オムロンは7月30日、米モーション制御機器メーカー・デルタ タウ データ システムズ(DT)を買収すると発表した。なお、株式の取得は9月初旬に完了する見込み。DTは、モーション制御に特化したコントローラーの専業メーカー。高水準のモーション制御を可能とするコントローラー「PMAC」を開発、製造・販売しており、米韓を中心とする半導体・液晶ディスプレイ製造装置や、工作機、包装機メーカーに提供している。オムロンは「製造装置を駆動させるモーション制御分野における技術開発力とエンジニアリング力の強化を図るとともに、両社の製品・技術を組み合わせた最適なモーション制御ソリューションを、両社の販売網を通じてグローバルに提供していきます。」とコメントしている。
2015年07月31日最新機器を取りそろええ東京・広尾と銀座に美容クリニックを展開する天現寺クリニックは5月14日、同クリニック広尾院の全面改装を行い、高級隠れ家美容クリニックとして5月17日、リニューアルオープンすると発表した。同クリニックのリニューアルには「最高の空間で、至高の技術とサービスによる、最上のおもてなし」をコンセプトに全室に大理石を使用した。最新の技術と設備を取りそろえワンランク上のエイジングケア医療を求める人をターゲットとし、院長自ら国内外を問わず、良い機器や技術は身をもって実践・検証し、納得したものだけを提供する。プライバシーにも配慮天現寺クリニックは2010年、美容クリニックによるエイジングケアの普及を目指し広尾にて開業し、2014年に銀座に2号店を展開、累計患者数は12,000人を超え、堅調に成長している。リニューアルオープンした広尾院は、欧州文化をイメージさせるとともに安らぎの空間を演出し、ゲスト1人1人の好みに応じるべく、すべての部屋の家具やアメニティも異なったものを用い、プライベートクリニックと呼ぶにふさわしい空間を作りあげた。完全予約制で来院後、直接各施術室への案内があり、施術後外に出るまで、他のゲストに会わずに帰ることができるなど、プライバシーへの配慮も徹底している。(画像はプレスリリースより)
2015年05月22日ルネサス エレクトロニクスは5月8日、組み込み機器のIoT化を促進することを目的としたBluetooth Smartワイヤレスソリューションとして、低電力なBluetooth Low Energy技術と自社のマイコンと組み合わせ、無線通信で必要となる周辺部品を内蔵した「RL78/G1D」を開発したと発表した。同ソリューションは、従来、アンテナ接続回路において必要であったバラン素子を内蔵しているため、RFトランシーバ信号端子と外部のアンテナ素子をバラン素子なしで接続することが可能。これにより、バラン回路におけるマッチング調整や評価を繰り返し行う必要がなくなるため、開発コストを低減できるほか、バラン回路を構成する外付け部品も不要となるため、製品コストや部品管理コストなどの削減も実現できる。また、Bluetoothコア仕様バージョン4.1に対応する 新開発の低消費電流RFトランシーバを内蔵したことで、受信時3.5mA/送信時4.3mA@0dBmの無線動作電流を実現したほか、低消費電力マイコン「RL78ファミリ」の省電力性能も継承しているため、たとえば、1秒間隔で無線通信を行い、他の無線機器との接続状態を維持する場合、平均電流10μAを実現できるという。さらに、通信距離に応じて無線動作時の消費電力を最適に調整するアダプタブル機能を搭載しており、近距離通信時に必要以上の電力消費を削減する事が出来るようになっている。なお、カスタマはスタータキットとして提供される評価ボードとBluetooth認証取得済みのプロトコルスタックを利用することで、無線特性評価や通信動作の初期評価が可能なほか、同社では簡易的に動作させるためのパソコン用ツールも提供するとしている。すでにサンプル出荷を開始しており、2015年10月からの量産出荷を予定している。サンプル価格は500円で、2016年10月には月産100万個の製造を計画しているという。
2015年05月08日NTTドコモとソフトバンクモバイルは先月30日、複数のウェアラブル機器やIoT機器の一元的な操作が可能になるインターフェース技術「GotAPI」について、普及活動や機能検討を行う「デバイスWebAPIコンソーシアム」を設立した。「GotAPI」は、ドコモが開発した「デバイスコネクトWebAPI」をベースにしたインターフェース技術。2015年4月16日にOMA(Open Mobile Alliance)によって標準化されている。「GotAPI」をインストールしたスマートフォンでは、アプリを利用することで対応する複数のウェアラブル機器やIoT機器を一元的に操作することが可能となる。「デバイスWebAPIコンソーシアム」では、「GotAPI」の採用を促進するほか、機器やアプリの実用化に向けた開発支援や課題解決のサポート等、普及拡大を目指していく。設立時点での会員企業は、シャープやカシオ計算機、セイコーエプソン、日本マイクロソフトなど27社となっている。
2015年05月01日ロジクールは27日、同社が販売するゲーミングマウス3モデルが、スクウェア・エニックスが運営するオンラインMMORPG「ファイナルファンタジーXIV」の推奨機器として認定されたことを発表した。「ファイナルファンタジーXIV」の推奨機器として認定されたマウスは、以下の3モデル。○G300sゲーミングマウス「G300s」は、9個のプログラム可能なボタンや、dpiを200から2,500まで随時切り替えることができるボタンを搭載。3つのプロファイルを保存できるオンボードメモリにより、各種設定などを他のPCでも手軽に使用できる。ロジクールオンラインストアでの価格は税別3,380円。○G302プロゲーマー向けにチューニングされたe-sports仕様のゲーミングマウス。金属バネを使用したテンショニングシステムにより、ボタンの感触と反応性、さらに耐久性を向上。自由にプログラムできる6個のボタンと、dpiを240~4,000まで4段階に切り替えるボタンを装備する。ロジクールオンラインストアでの価格は税別4,980円。○G303こちらもプロゲーマー向けとなるe-sports仕様のゲーミングマウス。最大12,000dpiという高解像度で、高精度かつ素早い反応が特徴。プログラムが可能なボタンを6個と、dpi切り替えボタンを2個備え、金属バネにより反応性と強度を高めている。G300sと同様、プロファイルを記憶するオンボードメモリを内蔵する。ロジクールオンラインストアでの価格は税別7,250円。
2015年04月28日Imagination Technologies(IMG)は、長時間のバッテリ駆動と低価格が要求されるウェアラブル機器やIoT、各種無線ネットワーク型デバイスなどに向け、超低消費電力通信機能をSoCに統合することを可能とする無線ネットワークIPファミリ「Ensigma Whisper RPU(Radio Processing Unit)」を発表した。同IPは、同社の低消費電力Ensigma Whisper Series5アーキテクチャをベースとし、高性能なオンチップ通信の実現に焦点をあてたEnsigma Explorer RPUファミリを補完するものとして開発され、コアはスマートウォッチ、ホームオートメーション、ヘルスケア、車載用機器、各種産業用に必要なIoTやその他アプリケーションをターゲットとし、次世代SoCの用途に合わせた実装構成を可能とするエンジンとして位置づけられている。カスタマは個々のアプリケーションに基づいて、Wi-Fi 802.11nかBluetooth Smart、または2つの規格の組み合わせかを選択して、Ensigma Whisper RPUを実装することができるほか、同IPはアプリケーションの市場投入速度を向上させることを目的に、規格認証を含めた総合的な通信ソリューションとして提供されるという。また、同社ならびにパートナー企業から、カスタマイズ可能なRFとアナログフロントエンドを必要に応じて提供することができ、第1弾としてIMGよりオーディオ/ビデオストリーミングに対応した低電力デバイス向けWi-Fi 802.11n IPコア「C5400」、センサハブ、ウェアラブル機器、ホームオートメーションなどのデバイスに制御機能を提供する、超低消費電力/短距離通信用のBluetooth Smart IPコア「C5300」、ウェアラブル機器のようなアプリケーション向けに制御アプリケーション用Bluetooth Smartとストリーミング用Wi-Fi 802.11nを兼ね備え、並列動作可能なIPコア「C5401」の3つのバージョンを提供するとしている。超低電力通信技術を持つEnsigma Whisper RPUは、コアの静的および動的な電力消費の両方を最適化するEnsigma用のImaginationのPowerGearingとともに、 高度に最適化された構成可能なハードウェアを特長としています。なお、すでに同社ではEnsigma Whisper RPUのライセンス提供を開始しているという。
2015年04月16日ラピスセミコンダクタは、スポーツ&フィットネス機器、ヘルスケア機器などに向けたBluetooth Smart対応 2.4GHz無線モジュール「MK71050-03」を開発したと発表した。同製品は、スマートウォッチなどに採用実績のある同社のBluetooth Smart対応無線通信LSI「ML7105」、ソフト格納用の最大16KBのEEPROM、システムクロック用の水晶発振器およびパターンアンテナを付加した10.7mm×13.6mm×1.78mmの小型モジュールで、主要地域(日本、北米、欧州)の無線認証も取得済だ。また、モジュールの送受信時消費電流は9mA以下ながら、仏Insight SiPと共同で最適なパターンアンテナを開発し内蔵したほか、性能調整必要な項目については同社の工場出荷前に行っているため、無線通信に不慣れなユーザーでも手軽に製品の無線化を実現することが可能となっている。さらに、スマートフォンで評価ができる、Bluetooth Smartデバイスと通信確認可能なスマートフォンアプリ「BLE TOOL」を無料で提供。HRP(心拍計)、HTP(体温計)、BLP(血圧計)、GLP(血糖値計)のほか、BAS(バッテリ)、DIS(デバイス情報)のプロファイル/サービスをサポートしているという。なお、アールエスコンポーネンツ、チップワンストップ 、コアスタッフの3社にて、同モジュールとパソコンを使ってシリアル通信できる「USB評価キット」の販売がすでに開始されている。
2015年04月15日イーソルは4月7日、車載機器開発ソリューション事業を強化することを目的に、100%子会社イーソルトリニティを設立し、2015年4月1日より事業を開始したと発表した。自動車産業において、先進的運転支援システム(ADAS)、自動運転技術などの次世代技術の開発が進められているなか、こうした車載システムおよび管理システムにおけるソフトウェア比重がますます増大している状況がある。セーフティ・クリティカルな車載システムの開発では、テストを膨大にこなすことやコスト削減を目的に、早期のシステム設計やシミュレーション環境を利用した早期の動作検証という新たな開発手法が求められており、これらの重要課題に対して新会社では「ソリューション(コンサルティング、プロフェッショナルサービスなど)」「ツール」「エンジニア教育」を3つの柱として提供していくとしている。
2015年04月07日アンカー・ジャパンは31日、マグネットを利用して周辺機器をまとめておくことが可能な製品「Zolo」シリーズを発表した。「Zolo」シリーズは、製品の全てにマグネットを使用しており、ほかの「Zolo」シリーズと組み合わせることでくっつけてまとめておける特徴をもつ。例えば「Zolo」シリーズのモバイルバッテリとケースを組み合わせれば、お互いにくっつくことで一体感が増し、持ち運びなどが便利になる。第1弾として、モバイルバッテリ / iPhone 6ケース / iPad miniケース / カーマウント / カーチャージャーなどがラインナップされている。○Anker Zolo マグネットモバイルバッテリー 12000mAh / Anker Zolo マグネットモバイルバッテリー 3000mAh「Anker Zolo マグネットモバイルバッテリー 12000mAh」は、容量が12,000mAhのモバイルバッテリ。2台の機器を3Aの出力で充電できる。付属のmicroUSBケーブルがマグネットで本体にくっつくため、軽く本体に巻いておくだけで絡まることなく持ち運べる。ケーブル長は18cm。LEDランプ部分をスワイプすると電源残量を確認可能。「Anker Zolo マグネットモバイルバッテリー 3000mAh」は、容量が3,000mAhのモバイルバッテリ。充電用ポートを1基装備する。そのほかの仕様はほぼ共通。○Anker Zolo マグネットタフケース 4.7 インチ iPhone 6 用iPhone 6用のマグネットケース。ブラック / グレー / ネイビー / ポピーの4色を用意する。1.5mからの落下試験をクリアする衝撃吸収設計となっており、エッジ部が盛り上っている設計で液晶面も保護する。ケースの厚さは3mmで重量も40gと軽量。○Anker Zolo マグネットフォリオケース iPad Air 用iPad Air用のマグネットケース。ブラックとグレーの2色を用意する。1.5mからの落下試験をクリアする衝撃吸収設計となっており、スタンド機能を搭載。角度を自由に調整可能。回転機能も搭載するので、縦置き / 横置きのどちらでも使用できる。オートスリープにも対応。ケースの厚さは7mmで、重量は330g。○Anker Zolo マグネットフォリオケース iPad mini 3 / 2用iPad mini 3 / iPad mini 2用のマグネットケース。ブラックとグレーの2色を用意する。1.5mからの落下試験をクリアする衝撃吸収設計となっており、スタンド機能も備え、角度を自由に調整可能。回転機能も搭載するので、縦置き / 横置きのどちらでも使用できる。オートスリープにも対応。ケースの厚さは7mmで、重量は230g。○Anker Zolo マグネットカーマウント車内のダッシュボードなどに取り付けられるカーマウント。Zoro製のケースなどを使っていれば、載せるだけでスマートフォンなどを固定できる。360度の回転機構を備え、角度の調整も可能。○AnkerR Zolo 20W カーチャージャー デュアル USB ポート車内で使用できるUSBカーチャージャー。USBポートを2基備え、最大2A(合計4A)での充電が可能。スマートフォンやタブレットの急速充電が行える。本体色はブラックのみ。
2015年03月31日日立製作所は3月23日、産業機器事業の競争力を高めてグローバルで事業を拡大していくため、産業機器事業を統合し、新たなカンパニーとして「インダストリアルプロダクツ社」を2015年5月1日付けで設立すると発表した。同カンパニーは、電力システム社の中・大型モーターや受変電機器、インフラシステム社のUPSなどのパワーエレクトロニクス製品や圧縮機、ポンプなどの中・大型の産業機器事業を統合する。また、小型の産業機器事業を手掛ける日立産機システムとの一体的な運営により、日立グループとして、小型から大型まで一貫した製品ラインアップを確立する。インダストリアルプロダクツ社社長には、日立製作所執行役常務 青木優和が就任し、日立産機取締役社長と兼務する。日立製作所5月1日付け事業グループ体制
2015年03月24日IDTは、ユーザーがモバイル機器を他の機器からワイヤレスで充電できる「Wireless PowerShare」技術を発表した。これにより、ユーザーは機能が有効なスマートフォンの上や近くに置くだけでウェアラブルデバイスを充電できるようになる。同ソリューションは、IDTのP9700シリーズのデバイスファミリで、レシーバとしてもトランスミッタとしても使えるマルチモード・多機能のチップで。出力は5~10Wで、OEMに対してより大きな柔軟性を提供するプロプラエタリモードを備える。また、磁界共鳴に関するA4WP(Alliance for Wireless Power)規格、電磁誘導に関するPMA(Power Matters Alliance)規格とWPC(Wireless Power Consortium)規格という3つの主要規格を、シームレスに利用できる。
2015年03月09日MediaTekは、グローバルな開発者イニシアチブの一環としてウェアラブルとIoT機器の開発設計者の支援に向けたサプライチェーン・パートナー・プログラム「MediaTek Labs Partner Connect」を発表した。同プログラムは、同社が提供している既存プラットフォームを補強するもので、開発者プラットフォームのポートフォリオである「MediaTek LinkIt」を使って同社の広範なパートナー・ネットワーク加盟者と開発者とを引き合わせることで製品開発の時間短縮を図ろうというもの。なお、パートナー同士の引き合わせサービスにアクセスするには、会員企業の相談を同社が受付、同社が事業内容とデバイスの技術的可能性を評価・検討した後に、同社がふさわしいパートナーの選定を行うという手順を踏む必要があるという。
2015年03月04日NTTドコモは3月2日、スマートフォンに挿入されたSIMカードに記録されている電話番号などを、機器同士のタッチでSIMを搭載しないタブレットやIoT機器に切り替えるソフトウェアを開発したと発表した。これにより、SIMの抜き差しによる番号切り替えの手間を省くことが可能になる。同ソフトは、電話番号を持つ親機と切り替え先となる子機との接続や、電話番号などのSIM情報の送信を行うAndroid向けアプリ(以下、ポータブルSIMアプリ)。ドコモの協力の下、Qualcomm Technologiesが新たに開発した、ポータブルSIMアプリと連携してSIMを制御するソフトウェアと組み合わせることにより、電話番号などの切り替えが実現する。ポータブルSIMアプリは、「親機」と「子機」の接続にあたり、接続相手を特定するためにNFCで通信する機能、電話番号などの情報を親機から子機へ渡すためのBluetoothの接続機能、ユーザーインタフェース機能を備えている。クアルコムが開発した携帯機器・小型通信機器向けチップセットのソフトウェア機能は、「親機」において電話番号などの情報をSIMから読み出す機能、「子機」において「親機」から受け取った電話番号等の情報を利用する機能を備えている。クアルコムが開発したソフトウェアは、ドコモが2015年夏に提供する携帯機器・小型通信機器向けのチップセットに搭載される予定。
2015年03月03日東芝情報機器は2月9日、企業向けMVNO(Mobile Virtual Network Operator)サービスに本格参入し、「TIEモバイル」の販売を開始すると発表した。サービスは、NTTコミュニケーションズと協業。NTTドコモの高速LTE回線を活用したモバイルデータ通信回線サービスで、企業向けに低価格で豊富な回線料金プランの提供を実現する。回線だけではなく、企業向けタブレットやPCといったハードウェア、セキュリティを強化するクラウドサービス「dynacloud」、ハードウェアの保守及び自社キッティングセンターでのキッティングまでワンストップで一括提供していく。
2015年02月10日島津製作所とオリックス・レンテックは2月2日、島津製作所製の分析機器および試験機器を対象に、島津製作所グループの保守プランを組み合わせたメーカー保守付きレンタルサービス「保守付Lレンタル」を開始すると発表した。同サービスでは、レンタル機器を保有・管理するオリックス・レンテックがレンタル期間満了時の機器の市場価値を考慮したレンタル料金を設定する。さらに、「SHIMADZU LabTotal」というコンセプトで業務支援を推進している島津製作所による同サービス向け価格での保守プランを組み合わせることで、ユーザーのコスト低減と資産・契約管理の合理化を支援するという。また、これまで、新たに機器を導入する際には、レンタル契約とメーカーとの保守契約をそれぞれ個別に締結する必要があったが、同サービスではこれらの契約を一本化することで資産管理業務の効率化を図ることができる。加えて、予算の管理面でも、突発的な保守・修理費用の発生を抑えることができるとともに、機器の保守・管理を行う島津アクセスをはじめとする島津製作所グループのサポートサービスにより、安心・安全に機器を利用できるとしている。そして、ユーザーの機器の使用ニーズに合わせたレンタル・保守期間を設定することで、資産を遊休化させることなく、不要な保守費用の発生を防ぐことができる。例えば、複数年にわたる研究開発プロジェクトにおいても、限られた予算の中で必要な機器を効率的に活用することが可能となる。今後も、両社は島津製作所グループの技術力とオリックス・レンテックの資産管理ノウハウの連携を推進し、ユーザーの業務効率の改善に向けたサービスの拡充を目指すとしている。
2015年02月04日米Pioneer Electronicsは7日(米国時間)、家電見本市「2015 International CES」にて、車載機器用のプラットフォーム「Android Auto」に対応したカーエレクトロニクス製品を発表した。北米、西欧、オーストラリア市場にて3月より発売するという。なお、日本を含めたその他、国と地域での発売については発表されていない。「Android Auto」はAndroidデバイスと車載機器を連携させることができるプラットフォーム。シンプルで直感的なユーザーインターフェースが特徴となっており、カーナビや検索、通話、オーディオなどの機能が利用できる。こうした機能は音声による操作が可能で、運転中の安全に配慮されている。同社が3月より発売する製品では、「Android Auto」に加え、iPhoneを連携させることができる「CarPlay」にも対応している。そのほか、対応している主な機能は以下の通り。HDMIワイドバンド・スピーチ、A2DP AAC BluetoothMirrorLinkHD RadioiDataLink Maestroデュアルゾーン オーディオ・ビデオ再生機能(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月08日帝国データバンクは12月10日、DJ機器で知られるベスタクスが、東京地裁より破産手続き開始決定を受けたと報じた。負債は約9億円の見込み。同社は「Vestax」ブランドを展開し、DJ用のミキサーやターンテーブルなどで高い評価を受けていた。ベスタクスは、プロ用楽器の設計販売を行う椎野楽器設計事務所として1977年に設立された。1987年に社名をベスタクスへ改名し、エフェクターやプリアンプのほか、DJ向けのミキサーやターンテーブルの製造を中心に事業規模を拡大。「Vestax」ブランドのDJ機器は国内外で高い知名度を持つ。しかしながら、景気減速や音楽機器市場の変化にともなう消費の低迷によって需要が減少。海外製の安い製品が台頭するなどの影響もあり、売上がぜん減していた。金融機関との交渉などでしのいでいたものの、資金繰りも悪化し、2014年8月末までには事業を停止していた。
2014年12月11日富士通研究所は12月5日、さまざまなウェアラブル機器を意識することなく利用可能な環境の実現に向け、センシングミドルウェアを開発し、省電力なアプリケーションを簡単に提供できるフレームワークを構築したと発表した。携帯電話やスマートフォンには、さまざまなセンサが搭載され、近隣の店舗検索や健康管理など新しい情報サービスに利用されてきた。近年は、多様なウェアラブル機器が登場しており、身に着けた人の場所や動きといった情報をより多く捉え、さらにきめ細かいサービスの実現が期待されている。こういった、人の状況に合わせてタイムリーに情報提供するには、機器の操作有無に関わらず、常に人の情報を採取し判断し続ける必要がある。しかし、スマートフォンやウェアラブル機器はバッテリの電力で常時稼働しているため、動作するアプリケーションや対応するサービスの開発には、センサを上手に使いこなしながら消費電力を抑える工夫が必要だった。例えば、スマート端末では、センサ用APIを通じてセンシングを使うさまざまなアプリケーションを容易に開発できるが、稼働させるセンサを必要最小限に絞り、こまめにそれぞれを電源制御するような省電力化は開発工数とノウハウが必要で、専用に作り込む必要がある。また、センシング処理を低消費電力のマイコンに任せてスマート端末本体の消費電力を抑える方法もあるが、処理内容自体は専用のファームウェアとして開発する必要がある。そこで今回、低消費電力なセンシングアプリケーションを簡単に開発できるフレームワークを開発した。このうち、センシングミドルウェアは、アプリケーションからのセンシング要求に対して、消費電力を抑えるように自動でウェアラブル機器へセンシングの処理を振り分けるものである。振り分けの手順は、まずミドルウェアは、ウェアラブル機器の接続状況を監視し、利用できるセンサの情報を収集する。次に、アプリケーションからの要求を受けたら、その要求内容とセンサの情報を照らし合わせ、個々のセンサの消費電力や通信の発生頻度などから、センシング処理を最も少ない消費電力で実行できるように稼働させるセンサの組み合わせを決定する。さらに、稼働させるセンサの組み合わせに基づいて各ウェアラブル機器に常時センシング処理を指示する。指示を出した後は、基本的にウェアラブル機器がセンシング処理を続けるため、ウェアラブル機器から通知が届くまでスマートフォン本体は低消費電力の待機状態になる。このように、アプリケーションからの要求に基づいて自動的に省電力なセンシング方法を選択して実行する。また、ウェアラブル機器側のファームウェアモジュールであるセンシングノードでは、センシングミドルウェアから送り込まれる指示に従って常時センシング処理を行う。これにより、ウェアラブル機器が備えたセンサと低消費電力のプロセッサを用いて、センサデータの取得、加工、条件判定を低消費電力で長時間継続できる。そして、ミドルウェアから新たな指示が届くことで、ノードでの処理内容が変わるため、アプリケーションに合わせてさまざまなセンシングを行うことができる。これらの技術を活用することで、常時センシングするアプリケーションを、センシングや省電力制御のノウハウがなくても簡単に開発できるようになり、センシングを活用したソリューション構築に要する開発工数を従来の約1/10に短縮すると同時に、消費電力を1/3以下に低減できる。さらに、利用するウェアラブル機器が類似の他の機器に変わっても、対応ファームウェアを備えたセンシングノードであれば、アプリケーションを作り直すことなく使うことができる。これまでは、ウェアラブル機器の省電力化をソリューションごとに行う必要があったが、同技術によってウェアラブル機器側のカスタマイズ開発を大幅に削減できるため、開発期間やコストを抑えることができ、ウェアラブル機器をさまざまなソリューションに導入して活用することが可能になる。なお、富士通研究所では、同技術の2015年度中の実用化を目指す。また、ウェアラブル機器を同技術に対応させるためのインタフェース仕様は、機器メーカーなどに公開し、対応機器の開発を促進する予定。
2014年12月05日ヤマハは、独Axiros社とネットワーク機器事業における製品機能の開発に関する業務提携の契約を締結したと発表した。Axirosは、通信ネットワークに関わる機器の管理・制御とサービスの稼働状況の可視化を実現するソフトウェア群を提供しているソリューションプロバイダー。ヤマハでは、ネットワーク機器事業のさらなる拡大にあたり、顧客価値につながる機器機能の高度化を重要テーマとしており、同分野において高い技術と豊富な経験を持つAxiros社と開発に関する業務提携を結ぶことで、より高い市場競争力を確保できるとしている。両社は、この業務提携を通じて、両社の保有する知見やノウハウを相互活用し、安定したネットワーク環境の提供を一層拡大させるという。
2014年11月28日ON Semiconductorは、さまざまな産業機器、白物家電、および民生機器アプリケーション向けに、モータ制御アプリケーション用製品群を強化する新たなソリューションとしてデュアルステッパー・モータ・ドライバ「LV8714TA」、ならびにハイサイド・ゲートドライブ向けの内部ブートストラップ回路を備えた600V定格インテリジェント・パワーモジュール(IPM)「STK5Q4U352J-E/STK5Q4U362J-E」を発表した。LV8714TAは、4Vから16.5Vまでの動作電圧を備えたモータ・ドライバで、2つのステッパモータまたは4つのDCモータを個別に駆動できる。またパワーFETは、1つのレグで0.9Ωの総オン抵抗、および同時整流タイプのスイッチングを備えており、フル稼働時の消費電力を最小限に抑えることが可能なほか、アイドル状態の際に消費電力を最小限に抑えることを目指した低スタンバイ電流(1μA未満)を実現している。さらに独自の内部電流検知メカニズムにより、外部電力抵抗器なしで確実にロスレス電流を測定できるため、システム・ソリューションのエネルギー効率を向上させることが可能となっている。一方のSTK5Q4U352J-EおよびSTK5Q4U362J-Eは、高電圧3相モータ・ドライバの実装に必要なすべての重要な機能を備えており、出力段階は最新のIGBT/FRDテクノロジを用いているため、高レベルのパフォーマンスを発揮することが可能。また、制御入力およびステータス出力はすべて、広く使用されているシステム・マイクロコントローラと直接互換性を持たせるために、低電圧レベルとなっている。なおいずれもすでに提供を開始しており、LV8714TAは9mm×9mm 48ピン TQFPパッケージ品で、1万個発注時の単価が2.99ドル。STK5Q4U352J-E/STK5Q4U362J-Eは18.2mm ×29.6mm DIPモジュールで、1万個発注時の単価が、それぞれ5.80ドル、6.00ドルとなっている。
2014年11月12日JBCCと、オリックス・レンテックは10月29日、デジタルサイネージの放映コンテンツ配信サービスと各種機器レンタルを一体化させた「mot!VISIONスターターパック」の提供を開始した。同製品パックは、各拠点のデジタルサイネージをクラウド環境により接続し、放映するコンテンツをコントロールするシステムと、ディスプレイでの放映に利用するサイネージプレイヤーのレンタルサービスをパッケージ化したもの。クラウド型の利点と機器のレンタルサービスを活用し、管理者によるプライベートなWeb放送局としての機能を提供するほか、設置したデジタルサイネージと来店者のスマートフォンなどを連携させ、O2Oによる販売促進への活用も可能とする。オプションとして、ディスプレイと専用スタンド、モバイル回線セットも用意し、デジタルサイネージを初めて活用される顧客でも初期コストを抑えて導入することができる。なお、12月26日までの契約でキャンペーン価格が適用され、基本システムがサイネージプレイヤー1台あたり、2年契約で月額6000円(税別)、3年契約で4800円(税別)。オプションとなる42型高輝度ディスプレイなどのスタンドセットは、2年契約で月額1万3800円(税別)、3年契約で月額1万500円(税別)となる。両社は今後、1年間で1000台の導入を目指す考えだ。
2014年10月30日ドスパラは、6.4インチまでのモバイル機器に対応した車載ホルダー「DN-11401」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格は1,499円。同製品は、6.4インチまでのスマートフォンやタブレットなどのモバイル機器に対応した車載ホルダーである。吸盤を利用してダッシュボードに設置するタイプで、台座部分は360度回転する。設置はマウント部分を上から押さえて、ロックレバーを下げるだけで行える(ただし、シボ加工の粗いダッシュボードには装着できない場合がある)。吸盤部分が汚れてきたら水洗いまたはウェットティッシュなどで拭くと、吸着力が戻り、繰り返し設置出来るようになる。また、デバイスを挟み込む部分はラバーが貼られていて、傷から保護する構造になっている。サイズは高さが90mm、ホルダー幅が24mm、吸盤直径は63mm。重量は約62gとなっている。
2014年10月23日アドビ システムズは21日、同社の公式ブログ「Focus In Blog」において、千葉県・幕張メッセにおいて開催される国際放送機器展「Inter BEE 2014」に出展すると発表した。開催期間は11月19日~21日 10:00~17:30(21日は17:00まで)。インテルとの共同出展で、ブースの場所は同会場 展示ホール6/ブース番号6304。入場無料(要・事前登録)同社のブースでは、横8メートル×縦4メートルの4K LEDスクリーンを設置したメインステージにおいて、Adobe Creative Cloudのビデオ制作ツール群(Adobe Premiere Pro CC/Adobe After Effects CC/Adobe SpeedGrade CC/Adobe Prelude CC/Adobe Media Encoder CC)のデモが実施される。また、モーショングラフィックアーティスト・佐藤隆之氏やフォトグラファー・藤本ツトム氏によるユーザー事例講演も予定されているとのこと。さらに、HP Zワークステーション環境によるビデオ制作ツールのデモを鑑賞できるCreative Cloudデモコーナーのほか、インテルのCPUおよびSSDを搭載したPCがAdobe Creative Cloudとともに展示される。なお、同展の入場に際しては登録が必要。会場で当日に登録はすることも可能だが、事前登録サイトから登録を行うことで、会場で並ぶことなく入場証を入手でき、より近い入場口から入ることができるという。ちなみに、「Inter BEE 2014」は、JEITA 一般社団法人電子情報技術産業協会が主催する音と映像と通信のプロフェッショナル展として開かれる、国内外のトップレベルの放送機器、映像機器、音響機器、周辺アプリケーションやソリューションが集結する国際展示会。1965年に第1回を開催して以来、今年で50回目となる。
2014年10月21日ラトックシステムは9日、HDMI機器×4台の映像を、2台のモニタ機器へ出力できるマトリックススイッチ「REX-HDSW42」を発表した。10月下旬より発売する。価格は16,000円(税別)。最大で4台のHDMI機器を、2台のTVなどに出力できるマトリックススイッチ。2台のTVに同じ映像ソースの画面を出力したり、別の機器の映像を個別に出力したりと、自在に切り替えできる。各色12bitの36bit Deep color/xvYcc/RGBに対応し、対応解像度は1080p(60Hz/50Hz/30Hz/24Hz)、1080i(60Hz/50Hz)、720p(60Hz/50Hz)、480p(60Hz/50Hz)、640×480ドット(60Hz)。HDMI入力端子を通してオーディオデータを送信する「ARC(オーディオリターンチャンネル)」に対応。ARC対応TVの音声を、外部出力音声ポートを経由してオーディオ機器に出力できる。対応オーディオフォーマットは、ドルビーTrueHD、 DTS-HDマスターオーディオ、DSD、Dolby Digital、DTS、L-PCM。映像入力インタフェースはHDMI×4、映像出力インタフェースはHDMI×2、音声出力インタフェースは光デジタル角形×1、同軸デジタル×1、RCA×1。切り替えは手動で行い、リモコンが付属する。本体サイズはW276×D167×H35.5mm、重量は約987g。また、発売を記念してキャンペーンも実施する。「もっとHDMIで楽しもう! キャンペーン」は誰でも応募でき、今回のREX-HDSW42やHDゲームキャプチャBOXなどのHDMI関連製品が抽選で当たる。開催期間は2014年10月9日~11月4日。「リビングをもっと便利にキャンペーン」は、対象製品のREX-HDSW42かREX-HDSW41を購入して応募。抽選で6名に、リビングで便利に使えるスマートフォン用製品(学習リモコンや電力チェッカー)がプレゼントされる。開催期間は2014年11月1日~2015年1月31日。
2014年10月10日NXP Semiconductorsは10月7日、センサ集約機器やモノのインターネット(IoT)機器などの用途向けにマイコン「LPC82x」ファミリを発表した。同ファミリは、90μA/MHzの低消費電力を実現したARM Cortex-M0+コア(30MHz)をはじめ、既存の「LPC81x」ファミリに比べ、2倍となる32kBのフラッシュメモリおよび8kBのRAMメモリ、1.2Msps、12チャネル、12ビットのA/Dコンバータ(ADC)、18チャネルのDMA、3個のシリアル接続ポートを搭載している。これらにより、多くの汎用コネクティビティ機能を備え、高い電力効率を維持しながら、広範なマイコン機能を提供する。また、センサゲートウェイとして、多数のアナログ/デジタルセンサとの効率的な接続と、センサデータの取得を可能にする。そして、IoTコネクティビティの分野では、NFC、Bluetooth Smart(BTLE)、ZigBee、Wi-Fiなど、多数の無線通信プロトコルを通じてローカルエリアコネクティビティやクラウドコネクティビティ向けにスペースと電力効率の高いソリューションを提供する。ヒューマンマシンインタフェース(HMI)機器の分野では、容量式/機械式タッチ、スワイプ、ジェスチャフロントエンド向けに効率的なセンサインタフェースとデータ収集機能を提供する。この他、ファン制御などのモータ制御の分野では、スペース効率の高いソリューションを提供する。なお、パッケージはTSSOP20、HVQFN33。価格は3000個購入時で0.58ドルから。
2014年10月08日(画像はプレスリリースより)自宅で光エイジングケアを!トリアの新春キャンペーン光技術を使用する本格的な自宅用美容機器メーカーのトリア・ビューティ・ジャパン株式会社は、公式サイトにて2014年新春企画「NEW YEAR, NEW START EVENT」キャンペーンを実施します。2014年1月11日(土)から1月28日(火)まで、トリアの人気美容機器が特別割引価格にて提供されます。また、2014年1月8日(水)から2月11日(火)まで、トリアの新規会員に登録すると抽選でトリアの人気商品が当たる「NEWSTART!新規会員登録キャンペーン」も実施中です。トリアの商品について「トリア・スキンエイジングケアレーザー」は、 クリニックのエイジングケア用で主に用いる「フラクショナルレーザー」技術を応用したレーザーで、ハリ不足やキメの乱れといったエイジング肌の悩みをケア、なめらかで若々しい印象のお肌に導きます。「トリア・パーソナルレーザー脱毛器4X」は、クリニックと同等の光技術(ダイオードレーザー)で手軽に顔や体のムダ毛のお手入れができます。「トリア・スキンパーフェクティングブルーライトキット」は、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌、ニキビの発生を防ぎます。「NEW YEAR, NEW START EVENT」キャンペーン概要本キャンペーンでは、「トリア・パーソナルレーザー脱毛器4X」を5,000円割引で、「トリア・スキンエイジングケアレーザー」を7,000円割引で、「トリア・スキンパーフェクティングブルーライトキット」を3,000円割引で提供。キャンペーン価格で購入するには、トリア公式サイトのショッピングカートにキャンペーンコードを入力するだけ。この機会に自宅で本格的なエイジングケアを始めてみてはどうでしょうか。【参考リンク】▼トリア・ビューティ・ジャパン株式会社のプレスリリース▼トリア公式サイト
2014年01月20日(画像はトリア・ビューティ・ジャパン株式会社プレスリリースより)トリアの脱毛機器が銀賞受賞!冬だからと気を抜けないのが脱毛です。「セーターやカーディガンのおかげで肌が見えないわ」と油断していると、急なドレスアップの際に慌てることになります。特にこれからのパーティーシーズンは気をつけたいものです。2013年12月18日、トリア・ビューティ・ジャパン株式会社は、同社が発売する「トリア・パーソナルレーザー脱毛器4X」が、「MSN ジャパンビューティ・アワード2013」の美容グッズ部門にて銀賞を受賞したと発表しました。同賞は、マイクロソフト社が運営するMSNライフスタイルエディターとオンライン読者の投票によるコスメ大賞で、毎年コスメフリークから注目を浴びています。「トリア・パーソナルレーザー脱毛器4X」「トリア・パーソナルレーザー脱毛器4X」のスゴいところは、その技術力あります。クリニックと同じ光技術による脱毛は本格的で、2005年の販売以来同社のロングセラー商品になっています。今回の受賞を記念して、同社はスペシャル・プライス・プロモーションを展開します。2013年12月18日(水)~2014年1月7日(火)までの期間、「トリア・パーソナルレーザー脱毛器4X」、「トリア・スキンエイジングケアレーザー」、「トリア・スキンパーフェクティングブルーライトキット」の3商品を割引価格にて販売します。クリスマスや年末にむけて、「トリア・パーソナルレーザー脱毛器4X」でツルスベのセレブ肌を手に入れてみてはいかがでしょうか。【参考リンク】▼トリア・ビューティ・ジャパン株式会社プレスリリース
2013年12月21日美容機器やダイエット用品を購入したものの、使わなくなってしまった女性も多いはず。福猫屋が運営する「ダイエット買取ドットコム」は、美容・健康・ダイエットに関連するアイテムを専門に、全国から郵送による買取を行う。女性が脱毛機など美容機器を、街のリサイクルショップに持ち込むのは恥ずかしいもの。また身分証明書を男性店員に提示することに抵抗があるという人も多い。同サイトは、女性だけで運営されている、女性のための買取サイトとして、日本全国の利用者から信頼を得ているという。7年のキャリアを持つ、美容機器やコスメやダイエット用品のことを知り尽くした女性店長自らが、すべての査定から振り込みまで、一貫して担当する。個人情報を取り扱うのは女性店長のみ。査定依頼は匿名で利用可能。ほかに、「商品を郵送する前に買取価格がわかる」、「商品到着日または翌営業に振り込み完了」などの特徴がある。査定料、送料、振込手数料も無料となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日●NetAttest EPSとVPNゲートウェイ機器とのユーザ認証を検証(1)○検証環境のネットワーク構成VPNゲートウェイを利用して、インターネットVPNを利用する際のユーザ認証をNetAttest EPSで行い、正常に認証ができるかどうかを検証した。検証環境のネットワーク構成は、以下のとおりだ。内部ネットワークにNetAttest EPSを接続し、認証サービスポート(LAN1ポート)のIPアドレスを192.168.1.2/24としている。NetAttest EPSではユーザを作成し、証明書を発行している。そして、ワンタイムパスワード認証のためのユーザの作成も行なっている。また、通信の確認のためにWebサーバ(192.168.1.3/24)を設置している。外部ネットワークのクライアントからWebサーバにアクセスすることで、インターネットVPNが正常に確立できていることを確認した。インターネットを想定した外部ネットワークは、無線LANを利用している。192.168.2.0/24のサブネットとして、無線アクセスポイントを設置している。内部ネットワークと外部ネットワークの境界に検証するVPNゲートウェイを設置する。検証を行ったのは、以下のVPNゲートウェイだ。CheckPoint 2200アプライアンスCisco ASA5510F5 BIG-IP 6900Fortinet FortiGate-60CJuniper MAG2600SonicWall SonicWALL Aventail E-Class SRA EX7000なお、VPNの方式としてSSL-VPNについて確認している。また、VPN接続を行うクライアントは、iPad 2、NEC製LifeTouch(Android)のタブレットデバイスを利用した。タブレットデバイスに必要なクライアントソフトウェアをインストールして、SSL-VPNの接続を検証している。以降では、各ベンダの製品ごとに、NetAttest EPSを利用したユーザ認証の検証結果とベンダ担当者に聞いた製品の特徴を見ていこう。○CheckPoint 2200アプライアンスSSL-VPNのユーザ認証をNetAttest EPSの認証情報に基づいて行うために、CheckPoint 2200アプライアンスの設定で、RADIUSサーバとしてNetAttest EPSのIPアドレスを指定している。検証結果CheckPoint 2200アプライアンスは、リバースプロキシ方式のSSL-VPNの検証を行なった。リバースプロキシ方式なのでクライアントは、Webブラウザを利用してSSL-VPNの通信を行っている。現時点ではクライアント証明書の認証に対応していないため、通常のユーザID / パスワードによる認証を確認した。基本的なユーザID / パスワードによる認証は、iPad 2でもLifeTouchでも正常に行うことができ、内部ネットワークのWebサーバにアクセスできることが確認できた。なお、今回は、ワンタイムパスワードおよび証明書による認証については未検証だ。担当者に聞いた製品の特徴CheckPoint 2200アプライアンスは、1台の筐体でさまざまなセキュリティ機能を提供できるのが大きな特徴だ。つまり、いわゆるUTM(Unified Threat Management)として利用することができる。Software Bladeと呼ばれるアーキテクチャに基づき、VPNゲートウェイ機能だけではなく、ファイアウォール、IPS、アンチウィルス、アンチスパム機能などさまざまなセキュリティ機能を追加することが可能だ。必要なセキュリティ機能を必要に応じて追加できる拡張性の高い製品と言える。今回検証した製品は、スモールオフィス向けだが、よりハイエンドな製品ラインナップも準備されている。運用、管理もWebブラウザをベースとしてGUIでわかりやすくなっている。Software Blade単位で、直感的な設定や管理が可能だ。○Cisco ASA5510SSL-VPNのユーザ認証をNetAttest EPSの認証情報に基づいて行うために、ASA5510の設定で、RADIUSサーバとしてNetAttest EPSのIPアドレスを指定している。検証結果Cisco ASA5510では、SSL-VPNトンネル方式の検証を行なっている。トンネル方式でSSL-VPNを確立するために、タブレットデバイスにはCisco AnyConnectというクライアントソフトウェアをインストールしている。ただし、Androidデバイスでは、現在、Samsung Galaxyのみの対応だ。そのため、AndroidデバイスでのSSL-VPNの確認はCiscoの方が持参したGalaxyで行っている。iPad 2、GalaxyともにユーザID / パスワード、ワンタイムパスワード、クライアント証明書による認証を行い、SSL-VPNトンネル方式でVPNを確立することができた。トンネル方式なので、あたかも内部ネットワークに接続されているのと同様に、内部ネットワークに自由にアクセスできることが確認できた。担当者に聞いた製品の特徴Cisco ASA5510は「Borderless Networks」のコンセプトを実現する製品のひとつだ。「Borderless Networks」とは、いつでも、どこからでも、どんなデバイスでも、同じセキュリティレベルでアクセスできるネットワークを意味する。ノートPCやタブレットなどのデバイスを社外に持ちだして、直接インターネットに接続すると、ウィルス感染などのリスクが出てくる。ASA5510を利用すれば、デバイスを社外に持ちだしても、強制的にVPNを確立して社内ネットワークと同等のセキュリティレベルを確保させることが可能だ。典型的な設定はウィザードが用意されていて、簡単に行うことができる。また、Cisco製品はWebサイトでさまざまな技術情報を公開していることも強みだ。何かトラブルが発生しても、CiscoのWebサイトの情報を参照すれば解決できる可能性が高い。○F5 BIG-IP 6900SSL-VPNのユーザ認証をNetAttest EPSの認証情報に基づいて行うために、BIG-IP 6900の設定で、RADIUSサーバとしてNetAttest EPSのIPアドレスを指定している。検証結果BIG-IP 6900では、SSL-VPNトンネル方式のユーザ認証を検証した。今回は、iPad 2のみの検証となった。iPad 2にクライアントソフトウェアF5 Edge Clientをインストールし、SSL-VPNの接続を行った。ユーザID / パスワード、ワンタイムパスワードでの認証は成功し、内部ネットワークにアクセスできることを確認した。担当者に聞いた製品の特徴「BIG-IP」というとロードバランサーをイメージする人が多いが、モジュールを追加することでVPNゲートウェイの機能も実現できる。各種モジュールは、一貫して「アプリケーションを快適に、安全に利用する」というコンセプトに基づいている。アプリケーションをリモートから安全に利用するためのモジュールが今回検証したAPM(Access Policy Manager)だ。APMでは、アプリケーションが稼働するデバイスごとの詳細な制御やシングルサインオン機能も可能だ。リモートからどんなユーザがどんなアプリケーションにアクセスできるかということを、わかりやすく直感的に設定できるGUIを備えているので、運用、管理がしやすいことも特徴だ。Visual Policy Editorというフローチャート方式の設定で、技術的な知識がなくても設定することができる。次ページでは、Fortinet FortiGate-60C、Juniper MAG2600、SonicWall SonicWALL Aventail E-Class SRA EX7000の検証結果を紹介する。●NetAttest EPSとVPNゲートウェイ機器とのユーザ認証を検証(2)○Fortinet FortiGate-60CSSL-VPNのユーザ認証をNetAttest EPSの認証情報に基づいて行うために、FortiGate-60Cの設定で、RADIUSサーバとしてNetAttest EPSのIPアドレスを指定している。検証結果FortiGate-60Cでは、クライアントデバイスによって利用できるSSL-VPN方式が異なる。LifeTouchであればクライアントソフトウェア FortiClientでSSL-VPNトンネル方式が可能だ。iPad 2、LifeTouch以外のAndroidデバイスはSSL-VPNリバースプロキシ方式となる。iPad2のクライアントソフトウェアはForimobile VPN、LifeTouch以外のAndoroidデバイス用のクライアントソフトウェアはFortiClient Liteである。現時点では、クライアント証明書に対応していない。そのため、ユーザID /パスワード、ワンタイムパスワード認証を確認した。備考 : iPhone、iPadの標準ブラウザーを利用したWebモードの接続検証は行っていませんiPad 2では、ユーザID / パスワード、ワンタイムパスワードともにユーザ認証に成功し、内部ネットワークへアクセスすることができた。一方、Android(LifeTouch)では、ワンタイムパスワード認証に失敗した。これはクライアントソフトウェアの仕様で、次のバージョンではワンタイムパスワード認証もできるようになるようだ。担当者に聞いた製品の特徴FortiGate-60Cは、セキュリティ機能を統合したUTM製品だ。さらに無線LANコントローラ機能も備えており、セキュアな無線LAN環境を構築することができる。VPNクライアントとしてLifeTouchであれば、メーカー同士のエンタープライズレベルのサポートを提供していることが特徴だ。LifeTouchを利用すれば、SSL-VPNトンネルモードで外部から内部ネットワークへのより柔軟なアクセスが可能になる。さらに、UTM機能を併用して強固な多層防御も可能になる。今後、オフィシャルに対応していくスマートデバイスの拡充も検討している。また、管理面では日本語化された管理画面が大きな特徴だ。英語のままのGUI管理画面が多い中、日本語の管理画面の方が管理のしやすさは格段に違ってくる。ネットワークの状況を詳細にレポートするレポート機能も豊富に備えており、運用管理を効率よく行うことが可能だ。○Juniper MAG2600SSL-VPNのユーザ認証をNetAttest EPSの認証情報に基づいて行うために、MAG2600の設定で、RADIUSサーバとしてNetAttest EPSのIPアドレスを指定している。検証結果Juniper MAG2600では、SSL-VPNトンネル方式の検証を行った。iPad 2およびLifeTouchにクライアントソフトウェアJunos Pulseをインストールして、各種認証方式でSSL-VPNにより内部ネットワークへ接続できることを確認した。iPad 2、LifeTouchともに、ユーザID / パスワード、ワンタイムパスワード、クライアント証明書を用いた認証に成功し、内部ネットワークへアクセスできることが確認できた。担当者に聞いた製品の特徴MAG2600は、非常にコンパクトな製品だが、最大同時接続ユーザ数100までのVPNセッションに対応し、小規模~中規模ネットワークのVPNゲートウェイとして十分なパフォーマンスを実現する。上位モデルのラインナップもあり、それらを利用すれば、より大規模なネットワークでも利用できる。また、Active Syncのプロキシ機能も備えており、社内のExchange Serverとの連携を容易に行うことも可能だ。セキュリティポリシーも柔軟に制御できる。たとえば、ユーザIDやユーザのロールベースで、社内ネットワークへの柔軟なアクセス制御もできる。WebベースのGUIでの管理によって、運用管理の負担を少なくしている。製品のライセンス体系も柔軟で、一時的に期間限定でアップグレードすることもできる。突発的な事態が発生して、接続ユーザ数を増やしたいというようなニーズにも対応可能だ。○SonicWall SonicWALL Aventail E-Class SRA EX7000SSL-VPNのユーザ認証をNetAttest EPSの認証情報に基づいて行うために、SonicWALL Aventail E-Class SRA EX7000(以下、SRA EX7000)の設定で、RADIUSサーバとしてNetAttest EPSのIPアドレスを指定している。検証結果SRA EX7000では、SSL-VPNトンネル方式、リバースプロキシ方式の両方可能だ。iPad 2ではSonicWALL mobile connect、LifeTouchにはSonicWALL Aventail Connect Mobileというクライアントソフトウェアをインストールし、各認証方式でSSL-VPNを確立して、内部ネットワークへのアクセスを確認した。iPad 2、LifeTouchともに、ユーザID / パスワード、ワンタイムパスワード、クライアント証明書を利用したユーザ認証に成功し、内部ネットワークへアクセスできることが確認できた。担当者に聞いた製品の特徴SRA EX7000は、エンタープライズ向けのリモートアクセスを制御するための製品だ。特徴としては、強力なエンドポイント制御が挙げられる。アクセスしてきたデバイスごとにアクセス可能な社内リソースを細かく制御できる。デバイスの識別のために、たとえばiOSデバイスであればシリアル番号、AndroidデバイスであればIMEIを利用する。また、中小規模向けのSSL-VPN製品も幅広くラインナップし、さまざまな規模のネットワークにおけるリモートアクセスに対応している。SRA EX7000は、大規模向けの製品だが、管理しやすいように工夫している。基本的な設定はウィザードを用意し、できるだけステップ数を少なく、容易に設定できるようにしている。また、システムの状態を視覚的に確認できるようにレポート機能も充実し、管理者の負担を軽減している。○VPNゲートウェイ機器との認証のまとめVPNゲートウェイ機器6製品による検証は、ワンタイムパスワードやクライアント証明書で一部動作しなかった機器があった。SSL-VPNはクライアントソフトウェアや対応している方式も機器によってまちまちで、相性の問題があるのかもしれない。今回の検証では動作しなかった機器も、今後のバージョンアップ等で変わってくる可能性がある。一方、基本的なユーザID / パスワードによる認証は、すべての機器でNetAttest EPSと連携できることを確認した。次回は、無線LANコントローラ / アクセスポイントについての検証の予定だ。○連載タイトル第1回 事例検証 : スマートデバイスが普及する今、ネットワーク認証の重要性を考える第2回 事例検証 : NetAttest EPSとVPNゲートウェイ機器との認証第3回 事例検証 : NetAttest EPS無線LANコントローラ / アクセスポイント機器との認証今回の事例検証はソリトンシステムズをはじめ、各ベンダーの協力によって実現しました。ご協力頂いたベンダーの皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。
2012年01月26日