●小学生で震災を経験、高校からアメリカへ元CAのキャリアと抜群のスタイルを持ち、グラビア界で注目を集める橘和奈。昨年4月、芸能界デビューを果たし、『FRIDAY』4/21・28合併号(講談社)で初グラビアに挑戦すると、その後も各雑誌グラビアへの掲載が相次いだ。今回、デビュー1周年を迎えるタイミングで、橘にインタビューを実施。大手航空会社のCAからタレントに転身するまでの経緯を改めて振り返ってもらった。(前後編の前編)○高校生でアメリカへ留学――高校時代はアメリカで過ごされたそうですね。留学はどのような経緯で?私は福島県の南相馬市出身なのですが、東日本大震災が起こったのが小学6年生の時でした。震災で家がなくなってしまって、家族6人で10畳くらいの仮設住宅で生活していたので、勉強のために机も満足に使えない状態で……。そのあとも、なかなか広い仮設住宅に移ることができない生活が続きました。そんな時、新聞に挟まっていた広告チラシを見て、県が留学をサポートしてくれる制度があることを知って。当時から、将来はCAになりたいと思っていて、今とは違う環境でちゃんと勉強をしたいという気持ちもあったので、留学についていろいろ調べて、いくつか応募をしたなかで、通過した団体に支援していただいて、アメリカの高校に入学しました。――高校生から単身海外へ渡るというのは、すごい決断ですよね。震災からしばらく、テレビをつけても、同じような番組ばかり放送されている時期があって。今みたいにサブスクもまだないですし、レンタルビデオショップも再開していなくて、娯楽といえば、新聞を読んだり、たまに売っていた雑誌を買ってもらって読んだりするくらいでした。それでどうしても気持ちが落ち込んでしまっていて、環境を変えることはできないかなと漠然と考えていたときだったので、たまたま留学のチラシを見て、行ってみたいとすぐに思いました。――留学について、ご家族の反応はいかがでしたか?反対は全くなかったです。新しい仮設住宅が見つからない状況だったこともあって、行ってみたいんだったら行っておいで、という感じでした。――ちなみに、当時の英語力はどのくらいだったんですか?英語力は応募資格に問われていなくて、被災の状況が優先事項になっていました。あとは、作文が選考項目にあったので、とにかく作文を書きました。なので、留学して最初の頃は、大変でした。留学先はミネソタ州という場所だったのですが、周りに日本語を話せる人が全くいなくて。――どのくらいでコミュニケーションを取れるように?半年くらいはかかりましたね。それまではスケッチブックに絵を描いて、コミュニケーションをとっていました。――それは大変そうですね! 翻訳アプリなどは使わなかったんですか?携帯電話は日本に置いて、アメリカに行ったんです。あったら、友だちや家族にも連絡しちゃうと思って。●芸能界挑戦を決めた理由○大学では中国へ――自らを厳しい環境に置いたんですね。ホームステイ先の環境はいかがでしたか?最初はアメリカ人のおじいちゃんとおばあちゃんの家族にお世話になっていたんですけど、1年半後にホームステイ先が変わって、次は中国人の家族にお世話になりました。最初のホームステイ先は朝ごはんにお米を出してくれたり、鮭を焼いてくれたり、甘えさせてくれる家だったのですが、次のホームステイ先は一転、ごはんも自分で用意してねって感じの家で(笑)。自炊したり、デリバリーを頼んだり、最初の頃はギャップに戸惑いましたね。でも、どちらの家族とも仲良くなって、別れるときは寂しかったです。――帰国後は仙台の大学へ進学され、今後は中国に留学したとか。これは二番目のホームステイ先の影響もあったのでしょうか。そうですね。たまに中国語で話しているのが聞こえても、会話に混ざれなかったり、家族みんなでゲームをしたときに、「今日のは(中国語が)分からないと思うから、見てて」と言われたこともあったりして(笑)。そういうときに自分も中国語が話せたらいいなと思っていたこともあって、中国語に興味が湧いて、大学では中国に留学しました。――中国語はどのくらい話せるように?今度の留学先は他にも日本人もいる環境だったので、日本語も結構しゃべってしまって。今度は携帯電話も持っていったんです。なので、中国語は本当に基礎くらいで。やっぱり、頼れるものがない環境のほうが人は成長しますね(笑)。でも、コロナの前に、アメリカでお世話になっていたホームステイ先の家族が旅行で日本に来てくれて、中国語でも話しました!○CAからタレントに転身――素敵です! 大学卒業後は航空会社に就職して、見事に夢を叶えることになりました。ちょうどコロナが流行しはじめた年だったので、入社が半年伸び、入社後もZOOMの研修でした。そのあとも便が少なかったので、働けるのは週に1、2回くらい。やっぱり感染対策も厳しくしないといけないので、自分が思い描いていたものとは遠かったですね。副業がオッケーだったので、週4は料理教室の先生をしていました。――退職を決めた理由も、思い描いていた働き方とギャップがあったことが関係しているのでしょうか?気圧の変化などが原因で、耳を痛めてしまったんです。体調が優れない日が多くて、大変でした。1年くらい頑張ったのですが、このまま続けるのは体に良くないと思って、退職することを決めました。――そうだったんですね。そして、芸能界へ入ることになるわけですが、退職前から決めていたんですか?いえ。実家に帰って、おじいちゃんとおばあちゃんが農家なので、一緒に農業をしようと思っていました。高校生の頃から海外に行っていた期間が長いので、喜んでくれていたんですけど、共通の知人を介して、今の事務所の社長と知り合って。そのときは、最初は自分が芸能活動をするなんて考えもしなかったのですが、社長から「地元にはいつでも帰れるから、チャレンジしてみない?」と声をかけてもらって、若い頃にデビューするほうがいい業界という話も聞いたので、確かにチャレンジしてみるのもありかなと思って、やってみようと決めました。■プロフィール橘和奈(たちばな あいな)1999年2月22日生まれ。福島県出身。2023年4月に芸能界デビュー し、『FRIDAY』4/21・28合併号(講談社)に初グラビアが掲載。その後も、『週刊ビックコミックスピリッツ』(小学館)、『週刊FLASH』(光文社)、『グラビア ザテレビジョン』(KADOKAWA)などの雑誌に立て続けに登場した。「HAMADOORI13」のPRリーダー、メタバースプロジェクト『元素騎士』公式アンバサダーも務める。Xアカウント(@_aina222)、Instagramアカウント(@a_i_n_a_222)。
2024年03月21日俳優の中山優馬が20日、京セラドーム大阪で開催された「KANSAI COLLECTION 2024 SPRING&SUMMER」に、NMB48の元メンバーでもあるきょうだいの山田菜々、山田寿々とともにサプライズ出演し、姉妹と初共演を果たした。中山優馬、山田菜々、山田寿々は、「sugar nine スペシャルステージ」にそろって出演し、3人でランウェイを闊歩。続く「大阪万博スペシャルステージ」にも登場し、トークを繰り広げた。「KANSAI COLLECTION」(関西コレクション)は、2011年2月に大阪で誕生したファッションとエンターテインメントのイベント。26回目となる今回は、「I LOVE ENTERTAINMENT」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを展開する。撮影:蔦野裕
2024年03月20日元乃木坂46 中田花奈が、発売中のマンガ誌『月刊ヤングマガジン』(講談社)4月号のグラビアに登場している。中田は1994年8月6日生まれ、埼玉県出身。乃木坂46を卒業後、プロ雀士としてMリーグで活躍し、麻雀カフェのオーナー&店長も。さらには放送中のアニメ『ぽんのみち』で主題歌も担当している。2月には、約3年半ぶりとなる水着グラビアで大きな話題となった中田。洗練された大人のルックスと無敵ボディで魅了した。
2024年03月19日中川大志、染谷将太、上白石萌歌、森田想、古舘寛治、平原テツ、中嶋朋子、窪田正孝、堤真一が共演する「滅相も無い」が4月16日(火)より放送スタートする。この度、ビジュアルとティザー映像が解禁された。日本に突如現れた、7つの巨大な穴。ビルより巨大な穴、雲を突き抜ける穴、都会の真ん中に現れた穴…。混乱し、対応に追われ、様々な調査が行われたが、穴の正体は分からないまま。やがて人々は、穴とともに暮らし始めた。穴に入る者も多く存在したが、しかし、帰ってきた者はまだ誰もいない。そして、穴を神とする者が現れた。名は、小澤(堤真一)といった。小澤は説く。「穴の中には救済がある」12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。川端(中川大志)、菅谷(染谷将太)、松岡(上白石萌歌)、青山(森田想)、渡邊(古舘寛治)、真吾(平原テツ)、井口(中嶋朋子)、そして岡本(窪田正孝)。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、「なぜ入ろうと思ったか」を話し、記録しなければならないのだ。岡本が切り出す。「そろそろ、始めましょうか」。少しの緊張の中、一人目、川端が話を始める。超常の中で打ち明けられる、8人の密やかな人生の一部分。打ち明けた先で、彼らがたどり着く未来とは…。舞台作家として注目を集める一方で、NHK「きれいのくに」や映画『ほつれる』などを手掛け、映像でもめざましい功績を残す、加藤拓也が監督と脚本を務める本作。加藤監督自身が、初めて連続ドラマで全話脚本・監督に挑み、演劇と映像を交差させた完全オリジナルのSFヒューマンドラマを作り上げた。また本作の撮影は、演劇的手法と映像的手法をミックスした試みを多数取り入れて行われた。信者8人の会合シーンはロケーション撮影が行われた一方、それぞれの人生は全てスタジオセットのみで語られる。両親や友人など、語り手の人生に纏わる登場人物は、わずか6人のスタジオキャスト(秋元龍太朗、安藤聖、鳥谷宏之、中山求一郎、宮田早苗、安川まり※50音順)が全話を通して出演。約150役をこなし、セットチェンジ、早着替えもスタジオキャストが映像内で行うという、編集に頼らないリアルタイムでの場面転換を試みた。また劇伴音楽を担当する「UNCHAIN」はスタジオセットで実際に本人役として出演してキャストの芝居に合わせた音楽を奏でており、オープニングはイラストレーター・若林萌が担当するなど、各界の新鋭クリエイターが集結。映像&舞台&SF&アニメを縦横無尽に横断しながら、豪華俳優陣がそれぞれの密やかな人生を明かしていく。この度、出演者と加藤拓也からコメントが到着した。中川大志コメントSFとリアルが混在し、現実と非現実の境目が分からなくなる、この作品の世界観に惹き込まれ、自分も是非参加したい。と胸が高鳴りましたが、その繊細で絶妙なラインを表現する事は、僕にとって簡単ではありませんでした。加藤さんから頂く言葉の中にあるヒントを少しも逃さぬよう、そして巧みな共演者の皆様に飲まれぬよう、必死に過ごした時間はとても濃密で、ヒリヒリしました。染谷将太コメント苦しかったり、苦かったり、つまづいたり、浮き足立ったり。人類の四苦八苦を見事に加藤拓也氏が1つの箱に閉じ込めて、それを穴へ突っ込んでくれました。このドラマの出来事は、皆さんの人生の中には無さそうに感じつつも、いや?これはなんか心のひだに触れてくるぞ?いや?これはもはや自分の事か?という物事が繰り広げられています。その沢山の匿名性がある感情に浸って頂けたら、とても有意義な時間を加藤氏から貰えるのではないかなと思っております。何せこのジェットコースターのようなリズムを感じてもらい、沢山のモノを感じて頂きたいと願っております。上白石萌歌コメント松岡役を演じさせていただきました、上白石萌歌です。まずは、ずっと憧れ続けた加藤拓也さんの世界に飛び込むことができたこと、心から幸せに思います。加藤さんの作り出す世界にはいつもなんとも言い表せないような不思議な引力があり、拝見するたびに私の心に新たな風を吹かせてくださいます。私たちの日常の延長線上にあるようで、どこか果てしなく遠い場所にいざなわれるような、唯一無二の質感。リアリティとフィクションとが交差する世界観に、いつも身ごと持っていかれそうな心地のよい危うさが好きです。生きていくなかで避けては通れない苦しみや葛藤と私たちはどう向き合っていくべきなのか、考えを巡らせながら演じました。早くみなさまにもこの「滅相も無い」を体験してほしいです。お楽しみに!森田想コメント青山役を演じました、森田想です。再び手元へやってきた加藤さんの書く言葉は、わざと見過ごしていた痛みや苦しみを掬い上げてあっけらかんと突きつけてくる、恐ろしくて笑ってしまうほどに。当たり前にこちらの想像力では到底辿り着けない場所に立たされ、まるで感情単体が自分から放り出されるような本当に不思議な感覚を抱きました。そして、小さな存在の私にとってはあまりに彩り豊かな先輩方とリレーのように物語を運べたことは心を刺激される贅沢な経験でした。負った傷や後悔を背負い続け、思い通りにならない人生と欲の正体に向き合っていくことが出来るのなら、この作品を観て耳が熱くなる瞬間があるはずです。楽しみにしていて下さい。古舘寛治コメント加藤くんという才能溢れた作家と若い俳優たちとの仕事は楽しかったです。しかし半屋外の豪華邸宅で寒さに耐えながらの長時間の撮影は最年長者のおじさんにはなかなか大変でした。スタジオパートもセリフが多くて、覚えたつもりでも忘れてゆく脳みそと必死に闘いながら頑張りました。おじさんはいつも必死です。いい作品に仕上がってたらいいな~。出来上がりが楽しみです。平原テツ コメント最初、このお話を頂いた時にドラマで加藤拓也くんの作品に関われる事、そして素晴らしいキャストの方々と共演できる事に興奮しました。加藤くんの脚本はファンタジー要素はあっても、結局は人間そのものを描いていて、観る人に何かしらあてはまったり、「あぁ~何かわかるわその感じ」と共感出来るんじゃないかと思います。演出も俳優の感じたまま演じさせてくれて、演技のすり合わせもスムーズで本当にやりやすい。共演者の方々とも少ない時間でしたが、現場で楽しく作品づくりに没頭出来ました。各人物の色々なストーリーを楽しめる素晴らしい作品になっているので、是非ご覧になってください。中嶋朋子コメントそれは、心地よい違和感と、得も言われぬ親和性が共存する世界観。未体験なのに、妙に肌馴染みの良さがある――。まったくもって、奇妙な体験なのです。初めて脚本を読んだ時から、撮影の間も、撮影を終えてしまった今も、なんだか静かに興奮しています。誰かとシェアしたいけど、非常に個人的な感覚のような気もしていて、なにやら胸がドキドキします。大人になって、こういう気持ちになったことって、あったかなぁ。早く誰か、「滅相も無い」という体験を共有出来る人が現れてくれないものかと、実は密かに待っているところです。窪田正孝コメント加藤くんとまた仕事ができて心底嬉しかったです。脚本も演出も斬新でとても刺激的な現場でした。日常に突如巨大な穴が現れて、それがどこに繋がってるかも分からない。天国なのか地獄なのか。その人にとって都合のいい理由でいつでも入ることができる穴が存在したら人にはどんな心理が働くのか。清算したい過去、トラウマ、カルマ、人間の真髄が描かれた群像劇をお楽しみください。堤真一コメント加藤拓也監督の独特の感性が詰め込まれた、とにかく不思議な作品なので、撮影に入るまでも悩む日々が続いたんですが、楽しく撮影することができました。でもきっと登場人物たちに共感できる部分がたくさんあると思うので、物語をどう解釈するか、自分たちだったらどうするか、そんなことを考えながら観ていただけたらと思います。とにかく、出来上がりをすごく楽しみにしています。加藤拓也コメント映画や演劇を作ってきましたが、演劇をやれば映像的だ、映画をやれば演劇的だと言われることに嫌気が差し、今回はそのどちらの手法をも持ち込み、そのどちらでもない『滅相も無い』というドラマを作りました。映画的、演劇的の定義がハッキリとしている前提です。このドラマに集まってくれた俳優、スタッフ、それから 023年2月、松本市で演劇をしている時に会いに来てくれたプロデューサー達のおかげで、このドラマは産まれることができました。この場を借りてお礼申し上げます。そしてこれから観客の皆さんも最後までお楽しみください。ドラマイズム「滅相も無い」は4月16日(火)より毎週火曜日24時59分~MBSにて、25時28分~TBSほかにて放送開始(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月18日主演に役所広司、共演に内野聖陽、土屋太鳳、磯村勇斗、黒木華、寺島しのぶを迎え、山田風太郎の小説「八犬伝上・下」(角川文庫刊)を映画化。エンターテインメント超大作『八犬伝』として10月に全国公開される。いまなお日本のエンターテインメントに影響を与え続け、世界に誇る日本ファンタジー小説の原点といえる「八犬伝」。本作は里見家にかけられた呪いを解くため、運命に引き寄せられる若き8人の剣士たちの戦いをダイナミックに描く《虚》パートと、180話に及ぶ物語を悩み苦しみながら28年もの歳月をかけて書き上げた作家・滝沢馬琴の創作の真髄、そこで生まれた奇跡の実話を描いた《実》パートがシンクロ。最新鋭の撮影技術と豪華キャストにより、壮大なスケールで実写映画化を果たした。主人公・滝沢馬琴を演じるのは役所広司。『PERFECT DAYS』で第76回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を、先日の第47回日本アカデミー賞でも4度目の最優秀主演男優賞を受賞し、同作が第96回米アカデミー賞国際長編映画賞にもノミネートされるなど世界に誇る名優が演じるのは、失明しながらも「八犬伝」の物語を28年の歳月をかけて書き上げた作家。役所広司第76回カンヌ国際映画祭授賞式にて Photo by Pascal Le Segretain/Getty Imagesそして大河ドラマ「風林火山」や「きのう何食べた?」シリーズなど、数々の作品で実在の人物から個性的なキャラクターまで演じてきた内野聖陽が馬琴を見守り続ける親友の絵師・葛飾北斎を演じる。内野聖陽さらに《虚》パートで八犬士の運命を握る伏姫には、『るろうに剣心』シリーズをはじめ、Netflix「今際の国のアリス」や映画『マッチング』など出演作が話題を呼ぶ土屋太鳳、馬琴の息子・宗伯に『月』で第47回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞するなど、今年度の映画賞を席巻している磯村勇斗。宗伯の妻・お路に『せかいのおきく』など出演映画の公開が相次ぐ黒木華、馬琴の妻・お百は数々の映画・ドラマで鮮烈な印象を残す寺島しのぶと日本映画界を代表する錚々たる顔ぶれが集結。監督は『ピンポン』や『鋼の錬金術師』シリーズの曽利文彦監督が務める。馬琴の実話を描いた《実》パートと、八犬士の戦いをダイナミックに描いた《虚》パートがシンクロする壮大なスケールの本作について、役所さんは「読本作家 滝沢馬琴の几帳面な生活と彼が生み出す絢爛豪華な活劇。果たして馬琴にとってどちらが《虚》で、どちらが《実》なのか?映画館でお楽しみ下さい」とコメント。内野さんも「馬琴が北斎との友情の中で育て上げた『八犬伝』。家族を抱え、ままならない現実に悶えながらも華やかで正義感に満ちた作品を描いていく様は本当に見応え十分です!」とアピール。《虚》パートに登場する土屋さんは「現代の技術があってこそ実現できる『伝説のリアル感』が、《虚》パートの大きな魅力ではないかと思います」と語り、磯村さんも「《実》パートと《虚》パートそれぞれの物語がクロスしていく描き方は必見です」とその魅力を触れ、黒木さんは「“現実”と”物語”を行き来する今作を、是非楽しんでもらえると嬉しいです」とコメント。寺島さんは「『八犬伝』のスペクタキュラーな《虚》の世界と私たちの《実》のパートがどうリンクしていくのか、楽しみにしていて下さい」と期待を込めて語っている。キャスト・監督コメント全文■役所広司/滝沢馬琴役28年掛けて書き上げた「南総里見八犬伝」。成し遂げられたのは、親友、葛飾北斎と家族たちの献身的な支えがあった。読本作家 滝沢馬琴の几帳面な生活と彼が生み出す絢爛豪華な活劇。果たして馬琴にとってどちらが《虚》で、どちらが《実》なのか?映画館でお楽しみ下さい。■内野聖陽/葛飾北斎役北斎は晩年、多くの物語から触発され絵を描き、そして馬琴は、北斎の絵に触発され、筆を走らせた。ジャンルの違う芸術家同士が、インスピレーションを与え合っていたなんて素晴らしいことです。馬琴が創作活動で悶え苦しむほど、《虚》の世界の八犬士たちの華やかでケレンのある世界が輝きを増す。それは、まるで「鬼滅の刃」の世界。北斎はそんな馬琴を面白がりながらも一番の理解者として愛情深く見つめ、時には喧嘩も罵り合いもする存在。そんな二人の関係は人間らしくて、オモシロく、お互いにとってなくてはならない存在であったことが感じられます。馬琴が北斎との友情の中で育て上げた「八犬伝」。家族を抱え、ままならない現実に悶えながらも、華やかで正義感に満ちた作品を描いていく様は本当に見応え十分です!劇場の大きなスクリーンで、この迫力ある世界を楽しんで頂けたらと思います!■土屋太鳳/伏姫役伏姫は、子どもの頃からの憧れの存在。その魅力は語り尽くせないけれど、私が思う一番の魅力は、包容力です。一見“自己犠牲”に見えながら、実は誰よりも能動的に物語を牽引し、守るべきものを守り通す。憧れます。現代の技術があってこそ実現できる「伝説のリアル感」が、《虚》パートの大きな魅力ではないかと思います。夢中で本を読んでいると、頭の中に物語の世界が縦横無尽に広がりますが、その感覚と同じ興奮を覚えました。とても新鮮だと感じる一方で、不思議な現実味があるように感じました。人には「起きている時」と「眠っている時」がありますが、その両方を意識が行き来しながら生活している感覚に、少し似ているのかもしれません。伏姫が取り組んだ使命は、現代においても、大切な課題だと思います。見失ってはいけないものを、人は簡単に見失ってしまう。なぜなのか、そして、どうすれば取り戻せるのか…伏姫の祈りを、どうか受け取って下さい。■磯村勇斗/宗伯役宗伯は父・馬琴に確固たる忠誠心と敬意を持った息子です。今回、そんな息子役で役所さんと初めて共演させていただき、父・馬琴として、俳優として、大きな背中を近くで見ることができ、とても実りある撮影時間を過ごすことができました。「八犬伝」をご存知の方もそうではない方も楽しめる作品で、《実》パートと《虚》パートそれぞれの物語がクロスしていく描き方は必見です。ぜひ劇場でご覧頂けたら嬉しいです。■黒木 華/お路役お路は“表に出さない強さ”を秘めた女性だと思います。何があっても静かに耐えて感情を出さなかったお路が皆の想いを受け、「この物語は絶対に残さねばならない」と馬琴と共に「八犬伝」を完成させようとしていく姿には強い意志を感じました。多くの作品を拝見させていただき、いつかご一緒したいと願っていた役所さんとの共演は光栄でした。馬琴の悔しさや、目が見えなくなっていく過程のお芝居も圧巻でした。“現実”と”物語”を行き来する今作を、是非楽しんでもらえると嬉しいです。■寺島しのぶ/お百役お百は役所さん演じる馬琴に、ひたすら怒鳴りつけて気持ちをぶつける役で台詞も早く巻くしたてないといけなかったので苦労しましたが、久々の共演となる同期生の内野くんもいたので安心してお芝居ができました。「八犬伝」のスペクタキュラーな《虚》の世界と私たちの《実》のパートがどうリンクしていくのか、楽しみにしていて下さい。■曽利文彦監督「日本が世界に誇る役所広司さんに馬琴を演じてもらいたい!」すべてはこの想いからスタートしました。「そして北斎は、これまた日本を代表する俳優の内野聖陽さんに!」このお二人の夢の共演が叶ったときの監督としての喜びは、言葉にできるものではありません。『八犬伝』は、その作品と生きざまにおいて“正義”を貫いた一人の作家の物語です。複雑多様化した現代社会を頑張って生き抜いているからこそ、このシンプルな“正義”が深く心に突き刺さります。虚実入り乱れる大胆な構成と、「八犬伝」ファンの皆さんは現在の最新映像技術で蘇る新しい『八犬伝』の姿を、そして日本の漫画やアニメが大好きな皆さんはその原点の物語をぜひ楽しんでください。『八犬伝』は10月、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月15日女優の上白石萌歌が13日、神奈川・KOSE新横浜スケートセンターで行われた映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(3月29日公開)の極寒レッドカーペットイベントに出席した。『ゴーストバスターズ』シリーズ最新作となる本作の舞台は、太陽が降り注ぐ真夏のニューヨーク。すべてを一瞬で凍らせる史上最強ゴースト“ガラッカ”の襲来で、ニューヨークに史上最大の危機が訪れる。本作の世界観を再現するために、アイススケートリンクという異例の会場でイベントを開催。日本では初の試みとなるスケートリンク上のレッドカーペットが出現し、吹き替え声優を務めた上白石萌歌、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、本田真凜が出席した。前作に引き続き、新生ゴーストバスターズの中心的存在となったフィービーを演じた上白石は、「前回の『アフターライフ』もものすごく大好きだったんですけど、今回はなんと街が凍ってしまうという前代未聞のとても楽しいお話になっています」と本作の魅力を伝えた。また、「私、スケートリンクに来たの初めてなんですよ」と告白すると、チョコレートプラネットの2人は「え!?」とびっくり。上白石はスケートを滑ったことも「ない」と言い、「鹿児島生まれで南国育ちなので。こんなに寒いんだと思って」と話していた。
2024年03月13日Sing Like Talkingの佐藤竹善が今年ソロ活動30周年を迎えるのを記念して、8月に東名阪Zeppツアー『Solo The 30th ALIVE and KICKINʼ2024』が開催されることが決定した。本公演は、ブラックミュージックをルーツにもつR&BバンドNeighbors Complain(ネイバーズ・コンプレイン)をサポートに迎えたライブとなる。佐藤は現在、長年に渡りライブ・作品制作を共にしてきた盟友・塩谷哲(ピアニスト)とのユニットSALT&SUGARのツアー『SALT&SUGAR Live 2024』で全国をツアー中で、5月には毎年誕生月に行っている自身がオーガナイズするライブ『佐藤竹善 Presents Cross your fingers 24』も開催。さらに6月からは、ZeppツアーでもサポートするNeighbors Complainとのダブルネーム公演『佐藤竹善&Neighbors Complain LIVE 2024』の開催も発表された。佐藤竹善&Neighbors Complain■佐藤竹善 コメントミュージシャンとして、自分ならではの理想形を保つ。気がついたら、多くの才能、愛情に支えられて、今年も多彩に自由に楽しく弾けられそうです。今年もいっぱい会いましょうね!<ライブ情報>佐藤竹善『Solo The 30th ALIVE and KICKINʼ2024』8月3日(土) 東京・Zepp Haneda17:15 Open / 18:00 Start8月9日(金) 愛知・Zepp Nagoya18:15 Open / 19:00 Start8月10日(土) 大阪・Zepp Namba17:15 Open / 18:00 Start『佐藤竹善 Presents Cross your fingers 24』5月26日(日) 大阪・オリックス劇場17:00 Open / 17:30 Start『佐藤竹善&Neighbors Complain LIVE 2024』6月15日(土) 静岡・ROXY6月28日(金) 大分・ブリックブロック6月29日(土) 熊本・CIB7月14日(日) 山口・Jazz Club BILLIE7月15日(月祝) 岡山・CRAZY MAMA KINGDOM7月28日(日) 青森・Quarter※全10公演を予定。チケット情報:()
2024年03月10日2024年3月9日イベントより株式会社アデッソ所属、嶋谷綺沙が、音楽ユニット『ニエロピエロ(NielloPierrot)』のパフォーマーとして参加!嶋谷綺沙は舞台で活躍中の女優であり、アートダンサーである。嶋谷綺沙エンターテイメント界に驚きと感動のニュースが飛び込んできました!アートダンスのパフォーマーとして知られる**嶋谷綺沙**が、ユニット「ニエロピエロ」に参加することが決定しました。嶋谷綺沙の加入は、多くのファンにとって待ち望まれた出来事です。彼女のダイナミックで独創的なパフォーマンスは、常に観客を魅了し、感動させてきました。彼女の加入により、ニエロピエロの舞台はさらに華やかさを増し、ファンの期待が高まることでしょう。この驚きの発表に対し、彼女の加入により、ニエロピエロの活動は新たなる高みへと進化することが期待されています。嶋谷綺沙自身もこの新たな挑戦に興奮しており、『「ニエロピエロ」と共に新たなる舞台に立つことを楽しみにしている』とコメントしています。ニエロピエロの新たなる旅が、ますますエキサイティングなものとなることは間違いありません。今後のユニットの活躍に期待が高まります。このニュースの詳細や最新情報については、公式ウェブサイトやSNSアカウントでご確認ください。<参加イベント詳細>☆2024年3月9日(土)公演名:『「MI・RA・I SUPER LIVE 2024」Saturday Stage編』場所:渋谷近未来会館出演13:35~13:55物販14:10~15:00※別会場予定※撮影NGTICKET: ※前方(事前購入)/一般(予約のみ当日支払)☆ニエロピエロ予約特典フォーム: ※記載いただくと、来場時、物販受付にて特典が受け取れます!!HP: ☆2024年3月23日(土)公演名:『INN Fes vol.02』場所:LUMINE 0※撮影NGTICKET: ☆ニエロピエロ予約特典フォーム: ※記載いただくと、来場時、物販受付にて特典が受け取れます!!<嶋谷綺沙(しまやきずな)プロフィール>2004年10月21日生まれ東京都出身趣味 :プーさんとお話特技:ダンス<ダンス経歴>歴12年:Hiphop、Jazz、GirlsHiphop、ロックLegend TOKYO 審査員特別賞Birthday準優勝CCC 優勝<SNS>☆X: ☆instagram: ☆Tiktok: アデッソHP: ニエロピエロ(NielloPierrot)についてニエロピエロ(NielloPierrot)このユニットは、音楽の魔法を広め、世界中の心に響くメロディと歌詞をお届けすることを使命としています。ユニットのメンバーは、才能溢れるアーティストで結成され、一つの魅力的な音楽ユニットを形成しています。個性とハーモニーが結集し、耳に心地よいメロディと深い感情をお届けします。<公式SNS>X: instagram: SHOWROOM: HP: <メンバー>☆三咲じゅな(みさきじゅな)/右9月8日生まれ趣味:食べること特技:ピアノX: instagram: HP: ☆中村珠希(なかむらたまき)/左1月19日生まれ特技:津軽三味線、民謡舞台女優として活躍中X: instagram: HP: <パフォーマー>☆茅乃碧依(かやのあおい)5月14日生まれ趣味特技 :一輪車、ロードバイク公益財団法人日本一輪車協会公認インストラクター☆Tiktok: ☆X: ☆instagram: アデッソHP: 株式会社アデッソは、 現在、インフルエンサーマーケティングが可能なアプリ「ENTAMAエンタマ」をローンチ中。ENTAMA : ENTAMA : 「ENTAMAエンタマ」☆WEBアプリ ☆AppStoreダウンロード ☆AndroidAPKダウンロード 「ENTAMAMOVIESTUDIO」多目的レンタルスタジオ 所属事務所:株式会社アデッソHP: twitter: instagram: Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月08日元HKT48の矢吹奈子が2日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第38回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」に出演した。矢吹は、「RESEXXY」のステージのトップを飾り、ふんわりとしたピンクのスカートにオフショルダーの白のトップスをあわせたコーディネートで、デコルテを披露。笑顔を見せながらランウェイを歩いた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。ファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは「百花繚乱」。春の訪れとともに迎えるTGCは、色とりどりのさまざまな花々が集まり華やかに咲き乱れる特別な場所であり、儚さをも秘めた夢の瞬間という意味が込められている。撮影:蔦野裕
2024年03月05日「ネスレ ミロ」と東京ばな奈(TOKYO BANANA)がコラボレーション。限定シェイク「東京ばな奈シェイク メイド ウィズ ミロ(Made with MILO)」を、2024年3月6日(水)から6月末頃まで、東京駅一番街「東京ばな奈s」にて提供する。「ネスレ ミロ」と東京ばな奈のコラボシェイク3月6日“ミロの日”を記念した今回のコラボレーション。「ネスレ ミロ」の楽しみ方の一つとして親しまれるバナナから着想し、「東京ばな奈s」でしか味わえないユニークなドリンクが誕生した。「東京ばな奈シェイク メイド ウィズ ミロ」は、カルシウムや鉄、6種のビタミンなど高い栄養価値を誇る「ネスレ ミロ」がベース。そこに、東京ばな奈のバナナカスタードを加えてミックスした。まろやかで優しい「ネスレ ミロ」と、甘くてコクのあるバナナカスタードの組み合わせが絶妙な1杯に仕上がっている。【詳細】「東京ばな奈シェイク メイド ウィズ ミロ」450円販売期間:2024年3月6日(水)~6月末頃まで販売場所:東京ばな奈s住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 B1営業時間:9:00~21:00【問い合わせ先】ネスレお客様相談室 フリーダイヤルTEL:0120-00-5916(受付時間:9:00~18:00)
2024年03月02日舞台『千と千尋の神隠し』の製作会見が2月29日に都内で行われ、千尋役の橋本環奈、上白石萌音、川栄李奈、福地桃子が登場した。同作は宮崎駿監督の名作『千と千尋の神隠し』の舞台化作。少女・千尋(橋本環奈/上白石萌音/川栄李奈/福地桃子)が引っ越し先に向かう途中で八百万の神々の世界へ迷い込み、様々な出会いを経て、人間の世界に戻るため生きる力を呼び醒ましながら奮闘する。英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、2022年に世界初上演された。○■上白石萌音、『千と千尋の神隠し』千尋は「ずっと心の中に」自身にとっての同作の存在について聞かれると、上白石は「本当に大切な作品ですし、他のことをしていてもずっと千尋が心の中にいるなという感覚があります」と説明。「街にいるときに10歳くらいの子を見かけると目で追ってしまうんです。10歳の子ってどうやって立つのかな、走るのかな? どうやって喋るんだっけ? とか、いまだに千尋のために子供を研究している自分がいて、千尋の稽古をしてなくてもそうなので、ずっと千尋を心の中に飼ってるんだなというのは感じますね。友達のような子供のような愛しい存在です」と語った。新キャストの川栄は、オーディションに受かった感想について「『やったー!』というより、萌音ちゃんの千尋を(劇場で)観て『うわ、これ運動量すごいな』『こんなに走るんだ』と大変そうだったのを間近で見ていた」と苦笑する。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』では上白石とリレー形式でヒロインを務め「朝ドラで萌音ちゃんと同じだった時に、萌音ちゃんが稽古に入ってて途中からお会いしたら、げっそり痩せてて、『大丈夫!?』と。それほど大変なんだなと近くで感じていました」と明かした。東京公演は帝国劇場にて3月11日〜30日、 ロンドン公演はロンドン・コロシアムにて年4月 30日〜8月24日、名古屋公演は御園座にて4月7日〜20日、福岡公演は博多座にて年4月27日〜5月 19日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月27日〜6月6日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて6月15日〜20日。
2024年03月01日舞台『千と千尋の神隠し』の製作会見が2月29日に都内で行われ、千尋役の橋本環奈、上白石萌音、川栄李奈、福地桃子が登場した。同作は宮崎駿監督の名作『千と千尋の神隠し』の舞台化作。少女・千尋(橋本環奈/上白石萌音/川栄李奈/福地桃子)が引っ越し先に向かう途中で八百万の神々の世界へ迷い込み、様々な出会いを経て、人間の世界に戻るため生きる力を呼び醒ましながら奮闘する。英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、2022年に世界初上演された。○■舞台『千と千尋の神隠し』は橋本環奈にとって「忘れられない作品」自身にとっての同作の存在について聞かれると、橋本は「初演の時に初めて舞台をやらせていただき、それが千尋役ということで、もう右も左もわからないというか。毎日覚えることもたくさんあるし、稽古場やツアーで舞台に立って演じている時の発見も新しいことだらけで、『こんなに感情が動くことってあるんだ』と驚いていたので、役者人生の中で絶対に何十年経っても忘れられない役、作品になりました」と大きな経験だった様子。「千尋とは、この先他のいろんな役をやったとしてもきっと色褪せないだろうし、忘れることはできない関係性になれたんじゃないかなと思います」と語った。新キャストの川栄は「オーディションから稽古まで来て不安が大きくて、千尋の体力面もそうですし、色んな面で稽古に参加できなかったりとか不安なことが多い」と明かす。しかし「稽古場に来た時に自分がわからないことをやってくれて、背中で見せてくれる萌音ちゃんと、環奈ちゃんは『大丈夫だよ! できるよできるよ!』『いけるっしょ!』と本当に明るくて助けられていて、この2人を見習いながら新しい千尋を作っていけたらなと思います」と感謝した。川栄は橋本について「『年上かな』と思うくらい、悩みとかも聞いてくれるし、“スナック環奈”みたいな状態で、私と桃ちゃんの悩みを聞いてくれて、先輩だと思ってます」と表し、橋本も「初対面とかだったのにね」と笑顔を見せる。会見でも「自分にできるのかなという不安の方が大きかった」という川栄に、橋本はすかさず「大丈夫だって!」と声をかけていた。同じく新キャストの福地も「お稽古を始めてから、全然想像してなかった未知なことがたくさん待っていたなという感覚」だったと話す。上白石が「先生お願いします」と頼むと、橋本は「言わせないでよ」と苦笑しつつ、「だ〜いじょうぶだよ!」と明るい一言。「好きでしょ、言わせたがる」とつっこむ橋本に、上白石は「私もこれで励まされて初演を頑張ったので。橋本環奈の『大丈夫だよ』は効きます!」と語った。東京公演は帝国劇場にて3月11日〜30日、 ロンドン公演はロンドン・コロシアムにて年4月 30日〜8月24日、名古屋公演は御園座にて4月7日〜20日、福岡公演は博多座にて年4月27日〜5月 19日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月27日〜6月6日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて6月15日〜20日。
2024年03月01日東京みやげブランド「東京ばな奈ワールド」は、「東京ばな奈の伝説のメロンパン」を2024年3月1日(金)より、JR東京駅の東京ばな奈sにて期間限定で販売する。「東京ばな奈の伝説のメロンパン」がJR東京駅に初登場「東京ばな奈の伝説のメロンパン」は、20年の時を越えて復活し、EXPASA海老名の下り限定で販売しているメニュー。発売以来、完売が続出するほどの人気を博している。そんな「東京ばな奈の伝説のメロンパン」が、2024年春にJR東京駅に初登場を果たす。「東京ばな奈」型のクッキー生地&バナナカスタード「東京ばな奈の伝説のメロンパン」は、表面の「東京ばな奈」型のしっとりクッキー生地がキュート。バナナ香るクッキー生地は、ほろ苦いココア風味のもっちりふんわりとした食感のデニッシュ生地の上に重ねている。中には、「東京ばな奈」と同じとろ~りとしたバナナカスタードをたっぷりと詰め込んだ。お土産にぴったりな取っ手付きボックスで「東京ばな奈の伝説のメロンパン」は、取っ手付きの専用ボックスに詰めて提供。持ち運びも楽で、お土産にもぴったりとなっている。メロンパンは個包装のため、ちょっとしたおやつタイムにもおすすめだ。【詳細】「東京ばな奈の伝説のメロンパン」3個入 1,188円(参考小売価格)販売期間:2024年3月1日(金)~3月末頃販売場所:東京ばな奈s販売時間:12:00~ / 16:00~※1日2回の時間限定販売。※販売期間が前後する場合あり。※販売時間を変更する場合あり。最新情報はホームページにて要確認。※単品での販売なし。<店舗情報>東京ばな奈s住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 B1F営業時間:9:00~21:00
2024年03月01日俳優・上白石萌音が、「ぴあ」3月度の表紙を飾った。「ぴあ」表紙としての登場は初めて。現在、主演映画『夜明けのすべて』が大ヒット上映中だ。そして、3月11日(月) からは、東京・帝国劇場にて上演される舞台『千と千尋の神隠し』に出演。再演となる今回も引き続き千尋役を演じ、日本全国のほかロンドンにて行われる初の海外公演を回る。<公演情報>舞台『千と千尋の神隠し』原作:宮﨑駿演出・翻案:ジョン・ケアード共同翻案:今井麻緒子■出演:千尋:橋本環奈 / 上白石萌音 / 川栄李奈/ 福地桃子ハク:醍醐虎汰朗 / 三浦宏規(帝劇公演を除く)/ 増子敦貴(GENIC)カオナシ:森山開次 / 小㞍健太 / 山野光 / 中川賢リン/千尋の母:妃海風 / 華優希 / 実咲凜音釜爺:田口トモロヲ / 橋本さとし(帝劇公演を除く)/ 宮崎吐夢湯婆婆/銭婆:夏木マリ / 朴璐美 / 羽野晶紀 / 春風ひとみ兄役/千尋の父:大澄賢也 / 堀部圭亮父役:吉村直 / 伊藤俊彦青蛙:おばたのお兄さん / 元木聖也頭:五十嵐結也 / 奥山ばらば坊:武者真由 / 坂口杏奈【公演情報】東京公演:2024年3月11日(月)~3月30日(土) 帝国劇場ロンドン公演:2024年4月30日(火)~8月24日(土) ロンドン・コロシアム名古屋公演:2024年4月7日(日)~20日(土) 愛知・御園座福岡公演:2024年4月27日(土)~5月19日(日) 博多座大阪公演:2024年5月27日(月)~6月6日(木) 梅田芸術劇場メインホール北海道公演:2024年6月15日(土)~20日(木) 札幌文化芸術劇場 hitaru※上白石萌音さんら名古屋、札幌の出演なしチケット情報:()日本公演公式サイト:海外公演公式サイト:
2024年03月01日舞台『千と千尋の神隠し』の製作会見が2月29日に都内で行われ、千尋役:橋本環奈/上白石萌音/川栄李奈/福地桃子、ハク役:醍醐虎汰朗/三浦宏規/増子敦貴(GENIC)、カオナシ役:小尻健太(※尻の中は丸)/中川賢/山野光 ※森山開次は欠席、リン/千尋の母役:妃海風/華優希/実咲凜音、釜爺役:田口トモロヲ/宮崎吐夢 ※橋本さとしは欠席、湯婆婆/銭婆役:夏木マリ/羽野晶紀/春風ひとみ ※朴ロ美は欠席、ジョン・ケアード(翻案・演出)、今井麻緒子(共同翻案)、松岡宏泰(東宝 代表取締役社長)、イアン・ギリー(PWプロダクションズ 最高経営責任者)が登場した。同作は宮崎駿監督の名作『千と千尋の神隠し』の舞台化作。少女・千尋が引っ越し先に向かう途中で八百万の神々の世界へ迷い込み、様々な出会いを経て、人間の世界に戻るため生きる力を呼び醒ましながら奮闘する。英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、2022年に世界初上演された。○■舞台『千と千尋の神隠し』製作会見に22名登場これまで千尋を演じていた橋本、上白石に加え、新キャストとして川栄、福地が仲間入り。会見では、難しい質問に対して千尋役の4人がじゃんけんで順番を決め合うような一幕も。稽古場ではスケジュールの都合で4人が揃うことがなかったというが、上白石は「同じだけ走って転んでやってるので、同志ですね。私は早くりっちゃん(川栄)と、桃ちゃん、そして(スウィングキャストの森)莉那ちゃんの千尋を世にお披露目したくてたまらないです。私たちも稽古場で観ながらボロボロ泣いてて」と新キャストに太鼓判を押す。橋本も「客観的に観るからこそ千尋も素敵だし、作品のすごさもわかるし、すごく感動するんです」と同意し、上白石は「新しい刺激をたくさんいただいて、『私も変わらねば』と思ってやっているところです」と心境を明かした。会見では、キャスト陣に対し自身の演じる役について「〇〇の(キャラ名)」というキャッチフレーズをつけるという無茶振りもなされ「キレキレのハク」(醍醐)、「幻のハク」(三浦)、「消えそうなハク」(増子)、「アンニュイなカオナシ」(小尻)、「キュートなカオナシ」(中川)、「真面目なカオナシ」(山野)とそれぞれに表す。リン役については、妃海が「たまたまなのか、宝塚娘役出身3人がリン。宝塚は清く高く美しくということで、清いリン」と宣言し、華が「正しいリンです」、実咲が「美しいリンです」と連携プレイで拍手をさらう。初演から出演する田口は、新キャストの宮崎が冒頭で「私は帝国劇場も初めて、ロンドン公演も初めて、W(トリプル)キャストも初めて、東宝さんの制作する舞台に出演させていただくのも初めて。初めて尽くしなので、初々しいもぎたての釜爺をお届けできたら」と言っていたことを受け、「古々しい、落ちてしまったオールドな釜爺」を自称する。一方宮崎は「不安な釜爺」と表していた。さらに羽野は「たくさんの段取りをいただきまして、ふわふわしていて、本番で何が出るかわかんないので『何が出るかわからない湯婆婆』」、春風は「私も宝塚出身ですので、『清く正しく美しく、迷いある湯婆婆』。まだ迷宮の中を歩いている感じの湯婆婆」と語った。○■千尋役4人のキャッチフレーズは?この質問は千尋役の4人と夏木には振られなかったものの、会見終了後の囲み取材にて千尋役も答えることに。橋本について、上白石は「直感型。『直感を大事に進む千尋』って感じ。初演からすごく感じてます」と表現する。橋本は上白石の印象を「よく聞いてる。周りの人の動向とか、油屋に行った時に周りの全体を感じ取ってその場にいるんだろうなと感じる」と説明し、上白石は「『聞きの千尋』だ」とまとめた。川栄は「最初の方は桃ちゃんと2人の稽古があったんですけど、本当に対照的で。私が“せっかち”だとしたら桃ちゃんが“のんびり屋さん”。一つの動作が全然違っていて。例えば扉を閉めて走る動きも、桃ちゃんは扉を閉めてコテコテ走って『のんびりしてますよ』と言われたりするけど、私はサッと閉めてサッと行っちゃうので『SPみたいになってますよ』と言われる」と苦笑する。橋本は「そこが川栄ちゃんの良さ。淡白な感じが。アニメでも千尋って何考えるかわからないサラッとした感じがあるじゃないですか、それがめちゃくちゃお芝居に表れてるなと思います」、上白石は「誰よりも幼い。脳がバグります」とそれぞれに川栄の印象を述べた。「のんびり屋さんな千尋」と言われた福地だが、上白石は「桃ちゃんはめっちゃ走るの速いんですよ。すごい走るところがあるんですけど、桃ちゃんだけ最初間に合ってて。おっとりしてるのに足速い人が好きなので、けっこうぶっ刺さってます」とハマっている様子。福地が「タイムを測られるんです」と明かすと、橋本は「(初演で)スピードが遅いとか、全然走ってなかったとか言われて。萌音ちゃんがなりふりかまわず走ってたみたいで。私は裏で他のキャストとイエーイ! とかやりながらだったので」と裏話を語った。
2024年03月01日舞台「千と千尋の神隠し」の製作発表会見が2月29日、都内で行われ、初演から千尋役を務める橋本環奈と上白石萌音、オーディションで新たに千尋役に選ばれた川栄李奈、福地桃子が出席。“4人の千尋”が勢ぞろいした。宮崎駿の大ヒット映画を英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアード翻案・演出により世界で初めて舞台化し大評判となった「千と千尋の神隠し」。演出:ジョン・ケアード映画の世界から飛び出したようなキャラクターたちと、熱い息遣いまでが感じられるライブならではの醍醐味が相まった舞台は、大衆演劇の優れた業績を表彰する第47回菊田一夫演劇賞で上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞を受賞する快挙を成し遂げるなど、高い評価を得た。橋本環奈全国ツアーに、ロンドン公演が加わり、前人未踏の日本/イギリス二か国同時上演が実現する2024年の舞台「千と千尋の神隠し」。橋本さんは「私にとって、かけがえのない作品。これだけ充実した時間を過ごせるのは、役者人生で、本当に幸せなこと」と並々ならぬ思い。今年25歳を迎えて「10歳の千尋が遠ざかったりせず、逆により千尋の気持ちが理解でき、寄り添えるようになって、本当に自分も驚いている」と大切な役どころへの愛着も増している様子だ。ロンドン公演に対しては、「何より幸せ。まだ実感はないですが、楽しみで光栄です」と声を弾ませた。上白石萌音同じく千尋役を続投する上白石さんも「千尋はずっと心の中にいる。友だちのような、子どものような存在」と千尋に対し愛情を注ぐ。全国ツアーとロンドン公演の実施には、「スケールの大きさに、ちょっとフワフワしています」とも語ったが、「毎回、素朴ですばらしいストーリーを伝えることに徹し、新鮮な気持ちで大切に、柔らかく誠実に、千尋を生きたい」と役を演じきる思いに曇りはない。川栄李奈一方、新たに千尋役に挑む川栄さんは、まっすぐな眼差しで「私たち新しいキャストを温かく優しく迎えてくださるカンパニーの皆さんに感謝しながら、一生懸命、千尋を務めたい」と決意表明。“先輩”である橋本さん、上白石さんについて聞かれると「萌音ちゃんは、稽古場に来て、自分が分からないことを実際にやってくれる。背中で見せてくれる」「環奈ちゃんは、とにかく明るく『大丈夫、できるっしょ』って(笑)」と対照的なサポート方法を明かし、「二人に支えられながら、新しい千尋を作れれば」と意気込んだ。福地桃子「まだ、自分が『千と千尋の神隠し』に参加しているのは不思議でたまらない」と本音を語るのは福地さん。青蛙や竜など、劇中に登場する生物に興味がある様子で「大きな生き物、小さな生き物たちのパペットに、人が命を吹き込んでいる。その様子に見えなかったものが見えてくる感動を覚えましたし、自分も千尋としてそうありたい」と瞳を輝かせていた。会見には、演出のジョン・ケアードをはじめ、ハク役の醍醐虎汰朗、三浦宏規、増子敦貴、湯婆婆・銭婆を演じる夏木マリ、羽野晶紀、春風ひとみら、総勢21名が出席した。<公演情報>舞台「千と千尋の神隠し」原作:宮崎駿演出・翻案:ジョン・ケアード共同翻案:今井麻緒子出演:千尋:橋本環奈/上白石萌音/川栄李奈/福地桃子ハク:醍醐虎汰朗/三浦宏規(帝劇公演を除く)/増子敦貴(GENIC)カオナシ:森山開次/小尻健太/山野光/中川賢リン/千尋の母:妃海風/華優希/実咲凜音釜爺:田口トモロヲ/橋本さとし(帝劇公演を除く)/宮崎吐夢湯婆婆/銭婆:夏木マリ/朴璐美/羽野晶紀/春風ひとみ兄役/千尋の父:大澄賢也/堀部圭亮父役:吉村直/伊藤俊彦青蛙:おばたのお兄さん/元木聖也頭:五十嵐結也/奥山ばらば坊:武者真由/坂口杏奈【公演情報】東京公演:2024年3月11日(月)~3月30日(土) 帝国劇場ロンドン公演:2024年4月30日(火)~8月24日(土) ロンドン・コロシアム名古屋公演:2024年4月7日(日)~20日(土) 愛知・御園座福岡公演:2024年4月27日(土)~5月19日(日) 博多座大阪公演:2024年5月27日(月)~6月6日(木) 梅田芸術劇場メインホール北海道公演:2024年6月15日(土)~20日(木) 札幌文化芸術劇場 hitaru(シネマカフェ編集部)
2024年03月01日ジブリパークの新エリア「魔女の谷」が3月16日(土)に開園する。2月28日にメディア向け内覧会が開催された。「魔女の谷」は魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたヨーロッパ風のエリア。『魔女の宅急便』の「グーチョキパン屋」や「オキノ邸」、『ハウルの動く城』の「ハッター帽子店」や「ハウルの城」、『アーヤと魔女』の「魔女の家」が建っているほか、「メリーゴーランド」や「フライングマシン」といった遊具、レストラン、ショップなどがある。「ジブリパーク施設説明会」では、ジブリパークの制作現場を指揮したスタジオジブリ宮崎吾朗監督が登壇し、「およそ7年の歳月をかけてやっとここまで辿り着いてほっとすると同時に、愛知県の皆さん、設計会社や施工会社といったあらゆる人たちに感謝したいという気持ちでいっぱいです」と語った。宮崎吾朗監督「ジブリパーク施設説明会」での宮崎吾朗監督コメント(一部抜粋)「魔女の谷」は森に囲まれているので、周りの世界とは切り離されたような独自の空間を生み出せると思いました。ジブリ作品は日本を舞台にした和風な作品もあれば、ヨーロッパをほうふつとさせるようなファンタジックなものも多いんですよね。そこで、魔女をテーマにした洋風な世界観を作ってみました。「ハウルの城」は(簡単に)図面に引けない建物ですよね。平面的に見ても、直角で交わるところがあまりなくて、なおかつ建物の下部は不思議な形をしているので、三次元的に設計する必要がありました。コンピュータがあって本当に良かったです(笑)。それでも、いざ現場で作ってみるとうまくいかないことも多くて、1つ1つクリアしていきました。「サツキとメイの家」は2005年の愛知万博の時に建てさせていただいたので、もう20年経つんですよね。今後20年も100年もジブリパークが愛されることを願っています。(もし第3期整備エリアがあるとしたら何をつくりたいですかという問いには…)「やれ」と言われたらご協力させていただきます。「魔女の谷」の建物・施設を一部紹介<グーチョキパン屋>『魔女の宅急便』の主人公キキと黒猫ジジが暮らしたパン屋。ヨーロッパの伝統的な木造建築技法であるハーフティンバー様式の2階建てとなっている。1階のパン屋では実際にパンを購入できる(※パン屋の営業時間はジブリパーク営業時間と同じ。商品売り切れの場合も)。キキやジジが寝泊まりした屋根裏部屋もある。<オキノ邸>『魔女の宅急便』の主人公キキが魔女の修行に旅立つ前まで過ごした2階建ての家。家の前にある庭園では四季にちなんだ花や草が植えられている。家の隣には車庫がある。1階の玄関から中に入ると、左側にあるのは母親のコキリが薬を作っている魔女の店。ほかに客間や居間、台所がある。2階にはキキの部屋や、魔女を研究している父親の書斎があり、オキノ一家の生活を垣間見ることができる。<ハッター帽子店>『ハウルの動く城』の主人公ソフィーが切り盛りする2階建ての帽子店で、ソフィーの作業場やショップがある。ヨーロッパの伝統的な木造建築技法であるハーフティンバー様式の外観が印象的だ。1階のショップ「ハッター帽子店」ではオリジナルのキャンディー缶や帽子を販売し、中庭から2階に上がると魔女や魔法にまつわる書籍が揃う本屋「魔女の本棚」がある。<ハウルの城>『ハウルの動く城』に登場した、生き物のような形をした存在感のある城(高さ約20m)。1時間に数回、城の一部が動き煙をはく、まさに“動く城”。城の周辺には劇中をほうふつとさせる荒地が広がり、かかしのカブがたたずんでいる。2階建てで、正面の階段から1階に入ると、薄暗い雰囲気の中に居間があり、カルシファーの炉や流し台、テーブル、ソフィーの部屋などがある。2階にはハウルの寝室やハウルの衣装部屋、ハウルのアトリエのほか、浴室やマルクルの部屋があり、城の中での生活が伺える。<魔女の家>『アーヤと魔女』の主人公アーヤが引き取られた家。魔女ベラ・ヤーガの作業部屋やアーヤの寝室などがある。ベラ・ヤーガの作業部屋はあやしげな雰囲気に満ち、ミステリアスな魔法の材料が隙間なく置かれている。ほかに図書室やバスルーム、キッチンもある。<メリーゴーランド>「年に一度、村にやってくる移動遊園地」をイメージした乗り物遊具。『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』、『もののけ姫』といった作品に登場する乗り物や動物・キャラクターをモチーフに装飾。屋根には『ハウルの動く城』のハウルとソフィーの装飾があり、乗車中は特別にアレンジされた同作品の背景音楽「人生のメリーゴーランド」が流れる。■料金:3~12歳 500円(2歳以下無料)、大人 1,000円※荒天時は運行を中止します。利用に関する詳細はウェブサイトをご確認ください。<飛行機乗りの塔>『天空の城ラピュタ』のパズーや『魔女の宅急便』のトンボのような空を飛ぶことに憧れる少年の家をイメージした子ども向けの遊び場。天井を見上げるとオーニソプター(羽ばたき式飛行機)が浮かぶ。1階から2階へは遊戯施設のように上がることができる。※1階と2階をつなぐ部分を登ることができるのは小学生(12歳)以下が対象。<フライングマシン>「年に一度、村にやってくる移動遊園地」をイメージした子ども向けの乗り物遊具で、「飛行機乗りの塔」に隣接。乗り物は『天空の城ラピュタ』の世界をモチーフにしている。フライングマシンの中心には、ラピュタとタイガーモス号がある。■対象年齢:3~12歳※大人のみの利用不可。付き添いの場合のみ、子ども1名に対し大人1名利用可(有料)■料金:1名500円※雨天時は運行を中止します。利用に関する詳細はウェブサイトをご確認ください。<廃墟通り、時計塔>かつての集落の名残を感じさせる石壁が並ぶ通りで、近くには荒地と古井戸がある。ほうきで飛ぶ魔女2人の屋根飾りが目を引く時計塔があり、3つの鐘が魔女の谷に時を告げる。時計塔を登ると「ハウルの城」が一望できる。<空飛ぶオーブン>魔女の谷の入口に近くにあるレンガ造りのレストラン。パイやキッシュといったヨーロッパらしいオーブン料理を中心に提供している。「ミートパイ」や「魔女の谷のシェパーズパイ」をはじめとした伝統的なオーブン料理に加え、愛知らしさを取り入れた「ナポリタンのキッシュ」などジブリパークオリジナルのメニューも用意。スイーツメニューのほか、オリジナルラベルの「魔女の谷のビール」もある。■営業時間 11:00~17:00(ラストオーダー16:00)※営業時間は今後変更の可能性がございます。※そのほかのメニュー詳細はウェブサイトをご確認ください。テイクアウトメニューはございません。<ホットドッグスタンド ホット・ティン・ルーフ>黄色の外観にネオンが光り、ネコがドタバタと飛び跳ねる看板のテイクアウト専門店。ネコの手の形をしたパンでアツアツの大きなソーセージを挟んだオリジナルのホットドッグ「ネコの手ドッグ」は白と黒の2種を提供(各種990円)。ソーセージは愛知の三河豚を使用。このほかフライドポテト、魔女の谷のビールやソフトドリンクを販売している。■営業時間 10:00~16:30※営業時間は今後変更の可能性がございます。※価格は税込表示です。商品は売り切れの場合がございます。<13人の魔女団>魔女の谷のオリジナルグッズが揃うショップ。個性的な棚に、魔女の谷にある建物やアイテムをモチーフにしたグッズをはじめ、作品をイメージした商品が並んでいる。「ジブリパーク」魔女の谷は3月16日(土)開園。(シネマカフェ編集部)
2024年02月29日映画『夜明けのすべて』(公開中)が第74回ベルリン国際映画祭 フォーラム部門に正式招待され、インターナショナルプレミア上映を実施。松村北斗、上白石萌音、三宅唱監督が登場した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。カンヌ国際映画祭・ヴェネツィア国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつとされ、現地時間2月15日~25日で開催中の第74回ベルリン国際映画祭。『夜明けのすべて』は新しい視点を含む大胆で革新的な作品を集め、強い個性や多様性のある物語に注目する【フォーラム部門】に選出され、21日夜にインターナショナルプレミア上映が行われ、オフィシャルレポートが届いた。○■第74回ベルリン国際映画祭『夜明けのすべて』オフィシャルレポートベルリン国際映画祭に初参加となる松村、上白石、自身の長編監督作品全てが同映画祭に招待されている三宅唱監督が舞台挨拶やQ&Aなどに登壇した。21日の昼間からそれぞれ現地でのメディア取材に応じた松村、上白石、三宅監督は、Zoo Palastにあるレッドカーペットを訪れた。シックで艶やかなジャケット衣裳を纏った松村はベルリンに到着した感想を聞かれ、「日本の東京の小さな街で撮影した映画なので、渡航してようやくこの(ベルリンの)街の風景を見て、やっと今世界に届いているんだと感動し始めています」とコメント。さらに、昨年声優として出演した『すずめの戸締まり』(22/新海誠監督)が第73回ベルリン国際映画祭に正式出品されており、今年で2年連続の招待となるのだが、昨年松村は参加できなかったため、「リベンジの気持ちもあります!」と意気込みを語った。エレガントな黒いドレス姿を披露した上白石は、「まさか、人生の中で参加できると思っていなかった場所に、自分が大好きで大切に思っている作品を通して来ることができたのは何より嬉しいです」と、世界三大映画祭の一つという大きな舞台に参加できる心境を嬉々として話した。そのまま、映画祭メイン会場のBerlinale Palastに移動した一同。煌びやかなネオンのロゴと映画祭のシンボルとなる熊のマーク、そしてミラーボールが照らす会場は多くの一般参加者たちで活気づいており、現地の空気感を肌で感じた様子だ。そしていよいよ迎えた、インターナショナルプレミア上映。会場は18世紀末に建造され、話題作のみが上映される劇場Delphi Filmpalastで、選出発表時のSNS反響を受けて、キャパの大きな劇場での上映実施が急遽決定した。上映会には、国籍・年齢・性別問わず多くの観客が足を運び、670席の会場が満席に。すでに熱気に満ちあふれる中行われた上映前舞台挨拶では、大きな拍手で迎えられながら順番に壇上に上がった三宅監督、松村、上白石。松村と上白石は冒頭、「Guten Abend(グーテン・アーベント)!=こんばんは」とドイツ語で会場に呼びかけ、続けて流ちょうな英語で挨拶。本編上映後には、会場中に大きな歓声と称賛の拍手が響き渡り、同席していた監督キャストらも拍手で讃えられた。熱気冷めやらぬ中、松村、上白石、三宅監督はそのままQ&Aに登壇し、時間が許す限り観客から寄せられた質問に回答した。PMSやパニック障害というそれぞれの“生きづらさ”抱えた男女を演じた松村と上白石。「これらのテーマに関心を持ったからこの映画に参加したのか」という質問に対して、「この映画を通して全てを知ることは不可能だけれど、一歩、半歩でもその症状に対して寄り添ってくれたらいいな、という思いは強く持ちながら演じていました」と松村、上白石は「まず初めにお聞きしたいんですが……」と切り出し、「日本では女性の生理の話を男性とはしづらいのですが、それはこちらも一緒ですか?」と問いかけた。会場から「そうでもない」という反応を受け、「日本もそうなるといいな、そういうきっかけにこの映画がなればいいな、と思っています」と満面の笑みで語るなどし、観客とのコミュニケ―ションを楽しみながら終始和やかな雰囲気でQ&Aが行われた。プレミア上映終了後の囲み取材では、映画を観た観客の反応について「想像以上だった」と振り返った3人。三宅監督は「上映後、お客さんから力強い拍手をいただき感激しましたし、2人のキャラクター(山添くんと藤沢さん)を友達みたいに愛して観てくれていたんだと感じました」と胸いっぱいの様子でコメント。松村は「この映画は、いろんな人の人生がそのまま映し出されている映画なのですが、人生のしんどいこともと笑えることも、お客さんが一緒になって感じてくれている空気が伝わってきました」と、上白石は「会場の反応が鮮やかで本当にびっくりしました」と振り返った。初めてベルリン国際映画祭に参加したと松村と上白石だが、「お客さんの観方がすごくプロだなと思い、大変心地よかったです」と松村、上白石は「国籍や人種が違う色々な方がいましたが、みんな同じところで笑ったり、張り詰めたりしていて、文化や言葉を超えた共通の何かがあるんだな、と感じました」と新鮮な体験をしみじみと噛み締めた。Q&Aの感想を聞かれると、「もっとこの映画のことを知りたいんだな、という質問ばかりで、さらにこの映画への自信が湧きました」と松村、上白石は「たくさん手が挙がっていて嬉しかったですし、本当にみんなに愛されている映画祭なんだと感じました」とコメントした。2019年の『きみの鳥はうたえる』(フォーラム部門)、一昨年の『ケイコ 目を澄ませて』(エンカウンターズ部門)に続き、監督作品が3回目のベルリン国際映画祭選出となる三宅監督だが、「過去2作より今作の方が、“日本”というものを客観的に見る経験になった気がします。この映画がPMSやパニック障害、あるいはそれ以外のいろんな苦しみを抱えながら生きている人たちの物語でありつつも、同時に登場人物たちは“日本”という目に見えない縛りの中で生きているな、ということを、海外の方の反応を見たからこそ感じた部分はありました」と新たな発見もあったという。また、本作でのベルリン国際映画祭参加だけでなく、第51回アニー賞で声優賞(映画部門)へのノミネートを果たすなど、世界中から評価されている松村だが「(国際的に評価されることを)まだ野望と掲げていい立場に自分はいない」と謙虚に今の心境を語った。
2024年02月22日SixTONESの松村北斗と、女優の上白石萌音がNHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』以来の再共演となり話題になっている映画『夜明けのすべて』(公開中)。9日に全国で公開されると、4日間で興行収入1億8,000万円突破のヒットスタートを切った。瀬尾まいこ氏による同名小説を実写化した同作は、月に1度PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さん(上白石)と、パニック障害を抱え、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添くん(松村)が、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような絆で生きて行く姿を描いている。第74回ベルリン国際映画祭【フォーラム部門】 に正式出品が決定し、世界から注目を集めている本作で、今回は、W主演を務めた2人にインタビュー。再共演で発見した互いの新たな印象や、作品から学んだことなどについて話を聞いた。○松村北斗&上白石萌音『カムカムエヴリバディ』での共演は「前世?」――朝ドラ『カムカムエヴリバディ』以来の再共演のお二人ですが、再共演だからこそ…という部分はありましたか?松村:再共演だからよかったというのと、時間が空いていたからよかったというのと、どっちもあります。『カムカム』の時には、「いろんなことを背負って歩いていける人」というイメージがあったので、すごく頼りにできると勝手に思いながら、もうあの時は“安子ちゃん”だったじゃないですか。上白石:久々にそのイントネーション聞いたなあ(笑)松村:“安子ちゃん”だったから(笑)。そこから撮影まで時間があるうちに偶然テレビで見たりとかして、原作も読んでいたので、グラデーション的に「あっ、藤沢さんの人なんだよな」と思うようになっていきました。上白石:もちろん、1度命をかけた時代の2人をやったからこその、遠慮せずいける感じはありました。でも『カムカム』は昭和、今回は現代で、役柄も全く違いますし年齢も逆転してますし、全然違う人として対峙できた気持ちもして。「そっか。そういえば夫婦やってたな」みたいな。「前世?」ぐらいの気持ちです。また全然違う関係性をゼロから、違和感なく築けたのがとっても嬉しかったです。どっちもしっくりきて、どっちも心地よかったし、作品の中にちゃんと入れたんだなという感じがしました。――PMSやパニック障害について、お二人が今作を通して「勉強になった」と思うところはありましたか?松村:常識程度には知っていると思ってたけど、正直全然知らなかったというか、認識も間違ってるんじゃないか、ズレがあるんじゃないかなと思うぐらい改めて知ったことがたくさんありました。症状がどんなものか伝わっていても、それに苦しんでいる人の思いや生活には、色んな意味で誤解があるんじゃないかなと思いました。上白石:私もそれぞれの名前は知っていたんですが、イメージがそれぞれ一個ずつしかなかったなと。PMSイコールこれ、パニック障害イコールこれ、というイメージだったけど、実際は人によって全然違うんですよね。「こんなに幅があるんだ」と。自分はそうではないけど、そのかけらを持ってるという気付きもあったりして。名前が付いたものってそれだけで見てしまいがちですけど、本当はもっと奥行きと幅があるんだなと、見方が広がったなと思います。PMSとかパニック障害だけじゃなく、世の中のいろんなものがそうなんだろうなと思いました。――作中の2人は不安定な時にお互いを支え合うシーンが描かれていましたが、お二人は実際にそういう時はどうしますか?松村:不安定になること、ありますもんね。上白石:方法もいっぱいありますよね。私、この2人に「いいな」と思うのが「ここ(胸に)抱えていると、自分にとって良くないから言わせてもらうわ」みたいなスタンスがあるところです。相手にもよりますけど、何かあった時に「私がこう言ったから、こう思ってる?」と聞くと、楽になる。「そうだよ」と言われたら謝れるし、「違うよ」と言われたら「ああ、よかった」と思うし。溜めないことが大事ですね。言えなかったら文字にするのでもいいし。この2人は病気をうまいこと使っていて、たくましい。「いいよね。パニック障害だから、そういうことできて」みたいな会話もあるんですけど、それが言えてしまうことすらいいし、相手のことを気遣うのも大事ですけど、たまには自分のためにものを言うのも必要だなと思います。松村:僕は「しんどいことやネガティブなことが1回タンクにぱんぱんにならないと、いいことが訪れない」と思ってて。実際に昔、空手を練習しても練習しても全然上手くならなくて周りにも置いてかれる中で、頑張って続けたら、ある時、周囲をポンと抜かすぐらい急成長することがあったんです。だからしんどい時は「今、タンクをためている途中なんだ」と考えて、諦めてます。しんどくなり続けなきゃいけないんだな、みたいな。そしたらどっかでポンってなるかなと。苦しいけど、続けるしかないし。上白石:そうなんだよなあ~。松村:しんどいことって探しても来ないし、逆に来たってことは、今タンクをためるチャンスが来てるからだと思って頑張ってます。1回ボンと上がったらまた、タンクの貯蓄が始まるんですけど……「なんでなんだろうな、人生は」と思って毎日頑張ってます。2人:(笑)――お二人は空気感も似ているところがあるように思いますが、ご自身で共通点を感じるところはありますか?上白石:……あります。すごく共鳴したことがあったのを、急に思い出しました。撮影の合間に、山添くんの家の上で「急に人に知られていくことについてどう思うか」という話をしたことがあって、2人とも斜めから見ていたんです。「わーい!」ってなれない2人。松村:ありましたね。事の発端は、僕が朝ドラの時の話を始めて。『カムカム』放送15分前の自分と15分後の自分は何にも変わっていないのに、世間が急に「稔さん稔さん!」となった。1週間くらい経ったら、もう街中でも「稔さん!」みたいになっていて。俺は何も変わってないのに、稔さんという役が魅力的だったから「もしかして、すごい俳優さんなんじゃないか」という目を向けられ始めて。ある人は「彼はすごい芝居した」と言ってくれてしまったから「いや、俺、何も変わってないよ、まだ」と。自分の周りの人にとっての自分がすごく上に行っちゃって、怖くて怖くてしょうがない、という話をしました。上白石:それに対して怯えているのが一緒で、「めっちゃわかります!」と言って響き合ったのを、思い出しました。「怖いですよね」と。だから『カムカム』の放送中とかも、きっと同じ思いを抱えて過ごしてたんだろうな。撮影中は世間の反応もわからないまま撮っていたし、放送中は会う機会がなかったので、今になって(笑)。深夜みたいな暗さの感じの共鳴でしたね。○「丁寧な暮らし」「ジョークのきいた話もする」新たに発見した一面――逆に「こんな素敵な一面があったんだ」と驚くようなところはありましたか?上白石:びっくりしたのが、現場でみんなお弁当食べている時に、端っこで野菜をムシャムシャ食べてて……。松村:(笑)上白石:「それ、持ってきたんですか?」と聞いたら、朝起きて準備して「野菜が足りないな」と思ってお弁当箱に入れて持って来ていたそうで。あと、いつも水筒を持ってるんですよ。「ちゃんと生活してる人なんだ!」と思って、すごく尊敬しました。松村:そうですね、うん。丁寧でしたね。上白石:丁寧な暮らしが垣間見えました。私も水筒を持とうと思って、静かに真似しました。松村:寒かったですからね。温かいよもぎ茶を入れて……。上白石:よもぎ茶だったんだ…… ! レベル高っ! 素晴らしい。忙しいと犠牲になりがちなんですけど、そこを守ってる人なんだと、より尊敬が増した瞬間でした。松村:レタス類とサラダホウレンソウをよく持ってきていました。血液検査すると、鉄分が少ないんで。よもぎ茶も造血作用があって。上白石:血が基本的に足りてない?松村:血液検査したら、担当の方が「なんだこの数値!」とびっくりしてたので……。あと、山添くんを演じるために体重を落としていたので、それもあって野菜多めの食生活でした。おいしいお弁当を用意してもらえると、色々食べちゃうので。上白石:すごいと思います。プロです。――松村さんから見た上白石さんの新たな一面はどうでしたか?松村:逆にね? 実は『カムカム』の頃はそんなに長い期間一緒にいたわけでもなく、「できた方」「本当に素晴らしい方です」みたいな感じだったんですけど、けっこう……。上白石:なんだ!?松村:ジョークのきいた話もするし。上白石:つまんないやつだと思われてた!?松村:ふざけたことを言ったら引かれるかなと思ったら、むしろジョークの方が多かったりとか。ちょっとダークでウィットに富んだ会話なんかも出てきて。上白石:「やるじゃん」って?(笑)松村:初めて「人だ」と思いました。それまでは「女優さん」な感じだったんです。でも、上品でセンスのいいお笑いの方だなと思って面白くて。大笑いするようなジョークじゃないんですけど、ずっとくすくす笑えるような感じが面白かった。それがあって会話が増えた記憶もあります。会話の仕方がわかったというか。上白石:松村さんの話がよく練られているんです。1回練って練り尽くして、ラジオで話した話をもう1回してくれてるみたいな。悔しくて! 面白いから。松村:ありましたね(笑)。そう、いくつかラジオから降ろして会話をしてみたりしつつ……。上白石:あれは、(反応を見る)オーディションだったってことですよね(笑)――作中の2人は問題を抱えながらも、周りの人に見守られている部分があります。「こんな優しい世界であったら」と思わせられる作品ですが、お二人はどのように感じましたか?上白石:こうであってほしいですよね。松村:そうですね、すごく難しいけど。できる限り多くの人があたたかいと思うような社会であったらいいなという気もしました。上白石:2人も、外の人には失礼な態度をとってたりしていて。特に藤沢さんは人をいっぱい傷つけてきたし、ここに描かれてないだけで、優しい人たちも誰かを意図なく攻撃してるかもしれない。でも優しくなれる瞬間があったり、優しくなれる相手がいたりするのはいいことだなと思います。いつも優しくいるのは無理かもしれないけど、そういう時間が1日の中に何回でもあれば素敵だなと。誰一人傷つけず生きることは無理なので。――2人も最初は傷つけることもあったというか、山添くんが「PMSとパニック障害は違う」ということを言って、藤沢さんが「PMSの方が下ですよね」と返すシーンも印象的でした。2人:あ~。上白石:そういう部分は誰しもあるし、そうなっちゃう気持ちはわかりますもんね。松村:一瞬引っ込ませかけて言う感じが、自分で試写を見ても「いやなやつだなあ」と思いました(笑)。山添くんも最初はそんなことを言う人間だったわけですし、たくさんの人を困らせて苦しんできた。実はすごくたくさんの人が苦しんでるし、そこで涙を流してる人もいると思うと、この物語があたたかく捉えられる社会であってほしい、そんな街があってほしいと思うような作品だったと思います。上白石:傷つけてしまった人にも、「どうか優しい相手がいてほしい!」と思っちゃいます。松村:どこかで、プラマイになってますように。■松村北斗1995年6月18日生まれ、静岡県出身。SixTONESとして2020年1月CDデビュー。俳優として映画、ドラマなどでも幅広く活躍。主な出演作に、映画『坂道のアポロン』(18年)、『ホリック xxxHOLiC』(22年)、『すずめの戸締まり』(22年 ※声の出演)、『キリエのうた』(23年)、ドラマ『パーフェクトワールド』(19年)、『一億円のさようなら』(20年)、『レッドアイズ 監視捜査班』(21年)、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(21-22年)、『ノッキンオン・ロックドドア』(23/EX)などがある。ヘアメイク:福田純子(Nestation)、スタイリスト: Shohei Kashima(W)■上白石萌音1998年1月27日生まれ、鹿児島県出身。2011年第7回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、同年にNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』でデビュー。14年、映画『舞妓はレディ』で主演に抜擢され、日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。主な出演作に、映画『ちはやふる上の句/下の句/結び』(16年、18年)、『溺れるナイフ』(16年)、『君の名は。』(16年)、『羊と鋼の森』(18年)、ドラマ『ホクサイと飯さえあれば』(17年)、『恋はつづくよどこまでも』(20年)、『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』(21年)、大河ドラマ『青天を衝け』(21年)、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(21-22年)、舞台『千と千尋の神隠し』(22年~)、『ダデイ・ロング・レッグズ』(22年)などがある。ヘアメイク:山田佳苗、スタイリスト:嶋岡隆・北村梓(Office Shimarl)(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年02月19日繊細な役柄から天真爛漫な役までもこなす、俳優の上白石萌歌(かみしらいし・もか)さん。演技力はもちろん、高い歌唱力も持ち合わせているとあり、ドラマや映画など数多くの作品に携わっている俳優として知られています。上白石萌歌の『幼少期ショット』に絶賛の声2024年2月17日、上白石さんはInstagramを更新。ドキュメンタリーバラエティ番組『アナザースカイ』(日本テレビ系)に出演することを明かしました。国内外問わず、想い出深い場所を訪れるゲストに密着する、同番組。上白石さんは、小学校の頃に3年間、家族と暮らしたことがあるメキシコを訪問するそうです。15年ぶりの『里帰り』に、「あらゆる場所に想い出が踊っていて、幼き日の自分に会えた気がした」と、幼い頃の写真を公開しました。「国宝級のかわいさ」「尊い」など絶賛の声が上がる、上白石さんの幼少期の写真をご覧ください。 この投稿をInstagramで見る 上白石 萌歌(@moka____k)がシェアした投稿 カメラの前で優しくほほ笑む、幼い頃の上白石さん。同年1月10日に投稿された現在の上白石さんと比べても、面影がバッチリと残っていることが見て取れます! この投稿をInstagramで見る 上白石 萌歌(@moka____k)がシェアした投稿 昔から容姿が整っていたことが分かる写真には、さまざまなコメントが集まりました。・面影がありまくり!素敵ですね。・全然変わっていない!そのまま大きくなったんだね…。・最強で最高。メキシコに3年間も住んでいたなんて、知りませんでした!上白石さんが出演するのは、同年2月24日の放送。気になる人は、『アナザースカイ』を視聴してはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2024年02月18日松村北斗(SixTONES)と上白石萌音がW主演した映画『夜明けのすべて』より、撮影現場の裏側を切り取ったメイキング写真が公開された。瀬尾まいこの同名小説を映画化した本作は、月に一度のPMSで自らの感情をコントロールできなくなる藤沢さんと、パニック障害を抱える山添くんという、職場の同僚として過ごす中で互いの“生きづらさ”を知ったふたりが支え合っていく日常の物語。原作の印象を変えずに映像化するため、監督・三宅唱と共同脚本の和田清人は、「これは働くことについての映画であり、現実に生きづらさを抱える人たちがユーモアや人とのつながりによってそれを乗り越えていく物語になる」という2つの柱を軸に脚本を開発。そして三宅監督は、松村さんと上白石さんに直接会い、小説が持つ魅力や相違点について話し合い、2人の意見も取り入れながら、脚本を完成させた。上白石さんは「三宅監督や松村さんとはいつもいろんな話をしていました。映画とは関係ない話をしてゲラゲラ笑いあったかと思えば、これから演じるシーンについて新しいアイディアが生まれたり。会話から生まれたものがたくさんある現場でした」と撮影をふり返っており、友達でも恋人でもない同志のような関係を紡ぐ山添くんと藤沢さんのやりとりについて、「このやりとりだと恋愛的な要素が出てきてしまうのでは」と率直な疑問をぶつける松村さんとそれに答える監督の姿もあったそうで、演技をめぐる会話を含めた全ての会話を大切にし、チーム全体が心を開いて臨めた現場があったからこそ、本作を特徴づける特別な関係性を描くことができた。さらに、山添くんと藤沢さんのこれから歩む道筋が見えてくる大事な局面となるシーンが撮影されたクランクアップの日のエピソードも公開。クランクイン前には「その日その日の俳優の状態や天気にも臨機応変に対応できる、ある種の懐の深さをもって臨みたいと思っていました」と語っていた三宅監督だが、その日は一度差し込んだ太陽の光をもう一度捉えようと撮影隊が待つことに。松村さんが呪文のようなものを唱えながら晴れを祈り始めると、一同がわっと盛り上がる場面が。「本当に奇跡のような美しい光が差し込んできました。山添くんが持っている何かが作用したんでしょうね」と監督がふり返るほどの素晴らしい仕上がりとなり、「自転車のシーン、山添くんにとっての変化の象徴で、美しすぎて理由もなく涙がボロボロ出た」と最も印象的なシーンとして挙げる観客も。メイキング写真では、クランクアップ時の様子や職場でくつろぎながら話す2人、ベランダから指ハートを送る上白石さんや、撮影の合間に笑顔でリラックスする松村さんの姿などが収められている。そして本日より、副音声コメンタリー上映が全国の上映劇場で実施されることが決定。映画本編に合わせて、松村さん、上白石さん、三宅監督による撮影時の裏話をはじめ、ここでしか聞くことができないエピソードに注目だ。『夜明けのすべて』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年02月16日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(公開中)の公開4日間の興行成績が、明らかになった。9日に全国222スクリーンで公開初日を迎えた同作。11日までの週末3日間で観客動員10万人(106,249人)、興行収入1億5,000万円(1億5,242万6,180円)を突破。12日までの公開4日間総累計では、観客動員13万人(13万835人)、興行収入1億8,000万円(1億8,620万6,120円)を記録し、ヒットスタートとなった。また、22日には「第7回ベルリン国際映画祭」の正式招待を記念して行われる「一夜限りの特別限定ダイジェスト付き上映」にて、映画祭に参加する松村や上白石、三宅唱監督の様子を収めた映像付きの上映会が行われる予定となっている。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2024年02月14日松村北斗(SixTONES)と上白石萌音が共演した、瀬尾まいこ原作映画『夜明けのすべて』が、4日間で動員数13万人、興行収入1億8620万円を突破したことが分かった。2月9日より全国222スクリーンで公開を迎えた本作。2月の第2週のFilmarks初日満足度ランキングで1位、Yahoo映画で☆4.5を獲得(2/13時点)。TOHOシネマズのアンケート調査(2/13AM8時時点)では90%以上の人が「非常に良かった」「良かった」を選択し、84%の人が本作を勧めたいと回答する高評価を得ている。また、SNSでの「今年もしくは生涯ベスト級。この映画で救われる人は多いはず」「優しくて暖かくて、寄り添ってくれる素敵な映画」「自然と涙が溢れた。今を生きる多くの人の胸に響く作品だと思う」といった口コミの公開も相まってか、各劇場では満席の回もあり、鑑賞層も幅広い世代にまで広がっているようだ。すでに、「第74回ベルリン国際映画祭」フォーラム部門に正式招待作品され、台湾・韓国・香港での上映も決定し、世界中からも注目を集めている本作。今月22日(木)には、ベルリン国際映画祭の正式招待を記念して行われる<一夜限りの特別限定ダイジェスト付き上映>として、同映画祭に参加する松村さんや上白石さん、監督・三宅唱の様子を映像に収め、劇場でしか観ることのできない映像付きの上映会が開催予定となっている。『夜明けのすべて』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年02月13日女優の上白石萌音が、10日に都内で行われた映画『夜明けのすべて』(公開中)の公開記念舞台挨拶に松村北斗、光石研、りょう、三宅唱監督とともに登壇した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。○■松村北斗、光石研の返しに爆笑「上手なことをおっしゃる(笑)」撮影を振り返った光石は「お二人(松村と上白石)が醸し出す空気が、現場の空気を作るような感じだったもんですから、邪魔しちゃいけないと思って。おとなしくおとなしくしてなるべく目立たないようにしていました」と話す。しかし、実際の撮影現場での姿は違ったようで、松村から「何をおっしゃいますか! お昼時間はもう話を回していたじゃないですか!」とツッコまれてしまう。上白石からも「栗田化学のみんなはプラネタリウムで使うように小さいライトを持っているんです。休憩中の光石さんが『よ~い』の声がかかったときに私の顔にライトをバンッて(当ててきて)……そういうことをしてケラケラ笑って『おかしいおかしい』といいながら(笑)」と“いたずら”を暴露されてしまい、光石はタジタジに。壇上で深々と頭を下げ、笑いを誘った。このエピソードを聞いた松村は「今のは2歳児とのエピソードではなく?(笑) 光石さんとのエピソードで間違いない?」と上白石に問いかける。これに光石が「62歳児です……」と返すと、「上手なことをおっしゃる(笑)」と笑いをこらえられずにいた。
2024年02月10日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(公開中)のメイキング映像とメイキング写真が7日、公開された。○■松村北斗、三宅唱監督と共演者に信頼感「撮られている感覚がほとんどなかった」今回公開されたのは、8mmフィルムで撮影されたメイキング映像。あたたかいBGMとともに、山添くん(松村)と藤沢さん(上白石)の職場である栗田科学で出演者たちが仲睦まじく笑い合う風景や、松村と上白石らのオフショットの数々が映像を彩っている。山添くんと藤沢さんが働く栗田科学は、家庭用プラネタリウムや顕微鏡などの科学工作玩具の製造・販売を行う会社。社長の栗田和夫(光石研)は「無理なく、怪我なく、安全に」がモットーで社員の健康を第一に考えている。職場で山添くんがパニック障害の発作を起こしたり、藤沢さんがイライラを爆発させたりしてしまうが、社長をはじめ栗田科学の職員たちは優しく2人に寄り添う。芝居とはいえ実際に過換気症候群になるリスクを伴った発作のシーンについて松村は「練習から本番まで、発作を起こすシーンではつねにすぐ近くに医療監修の先生がいて、リアルに見えるかを確認しながら、同時に僕のケアをしてくれました。そこは、最初から三宅唱監督が気遣ってくれていましたね」と振り返る。さらに「まるで栗田科学にいるような、楽しくて居心地のよい現場でした。演じるみなさんも役そのままという感じで。多くのカットで、今撮られているなって感覚がほとんどなかったんです。おかげで芝居にだけ集中できました」と監督や他の役者と良いチームワークを築き山添くんを演じ切れたと話した。上白石も「演じるうえで悩んだり苦しかったりしたことはたくさんありましたけど、そういうものすべてをプラスのエネルギーに変えられる現場でした。全員が一個一個のシーンにこのうえなく愛情を注いでいる現場で、まだ終わりたくない、ずっとここにいたいと思いながら撮影していました。みんなで何かをつくるってこんなに楽しいんだ、と思い出させてもらった気がします」と撮影現場を回顧。撮影現場全体に漂うインクルーシブな雰囲気や意識、姿勢についても「三宅組はたしかに栗田科学でした」と断言した。メイキング映像には、松村と上白石が撮影の合間に公園で和気あいあいとはしゃぐ姿など、役ではないふたりの素顔も垣間見ることができる。さらに撮影現場の裏側をフィルムカメラで撮影したオフショットも解禁。絶妙な距離感で佇む松村と上白石はまさに山添くんと藤沢さんそのもの。2人でブランコを漕ぐ姿や、休憩中にくつろぐ松村、マフラーに包まる上白石など、それぞれのリラックスした表情も見どころとなっている。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2024年02月07日2024寺西優真「ひまわり」実行委員会では、シンガーソングライター寺西優真の新曲が3月にリリース(予定)されるにあたり、ミュージックビデオを制作。その「出演権」を巡ってオーディションを開催いたします。ヒロイン役に元まねきケチャ・宮内凛、ヒロインの友人役に元AKB48・Team8・福留光帆の参加が決まりました。※地上波テレビ番組のエンディングテーマ曲にもなり(後日情報解禁)、ミュージックビデオも放送されます。寺西優真 新曲「ヒマワリ」 ミュージックビデオ出演オーディション寺西優真が作詞・作曲・編曲した待望のラブソング!故郷から夢を追いかけて「東京」にやってきた青年。その成功を願って待つ大切な人たち。時は巡り失われてしまった人や街。震災で感じた自然の怖さとはかなさを描いたバラード。【募集概要】応募者の特性に合わせて役柄を設定していきます。ヒロインの同級生役などグランプリコレクション内:寺西優真 新曲「ヒマワリ」 ミュージックビデオ出演オーディション! 応募条件:18歳から25歳までの女性(プロアマ問わず)制服が似合う方撮影日に千葉まで来れる方撮影日 :2024年2月15日(木) 午後場所 :千葉の撮影スタジオ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月07日元乃木坂46 中田花奈が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第10号のグラビアに登場している。中田は1994年8月6日生まれ、埼玉県出身。乃木坂46を卒業後、プロ雀士としてMリーグで活躍し、麻雀カフェのオーナー&店長も。さらには放送中のアニメ『ぽんのみち』で主題歌も担当している。グラビアでは、自身のファースト写真集で披露して以来3年ぶりとなるレアな水着姿で登場。黒ビキニや赤ビキニなどを着こなし、無双ボディで魅了した。
2024年02月06日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)のイラスト版ビジュアルが5日、公開された。○■山添くんと藤沢さんを取り巻く人々がプラネタリウムのように描かれたビジュアル今回公開されたのは、イラストレーターの丹地陽子氏が手掛けた同作のイラスト版ビジュアル。絶妙な距離感で佇む山添くんと藤沢さん、そしてその周りには2人が働く栗田科学の人々、山添くんの恋人や前職の上司、藤沢さんの母親など、2人の日常を見守るキャラクターたちがまるでプラネタリウムの夜空の星のように映し出されており、柔らかなタッチと色合い、それぞれの表情に癒される優しいイラストに仕上がっている。作者の丹地氏は「映画を観て、私たちは一人ひとりがかけがえのない星だなというようなことを感じました」とコメントした。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2024年02月05日元プロ野球選手で野球解説者の谷繁元信氏がこのほど、都内にて行われた、動画コンテンツ『マネジメント図鑑』公開収録に参加。落合博満氏との秘話を明かした。○■落合博満氏とトイレで横並びになり…『マネジメント図鑑』は、業界を問わずさまざまな分野で活躍する人物との対談を通じ、マネジメントに役立つノウハウを共有する動画コンテンツで、リクルートマネジメントソリューションズが提供する1on1支援ツール「INSIDES」の特設ページにて配信される。そして、記念すべき初回配信には、元プロ野球選手で中日の監督経験もある谷繁氏が登場。“スポーツの1on1コミュニケーション”をテーマに、リクルートマネジメントソリューションズの荒金泰史氏と対談を行った。中日の監督だった落合氏と風呂場で鉢合わせしたエピソードを披露したのち、谷繁氏は「あとは、落合さんが(中日に)来て年数が経ってから、僕がちょっと試合に出してもらえなくなった時期があったんですね。それは自分のミスもあったし、チームがうまく回っていないとき」と回想。そして、「これは分からないですけど」と前置きした上で、「僕の後のキャッチャーを育てていかないといけないってこともあったと思う。僕は僕でもう一回、常に出られるようになるには何をしないといけないかを、そのときに考えさせられる。その時点で、落合さんからしたら、しめしめだと思うんですよ。自分が考えれば、また自分のレベルが上がる。そしたらチームにとって、いい方向に向かっていく」と推察する。続けて、「そういう時期がちょっとあって」と話を戻し、「試合途中、チェンジになったときに『トイレに行きたいな』と思って。今のバンテリンドームのロッカーから通路を上がってすぐ右側にトイレがあるんですね。そこに入ろうとした瞬間に、『あれ? なんか気配を感じるな』と思って、パッと見たら、監督がサササッと来たんですよ。『トイレ行くんじゃないだろうな……』と思ったら、案の定トイレに入ってきたんですよ(笑)」と茶目っ気たっぷりに語りつつ、「並びでトイレをしながら、そこで『明日から行くぞ』って(告げられた)」と告白。「『ここで言う!?』と思ったんですけど(笑)。それは覚えてますね」としみじみと振り返っていた。
2024年02月03日元プロ野球選手で野球解説者の谷繁元信氏がこのほど、都内にて行われた、動画コンテンツ『マネジメント図鑑』公開収録に参加。落合博満氏との秘話を明かした。○■落合博満氏と風呂場で一緒になり…『マネジメント図鑑』は、業界を問わずさまざまな分野で活躍する人物との対談を通じ、マネジメントに役立つノウハウを共有する動画コンテンツで、リクルートマネジメントソリューションズが提供する1on1支援ツール「INSIDES」の特設ページにて配信される。そして、記念すべき初回配信には、元プロ野球選手で中日の監督経験もある谷繁氏が登場。“スポーツの1on1コミュニケーション”をテーマに、リクルートマネジメントソリューションズの荒金泰史氏と対談を行った。中日の監督を務めた落合博満氏の話題になると、谷繁氏は「野球に関して話した記憶は5回あるかどうか。でも、その一つひとつの内容っていうのは、いまだに覚えてるところもある。“言わないけど、考えさせる”マネジメントが落合さん」と自身の印象を打ち明ける。それに対し、荒金氏が「たとえば、こんな投げかけ、問いかけをもらったというものはありますか?」と聞くと、谷繁氏は「僕が配球に関してちょっと悩んでる部分があったんですけど、それを風呂場で言われたんですよ。たまたま風呂場で一緒になって、『どうしようかな……先に出ちゃおうかな』って思ったんですけど(笑)」と冗談めかして、笑いを誘いつつ、「その日のゲームは負けたんですね。それも自分がちょっとモヤモヤしてる部分で負けた試合だった。試合後に風呂に入って、シャワーを浴びてるときに、鏡をパッと見たら(落合さんがいた)。サーッと僕の横に来て座るわけですよ。そしたら、その日の試合の配球についてと、それまでの僕の特徴みたいな(ものについて話してくれた)」と回想。さらに、「たとえば、サインを出して、インコースのストライクのストレートを要求したときに、それが逆球でファールになるとするじゃないですか。そしたら、僕は自分のサインを出したボールをずっと追いかけてしまうクセがあったんですね。そうじゃなくて、『来たボールからもう一回リセットして、考え直したほうがお前はいいよ』って言われた。なるほどな、と」と落合氏からの助言の一部を明かすと、荒金氏から「(それまでに)そういう問いかけをされたことはなかったんですか?」と質問が。これに谷繁氏は「なかったですね。それを風呂場で言われて。それは覚えていますね」としみじみと振り返っていた。
2024年02月02日