わずか10歳にして余命を宣告された少年・オスカー。医師も、そして両親でさえも彼を気遣い真実を告げることができない中で偶然出会ったデリバリーピザの店主・ローズは、誰よりも正直に彼に接し、残されたこの世界での日々の少なさに落ち込む少年にこんな提案をする。「1日を10年と考えて過ごすこと。毎日神様に宛てて手紙を書くこと」。このときから少年の人生は大きく動き始める――。想像力を武器に100歳の人生を駆け抜けた少年と彼との交流の中で人生に確かな“愛”を灯していく周囲の人々の姿を描いた『100歳の少年と12通の手紙』。この命の奇跡の物語を手掛けたのは『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』の原作と脚本、そして『地上5センチの恋心』の監督として知られるエリック=エマニュエル・シュミット。このたび、本作に強く共鳴したという『食堂かたつむり』の富永まい監督と来日を果たしたシュミット監督の対談が実現!“命”や“死”を温かさをもって描いてきた2人が熱く語り合った。ファンタジーのなかで描かれる確かなリアリティ富永:映画を拝見して感動したと同時にすごくハッピーな気持ちになりました。私自身、監督として映画を作る上で、人の心の内面や精神世界を映像にしたいという欲求が高いので、そうした作品に感銘を受けることが多いんです。この作品がすごく刺激になって、まず嬉しかったのと、加えて一人の観客として感動したのは、非常に人物を公平に描いていること。命の長さ、短さ、子供、大人に関係なく、命というものが平等で公平なものだということを映像の美しさと共に描かれていたということに感動しました。シュミット:ありがとうございます。私自身も映画のどこに興味があるかと言うと、やはり登場人物の魂の中にどれだけカメラが入り込めるか、彼らの内面をどれだけ映し出せるかというところなんです。今回の作品についても、オスカーの目を通して彼が見た世界や人物を描くのであって、あくまでオスカーの主観に沿っている。オスカーの頭の中に描かれる映像がその映画の中で描き出される、という作りにしました。時に面白いシーンも残酷なシーンもあるけれど、それは彼の目を通した世界だから、そこには嘘はないと思うんです。実は私は、あまりリアリズムな映画には関心がなくて、主観的な物語、映像を大切にしているんです。私にとってカメラというのはペンと同じ存在なんです。劇中の舞台もリアルな場所ではなく、あくまでもオスカーが見たその場所が映し出されており、リアルな場所ではありません。富永:いまおっしゃられたようにリアリティとは離れた世界ではあるんですけど、ある意味ものすごくリアルさを感じるんですね。ファンタジックに描くときに私も気をつける部分でもあるんですが、シュミット監督の作品の素晴らしいところは、人間の内面を映像化しているんだけれど、それが決してただのファンタジーではなくて、心と繋がっているある種のリアリティになっているところ。これは理想ですがすごく難しいことだと思うので、すごく感銘しました。シュミット:確かに想像というのはリアルな世界ではない。けれども存在するんです。人間の心や頭の中に存在する、それはそれでリアルなものだと思います。想像は人生をものすごく豊かにするものだと自分では思っているんです。1日を10年だと思って生きるというローズの提案、それはオスカーにとっては人生最大のプレゼントだったんじゃないかと思います。それがあったからこそ――もちろん、想像の中ではあったけれども――彼は人生の様々なときを経験することができ、深みのある味わい深い人生になったと思います。少年が遺したものシュミット:劇中、“砂漠の花”というものが出てくるんですけど、一日で枯れちゃう花です。「枯れた花のあとに種が残るでしょ」ってローズが言うんです。この言葉はある意味、オスカーにとっては残酷なシーンだと感じていました。なぜなら、彼は想像の中では100歳を超えて生きるけれど、実際はそうではなく、子孫を残すことができませんよね。でも、後になって考えてみたら、オスカーが遺したもの――ローズや両親に伝えた彼の愛情は、しっかりと彼らの記憶に残るでしょう。生きている人たちが彼の死後も人生経験をできると考えたとき、肉体はなくなっても遺すものはあったんだ、と。あれは彼の人生のメタファーなんだと思いました。富永:素敵なシーンでした。陽気に描かれているのも良いですね。日本にも難病の子が死んでしまう映画が山ほどありまして「いかに映画館に泣きに行くか、泣きに行かせるか」が命題だったりするわけです。誰でも幼い子供が難病で死んでしまえば泣きますよ。でも、この映画はかわいそうで泣くんじゃない。この少年が素晴らしく生きたことに感動させてくれる。これが人間の持ってる力なんだと感じさせてくれる。“難病モノ”という点で同じ題材だけど到達点が違うんです。泣く映画を観に行く日本人にぜひ観てほしいと思いました。“命”はみんなに公平――それを象徴するローズ富永:ローズという人物は、乱暴に見えるけど公平な人物に思えました。死ぬんだと言われてる子に「そうだよ」と言うところから2人の関係が始まる。それは勇気がいるし、残酷なことかもしれないけど公平なんですよね、命はみんないつかなくなる、というところで。前作の『地上5センチの恋心』の主人公のオレットさん(カトリーヌ・フロ)も公平な人物であり、そこが魅力的でした。シュミット:2人とも大人の女性ですが幼児性が抜けてない。嘘がつけなくて言動がダイレクトなんです。オスカーがいじけてロッカーで過ごすシーンがあります。ローズはそのことについてオスカーに「楽しかった?」と聞くんです。普通の大人なら「なぜそんなことしたの?」と聞くか説教じみたことを言うものです。そうやって話しながら、彼女が意識してるわけでもないのにオスカーの苦痛は和らいでいく。『地上5センチの恋心』のオレットと作家の関係も同じです。作家が抱える重い問題が、オレットとのやり取りを通じて軽くなっていく。それは、ローズやオレットが持っている率直さ、真っ直ぐな物の見方が作用してる。私は作家として同じようにありたいと思います。話題にされないことについて壁を打ち砕き、言葉でタブーを破るのが作家である、と。富永:2人のようでありたいと憧れますが、一生、子供でいるには才能がいりそうですね(笑)。それから、ひと目見て魅了されてしまうオスカーくん。彼を演じた子役と接する上で、特に今回は難病を抱えた少年ですが、どんなことを大切にされたんですか?シュミット:私と(オスカー役の)アミール、(ローズ役の)ミシェル・ラロックと3人で台本を繰り返し読んで練習しましたね。病気を抱えている、というところを表現するのが難しかったようですが、ミシェルも難しさを感じていたようです。というのも彼女はアミールに心から愛情を感じてかわいがっていたので、それが演技に出ると良くない。突き放す、あっさりした感じで表現しないといけません。堂々とさらっと演じてるようですが、カットが掛かってから外で泣いていたこともありました。富永:自分だったらメロメロで正しい判断ができなくなると思います(笑)。毎回、編集室で「しまった!」と思うんです(苦笑)。最後に、映画からは離れてしまいますが、日本はいかがですか?シュミット:日本を訪れるのは2回目です。来る前はどこかで先入観を持っていたのですが、着いたとたんに日本に魅了されてしまいました。『ロスト・イン・トランスレーション』のように、異国で自分を見失うような感覚を味わっています。ある意味で、日本に対する憧憬が強くなった感じもします。「太れない相撲取り」という短い小説を書いたのですが、今度はそれを日本で映画に撮りたいです。不思議と日本にいると、パリにいるより気持ちよくて違和感がないですよ。富永:私は東京で毎日、違和感を持ってますけど…(苦笑)。シュミット:ここで生活しているわけではないから居心地がいいんでしょう。きっとあなたはパリが気に入ると思いますよ。私の方はパリは大嫌いです(笑)!■関連作品:100歳の少年と12通の手紙 2010年11月6日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2008 Pan-Europeenne-Studiocanal-Oscar Films-TF1 Films Production-Cinemaginaire-RTBF (Belgian Telecision) 地上5センチの恋心 2008年3月1日よりシネスイッチ銀座ほかにて公開© 2008 Crest International Inc. All rights reserved.■関連記事:ゆうこりん、羽根付きドレスで登場し大胆発言、次の夢は敏腕デイトレーダー?第33回セザール賞ノミネート発表!『秘密』と『エディット・ピアフ』の行方は?ありきたりの日常をバラ色に!『地上5センチの恋心』試写会に10組20名様ご招待
2010年11月11日生粋の悪すら魅力的!少年時代に心をつかまれた、『ドラゴンボール』名悪役は?20代ビジネスマンの多くが、子どもの頃夢中になった少年漫画『ドラゴンボール』。2009年にはハリウッド映画として実写化された映画『DRAGONBALL EVOLUTION』が公開されたり、アフレコを録り直した再編集版のアニメ『ドラゴンボール改』が始まったりと、いまだにその人気と話題性は尽きることがありません。そんな『ドラゴンボール』の中で、悪役ながら多くのファンを持つキャラクターは誰なのか、アンケートで調べてみました。>>女性編も見るQ. 一番好きなドラゴンボールの悪役キャラクターは? (単一回答)1位フリーザ19%2位魔人ブウ16%3位ピッコロ(マジュニア)10%3位ギニュー特戦隊10%5位セル6%■フリーザが好きな理由は……・「当時、悪役の中でもケタ外れの強さだったから」(29歳/IT/営業)・「存在、セリフともにインパクトがありすぎたから」(28歳/IT/営業)・「独特な口調でキャラが立っていたから」(26歳/自動車関連/研究開発)・「軽蔑するような笑い方が嫌らしくもかっこよかった」(23歳/教育関連/総務)■魔人ブウが好きな理由は……・「憎めないキャラクターだから」(27歳/広告/営業)・「シリーズの中で最も倒す方法が思いつかない、名悪役だったと思う」(25歳/損保/総務)・「とにかく丸っこくて、かわいいところ」(24歳/IT/SE)・「親近感が湧くから」(28歳/化学/営業)■ピッコロ(マジュニア)が好きな理由は……・「生き方がかっこいいから」(29歳/団体/サービス)・「悟空との間に生まれた友情に感動」(27歳/電気/営業)・「『昨日の敵は今日の味方』という位置づけのキャラで良い」(25歳/建築/設計)■ギニュー特戦隊が好きな理由は……・「ダジャレの極みだから」(28歳/福祉/専門職)・「決めポーズが良い」(27歳/化学/営業)■セルが好きな理由は……・「キャラとアニメの声がマッチしていて、声優の迫真の演技も良かった」(25歳/自動車関連/設計)・「完全体になるまで進化していくのが好き」(25歳/食品/研究開発)総評『ドラゴンボール』の中には、後に味方となる悪役キャラや、かわいいところがあり憎めない悪役キャラも多々出てきますが、ビジネスマンから最も人気を集めたのは、生粋の悪役としてケタ外れの強さを誇る「フリーザ」でした。こうした敵キャラまでもが魅力的に描かれ、その結果広く愛されているという事実に、『ドラゴンボール』の人気の理由と深さを知ることができるのではないでしょうか。(文・兄矢壱子)調査時期:2010年2月9日~2月15日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性216名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】好きな『SLAM DUNK』の登場人物ランキング【男性編】名作と思える少年漫画ランキングコブス横丁声優さんとキャラクターの声がマッチしてると思うアニメは?完全版(画像などあり)を見る
2010年03月17日若きビジネスマンにとって、幼いころから身近にあった少年漫画。主人公たちの冒険や闘いに、心を躍らせ、ときには涙し、励まされてきたのでは?アニメ化されたもの、実写化されたものも多々ありますが、どの少年漫画が一番心に残っているのでしょうか。20代ビジネスマンが選んだ、少年漫画の名作とは?>>男性編も見るQ.名作と思える少年漫画は?1位ドラゴンボール40.3%2位スラムダンク39.2%3位タッチ19.1%4位ONE PIECE15.5%5位幽☆遊☆白書12.6%●『ドラゴンボール』こそ、少年漫画の名作・夢や希望をくれたから(27歳/食品/研究開発)・「男の子=冒険」という感じで、だれが見ても面白いはず(26歳/通信/SE)・わくわくどきどき、ありえない話(24歳/食品/製造)・飽きない。ヒーローが一人じゃないところもいい(24歳/自動車関連/営業)●『スラムダンク』こそ、少年漫画の名作・成功へのヒントがちりばめられている(29歳/食品/生産管理)・桜木の男気がいい。落ち込んだときには、励まされる(22歳/広告/営業)・情熱や切なさなど、いろんな要素を持っているから(29歳/電気/研究開発)・「諦めたら、それで試合終了ですよ」などの名セリフがいい。ライバルも魅力的(26歳/鉄鋼/企画開発)●『タッチ』こそ、少年漫画の名作・ストーリーがしっかりしていて、大人が読んでも面白かった(31歳以上/官公庁/サービス)・青春とはこういうものを、完璧に表現しているところ(23歳/建築/営業事務)・今までで好きになった数少ない漫画だから(24歳/人材派遣/営業)●『ONE PIECE』こそ、少年漫画の名作・最初から面白さが継続している(22歳/商社/総務)・信念、仲間を思う気持ちなど感じることができるから(23歳/教育関連/マーケティング)・熱い友情(22歳/IT/SE)●『幽☆遊☆白書』こそ、少年漫画の名作・キャラクターが魅力的(22歳/IT/営業)・世代を超えて人気がある漫画だから(25歳/機械/営業)●番外編・『CITY HUNTER』エロさとハードボイルドを持っていて憧れる存在だったから(24歳/金融/営業)・『こちら葛飾区亀有公園前派出所』笑いが止まらないから(24歳/運輸/総務)・『キン肉マン』子どものころに感動した漫画。今読んでもどれも筋が通っていてぶれてない感じする(28歳/不動産/総務)・『ジョジョの奇妙な冒険』単純に面白い。笑いに、戦い方にセンスがある(22歳/精密機器/営業)・『北斗の拳』男の友情と正義(26歳/印刷/財務)完全版(画像などあり)を見る
2009年10月23日浦沢直樹の傑作コミックを原作に、総製作費60億円を注ぎ込んで製作された3部作映画『20世紀少年』。昨年8月に公開され興収約40億円を記録した第1章、続く第2章の大ヒットを経て、遂に完結編『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』が8月29日(土)に公開初日を迎えた。公開まで一切伏せられていたラスト10分の謎も解禁され、興奮渦巻く初回上映後、堤幸彦監督をはじめ、主演の唐沢寿明に豊川悦司、常盤貴子、香川照之、平愛梨、石塚英彦(ホンジャマカ)、山寺宏一、佐野史郎の総勢9名が舞台挨拶に登壇した。登場するなり、観客から「顔小さい!」との声を浴びたケンヂ役の唐沢さんは、調子に乗り「『頭蓋骨を小さくしようの会』の唐沢寿明です」と自己紹介。おなじみの挨拶で観客の笑いをつかむや、「本当に今日で終わるなという寂しい気持ちもありますが、こんなにたくさんの方に来ていただいて嬉しい気持ちでいっぱいです」と名残惜しさもにじませた。続いてオッチョ役の豊川さんは、「唐沢さんがいつも微妙な空気を作った後で本当にやりにくい挨拶もこれで最後だと思うと、気持ちが楽になりました(笑)」と漏らしながらも「『20世紀少年』をやれて良かったです。すごく幸せな作品になったと思います」と満面の笑顔を浮かべた。また、ヨシツネ役の香川さんも「いつも楽しみだった唐沢さんの挨拶が聞けなくなると思うと寂しい」とコメント。しかし、公開を迎えて気を許したのか「犯人(“ともだち”)じゃなくて良かったと思いました。ワンシーンだけ被ったマスクはとても息苦しく、真夏の中、つらかったことを思い出します」と“ともだち”候補からの離脱を明かした。「ご紹介に預かりました、ゴールデンレトリバーです」と挨拶し、癒しオーラを吹き込むのはマルオ役の石塚さん。「この作品はこれで終わりますが、第4章『カンナとマルオの夢日記』がクランクインするので、ぜひそちらも楽しみにしてください」と嘘八百を堂々と並べる始末。完結編で新たに登場するコンチ役の山寺さんは、「普段は声でしか出演しない私にこんな大役をいただいて感謝しています」と一礼。「それでは、感謝の気持ちを込めて…」と前置きをし、撮影中にマスターしたという“ともだち”のモノマネで、「ケンヂくん、遊びましょ。そう、僕だよ、僕が…トモダチじゃないよ!」とコンチの潔白をアピールした。劇中と打って変わり、煌びやかな衣裳で一際視線を集める常盤さんが、観客に向けて「結末はいかがでしたか?」と尋ねると、盛大な拍手が沸き起こった。会場から“ユキジ姉”との声援が上がる中、常盤さんは「私たちはこの1年半近く、地球を守ってきたので(笑)、今日で最後だと思うと本当に残念ですが、夏休みが終わってからも、みんなで最後の夏祭りを盛り上げてください!」と力強く呼びかけた。一方、舞台挨拶早々から込み上げる涙を抑えきれずに、常盤さんに支えられながら号泣していた平さん。カンナ役への大抜擢をふり返り、「この偉大な作品にちっぽけな私が出演できたことを本当にありがたく思います。監督や共演者、スタッフの方々が私を育ててくれました。10年間も売れない私を見捨てずにいてくれた事務所の社長さんやスタッフに、今後ちゃんと恩返しができるように頑張ります」とひとしきりに感謝の言葉を並べると、温かい拍手が贈られた。そんな平さんを父親のような眼差しで見守っていたヤン坊・マー坊役の佐野さんは、「子供の頃の夏休みの楽しみと言えば、東宝の特撮映画でした。大スペクタクルの歴史がある中で、この映画はその最新作として捉えてます。これを超える特撮映画はこれ以上ないと思います」と思いの丈を語った。そして、第1章から完結編まで完成させた堤監督は、長きにわたるこのプロジェクトをふり返り、「この映画は自分の人生の一部になっていて、ずっと忘れることはありません。この経験を忘れないまま、監督を続けていきたいと思います。本当にありがとうございました」と込み上げる思いを口にした。さらに、本作のヒットを祈願して、この日のために作られた200万円相当の“ともだち”仕様のダルマが登場。一同を代表して唐沢さんは、二重丸の目を入れると「ダルマにこんなマークを入れられるなんて、最高の気分です」と冗談交じりに感動を語り、吸い寄せられるようにダルマに抱きついてみせた。そして最後の最後はやはり、これ!恒例となった豊川さんの音頭による三本締めといくところが、記念すべきラストは常盤さんの「お手を拝借…」の合図でゴールイン。会場一体となって、盛大に三本締めが行われ、最終章の門出を祝った。『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:20世紀少年 第1章 2008年8月30日より全国東宝系にて公開© 1999浦沢直樹スタジオナッツ/小学館 © 2008「20世紀少年」製作委員会20世紀少年<第2章> 最後の希望 2009年1月31日より全国東宝系にて公開© 1999,2006 浦沢直樹 スタジオナッツ/小学館 © 2009 映画「20世紀少年」製作委員会20世紀少年<最終章>ぼくらの旗 2009年8月29日より全国東宝系にて公開© 1999,2006 浦沢直樹 スタジオナッツ/小学館© 2009 映画「20世紀少年」製作委員会■関連記事:謎に包まれたラスト10分、あなたはどう判断する?遂に完結!『20世紀少年』溝端淳平がよさこいを踊る!本場・高知を舞台にした青春ムービー製作決定トヨエツ、現役引退で解放感?『20世紀少年』ラストに向けてカウントダウン!平愛梨号泣に温かい拍手の一方で、ユースケセクハラ満載トークに会場ドン引き?元&現役肥満児たちが大集合?『20世紀少年』完成披露イベント
2009年08月29日離れて暮らす母親を探すため、はるか500キロの冒険に出た一人の少年の成長と家族の深い絆を描き、ベストセラーとなった新堂冬樹著の感動作「僕の行く道」。この小説を原作とした待望の映画化作品『ぼくとママの黄色い自転車』が8月22日(土)、公開初日を迎え、メガホンを取った河野圭太監督に主演の武井証、阿部サダヲ、鈴木京香、そして原作者の新堂さんによる舞台挨拶が行われた。会場は夏休み中の子供の姿もたくさん見られ、満員の客席の前で一同は初日を迎えた喜びを語った。主人公・大志を演じた武井くんは、「たくさんの人が来てくれて、ありがとうございます。どう感じてもらえるか不安でドキドキしています。昨日は緊張してよく眠れなかったけど、嬉しいです。大志はとても勇気のある子だと思います」と満面の笑みを見せた。弱冠11歳の武井くんだが、「演じることとは?」と尋ねると、「もう一人の自分を見つけることができます。(将来は)また共演したいと思われる役者になりたいです」と大人顔負けのコメント、「この映画を観て、身近な人に優しくしてくれたら嬉しいです」としっかりと映画をアピールした。そんな証くんに対し、河野監督は「一番信頼できる俳優でした。何も言わなくてもパーフェクトに表現してくれて、こんなに楽をさせてもらっていいのかなと思いました。彼の演技には泣かされると思います」と大絶賛。父親役の阿部さんは、優秀な愛息に「武井くんの後だとコメントのクオリティが下がります」と平伏しつつ、映画俳優として先輩の武井さんに「またご一緒できたらいいと思います(笑)。この役を演じて、役者として新しい面ができました」とコメント。隣の、真っ黒に日焼けした新堂さんとは対照的なビジュアルとなったが、「僕はあまり日焼けしないタイプなので、ちょっとびっくりしてます」と恐縮気味に語り、笑いを誘った。これに乗じて(?)、母親役の鈴木さんも「夏真っ盛りの方にお会いして、もっと日焼けすればよかったと思いました」と一笑。観客に向けて「子供のために大きな選択をするところを、みなさんがどう感じるか興味があります。夏が子供を成長させるところに注目して見てもらいたいです。観てないお友達にも勧めてください!」と優しい表情で語りかけた。一際黒さが目を引いた新堂さんはというと、「アットホームな客層だと聞いて、僕が出ていいのかなと思いました(笑)」と挨拶。待望の映画化に「この作品には思い入れがあり、2回観て、2回とも号泣しました。自分の書いたものを超える演技で感動しました。愛の形は一つじゃないというところを見てほしいです」と太鼓判を押した。『ぼくとママの黄色い自転車』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。■関連作品:ぼくとママの黄色い自転車 2009年8月22日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009「ぼくとママの黄色い自転車」製作委員会■関連記事:阿部サダヲが新たに見せる“父”の顔「自分の子供にも冒険させてやりたいと思った」阿部サダヲ、自分よりも大人っぽい“息子”に脱帽!鈴木京香と親子3人浴衣で登場温かくて強い、家族愛を描く『ぼくとママの黄色い自転車』試写会に5組10名様ご招待阿部サダヲ、鈴木京香とのアンバランス夫婦に「お前とそれか?みたいなパターン…」
2009年08月24日累計発行部数2,800万部、世界13か国で翻訳出版される浦沢直樹の大ベストセラー・コミックを3部構成で映画化した『20世紀少年』。1年に及ぶ撮影期間を経て、昨年の8月に第1章、今年1月に第2章と公開されてきた本作が、遂に完結!『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』が8月29日(土)より公開される。これに先立ち、7月28日(火)、本作の完成披露イベントが開催され、主演の唐沢寿明に豊川悦司、常盤貴子、香川照之、平愛梨、石塚英彦(ホンジャマカ)、宮迫博之(雨上がり決死隊)、山寺宏一、佐野史郎に原作者の浦沢直樹、企画・脚本の長崎尚志の総勢11名が登場した。イベントのオープニングでは、暗転したステージにレーザー光線を放つ“ともだち”が現れるや、特大飛行船が客席に向かって飛び出すという豪華な仕掛けで観客を魅了。キャストがその背後から揃って登場すると、会場の興奮は最高潮に。第2章でのブランクを経て、謎の男・矢吹丈としてシリーズに戻ってきたケンヂ役の唐沢さんは、開口一番「ジョンソン綿棒です」と謎の挨拶を交わし、「第3章は、第1章、2章よりエンターテイメント性が増しているので、どこを見てもラストシーンじゃないかと思うほどです。私の言ってることワカリマスか?」とそのまま独走体勢で観客の笑いを掴んだ。これを受けて口を開いたオッチョ役の豊川さんは、「今日で僕たちも現役を引退しますが、『20世紀少年』の名は永遠に残ると思います。唐沢さんの後に挨拶するのもこれで最後だと思うと、やっと気持ちが楽になります(笑)」ともらしながらも、仲の良さをうかがわせた。これに便乗して、ヨシツネ役の香川さんも「軽い武道館のようなこの(会場の)大きさにもめげずに、『ジョンソン綿棒です』といつものように言う唐沢さんをすごく尊敬します」とコメント。作品については「第3章では、なぜ“ともだち”という人間が出来てしまったのか、心理的な面まで描かれていて、深くてすごい」と絶賛した。「こんばんは、東方神起です」と挨拶するのは、マルオ役の石塚さん。「第1章、2章とマルオをやってきましたが、第3章では飛行船の役に挑戦しました」と、巨大飛行船を横目に自虐ネタを披露した。第1章から3部作全てに出演した者、途中から参加した者、そしてブランクを経て再びシリーズに戻ってきた者。キャストそれぞれの作品への関わり方は異なるが、3部作通してユキジ役を全うした常盤さんは、長い月日をふり返り、「やっとこの日が来て嬉しく思います。みなさんと一緒になって『20世紀少年』を盛り上げながらこの日を迎えられて、本当にワクワクしています」とラストを迎える喜びを語った。また、ケンヂの姪・カンナ役の平さんは、「大好きなケンヂ叔父さんが戻ってこれるように、“原っぱ”のメンバーと一緒に、一生懸命取り組んできました。唐沢さんが戻ってきて、みなさんと一緒にこの場に立てていることを本当にありがたく思います」と感激を表した。一方、第1章以来の出演となったケロヨン役の宮迫さんは、「第1章ではポスターに顔が載らない、第2章では出てこないという…、非常に悲しい思いをしましたが、第3章では活躍していると思うので見てください」と、いない間に出来たキャスト陣との溝を明かし、一人悲しげな表情を見せた。今回、特殊メイクで別人と化した佐野さんは「映画の中では太ってますが、ダイエットをして戻りました(笑)。今回はヤン坊・マー坊、活躍してます。決してイジメっ子だけではありません」と自身の役どころをアピールした。声優としても活躍するコンチ役の山寺さんは、「(出演の)お話が来たときは、『20世紀少年』のアニメ化だと思ってたんです。そしたら、何と顔を出してくれと言われて、とにかくファンの方を裏切らないように顔を出すようにしました(笑)。ずっと浦沢先生の作品に出るのが夢でしたが、本当に素晴らしい作品で夢が叶って感無量です」と語った。そして、本作の原作・脚本を手がけた浦沢さんは、キャスト陣に向かって「みなさん、長い間ご苦労さまでした」と労いのコメント。完成作について「みなさんにお薦めできる名作が誕生してしまいました。原作者が言うのだから間違いありません。12年間、この作品に関わっている原作者が言うのだから、よほどのことです」と太鼓判を押し、納得した様子で我が子を送り出した。最後は、恒例となった豊川さんの三本締めでイベントが終了、クライマックスに向けて華やかなスタートを切った。ちなみに、本作の試写会では全てラストの10分をカットした本編が上映されるという、徹底した秘密主義を敢行。その結末は劇場で確かめるしかない――。『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』は8月29日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:20世紀少年<最終章>ぼくらの旗 2009年8月29日より全国東宝系にて公開© 1999,2006 浦沢直樹 スタジオナッツ/小学館© 2009 映画「20世紀少年」製作委員会 20世紀少年<第2章> 最後の希望 2009年1月31日より全国東宝系にて公開© 1999,2006 浦沢直樹 スタジオナッツ/小学館 © 2009 映画「20世紀少年」製作委員会20世紀少年 第1章 2008年8月30日より全国東宝系にて公開© 1999浦沢直樹スタジオナッツ/小学館 © 2008「20世紀少年」製作委員会■関連記事:平愛梨号泣に温かい拍手の一方で、ユースケセクハラ満載トークに会場ドン引き?元&現役肥満児たちが大集合?『20世紀少年』完成披露イベント“ともだち”に原作と異なる新解釈!『20世紀少年』 引退を懸けて臨むのは誰?
2009年07月30日いま日本で最も忙しいと言っても過言ではない、人気クリエイターの宮藤官九郎が、宮崎あおいら豪華キャストを迎えて贈る、爆走パンクロック・コメディ『少年メリケンサック』。今年2月に劇場公開され大ヒットを記録した本作が、早くも8月7日(金)にDVDリリースされる。これを記念して、宮藤監督と中年パンクバンド「少年メリケンサック」のメンバー、木村祐一、田口トモロヲ、三宅弘城の4人から、シネマカフェ読者に向けて“ゆる〜い”コメント映像が到着した。とある勘違いが災いして、協調性ゼロ、平均年齢47.5歳の中年パンクバンド「少年メリケンサック」の全国ツアー敢行という使命を背負ってしまった主人公のお気楽OL・かんな(宮崎あおい)。本作では、全く相容れない集団がミニバンに飛び乗り、暴走し続け、復活していくまでの道のりが、宮藤さん独特のハイテンションな笑い、そして銀杏BOYZと向井秀徳の熱い音楽に乗せて描かれる。今回発売されるDVDとブルーレイ・ディスクには、宮藤監督と木村さん、田口さん、三宅さんによる爆笑オーディオコメンタリーが収録されているほか、デラックス・エディション(2枚組)には、劇中のライヴの臨場感が伝わるメイキング映像や、劇場公開までに行われた数々のイベントの模様が収録されたディスクが特典として付いてくる。メンバーたちの見事に息の合った、笑い満載のやり取りもうかがえる。まずはその前に、こちらの特別コメント映像を『少年メリケンサック』作品情報ページからチェック!『少年メリケンサック』DVD&ブルーレイ・ディスクは8月7日(金)より発売。※こちらの特別コメント映像は、『少年メリケンサック』作品情報ページの予告編コーナーからご覧いただけます。「少年メリケンサック デラックス・エディション」価格:6,090円(税込)「少年メリケンサック スタンダード・エディション [DVD]」価格:3,990円(税込)「少年メリケンサック ブルーレイ・ディスク」価格:5,040円(税込)発売日:8月7日(金)発売元/販売元:バップ© 2009「少年メリケンサック」製作委員会■関連作品:少年メリケンサック 2009年2月14日より全国にて公開© 2009「少年メリケンサック」製作委員会■関連記事:ユースケ、宮崎あおいの「胸の感触が忘れられない」主役を差し置きまたも独壇場宮藤官九郎の衝動!「子供以下のおっさん見て、若い人がどう思うか興味ありますね」クドカン、宮崎あおいからのチョコにほのかな期待「もらえなかったら悲しい…」あおい、キャストへのラブレターの中身を明かされ赤面勝地涼は手紙もらえず、不満顔大学対抗応援バトル!宮崎あおい×クドカン『少年メリケンサック』試写会に25組50名様ご招待
2009年07月30日主人公の少年・ヨシオと、彼にしか見ることが出来ない不思議な存在“いけちゃん”の交流を通じて、どこか寂しさや儚さを散りばめつつ少年の成長を綴った感動作『いけちゃんとぼく』が公開を迎えた。原作となった漫画家・西原理恵子の手による絵本は、絵本という枠を飛び出して、出版当時から多くの人々に絶賛されてきた。作家の角田光代さんもそんなファンの一人。作家の方に「いけちゃんとぼく」を語ってもらう特別企画「いけちゃんと恋愛小説家」もいよいよ最終回。角田さんにその魅力をうかがった。まず、角田さんにとって“いけちゃん”とはどういう存在なのだろうか?そして作品を多くの人が愛してやまない理由はどこにあるのか聞いてみた。「自分が子どものとき、愛されている実感というのはあんまりないと思うんです。『大事にされなかった』と思いこんでいる人も多いと思うし、『私はすごく大事にされ、愛されて育った』と言っている人ですら、両親もしくは周囲の大人たちが、どんなふうに自分を大事にし、愛したのかはわからないはずなんです。それが、いけちゃんの言葉、視線に触れることで『あっ!』と思い出す、というか、気づく瞬間がある。あ、こんなふうに見守られていたんだな、と。だれにも何にも傷つけられることがないようにと願われていた繭のなかの世界を、そういうもののなかにたしかにいたということを、思い出すんだと思います」。角田さんは「その幸福で美しい繭の世界を、でも私たちはいつしか出なくてはならない」と少年の成長に言及しつつ、さらに物語が持つ魅力をこう表現する。「この作品のすごいところは、出ていく側の孤独も、見送る側のさみしさも、読み手は両方わかってしまう、ということなんだと思います。そうしてこの作品のなかでは、それは親と子の関係を超えて、男女の愛情というものにも共通している。出会って、恋をして、相手の幸福を願い、でもまたいつか、別れていく。男と女、親と子、恋人、夫婦…だれしもが自由に入れる扉が、この作品にはいくつもあって、だからだれしもすっと入って、そこにある美しいものと、ひりつくような孤独を見て、泣いちゃうのではないでしょうか」。角田さん自身、かつては「自分はあまり親に大事にされていない子供だと信じていた」とか…。「もともと暗い性格なので、子どものころ、孤独感というものがすごく強かったので。でも子どものころに書いた作文を読み返すと、やっぱりいかに幸福な繭の世界に住んでいたかと思わされるわけです。もう父も母も、おばも亡くなり、私の子ども時代を知る人はいないのですが、『いけちゃん』を(原作でも映画でも)読んだり観たりすると、その幸福に触れられるように思うんです」。そして、この物語から思い起こされる、自らの少女時代のこんなエピソードを明かしてくれた。「私は家からバスと徒歩で一時間かかる小学校に通っていたのですが、入学して数か月は、仕事を休めない母親に頼まれて、無事に学校にいけるか、また帰ってこられるか、変装しておばがあとをつけていたそうです(変装していたのは私が見つけるとおばにたよるようになってしまうため、だそうです)。私はそのことを三十歳近くなるまでずーっと知らなかったんです」。映画を、角田さんは“いけちゃん”の視点で追っていったという。「私には子どもはいませんが、子どもがおっきくなっていってしまうときの親の孤独というものがわかった気がしました。あとは、やっぱり好きな男の人が子どものころに抱えていたはずの、孤独や根拠のないかなしみを思って、『だいじょうぶ』と言いにいきたくなる気持ちとか、至極よくわかりました」。また原作には描かれない、子どもの成長をそっと見守る“母”の姿も心に残ったようだ。「おかあさんがいけちゃんに『ありがとう』と言うところがすごく、すごく好きでした。子どもの孤独に寄り添うのは、いつだって親ではない。どんなに愛情あふれる両親だって、どうしても入りこめない子どもの領分がある。そのとき子どもは何に救われているのか。そのことを、ああ、おかあさん、わかってくれていたんだな、わかってくれているのがおかあさんだよな、と思って、泣いてしまいました」。最後に、『いけちゃんとぼく』の持つラブストーリーとしての側面について尋ねた。「原作でも、映画でも、いけちゃんは子どものヨシオに、世界はすごくいいところだしきみはそんな世界にちゃんと迎えられる、ということと、でも理不尽なことだってたくさんあるんだということを伝えます。それは一見、母親の役割のようですが、でも、もし自分が子ども時代の彼に会えたら、いちばん伝えたいこと、やりたいことって、そんなふうに彼の孤独に寄り添うことかもしれないと、気づかされました。恋愛しても、結婚しても、相手はどうしたって他人で、自分とは異なる世界を持った一個人なわけで、だからこそ人と関わることはゆたかでもあり、かつさみしさも連れてくるのですが、そのことが原作にも映画にも、とてもよく描かれていると思います。ここに描かれた愛情というのは、母とか恋人とかの分類なしに、すごくすごくでっかいもんだと思います」。角田光代(かくたみつよ)1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。96年「まどろむ夜のUFO」で野間文芸新人賞、98年「ぼくはきみのおにいさん」で坪田譲治文学賞、「キッドナップ・ツアー」で99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、05年「対岸の彼女」で直木賞を受賞。著書は「恋愛旅人」、「エコノミカル・パレス」、「空中庭園」、「愛がなんだ」など多数。特別連載「いけちゃんと恋愛小説家」・vol.1 小川洋子・vol.2 梅田みか『いけちゃんとぼく』蒼井優インタビュー『いけちゃんとぼく』ともさかりえインタビュー 西原理恵子、角川書店、 2009「いけちゃんとぼく」製作委員会■関連作品:いけちゃんとぼく 2009年6月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2009「いけちゃんとぼく」製作委員会■関連記事:悩める母・ともさかりえいまでもいけちゃんが見える?「逃走癖があるので(笑)」いけちゃんと恋愛小説家 vol.2 梅田みか少年と少女、男と女それぞれの思いいけちゃんと恋愛小説家 vol.1 小川洋子寂しさと共に息子の成長を見つめる母「胸が苦しくなった」 蒼井優が明かす“いけちゃん”と“ぼく”をつなぐ心の会話
2009年06月22日