米Dellは、10月20日~22日(現地時間)、米テキサス州 オースティンで「Dell World 2015」を開催したが、期間中、Chief Commercial Cfficer and President, Enterprise SolutionsのMarius Haas氏に、EMC買収に関するより具体的な内容を聞ける機会を得たので、レポートする。○EMCの買収についてインタビューの冒頭、Marius Haas氏はEMCの買収について、「EMCの買収にはまだ時間がかかり、現在はまだ、どのように進めていくのかを検討してる最中だが、お客様からは前向きなフィードバックや期待の声をもらっている。EMCの買収によって加速して前に進んでいけることに対して非常にワクワクしている」とコメント。日本法人については、「APJ(Asia Pacific and Japan)に関しては統合の一部分となると思っているが、その計画はまだ途中で、最終決定にはいたっていない」と回答した。統合はどのように行うのか?Marius Haas氏:柔軟性を確保しながら、コアの部分に集中していく予定だ。VMwareは株式公開企業なので、このまま存続させる。EMCのほうは、コンピュータ、ネットワークやストレージ部門を1つの部門に統合し、ハイパーコンバージェンスを加速していこうと思っている。さらに、クラウド、セキュリティなど新しい分野が加わってくるので、さらに新しいことができる。(統合に関しては)、ある程度の独立性は確保していこうと思っている。シナジー効果も期待しているが、市場で高い伸びを示している分野については、迅速に行動する面を失いたくないと思っている。VMwareの独立性についてはMarius Haas氏:VMwareはそもそもヘテロな環境をサポートする会社なので、その環境は失いたくないと思っている。パートナーシップは強固にするが、独立した事業としてやってもらう。ビジネスは支えるつもりだが、そんなに口を挟むことは考えていない。非常に高い独立性を保ちたいと思っている。ではVMwareについて、統合によるシナジー効果はどうやって出すのか?Marius Haas氏:例えば、VMwareのソリューションをディストリビューションしやすくすることを、すべてのサーバに組み込むことで、普及しやすくするといったことが考えられる。また、今週マイクロソフトのクラウドソリューション(「Dell Hybrid Cloud System for Microsoft」:Azureとのハイブリッドクラウド構築するためのコンバージドシステム)を発表したが、VMwareとも同じことやっていくなど、いくつものプロジェクトが考えられる。これによって、VMwareがさらに市場に浸透していくお手伝いになる。買収の懸念材料は?Marius Haas氏:重要なことは、慎重にプランニングすることだ。まず、やるべきことは、双方のエクゼクティブが話し合って努力することだ。統合に向けた最初の話し合いはオースティンで今週にも行う予定だ。すでに、統合に向けた計画は立ち上がっている。EMCは大企業が強い、デルは中堅が強い。ストレージにおいてはオーバーラップがあるが、EMCは高価格帯が強いという特徴がある。米HP EnterpriseのCEOのメグ・ホイットマン氏の、買収費用の利息がかさみ、デルは投資に回す費用がなくなるのではないかというコメントをどう思うか?Marius Haas氏:EMCは、統合が発表される前からコストを8億5000万ドル削減するという計画を発表している。メグ・ホイットマン氏は、HPの財務状況を明らかにしていない。また、HPは46億ドルを払って株式の買戻しを行い、配当も払っている。これは、デルが払う利息よりも高い金額だ。財務的にはデルのほうが強い。マイケル・デルがちゃんと事実を見てほしいといっているはこの点だ。企業文化の違いはどうか?Marius Haas氏:EMCとは長年の間、一緒にビジネスをやっており、EMCのソリューションを一時は20億ドル以上売っていた。したがって。営業面ではうまくいっている。お客様への情熱と、お客様を勝ち取るという考えは両社に共通しているので大丈夫だ。○PCビジネスについてPCビジネスを売却する可能性はあるのか?Marius Haas氏:チップやHDD、メモリベンダーにとって、デルは一番の顧客だ。したがって、スケールメリットを発揮することができる。そして、その価値をお客様にもたらすことができる。コモディティ化が進んでいる分野だが、コスト競争力が強いので、それをエンタープライズ領域にも波及させることができる。過去の歴史を振り返っても、PC事業を売却して、サーバ部門のポートフォリオをちゃんと築くことができた企業はない。よくわからないが、HPの選択は誤りだと思う。我々は、PC事業はほかの事業にもメリットを提供してくれるコアのビジネスだと思っている。例えば、シンクライアントや仮想デスクトップなどは、その8割がエンタープライズ側だ。PC事業を売却する予定はまったくない。メディアの間ではそういう噂が流れているが、計画はまったくないし、これからも伸びていくと思う。市場自体は縮小しているので、HP、レノボ、デルの3社に集約されていくと思うが、パイを他社から奪うしかない市場なので、より攻撃的にやっていくつもりだ。○IoTについてキーノートでマイケル・デル氏が IoTの新たな組織を作ったと言っていたが、どんな組織なのか?Marius Haas氏:これは秘密にしていることだが(わざと秘密にしているわけではないが)OEMビジネスだ。デルのテクノロジーをどのようにソリューションとして組み込んでいくかを考えている。例えば、ヘルスケアにおけるMRIなどだ。この中にはたくさんの機能が盛り込まれている。この分野は一番高い成長を遂げているビジネスだ。IoTではどのようにセンサーやテクノロジーを組み込んでいくのか、また、そこから情報をどのように抽出するのかを考えている。我々にとっては、楽しいビジネスだ。○日本法人について日本法人では8月に新たな社長、副社長を迎えたが、この点についてMarius Haas氏は、「平手社長、松本副社長という新しいリーダーが就任したが、現在、100日プランというアクションプランを作り、パートナーシップを加速するにはどうしたらいいのか、カバレージに対する投資も検討している。実は、2週間後に日本に行く予定で、そのとき幹部の人たちと会う予定だ」と説明した。イベント会場では、新社長の平手智行氏に会うこともできたが、同氏は今回のDell Worldについて、「世界中から素晴らしいお客様がいらしており、我々は大変な意気込みでセッションを揃えている。今回のDell WorldではクライアントPCのDellではなく、サーバ/ソリューションのDellということがわかっていただけると思う。EMCの買収の件では、他社からの有利な提案を受け付ける60日間のgo-shop期間があり、正式な確定ではないが、我々のサーバ/ソフトウェアと、EMCのストレージ領域のコラボレーションによる相互補完ができるという観点でお客様から期待をいただいている」と語った。
2015年10月23日実りの秋を迎えて、店頭でも新米がずらりと並ぶようになりました! 年に1度のお米の収穫ですが、「新米」と呼ばれるのは、その年のうち…つまり、今年の12月末までに精米・袋詰めされて販売されるお米のこと。まさにこの2~3ヵ月がお米の旬とも言えます。いつも以上に、おいしいごはんをたっぷり食べたいですね!シンプルでどれも同じように思えるごはんの味ですが、食べ比べてみると、味わいにもそれぞれ個性があります。今回は、お子さんの毎日のお弁当にもぴったりの「冷めてもおいしいお米」をご紹介します!ごはんソムリエが選ぶ、冷めてもおいしいお米「冷めてもおいしい」と感じるお米には、以下のようなポイントがあります。・冷めても硬くなりにくい・適度な粘りやモチモチ感がある・粒がふっくらして、ベタッとごはんが固まらない定番の「コシヒカリ」も、味・香り・粘り・つやともにバランスが良く、炊きたてもお弁当にしてもおいしいのですが、冷めた時のおいしさを基準に選んでみたのが、この4銘柄です。・ミルキークイーン粘りが強めで、味わいの良いお米ですが、冷めた時ほど、その特徴がよくわかるかもしれません。炊きたてアツアツよりも、「少し冷めたほうがおいしい!」と思えるくらい。お弁当やおにぎりにはとってもおすすめです! 冷めても硬くなりにくく、炊きたてと同じような旨みを味わえます。・夢ごこち冷めてからも、モチモチ感と甘いごはんの香りがしっかり残ります。旨みはあるもののクセのないさらりとした味わいで、どんなおかずにも合わせやすく食べやすいごはん。冷凍や再加熱しても味が落ちにくいお米です。・ゆめぴりか北海道生まれのお米。噛んだ時に口の中に広がる甘みと、一粒一粒の食感がしっかりしていて、噛むほどにおいしいお米です。お弁当の濃い味のおかずにも負けない、味わい深いごはんに炊き上がります。こちらも、冷めても硬くなりにくいお米です。・イクヒカリコシヒカリを開発した福井県農業試験場が、新しく作り上げた福井のブランド米。コシヒカリのおいしさを受け継ぎつつ、もっちり・ふっくらした食感と、冷めた時の粘りもしっかりしたお米です。コシヒカリよりもさらに、「冷めてもおいしい」に特化したお米です。冷めてからもおいしいお米の秘密は「低アミロース」ちょっと専門的な話になりますが、さきほど挙げたこれらのお米は、「低アミロース米」といわれるお米。お米に含まれるデンプンのひとつである「アミロース」が少ないほど、粘りが強くもっちりした食感になります(もち米はアミロース含有量がほぼ0%)。冷めても硬くなりにくく、炊き立てのような粘りや、もっちりした食感を味わいたい!という時には、「低アミロース米」を探してみてくださいね。また、ふだんのお米に、これらの「低アミロース米」を少しブレンドして炊くのもおすすめです。コシヒカリなどいつものお米に、30~50%くらい混ぜて炊いてみるだけでも味わいや食感が変わり、いつものごはんも、お弁当用のごはんも、どちらも楽しめます。毎日のお弁当。冷めても味わい深い食べられるごはんで、もっとおいしくなりますよ!(あまやゆか)
2015年10月20日ホイッスル三好はこのほど、「揚州麺(ようしゅうめん)」を「中国ラーメン揚州商人」5店舗限定で提供開始した。同店では、全てのラーメンの麺を、細麺「柳麺(りゅうめん)」と極太麺「刀切麺(とうせつめん)」の2種類から選ぶことができる。揚州麺は、その中間の太さをとったもの。厳選した高級小麦を使用した麺は、もっちりした食感の中に、上品なコシが感じられるように仕上げたという。提供店舗は、「赤坂店」(東京都港区)、「町田忠生店」(東京都町田市)、「あざみ野店」(神奈川県横浜市)、「末吉橋店」(神奈川県川崎市)、「流山店」(千葉県流山市)。
2015年10月15日米ヴァージニア州発のセレクトショップ「ニード サプライ(Need Supply Co.)」の国内1号店が10月10日に東京・渋谷にオープンする。同セレクトショップは、2012年に“日常の1歩先をキリトル”をテーマとしたカルチャーマガジン『ヒューマン ビギン ジャーナル(HUMAN BEING JOURNAL)』を発行し、昨年にその日本版『HUMAN BEING JOURNAL JAPAN EDITION 1』を出版した。そして今回いよいよ日本での本格的な展開をスタート。10月10日に国内1号店を東京・渋谷にオープンする。さらに、11月28日には熊本・中央区に2号店をオープンさせる予定だ。ショップディレクターを務めるのは、「1LDK」など数々のショップを立ち上げてきた南貴之。本国のセレクトブランドとともに、日本のマーケットに適したブランドや商品を新たにセレクトし、オリジナルブランドNSCOの展開と、渋谷店オープンに合わせたウェブストア()の立ち上げも行われる。渋谷店と同じビルの1階には「LIFE」、「LIFE Sea」といった人気店を育て上げたシェフ・相場正一郎がプロデュースを手掛けるイタリアンレストラン「TRATTORIA Babbo」もオープンする。
2015年10月10日ニューヨーク州政府およびニューヨーク州立大学(State University of New York:SUNY)は、10月8日(米国時間)、日本最大の半導体製造装置メーカーである東京エレクトロン(TEL)がSUNY Polytechnic Institute傘下のCollege of Nanoscale Science and Engineering(CNSE:ナノスケール理工学単科大学)のニュ―ヨーク州Albanyにあるキャンパス内のナノテク分野の巨大研究団地「NanoTech Megaplex」(写真1)において行ってきた研究契約を2020年まで延長する契約を結んだと発表した。東京エレクトロンは2002年11月にCNSEとはじめて研究契約を締結しニューヨーク州に進出し、翌2003年現地に独自の研究所(TEL Technology Center, America)を設置していた。現在、キャンパス内のCNSEやSematech, IBM半導体研究開発センターなどと産官学協業し、次世代半導体装置やプロセスの研究開発を行っている。今回の契約では、東京エレクトロンが2020年に向けてAlbany Nanotechの同社研究所に1億7500万ドル投資するほか、その投資額の5割に当たる8750万ドルをSUNY Polytechnic Instituteが投資し、投資総額は総額2億6250万ドル(315億円相当)となる。CNSEによると、2003年以降、CNSEキャンパス内の東京エレクトロン研究所への投資累計総額は、これで10億ドル(1200億円)を越えるという。同敷地内には、Applied Materials(AMAT)も研究施設を設置しており、近年話題になった同社と東京エレクトロンとの経営統合が実現していれば両社の研究所も再編される計画となっていたが、経営統合そのものが破たんしたため。東京エレクトロンは同地において、今後も独自の投資を続行することを決定したとする。
2015年10月09日●Creative Cloudのアップデートは? 今年の注目ポイントまとめ10月5日から7日(太平洋夏時間)にかけての3日間、米カリフォルニア州ロサンゼルスにあるロサンゼルスコンベンションセンターおよびマイクロソフトシアターにおいて、Adobe Systems主催のクリエイティビティ・カンファレンス「Adobe MAX 2015」が開催される。プレイベントは3日から開催されており、会場のあるロサンゼルスのダウンタウンには世界中から多くのクリエイターが集まり、開幕の瞬間を心待ちにしている。○Adobe MAXとは?Adobe MAXは、もともとはWebデベロッパーを主なターゲットにしたデベロッパー向けイベントとして開催されていたが、Adobe MAX 2013からはより広範な"クリエイティビティ"をテーマとしたクリエイター向けのカンファレンスとして生まれ変わった。3日間の会期中には、同社が提供する各種クリエイティブツールに関する動向をはじめとして、デザイナーやフォトグラファー、ビデオクリエイターなどに向けた技術トピックや、最先端のソリューションの発表などが行われる。Adobeのエバンジェリストや、最前線で活躍するクリエイターの話を直接聴くことができる貴重な機会となる。○Creative Cloudはどう進化するか今年のAdobe MAXで最も期待されているのは、何と言っても同社が提供する「Adobe Creative Cloud」に関するアップデートだろう。今年6月には誕生以来2度目となるメジャーバージョンアップが行われ、Creative Cloud(2015)がリリースされており、これが直近の大きなアップデートである。このアップデートでは、ツールやデバイスをまたいだコンテンツの同期・共有をよりシームレスに行うための「Creative Sync」と呼ばれる新機能が追加された。これによって、複数のツール間を行き来しながらCreative Cloud全体をひとつの統合されたクリエイティブツールとして利用するという、Adobeが従来より提唱してきたワークフローがよりスムーズに実現できるようになった。また、有償のストックコンテンツサービス「Adobe Stock」が開始されたのもこのときである。Adobe Stockの大きな強みはCreative Cloudツールとシームレスに連携している点で、各デザインツール内から直接Adobe Stockにアクセスし、画面を切り替えることなく任意のコンテンツを取り込むことができるようになっている。Creative Cloud(2015)のリリースからはまだ4カ月弱しか経っていないので、今回のAdobe MAXでメジャーバージョンアップが行われる可能性は低い。しかし、Creative Cloudのコンセプトは一斉バージョンアップにとらわれない継続的なアップデートであるため、このタイミングで大幅な機能拡張が発表されることは間違いないだろう。注目すべき大きなポイントは、やはりモバイルアプリの強化だ。長年の開発である程度完成された形になっているデスクトップツールに対して、モバイルツールはまだ発展途上の段階であり、新しいツールも続々と登場している最中だ。例えば先日開催されたIBC 2015でAdobeは、Photoshopの技術をベースとした新しい写真レタッチアプリ「Project Rigel」をお披露目している。当然、Adobe MAXでも何らかの発表を期待していいはずだ。同社が提唱する"場所やデバイスを問わないワークフロー"の実現のためには、モバイルツール群のより一層の拡充と、ツール間の連携の強化が不可欠である。その辺りが今回のアップデートの主要なポイントになるであることは想像に難くない。もちろん、従来のデスクトップツールの機能強化にも大いに期待したいところだ。これまでもアップデートの度に"Adobe Magic"と呼ばれる魔法のような新機能の数々を見せられてきた。今回も何か驚きの新機能を披露してくれるはずだ。●著名クリエイターの講演も/日本で「Adobe MAX」を楽しむ方法○著名クリエイターによる講演にも注目2日目のキーノートでは、4名の著名なクリエイターがゲストスピーカーとして登壇し、それぞれの経験に基づいてクリエイティビティをテーマにした公演が行われる。"クリエイティビティ・カンファレンス"という位置付けに変わって以来恒例となったスタイルだ。スピーカーを務めるのは、"華麗なるギャツビー"などの監督として知られる映画監督のBaz Luhrmann氏、写真家であり「Humans of New York」のファウンダーでもあるBrandon Stanton氏、デザイナー兼作家のElle Luna氏、そして作家兼イラストレーターのMaira Kalman氏の4名。例年、このセッションではそれぞれのスピーカーがどのようにしてクリエイティビティを開花させ、この世界で活躍するに至ったのかが、その経緯や内面に秘めた意思、作品に対する向き合い方などとともに語られる。新製品や新技術の発表とは異なるが、多くのクリエイターに刺激を与える興味深いセッションになるだろう。○日本で楽しむAdobe MAX 2015初日および2日目の基調講演についてはオンラインでライブストリーミングが行われる予定で、これは日本からも視聴することができる。参加登録はAdobe MAX 2015公式サイトのWebページから。開始時間は日本時間だと6日は午前1時半から、7日は午前2時からとなっており、リアルタイムに視聴するのは厳しい時間帯ではあるが、この基調講演も含むいくつかのセッションは録画映像がオンデマンドで観られるようになるとのことだ。また、このライブストリーミングとは別に、日本のユーザー向けに企画されているのが「Adobe MAX 2015 基調講演プレイバック!」だ。これは初日の基調講演で発表された内容を、日本のアドビ社員による解説付きで聞くことができるオンラインイベントである。開始時間は日本時間の10月6日21時からとなっている。またモバイルサイト「Adobe Live Now」では、現地の様子をリアルタイムに知ることができるように、展示会場レポートや関連ツイートの集約といった企画が予定されているとのこと。それに加えてTwitter関連では、ハッシュタグ#maxjpをチェックしていれば、現地にいる日本人参加者(通称"MAX野郎")からの生の声を聞くことができるだろう。
2015年10月05日米のさくら屋はこのほど、赤ちゃんのための米「初米(ういまい)いろは」の販売を開始した。同社は、商品とともに生産者の想いとぬくもりを消費者に届けることをコンセプトとした北海道米専門店。母親目線の商品展開や販売を心がけており、2013年には年間ネットショップ大賞グルメ部門1位を獲得した。同商品は、赤ちゃんが生まれて初めて食べる離乳食に最適な米としてつくられたもの。北海道産の無農薬栽培「ゆめぴりか」を採用し、玄米の段階で残留農薬検査、DNA検査、重金属検査、放射能検査を実施。さらに米食味鑑定士である同社代表の食味検査によって、おいしい米を選定した。その後、無酸素状態でパッケージして販売するため、長期保存(6カ月)が可能とのこと。なお商品名の「いろは」は、日本で古くから習い事や物事のはじまりを「いろは」と呼ぶ習慣にちなんでいるとのこと。赤ちゃんが初めて食べる離乳食は、「食事のはじまり」であることから、和食を次の世代に伝えていきたいという思いも込めて名づけたという。同商品300g(2合)袋が4つと「米屋がつくったおこめのかるた」が1セット付いたギフトセット(税込4,320円)として販売する。かるたは、制作会社のbudori(ブドリ)と共同で制作したもの。「いただきます」「ごちそうさま」などのあいさつや箸(はし)の持ち方、マナー、米の種類など、米にまつわる内容をイラストとともに記載した。
2015年08月29日三菱航空機は8月3日、米ワシントン州シアトルに子会社である米国三菱航空機の技術部門としてシアトル・エンジニアリング・センター(SEC)を開設したと発表した。SECでは、パートナーであるAeroTECと協働で適合性証明活動や、来年第2四半期から実施予定の飛行試験の支援などを行っていく。スタッフは、地元を中心に約100名のエンジニアを採用し、日本から派遣する約50名のエンジニアと合わせ、約150名のメンバーで運営するという。同社は「世界的な航空機産業の一大集積地であるシアトルに開発拠点を設けることで、航空機開発におけるエキスパートの知見を最大限に活用し、MRJの開発を加速します。」とコメントしている。
2015年08月04日●日本からの参加者が過去最高となったWPC 2015米Microsoftは、2015年7月13日~16日までの4日間、米フロリダ州オーランドで、パートナー向けイベント「Worldwide Partner Conference(WPC) 2015」を開催。会期最終日には、日本からの参加者を対象にしたJapan Regional Keynoteが行われた。約150社のパートナー企業から、409人が参加。日本からの参加者数は過去最高となった。日本マイクロソフトによると、そのうち約40社60人が初めて参加したパートナー。さらにそのうち、7割がISVパートナーあるいはマネージドサービスプロバイダだったという。講演では、日本マイクロソフトの樋口泰行会長、平野拓也社長が登壇。2015年7月1日付けでそれぞれが新たな役職となってから、パートナーの前にそろって登場するのは、初めての機会となった。日本マイクロソフトの平野拓也社長は、「外資系企業では社長交代の際に、数カ月間に渡って社長のポストが空席になったり、暫定的に本社から人が来たりといったことが起こりやすい。新たな体制になることを3月に発表してから、数カ月間に渡って引き継ぎを行い、私が中心となって予算編成、体制変更を行ってきた。その間、社長業としての責任の重さを感じた。一方で、樋口の表情が、毎日明るくなっていくのを見て、悔しい思いをしていた」と冗談を交えながら、スムーズな形でトップ交代を行ったことを強調。「お客様、パートナーを訪問して感じたのは、変革を目指しているマイクロソフトが、これからどう変わるのか。それに対する期待値である。米本社では、サティア・ナデラへとトップが変わり、それに合わせて変革が進んでいる。日本マイクロソフトの変革、パートナーの変革を進めるのが私の役割。私が先頭になり、日本マイクロソフトの社員全員が、チャレンジャーとしてのマインドセットをもって、変革を進めていきたい」と述べた。WPC 2015の基調講演において、米MicrosoftのCEOであるサティア・ナデラ氏は、「プロダクティビティとビジネスプロセスの改革」、「インテリジェントなクラウドプラットフォームの構築」、「革新的なパーソナルコンピューティング体験の創造」という3つの切り口から、マイクロソフトの「アンビション(野心)」を表明してみせた。平野社長はこれらを踏襲しつつも、日本マイクロソフトの方向性として、「革新的で、親しみやすく、安心でき、喜んで使っていただけるクラウドとデバイスを提供する」ことを掲げた。そのなかで、「これまでのPCと核とした考え方から、人を核とした考え方へ」、「販売重視から、利用価値重視へ」、「変革を進めるパートナーとの協力関係へ」、「Windowsに留まらない新しいエコシステムへ」、「過去にとらわれず、変革と挑戦を進める社内文化へ」という5つの変革に取り組むことを示し、これらを2016年度の重点ポイントに掲げてみせた。●「人」を軸としたWindows 10、日本市場でWindows Phoneが加速か○「人」を軸としたWindows 10、日本市場でWindows Phoneが加速かとくに、「革新的なパーソナルコンピューティング体験の創造」では、「Windows 10+デバイス」という観点から説明を行った。「Windows 10は、マイクロソフトの変革を象徴する製品になる」と位置づけたあと、「Windows 10は、PCを軸として考えた製品ではなく、人を軸として考えたソリューション。ユニバーサルプラットフォームの実現により、ひとつのアプリで、IoTからスマホ、タブレット、PC、さらには大画面のデバイスまで、様々なサイズのディスプレイに対応し、バリューを提供できる。ユニバーサルアプリの開発がしっかりと進むように、情報提供の場を用意していきたい。また、今年秋から年末にかけて、Windows 10を搭載した新たな多数のデバイスが登場する。私としても、大変楽しみにしており、販売店店頭にも足を運びたい」と語った。さらに、「7月29日から、Windows 7および8.1のユーザーは、無償でWindows 10にアップグレードできる。まだ試していない人は、ぜひ使ってほしい」と、パートナー各社に呼びかけた。Windows Phoneについても言及。「多くの方から関心を寄せていただいている分野である。日本でスマホは出さないのかと聞かれ、回答に苦しんでいたが、マウスコンピューターやフリーテルが、国内市場にWindows Phoneを投入し、それ以外にも様々なデバイスメーカーから相談や提案がある。ワクワクするトピックもあり、それを順次発表していけると考えている」と、国内市場に向けて、Windows Phoneを投入する動きが、少しずつ進展していることを示した。日本語化が期待されているデジタルパーソナルアシスタント「Cortana」については、「まだ日本語を話さないのかと聞かれ、実際に日本語版を試してみたが、かなりいい感じになってきた。最初はちょっとへんな発音だったが、子供が成長するように、だんだん賢いことを話すようになってきた。機械学習(マシンラーニング)によって、どんどん進化を遂げている。そのうち、関西弁を話せば面白いかなとも思っている」などと述べ、日本語版の実用化に向けた準備が着実に進んでいることを示した。加えて、「Skypeトランスレーターの日本語対応についても、本社と緊密に連携して準備を進めている。時期は言えないが、私も期待している技術のひとつ。ぜひ、みなさんも期待してほしい」と語った。Microsoft BandやHoloLensについても、「日本の顧客に届けられるようにしたい。Windows 10が持つ魅力と組み合わせながら、日本の市場をパートナーと一緒に盛り上げたい」とした。国内で発売する意思を明らかにしているSurface Hubについては、「調布の研究開発拠点を、品川本社に統合するのに合わせて、社内のレイアウトを変更。Surface Hubを30台設置して、自らも検証することにする」と語り、7月2日の社長就任会見時には25台と話していたので、導入台数を増加させることになったようだ。そのほか、「プロダクティビティとビジネスプロセスの改革」では、office 365の販売拡大に加えて、Dynamics CRMの販売強化を進める方針を示したほか、8月下旬に実施するテレワーク週間の取り組みについても言及。「昨年からパートナーにも声をかけて、30社にテレワーク週間に参加してもらったが、今年はより多くの企業に声をかけたいと思い、300社の参加を目標にした。一昨日の時点で400社が参加することになった。この勢いだと、最終的には500社規模になる可能性がある。テレワークは、政府との連携によって、地方創生にもつなげていく考えであり、北海道の別海町に、滞在型のテレワーク拠点を開設するといった取り組みも行う」と説明した。「インテリジェントなクラウドプラットフォームの構築」では、「コネクテッドワールドのデファクトスタンダードを目指す」とし、WPC 2015で発表したCortana Analytics Suiteなど、Azureの機能を活用した製品群の品ぞろえについて説明。「Azureにどんな機能があるのかがわかりにくいという課題がある。日本市場向けに、10種類のシナリオをパッケージ化して訴求したい」と語った。また、「クラウドを軸としたパートナーシップを強化し、クラウドの企業として、もっともパートナーを大切にする会社といわれることを目指す。2014年度にはクラウドパートナーは1,500社であったが、2015年度には2,500社にまで増大。さらにこれを3,500社に拡大する。CSP(クラウドソリューションプロバイダ)プログラムの拡張などを通じて、パートナーを通じたクラウドビジネスを、日本でもしっかりやっていきたい。ここでは、ISVパートナーとの連携を進める考えであり、7月1日付けでISVビジネス推進本部を20人体制で新設し、情報提供、ソリューションの共同開発などにより、パートナーへの対応をしっかりとやっていく考えだ」とした。平野社長は、「日本マイクロソフトは、国内パブリッククラウド市場において、2014年度は5番手、2015年度は3番手だった。2016年度は、予算をしっかりとやれば、トップになれる」と、トップシェア奪取にも意欲をみせた。一方で、「マイクロソフトは、創業してから、40年を経過する。これまでに大きな成功を収めてきたが、Windowsプラットフォームを守ることに経営方針が向かった時期があった。製品戦略や価格戦略などもそれに向かっていた。だが、サティア体制では、過去の成功体験にこだわらず、チャレンジャーとして取り組むことを打ち出した。競合と言われるところとも組み、オープンソースも取り込んだ。革新的で、親しみやすく、喜んで使ってもらうというところに軸足を置きたい。Windowsも、様々な価値訴求を重視したい」と述べた。●樋口会長のこれまでと、これからの役割日本マイクロソフトの樋口会長は、会長職の役割について説明。「直近まで会長職はなかったが、かつて古川亨氏が9年間にわたって、技術の伝道師として会長を務めたことがあった。私の場合、役員の意見を総合して決めたのは、平野新体制を全面的に支えるということ。そして、お客様との会社対会社の関係強化、新たな戦略的パートナーシップの構築、ナショナルアジェンダへの貢献、人材育成の強化の4つに取り組んでいく」と述べた。樋口会長は、社長としての7年3カ月間、そして日本マイクロソフトでの8年4カ月間の経験をもとに、次のように語る。「社長一人で、社内と社外を担当するのは大変である。日本の場合は、顧客とのリレーション、会社と会社の連携が重要。日本マイクロソフトとしては、米国本社との緊密なやりとりも重要な仕事である。こうした平野の手がまわらないところをやっていきたい。戦略的なパートナーシップの構築や、品質問題への対応、方針転換による影響への対応といったものを担当することになる。最もできていなかったのがナショナルアジェンダへの対応。日本という国への貢献を考えない外資系企業は二流、三流の企業だと考えている。日本に対して、どんな貢献ができるのかといったことに取り組みたい。日本マイクロソフトの顧客である企業の競争力を高め、日本の競争力を強化し、欧米に遅れを取らないようにしたい。日本は少子高齢化が進展しており、労働力確保の課題もある。それに対応するために、テレワークやダイバーシティが重要になる。テレワークのリーディングカンパニーとして、それに値する貢献をしたい。また、地方創生においても、ICTは核になるものであり、地方においても働ける環境づくりにも取り組む。そして、東京オリンピックに向けても、マイクロソフトの顔を出していきたい」(樋口氏)。さらに、Japan Regional Keynoteでは、米Microsoftのバヘ・トロシアンコーポレートバイスプレジデントも登壇。「アップルの特徴は製品にあるが、マイクロソフトの特徴はエコシステムにある。Windows 10は、新たな製品のリリースではく、新たな時代の幕開けにつながるもの。パートナーにとっても、大きなビジネスチャンスが生まれる」としたほか、「いよいよWindows Server 2003のサポート終了を迎えたが、クラウドへの移行を促進するチャンスはこれから訪れる。マイクロソフトは、イノベーションのために、年間100~120億ドルの投資をしており、ビジネス拡大のチャンスを提供している。パートナーにとっては、これから大きな商機が訪れることになるだろう」などとした。
2015年07月17日みずほ銀行は8日、米国カリフォルニア州金融局(California Department of Business Oversight)宛に提出していたカリフォルニア州サンフランシスコにおける出張所開設申請について、同局より認可の正式通知を受領したと発表した。これを受け、2015年度の同出張所開設に向けて具体的な準備作業を進めていくとしている。○米国における同行の拠点はニューヨーク、ロスアンゼルスなどに続き6拠点目米国における同行の拠点は、ニューヨーク、ロスアンゼルス、シカゴ、アトランタ、ヒューストンに続き、6拠点目となり、サンフランシスコ拠点の開設により、〈みずほ〉の米国拠点ネットワークはさらに充実するという。カリフォルニア州北部に位置するベイエリアは、西海岸の主要な金融ハブであるサンフランシスコと、世界最先端のハイテク地域の一つであるシリコンバレーを擁しており、米国有数の経済圏を形成しているという。現在、日系企業は700社以上が進出しており、増加傾向にある。また、同行は2015年2月にThe Royal Bank of Scotland Group Plcから北米の貸出資産等を取得することに合意し、その結果、同地においても、TMT(Technology、Media、Telecommunications)セクターを中心とする優良非日系企業と新たなリレーションを築いているとしている。〈みずほ〉は、米国でもっともビジネスが盛んなエリアの一つであるサンフランシスコへの拠点設置により、コーポレートファイナンスとインベストメントバンキングのフルラインアップサービスの提供を通じて、顧客の同地での事業展開を、顧客の近くで、従来以上に力強くサポートしていくとしている。
2015年07月09日島津製作所は7月1日、米メリーランド州にある同社の米国子会社SHIMADZU SCIENTIFIC INSTRUMENTS(SSI)の施設内に「SSIイノベーションセンター」を新設すると発表した。SSIはこれまで、同社の主力製品であるクロマトグラフや質量分析計などを使用して臨床分野や食品の安全、環境・エネルギー分野などに関する共同研究を進めてきた。「SSIイノベーションセンター」はSSIのアプリケーション開発部門やソフトウェア開発部門を母体としており、授業員26名が業務にあたるという。同月下旬から本格稼働を開始し、今後5年間で合計約2千万ドルの研究開発投資が計画されている。同社は「メリーランド州には、ジョンズ・ホプキンス大学やアメリカ国立衛生研究所、アメリカ国立がん研究所などを始めとする先進的な大学・研究機関・企業が多数立地しており、特に臨床分野に関して連携を深めるのに最適な環境だと考えています」としている。
2015年07月01日8月5日(水)から日本公開の『ジュラシック・ワールド』に主演するクリス・プラットが、ルイジアナ州で小児病院を訪問。患者の子どもたちを相手に映画の一場面を再現して楽しませた。クリスは現在ルイジアナ州で、『荒野の七人』(1960)のリメイク作を撮影中だが、先週末のオフの日に同州バトン・ルージュにある小児病院「Our Lady of the Lake Children’s Hospital」を訪ねた。「患者たちはみんな笑顔になりました。病院を訪問し、『ジュラシック・ワールド』のグッズを手渡しして、子どもたちを元気づけてくれたクリスに感謝しています」と、病院側はFacebook公式ページに投稿した。同ページには、クリスが『ジュラシック・ワールド』のポスターにサインする姿、病室で寝たきりの子どもたちと面会し、比較的元気な子どもたちと遊具で一緒に遊ぶ様子がアップされている。その中には『ジュラシック・ワールド』の一場面で、クリスが演じる主人公が恐竜3頭を調教しているところを、3人の子どもたちと一緒に再現した写真もある。クリスは数か月前にも、クリス・エヴァンスと一緒にボストンとシアトルの小児病院を訪問している。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月24日米ジュニパーネットワークスと米ラッカスワイヤレスは6月23日(現地時間)、企業・政府・教育機関向けにオープンな有線/無線ネットワーキング・ソリューションを提供するための新たな技術提携を発表した。両社は、統合した有線/無線ソリューションの提供と、グローバルでの市場機会において中規模/大規模エンタープライズ顧客向けに実績があるというキャリア・クラスのネットワーク・パフォーマンス/回復力/拡張性を提供するために連携するとのこと。共通の顧客において、ネットワークの柔軟性と総所有コスト削減の実現を目指すという。具体的な内容は以下の通り。ジュニパーのイーサネット・スイッチ「EXシリーズ」と、ラッカスのアクセスポイント「Ruckus ZoneFlex」およびWi-Fiマネジメント・プラットフォーム「Ruckus SmartZone (SZ)」の組み合わせにより、多様な企業環境にキャリア・クラスのネットワーキング・ソリューションを提供し、ビジネス需要の増大に伴うネットワーク拡張に容易に対応できるようにする。ラッカスの「ワイヤレス3+1 SmartZone」のクラスタリングとジュニパーのバーチャル・シャーシ・テクノロジーは、管理と自動化向け有線/無線の論理デバイス数を削減し、最大限の有用性を確保するという。また、ジュニパーネットワークスの「Junos Space Network Director」は、ネットワークや新サービス分野の増大へ容易に対応するための可視性と管理性をスイッチのインフラにもたらすとしている。ラッカスの「Smart Wi-Fi」とジュニパーのEXシリーズにおける802.1x認証を使ったネットワーク・アクセス・コントロールにより、包括的なセキュリティが保証されるとのこと。ラッカスは簡素化したセキュアなBYODプロビジョニングとオンボーディングを提供し、ジュニパーのサービスゲートウェイ「SRXシリーズ」は次世代のファイアウォール機能を提供するとしている。今回の提携は、スイッチやルーターとサードパーティの技術をシームレスに統合するジュニパーのソリューション「Open Converged Framework」を強化するといい、オープン・スタンダードに準拠したジュニパーとラッカスのハードウェアおよびソフトウェア製品に基づき、有線/無線を融合したネットワーク需要の増大に伴う投資保護を実現するという。
2015年06月24日米ルグラン ノースアメリカは6月16日(現地時間)、 データセンターインフラソリューションの専業メーカーの米ラリタンを買収する最終契約を締結したと発表した。買収の範囲はラリタン社のインテリジェント電源管理とKVMビジネスで、データセンターインフラ管理(DCIM)ソフトウェアビジネスはラリタンの戦略パートナーとして設立される新会社サンバードソフトウェア(Sunbird Software)にスピンオフされる。なお、ラリタンの創業者でCEOのチンイ・シュウ氏は新会社の会長に就任する。ラリタンは電源管理とKVMハードウェア事業に引き続き集中し、サンバードソフトウェア社は新会社としてDCIM市場に集中し、ソフトウェア販売の成長を推進しつつ、ラリタンとのビジネス上の強い関係を維持していくという。今回の買収で、ルグランは消費電力を監視・管理するためのソリューションを新たに加えることにより、サステナビリティーへの取組みを強化する。チンイ・シュウ氏は「ルグランはラリタンの現在の従業員や技術力、ブランドの価値を最大限に発揮し、インテリジェント電源管理ビジネスにとっての活躍の場を与えてくれるでしょう。なぜならラリタンの製品は現在のルグランの製品ポートフォリオを補完し、強化するからです。加えて、ラリタンの企業文化はルグランの企業文化に良く調和します。それは顧客中心であること、極めて誠実であること、イノベーションをベースにしたビジネスへのアプローチ です。成功を収めているDCIMビジネスをラリタンから独立させることで、新会社サンバードソフトウェアはDCIM市場でのリーダーとしてのポジションをさらに強化し、ソフトウェア開発、販売、サービスの促進に集中できます」と語っている。
2015年06月17日ホイッスル三好はこのほど、「中国ラーメン揚州商人」新宿御苑店を東京都・新宿1丁目にオープンした。同店は1990年に創業したラーメン専門店。「中国料理」ならではの味を、ラーメンという形で表現し、現在は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の首都圏で展開している。同店のオープンで34店舗目の出店となる。同店では、ラーメンを1つの料理として考え、本場中国の味を1杯のどんぶりに凝縮し、まるでパスタのようにスープと麺を自在に組み立てているという。鶏のすんだスープ「清湯(チンタン)スープ」に新たにエッセンス加えたメニューを、常時約30種類用意している。価格(税込)はラーメン690円~、ランチセット910円~、小皿料理290円~。アルコールは税込430円~で取りそろえている。
2015年06月17日米Integrated Device Technology(IDT)は、6月2日、高速・高効率半導体素材であるGaN(窒化ガリウム)ベースのデバイス技術を米Efficient Power Conversion(EPC)と共同で開発すると発表した。通信・コンピューティング、ワイヤレス給電。高周波(RF)の3分野で、IDT製品にEPCのGaNデバイスを組み込み、高速・高効率化を図る。通信・コンピューティング部門では、GaNの低容量およびゼロQRRをチップスケールパッケージの低インダクタンスと組み合わせることで、高周波・高効率が得られる。EPCのGaN技術とIDTの高精度な通信およびシステム化ノウハウと組み合わされることで、電力密度を向上し、通信・コンピューティングインフラに高い競争優位性がえられるとしている。ワイヤレス給電分野に関しても、EPCのGaNのノウハウとIDTの高効率を実現する高精度ソリューションを組み合わせることで、ワイヤレス給電はさまざまなところで使用できるようになり、高効率で費用対効果の高いソリューションを実現できる。A4WP(Alliance for Wireless Power)コンソーシアム プロトコルの高共鳴ワイヤレス電力伝送規格の動作周波数は、6.78MHzであり、GaNの高速かつ低損失スイッチング機能により、有線と同レベルの効率が実現できるという。高周波(RF)でも、両社は通信インフラ市場のRF製品群を共同で構築する予定であるが、正本計画は、今後、具体化する。「IDTのような革新的な企業では、シリコンの限界回避策として実績のあるGaN技術を各社ソリューションに組み込む事例が増えています。われわれは、EPCの高速で効率のよいGaN技術をIDTの顧客に届けるため、IDTの技術者とともに仕事をするのを楽しみにしています」と、EPCのCEO兼EPC社共同創設者のAlex Lidow(アレックス・リドウ)は述べている。彼は、独Infineon Technologiesに最近買収されたInternational Rectifier(IR)の創業者である故Eric Lodowの子息で、IRのCEOを務めていたが、2007年にIRの仲間とともにスピンアウトしEPCを創業した。EPCはGaNデバイス専業のファブレス・ベンチャー企業で、エンハンストモードGaN-on-Si(eGaN)FETを世界で最初に実現したことで知られる。同社は、製造は台湾のGaNファウンドリに委託しつつ、企画とデバイス設計を行っており、航空宇宙応用からオーディオアンプへの応用に至る広範囲の用途向けのGaNを販売している。同氏は電力管理用GaNデバイスの普及に尽力し、「GaN Transistors for Efficient Power Conversion、2nd edition (wiley 2014年)」などの啓もう書の編著者としても知られているが、高速・高効率GaNデバイスのさらなる普及のためにパートナーをさがしていた。GaNとSiデバイスを融合させ、従来のシリコンベースの電子システムに一部GaNを採用しさらに高速・高効率・低消費電力化を目指す今回の協業に業界関係者は注目している。
2015年06月08日クリックテック・ジャパンは6月5日、米Qlikが、テキサス州ダラスにて開催されたグローバルパートナーサミット「QONNECTIONS 2015」にて、プラットフォーム型BIツールの最新版となる「Qlik Sense Enterprise 2.0」を発表したことを報告した。Qlik Sense Enterpriseは、組織全体におけるセルフサービス型データ・ビジュアライゼーションやレポート、ダッシュボード、ガイデッド・アナリティックス、組み込み型アナリティックスに至るまでの幅広い活用が可能なBIツールで、これらはすべて特許取得済みのQIX Associative Indexing Engineに基づいて提供される。同社によると、現在のビジュアライゼーションツールは、Excelユーザーにとっては使いやすいが、拡張可能な設計ではなく、データのガバナンスやエンタープライズクラスの管理性が欠如しているという。Qlik Senseは、独自のプラットフォームのアプローチを通じて、「何が起きたか」だけではなく「なぜ起きたのか」に答えられる能力と、「何が起きる可能性があるか」に関する洞察力を、あらゆるユーザーに提供するほか、ビジネスに要求される信頼性・セキュリティ・ガバナンスを維持しつつ、ビジネス成長に伴うあらゆるニーズを満たすために拡張が可能だ。なお、Qlikが提供するビジュアル分析サービスポートフォリオは、「Qlik Analytics Platform」「Qlik Sense Desktop」「Qlik Sense Desktop」「Qlik Sense Enterprise」「Qlik Cloud」となる。
2015年06月08日米IntelがFPGA(Field Programmable Gate Array)大手の米Alteraを買収する。6月1日(現地時間)にIntelとAlteraが買収合意を発表した。1株あたり54ドルの現金による取引で、買収総額は167億ドルになる。Alteraが手掛けるFPGAチップは大規模データセンターに導入される事例が増加しており、今後の爆発的な成長が予想されるInternet of Things (IoT)市場向けにも有効な技術になると期待されている。成長戦略の一環としてAlteraを買収するIntelは、Xeonプロセッサと組み合わせて、高度なカスタマイズに対応する統合製品を提供する計画を明らかにしている。CPUとFPGAのコパッケージまたは統合によって、データセンターのTCO(総保有コスト)を抑えながら、カスタマーIPやアルゴリズムの実装に素早く対応できるようになり、画像認識、セキュリティ、ビッグデータといった分野で飛躍的なパフォーマンスの向上が期待できる。Intelの予想では、2020年までにクラウドサービスプロバイダのサーバノードの最大1/3でFPGAが活用される。
2015年06月02日日本と同じくお米を主食をする国が多い東南アジア。お米を炊いて「ご飯」として食べることはもちろん、米粉などから作った麺類、さらにはお米を使ったデザートまで多彩な料理を楽しむ事が出来る。その中でも、今回はお米をそのまま使った料理をフィーチャー。各国の人気店と合わせてご紹介。代表的な5つのお米料理とおすすめ店 in ベトナムベトナムを代表する5つのお米料理と、ホーチミンの人気店を紹介。全部制覇したくなる料理の数々をチェック!記事を読む>ご飯がすすむ!カオマンガイの人気店 in タイバンコクでも数あるカオマンガイ屋さんの中から、本当に美味しいお店を一挙公開。記事を読む>多民族国家の定番お米料理人気店 in マレーシア多国籍国家マレーシアに来たら是非食べてほしいお米料理と、人気有名店をご紹介!記事を読む><番外>カラフルなお米が鮮やかなお祭り「ディパバリ」別名「光の祭典」とも呼ばれるヒンズー教徒のお祝いごとディパバリ。期間中は各地でお米を使ったカラフルなアートが楽しめる。2015年は11月10日開催予定!記事を読む>こちらも合わせてCheck!グルメ王国マレーシア流「お米」の楽しみ方
2015年05月24日米カリフォルニア州アナハイムのカリフォルニア ディズニーランド・リゾートで21日(現地時間)、5月22日よりスタートする開園60周年記念イベント「ダイヤモンド・セレブレーション」の目玉となるショー「ペイント・ザ・ナイト・パレード」と「ディズニーランド・フォーエバー」がプレス向けにお披露目された。「ペイント・ザ・ナイト・パレード」は、150万個以上のLEDライトを使用したきらびやかなパレード。先頭を飾るティンカー・ベルがピクシー・ダストを振りまいて魔法を呼び覚ますと、ディズニーアニメの世界が現実のものとなって続々と登場。サリーやマイクを乗せた『モンスターズ・インク』、アリエルたちの『リトル・マーメイド』のフロートや、『カーズ』のライトニング・マックィーンらが光を放ちながら現れた。シンデレラやラプンツェルといったプリンセスも登場し、『美女と野獣』のベルは光輝くドレスを披露。氷の世界を表現した『アナと雪の女王』のフロートに乗ってアナとエルサ、オラフも登場した。そして、グーフィー、ドナルド、ミニーがキラキラ光る丸いフロートにそれぞれ乗って現れ、魔法の帽子をかぶったミッキーがラストを飾った。「ペイント・ザ・ナイト・パレード」に続けて、プロジェクション・マッピングを融合させた新しい花火ショー「ディズニーランド・フォーエバー」もお披露目された。「眠れる森の美女の城」やメインストリートUSAの建物外壁などに映像が映し出され、夜空を彩る花火とコラボレーション。地上から空まで使ってディズニー映画の世界を表現した。『ライオン・キング』の場面では映画に登場するシンバのプライドランドを通り抜け、『リトル・マーメイド』では美しい海の世界へ。『アナと雪の女王』では雪景色に変わり、エルサの魔法の力で氷の城が現れた。フィナーレでは、空一面を明るくするダイヤモンドの輝きを美しく表現。盛大な花火で見る者を魅了した。カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは、1955年7月17日に誕生した世界初の「ディズニーランド・パーク」と、2001年にオープンした「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」の2つのパークに、3つのホテルと、ショップ&レストランなどが集まる「ダウンタウンディズニー」からなる一大リゾート。「ダイヤモンド・セレブレーション」は、「ペイント・ザ・ナイト」「ディズニーランド・フォーエバー」と、新ウォーターショー「ワールド・オブ・カラー:セレブレイト!」の3つのショーを目玉に開催する。As to Disney photos,logos,properties:(C)Disney(C)Disney/Pixar協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル
2015年05月22日米Googleは現地時間15日、Googleが設計した自動運転車プロトタイプの公道走行試験を、今夏から米国カリフォルニア州マウンテンビューの公道で開始することを発表した。Googleは、数年前から自動運転車の開発に取り組んでおり、トヨタ「Lexus RX450h」をベースにした車両は、すでに公道走行試験を開始している。今回の試験は、Googleが2014年5月に発表した、一から設計した自動運転車を作るプロジェクトの一環。公道走行試験に使われる車は、Google初の「完全自動運転のための完全なプロトタイプ」としている。このプロトタイプの自動運転車は、これまでにGoogleの私有地を中心とした試験路での走行を行い、累計テスト走行距離が1,000,000マイル(約1,609,344Km)近くに達している。最近は、毎週10,000マイル(約16,093Km)を走行している。今夏から始める公道での走行試験では、最高時速は時速25マイル(約40Km)に制限され、車両には万が一のために運転者が乗車する。取り外しが可能なステアリングホイール、アクセルペダル、ブレーキペダルを備えており、必要に応じて人が運転するマニュアル走行に切り替えることができる。このプロジェクトの目標は、運転者の負担を肩代わりする車両を作ること。誰もがボタンを押すだけで、A地点からB地点へ移動できる自動車を目指しているという。
2015年05月18日ダイソンは4月6日、米ミシガン州のベンチャー企業で全固体電池の開発を行っているSakti3に1500万ドル(約18億円)を投資すると発表した。Sakti3は高性能・高安全性・低コストな全個体電池技術の商品化に取り組んでおり、すでに最新の液体リチウムイオン電池のエネルギー密度の2倍に相当するバッテリー密度1100Wh/l以上を実現している。同技術は将来的に電気自動車、再生可能エネルギーの貯蔵などへの利用が期待されており、Sakti3はダイソンのほか、コスラベンチャーズ、ベリンジア、ゼネラルモーターズ、伊藤忠商事から5000万ドル(約60億円)以上の投資を獲得している。
2015年04月06日日本と同じ“お米の国”であるベトナム。生産量、消費量ともに世界で第5位、輸出量に関しては第2位のお米大国だ。※ お米は白いご飯としておかずと一緒に食べられるほか、米麺(フォーなど)やライスペーパーに加工されて食べられており、ベトナム人の毎日の食生活に欠かせないものとなっている。代表的なお米料理とおすすめのお店粘り気が少なく、パラリと軽い食感のベトナム米は、炒めたり煮たりする調理法が向いている。今回は数ある「お米料理」の中から、代表的な5品とホーチミン市のおすすめ店をご紹介!ベトナムを訪れたら、ぜひ一度味わってみよう。コムチン(炒飯)パラパラのベトナム風炒飯は食堂でよく見かけるメニュー。海鮮炒飯、揚州炒飯カニ炒飯などがある。お好みで唐辛子入りのベトナム醤油をかけて食べても美味しい。————————————Quan 94住所:94 Dinh Tien hoang, District 1, HCMC電話:(+84)8-3825-8633営業時間:10:00~23:00※カニ料理専門店。写真はカニ肉とカニみそたっぷりの炒飯「Com cua」110,000VND(約608円)チャオ(お粥)ベトナムのお粥は肉や魚介で取った出汁が濃厚で、具材(豚モツ、魚、田うなぎなど)と香草がトッピングされている。揚げパンを浸しながら食べるとコクが加わる。————————————Chao NGOC BICH HA NOI住所:113 Pasteur, District 3, HCMC電話:(+84)8-3822-0213営業時間:7:00~21:30※写真はホルモン数種類とひき肉入りのお粥「Thap cam」64,000VND(約354円)コムガー(チキンライス)鶏のスープで炊いたご飯にゆでた(蒸した)鶏肉をのせた料理。ローストチキンをのせる場合もある。ヌックマム(魚醤)ベースの生姜入りのタレで食べるのがベトナム風。————————————TIEM COM GA HAI NAM住所:67 Le Thi Hong Gam , District 1 , Ho Chi Minh電話:(+84)8-3821-7751営業時間:8:00~22:00※写真は「Com ga Hai Nam」35,000VND(約194円)ソイガー(鶏おこわ)鶏のほぐし身、揚げ玉ねぎがのったおこわ。骨付きの鶏もも肉がのっていることも。ベトナムのおこわは日本のものより食感が軽いので、おやつ感覚でペロリと食べられる。————————————XOI GA NUMBER ONE住所:15 Nguyen Trung Truc , District 1 , Ho Chi Minh電話:(+84)8-3825-0818営業時間:9:00~21:00※写真は「Xoi ga」15,000VND(約83円)コムタム(焼肉のせご飯)砕いたお米のご飯におかずをのせた皿飯で、ベトナム南部の名物料理。定番のおかずは甘辛いタレに漬けて焼いた骨付き豚肉、卵とひき肉の蒸し物、豚皮の千切りの3種類。————————————com tam moc住所:85 Ly Tu Trong, District 1, HCMC電話:(+84)8-3824-8561※写真は定番おかず3種類がのった「Com tam suong bi cha」60,000VND(約300円)(text & photo:グッチ)※参照:「PS&D」(米国農務省)(2012/13年度 、精米ベース)※日本円表記は、2015年3月30日現在の為替レートに準じます
2015年03月30日みなさんこんにちは。視察旅行第2弾としてカヤー州ロイコーについてご紹介します。ロイコー(Loikaw)はミャンマー東部でタイに接するカヤー州の州都で、インレー湖から車で約6時間半、ヤンゴンからは飛行機で行くこともできます。首長族が住む町としても有名なロイコーですが、美しい山々、市場、寺院と見所もたくさんあります!カヤー州の日ラッキーなことに私たちが訪れた1月15日はカヤー州の日。1年に1度だけカヤー州の10以上の民族が集まって祝っていました。ステージでの催しものに加え、アトラクションなどで楽しむ人も。日本の遊園地でもよく見かけるこちら。でもよく見ると・・・何名か立って乗っています。恐らく、座らないと危険という観念が無いんでしょうね。(笑)朝の市場朝の市場はとっても賑やかです。食材も野菜から魚までたくさん!カヤー族の村カヤー族の民族衣装です♪お洒落ですね。タウングークェー・パゴダ(Taung Kwe Pagoda)ミャンマーではいろいろなタイプのパゴダがありますが、タウングークェー・パゴダは小さなパゴダがいくつも合わさっています。ロイコー特有のパゴダです。パダウン族(首長族)の村首長族体験♪この輪っか、結構重いです。ミャンマーの中でも昔ながらの景観が残る、カヤー州ロイコー。インレー湖旅行から足を伸ばして、旅してみるのは如何でしょうか!
2015年03月17日米Googleが現在本社を置くカリフォルニア州マウンテンビュー市に新しいキャンパス計画の許可申請を提出した。「宇宙船」と呼ばれるAppleのドーナッツ型の新キャンパス、周辺の自然環境と調和した秘密基地のようなFacebookの新キャンパスなど、シリコンバレーではユニークなキャンパス計画の発表が続いているが、Googleの計画も新たなキャンパスのあり方を示すものになっている。Googleが27日にマウンテンビューに提出したのは、同市のノースベイショア地区に広がる4つのオフィスサイトの建設計画だ。同社は建築設計事務所BIGのBjarke Ingels氏と建築設計事務所Heatherwick StudioのThomas Heatherwick氏に設計を依頼した。市の認可が得られれば、Googleがゼロから設計・建築計画を進める初めてのオフィスビルになる。自動運転カーやロボットなどGoogleには多様なプロジェクトが存在するが、計画案では軽量でLegoブロックのように柔軟に組み立てられる構造をオフィスサイトに採用しており、開発チームごとに異なるオフィススペースへのニーズに応える。オフィスサイトは透明で巨大なキャノピーで覆われ、キャノピー全体から外部の光が入ってくる。オフィスサイト部分にも樹木が植えられ、周囲の風景が見える透明なキャノピーによってオフィスサイトと自然が和合する。また、周辺の自然環境の保護、再生可能エネルギーの活用も計画に含まれている。キャンパスにはレストランや小売店などのスペースも用意。それらとオフィスサイト、公共の自然公園などを歩行者・自転車用の道で結ぶことでマウンテンビュー市のコミュニティとの融合も図っている。
2015年02月28日米カリフォルニア州アナハイムのカリフォルニア ディズニーランド・リゾートで5月22日よりスタートする開園60周年記念イベント「ダイヤモンド・セレブレーション」のプレス発表会が27日、東京・港区のアメリカ大使館で行われ、キャロライン・ケネディ駐日米大使がスペシャルゲストとして登場。ミッキー&ミニーも駆けつけた。カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは、1955年に開園した最初のディズニー・パーク「ディズニーランド・パーク」と、2001年にオープンした「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク」の2つのパーク、3つのホテル、ショップ&レストランやライブハウスが集まる「ダウンタウンディズニー」からなる一大リゾート。今年7月に「ディズニーランド・パーク」が60周年を迎えることを記念し、5月22日よりリゾート全体で特別イベント「ダイヤモンド・セレブレーション」を開催する。プレス発表会では、カリフォルニア ディズニーランド・リゾート アンバサダーのジェシカ・バーナード氏らがイベント概要を発表。目玉として、初の全LEDパレード「ペイント・ザ・ナイト」、新しい花火ショー「ディズニーランド・フォーエバー」がスタートし、ウォータースクリーンを用いた人気ショー「ワールド・オブ・カラー」がスペシャルバージョンになって登場することが明かされた。そのほか、リゾート内はもちろん、周辺のアナハイムの通りも特別装飾で輝き、関連グッズやフードも登場すると発表された。発表会には、特別ゲストとしてキャロライン・ケネディ駐日米大使が登場。「開園から60年。累計来園者30億人のうち年間5万人が訪れる日本からのファンはその大きな割合を占めています」と伝え、「米国外で初めてディズニー・パークをオープンした日本は、マジックキングダムの中で特別な場所。ディズニーシーをオープンした時には、日本はアメリカのアイコンをさらに素晴らしいものに昇華させました」と語った。続けて、「私はディズニーと共に育ちました」と自身の思い出を振り返り、「日曜日の夜、テレビで放映される『シンデレラ』『眠れる森の美女』といった初期の長編アニメーション映画、そして、テーマパーク」とコメント。「いとこたちと私はよく"ディズニーの映画ごっこ"をして遊びました。白雪姫と小人のドビー役をだれがやるかが大げんかになり、アマチュア演劇は終わりました」というエピソードを披露すると、笑いが起こった。最後に、「私たち家族にとっても、世代を超えて共通の思い出を持つことができました。ディズニー・パークにしてもそれは同じで、何百万、何千万の親や祖父母が、子供や孫を連れて何度でも戻っています」と語り、「この特別な年に、マジックが始まった場所にまたぜひ行ってみてください」と呼びかけた。写真撮影では、ミッキーとミニーも登場し、盛り上げた。As to Disney photos,logos,properties:(C)Disney
2015年02月27日日本マクドナルドは2月10日より、「ワールドマック ハワイ」キャンペーンを全国のマクドナルドで実施する。同キャンペーンでは、「ハワイ州観光局公認」メニューが登場。ハワイアンフードをマクドナルド流にアレンジしたフードやデザート、ドリンクを計5種類のメニューを順次発売する。「ハワイアン バーベキューポーク」(単品390円、バリューセット690円)は、ハワイの伝統料理、カルアポークをイメージした商品。4時間以上じっくり加熱して柔らかく仕上げた豚肉とスパイスのきいたポークパティの2種類のポークを使用した。ソースは隠し味にパイナップル果汁を加えている。販売期間は2月10日~3月上旬(予定)。「ロコモコバーガー」(単品390円、バリューセット690円)は、ハワイの定番料理・ロコモコの味をそのままハンバーガーに仕立てた。つなぎ・添加物不使用の100%ビーフパティ2枚と店内で焼いたたまごにチーズとレタスと合わせて、特製バンズでサンドした。販売期間は3月上旬~下旬(予定)。「ハワイアン パンケーキ ミックスベリー」(420円)は、柔らかい2枚のパンケーキにストロベリー、ラズベリー、ブルーベリーの3種のベリーを使用したミックスベリーソースとソフトクリームを添えた。ソフトクリームにはクラッシュしたマカダミアナッツをふりかけている。販売期間は2月10日~3月下旬(予定)。「パイナップルパイ」(100円)は、サクサクの生地の中にアツアツのパイナップルフィリングを包んだ。販売期間は2月10日~3月下旬(予定)。「マックシェイク バナナ」(S100円、M195円)は、バナナの風味でドリンクでもアイスでもない独特な食感が楽しめる。販売期間は3月3日~下旬(予定)。なお、「ハワイアン バーベキューポーク」と「ロコモコバーガー」は、全国の185店舗にて2月3日より先行販売している。また、同社はハワイ州観光局とのタイアップ企画として、賞品が当たるオープン懸賞を2月10日から実施する。日本マクドナルドのキャンペーンサイトにて公開しているクイズに答えると、正解者の中から抽選で9組36人(1組/4人)にハワイ旅行をプレゼントする。応募は3月30日23時59分まで受け付ける。賞品は、JALホノルル便往復航空券4人分(エコノミークラス)、シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテルまたはシェラトン・ワイキキ・ホテル宿泊券(4人×3泊分)。特典として、トロリーバス無料乗り放題とモーニング・フラなどの無料体験プログラムも付く。※価格は全て税込
2015年02月05日米Microsoftは、2015年1月21日に米ワシントン州レドモンドにある本社キャンパスで「Windows 10」に関するイベントを開催する。同イベントでは、モバイルデバイス関連の情報も公開される見込みだ。同社は今年9月30日に、Windows 10のプレビューイベントを開催。同イベントでは開発者向けにPC向けWindows 10のテクニカルプレビュー版の概要を説明したデモなどが行われ、コンシューマー向け機能やPC以外のデバイスに関する情報は2015年初頭に公開するとしていた。2015年のイベントのテーマは「Windows 10:The next chapter」とされており、オペレーティングシステムズ・グループを率いるTerry Myerson氏、Joe Belfiore氏、Phil Spencer氏、またCEOのSatya Nadella氏らが登壇する予定。キーノートはライブ中継も行われる予定。
2014年12月12日米Microsoftは12月11日(現地時間)、2015年1月21日に本社キャンパス(米ワシントン州レドモンド)で「Windows 10」に関するイベントを開催することを発表した。Windows 10がコンシューマーにもたらす体験を説明するイベントになり、報道関係者やアナリストに送られた招待状には「Windows 10:The next chapter」と書かれている。キーノートスピーカーとして、オペレーティングシステムズ・グループを率いるTerry Myerson氏、Joe Belfiore氏、Phil Spencer氏などが予定されており、CEOのSatya Nadella氏も登壇する。キーノート部分はWebキャスティングで公開される予定だ。Microsoftは今年9月30日に米サンフランシスコでWindows 10のプレビューイベントを開催し、10月1日に技術プレビュー版「Windows 10 Technical Preview」の提供を開始した。その際に2015年の早い時期にコンシューマー向け機能の詳細やPC以外のデバイスに関する情報などを公開するとしていた。All About MicrosoftのMary Jo Foley氏によると、1月21日のイベントでスマートフォンやタブレットなどモバイル端末向けのWindows 10が披露される。デスクトップUIを含まず、MetroスタイルのUIでWindows Storeアプリのみが動作する。Windows 10のJanuary Technical Preview (JTP) が登場する可能性も高い。コンシューマー向けの機能を体験できるJTPには、2-in-1デバイスでデスクトップモードとタブレットモードの切り換えを円滑にするContinuum機能のサポート、パーソナルアシスタント機能Cortanaなどが含まれると見られている。また、イベントのスピーカーにXbox部門を率いるPhil Spencer氏が含まれるため、OSコアの共通化にXboxがどのように関わっていくかも注目点の1つになる。1月21日のイベントに続いて、Microsoftは2015年3月18日-19日に中国の深センで、ハードウエア開発者カンファレンス「WinHEC」を開催する。そして2015年4月29日-5月1日に米カリフォルニア州サンフランシスコで開催する開発者カンファレンス「Build 2015」を経て、2015年中頃以降にWindows 10の最終製品をリリースする計画だ。
2014年12月12日米ルイジアナ州ニューオーリンズにて開催されているスーパーコンピュータ(スパコン)最大の学会「SC14」において、11月17日(米国時間)、スパコン処理能力ランキング「TOP500」の2014年11月版が発表された。44回目の発表となる今回は、中国National University of Defense Technologyの「Tianhe-2(Milky Way-2/天河2号)」が、4回連続で1位を獲得したが演算性能は、前回、前々回同様33.8627PFlopsで、上位9システムが前回の発表(2014年6月版)から変動がなく、日本の「京」は10.51PFlopsで4位となっている。10位は、前回は米国政府機関系(機関名の詳細は非公開)のCray製のスパコンが3.143PFlopsであったが、同機関は13位に後退、別の米国政府機関系が、性能が3.577PFlopsと達成しランクインした。また11位は米国NASA/AMES RESEARCH CENTER/NASの「Pleiades」が3.375PFlopsで、12位にはイタリアEniの「HPC2」が3.188PFlops、14位が独Leibniz Rechenzentrumの「SuperMUC」が2.897PFlops、そして15位に日本の東京工業大学(東工大)「TSUBAME2.5」が2.785PFlopsとなっている(東工大は前回13位)。TOP500に掲載されたシステムの性能を合計すると、前回は274PFlopsであったが、今回は309PFlopsに到達し、1PFlops超えのシステムは50システム(前回は37システム)に到達したという。また、75システム(前回は62システム)が何らかのアクセラレータ/コプロセッサを用いており、その内の47システムがNVIDIA、3システムがATI Radeon、そして25システムがIntel MIC(Xeon Phi)となっている。システムベンダ別にみると、HP製が179システム、IBM製が153システム、Cray製が62システムで、この3社で8割近いシステムを提供していることとなる。また、国/地域別でみると、米国が前回から2システム減となったものの231システムで依然トップとなっており、次いで欧州が130システム、中国が61システム(前回76システム)、日本が32システム(前回30システム)となっている。なお、日本勢の1PFlops超えシステムは4位の京ならびに15位のTSUBAME2.5のほか、38位に国際核融合エネルギー研究センター(IFERC)の「Helios」が1.237PFlops(前回30位)で、48位に東京大学情報基盤センターの「Oakleaf-FX」が1.043PFlos(前回36位)で、49位に九州大学の「QUARETTO」が1.018PFlops(前回37位)でそれぞれランクインしている。
2014年11月18日