もうすぐ梅雨に入り、おでかけする場所にも悩む季節ですね。でも、この時期だからこそ見られる季節の花といえば、あじさい! 今回は、都内近郊からも気軽に行ける箱根から、登山電車や人気観光エリアで散策しながら楽しめるあじさいの名所をご紹介します。■車窓に飛び込んでくるあじさいに感動!まず外せないのは、電車に乗りながら窓の外のあじさいの絶景が楽しめる、箱根名物「あじさい電車」。箱根の玄関口である箱根湯本駅と、終点の強羅駅を行き来する人気の乗りもの「箱根登山電車」のあじさいの咲く期間の愛称でもあります。例年、6月中旬から開花を迎えるあじさいは、登山電車の各地点の標高とともに見ごろも変わり、7月中旬まで楽しむことが可能。地点によっては車窓から手が届きそうなほど間近に花が咲く箇所もあり、とくにおすすめの見どころでは列車をゆっくり走らせてくれるうれしい計らいも。昼にじっくりあじさいを眺めるのもいいですが、ライトアップされた幻想的なあじさいが見られる夜間のあじさい電車もおすすめ。18:30を過ぎ、あたりが暗くなってくると沿線7ヵ所で光が照らされ、昼とはまた違った雰囲気のあじさいを見ることができます。夜間は、全席指定席の特別列車「夜のあじさい号」の運行も。2014年の運行期間は6月21日(土)~7月6日(日)。ライトアップ箇所では車内の照明を落としてくれたり、記念撮影の時間も設けてくれたりするなど、あじさいの美景をより楽しみたい方にぴったり! 毎年人気の列車なので予約はぜひお早めに。■ご利益もいただけちゃう、あじさい神社&お寺へそのほかにも箱根には、アジサイの名所がたくさん! たとえば、箱根登山電車の塔ノ沢駅ホームのすぐ横にある、「深澤銭洗弁財天」。駅構内から参拝することができ、池に引かれた清流でお金を洗うと、金運や良縁などの福徳が。同じく塔ノ沢駅から歩いて約30分の場所に位置する「阿弥陀寺」も通称あじさい寺と呼ばれ6月下旬~7月中旬にかけて約3000株のあじさいが彩る散策道が見事です。あじさいを眺めながらご利益までいただける、あじさい電車の途中下車さんぽにもおすすめのスポットです。■あじさいの小道を散策したら、おしゃれな雑貨&足湯カフェへ老舗のクラシックホテルやレトロな町並み散策が楽しめる宮ノ下エリア。箱根登山電車の「宮ノ下駅」下車すぐの小道にも、あじさいがきれいに植えられた場所があります。開花時期の夜にはライトアップすることもあるのでぜひ立ち寄ってみて。宮ノ下には個性的なショップがたくさんありますが、なかでもおすすめなのが江戸時代創業の名門・奈良屋旅館がカフェ&ギャラリーとして展開している「NARAYA CAFE」。こだわりのパンやスイーツをいただけるほか、併設の雑貨店もレベルが高く、店の前にある足湯も人気。あじさい鑑賞の帰りにぜひひと休みしていきたい一軒です。箱根登山電車 あじさい電車 公式サイト 深澤銭洗弁財天箱根町塔ノ沢(箱根登山電車塔ノ沢駅下車すぐ)阿弥陀寺箱根町塔ノ沢24(箱根登山電車塔ノ沢駅から徒歩約30分)NARAYA CAFE 公式サイト 「旅で元気になる」をコンセプトにしたガイドブックシリーズ、『地球の歩き方Cheers!』。『地球の歩き方Cheers! 箱根・芦ノ湖2015』では、今回ご紹介したあじさいスポットの詳細情報がすべて付録のマップに記載!あじさいをはじめとした季節ごとのお楽しみ情報はもちろん、地元ウォッチャーおすすめの富士山ビュースポットや最強パワスポと話題の箱根三社巡りなど、旬の箱根を楽しむテーマが満載です。今回ご紹介した箱根登山電車を含め、箱根ロープウェイや箱根海賊船など「乗りもので楽しむ絶景さんぽ」の特集も絶対チェックして! ▼『地球の歩き方Cheers!箱根・芦ノ湖2015』の詳しい内容はこちらをチェック 公式サイト
2014年05月30日あずき一筋の老舗「花園万頭」は、あずきを専門とする新感覚の和カフェを東京駅前・新丸ビル地下1階に新規開店。従来は門外不出だった「釜出しぬれ甘なつと」を一般向けに初めて提供する。「釜出しぬれ甘なつと」は、花園万頭の代表銘菓「ぬれ甘なつと」の製造過程で出来上がる、製造現場でも極めて限られた者が知るだけの甘味。北海道産あかね大納言小豆と本グラニュー糖、水あめのみを使用し、職人が4日間みつ漬けして仕上げる「ぬれ甘なつと」よりも風味の維持が難しいため、今までは一般に知られることはなかった。新規出店する「和カフェあんと」では、おいしさを保ちながら提供できる体制を整えるとともに、もっとも美味しく食べられるメニューも開発。舌にとろける食感と、炊き出しのあずきの風味を存分に楽しめる。新規開店は7月30日11:00。店舗の詳細情報やメニュー等は「和カフェあんと」で確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日沖縄で、夢に向かう若者たちを応援すべく設立された音楽スタジオ「あじさい音楽村」の実話を映画化した『天国からのエール』の主題歌を、実際にこのあじさい音楽村の出身のガールズバンド、「ステレオポニー」が歌うことが決定した。地元の高校生たちがバンドの練習ができる場所がないことを知り、地元で弁当屋を営む仲宗根陽(なかそねひかる)さんが借金をしてまで作り上げた無料のスタジオがあじさい音楽村。映画では、仲宗根さんをモデルにした主人公・大城陽に阿部寛が扮し、病に冒されながらも、彼が若者たちを熱く応援し、夢を追うことの大切さを伝え続ける姿が描かれる。2008年にメジャーデビューを果たし、2009年2月に発売したセカンドシングル「泪のムコウ」がオリコン週間シングルランキングで初登場第2位を記録するなど、ガールズバンドとして脚光を浴びるステレオポニー。メンバーのNOHANA(ベース)は中学生の頃に県外から沖縄の高校を受験し、仲宗根さんが身元引受人となり、彼の元で練習を積んだ。あじさい音楽村のライヴの常連だったヴォーカルのAIMIは仲宗根さんにスカウトされ、彼女のクラスメイトのSHIHO(ドラム)を加え、あじさい音楽村でステレオポニーは結成された。今回、『天国からのエール』の主題歌となる楽曲は、亡くなられた仲宗根さんへの言葉にならない感謝の思いを込めて書き下ろした「ありがとう」。嘘のないありのままの言葉、切なくも力強さにあふれるメロディが映画のエンディングに“真実の感動”を与える。ステレオポニーからは「私たちステレオポニーの人生を変えてくれ、『音楽』という夢を与えてくれたのがニイニイ(=仲宗根さん)です。この映画を観て、ニイニイに対する感謝の気持ちがまた涙となって溢れました。『天国からのエール』という作品が現実と向き合う機会をくれて、私たちが本当にニイニイに伝えたかったことをそのまま曲にしました。ちゃんと言葉にできたのか私たちにもまだ分からないけど、それでもこの曲をニイニイが空の上で聴いてくれて、きっと笑っているんじゃないかなって信じています」と楽曲に込めた気持ちを明かす。また熊澤誓人監督は「大切な人を想う気持ちが溢れている彼女たちのまっすぐな歌声が自然と胸に響き渡り、いとおしさや優しさで涙がこぼれてしまう。エンディング曲という範囲を飛び越えて、もはやひとつのシーンとなっている」と絶賛。夢の大切さを熱く語った仲宗根さんの思いは、彼が亡くなっても残り続ける。それがこの主題歌で改めて証明されるはずだ。『天国からのエール』は現在開催中の沖縄国際映画祭で上映され、10月に全国にて公開される。特集「よしもと芸人が贈る!沖縄国際映画祭2011」■関連作品:天国からのエール 2011年10月より全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会■関連記事:桜庭ななみのバンド仲間が明らかに!『天国からのエール』に矢野聖人ら期待の新鋭阿部寛の最新作『天国からのエール』が沖縄で撮影開始!ミムラ、桜庭ななみら出演
2011年03月25日