女優の石橋杏奈(26)が、プロ野球・楽天の松井裕樹投手(23)と13日に結婚したことを、自身のインスタグラムで同日、報告した。石橋は、2ショット写真を添えて、「私事ですが本日12月13日にかねてよりお付き合いしておりました東北楽天ゴールデンイーグルスの松井裕樹選手と入籍いたしましたことをここにご報告させていただきます」と報告。「彼の野球に対するまっすぐな姿勢や素直で無邪気な性格に惹かれ傍に居たいと思うようになりました」とつづった。続けて、「彼の活躍が2人の幸せでもあるので 日々刺激をもらいながら私も出来る限りのサポートをしていきたいと思っておりますこれからは夫婦としてどんなときも手を取りあい思いやりの気持ちをもって共に歩んでいきたいと思います」と決意を記し、「まだまだ未熟者ではありますが温かく見守っていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。
2018年12月13日綾瀬はるかや石原さとみらが所属する芸能事務所・ホリプロの創業者で最高顧問・堀威夫氏が26日、都内で行われた「第四十三回 菊田一夫演劇賞」の授賞式に出席し、『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』が大賞に表彰された喜びを語った。同賞は、劇作家・菊田一夫氏の功績を記念して1975年に創設。同氏の念願だった演劇界発展の一助として、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家を毎年表彰している。同作は舞台効果の高さが表彰され、大賞に輝いた。日本では『リトル・ダンサー』として知られる映画『BILLY ELLIOT』が、2006年にイギリスでミュージカル化。昨年にホリプロが手掛けた同作では、1,346人から抜てきされた5人の少年たちが主演を務めた。堀義貴社長は、昨年のインタビューで「素晴らしすぎて腹が立った」「ここまでのめりこむことはない」と同作への情熱を語っていたが、共に出席した堀威夫氏にとっても思い入れの強い作品だったようだ。受賞のスピーチでは、「最初に演劇と関わり合うようになったのは『ピーターパン』です。当時の榊原郁恵をアイドルから次のステップへどう展開するかを悩んでいた時に『ピーターパン』と出会いました」と振り返り、「ほとんど、マネージメントの1つのツールとして考えておりましたから、演劇の世界の皆さんからすると、甚だ不純な動機という感じがします」と胸の内を明かした。「『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』に関しては、私の立ち位置はどちらかというとスタッフというよりは、観客の一人という感じです」と作品との関係性を表現する堀威夫氏。「同じ演目を7回見たのは後にも先にも初めての経験でしたが、どの回を見てもリハーサルの情が移ったせいかもしれませんが、毎回感動致しました」と感慨深げに語る。そして、「私は芝居の世界とはやや距離を置いた形で芸能界に入りましたが」「甚だ恐縮に存じております」と受賞の心境を表し、「遅きに失したかもしれませんが、できるだけ数多くの演劇を拝見して『門前の小僧習わぬ経を読む』ということもありますので、遅ればせながら業界の一員としていくらかでもお役に立てればと念願しております」と締めくくった。
2018年04月30日女優の神田沙也加(31)が26日、都内で行われた「第四十三回 菊田一夫演劇賞」の授賞式に出席し、涙を浮かべながら受賞の喜びを語った。同賞は、劇作家・菊田一夫氏の功績を記念して1975年に創設。同氏の念願だった演劇界発展の一助として、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家を毎年表彰している。神田は昨年3月から4月にかけて上演されたミュージカル『キューティ・ブロンド』のエル・ウッズ役が評価されての受賞。同作は、ブロードウェイでトニー賞7部門ノミネート、ウエストエンドではオリヴィエ賞3部門を受賞した人気作で、神田は日本初演で主演という大役を担った。神田が演じたエルは、何事にも全力で挑み、持ち前のポジティブさで周囲の偏見や困難を吹き飛ばしていくキャラクター。来年2月には、再演されることが決定している。マイクの前に立った神田は、「こういう場で自分の言いたいことを簡潔にまとめるのが本当に得意ではないので、この場でお話させていただけるのは今日しかないと思いましたので」と前置きした上で事前に用意したメモを開き、2004年の初舞台『INTO THE WOODS』からの思いを語った。この日は、「菊田一夫演劇大賞」を受賞した『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』の上演関係者を代表してホリプロの最高顧問・堀威夫氏、同社の代表取締役社長・堀義貴氏、演劇賞を受賞した城田優、戸田恵子らが出席した。■授賞式のスピーチこの度はこのようなすばらしい賞をいただきまして、本当に本当にありがとうございます。初舞台から作品ごとに演出や指導してくださる先生方のおっしゃることに必死で食らいつき続けていたら、いつの間にか14年が経っていました。たった14年。尊敬する先輩方から見ると本当にひよっこですが、藁をもつかむ思いで先生方のご意見を一生懸命食らいついてきました。その間、この「菊田一夫演劇賞」を受賞する同年代を見ては本当にうらやましく思ってきました。この賞は私にとって本当に大きな1つの目標でした。やっと、誰かから決められたわけでもない「自分で選んだ大好きな道」を少しだけ誇ることができるような気がしています。それは私には自力で絶対にできないことだったので、あらためて観に来てくださったお客様、そして審査員の皆様に感謝申し上げたいと思っております。そして、日本で初演だった『キューティ・ブロンド』に惜しみない愛情と情熱と才能を注いでくださった、貸してくださったキャスト、スタッフの皆様方、そして日本で最初のエル・ウッズを任せてくださるのはたくさんの勇気をもって決断していただいたのではないかと思っております、東宝様、プロデューサー様。「神田沙也加の代表作にしましょう」と言ってくださった演出家の上田一豪様。ほかにもこの14年間導いてくださった皆様のお陰で今があり、この感謝は言葉では本当に言い表せません。これから携わる作品により誠心誠意向き合い、がんばってやっていきたいと思っております。そしてまた、14年が経ってもお話しできるように、長く役者をやっていられたらと、願わずにはいられません。お時間をいただき、すみません。今日は本当にありがとうございました。
2018年04月26日4月4日、俳優の城田優(32)がミュージカル『ブロードウェイと銃弾』のチーチ役で第「43回菊田一夫演劇賞」演劇賞に輝き、自身のTwitterで喜びを伝えた。 城田はTwitterで「この度、この度、第43回菊田一夫演劇賞をいただきました」と報告。「チーチは、紛れもなく、スタッフ、キャスト、そして劇場に足を運んで下さったお客様と、一緒に造った役です」とコメント。改めて「『ブロードウェイと銃弾』に関わった全ての皆様に感謝です。 心から、ありがとうございます。」と感謝した。 これに対しファンは、「おめでとうございます!めちゃめちゃ嬉しいです〜優君のチーチ、本当に最高でした!」「とっても良かったから受賞できて私達ファンも嬉しい」「優くんの努力が最高の形で実を結んだね。本当にさすがとしか言いようがないです」と受賞を祝福する声が相次いでいる。 菊田一夫演劇賞は劇作家菊地一夫の功績を記念し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。 「第43回菊田一夫演劇賞」は演劇大賞にミュージカル『ビリーエリオット〜リトル・ダンサー』上演関係者一同が輝いた。 また菊田一夫演劇賞には『ブロードウェイと銃弾』のチーチ役で受賞した城田のほかに『Sing a Song』三上あい子役で戸田恵子(60)が。さらに『キューティ・ブロンド』エル・ウッズ役の神田沙也加(31)、『ベルリン、わが愛』『ドクトル・ジバゴ』の脚本・演出を務めた原田諒が受賞した。
2018年04月04日第43回菊田一夫演劇賞が4日発表となり、ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞に輝いた。同賞は、演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』が、舞台効果の高さを評価され大賞に選ばれた。日本では『リトル・ダンサー』として知られる映画『BILLY ELLIOT』を2006年にイギリスでミュージカル化した同作。世界でも数々の賞を受賞している。映画で同作の監督を務めたスティーヴン・ダルドリーが演出を務め、エルトン・ジョンが音楽を担当した。イギリス北部の町の少年・ビリーが、炭鉱労働者の父に反対されながらも、バレエダンサーとしての才能を開花させていく。1,346人から抜擢された5人の少年たちが主演を務めた。菊田一夫演劇賞には、『ブロードウェイと銃弾』でチーチ役を演じた城田優、『Sing a Song』三上あい子役の演技が評価された戸田恵子、『キューティ・ブロンド』エル・ウッズ役の神田沙也加、『ベルリン、わが愛』『ドクトル・ジバゴ』の脚本・演出を務めた原田諒が選出された。また、菊田一夫演劇賞特別賞は永年の作曲及び音楽活動の功績がたたえられ、甲斐正人が受賞した。
2018年04月04日ミュージカル『HEADS UP!』の公開ゲネプロ及び囲み取材が13日、KAAT神奈川芸術劇場にて行われ、哀川翔、相葉裕樹、橋本じゅん、青木さやか、池田純矢、大空ゆうひ、中川晃教、原案・作詞・演出のラサール石井が登場した。同作は倉持裕脚本、ラサール石井原案・作詞・演出、玉麻尚一作曲・音楽監督の、日本生まれのオリジナル作品で、2015年11月に初演された。とあるミュージカルの仕込みから閉幕後のバラシまでを描いた、バックステージエンターテイメント。「まさか2回目があると思いませんでした。もう出ないと思っていたので」と笑顔を見せる哀川。「このヘッズ・アップは、ミュージカルを観たことがない人にもとても喜んでもらった作品で、お客さん同様、舞台上で作品を楽しんでいます」と作品について語り、「3月まで全力で走りきりますので、是非、劇場に足を運んでください」とメッセージを贈った。相葉は「僕は新人舞台監督という役柄なので、ラサールさんからは『あんまりしっかりしすぎないでくれ』とご指導もいただきました」と稽古を振り返る。初演時から2年経ち、大舞台もたくさん経験したが「再演でもしっかりしすぎないように気を付けました」と語り、「舞台監督役を演じてみて、スタッフさんの大変さが分かりました。リスペクトが止まりません!」と感謝を表した。橋本は「お客さんに早く観て欲しいです。そのために頑張ります!」とシンプルに意気込み、青木は「私が演じるのは制作で、お客さんが入ってくれるか、制作費、などとても現実的な部分にも、目が行くようになりました」と裏事情に詳しくなったことを明かす。また、同作に初出演となる池田は「初演の時は、観客として観ていて、純粋に素敵なだと思っていたのですが、まさか自分が出演する側になれるとは思っていませんでした」と驚いた様子。「初演よりもブラッシュアップされていて、絶対に楽しんでもらえる作品なので、早く皆さんに観て欲しいです!」と気合いを見せた。初演に引き続き出演する大空は「女優の気持ちに、1歩深い所へ進めたと思っています。お客さんが実際に入って演じられることが楽しみです!」と心境を吐露。中川は「ラサール石井さんは“喜劇のセンス”が凄いです!それは台本の熱量から既に伝わってきて、さらに俳優が演じることでまた新たな思い付きがあり試して、と常に稽古場で進化していました」と稽古の様子を明かした。神奈川公園はKAAT神奈川芸術劇場<ホール>にて14日〜17日。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて2018年3月2日〜12日。他、富山公演、長野公演、大阪公演、名古屋公演を予定している。
2017年12月13日第四十二回菊田一夫演劇賞授賞式が28日に東京・如水会館で行われ、菊田一夫演劇大賞を受賞した麻実れい、菊田一夫演劇賞の中川晃教・小池徹平・新橋耐子・藤田俊太郎、菊田一夫演劇賞特別賞の勝柴次朗が登壇した。大賞となった麻実は『8月の家族たちAugust:Osage County』『炎アンサンディ』の2作品で評価を受けた。「桜の咲く季節に宝塚で初舞台を踏み、47年目の春を迎えています」と気品を漂わせながら自身を振り返り、「この先どうなるかはわかりませんけども、いただいた勇気をもって、改めて歩き出したいと思います」と深く頭を下げた。『ジャージー・ボーイズ』フランキー・ヴァリ役が評価された中川は「最近、嬉しいことに、ミュージカルが本当に沢山の方々に求めていただく時代に入ってきたと感じている」と印象を語る。その実感ができているのは「僕達を牽引してきてくれた先輩たちがいたから」と感謝。「手取り足取り、時には姿勢で示してくださった一つ一つの瞬間が僕の中で学びになっている」と振り返った。さらに中川は、賞金の50万円を「語学学習に使いたい」と明かした。ブロードウェイへの意欲も見せ「ミュージカルシーンが日本の中でひとつもふたつも華やかになって世界に行けるように、今は頑張る時期だと思って、改めてやらねばという思いになりました」と新たな決意を示した。『1789-バスティーユの恋人たち-』『キンキーブーツ』で賞を受けた小池は、歌手、タレントと様々に活躍するが「自分が歩んでいた道が間違ってたわけじゃなかった」としみじみ。「今後のミュージカルの役者としても励みになる、力になる賞だと思って感謝しています」と喜びを表した。また、『ジャージー・ボーイズ』『手紙2017』の演出を評価された藤田は、師匠である故・蜷川幸雄さんに感謝。「『藤田、くれぐれも調子にのるなよ』と言われると思います」と笑いつつ、「蜷川さんの精神をきちんと引き継いでいこうと思います」と決意を改めた。
2017年04月28日第42回菊田一夫演劇賞が4日発表となり、女優の麻実れいが菊田一夫演劇大賞に輝いた。同賞は、演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。大賞に選ばれた麻実は、『8月の家族たちAugust:Osage County』バイオレット役、『炎 アンサンディ』ナワル役の演技が高く評価された。菊田一夫演劇賞には、読売演劇大賞の最優秀作品賞も受賞した『ジャージー・ボーイズ』でフランキー・ヴァリ役を演じた中川晃教、『1789~バスティーユの恋人たち~』ロナン役&『キンキーブーツ』チャーリー・ブライス役の演技が評価された小池徹平、『食いしん坊万歳! ~正岡子規青春狂詩曲~』八重役の新橋耐子、『ジャージー・ボーイズ』『手紙2017』の演出を務めた藤田俊太郎が選出された。また、菊田一夫演劇賞特別賞は永年の舞台照明デザインにおける功績がたたえられ、勝柴次朗が受賞した。
2017年04月04日日本三越本店では、3月15日から21日まで、ゲーム音楽専門のコンサートを制作するプロジェクト「ゲーム シンフォニージャパン(GAME SYMPHONY JAPAN)」、(以下GSJ)と同店がコラボレーションしたイベントを開催する。20日には同店6階三越劇場にて『P5(ペルソナ5)』(以下、P5)をテーマにした1日限定のコンサートも行う。このイベントは、日本文化の発信拠点として日本一楽しめる店を目指す日本橋三越本店と、日本の新しい文化芸術として注目されているGSJが初めてコラボレーションすることで、日本が世界に誇る“ゲーム音楽の魅力”を同店から発信しようとするもの。今年で開場90周年を迎える三越劇場では、20日、人気ゲーム『P5』をテーマに舞台と観客席が一体になったオリジナルコンサート「GAME SYMPHONY JAPAN PREMIUM CONCERT ~P5~」(12時、14時45分、17時30分の全3回)が行われる。また、同店本館7階「はじまりのカフェ」では、GSJの世界を体感することができるフルスコアや楽器の展示が行われるほか、『P5』を中心とした『ペルソナ』シリーズの貴重な資料を展示。同イベントのために書き下ろされたイラストを使用した『P5』のマスキングテープ、クリアファイル、ポスター、ミントタブレットなど全8種のアイテムや、人工知能搭載ロボット「Kibiro(c)」の『P5』、GSJスペシャルコラボバージョンの展示、受注販売も予定している。(販売は『P5』バージョンのみ)このほか、同店新館9階の三越カルチャーサロンでは立食形式にて、ゲーム音楽創りに関わるクリエイターやコンサート出演者とのファンミーティング(税込5,400円)が15日(志村健一、目黒将司 (アトラス))、18日(志村健一、菊田裕樹)、19日(志村健一、なるけみちこ、岩垂徳行)に開催される。(いずれも18時30分から20時30分)なお、同コンサートのチケット、ファンミーティングは三越オンラインショッピングサイトからのみの受付となっている。【イベント情報】「GAME SYMPHONY JAPAN PREMIUM CONCERT ~P5~ @三越劇場」■会場:日本橋三越本店 本館6階 三越劇場■日時:3月20日 全3回公演(12:00、14:45、17:30)■出演:志村健一(指揮)、東京室内管弦楽団(管弦楽)、東京混声合唱団(合唱)ほか、小宮知子氏(Sop.)、Lyn氏(Vo.)/アトラス サウンドチーム■料金:(税込)9,000円、全席指定・お土産付き(C)AIMVILLAGE All rights reserved.(C)ATLUS(C)SEGA All rights reserved.
2017年03月03日ミュージカル『レ・ミゼラブル』新キャストお披露目会見が25日、都内で行われ、追加キャストとして俳優の相葉裕樹(アンジョルラス役)、小南満佑子(コゼット役)が発表となった。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年の初演から公演数は3,006回を数える。19世紀初頭のフランスを舞台に、社会情勢や民衆の生活を描いていく。「どうしても20代のうちに帝国劇場に立っておきたかった」という相葉は、オーディションを「受けない選択肢はなかった」と語る。相葉は「正直自分にとっては1こも2こも高いステージだなと。それでもダメ元で、できる限りのことをやって、もしもダメだったら仕方ないなという思いで覚悟を決めて受けました」と、経緯について語った。相葉はオーディションの様子を「ワークショップ形式で、何度も君の熱はどうやったらあがるんだい? と言っていただき、ディスカッションしながらやって、最終的には自分でも見たことないような表現ができたのかな」と振り返り、「今までとは違ったアンジョルラスが届けられたらと思いますので、精一杯自分の役割を果たしたい」と意気込んだ。一方、2015年公演ではアンサンブルとして出演していた小南は「こうして30周年という記念すべき年に大好きな作品に、コゼット役として戻ってこられてことを嬉しく思います」と喜びを表し、「最初はコゼットはもっと、清純なイメージを描いていたんですけど、実はとても芯の強い女性だと教えていただいた」とオーディションについて振り返った。そして、「私も芯の強い部分があると思うので、自分と照らし合わせて、私らしいコゼットを演じて喜んでいただけたらと思います」と、作品への思いを込めた。会見には他、生田絵梨花(コゼット役)、内藤大希(マリウス役)、橋本じゅん(テナルディエ役)、鈴木ほのか(マダム・テナルディエ役)、唯月ふうか(エポニーヌ役)、松原凛子(エポニーヌ役)、二宮愛(ファンテーヌ役)が出席した。東京公演は帝国劇場にて2017年5月25日~7月17日。8月に福岡公演(博多座)、9月に大阪公演(フェスティバルホール)、9~10月に名古屋公演(中日劇場)を予定している。
2016年11月25日2012年の夏、一人の左腕が高校野球の聖地・甲子園をわかした。男の名は松井裕樹。150キロに迫るストレートと「消える」とまで称されることがあるスライダーを武器に、松井選手は甲子園で三振の山を築いた。その年、大会新記録となる1試合22奪三振、10者連続三振などの華々しい記録を残した怪物左腕は2014年、ローテーションの一角を担うことを期待されて東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した。ただ、黄金ルーキーをもってしても「プロの壁」を打ち砕くことはできなかった。4月2日のデビュー登板では、6回3失点と試合をつくったものの初黒星を喫した。続く北海道日本ハムファイターズ戦、福岡ソフトバンクホークス戦でも敗戦投手となり、2リーグ制以降の高卒ルーキーでは初となる「プロ初登板から3連敗」という不名誉な記録までついてしまった。さらに、4月23日の登板では5回を投げて8四球を献上。試合後、星野仙一監督(当時)は、「もう一回、ピッチングのABCからやってもらう」との厳しい言葉で松井選手を糾弾。二軍行きを命じた。だが、松井選手はそこからはいあがった。6月6日に一軍選手登録されると、翌7日にプロ初となるリリーフ登板を経験。7月2日のオリックス・バファローズ戦では、救援でプロ初勝利を記録した。そして迎えた8月13日のソフトバンク戦。先発に復帰した左腕は、7回4安打2失点で念願の「先発での初勝利」をマークした。最終的に27試合に登板して4勝8敗、防御率3・80でプロ1年目を終えた松井選手は、激動の1年をどう思っているのだろうか。11月に都内で開催された「ジョージア魂賞 年間大賞 発表/表彰式」に出席した本人に聞いてみた。○シーズン後半から成長を実感――まず、ファンが「自身が元気づけられた」と感じたプレーをした選手を選ぶ「ジョージア魂賞」の受賞、おめでとうございます。逆に、松井選手がファンから元気付けられた、勇気付けられたという意味で、印象深いシーンはあったのでしょうか松井選手「(本拠地の)コボスタ(宮城)のマウンドでピンチになったら、より一層の大きい声援をファンの方が送ってくださったので『(打者を)抑えないといけないな』と思いましたし、ありがたかったですね」。――なるほど。ではそのシーズンですが、率直に今年1年を振り返ってみてどのように感じていますか松井選手「(プロ野球で)一年間通して初めてやる中で、ローテーションを最後に中5日で回っているときはちょっと(時間がたつのが)早いなと思いました。(シーズンの)後半はローテーションを回っている中で、徐々に(投球が)修正できてきました。微量ですけれど、毎回毎回成長できて、最後は一年の集大成ではないですけれど、少ない球数で長いイニング投げられました」(※シーズン最後の2試合は6回と1/3で91球、8回で95球という投球を披露。一般的には、投手は1イニングを15球以内で抑えるのが理想とされている)。――成長の証しを実感できたというわけですね松井選手「1週間ごとの(登板間隔における)修正が、(シーズン)後半はできていたと思います。佐藤さん(佐藤義則投手コーチ: 2015年からはソフトバンクの一軍投手コーチ)やトレーナーさんのおかげだと思います」。――今年は、先発ローテーションを1年間こなすことが目標だったと思います。ご自身の成績についてはどう感じられていますか松井選手「ローテーションで回りきれるのは、それなりの数字を残しているということ(の証明)になる。まずは1年間、先発のローテーションで投げられれば、ついてくるものはついてくると思います。1年間、ローテーションを守れたらなと考えています」。○内川さんに適時打を打たれないように――1年間、プロの世界で数多くの打者と対峙(たいじ)してきたと思います。その中でも、「別格だな」と感じた選手は誰でしょうか松井選手「(ソフトバンクの)内川(聖一)選手ですね。とにかくヒットゾーンが広い。どこに投げても、ヒットゾーンに返してくる。来シーズンはタイムリーを打たれないようにがんばります」。――今シーズンは、ストライクを取るのに苦労した時期があったかと思います。どのように修正して、その時期を乗り越えたのでしょうか松井選手「長いイニングを投げようとして、腕がちぢこまってしまったのが(制球難の)原因だったと思います。改善するのにはリリーフの経験が生きました。(短いイニングでの)リリーフだったら、全力でバッターと勝負して、全力でいくことができました。その延長で、先発でも長いイニングが投げられました。本当にリリーフの経験が生きたんです」。――松井選手の持ち味の一つに力強い速球があると思いますが、来シーズン以降は「アバウトな制球でも球威重視」と「球速を多少抑えても制球重視」のどちらを目指していくことになりそうですか松井選手「球威と制球のどちらを重視するということはしないですね。試合中でも『このバッターは球威で押し切ったらいい』というようなバッターや、『少々球威を落としても、きっちりコースにいかないといけない』というようなバッターと対戦する機会がありますし。その場その場で(状況に応じて判断した上で)やっていけばいいのではないでしょうか」。○結婚はまだ全然考えていない――来年は星野監督から大久保博元監督に代わり、環境も変わるかと思います。大久保監督の下でのチームの雰囲気はいかがでしょうか松井選手「(大久保新監督は)本当に選手と密にコミュニケーションとってくださります。なんでも言いやすい環境を作ってくださるので、不安なくできると思います」。――2年目のシーズンは、当然ながら1年目以上の結果が求められると思います。そのためには、「内助の功」もあればいいと思うのですが、いかがでしょうか。実際、栄養管理された奥さまの手料理を食べることなどで成績を伸ばしているプロ野球選手も多いです松井選手「それはまだ全然わかんないです(笑) まだまだ考えたことがないですし。しっかりした女性にこしたことはないですけれど(笑)」。最後にあらためて来シーズンの目標と課題を問うと、すぐさま「1年間、一軍のローテーションを守ることです。そのためには、球数を少なくしてテンポよく試合を作りたい」と回答した松井選手。省エネでのテンポよい投球を目指し、三振にそこまで強いこだわりを見せないその姿勢からは、「少しでも長くイニングに立っていたい」という意思が感じ取れた。マウンドに長く立っていればいるだけ、勝利をつかみ取る確率は高まってくる。それだけ勝ちにこだわり、チームの勝利に貢献したいのだろう。プロの壁の高さに悩まされながらもその水に慣れ、確かな成長の跡を実感した19歳は来シーズン、どれだけの飛躍を見せてくれるのだろうか。杜の都が誇る剛腕のプロ2年目に要注目だ。
2014年12月29日サイバーステップは、同社が開発したポータブルミュージックスタジオ「KDJ-ONE」の出資公募を、クラウドファンディングサイト「Kickstarter(キックスターター)」および「Indiegogo(インディゴーゴー)」において開始した。KDJ-ONEの入手可能額は395ドルから。募集期間は2015年1月13日まで。目標額は両サイトとも10万ドル。「KDJ-ONE」は、シーケンサー、シンセサイザー、ミキサーなど、作曲に必要な全ての機能を備えたポータブルなオーディオワークステーション。高速なCPU(ARM Cortex-A8 1GHz)、5.0インチ WVGA(800x480) マルチタッチ対応液晶パネル、10時間の連続使用が可能な大容量バッテリーを搭載し、タッチパネルと本体のキーボード(16鍵ベロシティ付鍵盤)を合わせて使用することで、場所を選ばずにいつでも本格的な作曲が可能だという。シンセサイザーは新しい音をゼロから作成可能で、シーケンサーは音を視覚的に配置できるピアノロール画面を採用。さらに時系列に沿って音に変化を加えられるオートメーションも使用できるという。また、「KDJ-ONE」には、シド・ウィルソン(スリップノット)、光田康典、細江慎治、菊田裕樹、佐野電磁、松前公高、氏家克典、除村武志、サカモト教授、烏賊Pといった、一流のクリエイターが作曲した100曲以上がプリセットのパターンとして収録されており、これらの曲をさらにアレンジしたり、パターンに含まれる音色を使ってオリジナル曲を作ることも可能だとしている。加えて、WindowsおよびMac OS X 上で動作するKDJ-ONE活用ソフトや、KDJ-ONE上で動作するアプリを開発するためのSDK(開発キット)も付属するということだ。ちなみに両クラウドファンディングサイトでは、各クリエイターが実際にKDJ-ONEを用いて作曲したパターンが試聴可能となっている。なお、外寸は幅174.2mm x 奥行115.5mm x 高さ29.5mm、重さ480g。インタフェース類はUSB 2.0 host x 1、mirco USB x 1、オーディオI/OはPhone、Mic/Line in、Line outを装備。音源部のスペックは最大同時発音数が64音(音色により変動)、波形メモリは14MB(拡張可能)、ウェーブフォームは240種類(マルチレイヤー)、オシレータは2機 10アルゴリズム、フィルター7種類、モジュレータ4機10アルゴリズム (ステップモジュレータ対応)、プログラム数はプリセット200ボイス、100ドラムキット、100オーディオクリップ、最大オーディオ容量1GB (1プロジェクトあたり)、エフェクトは20種類(各トラックにつき2系統、マスターエフェクト)となっている。
2014年12月05日ソニーは10月30日、ソニーモバイルコミュニケーションズの鈴木国正代表取締役社長兼CEOが11月16日付で退任し、十時裕樹氏が新社長に就任すると発表した。鈴木氏は2012年5月にソニーモバイルコミュニケーションズの代表取締役社長兼CEOに就任。約2年半に渡り同社を指揮してきた。ソニーは代表執行役兼取締役CEOである平井一夫社長の号令の下、モバイルを中核事業の1つに据えてきたが、販路やラインナップ拡大の費用などがのしかかり、2014年度第1四半期(2013年4月1日~6月30日)におけるモバイル・コミュニケーション(MC)分野の営業損益は△27億円の赤字となっていた。加えて、スマートフォンの競争激化により、2014年度通期(2014年4月1日~2015年3月31日)での年間出荷計画を当初の5,000万台から4,300万台へ下方修正。これに伴い、従来の想定より将来キャッシュフローが低く見積もられる形となり、2012年のソニー・エリクソン子会社化時に計上されたMC分野の営業権1,800億円全額を減損処理することが9月17日に発表されていた。これによる影響で、2014年度通期での連結最終損益は、当初見通しの△500億円(損失)から△2,300億円(損失)へと下方修正される見込みだ。ソニーの2014年度第2四半期(2013年4月1日~9月30日)連結業績発表は、10月31日に行われる。
2014年10月30日大衆演劇の舞台ですぐれた業績を上げた芸術家を表彰する「第37回菊田一夫演劇賞」の授賞式が4月20日、都内で行われた。菊田一夫演劇大賞は、『国民の映画』『ベッジ・パードン』『90ミニッツ』の作・演出が評価され、三谷幸喜が受賞。演劇賞には、今夏ミュージカル『シカゴ』で米国・ブロードウェーでのデビューが発表されたばかりの米倉涼子のほか、石丸幹二、瀬奈じゅん、宝塚歌劇団星組の柚希礼音が受賞。特別賞にはこまつ座と司葉子が受賞した。三谷幸喜のチケット情報受賞式後に行われた会見で三谷は、「いろんな賞をいただきましたが、この賞が一番嬉しいです。ほかの授賞式の時もそんなことを言った気がしますが」と笑いを誘いながらも「菊田先生はエンタテインメントとしての演劇に貢献され、僕自身も演劇を芸術というより、多くの人に楽しんでもらうことを目的に作っていますので、(思いが同じである分)とても嬉しい」とコメントした。また、「もらえるもの(賞)は全部もらいたい。ノーベル賞も欲しいし、ゆくゆくは“平成の菊田一夫”と言われて、最終的には菊田先生のように東宝の取締役になりたい」と野望も口にしていた。『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラ役の演技に対しての受賞となった米倉は「今回久しぶりに胸がドキドキしています。三谷さんが本当に嬉しいとおっしゃっていましたけど、私はそれ以上に嬉しいです」と喜びを爆発させていた。『シカゴ』の稽古については「今、特訓しています。インターネットのスカイプを使って、向こうのコンダクターともコミュニケーションを取ったりしてます」と順調に準備を進めている様子がうかがえた。なお、石丸、瀬奈、柚希、こまつ座は代表の井上麻矢、司はそれぞれ次のようにコメントした。「今までの自分のキャラクターではない、悪の香りがするダークな役で受賞できたので、やってきたことに自信を持つことができました」(石丸)。「宝塚歌劇団に入団して昨年で20年が経ちましたが、女優としてはやっと3年目です。これからもこの賞をいただいた誇りを胸に、この賞に恥じぬよう精進していきます」(瀬奈)。「この賞は、スタッフや一緒に舞台を作った星組のみんな、すべての関係者への賞だと思っております」(柚希)。「井上ひさしがいなくなりまして、2年間、必死の覚悟でやってきましたが、私たちのような小さな劇団に力を貸してくださった皆さまやスタッフに心から御礼を申し上げます」(井上)。「この賞は本当に欲しいと思っておりました。生前、菊田先生からお誘いいただいて舞台に出させていただきました。やっと舞台で賞をいただいて、私はこれから、舞台俳優としてスタートしたと思っております」(司)。受賞者には記念たてと、大賞は副賞として賞金100万円、演劇賞には50万円が進呈された。
2012年04月23日4月4日、第37回菊田一夫演劇賞と、第3回岩谷時子賞が発表された。菊田一夫演劇賞は、大衆演劇の中で優れた業績を残したスタッフ、キャストに贈られる、日本有数の演劇賞。今回は『国民の映画』『ベッジ・パードン』『90ミニッツ』の作・演出が認められ、三谷幸喜が演劇大賞に選ばれた。そのほか、演劇賞には米倉涼子、石丸幹二、瀬奈じゅん、宝塚星組の柚希礼音。演劇賞特別賞には、こまつ座、司葉子が選出された。また、岩谷時子賞は日本の音楽・演劇界の明日を担う人材や、その向上・発展に功労のあった人物・団体に授与されるもの。こちらは現在、世界的に注目が集まっている由紀さおりが受賞。また岩崎宏美、平幹二朗が特別賞を、瀬奈じゅんが奨励賞を受賞した。瀬奈じゅんは、菊田一夫演劇賞と岩谷時子賞をW受賞したことになる。
2012年04月04日