これまでさまざまな顔合わせで舞台にも積極的に取り組んできた竹中直人が、脚本家で演出家でもある倉持裕に惚れこみ、タッグを組んだのが“直人と倉持の会”だ。その第2弾である『磁場』は、竹中のほか渡部豪太、大空祐飛、長谷川朝晴、黒田大輔、玉置孝匡、菅原永二、田口トモロヲという、意外にも竹中と初共演だったり、倉持と初顔合わせだったりするメンバーが多数の新鮮味あるキャストが揃った。今回は映画や演劇の業界の裏側を描いたバックステージもので、登場人物たちのパワーバランス、ヒリヒリする感情の揺らぎを楽しめる心理サスペンス劇となる。その初日を約10日後に控え、着々と準備が進む稽古場を訪れてみた。直人と倉持の会 VOL.2『磁場』 チケット情報舞台となるのは都内にある高級ホテルの33階にあるスイートルームで、物語はこの部屋の中、ワンシチュエーションで進行していく。“マコト・ヒライ”という芸術家に関する映画のシナリオを執筆するためにここに“缶詰”になっている若手脚本家・柳井。彼が監督・黒須、プロデューサー・飯室と打ち合わせをしているところに、映画の出資者・加賀谷がやってくるところから物語は始まる。その芸術家に心酔しているためスポンサーになったという加賀谷を、竹中は高めのテンション、圧倒的な存在感で熱演、怪演。渡部はナイーブそうな青年・柳井を、長谷川は調子のいいプロデューサーを軽妙に、田口はこだわりが深そうなクセもの風の監督をそれぞれ演じ、そこに相手によって急に横柄な態度になる秘書・赤沢役の菅原、少々トボけた味のあるホテルの客室係・時田役の玉置も加わり、スリリングに変化していく人間関係の中にも笑いの要素がしっかりと足されていく。さらにクライマックスシーン直前の稽古では柳井と、彼のアシスタントとして呼ばれた劇団員・姫野、加賀谷が映画に出演させようと目論む女優・椿とのやりとりが印象的だった。今回、紅一点の大空が演じる椿は常にミステリアスな雰囲気が漂っているキャラクターで、女優が女優を演じるという妙もある。また、柳井と姫野との会話のニュアンスがこの時点ではまだ渡部と黒田も手探り中の様子で、2~3分のセリフの応酬が「もう一回」「はい、ではもう一回」という倉持の声に合わせて何度も繰り返されていた。この微妙な感情をどう表現するかについては、その場面には出ていない竹中が一緒になって柳井のセリフを発してみたりしながら熱心にアドバイスする姿も。淡々と静かに場面を重ねていきながら、笑い声も頻繁に巻き起こる活気ある稽古場だった。倉持ならではのイキイキとしたセリフが味わえる上質の会話劇でもあり、その物語の行方には観る側の心理がかなり揺さぶられそうだ。東京公演は下北沢・本多劇場にて2016年12月11日(日)から25日(日)まで。その後、大阪、島根、愛知、神奈川でも公演あり。取材・文/田中里津子
2016年12月07日俳優の竹中直人が、フジテレビ系月9ドラマ『カインとアベル』(毎週月曜21:00~21:54)に、7日放送の第4話からレギュラー出演することが5日、明らかになった。同作は、旧約聖書に登場する神話を現代の東京に置き換え、主演のHey! Say! JUMP・山田涼介演じる優と、桐谷健太演じる兄・隆一を中心に「兄弟の確執」「愛への渇望」「父に認められたい」というテーマで繰り広げられるストーリー。竹中は、優と隆一の叔母(南果歩)の婚約者・黒沢幸助役で登場。黒沢は、アジアを中心に活動する個人投資家で、見るからに詐欺師のような怪しい風貌のキャラクターだ。今作で、竹中は7作目の月9レギュラー出演。「こんなボクをそんなに呼んでくださってるなんて! 今後ともよろしく頼むぜ、月9! 愛してるぜ! 月9!」と喜びながら、初共演となる山田については「真面目で柔らかそうな好青年に見えるけど…、きっとこいつはアナーキーな精神を持ち合わせているに違いない!と思ったぜ」と印象を語る。その山田は、竹中について「テレビで見ていたイメージは、"明るくておちゃらけた人"という感じ」だったそうだが、「"カッコよくてどこかうさんくさい竹中さん"が見られる」と印象が変化。「第4話から竹中さんとタッグを組み、物語の大事なシーンを紡ぎ上げていきますので、僕と竹中さんのやり取りにも注目してもらえれば」と見どころを語っている。
2016年11月05日竹中直人と作・演出家の倉持裕による演劇ユニット「直人と倉持の会」が、3年ぶりに第2弾を上演する。第1弾では女優たちに囲まれて悩める男を演じた竹中だが、今回は、実力も個性も兼ね備えた男優たちと対峙。そこに紅一点で元宝塚トップスターの大空祐飛が登場する。タイトルは『磁場』。このユニークな顔合わせでふたりはどんな芝居を企むのか。【チケット情報はこちら】そもそもこのユニットは、竹中が倉持作品に惚れ込んだことから始まった。「倉持さんの作る世界には独特なムードがあって、観客としても演じる側としても、そのなかにいてとても興奮するんです」と竹中。竹中からアプローチを受けた倉持も、「竹中さん発信で始まったものなのでインディペンデントな感じがあって、ご一緒できるのは本当に楽しい」と率直に話す。普段から、一緒に映画を観に行ったり食事をしたりしながら、さまざまな話をしているそうだ。そして、そのなかからふたりでやりたいことを見つけていく。第2弾もそんなふうにスタートした。今回の発想の元となったのは、竹中が好きな映画『フォックスキャッチャー』。竹中に勧められて映画を観た倉持は、「そこに描かれている男の関係が面白くて、自分でも書いてみたいと思った」のだそうだ。そうして出来上がったのが、竹中演じる映画の出資者と若手脚本家を軸にした物語。過大な“期待”を寄せる男と、過剰な“期待”に押しつぶされそうになっていく男が、缶詰になっているホテルの一室で繰り広げる心理サスペンスである。「これまで竹中さんには書いたことのない、悪意を持った役を書きました。相手のために期待するのではなく、期待している自分が大事な男。片や作家も、作品ではなく相手を喜ばせることに夢中になっていく。そこには狂気が感じられると思うんですよね」と倉持。キャストは、若手脚本家に渡部豪太が扮するほか、映画関係者などに長谷川朝晴、菅原永二、田口トモロヲらが顔を揃え、女優役に大空祐飛が抜擢された。「これだけの個性的な人たちがどんなふうに稽古を重ね、変化していくのか。僕はそれがいちばん楽しみなんです」と竹中が言えば、倉持も、「なかなか珍しい組み合わせのキャスティングだと思うので、ほかでは観られない空気が出るんじゃないかと楽しみにしています」と期待する。「稽古を重ねていくなかで何かを感じていく。僕はそういう重なっていく時間が好きなんです」と竹中は言う。ましてや今回は緻密な心理劇である。まさしく重ねた時間だけ、それは面白くなっていくことだろう。公演は12月11日(日)から12月25日(日)まで本多劇場にて。その後大阪、島根、愛知、神奈川を巡演。なお、チケットぴあではインターネット抽選先行プレリザーブを東京公演は9月19日(月・祝)午後11時59分まで、愛知公演は9月28日(水)午前11時まで受付中。取材・文:大内弓子
2016年09月14日俳優の藤木直人が主演を務めるテレビ朝日系スペシャルドラマ『叡古(えいこ)教授の事件簿』が、きょう21日(21:00~23:06)に放送される。門井慶喜氏の原作『東京帝大叡古教授』の時代設定を新たにしてのドラマ化する今作は、藤木演じる"知の巨人"の異名を取る文系の天才で、スマートフォンやパソコンが一切使えないアナログな変人教授・宇野辺叡古(うのべ・えいこ)が主人公。ココリコ・田中直樹演じる警視庁捜査一課のダメ刑事・南波陽人とともに、連続殺人事件に挑んでいく。南波は、捜査一課長・五十嵐修(武田鉄矢)の指示で、母校の帝都大学法学部教授に監修を頼んでいた本が制作中止になったことについて謝罪へ。不本意ながらも大学へ向かった南波は、そこで医学部教授の遺体が発見される事件に遭遇する。不可解な痕跡を残す現場に、南波が会いたかった教授・叡古が「この事件には物語がありそうだ」との言葉とともに登場。その"物語"を読み解こうと立ち上がった叡古は、娘のさくら子(清水富美加)や、助手の阿蘇藤太(白洲迅)と暗号の解明に着手する。一方、南波ら捜査一課は、容疑者として副学長・戸村麻美(浅野ゆう子)ら、被害者と次期学長の座を争っていた大学関係者たちにも目を付けるが、捜査は難航していく。
2016年05月21日俳優の藤木直人が、18日(19:00~20:54)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』(レギュラーは毎週水曜19:00~19:56)の2時間スペシャルに出演し、ファッション雑誌「メンズノンノ」のモデルに選ばれた同級生の存在を明かす。この番組は、ゲストの学生時代の同級生の"今"を調査していくもの。藤木は、高校生の時に「メンズノンノ」のモデルに応募しようとしたが、双子の兄に止められ、諦めた過去があるという。一方で同級生に、同誌のモデルに選ばれたイケメンがいたが、藤木は、文化祭の「ミスター佐倉高校コンテスト」で、その同級生に勝って1位となり、自信をつけてあらためて「メンズノンノ」に応募。最終選考で落ちたものの、これをきっかけに芸能界入りを果たすことになった。番組では、ある意味、藤木の芸能界入りのきっかけを作ったとも言える、この同級生の今を調査。さらに、同じ高校時代、藤木について「横顔はイケてるけど正面がね…」と言っていた、聖子ちゃんカットのかわいい女子同級生についても取材し、彼女が当時の藤木をどう思っていたのか、真相が明らかになる。収録を終えた藤木は「僕自身の高校時代の思い出は、当然僕の主観になっているわけです。ところが、今回は同級生から見た僕というものも知ることができて、僕自身がびっくりしました」と、VTRを見た感想を吐露。自身にとっての懐かしい人の近況が知れて、「すべてが解決しているので、皆さんには見てもらわなくてもいいです(笑)」と大いに満足したようだ。この日の放送では他にも、なぜか「デーモン」と呼ばれていた、俳優・千葉雄大の高校時代の同級生が登場。VTRを通しての再会に、千葉が涙を浮かべる。さらに、俳優・哀川翔の落第の危機を救ったクラスの副委員長、フリーアナウンサー・川田裕美の高校ミスコンでグランプリに選ばれた同級生、長野五輪銅メダリストの岡崎朋美よりもスケートが速かったという同級生も登場する。
2016年05月17日稽古場の一角のワクワクさせる2ショットは、大人計画の皆川猿時さんと荒川良々さん。しかも、ふたりが共演する舞台のタイトルが『あぶない刑事にヨロシク』だ。脚本・演出を手掛けるのは「男子はだまってなさいよ!」でバカバカしい笑いを作り続ける細川徹さん。…で、どっちがタカで、どっちがユージなの?共演のお二人にお話を聞きました。***荒川:皆川さんがユージで僕がタカって聞いてたんですが…台本を見たら関係なくなってました(笑)。皆川:まあ、僕の役は『あぶ刑事』に憧れているっていう設定にはなってるんですけど。荒川:逆に僕は『あぶ刑事』を知らないっていう設定で、皆川さんがビデオを貸してくれるっていう。あと、一応、横浜署の刑事ってことにはなってます(笑)。皆川:そんなふたりが、事件を追ううちケンカしたり仲直りしたり(笑)。荒川:ふたりでお茶して終わり、ってことはないと思います。皆川:まあでも、どこまでいまの台本のままいくか、わからないよね。そもそも細川さんの舞台で稽古初日に台本が上がっているってことが珍しいし。荒川:だからか、稽古2日やって、ちょっと違うなって思ったんでしょうね。3日目の稽古は、稽古着のジャージに着替えて皆でただ雑談だけして、私服に着替えて帰りました。皆川:いつもは台本がないから、稽古序盤は雑談だけして帰る!みないな感じだからね。でも、昨日の雑談でお互いにどんな人かよく知っておくのって、本当に大切なんだなって改めて思ったよ。まあ、普通に稽古した後に居酒屋でやれよって話なんだけど(笑)。でもさ、映画を観ると、今回は明らかに人数が足りてないんじゃないかなあ。荒川:あの映画では、敵が嘘みたいに大勢でてきてましたから。皆川:その状況のなかでふたりきりだから“あぶない”わけで(笑)。荒川:そもそも皆川さんの役は、あぶない目に遭いたくない人なのに…。皆川:あぶない目に遭わないようにしているのに、相棒の荒川君のせいでどんどんあぶない目に遭っていく(笑)。しかし…見事に何も残らない舞台だなぁ。荒川:その何も後に残らないのが細川作品の面白さ。何も考えずに笑えるから、子供でも楽しめるし。皆川:だから頭の中だけで作った台本じゃなく、稽古場での雑談から生まれる面白い何かを大事にしてるんだろうね。でも、そういう笑いって、何が面白いのかわかんなくなっちゃうんだよ。松尾(スズキ)さんや宮藤(官九郎)さんの作品は、ある程度お客さんを突き放した笑いだけど、細川さんのホンは、お客さんを巻き込んでいくタイプの作品だから難しいよね。荒川:お客さんが入ってから完成するようなところはあります。皆川:そういう意味でも、荒川君は頼れる相棒です(笑)。荒川:それはお互いさまです。皆川さんなら、どんな球を投げても返してくれる安心感がありますから。◇みながわ・さるとき(写真左)1971年生まれ、福島県出身。’94年より大人計画に参加。グループ魂の港カヲルとしても活躍。出演映画『TOO YOUNG TO DIE!』が6月25日公開。あらかわ・よしよし1974年生まれ、佐賀県出身。’98年より大人計画に参加。現在、連続ドラマ『重版出来!』(TBS系)に出演中。出演映画『TOO YOUNG TO DIE!』は6月25日公開。◇4月14日(木)~24日(日)下北沢・本多劇場作・演出/細川徹出演/皆川猿時、荒川良々、池津祥子、村杉蝉之介、近藤公園、上川周作、早出明弘、本田ひでゆき(本多兄妹)生演奏/TUCKER前売り・当日5800円ヤング券3500円(22歳以下)大人計画TEL:03・3327・4312(月〜金曜11:00~19:00)※ 『anan』2016年4月20日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ
2016年04月18日演出家・蜷川幸雄がシェイクスピア戯曲37作品の上演を目指す“彩の国シェイクスピア・シリーズ”。その第32弾『尺には尺を』で、藤木直人が初のシェイクスピア舞台に挑むこととなった。昨年、蜷川の演出舞台『海辺のカフカ』に出演し、ロンドンやニューヨークほかを巡るワールドツアーを経験。長いツアーが終わる直前に、本作への出演が決まったという。「尺には尺を」チケット情報「ようやく『海辺~』が終わる……と思っていた時だったので、ツアー最終のソウル公演の千秋楽は「でも、まだ終わらないんだな…。半年後にはもうシェイクスピアの舞台に立っているの!?」という気持ちでした(笑)。お客様の前で演じるのは当然エネルギーがいるし、緊張感もありますけど、何よりも蜷川さんの前で演じるほうが緊張するんですよ(笑)。だから、またあの稽古場の緊張感を味わうのか…って思いましたね」喜劇であると同時に、衝撃的な展開から問題劇とも呼ばれる本作。藤木が演じるのは、侯爵(辻萬長)の代理でウィーンの統治を任された青年アンジェロだ。とくに性道徳について厳しく市井を取り締まるなか、アンジェロは不貞の罪を犯した貴族クローディオに死刑を宣告する。しかしクローディオの妹イザベラ(多部未華子)に恋をしてしまい……。「内容が気になってしまって」という藤木は、上演台本を渡される前に、戯曲を購入して読んでみたそうだ。「400年前の本であって、文化も大きく違い、独特な言い回し…。やっぱり難解というイメージがありました。しかも、その後に上がってきた上演台本が、内容は同じでも表現がことごとく違っていたんですよ(笑)。そこが翻訳劇の難しいところだなと。英語の台詞という正解があるのに、異文化である日本語に置き換えて上演するということ。でも、その挑戦を蜷川さんはずっと続けてきて、いろんな意見を言われながら闘ってきて、世界に認められた。『海辺~』のワールドツアーでは行く先々で熱狂的に迎え入れてもらったんですが、それは蜷川さんのやってきたことの証なんだなと感じましたね」前作と違い、今回は主演として稽古場の中心に立ち、蜷川の指揮を真っ向から受けとめる。「蜷川さんがどのような切り口で演出されるのか、その楽しみはあります。まあ、自分が出ない立場だったらその楽しみだけで済んだんですが(笑)。打たれ弱いんですよね」と苦笑いしつつ、覚悟は決めている。「蜷川さんが『この役を藤木がやってもいい』と言ってくださったのだから、応えるしかない。ハードルは限りなく高いし、逃げ出したくなるようなことが待っているでしょうけど、通過すべき時間なのかなと思います。あまり台詞を“独特で難解”と意識し過ぎず、自分の言葉として発せられるように頑張っていきたいと思います」公演は、5月25日(水)から6月11日(土)埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール、6月17日(金)から19日(日)まで福岡・北九州芸術劇場 大ホール、6月24日(金)から27日(月)大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。チケットは発売中。取材・文:上野紀子
2016年04月11日女優の栗山千明、俳優の竹中直人、タレントの小堺一機がこのほど、都内で行われた、WOWOWの無料放送イベント「TOUCH!WOWOW2015」の特集「ジェームズ・ボンドに愛を込めて」の収録に参加した。「TOUCH!WOWOW2015」は、WOWOWが28日に開催する無料放送イベント。映画『007 スペクター』(12月4日公開)とコラボした同特集では、『007』シリーズ過去作品を放送するほか、キャスト&スタッフの独占インタビューなどを紹介する。番組MCを務める栗山は、ゲストで『007』シリーズファンの竹中、小堺、プロ野球・阪神の金本知憲監督との収録を終え、「緊張したけど、みなさんコアなファンなので色々教えて頂きました。車とか秘密兵器とかにも注目して見てみたい」とにっこり。ボンドの魅力については、「異性というよりも単純に格好良い。エレガントで大人の色気を感じる」と話し、「私みたいに『007』をよく知らない人でも分かりやすく楽しめる内容になりました」とアピールした。一方、初代ボンドのショーン・コネリー版からリアルタイムで見続けてきたという竹中は、「小学生の頃は、外国のスターといったらショーン・コネリー。エロいシーンは母親に目隠しされたりしてましたね」とエピソードを明かしつつ、「(現ボンドの)ダニエル・クレイグがアストン・マーティンの前に立つ姿は、本当に格好良い。『007』なりのボンドの立ち方があるんですよね。今は、ダニエル・クレイグが理想のボンドです」と熱弁。また、シリーズの魅力について、「『007』を知らない人はいない。20世紀のアクションの形を作った作品だと思う。他のアクションと違うのは、スーツで戦うところ。そこが格好良い」と語った小堺。「ボンドは、荒唐無稽な夢物語を見せてくれる憧れの存在」だと言い、「今は格好つけると格好悪いという時代だけど、ボンドは『格好良いだろ!』という仕草をやってくれる。似合わないから真似しないけど、真似したくなるくらい格好良い」と興奮気味に話していた。
2015年11月13日「竹中直人さんと芝居がしたい!」という生瀬勝久さんの熱意でスタートした竹生企画。旗揚げ公演となった、マンションに集う人々を描いた群像劇『ヴィラ・グランデ 青山』から4年。久々の第2弾『ブロッケンの妖怪』は、絵本作家と編集者がアイデアを得るために訪れた島が舞台のホラーコメディ。お二人にお話をうかがいました。* **生瀬:正直、この企画は1回だけで終わっちゃうんだと思っていたんです。そしたら今回、竹中さんのほうから、そろそろやりますかって声をかけていただいたんですよね。僕は、それがうれしくって。竹中:本当はもっと早くできたらと思っていましたが、なんだかんだで4年経ってしまって、ここでやらないと次がないだろうと思って。生瀬:4年って、何かあるのかもしれませんね。オリンピックも4年周期だし。前回のことを忘れるのと、新しいことを始める気持ちになるのと、ちょうどいいサイクルなのかも。竹中:そこはやっぱり、前回が楽しかったからだよね。芝居をしていた時間とか、その時に感じていた風とか、なんだかすごく心地よくて。生瀬:それはうれし~なぁ。竹中:その生瀬さんが、どんな芝居にするかは任せますって言うから、前回同様、脚本・演出を倉持裕さんにお願いしたんです。前回の山田優ちゃん、今回の佐々木希ちゃんと、初舞台の女優さんたちを引っ張り込んでいるのも僕だし。生瀬:僕は、竹中さんと芝居がしたいだけなんで、他のことはお任せしています。竹中:あの、倉持君が描く、世界観が好きでね。生瀬:倉持君の作品って、覗き見のような面白さがあるんですよね。例えば、喫茶店で隣のカップルが喧嘩しだした時の、彼らの素性を知らないからこそ面白がれる、あの感じ。ただ、舞台ではいきなりそれが始まるから、観てる人は、会話を通して得られる情報から必死に状況を理解しようとする。その時点で倉持君の罠に引きずり込まれているんだけど。竹中:演じてる僕自身も、分からないまま演じています(笑)。生瀬:僕もそう(笑)。意味を考えてバランスをとっていくのは、作家であり演出家や監督の仕事であって、俳優は、台本どおりにセリフを言えばいいんですよ。そのほうが現場も波風が立たずに進んでいくし。竹中:僕も、言われるがまま。何も考えずやっています。生瀬:僕、竹中さんの、周りに合わそうとしない芝居が好きなんですよ。時々、本当にすっとぼけた顔をする時があって、それが面白くって。竹中:照れるな(笑)。生瀬君とやってると、想像もできない何かが生まれるような気がします。大体、生瀬君って独特の顔してるでしょ。それが本当に凄くて。しかも今回、そこに希ちゃんが参加するのも面白いし。お人形のような美しさがあるんだ。生瀬:生なのにお人形さんみたいって、それだけで凄いですからね。竹中:希ちゃんってすごい独特で、今回声をかけさせていただきました。前回の山田優ちゃんもそうだけど、舞台馴れしてない女優さんを誘うのって、やっぱり覚悟がいるし、責任も感じるからね。でも、その緊張感っていうのもいいんだよね。生瀬:ぶっちゃけて言うと、竹中さんも僕も、この舞台をやらなくったって、生活はしていける。でも、だからこそ純粋に芝居がやりたくてやってるとも言える。大人の俳優さんがやるいい芝居を、多くの人に観ていただきたいんですよ。竹中:今回はホラーコメディなんで、きっと怖くて笑える舞台になっていると思いますよ(笑)。◇なませ・かつひさ’60年、兵庫県生まれ。11月よりスタートする関東ローカルの深夜ドラマ『危篤スルー』(NTV)に主演。スペシャルドラマ『必殺仕事人2015』の放送も控える。たけなか・なおと’56年、神奈川県生まれ。出演ドラマ『海に降る』(WOWOW)が現在放送中。11月には『びったれ!!!』、12月には『海難1890』と出演映画の公開も相次ぐ。◇とある孤島の洋館を訪れた絵本作家と編集者。彼らの目的は、霧の濃い日にだけ海の上に洋館の影が現れるブロッケン現象の取材。そこに島の住人たちの思惑が絡み合っていく。10月30日(金)~11月1日(日)/北千住・シアター101011月12日(木)~29日(日)/日比谷・シアタークリエ作・演出/倉持裕出演/竹中直人、生瀬勝久、佐々木希、大貫勇輔、安藤聖、田口浩正、高橋惠子全席指定9000円(税込み)東宝テレザーブTEL:03・3201・7777(9:30~17:30)広島、大阪、静岡、名古屋、福岡、鹿児島、鳥取、新潟、岩手、栃木公演あり。※『anan』2015年11月4日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・望月リサ
2015年10月28日個性派俳優、竹中直人と生瀬勝久のふたりによる“竹生企画”第二弾の舞台『ブロッケンの妖怪』の稽古が進行中。開幕まで3週間あまりとなった10月上旬、その稽古場が公開された。【チケット詳細はこちら】4年前の竹生企画第一弾と同じく、人気劇作家の倉持裕が作・演出を手がけるこの舞台。“ホラーコメディ”と銘打たれるだけに、笑いと怪奇が交錯する倉持ワールドと、竹中、生瀬らの無類の個性がいかに絡み合うのか、期待は自ずと高まっていく。静やかな緊張感が漂う稽古場。竹中、生瀬両氏がその通る声で場の空気を牽引しながら、同作が初舞台となる佐々木希を気遣い、さりげなく手引きする場面も見受けられた。舞台は孤島にぽつんと一軒建つ、大きな洋館。竹中演じる絵本作家の打越と、生瀬演じる編集者の黒柳、打越の恋人の桃(安藤聖)は、この島の“ブロッケン現象”──霧の濃い日に洋館の影が霧に映り、海の上にもうひとつの洋館が現れる現象を取材に来た。ここに暮らすのは、高橋惠子、佐々木希が演じる虹子と小真代という母娘。そこに使用人の稲井(大貫勇輔)と生活必需品を運ぶ船乗りの泊(田口浩正)が加わり、役者が揃う。洋館の一室にまず現れたのは竹中と佐々木。見慣れぬ光景に好奇心いっぱいの竹中と、何か秘密がありそうな佐々木。お互いの正体を探りながらの、可笑しなやりとりがひとしきり続く。「会話をするなかで、だんだんに」と、ふたりの接近を促したり、きっかけを定めたりと、倉持の緻密な指示で徐々に物語の焦点が明白に。いっぽうで、互いに一歩もひかない生瀬と安藤の激しい台詞の応酬に、ぐいぐいと引き込まれる。そして高橋が登場、ドラマは一気に動き出す。美しく上品ながら、何か隠しごとがありそうな彼女、良好とは言えない母娘関係、亡き夫のこと、小真代に対する稲井の使用人らしからぬ強気な態度、そして、霧の中に現れたもうひとつの洋館──と、ホラーへと突き進む要素が次々と示される。場面変わって外は嵐に。暴風雨の中、必死に進もうとする大貫の体当たりのダンスでコメディ感は高まるも、打越の行方不明が発覚。虹子は彼らの滞在が約束の期限を過ぎていると苛立ちを見せ、緊迫感は徐々に増していく。黒柳が彼女を問い詰めるも、謎は深まるばかり。打越はどこへ?霧の中に現れるもう一軒の洋館の秘密とは──。実力派強力タッグが紡ぎ出す、手に汗握る展開が期待される。10月30日(金)より11月1日(日)まで東京・シアター1010にて。その後全国各都市で上演予定。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2015年10月21日竹中直人と生瀬勝久がタッグを組む「竹生企画」が4年ぶりに第二弾を放つ。前回に続き倉持裕を作・演出に迎えて挑戦するのは、『ブロッケンの妖怪』なるホラーコメディ。これが初舞台の佐々木希をはじめ、大貫勇輔、安藤聖、田口浩正、高橋惠子らとともに、笑いと怪奇の不思議な世界を作り上げる。超個性派のふたり、今度はどんな激突を見せるのか。舞台『ブロッケンの妖怪』チケット情報そもそもは、「竹中さんの芝居が好きで、憧れの人とぶつかりたかった」という生瀬のラブコールから始まった「竹生企画」。受けて立った竹中にとっても、「お互いに馴れ合いにならず、心地いい緊張感を持って静かに戦えた」場となったそうだ。実際、「もう1回、もう1回と繰り返していくうちに感情が動く瞬間がある稽古が好き」という竹中に対し、生瀬は「繰り返すよりも早く舞台に上げる形を見つけたい」と、ふたりは考え方も異なる。しかし、「違うから良かった」と竹中が言えば、生瀬も「すごく仲良くなったわけでもないんですけど(笑)、竹中さんという存在は唯一無二。絶対またやりたかった」と、さらなるタッグを望むようになったと話す。そうして立ち上がった第二弾は、洋館が1軒だけ建つ孤島が舞台。そこで、ブロッケン現象で霧に映ったもうひとつの洋館が日に日に近づいてくるという物語が展開していく。第一弾に続いて作・演出を担うのは、「あの何とも言えない不思議な世界がたまらなく好き」と竹中が依頼した倉持裕。「今回も演劇でしか表現できない不思議なエンターテインメントになると思う」と生瀬も期待を膨らませる。さらに、「生瀬くんと僕でホラーコメディをやるなんて、『ヴあああ~!』っていう恐怖の顔合戦がすごいことになるんじゃないかと思う(笑)」と竹中が楽しそうに言うと、「僕、そういうテンションを上げることを良しとする先輩たちの考え方が、今すごく大事だと思うんです。ギリギリでやるっていうことがやっぱり美しいと思う」と生瀬が力強く応えた。今回の物語がホラーコメディになったのは、実は、ホラー映画マニアの竹中の声が発端。自分たちで立ち上げた企画だからこそ、何ものにもとらわれず、やってみたいことに、やってみたい人を呼んでトライできる。「とにかくすごい芝居になる予感がする」と竹中。そして、「2回目が勝負。面白いことやってるらしいよと噂になって、3回目を期待してくれる人が増えたら」と生瀬。純粋に、自由に、ふたりの俳優が舞台に取り組む。10月30日(金)より東京・THEATRE1010を皮切りに、全国で公演。取材・文:大内弓子
2015年09月09日映画『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』のヒットを記念して7月29日(水)、日本語吹替の声優を務めた竹中直人と、日本でもにわかに増殖中という“マーベル女子”を代表して南海キャンディーズのしずちゃん(山崎静代)が舞台挨拶に登壇した。アイアンマンが人類の平和のために開発した人工知能ウルトロンが暴走し人類を排除しようと動き出したのに対し、アベンジャーズが地球を守るべく、戦いに身を投じる。「こんなに大きいけど心は乙女です(笑)!」というしずちゃんは「アイアンマン」のTシャツにスカート、手にはアメコミ版のブラック・ウィドウの描かれたクラッチバッグを抱え、すっかり“マーベル女子”のいでたちで登場!女子の視点での本作の魅力について「いきなりのすごいアクションの惹きつけられるし、男同士の友情は女には入れない世界で憧れを感じます。それから肉体美のサービスショットも忘れてないので釘付けです」と熱く語る。「腕の筋肉と血管が特に好き」というしずちゃんだが、特にアベンジャーズのメンバーの中で魅力を感じているのは誰かというと「自分と重ね合わせて、なぜか親近感を感じる」というハルク!「優しい怪物という感じがします」と語る。竹中さんは大ヒットの感想を聞かれ「僕は声だけなので…(笑)」と恐縮しきりだったが、そのヒットの理由や女性からも支持を受けるわけについて「いままでのヒーロー像と違い、陰を背負ってるんですよね。抱えているものが重く、屈折してる。それがエネルギーとなって敵と戦うのが魅力」と分析する。ちなみに2人はこの舞台挨拶が初対面。互いの印象を尋ねると、竹中さんは「声がカワイイ!この低音が…。次回の吹き替えを一緒にやりたいし、芝居もやってみたい。小さな芝居小屋で2人で舞台とかやりたい」とその声に魅了されたよう。しずちゃんは「声を褒められるのは初めてです!いつもは洞窟の奥から聞こえてくるような声と言われるので(苦笑)」と喜び、共演にも乗り気だった。『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年7月4日より全国にて公開(C) Marvel 2015
2015年07月29日シーエス日本は8月、同社が運営するCSチャンネル「日テレプラス ドラマ・アニメ・スポーツ」において、フィギュアスケーター・荒川静香さんがプロデュースするアイスショー「フレンズオンアイス」の2007~2014まで8年間分の公演を一挙放送する。今回の8年間分の公演の放送は、「フレンズオンアイス」が8月に開催されることを記念して行うもの。同イベントは、トリノ五輪金メダリストの荒川静香さんがプロデュースしているもので、毎回趣向を凝らしたグループナンバーが人気となっている。8月8日の23:30に2007年・2008年、26:00に2009年、9日の4:00に2010年を放送予定。8月15日の23:00に2011年、25:30に2012年、16日の4:10に2013年の完全版が楽しめる。8月22日の24:00に2014年の「フレンズオンアイス」完全版を放映する。2015年の公演は9月26日に放映予定とのこと。今回、これまでの公演の中から印象に残ったベストプログラムを、一般から募集する。上位に選ばれたプログラムは、オリジナル番組「10times Anniversary フレンズオンアイス あなたが選ぶベストプログラム」として、10月に放送予定とのこと。投票した人の中から抽選で20名に、荒川静香さん直筆サイン入り4つ切り写真をプレゼントする。投票は8月25日まで、日テレプラス公式サイト内 番組ページにて受け付ける。
2015年07月29日今年、役者デビュー20周年、7月15日(水)にミニアルバム「1989」をリリースし、ドラマ「37.5度の涙」(TBS)に出演するなど活躍を続ける俳優の藤木直人が、思い出の地イギリス・ロンドンで行った舞台「海辺のカフカ」海外公演の裏側に迫る「アナザースカイ」が、本日7月17日(金)に日本テレビにて放送される。映画『花より男子』(’95)でデビュー後、「ナースのお仕事」シリーズ(フジテレビ)や「ホタルノヒカリ」シリーズ(日本テレビ)などから、「おしゃれイズム」のパーソナリティまで、多岐にわたって活躍を続ける藤木さん。今回、藤木さんが訪れたのは、20年前にも訪れた思い出の地、ロンドン。原作・村上春樹、演出・蜷川幸雄、共演に宮沢りえら実力派を据えた舞台「海辺のカフカ」で初の海外公演を経験した。高校2年から“ギター小僧”と呼ばれるほど、音楽にも造詣が深く、その熱い想いを番組MCの今田耕司、瀧本美織に語る藤木さん。ギターの名器と出会い大興奮する姿はもちろん、早稲田大学理工学部を卒業した秀才だけあり得意のルービックキューブで世界チャンピオンと対決したり、自分へのご褒美に○○も購入したりと、俳優・藤木直人とはひと味違う、“無邪気”な表情を見せている。そんな彼の海外初公演の裏側を大公開。そして、まさかのサプライズも登場し…。大好きなお酒を手に、霧の都・ロンドンで明かされる意外なプライベートと、ほろ酔いで語られる、“これまで”と“これから”。芸能生活20年の節目だからこそ明かされた藤木さんの本音に、ぜひ注目してみて。「アナザースカイ」は7月17日(金)23:00より日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月17日東京都足立区の荒川河川敷で7月18日、「第37回 足立の花火」が開催される。荒天時は19日に順延される。○幅300mのナイアガラも同イベントは、明治年間に千住大橋の落成を記念して始まったとされる。1万2,000発を60分で打ち上げる「高密度」花火が特徴で、スタ-マインや小型煙火、仕掛花火などの花火を楽しめる。2014年は40万人もの来場者でにぎわいを見せた。今年のテーマは「夏の花火は足立から…」。子どもが絵で描いた花火を実際に再現する「こどものゆめを かなえるはなび」をはじめ、音楽に合わせて幅300mのナイアガラを披露する「みんなの『いいね!』で音楽花火」、フィナーレを飾る「満開のしだれ桜」などの花火を打ち上げる。開催時間は19時30分から20時30分。土手の斜面などに座って観覧でき、特に西新井側の河川敷は広いため、千住側よりもゆったり花火を観賞できるとのこと。なお、事故防止のため、指定水域内でのプレジャーボートによる観覧は禁止されている。
2015年07月08日東京都荒川区に7月1日、猫専用のホテル「ホテルキャッツカートン」がオープンする。○完全個室で猫も安心して過ごせる同ホテルは、猫だけの完全個室のペットホテル。愛猫をペットホテルに預けたいが、「狭いケージではかわいそう」といった不安を抱える飼い主も多い。そこで、猫と飼い主の気持ちに沿い、安心して預けることができるホテルをオープンすることとなった。部屋は個室で「わんにゃん健康住宅研究所」代表・一級建築士の清水満さんが設計、監修をした。ほかの猫の気配や音、臭いなどできるだけ感じないように配慮している。温度や湿度なども条件に合わせて適切に管理するという。部屋の広さは、一番小さい部屋でも、横幅150cm奥行130cm高さ240cmと、ゆったりした造り。長期の預かりや、活発な猫でも快適に過ごすことができる。一部屋3匹まで過ごせるスペースがあるため、親子や家族そろった猫の預かりも可能。コネクティングルームの用意があり、最大6匹まで同じ空間で過ごすことができる。冷暖房、24時間換気、空気清浄機も設置。二重断熱、二重窓で常に快適な温度を保つよう配慮する。照明は、全室猫の目にやさしいLED照明。猫が滑ったり、爪が引っかかって足を痛めたりしないよう、ペット用カーペットを全室に使用した。備え付け爪研ぎ(縄製)もある。○猫の個性にあわせたお世話怖がりな猫や活発な猫、甘えん坊な猫など、猫にもさまざまな個性があるが、同ホテルではそれぞれの個性に合わせて世話を行う。活発な猫や人なつこい猫には運動不足解消のためのプレイルームも用意する。各部屋には、ウェブカメラを設置。飼い主は旅行先や出張先からスマートフォンやタブレットなどを使って、いつでも猫の様子を見ることができる。また、万が一に備えて動物病院とも連携しており、ホテルに宿泊中の猫は24時間いつでも受診可能となっている。利用料金は、1部屋1匹1泊5,000円、1部屋2匹1泊6,000円、1部屋3匹1泊7,000円。チェックインは9時、チェックアウトは19時。7泊以上の利用からは、割引サービスあり。○6月30日までの予約で1泊無料券プレゼント6月30日まではプレオープンとして営業しており、予約や見学なども受け付けている。6月30日までに予約した飼い主には、1泊無料券をプレゼントするとのこと。
2015年06月25日世界的ヒットシリーズの最新作『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で前作に続いて、日本語吹き替え版ボイスキャストを務める竹中直人、米倉涼子、宮迫博之が5月27日(水)、増上寺にて行われたヒット祈願イベントに出席した。先月より世界各国で公開が始まり全ての国と地域で初登場No.1に輝くなど大ヒットを記録している本作。世界の平和を守るために“アイアンマン”トニー・スタークが人工知能「ウルトロン」を発明するが、ウルトロンはやがて、“究極の平和”として地球を脅かす唯一の存在=人類を抹殺することを選択。アベンジャーズたちがそれに立ち向かう。竹中さん、米倉さん、宮迫さんは増上寺の安国殿にてヒット祈願を行ない、それぞれが矢を奉納した。その後、安国殿前にて、宮迫さん演じるホークアイの得意技でもある弓により、先ほど奉納した矢を射ぬいて願掛けをする弓射式を執り行い、3人とも見事に「アベンジャーズ」の“A”のマークが描かれたパネルを射抜いた。3人とも無事に弓を射抜いてホッとした表情だが、特に宮迫さんはホークアイ役とあって「外すわけにはいかないので緊張しました。『真ん中に当ててくれ』と言われてたし」と語り、煽り気味の司会に対しても「あなたがプレッシャー掛けてくるので正直、イラッとしました」と本音を口にし笑いを誘っていた。既に3人ともアフレコを終えているが、この日も眼帯に黒のロングコートというニック・フューリーになりきって登場した竹中さんは「オファーをいただく前の3年と12か月前から準備をしてきました。サミュエル・L・ジャクソンの声は僕しかいない!」とノリノリで完成した映画についても「すごい映画になってます!」とニッコリ。米倉さんは、アメリカで行われたワールド・プレミアに日本を代表して出席したが「朝、レッドカーペットを用意している段階から人が集まっていて、みんな(キャラクターの)扮装をしてるんです」と現地の熱気を明かし、現地のファンと共に鑑賞した作品についても「5分に1度くらい沸くんです!」と興奮を口にしていた。米倉さんに対してはイベント終了間際の退出時に、先日の離婚報道のその後に関する質問も飛んだが、大音量のBGMに報道陣の質問はかき消され、スタッフの制止もあって米倉さんは無言で会場を後にした。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は7月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月27日5月30日公開の映画『誘拐の掟』の公開記念イベントが19日、都内で行われ、俳優の竹中直人、グラビアアイドルでタレントのおのののかが出席した。本作は、リーアム・ニーソン演じる私立探偵マット・スカダーが、ひとりの少女の命を懸け、連続誘拐殺人犯との交渉を繰り広げるサスペンスミステリー。作品の見どころである酔いどれ探偵スカダーの交渉術にちなみ、『探偵物語』の松田優作が大好きという竹中直人が登場し、おのののかを電話で口説いた。開口一番「結婚して下さい!」といきなりプロポーズした竹中に対し、おのは「急すぎるので」と拒否反応。時間を置いて、おのののかがビールの売り子をしていたということでビールを飲んで「俺と付き合え! この野郎!」と再度口説き文句を言うも、おのから「ちょっと急ぎすぎるしごめんなさい…」と拒否られて「リーアム・ニーソンの交渉術には叶いません…」とギブアップした。そんな竹中の性急なアプローチにおのは「急だとこっちも…。口説くとしたら、何回かお食事を重ねてからがいいと思います」と当たり前のアドバイスを送ると、竹中は「何もわからないですよ。僕はテクニックがないので…」と半ばあきらめ状態だった。イベント中、口説きに失敗した竹中だったが、おのから「今若い娘の中で枯れ専女子が流行っているんです。竹中さんに初めて生でお会いしたんですが、ダンディーさというか大人の色気がありますよね。朝からこんなにかっこ良い59歳がいるのかと思うとびっくりです。本当にかっこ良いと思いますよ」と"枯れ専女子"発言されてニヤけ顔。続けて「お食事に誘われたら全然行きますよ! その後はどうなるかわからないですけど(笑)」というおのの意味深発言に戸惑いを見せた竹中だったが、「今度共演させて下さい!」と満更でもない様子だった。映画『誘拐の掟』は、5月30日より全国公開。
2015年05月20日俳優の竹中直人が5月19日に、都内で行われた映画『誘拐の掟』のPRイベントに出席。主演を務めるリーアム・ニーソンの大ファンだといい、「哀愁漂う存在感がたまらない」とホレボレした様子だったが、「62歳なのに老眼じゃないし、髪もある」と納得いかない表情も。「僕は59歳だけど、もう老眼だし、髪の毛だって…」と笑いを誘った。イベントの模様過去に苦悩するアルコール依存症の元刑事で、探偵の主人公・マット・スカダー(ニーソン)が、連続猟奇殺人犯と壮絶な心理戦を繰り広げるサスペンスアクション。ローレンス・ブロックによる傑作ミステリー『獣たちの墓』を、『マイノリティ・リポート』『アウト・オブ・サイト』の脚本家であるスコット・フランクが脚本と監督を務め、映画化した。「表情を変えない、淡々としたお芝居が染み入る。映画をA級、B級って分けたりしたくないけど、仕事を選ばず、いろんなタイプの役柄を演じるのはすごい」とニーソンの魅力を語る竹中は、「殺人のシーンは思わず目を背けたくなっちゃうけど、そんな悪の不気味さも魅力。監督のセンスが抜群ですよね」と作品にも太鼓判を押した。イベントにはタレント・おのののかも駆けつけ「リーアムさんは62歳とは思えないほど、素敵。若い女の子の間では、枯れ専(年配の男性に惹かれる)も流行っている」とニッコリ。竹中とは初対面だといい「ダンディさと大人の色気があって、かっこいい」とリップサービスしていた。『誘拐の掟』5月30日(土)全国公開取材・文・写真:内田 涼
2015年05月19日現在MBS/TBS系にて毎週日曜17:00より放送中のTVアニメ『アルスラーン戦記』に新たに登場する、荒川弘氏描き下ろしによるキャラクター第2弾のデザインが発表された。5月9日に販売された漫画誌『別冊少年マガジン 6月号』(講談社)にて公開されたのは、戦乱の世の裏側で暗躍する魔道士たち7人で、第3話にも登場。怪しげな存在感を放っていたこの7人はアルザング、グンディー、ガズダハム、ビード、サンジェ、グルガーン、プーラードと名付けられている。アルスラーンたちと敵対するルシタニアと行動を共にしている、銀仮面卿ともなにやら関係があるという。本作は、『銀河英雄伝説』『創竜伝』『タイタニア』などで知られる小説家・田中芳樹氏の原作を、"ハガレン"こと『鋼の錬金術師』で人気を博した荒川氏が漫画化。現在、漫画雑誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載されており、単行本は1~3巻ですでに累計200万部を突破している。物語は、"気弱な"王太子・アルスラーンが、異教徒の国・ルシタニアの侵攻をきっかけに、激闘と謀略のなかで、仲間たちとともに成長していく姿を描いている。(c)2015 荒川弘・田中芳樹・講談社/「アルスラーン戦記」製作委員会・MBS
2015年05月11日今週末にいよいよ公開となる話題の“狂気”の音楽映画『セッション』。このほど、公開記念イベントとして、俳優の竹中直人さんと「東京スカパラダイスオーケストラ」が登壇するスペシャルセッションライブ付き上映が「TOHOシネマズ新宿」で開催されることがわかった。名門音楽大学に入学したニーマン(マイルズ・テラー)はフレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドにスカウトされる。 ここで成功すれば偉大な音楽家になるという野心は叶ったも同然。だが、待ち受けていたのは、天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーの常人には理解できない〈完璧〉を求める狂気のレッスンだった。浴びせられる罵声、仕掛けられる罠…。ニーマンの精神はじりじりと追い詰められていく。 恋人、家族、人生さえも投げ打ち、フレッチャーが目指す極みへと這い上がろうともがくニーマン。しかし…。第87回アカデミー賞で作品賞を含む5部門にノミネート、見事3部門、助演男優賞[J・K・シモンズ]/編集賞/録音賞を受賞した『セッション』。今回決定したスペシャルセッションライブは、「釘付けになった!」と本作を絶賛する竹中直人さんと、世界を股に掛けるスカバンド・東京スカパラダイスオーケストラが登場する。ミュージシャンとしても活動する竹中直人さんとスカパラの夢の共演。映画に共鳴した彼らの“セッション”を目撃してみて。<映画『セッション』公開記念スペシャルセッションライブ付上映>時間:4月21日(火)18:30の回(上映前)場所:TOHOシネマズ 新宿(4月17日オープン)登壇者:竹中直人、東京スカパラダイスオーケストラ(敬称略)料金:通常料金(プレミアボックスシート・プレミアラグジュアリーシートは別途追加料金が必要です)※登壇が予告なく変更・中止になる場合がございます。※特別興行に付き前売鑑賞券、ムビチケはご使用になれません。(text:cinemacafe.net)■関連作品:セッション 2015年4月17日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2013 WHIPLASH, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年04月16日ドラマや映画、バラエティなど多方面で活躍する女優・佐々木希が、竹中直人と生瀬勝久が出演する「ブロッケンの妖怪」にて、待望の舞台デビューを果たすことが明らかとなった。2011年、竹中さんと生瀬さんが舞台で激突し話題となった「竹生企画」第一弾「ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~」から4年。屈指の超個性派俳優でありクリエイターでもある二人が本作で再びタッグを組む。物語の舞台は孤島。絵本作家の打越(竹中さん)、担当編集者の黒柳(生瀬さん)は小さな孤島を訪れる。打越には放浪癖と浮気性があり、心配する打越の恋人もやって来た。森と砂浜、そして大きな洋館がぽつんと一軒建っているだけの孤島。その洋館には、虹子(高橋惠子)という女と娘の小真代(佐々木さん)、使用人の稲井(大貫勇輔)が暮らしており、生活必要品は船乗りの泊(田口浩正)が本土から運んでくる。打越たちはこの島で目撃される「ブロッケン現象」を取材しに来たのだった。霧の濃い日に、洋館の影が霧に映り、海の上にもう一つの洋館が現れるのだという。謎めいた母娘の住む洋館、そして日に日に近づいて来るもう一つの洋館の影。打越はふとある日、その洋館の影にあるものを見つけ…。それぞれの思惑を巻き込みながら、霧に包まれた孤島で不思議な物語が展開する。前作に続き人気作家・演出家の倉持裕を作・演出に迎え、バラエティ豊かなキャストが集結。ドラマや映画、CMなどで美しさを遺憾なく発揮し、女子たちからの絶大な人気を誇る佐々木さんが初舞台を踏むのも本作の見どころのひとつだ。さらにはミュージカル「ピーターパン」のフック船長役や、舞台「アドルフに告ぐ」への出演決定など、舞台や映像で着実なキャリア重ねている大貫勇輔、前作に続き出演の田口浩正、竹生企画初参加となる高橋惠子と、個性豊かなメンバーが名を連ねた。佐々木さんは「私が舞台に立つ日がくるなんて、夢にも思いませんでした。今からとてもとても緊張しております。お芝居もまだまだ未熟な私ですが、竹中さん、生瀬さんを始めとするキャストの皆様から沢山の事を吸収したいと思います」と意気込みを語り、初舞台を心待ちにしている様子。そんな佐々木さんに対し、“先輩”となるお二人は「きっとコメディセンスも持っている女優だと思うのでかなり期待しています。初舞台だからと恐れず思い切って演じて欲しいと思っています」(竹中さん)、「同じ俳優ですので偉そうなことは言えませんが、舞台を好きになって頂きたいです」(生瀬さん)とエールを送った。公演は、10月下旬より、東京・シアタークリエ、シアター1010ほか、全国各都市公演を予定。<公演概要>「ブロッケンの妖怪」作・演出 倉持裕出演:竹中直人生瀬勝久佐々木希大貫勇輔田口浩正高橋惠子主催:東宝株式会社株式会社キューブ公演日程:2015年10月下旬~12月中旬シアタークリエシアター1010ほか各地公演予定。東京公演チケット一般発売:9月予定(text:cinemacafe.net)
2015年04月14日国土交通省荒川下流河川事務所は3月8日、荒川河川敷の「虹の広場」(東京都足立区)および、緊急用河川敷道路にて「荒川マナーアップミーティング2015」を実施する。同イベントは、サイクリングやスポーツなど荒川河川敷を利用する人たちが意見交換をすることで、河川敷を安全で楽しく利用してもらうために実施する。2011年に初めて開催以来、今回4回目となる。これまでは北区志茂の荒川岩淵関緑地で開催していたが、今回は足立区の「虹の広場」に会場を変えて行う。今回は、サイクリストや歩行者らが関係する危険なシーンを実際にスタントマンが実演する「マナーアップ教室」を中心に実施。ゲストに自転車愛好家としても知られているモーニング娘。OGでタレントの吉澤ひとみさんが登場する。また、自転車のマナーアップ活動を行っているグッド・チャリズム宣言プロジェクトのプロジェクトリーダーの片山右京氏(元F1ドライバー)をはじめ、河川敷利用者としてプロトレイルランナーのみやちふじお氏、荒川クリーンエイド・フォーラム事務局長の伊藤浩子さんらによるディスカッションも実施する。参加は無料で自転車乗りでない人も参加可能。日時は2015年3月8日10:00~12:00で雨天中止(中止判断は当日6:00)。
2015年02月25日俳優の竹中直人と女優の福島リラが、石井隆監督のバイオレンスアクション映画『GONIN サーガ』(2015年秋公開予定)に出演することが20日、明らかになった。本作は、前作『GONIN』から19年後の2014年を舞台に、男たちが遺した家族による血と宿命の争いが描かれる。五誠会で3代目・誠司(安藤政信)が力をつける中、前作で命を落とした組員、久松の息子・勇人(東出昌大)、同じく大越の息子・大輔(桐谷健太)、五誠会に囲われる麻美(土屋アンナ)、19年前の事件を追うルポライター・森澤(柄本佑)ら五誠会に恨みを持つ4人が出会い、新たな物語が幕を開ける。竹中が演じるのは、五誠会に雇われ、勇人や大輔らの命を執念深く狙うヒットマン・明神。医療用のチューブであるカニューラをつけた異様なルックスだが、ターゲットを確実に仕留める腕をもつ。竹中は、石井監督のデビュー作『天使のはらわた 赤い眩暈』(1988年)以来、ほとんどの作品に参加し、前作『GONIN』(1995年)でも、リストラされたサラリーマン役で出演した。「石井隆監督のパワーがエネルギーがこれでもか! これでもか! とみなぎった作品になっているに違いない! そんじょそこらに転がっているような作品では決してない! この映画にふたたび参加できたこと、それは僕にとっての夢であり僕にとっての『映画』であった」と語る竹中。「新たなキャストで再びよみがえる『GONIN サーガ』ぜひ劇場で観ていただきたい! そして石井隆の世界を是非スクリーンで体感してほしい」と呼びかけている。一方、竹中扮するすご腕のヒットマン・明神と行動を共にする女殺し屋の余市を演じるのが、モデルとして国際的に活躍し、ハリウッド映画『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013年)でヒュージャックマンの相棒・ユキオ役で本格的な女優デビューを果たした福島リラ。今回の出演を「マスターピースの続編に参加させて頂けたこと自体、とても光栄に 感じています」と喜び、「今から完成作品を観ることが楽しみです」と期待を寄せている。2人はNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014年)で共演。竹中から製作サイドに「余市を演じるには彼女しかいない」と推薦があったことが、福島の起用の決め手となった。その独特な佇まいに強いインパクトを感じていたという二宮直彦プロデューサーは、「石井監督作品史上、最凶の殺し屋コンビをご堪能いただきたいです」と自信をのぞかせ、竹中の怪演を「こんなに怖い竹中さん…夢に出そうです」と評している。その他、勇人の母・安恵役に井上晴美、大輔の母・加津子役にりりィ、誠司のフィアンセ・百合香役に松本若菜、誠司のボディーガードでもある松浦組の組長・松浦役に菅田俊、その松浦のボディーガード・黒木役に井坂俊哉といった、演技派俳優陣が脇を固める。
2015年02月20日国土交通省 荒川下流河川事務所が運営する荒川知水資料館は11月14日まで、企画展「雨といきもの展」を開催している。○日本の雨の特徴、雨に関する研究成果などを紹介同展は、大学の学生や教員、気象キャスター、展示プランナー、デザイナー、国土交通省の職員ら有志のメンバーからなる「水の巡回展ネットワーク(JAWANET)」により企画・開発された巡回企画展。「いきものにとっての雨の恵み」をテーマとし、日本の雨の特徴、雨に関する研究成果などを紹介する。また、雨といきものに関する絵本展示やクイズ、雨音の楽器などの体験展示、映像で降ってくる雨の言葉と触れ合うインタラクティブ展示"ことばあめ"などを展示。普段と違った視点から雨を眺め、雨とのつきあい方について考える機会を提供するという。展示期間は、10月7日~11月14日。場所は、荒川知水資料館2階。開館時間は、9時30分~17時。入館は閉館時間の30分前まで。休館日は毎週月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日。料金は無料。
2014年10月10日東京都交通局は10月1~31日、都電荒川線誕生40周年を記念し、レトロ車両9001号による「都電おもいで号」を運行する。都電荒川線は1974(昭和49)年10月1日、当時の2系統を整理統合して誕生した。「都電おもいで号」車内には、昭和40年代の都電の写真と、現在の荒川線の写真の両方を掲出しており、走りながら沿線風景の移り変わりを楽しむことができるという。運行状況は東京都交通局ウェブサイトの「都電荒川線」から「都電運行情報サービス」に進み、「車両検索」で車号(9001)を入力することで検索できる。
2014年10月01日9月2日、家具メーカーのマルニ木工が、同社東京ショールームで、プロダクトデザイナーの深澤直人と、「ミナペルホネン(mina perhonen)」デザイナ-の皆川明による初のコラボレーションプロジェクト「ふしとカケラ・マルニコレクション・ヒロシマ・ウィズ・ミナペルホネン(MARUNI COLLECTION HIROSHIMA with mina perhonen)」の発表会を開催。深澤、皆川両氏登壇により、トークセッションが行われた。同プロジェクトは、今秋開催の「三越伊勢丹デザインウィーク(ISETAN MITSUKOSHI DESIGN WEEK 2013)」のメインコンテンツ。深澤デザインのイス「HIROSHIMA(ヒロシマ)」などマルニ木工のイスにミナペルホネンの"カケラ"(残布)のパッチワークを組み合わせた商品や、端材を使ったテーブルなどのオリジナル家具が期間限定で発売される。皆川氏は、「2011年に西麻布のギャラリーで初めて"HIROSHIMA"を見て、その横姿の美しさに感動した。"カケラ"とは、洋服を仕立てる際に出る、端切れなどの余り布のこと。余り布も他の生地と同じように手間暇かけて作られるのに、廃棄されてしまうのはもったいないと常々感じていた。そんな余り布に“ピース=カケラ”としてもう一度生命を与えようというのが今回の試み。毎年発表してきたミナペルホネンのコレクションラインで使われたアーカイブ生地を組み合わせることで、タイムレスな魅力が感じられるものになったと思う」と語った。今回、皆川氏は使い続け生地が擦り切れると、織り込まれた別の色が見えてくる生地をイスの座面用に提案。「使い込む内に現れる経年変化を楽しめるようなイスを作りたいと考えた。この生地は2色の糸が互いの色を干渉し合わないようにしながら高密度で織り込んで作られており、表地と裏地が時間の経過と共に歩みよってくるような仕掛けになっている」と話す。また深澤氏は、「人はモノを買う時、”傷がなく奇麗な商品が欲しい”と思うのが正直なところ。だが、このプロジェクトで、"ふし"(がある木材)や"カケラ"を使ったモノであっても、"自分にしか手に入れられないもの"という価値がそこに存在する、という新しい考え方を提供できたのが大きな意義だと思う。プロダクトデザイナーとして、これまでは美しくクオリティーの高いものを目指してモノ作りを行ってきたが、今回そこに”無駄にしない”という意識を持ち込むことができた」と語った。同プロジェクトは、伊勢丹新宿店1階ザ・ステージで10月23日から29日まで開催されるイベントで公開予定。
2013年09月06日ブルース・リー主演の名作『燃えよドラゴン』の製作40周年、リーの没後40周年を記念し発売されたブルーレイの特別上映会が、18日に都内で開催され、竹中直人が出席した。その他の写真ブルース・リー歩き方を真似ながらステージに登場した竹中は、本作を自身の初映画監督作『燃えよタマゴン』のモチーフにするほどリーを敬愛しており「初めて観た時は、あの動き、髪の毛、高い声。とにかく痺れましたね。妹が殺されて復讐に燃えて敵をやっつけるシーンがあるんですが、その表情が未だに高揚しますね」と熱く語り、得意のモノマネも披露し会場を盛り上げた。1973年に『燃えよドラゴン』が公開された時、リーはすでにこの世を去っており、当時、宣伝を担当していた渡辺完二氏は「あの頃は亡くなった事を知った上でどう宣伝するか、が課題でした。とにかく若い人を中心に試写会を沢山行いましたね」と振り返り、竹中も「初めて観た時は、もうこの人はこの世にいないんだな…と思いながら観てましたね」と早すぎた死を惜しんだ。本作は麻薬と陰謀が渦巻く要塞島で、ブルース・リー演じる主人公の怒りが炸裂するカンフーアクションで、このほど発売されたアイテムはディレクターズ・カット版を全編リマスターし、初収録となる特典映像や吹替えなどを収録している。『燃えよドラゴン』 製作40周年記念リマスター版発売中6980円(税込)発売・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
2013年07月19日ワイ・インターナショナルが主催するスポーツバイク(自転車)の展示&試乗会「Sports Bike Demo(スポーツバイクデモ)」が、12月1日(土)に荒川彩湖道満グリーンパーク(埼玉県)で行われる。ワイ・インターナショナルは首都圏を中心に、スポーツバイクショップ「ワイズロード」を展開している。同社主催の同イベントは今年で10回目の開催となり、2011年には約5,000人が参加した。広い会場をコースにした試乗会では、50ブランド150台以上の最新モデルがそろう。また、アパレルやバック、ヘルメットなど、70社以上、140以上のブランドの展示会も実施。さらに、当日限りのアウトレットセールも行う。会場では、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなど、自転車のジャンルにあった遊び方・楽しみ方の相談コーナーも開設。初心者からマニアまで、自転車に関する様々な疑問に答えてくれる。また当日は、自転車レース「ワイズカップ4時間エンデューロ」を開催。すでにエントリーは終了しているが、1,500人・550チームが参加する予定。レースには、芸能界きっての自転車通である安田大サーカス・団長安田さんも登場する。試乗会、展示会、相談コーナーは10時~16時までで、参加無料(事前申し込み不要)。イベントの詳細はホームページを参照。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日東京都荒川区の三ノ輪橋と新宿区早稲田を結ぶ都電荒川線で、現在ハロウィンの装飾をした「ハロウィン号」を運行している。期間は10月31日(水)まで。運行対象車両は青いレトロ調車両の都電荒川線9002号車。装飾は車両前面に記念ヘッドマークを2種類装着するほか、車内をカボチャのオブジェや、マントを着た都電マスコットキャラクターなどで装飾し、ハロウィンを演出する。運行時間、路線などは通常の都電荒川線と変わりないが、車両整備等の関係で、期間中でも運行しない日があるので注意。また、沿線では10月28日に「あらかわハロウィン2012」が開催される。あらかわ遊園付近で仮装行列を行うほか、あらかわ遊園内ではクイズラリーが行われたり、仮装行列参加者を対象に「トリック・オア・トリート」の合言葉でお菓子がもらえる。あらかわ遊園へは都電荒川線「荒川遊園地前」下車。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月18日