パナソニックは12月1日、「今年は自分にプレゼント」プロジェクトを開始した。家中に持ち運んで使用できるテレビ「プライベート・ビエラ」を、1年間がんばったごほうびとして女性に提案するプロジェクトだ。同日、東京都・渋谷で開催されたオープニングイベントには、女優・綾瀬はるかさんと本物のトナカイが登場した。○今年1年、がんばった自分にごほうびをあげたい!プライベート・ビエラとは、家中に持ち運んで使用できる小型の液晶テレビ。背面には取っ手を備えている。お風呂やキッチンなどの水回りでもテレビを見られるように、防水性能も持つ。このたびのプロジェクトでは、仕事にプライベートにがんばる女性に向けて、自分へのごほうびとしてプライベート・ビエラを提案する。プロジェクト開始に先がけて、パナソニックは25~39歳の女性400名に「年末消費に関する意識調査」を実施。調査結果によると、今年仕事が「忙しかった」と回答した女性のうち、94%が「がんばった自分にごほうびをあげたい」と答えた。ごほうびとしてどんなものが欲しいか、と尋ねると、54%の女性が「家電など家の中を充実させるもの」と回答。また、仕事で忙しい女性が「自宅でしたいけどできていないこと」として挙げたのは、「テレビを見る(録画含む)」が1位で53.8%となった。時間を有効活用できるアイテムとして「家じゅうどこでも見られるテレビがほしい」と回答したのは65.7%に上る。これらの調査結果をふまえて、パナソニックは綾瀬はるかさんを起用したこのたびのプロジェクト「今年は自分にプレゼント」を実施するに至った。家事の合間や入浴中にテレビを楽しめるプライベート・ビエラを、1年間がんばった自分へのごほうびとして提案する。パナソニック コミュニケーショングループ プランニングチーム 美濃部愛理氏は、「女性が活躍している今だからこそ、がんばった女性にプライベート・ビエラを手にとってみてほしい」と語った。○渋谷の街に本物のトナカイが登場!プライベート・ビエラのアンバサダーを務めるのは女優の綾瀬はるかさん。オープニングイベントには、本物のトナカイが引くソリに乗って登場した。赤いダッフルコートに身を包み、クリスマスムードたっぷりの服装だ。トナカイは、このイベントのために北海道の牧場からやってきた「ルドルフ」くん。「今年は自分にプレゼント」プロジェクトによって、渋谷の街頭で流される映像は全部で7種類。一般の女性に「今年がんばったことは?」をテーマに街頭インタビューを行う様子が流れる。自身も"がんばった女性"である綾瀬さんは、「健やかに過ごせた」自分にプレゼントしたい、と回答した。疲れたり、悲しくなったりしても、前向きに仕事に打ち込むことができた自分にごほうびをあげたいとのことだ。実際にプライベート・ビエラを自宅で使用している綾瀬さんは、家中のいろんなところで使用できるのが気に入っているそう。プライベート・ビエラがあると、何かをしながらテレビを見られて充実した時間を過ごせる、と語った。防水性能のおかげで「お風呂で何回もボチャン、としているのですが、本当に大丈夫なんです」と話した。全国のがんばる女性へのメッセージを求められると、「忙しい日々でも充実した時間を過ごせるよう、プライベート・ビエラを使ってみてほしい」とコメントした。綾瀬さんの登場するポスターや限定映像は、東京都・渋谷のスクランブル交差点周辺にある合計11面の屋外広告ボードなどで見られる。JR山手線にはラッピング車両も登場する予定だ。
2014年12月01日お風呂でもキッチンでも、どこでもいつでも家じゅうでテレビが観られるポータブルテレビ「プライベート・ビエラ UN-JL15T3/UN-JL10T3」のタッチ&トライイベントが、大阪・梅田のBIGMAN前で22~23日にかけて開催された。同イベントはプライベート・ビエラの防水性能や使い勝手を実際に触れて確かめられるという内容で、待ち合わせスポットとして人通りの多い場所柄か、多くの人で賑わった。プライベート・ビエラ UN-JL15T3/UN-JL10T3は、テレビチューナーを内蔵したHDDレコーダーにテレビ線を接続し、無線LAN経由でモニター側にテレビ映像を配信するポータブルテレビ。2つの無線LAN用アンテナを搭載し、自動的に転送レートを圧縮する機能を備えているため、壁が厚いい室内や閉め切った浴室でも安定してテレビ番組を受信できる。チューナーとモニターは無線で接続されるため、モニターを自由に移動させてテレビを視聴できる点が特徴。防水性能を備えたモニターを採用しているので、お風呂に入りながらテレビを観る、といった使い方にも対応できるようになっている。放送中のテレビ番組を観るだけでなく、番組録画にも対応。本体には500GBのHDDを内蔵し、最長約675時間の録画が可能で、もちろん録画した番組も、モニター側の操作で視聴することができる。今回のタッチ&トライイベントでは、実際にシャワーに当てながら映像を再生しているプライベート・ビエラが展示された。15v型、10v型が用意され、実際に触れて、使い勝手を体験できるようになっていた。このほか、人気キャラクター「コップのフチ子」をモチーフにした同製品のオリジナルグッズ「プライベート・ビエラのフチ子」が当たる巨大ガチャも用意されており、大人から子供まで楽しめる内容となっていた。今回のイベントについて、パナソニック プライベート・ビエラ 宣伝担当の美濃部愛理氏は次のように説明する。まだ製品をよく知らないお客様も多く、今回のイベントで初めて製品の存在を知ったという人もいたという。また、製品を知っている人でも、今回初めて実機を体験したという人もいたそうだ。「すぐに欲しい」という参加者も多く、手応えを感じているそうだ。続いて、プライベート・ビエラの機能面の特長についても伺ったので紹介しよう。まず「お風呂でテレビを観る」だけであれば、他のタブレット製品でも可能だが、プライベート・ビエラは、“簡単操作“という点で差別化を図ったという。「同じタッチパネルである銀行のATMのように、年配の方でもすぐにつかえるように工夫した」(美濃部氏)とのことで、プライベート・ビエラで初めてテレビの録画ができた、という年配の女性もいたそうだ。このほか、防水性能もこだわっている。濡れた手で操作したり水しぶきがかかったりすることを想定した設計になっており、これらの状況でも誤タッチしづらいよう配慮している。さらに、「中性洗剤で洗ったり、入浴剤入りのお風呂で利用しても大丈夫(推奨品に限る)」とのことだ。なお、プライベート・ビエラは女性人気が高いそうだ。同製品を利用する女性ユーザーは、お風呂につかりながらゆっくりと録画番組を視聴したり、料理中にテレビを観たり、通勤前に支度をしながら朝のニュース番組を観たり、といった使い方をしているそうで、小型の10v型が選ばれているそうだ。一方、男性の利用シーンとしては、「子供がリビングのテレビを占領している時」や「夜中に帰宅した時」などが考えられる。こういった場合は15v型を選んでもよさそうだ。プライベート・ビエラは、現在2週間製品がお試しできる「家じゅうお試しキャンペーン」も実施中。昨年にも同様の施策が実施されており、利用希望者が殺到したとのこと。今年は貸し出し端末数を倍増させて、ニーズに対応できるようにしたという。ちなみにこの施策は日本アドバタイザーズ協会の広告論文賞を受賞したそうだ。なお、今回のタッチ&トライイベントは、11月26日から27日まで、東京・JR品川駅構内でも実施される。このほか、東京と大阪の一部の路線でタレントの綾瀬はるかを起用した電車ジャックも行われている。
2014年11月26日