小学4年生の娘のクラスで、自主学習を競い合った様子。みんなの頑張りに驚いた話です!■皆どうやって勉強しているのケタが違う(リアルに)クラスで「1週間どんだけ自主学習をやっているか」っていう対抗戦があったんだって(チーム戦と個人戦)。みんなすごいがんばったらしくて、こまめも毎日一生懸命勉強してたんだよ。で、見事4位になったらしいんだけど、1~3位の人の勉強量がすごかった(笑)。どうやって勉強してるんだろうな(もちろん枚数だけが判断基準じゃないと思うけど、がんばったことには変わりないもんね)。とはいえ、こまめもすごくがんばったと思うので、いっぱい褒めてあげたいです。
2022年06月11日息子が通う小学校では、4年生の2学期から「自学」が始まりました。「自学」という言葉に馴染みがない私の頭の中はクエスチョンマークだらけでしたが、息子は「興味があることとか、気になったことを調べて書くんだって!」とワクワクの様子。何を書くのかなと思っていたら、PCの前に座ること数十分、記念すべき「自学」第1回目は大好きなカファレル(イタリアのチョコレートメーカー)についてでした。私が予想していた「自学」とは自主学習で、例えば、漢字の成り立ちを調べたり、計算ドリルの苦手な部分を復習したりと勉強に関することばかり。「カファレル」には思わず笑ってしまいましたが、息子は初めての「自学」の出来ばえに大満足の様子です。それから、毎日のように「自学」に取り組むようになりました。「自学」を通して見えてきた「好き」と「成長」毎日の息子の「自学」を見ていると、そのほとんどは「食べ物」と「アメリカ」に関することばかり。「え?そんなこと調べたの!」とついつい笑ってしまいます。でも、皿洗いをしてうまくいかなかった翌日には、「皿洗いのコツ」を調べたり、当時流行っていたラグビーを見て、ハカやラグビーのポジションについて調べたりと、今までまったく興味がなかったことにも興味をもつようになりました。低学年からでも取り組める「自学」息子のおもしろ自学を見ても、おわかりいただける通り、低学年からでも「興味があること、好きなこと」をポイントに、「自学」は取り組めます。・好きな生き物を図鑑で調べて、絵を描き、その生き物の特徴を調べる・好きなキャラクターをもとに、自分でキャラクターを作ってみる・家族ひとりひとり(ペットも含む)の絵を描いて、紹介文を作る・先生をじっくりと観察して、観察日記を書く・うそうそ日記を書いてみる(最後に「うそだよ」としっかり書くこと)漢字練習や、国旗を調べたりも興味があれば楽しいかと思いますが、低学年の子どもにも「おもしろそう!」と思えるネタを提供してあげると、よりやる気が出ると思います。「自学」は自由研究にも大活躍!「自学」で子どもの興味があることが分かれば、その興味は自由研究にも活かせます。やり方は「自学」の延長なので、気負わずに取り組めるのも嬉しいところです。1.最初に研究(興味があること)のタイトル(めあて)を書く2.どうしてその研究を選んだかを書く3.その研究に使った材料や、それを使ってどうやって調べたかを書く4.結果から分かったことを書く5.最後に自分の考えを書く低学年であれば、まとめ方も上記のようにシンプルなもので十分です。学年とクラス、名前を書くのも忘れずに!子どもはおもしろいことを考えつく天才だなといつも思いますが、息子は「自学」が始まってから、発想力がより豊かになった気がします。5年生になった今は料理のレシピを考えたり、近未来のアメリカを舞台にした小説を書いてみたりと、「自学」を通して、さらに興味の幅が広がりました。子どもたちが大人になったときに生きていく力をつけてくれる「自学」、親も積極的に関わって、たっぷりと楽しませてもらいましょう!<文・写真:ライター稲井華子>
2020年08月03日