皇居や千鳥が淵、北の丸公園といった都内有数の桜の名所エリアに立地する東京国立近代美術館では、4月9日(日)まで「美術館の春まつり」として桜とともに楽しむイベントを開催している。東京国立近代美術館では、風情のある日本の美が堪能できる2つの展覧会を中心に、さまざま催しを実施。「所蔵作品展MOMATコレクション」では、国内最大規模1万3,000点を超える所蔵作品から約200点を厳選、年に1度だけとなる水面に散る桜を描いた重要文化財作品・川合玉堂《行く春》や菊池芳文《小雨ふる吉野》(この2点はいずれも4月16日(日)まで)など、名作の数々を展示。4月2日(日)の「所蔵作品展 MOMATコレクション」無料観覧日には「春まつりトークラリー」を開催。ガイドスタッフとの対話による作品鑑賞を楽しみながら、スタンプラリー方式で作品を巡るスペシャルプログラムとなっている。また、「茶碗の中の宇宙樂家一子相伝の芸術」では、初代長次郎、本阿弥光悦の作品をはじめ、千利休が愛した名碗も揃い、樂家450年の伝統と技を楽しめる。3Dスキャン技術で再現した、手にとって触れる初代長次郎の「万代屋黒」などにも注目。十五代樂吉左衞門のサイン会・講演会なども開催される。三國清三シェフがプロデュースした館内2階のレストラン「ラー・エ・ミクニ」のテラスカフェでは、お花見弁当をはじめ桜の季節の特別メニューを販売、1階前庭には京都の老舗「一保堂茶舗」による期間限定の茶店が出店、本格的な煎茶や抹茶、和菓子なども提供される。期間中には、近隣で「千代田のさくらまつり」も開催されており、4月1日(土)・2日(日)には無料巡回バスが運行。桜を愛でながら気軽な散策も楽しめそう。東京国立近代美術館「美術館の春まつり」は4月9日(日)まで開催中。「所蔵作品展MOMATコレクション」「茶碗の中の宇宙樂家一子相伝の芸術」は5月21日(日)まで実施。(text:cinemacafe.net)
2017年03月28日企画展「ダリの美食学(ガストロノミー)」を福島・諸橋近代美術館で開催。会期は、2017年4月20日(木)から9月3日(日)まで。シュルレアリスムの代表画家として、緻密で美しく、そして少し奇妙な世界観を持った絵画作品で知られる芸術家、サルバドール・ダリ。その一方で、彼はスペインでも随一の美食の地と呼ばれるカタルーニャ地方に育ち、彼自身も幼少期は「コックになりたかった」というほどグルメな一面を持っている。本展では、ダリが「食」に対して抱いていた”奇妙”な執着に焦点を当てた。食材の調理方法だけに留まらず、食をめぐる文化的な要素までも追求する学問「美食学」をテーマに、彼の作品や、初公開となる希少な個展カタログなどを通して、「ダリと食」を紐解いていく。「美とは可食的なものであろう」という彼の言葉の通り、ダリの作品には食べ物のモチーフが多く登場している。髪飾りのように描かれるロブスターや、まるでチーズのようにダラリと枝に引っかかる時計。彼の作品の中では、何かを象徴しているような不思議な文脈で食が描かれている。本展では約50点のダリのコレクションが、奇妙な食の世界に引き込んでくれる。シュルレアリスム時代の作品はもちろん、ダリが手がけた絵本の挿絵やレシピ本なども紹介。中でも、16世紀にフランスで出版され『ガルガンチュアとパンタグリュエルの物語』のダリが手がけた挿絵には注目だ。大食い巨人の摂食を明け透けに記した本小説と、ダリの食へのフェティシズムが共鳴する興味深い作品集だ。【詳細】企画展「ダリの美食学(ガストロノミー)」会期:2017年4月20日(木)〜9月3日(日)※6月26日(月)は展示替えの為、休館。会場:諸橋近代美術館住所:福島県耶麻郡北塩原村桧原剣ケ峯1093-23開館時間:9:30〜17:30 (入館は閉館の30分前まで。)観覧料:一般 950円、高校・大学生 500円、小・中学生 無料※20名以上の団体料金は各50円引き。※教育施設対象の観覧料免除制度あり。(要事前申し込み)
2017年03月25日「MOMAT コレクション」が東京国立近代美術館にて開催される。期間は2期に分かれており、前期は2017年2月18日(土)から4月16日(日)まで、後期は4月18日(火)から5月21日(日)まで。「MOMAT コレクション」は、国内最大規模約13,000点の所蔵作品から約200点を厳選して紹介する所蔵作品展。時宜にかなったテーマや切り口で年に数回ガラッと作品を入れ替え、多様な作品をとおして明治以降の日本美術の流れをたどることができる。今期の見どころは、春のこの期間しか見られない、桜を描いた日本画作品。川合玉堂《行く春》、菊池芳文《小雨ふる吉野》、松林桂月《春宵花影図》の3点がそろって展示されるのは8年ぶりで、前期のみの展示となる。その他、第3室の「おなじみのあの作品のモデルがこの作家で、この作家とあの作家は友人で、あの作家はこの人の……」と人脈の広がりを楽しめる展示「男たちのつながり 劉生を起点にして」や、第5室で紹介される「日本の近代美術に与えた影響」という観点から収蔵してきた西洋美術にも注目だ。なお、東京国立近代美術館では2017年3月25日(土)から4月9日(日)まで「美術館の春まつり」を開催する。風情のある日本の美を堪能できる、本展と「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」の2つの展覧会のほか、様々な催しが開催される。皇居や千鳥が淵、北の丸公園といった桜の名所エリアの散策に合わせて、ぜひ立ち寄ってみては。【詳細】所蔵作品展「MOMAT コレクション」会期:2017年2月18日(土)~5月21日(日)会場:東京国立近代美術館 本館 4~2階住所:東京都千代田区北の丸公園3-1開館時間:10:00~17:00※金曜日、土曜日は20:00まで※入館は閉館30分前まで休館日:月曜日、3月21日(火)※ただし3月20日、27日、4月3日、5月1日は開館アクセス:東京メトロ東西線「竹橋」駅1b出口 徒歩3分観覧料:一般 430(220)円 大学生 130(70)円※高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者とその付添者1名、MOMATパスポート持参者、キャンパスメンバーズ、友の会、賛助会員、 MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名まで、シルバー会員は本人のみ)は無料※()内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込無料観覧日:毎月第一日曜日、国際博物館の日(5月18日(木))問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)■展示される重要文化財・川合玉堂《行く春》(1916年) ※前期のみ・原田直次郎《騎龍観音》(1890年)・萬鉄五郎《裸体美人》(1912年)・岸田劉生《道路と土手と塀(切通之写生)》(1915年)・中村彝《エロシェンコ氏の像》(1920年)・上村松園《母子》(1934年) ※後期のみ■美術館の春まつり会期:2017年3月25日(土)~4月9日(日)会場:東京国立近代美術館住所:東京都千代田区北の丸公園3-1問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2017年02月25日特別展「ヤワカタな自我~かたくてやわらかいダリの世界~」が福島・諸橋近代美術館にて開催される。会期は2016年9月11日(日)から11月30日(水)まで。サルバドール・ダリは、硬さを失ってとろりと垂れ下がった時計が描かれた油彩画《記憶の固執》などを代表作に持つ芸術家。彼の作品には様々なやわらかいもの、かたいもののモチーフが多く登場する。本展では、当館のコレクションよりサルバドール・ダリの絵画や彫刻など約50点を展示する。作品に登場するモチーフを通してダリの人間性を紹介していく。展示は4つのテーマから構成されている。まず、後にダリのアイコンとなる柔らかい時計の誕生から見ていく。それから、彼は非常に柔らかく脆弱な卵黄に自身を投影し、身近な女性たちに硬く滑らかなシェルターとしての役割を求めた。2つ目は作品に登場するモチーフを通して、シェルターとなった女性たちを紹介する。3つ目は彼の出生の秘密やコンプレックスを紐解く。最後は、人体が本来備えた弾力やしなやかさを超越した極端な表現が登場する作品を紹介する。4つのテーマから、当時のアートシーンを大いに驚かせたダリの姿に迫ることができる展覧会、是非足を運んでみてはいかがだろうか。【開催概要】特別展 ヤワカタな自我~かたくてやわらかいダリの世界~会期:2016年9月11日(日)~11月30日(水) ※会期中無休。会場:諸橋近代美術館住所:福島県北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093-23開館時間:9:30~17:30※入館は閉館30分前まで。11月は17:00閉館。観覧料:一般 950円、高校・大学生 500 円、小・中学生無料※20名以上の団体料金は各50円引き。教育施設対象の割引制度あり。(要事前申込)
2016年07月14日現代アートシーンを牽引する奈良美智が、MOMATのコレクショ ンからセレクトした約60作品を展示する「奈良美智がえらぶ MOMATコレクション 近代風景~人と景色、そのまにまに~」が 、5月24日(火)より東京国立近代美術館本館2Fギャラリー4で開催されている。独特なタッチで描いた子どもの絵で知られる奈良氏。本展では、大学時代の恩師である麻生三郎を始め、麻生氏とともに戦争の時代を生きた松本竣介、村山槐多のたくましい少女像や、榎本千花俊の女性像など、奈良氏が美術史にとらわれることなく好きな作品を選んだら、主に1910~50年代の人と景色を描いているものにしぼられたという作品が展示されている。奈良氏は「僕は武蔵野美術大学を中退するまでの2年近く、教授だった麻生三郎に教わった。先生にお願いして松本竣介など、すでに他界した仲間たちの人となりを語ってもらう時、僕は子犬のような眼をして真剣に先生の話を聞いていた」と語っている。奈良氏の感性が育んだ作品の数々が一堂に会す本展。奈良氏の人気作品《Harmless Kitty》も4F「ハイライト」コーナーに展示されるほか、ふだんあまり展示されない作品やおなじみの名作までが、奈良氏のコメントと共に並ぶ。5月24日(火)から11月13日(日)までの開催期間中、8月8日(月)~15日(月)は全館休館となる。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日「奈良美智がえらぶMOMATコレクション 近代風景~人と景色、そのまにまに~」が2016年5月24日(火)から11月13日(日)までの期間、東京国立近代美術館本館2F ギャラリー4で開催される。本展覧会では、美術家・奈良美智(Yoshitomo Nara)がMOMATのコレクションから約60点をセレクトして展示する。大学時代の恩師である麻生三郎や、麻生とともに戦争の時代を生きた松本竣介。村山槐多のたくましい少女像や、榎本千花俊の女性像など。奈良は美術史にとらわれることなく好きな作品を選んだら、主に1910〜50年代の人と景色を描いているものにしぼられたという。奈良の人気作品《Harmless Kitty》も4F「ハイライト」コーナーに展示。普段はあまり展示されない作品やおなじみの名作も、奈良のコメントと共にずらりと並ぶ。彼の目を通して、作品の新しい魅力を発見する機会となりそうだ。【概要】奈良美智がえらぶMOMATコレクション 近代風景~人と景色、そのまにまに~会期:2016年5月24日(火)〜11月13日(日)開館時間:10:00〜17:00金曜日は20:00まで ※入館はそれぞれ閉館30分前まで。休館日:月曜日(ただし7月18日、9月19日、10月10日の祝日は開館)、7月19日(火)、8月8日(月)〜15日(月)、9月20日(火)、10月11日(火)会場:東京国立近代美術館 本館2F ギャラリー4住所:東京都千代田区北の丸公園3-1観覧料:一般430(220)円、大学生130(70)円※高校生以下および18歳未満、キャンパスメンバーズ、MOMATパスポート持参者、65歳以上、障害者手帳持参者とその付添者(1名)は無料。※()内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。※当日に限り「MOMATコレクション」(4F〜2F)も観覧可能。無料観覧日:毎月第一日曜日(6月5日、7月3日、8月7日、9月4日、10月2日、11月6日)および11月3日(木・祝)※本展および「MOMATコレクション」(4F〜2F)のみ。【問い合わせ先】03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年04月25日Cygamesが東京・渋谷「AmebaFRESH!Studio」にて開催したオンライン対戦型スマホ麻雀ゲーム『近代麻雀オールスターズ 闘牌伝』のイベントで、サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏と、福本伸行氏ら『近代麻雀』の漫画家陣が対局を行った。『近代麻雀オールスターズ 闘牌伝』は、麻雀漫画雑誌『近代麻雀』とCygamesがコラボした本格麻雀アプリ。『近代麻雀』のキャラクター達が登場する「闘牌伝モード」を搭載し、作品の垣根を越えたオリジナルストーリーが楽しめる。ゲームでは「闘牌伝モード」で集めた雀士たちをフリー対局で使用できるほか、オンライン対戦で全国のプレイヤーとの対戦モードも用意する。イベントに登場したのは、サイバーエージェント代表取締役社長であり、2014年度麻雀最強位の藤田晋氏と、福本伸行氏、西原理恵子氏、片山まさゆき氏という豪華・漫画家陣。当日はゲームを中心とした座談会も行われたので、本稿ではその模様をお届けする。対局にあたっては、勝敗に関して2つのインセンティブが設けられた。一つは「藤田氏が勝利すると、イラスト入りサイン色紙を各自に書いてもらい、『闘牌伝』公式ツイッターのキャンペーンツイートをリツイートした人の中から抽選でプレゼントする」というもの。そして二つ目は「漫画家陣のうち誰か一人でも藤田氏に勝利すると、『闘牌伝』アプリのオンライン戦に藤田氏がリアル参戦する」というものだった。対局メンバーは、本ゲーム初体験ということであったが、序盤から好ゲームを展開。最終的に抜群の押し引きセンスを見せた藤田氏がみごと勝利し、2位に片山氏、3位に福本氏、4位に西原氏という結果に。この対局の模様は、YouTubeの「Cygames」チャンネルや、ニコニコ動画にて公開されている。対局後には藤田氏と漫画家陣による座談会が開かれ、対局の司会を務めた声優・竹内幸輔氏と、麻雀ライター・馬場裕一氏も登場。まず、ゲームの特徴であるスタンプに関する話題では、西原氏が「自分の描いた漫画のキャラはもう少し汚い言葉でいい」と冗談交じりに話し、片山氏は「セリフとイラストが面白いが、選択する時間がもったいないので、最初にいくつか選べるようにしてほしい」と改善点を指摘した。「対戦させてみたいキャラクターは?」というテーマでは、『むこうぶち』(著:天獅子悦也)の傀(カイ)と『アカギ』のアカギとの対決の話題で大盛り上がり。福本氏は「カイは自動卓、アカギは自動卓じゃない時代の話なので、もし自動卓になると、アカギがずいぶん上になるのでは?」と分析。また、片山氏は「『哭きの竜』の竜を使って、門前(メンゼン)でやりたい」とコメントし、周囲を爆笑させた。さらに西原氏は、本作のボスキャラとして藤田氏の登場を提案。「若い子ってお金ないからIT社長って嫌いでしょ。上から目線の悪役っぽいキャラを出してほしい」とコメントし、会場を沸かせた。麻雀漫画の中で一番好きなキャラクターとして、藤田氏は『ノーマーク爆弾党』(著:片山まさゆき)の爆岡弾十郎を挙げ、「片岡さんのキャラはとても懐かしく、青春時代を思い出しました」と、雀荘に明け暮れたという若かりしころのエピソードを披露した。また、今後追加してほしいスタンプとしては、絵のインパクトが強烈な福本氏のキャラクターに集中。福本氏がアカギのセリフである「奴は死ぬまで保留する」を候補に挙げると、一方の片山氏からも「豊臣くんの"ツカンポ"や、ミーコの"ムフー"のスタンプが使いやすいかも」と自身の作品『スーパーヅガン』のキャラクターが提案された。『近代麻雀オールスターズ 闘牌伝』では、今後定期的にオンラインイベントを予定。また、12月31日までの期間限定でオールスターズ第2弾対局スタンプガチャも登場する。なお、福本氏、 西原氏、 片山氏のイラスト入りサイン色紙が各1名にプレゼントされるリツイートキャンペーンは12月28日23時59分までの期間で開催されている。(C)Cygames, Inc. 竹書房 copyrights 2015 takeshobo co. Ltd., all rights reserved.(C)天獅子悦也/伊藤誠/大和田秀樹/福本伸行/押川雲太朗/片山まさゆき/須本壮一/能條純一
2015年12月09日紙の専門商社・竹尾は、世界の第一線で活躍した近代のデザイナーによる選りすぐりのレターヘッドを展示する「タイピングスケープス - モダニズム以降のレターヘッド」を開催する。会期は12月1日~2016年1月15日(土日・祝日および12月29日~1月4日は休館)の10:00~19:00(1月5日は18:00まで)。会場は東京都・神保町の竹尾見本帖本店2F。入場無料。同展は、彫刻家・デザイナーの五十嵐威暢氏が1970年代より収集した、貴重なレターヘッドのコレクションから厳選して展示するもの。ヤン・チヒョルト、ヘルベルト・バイヤー、ポール・ランド、ソール・バス、ペンタグラム、プッシュピン・スタジオといった、モダンデザイナーによるレターヘッドを鑑賞できるという。また、同社のステーショナリー用紙も紹介されるということだ。なお、同展で紹介されるレターヘッドの一部は、2016年版竹尾デスクダイアリー『TAKEO DESK DIARY 2016「タイピングスケープス -モダニズム以降のレターヘッド」』に掲載されているとのことだ。同書は同展会期中、見本帖本店にて税別3,500円で特別限定販売されるとのこと。
2015年11月26日プラチナ万年筆は18日、近代蒔絵で装飾した軸に、静電容量式対応タッチペンとボールペン、シャープペンを内蔵した4機能筆記具「近代蒔絵ダブルアクション+タッチペン」を発表した。発売日は21日で、価格はオープン。店頭予想価格は税別4,500円前後。近代蒔絵とは、シルク下地絵柄に金粉を手作業で蒔く技法のこと。同社によると、和柄を施した筆記具は外国人旅行客に人気があり、高価格帯でも売れ行きが良好という。外国人旅行客にとってスマートフォンやタブレットは必需品と判断し、今後のタッチペン需要を見込み、同社タッチペンシリーズに近代蒔絵モデルをラインナップする。ペン先は、黒/赤の0.7mm油性ボールペンに加え、0.5mmシャープペンを内蔵。後部には静電容量対応のタッチペン用パーツを備え、2個入り1,000円(税別)の交換用パーツも別売する。デザインは、チョウ、ウサギ、タンポポ、キクの4種類。本体サイズは、長さが135.5mmで最大径が9.6mm。重量は19.5g。
2015年02月19日川崎市市民ミュージアムは6月7日~8月24日、企画展「市制90周年記念 近代川崎人物伝」を開催する。○産業都市・川崎の礎を築いた偉人たちを紹介平成26年、川崎市は市制90周年を迎える。大正13(1924)年7月1日、当時の川崎町・大師町・御幸村が合併して誕生した川崎市は、近代以降、産業都市として発展した。同市の現在の姿は、川崎の発展を願った多くの先人たちの努力によるものといえる。同展は、市制90周年を記念し開催される企画展。政治・産業・文化・地域振興などの分野で、これまで、あまり取り上げられなかった「川崎の礎を築いた偉人たち」にスポットをあて、紹介する。展示では、石井泰助(1865-1931)など、川崎にゆかりの深い人物を紹介。石井氏は、川崎宿の材木商吹田屋に生まれ、明治30年に川崎町長となった。以来3度町長を務め、その間に工場招致に尽力。大正13年の市制施行に伴い、初代市長となり、産業都市の礎を作った。また、「細王舎製 足踏脱穀機」は、箕輪亥作が開発・発売した画期的な脱穀機。昭和初期には日本全国に販路を広げ、細王舎の名は一躍有名となったという。開催日時は、6月7日~8月24日 9時30分~17時(入館は16時30分まで)。会場は、川崎市市民ミュージアム 企画展示室2(神奈川県川崎市中原区等々力1-2)。休館日は、毎週月曜日(ただし月曜日が祝休日の場合は開館し、その翌日が休館)、7月22日。観覧料は、一般500円、65歳以上・大学・高校生400円、中学生以下は無料。会期中は、関連イベントとして連続講座「近代川崎人物伝」(7月5日・12日・19日・26日。受講料は、4回で1,500円)や、学芸員による展示解説「近代川崎人物伝」(6月14日・22日・28日、7月6日・20日・21日・9日、8月17日・23日。参加料無料)を実施する。
2014年04月25日中国銀行は10日、農業向け金融の取組強化の一環として、農業従事者を対象にした「香川県農業近代化資金」の取扱いを開始した。同制度は、農業従事者の幅広い資金ニーズの支援ならびに利便性を高めるため、(1)香川県の利子補給、(2)国・各市町の利子助成、(3)「香川県農業信用基金協会の信用補完制度」を活用した制度となっている。香川県の利子補給、国・市町の利子助成を活用した制度のため、顧客は低利な資金調達(実質金利年0.0%~年1.1%程度)が可能。使いみちは、農業経営に必要な設備資金。借入れ金額は、法人・農業を営む任意団体などの場合は2億円以内、個人事業主の場合は18,000千円以内。借入れ期間は原則、最長15年以内で、「使いみち」および「融資金額」により異なる。返済方法は年1回返済(12月10日)。同行では、今後とも、農業ビジネスへのサポート体制強化を通じて、農業分野への投資意欲を促し地元経済の活性化に努めていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日