傑作推理劇『スルース~探偵~』が11~12月に上演される。最後の最後まで何が真実かわからない、男と男の化かしあいが描かれる本作。西岡徳馬VS新納慎也の<探偵バージョン>、西岡徳馬VS音尾琢真(TEAM NACS)の<スルースバージョン>というWキャストで、深作健太が演出を務める。舞台『スルース~探偵~』チケット情報西岡徳馬と音尾琢真が作品の魅力を語った。1970年に初演され、72年にはローレンス・オリヴィエとマイケル・ケインで映画化。2007年の再映画化ではケインがオリヴィエの役を演じ、ジュード・ロウと共演した。日本では劇団四季が73年に初演し、今も再演を繰り返している。音尾は「映画を2作とも観て、いつかやりたいと思っていました。時間がない中でのオファーでしたが、この作品ならどうにかしてやりたくて」と出演を喜ぶ。西岡も「文学座に入って1、2年目の頃にオンタイムで映画を観て、衝撃的で憧れた。僕もいつかやりたいって言って、以前、話を持っていったこともあるんですけど、そのときは版権の問題でできなかった。もうだめかと思っていたところでこの話をいただいて。これはもう…本当に僕の代表作にしたい。その意気込みで向かわせてもらいます。演劇史に残すつもりで、過去にないくらいの興奮と意気込みを持ってぶち当たろうとしています」と熱く語る。物語は、ミステリー作家のアンドリュー(西岡)が、妻の愛人であるマイロ(音尾/新納)を呼び出すところから始まる。マイロにとある提案をするアンドリュー。マイロはその筋書きどおりに珍妙な手順で宝石を盗むが――。音尾は「ホンに向き合うこと、そして目の前の西岡さんと向き合うことに終始して新しいものを作っていきたい。西岡さんは、僕の一言が変わればそこに返してくれる、そんな素晴らしい俳優さん。その胸に飛び込んでいきます」。対して西岡は「芝居はキャッチボールだから、相手役で全然違う形になるのは当然。どれだけふたりで練れるかが勝負になってくる。ふたりの評判のよさは知ってるから、どういう風にやってくるかなってワクワクしていけばいいんですよ」と懐の深さを見せる。「『探偵役?』って言われるんですけど、探偵は出てこないんですよね」と音尾が話すと、西岡から名言が生まれた。「スルース(=探偵)はお客様です!」。年末の劇場で、男たちの真実と嘘を見破る“スルース”として過ごしてみるのはいかが?公演は、新納が出演する<探偵バージョン>が11月25日(金)から12月11日(日)まで、音尾が出演する<スルースバージョン>が12月17日(土)から28日(水)まで、東京・新国立劇場 小劇場にて。なお、チケットぴあでは東京公演のインターネット先着先行「座席選択プリセール」を受付中。取材・文:中川實穗
2016年10月26日俳優の石黒賢が、織田裕二主演で10月16日よりスタートするTBS系ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(毎週日曜21:00~)の第1話メインゲストとして出演することが20日、わかった。同ドラマは、貴族の末裔で、常に暇を持て余して自らが解くに値する謎を求める主人公・沙羅駆(織田)が、世にはびこる難事件をIQ246という驚異的な頭脳で解決へと導いていく姿を1話完結で描く物語。このたび、10月16日に20分拡大版で放送する第1話のメインゲストとして、石黒賢の出演が決定した。石黒が演じるのは、沙羅駆が偶然知り合ったやり手CMクリエイティブディレクターの早乙女伸。共通の知人宅で優雅な食事を楽しんでいる折に、早乙女の会社に強盗が入り部下が命を落としたとの連絡が入る。しかし沙羅駆の脳にはかすかな疑問が浮かび、その疑問を解いていくうちに次々と新たな謎が出てくる。織田と石黒は、1993年放送の『振り返れば奴がいる』(フジテレビ系)での初共演で、ライバル役として対峙する対照的な医師役を演じ話題となった。2002年にTBSの連続ドラマ『真夜中の雨』、2014年にWOWOWの連続ドラマ『株価暴落』でも共演し、今作でドラマでの共演は4度目となる。主演の織田は、「『振り返れば奴がいる』の時は、彼(石黒)がとても良い人の役柄で、僕がどちらかというと悪い人の役柄でしたが、今回はお互いあの時とはまた全然違う役柄で、闘いあう設定が楽しみです」と期待。「撮影に入って、彼の演じるクレバーな早乙女伸に沙羅駆はいじめられてます(笑)。相手に不足なしです。芝居には緊張感が必要だと思いますが、2人とも大人になりましたから、緊張感だけじゃない、ゆとりみたいなものがちょうどいい具合に出たらいいなと思っています」と話している。一方、石黒は「織田さんはすごく芝居に対して真面目な人なので、一緒に芝居をするのが楽しいです。すでに撮影に入っている他の出演者の方はもうお分かりだと思いますけど、彼は真面目がゆえに昔から現場でいきなりセリフ合わせをし始めるんです。いきなり自分のセリフを言い出すので、じゃあ一緒にやらないと申し訳ないなぁと、僕はそんな彼に慣れているので合わせてます(笑)」とコメント。「視聴者には彼の演じる沙羅駆の切れ者ぶりを堪能してほしいです」と呼びかけている。(C)TBS
2016年09月21日入野自由と早見沙織がメインキャストを務める『聲の形』。この度、新たに小野賢章、松岡茉優、悠木碧らの参加が決定。併せてaikoが歌う主題歌が流れる予告編が到着した。ガキ大将だった小学6年生の石田将也は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。「いい奴ぶってんじゃねーよ」。自分の想いを伝えられないふたりはすれ違い、分かり合えないまま、ある日硝子は転校してしまう。やがて5年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。あの日以来、伝えたい想いを内に抱えていた将也は硝子のもとを訪れる。「俺と西宮、友達になれるかな?」再会したふたりは、今まで距離を置いていた同級生たちに会いに行く。止まっていた時間が少しずつ動きだし、ふたりの世界は変わっていったように見えたが――。まっすぐに“いま”と向き合う少年少女の姿を等身大に描き、「このマンガがすごい!2015」オトコ編第1位、「第19回手塚治虫文化賞」新生賞を受賞した大今良時の名作漫画を映画化する本作。日本アカデミー賞優秀賞を獲得した『映画 けいおん!』の京都アニメーションが制作を手掛け、不器用でもどかしい少年少女たちの切ない青春を描いている。すでにメインキャストとして、小学生の頃はガキ大将だったが、硝子とのある出来事以来周囲から孤立してしまう石田将也役に入野さん、先天性の聴覚障害を持つ少女・西宮硝子役に早見さんが決定していたが、今回新たに6人の追加キャストが発表!硝子の妹で中学生の結絃役に「魔法少女まどか☆マギカ」「妖怪ウォッチ」の悠木さん、高校での将也のクラスメイト・永束友宏と真柴智役に「黒子のバスケ」や舞台にドラマと俳優でも活躍する小野さんと、「デュラララ!!」「東京喰種」の豊永利行、小学校時代の将也のクラスメイト・植野直花役に舞台女優としても活動する金子有希、高校生になって将也たちと再会を果たす佐原みよこ役に、2014年の声優アワード助演女優賞を受賞した石川由依、真柴に好意を持つ川井みき役に「HUNTER×HUNTER」(第2作)などに出演する潘めぐみ、小学生時代の将也役を『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』で声優として参加した松岡さんが担当する。また、今回の発表に併せて、将也と硝子を中心に6人が写し出された新たなメインビジュアルも解禁されている。さらにこのほど、キャラクターに声が吹き込まれた予告編が解禁。「俺と西宮、友達になれるかな?」と将也が話すシーンから始まる映像では、聴覚障害を持つ硝子が話す場面も映し出され、先日発表されたaikoさんが歌う「恋をしたのは」も披露されている。また、キャスト陣からのコメントも到着している。<以下キャストコメント>■入野自由/石田将也役オーディションを受ける際に原作を読ませていただきました。すごく期待されている作品に出演が決まって、どんな作品になるんだろうと、楽しみと不安とでした。原作ファンの方が多くいらっしゃる素敵な作品なので、いろんな反応があるかと思います。あのシーンが見たい・このシーンが!?などのご意見もあるかと思うのですが、今回は、より将也に焦点を当てた物語として進んでいきます。ぜひ劇場で山田監督チームの描く映画『聲の形』を感じ取っていただけると嬉しいです。■早見沙織/西宮硝子役不安半分、期待半分ぐらいのバランスの気持ちでした。原作を読んで、非常に繊細な感情の動きが描かれている作品だと感じたので、その空気感を硝子役としてどれだけアフレコ現場で再現できるだろうかという緊張もありましたが、作品に携わらせて頂ける喜びも大きかったです。原作を読みかえし、監督とも打ち合わせをし、実際に聾者の方々にもお話を伺いながら、硝子というキャラクターを一からつくっていきました。監督とお話しさせていただいたときに「『聲の形』はたくさんキャッチ―な要素があるんですが、根底にあるのは“人の繋がり”だったり、“心の揺れ動き”が描かれている」と実感しました。1分1秒にとても大事なシーンがたくさん含まれているので。はじめから最後までしっかり見て、楽しんでいただけると嬉しいです。ぜひ、劇場に何度も足を運んでください。■悠木碧/西宮結絃役結絃に選んでもらえた事がとっても嬉しかったです。そして、選んで頂いたからには、原作から結絃が抱え続けている、彼女の切なる思いを私が皆さんにしっかり届けなければと思いました。学生時代、心に傷を持たなかった人なんていないと思うんです。ネガティヴな人もポジティブな人も、成績が良くても悪くても、友達が多くても少なくても、みんな、それぞれの苦しみがあったと思うんです。本作のキャラクターたちも、誰もがみんな何がしかのトラブルを抱えて、それを乗り越えようと必死であがいています。その姿はきっと、皆さんの心に何かを残すと思います。拙いながら、私も結絃と一緒に精一杯足掻かせて頂きました。貴方にとって忘れられない一作になりますように。■小野賢章/永束友宏役永束を演じさせていただきました、小野賢章です。本当に好きな作品でどんな役でも良いから出演したいと思っていました。なので、決まった時はとても嬉しかったです。本当に多くの人に観ていただきたいです!公開を楽しみにお待ちください!!■金子有希/植野直花役原作を読んでとても感動して泣きました。それもあってオーデションでは「やりたい!!」という気持ちが強く、受かったと聞いたときは信じられない気持ちでした。本当に嬉しかったです。普段はナレーションが多く、アニメをあまりしていなかったので、キャストの皆さんの名前を聞いたときは目が飛び出るかと思いました。(笑)皆さん、子役からやってらっしゃる方ばかりなので、プレッシャーと同時にすごく頑張んなきゃな!と気合も入りました。気合を入れすぎて、収録の最初、色々と失敗してしまいましたが…。(笑)こんなに素敵な作品に参加させていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。■石川由依/佐原みよこ役声優仲間と「今後アニメ化したら出演したい作品」について話した時、私が真っ先に挙げていたのが、この『聲の形』でした!そのくらい大好きで、何度も読み返している作品です。アニメ化の発表があってから、もうオーディションは終わってしまっているのではないかと正直諦めていたので、オーディションの話を聞いた時は、チャンスを頂けたことがすでに嬉しかったです。それから結果の連絡がくるまで、この作品に出演したい気持ちが強過ぎて、ずっと緊張していました。なので、受かったと連絡が来た時は、叫びたいくらいでした!!(でも周りに人がいたので、ガッツポーズにとどめました。)この作品に関わることができて、本当に幸せです。■潘めぐみ/川井みき役川井みき。この子とどう向き合っていこうかと。役に受かる、作品に携わらせて頂くという喜びや嬉しさは、もちろんありましたが、思考の大半を占めていたのは、そこですね。彼女と向き合うことが、『聲の形』と、将也や硝子たちと向き合うことに繋がっていくのかなとも。あらゆる感情が、いつの時代の自分にも、訴えかけてくる、響いてくる、そんな気がして。伝えることの尊さを、改めて感じさせられました。是非、劇場で体感して頂ければと思います。■豊永利行/真柴智役今作のような日常的なリアリティの高い作品に挑戦出来る事がとても嬉しく、光栄だと思うのと同時に、プレッシャーも感じていました。もしかしたら、今を生きる若者達はこういう悩みを抱えているのでは?と思わせてくれる作品です。聴覚障害という大きなテーマはありますが、その周りを取り巻く環境も含め、若者達の人生を描いていると思います。同年代の皆様もそうですが、学生のお子様がいらっしゃる親御さんにも見ていただきたい作品だなと感じます、ご家族でぜひご覧になっていただきたいです。『聲の形』は9月17日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月08日映画『燐寸少女マッチショウジョ』の先行上映イベントが5月15日(日)、都内にて開催され、主演の「SKE48」の佐藤すみれ、声優で俳優の小野賢章、「BOYS AND MEN」の本田剛文らが登壇した。同作は月刊漫画誌「ヤングエース」で連載中の話題作が原作で、3巻まで発売中のコミックは累計10万部を突破。誰もが幼いころに読んだアンデルセンの童話「マッチ売りの少女」をモチーフとし、佐藤さんが演じる謎の少女リンが、心に闇(キズ)を持った人の前に現れるところから物語が始まる。イベントには、佐藤さん、小野さん、本田さんのほか、「BOYS AND MEN」の小林豊、上野優華、美山加恋、内田浩監督も出席した。映画単独初主演となった佐藤さんは、ゴシックロリータファッションの劇中衣装で登場。「もともとゴシックなロリータが好きだったりしたので、『こんなにかわいい子を自分が演じるのは嬉しいな』という思いがありました」とにっこり。さらに、「原作漫画を読んで、ただ単純に、『おもしれえー!』と思いました。これを映画でやるなら、『もっと、おもしえぇー!』ってしたいと思いました」と意気込み。「今回このような作品に仕上がってすごく嬉しいなと思います!」と出来栄えに自信満々の様子で笑顔を見せた。作品内容にちなんで妄想や願望を明かす企画が行われると、佐藤さんは、照れ気味に「来月のAKB48総選挙で、ちょっとでも上の順位に行くことが願望かな、みたいな」と告白。「前回49位でランクインしました。今回は、リアルなところ、49位の現状維持以上で」と具体的な目標を掲げた。負けず嫌いの美大生を演じた小野さんは、「油絵などの描き方はぜんぜん分からなかったのですが、実際に先生に来ていただいて」など、絵画展覧会では入賞常連という役柄に取り組んだエピソードをふり返った。MCから「実際に絵も描かれていらっしゃるのですか?」と尋ねられると、小野さんは、役に成りきった様子で「僕、天才ですからね。絵に関していうと、巨匠並な」と返しトークを盛り上げた。続けて、「一般の方には理解してもらえないような絵を描けるので、そういう意味で言うと(役柄と自身は)似ているのかなと」とも。しかし、会場を見渡し、「…失笑なのでこれくらいに(笑)」と自らオチを付けて、観客席は笑いに包まれた。上野さんは、高校2年生の蝶野葉子役を演じ、撮影時は現役の女子高校生だった。そんな上野さんの同級生役を演じた本田さんは、「『蝶野さんのパンツが見たい!』と言うシーンなのですが、一回、『上野さんのパンツが見たい!』って言っちゃって…」と自ら暴露。「もう、それって、クズですよね。なんかもう、『サイテー』って思いました」としきりに反省。一方、上野さんは、「『あれ、今、何て言った?蝶野さん?上野さん?どっちだろう?』みたいな」と混乱してしまったそうで、「私もちょっと『気まずいなあ』と思いました」と本音をポロリ。続けて、「『どうしよう?見せた方がいいのかな?』って(笑)変な意味でドキドキしちゃいました(笑)」とジョークを飛ばしてイベントを盛り上げた。映画『燐寸少女マッチショウジョ』は、5月28日(土)より全国公開。(竹内みちまろ)
2016年05月15日グラビアアイドルの西岡葉月が4月30日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『きみいろの時』(発売中 4,104円税込 発売元:イーネット・フロンティア)の発売記念イベントを行った。昨年"葉月"の芸名でデビューした北海道出身の西岡葉月。93cmのGカップバストとモデル顔負けのプローポーションが魅力で、昨年11月に発表された講談社主催のミスコン「ミスiD2016」では佐久間宣行賞とシュエ・ジェンファン賞のダブル受賞を獲得して話題を集めた。そんな彼女の通算2枚目となる同DVDは、今年2月にサイパンで撮影。随所で初々しさが出ているデビュー作『北から南へ』とは打って変わり、セクシーさ全開の1枚となっている。西岡は「今回はお酒が好きな私に合っている大人っぽい感じで、色気が出ている作品だと思います。基本的に設定はありませんが、エロく美しく撮ってもらいました」とセクシーさを強調。見て欲しいシーンを「家庭教師のシーンで、衣装をまくりあげて下乳を出しているところは、清楚なのにエロくて男心をくすぐると思うのでオススメです!」とアピールした。テレビ東京系の深夜バラエティー『ゴッドタン』で"ポロリ"を披露してネットなどで大フィーバーとなったが、「今となっては美味しいですが、その時は『人生終わった!』と思い、親の顔が見られなくてこのまま死のうかと思いました。本当に深刻な問題でしたよ」と神妙な面持ちも、「そのお陰で今日のイベントは色んな方が来てくれたので、宣伝効果にはなりましたね。テレビの効果はすごいと思いました」とテレビの影響力を実感した様子。撮影中のポロリについては「面積の少ない水着なら、ちょっとでもズレたらポロリ…。気にしていたら何もできないので、今はむしろ全裸でも歩けますよ」とデビュー1年目とは思えないプロ意識の高さを示していた。西岡葉月(にしおか はづき)年齡非公開。北海道出身。O型。身長170cm。スリーサイズはB93・W62・H88。2015年デビューした期待のグラビアアイドル。同年11月に発表された講談社主催のミスコン「ミスiD2016」では選考委員の個人賞となる佐久間宣行賞とシュエ・ジェンファン賞のダブル受賞を獲得した。モデル顔負けの170cmという長身にグラマラナスボディーが魅力で、バストは93cmのGカップ。グラドルとしての資質を併せ持っており、今後の活躍に期待が高まる。今年1月に放送されたテレビ東京系『ゴッドタン』でポロリを披露して話題を集めた。趣味はお酒を飲みに行くこと。
2016年05月05日アニメ「おじゃる丸」(NHK Eテレ)の第19シリーズが本日6日(水)にスタートする。第1話ではなんと声優の小野賢章が演じる17歳になったおじゃる丸が登場するとあって、ファンの間では期待する声が高まっている。“やんごとなきみやびな5歳のお子ちゃま”であるはずのおじゃる丸が、今回は17歳に成長し、謎めいた麗しき貴公子となって月光町を訪れる。その17歳のおじゃる丸を映画<a href="" target="_blank">『ハリー・ポッター』</a>シリーズのハリー・ポッター役や「黒子のバスケ」の黒子テツヤ役で知られる人気声優の小野さんが演じると発表された当初から、ネット上では「17歳のおじゃる丸とか、めっちゃ面白そう!」「こんなの…こんなの私の知っているおじゃる丸じゃない…!」「マジかよ!知ってるのと全然違うやん」と驚きの声が噴出していた。また、小野さんが演じることで初めておじゃる丸が「男性」だったと知るファンも少なからずいたようで、NHK広報局の公式Twitterアカウントは「えっ?おじゃる丸って男だったの!?」といった反響が寄せられたことを明かしている。そして放送当日、午後6時からの放送を前にネット上では「おじゃる丸役が小野賢章さんだから見なきゃ」「おじゃる丸(CV小野賢章)は今日か…見なければ」「17歳のおじゃる丸(声は小野賢章)観たあい!」との声が多数あがっている。(花)
2016年04月06日アニメ「おじゃる丸」(NHK Eテレ)の第19シリーズが4月6日(水)からスタートする。初回となる6日放送ではなんと17歳になったおじゃる丸が登場。声優の小野賢章が演じる。1998年から放送されている人気長寿アニメ。主人公のおじゃる丸といえば、やんごとなきみやびな5歳のお子ちゃま…のはずだが、新シリーズの初回では17歳に成長し、謎めいた麗しき貴公子となって月光町を訪れる。17歳のおじゃる丸の声を演じることになった小野さんといえば、映画<a href="" target="_blank">『ハリー・ポッター』</a>シリーズのハリー・ポッター役や「黒子のバスケ」の黒子テツヤ役でおなじみ。小野さんは同アニメ公式サイトに「まさか自分がおじゃる丸に出演できるなんて夢にも思わなかったので、とても光栄です。しかもおじゃる丸なんて!!」とのコメントを寄せた。小野さんが演じる17歳のおじゃる丸が登場するとの発表に、ファンからは驚きの声が噴出。「17歳のおじゃる丸とか、めっちゃ面白そう!!!」「こんなの…こんなの私の知っているおじゃる丸じゃない…!」「マジかよ!知ってるのと全然違うやん」といった声がネット上に多数あがっており、アイドルグループ・アンジュルムの元メンバーで作詞家に転身した福田花音もTwitterで「おじゃる丸17歳ちょーたのしみ」と期待を寄せた。可愛らしい5歳の姿から12年の年月が経過していることになるが、おじゃる丸を取り巻く少年・カズマや、おじゃる丸の秘書的存在の電ボ、子鬼トリオといったキャラクターたちもどのように登場するのかも気になるところ。「おじゃる丸」第19シリーズは4月6日(水)より毎週水曜~金曜の18時~放送。(花)
2016年03月30日オムニバス短編映画『TOKYO CITY GIRL』のヒロイン決定オーディションが17日、都内で行われ、女優の飯田祐真(19歳)がグランプリに選ばれた。新進気鋭監督と若手女優がタッグを組む本作は、2015年に公開された『TOKYO CITY GIRL』の第2弾。今秋に公開予定の2016度版は、マイナビが運営する「マイナビウエディング」、「マイナビ賃貸」、「マイナビバイト」とコラボレーションする。「マイナビウエディング」ヒロインの座をかけた最終オーディションには、応募者1,600人の中から書類選考を通過した10人が参加。審査員を務めた山田能龍監督らの前で、ナチュラルな演技を披露した飯田は、「絶対にこの役をとってやろうと思っていたので純粋にうれしい」と大感激。また、モデルの金城茉奈が、2代目「マイナビウエディング」ガールに選ばれ、「CMに出たいと思っていたのでうれしい。感激です!」と喜びを語った。グランプリの飯田は、女優としてドラマ『チア☆ドル』(ABCテレビ 関西地区のみ放送)に出演したほか、モデル、写真家など多岐に渡って活動中。オーディション終了後は、「前作の女優さんたちが実力派だったので、その仲間入りができてうれしい。私が出るからには、良い作品にしたい」と力強く語り、「この映画を機にステップアップして、自分の色を出せる女優になりたい」と笑顔で意気込んだ。また、イベント合間には、本作の男性出演者として発表されたモデルでタレントの栗原類、元「テラスハウス」メンバーで俳優の宮城大樹が登場。「女性を力強く繊細に描く作品」とアピールした栗原は、「僕もお芝居を始めて間もないけど、作り込まず自然に見せることが重要。オーディションに受かったということはチャンスが来たということ。このチャンスをものにして、更なる道に進んで頑張ってほしい」と祝福しながらエールを送った。
2016年01月18日『黒子のバスケ 3rd SEASON』の第9巻(最終巻)Blu-ray&DVDが12月24日に発売されることを受け、黒子テツヤ役の小野賢章ら声優キャストがコメントを発表した。『黒子のバスケ 3rd SEASON』第9巻(最終巻)は、2015年1月から放送されたアニメ第3期の第74・75Qを収録。さらに、ウインターカップの熱戦を終えてから数週間後のストーリーを描くOVA第75.5Q「最高のプレゼントです」が新たに追加されている。今回、第75.5Qのアフレコを終えた感想をキャストそれぞれが語った。主人公・黒子テツヤを演じた小野は、「第75.5話の収録は、ひと言で言うと、"ずっと幸せ"でした。みんなが黒子のために祝ってくれて、僕まで祝ってもらっている気持ちになりました」と振り返る。さらに見どころについては「前半の『キセキの世代』のみんなとストリートバスケをするシーンと、最後の黒子のひと言」を挙げた。火神大我役の小野友樹は、久々のメンバーそろっての収録に「一緒に部活をやってたメンバーに数年ぶりに再会したような、少し懐かしい気持ちになりました」と感想を述べる。続けて「火神と氷室が一緒に料理をするシーンがあるのですが、そこでの氷室の動きに注目!お楽しみに!」と熱く語った。青峰大輝役の諏訪部順一は、「雪解け後の距離感、演じていてとっても胸熱でした」と「キセキの世代」のエピソードに感動した模様。桃井さつき役を演じた折笠富美子は「みんないるよー!楽しいですよー!ラストカットをぜひ見てください。漏れなく笑顔になれます」と呼びかける。赤司征十郎役の神谷浩史も「『キセキの世代』による3on3は、僕も見たかったシチュエーションでした」とコメントを寄せた。『黒子のバスケ 3rd SEASON』第9巻(最終巻)は12月24日発売。価格は「BD 特装限定版」が 6,800円(税抜)、「DVD 特装限定版」が5,800円(税抜)となる。封入特典として、SPECIAL CD feat.赤司征十郎(オーディオドラマ 赤司編、出演キャストコメント、「セイシュンTIP-OFF!! ~MVP赤司ver.」歌:赤司征十郎)、エンドカード(3種)、ライナーノート/映像特典:黒子のバスケNG集が収録される。(C)藤巻忠俊/集英社・黒子のバスケ製作委員会
2015年12月02日東京大学は9月17日、高効率太陽電池の電力で水を電気分解するシステムを構築し、太陽光エネルギーの24.4%を水素に蓄えることに成功したと発表した。同大学によれば、世界最高効率だという。同研究成果は同大学の杉山正和 准教授、藤井克司 特任教授、宮崎大学の西岡賢祐 准教授らの研究グループによるもので、科学誌「Applied Physics Express」に掲載された。水素は自動車などのクリーンな燃料として今後の需要増大が見込まれているが、現在は化石燃料から製造されている。太陽光から効率よく低コストで水素を生成する技術の開発が望まれているが、これまでの光触媒を用いた手法では、太陽光から水素へのエネルギー変換効率は10%未満だった。10%を超える変換効率を達成した例としては、集光型太陽電池と水の電気分解装置の組み合わせを用いたオーストラリアのグループの22.4%という記録があるが、これは実験室内の模擬太陽光源で得られた結果だった。今回の研究では、新型の高効率集光型太陽電池に高分子膜を用いた水の電気分解装置を接続し、実際の太陽光下で安定的に水素を製造することに成功し、変換効率24.4%という世界最高記録を樹立した。新型の集光型太陽電池は、光学系の設計を改良した住友電気工業の集光型太陽光電池をTHKの高精度太陽追尾架台に搭載することで、発電効率31%を達成した。この集光型太陽電池を電気分解装置の電流電圧特性を考慮して直列接続数を最適化することで、発電した電力をほぼ損失ゼロで電気分解装置に導入できたことが今回の結果につながったとしている。今後、集光型太陽電池の発電効率は35%まで向上すると考えられており、その場合水素への変換効率は28%に達する見込みだ。今回の研究で用いた太陽電池と電気分解装置は市販されていることから、設置条件に合わせた設計により太陽光から24%の高効率で水素を製造することが既存技術で実現可能であることが示されたかたちとなる。研究グループは、今後太陽光由来の水素がエネルギー源として本格的に普及するには、集光型太陽電池の一層の効率向上と低コスト化、日照条件に合わせて太陽電池と水の電気分解装置の接続を逐次最適化する回路の開発が必要であるとしている。
2015年09月17日どの舞台でもキラリと光る個性が魅力の大空祐飛が、ドイツのベストセラー作家フェルディナント・フォン・シーラッハの最新作(翻訳書名『禁忌』)を世界で初めて舞台化する『TABU』に挑む。刑事事件弁護士であるシーラッハのこれまでの作品は、本屋大賞に選ばれるなど日本でも人気が高く、大空も、まず原作の不思議な世界観に惹かれたと言う。「頭脳プレーと感覚的な世界が共存しているような、理数系と文系が融合された緻密さを感じます。今まで触れたことのない感覚ですね。そこが非常に魅力的で面白いなと思いました」。『TABU』タブー ~シーラッハ 禁忌より~ チケット情報大空が演じるソフィアは、写真家として成功するものの、若い娘を誘拐、殺害した容疑で逮捕される名家の御曹司セバスチャンの恋人。幼い頃に父を亡くし、母の愛も失ったセバスチャンにとって、ソフィアは特別な存在だ。彼女は彼を救うため、弁護士ビーグラーと共に真実を探し求める。「小説の文章から受ける印象では、ソフィアはとても魅力的です。モノクロ写真のように、暗いスタジオに光が射し込んで、そこに輪郭が溶け込んでいるような柔らかさと言うか、独特の美しさを持つ女性で、セバスチャンと同じフィルターを通して物を見て、彼を理解しようとします。自分がそうなれるかは置いておいて(笑)、演じるのはとても楽しみです」。セバスチャン役にはジャニーズJr.の真田佑馬、ビーグラーはベテラン橋爪功が演じる。ふたりとは初共演だが、配役の妙も楽しめそうだ。「異色ですよね(笑)。違う色同士が混ざってどんな色になるのかも面白いところだと思います。真田さんが、不思議な魅力を持ったセバスチャンという役をどのように作られるか。それによって、私も彼に共感し理解していくソフィアを作っていきたいですね。橋爪さんはシーラッハの『犯罪』と『罪悪』を朗読されたことがあって、原作の面白さも理解されているので心強いです」。カンパニーに溶け込むのに時間がかかるという大空にとって、演出家を含め、周囲とどんなコミュニケーションが取れるかも気になると言う。「演出の深作(健太)さんとも初めてですが、気さくな方でホッとしました。稽古では、相手の方を知っていくことでお芝居がスッと馴染んだりするので、緊張感も楽しみながら、うまくコミュニケーションを取りたいです」。公演は6月5日(金)から14日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて。その後、愛知、石川、兵庫、福岡、北海道、宮城を巡演。取材・文:原田順子
2015年06月02日自主制作した短編『フミコの告白』で注目を集め、『陽なたのアオシグレ』で劇場デビューを果たした石田祐康監督が、YKKとスタジオコロリドのコラボレーション作品『FASTENIG DAYS』を完成させた。“ファスナー”を題材にしたアクション作品だ。その他の写真本作は近未来を舞台に、主人公ケイとヨージがファスナーを使ったハイテクマシンで街を守り、人の気持ちを“つないで”いく様を描いた短編作品。劇中には伸張性ファスナーや水密ファスナー、蓄光ファスナーなどYKKのアイテムをモチーフにしたファスナーが登場。現在、Youtubeで全編が無料公開されており、好評を集めている。石田監督は4人の仲間と短編『フミコの告白』を、次作『rain town』を自身を含む2人だけで制作した。しかし、現在はスタジオコロリドに籍を置き、数十人のスタッフを率いて制作にあたっている。「最初の頃はスタッフに自分の意図を伝えるのが大変でしたけど、今では自分ひとりではなしえない物量、アイデア、クオリティを求められるので、集団でやる意味を感じています。この作品に登場する“ファスニングマシン”のメカニックなアイデアや、アクションのアイデアも、別のスタッフが考えてくれたんです」。一方で石田監督は、規模は大きくなっても自身と“つながり”を持てるスタッフと作品づくりをしていきたいと考えているようだ。「これから少数精鋭で、共通理解をちゃんと得られる人たちと、“濃い”ものを作っていきたいですね。少数精鋭のスタッフが各々に“想い”を込められるような度量のある作品が濃くなると思います」。監督の“想い”は日本だけでなく、世界各地のファンにも伝わっている。石田監督はデビュー時から作品をネットにアップしており、観客は世界各国に存在するからだ。「感想は励みになりますね。海外の感想を日本語訳してくれているサイトを見つけて読んだりしていますし、海外からの反応は何よりもうれしいです。ネットに触れる以前から何かを描いて人に見せることが前提というか、人に見せてコメントをもらうことが楽しかったので、それが原動力になっていますね。それはアニメーションを作るようになってからも変わらなくて、笑ってくれたり、話のネタにしてくれたり、人にアクションを起こさせることが楽しいんです」。石田監督にとって作品づくりは“表現”だけではなく、その先の“コミュニケーション”も含んでいる。デジタル技術の進化によって少数でのアニメ制作が可能になり、ネットにアップすることで瞬時に世界中に作品を送り出し、観客とつながることができる現在、石田監督の作品は今後も多くの観客をつなぎ、そのネットワークを広げていくだろう。『FASTENINGDAYS』公式サイト、YouTubeで公開中
2014年11月28日2014年11月28日~12月7日の期間、東京・代官山のFACTOTUM Galleryで個展「三好賢聖 展 -PUWANTS-」が開催される。同個展では、同氏とアーティストの小松宏誠氏が水中の生き物のようなアート作品「PUWANTS」が一スペースをフルに用いて展示される。基本的に植物はじっとしているが、その微動だにしない姿形には、何らかの動きを予感させる勢いや強さがあると感じた三好氏が、それをPUWANTSという作品として、水中で気泡と戯れゆったりと踊るという、植物の空想の姿やふるまいの表現を試みたもので、大型の水槽の中において、そうした植物の姿形などから発想を受けて生み出された、水中で気泡と戯れて踊るような作品や、(イルカが水中で発することで知られる)バブルリングを作り出す装置のような作品で構成されている。同個展の概要は以下のとおり。開催期間:2014年11月28日~12月7日開催時間:13:00~20:00入場料:無料会場:FACTOTUM Gallery住所:東京都渋谷区鶯谷町11-3 FACTOTUM appartement内Web:なお、三好氏は情報処理推進機構(IPA)にスーパークリエータとして認定され、2013年度未踏プログラムに採択された「フェノクスプロジェクト」にもインタラクションデザイナー・エンジニアとして参画している。フェノクスは外部からのコントロールを使わずに機体そのものが自律思考して飛行する小型クアッドコプター(飛行ロボット)で、2015年の事業化を目指して開発が進められているという。
2014年11月26日アリエル・ドーフマンの心理サスペンス劇『死と乙女』が大空祐飛、風間杜夫の出演で、2015年3月19日(木)より、東京・シアタークリエで上演されることが決まった。作品はローレンス・オリヴィエ賞 最優秀戯曲賞に輝いたドーフマンの傑作戯曲で、1994年ロマン・ポランスキー監督により映画化もされている。チリの独裁政権崩壊後が舞台。かつて学生運動に加わり過酷な拷問を受けた女が、偶然にも自分を蹂躙した男と再会する。被害者と加害者、そして被害者の夫。シューベルトの名曲『死と乙女』をモチーフに、3人の男女が密室で火花の散るような葛藤を繰り広げる。演出は新進気鋭の谷賢一。公演は2015年3月19日(木)から28日(土)まで。チケットの一般発売は12月13日(土)より。
2014年11月04日ファスナーのトップメーカーYKKがブランディングショートアニメ『FASTENINGDAYS』を製作し、『フミコの告白』で注目を集める石田祐康が監督を、砂原良徳が音楽を、Perfumeがエンディングテーマを務めることが発表された。『FASTENINGDAYS』YKKは創業以来80年に渡ってファスナーや繊維テープなどの分野で世界をリードしているトップメーカー。世界各国でもYKKの製品は圧倒的な信頼を得ており、Fasten=“つなぐ”ことの大切さをさらに広めるために新作アニメーションを製作することになった。監督を務める石田は2009年に手がけた『フミコの告白』が文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞するなど高い評価を集め、昨年には『陽なたのアオシグレ』で劇場デビューも果たした人物。本作では近未来を舞台に、主人公ケイとヨージがファスナーを使ったハイテクマシンで街を守る姿を描いており、劇中には伸張性ファスナーや水密ファスナー、蓄光ファスナーなどYKKのアイテムをモチーフにしたファスナーがたくさん描かれる。ケイの声を白石涼子が、ヨージの声を大浦冬華が務め、Perfumeの『Hurly Burly』がエンディングテーマに起用される。作品は公式サイトとYoutubeで全編無料公開中で、英語、スペイン語、フランス語、中国語の4か国語で全世界向けに公開されるほか、各国のYouTube上でコマーシャル映像として展開される予定。『FASTENINGDAYS』公式サイト、YouTubeで公開中
2014年10月30日