多部未華子と綾野剛を主演に迎え、単行本累計発行部数50万部を誇る人気コミックを実写化する『ピース オブ ケイク』。多部さんと綾野さんのほかにも松坂桃李&木村文乃&光宗薫ら個性派俳優が濃いキャラで出演していることでも話題の本作からこの度、キャスト陣が登場するTVスポットがひと足先にシネマカフェに到着した。これまで仕事も恋愛も自分から行動することなく流されるまま生きてきた志乃(多部未華子)。このままではいけない、と心気一転引っ越した先のベランダでばったり隣人の男に出くわす。しかもその男は、新たなバイト先の店長だった!その男、京志郎(綾野剛)に運命を感じる志乃。しかし、京志郎には同棲中の彼女あかり(光宗薫)がいたり、志乃を誘惑するバイト仲間がいたりで、志乃の恋は前途多難だった…。原作は2003年から2008年まで「FEEL YOUNG」(祥伝社)にて連載されたジョージ朝倉による人気コミックス。現代女性の切ない恋や仕事におけるリアルな心情が描かれた本作は20・30代の女性を中心に熱烈な支持を得ている。主人公の多部未華子と綾野剛を始め、松坂桃李、木村文乃、光宗薫、菅田将暉、柄本佑、峯田和伸ら個性豊かな人気俳優陣が顔を揃える。22日(土)から放送されるTVスポットは、多部さん演じる志乃の「大嫌い!」と叫びビンタするシーンから始まる。その後“おかまの天ちゃん”役を好演する松坂さんを始め、志乃の親友・ナナコ役の木村さん、バイト仲間役の菅田将暉などの豪華キャスト陣が登場。最後には、綾野さん演じる京志郎が全力で「いろんなことひっくるめて、俺を愛してろ!」と叫ぶシーンが映し出されている。志乃のようになんとなく恋をしてきたけど、もうちゃんとしたい…と思っている女子は少なくないはず。本作から本気の恋愛に目覚めてみては?『ピース オブ ケイク』は9月5日(土)新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ピース オブ ケイク 2015年9月5日より全国にて公開(C) 2015ジョージ朝倉/祥伝社 /「ピース オブ ケイク」製作委員会
2015年08月21日映画『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』の完成披露試写会が8月11日(火)に開催され、主演の向井理をはじめ、綾野剛、新垣結衣、吹石一恵、青木崇高、池内博之、平山浩行、高橋努、大森南朋、平野俊一監督が舞台挨拶に登壇した。『海猿』シリーズの原案を務める小森陽一による人気漫画(作画:藤堂裕)を原作に製作された人気連続ドラマの劇場版。巨大な輸送船が海上で乗っ取られるという事態に一號(向井さん)をはじめ、それぞれに国や家族、仲間の命を背負った者たちが解決に向けて奔走する。この日の会場にはレッドカーペットが敷かれ、舞台からせり出した花道を一人ずつ歩いて登場したが、最初に向井さんが姿を見せると、会場のボルテージは一気に上がる。続いて、綾野さんが登壇し、花道中央で向井さんとガッチリと男の抱擁を交わし、会場は大歓声に包まれた。途中、吹石さんが履いていたサンダルの留め金が、歩いている最中に外れてしまうハプニングがあったが、すぐに綾野さんが機転を利かせ、落ちた金具を拾い上げた。向井さんは、連ドラ放送の段階で発表されていた劇場版のお披露目に「やっとこの日を迎えました」と感慨深げ。ドラマ放送時にはケガで撮影が中断することもあったそうで「命を削りながら作っていた作品」と強い思いを口にした。向井さんと綾野さんは同い年。綾野さんは向井さんについて「共演者を超えて、友人関係でもある」と語る。プライベートで一緒に飲みに行くこともあるそうだが「映画の話はほとんどしないです」と笑う。本作を通じて長い時間を過ごし「素直に長い付き合いにあると思った」とも語り、本作の今後にも言及。NPS(警察庁特殊急襲捜査班)の一號(向井さん)とSAT(警視庁特殊部隊)の蘇我(綾野さん)について「10年後に隊長になってたらいいですね」とさらなる続編への意欲をのぞかせた。向井さんも同じ気持ちを持っているようで、会場に詰めかけた観客に「もう一度『S』を作れるように…みなさんの頑張りにかかってます!」と呼びかけ、会場は期待を込めた熱い拍手に包まれた。『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』は8月29日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE 2015年8月29日より全国東宝系にて公開(C) 2015「S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」製作委員会 (C) 小森陽一、藤堂 裕/小学館
2015年08月11日綾野剛が、講談社「モーニング」で連載中の人気漫画を原作にしたTBS10月期の金曜ドラマ「コウノドリ」で、連続ドラマ単独初主演を果たすことが決定。あるときは冷静な判断力を持ち患者に寄り添う産婦人科医、またあるときは、情熱的で謎多き天才ピアニストという2つの顔を持つ、ミステリアスな役柄を演じることが分かった。都内のとあるライブハウスでは、謎の天才ピアニスト「BABY」がライブ演奏中。だが、開演10分でライブは突如終了してしまう。「BABY」の正体は、ペルソナ総合医療センターの産科医・鴻鳥サクラ(綾野剛)。実は、妊婦の救急受け入れ要請の連絡が入り、戸惑う新米産科医の下屋(松岡茉優)が彼を呼び出していたのだ。その妊婦は、一度も妊婦検診を受けておらず、妊娠週数も不明のいわゆる「未受診妊婦」。極めてリスクが高い患者ながら、サクラは「未受診なのは母親のせいで、お腹の赤ちゃんに罪はない」と、新生児科にも受け入れ体制を組むように要請。新生児科のリーダー・今橋(大森南朋)が、躊躇する新米新生児科医の白川(坂口健太郎)らを抑えて受け入れを決め、ベテラン助産師の小松(吉田羊)も駆けつける。果たして、緊急搬送された未受診妊婦・夏希は無事に出産できるのか――。赤ちゃんが無事に生まれてくることは当然ではなく、実は妊娠・出産にはさまざまなリスクやアクシデントがあること、無事に赤ちゃんが生まれてくることは奇跡の連続であること、そして“命”の現場には、さまざまな葛藤があること…。こうした“命”に関わる奇跡の物語と、主人公が属する産婦人科に加え、新生児科、小児科、救命救急、病院外のスタッフなど、チーム医療で“命が誕生する現場”に関わる人たちを丁寧に描き出していく医療ヒューマンドラマとなる本作。原作は、1児の父である鈴ノ木ユウが、わが子の出産を通して知ったリアルな産科医療の現場を描き、男性誌では異色の産婦人科が舞台でありながら、コミック累計部数100万部を超えるヒット作に。監督を、今年『ビリギャル』で大ヒットを飛ばした土井裕泰が務めている。主演は、『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』『天空の蜂』『ピース オブ ケイク』と、幅広い役柄を演じ分ける若手実力派にして、意外にも本作が連ドラ単独初主演となる綾野さん。彼が演じる鴻鳥サクラは、生まれてすぐ母を亡くし、乳児院と児童養護施設で育ちながら、「生まれてきたすべての赤ちゃんに“おめでとう”と言いたい」と願う愛情深い産科医となり、時には「BABY」の名で、感情のすべてをピアノにぶつけ情熱的な演奏をする謎多き天才ピアニスト。相反する2つの顔を持つミステリアスな役柄を綾野さんがどう演じるのかが、見どころのひとつとなる。チーム医療を担う共演陣には、実力派に加えフレッシュな顔ぶれも集結。サクラ率いるチームの下で奮闘する産婦人科研修医に、話題の映画・ドラマへの出演に加え、バラエティでも活躍する松岡茉優。また、サクラの研修医時代を知るベテラン助産師には、“最旬”の人気女優・吉田羊、新生児科の研修医には、「メンズノンノ」の専属モデルにして連ドラ初出演となる注目の若手、坂口健太郎が抜擢。さらに、救急救命医を平山祐介、若手助産師を清野菜名、麻酔医を「東京03」の豊本明長、サクラが「BABY」であることを知る院長を浅野和之、孤立する妊婦と社会をつなぐメディカルソーシャルワーカーを江口のりこ、新生児科の医師を山口紗弥加が演じる。そして、サクラの同期で冷徹な理論派、良きライバルでもある親友の産婦人科医をアーティストとしても人気の星野源が演じ、新生児科の部長であり、産科も含めた周産期センターのセンター長役の大森南朋が、物語に深みを与えていく。製作陣が、このサクラという役の魅力を最大限引き出してくれるのは綾野さんをおいてほかにはいないと、超売れっ子の彼に1年以上前からオファーしていたという本作。すでに本格的なピアノの特訓もしているという綾野さんは、「医者も、ピアニストも演じるのは初めてです。どちらも演じてみたいと思っていた役柄ではありましたけど、2つ一緒に来るとは思っていませんでした(笑)」とコメント。「10代の方が演じるのは現実的ではないし、20代でも違ったのかもしれない。というところで、30代の役者に目を向けた時に、僕にお話をいただけたことは大変光栄です。きっと、僕が思う以上に周りの方々が僕を支えてくれるはずなので、みなさんの気持ちを見逃さないようにしっかり受け止めながらこの作品に挑もうと思っています」と、意気込みを語っている。【主演・綾野剛コメント】サクラは、ライトな雰囲気でありつつも、きちんと相手に接することをモットーとした産科医です。自分の感情を表に出さない分、ピアニストの「BABY」としてピアノの音に感情を託している。だからこそ、「BABY」の演奏シーンは非常に高度なテクニックを要する楽曲が必要なのではと思います。ピアノテーマ・監修の清塚信也さんとフュージョン(融合)して、最高のピアニストを作ろうと思っています。「コウノドリ」は、医療に関わるすべての人を描く作品。産科医・助産師・救命救急といった医療チーム全般もそうですが、そこに関わるご家族のみなさんや生まれてくる赤ちゃんも一緒に描かれます。そういった人々との関わりの中から、生と死をきちんと受け止め、未来を紡いでいくことができる作品にしたいです。【原作・鈴ノ木ユウコメント】白衣を着て鴻鳥サクラに扮した綾野剛さんを見て、漫画を描いていくうえでの刺激を頂きました。漫画「コウノドリ」をこれからも頑張って描いていきますので、ドラマ「コウノドリ」をどうかよろしくお願いします。応援しています。金曜ドラマ「コウノドリ」は10月、金曜22時よりTBS系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年08月10日綾野剛を始め、山田孝之、沢尻エリカ、伊勢谷友介、山田優と豪華キャストが顔を揃える『新宿スワン』。6月7日(日)、大阪にあるTOHOシネマズ なんばにて、主演の綾野さんが舞台挨拶前にチケットもぎりに挑戦。大ヒットの感謝の意を示した。5月30日(土)に全国320スクリーンにて公開され、オープニング土日には、5週連続1位を記録していた『シンデレラ』を超え、興収・動員ランキング初登場1位を達成。6月3日(水)のレディースデイも動員一位を記録するなど、ますます注目度が高まっている本作。公開前に実施した、「全国で一番前売券の売上枚数が多かった劇場で綾野剛が舞台挨拶を行う」という“綾野剛に会おう!キャンペーン”で、前売券の売上枚数が全国一位になったことからこの日の舞台挨拶が実現。綾野さん自らの発案で舞台挨拶つき上映回のチケットもぎりを完全サプライズで実施し、足を運んだファンもこれには大感激の様子だった。その後の舞台挨拶では、「大阪戻ってきました!大阪最高!!」と、本作の公開前の地方キャンペーンでも訪れた大阪を再訪できたことに喜びを隠せないよう。「大ヒットしているのはみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。僕も(大阪に)戻ってこれたのがとても嬉しいです。一番好きです、大阪が!」と語った。また、MCから『シンデレラ』を超えてNO.1成績になった感想を訊ねられると、「ディズニーの映画は観ごたえがあって面白いですよね。今回は『新宿スワン』が一位になりましたが、それは、みなさんに評価していただいたおかげです。それに、『イニシエーション・ラブ』は松田翔太くんの主演作だし、『予告犯』は生田斗真くん。どちらも友人です。仲間みんなで映画を盛り上げている気分になります。一人でも多くの方に、劇場に来て貰えるきっかけになれると嬉しいです」と、映画界全体の盛り上がりを実感しているようだった。その後、話題は豪華キャストが勢揃いした本作のキャスティングに…「4番バッターばかり揃っていますからね。PG12は、12歳以下は観れないのではなく、お父様やお母様のご指導があれば観れるのですが、PG12の理由は、山田孝之の顔…(笑)。彼の表現、彼のあり方はPG12なんですよ(笑)」と、PG12指定は山田さんの影響だという持論を展開した。また舞台挨拶も終盤になると、客席から「まだ!」「帰らないでー!」という声が。綾野さんは「俺も帰りたくないよ(笑)」と笑顔で応えながらも、「この映画は主張が強い作品で、誰かが客観的に観てくれないと成立しない作品です。みなさんが観てくれることで完成します。人生の2時間を頂いて、映画を観てもらえることが、とてもうれしいです。心に残ってくれると嬉しいです。この舞台挨拶も楽しかったですが、作品もぜひ楽しんでください」とメッセージを贈ると会場は大歓声と拍手に包まれた。『新宿スワン』はTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新宿スワン 2015年5月30日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「新宿スワン」製作委員会
2015年06月08日俳優の綾野剛が主演する『新宿スワン』の初日舞台あいさつが5月30日に、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、綾野をはじめ、山田孝之、沢尻エリカ、金子ノブアキ、深水元基、山田優、伊勢谷友介、園子温監督、脚本を手がけた鈴木おさむらが登壇した。舞台あいさつ/その他の写真舞台あいさつを前に、綾野と園監督は映画の舞台にもなった歌舞伎町・シネシティ広場を訪れて、ボランティアのメンバーたちと清掃活動を実施。綾野は「皆様がお足を運ぶ街を美しくピカピカにし、初日を迎えられた事大変清々しい気持ちでいっぱいです。この運動が人々にとって、街にとって、映画にとって、確かな未来に繋げていけたら幸いです」と話した。映画はアジア最大の歓楽街・新宿歌舞伎町を舞台に、女性たちに水商売を斡旋するスカウトマンたちの熾烈なだまし合いや抗争、頂点へと成り上がろうとする男たちのロマンを描く。「自分にとっても渾身の一作。共演者が共犯者になってくれた現場で、たくさん支えられながら走り抜いて良かった!」と感無量の綾野。その隣には“ものまねメイク”で知られるタレント・ざわちん風に黒マスクを着用した山田の姿が…。先日行われた本作のPRイベントで、ざわちんが山田に変身したことへの“感謝”だといい、会場を沸かせていた。続々と新作が控える園監督は「男の色気と女の色気がスパークし合う激動のドラマ」と強い手応え。また、沢尻に対して「作品への並々ならぬ思いを感じた」と印象を語ると、綾野も「この10年で一番可愛いエリカちゃんが見られる」と太鼓判。当の沢尻はテレながらも「そう言ってもらえるのは嬉しいですね」と満面の笑みを浮かべていた。『新宿スワン』TOHOシネマズ新宿ほかにて全国公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年05月30日これだけ次々と話題作に出演しているのだから、綾野剛と伊勢谷友介がいつかどこかで共演することは必然だった。だが、それが園子温監督の手による『新宿スワン』で初めて実現したことは幸運であり、そして運命だったと言えるかもしれない。和久井健の人気漫画を原作にした本作。新宿・歌舞伎町を舞台に、金髪天パーのお調子者だが情に厚い白鳥龍彦(綾野さん)が、女性に水商売の働き口を紹介するスカウトマンとして成長していく姿を描く。龍彦について「非常に愛おしい人、みんなに愛される男なんだと感じました」と語る綾野さん。「この役を自分ができるのか?という自問自答はありましたが、原作があってそこには彼の佇まいから土下座の仕方まで丁寧に描かれている。それを自分の体になじませていくという作業に専念しました」と振り返る。綾野さん、龍彦をスカウトの世界へと導く兄貴分にして謎めいた男・真虎を演じた伊勢谷さん、そして日本で数少ない“鬼才”と枕詞が付く映画監督・園子温。この3人の組み合わせが生み出すものは、“化学変化”などという言葉では収まらない。ちょっとやそっとのことが起きても、動じることがなさそうな伊勢谷さんが、園監督の現場での驚きをこう明かす。「例えば、街にいるその辺の女の子が、急に共演者になってたりするんです。そういう意表をついた事をしてくるところが、自由なんですよね。語弊があるかもしれないですけど、いま一番、映画を気楽に撮っている監督だと思います。電車に乗るように映画を撮ってるんです」。綾野さんも「園さんが撮影中に現場でスカウトしてきた人が、その何分後かには出演してたり」と楽しそうに振り返りつつ、本作における園監督の新たな挑戦をこんな言葉で語る。「園さんも『僕はメジャー映画もちゃんと撮りたい』ということを仰っていて、それこそ本来の“園子温節”ということで言うなら、自分でやりたい脚本を書いて、自分で編集もされる方なのに、今回は別の人の脚本で、編集も別のチームが仕上げてる。園さんがこの『新宿スワン』で新たなステージに行こうとしている姿勢を感じました」。金髪の天然パーマはもちろん、表情ひとつとっても、綾野さんがいかに原作の漫画、そして原作ファンの頭の中で息づく白鳥龍彦像を大切に役を作っていったかが分かる。もちろん、内面についても言うまでもないが、同時にそれは、これまでクールで醒めた役柄を演じてきたイメージの強い綾野さんにとっても新たな挑戦となったはずだ。いわゆる“役作り”に関して綾野さんは「今回は原作漫画があるのでそれが全て。僕自身に役をリンクさせようもないです、(龍彦は)僕じゃないので。役を自分の方に近づけていくのは不可能に近いです。だって(龍彦は)19歳。32の男が演じるんですから、壮大なファンタジーです。(役でいるのは)“よーいスタート”から“カット”の間だけです。役に体という“箱”を貸している感じですね」と語る。一方で、これまで演じてきた役は「いまだに全て僕の中に生きている」とも。「今回の龍彦にも、良いところも悪いところも含めて勉強させてもらってます。これまで80作品くらいやってますけど、全部の役が僕の中にいて、それは決していなくなることはないし、人生のいろんな部分を影響されていると思います。みなさんも、影響された方っていると思います、上司とか友人で、この人の考え方がすごく勉強になったとか。それは実在されている人なら『この人』って言えますが、僕にとってはそれが役なんです。見えないだけで全て(胸を指して)ここにいるんです。役柄の全てが僕の性格や血肉になってます」。伊勢谷さんもまた、役との“付き合い方”について独特の持論を明かす。「僕は役が自分の中に残るってことがないですね。たまに『家に帰っても役が抜けなくて』という方がいますけど、全然経験がなくて、そういう感覚がないです。僕自身、(俳優生活が)是枝(裕和)さんから始まってるので(※『ワンダフルライフ』)、それこそ演じないところから始まってるんですよね。だから普通がよく分かんなくて、セリフを覚えるってこともビックリしました。自分自身と役との、撮影の日までの時間や距離感みたいなものがあって、ヒョイと(役が自分に)取り込まれるときもあれば、そうでない時もあって、そうでない時の現場での慌てようったらないですね(苦笑)。『あれ、できてたはずなのにおかしい…なんか違ったぞ』って(笑)。普段はめったにないんですけど、白洲次郎(ドラマ『白洲次郎』)と松陰先生(大河ドラマ『花燃ゆ』)の時は、思想の部分で自分の考えとリンクするようなところが出てきて、勝手に力が乗っかるように、普段から自分が言っていることが芝居になったりしたことがあって、それはすごく不思議な感覚でした」。撮影中には一緒に飲みに行くこともあったという2人。綾野さんは、少し年上の“兄貴分”の印象をこう語る。「僕らの世代にとっては“伊勢谷友介”というのはある種のアイコンであり、知らない人がいないですから。実際にお会いしたら、自分が知っている伊勢谷さんがそのまんまいたことにすごく安心しました。ご自身でやられているプロジェクト(※リバースプロジェクト)も含めて、すごく思考が深くて理論的で、そこは新しい一面として知ることができました。一緒に取材を受けていても、伊勢谷さんは話しているうちに自分のプロジェクトと繋がった話になっていくんです。一周して作品と全く関係なくなる(笑)。そういう部分も含めて、自分の持っている熱量で周りのいろんなものを巻き込んでいくパワーを感じますね」。伊勢谷さんは、本作の真虎、『ジョーカー・ゲーム』の結城に松陰など、少し上の立場から主人公を導き、見守るという役柄が増えてきたことを自覚している。「松陰先生も(公開が控える)『MOZU』も説明ゼリフがすごく多かったです(笑)。俳優のポジションとして、しっかりとストーリーを自分が語らないといけないところに来ているのかなと思います」と苦笑交じりに語るが、そういう役回りは現場を離れてもついて回ってくるよう。今回、また新たにできた伊勢谷さんを慕う“弟分”綾野剛の印象は?「愛情を持っていろんな人に関わってくるんですけど、かといって常に理路整然とピシッとしているわけでもなくて、だからこそみんなが寄ってくる――かわいげがあるんですよね。そこは羨ましくもあります。いまは、いい子ちゃんがすごく多くなってて、僕らの上の世代はそれこそムチャクチャな先輩が多かったんですけど、僕らはなるべくいい子ちゃんでいようと頑張った世代なんです。そうやってみんながおとなしくなってきているところで、元気に『あれしよう』『これがしたい』って言ってきてくれるんです。最初は気を遣ってくれているのかな?と思ったけど意外とそうじゃなくて、本人がそうしたいと思っているみたいで、そうやって年上も年下も関係なくみんなを巻き込んでいく。破天荒というのとは違って、かわいげのある“人たらし”なんですよね」。タイプは違えども、人を惹きつけてやまない2人。“不夜城”歌舞伎町がよく似合う。【綾野剛】スタイリスト:長瀬哲朗ヘアメイク:石邑麻由【伊勢谷友介】スタイリスト:葛西信博ヘアメイク:ShinYa/プライマル(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:新宿スワン 2015年5月30日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「新宿スワン」製作委員会
2015年05月29日映画『新宿スワン』の舞台の新宿・歌舞伎町に近い新宿駅東口の広場に、巨大な主人公・龍彦像が設置されることになり、5月21日(木)に行われたお披露目式に綾野剛、沢尻エリカ、脚本の鈴木おさむ、そしてモノマネメイクで山田孝之に変身したざわちんが出席した。人気漫画を園子温監督の手で映画化した本作。歌舞伎町で女性に水商売の働き口を紹介するスカウトマンとして成長していく龍彦の姿を描く。今回、映画の公開を記念して「新宿スワンBIG龍彦Project IN 新宿」と称して、クラウドファンディングなどを活用して資金を調達し、全長8メートルの巨大な、綾野さん演じる龍彦の像が制作された。像を覆っていたベールが取られ、巨大な龍彦がお目見えすると綾野さんは「すごいですね!」と大興奮。「こんな風に新宿の街を見下ろすってなかなかない。歌舞伎町の方向を向いてますね。みなさんのおかげです。素直に嬉しい」と笑顔を見せた。沢尻さんは「すごいですね。新宿の街を見くだしてるかんじ(笑)!」と語り、周囲から「“見くだしてる”じゃなくて“見下ろしてる”!」とツッコまれていた。この新宿ステーションスクエアは、映画の中で“スカウト通り”と呼ばれている龍彦たちの“戦場”とも目と鼻の先。綾野さんは先日、歌舞伎町のコマ劇場跡地にTOHOシネマズ新宿がオープンしたことにも触れ「スカウト通りを抜けて、靖国通りを渡ってまっすぐ進めば映画館があるので、ぜひスカウト通りを通って見に行っていただければ」と映画の世界を体感しながら足を運んでほしいとアピールした。実際、歌舞伎町や靖国通りでも撮影は行われたが、特に龍彦と沢尻さん演じるアゲハが街を駆け巡るシーンは印象的。綾野さんは「沢尻は下着同然の格好で裸足で靖国通りを走ってました。真っ昼間に!多分、一生そんな姿はもう見れないと思います。撮影でも『そんな格好で走るんですか?』と言うようなことはこれっぽっちもなくて、役者魂がハンパじゃなかった!男前なんです」と沢尻さんを絶賛する。沢尻さんは「あんな格好で歌舞伎町を走るとは思わなかったです」と笑いつつも「来るもの拒まずです」と堂々と語った。さらに、ゲストとして黒スーツに身を包み、黒いマスクで顔半分を隠して“山田孝之メイク”を施したざわちんさんが登場すると、その精度の高さに観客も綾野さんらも驚愕!綾野さんは“親友”山田さんそっくりのざわちんさんをまじまじと見つめ「眉間のシワも描いてある!それ、孝之なんですよ!メチャメチャ似てます。ちょっと(本物を)コンパクトにした感じ」と称賛を送った。『新宿スワン』は5月30日(土)より公開。なお、dTVにて映画本編を6話に分けて、順次配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新宿スワン 2015年5月30日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「新宿スワン」製作委員会
2015年05月21日俳優の綾野剛が5月7日に、東京・新宿で行われた主演作『新宿スワン』のジャパンプレミアに出席。レッドカーペットが敷かれた歌舞伎町セントラルロードには、約2500人のファンが来場し、「いよいよ作品が第一歩を踏み出した。たくさんの方に集まっていただき、大変光栄です」と感激していた。その他の写真この日は綾野をはじめ、共演する山田孝之、沢尻エリカ、金子ノブアキ、深水元基、山田優、豊原功補、伊勢谷友介、園子温監督、鈴木おさむ(脚本)、山本又一朗プロデューサーが勢ぞろい。映画はアジア最大の歓楽街・新宿歌舞伎町を舞台に、女性たちに水商売を斡旋するスカウトマンたちの熾烈なだまし合いや抗争、頂点へと成り上がろうとする男たちのロマンを描く。歌舞伎町でもロケを敢行した本作では、閉館前の名所『TOKYU MILANOビル』なども登場し、園監督は「僕にとって新宿は青春の地。多くの芸術家、表現者を育てた町へのいろんな思いが、残像として刻まれている」と感無量の面持ち。東京・TOHOシネマズ新宿では舞台あいさつも行われ、「そういえば、現場で女の子をスカウトしていましたよね?」(沢尻)、「かわいいなと思ったら、声をかけて、実際に出演してもらった。こういう映画なので、自分でもスカウトしないとと思って」(園監督)と舞台裏も明かされた。また、この日は綾野から、歌舞伎町商店街振興組合理事長の片桐基次氏に、映画特製の“スカウト行為防止PRポスター”が手渡され、新宿東宝ビルのオープンを機に生まれ変わった歌舞伎町の健全性アップに一役買っていた。『新宿スワン』5月30日(土)TOHOシネマズ新宿ほかにて全国拡大公開取材・文・写真:内田 涼
2015年05月07日ニコニコ生放送で隔週木曜日放送されている「アニメぴあちゃんねる」。本日4月23日(木)放送分のゲストに歌手の綾野ましろが出演する。【チケット情報はこちら】綾野ましろは、2014年10月にテレビアニメ『Fate/stay night』のオープニングテーマ『ideal white』でデビュー。番組では、北海道出身で現在も住んでいるという綾野が、北国らしいロケーションで撮影した写真や、北海道のおすすめスポットなどを紹介。また独特のファッションセンスを持つという綾野が、目玉のアクセサリーなど、自身が持つちょっと変わったアイテムのコレクションを披露する。さらにイラストが得意だという綾野から、過去に描いたイラストや、番組用に描き下ろしたイラストも会員放送で視聴者にプレゼント。そのほか4月29日(水・祝)に発売する、TVアニメ『ガンスリンガー ストラトス』オープニングテーマであるシングル『vanilla sky』について、ジャケット撮影の裏話などをトーク。透明感のあるジャケットに隠されたコンセプトや、独特の衣装を着る際の意外な苦労などを語る。番組後半の会員放送では、綾野の幼少時代の写真を公開。同級生が7人しかいなかった小学校時代や、学生時代の思い出、音楽と出会ったきっかけなどを語ってくれる。また「アレ何だっけ?!まんが道場」と題して、前述のようにイラストが趣味という綾野が、同じくイラストを得意とするレギュラーの相坂優歌とお絵描き対決をするコーナーも実施する。出演者は声優の相坂優歌、前田玲奈、構成作家の美濃部達宏。番組の進行役を務める日直MCは前田玲奈が務める。毎回お弁当を披露しているレギュラーのタカオユキは、今回は舞台出演により欠席。ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」は4月23日(木)20時30分にスタート。また、今月から新たにYouTube「アニメぴあちゃんねる」が開設。こちらではオリジナル動画や、ニコ生で放送した名シーンなどを配信。オリジナル動画第一弾は、前田玲奈と、容姿がガマガエルな“がまぴぃ”が、気になる話題について語っている。初回のテーマは、いま話題の“ソフレ”(添い寝フレンド)。前田玲奈がソフレについてありかなしかを語っているので、こちらもニコ生とあわせてご確認を。■アニメぴあちゃんねる日時:4月23日(木)午後8時30分~午後10時00分出演:前田玲奈 / 相坂優歌 / 美濃部達宏ゲスト: 綾野ましろ
2015年04月23日このほど、映像配信サービス「dTV」にて、園子温監督、綾野剛主演映画『新宿スワン』の本編が、5月7日(木)より6週にわたって先行配信されることがわかった。4月22日(水)より「dビデオ powered by BeeTV 」から名前を変えてリニューアルされる「dTV」は、映画、ドラマ、アニメはもちろん、ここでしか見られないオリジナル作品や、人気アーティストのミュージックビデオ、ライブ映像など、多彩な12チャンネル、約120,000の作品が月額500円(税抜)で見放題の映像配信サービス。そのときの気分に合わせ、自分の見たいチャンネルを選択でき、視聴方法もテレビ、パソコン、スマートフォンなど、生活に合わせて選ぶことができるので、いつでもどこでも映像を楽しむことができる。今回独占先行配信が決定したのは、5月30日(土)より全国にて公開となる話題作『新宿スワン』だ。週刊ヤングマガジン(講談社)で2005年から2013年まで連載されていた同名人気マンガを、『ヒミズ』『TOKYO TRIBE』の園監督が実写映画化。主人公のスカウトマン・白鳥龍彦を綾野さんが演じ、そして、白鳥龍彦のライバル南秀吉役に山田孝之、ヒロインの風俗嬢アゲハ役には沢尻エリカ、龍彦をスカウトの世界へ引き込む敏腕スカウトマン真虎役に伊勢谷友介と、一線で活躍する美男美女キャストが勢揃い。他にも、金子ノブアキ、深水元基、山田優、豊原功補、吉田鋼太郎など、人気実力を兼ね揃えた超豪華キャスト集結し、映画公開に向けて大きな注目を集めている。今回「dTV」にて独占配信されるのは、プロモーション用に編集された宣伝動画ではなく、実際に劇場公開される本編。5月7日(木)以降、本編を6分割したものが、毎週月曜日更新で6週間に渡って配信される。尚、劇場公開作品が公開に先立って配信されるのは、今回が初の取り組みとなる。今回の取組みは、映画を制作するトライストーン・エンタテイメントとエイベックスとのパートナーシップにより実現。スマートフォンやタブレットの一般化や通信インフラの進化により、映像作品の視聴環境が多様化した現代において、“新しい映像作品の見方”の提案のひとつとして、劇場公開前の映画本編を「dTV」で先行配信し、さらに大スクリーンの醍醐味を存分に味わえる劇場での作品鑑賞へつなげるものとして実施される。さらに「dTV」では、原作コミックに人気声優を起用しセリフや効果音をつけた“見るマンガ”Beeマンガ「新宿スワン」も5月1日(金)より配信が開始される。その他にも、実写版映画『進撃の巨人』と連動した実写ドラマ企画・「dTV」オリジナル「進撃の巨人」の配信を8月に控えるなど、プレミアムコンテンツの配信される予定だ。『新宿スワン』は5月30日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月21日綾野剛が映画『新宿スワン』公開を記念して4月16日(木)に行われた、主題歌を歌う「MAN WITH A MISSION」と挿入歌を担当する「UVERworld」の対バンライヴに飛び入り参戦!アンコールでギタリストとしてニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」を奏でた。和久井健の同名漫画を鬼才・園子温が映画化した本作。綾野さんは、歌舞伎町でスカウトマンとして生きる主人公・白鳥龍彦を演じており、マンウィズ(=MAN WITH A MISSION)が主題歌「Dive」を、UVERworldが挿入歌「Collide」をそれぞれ、本作のために書き下ろしている。綾野さんはマンウィズのボーカル・ギターのJean-Ken Johnny(ジャン・ケン・ジョニー)、そしてUVERのボーカルのTAKUYA∞とプライベートでも親交があり、彼らと俳優とミュージシャンという立場で仕事ができることが嬉しいよう。この日は、最初はUVERのパフォーマンス後のトークにサプライズで登場したが、友人とはいえ人気ミュージシャンの対バンの場に足を踏み入れることに恐縮しつつ「みなさんに喜んでもらえたらと思い、来ちゃいました(笑)」と語り、熱い歓声で両バンドのファンから迎えられた。トークセッションではUVERのTAKUYA∞さんとのやりとりだけだったが、ライヴ終盤のマンウィズのアンコールで綾野さんは再登場!「『新宿スワン』カラ狼ヲ捕マエテキマシタ!」という紹介を受けて、メンバーと同じ黒いカバーオールを身にまとい、顔を仮面で覆った姿で現れ、ギターを手にすると仮面を投げ捨てた。この思わぬ演出に会場は大興奮に包まれた。綾野さんは元々、音楽プロジェクト「mr.a(ミスター・ドット・エー)」でも作詞作曲を手掛けるなどミュージシャンとしての側面も持っており、「全速力海岸」(中野裕之監督)では主演のみならず全楽曲の作詞作曲を手掛けたほか、初主演映画『Life』でも音楽監督を兼任している。綾野さんが加わったアンコールの1曲目では、マンウィズもミニアルバム「Trick ot Treat e.p.」にてカバーしている「ニルヴァーナ」の人気楽曲「Smells Like Teen Spirit」を演奏。綾野さんは時折、激しいヘッドバンギングを見せながらギターパフォーマンスを披露し、喝采を浴びた。演奏を終えたのち、「白鳥龍彦コト綾野剛デシタ!」というコールに綾野さんは充実の表情を見せ、拍手と歓声に笑顔で応え、ステージを後にした。『新宿スワン』は5月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月16日今をときめく北川景子さんと綾野剛さんのおふたりが出演する「MINTIA」のCM。「リフレッシュするたび、人生は、前を向く」と、仕事でツライことがあってもポジティブに変換する姿を、北川さんは空間デザイナー、綾野さんは商社マンとして熱演しています。そのおふたりの貴重なオフショットが、WEB限定のスペシャルムービーで公開中です。テレビや映画で活躍する姿とはまたひと味違った、等身大の姿をとらえています。仕事に対する想いや真剣な表情、オフショットでもキラキラと輝くおふたりの素の笑顔は必見です。北川さんのスペシャルムービーでは、「迷わず自分を信じてカメラの前に立たなければいけないプレッシャー」など、普段メディアではあまり見せることのない“仕事への不安”について語っています。そして、「普段の生活から自分を高めていけるように努力をしている」と、プロフェッショナルとして女優の仕事に取り組む北川さんの真剣な表情が見られます。ムービーの最後にある、北川さんから同世代の仲間へ贈るメッセージは、仕事に頑張っている女子としてはとても共感ができ、励まされる内容なので、お見逃しのないように。綾野さんのスペシャルムービーでは、「自分がやりたいことに愛がなかったら続かない」と言い切る綾野さんの表情から、演じることへの強い愛が伝わってきます。ムービーの最後では、北川さんと同じく真剣なまなざしで、「同世代の仲間へ」と熱いエールを贈っています。少し変わっているけれどカッコイイ綾野流のミンティアの取り出し方にも注目してください。この2本のスペシャルムービーの中に隠れているヒントを参考に、クイズに答えて正解した人の中から抽選で500名に、「ミンティア ワイルド&クール」10個と「オリジナルクリアファイル」2枚をセットをプレゼントする 「MINTIA LOVES LIFE. スペシャルムービーキャンペーン」 が実施されています。(4月30日まで)現在放送中のCM、綾野さん出演の「MINTIAワイルド&クール僕とミンティアと」篇と、北川さん出演の「MINTIAワイルド&クール私とミンティアと」篇もチェックするのをお忘れなく。落ち込んだとき、失敗してしまったときなど、前を向きたいときには気持ちのリフレッシュが必要。そんな時に「ミンティア」をポケットに忍ばせておけば、頼もしいパートナーになってくれそうです。3月14日からは、綾野さん出演の「MINTIAカテキンミントマネすんなよ」篇の放送もスタート。スペシャルムービーで、演じることへのふたりの熱い想いを知ったうえでCMを見ると、さらに楽しめそうです。・MINTIA 公式サイト キャンペーンサイトは こちら から
2015年03月13日「小学館ビックコミック」にて連載中の人気漫画を基に、2014年1月、向井理&綾野剛の強力タッグを迎え連続ドラマ化された「Sエス-最後の警官-」(TBS)。ドラマ放送前に既に映画化が決定し、8月の公開に向けて現在撮影中の本作。2月4日(水)都内スタジオの撮影現場にて、女スナイパー役の新垣結衣が、2月生まれの向井さんと1月生まれの綾野さんの誕生日のサプライズ祝福を敢行!2人から喜びのコメントが到着した。平均視聴率14.2%、最高視聴率18.9%を記録する大ヒットドラマとして幕を閉じた「Sエス-最後の警官-」。劇場版は海上を舞台に、シリーズ史上最も過酷で熱い闘いが繰り広げられる。ドラマ版に引き続き、“人を守る手”を持つ神御蔵一號を演じる向井さん、一號のライバルでありバディとなる天才スナイパー・蘇我伊織に綾野さん、伊織に匹敵するほどの腕を持つ林イルマに新垣さん、さらに吹石一恵、大森南朋、高嶋政宏、土屋アンナらお馴染みのメンバーが再集結している。昨年末にクランクインし、佐世保、福岡、北九州、関東近郊にてロケが行われており、海上保安庁、陸・海・空自衛隊の協力のもと、ドラマシリーズからさらにスケールアップした迫力のアクションシーンが連日撮影されている本作。いつも通りリハーサルを終えた向井さんと綾野さん両名の前に、突如バースデーケーキが登場!向井さん(2月7日生まれ)と綾野さん(1月26日生まれ)の誕生日を祝福するセレモニーがサプライズで行われ、共演の新垣さんから向井さんへ、本作の監督を務める平野俊一から綾野さんへ、それぞれ花束が渡された。向井さんは「去年の同じ時期に連ドラを撮影していて現場で祝ってもらったので、今年もこのようなタイミングがあればいいなと密かに期待していたので嬉しかったです!」と喜びの表情を浮かべ「常に『ひとつひとつ一生懸命にやる』ということを目標にしていて、それを毎年変えないということが一番の目標です」と抱負を語った。さらに「映画のアクションは連ドラよりも断然大変でレベルも高いですが、準備期間を頂いてすごく迫力あるものに仕上がっていると思います。毎日いいシーンを撮れるように頑張ります」と気合十分。綾野さんも「僕も昨年は連ドラの最中に現場で祝って頂きました。同じキャスト・チーム、そして理と同時に祝ってもらえて嬉しいです!」と語り、「まずは事故なくケガなく完走しきること。昨年、理と一緒に掲げたことでもありますが、最後まで完走しきることを目標にしていて、実行したいと思っています」と意気込みを語った。また今回、『S-最後の警官-THE MOVIE』の最新場面写真が一挙解禁!綾野さんの熱い眼差しや緊迫感あふれる突撃シーンなどが収められており、ドラマよりもさらにスケールアップした劇場版。迫力満点のアクションシーン、人間ドラマが期待できそうだ。『S-最後の警官-THE MOVIE』は8月29日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月05日綾野剛主演、園子温監督、山本又一朗プロデュースの映画『新宿スワン』が、5月30日(土)から公開されることが決まり、メインビジュアルと特報映像が公開になった。『新宿スワン』特報映像本作は、和久井健の人気コミックを『新宿スワン』映画化したもの。新宿歌舞伎町を舞台に、女性たちに水商売の斡旋するスカウトマンたちの熾烈な争いを描いた作品。綾野がスカウトの道を歩み始めたアウトロー、白鳥龍彦を演じ、山田孝之、沢尻エリカ、伊勢谷友介らが出演することが発表されていたが、新たに金子ノブアキ、深水元基、村上淳、久保田悠来、真野恵里菜、安田顕、山田優、豊原功補、吉田鋼太郎が出演することが発表になった。主演の綾野は「皆様、お待たせしました。映画『新宿スワン』完成いたしました。ようやくお届けできること、感謝の極みです。園子温組、スタッフ、キャストと共に魂を込めて暴れさせて頂きました。遠慮なく、皆様に爪痕を残す所存です。いざ」とコメント。龍彦を救いの王子様として慕うアゲハを演じた沢尻は「新宿スワン、衝撃の作品です。アゲハを通してこの作品に恋をしました。男たちの迫力のある芝居に圧倒され、現場では常に刺激と興奮の連続でした」と撮影を振り返った。また、MAN WITH THE MISSIONの新曲『Dive』が主題歌に、UVERworldの新曲『Collide』が挿入歌に決定した。『新宿スワン』5月30日(土) TOHOシネマズ新宿ほかにて全国拡大公開
2015年01月30日『ルパン三世』実写化という最高難易度のプロジェクトにひるむことなく立ち向かった小栗旬、玉山鉄二、綾野剛。スクリーンで躍動する3人が、公開を前に改めてこのミッションを振り返った。その他の写真あちこちに散りばめられたおなじみのセリフや仕種。3人とも随所でアニメ版のルパン、次元、五ェ門の“匂い”を感じさせる。アニメとの距離とバランス――それは今回の実写化の根幹に関わる重要部分だ。実は、最初に提示された設定では、ルパンはおなじみの赤いジャケットを着ておらず、五ェ門も着物ではなくライダースコートという設定だったという。小栗は最初に感じた“違和感”とそこからのアプローチをこう説明する。「このチームがどこに向かおうとしているのか?原作とは違う“新しい”『ルパン三世』を作ろうとしているところがあり『なるほど、そういうチャレンジなのか!』と思う反面、『それにしては、新しいものを作ろうとするエネルギーが弱くないか?』という印象だった。みんな、そう感じているところがあって『やっぱりルパンをやるなら、ある程度は観客が待っていることをやった方がいいんじゃないか?』という話になった。『じゃあ、赤ジャケットを着る提案をしてみるわ』となったり、いろいろ試行錯誤しながら、僕らがずっと見てきたアニメの世界観に寄せていったというのが一番大きいと思います」。一方で玉山は、世間が言うほどにはこの『ルパン三世』実写化を特別視せずに臨んだ。その言葉にはいくつもの作品に参加してきたこの男の自負が感じられる。「与えられた台本、衣裳、髪型で、どこまでみなさんの違和感を薄められるかというのが役者の仕事。いつも通りのアプローチをした結果、こういう次元になった。『プレッシャーは?』とみなさん仰いますが、それは僕らにとっては宿命。かといって自分の中に勝手に敵を作る必要はないし、それが作品に良い結果をもたらすとは思えない」。「最初に実写化と聞いて『やめた方がいい』と思った」と笑う綾野だが、彼の五ェ門に対するアプローチも徹底している。作品次第で、必要ならば役柄の人生を背負い、深く入り込んでいく綾野だが、今回は「五ェ門という“記号”に徹した」という。「あくまでこれは『ルパン三世』であって、特に今回、五ェ門の物語は必要ないし、実写版ならではの五ェ門を出す必然も全くない。『何となく五ェ門ってこうだよね?』と絶対数が知っている五エ門を目指しました。それぞれの哲学の下、作り上げた実写版『ルパン三世』。共通するのは強い“意志”だ。『ルパン三世』8月30日全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2014年08月29日『レオン(LEON)』表紙モデルのパンツェッタ・ジローラモ、武田修宏、槙野智章、LEON編集長・前田陽一郎がメンズファッションについて語るトークショー「ISETAN MEN’S×LEONスペシャルトークショー Supported by KDDI」が1月13日、伊勢丹新宿店メンズ館で行われた。このトークショーは、14日まで同店で開催された「ピッティ・イマジネ・ウォモ・アット・イセタンメンズ(PITTI IMAGINE UOMO 84 at ISETAN MEN’S)」にあわせて行われたイベント。同館では期間中、イタリアの世界最大の紳士服見本市「ピッティ・イマジネ・ウォモ(Pitti Immagine Uomo)」(以下、ピッティ)を再現し、14SSのトレンドアイテム販売や、来店客のファッションスナップ撮影などを敢行した。トークショーでは、ジローラモは「タリアトーレ(TGLIATORE)」のカモフラージュ柄ジャケット、武田は「ラルディー二(LARDINI)」のマドラスチェック柄ジャケットと「ジー・ティー・アー(G.T.A)」のサーモンピンクのパンツ、槙野はタリアトーレのネイビージャケットとジー・ティー・アーの白パンツ、前田は「エムズ ブラック(m’s braque)」のネイビースーツに白スニーカーという出で立ちで登場。トーク中、同館来店客のスナップがスクリーンに映し出され、登壇者がコメント。ベストスナップ賞には、オフホワイトのムートンコートに細身のデニムを合わせた男性が選ばれ、サイン色紙が贈られた。4人はスナップの感想として、大人のオフのスタイリングのヒントになるコーディネートが多々あった。どこかに明るく色でアクセントをつけたりと、自分のキャラクターと遊び心を組み合わせたファッションを楽しんで欲しいとコメント。ピッティのスナップは今やイベント名物。実は『レオン』がパイオニアだという。「12年前に『レオン』がピッティの来場者を取り始めたのが最初。モデルのような体型ではないリアルな体型を生かしたスタイリングが見られ、とても参考になる。その後世界中の媒体が撮影しに来るようになり、現在では場所取りが大変で、ランウエイのようになっている」と前田氏。最後は抽選会が行われ、参加者との撮影会が行われてイベントは締めくくられた。
2014年01月16日選ばれた女性の胸にのみ寄生する、妖しくも美しい、シャニダールの花。映画『シャニダールの花』で、その花に含まれる新薬開発の成分を求めて研究に日々を捧げる大瀧を演じたのは、綾野剛だ。ミステリアスで独自の雰囲気が人気の綾野にこの作品の魅力を聞いた。(c) anan / 小笠原真紀■脚本を読んだときの印象、そして石井監督の現場は如何でしたか? 最初に台本を読み終わったとき、石井監督が醸し出しているものが映像になるのであれば、参加したいと思いました。前から石井監督の作品や、文章を読んで、魅力的な方だなと思っていて、台本の中身や、僕がどう思ったかが大切なのではなくて、石井監督が纏うものが映像化されること自体が重要というか。石井監督から出てきたものを生身の人間が体現するのであれば、その作品に関わりたいと思いました。撮影現場では、監督が作った確固たる世界観があって、監督を見ていれば自然とその世界に入っていけるので、役を作るという感覚はなくて。美術や衣装などのスタッフの仕事も素晴らしく、現場に入った瞬間、これはもう余計な役作りは必要ないと思いました。■黒木さんと初めて共演をされる中で驚かされたり、刺激を受けた部分はありますか? 演じているときは役柄の大瀧でしかないので、綾野剛としての驚きはなかったです。自分の客観性は持たないし、演じるときは基本的に自分を捨ててしまうので。セリフというのはコミュニケーションで、その行間にある感情の方が圧倒的に大切になると思うんです。ただ、大瀧として「え、なんで今、響子はこういう表情してるの? 」って相手の行動に驚くことはありました。意外と単純に反応しているというか、本当にシンプルにやっているつもりです。■劇中で見せた響子との鼻と鼻を合わせるシーンが非常に印象的でした。あのシーン、台本ではキスするはずのシーンだったんですが、大瀧は響子に対してそういう感情は抱けなかったんじゃないかと思って。人って自分のことを指す時、鼻を指しますよね。心がそこにあるというか、鼻って一番綺麗な場所のような気がするんです。だから大瀧は響子と心を通わせるような気持ちで、唇じゃなくて鼻と鼻をあわせたかったんじゃないかなと。気持ちとしてはキスしているんです。■今作は“花”がテーマの作品となっていますが、想い出の花はありますか? 中学と高校のとき、食虫植物のハエトリソウを育てていました。子供の頃、オジギソウが大好きで、いつも隣の家に生えていたオジギソウを撫でながら学校に通学していたんです。僕は1月生まれなんですが、調べたらオジギソウが僕の誕生花で、花言葉は〈感じやすい心〉と〈失望〉。なるほどなと思いました(笑)。 僕は花そのものよりも、咲くまでの過程に魅力を感じます。シャニダールの花も女性から生み出されることに魅力がある。何にせよ、そこにたどり着くまでの過程がいいですよね。■最後に、どのように今作を見て頂きたいですか? この作品を観た後に、新しい理解を導き出してくれたらなと思います。何かを理解しながら観るのもとても豊かなことですし、最初から答えが出ているような作品も僕は好きですが、この作品はそうじゃないんですよね。とても静かで、常に何かが揺らいでいる狂気のようなものを感じられる作品です。この作品は、“こういう話だな”と自分の枠に当てはめずに、スクリーンの中で起こっている事実を受け止めて、鑑賞後に自分が感じた答えを正解と思ってほしいです。映画『シャニダールの花』は、7月20日(土)よりテアトル新宿ほか公開 ・公式サイト (c)2012「シャニダールの花」製作委員会
2013年07月23日綾野剛・主演の『シャニダールの花』が7月20日(土)に公開を迎え、綾野さんを始め、刈谷友衣子、山下リオ、古舘寛治、伊藤歩、石井岳龍監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。石井監督が長年、温めてきた企画を実現させたオリジナル脚本による意欲作。一部の限られた女性の胸にだけ花が咲くという不思議な世界を舞台に、この花を美しく咲かせる使命を負った研究員と女性たちの心のケアを担当する女性の愛を描き出す。ついに公開を迎え、綾野さんは「感慨深いです。感謝の極みです」としみじみと語り、満員の客席に深々と頭を下げる。石井監督は常々、今回、本作のために集結した俳優陣を「理想のキャスト」と語っていたが、「(物語は)大ウソの話ですが、俳優の感情表現、存在感がこの世界をリアルで豊かにしてくれる。そのための“案内人”であり、重要でしたが、主演5人に恵まれて嬉しかったです」と改めて感謝の思いを口にした。公開前の試写会でひと足早く映画を鑑賞した観客からは、女性の胸の花に触れ、診療する綾野さんの並々ならぬ“色気”を指摘する声が多数あったという。綾野さんは「いやらしい見方を…(笑)、そうですか?」と照れ笑いを浮かべ、「監督がそう撮ってくださっただけですよ。丁寧に大切に扱う、優しく触れるようにしました」とふり返る。では、実際に綾野さんの診察を受けた女優陣の感想は…?伊藤さんは「至近距離の診察で、近かったよね(笑)?普通の内科とは違い、(胸の花に)生命があって、大切にしないと枯れてしまう。心がのぞかれているような気持ちで、(花に)触られるときも『そこは自分しか触ってないんだけど…』という気持ちでした」となんともエロティックな感想を漏らす。刈谷さんも「近かったです!体から生えているものだから…じっくり見られると照れました」と恥ずかしそうに述懐。山下さんも「一番、見られたくなかったです。(演じたミクは)コンプレックスを抱えているので、撮影中も『見ないで』という気持ちでした」と明かす。綾野さんはこれを、医者と患者というよりも「男女の距離だった」とふり返るが、研究所の上司を演じた古舘さんは「僕にはそんな距離には来てくれなかった!僕もいろいろ見てほしかったです」と不満を漏らし、客席は笑いに包まれていた。『シャニダールの花』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャニダールの花 2013年7月20日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2012「シャニダールの花」製作委員会
2013年07月21日映画『その夜の侍』が11月17日(土)に公開を迎え、堺雅人、山田孝之、新井浩文、綾野剛、谷村美月、赤堀雅秋監督が都内劇場で舞台挨拶を行なった。赤堀監督が主催する「THE SHAMPOO HAT」が上演した芝居を監督自ら映画化した本作。妻をひき逃げで殺されて以来、犯人への復讐だけを胸に生きてきた男と刑務所から出所後も反省することなく生きる犯人、そして彼らに翻弄される周囲の人々の姿を描き出す。堺さんは「個人的なことですが」と前置きし、「僕は15年ほど前に劇団をやっていて、残念ながら劇団員としての僕の夢はダメだったんですが、下北沢の小さな劇場で始まったこの作品がこうしてみなさんに見ていただけるようになり、15年前の夢が叶ったような誇らしい気持ちです」と感慨深げに語った。山田さんは暴力的で残虐な木島を演じたが、劇中とは打って変わって「どうも山田です!」と軽い口調で挨拶。「木島よりはまともで普通です。安心してください」と笑いを誘っていた。決して明るく楽しい物語ではないだけに、綾野さんは「地獄鍋のようなこの作品をおすそ分けをすると思うと胸が痛みます」と複雑そうな表情。谷村さんは「こういう映画が好きという人が増えたら嬉しいです」と笑顔で送り出した。赤堀監督にとっては本作が監督デビュー作だが、新人監督に与えられる「新藤兼人賞」の金賞受賞が発表されたばかり。なぜか「すいません」を連発しつつ、赤堀監督は「出来過ぎです。スタッフやキャストのみなさんのおかげです」と頭を下げた。ちなみに同賞の銀賞は蜷川実花監督の『ヘルタースケルター』が受賞しており、新井さんは「その両方に出ているウチと綾野剛くんの方がよっぽどすごいと思います(笑)」と語り喝采を浴びていた。堺さんと山田さんは意外にも本作が初共演だが、印象について聞かれた堺さんは「撮影が大変で覚えていない」と苦笑い。山田さんも「そうです」とうなづき、撮影の過酷さを伺わせた。綾野さんは「孝之に顔をはたかれるシーンがありますが、あそこで僕は一瞬、本当に落ちてます」と告白。新井さんは、堺さんと山田さんを中心とした豪雨の中での渾身のクライマックスシーンの撮影翌日のファミレスでのシーンが最終日だったそうだが「スタッフもみんな気力ゼロでした。最後はひどい現場でしたね」と暴露し客席は笑いに包まれた。『その夜の侍』は全国にて公開中。■関連作品:その夜の侍 2012年11月17日より全国にて公開© 2012「その夜の侍」製作委員会
2012年11月18日浦和レッズの日本代表DF槙野智章と実はサッカー通のはんにゃによる対談が行われた。「スポーツ界1のお笑い通」を自称する槙野と高校時代にサッカー部に所属していたという金田哲に意外な共通点が見つかるなるど対談は大いに盛り上がった。浦和レッズのチケット情報初対面の3人が盛り上がるきっかけは、巷で流行している“おしゃれ七三”だった。「髪型が一緒だ!」とはんにゃ金田が言えば、槙野が「これ、セットしないと大変なんですよねえ」と返す。おいてきぼりを食らったはんにゃ川島も、「今日、実はフットサルをやってきたんです!」と割り込む。はんにゃが槙野を奪い合うようにして、初めての対談はヒートアップしていった。槙野と言えば、得点を決めた直後のパフォーマンスが有名だ。チームメイトと練り上げた瞬間芸は、スタジアムを劇場へ変えていく。はんにゃの二人も、以前から注目していたという。「チームのみんなでやれば一体感が増します。お客さんも盛り上がってくれます」。槙野の言葉に、はんにゃの二人が共鳴する。「それって、スタジアムならではの楽しみですよねえ。ライブと同じです」と金田が話す。「スタジアムの臨場感は、テレビでは絶対に伝わらないよ」と川島も続く。槙野も「そうなんです」と頷く。「僕らの仕事って、似たところがありますね。芸人さんはお客さんと一緒に舞台を、僕らはファン・サポーターと一緒に試合を作る」。槙野ははんにゃのライブへ、はんにゃは浦和の試合へ行くことを、どちらが誘うわけでもなく約束した。対談は1時間強で終わったが、彼らのコラボレーションはこれからも続いていく。なお、この対談の全容はチケットぴあで公開されている。他にも槙野智章とはんにゃのコメント動画やプレゼント、浦和レッズを応援するとルミネ the よしもとがお得になる企画など盛りだくさんの内容になっている。文:戸塚 啓
2012年10月26日『新しい靴を買わなくちゃ』桐谷美玲×綾野剛インタビュー「あんなに(思いを)伝えられないですし、行動力もない…あんなにかわいく甘えられないです!」と、桐谷美玲が自ら演じた役、スズメの性格について話すと、「全然甘えていいのに」と横でつぶやく恋人・カンゴ役の綾野剛。あまりにも自然な2人のやりとりは、まるで恋人同士そのもの。『新しい靴を買わなくちゃ』では、中山美穂と向井理演じる男女の、偶然の出会いから始まる大人な恋の傍ら、もう一つのラブストーリーが繰り広げられる。向井さん演じるセンの妹・スズメと、遠距離恋愛中の恋人・カンゴ。スズメは日本からはるばるパリへ、カンゴを訪ねにやってくる。いま旬な2人が演じる、キュートでちょっぴり切ない恋物語だ。「『何をしても受け止めるから大丈夫だよ』って」(桐谷)2人のストーリーは、スズメがカンゴのパリのアパルトマンを訪れるところから始まる。突然パリに現れた恋人を、カンゴは優しく迎え入れる。それは、演じる桐谷さんと綾野さんの現場での関係も同様だったと2人は話してくれた。「『何しても受け止めるから大丈夫だよ』って。アドリブが多かったので、どうしよう、どうしようって思っていたんですけど、『カンゴとして、大丈夫だから』って言ってくれました」。桐谷さんの言葉に、「真っ当に言われると恥ずかしいですね。でも『全部受け止めるから』ってそういう想いでした」と綾野さんは照れた様子。そう、驚くことに、2人のシーンはほとんどアドリブ!桐谷さんはこう続ける。「あの空間にカンゴとしての綾野さんがいて、スズメとしての私がいると、自然とその空気に馴染むというか、そういう感覚になりましたね。綾野さんは裏表なく、本当にそのままの空気感ですごく引っ張っていってくれる。頼りがいがありますね」。さらに、台本は「ガイドブックみたい」で、「役作りは現場で」と付け足す綾野さん。「日常の会話が多く、その中で何をしなくちゃいけないのか、台本以外のところにある。(台本は)あくまでガイドで、どこのレストランに入るかとか、どこの場所に自分が行くかとかは自分が選ぶという感覚でやっていました」。観客がきゅんとする、恋人同士の自然な空気感は、まさに“自然と”生まれていたものなのだ。「逆に役から離れている時間はなるべく一緒にいました。お昼休みのときも『ごはん食べに行くよ』みたいな感じで」とほほ笑む。ちなみに、パリでの仕事は初めてという綾野さん。「準備という意味ではなんとなくパリに慣れる、ということはしましたね」。「素直なときこそ、女性が一番美しくなれる瞬間」(綾野)そんな撮影現場でのエピソードを聞いていると、桐谷さんが北川悦吏子監督にずっと言われていたことがあったと教えてくれた。それは「スズメちゃんはほんとかわいい女の子だから!」という言葉。確かに、自分の思いをストレートに言える、素直なスズメは女性から見てもかわいい…そのシンプルなことが難しいのだけれど。綾野さんから見たスズメは?「素直なときこそ、女性が一番美しくなれる瞬間だと思います。素直を我慢しているとどんどん感性とか感覚が劣化していく気がします。自己中心的な素直とは全然違う意味で、好きなものにちゃんと素直になれるっていうのはいいと思います」。そして話はスズメからカンゴへ、さらに「男と女」の話へ、綾野さんは語る――。「男と女は生命体として違いますからね。不安定なんですよ、男って。染色体もそう、女性はXXで男性はXY。だから基本的に女性には安定力があるし、肝が据わっているし、生命体としては圧倒的に強い。男は消耗品です。センも何かを失ってぽっかり空いた穴を自分では埋められず、やっぱり女性の包容力とかいろんなもので埋めて、もう一度立ち上がろうとする。都合よく言うとスズメがいたからカンゴがいる、スズメありきの人ですよね。帰る場所があるという安心感があったんでしょうね」。インタビュー中も寄り添うようにしてお互いの話に頷く2人。桐谷さんと綾野さんの間に生まれる空気感が、そのままスズメとカンゴになり、スクリーンに映し出される。とびきりお似合いのカップルだ。では最後に恋の質問をもう一つ、もし綾野さんがカンゴだったら遠距離恋愛する?「やってみないと分からないですね!」(photo:Toru Hiraiwa)特集「パリ、恋、4人の場合」■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月11日