマってしまう。このコーナーでは他にも、桐谷美玲が瀬戸に「食材の準備をする時に使えるモテしぐさ」「BBQ終わり星空を見る時のモテしぐさ」、桐谷が遠藤憲一に「みんなで乾杯する時に使えるモテしぐさ」、波瑠が遠藤に「虫に刺された背中をかく時に使えるモテしぐさ」を披露する場面も見られる。また、各評論家からテーマに沿って出される問題に答え、"潜在的に1番
2016年06月29日女優の波瑠が5月24日(火)、都内で『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』の公開アフレコを実施。女優として大ブレイク中の現状に「貴重な経験も多くありがたいですが、実感ないです。普通に街を歩いているし、気づかれない」と心境を語った。夏の風物詩である「アンパンマン」の映画シリーズ28作目にあたる本作で、波瑠さんが演じるのは、おもちゃの星からやってきたゼンマイ仕掛けのお姫様・ルンダ。「みんなが自分のために何かをしてくれることが当たり前」と思っているワガママな性格だが、アンパンマンと仲間たちに出会い、大切なことに気づくという役どころだ。ハリウッド映画の吹き替え経験はあるが、アニメーション作品の声優は初めての体験。子どもの頃から「アンパンマン」は、「身近な存在だった」そうで、「こんな自慢できることはないですよ。いつか自分に子どもができたら、『ママが声優やったんだよ』って自慢したい」と鼻高々。もちろん「普段のお芝居とはまったく違って、すべてが難しい」といい、「皆に愛される世界を自分の声が壊してしまうんじゃないかと不安もありました」と不安もあったようだ。今回演じたルンダについては、「確かにちょっとワガママですけど、素直で勇気がある女の子ですね。私は・・・違いますね。こんなすてきな女の子になりたい」とも。連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインを好演した後、「嵐」の大野智主演ドラマ「世界一難しい恋」のヒロインも好評を博し、7月クールのドラマも決定したばかり。多忙を極める波瑠さんに、“元気の源”を聞くと「ご飯が食べられて、寝る時間があれば・・・」とコメント。「大丈夫です。(時間は)なくはないです」と笑顔を見せていた。『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』は7月2日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月24日7月期のフジテレビ系火曜22時放送の新ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」にて、女優・波瑠が民放連続ドラマ初主演を果たすことが明らかになった。波瑠さん本作で自身初となる刑事役に挑戦する。藤堂比奈子(波瑠)は、警視庁刑事部捜査第一課に配属された新人刑事。事件の情報をイラストに描きとめれば決して忘れない彼女は、その驚異的な記憶力を買われ、ある変死体発見現場に向かう。そこには、かつて起きた未解決殺人事件の容疑者だった男の変わり果てた姿が。現場の状況から男は自殺したと推測される。しかし、それは到底自ら行ったとは考えられないほど凄惨な死に方で、しかも男が容疑をかけられていた殺人事件と同じ方法だった。これは本当に自殺なのか?敏腕先輩刑事やオタク鑑識官、さらには死神と呼ばれる女性監察医など個性豊かなメンバーたちに支えられながら、次々と起こる不可解な猟奇殺人事件の捜査にあたる比奈子。心に“ある闇”を抱え、殺人者の心理に興味を持つ彼女の運命が、様々な犯罪者との出会いにより大きく動き出していく――!原作は、内藤了の「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ(角川ホラー文庫刊)。「第21回日本ホラー小説大賞」読者賞受賞作を受賞した「ON」のストーリーをベースに、続編である「CUT」「AID」「LEAK」に加えて、ドラマオリジナルのストーリーも展開し、捜査班の活躍を描く。主演は、連続テレビ小説「あさが来た」で主人公を演じ、現在放送中のドラマ「世界一難しい恋」では、主演・大野智のヒロインを好演するなど、いま最も波に乗っている波瑠さん。今回彼女が演じる藤堂比奈子は、警察学校を優秀な成績で卒業し、刑事部に配属された新人刑事。母親の形見である「進め!比奈ちゃん」と書かれた七味缶をお守りとして常に持ち歩き、何にでもその七味を振りかけ、周りから変わり者扱いされている。一見すると、明るく真面目な比奈子だが、彼女には誰にも明かしていない心の闇があったのだ。比奈子が刑事になった理由、それは 「人を殺す者と殺さない者の境界はどこにあるのか?」という疑問を解決するため。凄惨極まりない猟奇殺人現場でも平然と捜査に取り組んでいくが、強すぎる探求心から時に単独で殺人犯に接近しようとする危険な一面をのぞかせることも。今回の決定に波瑠さんは「刑事役も初めての経験ですが、喜びも苦労も全部思いっきり味わいたいです!」と意気込み。「比奈子は食べ物や飲み物に必ず七味をかける不思議な女の子ですが、そういう部分も含めて少し謎めいた一面があります。ドラマの中で徐々に明らかになっていくものがあると思いますので、私も今後どうなっていくか楽しみです」とドラマについて語り、「人の美しさだけではない、傷や苦しみ、怒りなどの感情も描かれていく作品になると思います。藤堂比奈子の歩む道がどんなものになるのか、皆さんに見届けていけたら嬉しいです!」とメッセージを寄せた。またプロデューサーの河西秀幸は、「これまで波瑠さんが“芯の強い女性”“純真無垢な女性”“ミステリアスな女性”など様々な女性を魅力的に演じる姿を拝見してきました。主人公の比奈子は、一見すると感情豊かですが、ある“心の闇”を抱えており、それを周りに気付かれないよう巧みに生きています。そんな二面性を持つ女性だからこそ、波瑠さんに演じていただけたら」と起用理由について語った。最高にゾクゾクする猟奇犯罪ミステリードラマとなっていく本作。波瑠さん扮する刑事ドラマ史上最も“異常な”ニューヒロインの誕生に期待大だ。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」は7月より毎週火曜日22時~フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年05月21日映画『湯を沸かすほどの熱い愛』が、2016年10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開される。主人公・双葉役は『紙の月』で日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞ほか、2014年の賞レースを総なめにし、日本を代表する女優・宮沢りえ。彼女は脚本を読み、「心が沸かされた」と出演の経緯を語り、会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持つ“お母ちゃん”を熱演している。その娘、安澄役には、今もっとも注目の実力派若手女優のひとり・杉咲花が抜擢された。さらに、頼りないけどなぜか憎めないお父ちゃんを演じるのはオダギリジョー。旅先で双葉と出会い、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年・拓海役に松坂桃李らが脇を固める。監督は、ベルリン国際映画祭など各国の映画祭で絶賛された映画『チチを撮りに』の中野量太だ。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に会わせるところからストーリーは展開される。余命わずかという宣告を受けた双葉が、その日から実行していく「絶対にやっておくべきこと」。ぶつかり合いながらも、次第により強い絆で結びついていく家族たち。“死にゆく母と、残される家族の愛と絆”という普遍的なテーマを、想像できない展開とラストで紡ぎだす、驚きと感動の詰まった家族の物語。“新しい家族の物語”を彩っていく。『湯を沸かすほどの熱い愛』への出演の決め手を教えてください。宮沢:作品のラストシーンが大好きで。タイトルにも込められていますが、全てのシーンはラストのために重ねられていくと言っても過言ではないと思っているくらいです。また、双葉の持つ中々ないエネルギーや愛にすごく惹かれたというところでしょうか。杉咲:作品に「優しさ」が溢れている点に魅力を感じました。物語の中で、キーとなるシーン以外でも「優しさ」がとっても詰まっていて。例えば、安澄が絵の具を同級生にたくさんつけられてしまい、お母ちゃんが学校に来るシーンがあるんですが、そこで、そのことに関してお母ちゃんは何も触れず、ただ「何色が好き?」って聞くんです。その言葉のいらない、包んでくれるような「優しさ」のあるシーンがすごく好き。親子役を演じてみてお互い、いかがでしたか。宮沢:正直彼女が演じているところをたくさん見てきたわけじゃなかったので、その分余計な先入観もなく。逆に花はすごく緊張したと思いますが、彼女に会ったときに、嘘のない人=小手先で芝居をする人ではないな...と思ったんです。自分の心の奥底のものも一緒に放出しないと、太刀打ち出来ないぞと。こういう役をやるときに、遠慮ほど邪魔なものはないんですよね。それをなくしてもらいたかったので、作品に入る前にお互い連絡を取り、作品とは関係のない会話を重ねていって、遠慮をなくした上で撮影に入りました。スタートが高いところから入っていけたのが、映像に溢れているなと思います。杉咲:宮沢さんとご一緒させて頂けることを光栄だななと思いながらも、緊張感がありました。でも、それに負けちゃだめだなと、自分と戦わないとって思っていました。 撮影する前に、宮沢さんがどれだけ現場で時間かかっても、何も気にしなくていいよと声をかけてくださって。その言葉を頂いて、私が持っていた必要以上の緊張感が排除されて、すごくありがたかったです。それぞれの役を演じる上で一番大変だったことは何でしょうか。宮沢:余命というものを受けた人の気持ちをリアルに想像する日々は、やはりすごく精神的な強さが必要でしたね。また、そのテンションや集中力を保ち続けるということが大変でした。杉咲:役を掴めるまでの期間がとても難しかったです。私の演じる安澄はすごく弱い子なんですが、私自身がそのまま演じようとすると、もう少し強い人になってしまうので。”もっと弱い人だよ”と監督に教えてもらいながら進めたのですが、その過程は悩みました。でも、そこでやっと安澄が分かってきて、撮影する前に家族のような関係性を宮沢さんや蒼ちゃん(鮎子役)と作れていけた時に、改めてお母ちゃんの病気を受け止めるというのも苦しかったですね。お二人にとって、ずばり「家族」とは。宮沢:「損得なく愛し合える関係」でしょうか、家族って愛し合うことが当たり前ですよね。でもこの作品に関わって、本当の親子だけが家族じゃないなと感じました。血の繋がりだけが家族ではなく、そう想える人は家族なんだなって。私はこの作品を通して、花という家族ができたなと思います。杉咲:「何があってもその人のために、何でもできる」そんな関係性。わざわざ愛しているとか確かめ合わなくても、分かっているんですよね。だから、その人のために何かしたくなる。考える前に、体が動いてしまう、そんな関係だと思います。好きなブランドは何ですか。また本日のファッションチェックをさせてください。宮沢:ヴァレンティノ(VALENTINO)は、自分の体のラインと服のパターンがとても合うので、好きですね。着心地の良さが一番なので、そういう意味でもお気に入りです。 あとはアーツ&サイエンス(ARTS&SCIENCE)やマイラン(MYLAN)など、素材が良く、流行りに乗りすぎていない服が好きです。今日はヴァレンティノのベルベットワンピースを着ています。杉咲: 私はコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)が好きで、いつも見に行って試着しています。今日はトップスが20,000,000 fragments(20,000,000 フラグメンツ)、スカートがミントデザインズ(mintdesigns)です。最後に、映画を見た人々に何を持ち帰ってほしいですか。宮沢:余命を宣告された双葉という人が、残りの命をどう生きるかということを通して、みなさんの日常の景色が、いつもよりも明るく美しく見えたらいいなと思います。そして、そんな事を感じさせてくれる映画になったと思うので、好きな人と、また1人でも劇場に来て頂けたらと思います。杉咲: 私は試写を見たときに、自分の大事な家族や友達に必ず見てもらいたいと思いました。見てくれた人にとっての大事な人を、もっと愛せるきっかけになるような映画になっていると思います。【作品情報】映画『湯を沸かすほどの熱い愛』公開日:2016年10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開出演:宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー、松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎、伊東蒼脚本・監督:中野量太製作:「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会(クロックワークス、テレビ東京、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、パイプライン、NTTぷらら)2016年/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/125分© 2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会【ストーリー】私には、死ぬまでにするべきことがある。銭湯「幸の湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から、彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に合わせる…母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく家族。そして母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母をおくることを決意する。
2016年05月05日2016年夏、「NEWS」がメインパーソナリティーを務める「24時間テレビ39愛は地球を救う」の「チャリティーパーソナリティー」に、女優・波瑠が抜擢された。1978年に第1回が放送されてから、今年で39回目を迎える日本テレビの「24時間テレビ」。今年のテーマは「愛~これが私の生きる道~」と発表され、“愛”に支えられ、強く前向きな“生きる道”を選んだ人々にスポットを当て、 「生きるヒント」と「愛」と「幸せ」をもう一度考え直すきっかけとなる番組を目指すという。毎年、メインパーソナリティーやスペシャルドラマの主演が誰になるのか、そのキャスティングに注目が集まる中、今回は、メインパーソナリティーを4人体制では初となる「NEWS」が、そしてチャリティーパーソナリティーを女優の波瑠さんが初担当する。波瑠さんと言えば、連続テレビ小説「あさが来た」で一躍お茶の間の人気者になった、人気急上昇中の女優。モデルとしても活躍し、女優デビュー以降は『恋空』『アフロ田中』『100回泣くこと』『潔く柔く』『アゲイン 28年目の甲子園』『グラスホッパー』と数々の映画や「14才の母」「ごめんね青春!」「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」とテレビドラマへも出演。現在は、「嵐」大野智と共演で「世界一難しい恋」に出演中だ。波瑠さんは、「今回チャリティーパーソナリティーに選んでいただけて、正直なところ不安もありますが光栄な気持ちです。24時間テレビを通して本当に大切なものは何かということを考え、伝えていけたらなと思います。見てくださるみなさんの近くにいるつもりで、この番組を楽しみたいと思います!」と意欲を寄せた。また、「24時間テレビ39」総合プロデューサーの岩下英恵は、今回の決定に際して「波瑠さんは、老若男女、誰からも愛され、凛とした存在感が非常に魅力的な方だと思います。波瑠さんの持つ優しさと芯の強さで感じた『愛』を、波瑠さんらしく表現してもらい、伝えて頂きたく、24時間テレビチャリティーパーソナリティーをお願いさせて頂きました」とコメント。今回の起用にネット上では「波瑠ちゃんが24時間テレビのパーソナリティになったのは嬉しい!24時間ずっと見ちゃうかも(笑)」「波瑠ちゃん24時間テレビ頑張です!」と喜びの声が上がる中、「瑠ちゃんパーソナリティやる流れで紅白の司会とかやりそー」と、早くも今後の“司会業”での活躍を予想するコメントも見られた。「24時間テレビ39愛は地球を救う」は今夏、日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月27日女優の波瑠が、今夏放送の日本テレビ系『24時間テレビ39』のチャリティーパーソナリティーに決定したことが27日、明らかになった。波瑠は初のチャリティーパーソナリティーとなる。波瑠は、昨年10月から半年間、NHK朝ドラ『あさが来た』の主演を務め、これに続く形で、4月スタートの日テレ系ドラマ『世界一難しい恋』にヒロイン役として出演。『24時間テレビ』のチャリティーパーソナリティーは、2014年を杏、2015年を松下奈緒が務めており、今年の波瑠で、NHK朝ドラ主演女優が3年連続で担当することになる。波瑠は「今回チャリティーパーソナリティーに選んでいただけて、正直なところ不安もありますが、光栄な気持ちです」と喜びを語りながら、「24時間テレビを通して、本当に大切なものは何かということを考え、伝えていけたらなと思います」と抱負。「見てくださるみなさんの近くにいるつもりで、この番組を楽しみたいと思います!」と意気込みを示している。岩下英恵総合プロデューサーは、波瑠を「老若男女、誰からも愛され、凛とした存在感が非常に魅力的な方」と評した上で、「優しさと芯の強さで感じた『愛』を、波瑠さんらしく表現してもらい、伝えていただきたく、24時間テレビチャリティーパーソナリティーをお願いさせていただきました」と起用理由を話している。今年のテーマは「愛 ~これが私の生きる道~」で、"愛"に支えられ、強く前向きな、"生きる道"を選んだ人々にスポットを当てて放送。メインパーソナリティーは、アイドルグループ・NEWSが7年ぶりに務める。
2016年04月27日笑福亭鶴瓶と森川葵が司会で事前の徹底取材からゲストの素顔に迫るトークバラエティー「A-Studio」が22日(金)今夜放送され、女優の波瑠がゲスト出演する。雑誌「Seventeen」や「non-no」でモデルとして活動。映画『アゲイン28年目の甲子園』、『グラスホッパー』やドラマ「ごめんね青春!」などへの出演を経て、NHK連続テレビ小説「あさが来た」で国民的女優へと成長を遂げた波瑠さん。波瑠さんは2013年4月から翌年3月まで「A-Studio」の5代目アシスタントを務めており、今回、ゲストとして同番組に帰って来ることとなった。同番組司会の鶴瓶さんとは「あさが来た」でも共演しているだけに、今度は“徹底取材”される側にまわった波瑠さんが鶴瓶さんと繰り広げるトークも必見だ。現在は毎週水曜22時から日本テレビ系ドラマ「世界一難しい恋」で「嵐」の大野智と共演。大野さん演じる一流ホテルの若き社長との恋の行方も見逃せない。「A-Studio」は22日(金)23:00~TBS系で放送。(笠緒)
2016年04月22日朝ドラ「あさが来た」のヒロイン・波瑠がクランクアップ後初のバラエティー番組となる「とんねるずのみなさんのおかげでした~波瑠が来たから春がきた!超豪華特大3時間半SP~」に、人気子役の寺田心らと参戦。「とんねるず」が一般人の夢をかなえるために突然訪問する企画「とんねるずは突然に」コーナーにスタジオから出演する。1988年の番組スタート以来、高い人気を博している「とんねるずのみなさんのおかげでした」の2016年最初のスペシャルは、「とんねるずは突然に」&「博士と助手細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」の超豪華2本立て。昨年のクリスマスイブSPの放送で、「とんねるず」の石橋貴明と木梨憲武が一般人の夢をかなえるために突然訪問を行った「とんねるずサンタは突然に」が大好評だったため、今回のスペシャルでも「とんねるずは突然に…日本縦断スペシャル」として全国各地の一般家庭を突然訪問する。今回は全国から5万通以上の応募が殺到し、その中から選ばれたのは5軒に突撃。もちろん事前連絡などはなし、訪れるのは木曜日か金曜日という情報しかないため、2人の突然の訪問には予想外のハプニングが続出!それでも、選ばれた5軒では「とんねるず」と至福の時を過ごし夢を叶えていた。そのスタジオに、朝ドラ「あさが来た」で日本初の女子大学設立者である明治の実業家・広岡浅子を好演した波瑠さんが登場。“五代さま”ことディーン・フジオカというブレイク男子を生み、“姉”・宮崎あおいや“夫”・玉木宏、“娘”・小芝風花ら、ヒロイン・あさを見守る家族や社員たちの魅力も相まって、24週連続の視聴率20%越えと好評を博している。「とんねるず」に突然訪問された家族たちのVTRを見た波瑠さんは、「親子、家族の絆が見られて楽しかったです!」と感想を述べ、もし自宅に突然「とんねるず」がやって来たら、「力仕事を手伝ってほしい」と、超多忙な日々を終えたプライベートがしのばれる“夢”を語っていたという。さらに、もう1本は今回で22回目を迎える名物コーナー「博士と助手細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」。全国予選を勝ち上がってきたツワモノたちが、ほかでは見ることができない渾身のモノマネを披露する。審査員はおなじみ石橋さん、木梨さんに関根勤、「バナナマン」の2人。今回は、3月いっぱいで解散するコーナー常連組だった「弾丸ジャッキー」のラストステージや、史上最多のオーディションから厳選された新人勢が大活躍、シリーズ最高の大激戦となっている。「とんねるずのみなさんのおかげでした~波瑠が来たから春がきた!超豪華特大3時間半SP~」は3月24日(木)19時57分~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月24日NHK連続テレビ小説『あさが来た』で注目を集める女優の波瑠が、夏公開の映画『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』のゲスト声優を務めることが決定した。その他の画像毎夏に公開され、人気を集める『アンパンマン』の第28作目は、おもちゃの国からやってきたゼンマイ仕掛けのお姫様ルンダが、アンパンマンたちに出会い、成長していく姿を描く。ルンダの声を演じる波瑠は「子どもの頃、劇場版『ばいきんまんの逆襲』のVHSを持っていて何度も見ていたのでアンパンマンの声優に選んでいただいた時は、とてもうれしかったです。好きなキャラクターはどんぶりまんトリオです。(アフレコも)楽しみながら頑張れたらと思います」とコメント。彼女が劇場版アニメーションで声優を務めるのは初となる。また、少しわがままなルンダが困ったときに頼りにしている優しいロボット・ナンダの声を中川家の弟・礼二が、海が汚れないように守る海の主ヌラの声を中川家の兄・剛が務めることもあわせて発表になった。ふたりとも私生活では子をもつ父親で、“パパ代表”として抜擢された。昨年公開になった『それいけ!アンパンマンミージャと魔法のランプ』はシリーズ最高のヒットを記録しており、新作映画も人気を集めそうだ。『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』7月2日(土)よりロードショー
2016年03月10日台湾の人気俳優、胡宇威(ジョージ・フー)さんが主演ドラマ「Love Cheque~恋の小切手~」のDVD-BOX発売にあわせて来日した。インタビューに応じてくれたのは、ファンとバレンタインイベントを過ごした翌日。「皆さんとても温かい。初めて来日した時に比べて、段々とファンの方が増えてきていることも嬉しいよ」と笑顔を見せる。日本のファンの印象は「恥ずかしがり屋」だそう。「たぶん生で僕を見たのが初めてだからだと思うんだけど(笑)、握手する時の手が震えてるんだ。礼儀正しくて、頭をぶつけてしまうほどお辞儀しちゃうところなんかも可愛い」。朝一番のインタビューにも朗らかな笑顔で現れたジョージさん。「Love Cheque」では何でも3分で解決しようとする効率重視のクールなエリート・何不凡(ホー・ブーファン)を演じているが、本人とのギャップが大きい。「僕も効率よく行動するほうだけど、3分は早すぎるよね(笑)。普通の人間はついて行けなくて離れていってしまう。でも、彼の人に対して閉じた部分は理解できるんだ。僕にも自分の気持ちがうまく処理できなくて、閉じこもってしまうことが過去にあったから。ブーファンのクールな部分は、そんな自分の経験を投影して演じたよ。むしろ難しかったのは、彼が変わっていってからの芝居を、今まで演じてきた役と同じにならないようにすること。さもないと視聴者に飽きられてしまうから」。クールなブーファンを変えていくのは、ヒロイン・曼曼(マンマン)の存在。ピュアで優しい女性だが、かなりのおっちょこちょいだ。ジョージさん自身、マンマンのような女性をどう思うか聞いてみると、「あそこまでルーズだとちょっとついていけない」と笑う。「後先考えずに突っ走ってしまうところがキビシイかな。僕はまずちゃんと考えてから行動する方だから。もちろん、場合によっては臨機応変に対応するけどね」。ドラマでは、マンマンの元恋人が守護天使として登場したり、運命の赤い糸が重要な役割を果たす。私生活で摩訶不思議な体験をしたことはないか尋ねると、「浴室で髪を乾かしていたら、何かに指でお尻を撫でられた」とビックリ体験を語ってくれた。「スーッと触れられた感覚があって、あれ?ちょっと変だぞ…って。お尻の筋肉がつった場合、あんな感触はしないから(笑)。何でもないと自分に言い聞かせて髪を乾かし続けたけど、その晩に浴室のガラスが割れたんだ。証拠写真も撮ってあるよ」。霊的な存在は信じても、「運命の赤い糸はあり得ない」ときっぱり。「運命は自分で決めるものだからね。愛は自分で探すもの。見つからないなら、それは自分の問題だよ。仕事だって同じことで、自分で探して、道を敷く。不平不満を口にしたって、それを選んだのは自分なんだから」。生まれ育った米国から台湾に移り、キャリアをスタートさせてから約10年。着実に活躍の場を広げている。昨年の東京国際映画祭に出品された台湾映画界の巨匠・王童(ワン・トン)監督の新作『風の中の家族』で映画初出演も果たした。「監督は先生のような存在で、今までと違う演技の方法を学べたことは大きかった」と振り返るジョージさん。憔悴した表情に無精ひげ姿で、大陸から逃れて台湾に移住した国民党兵士を熱演。王子様的な役柄が多かったこれまでとは違う、粗野な一面を見せた。「最初は監督からもキレイなだけのアイドルだと思われて、『ちょっと違う』と言われてたんだけど、チャンスをもらうことができた。いざ撮影が始まると、『…うん』(と、うなずく監督のマネをしてみせるジョージさん)とだけ言って僕の芝居を認めてくれたんだ。すごく努力した。いつまでもアイドルだと見なされていたくないし、もっと色んな表現をしていきたいと思ってるからね」。昨年秋、撮影のためのバイクの練習中に転倒し、助骨4本を折る重傷を負った。「もう9割治った」そうで、3月からはテレビドラマの撮影で本格的に仕事復帰する。バイクはもうこりごりかと思いきや、「ますます乗りたくなったよ!」と即答。甘いマスクとは裏腹に、なかなか度胸の据わった人だ。(text:Rie Nitta/photo:Nahoko Suzuki)
2016年02月24日映画『キングスマン』のブルーレイ&DVDが23日(水)にリリースされるのを記念して、コリン・ファースのインタビュー映像が公開になった。インタビュー映像本作の原作は『キック・アス』『ウォンテッド』などを手がけてきたマーク・ミラーのコミックス。高級スーツ店“キングスマン”はロンドンのサヴィル・ロウにあり、洗練された紳士が集っているが、その実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関だ。ファースが演じるハリーは、組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)の下で日々、秘密裏に活動を行っているが、ある日チームの一員が何者かに惨殺され、新人エグジー(タロン・エガートン)をスカウト。エグジーは街のチンピラから“真の紳士”へと成長し、世界に危機に立ち向かう。ファースが本作で演じるのは、紳士的に振る舞い、いつも冷静だが内に情熱を秘めた男ハリー。精悍なルックスと確かな演技力でファンの信頼を集める一方で、コメディなど幅広いジャンルで活躍するファースは、本作で、本格的なアクション・格闘シーンを見事に演じた。このほど公開になったインタビューは、劇中に登場する教会での格闘シーンについて語ったもので、制作過程や注意点など、意外なポイントが本人の口から語られる。また、映画の中に登場する暴力について真摯に考え続けてきたファースは、昨今の映画やドラマの暴力描写について分析し、本作を手がけたマシュー・ヴォーン監督の暴力シーンに対する考えや、自身の考えを語る。インタビューは、作品のテーマ、アクションなどに丁寧に向き合い、考え、準備してきたファースの誠実さが伝わってくるもので、“マナーが人をつくる”と改めて思わせてくれるファン必見の映像になっている。『キングスマン』12月23日(水) ブルーレイ&DVD リリース※デジタル配信中
2015年12月21日なんと今回私は、サム・スミスにインタビューする機会に恵まれました!日本からインタビューに参加したメディアはシネマカフェだけ。非常に貴重な機会です。サムといえば、ミュージックシーンで長年愛されている“ブルー・アイド・ソウル”のシンガーとして人気です。シンガーとしてノリにノッているサム。2014年5月に発売したデビューアルバム「イン・ザ・ロンリー・アワー」では、グラミー賞やブリット・アワードなどを総なめにしました。今、最もアツいアーティストのひとりといって間違いないでしょう。ですから9月に、サムが『007』シリーズ最新作『007 スペクター』のテーマソングを歌うことが発表された時にも、誰も驚きませんでした。そしてこの曲は、“英国ヒットチャートで初めて1位になったジェームズ・ボンドのテーマソング”としてギネス記録に認定されました!私は彼に会うことを、心から楽しみにしていました。だって彼の声と音楽が大好きなんです!なので記者会見の会場に到着して、彼の喉の調子が悪いためにライブパフォーマンスが中止になったと聞き、少しガッカリしました。でもインタビューは予定通り行われるということで、はりきって向かいましたよ!彼に会ってすぐに喉の具合を聞いたところ、彼は「大丈夫。すぐによくなるよ」と言って安心させてくれました。喉が腫れて少し疲れていたので、休息を取るためにライブを休むことにしたそうです。もちろん今年の5月に受けた喉の手術のことも聞きました。彼は「手術は成功したよ。でも僕はこの数年間ノンストップで活動してきた。だからきっとすごく疲れてるんだと思う。僕自身はそれに不満はないよ。でも僕の体や喉は、時々文句を言うんだ。だから、たまには彼らの声に耳を傾けてあげないとね」と言っていました。サムとアデルって、やっぱり共通点が多い気がするんですよね。どちらもイギリス生まれで、美しい声で感傷的に歌いあげるシンガーです。2人とも、悲しく切ない曲を歌いますし、喉に問題があり手術を受けています。そしてデビューアルバムが数え切れないほどの賞を受賞し、世界中のたくさんのファンから愛されています。このことをサムにも話してみたの。そうしたら彼はこう答えてくれました。「そうだね。僕らはよく比較されるんだ。すごくうれしいよ。でも正直なところ僕は、僕たちが似てるとは思ってないんだ。僕は僕だと思ってる。サム・スミスだ。それにアデルはアデルだよ」。サムはアデルを、人としてもアーティストとしても愛していて、尊敬していると話していました。それから近いうちニューアルバムが発売されるかも聞いてみました。そうしたら「うーん。僕には少し休暇が必要なんだよね。旅をしながら、新しい曲をいくつか書いている。でも僕の場合、最高の歌詞は普段の生活から生まれる。最近、普通の生活をする時間があまりないんだ」。サムのファーストアルバムの曲には、愛していた人との悲しい別れを歌った曲がいくつかあります。彼は心の痛みを歌詞にするということも、とてもオープンに語っています。だから「最近、あなたにとって特別な人がいますか?」って質問してみたの。彼は、恥ずかしそうにうなずいて「もちろん。いるよ」と答えたわ。私は「あなたが幸せってことは、ニューアルバムはちょっと明るくてハッピーなものになるってこと?」と聞いたんです。彼は少し考えて、こう言いました。「うーん。どうかな。それはないかも。結局のところ、僕ってああゆう人間なんだよ。ふさぎがちな暗い奴なんだ。僕はハッピーでいつもポジティブな人間ではないね」。それから、ジェームズ・ボンドのテーマ曲はどんなアプローチで作り上げたかを聞いてみたわ。サムは「オファーをもらって、心からうれしかった。僕にとって、イギリス人の僕にとって、『007』シリーズのテーマ曲を歌えることは、本当に光栄なことだよ。でも僕はこれまでとまったく違う曲を作ろうとは思わなかった。上品で時代を超えて愛される曲を書こうと決めたんだ」。映画を見せてもらい、それから歌詞を思いついたそうです。ダニエル・クレイグの演技を見て、荒削りで、でも繊細で傷つきやすい雰囲気の曲にしたいと思ったと話していました。サムのこれからのことを聞いたところ、今はツアーの真っ最中だけど、ツアーが終了したら、1年間はお休みしたいみたいです。充電期間を経て、2枚目のアルバム制作に入りたいと言っていました。日本でのコンサートの話もしました。また日本に行けることをすっごく楽しみににしていましたよ。日本食が大好きで、特にお刺身が好きなんですって!日本でお刺身がおいしいレストランに行きたいとワクワクしていたわ。もちろん日本のファンに会えることも楽しみにしていましたよ。『007 スペクター』は11月27(金)~29(日)の3日間先行上映。12月4日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:Lisle Wilkerson)■関連作品:007 スペクター 2015年12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年11月27日このたび、NHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインに抜擢された女優の波瑠さん。常に美しく凛とした存在感が印象的ですが、どこかミステリアスな、その魅力に迫ります!――波瑠さんが、芸能界に入ろうと思ったのは、どういうきっかけですか?波瑠:正直、よく分からないままオーディションを受けてしまった、という感じです。目立つのも好きじゃないですし、人前で何かをするのも、上手にできないというのもありますけど、どちらかといえば嫌いですし。じゃあどうしてモデルになろうと思ったのか考えてみると、お芝居は無理でも、写真に撮られるのなら大丈夫かもしれない、って思ったんでしょうね。今のままじゃなく、別の場所で何かしたい、っていうのは思っていたので。――実際にモデルの仕事をしてみて、撮影の現場はどうでしたか?波瑠:次々にポーズを決めて、たくさん写真を撮られることを、みんな当たり前のように、それこそ競争するみたいな感じでやっていたので、おかしな世界だな、とは思いました。でも、そういうおかしな世界のほうが、私にとっては学校よりも居心地がよかったんです。それまで学校では「変わってるね」って言われてたのに、モデルの世界には変わってる人ばっかりで、誰も私を責めないから。――雑誌のモデルという職業は、やはり読者からは憧れの対象として見られるわけで、そのことについては、どう感じていましたか?波瑠:モデルをやっているときから、自分は万人受けするタイプではないと思ってました。モデルの世界にはいろんなタイプの子がいて、人と比較することが常にある世界なので、余計にそう思うんです。意識して多くの人に好かれようと思っても自分にはできないし、根本的に私は違うんだなぁ、って。だからこそ、そんな私のことを好きで、憧れてますって言ってくれる読者の方がいることは、すごくうれしかったですね。――モデルさんって、スタイルや着こなしだけではなく、キャラクターもすごく見られますもんね。波瑠:そうなんですよ。私の上の世代には、榮倉奈々ちゃんや桐谷美玲ちゃんがいて、そういった大人気者の陰で好きなことをやっているような感じでしたね。だから応援してくれる人もいる一方で、首をかしげる人も実際いました。風当たりは強かったんですけど、頑固に貫き続けていたら、ちゃんと定着するようになったんですよ。ただ、女優をやっているときにも、私は万人受けするとは思ってないんです。演じる役も、どちらかといえば個性的な役が多いですから。――とはいえ、現在放送中の朝ドラ『あさが来た』では主演に抜擢され、朝ドラのヒロインといえば、万人受けの象徴みたいなところがありますよ。波瑠:ですよね。だから、そこは今でも悩んでるんです。私を選んでくださったということは、いつも通りやればいいのか、それとも、連続テレビ小説の伝統に合わせたほうがいいのか。なんだかすごいところに来ちゃったな……って。これまで何度かオーディションを受けて、最終審査まで残ったこともあったんですけど、それでも今回“あさ”役が決まったときは、現実味がなかったです。◇はる’91年生まれ。東京都出身。‘06年、女優デビュー。その後、雑誌『セブンティーン』『ノンノ』の専属モデルなどで活躍。放送中のNHK連続テレビ小説『あさが来た』ではヒロインの“白岡あさ”役を演じる。今後は映画『グラスホッパー』『流れ星が消えないうちに』などの公開も控える。※『anan』2015年10月7日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・明石恵美子ヘア&メイク・松岡奈央子取材、文・おぐら りゅうじ
2015年09月30日独特の透明感で、見る人を引きつける女優の波瑠さんって、一体どんな人?学生時代やプライベートの話など、ゆっくりと語ってくれました。――波瑠さんといえば、ショートカットが印象的ですが、昔はロングでしたよね。波瑠:専属モデルとして『セブンティーン』から『ノンノ』に移るときに、違う媒体でやるからには、今までとは違う自分を見せられたらいいな、と思って切りました。だから自分の意思というよりは、まわりの変化に合わせて、という感じですね。――たまには髪を明るく染めたい、と思ったりしたことは?波瑠:高校生のときに、まわりの子たちが茶色く明るくしているのを見て、私もやりたいなぁと思ったことはありますよ。でもダメって言われて、心の中でちょっとした反発はありましたけど、まぁしょうがないかなって。ただ、今はもう髪の色なんてどうだっていいな、って思うようになりました。結局、髪を染めたり、長さもそうですけど、まわりからどう見られたいか、っていうことだと思うんです。どういう見た目であれ、自分というものは変わらないから、自分の持っている色でいいのかなって。私も今は短いですけど、強いこだわりがあるわけではなく、なんとなく落ち着いてるっていうだけですから。何かきっかけがあれば、伸ばすこともあるかもしれません。――10代の頃は、どこか街に出て遊んだりはしてましたか?波瑠:渋谷とか人の多いところでは遊んでなかったですね。早く落ち着きたいというか、ほっとしたかったので、撮影のお仕事があっても、終わったらすぐ帰る、みたいな。――じゃあ、予定をたくさん入れたりするのも苦手?波瑠:別に予定を入れたくないわけじゃないんですけど、先々の予定を決めてしまうと、その日に向かっている間に、なんかイヤになってきちゃうんですよ。――休みの日も、なるべく予定がないほうがいい?波瑠:ないほうが全然いいです。私にとって休みの日は、よし今日は何でもできるぞ、さぁ何しよう、っていうのが最大の喜びなんです。そこに誰かに会う予定があったりすると、やること決まっちゃうじゃないですか。それがすごくイヤだなって感じちゃうんです。だって約束の時間があったとしても、その直前に家でウダウダしたくなるかもしれないし。だから、なるべく予定は入れないようにして、その場その場で決めていきます。――いつもその場で決めていると、手持ち無沙汰になりません?波瑠:なりますよ。だとしても、予定は入れません。時間が空いたときに、誰かとごはん食べようかなと思って探してみて、もし見つからなかったとしても、それはそれでよし、です。――孤独を感じたりもしない?波瑠:いや、孤独はすごい感じるんですよ。でも、人付き合いってほどほどにしておかないと、なんていうか……いろんなものを見失いがちというか……。人付き合いで疲れちゃうくらいなら、孤独のほうがいいって思います。孤独は自由なんです。◇はる’91年生まれ。東京都出身。‘06年、女優デビュー。その後、雑誌『セブンティーン』『ノンノ』の専属モデルなどで活躍。放送中のNHK連続テレビ小説『あさが来た』ではヒロインの“白岡あさ”役を演じる。今後は映画『グラスホッパー』『流れ星が消えないうちに』などの公開も控える。※『anan』2015年10月7日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・明石恵美子ヘア&メイク・松岡奈央子取材、文・おぐら りゅうじ
2015年09月30日現在兵役中のキム・ジェジュン(JYJ)の入隊前最後の主演ドラマ「スパイ~愛を守るもの~」。このほど、ジェジュンが流ちょうな日本語で話す、撮り下ろしインタビュー映像の一部が先行公開。日本のファンに向け、ユーモアたっぷりに本作について語ってくれた。平凡な公務員のソヌ(キム・ジェジュン)は、両親の愛情に包まれて暮らす心優しい息子。だが一方で、彼は家族にも内緒の国家情報院のエリート諜報員という顔を持っていた。ある日、中国での作戦を失敗したソヌは、対北朝鮮分析チームに異動となる。そんな中、ソヌは恋人のユンジン(コ・ソンヒ)を家に招くが、母のへリム(ペ・ジョンオク)は彼女に何か引っかかるものを感じて落ち着かない。さらに、ヘリムの前に、死んだと思っていたかつての上官ギチョル(ユ・オソン)が突然現れる。実は、ヘリムは元・北朝鮮工作員。息子を差し出せというギチョルの要求に動揺するヘリム。そうとも知らず、北朝鮮工作組織の不穏な動きに巻き込まれていくソヌ。そして、ユンジンは危険な仕事に関わるソヌの身を案じながらも、決して彼には言えないある秘密を抱えていた…。本作で、家族をこよなく愛する優しい息子と、国家情報院の冷静沈着なキレ者という二つの顔をもつ天才分析官ソヌを演じたキム・ジェジュン。「Dr.JIN」「トライアングル」など話題作に出演し、着実に役者の幅を広げた彼が入隊直前に選んだ本作は、スリルと退屈さを与えないスピード感を合わせ持つ完成度の高いストーリー展開と、切ない愛を描く胸しめつけられる究極のラブストーリーが楽しめる。今回、先行公開となったインタビュー映像は、ジェジュンの入隊直前に撮られた超貴重映像。日本ファンに向けたメッセージでは、流ちょうな日本語でジェジュンらしいユーモアも加えながら、「新しいジェジュンの姿を楽しんでください。がんばりました!」と語っている。なお、日本オリジナルインタビュー映像全編は、9月16日(水) よりシネマートショッピングにて先行発売の初回限定プレミアム版BOX2の特典映像として収録される。「スパイ~愛を守るもの~」は8月19日(水)よりシネマートショッピング先行発売&レンタルスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日