11月22日に開催される、WOWOWが1年に1回行う最大のイベント「TOUCH! WOWOW 2014」で総合司会を務めることになった川平慈英と菊川怜。このイベントは、「みる! ふれる! つながる!」をテーマに、WOWOWの3つのチャンネル「WOWOWプライム」「WOWOWライブ」「WOWOWシネマ」でスペシャルコンテンツを放送するというもの。川平と菊川は、総合司会として、このビックイベントを強力バックアップする。就任記者会見でも息の合ったやり取りを見せた2人が、本イベントの意気込みから見どころを語ってくれた。――WOWOW最大のイベントで、総合司会に就任されたご感想を聞かせてください。川平「1990年代、セリエAを放送しているときに、解説をやらせていただいていて、ブランクを空けてからスペインサッカーのMCもやっていたので、WOWOWさんとはすごく長い付き合いなんです。またこうやってカムバックのオファーを受けて、単純にすごくうれしいです。僕、WOWOWで番組をやってる自分が大好きなんですよ(笑)。すごく伸び伸びできるし、ホームグラウンドに戻ったという感覚があるんです」菊川「わたしは、WOWOWさんのお仕事は初めてなので、慣れた大先輩とご一緒できるので、今からすごくワクワクしています」――お二人はこれまでに共演されたことはあるんですか?菊川「お仕事は初めてですよね?」川平「初めてですね。多分、どこかでお会いして『どうも~』っていうぐらいですかね」――お会いする前の印象は?川平「(菊川は)朝の顔ですね(笑)。僕は、だいたいその時間に起きるんです。それで、ベッドの隣にテレビがあって、寝起きとともにテレビをつけると、ちょうど菊川さんが出てこられる。だから、僕の中ではベッドの仲ですね(笑)。僕の朝の最初のエネルギー源です。だから、すごくうれしいし、今回の話を聞いて温度が上がりましたよ『むむ』って(笑)。これはいいぞって」菊川「今年、たまたまプライベートで大人数でお会いさせていただいたことがあったんです。それでまさかこうやってご一緒できるっていうのは巡り合わせだなってご縁を感じますね。今から楽しみです」――就任会見で初めてお二人で壇上でお話をされて、手ごたえ感じました?川平「菊川さんは、打ち合わせのときから、ふわっと入り込めた、そして入ってくださった。だから、ステージ上でも打ち合わせの感じのまんまでしゃべることができました。僕は、すごく融合感がすごくありましたね。すごく楽でした」菊川「わたしも何も考えずに、打ち合わせもあまり聞いてなかったですし(笑)。いや、聞いてましたけど、きっと本番では、川平さんがその場の雰囲気を大切にされて、すごく盛り上げるんだろうなと思っていたので、わたしはその場にご一緒させていただいて、乗っかっていけたらと思ってたので、すごく楽しかったですね。イベント当日は、生放送なんで、ハプニングがあるかもしれないし」川平「むしろ、ハプニングも喜んで」菊川「ギリギリのところを狙っていきたいと思います(笑)!」川平「事故さえなければ(笑)」――この日は、「日清食品ドリームテニスARIAKE」で錦織圭選手とアンドレ・アガシ選手の試合が生中継されます。川平「菊川さんは、錦織選手(が準優勝した全米オープン)の試合を生で見てますからね。結局、あれは偶然見られたんですよね?」菊川「プライベートで、夏休みでニューヨークに行ったんですが、すごくタイミングがよくて、行った日が準決勝だったんです。それで、偶然行けました。もともと大ファンでしたし、目の前であのスーパープレイを見られるなんて、最高の体験でした」――今回の試合も、それに近いものがありそうですね。菊川「アガシ選手は大スーパースターですからね。どんなテニスするんだろう。普通じゃ見られない対決ですからね」――見どころはどこですか?菊川「私が高校生ぐらいのときの王者と、今、すごく強い錦織選手の戦いですから、どれだけ本気でやるのか、わたし、実はスタッフさんに聞いたんですよ(笑)。そしたら、ガチンコじゃないですかって」川平「いや、アガシのことだから本気でしょう。アガシもプライドがあるから、錦織がボッコボコに点を入れはじめたら、『おいちょっと待て』ってなりますよ(笑)。実力的には錦織だと思いますよ。楽しくプレイしながらもプライドが激突する瞬間が相当あると思いますよ」菊川「ギラギラって目が光ったようなプレイが散りばめられているでしょうから、その辺りは見どころですよね」WOWOWスタッフ「この試合に向けてアガシ選手はかなり練習をしているらしいですよ」川平「ほら! アジアの若造に負けらんね~ってプライドがあるでしょ」――他に注目しているコンテンツは?川平「僕、実はピクサーファンなんです。今回のイベントでは『モンスターズ・インク』をシリーズ一挙放送するんで、これはご家族で楽しんで欲しいなって思います。泣きますよ~、これ。腹立つくらい、おっさんが泣くんですよ」菊川「わたしは、JUJUさんと対談させて頂きました(その模様は22日15:30~放送)。JUJUさんは、大ファンで実際にライブにも行かせていただいたりしていて、今回の放送も楽しみです」「TOUCH! WOWOW2014」は11月22日(10:00~22:00)にWOWOWの3つのチャンネルで開催。「WOWOWプライム」は左記時間帯は無料放送
2014年11月21日WOWOWの無料放送イベント「TOUCH! WOWOW2014」記者会見が30日、都内で行われ、総合司会を担当する川平慈英と菊川怜が登壇した。幅広いエンターテインメントに精通している川平と菊川。「極上のエンターテインメントをお届けしたい」と川平がアピールすれば、菊川も「視聴者の皆さんと一緒にワクワクするいい時間を過ごせたら」とPRした。さらに、大のテニス愛好家という菊川は、先日、WOWOWで放送された錦織圭選手が準優勝を果たした全米オープンテニスを生で観戦したことを明かし、「スーパープレイの数々は泣きますよ」と振り返ると、イベントで放送される、錦織圭がアンドレ・アガシと対戦する「生中継! TOUCH! WOWOW2014 日清食品ドリームテニスARIAKE」にも期待を寄せた。同イベントのイメージキャラクターに就任することも発表された錦織は、この日、ビデオメッセージで同対戦について「アンドレア・アガジ選手は僕の憧れの選手でもあるので楽しみです」とコメントした。また、同イベントで世界タイトルマッチが生中継されることが決まっている、プロボクサーの三浦隆司選手も登場。WBCによる指名挑戦者のエドガル・プエルタとの対戦が決定した三浦選手は、「得意のボンバーレフトでもちろん勝ちます!!」と断言すると、「(相手は)ガードが高いし、プレッシャーもかけてくるので、自分は下がらずに攻めて、豪快にいきたい」と意気込んだ。さらに、8月31日宝塚を退団した元雪組トップスターの壮一帆も出席した。同イベントでは、WOWOWオリジナル企画&映像をふんだんに交えた壮のスペシャル番組が放送されることも決まっている。退団後、公の場に出るのが初という壮は、「トップ時代は高速道路をフルスピードで走っている感覚で、今はホッとしている」と心境を話すと、「舞台を楽しむこと、そしてそれをお客様と共有することをTVでも伝えていければいいなと思ってます」と見どころを語った。本イベントは、会員制有料放送のWOWOWが11月22日に行うイベントで、WOWOWの3つのチャンネル「WOWOWプライム」「WOWOWライブ」「WOWOWシネマ」で午前10時~夜10時に開催。「WOWOWプライム」は無料で視聴できる。「TOUCH! WOWOW2014」は11月22日(10:00~22:00)に、WOWOW3チャンネルで開催。「WOWOWプライム」は無料放送
2014年10月01日人気キャラクター“ウルヴァリン”が現代の日本を舞台に新たな敵と戦う最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』で、真田広之が謎に満ちた男シンゲンを演じている。日本だけでなく海外でも活躍する真田は俳優だけでなく、様々な分野で本作を支えたようだ。『ウルヴァリン:SAMURAI』本編映像『ウルヴァリン:SAMURAI』は、不老不死の肉体と強靭な爪をそなえた“ウルヴァリン”ことローガンが、日本を舞台に過酷な戦いに巻き込まれていく様を描いた超大作で、シンゲンは、ローガンの旧友である矢志田の息子であり、マリコの父だ。父の興した巨大企業グループを率いるエグゼクティヴでありながら、巨大な父の存在と、思い通りにならない娘の間に立つシンゲンはとても複雑なキャラクターだ。「最初に監督とお会いして脚本について話をした時も『キャラクター重視、ドラマ重視でそこに生まれてくるアクションをキッチリ抑えていきたい』と。僕もアクションを見せ物ではなくドラマとリンクしていきたいというのがテーマですから、意気投合しました」。だからこそ真田は、撮影前からスタッフとアイデアを出し合った。「スタントコーディネイターとアクションの振り付けから参加しました。それぞれの動きがドラマから逸脱しないというのは最低限のことで、キャラクターにそった動きとコントラスト、それぞれの感情…アクションの一手一手にサブタイトルが入るぐらい作って、それを監督に見せて。現場ではスタントマンの指導をすることもありました」。「アクションのあるなしに関わらず作品への関わり方は同じ」という真田はハリウッドの超大作であっても、信頼関係を第一に“映画人”として現場に入った。「毎作思うのは人間関係なんですね。いかに監督やスタッフと信頼関係を築けるか? 信頼関係を築くと相手に失礼にならず、プライドも傷つけずに日本人が観て最低許せるところまで友達感覚で水面下でもっていける。半分スタッフと思われてますけど、それは決して面倒なことではなくて、作品を良くしていくことが楽しいんです。トップクラスの人になればなるほど“聞く耳”を持っている。妙なプライドがないし、異文化をリスペクトしてくれる。システム化はされているけど“映画屋魂”に火をつけることはできるんです」。国や言語が違っても“映画屋魂”は変わらない。だからこそ真田の目は“未来”に向かっている。「当たり前のようにどこの国でも日本人がキャスティングされるようになるといいな、と。スポーツができることが映画、演劇でできないのは言葉の問題もあるんですけど、僕も四十の手習いで毎作少しでもと思ってやってるんですが、若い世代にはもっと可能性があるわけですよ。だから自分が少しでも畑を耕して、次に来た人がいきなり種を植えるところから始められる土壌だけ作れたら面白いな、と。自分も楽しめて次の世代にも何かを渡せれば一石二鳥だし、それをやり続けることだな、と思っています」。『ウルヴァリン:SAMURAI』公開中
2013年09月13日戦国武将・真田幸村に仕えたとされる伝説のヒーロー軍団〈真田十勇士〉。彼らの物語は小説、映画から漫画、ゲームに至るまで、繰り返し描かれてきた。2014年の幕開きには、マキノノゾミのオリジナル脚本、堤幸彦演出による舞台『真田十勇士』が登場する。主人公の猿飛佐助には歌舞伎俳優の中村勘九郎が扮し、佐助と並ぶ十勇士のツートップ・霧隠才蔵を、話題作への出演が続く松坂桃李が演じる。『真田十勇士』チケット情報今回のマキノ脚本で軸となるのが、「実は平凡な武将の幸村を、口八丁の猿飛佐助が“本物の名将”に仕立て上げる」という大胆な設定だ。佐助と才蔵は同じ忍びの里で育ちながら、とことん陽気なホラ吹きとクールな知能派という正反対のキャラクター。だが互いに認め合う存在でもあり、十勇士の両輪として物語を牽引していく。才蔵役を「一度やってみたいと思っていた」という松坂は、「十勇士の中で一番影がある印象」と語る一方で、忍びという存在そのものが持つ宿命に悲哀を感じるという。「たとえ汚名を着せられても、任務を全うするために命尽きるまで耐え忍ぶのが“忍び”たるもの。決して光の当たらない場所で主のために生き、時には敵の前で仲間を殺すこともある。自分の感情を常に押し殺しながら生きるというのは、非常に悲しいですよね。身近な人間に感情を抱けば抱くほど、苦しみも深くなるのではないかな、と」。たとえるならば「太陽」の佐助と「月」の才蔵との対比も見どころになるが、勘九郎との初共演には胸を躍らせている。「歌舞伎界の先頭を走る方とこれだけの時間を一緒に過ごせる機会はなかなかないので本当に楽しみです。勘九郎さんの役の捉え方、物事の考え方に少しでも触れられれば。歌舞伎公演は休演日もなくハードだと聞くので、一定のコンディションを保つための身体のメンテナンス法も訊いてみたいですね」。近年は映画やドラマで主要な役を任される機会も増え、今年初めて挑戦したシェイクスピア劇『ヘンリー四世』での好演も記憶に新しい。手ごわいセリフをこなし、舞台俳優としての資質を高く評価されたが、常に自分に問うのは「作品の一片として役割を果たせているか」ということだ。「演出家や監督の言葉をいかに汲み取り、たぐり寄せられるか。作品のためが第一であって、“自分らしさ”は二の次三の次、いや、なくてもいいくらいだと思います。才蔵のような鋭利さを持つ役は今までに経験がないので、作品の中の人物としてしっかり向き合っていきたい」。松坂桃李の肉体に宿る才蔵が、戦国の世を駆け抜ける姿を早く見たい。公演は2014年1月7日(火)から2月2日(日)まで東京・青山劇場、2月7日(金)から19日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットの一般発売は9月7日(土)午前10時より。取材・文:市川安紀(アルカディア社)
2013年08月30日なんばオリエンタルホテル(大阪市中央区)では、12月26日から2013年3月15日まで「男の一人旅」を対象とした真田幸村ゆかりの地をめぐる宿泊プランを販売する。同社によると、ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ調べによる「今後の国内旅行市場を探ることを目的とした調査(11月実施)」で、男性は一人旅を「したことがある」が57.3%だったという。また、「してみたい」(21.2%)と合わせると、約8割が「おひとり様の旅」に前向きであるという。同社は上記の結果に注目し、同プランを企画。第一弾は、男性からの支持を集める戦国武将「真田幸村(ゆきむら)」をクローズアップした。大阪にある真田幸村ゆかりの地を巡る内容となっている。特典として、真田幸村と父・昌幸(まさゆき)が幽閉されていた際、町おこしのために始めたと言われる「真田紐(さなだひも)」のストラップと、ガイドブックをプレゼントする。部屋タイプはRelaxationプレミアキング(36平方メートル)と広く、ゆったりくつろげるようにマッサージチェアやエスプレッソマシンを完備。優雅な時間を一人で過ごせるプランになっている。「男一人旅真田幸村と大坂の陣を巡る宿泊プラン」は、1室1名1万7,000円~。真田幸村と大坂の陣を巡るマップ、真田紐ストラップ、ガイドブック「真田幸村を巡る旅」、大阪周遊パス、朝食付。予約期間は12月26日~2013年3月14日、販売期間は2013年1月6日~3月15日。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月27日『眺めのいい部屋』(85)、『日の名残り』(93)など数々の文芸作品の傑作を放ってきた名匠ジェームズ・アイヴォリー氏の最新作『最終目的地』に出演している真田広之にインタビュー。『上海の伯爵夫人』(05)に続いてアイヴォリー氏の作品に出演した真田が、国際派俳優としての現況を語った。その他の写真アメリカの作家ピーター・キャメロン氏の同名小説が原作の本作は、南米ウルグアイを舞台に、自殺した作家の妻、作家の愛人と娘、作家の兄とそのパートナーが、作家の伝記執筆を希望する若い伝記作家の出現で再始動した運命に翻弄される物語。複数の人間が抱える事情と人間模様を巧みに描くことで人生を見つめ直す感動作で、真田演じるパートナーのピートは人間関係の潤滑油的な存在だ。「脚本の第一印象がまさしくそれでした」と同意する真田は、「家族と青年の間を取り持っていますよね。彼の、皆幸せになればいいという楽天的なポジティブ感が滲み出ればいいなあと思っていました」とピートの役割を回想した。ピートは作家の兄アダムのパートナーで、アダム役は名優アンソニー・ホプキンス。すなわち恋人同士、ラブシーンもある。「『上海の伯爵夫人』の撮影中、『南米ロケに興味はあるか?』と聞かれました」と当初は詳細を知らなかったという。「どういう役柄でも演じたい想いでしたが、それも失礼なので。後に脚本をいただいて、おお、そうきたかと(笑)。過去にない挑戦的な役柄で、一筋縄ではいかない緊張感はありましたが、『とにかくYESと言ってほしい』と(笑)」。名匠のオファーを快諾した真田は、25年間連れ添うパートナーを自然に演じ上げ、人生の“最終目的地”へと向かう人々のドラマに見事な情感を与えた。本作のみならず現在の真田の国際的な活躍は言うに及ばずだが、「まだおのぼりさん気分があって、どこかでお邪魔しますみたいな感覚が付きまとっています(笑)」と謙遜気味に現況を明かす真田。しかし、『最終目的地』で名匠と連続して仕事をしたことで、国際派俳優としての自覚に変化があったと最後に付け加えた。「最近はお客さん気分が少し抜けてきました。初心者マークをそろそろ取っても、怒られないかなっていう段階でしょうか(笑)」。『最終目的地』10月6日(土)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年10月05日東大工学部建築学科出身・菊川怜が「身の引き締まる思い」7月からのフジTV「情報プレゼンターとくダネ!」(月~金曜午前8時より)の新キャスターに女優、菊川怜(34)が抜擢された。菊川の新たな採用は「とくダネ!」に出演中の中野美奈子アナウンサーが夫の海外赴任に同行するため、6月にフジTVを退社するため。初めての局アナ以外の採用「とくダネ!」のキャスター小倉智昭と共演する局アナ以外のキャスターは、放送開始以来、菊川が初めてとなる。菊川の起用理由中日スポーツによると、フジTVは菊川の起用について「論理的で一本筋が通った彼女に加わってもらうことで、“もう一つの視点”が番組に生まれると期待している」と、コメントし、菊川は「身の引き締まる思いをしております。まだまだ未熟で若いと思っていた私も、いつの間にか34歳になってしまいました。自分なりに感じたことや意見を積極的に発信して、これまでとは少し違う自分を見せることができればと思います」と、意欲を示している。また、スペシャル企画のリポートなども予定されているという。大学受験では東京大学理科一類の他、慶應義塾大学医学部、早稲田大学理工学部にも合格している才媛、菊川の新たな顔に期待したい。元の記事を読む
2012年05月15日BSチャンネル、Dlifeで放映中の海外ドラマ『リベンジ』に出演した真田広之が、番組のプロモーションを兼ねて凱旋帰国し、インタビューに答えた。その他の写真『リベンジ』は、愛する父を陥れた人々への復讐を誓って絶望のどん底から這い上がった女性が、様々な手を尽くして犯人を追い詰めていく姿を描いた作品。さながら女性版『巌窟王 モンテ・クリスト伯』といった物語が、放映開始早々話題となっている。本作で真田は、第9話から“謎の日本人投資家”役としてゲスト出演を果たした。「主人公エミリーの復讐を手助けして、心身ともに彼女を鍛える役ですね。彼の過去は映像的には出てこないので、いかにエミリーとの間を空気感としてにじませるかが自分なりのテーマ。どんな展開にも対応できるよう、ミステリアスな余白を残すようにしています」劇中では主演のエミリー・ヴァンキャンプに、武術の手ほどきをするシーンも。撮影中の彼女を「上達しようとする意志が強かった」と評し、そこには役柄そのままの師弟関係が生まれたのだとか。役作りとともにお互いの信頼を得る手段となったことを「一石二鳥のシチュエーションだった」と振り返る。また、すでにシーズン2の製作も噂される本作だが、その結末については真田自身も「どこに着地するのかまったく想像がつかない」という。「仇を討ってしまったら終わりですからね(笑)。実は自分がリベンジされる側だったり?善人であろうが悪役であろうが、役柄にもサプライズがあれば面白いですね」そんな本作を筆頭に、海外作品で精力的な活動を続けている真田。2003年の『ラストサムライ』以降、活動の拠点をアメリカに移している彼が、海外作品に出演する際に最も意識することとは?「誤解に満ちた日本人像をクリアにすることですね。いくら打ち合わせをしていても、現場では驚くようなことが日常茶飯事。日本で生まれ育った俳優として、先輩方に恥ずかしくないよう、そこには目を光らせています」『リベンジ』BSチャンネルDlifeにて放映中毎週土曜21:00~22:00(吹替版)毎週金曜23:00~23:54(字幕版)真田広之登場エピソード9話:5月12日(土)放映10話:5月19日(土)放映取材・文:渡部あきこ(c)ABC Studios(c)Dlife
2012年05月11日上戸彩と菊川怜、忽那汐里が、株式会社ディップが運営する求人サイト「バイトルドットコム」、「はたらこねっと」、「ナースではたらこ」の新CMで三姉妹役で共演!6月14日(火)に都内でCM発表会見が行われた。上戸さんは過去3年にわたって同社のCMに出演してきたが、今回、姉と妹という役柄で菊川さんと忽那さんが加わることに。上戸さんは、自分のライフスタイルを大切にするために派遣で働くことを選択する“次女”の愛という役で「はたらこねっと」で仕事を探す。菊川さん演じる“長女”の夢は転職を考えているナース、忽那さんは、バイトを探している大学生の“三女”夏子を演じている。3人は同じ事務所に所属しているが、3人揃っての共演は初めて。上戸さんは「リラックスして自分らしくできた」とCM撮影を述懐し、菊川さんも「すごく楽しかったし、(2人が)本当の妹に思えた」と笑顔。忽那さんは「一番下ということで甘えさせてもらいました」とふり返った。菊川さんが本当に姉だったら?と尋ねると上戸さんは「ケンカの多い姉妹だったと思います(笑)。ここぞというときに甘えられる、頼りになるお姉ちゃんだけど、それ以外のときはオヤジギャグを言ってそう」と回答。逆に菊川さんは、上戸さんについて「姉妹のムードメーカーで、なんだかんだ言って、(上戸さんの)手のひらで転がされてそう」と語る。そして忽那さんに関しては「何気に一番大人な感じ」(上戸さん)、「上2人がケンカしてても『くだらないな。また?』って感じで、でもおいしいところを持っていきそう」(菊川さん)としっかり者の三女をイメージしているよう。これには忽那さんは「そんなことないですよ。甘えてばかりだと思います」と照れくさそうな表情を見せていた。上戸さんは13歳のときから芸能界での仕事を始めており、もちろんほかの仕事をした経験はないが、女優として活躍するようになってからも「20歳まで保育士を目指していた」とか。もしも違う仕事をするなら「肉体労働をしたい」と意外な(?)回答。「体を動かしながらいろんな人とコミュニケーションを取れたら」と希望を明かしてくれた。今回「バイトルドットコム」、「はたらこねっと」、「ナースではたらこ」で計5本のCMが製作されており6月15日(水)より全国でオンエアされる。■関連作品:マイ・バック・ページ 2011年5月28日より新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国にて公開© 2011映画『マイ・バック・ページ』製作委員会 テルマエ・ロマエ 2012年全国東宝系にて公開■関連記事:松山ケンイチ、福島県でガレキ撤去「自分でも驚くほど体が動く」妻夫木聡「芸能界をナメていた」、松ケンはバイトの日々に悩みと葛藤妻夫木&松山ケンイチの姿に70%が共感!現代を生きる人々が最も信じるものは…?深田恭子、平清盛の妻に抜擢!大河ドラマ「平清盛」女性キャストついにお披露目妻夫木、松ケン、中村蒼それぞれの“男の涙”談義に興味津々!
2011年06月14日キアヌ・リーブスに真田広之、柴咲コウ、浅野忠信、菊地凛子ら日米のスターをキャストに迎え、伝統的な「忠臣蔵」を新たに描き出す『47 RONIN(フォーティーセブン ローニン)』の製作、撮影開始が発表され、2月28日(現地時間)に記者会見が行われた。上記のキャスト陣と本作で監督デビューを飾るカール・リンシュ監督が出席。21世紀の新たな忠臣蔵とは――?キアヌがハリウッド版「忠臣蔵」に出演するということは2008年の段階で報じられていたが、詳細については、これまでほとんど明らかにされていなかった。今回、発表された情報によると、物語はまさに「忠臣蔵」をそのままに、大石内蔵助をはじめとする47人の浪人が、主君を殺した仇(かたき)である吉良上野介を討つ、というもの。ただ、そこはハリウッド作品だけあって、大規模かつ激しい戦闘シーンをはじめ、これまでの「忠臣蔵」にない壮大な世界を築き上げ、名誉を取り戻すべく戦う戦士たちの試練に満ちた旅路を描き出すという。気になる配役だが、大石を真田さんが、吉良を浅野さんが演じ、気になるキアヌは47士に力を貸すはぐれ者のカイという役どころを演じる。女優陣では柴咲さんは、主君・浅野の娘であり、カイが想いを寄せるミカを、菊地さんは究極の権力を追い求める吉良から与えられた任務を遂行する、謎の女・ミヅキを演じる。日本人とイギリス人の血を引くカイを演じ、自身もイングランド、ハワイアン、ポルトガル、中国の血を引くキアヌは「このような作品に主演できることは非常に光栄です。愛や名誉など、求めても手に入らないもの、人生において悩むものなどがスペクタクルと共に楽しめる、ファンタジーでありながらリアリティを感じられる作品になるはずです。ストーリー、3D、日本人キャストたちの共演も楽しみです」と語った。真田さんは「日本人の誰もが知っているこのような題材が、ハリウッド超大作としてどのように世界の人々に届いていくのかとても期待しています。(監督の)カールはものすごい映像センスを持っている監督です。誰も見たことのない歴史を刻むすごい作品になるのではないかと思っています」と撮影を前に高揚した様子を見せる。リンシュ監督から「オーディションの際に、“ジャパニーズ オードリー・ヘプバーン”のようなスターの輝きを持っていた」と太鼓判を押された柴咲さんは、本作でハリウッドデビューを飾る。「リハーサルが始まっていて、監督は私の感情を引き出してくれる信頼できる監督だと思っています。正直に、しっかりと役を演じていければと思います」と意気込みを語る。浅野さんは『マイティ・ソー』に続くハリウッド大作への出演となる。「僕は浅野ですが、今回は浅野家の敵・吉良上野介を演じます。浅野家の先祖がやれと言ったような気がします(笑)。自分が子供の頃にわくわくして見た『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のユニバーサルの作品に出られて本当に嬉しい。自分の子供たちにもこの作品で僕が感じたようなワクワク感を持ってもらえたら嬉しいです」と興奮した面持ちで語った。「私の役は特殊でいままで演じたことがないような役でとても楽しみです」と期待を口にするのは菊地さん。「このような作品に出演することは非常に光栄です」と喜びをあらわにする。リンシュ監督は「愛と憎しみ、そして報復は世界中の人々が共感できるもの。日本で誰もが知っている物語だからこそ、西洋から見た視点で新しいものが引き出せると感じている。『忠臣蔵』はモチーフ、全くのオリジナルストーリーとなる。3Dも非常に重要になってくる。いままで誰も見たことのない3Dファンタジーになるはずだ!」と自信のほどをうかがわせるコメント。リドリー・スコットの後継者と言われ、宮崎駿から北斎まで、様々なアートスタイルからヒントを得たというリンシュ監督が、どのような世界を構築するのか楽しみなところ。総製作費2億ドルとも言われ、3月14日から撮影が開始され、ハンガリー、ロンドン、さらに日本でも撮影を予定しているという。『47 RONIN』は2012年冬、世界公開の予定。公式サイト:■関連作品:47RONIN 2012年冬、公開
2011年03月02日つい先日、全米でファイナル・シーズンの放映が始まった大ヒット海外ドラマ「LOST」。そのファイナル・シーズンに出演する真田広之が凱旋帰国を果たし、2月8日(月)に本シリーズのプロデューサー、カールトン・キューズと共に都内で開催されたトークセッションに参加した。飛行機の墜落事故から生き延びた48名の南の孤島でのサバイバルに始まり、シーズンを重ねる中で様々な展開を見せてきた本作。ファイナル・シーズンからの出演となる真田さんが演じるのは、物語の重要なカギを握る“テンプルマスター”道厳(DOGEN)。果たしてどのような役柄で、物語はどこへ向かうのか?真田さんは「この作品ほどネタバレが許されない番組もないでしょう。ポロっと何か言ったら撃たれるかもしれないので、今日は防弾チョッキを着てきています」とユーモアたっぷりに挨拶。ちなみに全米での盛り上がりは、放送日と重なる日程で予定されていた、オバマ大統領による一般教書演説が、別の日程に延期されたというから凄まじいのひと言…。プロデューサーのキューズ氏は「道厳はパワフルでカリスマ性のあるキャラクター」と語り、真田さんが役にぴったりであったと力説するが、真田さん自身は「出演は想定外でした」と明かす。また参加するにあたって「日本のカルチャーや政治、宗教といったものに触れるとしたら、どのような描き方をするのか心配だったが、理解とリスペクトが根底にあったので、信じて飛び込んだ」とも。参加前にシーズン5まで一気に鑑賞したということで、「初日の現場はディズニーランドに行った子供みたいでした。『ソーヤーだ!』とか『あ、ケイト!』とかね(笑)」と話す真田さん。この日は、真田さんが登場するシーンの映像が公開されたが、真田さんの記念すべき「LOST」における第一声は「誰だ?」。これについて真田さんは「お客さんからしたら、『お前こそ誰だ?』という感じでしょう…」と笑顔。さらに「最初は道厳は日本語のセリフだけという話だった」というが、徐々に英語のセリフが増えていったそうで「だまされた(苦笑)」とも。このトークセッション中、ネタバレしないようにと話しづらそうな真田さんを尻目に、プロデューサーの方がペラペラと内幕を明かす一幕も。キューズ氏があっさり「道厳はテンプルに、ずっと住んでいたわけではなく」と明かすと、真田さんが「それ、言って良かったんだ!?」と驚いた表情を見せ、会場は笑いに包まれた。この日は、ゲストとして元プロテニスプレイヤーの杉山愛も来場し、2人に花束を贈呈。現役時代から「LOST」のファンだったという杉山さんがキューズ氏に質問…と思いきや、キューズ氏の方が唐突に「ケイトはソーヤーとジャック、どちらを選ぶと思う?」と逆質問。杉山さんが「私としてはソーヤーの方が…」と答えると笑顔で「OK!」と謎の快諾。これに真田さんが「選択肢に道厳が入ってないよ!」と怒りを露わにし、再び会場は笑いに包まれた。「LOST」ファイナル・シーズンはAXNにて5月に第1話がプレミア放送されることが決定。DVDも年内に発売の予定。「LOST」放送情報AXNにてシーズン1〜5全103話連続放送【吹き替え版(二か国語)】2月16日(火)放送スタート※月曜〜金曜連日18:55〜19:50放送【字幕版】2月17日(水)放送スタート※月曜〜金曜連日0:55〜1:50放送公式サイト:■関連作品:LOST [海外TVドラマ]© AXN Japan Inc. All Rights Reserved.■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.138謎が謎を呼ぶ…新型サスペンス「フリンジ」“LOST”を取り戻せ!いまさら聞けない「LOST」を5分でおさらい!独占映像も到着ラストに向けて目が離せない!『LOST』オリジナル・ボトルを3名様にプレゼントつるの剛士が興奮ナビゲート!ついに脱出なるか!?「LOST」最新動画が到着「LOST シーズン4」DVD発売!海外ドラマシリーズ特製カレンダーを3名様にプレゼント
2010年02月09日