ライオンが美容機器『VISOURIRE』開発を発表2018年9月6日(木)、ライオンは、口の中から表情筋へアプローチする最新美容機器『VISOURIRE(ヴィスリール)』の開発・事業化を発表。クラウドファンディングサービス「Makuake」を活用し、同プロジェクトをスタートさせた。『VISOURIRE』は頬の内側からほうれい線を押し上げるようにして使用する。口の中から音波振動を与えることによって、顔のむくみを解消。女性の美しい笑顔をサポートする。顔のむくみや疲れが気になるときなどにオススメだ。『VISOURIRE』開発支援プロジェクト『VISOURIRE』開発支援プロジェクトは、クラウドファンディングサービス「Makuake」にて、2018年12月26日(木)まで支援を受け付けている。同プロジェクトはAll or Nothing形式で、目標金額は3,000,000円。9月7日(金)時点で、すでに1,000,000円以上の支援が集まっている。目標金額が達成した場合、15,120円コースは『VISOURIRE』本体と専用ジェル(20ml)が2019年6月に届く。専用ジェルのフレーバーは「シトラス」、「オレンジ」、「ローズ」の3種類から選択可能。その他、30,240円コース(『VISOURIRE』本体と専用ジェルを2セット)、75,600円コース(『VISOURIRE』本体と専用ジェルを5セット)が用意されている。支援方法などの詳細は、クラウドファンディングサービス「Makuake」を確認。(画像はクラウドファンディングサービス「Makuake」より)【参考】※ライオン※クラウドファンディングサービス「Makuake」
2018年09月09日血管の老化防止、血流改善するプレミアムクリームエステサロン向けの美容機器、化粧品の開発・販売を手がけるワールドジャパン株式会社は、『リシェスTie2 美容保湿クリーム』を4月10日に発売した。肌内部にある毛細血管は、加齢やストレスによって減少・消失し、血管の壁細胞が傷つくことにより栄養分や老廃物が漏れ出し、むくみや老廃物の蓄積につながる。肌細胞は血液循環により新陳代謝を維持しているが、血液循環が滞ると目のまわりの黒ずみ(クマ)やくすみなどのトラブルの要因となる。エイジングケア成分としてを注目されている、ヒハツから抽出されたインドナガコショウ果実エキスは、血液が届かない抜け殻のような“ゴースト血管”を修復する「Tie2(タイツー)」作用がある。しみ・しわ・たるみなどの肌悩みを改善『リシェスTie2 美容クリーム』は、インドナガコショウ果実エキスのほかに、ハス胚芽エキス、スターフルーツ葉エキス、ゲットウ葉エキス、サンザシエキスなどの「Tie2」活性作用のある成分や天然由来成分を配合している。また、美容成分として、リンゴ果実培養細胞エキスやヒアルロン酸なども配合しており、使用するたびに肌本来のツヤと弾力を実感することができる。『リシェスTie2 美容クリーム』の税抜き価格は、12,000円。エステティックサロン・美容室・百貨店などで販売中である。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリースワールドジャパン株式会社※リシェス Tie2クリーム
2018年04月17日話題の東京ミッドタウン日比谷1階に美容機器専門メーカー・ヤーマン株式会社が美容家電とミネラルコスメティクス「ヤーマン イセタン ミラー 東京ミッドタウン日比谷店」を3月29日(木)にオープンした東京日比谷の東京ミッドタウン日比谷・1階「イセタン ミラー メイク&コスメティクス」内に新規出店した。専門スタッフによるカウンセリングも今回新規出店の「ヤーマン イセタン ミラー 東京ミッドタウン日比谷店」は、ハイスペックなサロン専売ライン「ヤーマンプロフェッショナル」、北欧生まれのシリコーン製フェイシャルクレンジング&エイジングケア「 FOREO LUNA2 」、大人気のミネラルファンデーションブランド「オンリーミネラル」(プレスリリースより)など幅広いアイテムを取り揃える。また、製品の紹介だけでなく、美容家電コンシェルジュがカウンセリングを行って、美容家電が初めての人や肌トラブルを抱えている人に正しいケアの方法をアドバイスして、取り揃えられている確かな技術力に裏打ちされたアイテムと併せてホーム・エステティックケアを提案する。あなたも話題のスポット・東京ミッドタウン日比谷を訪れて「ヤーマン イセタン ミラー 東京ミッドタウン日比谷店」を覗いてみてはいかがだろうか。営業時間は午前11時から午後9時。アクセスは東京メトロ千代田線・日比谷線 ・都営地下鉄三田線の「日比谷」駅直結。(画像はプレスリリースより)【参考】※「ヤーマン イセタン ミラー 東京ミッドタウン日比谷店」※プレスリリース ヤーマンが直営店を新規出店
2018年04月06日「飲むエイジングケア」で内側から美しくエステ化粧品や美容機器の販売事業等を展開する株式会社ドクターセレクトは、プレミアム美容飲料「エクセリティードクターセレクト スパークリングEX」を2月1日に新発売した。同製品は、1日1本(95ml)飲むだけのエイジングケア飲料である。レモン風味で飲みやすく、毎日手軽に美容成分を摂取することができる。1箱10本入りで、税抜き価格は、6,800円。生プラセンタ9000mgを配合プラセンタ(胎盤)には、赤ちゃんを育てるための成長因子や必須アミノ酸など、多くの有用成分が含まれている。ドクターセレクトでは、日本国内の契約農場で育てられた、健康で衛生的な豚の胎盤のみを使用している。高濃度低分子生プラセンタにより、体の中から透明感とツヤのある若々しい美しさをサポートする。「エクセリティードクターセレクトスパークリングEX」は、滋養強壮効果があるとして有名なスッポンエキスを配合している。スッポンは、栄養成分の補助食品として優秀であり、天然の良質なコラーゲンを摂取することができる。また、アミノ酸もバランスよく含まれており、コラーゲンと一緒に摂取することで美容効果が高まる。その他に、鮭の鼻軟骨から抽出した天然由来成分のプロテオグリカン、天然のトルラ酵母由来のシステインペプチド、コショウ科の植物から採れるヒハツエキスなどの美容成分を使用している。同製品は、日本国内クリニック・エステサロン限定で販売する。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社ドクターセレクト※プラセンタスパーリングEX
2018年02月03日■ドライヤーの進化はめざましい!パサつきにうねり、白髪、ボリュームダウンなど、髪の悩みはさまざまあると思います。ここ最近のドライヤーの進化はめざましく、これらをカバーし、改善してくれるものが数多く登場しています。家電量販店で手に入る一般的なものや、メーカー直販の高級ラインまで実に多様な機能を備えたドライヤーがあり、ドライヤーはもう、ただ髪を乾かすものだけではなくなってきているのです!以前のコラム「美髪を作るドライヤーの使い方」に続き、今回はおすすめのドライヤーをご紹介します。■おすすめドライヤー「レプロナイザー3Dplus」LUMIELINA社の「レプロナイザー3Dplus」。かつては「ヘアビューザー」という名称でラインナップがあったシリーズで、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。以前よりドライヤーなのに潤う、艶が増すなどの触れ込みで話題の商品でしたが、今回さらに新しいテクノロジーを備えてリニューアルしました。おすすめポイント「バイオプログラミング」技術メーカーが謳っている「バイオプログラミング」技術とは、"特定の振動と波長の組み合わせで物質がエネルギーと情報の場を持つようになる"とのことですが少々難しいですね。美容師目線で解説してみます。髪は内部のタンパク質が水分子を携えています。このタンパク質がダメージを受けたり、老化したりすることで細胞の働きが弱ると、水分子を離してしまい、髪のパサつきやのうねりの原因になります。バイオプログラミング技術は、特殊なセラミックが内蔵されているため、遠赤外線を孕んだ光触媒物質を髪に当てることで、タンパク細胞そのものを活性化して離してしまった水分子を引き寄せ、みずみずしさが蘇るといったところでしょうか。実際に髪に当ててみると・髪にダメージを与えない・使うほどに髪が潤う・冷風で肌がリフトアップこれらを実感することができました。通常、ドライヤーの風は当て続けると髪がパサつく原因になりますが、このドライヤーは頭皮付近からは冷風を、髪には温風と冷風を交互にかけると、とても美しいツヤが出てきます。肌のリフトアップ感も前述の特殊セラミックスの働きで、細胞レベルまで活性化させることで、当然頭皮やお顔などのリフトアップにも効果が期待できます。レプロナイザーの冷風を頭皮やフェイスラインにたっぷり当てるのがおすすめです。頭皮のリフトアップ効果による根元のボリュームアップも頭皮がリフトアップされることによって、タンパク質にハリが生まれ、根元の立ち上がりがしっかりする効果も期待できます。エイジングによって気になるボリュームダウンにお悩みの方も、スタイリングがしやすくなってぴったりですね!■おすすめドライヤー「SUPERSONIC」革新的なテクノロジーでいつも消費者をびっくりさせてきたダイソン社からもヘアドライヤーが登場しています。SUPERSONIC、こちらのドライヤーはご存知でしょうか?何より新しいなと思うのはその形状!ドライヤー自体、60年代からほとんど形が変わってきていない中、サイズもフォルムもまったく新しいものが登場しました。大きなモーターでヘッド部分にしか搭載できなかったものをハンドル部分に搭載することで、小型化するのに成功しています。見た目だけではなく、もちろん機能面でも秀逸掃除機で一躍有名になったダイソン、さすがのパワーです。消費電力は1200Wで他の業務用ドライヤーや家庭用のしっかりしたドライヤーと変わらないのですが、何よりすごいのは毎分2.4㎥の「風の直進性」だと思います。吹き出し口から風が広がらず、まっすぐ強く噴き出すので、髪に当たる風が強く、とても早く乾きます。ここまでの風圧は他のドライヤーにはなく今現在、一番早く乾かすならコレ!と言えます。風量と温度はそれぞれ3段階ずつ調節でき、冷風にもワンタッチで切り替え可能なため、基本的なドライヤーとしての機能も十分に果たしてくれます。長く使うにあたってデザインもシンプルかつスタイリッシュでおすすめです。スタイリングのしやすさはダイソンに軍配か!?このSUPERSONICにはブロードライ用の「スムージングノズル」と、ウェーブやカールデザイン用の「ディフューザー」が付属しています。これらの付属品が、風圧の強いドライヤーの特性を活かしてスタイリングを容易にしてくれます。マグネット式でアタッチメントが簡単に脱着できるので、簡単で本格的なスタイリングが叶います。■ドライヤーを目的別に選んで、毎日のヘアドライをスペシャルケアに!ドライヤーそれぞれに特徴と強みがあります!艶や手触りなど髪のコンディション、肌や髪の細胞活性化に一役買ってくれるのが、LUMIELINA社の「レプロナイザー3Dplus」。スタイリッシュで軽く、とにかく早く乾いてスタイリングしやすく、バッチリ決まるのがダイソンの「SUPERSONIC」だと思います。理想のドライヤー選びの参考にしていただけたら嬉しいです。
2017年10月13日豪華な特産品がもらえる!と少し前に話題になった「ふるさと納税」をご存じでしょうか?実は、ふるさと納税でもらえるお礼の品の中にはネイルキットや美容機器など、キレイになれるアイテムがたくさんあります!実質2,000円しか負担がないふるさと納税ですが、「よく分からない」という人も多いかもしれません。そこでキレイになれる商品の紹介とともに、実際にどのくらいの還付、控除があるのか?申し込み後の流れは?などの疑問を解消していきましょう!ふるさと納税って?ふるさと納税は簡単にいうと「税金の収入が少なくて悩んでいる自治体と、他の自治体との格差をなくすためにつくられた制度」で、自治体への寄付金のことです。ふるさと納税の特徴は、以下のとおり。1.好きな自治体に寄付できる2.複数の自治体に寄付できる3.寄付した額に応じて税金が還付・控除される4.寄付した自治体から特産品や宿泊券など、さまざまなお礼の品がもらえる寄付する自治体は「この前行った旅行先」や「友だちの住んでいるところ」、あるいは「欲しいお礼の品があるところ」など自分の「ふるさと」である必要はなくどんな場所でもOK!複数の自治体に寄付できるのもうれしいですね。超簡単!ふるさと納税の仕組みって?Photo by さとふるでは申し込み後は、どんな流れになるのでしょうか?年収600万円のAさんを例に、申込みから還付・控除を受けるまでの流れを説明しましょう。()内は、寄付のタイミングについて説明しています。1.5つの自治体に合計65,000円を寄付(例:2016年1~12月)2.5つの自治体からそれぞれ「お礼の品」と「寄付金受領証明書」が届く(例:2016年1~12月)3.確定申告で「寄付金受領証明書」を税務署に提出(例:2017年3月まで)4.所得税から6,300円の還付金が戻る(例:2017年3月~4月)5.住民税から56,700円が控除される(例:2017年5月)この例でいえば、65,000円の寄付で63,000円の還付・控除があったため、実質2,000円で5つの自治体からお礼の品をもらえたことになります。ふるさと納税はこのように、わずかな負担金でたくさんのお礼の品をもらうことができます。また、現在は確定申告が不要となる「ワンストップ特例制度」ができたのでより便利に!ただ、こちらの制度は寄付するたびに申請書を各自治体に提出する、年間5自治体まで、などの条件があるので注意が必要です。ふるさと納税は「さとふる」で申込み可能。収入額に応じた控除額シミュレーションもできるので、参考にしてみてくださいね。日本全国の「キレイになれる」ふるさと納税をご紹介それでは、数多いふるさと納税のお礼の品の中から「美容」に関する商品をご紹介しましょう!Photo by ふるさとチョイス全国屈指のバラ産地、山形県の寒河江市では10,000円以上の寄付で「バラ風呂セット」が届きます!48個の生バラが届くので、高級リゾートホテルのような生バラ風呂が楽しめます。バラの彩りと香りによる非日常空間をつくれるのはこのセットならでは!Photo by ふるさとチョイス「日立マクセルライフソリューション事業本部」がある福岡県の福智町からは、56,000円以上の納税で目元ケア「ハダクリエ アイ」が届きます。温式・乾式、温冷・温・冷のモードが選べ、疲れ目、乾き目などの解消に役立ちますよ!Photo by ふるさとチョイス広島県の熊野町から60,000円以上の寄付で届くのは、チーク、シャドウ2種類、アイブロウ、リップがセットになった「化粧筆 Happy box」。全国の筆の生産量80%を占める熊野町の「熊野筆」は今やブランドとしてその地位が確立されています。「筆なんてみんな同じでしょ?」と思っている人にこそ使ってほしい「熊野筆」は、ギフトとしても人気が高いようですね。Photo by ふるさとチョイス愛知県の春日井市から30,000円以上の寄付で届く「はじめてのジェルネイルキットセット」は、ペラっと剥がせる新感覚のジェルネイル!ネイル除去のためのアセトンを使わないので、爪を痛めずにジェルネイルが楽しめます。「不器用だからネイル自体が苦手」という人や、ジェルネイル初心者の人も早く・簡単に仕上がりますよ。ネイル下地剤1本、カラージェル(赤・ベージュ・ピンク)各1本、LEDライト1台がセットになっています。ふるさと納税は「震災復興のための建築」や「美しい自然のための森林育成」など自分で使い道を選ぶことができます。普段は使い道の不透明な税金だけに、どう使うか選べるのも魅力のひとつ!気になった人はぜひ検討してみてくださいね。
2016年06月16日STマイクロエレクトロニクス(ST)は4月7日、車載機器・産業機器の耐久性や安定性を向上させる36V耐圧オペアンプ「TSB572」「TSB611」を発表した。TSB572およびTSB611は、STの新しい40V耐圧BiCMOSプロセス技術を採用した単一オペアンプ。同プロセス技術は優れたGBW/Icc効率を可能とするため、性能に関する供給電流は、標準オペアンプの約5分の1だという。さらに、低入力オフセット電圧と低温度ドリフト(6μV/℃未満)により、システム設計が簡略化され、トリミングと較正が不要になり、広範な動作温度範囲(-40℃~125℃)において一貫したパフォーマンスを実現するとしている。TSB572は、レール・ツー・レールの入出力を備え、利得帯域幅積(GBW)は2.5MHz、入力オフセット電圧は最大1.5mVとなっている。また、広範な動作電圧範囲(4.0V~36V)により、さまざまな電源に対応することが可能だ。一方のTSB611は、GBWが560kHzで、最低2.7Vの電源電圧から動作可能。ユニティ・ゲインによる動作が可能なオペアンプで、超低入力オフセット電圧(1mV)と低動作電流(最大125μA : 36V時)を特徴とする。両製品ともに現在量産中で、TSB572はDFNパッケージ(3×3mm)またはMINI SO8パッケージで提供され、単価は約0.80。TSB611がSOT23-5パッケージで提供され、単価は1000個購入時に約0.55ドルとなっている。
2016年04月07日三菱電機は4月6日、大型産業機器向けパワー半導体モジュール「HVIGBT モジュール X シリーズ 新型デュアル」を開発したと発表した。大型産業機器向けパワー半導体モジュールは、主に数kW~数十MWまでの広範囲な電力変換装置の制御に使用されるデバイスで、これまで耐電圧は最高6.5kV、電流定格は最大数千Aクラスまで製品化されている。HVIGBT モジュール X シリーズ 新型デュアルは、CSTBT構造を採用した第7世代 IGBT・RFC ダイオードの搭載と、内部インダクタンスを低減するパッケージ構造の採用により電力損失を低減。また、AC主電極を3端子に増やすことで電流密度を緩和・均一化し、インバーターの高出力化に貢献するほか、絶縁耐圧が異なる2種類のパッケージタイプ(LV100・HV100)の外形寸法を共通化したことで、インバーターシステムの設計を効率化できるとしている。サンプル提供は耐電圧 3.3kV(パッケージタイプ LV100)を 2017年3月に開始し、1.7kV品・3.3kV品(パッケージタイプ HV100)・4.5kV品・6.5kV品を2018年以降に順次開始するほか、1.7kV未満の製品開発も計画しているという。
2016年04月07日ラピスセミコンダクタ(ラピス)は3月29日、車載機器や産業機器のデータ記憶媒体用の128MビットNOR Flashメモリ「MR29V12852B」を開発したと発表した。信頼性の高いシステムを構築するためには、ビットエラーを低減するビットエラー訂正機能や、周辺回路へのノイズ対策を考慮した基板設計、部品配置とその評価が必要とされている。これまでシステムにビットエラー訂正機能を具備するには、従来メモリ品に加えてエラー訂正符号回路と訂正符号用の検査語メモリの追加が必要であった。同LSIは、ビットエラー対策としてエラー訂正符号回路と、訂正符号用の検査語Flashメモリを内蔵しているため、ビットエラー訂正機能追加時に必要な部品の追加が不要。また、一般的なNOR Flashメモリ品と互換性があるため、同LSIへの置き換えが容易で、現行システムに追加部品なしで、ビットエラー訂正機能を備えたシステムを構築することが可能となる。また、NOR Flash動作時に発生する基板上輻射ノイズの低減、およびインピーダンスマッチングによるリードデータ出力波形の特性改善のため、データ出力時の電流駆動能力を変更する出力ドライバビリティ調整回路を搭載している。システム構成に応じた電流駆動能力の最適化が可能で、輻射ノイズ対策部品の削減、ダンピング抵抗部品の削減や実装コストの削減が可能になる。出力ドライバビリティ調整回路は、出荷時から固定仕様で提供されるため、既存のFlashコントローラを使用のままで出力ドライバビリティを調整することができる。現在サンプル出荷中で、参考価格は750円(税別)。量産出荷開始は2016年11月を予定している。
2016年03月29日ルネサス エレクトロニクスは3月23日、産業機器、OA機器、白物家電などに搭載される複数のモータを同時にインバータ制御可能な32ビットマイコン「RX24Tグループ」を6品種開発したと発表した。同グループは、RX200シリーズのモータ制御用途向け第1弾製品である「RX23T」の演算能力、モータ制御周辺機能を強化した上位互換製品で、CPU性能を40MHzから80MHzに、ROM容量は128KBから256KBに、そしてピン数とモータ制御周辺機能(タイマ、A/Dコンバータ、アナログ回路)を約2倍に増強したことにより、複数のブラシレスDCモータを1チップで制御可能とした。また、RX23Tとのコンパチビリティを確保しているため、ユーザーはハードウェア、ソフトウェアの資産を継承することができ、幅広い製品プラットフォーム展開が可能となる。さらに独自開発による「24Vモータ制御評価キット」も用意。キットには評価ボード、ブラシレスDCモータ、センサレスベクトル制御ドライバソフトが付属しており、入手後、即時にモータ制御の評価を開始することができるほか、開発工数を短縮する必須ツール「RAM変数波形表示ツールICS(In-Circuit Scope)」 を活用することで安全なデバッグが可能となり、評価時間の短縮も可能となる。加えて、対応開発評価ツールとして、統合開発環境「CS+」、「e2 studio」、コード生成支援ツール、Cコンパイラ、デバッガ、フラッシュ書き込みツールのほか、初期導入に必要な開発環境として、RX24Tを実装したリファレンスボードとマイコンの評価環境がセットになった「RX24Tスタータキット」も提供される。このほか、3シャント電流や1シャント電流などを同時に4ch増幅可能なオペアンプと、増幅した電流をそのまま過電流検出が可能なコンパレータ、3シャント電流などを同時に最大5チャネル取得可能なサンプル&ホールド回路、ログや設定ファイル用EEPROMなどのインバータ制御システムに必要な外付け回路をマイコンに内蔵しているため、基板実装面積を縮小することが可能なほか、FPU機能の搭載により、従来の固定小数点演算時に必須である小数部の桁合わせを不要にでき、シンプルなソフトウェア構造で開発することが可能となり、結果として、デバッグなどが容易となるため、開発期間の約30%短縮や、ソフトウェア不具合の発生率の抑制が可能になるとしている。なお、6品種は順次、発売され、量産は2016年3月より開始予定。2017年7月には月産50万個の量産規模を実現する計画で、サンプル価格は80ピン、128KBフラッシュメモリ品「R5F524T8ADFN」で400円/個(税別)だという。
2016年03月23日横河電機は2月26日、プラントで使用されている大量の監視制御用機器や製造装置の情報を集中管理する統合機器管理ソフトウェアパッケージ「PRM(Plant Resource Manager) R3.30」を開発し、同月29日に発売開始すると発表した。現行製品「PRM R3.20」をバージョンアップしたPRM R3.30は、HART規格(ART通信協会が推進する制御用フィールドネットワークの通信規格で、HART5、HART6、HART7のバージョンがある。最新版はHART7)に準拠した機器の管理機能とナビゲーション機能を強化。機能強化の特長として、2015年11月に発売した安全計装システム「ProSafe-RS(プロセーフ・アールエス) R4.01.00」のフィールドI/O装置「N-IO(Network-IO)」とPRMを組み合わせることでHART規格に対応した機器に関し、起動・停止・故障などの状態を示す情報を迅速に把握できるようになった。また、機器の状態を表示するナビゲーション画面に機器の重要度を示すアイコンが表示できるようになり、機器の自己診断情報とアイコンを参照しながら対処する優先順位を迅速に判断することができる。万が一異常が発生した際の作業員の迅速で適切な対処を支援するという。さらに、PRMには統合生産制御システムのCENTUM(センタム)シリーズに機器の異常を通知するメンテナンスアラーム機能を有する。これまでは、PRMが管理している機器と接続されているCENTUMシリーズすべてのヒューマン・インタフェース・ステーション(HIS)に対し、HISに発信するように指定したアラームを通知していたが、今回の機能強化でアラームの元となる設備ごとに送信先のHISの指定が可能となった。なお、主な市場は石油・天然ガス、石油化学、化学、鉄鋼、紙パルプ、電力、水処理など製造業全般を想定している。
2016年02月26日サンワダイレクトは17日、マウス、キーボード、USB HDDなどのUSB機器を、複数のPCで共有できるUSBセレクター(4モデル)を発売した。直販サイト「サンワダイレクト」での価格は2,204円(税別)から。○400-SW020(USB×1・PC×2)、400-SW021(USB×1・PC×4)「400-SW020」は、USBケーブルを抜き差しせずに、ボタンを押して接続先PCを切り替えるUSBセレクター。価格は2,204円(税別)。1台のUSB機器を接続でき、2台のPC間で接続を切り替えられる。使用できるUSB機器は、マウス、キーボード、USB HDD、プリンタなど。接続されているPCを判別するLEDランプを装備する。インタフェースはUSB 2.0で、本体サイズはW60.6×D60.6×H22mm、重量は51g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS 9.0以降、Mac OS X 10.0以降。「400-SW021」は、1台のUSB機器を接続でき、4台のPC間で接続を切り替えられるモデル。価格は3,870円(税別)。本体サイズはW83.6×D83.6×H22mm、重量は95g。そのほかの仕様は「400-SW020」とほぼ共通。○400-SW022(USB×2・PC×2)、400-SW023(USB×4・PC×4)「400-SW022」は、2台のUSB機器を接続でき、2台のPC間で接続を切り替えられるモデル。価格は3,500円(税別)。独立切替方式を採用しており、USB機器とPCを自由に組み合わせて切り替えられる。本体サイズはW62.8×D66.7×H24mm、重量は60g。そのほかの仕様は「400-SW020」とほぼ共通。「400-SW023」は、4台のUSB機器を接続でき、4台のPC間で接続を切り替えられるモデル。価格は6,278円(税別)。本体サイズはW103×D83×H24.3mm、重量は121g。そのほかの仕様は「400-SW022」とほぼ共通。
2016年02月18日美容機器とトリートメントの新発売に伴いサンスターグループヘルス&ビューティーカンパニーでは、展開中の美容ブランド「EQUITANCE(エクイタンス)」から美容機器「エクイタンスe-treatment(イートリートメント)」と洗い流さないトリートメント「エクイタンスe-treatmentクイックリバースセラム」を新発売する。今回この新発売に伴い、ヘアサロンでの無料キャンペーンとレンタル1,500円キャンペーンを開催する。キャンペーン内容ヘアサロンACQUA(アクア)Agu(アグ)のヘアサロン顧客を対象におこなうのは、ホームヘアエステ「エクイタンスe-treatment」を無料で体験できるサロンキャンペーン。期間は2016年3月12日(土)まで。実施サロンは、ACQUA(アクア)の表参道店・青山店、Agu(アグ)の池袋店・渋谷店2・渋谷店・横浜店・池袋店・錦糸町店1・赤羽店1・町田店・戸塚店・東戸塚店・大宮店の13の店舗だ。自宅レンタル1,500円キャンペーンDMMいろいろレンタルでのキャンペーンは、ホームヘアエステ「エクイタンスe-treatment」のレンタル料金が、1週間で1,500円となるもの。美トリートメント「エクイタンスe-treatmentクイックリバースセラム」とのセットでレンタルをおこなう。購入を検討している人は、是非レンタルを。期間は2016年5月31日(火)まで。(画像はプレスリリースより)【参考】・ホームエステ「エクイタンスe-treatment」新発売に伴い「ヘアサロンでの無料体験」と「自宅レンタル」キャンペーンを展開!
2016年02月15日警察庁は12月15日、インターネットに接続されたデジタルビデオレコーダなどのLinuxを搭載したIoT機器(組み込み機器)を標的とした攻撃を観測したと発表した。今回の観測は、宛先ポート「23/TCP」へのアクセス増加をきっかけとしたもの。23/TCPは通常、ネットワークに接続された機器を遠隔で操作するTelnetで利用されているが、2014年になってからアクセスが極端に増え、2015年になってからも高い水準で推移している。アクセス元は、インターネットに接続されたルータ、ウェブカメラ、ネットワークストレージ、デジタルビデオレコーダなどのLinuxが組み込まれたIoT機器であることがわかっている。不正なプログラムは、「ARM」「MIPS」「PowerPC」「SuperH」といったCPUを搭載する機器が感染するもので、これらのCPUは組み込み機器で多く搭載されている。このことから、攻撃者がインターネットに接続された組み込み機器を標的とした不正活動が明らかとなった。なお、一般のコンピュータで広く採用されているCPU「X86」で動作するコンピュータには感染しない。不正プログラムに感染した機器は、TelnetやHTTPによってC&C(Command and Control)サーバに接続を行い、攻撃者からの命令に基づいて動作する「ボット」として動作する。ボット化した機器は、攻撃者による感染拡大を狙ったさらなる探索(Telnet探索、宛先ポート53413/UDPに対するアクセス)のほか、DDoS攻撃やスパムメールの送信などで悪用される恐れがある。警察庁は「組み込み機器が何らかの手法により、攻撃者に乗っ取られ、攻撃の踏み台として悪用されている」とコメントしており、攻撃者の活動意図などはわかっていない。現在利用している機器について、最新のセキュリティ情報を確認することを推奨している。
2015年12月18日警察庁は15日、ルータやWebカメラ、NAS、レコーダーなど、インターネットに接続されたLinux OS搭載のIoT機器を狙った攻撃に注意を喚起した。利用者が知らない間に機器が攻撃者に乗っ取られ、攻撃の踏み台に悪用されているという。IoT機器を狙った攻撃では、ルータやWebカメラ、NAS、レコーダーなどのIoT機器に不正プログラムがダウンロードされ、攻撃者の命令でサーバ攻撃などを行なう"bot"となる。不正プログラムに感染した機器は、感染拡大のため、インターネットに接続されたテレビやスイッチングハブといった他の機器を探索したり、DDoS攻撃やスパムメールの送信などに悪用されたりする恐れがある。この不正プログラムは、一般的なPCで使われるx86系CPUでは感染せず、IoT機器で多く利用されるARMやMIPS、PowerPC、SuperHなど、特定のCPUで動作するLinuxに感染することが確認されているという。IoT機器では処理能力の低下など、機器の異常に利用者が気付きにくいため、不正プログラムの感染や攻撃を受けている状況を把握しにくい。このため警察庁では、利用中のIoT機器について、最新のセキュリティ情報を確認すること、脆弱性対策がなされないサポート終了製品を使い続けないことなどを推奨している。
2015年12月16日ルネサス エレクトロニクス(ルネサス)は11月24日、タッチキー操作機器向けに32ビットマイコン「RX130グループ」を開発し、同日より順次サンプル出荷を開始すると発表した。同社のタッチキーは、タッチキー検出回路の感度やノイズ耐性に優れ、厚いアクリルやガラス、石などのさまざまなカバー素材を使用したタッチキー搭載システムを開発することができる。今回発表した「RX130グループ」は、この特長を受け継ぎつつ、特に普及機帯のシステムに向けて採用が広がるように機能が最適化されている。具体的には、タッチキー用32ビットマイコンでは世界トップクラスとなる最大64キーまでキーの数が拡張可能となっているほか、世界最小クラスの待ち受け電流約8μAを実現している。サンプル価格は一例として、メモリを64KB搭載のQFP 64ピンパッケージ製品で250円/個(税別)となる。量産は2016年3月から開始し、2017年3月には月産50万個を生産する予定。今後、普及機帯のモデルに手軽にタッチキーを搭載できるよう、開発環境を拡充し、タッチキーの自動調整ツール「Workbench6」をバージョンアップするほか、アプリケーションノート、ユーザーズマニュアル、リファレンスソフトなど、開発に必要なソフトウェアや情報も提供するとしている。「Workbench6」と、マイコンのサンプル、評価ボードを併せて使用することにより、即時、動作確認と評価が可能となる。なお、同ツールを同梱したRX130タッチキー評価キットは2016年2月の発売予定となっている。
2015年11月24日センチュリーは16日、同社の開発部門「CENTECH」ブランドより、PCに接続されたUSB機器が認識されなくなってしまった場合に、自動でUSB機器を再接続してくれる「CT-USB1HUB」を発表した。11月下旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は3,218円より。USBデバイスの接続 / 切断を常時監視し、USBデバイスがOSから認識されなくなった際に自動で再接続を行うアダプタ。PCに接続した上でUSBデバイスを接続し、専用アプリを起動して使用する。接続されたUSBデバイスの任意なオン / オフが可能で、防犯カメラシステムなど遠隔地にあるUSBデバイスを再認識させるのに役立つ。また、システムの保守用デバイスをメンテナンスの時だけオンにするなどといった使い方も可能。電源不足で接続したUSBデバイスが動作しない場合のために、本体に給電用microUSBコネクタを装備している。インタフェースはUSB 2.0。本体サイズはW10×D65.8×H22mm、重量は約13g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8.1。ソフト開発者向けSDKを用意する。
2015年11月16日シーティーシー・テクノロジー(CTCテクノロジー)は11月5日、ルータやスイッチなどのネットワーク機器について、設定のバックアップや運用管理を行うクラウドサービス「NetConfGear」を提供開始すると発表した。価格は、50台のネットワーク機器を管理する場合で月額3万3000円(税別)から。「NetConfGear」は、企業が保有しているネットワーク機器について、ネットワーク管理者に必要な定型作業を自動化するクラウドサービス。利用時は、顧客の稼働環境にNetConfGearエージェント(WindowsサーバまたはLinux用)を設置する。NetConfGearエージェントから管理されているネットワーク機器に対して接続を行い、コンフィグ情報の取得や設定変更などの業務を管理する。そのほか、38社以上のネットワークベンダーの機器に対応した一括での設定変更や、ネットワーク機器の型番や設置場所を含めた資産情報の自動管理など、人為的な作業を減らすことで設定ミスを防ぎ、効率的なネットワーク管理が可能となる。これにより、ネットワーク機器の設定変更、バックアップ、ネットワークOSアップデートなどの作業にかかる時間を最大で80%削減できるという。また、設定ファイルを定期的にバックアップすることで常に最新版を保存し、設定ファイルの簡単な比較や設定ファイルの復元が可能なほか、ネットワークOSの取得・配布や、全機能のジョブ・スケジューリングにも対応している。そのほか、コンプライアンス機能として、運用ポリシーに違反している設定ファイルを複数台一括でチェックし、証跡を自動保存する。要望に応じて、Q&Aサービス、設定ファイル管理、デバイス管理、レポーティングを行う運用代行サービス「スタンダードPLUS」も提供可能。
2015年11月06日東芝とGEデジタルは11月4日、産業用機器向けIoT分野で協業を推進していくことに合意し、東芝製の産業用機器においてGEのインダストリアル・インターネットのソフトウェアプラットフォーム「Predix」を活用したパイロットプロジェクトを共同で開始する契約を締結したと発表した。東芝はIoTサービスやソリューションの構築・提供を支えるIoTサービス共通基盤「Toshiba IoT Architecture」において、Predixの導入およびその活用に関する手法を検討。Toshiba IoT Architectureの機能・信頼性強化とサービスを迅速に提供する環境の構築を実現し、産業用機器、社会インフラ機器など東芝が持つ幅広い製品への適用を進めていくとしている。具体的な活動として、両社は東芝製ビル設備を対象としたパイロットプロジェクトを通じて、データ収集・見える化・分析・予測・最適化などによる保守業務の効率化や予防保守の高度化などの実現性についての検証を進めていく。また、東芝のChip to Cloud(C2C)ソリューション、メディアインテリジェンス技術などのIoT関連技術をPredixに導入することを検討するという。
2015年11月04日データライブは、10月27日、ネットワーク機器ベンダーのルーター、イーサーネットスイッチについて、第三者保守サービスを開始すると発表した。同社は2009年から、保守期限切れサーバー(EOSL/EOLサーバー)保守・リペアサービス事業を開始しており、独自の保守技術開発体制とサービス体制を構築し、現在まで累計約5,000社と契約しているという。今回のネットワーク機器の第三者保守サービスは、これまでに培ったサーバー第三者保守のノウハウを活用し行うもので、コンフィグ設定サービス、サイトスペアサービス(仮)もあわせてスタートする。同社では、エンジニアが顧客のシステム構成をヒアリングした上で、同等システムを社内に別途構築することにより保守の検証や手順の構築を行う。また、保守に使用する部材についても、独自の調達網により、マルチベンダーかつ幅広い世代の部材を調達することが可能だという。また、予め拠点(ユーザー指定場所)にスペアパーツを配置する、データライブ独自の「サイトスペアサービス」を提供する。
2015年10月28日矢野経済研究所は10月21日、国内のセルフケア健康機器市場の調査を実施し、その結果を発表した。調査は、2015年6月~9月に、セルフケア健康機器市場に参入している企業や関連団体などに対して、同社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、ならびに文献調査などを併用して行ったもの。本調査におけるセルフケア健康機器市場とは、家庭用の健康管理機器、フィットネス機器、健康回復機器、健康治療機器などを対象とし、主な機器として健康管理機器では「電子血圧計」「電子体温計」「体重体組成計」「尿糖計」「心電計・心拍計」「歩数計・活動量計」。フィットネス機器では各種機器(トレッドミル、ステッパー、エアロバイク、など)、健康回復機器では「マッサージチェア」「フットマッサージャー」「ハンディマッサージャー」「フェイスケア」。健康治療機器では「電位治療器」「低周波治療器」「吸入器」である。なお、医療施設やスポーツクラブなどにおける業務用機器は含まない。調査の結果、2014年の国内におけるセルフケア健康機器の市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比3.2%増の2,295億4,000万円と推計されている。価格競争や消費税引き上げによる個人消費の低迷が売上伸長に影響したものの、市場全体としては微増傾向で推移。2015年におけるセルフケア健康機器の市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比2.0%増の2,341億8,000万円を予測している。また、歩数計、活動量計などの健康管理機器を中心に、データ管理をスマートフォンアプリ上で行う製品展開が広がっているという。その他には、ロコモティブシンドローム(運動器症候群「ロコモ」)の予防を主目的とした情報発信や、従業員50人以上の事業所に対して、12月から義務化されるストレスチェック制度と関連づけた製品開発なども一部で見られるとしている。さらに、健康長寿社会の実現を目的に、地域の住民を対象とした自治体によるセルフケアプログラムが全国各地で展開。健康への取り組みを数値化し、達成度に応じて商品券や地域通貨などに交換する形が一般的な内容となっているが、活動量計などの継続的な利用を促す新しい製品普及モデルとして、セルフケア関連機器メーカーが注力しているとしている。
2015年10月23日CEVAは、低消費電力の組込機器における機械学習開発を効率化できるリアルタイム・ニューラルネットワークソフトウェアフレームワーク「CEVA Deep Neural Network(CDNN)」を発表した。CDNNは、同社のイメージ&ビジョンDSP「CEVA-XM4」を活用することで、GPUを用いたシステム比で、1/30の消費電力、1/15のメモリバンド幅で3倍高速に深層学習作業を実行することが可能だという。また、こうした高性能、省電力、低メモリバンド幅を実現は「CEVA Network Generator」という技術で実現しているとする。これはカスタマ側で生成した複雑なネットワーク構造および重みを、リアルタイム・システムで必要とされる少容量かつ最適化されたものに変換することを可能とするもので、その認識精度はオリジナルのネットワーク比で99%以上を達成しているとする。なおCDNNのソフトウェフレームワークは、CEVA-XM4の既存のADK(Application Developer Kit)を拡張する形で、ソースコードで提供される。同ADKはフレキシブルなモジュラーで、完全なCNN実装と特定レイヤの両方に対し柔軟に対応できるほか、イメージ分類、ローカライゼーション、物体認識のためのリアルタイム・サンプル・モデルを装備しているため、物体認識、シーン認識、先進運転支援システム(ADAS)、人工知能(AI)、ビデオ解析、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)などのコンピュータ・ビジョン・アプリケーションで利用することが可能だという。
2015年10月23日ネットギアジャパンは10月1日、グリーンハウスとNETGEAR製品におけるネットワーク周辺機器の販売契約を締結したと発表した。グリーンハウスはコンピュータ周辺機器、デジタルAV 機器などの開発・製造・販売するメーカー。同社は、NETGEAR製品を新たにラインナップに加え、市場における経験とネットワークを活用して販売活動を開始する。
2015年10月01日サンコーは24日、USB機器の電流と電圧をチェックするUSBチェッカー「パワーメーター」を発売した。サンコーレアモノショップでの直販価格は税込980円。パワーメーターは、USBの電圧(V)と電流(A)を計測してデジタル表示するチェッカー。本体のUSB A(オス)コネクタをPCのUSBポートやUSB-ACアダプタに接続し、本体のUSB A(メス)コネクタにはスマートフォンなどのUSB機器をつなぐ。接続後はすぐに計測が始まり、USB給電(ホスト)側からの供給電圧と電流を、約2秒ごとに切り替えながら表示。例えば、スマートフォンに対する急速充電の可否や、ホスト側USBポートの故障判定(出力電圧が0)などに利用できる。測定範囲は電圧が3.5Vから6V、電流が最大4A。本体サイズはW65×H22×D14m、重量は14g。
2015年09月25日IDC Japanは9月2日、国内コピー/プリント関連機器(レーザー機器、インクジェット機器、LFP:Large Format Printer、スキャナー)の市場動向、およびページボリュームの動向を発表した。これによると、2014年の国内コピー/プリント関連機器の総売上額は8,930億円(前年比成長率マイナス0.3%)。また、2014年における国内ページボリュームは、3,460億ページ(前年比成長率2.7%)。IDCでは、国内コピー/プリント関連機器市場の2014年~2019年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)をマイナス0.9%、2019年の市場規模を8,520億円と予測。また、国内ページボリュームの2014年~2019年のCAGRを0.8%、2019年には3,600億ページになると予測している。国内コピー/プリント関連市場における2014年の売上額の中では、レーザーMFP(Multi Function Peripheral/複合機:プリンタ機能に加え、コピー機能、FAX機能、スキャナー機能のいずれかを備えた機器)が6,740億円(前年比成長率0.4%)と、最も大きな比率を占めるという。次いで、インクジェット機器の1,000億円(同マイナス3.2%)、レーザープリンタの810億円(同マイナス0.7%)が続く。LFPは310億円(同マイナス0.9%)、スキャナーは70億円(同マイナス13.1%)の売上規模があるとしている。IDCでは、各機器の2014年~2019年のCAGRを、それぞれ、レーザーMFPがマイナス0.4%、レーザープリンタはマイナス5.6%、インクジェット機器はマイナス1.4%、LFPはマイナス0.8%、スキャナーはマイナス2.9%と、全ての機器においてマイナス成長を予測している。2014年のページボリュームの内訳は、レーザーMFPからの出力が1,980億ページ(構成比57.1%)、レーザープリンタは1,140億ページ(構成比32.8%)、インクジェット機器は350億ページ(構成比10.1%)。ページボリューム全体の90%程度をレーザー機器からの出力が占める結果に。最大の構成比を持つレーザーMFPの中では、A3カラーレーザーMFPからの出力が全体の73.7%を占める。IDCでは、A3カラーレーザーMFPにおいて今後高速化が進み、45~69ppmの高速A3カラーレーザーMFPからの出力が占める割合が増加し、2019年にはA3カラーレーザーMFPからの出力の65.4%を占めるようになると予測している。IDC Japanの石田英次氏は「国内コピー/プリント関連機器市場は、マイナス成長が予測される。ページボリュームは微増が期待されるものの、国内コピー/プリント産業全体が縮小傾向にあることは明らかで、ベンダーは、ページボリュームの維持が予測されているこの5年間に、産業構造の変革に積極的に取り組む必要がある」と分析している。
2015年09月03日パナソニックは19日、熱や電磁ノイズへの対策に適したシート素材「電磁ノイズ抑制・熱拡散一体シート」の開発を発表した。モバイル端末や車載機器、産業機器など幅広い分野での展開を見込み、9月からサンプル出荷を開始する。薄いだけでなく柔軟性も高く、電子機器の内部、狭い空間での使用に適している。500MHzから6GHzまでの電磁ノイズ抑制効果をもち、導入することで各種機器の誤動作防止や電波干渉防止に役立つとしている。高熱を拡散する特性をもっており、-40℃~+125℃までの熱対策も行える。開発にあたっては、均質な金属磁性粒子を樹脂中へ高密度に配向分散できる分散・圧縮プロセス技術を採用。これまでは困難だったシートの薄型化と、電磁ノイズ抑制能力の向上を実現した。また、電磁ノイズ抑制効果のある機能性接合層も開発。これを電磁ノイズ抑制シートに付与する一体貼りあわせ技術により、熱拡散特性も向上している。標準品の厚みは75μm / 100μm。熱伝導率は1,600(W/(m・k));a-b面。
2015年08月19日サンワサプライは、接続された機器を自動で検知し、機器に合わせた出力で給電を行う6ポートのUSB充電器「ACA-IP40シリーズ」を発売した。価格はオープンで、同社直営通販サイトの価格は、税込み5,280円。「ACA-IP40シリーズ」は、最大出力10A(50W)の6ポートUSB充電器。様々なUSB機器を急速充電可能にする「Smart USB System」を搭載しており、iPhone、Androidスマートフォン、タブレット、携帯ゲーム機など、機器の種類を問わず急速充電が行えるという。本体サイズ/重量は、幅約26mm×奥行き約70mm×高さ約100mm/約196g。パッケージには脱着可能な1mのACケーブルが付属する。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。
2015年08月16日クレンシュア株式会社HNB Inc.は、海外で人気の美容機器「クレンシュア」についてPLAZAでの販売を開始した。クレンシュアは、韓国生まれの美容機器。韓国で人気のドラックストアーで発売後、1ヶ月で全国400以上の店舗で、「ビューティーデバイス部門」売り上げ1位となった人気商品だ。高品質なのに低価価格が評判で、エステや既存の美容機器初心者でも購入しやすい。日本でも人気がでること間違いなしだ。夏の肌のお手入れに夏の肌トラブルといえば、メラニンが過剰に生成されることが原因の「シミ・ソバカス」や、皮脂の分泌過多による「毛穴の開き」、「にきび」、「化粧くずれ」など多数。夏の肌のお手入れは、女性にとって重要だ。このような夏の肌トラブルを避けるために、最適の美容機器が「クレンシュア」。自宅でエステ気分を味わいながら充実した肌の手入れをすることができる。低価格で購入しやすい今回、PLAZAで取り扱う製品は、「フェイシャルクレンザーRC」と、「ミニイオン導入器Neo-P」。「フェイシャルクレンザーRC」は、6,000円(税抜)、「ミニイオン導入器Neo-P」は、5,000円(税抜)となっており、既存の美容機器に比べると購入しやすい価格帯だ。PLAZA GINZA、ルミネ新宿・横浜・大船ルミネウイング店内のPLAZAにて販売予定。(画像はプレスリリースより)【参考】・高品質なのに低価格、自宅エステに最適韓国で大人気のビューティーデバイス「クレンシュア」。PLAZAでの取り扱いを、7月31日より開始。
2015年08月03日ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK Japan)は31日、ハイレゾオーディオ機器の家電量販店における販売動向、および消費者の購入意向に関する調査を実施し、その結果を発表した。調査によると、2015年上半期(1~6月)のハイレゾオーディオ機器販売金額は、前年同期比で1.4倍、前々年同期比で3.8倍を記録。ハイレゾ対応機器の発売数とハイレゾ配信曲がともに増加したことが要因で、右肩上がりに拡大した。しかしオーディオ機器全体に占めるハイレゾ対応機器の構成比は数量ベースで2%、金額ベースで12%にとどまっており、拡大の余地を残している。製品カテゴリ別に見ると、金額構成比が最も高いのは携帯音楽プレーヤー(46%)。2013年下半期に、2万円台と手の出しやすい価格帯の製品が登場したことで火がつき、2015年上半期は数量が同期比1.4倍、金額が1.3倍となった。次に構成比が高いステレオヘッドホンは、2014年にハイレゾ対応機が多く発表されたことでラインナップが1.6倍に増加した。これに伴い2015年上半期は、販売数が前年比2.9倍、販売額が前年比2.3倍に到達。ステレオヘッドホンは、スマートフォンなどオーディオ機器以外のデバイスとも併用されるため、構成比は今後も拡大が見込まれるとしている。
2015年07月31日オムロンは7月30日、米モーション制御機器メーカー・デルタ タウ データ システムズ(DT)を買収すると発表した。なお、株式の取得は9月初旬に完了する見込み。DTは、モーション制御に特化したコントローラーの専業メーカー。高水準のモーション制御を可能とするコントローラー「PMAC」を開発、製造・販売しており、米韓を中心とする半導体・液晶ディスプレイ製造装置や、工作機、包装機メーカーに提供している。オムロンは「製造装置を駆動させるモーション制御分野における技術開発力とエンジニアリング力の強化を図るとともに、両社の製品・技術を組み合わせた最適なモーション制御ソリューションを、両社の販売網を通じてグローバルに提供していきます。」とコメントしている。
2015年07月31日